JP2023019544A - 対基板作業機 - Google Patents
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Abstract
【課題】機内の作業空間における塵埃を排除可能な対基板作業機を提供すること。【解決手段】対基板作業機としての部品装着機は、作業機本体と、作業機本体に設けられ、機内の作業空間における所定位置としての作業実施位置に位置決めされた基板に所定作業である装着作業を実施する作業実施装置と、作業機本体に設けられ、正圧エアを供給する空気供給装置と、空気供給装置によって供給される正圧エアを、作業空間まで流通して作業空間の内部に排出するダクトと、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、対基板作業機に関するものである。
従来から、例えば、下記特許文献に開示された対基板作業機としての部品装着機が知られている。この従来の部品装着機は、機体内部に空気を供給する空気供給装置と、作業機本体に組み付けられるカバー部材の内部に設けられて空気供給装置によって供給される空気を所定方向に誘導する整流部材とを有している。これにより、部品が装着される基板の周辺に存在する塵埃を排除すると共に、外部からの塵埃の侵入を防止するようになっている。
ところで、上記従来の部品装着機においては、作業機本体の上部に設けられた空気供給装置から排出される空気を、作業機本体に設けられた各種部材や装置の隙間を縫うように通し、基板の周辺に供給する。この場合、空気供給装置から基板までの間の距離が長く、空気が基板に届くまでに各種部材や装置に付着した塵埃等を含んでしまう虞がある。基板の周辺に存在する塵埃等を排除してよりクリーン化を図るには、改善の余地がある。
本明細書は、機内の作業空間における塵埃を排除可能な対基板作業機を提供することを目的とする。
本明細書は、作業機本体と、作業機本体に設けられ、機内の作業空間における所定位置に位置決めされた基板に所定作業を実施する作業実施装置と、作業機本体に設けられ、正圧エアを供給する空気供給装置と、空気供給装置によって供給される正圧エアを、作業空間まで流通して作業空間の内部に排出するダクトと、を備える対基板作業機を開示する。
これによれば、空気供給装置によって浄化された正圧エアをダクトの内部を流通させて、作業空間に近接する開口端から浄化された正圧エアを作業空間に排出することができる。これにより、対基板作業機においては、ダクトを介することによって、外部の塵埃等の異物を含む外気と触れることなく、浄化された正圧エアを直接的に作業空間の内部に供給することができる。そして、ダクトを流通した浄化された正圧エアは、直接的に供給されることによって作業空間の内部を満たすことができる。これにより、作業空間の内部に存在する塵埃等の異物を外部に排除すると共に、作業空間の内部に塵埃等が外部から侵入することが抑制されたクリーンな作業空間を形成することができる。
1.対基板作業機の全体構成
対基板作業機の構成について図1-4を参照して説明する。第一実施形態の対基板作業機は、所定作業として部品を基板に装着する装着作業を実施する部品装着機10を例示する。本実施形態の部品装着機10は、図1に示すように、同一タイプの部品装着機10が幅方向に複数並べられ、所定の部品(例えば、電子部品)を基板に装着する生産ラインを形成する。そして、複数の部品装着機10によって形成される生産ラインにおいては、各々の部品装着機10の内部に基板が順番に搬送され、それぞれの部品装着機10において所定の部品が装着される。
対基板作業機の構成について図1-4を参照して説明する。第一実施形態の対基板作業機は、所定作業として部品を基板に装着する装着作業を実施する部品装着機10を例示する。本実施形態の部品装着機10は、図1に示すように、同一タイプの部品装着機10が幅方向に複数並べられ、所定の部品(例えば、電子部品)を基板に装着する生産ラインを形成する。そして、複数の部品装着機10によって形成される生産ラインにおいては、各々の部品装着機10の内部に基板が順番に搬送され、それぞれの部品装着機10において所定の部品が装着される。
ここで、本実施形態の部品装着機10は、図1に示すように、幅が狭く、幅方向に近接して配置することが可能である。このため、本実施形態においては、2台の部品装着機10が1つのベースBに搭載され、生産ラインの全体がコンパクトに構成される場合を例示する。尚、部品装着機10の配置については、1つのベースBに2台の部品装着機10を搭載することに限られず、生産内容に応じて1つのベースBに1台の部品装着機10を搭載することも可能である。
部品装着機10は、ベースBに固定された作業機本体11を備えている。作業機本体11は、作業実施装置として後述する部品移載装置17を支持するフレーム12と、フレーム12を覆うカバー部材13とを備えている。そして、作業機本体11は、基板K(図2を参照)に対して作業実施装置(後述の部品移載装置17)が装着作業を実施するための空間である作業空間Sを機内に有している。ここで、作業空間Sは、基板Kが載置された載置面、装着作業の実施前の部品移載装置17の基板Kに対向する対向面、及び、カバー部材13の内面を含んで形成される空間とすることができる。
