JP2023025642A - Ｌｅｄドライバーモジュールおよびこれを含む車両 - Google Patents

Abstract

【課題】本発明は、ＬＥＤドライバーモジュールおよびこれを含む車両に関する。【解決手段】本発明の一例において、ＬＥＤドライバーモジュールは、車両のランプハウジングに結合するように備えられるＬＥＤドライバーモジュールとして、車両のランプハウジングの内部に結合するように設けられるコネクター部と、前記ランプハウジングの外側から内側に向かう方向である第１方向側の末端が前記コネクター部と接触するように設けられる基板部と、上側に前記基板部が載置されるように設けられ、前記第１方向側の末端が前記コネクター部と接触するように設けられる載置部と、前記載置部の前記第１方向の反対方向である第２方向側に結合し、前記車両のランプハウジングの外部から前記基板部および前記載置部をカバーするカバー部とを含むことができる。【選択図】図１

Description

本発明は、ＬＥＤドライバーモジュールおよびこれを含む車両に関する。

最近、車両のランプなど、光が必要な部分には、ＬＥＤが大衆的に使用されている。このようなＬＥＤを作動させるためには、ＬＥＤを作動させるＬＥＤドライバーモジュールが必ず車両に搭載される必要がある。

しかし、従来のＬＥＤドライバーモジュールの場合、車両のランプハウジングに外装される方式を使用していた。このような従来のＬＥＤドライバーモジュールは、水密のためのアッパーケースおよびローワーケースが別に必要であり、また、これを結合するためのケースシーリング工程が必要であるという問題があった。

それだけでなく、従来のＬＥＤドライバーモジュールの場合、ＬＥＤドライバーモジュールの水密可否を確認する検査工程が別に追加される必要があるため、工程が複雑であり、工程コストが上昇する問題があった。

本発明の課題は、水密のための別のケースを必要としないＬＥＤドライバーモジュールおよびこれを含む車両を提供することである。

また、本発明の課題は、工程が単純化し、工程コストを削減することができるＬＥＤドライバーモジュールおよびこれを含む車両を提供することである。

一例において、ＬＥＤドライバーモジュールは、車両のランプハウジングに結合するように備えられるＬＥＤドライバーモジュールであって、車両のランプハウジングの内部に結合するように設けられるコネクター部と、前記ランプハウジングの外側から内側に向かう方向である第１方向側の末端が前記コネクター部と接触するように設けられる基板部と、上側に前記基板部が載置されるように設けられ、前記第１方向側の末端が前記コネクター部と接触するように設けられる載置部と、前記載置部の前記第１方向の反対方向である第２方向側に結合し、前記車両のランプハウジングの外部から前記基板部および前記載置部をカバーするカバー部とを含むことができる。

他の例において、前記コネクター部は、前記車両に結合するように設けられるコネクターボディーと、前記コネクターボディーの前記第２方向側の末端から前記第１方向に凹んで形成され、前記基板部の一部が挿入されるように設けられる複数のコネクター溝と、前記複数のコネクター溝の間に配置され、前記複数のコネクター溝を区画するように設けられる区画部材とを含み、前記基板部は、前記車両と電気的に連結される基板部材と、前記基板部材の前記第１方向側の末端のうち前記区画部材に対応する位置に前記第２方向に凹んで形成され、前記区画部材が挿入されるように設けられる挿入凹部とを含むことができる。

さらに他の例において、前記区画部材は、前記コネクター溝の左右幅方向の中心点を基準に前記左右幅方向に偏って配置されることができる。

さらに他の例において、前記コネクター部は、前記車両に結合するように設けられるコネクターボディーと、前記基板部の上側に配置され、前記コネクターボディーと結合する上側ガイド部材とを含むことができる。

さらに他の例において、前記上側ガイド部材は、前記第１方向に行くほど下側に傾斜して形成され、前記基板部を下側に向かってガイドするように設けられる上側ガイド面を含むことができる。

さらに他の例において、前記コネクター部は、前記基板部の下側に配置され、前記コネクターボディーと結合する下側ガイド部材をさらに含むことができる。

さらに他の例において、前記下側ガイド部材は、前記第１方向に行くほど上側に傾斜して形成され、前記基板部を上側に向かってガイドするように設けられる下側ガイド面を含むことができる。

