JP2023030390A - 収容部材、及び画像形成装置 - Google Patents

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洸太 富岡
Kota Tomioka
博幸 田中
Hiroyuki Tanaka
洋一 山川
Yoichi Yamakawa
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Abstract

【課題】収容本体部が傾斜している構成において、記録媒体を平らな状態で収容する場合と比して、収容されている記録媒体が変形するのを抑制することができる収容部材、及び画像形成装置を得る。【解決手段】収容部材は、水平方向に対して傾斜して配置された収容本体部と、収容本体部に収容される記録媒体を記録媒体の前後方向から見て湾曲させる湾曲手段とを備えている。【選択図】図5

Description

本発明は、記録媒体を収容する収容部材、及び収容部材を備えた画像形成装置に関する。
特許文献1には、給紙装置のカセット部を斜めに配し、対角線に最大サイズカセット(例えばA3)、その上下にそれよりも小さなカセットをおいている構成が記載されている。
特開2003-312870号公報
収容部材は、記録媒体を平らな状態で収容する収容本体部を備えている。この収容本体部が、水平方向に対して傾斜して配置されることがある。収容本体部が傾斜していることで、収容本体部に収容されている記録媒体が傾斜方向に沿って下方へ移動する。
そして、平らな状態の記録媒体の前縁又は後縁が、前縁又は後縁の位置を規制する規制部材に押し付けられる。これにより、記録媒体が変形してしまうことがある。
本発明の課題は、収容本体部が傾斜している構成において、記録媒体を平らな状態で収容する場合と比して、収容されている記録媒体が変形するのを抑制することである。
本発明の第1態様に係る収容部材は、記録媒体を収容すると共に収容される記録媒体の前縁と後縁との上下方向位置が異なるように水平方向に対して傾斜して配置されている収容本体部と、前記収容本体部に収容される記録媒体を記録媒体の前後方向から見て湾曲させる湾曲手段とを備えることを特徴とする。
本発明の第2態様に係る収容部材は、第1態様に記載の収容部材において、前記収容本体部は、収容される記録媒体の前縁が後縁に対して上方に位置するように傾斜して配置されていることを特徴とする。
本発明の第3態様に係る収容部材は、第1又は第2態様に記載の収容部材において、前記湾曲手段は、収容される記録媒体の幅方向において記録媒体の全域を湾曲させることを特徴とする。
本発明の第4態様に係る収容部材は、第1~第3態様の何れか1態様に記載の収容部材において、前記湾曲手段は、前記前後方向において記録媒体の全域を湾曲させることを特徴とする。
本発明の第5態様に係る収容部材は、第1~第4態様の何れか1態様に記載の収容部材において、前記湾曲手段は、記録媒体の幅方向において記録媒体の中央部分が端部分に対して上方に位置するように記録媒体を湾曲させることを特徴とする。
本発明の第6態様に係る収容部材は、記録媒体を収容すると共に収容される記録媒体の前縁と後縁の上下方向位置が異なるように水平方向に対して傾斜して配置された収容本体部と、収容される記録媒体を記録媒体の下面から支持する支持部であって、記録媒体の前後方向から見て記録媒体の中央部分と接触する中央接触部と、記録媒体の端部分と接触する端接触部とが形成され、前記中央接触部と前記端接触部の上下方向位置が異なる前記支持部と、を備えることを特徴とする。
本発明の第7態様に係る収容部材は、第6態様に記載の収容部材において、前記収容本体部は、収容される記録媒体の前縁が後縁に対して上方に位置するように傾斜して配置されていることを特徴とする。
本発明の第8態様に係る収容部材は、第6又は第7態様に記載の収容部材において、前記中央接触部は、前記端接触部に対して上方に位置していることを特徴とする。
本発明の第9態様に係る収容部材は、第6~第8態様の何れか1態様に記載の収容部材において、前記中央接触部及び前記端接触部は、前記前後方向において前記支持部の全域に形成されていることを特徴とする。
本発明の第10態様に係る画像形成装置は、第1~第9態様の何れか1態様に記載の収容部材と、前記収容部材に収容された記録媒体を搬送する搬送部と、前記搬送部によって搬送された記録媒体に画像を形成する画像形成部と、を備えていることを特徴とする。
本発明の第1態様に係る収容部材は、収容本体部が傾斜している構成において、記録媒体を平らな状態で収容する場合と比して、収容されている記録媒体が変形するのを抑制することができる。
本発明の第2態様に係る収容部材は、記録媒体の後縁が前縁に対して上方に位置するように収容本体部が傾斜して配置されている構成と比して、記録媒体を前縁側から上方へ容易に搬送することができる。
本発明の第3態様に係る収容部材は、記録媒体の幅方向において記録媒体を部分的に湾曲させる場合と比して、収容されている記録媒体が変形するのを抑制することができる。