又、部品装着機10は、図1に示すように、作業機本体11に設けられて作業空間Sに正圧エアを供給する空気供給装置20を備えている。尚、本実施形態においては、1台の作業機本体11に2つの空気供給装置20が設けられる場合を例示するが、空気供給装置20の数については、この限りではない。更に、部品装着機10は、図1に示すように、空気供給装置20から浄化されて供給された正圧エアを作業空間Sまで導通して排出するダクト30を備えている。
ここで、本実施形態においては、2台の部品装着機10のそれぞれの作業空間Sが隣接するようにベースBに搭載される。そして、作業機本体11の幅方向にて両側面を覆う各々のカバー部材13には、基板搬送用開口部13aが形成される。これにより、作業空間Sには、基板搬送用開口部13aを介して、基板Kが搬入されると共に装着作業が施された基板Kが搬出されるようになっている(図2を参照)。
作業機本体11(より詳しくは、フレーム12)には、図2及び図3に示すように、基板搬送装置14、位置決め装置15、部品供給装置16、部品移載装置17、部品カメラ18、及び、制御装置19が組み付けられる。
基板搬送装置14は、搬送路に沿って作業空間Sの内部における作業実施位置まで装着作業される前の基板Kを、例えば、一方側にて隣接する部品装着機10の作業空間Sから搬入する。又、基板搬送装置14は、作業空間Sの内部における作業実施位置にて装着作業された後の基板Kを、例えば、他方側にて隣接する部品装着機10の作業空間Sに向けて搬出する。
ここで、搬送路は、例えば、一対のベルトコンベア141,142及び一対のレールガイド143,144によって構成される。そして、ベルトコンベア141,142は、基板Kを載置した状態でレールガイド143,144に沿って輪転することにより、基板Kを搬送路に沿ってX軸方向に搬送する。ここで、本実施形態においては、基板搬送装置14が一対のベルトコンベア141,142からなる、所謂、シングルコンベアタイプとする。しかし、基板搬送装置14としては、例えば、二対のベルトコンベアからなる、所謂、ダブルコンベアタイプとすることも可能である。
位置決め装置15は、作業実施位置に搬入された基板Kを位置決めする。位置決め装置15は、図3に示すように、リフター151と、リフター151に固定された複数のクランプロッド152を有しており、作業実施位置に下側に配置される。複数のクランプロッド152は、リフター151の上昇動作に伴って基板KをZ軸方向に突き上げ、基板Kを基板搬送装置14のレールガイド143,144との間でクランプする。これにより、基板Kは、作業実施位置から移動しないように位置決めされる。
部品供給装置16は、作業機本体11の前側に設置されたパレット部材Pに設けられた複数の溝形状のスロットに着脱可能に装備される。部品供給装置16は、図2に示すように、複数のフィーダ161と、各々のフィーダ161に対応して設けられるリール162を備える。リール162には、多数のキャビティにそれぞれ部品を収納したキャリアテープが巻回されており、各々のフィーダ161には、リール162から繰り出されたキャリアテープが装填される。フィーダ161の後側寄りの上部には、部品を供給する所定の供給位置163が設定される。各々のフィーダ161は、図示省略のテープ送り機構によりキャリアテープを間欠的に送り、部品を供給位置163において採取可能に供給する。これにより、部品供給装置16は、部品の供給動作を行う。
部品移載装置17は、機内の作業空間Sにおける作業実施位置(所定位置)に位置決めされた基板Kに、採取した部品を装着する装着作業を実施する作業実施装置である。部品移載装置17は、基板搬送装置14及び部品供給装置16よりも、Z軸方向(鉛直方向)にて上方に配置される。部品移載装置17は、部品供給装置16から部品を採取して基板Kに部品を装着する。部品移載装置17は、ヘッド駆動機構170、移動台174、装着ヘッド175、吸着ノズル176等を含んで構成される。
ヘッド駆動機構170は、一対のY軸レール171,172、Y軸スライダ173、及び、図示省略の駆動モータ等を含んで構成される。Y軸レール171,172は、Y軸方向に延び、相互に離間して平行配置される。X軸方向に長いY軸スライダ173は、両方のY軸レール171,172に跨って設けられており、Y軸方向に移動する。移動台174は、Y軸スライダ173に組み付けられ、X軸方向に移動する。これにより、ヘッド駆動機構170は、Y軸スライダ173をY軸方向に駆動すると共に、Y軸スライダ173上の移動台174をX軸方向に駆動する。
移動台174は、装着ヘッド175を保持する。装着ヘッド175は、1本又は複数本の吸着ノズル176をZ軸方向にて下方に保持すると共に、ヘッド駆動機構170に駆動されてX軸方向及びY軸方向(即ち、水平二方向)に移動する。吸着ノズル176は、図示省略の昇降駆動部に駆動されて昇降動作する。
