JP2023031885A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像の副走査方向における周期的な濃度ムラ以外の不規則な濃度ムラの補正を可能にしつつ、副走査方向の全ての濃度ムラを補正するための補正量を補正テーブルに格納した場合と比較して、記憶すべきデータ量を削減する。【解決手段】正弦波パラメータ格納部23は、副走査方向における回転体に起因する周期的な濃度変動を補正するための補正量を現した正弦波パラメータを記憶する。補正テーブル格納部22は、副走査方向における回転体に起因しない濃度変動を補正するための補正量を副走査方向の位置毎に格納した補正テーブルを記憶する。濃度補正部21は、画像が形成される際に、回転体の回転位相に応じた第1の補正量を正弦波パラメータに基づいて算出するとともに、副走査方向の位置に応じた第2の補正量を補正テーブル格納部22に格納された補正テーブルから取得し、算出した第1の補正量と取得した第2の補正量とを用いて画像の濃度補正を行う。【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
特許文献1には、出力画像における副走査方向の濃度変動を濃度センサにより検出して、濃度センサの出力信号とドラム周期検出センサの出力信号とに基づいて、副走査方向の濃度変動を示す正弦波の周期パターンを求めて、この周期パターンを用いて濃度補正を行うようにした画像形成装置が開示されている。
特許文献2には、電子写真方式により周期的な運動をするデバイスを用いて画像を形成する際に、このデバイスに起因する濃度変動を補正する補正量が回転位相に対応して算出された補正テーブルを作成して格納しておき、画像を形成する際にはこの補正テーブルに基づく補正量により濃度補正を行って画像を出力するようにした画像処理装置が開示されている。
特開2012-108454号公報 特開2012-255834号公報
本発明の目的は、形成される画像の副走査方向における周期的な濃度ムラ以外の不規則な濃度ムラの補正を可能にしつつ、副走査方向の全ての濃度ムラを補正するための補正量を副走査方向の位置や回転体の回転位相毎に格納した補正テーブルを用いる場合と比較して、記憶しなければならないデータ量を削減することが可能な画像形成装置を提供することである。
本発明の第1態様の画像形成装置は、光源によって照射された光によって像保持体上に静電潜像を形成し、形成された静電潜像を現像することにより記録媒体上に画像を出力する出力部と、
メモリと、
プロセッサを備え、
前記メモリは、
形成される画像の副走査方向における回転体に起因する周期的な濃度変動を補正するための補正量を現した正弦波設定値と、
形成される画像の副走査方向における回転体に起因しない濃度変動を補正するための補正量を副走査方向の位置毎に格納した補正テーブルと、を記憶し、
前記プロセッサは、
前記出力部において画像が形成される際に、前記出力部における回転体の回転位相に応じた第1の補正量を前記正弦波設定値に基づいて算出するとともに、前記副走査方向の位置に応じた第2の補正量を前記補正テーブルから取得し、
算出された前記第1の補正量と、取得した前記第2の補正量とを用いて、記録媒体上に形成される画像の濃度補正を行う。
本発明の第2態様の画像形成装置は、第1態様の画像形成装置において、前記補正テーブルには、形成される画像の副走査方向における回転体に起因する周期的な濃度変動のうち最高濃度近傍の濃度変動を補正するための補正量が回転体の回転位相と対応付けて格納され、
前記プロセッサは、前記副走査方向における回転体に起因する中間調の濃度変動を補正する場合には、前記正弦波設定値に基づいて算出された前記第1の補正量を用いた濃度補正を行い、最高濃度近傍の濃度変動を補正する場合には、前記回転体の回転位相に応じて前記補正テーブルから取得した第2の補正量を用いた濃度補正を行う。
本発明の第3態様の画像形成装置は、第2態様の画像形成装置において、前記プロセッサは、前記第1の補正量を用いた濃度補正を行う場合には、形成しようとする画像の画素値を変更することにより濃度補正を行い、前記第2の補正量を用いて回転体に起因する濃度変動の濃度補正を行う場合には、前記出力部における露光装置の露光量を変更することにより濃度補正を行う。
本発明の第4態様の画像形成装置は、第1態様の画像形成装置において、前記プロセッサは、前記副走査方向における回転体に起因する中間調の濃度変動を補正する場合、及び最高濃度近傍の濃度変動を補正する場合のいずれの場合にも、前記正弦波設定値に基づいて算出された前記第1の補正量を用いた濃度補正を行う。
本発明の第5態様の画像形成装置は、第4態様の画像形成装置において、前記プロセッサは、前記第1の補正量を用いた中間調の濃度補正を行う場合には、形成しようとする画像の画素値を変更することにより濃度補正を行い、前記第1の補正量を用いた最高濃度近傍の濃度補正を行う場合には、前記出力部における露光装置の露光量を変更することにより濃度補正を行う。
本発明の第6態様の画像形成装置は、第1態様から第5態様までのいずれか1つの態様の画像形成装置において、前記回転体が、前記出力部における感光体ロールまたは現像ロールである。
本発明の第7態様の画像形成装置は、光源によって照射された光によって像保持体上に静電潜像を形成し、形成された静電潜像を現像することにより記録媒体上に画像を出力する出力部と、
入力された濃度変動データに基づいて、回転体に起因する周期的な濃度変動及び回転体に起因しない濃度変動を補正するための補正量を格納した補正テーブルを生成する第1補正部と、
入力された濃度変動データに基づいて、回転体に起因する周期的な濃度変動を補正するための補正量を表した正弦波設定値及び回転体に起因しない濃度変動を補正するための補正量を格納した補正テーブルを生成する第2補正部と、
メモリと、
プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
中間調の濃度ムラの低減を優先する第1の濃度補正方法と、最高濃度近傍の濃度ムラの低減を優先する第2の濃度補正方法のいずれを選択するのかをユーザに確認する画面を表示し、
前記第1の濃度補正方法が選択された場合には、中間調の検査画像を検出することにより生成された濃度変動データを前記第1補正部に入力して、生成された補正テーブルを前記メモリに記憶させ、前記出力部において画像が形成される際に、前記出力部における回転体の回転位相に応じた補正量、及び副走査方向の位置に応じた補正量を前記補正テーブルから取得して、記録媒体上に形成される画像の濃度補正を行い、
