JP6562786B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6562786B2
JP6562786B2 JP2015176963A JP2015176963A JP6562786B2 JP 6562786 B2 JP6562786 B2 JP 6562786B2 JP 2015176963 A JP2015176963 A JP 2015176963A JP 2015176963 A JP2015176963 A JP 2015176963A JP 6562786 B2 JP6562786 B2 JP 6562786B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output signal
input
image
signal
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015176963A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017053965A (ja
Inventor
大輔 牧野
大輔 牧野
光彦 鈴木
光彦 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2015176963A priority Critical patent/JP6562786B2/ja
Publication of JP2017053965A publication Critical patent/JP2017053965A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6562786B2 publication Critical patent/JP6562786B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、画像形成装置の補正制御で使用する発光素子の発光強度の制御技術に関する。
複数の画像形成部により形成された画像を重ねて転写することでフルカラー画像を形成する電子写真方式の画像形成装置においては、形成する画像の品質を保つため、濃度補正及び色ずれ補正が行われる。特許文献1に記載の画像形成装置は、画像を担持する像担持体に形成された色ずれ補正用の測定用画像を測定するためのセンサと、濃度補正用の測定用画像を測定するためのセンサとを兼用している。センサは、入力信号に基づいて光を照射する発光部と、反射光を受光した結果に基づいて出力信号を出力する受光部とを備えている。この画像形成装置は、適正な発光強度によって測定用画像に光を照射するため、発光部に入力される入力信号を調整するキャリブレーションを実行する。特許文献1に記載の画像形成装置は色ずれ補正用の測定用画像を測定するために発光部に入力される入力信号を決定するキャリブレーションと濃度補正用の測定用画像を測定するために発光部に入力される入力信号を決定するキャリブレーションとを夫々実行する。特許文献2に記載の画像形成装置は、発光部に入力される入力信号を、二分探索を実行して決定する。
特開2010−282221号公報 特開平10−268591号公報
濃度補正用の測定用画像と色ずれ補正用の測定用画像との夫々に最適な発光強度を決定するために、各キャリブレーションにおいて二分探索法を用いると、キャリブレーションを完了するまでに長い時間を要する。
そこで、本発明の目的は、測定用画像を適正な光を用いて測定するために発光部に入力すべき入力信号を短時間で決定することにある。
上記課題を解決するため、本発明の画像形成装置は、第1の画像形成条件に基づいて制御され、第1色のトナーを用いて第1画像を形成する第1画像形成手段と、第2画像形成条件に基づいて制御され、前記第1色と異なる第2色のトナーを用いて第2画像を形成する第2画像形成手段と、前記第1画像形成手段と前記第2画像形成手段とにより形成された測定用画像を担持する像担持体と、入力信号に基づく光を前記像担持体に向けて照射する発光部と、前記像担持体から反射された光を受光し、受光結果に基づいて出力信号を出力する受光部とを有し、前記像担持体上の前記測定用画像を測定する測定手段と、前記第1画像形成手段に第1測定用画像を形成させ、前記測定手段により前記第1測定用画像を測定し、前記第1画像形成条件を生成する第1生成手段と、前記第2画像形成手段に第2測定用画像を形成させ、前記測定手段により前記第2測定用画像を測定し、前記第2画像形成条件を生成する第2生成手段と、前記第1画像形成手段と前記第2画像形成手段とに第3測定用画像を形成させ、前記測定手段により前記第3測定用画像を測定し、前記第1画像と前記第2画像との相対的な位置を補正する補正手段と、前記第1測定用画像と前記第2測定用画像を測定するときに前記発光部に入力すべき第1入力信号を、前記像担持体の測定結果に対応する前記出力信号が第1出力信号となるように決定する第1決定手段と、前記第3測定用画像を測定するときに前記発光部に入力すべき第2入力信号を、前記像担持体の測定結果に対応する前記出力信号が、前記第1出力信号と異なる第2出力信号となるように決定する第2決定手段とを有し、前記第1決定手段は、前記発光部に第3入力信号を入力し、前記像担持体の測定結果に対応する第3出力信号を前記受光部から出力させ、前記第1出力信号と前記第3出力信号とに基づいて第4入力信号を決定し、前記発光部に前記決定された第4入力信号を入力し、前記像担持体の測定結果に対応する第4出力信号を前記受光部から出力させ、前記第1出力信号と前記第4出力信号とに基づいて第5入力信号を決定し、前記発光部に前記決定された第5入力信号を入力し、前記像担持体の測定結果に対応する第5出力信号を前記受光部から出力させ、前記第3出力信号、前記第4出力信号、及び前記第5出力信号に基づいて前記第1入力信号を決定し、前記第2決定手段は、前記第3出力信号、前記第4出力信号、及び前記第5出力信号に基づいて前記第2入力信号を決定することを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