さらに他の例において、前記上側ガイド部材および前記下側ガイド部材は、上下方向に並んで配置されることができる。

さらに他の例において、前記コネクター部は、前記車両に結合するように設けられるコネクターボディーと、前記基板部を基準に前記基板部の外側に向かう方向である外側方向側に配置され、前記コネクターボディーと結合する外側ガイド部材とを含むことができる。

さらに他の例において、前記外側ガイド部材は、前記第１方向に行くほど前記外側方向の反対方向である内側方向に傾斜して形成され、前記基板部を前記内側方向に向かってガイドするように設けられる外側ガイド面を含むことができる。

さらに他の例において、前記載置部は、上側に前記基板部が載置される載置部ボディーと、前記載置部ボディーの前記第２方向側の末端から上側に突出する第１突出部材と、前記載置部ボディーの上下方向および前記第１方向と直交する第３方向側の末端から上側に突出する第２突出部材とを含むことができる。

さらに他の例において、前記カバー部は、前記車両のランプハウジングに形成される開口に挿入され、前記載置部が結合するように設けられる第１カバー部材と、前記第１カバー部材の第２方向側に結合し、第２方向側から見た時に、前記第１カバー部材を覆うことができる大きさを有する第２カバー部材とを含むことができる。

さらに他の例において、前記ＬＥＤドライバーモジュールは、前記第１カバー部材の外面を包むように設けられ、前記開口と前記第１カバー部材との間に配置されるように設けられるシーリング部をさらに含むことができる。

さらに他の例において、前記カバー部は、前記第２カバー部材から外側に突出する少なくとも一つの突起部材をさらに含むことができる。

さらに他の例において、前記ＬＥＤドライバーモジュールは、前記第２カバー部材の前記第２方向側に結合し、前記基板部と電気的に連結される電装部をさらに含むことができる。

さらに他の例において、前記ＬＥＤドライバーモジュールは、前記基板部の上側に配置され、前記基板部を遮蔽するように設けられる遮蔽部をさらに含むことができる。

一例において、車両は、開口が形成されるランプハウジングと、前記開口を介して前記ランプハウジングの内部空間に挿入されるＬＥＤドライバーモジュールとを含み、前記ＬＥＤドライバーモジュールは、前記ランプハウジングの内部に結合するコネクター部と、前記ランプハウジングの外側から内側に向かう方向である第１方向側の末端が前記コネクター部と接触するように設けられる基板部と、上側に前記基板部が載置されるように設けられ、前記第１方向側の末端が前記コネクター部と接触するように設けられる載置部と、前記載置部の前記第１方向の反対方向である第２方向側に結合し、前記ランプハウジングの外部から前記開口をカバーするカバー部とを含むことができる。

本発明によると、ＬＥＤドライバーモジュールが車両のランプハウジングの内部に配置されることから、水密のための別のケースを必要としないことができる。

また、本発明によると、ケースをシーリングする工程および水密可否を検査する工程が必要でなくなり、工程が単純化し、工程コストを削減することができる。

本発明の一実施形態によるＬＥＤドライバーモジュールを図示した斜視図である。 図１の分解斜視図である。 基板部および載置部がコネクター部と分離された様子を図示した斜視図である。 本発明の一実施形態によるＬＥＤドライバーモジュールの基板部、載置部およびカバー部がランプハウジングの外側に位置した場合を図示した図である。 本発明の一実施形態によるＬＥＤドライバーモジュールの基板部、載置部の一部がランプハウジングの内側に位置した場合を図示した図である。 図４を他の方向から見た図である。 基板部および載置部がコネクター部に接触した様子を図示した図である。 電装部をさらに含むＬＥＤドライバーモジュールを図示した斜視図である。

以下、本発明の一部の実施形態について例示的な図面により詳細に説明する。各図面の構成要素に参照符号を付けるに際し、同じ構成要素に対しては仮に異なる図面に表されていてもできるだけ同じ符号を有するようにしている。また、本発明の実施形態を説明するに際し、関連する公知の構成または機能に関する具体的な説明が本発明の実施形態に関する理解を妨害すると判断した場合には、その詳細な説明は省略する。