前記第2の濃度補正方法が選択された場合には、最高濃度近傍の濃度の検査画像を検出することにより生成された濃度変動データを前記第1補正部に入力して、生成された補正テーブルを前記メモリに記憶させ、中間調の検査画像を検出することにより生成された濃度変動データを前記第2補正部に入力して、生成された補正テーブル及び正弦波設定値を前記メモリに記憶させ、前記出力部において画像が形成される際に、形成しようとする画素の画素値が最高濃度近傍である場合には、前記出力部における回転体の回転位相に応じた補正量、及び前記副走査方向の位置に応じた補正量を前記補正テーブルから取得して、記録媒体上に形成される画像の濃度補正を行い、形成しようとする画素の画素値が中間調である場合には、前記出力部における回転体の回転位相に応じた補正量を前記正弦波設定値に基づいて算出するとともに、前記副走査方向の位置に応じた補正量を前記補正テーブルから取得して、記録媒体上に形成される画像の濃度補正を行う。
本発明の第1態様の画像形成装置によれば、形成される画像の副走査方向における周期的な濃度ムラ以外の不規則な濃度ムラの補正を可能にしつつ、副走査方向の全ての濃度ムラを補正するための補正量を副走査方向の位置や回転体の回転位相毎に格納した補正テーブルを用いる場合と比較して、記憶しなければならないデータ量を削減することができる。
本発明の第2態様の画像形成装置によれば、回転体に起因する最高濃度近傍の周期的な濃度変動に対しては、正弦波設定値を用いて濃度補正を行った場合と比較して、高い精度の濃度補正を行うことができる。
本発明の第3態様の画像形成装置によれば、最高濃度近傍の濃度変動の濃度補正を行う際であっても、濃度を増加させることができる。
本発明の第4態様の画像形成装置によれば、副走査方向における回転体に起因する濃度変動を補正する際に、補正テーブルを用いた濃度補正を行う場合と比較して、記憶しなければならないデータ量をより削減することができる。
本発明の第5態様の画像形成装置によれば、最高濃度近傍の濃度変動の濃度補正を行う際であっても、濃度を増加させることができる。
本発明の第6態様の画像形成装置によれば、形成される画像の副走査方向における周期的な濃度ムラ以外の不規則な濃度ムラの補正を可能にしつつ、副走査方向の全ての濃度ムラを補正するための補正量を副走査方向の位置や回転体の回転位相毎に格納した補正テーブルを用いる場合と比較して、記憶しなければならないデータ量を削減することができる。
本発明の第7態様の画像形成装置によれば、中間調の濃度ムラの低減を優先するのか最高濃度近傍の濃度ムラの低減を優先するのかをユーザが選択することが可能となる。
本発明の一実施形態の画像形成装置10の構成を示す図である。 感光体ロール152と現像ロール157との位置関係を示す図である。 形成される画像や画像形成装置10の配置における方向の名称を説明するための図である。 本発明の一実施形態の画像形成装置10の動作を制御する制御装置20のハードウェア構成を示すブロック図である。 図4に示した制御部20の機能構成を示すブロック図である。 濃度補正部21により濃度補正のための正弦波パラメータおよび補正テーブルを作成する際の動作を説明するためのフローチャートである。 濃度センサ170により検出された濃度変動プロファイルに正弦波を当てはめた際の結果の波形例を示す図である。 濃度センサ170からの濃度変動プロファイルをページ先頭信号からの位置に基づいて平均化して得られた濃度変動プロファイルの一例を示す図である。 副走査方向の位置毎の濃度変動量を示す濃度変動プロファイル(図9(A))、および、図9(A)の正負を反転することにより濃度変動を打ち消すようにした濃度補正量プロファイルである(図9(B))。 濃度ムラ補正の際の、濃度ムラの方向、補正対象濃度、補正量の格納方法、補正方法の組み合わせ例を示す図である。 濃度補正のための補正量を用いて実際に画像を形成する際の処理を説明するためのフローチャートである。 ベタ濃度の副走査方向の周期的な濃度ムラの濃度補正を、補正テーブルを用いて行う場合の濃度補正部21の動作を説明するためのフローチャートである。 濃度センサ170により取得された濃度変動プロファイルの一例を示す図である。 図13に示した濃度変動プロファイルを感光体ロール152の周期Tにより分割して平均化処理する様子を示す図である。 感光体ロール152の回転位相に対応した濃度変動量を示す濃度変動プロファイル(図15(A))、および、図15(A)の正負を反転することにより濃度変動を打ち消すようにした濃度補正量プロファイルである(図15(B))。 ベタ濃度の副走査方向の周期的な濃度ムラの濃度補正を補正テーブルを用いて行うような濃度ムラ補正の際の、濃度ムラの方向、補正対象濃度、補正量の格納方法、補正方法の組み合わせ例を示す図である。 濃度補正部21の構成の一例を示すブロック図である。 中間調の濃度ムラの低減を優先する第1の濃度補正方法と、最高濃度近傍の濃度ムラの低減を優先する第2の濃度補正方法のいずれを選択するのかをユーザに確認する操作画面の一例を示す図である。 中間調の濃度ムラの低減を優先する第1の濃度補正方法が選択された場合の濃度補正部21の動作を説明するための図である。 ベタ濃度近傍の濃度ムラの低減を優先する第2の濃度補正方法が選択された場合の濃度補正部21の動作を説明するための図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態の画像形成装置10の構成を示す図である。
図1に示すように、画像形成装置10は、画像形成ユニット14K、14C、14M、14Y、中間転写ベルト16、用紙トレイ17、用紙搬送路18、定着器19及び制御部20を有する。この画像形成装置10は、パーソナルコンピュータ(不図示)などから受信した画像データを印刷するプリンタ機能を備えている。
まず、画像形成装置10の概略を説明すると、画像形成装置10の上部には、制御部20が配設されている。制御部20は、LANなどのネットワーク回線を介してパーソナルコンピュータ(不図示)等から入力された画像データに対して、階調補正及び解像度補正などの画像処理を施し、画像形成ユニット14に対して出力する。
そして、制御部20の下方には、カラー画像を構成する色に対応して、4つの画像形成ユニット14K、14C、14M、14Yが配設されている。本実施形態では、黒(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色に対応して4つの画像形成ユニット14K、14C、14M、14Yが、中間転写ベルト16に沿って一定の間隔を空けて水平に配列されている。中間転写ベルト16は、中間転写体として図中矢印Aの方向に回動し、これら4つの画像形成ユニット14K、14Y、14M、14Cは、制御部20から入力された画像データに基づいて各色のトナー像を順次形成し、これら複数のトナー像が互いに重ね合わせられるタイミングで中間転写ベルト16に転写(1次転写)する。なお、各画像形成ユニット14K、14C、14M、14Yの色の順序は、黒(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の順に限定されるものではなく、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の順序など、その順序は任意である。
