JP2023031729A - 電子部品の電気的計測装置 - Google Patents

電子部品の電気的計測装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2023031729A
JP2023031729A JP2021137401A JP2021137401A JP2023031729A JP 2023031729 A JP2023031729 A JP 2023031729A JP 2021137401 A JP2021137401 A JP 2021137401A JP 2021137401 A JP2021137401 A JP 2021137401A JP 2023031729 A JP2023031729 A JP 2023031729A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pair
probes
measurement
resistance value
measuring device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021137401A
Other languages
English (en)
Inventor
一明 青木
Kazuaki Aoki
智幸 小島
Tomoyuki Kojima
憲昭 稲田
noriaki Inada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Weld Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Weld Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Weld Co Ltd filed Critical Tokyo Weld Co Ltd
Priority to JP2021137401A priority Critical patent/JP2023031729A/ja
Publication of JP2023031729A publication Critical patent/JP2023031729A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)

Abstract

【課題】電子部品の外観を損なうことなく、精度良く電子部品の電気的計測を行う。【解決手段】抵抗値測定器16により電極W1に当接する第1測定端子11の一対の第1プローブ11a,11b間の接触抵抗と、電極W2に当接する第2測定端子12の一対の第2プローブ12a,12b間の接触抵抗を測定する。一対の第1プローブ11a,11b間の接触抵抗および第2プローブ12a,12b間の接触抵抗が規定値以下の場合に、電気的測定器20を作動させて、一対の電極W1,W2間の電気的計測を行う。【選択図】図1

Description

本開示は、電子部品の電気的計測装置に関する。
電子機器の高機能化、高精度化にともない、電子機器に使用される電子部品にも、高い特性精度が求められている。このような電子部品に対して、プローブを電子部品の電極に当接させることにより、電気的計測が行われている。
この場合、電子部品の電極に自然形成された酸化膜が形成されることがあり、この酸化膜は接触抵抗となって電気的測定に悪影響を与えている。このような悪影響を防ぐため、プローブの先端を鋭角にしたり、プローブ先端を電極に擦り付けて酸化膜を除去したり、プローブ先端に電流を印加して酸化膜を破壊することが考えられている。
しかしながら、いずれの方法も電極に傷を付けたり、プローブ痕を残したりして、電子部品の外観を損なうことになる。
WO2016/163229
本開示はこのような点を考慮してなされたものであり、電子部品の外観を損なうことなく、精度良く電子部品の電気的計測を行うことができる電子部品の電気的計測装置を提供することを目的とする。
本開示は、一対の電極を含む電子部品の電気的計測を行う電子部品の電気的計測装置において、一方の電極に当接するとともに、少なくとも一対の第1プローブを含む第1測定端子と、他方の電極に当接するとともに、少なくとも一対の第2プローブを含む第2測定端子と、前記第1測定端子の一対の第1プローブと、前記第2測定端子の一対の第2プローブとの間に接続され、前記一対の電極間の電気的計測を行う電気的測定器と、前記第1測定端子の前記一対の第1プローブ間、および前記第2測定端子の前記一対の第2プローブ間に接続され、前記第1測定端子の前記一対の第1プローブ間の接触抵抗値、および前記第2測定端子の前記一対の第2プローブ間の接触抵抗値を測定する抵抗値測定器と、制御部と、を備え、前記制御部は前記抵抗値測定器により測定された前記第1測定端子の前記一対の第1プローブ間の接触抵抗値が規定値以下の場合であり、かつ前記第2測定端子の前記一対の第2プローブ間の接触抵抗値が規定値以下の場合に、前記電気的測定器を作動させて、前記一対の電極間の電気的計測を行う、電子部品の電気的計測装置である。
本開示は、前記第1測定端子および前記第2測定端子をそれぞれ駆動する駆動機構をさらに備えた、電子部品の電気的計測装置である。