吸着ノズル176は、供給位置163のZ軸方向にて上方から下降し、負圧エアの供給により部品を吸着採取する吸着動作を行う。又、吸着ノズル176は、基板KのZ軸方向にて上方に駆動され、正圧エアの供給により部品を装着する装着動作を行う。装着ヘッド175及び吸着ノズル176は、複数種類あり、自動又は手動で交換される。
尚、移動台174には、マークカメラMCが組み付けられる。マークカメラMCは、上述したように位置決めされた基板Kに付設された位置マークを撮像する。マークカメラMCの撮像により取得された画像データは、位置決めされた基板Kの作業実施位置を検出する画像処理に用いられる。
部品カメラ18は、基板搬送装置14と部品供給装置16との間のベースBの上面に、Z軸方向にて上向きに設けられる。部品カメラ18は、装着ヘッド175が部品供給装置16の供給位置163から基板K上の装着位置まで移動する途中で、吸着ノズル176が吸着している部品を撮像する。部品カメラ18の撮像により取得された画像データは、部品の有無及び正誤を判定し、更に部品の吸着姿勢を取得する画像処理に用いられる。画像処理の結果は、吸着ノズル176の装着動作に反映される。
制御装置19は、例えば、ベースBに組み付けられる。尚、制御装置19の配置位置については、特に限定されない。制御装置19は、CPU、ROM、RAM、各種インターフェースを主要構成部品とし、ソフトウェアによって動作するコンピュータ装置である。尚、制御装置19は、複数のCPUが機内に分散配置されることによって構成されても良い。制御装置19は、予め記憶した制御プログラムに従って、部品の装着作業を制御する。ここで、制御プログラムは、生産する基板製品の種類ごとに異なる。
上述のように構成された部品装着機10においては、基板搬送装置14がカバー部材13に設けられた基板搬送用開口部13aから作業空間Sの内部に基板Kを搬入する。続いて、部品装着機10においては、位置決め装置15が作業空間Sに搬入された基板Kを作業実施位置に位置決めする。そして、部品装着機10においては、部品移載装置17が部品供給装置16から供給される部品を基板Kに装着する。
このような基板Kに対する部品の装着作業においては、カバー部材13によって囲まれた機内、特に、作業空間Sに塵埃が存在すると、塵埃が基板Kに付着して製品の品質低下を引き起こしたり、吸着ノズル176の吸着動作における詰まりを生じさせたりする可能性がある。即ち、部品装着機10においては、クリーンな環境が要求される。
そこで、部品装着機10は、特に、作業空間Sへの塵埃の侵入、又は、作業空間Sの塵埃の排出を行うため、作業空間Sの内部に正圧エアを供給する空気供給装置20が設けられる。又、本実施形態の部品装着機10においては、カバー部材13の外部に配置されたダクト30を備えており、ダクト30が空気供給装置20によって供給される正圧エアを、作業空間Sまで流通して作業空間Sの内部に排出する。
2.空気供給装置20の構成
空気供給装置20は、図1及び図4に示すように、Z軸方向にて作業機本体11の上面に設けられる。空気供給装置20は、ファン21と、ファン21の下方に配置されたフィルタ22とから構成されており、ファン21の作動に伴って加圧されたエア即ち正圧エアをZ軸方向にて下方に向けて排出する。尚、ファン21としては、例えば、電動ファン等を採用することができる。又、フィルタ22としては、例えば、HEPAフィルタ(High Efficiency Particulate Air Filter)等を採用することができる。これにより、空気供給装置20は、ファン21が作動することにより、吸引した外気から塵埃がフィルタ22によって除去され、浄化された(クリーンな)正圧エアを排出する。
空気供給装置20は、図1及び図4に示すように、Z軸方向にて作業機本体11の上面に設けられる。空気供給装置20は、ファン21と、ファン21の下方に配置されたフィルタ22とから構成されており、ファン21の作動に伴って加圧されたエア即ち正圧エアをZ軸方向にて下方に向けて排出する。尚、ファン21としては、例えば、電動ファン等を採用することができる。又、フィルタ22としては、例えば、HEPAフィルタ(High Efficiency Particulate Air Filter)等を採用することができる。これにより、空気供給装置20は、ファン21が作動することにより、吸引した外気から塵埃がフィルタ22によって除去され、浄化された(クリーンな)正圧エアを排出する。
3.ダクト30の構成
本実施形態のダクト30は、図1及び図4に示すように、作業機本体11のフレーム12を覆う樹脂製のカバー部材13の外部に配置される。そして、本実施形態のダクト30は、図4に示すように、空気供給装置20からカバー部材13に形成されたエア供給用開口部13bを介して作業空間Sの内部に浄化された正圧エアを供給する。
本実施形態のダクト30は、図1及び図4に示すように、作業機本体11のフレーム12を覆う樹脂製のカバー部材13の外部に配置される。そして、本実施形態のダクト30は、図4に示すように、空気供給装置20からカバー部材13に形成されたエア供給用開口部13bを介して作業空間Sの内部に浄化された正圧エアを供給する。