明の他の画像形成装置は、像担持体に画像を形成する形成手段と、前記像担持体に向けて光を照射する発光手段と、前記発光手段が照射した光の反射光を受光する受光手段と、を含み、前記像担持体に形成された画像を検出する検出手段と、前記形成手段により前記像担持体に形成された色ずれ補正パターンの前記検出手段による検出結果に基づき色ずれ補正を行う色ずれ補正手段と、前記形成手段により前記像担持体に形成された濃度補正パターンの前記検出手段による検出結果に基づき濃度補正を行う濃度補正手段と、前記濃度補正での前記発光手段の発光強度を第1発光強度とするための前記発光手段への入力値である第1入力値と、前記色ずれ補正での前記発光手段の発光強度を第2発光強度とするための前記発光手段への入力値である第2入力値と、を決定する決定手段と、を備えており、前記第1発光強度は、前記発光手段が前記像担持体の画像が形成されていない領域に光を照射したときの前記受光手段の出力値が第1目標値となる強度であり、前記第2発光強度は、前記発光手段が前記像担持体の画像が形成されていない領域に光を照射したときの前記受光手段の出力値が第2目標値となる強度であり、前記決定手段は、前記第1目標値に基づく二分探索で前記第1入力値を決定し、前記第1入力値を決定するための二分探索での測定結果に基づき前記第2入力値を決定することを特徴とする。
本発明によると、測定用画像を適正な光を用いて測定するために発光部に入力すべき入力信号を短時間で決定できる。
一実施形態による画像形成装置の構成図。 一実施形態による画像形成装置の機能ブロック図。 一実施形態によるセンサの構成図。 一実施形態による画像濃度とセンサの出力信号との関係を示す図。 一実施形態による色ずれ補正制御のフローチャート。 一実施形態による色ずれ補正パターンを示す図。 一実施形態による色ずれ補正時のセンサの出力信号を示す図。 一実施形態による濃度補正制御のフローチャート。 一実施形態による濃度補正パターンを示す図。 一実施形態による濃度補正時のセンサの出力信号を示す図。 一実施形態による発光素子への入力電圧決定処理のフローチャート。 一実施形態による発光素子への入力電圧決定処理の説明図。 一実施形態による発光素子への入力電圧決定処理の説明図。 一実施形態による発光素子への入力電圧決定処理のフローチャート。 一実施形態による発光素子への入力電圧決定処理の説明図。 一実施形態による発光素子への入力電圧決定処理のフローチャート。
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態は例示であり、本発明を実施形態の内容に限定するものではない。また、以下の各図においては、実施形態の説明に必要ではない構成要素については図から省略する。
<第一実施形態>
図1は、本実施形態による画像形成装置100の構成図である。画像形成装置100は、中間転写ベルト6に沿って配列され、それぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を形成する画像形成部PY、PM、PC及びPKを有する。なお、画像形成部PY、PM、PC及びPKは、それぞれ、使用するトナーの色が異なる以外は同様の構成である。以下では、代表して画像形成部PYについて説明する。像担持体である感光体1Yは、画像形成時、図中の矢印の方向に回転駆動される。帯電部2Yは、感光体1Yの表面を一様な電位に帯電させる。露光部3Yは、帯電された感光体1Yの表面を光で走査・露光して静電潜像を形成する。現像部4Yは、感光体1Yの静電潜像をイエローのトナーで現像してトナー像を形成する。一次転写ローラ7Yは、感光体1Yのトナー像を、像担持体である中間転写ベルト6に転写する。なお、画像形成部PY、PM、PC及びPKが形成したトナー像を重ねて中間転写ベルト6に転写することでフルカラーのトナー像が中間転写ベルト6に形成される。
中間転写ベルト6は、テンションローラ61、駆動ローラ62及び対向ローラ63により張架され、画像形成時には、駆動ローラ62の回転に従属して図中の矢印R2の方向に回転駆動される。したがって、中間転写ベルト6に形成されたトナー像は、二次転写領域T2へと搬送される。二次転写ローラ64は、カセット65からローラ66及び67により搬送された記録材Pに、中間転写ベルト6のトナー像を転写する。トナー像が転写された記録材Pは、搬送ベルト10により定着部11に搬送される。定着部11は、記録材Pを加熱・加圧し、トナー像を記録材Pに定着させる。トナー像の定着が行われた記録材Pは、その後、画像形成装置100外に排出される。また、画像形成装置100は、中間転写ベルト6に対向して配置され、色ずれ補正及び濃度補正のテストパターンを検出するセンサ500を備えている。また、制御ボード収納部200には、図2に示すプリンタコントローラ300及びエンジン制御CPU102が収納される。
図2は、本実施形態による画像形成装置100の制御構成図である。ホストコンピュータ301は、有線又は無線の通信回線を介してプリントジョブを画像形成装置100に送信するコンピュータである。プリンタコントローラ300は、エンジン制御CPU102と協働して、画像形成装置100の動作を制御する。プリンタコントローラ300を構成する各ユニットはバス319を介して接続されている。
ホストI/F部302は、ホストコンピュータ301との入出力を司る通信ユニットである。入出力バッファ303は、ホストI/F部302からの制御コードを記憶したり、各通信ユニットからのデータを蓄積したりする。プリンタコントローラCPU313(以下、単にCPU313と呼ぶ。)は、画像形成装置100全体の動作を統括的に制御するメインプロセッサである。ROM304は、CPU313の制御プログラムや制御データを記憶するメモリである。この制御プログラムをCPU313が実行することで実現される機能としては、たとえば、画像情報生成部305、色ずれ量算出部306、階調補正テーブル生成部307及び光強度決定部308等がある。