本開示は、前記駆動機構は、ボイスコイルモータを含む、電子部品の電気的計測装置である。
本開示は、前記制御部は前記駆動機構を制御して、前記第1測定端子および前記第2測定端子を駆動し、前記第1測定端子の前記一対の第1プローブを前記一方の電極に当接させ、かつ前記第2測定端子の前記一対の第2プローブを前記他方の電極に当接させ、前記制御部は前記抵抗値測定器により測定された前記第1測定端子の前記一対の第1プローブ間の接触抵抗値が規定値を超えた場合、または前記抵抗値測定器により測定された前記第2測定端子の前記一対の第2プローブ間の接触抵抗値が規定値を超えた場合、再度、前記駆動機構を制御して、接触抵抗値が規定値を超えた前記第1測定端子または前記第2測定端子を駆動して、前記第1測定端子の前記一対の第1プローブを前記一方の電極に当接させるか、または前記第2測定端子の前記一対の第2プローブを前記他方の電極に当接させる、電子部品の電気的計測装置である。
本開示は、前記制御部は前記駆動機構を制御して、前記第1測定端子および前記第2測定端子を駆動し、前記第1測定端子の前記一対の第1プローブを前記一方の電極に当接させ、かつ前記第2測定端子の前記一対の第2プローブを前記他方の電極に当接させ、前記制御部は前記抵抗値測定器により測定された前記第1測定端子の前記一対の第1プローブ間の接触抵抗値が規定値を超えた場合、または前記抵抗値測定器により測定された前記第2測定端子の前記一対の第2プローブ間の接触抵抗値が規定値を超えた場合、前記駆動機構を制御して、接触抵抗値が規定値を超えた前記第1測定端子または前記第2測定端子を駆動して、前記第1測定端子の前記一対の第1プローブを前記一方の電極に当接させながら振動させるか、または前記第1測定端子の前記一対の第1プローブと前記一方の電極との間の接触荷重を増加させ、あるいは前記第2測定端子の前記一対の第2プローブを前記他方の電極に当接させながら振動させるか、または前記第2測定端子の前記一対の第2プローブと前記他方の電極との間の接触荷重を増加させる、電子部品の電気的計測装置である。
本開示は、前記第1測定端子の前記一対の第1プローブのいずれか、および前記第2測定端子の前記一対の第2プローブのいずれかに温度計が設定され、前記制御部は前記温度計からの温度が規定温度を超えた場合に前記電気的測定器の作動を中止する、電子部品の電気的計測装置である。
以上のように本開示によれば、電子部品の外観を損なうことなく、精度良く電子部品の電気的計測を行うことができる。また、接触抵抗が高い状態で電流を印加することによる熱によって、プローブあるいは電子部品を損傷させることはない。
図1は本開示による電子部品の電気的計測装置を示す概略図。 図2は制御部のVCM制御部を示す概念図。 図3AはVCMの荷重と印加電流との関係を示す図。 図3Bは接触抵抗と接触荷重との関係を示す図。 図4は本開示による電子部品の電気的計測装置の作用を示すフローチャート。 図5は電気的計測装置システム全体を示す概略図。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態について説明する。
まず図5により、本開示による電子部品の電気的計測装置10が組み込まれた電気的計測装置システム100全体の概略について説明する。
本開示による電子部品の電気的計測装置10により計測される電子部品としては、例えばNTCサーミスタ、PTCサーミスタ、固定抵抗、キャパシタ、インダクタ、ダイオードなどが挙げられる。
電気的計測装置システム100は、図5に示すように、電子部品Wを順次供給するパーツフィーダ1と、パーツフィーダ1に接続されたリニアフィーダ3と、リニアフィーダ3に接続されたインデックステーブル5とを備えている。このうちパーツフィーダ1は、モータにより回転する回転板2を有し、回転板2が回転することにより、回転板2の上に投入された多数の電子部品Wを順次供給する。
またリニアフィーダ3は、コンベアを備え、パーツフィーダ1により供給された電子部品Wを直線状に搬送する。
さらにインデックステーブル5は、測定ベース4上に配置されるとともに円板状をなし、インデックステーブル5の外周に電子部品Wを収容する多数の凹部5aが形成されている。インデックステーブル5は、凹部5aに電子部品Wを収容した状態で、モータにより間欠的に回転する。
なお、図5においては図示を省略しているが、インデックステーブル5の周囲には、凹部5aに収容された電子部品Wが、インデックステーブル5の回転にともなって円状に搬送されるよう、インデックスガイド7が適宜設けられている(図1参照)。また、図5において、インデックステーブル5の上面には、インデックスカバーが設けられる場合がある。
また電気的計測装置システム100の測定ベース4には、本開示による電子部品の電気的計測装置10が設けられている(図1および図5参照)。
次に図1により本開示による電子部品の電気的計測装置10について説明する。
電子部品の電気的計測装置10は、上述のようにサーミスタ等の電子部品Wの電気的計測を行うものであり、電子部品Wは電子部品本体W0と、電子部品本体W0の両側に設けられた一対の電極W1,W2とを有する。