このため、ダクト30の一端側(基端側)は、図4に示すように、空気供給装置20の下部に連結される中空状の連結端31となっている。又、ダクト30の他端側(先端側)は、カバー部材13に対して基板搬送用開口部13aよりもZ軸方向にて上方に設けられたエア供給用開口部13bにて開口する開口端32となっている。そして、本実施形態のダクト30は、Z軸方向(鉛直方向)にて下方となるように、連結端31から開口端32に向けて正圧エアを導通する中空状且つ直線状の導通部33を有する。尚、ダクト30の形成材料については樹脂に限定されるものではなく、金属製であっても良い。
これにより、本実施形態のダクト30は、空気供給装置20から排出されたクリーンな正圧エアは、連結端31を介して導通部33に排出される。そして、直線状の導通部33は、排出された正圧エアを開口端32即ちエア供給用開口部13bに向けて流通することにより、作業機本体11(部品装着機10)の外部を通して直接的に作業空間Sの内部に正圧エアを供給する。即ち、本実施形態のダクト30は、部品装着機10の周辺に存在する空気から浄化された正圧エアを隔離した状態で、空気供給装置20によって浄化された正圧エアを直接的に作業空間Sの内部に供給することができる。
本実施形態のダクト30の開口端32及び導通部33の断面形状は、図5に示すように、同一の断面形状とされている。具体的に、導通部33を例示して説明すると、流通する正圧エアの流通方向に直交する方向における導通部33(ダクト30)の断面形状は、カバー部材13の外表面13cの面方向に沿った方向の寸法である幅寸法L1が、外表面13cの面法線方向に沿った方向の寸法である高さ寸法L2よりも大きい矩形状である。尚、本実施形態のダクト30においては、Y軸方向に沿って幅寸法L1が設定される(図4を参照)。
このように、ダクト30の開口端32及び導通部33の断面形状を同一の幅広の矩形状(扁平形状)とし、又、導通部33をZ軸方向(鉛直方向)に沿って直線状することにより、空気供給装置20から排出される正圧エアの圧損を低減することができる。これにより、空気供給装置20からスムーズに正圧エアを導通することができると共に、例えば、ファン21の風量を調整することにより作業空間Sの内部に供給する正圧エアの流量を容易に調整することができる。又、特に、開口端32の断面形状を幅広の矩形状(扁平形状)とすることにより、開口端32から作業空間Sに向けて排出される正圧エアを作業空間Sの内部にて広げることができる。これらにより、ダクト30は、作業空間Sの内部の全体に対して、浄化された正圧エアを供給することができる。
ここで、上述したように、本実施形態における部品装着機10は、ベースBに対して、各々の作業空間Sが隣接するように2台の部品装着機10が配置される。この場合、各々の部品装着機10即ち作業機本体11に設けられるダクト30を同一側面側に配置すると、作業機本体11の間にダクト30が存在することになり、作業機本体11(部品装着機10)の間隔を空けて配置する必要がある。その結果、幅の狭い作業機本体11(部品装着機10)同士を幅方向に近接して並べることが不能となり、生産ラインの全体が大型化することが懸念される。
そこで、本実施形態のダクト30を作業機本体11に組み付ける際には、図6に示すように、ダクト30の配置を適宜変更することができる。即ち、作業空間Sが隣接するように2台の作業機本体11(部品装着機10)を配置する場合、各々のダクト30を、2台の作業機本体11(部品装着機10)の各々が対向する内側に対して幅方向(図6においてはX軸方向)にて外側に配置することができる。これにより、作業機本体11(部品装着機10)を幅方向にて近接して配置することができ、生産ラインの全体をコンパクトに構成することができる。
4.空気供給装置20及びダクト30の作動
空気供給装置20においては、ファン21が作動することによって周辺の外気を吸引し、吸引した外気をフィルタ22に向けて排出する。これにより、フィルタ22は、外気を通過させながら外気に含まれる塵埃を取り除き、浄化した正圧エアをダクト30に排出する。尚、ファン21の作動頻度については、部品装着機10の稼働中を通して連続して作動する、つまり、空気供給装置20が常に浄化した正圧エアを排出しても良いし、例えば、作業空間Sの内部にて基板Kに部品が装着される際にのみ間欠的に作動する、つまり、空気供給装置20が選択的に浄化した正圧エアを排出しても良い。
空気供給装置20においては、ファン21が作動することによって周辺の外気を吸引し、吸引した外気をフィルタ22に向けて排出する。これにより、フィルタ22は、外気を通過させながら外気に含まれる塵埃を取り除き、浄化した正圧エアをダクト30に排出する。尚、ファン21の作動頻度については、部品装着機10の稼働中を通して連続して作動する、つまり、空気供給装置20が常に浄化した正圧エアを排出しても良いし、例えば、作業空間Sの内部にて基板Kに部品が装着される際にのみ間欠的に作動する、つまり、空気供給装置20が選択的に浄化した正圧エアを排出しても良い。