用紙搬送路18は、中間転写ベルト16の下方に配設されている。用紙トレイ17から供給された記録用紙32は、この用紙搬送路18上を搬送され、上記中間転写ベルト16上に多重に転写された各色のトナー像が一括して転写(2次転写)され、転写されたトナー像が定着器19によって定着され、矢印Bに沿って外部に排出される。
次に、画像形成装置10の各構成についてより詳細に説明する。
制御部20は、入力された画像データに対して、シェーディング補正、明度/色空間変換、ガンマ補正等の所定の画像処理を施す。なお、入力された画像データが、例えば、赤(R)、緑(G)、青(B)(各8ビット)のデータの場合には、制御部20による画像処理によって、黒(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)(各8bit)の4色の原稿色材階調データに変換される。
画像形成ユニット14K、14C、14M、14Y(像形成手段)は、水平方向に一定の間隔をおいて並列的に配置され、形成する画像の色が異なる他は、ほぼ同様に構成されている。そこで、以下、画像形成ユニット14Kについて説明する。なお、各画像形成ユニット14の構成は、K、C、M又はYを付すことにより区別する。
画像形成ユニット14Kは、制御部20から入力された画像データに応じて光を照射する露光部140Kと、この露光部140Kにより走査されたレーザ光により静電潜像が形成される像形成装置150Kとを有する。
露光部140Kは、黒色(K)の画像データに応じたレーザ光を像形成装置150Kの感光体ロール152K上に照射することによって、感光体ロール152Kを露光することにより感光体ロール152K上に静電潜像を形成する。なお、露光部140Kは、発光素子である複数のLEDがそれぞれ配列された棒状の複数のLPH(LED Print Head)により構成されている。この露光部140Kの構成の詳細については後述する。
像形成装置150Kは、矢印Aの方向に沿って所定の回転速度で回転運動する感光体ロール152Kと、この感光体ロール152Kの表面を一様に帯電する帯電手段としての帯電装置154Kと、感光体ロール152K上に形成された静電潜像を現像する現像装置156Kと、クリーニング装置158Kとから構成されている。感光体ロール152Kは、トナー等の現像剤により現像された画像を保持する円筒形状の像保持体であり、帯電装置154Kにより一様に帯電され、露光部140Kにより照射されたレーザ光により静電潜像が形成される。感光体ロール152Kに形成された静電潜像は、現像装置156Kにより黒色(K)のトナー等の現像剤で現像され、中間転写ベルト16に転写される。なお、トナー像(現像剤像)の転写工程の後に感光体ロール152Kに付着している残留トナー及び紙粉等は、クリーニング装置158Kによって除去される。
他の画像形成ユニット14C、14M及び14Yも、同様にしてそれぞれ感光体ロール152C、152M、152Yおよび現像装置156C、156M、156Yを有しており、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色のトナー像を形成し、形成された各色のトナー像を中間転写ベルト16に転写する。
中間転写ベルト16は、ドライブロール164と、アイドルロール165、166、167と、バックアップロール168と、アイドルロール169との間に一定のテンションで掛け回されており、駆動モータ(不図示)によってドライブロール164が回転駆動されることにより、矢印Aの方向に所定の速度で循環駆動される。この中間転写ベルト16は、例えば、可撓性を有するポリイミド等の合成樹脂フィルムを帯状に形成し、この帯状に形成された合成樹脂フィルムの両端を溶着等によって接続することにより無端ベルト状に形成されたものである。
また、中間転写ベルト16には、各画像形成ユニット14K、14C、14M、14Yに対向する位置にそれぞれ1次転写ロール162K、162C、162M、162Yが配設され、感光体ロール152K、152C、152M、152Y上に形成された各色のトナー像は、これらの1次転写ロール162により中間転写ベルト16上に多重に転写される。なお、中間転写ベルト16に付着した残留トナーは、2次転写位置の下流に設けられたベルト用クリーニング装置189のクリーニングブレード又はブラシにより除去される。
また、中間転写ベルト16に近接して濃度センサ170が設けられている。この濃度センサ170は、中間転写ベルト16上に転写されたトナー像の濃度を検出する濃度検出部である。なお、本実施形態では、複数の濃度センサ170が配置されているが、濃度センサ170がどのような位置に配置されるかについては後述する。
用紙搬送路18には、用紙トレイ17から記録用紙32を取り出す給紙ロール181と、用紙搬送用の第1のロール対182、第2のロール対183及び第3のロール対184と、記録用紙32を既定のタイミングで2次転写位置に搬送するレジストレーションロール185とが配設される。
また、用紙搬送路18上の2次転写位置には、バックアップロール168に圧接する2次転写ロール186が配設されており、中間転写ベルト16上に多重に転写された各色のトナー像は、この2次転写ロール186による圧接力及び静電気力で記録用紙32上に2次転写される。各色のトナー像が転写された記録用紙32は、搬送ベルト187、搬送ベルト188によって定着器19へと搬送される。
定着器19は、上記各色のトナー像が転写された記録用紙32に対して加熱処理及び加圧処理を施すことにより、トナーを記録用紙32に溶融固着させる。
なお、現像装置156Kは、回転運動をすることにより感光体ロール152Kに現像剤を搬送して、感光体ロール152K上に現像剤像を形成する円筒形状の現像ロール(現像剤搬送部)157Kを有している。なお、他色の画像を形成する画像形成ユニット14C、14M、14Yにおいても、同様に現像装置156C、156M、156Y内にそれぞれ現像ロールが備えられている。
本実施形態の画像形成装置10では、上述したような構成の電子写真方式によって、印刷用紙等の記録媒体上に画像を形成している。上記で説明した、画像形成ユニット14、中間転写ベルト16、定着器19等によって出力部が構成され、この出力部は、光源によって照射された光によって像保持体である感光体ロール152上に静電潜像を形成し、形成された静電潜像を現像することにより記録媒体上に画像を出力する。
しかし、本実施形態の画像形成装置10では、感光体ロール152、現像ロール157のような回転体を用いて画像の形成が行われるため、用紙搬送方向である副走査方向において周期的な濃度ムラ(濃度変動)が発生する場合がある。
例えば、感光体ロール152と現像ロール157との位置関係を図2に示す。