＜ＬＥＤドライバーモジュールの基本的な構成要素＞
本発明の一実施形態によるＬＥＤドライバーモジュールは、車両のランプハウジングＨに結合するように備えられるＬＥＤドライバーモジュールに関する。図１は本発明の一実施形態によるＬＥＤドライバーモジュールを図示した斜視図である。図２は図１の分解斜視図である。

図１および図２に図示されているように、本発明の一実施形態によるＬＥＤドライバーモジュールは、コネクター部１０と、基板部２０と、載置部３０と、カバー部４０とを含むことができる。

説明の便宜上、ランプハウジングＨの外側から内側に向かう方向を第１方向Ｄ１とし、その反対方向を第２方向Ｄ２とする。コネクター部１０は、車両のランプハウジングＨの内部に結合するように設けられることができる。図２には、コネクター部１０が車両のランプハウジングＨとボルト結合しているものと図示されているが、必ずしもこれに限定されるものではなく、接着剤、磁性を用いた付着など、様々な変形が可能である。

コネクター部１０は、後述する基板部２０および載置部３０が第１方向Ｄ１に移動するに伴い、基板部２０および載置部３０と接触することができる。

基板部２０は、第１方向Ｄ１側の末端がコネクター部１０と接触するように設けられることができる。基板部２０は、車両と電気的に連結されることができる。基板部２０は、車両のランプハウジングＨの内部に配置されることができる。

載置部３０は、上側に基板部２０が載置されるように設けられ、第１方向Ｄ１側の末端がコネクター部１０と接触するように設けられることができる。載置部３０は、車両のランプハウジングＨの内部に配置されることができる。載置部３０は、アルミニウム材質であることができる。より詳細には、載置部３０は、アルミニウムプレートであることができる。ただし、載置部３０の材質は、これに限定されるものではなく、放熱のための金属の範囲から様々に選択されることができる。

カバー部４０は、載置部３０の第２方向Ｄ２側に結合し、車両のランプハウジングＨの外部から基板部２０および載置部３０をカバーすることができる。

例えば、車両のランプハウジングＨの外側に結合するＬＥＤドライバーモジュールが考えられる。このような場合、ＬＥＤドライバーモジュールに水密のためのアッパーケースおよびローワーケースが別に必要であり、また、これを結合するためのケースシーリング工程および水密可否を判断する工程が必要となり、工程が複雑になり、工程コストが上昇し得る。

本発明の一実施形態によるＬＥＤドライバーモジュールによると、ＬＥＤドライバーモジュールが車両のランプハウジングＨの内部に配置されることから、水密のための別のケースを必要としないことができる。

また、本発明の一実施形態によるＬＥＤドライバーモジュールによると、ケースをシーリングする工程および水密可否を検査する工程が必要でなくなり、工程が単純化し、工程コストを削減することができる。

＜誤組付防止構造＞
図３は基板部２０および載置部３０がコネクター部１０と分離された様子を図示した斜視図である。以下では、図３を参照して、基板部２０と載置部３０がコネクター部１０に誤って組付けられることを防止する誤組付防止構造について詳述する。

コネクター部１０は、コネクターボディー１１と、コネクター溝１５と、区画部材１６とを含むことができる。コネクターボディー１１は、車両に結合するように設けられることができる。

コネクター溝１５は、コネクターボディー１１の第２方向Ｄ２側の末端から第１方向Ｄ１に凹んで形成されることができる。コネクター溝１５には、基板部２０の一部が挿入されるように設けられることができる。

区画部材１６は、コネクター溝１５の間に配置され、コネクター溝１５を区画するように設けられることができる。区画部材１６がコネクター溝１５を区画するに伴い、コネクター溝１５は、複数個に備えられることができる。区画部材１６は、コネクター溝１５の左右幅方向の中心点を基準に左右幅方向に偏って配置されることができる。

一方、基板部２０は、基板部材２１および挿入凹部２２を含むことができる。基板部材２１は、車両と電気的に連結されることができる。基板部２０は、ＰＣＢ基板であることができる。