また電子部品Wは測定ベース4上に設けられたインデックステーブル5の凹部5a内に収容され、インデックステーブル5の凹部5a内に収容された電子部品Wが電子部品の電気的計測装置10に達すると、この電子部品の電気的計測装置10により電子部品Wに対して電気的計測が行われる。
ここで電子部品の電気的計測装置10は、一方の電極W1に当接する一対の第1プローブ11a,11bを有する第1測定端子11と、他方の電極W2に当接する一対の第2プローブ12a,12bを有する第2測定端子12と、第1測定端子11の一対の第1プローブ11a,11bと、第2測定端子12の一対の第2プローブ12a,12bとに接続され、一対の電極W1,W2間の電気的計測を行う電気的測定器20とを備えている。
この場合、第1測定端子11の一対の第1プローブ11a,11bおよび第2測定端子12の一対の第2プローブ12a,12bは、いずれも測定ベース4の開口4a内を貫通して上方へ延び、測定ベース4に対して上下方向に移動可能となって、電子部品Wの電極W1,W2に当接可能となっている。
また一対の第1プローブ11a,11bおよび一対の第2プローブ12a,12bは、いずれも駆動機構本体13に保持されている。そしてこの駆動機構本体13はVCM(ボイスコイルモータ)14により駆動され、VCM14により駆動機構本体13が上下方向に駆動され、これに伴なって一対の第1プローブ11a,11bおよび一対の第2プローブ12a,12bが上下方向へ移動する。
そして駆動機構本体13とVCM14とによって駆動機構15が構成される。
本実施の形態において、第1測定端子11の一対の第1プローブ11a,11bおよび第2測定端子12の一対の第2プローブ12a,12bが駆動機構15によって一体として上下方向へ移動するが、第1測定端子11の一対の第1プローブ11a,11bおよび第2測定端子12の一対の第2プローブ12a,12bを、各々独立した駆動機構15により個別に移動させてもよい。
また、第1測定端子11の一対の第1プローブ11a,11bには、各々配線ライン21a,21bが接続され、一対の第1プローブ11a,11bはこの配線ライン21a,21bを介して電気的測定器20に接続されている。
さらに第2測定端子12の一対の第2プローブ12a,12bには各々配線ライン22a,22bが接続され、一対の第2プローブ12a,12bはこの配線ライン22a,22bを介して電気的測定器20に接続されている。
さらにまた、第1測定端子11の一対の第1プローブ11a,11bは、各々配線ライン21a,21bを介して抵抗値測定器16に接続されている。また第2測定端子12の一対の第2プローブ12a,12bは、各々配線ライン22a,22bを介して抵抗値測定器16に接続されている。
この抵抗値測定器16は、第1測定端子11の一対の第1プローブ11a,11b間における接触抵抗値を測定するとともに、第2測定端子12の一対の第2プローブ12a,12b間における接触抵抗値を測定するものである。
すなわち、電子部品Wの一対の電極W1,W2の表面には酸化膜が自然に形成される場合がある。そしてこの自然に形成される電極W1上の酸化膜により第1測定端子11の一対の第1プローブ11a,11bと電極W1との間に接触抵抗が生じ、この接触抵抗は、第1測定端子11側においては一対の第1プローブ11a,11b間に生じる接触抵抗値として求めることができる。
同様に自然に形成される電極W2上の酸化膜により第2測定端子12の一対の第2プローブ12a,12bと電極W2との間に接触抵抗が生じ、この接触抵抗は、第2測定端子12側においては一対の第2プローブ12a,12b間に生じる接触抵抗値として求めることができる。
ところで、本実施の形態において、電気的測定器20により電気的に測定される一対の電極W1,W2間の電気的特性としては、以下のようなものが挙げられる。
例えば電気的測定器20は電子部品Wがコンデンサの場合、静電容量(C)、損失係数(Df)、品質係数(Q:Dfの逆数)を検出することもできる。あるいは電気的測定器20は漏れ電流(漏れ電流と印加電圧から計算で絶縁抵抗を求める)、直流電圧バイアスの静電容量(直流電圧を印加した状態で交流での静電容量)、耐電圧(BDV 絶縁破壊電圧)を検出することもできる。あるいは電気的測定器20は電子部品Wがインダクタの場合、インダクタンス(L)、直流抵抗(Rdc)、耐電流を検出することもできる。
また第1測定端子11の一対の第1プローブ11a,11bのうち、電流印加側プローブ、例えば第1プローブ11aには温度計24が取り付けられ、第2測定端子12の一対の第2プローブ12a,12bのうち電流印加側プローブ、例えば第2プローブ12aには、温度計25が取り付けられている。
さらに駆動機構15の駆動機構本体13側方には、この駆動機構本体13の上下方向移動量を計測するエンコーダ18が設けられている。
さらに上述した駆動機構15のVCM14およびエンコーダ18と、抵抗値測定器16と、電気的測定器20と、温度計24,25は、いずれも制御部30に接続されている。また制御部30はVCM14を駆動制御するVCM制御部30aを内蔵している。