本発明の第4態様に係る収容部材は、記録媒体の前後方向において記録媒体を部分的に湾曲させる場合と比して、収容されている記録媒体が変形するのを抑制することができる。
本発明の第5態様に係る収容部材は、記録媒体の幅方向において記録媒体の端部分が中央部分に対して上方に位置するように記録媒体を湾曲させる場合と比して、記録媒体の中央部が撓むのを抑制することができる。
本発明の第6態様に係る収容部材は、収容本体部が傾斜している構成において、中央接触部と端接触部の上下方向位置が同じ場合と比して、収容されている記録媒体が変形するのを抑制することができる。
本発明の第7態様に係る収容部材は、記録媒体の後縁が前縁に対して上方に位置するように収容本体部が傾斜して配置されている構成と比して、記録媒体を前縁側から上方へ容易に搬送することができる。
本発明の第8態様に係る収容部材は、端接触部が中央接触部に対して上方に位置する場合と比して、記録媒体の中央部が撓むのを抑制することができる。
本発明の第9態様に係る収容部材は、中央接触部及び端接触部が、前後方向において支持部の一部にのみ形成されている場合と比して、収容されている記録媒体が変形するのを抑制することができる。
本発明の第10態様に係る画像形成装置は、記録媒体を平らな状態で収容する収容部材を備えている場合と比して、記録媒体の搬送経路への送出不良を抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置を示した構成図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の画像形成部を示した構成図である。 本発明の第1実施形態に係る収容部材を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る収容部材を媒体厚さ方向から見た図面である。 (a)(B)本発明の第1実施形態に係る収容部材を示した断面図である。 (a)(B)本発明の第1実施形態に係る収容部材を示した正面図である。 (a)(B)本発明の第1実施形態に対する比較形態に係る収容部材を媒体厚さ方向から見た図面である。 (a)(B)本発明の第2実施形態に係る収容部材を示した断面図である。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態に係る収容部材、及び画像形成装置の一例を図1~図7に従って説明する。なお、各図に示す矢印Hは鉛直方向であって装置高さ方向を示し、矢印Wは、水平方向であって装置幅方向を示し、矢印Dは、水平方向であって装置奥行方向を示す。
(画像形成装置の全体構成)
画像形成装置10は、図1に示されるように、電子写真方式によりトナー画像を形成する画像形成部12と、搬送経路16に沿って記録媒体Pを搬送する搬送部14とを備えている。また、画像形成装置10は、記録媒体Pを収容する収容部材18と、各部を制御する制御部28とを備えている。
上記構成による画像形成装置10では、収容部材18によって記録媒体Pが収容され、搬送部14によって収容部材18に収容された記録媒体Pが搬送経路16に沿って搬送される。さらに、画像形成部12によって形成されたトナー画像が、搬送される記録媒体Pに形成され、トナー画像が形成された記録媒体Pは、装置本体10aの外部へ排出される。
〔画像形成部12〕
画像形成部12は、図1に示されるように、各色のトナー画像を夫々形成する複数のトナー画像形成部30と、トナー画像形成部30で形成されたトナー画像を記録媒体Pに転写する転写部32とを備えている。さらに、画像形成部12は、転写部32によって記録媒体Pに転写されたトナー画像を記録媒体Pに定着する定着装置34を備えている。
-トナー画像形成部30-
トナー画像形成部30は、色ごとにトナー画像を形成するように複数設けられている。本実施形態では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の計4色のトナー画像形成部30が設けられている。なお、以後の説明では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)を区別する必要が無い場合は、符号に付するY、M、C、及びKを省略する。
各色のトナー画像形成部30は、用いるトナーを除き基本的に同様に構成されており、図2に示されるように、回転する円筒状の像保持体40と、像保持体40を帯電する帯電器42とを備えている。さらに、トナー画像形成部30は、帯電した像保持体40に露光光を照射して静電潜像を形成する露光装置44と、トナーを含んだ現像剤Gで静電潜像をトナー画像として現像する現像装置46とを備えている。これにより、各色のトナー画像形成部30は、各色の画像を、各色のトナーを用いて形成するようになっている。
また、各色の像保持体40は、図1に示されるように、周回移動する転写ベルト50(詳細は後述)に接触している。そして、転写ベルト50の周回方向(図中矢印参照)において、上流側からイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)のトナー画像形成部30が、この順番に並んで配置されている。