ダクト30においては、空気供給装置20のフィルタ22を介して連結端31に浄化された正圧エアが排出される。そして、直線状且つ幅寸法L1が高さ寸法L2よりも大きな扁平形状とされた導通部33が浄化された正圧エアを開口端32まで流通させる。開口端32は、カバー部材13に形成されたエア供給用開口部13bにて開口し、図4にて太実線矢印により示すように、導通部33を流通した浄化された正圧エアを作業空間Sの内部(より詳しくは、基板K)に向けて排出する。つまり、ダクト30は、図4にて一点鎖線により示す作業空間Sに近接した位置から浄化された正圧エアを作業空間Sに向けて排出することができる。
このように、ダクト30を介して浄化された正圧エアが作業空間Sの内部に排出されると、作業空間Sの内部は、浄化された正圧エアによって満たされる。つまり、作業空間Sの内部に浄化された正圧エアが排出される(供給される)ことにより、作業空間Sの内部の圧力が、例えば、大気圧よりも高められ、作業空間Sの内部に存在する塵埃を作業空間Sの内部から外部に排出することができる。又、作業空間Sの内部の圧力が、例えば、大気圧よりも高められることにより、作業空間Sの外部から内部への塵埃の侵入を防止することができる。従って、空気供給装置20及びダクト30が作動することにより、作業空間Sの内部に対して外気と触れない浄化された正圧エアが供給されるため、作業空間Sの内部をクリーンな状態に維持することができる。
以上の説明からも理解できるように、対基板作業機としての部品装着機10は、作業機本体11と、作業機本体11に設けられ、機内の作業空間Sにおける所定位置としての作業実施位置に位置決めされた基板Kに所定作業である装着作業を実施する作業実施装置である部品移載装置17と、作業機本体11に設けられ、正圧エアを供給する空気供給装置20と、空気供給装置20によって供給される正圧エアを、作業空間Sまで流通して作業空間Sの内部に排出するダクト30と、を備える。
部品装着機10によれば、空気供給装置20によって浄化された正圧エアをダクト30の内部を流通させて、作業空間Sに近接する開口端32から浄化された正圧エアを作業空間Sに排出することができる。これにより、部品装着機10においては、外部の塵埃等の異物を含む外気と触れることなく、浄化された正圧エアを直接的に作業空間Sの内部に供給することができる。そして、ダクト30を流通した浄化された正圧エアは、直接的に供給されることによって作業空間Sの内部を満たすことができる。これにより、内部に塵埃等が存在することが抑制された作業空間Sを形成することができる。
特に、対基板作業機として、部品を基板Kに装着する装着作業を行う部品装着機10においては、部品装着における高い装着精度を維持するために、作業空間Sに高いクリーンな環境が要求される。この要求に応じて、部品装着機10においてはダクト30を用いて直接的に作業空間S、より具体的には、部品が装着される基板Kに浄化された正圧エアを供給することができるため、基板Kの周辺に存在する塵埃等の異物を作業空間Sから効果的に排除することができる。その結果、作業空間Sにおいてクリーンな環境を実現することができ、部品装着における高い装着精度を維持することができる。
又、作業機本体11は、部品移載装置17を支持するフレーム12と、フレーム12を覆うカバー部材13とを備え、ダクト30は、カバー部材13の外部において正圧エアを流通して作業空間Sの内部に正圧エアを直接的に排出することができる。これにより、ダクト30をカバー部材13の外部に配置する場合であっても、外気に触れることを防止して浄化された正圧エアを作業空間Sの内部に排出する(供給する)ことができる。そして、ダクト30をカバー部材13の外部に配置することができるため、例えば、空気供給装置20と共にダクト30を後付けで部品装着機10に組み付けることができる。このように、必要に応じて、又は、用途に応じて、空気供給装置20及びダクト30の組み付けを選択することができることにより、例えば、部品装着機10を導入する際の導入コストマネジメントを適切に運用することができる。
5.第二実施形態
上述した第一実施形態においては、空気供給装置20からの浄化された正圧エアを、カバー部材13の外部に配置したダクト30を介して、作業空間Sの内部に排出するようにした。このように、カバー部材13の外部にダクト30を配置できることは、特に、幅の狭い部品装着機10に採用する場合に極めて有用である。
上述した第一実施形態においては、空気供給装置20からの浄化された正圧エアを、カバー部材13の外部に配置したダクト30を介して、作業空間Sの内部に排出するようにした。このように、カバー部材13の外部にダクト30を配置できることは、特に、幅の狭い部品装着機10に採用する場合に極めて有用である。
ところで、例えば、大型の基板に装着作業を施す場合、図7に示すように、幅の広い部品装着機110が1台だけベースBに搭載される場合がある。このように、幅方向に余裕のある部品装着機110の場合には、部品装着機110の内側に樹脂製のダクト130を配置し、部品装着機110の更なる大型化を抑制することができ、ひいては、生産ラインの全体のコンパクト化を図ることができる。以下、第二実施形態を説明する。