色ずれ量算出部306は、センサ500の検出結果に基づき色ずれ補正を行うための色ずれ量を算出する。なお、色ずれ補正とは、基準となる色の画像の画像形成位置に対して他の色の画像の画像形成位置の相対的な位置を補正する制御である。以下の説明においては、中間転写ベルト6におけるイエローの画像(第1画像)の画像形成位置と、イエロー以外の他の色の画像(第2画像)の画像形成位置との相対的な位置関係が補正される色ずれ補正について説明する。階調補正テーブル生成部307は、センサ500の検出結果に基づき濃度を補正するための階調補正テーブル(γLUT)を生成する。光強度決定部308は、センサ500の発光強度を決定する。RAM309は、制御コードおよびデータの解釈、印刷に必要な計算、または、プリントデータを処理するためのワークエリアに利用されるメモリであり、格納部310が設けられる。格納部310には、色ずれ量算出部306及び階調補正テーブル生成部307が行った色ずれ補正及び濃度補正の結果や、光強度決定部308が決定したセンサ500の発光強度が格納される。
画像情報生成部305は、ホストコンピュータ301から受信した設定情報にしたがって各種の画像オブジェクト(テストパターンなど)を生成する。RIP(Raster Image Processor)部314は、画像オブジェクトをビットマップ画像に展開するプロセッサーである。色処理部315は、多次色の色変換処理を行う。階調補正部316は、階調補正テーブル生成部307が作成した階調補正テーブルを用いて単色の階調補正を実行する。擬似中間調処理部317は、画像データに対してディザマトリクスや誤差拡散法などの擬似中間調処理を施す。エンジンI/F部318は、画像データをエンジン制御CPU102に転送する通信ユニットである。また、エンジンI/F部318は、センサ500が測定した測定結果を示す測定データをバス319に出力する。エンジン制御CPU102は、画像データに従い図1の各部材を制御して記録材に画像を形成する。操作パネル180は、表示装置と入力装置とにより構成されており、ユーザが印刷や補正処理の実行指示を入力したり、ユーザに対して各種情報を表示したりする。なお、パネルI/F部311は、操作パネル180との入出力処理を行う。
図3は、本実施形態によるセンサ500の構成図である。LED等の発光素子501は、中間転写ベルト6に向けて光を照射する発光部である。なお、発光素子501の発光強度は、発光素子501への入力電圧により制御され、発光素子501への入力電圧が高くなると、発光強度も強くなる。受光素子502は、発光素子501が照射し、中間転写ベルト6の表面や、中間転写ベルト6に形成されたテストパターンで反射した正反射光を受光する様に配置される受光部である。図4は、中間転写ベルト6に形成された画像の濃度と、受光素子502の受光結果に基づく出力信号との関係を示している。図4に示す様に、濃度が高くなると、受光素子502の出力は低くなる。これは画像の濃度が高くなる程、正反射光が減少するからである。なお、図4において、実線及び点線は、それぞれ、中間転写ベルト6に画像を形成せず、その表面からの反射光を受光した際の受光素子502の出力が2.5V及び3.0Vとなる様に調整した場合を示している。発光素子501の発光強度を強くし、反射光を強くすると受光素子502の出力信号のダイナミックレンジは大きくなる。しかしながら、発光素子501の強度を強くしすぎると、画像の濃度と受光素子502の出力との線形性が劣化する。よって、線形性を確保するには、例えば、図4の実線の様に、発光素子501の発光強度を調整する。一方、ダイナミックレンジを最大限に確保するためには、図4の点線の様に発光素子501の発光強度を調整する。本実施形態においては、濃度補正制御の際には、線形性を確保するため、図4の実線の様に、中間転写ベルト6の表面からの反射光を受光した際の受光素子502の出力が2.5Vとなる様に、発光素子501の発光強度を調整する。つまり、像担持体である中間転写ベルト6の測定結果に対応する出力信号が2.5Vとなる様に、発光素子501への入力電圧を決定する。これは、濃度補正制御においては線形性が補正制御に影響を及ぼすからである。一方、色ずれ補正においては、各色の画像の位置を判定できればよく、線形性よりはダイナミックレンジが重要となる。したがって、本実施形態においては、色ずれ補正の際には、図4の点線の様に、中間転写ベルト6の表面からの反射光を受光した際の受光素子502の出力が3.0Vとなる様に、発光素子501の発光強度を調整する。つまり、像担持体である中間転写ベルト6の測定結果に対応する出力信号が3.0Vとなる様に、発光素子501への入力電圧を決定する。
図5は、本実施形態による色ずれ補正制御のフローチャートである。CPU313は、S10で、色ずれ補正のための測定用画像(第3測定用画像)であるテストパターン(以下、色ずれ補正パターンと呼ぶ。)を中間転写ベルト6に形成する。図6は、色ずれ補正パターンの一例を示している。図6に示す色ずれ補正パターンは、中間転写ベルト6の移動方向に沿って順に配置されたイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのライン画像6Y、6M、6C及び6Kを含んでいる。なお、移動方向において隣接するライン画像は、所定の間隔で形成される。S11で、センサ500は、色ずれ補正パターンを検出する。図7は、色ずれ補正パターンがセンサ500の対向位置を通過する際のセンサ500の出力信号を示している。なお、上述した様に、色ずれ補正においては、中間転写ベルト6の表面からの反射光を受光した場合にセンサ500の出力が3.0Vとなる様にセンサ500の発光強度を調整している。図7に示す様に、ライン画像6Y、6M、6C、6Kからの反射光は、中間転写ベルト6の表面からの反射光より低いため、センサ500の出力も低くなり、よって、色ずれ量算出部306は、各ライン画像の位置を検出することができる。色ずれ量算出部306は、S12で、色ずれ量を判定する。本実施形態においては、イエローの画像を基準とし、イエローに対する他の色のトナー像の相対的な位置ずれ量を、各色の色ずれ量として算出する。具体的には、マゼンタの色ずれ量は、検出したライン画像6Yと6Mとの距離と、ライン画像6Yと6Mの理想的な距離との差として求めることができる。色ずれ量算出部306は、S13で、算出した色ずれ量をRAM309に格納する。この色ずれ量は、画像形成時において、トナー像を形成するタイミング等の画像形成条件の補正に使用され、これにより色ずれが低減される。なお、この画像形成条件は、形成するトナー像毎の値となる。