-転写部32-
転写部32は、図1に示されるように、転写ベルト50と、転写ベルト50を挟んで各色の像保持体40の反対側に夫々配置され、各色の像保持体40に形成されたトナー画像を転写ベルト50に転写する一次転写ロール52とを備えている。
また、転写部32は、転写ベルト50が巻き掛けられた巻掛ロール56と、転写ベルト50が巻き掛けられ、転写ベルト50に回転力を伝達する駆動ロール58とを備えている。これにより、転写ベルト50は、図中矢印方向に周回するようになっている。
さらに、転写部32は、転写ベルト50を挟んで巻掛ロール56の反対側に配置され、転写ベルト50に転写されたトナー画像を記録媒体Pに転写する二次転写ロール54を備えている。そして、二次転写ロール54と転写ベルト50との間には、記録媒体Pにトナー画像を転写する転写ニップNTが形成されている。
この構成において、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)の順番で、転写ベルト50にトナー画像が一次転写ロール52によって一次転写される。一方、転写ベルト50と二次転写ロール54との間に挟まれて搬送される記録媒体Pに、二次転写ロール54によって転写ベルト50からトナー画像が転写される。さらに、トナー画像が転写された記録媒体Pは、定着装置34に向けて搬送される。
-定着装置34-
定着装置34は、図1に示されるように、記録媒体Pの搬送方向において転写ニップNTの下流側に配置されている。定着装置34は、記録媒体Pに転写されたトナー画像を加熱、加圧して記録媒体Pに定着させる。
〔搬送部14〕
搬送部14は、図1に示されるように、収容部材18に収容された記録媒体Pを搬送経路16へ送り出す送出ロール20と、送出ロール20によって送り出された記録媒体Pの重送を防止する防止ロール22とを備えている。ここで、送出ロール20は、記録媒体Pの前縁Pfの中央部分の近傍に接触して記録媒体Pを搬送経路16へ送り出すようになっている。さらに、搬送部14は、転写ニップNTへ送り出す記録媒体Pのタイミングを調整する調整ロール24と、定着装置34によってトナー画像が定着された記録媒体Pを装置本体10aの外部へ排出する排出ロール26とを備えている。
〔収容部材18〕
収容部材18は、内部に記録媒体Pを収容する。なお、収容部材18については、詳細を後述する。
(要部構成)
次に、収容部材18について説明する。
収容部材18は、図1に示されるように、トナー画像形成部30の下方に配置されている。この収容部材18は、図3に示されるように、記録媒体Pを収容する収容本体部70と、収容された記録媒体Pの後縁Prに接触して記録媒体Pの後縁Prの位置を規制する後縁規制部74と、記録媒体Pの両側縁Psと夫々接触して記録媒体Pの側縁Psの位置を規制する一対の側縁規制部82とを備えている。さらに、収容部材18は、収容された記録媒体Pを下方から支持する支持部94を備えている。
〔収容本体部70〕
収容本体部70は、装置本体10aの正面側から装置本体10aに対して着脱可能とされており、図1に示されるように、収容された記録媒体Pの前縁Pfが後縁Prに対して上方に位置するように、水平方向に対して傾斜している。本実施形態では、収容本体部70は、一例として、水平方向に対して30〔度〕以上40〔度〕以下の角度(図中角度K1)で水平方向に対して傾斜している。
そして、本実施形態では、記録媒体Pの前縁Pfから記録媒体Pが搬送経路16へ送り出されるようになっている。つまり、「記録媒体Pの前縁Pf」とは、収容された記録媒体Pにおいて収容部材18から搬送経路16に送り出される側の縁であって、「記録媒体Pの後縁Pr」とは、前縁Pfとは反対側の縁である。
この収容本体部70は、樹脂材料を用いて形成されており、図3に示されるように、上方が開放された箱状とされている。そして、収容本体部70は、収容された記録媒体Pの一面と記録媒体Pの厚さ方向(以下「媒体厚さ方向」)で対向する底板70aと、記録媒体Pの後縁Prと記録媒体Pの前後方向(以下「媒体前後方向」)で対向する後壁70bとを有している。さらに、収容本体部70は、収容された記録媒体Pの前縁Pfと媒体前後方向で対向する前壁70cと、記録媒体Pの側縁Psと記録媒体Pの幅方向(以下「媒体幅方向)」で対向する一対の側壁70dとを有している。
なお、各図には、媒体厚さ方向を矢印P1と示し、媒体前後方向を矢印P2と示し、媒体幅方向を矢印P3と示す。本実施形態では、媒体幅方向は、装置奥行き方向と同一方向である。
-底板70a-
底板70aは、媒体厚さ方向を板厚方向とした板状とされており、図4に示されるように、媒体厚さ方向から見て、媒体前後方向に延びる矩形状とされている。
-後壁70b-
後壁70bは、媒体前後方向を板厚方向とした板状とされており、媒体前後方向から見て、媒体幅方向の中央部分が切り欠かれた媒体幅方向に延びる矩形状とされている。
-前壁70c-