挿入凹部２２は、基板部材２１の第１方向Ｄ１側の末端のうち区画部材１６に対応する位置に第２方向Ｄ２に凹んで形成されることができる。挿入凹部２２には、区画部材１６が挿入されるように設けられることができる。

区画部材１６が一側で偏って形成され、それに対応する位置に挿入凹部２２が形成されることから、区画部材１６と挿入凹部２２は、誤組付防止構造として機能することができる。例えば、区画部材１６が右側に偏って形成される場合、挿入凹部２２も右側に偏って配置される場合のみに区画部材１６と挿入凹部２２が噛み合うことができる。仮に、基板部材２１を覆して配置して、挿入凹部２２が左側に偏って配置される場合には、区画部材１６と挿入凹部２２が噛み合わなくなり、誤組付を防止することができる。

＜移動ガイド構造＞
以下では、基板部２０と載置部３０がコネクター部１０に組付けられるためにコネクター部１０に向かって移動する時に、基板部２０と載置部３０の移動をガイドするガイド構造について詳述する。説明の便宜上、各部材については、組付けが完了した状態を基準に位置を説明する。

また、ガイド構造の役割に関する理解のために、図４～図７を参照することができる。図４は本発明の一実施形態によるＬＥＤドライバーモジュールの基板部２０、載置部３０およびカバー部４０がランプハウジングＨの外側に位置した場合を図示した図である。図５は本発明の一実施形態によるＬＥＤドライバーモジュールの基板部２０、載置部３０の一部がランプハウジングＨの内側に位置した場合を図示した図である。図６は図４を他の方向から見た図である。図７は基板部２０および載置部３０がコネクター部１０に接触した様子を図示した図である。

図４～図７は本発明の一実施形態によるＬＥＤドライバーモジュールの基板部２０、載置部３０およびカバー部４０がランプハウジングＨに組付けられる過程を連続して図示したものと理解することができる。

＜上側ガイド部材１２＞
コネクター部１０は、上側ガイド部材１２を含むことができる。上側ガイド部材１２は、基板部２０の上側に配置されることができる。また、上側ガイド部材１２は、コネクターボディー１１と結合することができる。

上側ガイド部材１２は、上側ガイド面を含むことができる。上側ガイド面は、第１方向Ｄ１に行くほど下側に傾斜して形成され、基板部２０を下側に向かってガイドするように設けられることができる。例えば、基板部２０がコネクター溝１５より高い位置に向かって進む場合、基板部２０が上側ガイド面に接触するようになり、上側ガイド面が基板部２０を下側に向かってガイドすることによって、基板部２０がコネクター溝１５に挿入されることができる。

＜下側ガイド部材１３＞
また、コネクター部１０は、下側ガイド部材１３を含むことができる。下側ガイド部材１３は、基板部２０の下側に配置されることができる。下側ガイド部材１３は、コネクターボディー１１と結合することができる。下側ガイド部材１３は、上側ガイド部材１２と上下方向に並んで配置されることができる。

下側ガイド部材１３は、下側ガイド面を含むことができる。下側ガイド面は、第１方向Ｄ１に行くほど上側に傾斜して形成され、基板部２０を上側に向かってガイドするように設けられることができる。例えば、基板部２０がコネクター溝１５より低い位置に向かって進む場合、基板部２０が下側ガイド面に接触するようになり、下側ガイド面が基板部２０を上側に向かってガイドすることによって、基板部２０がコネクター溝１５に挿入されることができる。

＜外側ガイド部材１４＞
また、コネクター部１０は、外側ガイド部材１４を含むことができる。下側ガイド部材１３は、基板部２０の外側方向側に配置されることができる。ここで、外側方向側とは、基板部２０を基準に基板部２０の外側に向かう方向であることができる。一例として、外側方向は、第１方向Ｄ１および上下方向と直交する左右方向であることができる。すなわち、外側方向は、第３方向Ｄ３に対応することができる。

外側ガイド部材１４は、コネクターボディー１１と結合することができる。外側ガイド部材１４は、上側ガイド部材１２および下側ガイド部材１３に比べて外側方向側に配置されることができる。