図8は、本実施形態による濃度補正制御のフローチャートである。CPU313は、S20で、濃度補正のためのテストパターン(以下、濃度補正パターンと呼ぶ)を中間転写ベルト6に形成する。図9は、濃度補正パターンの一例を示している。図9に示す濃度補正パターンは、イエローのパッチY1〜Y5(第1測定用画像)と、マゼンタのパッチM1〜M5(第2測定用画像)と、シアンのパッチC1〜C5(第2測定用画像)と、ブラックのパッチK1〜K5(第2測定用画像)と、を有する。なお、各色それぞれの5つのパッチの濃度は異なる。例えば、各色のパッチの5つの濃度は、それぞれ、最大濃度に対して20%、40%、60%、80%、100%とすることができる。S21で、センサ500は、濃度補正パターンを検出する。図10は、濃度補正パターンがセンサ500の対向位置を通過する際のセンサ500の出力信号を示している。なお、上述した様に、濃度補正においては、中間転写ベルト6の表面からの反射光を受光した場合にセンサ500の出力が2.5Vとなる様にセンサ500の発光強度を調整している。図10に示す様に、センサ500は、パッチが形成されていない領域を検出しているときには2.5Vを出力し、パッチを検出している場合にはパッチの濃度に応じた電圧を出力する。
階調補正テーブル生成部307は、S22で、センサ500の出力から各パッチの濃度を求めて各色の画像形成条件である階調補正テーブルを生成し、S23で、生成した階調補正テーブルをRAM309に保存する。RAMに保存された階調補正テーブルは、画像形成時、階調補正部316による階調補正に使用される。
続いて、センサ500の発光素子501の発光強度の調整について説明する。なお、CPU313は、例えば、電源投入時や、前回の光強度調整からの印刷枚数が所定枚数に達する等の所定の条件が満たされたときに発光素子501の発光強度の調整を行う。上述した様に、本実施形態においては、濃度補正と色ずれ補正での発光素子501の発光強度は異なる値に設定される。以下に説明する様に、CPU313は、まず、濃度補正制御での発光素子501の発光強度を二分探索法で決定する。その後、二分探索法による濃度補正制御での発光強度を決定した際の測定結果を利用して、色ずれ補正制御での発光素子501の発光強度を決定する。
図11は、濃度補正制御での発光素子501の発光強度を決定する処理のフローチャートである。光強度決定部308は、S30で、iを1に初期化する。光強度決定部308は、S31で、発光素子501を発光させ、受光素子502からの出力値である出力電圧を測定値Miとして取得する。なお、本実施形態における発光素子501には、0.4Vから3.2Vの範囲の電圧を入力することが可能であるものとする。この場合、例えば、図12に示す様に、i=1、つまり、1回目の測定においては、入力可能な電圧範囲の中間の値である1.8Vを発光素子501への入力値である入力値圧とする。光強度決定部308は、S32で、測定値Miが、目標値、本例では、2.5V以下であるか否かを判定する。
光強度決定部308は、測定値Miが目標値以下であると、S33において次の測定では発光素子501への入力電圧を強くすると決定する。一方、測定値Miが目標値より大きいと、光強度決定部308は、S34において次の測定では発光素子501への入力電圧を弱くすると決定する。図12において、右上に向かう矢印は、測定値Miが目標値以下である場合を示しており、右下に向かう矢印は、測定値Miが目標値より大きい場合を示している。例えば、1回目の測定において測定値Miが目標値以下であると、i=2、つまり、2回目の測定においては2.5Vを発光素子501への入力電圧とする。一方、1回目の測定において測定値Miが目標値より大きいと、2回目の測定においては1.1Vを発光素子501への入力電圧とする。光強度決定部308は、S35で、iが4であるか否か、つまり、4回測定を行ったか否か判定し、4回の測定を行っていなければ、S37でiを1だけ増加させてS31からの処理を繰り返す。図11のフローチャートに示す様に、本実施形態では、4回の測定を行い、2回目から4回目の測定での発光素子501への入力電圧は、前回の測定において測定値Miが目標値以下であるか否かにより決定する。光強度決定部308は、4回の測定を行うと、S36で、4回の測定値M1〜M4の内、目標値を挟む2つの測定値を選択する。より詳しくは、目標値以下であり、かつ、目標値に一番近い測定値と、目標値より大きく、かつ、目標値に一番近い測定値を選択する。光強度決定部308は、S38で、選択した2つの測定値と、その入力電圧を線形補間することで、濃度補正制御での発光強度、より詳しくは発光素子501への入力電圧を決定する。
なお、図12に示す様に、本実施形態において1回目の測定では、0.4Vから3.2Vの範囲の中央値である1.8Vを入力電圧とする。2回目の測定での入力電圧は、1回目の測定結果に依存する。例えば、1回目の測定での測定値Miが目標値より低いと、1回目での入力電圧1.8Vと発光素子501への入力電圧の上限値である3.2Vの中央値である2.5Vを2回目の測定での入力電圧としている。一方、1回目の測定での測定値Miが目標値より高いと、1回目での入力電圧1.8Vと発光素子501への入力電圧の下限値である0.4Vの中央値である1.1Vを2回目の測定での入力電圧としている。3回目と4回目の入力電圧についても同様に決定している。なお、図12に示す入力電圧は、予め決定されてROM304に保存されている。
なお、本実施形態では、4回測定を繰り返すとしたが本発明は4回の測定に限定されない。例えば、3回測定を繰り返す構成であっても良い。より、一般的には、N回(Nは2以上の整数)の測定を行い、k回目(kは、2〜Nの整数)の測定での発光素子501への入力電圧は、k−1回目の測定結果と目標値との比較結果により決定する構成とできる。