前壁70cは、媒体前後方向を板厚方向とした板状とされており、媒体前後方向から見て、媒体幅方向に延びる矩形状とされている。前壁70cは、底板70aにおいて媒体方向の一方側(図中右側)に設けられておらず、媒体幅方向の他方側(図中左側)だけに設けられている。そして、前壁70cは、記録媒体Pの前縁Pfにおいて中央部分を前方へ開放している。前壁70cは、前縁規制部の一例である。
これにより、前壁70cは、収容本体部70に収容された記録媒体Pの前縁Pfの他方の端部分と接触して記録媒体Pの前縁Pfの位置を規制している。換言すれば、記録媒体Pの前縁Pfは、収容本体部70に収容された記録媒体Pの前縁Pfにおいて少なくとも一方の端部分を除いた部分と接触して記録媒体Pの前縁Pfの位置を規制している。さらに換言すると、収容本体部70に収容された記録媒体Pの前縁Pfにおいて少なくとも一方の端部分を前方へ開放した状態で前縁Pfの位置している。なお、媒体幅方向において、前縁Pfと前壁70cとが重なる範囲において、前壁70cが前縁Pfに接触している。
また、「記録媒体Pの前縁Pfの端部分」とは、収容可能な最大サイズの記録媒体Pの前縁Pfの長さを10としたときに角から2離れた部位までの部分である。
また、「記録媒体Pの前縁Pfの中央部分」とは、媒体幅方向において送出ロール20が配置される範囲における前縁Pfの部分である。なお、前述したように、送出ロール20は、記録媒体Pの前縁Pfの中央部分の近傍に接触して記録媒体Pを搬送経路16へ送り出すようになっている。
ここで、媒体幅方向において、前壁70cと送出ロール20との干渉を回避する観点から、媒体幅方向における前壁70cと送出ロール20との距離(図4の寸法S1)は、長い程よい。一方、前壁70cが前縁Pfの位置を規制する観点から、前壁70cと前縁Pfとが接触している距離は、長い程よい。換言すれば、媒体幅方向における前壁70cと送出ロール20との距離S1は、短い程よい。
以上より、媒体幅方向における前壁70cと送出ロール20との距離S1は、0.5〔mm〕以上10〔mm〕以下が好ましく、1〔mm〕以上7〔mm〕以下がさらに好ましい。また、2〔mm〕以上5〔mm〕以下が最も好ましい。
-側壁70d-
側壁70dは、図3に示されるように、媒体幅方向に離間して一対設けられている。そして、側壁70dは、媒体幅方向を板厚方向とした板状とされており、媒体幅方向から見て、媒体前後方向に延びる矩形状とされている。
〔後縁規制部74〕
後縁規制部74は、図3に示されるように、収容本体部70の内部に配置されており、収容本体部70の底板70aに取り付けられている。また、後縁規制部74は、底板70aに形成された媒体前後方向に延びている一対のスリット72に案内されて、媒体前後方向に決められた範囲だけ移動するようになっている。そして、移動する後縁規制部74は、図示せぬロック機構によって、移動が制限されるようになっている。
後縁規制部74は、樹脂材料を用いて形成されており、図5(B)に示されるように、媒体前後方向において記録媒体Pの後縁Prと対向する板状の対向部75を有している。対向部75の板厚方向は、媒体前後方向とされており、対向部75は、図4に示されるように、媒体前後方向から見て、媒体幅方向に延びる矩形状とされている。
そして、対向部75は、図3、図5(B)に示されるように、収容本体部70に収容された記録媒体Pの後縁Prにおいて端部分から離れた部分と接触するようになっている。さらに、後縁規制部74は、対向部75の上端部から媒体前後方向の前方へ突出する板状の突出部76を有している。具体的には、突出部76は、媒体前後方向に沿って突出している。突出部76は、制限部の一例である。なお、突出部76については、板状に限定されず、記録媒体Pの後縁Prの移動を制限する形状であれば他の形状であってもよい。
突出部76の板厚方向は、媒体厚さ方向とされており、突出部76は、図4に示されるように、媒体厚さ方向から見て、媒体幅方向に延びる矩形状とされている。さらに、突出部76は、媒体幅方向において、対向部75の上端部の全域から突出している。
この構成において、後縁規制部74は、対向部75が収容本体部70に収容された記録媒体Pの後縁Prと媒体前後方向で接触することで記録媒体Pの後縁Prの位置を規制する。ここで、収容本体部70は、水平方向に対して傾斜しているため、記録媒体Pの後縁Prが対向部75に押し付けられ、後縁Prが対向部75の板面に沿って媒体厚さ方向へ移動することがある。
このような場合に、突出部76は、図5(B)に示されるように、記録媒体Pの後縁Prと媒体厚さ方向で接触することで記録媒体Pの後縁Prの移動を制限する。具体的には、突出部76は、媒体前後方向で対向部75が接触する部分の後縁Prと媒体厚さ方向で接触することで記録媒体Pの後縁Prの移動を制限する。このように、突出部76は、媒体厚さ方向における後縁Prの移動を制限する制限部として機能している。
また、本実施形態では、対向部75の高さ(図5(B)の寸法S2)は、40〔mm〕とされ、突出部76の突出量(図5(B)の寸法S3)は、10〔mm〕とされている。つまり、対向部75の高さを100とした場合に、突出部76の突出量は、25とされている。なお、対向部75の高さS2は、収容本体部70に収容される記録媒体Pの最大積載枚数を考慮して決められている。