外側ガイド部材１４は、外側ガイド面を含むことができる。外側ガイド面は、第１方向Ｄ１に行くほど外側方向の反対方向である内側方向に傾斜して形成され、基板部２０を内側方向にガイドするように設けられることができる。

例えば、基板部２０がコネクター溝１５の外側方向側に向かって進む場合、基板部２０が外側ガイド面に接触するようになり、外側ガイド面が基板部２０を内側方向にガイドすることによって、基板部２０がコネクター溝１５に挿入されることができる。

＜載置部３０の具体的な形状＞
載置部３０は、載置部ボディー３１と、第１突出部材３２と、第２突出部材３３とを含むことができる。載置部ボディー３１は、上側に基板部２０が載置されることができる。第１突出部材３２は、載置部ボディー３１の第２方向Ｄ２側の末端から上側に突出することができる。第２突出部材３３は、載置部ボディー３１の上下方向および第１方向Ｄ１と直交する第３方向Ｄ３側の末端から上側に突出することができる。このような載置部３０の構造により、基板部２０が載置部ボディー３１の上側に安定的に載置されることができる。

＜カバー部４０の具体的な形状＞
カバー部４０は、第１カバー部材４１および第２カバー部材４２を含むことができる。第１カバー部材４１は、車両のランプハウジングＨに形成される開口ＯＰに挿入され、載置部３０が結合するように設けられることができる。第１カバー部材４１は、開口ＯＰに対応する大きさを有することができる。第１カバー部材４１が開口ＯＰに対応する大きさを有することにより、開口ＯＰを介して水が流入することを防止することができる。したがって、本発明の一実施形態によるＬＥＤドライバーモジュールは、水密のための別のケースが必要でなくなり、コストを削減することができ、生産工程が単純化することができる。

第２カバー部材４２は、第１カバー部材４１の第２方向Ｄ２側に結合することができる。第２カバー部材４２は、第２方向Ｄ２側から見た時に、第１カバー部材４１を覆うことができる大きさを有することができる。これは、第２カバー部材４２が開口ＯＰを覆うことができることを意味し得る。第２カバー部材４２は、ランプハウジングＨと結合することができる。図３には、第２カバー部材４２がランプハウジングＨとボルト結合するものと図示されているが、必ずしもこれに限定されるものではなく、接着剤、磁性を用いた付着など様々な変形が可能である。

カバー部４０は、少なくとも一つの突起部材４３をさらに含むことができる。突起部材４３は、第２カバー部材４２から外側に突出することができる。このような突起部材４３は、以降、仕様が異なるＬＥＤと結合する時に、誤組付防止構造として機能することができる。例えば、ＡタイプのＬＥＤの場合、カバー部４０に突起部材４３が左側に１個である場合のみに組付けが可能であるように、左側に１個のホールを有するように生成されることができる。このような場合、左側に１個のホールを有していないＬＥＤの場合には、カバー部４０に結合できなくなるため、誤組付を防止することができる。

＜シーリング部５０＞
本発明の一実施形態によるＬＥＤドライバーモジュールは、シーリング部５０をさらに含むことができる。シーリング部５０は、第１カバー部材４１の外面を包むように設けられ、開口ＯＰ（図３）と第１カバー部材４１との間に配置されるように設けられることができる。シーリング部５０は、ゴム材質であることができるが、これに限定されるものではない。シーリング部５０が開口ＯＰと第１カバー部材４１との間に配置されることにより、開口ＯＰと第１カバー部材４１との水密をより強化することができる。

＜遮蔽部６０＞
本発明の一実施形態によるＬＥＤドライバーモジュールは、遮蔽部６０をさらに含むことができる。遮蔽部６０は、基板部２０の上側に配置され、基板部２０を電磁気的に外部から遮蔽するように設けられることができる。すなわち、遮蔽部６０は、外部の電磁波から基板部２０を保護するための構成であることができる。

＜電装部７０＞
図８は電装部７０をさらに含むＬＥＤドライバーモジュールを図示した斜視図である。図８に図示されているように、本発明の一実施形態によるＬＥＤドライバーモジュールは、電装部７０をさらに含むことができる。電装部７０は、第２カバー部材４２の第２方向Ｄ２側に結合し、基板部２０と電気的に連結されることができる。電装部７０をさらに含む場合、電装部がランプハウジングに配置される場合に比べて、電装部と基板部の電気的連結のために必要であったメインワイヤを別に付加する必要が無くなり、コストを削減することができ、また、空間活用の効率化を図ることができる。