図13は、濃度補正制御での発光素子501への入力電圧が決定される様子の一例を示している。図13においては、1.8Vで発光素子501を駆動する1回目の測定において測定値は目標値である2.5Vより小さい。よって、図12から、2回目の測定においては2.5Vで発光素子501を駆動している。そして、2回目の測定値は目標値である2.5Vより大きく、よって、図12から、3回目の測定においては2.15Vで発光素子501を駆動している。そして、3回目の測定値は目標値である2.5Vより小さく、よって、図12から、4回目の測定においては2.325Vで発光素子501を駆動している。そして、4回目の測定値は目標値である2.5Vより小さい。したがって、光強度決定部308は、図11のS36において、入力電圧として2.325Vと2.5Vを使用したときの測定値を選択する。その後、光強度決定部308は、S38で、2.325Vを入力電圧としたときの測定値と、2.5Vを入力電圧としたときの測定値から、出力電圧が目標値である2.5Vとなる入力電圧を求める。
以上の構成により、入力電圧を予め決められた一定間隔で変更していくよりも少ない回数で、受光素子502の出力電圧が目標値に近くなる発光素子501への入力電圧を判定することができる。よって、図13に示す様な、発光素子501への入力電圧と受光素子502からの出力電圧が線形ではない場合においても高い精度で、受光素子502の出力を目標値とする発光素子501への入力電圧を決定することができる。
図14は、色ずれ補正制御において、発光素子501に入力する入力電圧を決定する処理のフローチャートである。光強度決定部308は、S40で、図11の処理での4回の測定値M1〜M4を取得し、S41で、4回の測定値が目標値、本例で、3.0Vを挟んでいるか否かを判定する。つまり、4回の測定値の中に、目標値より大きい測定値と、目標値より小さい測定値の両方が存在するかを判定する。なお、目標値と同じ測定値が存在する場合には、以下の処理を中止して、当該測定値を色ずれ補正制御において、発光素子501に入力する入力電圧とすることができる。或いは、目標値と同じ測定値については、目標値より大きい測定値、又は、目標値より小さい測定値と見做して以下の処理を継続する構成であっても良い。測定値が目標値を挟んでいない場合、光強度決定部308は、S42で、目標値に近い2つの測定値を選択する。具体的には、目標値に一番近い測定値と、2番目に近い測定値を選択する。一方、挟んでいれば、光強度決定部308は、S43で、目標値を挟む2つの測定値を選択する。より詳しくは、目標値より小さく、かつ、目標値に一番近い測定値と、目標値より大きく、かつ、目標値に一番近い測定値とを、それぞれ選択する。光強度決定部308は、S44で、選択した測定値と、そのときの入力電圧の線形補間により、色ずれ補正において発光素子501に入力する入力電圧を決定する。なお、S41での判定が"Yes"であると、内挿補間となり、"No"であると外挿補間となる。
図15は、図11の処理での4回の測定における発光素子501への入力電圧が図13の様に選択された場合の、色ずれ補正における発光素子501への入力電圧が決定される様子を示している。図15では、4回の測定値は、総て、目標値である3.0Vより小さい。したがって、測定値が目標値である3.0Vに一番近い入力電圧が2.5Vのときと、測定値が目標値に2番目に近い入力電圧2.325VのときがS42で選択される。そして、この2つの測定値の外挿補間により、色ずれ補正での発光素子501への入力電圧が決定される。
なお、図11に示す二分探索法においては、測定値Miが目標値と同じであった場合には、次の測定において入力電圧を強くしていた。しかしながら、測定値Miが目標値と同じであった場合には、次の測定において入力電圧を弱くする構成であっても良い。また、図11のS36においては、目標値以下であり、かつ、目標値に一番近い測定値と、目標値より大きく、かつ、目標値に一番近い測定値を選択していた。しかしながら、S36においては、目標値より小さく、かつ、目標値に一番近い測定値と、目標値以上であり、かつ、目標値に一番近い測定値を選択する構成であっても良い。さらには、S36においては、目標値に一番近い測定値と、目標値に二番目に近い測定値を選択する構成であっても良い。さらに、図11に示す二分探索法では、1回目から3回目のいずれかにおいて測定値Miが目標値と同じであっても、次の測定を行っていた。しかしながら、測定値Miが目標値と同じであると、処理を終了して、そのときの入力電圧を使用すると決定する構成であっても良い。
以上、本実施形態では、濃度補正制御時の発光強度については二分探索法を用いて決定する。二分探索法においては、発光素子501を発光させたときの受光素子502の出力を測定し、測定結果を濃度補正における目標値と比較することを複数回だけ繰り返す。なお、複数回の測定のうち、2回目以降の測定における発光素子501の発光強度は、前回の測定における測定結果と当該目標値との比較結果により決定する。より詳しくは、ある測定における測定結果が目標値より大きいと、次回の測定における発光素子501の発光強度を今回の測定における発光強度より小さくする。一方、測定結果が目標値より小さいと、次回の測定における発光強度を今回の測定における発光強度より大きくする。これにより、発光強度が補正制御の精度に影響を与える濃度補正におけるセンサ500の設定の精度を、少ない測定回数で確保することができる。一方、色ずれ補正制御時の発光強度については、濃度補正時の発光強度を決定する際の測定結果を使用する。色ずれ補正においては色ずれ補正パターンの位置を検出できれば良く、濃度補正制御と比較して発光素子501の発光強度が補正精度に与える影響は少ない。この構成により、短い時間で濃度補正と色ずれ補正の両補正制御のための発光強度を決定することができる。
<第二実施形態>