ここで、記録媒体Pの後縁Prの媒体厚さ方向の移動を制限する観点から突出部76の突出量S3は、多い程よい。一方、記録媒体Pを外部から収容本体部70に収容する観点から突出部76の突出量S3は、少ない程よい。
以上より、突出部76の突出量S3は、対向部75の高さS2を100とした場合に、5以上50以下が好ましく、10以上40以下がさらに好ましい。また、20以上30以下が最も好ましい。
〔側縁規制部82〕
側縁規制部82は、図3に示されるように、収容本体部70の内部に配置されており、収容本体部70の底板70aに取り付けられている。さらに、側縁規制部82は、記録媒体Pの前方側の部分に配置されている一対の前方規制部84と、記録媒体Pの後方側の部分に配置されている一対の後方規制部86とを備えている。
-前方規制部84-
前方規制部84は、記録媒体Pに対して媒体幅方向の両側に夫々配置されている。さらに、一対の前方規制部84は、媒体幅方において対称とされている。また、前方規制部84は、底板70aに形成された媒体幅方向に延びている一対のスリット88に案内されて、媒体幅方向に決められた範囲だけ移動するようになっている。そして、移動する前方規制部84は、前方規制部84と底板70aとの間で生じる摩擦力によって、その場に停止するようになっている。
前方規制部84は、樹脂材料を用いて形成されており、媒体幅方向において記録媒体Pの側縁Psと対向する板状とされている。また、前方規制部84の板厚方向は、媒体幅方向とされており、前方規制部84は、媒体幅方向から見て、媒体前後方向に延びる矩形状とされている。そして、前方規制部84は、収容本体部70に収容された記録媒体Pの側縁Psにおいて記録媒体Pの端部分から離れた部分と接触するようになっている。
-後方規制部86-
後方規制部86は、記録媒体Pに対して媒体幅方向の両側に夫々配置されている。さらに、一対の後方規制部86は、媒体幅方において対称とされている。また、後方規制部86は、底板70aに形成された媒体幅方向に延びている一対のスリット90に案内されて、媒体幅方向に決められた範囲だけ移動するようになっている。そして、移動する後方規制部86は、後方規制部86と底板70aとの間で生じる摩擦力によって、その場に停止するようになっている。
後方規制部86は、樹脂材料を用いて形成されており、媒体幅方向において記録媒体Pの側縁Psと対向する板状とされている。また、後方規制部86の板厚方向は、媒体幅方向とされており、後方規制部86は、媒体幅方向から見て、媒体前後方向に延びる矩形状とされている。そして、後方規制部86は、収容本体部70に収容された記録媒体Pの側縁Psにおいて記録媒体Pの端部分から離れた部分と接触するようになっている。
-その他-
収容部材18には、センターレジ方式が採用されており、側縁規制部82は、何れかの前方規制部84又は後方規制部86を媒体幅方向に移動させると、他の前方規制部84及び後方規制部86も同様量だけ媒体幅方向に移動させる図示せぬ機構を備えている。
この構成において、前方規制部84及び後方規制部86は、収容本体部70に収容された記録媒体Pの側縁Psと媒体幅方向で接触することで記録媒体Pの側縁Psの位置を規制する。
〔支持部94〕
支持部94は、図3に示されるように、収容本体部70の内部に配置されている。
支持部94は、板金を用いて形成されており、媒体厚さ方向から見て、図4に示されるように、媒体幅方向において対称とされ、媒体前後方向に延びる矩形状に対して4箇所が切り欠かれた形状とされている。
具体的には、支持部94の前方部分には、移動する前方規制部84との干渉を回避するためのL字状の切欠き94aが形成されており、支持部94の後方部分には、移動する後方規制部86との干渉を回避するためのU字状の切欠き94bが形成されている。また、支持部94の後縁94cの位置は、移動する後縁規制部74との干渉を回避するように決められている。
さらに、支持部94の後縁94cの両端部分には、媒体幅方向に突出する軸部96が夫々形成されている。そして、この軸部96は、収容本体部70の側壁70dに夫々形成された貫通孔78に挿入されている。これにより、支持部94は、軸部96を回転中心として、支持部94の前端部分が上下移動するように回転するようになっている。
また、支持部94は、媒体前後方向から見て、図5(A)に示されるように、媒体幅方向の中央部分が両端部分に対して上方に位置するように湾曲している。換言すれば、支持部94には、媒体前後方向から見て、媒体幅方向の中央部分が両端部分に対して上方となる湾曲面98が形成されている。
そして、湾曲面98において媒体幅方向の中央部分が、媒体幅方向において記録媒体Pの中央部と接触する中央接触部98aとされ、湾曲面98において媒体幅方向の端部分が、媒体幅方向において記録媒体Pの端部と接触する端接触部98bとされている。