またインデックステーブル5の凹部5a内に収容された電子部品Wの上方には、第1測定端子11の一対の第1プローブ11a,11bおよび第2測定端子12の一対の第2プローブ12a,12bが上昇して電子部品Wに当接した際、上方から電子部品Wを抑える押圧体27が配置されている。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について、説明する。
まず、複数の電子部品Wを電気的計測装置システム100のパーツフィーダ1の回転板2上に投入する。
次に、制御部30の制御に基づき、パーツフィーダ1、リニアフィーダ3、インデックステーブル5が、それぞれ駆動を開始する。その結果、電子部品Wが、順次、測定ベース4に設けられた本開示による電子部品の電気的計測装置10まで搬送される。
そして電子部品Wが、電子部品の電気的計測装置10に接近すると、制御部30により駆動機構15のVCM14が駆動機構本体13を駆動させる。このようにして電子部品の測定が開始する(図4参照)。
図4に示すように、駆動機構15のVCM14が駆動機構本体13を駆動させると、第1測定端子11の一対の第1プローブ11a,11bおよび第2測定端子12の一対の第2プローブ12a,12bが、電子部品Wの第1電極W1および第2電極W2に各々当接する。
次に制御部30は図4に示すように、抵抗値測定器16を作動させ、第1測定端子11の一対の第1プローブ11a,11b間の接触抵抗値を求めるとともに、第2測定端子12の一対の第2プローブ12a,12b間の接触抵抗値を求める。
このとき制御部30は抵抗値測定器16により求めた接触抵抗値が規定値以下であるか否か判断する。
抵抗値測定器16により求めた接触抵抗値が規定値以下の場合、制御部30は引き続いて電気的測定器20を作動させて、電子部品Wの一対の電極W1,W2間の電気的計測を行う。
この間、抵抗値測定器16により第1測定端子11の一対の第1プローブ11a,11b間の接触抵抗値を求める場合、抵抗値測定器16から一対の第1プローブ11a,11b間に電圧を印加して電流を流す。そしてこの時の電圧値と電流値に基づいて抵抗値測定器16により一対の第1プローブ11a,11b間の接触抵抗値を求める。
同様に抵抗値測定器16により第2測定端子12の一対の第2プローブ12a,12b間の接触抵抗値を求める場合、抵抗値測定器16から一対の第2プローブ12a,12b間に電圧を印加して電流を流す。そしてこの時の電圧値と電流値に基づいて抵抗値測定器16により一対の第2プローブ12a,12b間の接触抵抗値を求める。
制御部30は、抵抗値測定器16により求めた一対の第1プローブ11a,11b間の接触抵抗値および一対の第2プローブ12a,12b間の接触抵抗値の双方が規定値以下の場合に、一対の第1プローブ11a,11bと、電子部品Wの電極W1との間で大きな接触抵抗が生じておらず、かつ一対の第2プローブ12a,12bと電子部品Wの電極W2との間で大きな接触抵抗が生じていないと判断する。このとき、制御部30は、引き続いて電気的測定器20を作動させて、電子部品Wの一対の電極W1,W2間の電気的計測を行う。
電子部品Wの一対の電極W1,W2間の電気的計測を行う場合、例えば電気的測定器20は一方の第1プローブ11aと、一方の第2プローブ12aとの間に所定値の電流を流す。同時に電気的測定器20は他方の第1プローブ11bと、他方の第2プローブ12bとの間の電圧を測定する。このことにより電子部品Wの一対の電極W1,W2間の抵抗値を精度良く求めることができる。
他方、制御部30は抵抗値測定器16により求めた一対の第1プローブ11a,11b間の接触抵抗値または一対の第2プローブ12a,12b間の接触抵抗値のいずれかが規定値を超えた場合、制御部30は一対の第1プローブ11a,11bと電子部品Wの電極W1との間で大きな接触抵抗が生じているか、または一対の第2プローブ12a,12bと電子部品Wの電極W2との間で大きな接触抵抗が生じていると判断する。
このとき制御部30は駆動機構15のVCM14を作動して、駆動機構本体13を駆動して一対の第1プローブ11a,11bおよび一対の第2プローブ12a,12bを電子部品Wの電極W1,W2から引き離す。
その後、制御部30はVCM14を作動させ、駆動機構本体13を駆動して、再び一対の第1プローブ11a,11bおよび一対の第2プローブ12a,12bを電子部品Wの電極W1,W2に再び当接させ、一対の第1プローブ11a,11bと電極W1との間の当接状態を変化させ、同時に一対の第2プローブ12a,12bと電極W2との間の当接状態を変化させる。
このようにして一対の第1プローブ11a,11bと電極W1との間の接触抵抗が小さくなるよう一対の第1プローブ11a,11bと電極W1との間の当接状態を改善させる。同様に一対の第2プローブ12a,12bと電極W2との間の接触抵抗が小さくなるよう、一対の第2プローブ12a,12bと電極W2との間の当接状態を改善させる。