図2を参照すると分かるように、感光体ロール152と現像ロール157とは一定の間隙(ギャップ)を挟んで対向して設けられている。そして、現像ロール157は、内部に設けられた磁石の磁力により現像剤を表面に保持し、回転運動を行って感光体ロール152との間に形成された間隙部に保持した現像剤を搬送することにより、感光体ロール152の表面上に形成された静電潜像を可視現像化する。
しかし、感光体ロール152や現像ロール157の回転軸が理想的な回転軸からずれて偏心している場合、感光体ロール152と現像ロール157との間の間隙が周期的に変化してしまうことになる。また、感光体ロール152と現像ロール157とが完全に平行に配置されていない場合にも同様の問題が発生する。また、感光体ロール152や現像ロール157の形状自体が歪んでいたり、たわんでいたりする場合にも同様の問題が発生する。
このような原因に起因して形成される画像には副走査方向に周期的な濃度ムラが発生してしまう場合がある。
ここで、形成される画像や画像形成装置10の配置における方向の名称について図3を参照して説明する。図3に示されるように、露光部140によってレーザ光がスキャンされる方向つまり、感光体ロール152の長手方向を主走査方向と呼ぶものとする。そして、この主走査方向と直交する方向、つまり印刷用紙等が搬送される用紙搬送方向を副走査方向と呼ぶものとする。
次に、本実施形態の画像形成装置10の動作を制御する制御装置20のハードウェア構成を図4に示す。
制御装置20は、図4に示されるように、CPU41、メモリ42、ハードディスクドライブ等の記憶装置43、ネットワークを介して外部の装置等との間でデータの送信及び受信を行う通信インタフェース(IFと略す。)44、タッチパネル又は液晶ディスプレイ並びにキーボードを含むユーザインタフェース(UIと略す。)装置45を有する。これらの構成要素は、制御バス46を介して互いに接続されている。
CPU41は、メモリ42または記憶装置43に格納された制御プログラムに基づいて所定の処理を実行して、制御装置20の動作を制御するプロセッサである。なお、本実施形態では、CPU41は、メモリ42または記憶装置43内に格納された制御プログラムを読み出して実行するものとして説明するが、当該プログラムをCD-ROM等の記憶媒体に格納してCPU41に提供することも可能である。
図5は、上記の制御プログラムが実行されることにより実現される制御部20の機能構成を示すブロック図である。
制御部20は、図5に示されるように、濃度補正部21と、補正テーブル格納部22と、正弦波パラメータ格納部23とを備えている。
濃度補正部21は、濃度センサ170により検出された濃度値等の濃度情報に基づいて出力画像における濃度ムラを検出し、検出した濃度ムラが抑制されるように露光部140における露光量を調整したり、画像を形成する際の画素値を変更したりする。なお、濃度補正部21は、このような濃度補正を行う際の画像中における位置を、感光体ロール152のZ相信号等の回転位相情報、現像ロール157のZ相信号等の回転位相情報、ページ先頭信号、走査先頭信号に基づいて判定している。
ここで、補正量を副走査方向の位置毎に格納した補正テーブルを用いて濃度ムラの補正を行うことにより、より細かい濃度変動まで精度良く補正することが可能となる。しかし、このような補正テーブルを用いて副走査方向の全ての濃度ムラの補正を行うとした場合、感光体ロール152の回転位相に対応した補正テーブル、現像ロール157の回転位相に対応した補正テーブル、ページ位置に対応した補正テーブル等を記憶しておく必要がある。そのため、記憶すべきデータ量が大きくなってしまうとう弊害があった。
これに対して、周期的な濃度変動を補正するための補正量を正弦波パラメータにより現して記憶するようにすることにより、記憶すべきデータ量を削減することが可能となる。ただし、正弦波パラメータにより現された補正量を用いて濃度ムラの補正を行う場合、補正テーブルを用いて濃度ムラの補正を行う場合と比較して、濃度ムラの補正精度が悪化してしまう場合がある。また、用紙と部材との衝突等に起因するより不規則な濃度ムラについては正弦波パラメータを用いて補正することは難しい。
そこで、本実施形態では、副走査方向の回転体に起因する周期的な濃度変動については、正弦波パラメータ(正弦波設定値)を用いた濃度補正を行い、副走査方向における回転体に起因しない濃度変動については、補正テーブルを用いた濃度補正を行うようにしている。
正弦波パラメータ格納部23は、形成される画像の副走査方向における回転体に起因する周期的な濃度変動を補正するための補正量を現した正弦波パラメータ(正弦波設定値)を記憶する。
補正テーブル格納部22は、形成される画像の副走査方向における回転体に起因しない濃度変動を補正するための補正量を副走査方向の位置毎に格納した補正テーブルを記憶する。
濃度補正部21は、濃度センサ170からの濃度値に基づいて検出した濃度ムラのうち、周期的な変動を表す正弦波パラメータを抽出し、抽出した正弦波パラメータを打ち消すような特性の正弦波パラメータを、濃度ムラを補正するための補正量として正弦波パラメータ格納部23に格納する。
また、濃度補正部21は、濃度センサ170からの濃度値に基づいて検出した濃度ムラのうち、周期的な濃度変動以外の濃度変動を補正するための補正量を副走査方向の位置毎に格納した補正テーブルを生成して、補正テーブル格納部22に格納する。
そして、濃度補正部21は、画像出力部において画像が形成される際に、感光体ロール152や現像ロール157等の回転体の回転位相に応じた第1の補正量を正弦波パラメータに基づいて算出するとともに、副走査方向の位置に応じた第2の補正量を補正テーブル格納部22に格納された補正テーブルから取得する。
濃度補正部21は、記録媒体上に画像が形成される際に、算出された第1の補正量と、取得した第2の補正量とを用いて、記録媒体上に形成される画像の濃度補正を行う。
なお、濃度ムラを補正する際の濃度補正では、最高濃度近傍の濃度変動を補正する場合と、中間調の濃度変動を補正する場合とで、それぞれ異なる濃度補正が行われる。
そのため、最も記憶すべきデータ量を少なくする場合には、副走査方向における回転体に起因する周期的な濃度ムラについて、最高濃度近傍の濃度変動と中間調の濃度変動の両方を、正弦波パラメータを用いた補正量により濃度補正を行うようにすればよい。
具体的には、濃度補正部21は、副走査方向における回転体に起因する中間調の濃度変動を補正する場合、及び最高濃度近傍の濃度変動を補正する場合のいずれの場合にも、正弦波パラメータに基づいて算出された第1の補正量を用いた濃度補正を行う。
そして、濃度補正部21は、第1の補正量を用いた中間調の濃度補正を行う場合には、形成しようとする画像の画素値を変更することにより濃度補正を行い、第1の補正量を用いた最高濃度近傍の濃度補正を行う場合には、露光部140の露光量を変更することにより濃度補正を行う。