さらに、中央接触部98a及び端接触部98bを有する湾曲面98は、支持部94において媒体幅方向の全域で、かつ、支持部94において媒体前後方向の全域に形成されている。なお、図5(A)に示す湾曲面98の湾曲度合については、湾曲していることが容易に理解できるように実際の湾曲度合よりも誇張して示している。
この構成において、収容本体部70に収容された記録媒体Pは、支持部94によって下方から支持され、媒体前後方向から見て、媒体幅方向の中央部分が両端部分に対して上方に位置するように湾曲している。このように、支持部94は、記録媒体Pを湾曲させる湾曲手段として機能している。
また、収容部材18を装置本体10a(図1参照)に対して装着させた状態では、図6(A)に示されるように、装置本体10aに設けられた図示せぬ付勢部材によって支持部94の前端部分が上方へ付勢されて、支持部94が軸部96を中心に回転する。そして、支持部94に支持された記録媒体Pの前端部分が、送出ロール20に接触する。
一方、収容部材18を装置本体10a(図1参照)に対して離脱させた状態では、図6(B)に示されるように、支持部94の前端部分は、付勢部材の付勢力が解除されて、収容本体部70の底板70aに接触する。なお、収容部材18を装置本体10aから離脱させた状態でも、収容部材18の収容本体部70は、装置本体10aに装着されていたときと同様に、水平方向に対して傾斜している。
このため、収容部材18を装置本体10aから離脱させた状態で、収容本体部70に収容された記録媒体Pの後縁Prは対向部75に押し付けられ、記録媒体Pの後縁Prに近い部分が変形することが考えられる。このような場合に、記録媒体Pを湾曲させることで、記録媒体Pの腰が強くなり記録媒体Pの変形が抑制される。
本実施形態では、湾曲面98の媒体幅方向の中央部分と湾曲面98の両端部分との媒体厚さ方向の差(以下「湾曲面98の高さ」、図5(A)の寸法S4)は、3.2〔mm〕となっている。また、湾曲面98の媒体幅方向の長さ(図5(A)の寸法S5)は、320〔mm〕とされている。つまり、湾曲面98の媒体幅方向の長さを100とした場合に、湾曲面98の高さは、1とされている。
ここで、記録媒体Pの腰を強くする観点から湾曲面98の高さは、高い程よい。一方、記録媒体Pの搬送性を考慮すると、湾曲面98の高さは、低い程よい。
以上より、湾曲面98の高さは、湾曲面98の媒体幅方向の長さを100とした場合に、0.5以上2以下が好ましく、0.7以上1.5以下がさらに好ましい。また、0.9以上1.2以下が最も好ましい。
(要部構成の作用)
次に、収容部材18の作用について、比較形態に係る収容部材218の作用と共に説明する。比較形態の収容部材218については、収容部材18と異なる部分を主に説明する。
〔収容部材218の構成〕
収容部材218については、収容部材18に対して、収容部材218の支持部294のみ異なる。収容部材218の支持部294は、図7(A)に示されるように、媒体前後方向から見て、媒体幅方向に延びる直線状とされている。換言すれば、支持部294には、媒体前後方向から見て、媒体幅方向に延びる直線状となる平面298が形成されている。そして、この平面298は、支持部294において媒体前後方向の全域に形成されている。これにより、収容部材218に収容された記録媒体Pは、支持部294によって平らな状態で支持される。
〔収容部材18、収容部材218の作用〕
図1に示す収容部材18、218の収容本体部70に記録媒体Pを収容する場合には、装置本体10aに装着された収容部材18、218を装置奥行方向の手前側に引き出し、収容部材18、218を装置本体10aから離脱させる(図6(A)(B)参照)。なお、収容部材18、218を装置本体10aから離脱させた状態でも、収容本体部70は、装置本体10aに装着されていたときと同様に、水平方向に対して傾斜している。
装置本体10aから離脱した状態の収容部材18、218の収容本体部70に収容された記録媒体Pは、収容本体部70が水平方向に対して傾斜しているため、傾斜方向へ沿って移動しようとする。そして、記録媒体Pの後縁Prは、後縁規制部74の対向部75と媒体前後方向で接触して対向部75に押し付けられる(図5(B)、図7(B)参照)。
比較形態に係る収容部材218では、収容本体部70に収容された記録媒体Pは、図7(A)に示されるように、支持部294の平面298によって支持されているため、平らな状態となっている。記録媒体Pの後縁Prが、対向部75に押し付けられることで、図7(B)に示されるように、記録媒体Pの後端側の部分が、凸状に変形してしまうことがある。
一方、本実施形態に係る収容部材18では、収容本体部70に収容された記録媒体Pは、図5(A)に示されるように、支持部94の湾曲面98によって支持されているため、湾曲している。換言すれば、記録媒体Pは、湾曲面98に形成された中央接触部98a及び端接触部98bよって支持されているため、湾曲している。
このため、収容部材18では、記録媒体Pが平らな状態となっている場合と比して媒体厚さ方向における記録媒体Pの腰が強くなっている。換言すれば、収容部材18では、記録媒体Pが平らな状態となっている場合と比して媒体厚さ方向における記録媒体Pの断面係数が大きくなっている。