＜ＬＥＤドライバーモジュールを含む車両＞
以下では、本発明の一実施形態によるＬＥＤドライバーモジュールを含む車両について詳述する。上述のＬＥＤドライバーモジュールに関する具体的な説明は、本発明の一実施形態による車両に同様に適用されることができる。

車両は、ランプハウジングＨ（図３）およびＬＥＤドライバーモジュールを含むことができる。ランプハウジングＨには、開口ＯＰ（図３）が形成されることができる。開口ＯＰには、ＬＥＤドライバーモジュールが挿入されることができる。

図４～図７に図示されているように、ＬＥＤドライバーモジュールは、開口ＯＰを介してランプハウジングＨの内部空間に挿入されることができる。ＬＥＤドライバーモジュールは、コネクター部１０と、基板部２０と、載置部３０と、カバー部４０とを含むことができる。コネクター部１０は、ランプハウジングＨの内部に結合することができる。基板部２０は、第１方向Ｄ１側の末端がコネクター部１０と接触するように設けられることができる。載置部３０は、上側に基板部２０が載置されるように設けられ、第１方向Ｄ１側の末端がコネクター部１０と接触するように設けられることができる。カバー部４０は、載置部３０の第２方向Ｄ２側に結合し、ランプハウジングＨの外部から開口ＯＰをカバーすることができる。

以上の説明は、本発明の技術思想を例示的に説明したものに過ぎず、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者であれば、本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲で様々な修正および変形が可能である。したがって、本発明に開示された実施形態は、本発明の技術思想を限定するためのものではなく、説明するためのものであって、このような実施形態によって本発明の技術思想の範囲が限定されるものではない。本発明の保護範囲は、下記の請求の範囲によって解釈すべきであり、それと同等な範囲内にあるすべての技術思想は、本発明の権利範囲に含まれるものと解釈すべきである。

１０ コネクター部
１１ コネクターボディー
１２ 上側ガイド部材
１３ 下側ガイド部材
１４ 外側ガイド部材
１５ コネクター溝
１６ 区画部材
２０ 基板部
２１ 基板部材
２２ 挿入凹部
３０ 載置部
３１ 載置部ボディー
３２ 第１突出部材
３３ 第２突出部材
４０ カバー部
４１ 第１カバー部材
４２ 第２カバー部材
４３ 突起部材
５０ シーリング部
６０ 遮蔽部
７０ 電装部
Ｄ１ 第１方向
Ｄ２ 第２方向
Ｄ３ 第３方向
Ｈ ランプハウジング
ＯＰ 開口

Claims (17)