なお、一対の第1プローブ11a,11bおよび一対の第2プローブ12a,12bを電子部品Wの電極W1,W2に再度当接させて、一対の第1プローブ11a,11bの当接状態および一対の第2プローブ12a,12bの当接状態を改善させる代わりに、あるいは再度当接させることに加えて、以下のような制御を行ってもよい。すなわち、制御部30は駆動機構15のVCM14を制御して一対の第1プローブ11a,11bおよび一対の第2プローブ12a,12bに微動を加えて一対の第1プローブ11a,11bと電極W1との間の当接状態を改善させ、同時に一対の第2プローブ12a,12bと電極W2との間の当接状態を改善してもよい。あるいは、後述のように、接触荷重が大きくなるにつれて接触抵抗が小さくなることが分かっているので(図3B参照)、このことを利用して、一対の第1プローブ11a,11bと、電極W1との間の接触荷重を増加させて接触抵抗を小さくし、かつ一対の第2プローブ12a,12bと、電極W2との間の接触荷重を増加させて接触抵抗を小さくしてもよい。このようにして、一対の第1プローブ11a,11bと電極W1との間の当接状態を改善させ、同時に一対の第2プローブ12a,12bと電極W2との間の当接状態を改善させることができる。
次に抵抗値測定器16により、第1測定端子11の一対の第1プローブ11a,11b間の接触抵抗値および第2測定端子12の一対の第2プローブ12a,12bの接触抵抗値が求められて、上述した作用が繰り返される。
ところで電気的測定器20を作動させて、電子部品Wの一対の電極W1,W2間の電気的計測を行う間、第1測定端子11側では第1プローブ11aに設けられた温度計24により第1プローブ11aの温度が測定され、第2測定端子12側では第2プローブ12aに設けられた温度計25により第2プローブ12aの温度が測定される。
そして温度計24により測定された第1プローブ11aの温度が規定値以下の場合、および温度計25により測定された第2プローブ12aの温度が規定値以下の場合、制御部30は一対の第1プローブ11a,11bと電子部品Wの電極W1との間で接触抵抗が生じておらず、かつ一対の第2プローブ12a,12bと電子部品Wの電極W2との間で接触抵抗が生じていないと判断する。この場合、制御部30は電気的測定器20の作動を続行する。
このようにして、電子部品Wに対する電気的測定が終了する。
他方、温度計24により測定された第1プローブ11aの温度が規定値を超えた場合、または温度計25により測定された第2プローブ12aの温度が規定値を超えた場合、制御部30は一対の第1プローブ11a,11bと電子部品Wの電極W1との間で過度の接触抵抗が生じたか、または一対の第2プローブ12a,12bと電子部品Wの電極W2との間で過度の接触抵抗が生じたものと判断する。制御部30はこの場合、電気的測定器20の作動を中止する。
このように電子部品の電気的計測装置10により計測された電子部品Wの計測結果は制御部30に送られる。制御部30はインデックステーブル5を回転させながら、電子部品Wの計測結果に基づき不良品を不良品排出部8から外方へ排出し、良品を良品排出部9から外方へ排出する。
次に図2、図3Aおよび図3Bにより、制御部30による駆動機構15の制御方法について説明する。
上述のように制御部30は、駆動機構15のVCM14を制御して作動させ、VCM14を作動させて駆動機構本体13に保持された一対の第1プローブ11a,11bおよび一対の第2プローブ12a,12bを移動させて電子部品Wの電極W1,W2に当接(接触)させている。
このように駆動機構15のVCM14は、図3Aのような接触荷重と印加電流の関係を含む。図3Aに示すように、VCM14の接触荷重と印加電流との関係は、比較的明瞭な一次関数となる。
このため、駆動機構15としてVCM14を用いた場合、その印加電流を調整することにより容易に接触荷重を制御することができる。
また接触抵抗と接触荷重との関係については、図3Bに示すように、接触荷重が大きくなるにつれて接触抵抗は小さくなることが分かっている。
このため図3Aに示す接触荷重と印加電流との関係、および図3Bに示す接触抵抗と荷重との関係を用いることにより、VCM14の印加電流を調整して荷重を容易に制御することができ、かつ接触荷重を制御することにより接触抵抗値を調整することができる。
次に制御部30による駆動機構15のVCM14の具体的制御方法について述べる。本実施の形態において、VCM14は制御部30のVCM制御部30aにより制御される。
図2に示すように制御部30のVCM制御部30aに駆動指令が入力されると、制御部30のVCM制御部30aはVCM14を駆動制御する。
この場合、制御部30のVCM制御部30aには駆動指令ととともにトルク制御指令が入力される。またVCM制御部30aには、エンコーダ18から駆動機構本体13の位置情報および速度情報がフィードバック情報として入力され、同時にVCM14からその電流値がフィードバック情報として入力される。
上述のように接触抵抗と接触荷重には一定の関係があり(図3B参照)、所望の接触抵抗を得るための接触荷重を予め入手することができる。
同様にVCM14を用いた場合、接触荷重と印加電流との関係も予め分かっている。そこで所望の接触抵抗を得るための所定の接触荷重を求め、この所定の接触荷重に対応するトルク値をVCM制御部30aにトルク制御指令として入力する。
この間、VCM制御部30aは、指令をフィードバック情報として入力されたVCM電流値、およびエンコーダ18からの駆動機構本体13の位置情報および速度情報を比較して、位置・速度制御指令を求める。