第一実施形態においては、濃度補正制御での発光強度については二分探索法により決定したが、色ずれ補正制御での発光強度については濃度補正制御での測定結果を利用していた。しかしながら、濃度補正制御と色ずれ補正制御では、受光素子502の出力信号の目標値が異なるため、色ずれ補正制御の発光強度の理想的な強度からのずれが大きくなっている可能性がある。本実施形態においては、決定した色ずれ補正での発光強度に対する受光素子502の出力電圧を実際に測定し、誤差が大きい場合には、色ずれ補正での発光強度も二分探索法で再決定する。
図16は、本実施形態における処理のフローチャートである。光強度決定部308は、S50で、図14の処理で決定した入力電圧により発光素子501を発光させ、受光素子502の出力信号を取得する。S51で、光強度決定部308は、受光素子502の出力電圧が許容範囲内であるかを確認する。例えば、目標値である3.0Vに対して、±0.3Vの範囲を許容範囲とすることができる。許容範囲内であると、光強度決定部308は、色ずれ補正において図14の処理で決定した入力電圧を使用する。一方、許容範囲内にないと、光強度決定部308は、S52において、二分探索法を実行して、色ずれ補正における発光素子501への入力電圧を決定する。なお、この処理は、図11に示す処理と同様である。但し、目標値は、色ずれ補正のための3.0Vになる。
以上、本実施形態では、簡易な方法で決定した色ずれ補正での発光強度が許容範囲内であるかを確認する。そして、許容範囲内にないときのみ、色ずれ補正での発光強度についても二分探索法で決定する。この構成により、色ずれ補正の際の発光強度についても所定の精度を保つことができる。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
PY、PM、PC、PK:画像形成部、500:センサ、501:発光素子、502:受光素子、306:色ずれ量算出部、307:濃度補正テーブル生成部、308:光強度決定部

Claims (16)

  1. 第1画像形成条件に基づいて制御され、第1色のトナーを用いて第1画像を形成する第1画像形成手段と、
    第2画像形成条件に基づいて制御され、前記第1色と異なる第2色のトナーを用いて第2画像を形成する第2画像形成手段と、
    前記第1画像形成手段と前記第2画像形成手段とにより形成された測定用画像を担持する像担持体と、
    入力信号に基づく光を前記像担持体に向けて照射する発光部と、前記像担持体から反射された光を受光し、受光結果に基づいて出力信号を出力する受光部とを有し、前記像担持体に形成された前記測定用画像を測定する測定手段と、
    前記第1画像形成手段に第1測定用画像を形成させ、前記測定手段により前記第1測定用画像を測定し、前記第1画像形成条件を生成する第1生成手段と、
    前記第2画像形成手段に第2測定用画像を形成させ、前記測定手段により前記第2測定用画像を測定し、前記第2画像形成条件を生成する第2生成手段と、
    前記第1画像形成手段と前記第2画像形成手段とに第3測定用画像を形成させ、前記測定手段により前記第3測定用画像を測定し、前記第1画像と前記第2画像との相対的な位置を補正する補正手段と、
    前記第1測定用画像と前記第2測定用画像を測定するときに前記発光部に入力すべき第1入力信号を、前記像担持体の測定結果に対応する前記出力信号が第1出力信号となるように決定する第1決定手段と、
    前記第3測定用画像を測定するときに前記発光部に入力すべき第2入力信号を、前記像担持体の測定結果に対応する前記出力信号が、前記第1出力信号と異なる第2出力信号となるように決定する第2決定手段とを有し、
    前記第1決定手段は、前記発光部に第3入力信号を入力し、前記像担持体の測定結果に対応する第3出力信号を前記受光部から出力させ、前記第1出力信号と前記第3出力信号とに基づいて第4入力信号を決定し、前記発光部に前記決定された第4入力信号を入力し、前記像担持体の測定結果に対応する第4出力信号を前記受光部から出力させ、前記第1出力信号と前記第4出力信号とに基づいて第5入力信号を決定し、前記発光部に前記決定された第5入力信号を入力し、前記像担持体の測定結果に対応する第5出力信号を前記受光部から出力させ、前記第3出力信号、前記第4出力信号、及び前記第5出力信号に基づいて前記第1入力信号を決定し、
    前記第2決定手段は、前記第3出力信号、前記第4出力信号、及び前記第5出力信号に基づいて前記第2入力信号を決定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1決定手段は、前記第3出力信号が前記第1出力信号より大きい場合には、前記第4入力信号を前記第3入力信号より小さくし、前記第3出力信号が前記第1出力信号より小さい場合には前記第4入力信号を前記第3入力信号より大きくすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1決定手段は、前記第3出力信号が前記第1出力信号より大きく、且つ、前記第4出力信号が前記第1出力信号より大きい場合には、前記第5入力信号を前記第4入力信号より小さくし、
    前記第1決定手段は、前記第3出力信号が前記第1出力信号より小さく、且つ、前記第4出力信号が前記第1出力信号より大きい場合には、前記第5入力信号を前記第3入力信号より大きく、且つ、前記第4入力信号より小さくし、
    前記第1決定手段は、前記第3出力信号が前記第1出力信号より大きく、且つ、前記第4出力信号が前記第1出力信号より小さい場合には、前記第5入力信号を前記第3入力信号より小さく、且つ、前記第4入力信号より大きくし、