また、最高濃度近傍の濃度変動についてはより高い精度で濃度補正したい場合には、補正テーブル格納部22に記憶される補正テーブルに、形成される画像の副走査方向における回転体に起因する周期的な濃度変動のうち最高濃度近傍の濃度変動を補正するための補正量を回転体の回転位相と対応付けて格納するようにしても良い。
この場合、濃度補正部21は、副走査方向における回転体に起因する中間調の濃度変動を補正する場合には、正弦波パラメータに基づいて算出された第1の補正量を用いた濃度補正を行い、最高濃度近傍の濃度変動を補正する場合には、回転体の回転位相に応じて補正テーブルから取得した第2の補正量を用いた濃度補正を行うことになる。
そして、濃度補正部21は、第1の補正量を用いた濃度補正を行う場合には、形成しようとする画像の画素値を変更することにより濃度補正を行い、第2の補正量を用いて回転体に起因する濃度変動の濃度補正を行う場合には、画像出力部における露光装置の露光量を変更することにより濃度補正を行う。
なお、形成される画像の副走査方向に濃度ムラを発生させる回転体は、具体的には、感光体ロール152または現像ロール157である。
次に、本実施形態の画素10における濃度補正部21の濃度補正の際の動作について図面を参照して詳細に説明する。
まず、濃度補正部21により濃度補正のための正弦波パラメータおよび補正テーブルを作成する際の動作を図6のフローチャートに示す。
まず、ステップS101において、画像出力部により中間転写ベルト16上に最高濃度近傍(Cin≒100%)の濃度(以下、ベタ濃度と称する。)のパッチ画像を形成し、このパッチ画像の濃度を濃度センサ170により検出することにより、濃度補正部21は、用紙搬送方向である副走査方向に連続する濃度変動プロファイルを取得する。
ここで、濃度センサ170は、中間転写ベルト16だけでなく感光体ロール152上の未定着像の濃度を検出するようにしてもよい。そして、濃度センサ170は、中間転写ベルト16や感光体ロール152上の未定着像に光を照射して、その反射強度を検出する。なお、用紙上に定着された画像の反射強度をインラインセンサやスキャナにより検出するようにしても良い。
なお、Cinとは、ある色の使用可能な最大トナー量を100%とした場合に、トナー量により階調を表現する階調面積率である。つまり、Cin=100%とは最高濃度を意味する。また、最高濃度近傍とは、Cin=80~100%の範囲を意味する。
次に、ステップS102において、濃度補正部21は、取得した濃度変動プロファイルに基づいて、濃度補正用の正弦波パラメータを作成する。
具体的には、濃度補正部21は、取得した濃度変動プロファイルに対して、感光体ロール152や現像ロール157等の回転体の周長、部材間の周速比に応じて決められた周期およびその高次成分の正弦波と余弦波との内積演算を実行する。この内積結果から濃度変動プロファイルに正弦波を当てはめた際の位相と振幅が得られる。このようにして得られた濃度変動プロファイルに正弦波を当てはめた際の結果の波形例を図7に示す。
そして、濃度補正部21は、濃度変動プロファイルの先頭と回転体のZ相信号との間の距離と周期より位相差を求め、得られた位相を、回転部材のZ相に対する位相に変換する。なお、内積演算を行う代わりにより厳密に最小二乗法を用いて内積結果とすることも可能である。
そして、濃度補正部21は、求めた位相と振幅に対して位相をπだけずらし、濃度補正を行う際の入出力応答に合わせて振幅を補正して、濃度補正用の正弦波パラメータを生成する。生成された正弦波パラメータは、正弦波パラメータ格納部23に格納される。
次に、ステップS103において、画像出力部により中間転写ベルト16上に中間調、例えばCin≒25%、50%、75%の濃度のパッチ画像を形成し、このパッチ画像の濃度を濃度センサ170により検出することにより、濃度補正部21は、用紙搬送方向である副走査方向に連続する濃度変動プロファイルを取得する。
この中間調の濃度変動プロファイルを取得する際には、ステップS102において取得した正弦波パラメータを用いて濃度補正を行いつつパッチ画像を形成するようにしても良い。
そして、ステップS104において、濃度補正部21は、ステップS103において取得した中間調の濃度変動プロファイルに基づいて、中間調の濃度補正用の正弦波パラメータを作成する。正弦波パラメータの具体的な生成方法は、ステップS102において説明した生成方法と同じである。
次に、ステップS105において、画像出力部により中間転写ベルト16上に最高濃度近傍のベタ濃度のパッチ画像を形成し、このパッチ画像の濃度を濃度センサ170により検出することにより、濃度補正部21は、用紙搬送方向である副走査方向に連続する濃度変動プロファイルを取得する。
なお、このステップS105においては、回転体に起因する周期的な濃度ムラとは別の原因により生じる濃度ムラを補正するための濃度変動プロファイルを取得する。例えば、用紙が部材に突入する際に生じる振動等により発生するインパルスバインディング等を補正対象とする。
このステップS105においてもベタ濃度のパッチ画像を形成して濃度変動プロファイルを取得する。ただし、ここでの濃度変動プロファイルは、例えばページ先頭信号を起点として次の用紙のページ先頭信号までの周期を有する信号の一部として考えることができる。
濃度補正部21は、濃度変動プロファイルのページ先頭信号からの位置を求めるとともに、パッチ画像を繰り返し形成して複数の濃度変動プロファイルを取得するようにしても良い。
なお、ステップS105において濃度変動プロファイルを取得する際には、ステップS102、S104において生成した正弦波パラメータを用いて周期的な濃度ムラの濃度補正を行った状態でパッチ画像を形成するようにする。
そして、濃度補正部21は、取得した濃度変動プロファイルを、ページ先頭信号からの位置に基づいて平均化する。このようにして得られた濃度変動プロファイルの一例を図8に示す。
そして、濃度補正部21は、ステップS106において、このようにして得られた濃度変動プロファイルの正負を反転することにより濃度補正量を求め、この濃度補正量に基づいて補正テーブルを生成する。
濃度変動プロファイルの正負を反転することにより濃度補正量を求める際の一例を図9に示す。図9(A)は、副走査方向の位置毎の濃度変動量を示す濃度変動プロファイルであり、図9(B)は、図9(A)の正負を反転することにより濃度変動を打ち消すようにした濃度補正量プロファイルである。
なお、濃度補正部21は、この濃度補正を行う際には、露光部140の露光量を調整して濃度補正を行うため、実際の補正テーブルには、露光量を変更する際の感度を乗算した値を補正テーブルに格納する。
次に、ステップS107において、画像出力部により中間転写ベルト16上に中間調の濃度のパッチ画像を形成し、このパッチ画像の濃度を濃度センサ170により検出することにより、濃度補正部21は、用紙搬送方向である副走査方向に連続する中間調の濃度変動プロファイルを取得する。なお、形成するパッチ画像の濃度が異なる以外は、濃度変動プロファイルの取得方法はステップS105において説明した方法と同様である。