これにより、記録媒体Pの後縁Prが、対向部75に押し付けられても、図5(B)に示されるように、記録媒体Pの後端側の部分における凸状の変形が抑制される。
(まとめ)
以上説明したように、収容部材18においては、収容本体部70に収容された記録媒体Pが湾曲している。このため、収容部材218と比して、記録媒体Pの後端側の部分が凸状に変形するのが抑制される。
また、収容部材18においては、収容本体部70は、収容された記録媒体Pの前縁Pfが後縁Prに対して上方に位置するように水平方向に対して傾斜して配置されている。これにより、後縁Prが前縁Pfに対して上方に位置するように収容本体部が傾斜して配置されている場合と比して、記録媒体Pが前縁Pf側から上方へ容易に搬送される。
また、収容部材18においては、支持部94は、媒体幅方向において記録媒体Pの全域を湾曲させる。このため、媒体幅方向において記録媒体Pを部分的に湾曲させる場合と比して、記録媒体Pの後端側の部分が凸状に変形するのが抑制される。なお、媒体幅方向において記録媒体Pを部分的に湾曲させるとは、例えば、平らな状態の記録媒体Pの中央部分だけが突出するように湾曲させる場合、又は記録媒体Pを波状に湾曲させる場合等である。
また、収容部材18においては、中央接触部98a及び端接触部98bは、媒体前後方向において支持部94の全域に形成されている。換言すれば、支持部94は、媒体前後方向において記録媒体Pの全域を湾曲させる。このため、媒体前後方向において記録媒体Pを部分的に湾曲させる場合と比して、記録媒体Pの後端側の部分が凸状に変形するのが抑制される。
また、収容部材18においては、中央接触部98aが端接触部98bに対して上方に位置している。換言すれば、支持部94は、媒体幅方向において記録媒体Pの中央部分が端部分に対して上方に位置するように記録媒体Pを湾曲させる。このため、記録媒体Pの中央部分が端部分に対して下方に位置するように記録媒体Pを湾曲させる場合と比して、記録媒体Pの中央部分が媒体幅方向へ伸びようとするため、記録媒体Pの中央部分の撓みが抑制される。さらに、記録媒体Pの中央部分が端部分に対して下方に位置するように記録媒体Pを湾曲させる場合と比して、収容部材18から搬送経路16に送り出された記録媒体Pによって異音が発生するのが抑制される。
また、画像形成装置10においては、収容部材18を備えることで、収容部材218を備える場合と比して、記録媒体Pの変形が抑制されることで、記録媒体Pの搬送経路16への送出不良が抑制される。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る収容部材の一例を図8に従って説明する。なお、第2実施形態については、第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
(構成)
第2実施形態に係る収容部材118については、収容部材18に対して、収容部材118の支持部194のみ異なる。収容部材118の支持部194には、図8(A)に示されるように、媒体前後方向から見て、媒体幅方向に離間した3個の突起が形成されている。
具体的には、支持部194には、媒体幅方向の中央部分に突出する中央接触部194aと、媒体幅方向の端部分で突出する一対の端接触部194bとが形成されている。そして、中央接触部194aが端接触部194bに対して上方に位置している。具体的には、中央接触部194aにおいて記録媒体Pと接触する部分が端接触部194bにおいて記録媒体Pと接触する部分に対して上方に位置している。さらに、中央接触部194a及び端接触部194bは、媒体前後方向において支持部194の全域に形成されている。
この構成において、収容部材118においては、支持部194は、収容本体部70に収容された記録媒体Pを湾曲させる。
(まとめ)
以上説明したように、収容部材118においては、収容された記録媒体Pは湾曲している。このため、収容部材218と比して、記録媒体Pの後端側の部分が凸状に変形するのが抑制される。
また、収容部材118においては、中央接触部194aが端接触部194bに対して上方に位置することで、支持部194は、媒体幅方向において記録媒体Pの中央部分が端部分に対して上方に位置するように記録媒体Pを湾曲させる。このため、記録媒体Pの中央部分が端部分に対して下方に位置するように記録媒体Pを湾曲させる場合と比して、記録媒体Pの中央部分が媒体幅方向へ伸びようとするため、記録媒体Pの中央部分の撓みが抑制される。さらに、記録媒体Pの中央部分が端部分に対して下方に位置するように記録媒体Pを湾曲させる場合と比して、収容部材118から搬送経路16に送り出された記録媒体Pによって異音が発生するのが抑制される。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、本発明は本発明の範囲内にて他の種々の実施形態をとることが可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記第1、第2実施形態では、収容部材18、118においては、収容本体部70は、収容された記録媒体Pの前縁Pfが後縁Prに対して上方に位置するように水平方向に対して傾斜して配置されていた。しかし、収容された記録媒体Pの後縁Prが前縁Pfに対して上方に位置するように水平方向に対して傾斜して配置されてもよい。この場合には、前縁Pfが後縁Prに対して上方に位置するように収容本体部70が傾斜して配置されることで奏する作用は奏しない。