VCM制御部30aは、トルク制御指令と位置・速度制御指令とに基づいてPWM変換部によりPWM変換信号を生成して駆動アンプ部へ出力する。次に駆動アンプ部は、出力信号を生成してVCM14を作動させる。この場合、VCM14を作動させる出力信号は、上述のように所望の接触抵抗を得るための所定の荷重に対応する印加電流を含む。
このように本実施の形態によれば、第1測定端子11の第1プローブ11a,11bおよび第2測定端子12の第2プローブ12a,12bを駆動する駆動機構15が駆動機構本体13と、駆動機構本体13を駆動するVCM14を有する。
VCM14を駆動機構15の駆動モータとして用いた場合、VCM14の荷重と印加電流との関係が比較的明瞭な一次関数となる。このためVCM14に対する印加電流を調整することで、容易かつ確実に第1測定端子11の一対の第1プローブ11a,11bと一方の電極W1との間の所望の接触荷重、および第2測定端子12の一対の第2プローブ12a,12bと他方の電極W2との間で所定の接触荷重を得ることができ、これにより第1測定端子の一対の第1プローブ11a,11bと一方の電極W1との間で所望の接触抵抗を得ることができ、かつ第2測定端子の一対の第2プローブ12a,12bと他方の電極W2との間で所望の接触抵抗を得ることができる。
以上のように本実施の形態によれば、まず第1測定端子11の一対の第1プローブ11a,11bを電極W1に当接させ、第2測定端子12の一対の第2プローブ12a,12bを電極W2に当接させる。次に抵抗値測定器16により第1測定端子11の一対の第1プローブ11a,11b間、および第2測定端子12の一対の第2プローブ12a,12b間の接触抵抗値を測定する。そして第1測定端子11の一対の第1プローブ11a,11b間の接触抵抗値が規定値以下の場合であり、かつ第2測定端子12の一対の第2プローブ12a,12b間の接触抵抗値が規定値以下となった場合に、第1プローブ11a,11bと電子部品Wの電極W1との間で大きな接触抵抗が生じておらず、かつ第2プローブ12a,12bと電子部品Wの電極W2との間で大きな接触抵抗が生じていないと判断して、電気的測定器20を作動させて電子部品Wの一対の電極W1,W2間の電気的計測を行うことができる。
このように、第1プローブ11a,11bと電子部品Wの電極W1との間で大きな接触抵抗が生じておらず、かつ第2プローブ12a,12bと電子部品Wの電極W2との間で大きな接触抵抗が生じていない状態で、電気的測定器20により電子部品Wの一対の電極W1,W2間の電気的計測を行うため、電気的測定器20により接触抵抗の影響を除去した状態で精度良く電極W1,W2間の電気的計測を行うことができる。
また接触抵抗の影響を除去するために一対の第1プローブ11a,11bおよび一対の第2プローブ12a,12bの先端を鋭角としたり、一対の第1プローブ11a,11bおよび一対の第2プローブ12a,12bの先端を電極W1,W2に擦り付けたり、さらには電極W1,W2の酸化膜を破壊する必要はない。このため電子部品Wの電極W1,W2に傷を付けたり、プローブ痕を残すことはなく、電子部品Wの外観を損なうことなく、電子部品Wに対して精度良く電気的測定を行うことができる。また、接触抵抗が高い状態で電流を印加することによる熱によって、プローブ11a,11b、12a、12b、あるいは電子部品Wを損傷させることはない。
なお、上記実施の形態において、単一の駆動機構15によって、第1測定端子11の一対の第1プローブ11a,11bおよび第2測定端子12の一対の第2プローブ12a,12bを一体として上下方向に移動させる例を示したが、これに限らず、第1測定端子11の一対の第1プローブ11a,11bおよび第2測定端子12の一対の第2プローブ12a,12bを各々独立した駆動機構15により個別に移動させてもよい。この場合、第1測定端子11の一対の第1プローブ11a,11b用の駆動機構15と、第2測定端子12の一対の第2プローブ12a,12b用の駆動機構15は、いずれも独立した駆動機構本体13,13と、この駆動機構本体13,13を駆動するVCM14,14とを有し、各VCM14,14は制御部30によりそれぞれ独立して駆動制御される。
1 パーツフィーダ
3 リニアフィーダ
4 測定ベース
5 インデックステーブル
10 電子部品の電気的計測装置
11 第1測定端子
11a,11b 第1プローブ
12 第2測定端子
12a,12b 第2プローブ
13 駆動機構本体
14 VCM(ボイスコイルモータ)
15 駆動機構
16 抵抗値測定器
20 電気的測定器
21a,21b 配線ライン
22a,22b 配線ライン
24 温度計
25 温度計
30 制御部
30a VCM制御部
100 電気的計測装置システム

Claims (6)

  1. 一対の電極を含む電子部品の電気的計測を行う電子部品の電気的計測装置において、
    一方の電極に当接するとともに、少なくとも一対の第1プローブを含む第1測定端子と、
    他方の電極に当接するとともに、少なくとも一対の第2プローブを含む第2測定端子と、