なお、ステップS107において濃度変動プロファイルを取得する際には、ステップS102、S104において生成した正弦波パラメータ、およびステップS106において生成した補正テーブルを用いて濃度ムラの濃度補正を行った状態でパッチ画像を形成するようにする。
次に、ステップS108において、濃度補正部21は、取得した中間調の濃度変動プロファイルの正負を反転することにより濃度補正量を求め、この濃度補正量に基づいて補正テーブルを生成する。ここで補正テーブルを生成する具体的な方法については、上記のステップS106において説明した方法と同様である。ただし、補正テーブルに格納する濃度補正量は、露光量を調整するための補正量ではなく、形成する画像の画素値を変更するための補正量に変換したものとする。
次に、ステップS109において、副走査方向と直交する主走査方向についてベタ濃度の濃度変動プロファイルを取得する。ここで、濃度補正の対象となるのは、感光体ロール152の偏摩耗や切削痕や露光部140の光量ムラ等に起因するページ毎に繰り返される主走査方向の濃度ムラである。
なお、ステップS109において濃度変動プロファイルを取得する際には、ステップS102、S104において生成した正弦波パラメータ、およびステップS106、S108において生成した補正テーブルを用いて濃度ムラの濃度補正を行った状態でパッチ画像を形成するようにする。
そして、ステップS110において、濃度補正部21は、取得したベタ濃度の濃度変動プロファイルの正負を反転することにより濃度補正量を求め、この濃度補正量に基づいて補正テーブルを生成する。ここで補正テーブルを生成する具体的な方法については、上記のステップS106において説明した方法と同様である。また、補正テーブルに格納する濃度補正量は、ステップS106と同様に露光量を調整するための補正量が格納される。
最後に、ステップS111において、副走査方向と直交する主走査方向について中間調の濃度変動プロファイルを取得する。
そして、ステップS112において、濃度補正部21は、取得した中間調の濃度変動プロファイルの正負を反転することにより濃度補正量を求め、この濃度補正量に基づいて補正テーブルを生成する。ここで補正テーブルを生成する具体的な方法については、上記のステップS106において説明した方法と同様である。また、補正テーブルに格納する濃度補正量としては、形成する画像の画素値を変更するための補正量が格納される。
なお、上記で説明した補正テーブルの生成や正弦波パラメータの生成は、主走査方向の複数個所において行うようにしても良い。
上記で説明した濃度ムラ補正の際の、濃度ムラの方向、補正対象濃度、補正量の格納方法、補正方法の組み合わせを図10に示す。
図10に示した組み合わせ例では、感光体ロール152、現像ロール157のような回転体に起因する副走査方向の周期的な濃度ムラを補正する補正量については、正弦波パラメータとして格納し、回転体以外の原因に起因する副走査方向の濃度ムラを補正する補正量については補正テーブルとして格納しているのが分かる。
なお、濃度ムラの補正方法については、露光量を変更する方法と、画素値を変更する方法の2つの方法が示されているが、画素値を変更する方法については、ベタ濃度の濃度補正を行う際には用いることができない。これは、濃度ムラを補正するためにある画の画素値を大きくしようとしても、階調面積率Cinを100%以上にすることはできないため、濃度を濃くするような補正ができないからである。つまり、ベタ濃度の濃度補正を行う際には、露光量を変更して濃度補正を行うことになる。
最後に、上記のようにして求めた濃度補正のための補正量を用いて実際に画像を形成する際の処理について図11のフローチャートを参照して説明する。
まず、ステップS201において、画像形成する画像データが入力されると、濃度補正部21は、処理画素を決定する。
そして、ステップS202において、濃度補正部21は、副走査方向における位置、主走査方向における位置、回転体のZ相信号に基づいて、補正テーブル格納部22に格納された補正テーブルから画素値を補正するための補正量を取得して、処理画素の画素値に加算する。
次に、ステップS203において、濃度補正部21は、回転体のZ相信号に応じた補正量を、正弦波パラメータ格納部23に格納された正弦波パラメータに基づいて算出する。そして、濃度補正部21は、補正テーブルから取得された補正量により補正された画素値に、正弦波パラメータに基づいて算出された補正量を加算する。
次に、ステップS204において、濃度補正部21は、処理画素の副走査方向の位置、主走査方向の位置、回転体のZ相信号に基づいて、補正テーブル格納部22に格納された補正テーブルから露光量を補正するための補正量を取得する。
さらに、ステップS205において、濃度補正部21は、回転体のZ相信号に応じた露光量補正のための補正量を、正弦波パラメータ格納部23に格納された正弦波パラメータに基づいて算出する。
そして、ステップS206において、濃度補正部21は、補正テーブルから取得した露光量を補正するための補正量と、正弦波パラメータに基づいて算出された露光量補正のための補正量とを加算する。
そして、ステップS207において、濃度補正部21は、加算して得られた補正量により、処理画素を露光部140により露光する際の露光量を補正する。
上記で説明した副走査方向の濃度ムラの濃度補正方法では、ベタ濃度の濃度ムラと中間調の濃度ムラの両方を、正弦波パラメータに基づいて算出された補正量により補正するものであった。以下においては、ベタ濃度の濃度ムラについては、補正テーブルに基づく補正量により補正する場合について説明する。
ベタ濃度の副走査方向の周期的な濃度ムラの濃度補正を、補正テーブルを用いて行う場合の濃度補正部21の動作について図12のフローチャートを参照して説明する。
なお、図12のフローチャートは、図6に示したフローチャートに対してステップS102がステップS102aに置き換えられた以外は同じであるため、ここではステップS102aについてのみ説明する。
図12のフローチャートにおいても、まず、ステップS101において、画像出力部により中間転写ベルト16上にベタ濃度のパッチ画像を形成し、濃度補正部21は、副走査方向に連続する濃度変動プロファイルを取得する。この際に、濃度変動プロファイル中には、回転体の周期が複数回含まれるように濃度変動プロファイルを取得する。
そして、濃度補正部21は、取得した濃度変動プロファイルに基づいて、副走査方向の濃度ムラを補正するための補正量が格納された補正テーブルを生成する。
具体的には、濃度補正部21は、回転体のZ相信号を参照して、回転体の周期毎に濃度変動プロファイルを分割して、分割した濃度変動プロファイルをZ相からの位置に基づいて平均化する。