ここで、部品装着機110は、上述した第一実施形態の部品装着機10と同様に基板Kに対して部品を装着する装着作業を実施するように作動するものであり、作業機本体111、フレーム112、カバー部材113、基板搬送装置114、位置決め装置115、部品供給装置116、部品移載装置117、及び、空気供給装置120を備える。尚、作業機本体111、フレーム112、カバー部材113、基板搬送装置114、位置決め装置115、部品供給装置116、部品移載装置117、及び、空気供給装置120の構成及び作動については、上述した第一実施形態の部品装着機10においてそれぞれ対応する作業機本体11、フレーム12、カバー部材13、基板搬送装置14、位置決め装置15、部品供給装置16、部品移載装置17、及び、空気供給装置20と同様の構成及び作動であるため、符号を付してその説明を省略する。又、図示を省略するが、部品装着機110においても、上述した第一実施形態の部品装着機10と同様に、部品カメラ、マークカメラMC及び制御装置が設けられる。
6.ダクト130の構成
第二実施形態のダクト130は、図7に示すように、作業機本体111のフレーム112と、フレーム112を覆うカバー部材113(破線により示す)との間の空間に配置される。ダクト130の一端側(基端側)は、図8に示すように、空気供給装置120の下部に連結される中空状の連結端131となっている。又、ダクト130の他端側(先端側)は、図8に示すように、作業空間Sにて(又は、作業空間Sに近接して)開口する開口端132となっている。そして、ダクト130は、カバー部材113の内部において、Z軸方向(鉛直方向)にて下方となるように、連結端131から開口端132に向けて正圧エアを導通する中空状の導通部133を有する。ここで、導通部133は、図9及び図10に示すように、例えば、フレーム112との干渉を回避するように湾曲して形成することができる。尚、ダクト130の形成材料については樹脂に限定されるものではなく、金属製であっても良い。
第二実施形態のダクト130は、図7に示すように、作業機本体111のフレーム112と、フレーム112を覆うカバー部材113(破線により示す)との間の空間に配置される。ダクト130の一端側(基端側)は、図8に示すように、空気供給装置120の下部に連結される中空状の連結端131となっている。又、ダクト130の他端側(先端側)は、図8に示すように、作業空間Sにて(又は、作業空間Sに近接して)開口する開口端132となっている。そして、ダクト130は、カバー部材113の内部において、Z軸方向(鉛直方向)にて下方となるように、連結端131から開口端132に向けて正圧エアを導通する中空状の導通部133を有する。ここで、導通部133は、図9及び図10に示すように、例えば、フレーム112との干渉を回避するように湾曲して形成することができる。尚、ダクト130の形成材料については樹脂に限定されるものではなく、金属製であっても良い。
これにより、ダクト130は、空気供給装置120から排出されたクリーンな正圧エアは、連結端131を介して導通部133に排出される。そして、導通部133は、排出された正圧エアを、カバー部材113の内部において開口端132に向けて流通することにより、作業機本体111(部品装着機110)の内側を通して直接的に作業空間Sの内部に正圧エアを供給する。即ち、ダクト130は、部品装着機110の内部に存在する空気から浄化された正圧エアを隔離した状態で、空気供給装置120によって浄化された正圧エアを直接的に作業空間Sの内部に供給することができる。
ここで、流通する正圧エアの流通方向に直交する方向におけるダクト130の断面形状については、図11に示すように、一端である連結端131との接続位置における導通部133における開口面積A1に比べて開口端132の開口面積A2方が大きい。即ち、ダクト130は、図9及び図10に示すように、導通部133における開口面積A1に比べて開口端132における開口面積A2の方が大きく、所謂、ラッパ形状を有する。
このように、ダクト130の開口端132の開口面積A2が大きくなるラッパ形状とすることにより、空気供給装置120から排出される正圧エアの圧損を低減することができ、作業空間Sの内部に供給する正圧エアの必要な流量を確保することができる。又、特に、開口端132をラッパ形状とすることにより、開口端32から作業空間Sに向けて排出される正圧エアを作業空間Sの内部にて広げることができる。これらにより、ダクト130は、作業空間Sの内部の全体に対して、浄化された正圧エアを供給することができる。
7.空気供給装置120及びダクト130の作動
空気供給装置120においては、ファン121が作動することによって周辺の外気を吸引し、吸引した外気をフィルタ122に向けて排出する。これにより、フィルタ122は、外気を通過させながら外気に含まれる塵埃を取り除き、浄化した正圧エアをダクト130に排出する。尚、ファン121の作動頻度については、部品装着機110の稼働中を通して連続して作動する、つまり、空気供給装置120が常に浄化した正圧エアを排出しても良いし、例えば、作業空間Sの内部にて基板Kに部品が装着される際にのみ間欠的に作動する、つまり、空気供給装置120が選択的に浄化した正圧エアを排出しても良い。