    前記第1測定端子の一対の第1プローブと、前記第2測定端子の一対の第2プローブとの間に接続され、前記一対の電極間の電気的計測を行う電気的測定器と、
    前記第1測定端子の前記一対の第1プローブ間、および前記第2測定端子の前記一対の第2プローブ間に接続され、前記第1測定端子の前記一対の第1プローブ間の接触抵抗値、および前記第2測定端子の前記一対の第2プローブ間の接触抵抗値を測定する抵抗値測定器と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は前記抵抗値測定器により測定された前記第1測定端子の前記一対の第1プローブ間の接触抵抗値が規定値以下の場合であり、かつ前記第2測定端子の前記一対の第2プローブ間の接触抵抗値が規定値以下の場合に、前記電気的測定器を作動させて 前記一対の電極間の電気的計測を行う、電子部品の電気的計測装置。
  2. 前記第1測定端子および前記第2測定端子をそれぞれ駆動する駆動機構をさらに備えた、請求項1記載の電子部品の電気的計測装置。
  3. 前記駆動機構は、ボイスコイルモータを含む、請求項2記載の電子部品の電気的計測装置。
  4. 前記制御部は前記駆動機構を制御して、前記第1測定端子および前記第2測定端子を駆動し、前記第1測定端子の前記一対の第1プローブを前記一方の電極に当接させ、かつ前記第2測定端子の前記一対の第2プローブを前記他方の電極に当接させ、
    前記制御部は前記抵抗値測定器により測定された前記第1測定端子の前記一対の第1プローブ間の接触抵抗値が規定値を超えた場合、または前記抵抗値測定器により測定された前記第2測定端子の前記一対の第2プローブ間の接触抵抗値が規定値を超えた場合、再度、前記駆動機構を制御して、接触抵抗値が規定値を超えた前記第1測定端子または前記第2測定端子を駆動して、前記第1測定端子の前記一対の第1プローブを前記一方の電極に当接させるか、または前記第2測定端子の前記一対の第2プローブを前記他方の電極に当接させる、請求項2または3記載の電子部品の電気的計測装置。
  5. 前記制御部は前記駆動機構を制御して、前記第1測定端子および前記第2測定端子を駆動し、前記第1測定端子の前記一対の第1プローブを前記一方の電極に当接させ、かつ前記第2測定端子の前記一対の第2プローブを前記他方の電極に当接させ、
    前記制御部は前記抵抗値測定器により測定された前記第1測定端子の前記一対の第1プローブ間の接触抵抗値が規定値を超えた場合、または前記抵抗値測定器により測定された前記第2測定端子の前記一対の第2プローブ間の接触抵抗値が規定値を超えた場合、前記駆動機構を制御して、接触抵抗値が規定値を超えた前記第1測定端子または前記第2測定端子を駆動して、前記第1測定端子の前記一対の第1プローブを前記一方の電極に当接させながら振動させるか、または前記第1測定端子の前記一対の第1プローブと前記一方の電極との間の接触荷重を増加させ、あるいは前記第2測定端子の前記一対の第2プローブを前記他方の電極に当接させながら振動させるか、または前記第2測定端子の前記一対の第2プローブと前記他方の電極との間の接触荷重を増加させる、電極請求項2または3記載の電子部品の電気的計測装置。
  6. 前記第1測定端子の前記一対の第1プローブのいずれか、および前記第2測定端子の前記一対の第2プローブのいずれかに温度計が設定され、前記制御部は前記温度計からの温度が規定温度を超えた場合に前記電気的測定器の作動を中止する、請求項1乃至5のいずれか記載の電子部品の電気的計測装置。
JP2021137401A 2021-08-25 2021-08-25 電子部品の電気的計測装置 Pending JP2023031729A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021137401A JP2023031729A (ja) 2021-08-25 2021-08-25 電子部品の電気的計測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021137401A JP2023031729A (ja) 2021-08-25 2021-08-25 電子部品の電気的計測装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023031729A true JP2023031729A (ja) 2023-03-09

Family

ID=85416233

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021137401A Pending JP2023031729A (ja) 2021-08-25 2021-08-25 電子部品の電気的計測装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023031729A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05281297A (ja) * 1992-04-01 1993-10-29 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体装置のテスト方法