1. 車両のランプハウジングに結合するように備えられるＬＥＤドライバーモジュールであって、
   車両のランプハウジングの内部に結合するように設けられるコネクター部と、
   前記ランプハウジングの外側から内側に向かう方向である第１方向側の末端が前記コネクター部と接触するように設けられる基板部と、
   上側に前記基板部が載置されるように設けられ、前記第１方向側の末端が前記コネクター部と接触するように設けられる載置部と、
   前記載置部の前記第１方向の反対方向である第２方向側に結合し、前記車両のランプハウジングの外部から前記基板部および前記載置部をカバーするカバー部とを含む、ＬＥＤドライバーモジュール。
2. 前記コネクター部は、
   前記車両に結合するように設けられるコネクターボディーと、
   前記コネクターボディーの前記第２方向側の末端から前記第１方向に凹んで形成され、前記基板部の一部が挿入されるように設けられる複数のコネクター溝と、
   前記複数のコネクター溝の間に配置され、前記複数のコネクター溝を区画するように設けられる区画部材とを含み、
   前記基板部は、
   前記車両と電気的に連結される基板部材と、
   前記基板部材の前記第１方向側の末端のうち前記区画部材に対応する位置に前記第２方向に凹んで形成され、前記区画部材が挿入されるように設けられる挿入凹部とを含む、請求項１に記載のＬＥＤドライバーモジュール。
3. 前記区画部材は、
   前記コネクター溝の左右幅方向の中心点を基準に前記左右幅方向に偏って配置される、請求項２に記載のＬＥＤドライバーモジュール。
4. 前記コネクター部は、
   前記車両に結合するように設けられるコネクターボディーと、
   前記基板部の上側に配置され、前記コネクターボディーと結合する上側ガイド部材とを含む、請求項１に記載のＬＥＤドライバーモジュール。
5. 前記上側ガイド部材は、
   前記第１方向に行くほど下側に傾斜して形成され、前記基板部を下側に向かってガイドするように設けられる上側ガイド面を含む、請求項４に記載のＬＥＤドライバーモジュール。
6. 前記コネクター部は、
   前記基板部の下側に配置され、前記コネクターボディーと結合する下側ガイド部材をさらに含む、請求項４に記載のＬＥＤドライバーモジュール。
7. 前記下側ガイド部材は、
   前記第１方向に行くほど上側に傾斜して形成され、前記基板部を上側に向かってガイドするように設けられる下側ガイド面を含む、請求項６に記載のＬＥＤドライバーモジュール。
8. 前記上側ガイド部材および前記下側ガイド部材は、
   上下方向に並んで配置される、請求項６に記載のＬＥＤドライバーモジュール。
9. 前記コネクター部は、
   前記車両に結合するように設けられるコネクターボディーと、
   前記基板部を基準に前記基板部の外側に向かう方向である外側方向側に配置され、前記コネクターボディーと結合する外側ガイド部材とを含む、請求項１に記載のＬＥＤドライバーモジュール。
10. 前記外側ガイド部材は、
    前記第１方向に行くほど前記外側方向の反対方向である内側方向に傾斜して形成され、前記基板部を前記内側方向に向かってガイドするように設けられる外側ガイド面を含む、請求項９に記載のＬＥＤドライバーモジュール。
11. 前記載置部は、
    上側に前記基板部が載置される載置部ボディーと、
    前記載置部ボディーの前記第２方向側の末端から上側に突出する第１突出部材と、
    前記載置部ボディーの上下方向および前記第１方向と直交する第３方向側の末端から上側に突出する第２突出部材とを含む、請求項１に記載のＬＥＤドライバーモジュール。
12. 前記カバー部は、
    前記車両のランプハウジングに形成される開口に挿入され、前記載置部が結合するように設けられる第１カバー部材と、
    前記第１カバー部材の第２方向側に結合し、第２方向側から見た時に、前記第１カバー部材を覆うことができる大きさを有する第２カバー部材とを含む、請求項１に記載のＬＥＤドライバーモジュール。
13. 前記第１カバー部材の外面を包むように設けられ、前記開口と前記第１カバー部材との間に配置されるように設けられるシーリング部をさらに含む、請求項１２に記載のＬＥＤドライバーモジュール。
14. 前記カバー部は、
    前記第２カバー部材から外側に突出する少なくとも一つの突起部材をさらに含む、請求項１２に記載のＬＥＤドライバーモジュール。
15. 前記第２カバー部材の前記第２方向側に結合し、前記基板部と電気的に連結される電装部をさらに含む、請求項１２に記載のＬＥＤドライバーモジュール。
16. 前記基板部の上側に配置され、前記基板部を遮蔽するように設けられる遮蔽部をさらに含む、請求項１に記載のＬＥＤドライバーモジュール。
17. 開口が形成されるランプハウジングと、
    前記開口を介して前記ランプハウジングの内部空間に挿入されるＬＥＤドライバーモジュールとを含み、
    前記ＬＥＤドライバーモジュールは、
    前記ランプハウジングの内部に結合するコネクター部と、
    前記ランプハウジングの外側から内側に向かう方向である第１方向側の末端が前記コネクター部と接触するように設けられる基板部と、
    上側に前記基板部が載置されるように設けられ、前記第１方向側の末端が前記コネクター部と接触するように設けられる載置部と、
    前記載置部の前記第１方向の反対方向である第２方向側に結合し、前記ランプハウジングの外部から前記開口をカバーするカバー部とを含む、車両。

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