例えば、感光体ロール152に起因する濃度ムラを補正するための補正量を格納する補正テーブルを生成する場合の一例を、図13~図15に示す。
先ず、濃度センサ170により取得された濃度変動プロファイルの一例を図13に示す。図13に示す濃度変動プロファイルには、感光体ロール152の周期Tが複数回含まれるようになっている。
そして、濃度補正部21が、この図13に示した濃度変動プロファイルを感光体ロール152の周期Tにより分割して平均化処理する様子を図14に示す。図14を参照すると、周期Tにより分割された複数の濃度変動プロファイルが平均化されて1つの濃度変動プロファイルが算出されているのが分かる。
その後、濃度補正部21は、平均化処理後の濃度変動プロファイルの正負を反転して、感光体ロール152に起因する濃度変動を打ち消すような濃度補正プロファイルを生成する。
濃度変動プロファイルの正負を反転することにより濃度補正量を求める際の一例を図15に示す。図15(A)は、感光体ロール152の回転位相に対応した濃度変動量を示す濃度変動プロファイルであり、図15(B)は、図15(A)の正負を反転することにより濃度変動を打ち消すようにした濃度補正量プロファイルである。
なお、濃度補正部21は、この濃度補正を行う際には、露光部140の露光量を調整して濃度補正を行うため、実際の補正テーブルには、露光量を変更する際の感度を乗算した値を補正テーブルに格納する。
上記で説明した濃度ムラ補正の際の、濃度ムラの方向、補正対象濃度、補正量の格納方法、補正方法の組み合わせを図16に示す。
図16に示した組み合わせ例では、感光体ロール152、現像ロール157のような回転体に起因する副走査方向の周期的な濃度ムラのうち、ベタ濃度の濃度ムラを補正するための補正量については、補正テーブルとして格納し、中間調の濃度ムラを補正するための補正量については正弦波パラメータとして格納する。
なお、ベタ濃度の濃度ムラを補正する補正量を補正テーブルにより格納することにより、正弦波パラメータとして格納するよりもデータ量は大きくなるが、より細かい濃度ムラまで精度良く補正することができる。
このように、副走査方向の回転体に起因する周期的な濃度ムラを補正する補正量のうち一部の補正量のみを正弦波パラメータとして格納し、その他の補正量を補正テーブルにより格納するようにしても良い。
次に、ユーザや保守担当者であるCE(Customer Engineer)が濃度ムラの補正方法を切り替え可能に構成した場合の例について説明する。
例えば、濃度補正部21が、図17に示すように第1補正部51、第2補正部52を備えているものとして説明する。
ここで、第1補正部51は、濃度センサ170により検査画像であるパッチ画像の濃度を検出することにより得られた濃度変動データである濃度変動プロファイルが入力されると、入力された濃度変動プロファイルに基づいて、回転体に起因する周期的な濃度ムラ及び回転体に起因しない濃度ムラを補正するための補正量を格納した補正テーブルを生成する。
また、第2補正部52は、入力された濃度変動プロファイルに基づいて、回転体に起因する周期的な濃度ムラを補正するための補正量を表した正弦波パラメータ及び回転体に起因しない濃度変動を補正するための補正量を格納した補正テーブルを生成する。
そして、制御部20におけるCPU41は、例えば、図18に示すような操作画面をUI装置45上に表示することにより、中間調の濃度ムラの低減を優先する第1の濃度補正方法と、最高濃度近傍の濃度ムラの低減を優先する第2の濃度補正方法のいずれを選択するのかをユーザに確認する画面を表示する。
濃度補正部21は、表示された操作画面上において第1の濃度補正方法が選択された場合には、中間調のパッチ画像を検出することにより生成された濃度変動プロファイルを第1補正部51に入力して、生成された補正テーブルを補正テーブル格納部22に記憶させる。そして、濃度補正部21は、画像出力部において画像が形成される際に、全階調の画素に対して、画像出力部における回転体の回転位相に応じた補正量、及び副走査方向の位置に応じた補正量を補正テーブルから取得して、記録媒体上に形成される画像の濃度補正を行う。
このように中間調の濃度ムラの低減を優先する第1の濃度補正方法が選択された場合の濃度補正部21の動作を図19に示す。図19を参照すると分かるように、濃度補正部21では、第1補正部51のみが濃度ムラ補正の処理を実行しているのが分かる。
また、表示された操作画面上において第2の濃度補正方法が選択された場合には、濃度表示部21は、ベタ濃度近傍の濃度のパッチ画像を検出することにより生成された濃度変動プロファイルを第1補正部51に入力して、生成された補正テーブルを補正テーブル格納部22に記憶させ、中間調のパッチ画像を検出することにより生成された濃度変動プロファイルを第2補正部52に入力して、生成された補正テーブル及び正弦波設定値をそれぞれ補正テーブル格納部22及び正弦波パラメータ格納部23に記憶させる。そして、濃度補正部21は、画像出力部において画像が形成される際に、形成しようとする画素の画素値がベタ濃度近傍である場合には、画像出力部における回転体の回転位相に応じた補正量、及び副走査方向の位置に応じた補正量を補正テーブルから取得して、記録媒体上に形成される画像の濃度補正を行う。また、濃度補正部21は、形成しようとする画素の画素値が中間調である場合には、画像出力部における回転体の回転位相に応じた補正量を正弦波パラメータに基づいて算出するとともに、副走査方向の位置に応じた補正量を補正テーブルから取得して、記録媒体上に形成される画像の濃度補正を行う。
このようにベタ濃度近傍の濃度ムラの低減を優先する第2の濃度補正方法が選択された場合の濃度補正部21の動作を図20に示す。図20を参照すると分かるように、濃度補正部21では、第1補正部51がベタ濃度の周期的な濃度ムラおよび非周期的な濃度ムラを、補正テーブルを用いて補正しているのに対して、第2補正部52は中間調濃度の周期的な濃度ムラは正弦波パラメータを用いて補正し、非周期的な濃度ムラを、補正テーブルを用いて補正しているのが分かる。
上記各実施形態において、プロセッサとは広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えばCPU:Central Processing Unit、等)や、専用のプロセッサ(例えばGPU:Graphics Processing Unit、ASIC:Application Specific Integrated Circuit、FPGA:Field Programmable Gate Array、プログラマブル論理デバイス等)を含むものである。
また上記各実施形態におけるプロセッサの動作は、1つのプロセッサによって成すのみでなく、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサが協働して成すものであってもよい。また、プロセッサの各動作の順序は上記各実施形態において記載した順序のみに限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