JP2000275274A (ja) * 1999-03-26 2000-10-06 Matsushita Electric Works Ltd 回路の検査方法とこの検査方法に対応した回路基板
JP2006337268A (ja) * 2005-06-03 2006-12-14 Sharp Corp 接触抵抗の測定方法および半導体素子の電気特性の測定方法
JP2011069619A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Hioki Ee Corp コンタクトプローブのプロービング方法およびプロービング装置
JP2011215007A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Fujitsu Semiconductor Ltd 試験装置及び試験方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05281297A (ja) * 1992-04-01 1993-10-29 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体装置のテスト方法
JP2000275274A (ja) * 1999-03-26 2000-10-06 Matsushita Electric Works Ltd 回路の検査方法とこの検査方法に対応した回路基板
JP2006337268A (ja) * 2005-06-03 2006-12-14 Sharp Corp 接触抵抗の測定方法および半導体素子の電気特性の測定方法
JP2011069619A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Hioki Ee Corp コンタクトプローブのプロービング方法およびプロービング装置
JP2011215007A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Fujitsu Semiconductor Ltd 試験装置及び試験方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8248083B2 (en) Processing device for piezoelectric actuator and processing method for piezoelectric actuator
CN110235519B (zh) 控制感应加热电路以密封包装材料的方法
JP2023031729A (ja) 電子部品の電気的計測装置
CN111487556A (zh) 电容器检查装置及电容器检查方法
JP4082314B2 (ja) 電子部品の試験方法および試験装置
JP4872476B2 (ja) コンデンサの放電負荷試験装置
JPS6240128B2 (ja)
JP2002311074A (ja) コンデンサの漏れ電流測定方法
JP5512368B2 (ja) 検査装置および検査方法
US9308622B2 (en) Lapping head with a sensor device on the rotating lapping head
JP2008233053A (ja) 圧電振動素子の周波数特性測定方法
JP2002196017A (ja) プロービングカード
JP3714133B2 (ja) 圧電体の分極処理方法
JP4418315B2 (ja) 膜特性検査装置、製膜装置、膜特性検査方法及び膜の製造方法
JPH10138048A (ja) 放電加工方法
JP2017015624A (ja) 絶縁劣化測定方法及び絶縁劣化測定装置
JP2020003293A (ja) 電気的接続部の劣化度合診断装置、及び、劣化度合診断方法
JP2020056752A (ja) トリミング装置
JP6696523B2 (ja) 抵抗測定方法、抵抗測定装置、及び基板検査装置
US6498997B1 (en) Method and apparatus for producing a solid actuator and medium storing a program for controlling the same
US20220173304A1 (en) Innovative and flexible fixture for poling plan
WO2009093323A1 (ja) 電子部品の試験方法及び電子部品試験装置
JP5326219B2 (ja) 圧電振動素子の周波数測定方法
JP2019211408A (ja) 移動装置、基板検査装置および制御方法
JPH08292230A (ja) Icの電気特性測定装置およびその方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230329

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231228

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20240202