空気供給装置120においては、ファン121が作動することによって周辺の外気を吸引し、吸引した外気をフィルタ122に向けて排出する。これにより、フィルタ122は、外気を通過させながら外気に含まれる塵埃を取り除き、浄化した正圧エアをダクト130に排出する。尚、ファン121の作動頻度については、部品装着機110の稼働中を通して連続して作動する、つまり、空気供給装置120が常に浄化した正圧エアを排出しても良いし、例えば、作業空間Sの内部にて基板Kに部品が装着される際にのみ間欠的に作動する、つまり、空気供給装置120が選択的に浄化した正圧エアを排出しても良い。
ダクト130においては、空気供給装置120のフィルタ122を介して連結端131に浄化された正圧エアが排出される。そして、図8にて太実線矢印により示すように、湾曲した導通部133が浄化された正圧エアを、カバー部材113の内部においてラッパ形状の開口端132まで流通させる。開口端132は、カバー部材113の内部において作業空間Sに近接し且つ対向して開口し、導通部133を流通した浄化された正圧エアを作業空間Sの内部に向けて排出する。
このように、ダクト130を介して浄化された正圧エアが作業空間Sの内部に排出されると、上述した第一実施形態と同様に、作業空間Sの内部は、浄化された正圧エアによって満たされる。従って、第二実施形態においても、空気供給装置120及びダクト130が作動することにより、作業空間Sの内部に対して塵埃等の異物を含む外気と触れない浄化された正圧エアが供給されるため、作業空間Sの内部をクリーンな状態に維持することができる。
以上の説明からも理解できるように、第二実施形態の対基板作業機としての部品装着機110は、作業機本体111と、作業機本体111に設けられ、機内の作業空間Sにおける所定位置としての作業実施位置に位置決めされた基板Kに所定作業である装着作業を実施する作業実施装置である部品移載装置117と、作業機本体111に設けられ、正圧エアを供給する空気供給装置120と、空気供給装置120によって供給される正圧エアを、作業空間Sまで流通して作業空間Sの内部に排出するダクト130と、を備える。
そして、部品装着機110においては、作業機本体111は、部品移載装置117を支持するフレーム112と、フレーム112を覆うカバー部材113とを備え、ダクト130は、フレーム112とカバー部材113との間の空間に設けられ、カバー部材113の内部において正圧エアを流通して作業空間Sの内部に正圧エアを排出することができる。
これにより、ダクト130がカバー部材13の内部において正圧エアを流通する場合であっても、空気供給装置20によって浄化された正圧エアをダクト130の内部を流通させて、作業空間Sに近接する開口端132から浄化された正圧エアを作業空間Sに排出することができる。これにより、部品装着機110においては、外気に触れることを防止して浄化された正圧エアを作業空間Sの内部に直接的に排出する(供給する)ことができる。そして、ダクト130を流通した浄化された正圧エアは、直接的に供給されることによって作業空間Sの内部を満たすことができる。これにより、部品装着機110においても、内部に塵埃等が存在することが抑制された作業空間Sを形成することができる。
特に、対基板作業機として、部品を基板Kに装着する装着作業を行う部品装着機110においては、部品装着における高い装着精度を維持するために、作業空間Sにクリーンな環境が要求される。この要求に応じて、部品装着機110においても、上述した第一実施形態の部品装着機10と同様に、ダクト130を用いて直接的に作業空間Sに浄化された正圧エアを供給することができるため、基板Kの周辺に存在する塵埃等の異物を作業空間Sから効果的に排除することができる。その結果、作業空間Sにおいてクリーンな環境を実現することができ、部品装着における高い装着精度を維持することができる。
8.変形例
本発明の実施にあたっては、上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。
本発明の実施にあたっては、上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。
例えば、上述した第一実施形態及び第二実施形態においては、部品装着機10,110が基板搬送装置14,114を備え、基板Kが自動的に作業空間Sに搬入され、又、搬出されるようにした。しかしながら、例えば、作業者が手動により、基板Kを作業空間Sに搬入し、又、搬出する場合には、基板搬送装置14,114を省略することも可能である。そして、この場合には、上述した第一実施形態の部品装着機10において、両側面に設けた基板搬送用開口部13aのうちの一方をエア供給用開口部として利用することが可能である。つまり、この場合には、エア供給用開口部13bを別途設けることなく、ダクト30は基板搬送用開口部13aの一方を用いて浄化された正圧エアを作業空間Sに排出する(供給する)ことができる。