10 画像形成装置
14 画像形成ユニット
16 中間転写ベルト
17 用紙トレイ
18 用紙搬送路
19 定着器
20 制御部
21 濃度補正部
22 補正テーブル格納部
23 正弦波パラメータ格納部
32 記録用紙
41 CPU
42 メモリ
43 記憶装置
44 通信インタフェース
45 ユーザインタフェース装置
46 スキャナ
47 プリントエンジン
48 制御バス
51 第1補正部
52 第2補正部
140 露光部
150 像形成装置
152 感光体ロール
154 帯電装置
156 現像装置
158 クリーニング装置
162 1次転写ロール
164 ドライブロール
165、166、167 アイドルロール
168 バックアップロール
169 アイドルロール
170 濃度センサ
189 クリーニング装置
168 バックアップロール
181 給紙ロール
182、183、184 ロール対
185 レジストレーションロール
186 2次転写ロール
187、188 搬送ベルト

Claims (7)

  1. 光源によって照射された光によって像保持体上に静電潜像を形成し、形成された静電潜像を現像することにより記録媒体上に画像を出力する出力部と、
    メモリと、
    プロセッサを備え、
    前記メモリは、
    形成される画像の副走査方向における回転体に起因する周期的な濃度変動を補正するための補正量を現した正弦波設定値と、
    形成される画像の副走査方向における回転体に起因しない濃度変動を補正するための補正量を副走査方向の位置毎に格納した補正テーブルと、を記憶し、
    前記プロセッサは、
    前記出力部において画像が形成される際に、前記出力部における回転体の回転位相に応じた第1の補正量を前記正弦波設定値に基づいて算出するとともに、前記副走査方向の位置に応じた第2の補正量を前記補正テーブルから取得し、
    算出された前記第1の補正量と、取得した前記第2の補正量とを用いて、記録媒体上に形成される画像の濃度補正を行う
    画像形成装置。
  2. 前記補正テーブルには、形成される画像の副走査方向における回転体に起因する周期的な濃度変動のうち最高濃度近傍の濃度変動を補正するための補正量が回転体の回転位相と対応付けて格納され、
    前記プロセッサは、前記副走査方向における回転体に起因する中間調の濃度変動を補正する場合には、前記正弦波設定値に基づいて算出された前記第1の補正量を用いた濃度補正を行い、最高濃度近傍の濃度変動を補正する場合には、前記回転体の回転位相に応じて前記補正テーブルから取得した第2の補正量を用いた濃度補正を行う請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記プロセッサは、前記第1の補正量を用いた濃度補正を行う場合には、形成しようとする画像の画素値を変更することにより濃度補正を行い、前記第2の補正量を用いて回転体に起因する濃度変動の濃度補正を行う場合には、前記出力部における露光装置の露光量を変更することにより濃度補正を行う請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記プロセッサは、前記副走査方向における回転体に起因する中間調の濃度変動を補正する場合、及び最高濃度近傍の濃度変動を補正する場合のいずれの場合にも、前記正弦波設定値に基づいて算出された前記第1の補正量を用いた濃度補正を行う請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記プロセッサは、前記第1の補正量を用いた中間調の濃度補正を行う場合には、形成しようとする画像の画素値を変更することにより濃度補正を行い、前記第1の補正量を用いた最高濃度近傍の濃度補正を行う場合には、前記出力部における露光装置の露光量を変更することにより濃度補正を行う請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記回転体は、前記出力部における感光体ロールまたは現像ロールである請求項1から5のいずれか1項記載の画像形成装置。
  7. 光源によって照射された光によって像保持体上に静電潜像を形成し、形成された静電潜像を現像することにより記録媒体上に画像を出力する出力部と、
    入力された濃度変動データに基づいて、回転体に起因する周期的な濃度変動及び回転体に起因しない濃度変動を補正するための補正量を格納した補正テーブルを生成する第1補正部と、
    入力された濃度変動データに基づいて、回転体に起因する周期的な濃度変動を補正するための補正量を表した正弦波設定値及び回転体に起因しない濃度変動を補正するための補正量を格納した補正テーブルを生成する第2補正部と、
    メモリと、
    プロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    中間調の濃度ムラの低減を優先する第1の濃度補正方法と、最高濃度近傍の濃度ムラの低減を優先する第2の濃度補正方法のいずれを選択するのかをユーザに確認する画面を表示し、
    前記第1の濃度補正方法が選択された場合には、中間調の検査画像を検出することにより生成された濃度変動データを前記第1補正部に入力して、生成された補正テーブルを前記メモリに記憶させ、前記出力部において画像が形成される際に、前記出力部における回転体の回転位相に応じた補正量、及び副走査方向の位置に応じた補正量を前記補正テーブルから取得して、記録媒体上に形成される画像の濃度補正を行い、
    前記第2の濃度補正方法が選択された場合には、最高濃度近傍の濃度の検査画像を検出することにより生成された濃度変動データを前記第1補正部に入力して、生成された補正テーブルを前記メモリに記憶させ、中間調の検査画像を検出することにより生成された濃度変動データを前記第2補正部に入力して、生成された補正テーブル及び正弦波設定値を前記メモリに記憶させ、前記出力部において画像が形成される際に、形成しようとする画素の画素値が最高濃度近傍である場合には、前記出力部における回転体の回転位相に応じた補正量、及び前記副走査方向の位置に応じた補正量を前記補正テーブルから取得して、記録媒体上に形成される画像の濃度補正を行い、形成しようとする画素の画素値が中間調である場合には、前記出力部における回転体の回転位相に応じた補正量を前記正弦波設定値に基づいて算出するとともに、前記副走査方向の位置に応じた補正量を前記補正テーブルから取得して、記録媒体上に形成される画像の濃度補正を行う
    画像形成装置。
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