    前記第1決定手段は、前記第3出力信号が前記第1出力信号より小さく、且つ、前記第4出力信号が前記第1出力信号より小さい場合には、前記第5入力信号を前記第4入力信号より大きくすることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1決定手段は、前記第3出力信号、前記第4出力信号、及び前記第5出力信号の中から2つの出力信号を選択し、前記選択した2つの出力信号を線形補間することで前記第1入力信号を決定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1決定手段は、前記第3出力信号、前記第4出力信号、及び前記第5出力信号の中から、前記第1出力信号との差が最も小さい出力信号と、前記第1出力信号との差が2番目に小さい出力信号を選択することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1決定手段は、前記第3出力信号、前記第4出力信号、及び前記第5出力信号の中から、前記第1出力信号より小さく、かつ、前記第1出力信号との差が最も小さい出力信号と、前記第1出力信号より大きく、かつ、前記第1出力信号との差が最も小さい出力信号を選択することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 前記第2決定手段は、前記第3出力信号、前記第4出力信号、及び前記第5出力信号の中から、前記第2出力信号との差が最も小さい出力信号と、前記第2出力信号との差が2番目に小さい出力信号とを補間することによって前記第2入力信号を決定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記第2決定手段は、前記第3出力信号、前記第4出力信号、及び前記第5出力信号の中から、前記第2出力信号より大きい出力信号と、前記第2出力信号より小さい出力信号とを内挿補間することによって前記第2入力信号を決定することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記第2決定手段は、前記第3出力信号、前記第4出力信号、及び前記第5出力信号がいずれも前記第2出力信号より小さい場合、前記第3出力信号、前記第4出力信号、及び前記第5出力信号の中から、前記第2出力信号よりも小さく、且つ、前記第2出力信号との差が最も小さい出力信号と、前記第2出力信号よりも小さく、且つ、前記第2出力信号との差が2番目に小さい出力信号とを外挿することによって、前記第2入力信号を決定することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  10. 前記第2決定手段は、前記第3出力信号、前記第4出力信号、及び前記第5出力信号がいずれも前記第2出力信号より大きい場合、前記第3出力信号、前記第4出力信号、及び前記第5出力信号の中から、前記第2出力信号よりも大きく、且つ、前記第2出力信号との差が最も小さい出力信号と、前記第2出力信号よりも大きく、且つ、前記第2出力信号との差が2番目に小さい出力信号とを外挿することによって、前記第2入力信号を決定することを特徴とする請求項7又は9に記載の画像形成装置。
  11. 前記第2決定手段は、前記決定した第2入力信号に基づいて前記発光部に光を照射させ、前記像担持体からの測定結果に対応する出力信号が許容範囲内にない場合には、前記第2入力信号の再決定を行うことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記第1決定手段は、前記第5出力信号と前記第1出力信号とに基づいて第6入力信号を決定し、前記発光部に前記決定された第6入力信号を入力し、前記像担持体の測定結果に対応する第6出力信号を前記受光部から出力させ、前記第3出力信号、前記第4出力信号、前記第5出力信号、及び前記第6出力信号に基づいて前記第1入力信号を決定し、
    前記第2決定手段は、前記第3出力信号、前記第4出力信号、前記第5出力信号、及び前記第6出力信号に基づいて前記第2入力信号を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  13. 像担持体に画像を形成する形成手段と、
    前記像担持体に向けて光を照射する発光手段と、前記発光手段が照射した光の反射光を受光する受光手段と、を含み、前記像担持体に形成された画像を検出する検出手段と、
    前記形成手段により前記像担持体に形成された色ずれ補正パターンの前記検出手段による検出結果に基づき色ずれ補正を行う色ずれ補正手段と、
    前記形成手段により前記像担持体に形成された濃度補正パターンの前記検出手段による検出結果に基づき濃度補正を行う濃度補正手段と、
    前記濃度補正での前記発光手段の発光強度を第1発光強度とするための前記発光手段への入力値である第1入力値と、前記色ずれ補正での前記発光手段の発光強度を第2発光強度とするための前記発光手段への入力値である第2入力値と、を決定する決定手段と、
    を備えており、
    前記第1発光強度は、前記発光手段が前記像担持体の画像が形成されていない領域に光を照射したときの前記受光手段の出力値が第1目標値となる強度であり、
    前記第2発光強度は、前記発光手段が前記像担持体の画像が形成されていない領域に光を照射したときの前記受光手段の出力値が第2目標値となる強度であり、
    前記決定手段は、前記第1目標値に基づく二分探索で前記第1入力値を決定し、前記第1入力値を決定するための二分探索での測定結果に基づき前記第2入力値を決定することを特徴とする画像形成装置。
  14. 前記決定手段は、前記第1目標値に基づく二分探索において、前記発光手段への入力値と、前記受光手段の出力値との関係を所定の回数だけ測定し、2回目以降の測定における前記発光手段への入力値は、前回の測定における前記受光手段の出力値と前記第1目標値との比較結果により決定されることを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
  15. 前記決定手段は、前記所定の回数の測定結果から2つの測定結果を選択し、選択した2つの測定結果を補間することで前記第1発光強度を決定することを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。
  16. 前記決定手段は、前記決定した第2入力値で前記発光手段を発光させたときの前記受光手段の出力値と前記第2目標値との差が許容範囲内にあるかを判定し、許容範囲内にないと、前記第2目標値に基づく二分探索で前記第2入力値を再決定することを特徴とする請求項13乃至15のいずれか1項に記載の画像形成装置。