又、上述した第一実施形態及び第二実施形態においては、空気供給装置20,120を作業機本体11,111の上面に配置するようにした。しかしながら、空気供給装置20,120の配置については、これに限定されるものではなく、ダクト30,130を介して直接的に浄化された正圧エアを作業空間Sに排出できる限り、如何なる位置に配置しても良い。但し、空気供給装置20,120を作業機本体11,111の上面に配置した場合には、例えば、フィルタ22,122の交換に際して作業者による交換作業が容易である。従って、空気供給装置20,120を作業機本体11,111の上面に配置することが好ましい。
更に、上述した第1実施形態及び第二実施形態においては、対基板作業機として部品装着機10,110を採用するようにした。しかし、対基板作業機としては、部品装着機に限られず、基板に対して所定作業を実施する作業実施装置を備える他の機械、例えば、はんだ印刷機や基板検査機等を採用することができる。対基板作業機がはんだ印刷機である場合、作業実施装置は、例えば、マスクに沿ってスキージを移動させて印刷作業を実施するスキージ移動装置に相当する。
10,110:部品装着機(対基板作業機)、11,111:作業機本体、12,112:フレーム、13,113:カバー部材、14,114:基板搬送装置、15,115:位置決め装置、16,116:部品供給装置、17,117:部品移載装置(作業実施装置)、18,118:部品カメラ、19,119:制御装置、20,120:空気供給装置、21,121:ファン、22,122:フィルタ、30,130:ダクト、31,131:連結端、32,132:開口端、33,133:導通部、K:基板、L1:幅寸法、L2:高さ寸法、A1,A2:開口面積
Claims (10)
- 作業機本体と、
前記作業機本体に設けられ、機内の作業空間における所定位置に位置決めされた基板に所定作業を実施する作業実施装置と、
前記作業機本体に設けられ、正圧エアを供給する空気供給装置と、
前記空気供給装置によって供給される前記正圧エアを、前記作業空間まで流通して前記作業空間の内部に排出するダクトと、
を備えた、対基板作業機。 - 前記作業機本体は、前記作業実施装置を支持するフレームと、前記フレームを覆うカバー部材とを備え、
前記ダクトは、前記カバー部材の外部において前記正圧エアを流通して前記作業空間の内部に前記正圧エアを排出する、請求項1に記載の対基板作業機。 - 前記作業機本体は、前記基板を搬送路に沿って前記所定位置まで搬入し、搬出する基板搬送装置を備え、
前記カバー部材は、一部に前記搬送路を通す基板搬送用開口部と、前記基板搬送用開口部の上方に設けられたエア供給用開口部とを有し、
前記ダクトは、一端が前記空気供給装置に連結され、他端が前記エア供給用開口部にて開口する開口端を有し、前記エア供給用開口部を介して前記作業空間の内部に前記正圧エアを排出する、請求項2に記載の対基板作業機。 - 前記ダクトは、前記カバー部材の外表面に沿って配置されており、
流通する前記正圧エアの流通方向に直交する方向における前記ダクトの断面形状は、
前記外表面の面方向に沿った方向の寸法である幅寸法が前記外表面の面法線方向に沿った方向の寸法である高さ寸法よりも大きい矩形状である、請求項2又は3に記載の対基板作業機。 - 前記作業空間が隣接するように2台の前記対基板作業機を配置した場合、
前記ダクトは、2台の前記対基板作業機の各々が対向する内側に対して外側に配置される、請求項2-4の何れか一項に記載の対基板作業機。 - 前記作業機本体は、前記作業実施装置を支持するフレームと、前記フレームを覆うカバー部材とを備え、
前記ダクトは、前記フレームと前記カバー部材との間の空間に設けられ、前記カバー部材の内部において前記正圧エアを流通して前記作業空間の内部に前記正圧エアを排出する、請求項1に記載の対基板作業機。 - 前記ダクトは、一端が前記空気供給装置に連結され、他端が前記作業空間に対向して開口する開口端を有し、
流通する前記正圧エアの流通方向に直交する方向における前記ダクトの断面形状は、前記一端における開口面積に比べて前記開口端の開口面積の方が大きい、請求項6に記載の対基板作業機。 - 前記ダクトは、前記空気供給装置から鉛直方向にて下方に向けて前記正圧エアを流通する、請求項1-7の何れか一項に記載の対基板作業機。
- 前記空気供給装置は、前記正圧エアを浄化して供給する、請求項1-8の何れか一項に記載の対基板作業機。
- 前記対基板作業機は、前記作業実施装置により採取した部品を前記基板に装着する装着作業を実施する部品装着機である、請求項1-9の何れか一項に記載の対基板作業機。
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JP2021124330A JP2023019544A (ja) | 2021-07-29 | 2021-07-29 | 対基板作業機 |
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JP2021124330A Pending JP2023019544A (ja) | 2021-07-29 | 2021-07-29 | 対基板作業機 |
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