また、上記第1、第2実施形態では、中央部分が端部分に対して上方に位置するように記録媒体Pを湾曲させたが、端部分が中央部分に対して上方に位置するように記録媒体Pを湾曲させてもよい。しかし、この場合には、中央部分が端部分に対して上方に位置するように記録媒体Pを湾曲させることで奏する作用は奏しない。
また、上記第1実施形態では、湾曲面98は、媒体幅方向において支持部94の全域に形成されたが、媒体幅方向において支持部94の一部に形成されてもよい。しかし、この場合には、湾曲面98が媒体幅方向において支持部94の全域に形成されることで奏する作用は奏しない。
また、上記第1実施形態では、湾曲面98は、媒体前後方向において支持部94の全域に形成されたが、連続して全域に形成されてもよく、断続して全域に形成されてもよい。
また、上記第1実施形態では、湾曲面98は、媒体前後方向において支持部94の全域に形成されたが、媒体前後方向において支持部94の一部に形成されてもよい。しかし、この場合には、湾曲面98が媒体前後方向において支持部94の全域に形成されることで奏する作用は奏しない。
また、上記第2実施形態では、中央接触部194a及び端接触部194bは、媒体前後方向において支持部194の全域に形成されたが、媒体前後方向において支持部194の一部に形成されてもよい。しかし、この場合には、中央接触部194a及び端接触部194bが媒体前後方向において支持部194の全域に形成されることで奏する作用は奏しない。
また、上記第1、第2実施形態では、電子写真方式の画像形成装置10に収容部材18が用いられたが、例えば、インクジェット方式等の画像形成装置に収容部材18が用いられてもよい。
また、上記第1、第2実施形態では、特に説明しなかったが、搬送部14と収容部材18とで収容ユニットを構成してもよい。
10 画像形成装置
18 収容部材
94 支持部(湾曲手段の一例)
98a 中央接触部
98b 端接触部
118 収容部材
194 支持部(湾曲手段の一例)
194a 中央接触部
194b 端接触部
P 記録媒体
Pf 前縁
Pr 後縁




























Claims (10)

  1. 記録媒体を収容すると共に収容される記録媒体の前縁と後縁との上下方向位置が異なるように水平方向に対して傾斜して配置されている収容本体部と、
    前記収容本体部に収容される記録媒体を記録媒体の前後方向から見て湾曲させる湾曲手段と、
    を備える収容部材。
  2. 前記収容本体部は、収容される記録媒体の前縁が後縁に対して上方に位置するように傾斜して配置されている、
    請求項1に記載の収容部材。
  3. 前記湾曲手段は、収容される記録媒体の幅方向において記録媒体の全域を湾曲させる、
    請求項1又は2に記載の収容部材。
  4. 前記湾曲手段は、前記前後方向において記録媒体の全域を湾曲させる、
    請求項1~3の何れか1項に記載の収容部材。
  5. 前記湾曲手段は、記録媒体の幅方向において記録媒体の中央部分が端部分に対して上方に位置するように記録媒体を湾曲させる、
    請求項1~4の何れか1項に記載の収容部材。
  6. 記録媒体を収容すると共に収容される記録媒体の前縁と後縁の上下方向位置が異なるように水平方向に対して傾斜して配置された収容本体部と、
    収容される記録媒体を記録媒体の下面から支持する支持部であって、記録媒体の前後方向から見て記録媒体の中央部分と接触する中央接触部と、記録媒体の端部分と接触する端接触部とが形成され、前記中央接触部と前記端接触部の上下方向位置が異なる前記支持部と、
    を備える収容部材。
  7. 前記収容本体部は、収容される記録媒体の前縁が後縁に対して上方に位置するように傾斜して配置されている、
    請求項6に記載の収容部材。
  8. 前記中央接触部は、前記端接触部に対して上方に位置している、
    請求項6又は7に記載の収容部材。
  9. 前記中央接触部及び前記端接触部は、前記前後方向において前記支持部の全域に形成されている、
    請求項6~8の何れか1項に記載の収容部材。
  10. 請求項1~9の何れか1項に記載の収容部材と、
    前記収容部材に収容された記録媒体を搬送する搬送部と、
    前記搬送部によって搬送された記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    を備えた画像形成装置。






































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