JP2015176963A 2015-09-08 2015-09-08 画像形成装置 Active JP6562786B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015176963A JP6562786B2 (ja) 2015-09-08 2015-09-08 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015176963A JP6562786B2 (ja) 2015-09-08 2015-09-08 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017053965A JP2017053965A (ja) 2017-03-16
JP6562786B2 true JP6562786B2 (ja) 2019-08-21

Family

ID=58316337

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015176963A Active JP6562786B2 (ja) 2015-09-08 2015-09-08 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6562786B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11507008B2 (en) 2021-02-10 2022-11-22 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017053965A (ja) 2017-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20170227887A1 (en) Image forming apparatus
US9310742B2 (en) Image forming apparatus that updates process condition of image formation
JP6274563B2 (ja) 画像形成装置
US9459579B2 (en) Image forming apparatus that corrects image forming condition based on measurement result of measurement image
US8879113B2 (en) Image forming apparatus forming images in accordance with image forming conditions
JP5752015B2 (ja) マーキング装置の出力色を較正するための方法及びシステム
US9933740B2 (en) Image forming apparatus that generates conversion condition based on measurement result and first coefficient, and where chromatic color image is formed after predetermined number of monochrome images, generates conversion condition based on new measurement result and second coefficient
JP2007286524A (ja) 画像形成装置
JP6562786B2 (ja) 画像形成装置
JP2017207591A (ja) 画像形成装置
JP6750863B2 (ja) 画像形成装置
JP2006208612A (ja) 画像形成装置
US9158224B2 (en) Image forming apparatus generating horizontal synchronization signals and method of image forming
JP6668759B2 (ja) 画像形成装置、階調補正方法、および階調補正プログラム
JP6635666B2 (ja) 画像形成装置
US10394175B2 (en) Image forming apparatus that uses a predetermined measurement image and controls image density
JP7458748B2 (ja) 画像形成装置
JP5644346B2 (ja) 画像形成装置
US11726421B2 (en) Image forming apparatus
JP7412942B2 (ja) 画像形成装置
US9977365B2 (en) Image forming apparatus with correction of exposure light using measurement image
JP2015197470A (ja) 画像形成装置
JP2023031885A (ja) 画像形成装置
JP2016090961A (ja) 画像形成装置
JP2015068977A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180907

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190624

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190626

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190723

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6562786

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151