JP2023018355A - メス型端子、コネクタ、端子付き電線、コネクタ付き電線及びワイヤーハーネス - Google Patents

メス型端子、コネクタ、端子付き電線、コネクタ付き電線及びワイヤーハーネス Download PDF

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智明 谷川
Tomoaki Tanigawa
猛 渡辺
Takeshi Watanabe
隼矢 竹下
Junya Takeshita
隆寛 今村
Takahiro Imamura
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Furukawa Electric Co Ltd
Furukawa Automotive Systems Inc
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Abstract

【課題】オス型端子に対してアームバネを密着させて安定的に導電できるメス型端子、コネクタ、端子付き電線、コネクタ付き電線及びワイヤーハーネスを提供する。【解決手段】メス型端子10は、電線3に接続される基台部20と、基台部20に取り付けられるバネ部材30とで端子本体13が設けられている。基台部20は、オス型端子5が挿入可能な所定間隔を隔てて配置された一対の側壁21を有し、バネ部材30は、少なくとも側壁21の内側面21aに沿う沿設板(内板31)と沿設板(内板31)から対向する側壁21に向かって延出されたアームバネ35とを有しており、側壁21とアームバネ35の基端部分35Pとを当接させる当接部36が設けられている。【選択図】図3

Description

この発明は、大電流が流れる電気回路のメス型端子、コネクタ、端子付き電線、コネクタ付き電線及びワイヤーハーネスに関する。
従来より、電気機器は、電動装置や電源装置をワイヤーハーネスによって接続することで電気回路を構成している。ワイヤーハーネスと電動装置ならびにワイヤーハーネスと電源装置は、それぞれに装着されたコネクタを介して互いに接続されている。
例えば、特許文献1に示すコネクタは、コネクタハウジングにメス型端子を収容したものである。かかるメス型端子は、コネクタハウジング同士が嵌合した際にその内部にオス型端子が挿入され、これらが電気的に接続される。そのため、メス型端子におけるアームバネをオス型端子に押し付けて確実に接触させることが重要となる。
特開2009-245701号公報
ところで、自動車における駆動系等の電気回路においては、大電流が流れることから、メス型端子を厚い板材にて成形する必要がある。しかし、メス型端子を厚い板材にて成形した場合は、アームバネの弾力性が低下するために押し付け力が減少し、オス型端子との接触が不確実になってしまうおそれがあった。つまりは、導電性が不確実になってしまうおそれがあった。
この発明は、オス型端子に対してアームバネを密着させて安定的に導電できるメス型端子、コネクタ、端子付き電線、コネクタ付き電線及びワイヤーハーネスを提供することを目的としている。
この発明は、電線に接続される基台部と、前記基台部に取り付けられるバネ部材とで端子本体が設けられ、前記基台部は、オス型端子が挿入可能な所定間隔を隔てて配置された一対の側壁を有し、前記バネ部材は、少なくとも前記側壁の内側面に沿設された沿設板と当該沿設板から対向する前記側壁に向かって延出されたアームバネとを有しており、前記側壁と前記アームバネの基端部分とを当接させる当接部が設けられたことを特徴とするメス型端子である。
またこの発明に、前述のメス型端子と、前記メス型端子を収容するコネクタハウジングとが備えられたコネクタ、ならびに前述のメス型端子と、前記メス型端子の前記基台部に接続される前記電線とが備えられた端子付き電線を含めるものとする。
さらにこの発明に、前述の端子付き電線と、前記端子付き電線を収容するコネクタハウジングとが備えられたコネクタ付き電線、ならびに前述の端子付き電線及び前述のコネクタ付き電線のうち少なくとも一方が備えられたワイヤーハーネスを含めるものとする。
この発明により、オス型端子に対してアームバネを密着させて安定的に導電することができる。
詳述すると、本願発明に係るメス型端子等においては、側壁とアームバネの基端部分とが当接部によって当接している。そのため、メス型端子の内部にオス型端子が挿入されると、押力が当接部を介して側壁に作用し、その反力が当接部を介してアームバネに作用する。したがって、オス型端子に対してアームバネを密着させて安定的に導電することができる。
加えて、基台部の側壁に対してアームバネの基端部分が確実に当接するため、最も短い経路を通って電流が流れることとなる。すなわち、オス型端子からメス型端子に電流が流れる場合にあっては、オス型端子に当接したアームバネの先端部分からアームバネの基端部分に当接した側壁に電流が流れることとなる。反対に、メス型端子からオス型端子に電流が流れる場合にあっては、側壁に当接したアームバネの基端部分からアームバネの先端部分に当接したオス型端子に電流が流れることとなる。したがって、これら端子における電気抵抗を低く抑えることができる。
この発明の態様として、前記当接部は、前記沿設板に設けられた前記側壁の側へ突出する凸形部分であってもよい。
なお、本発明における凸形部分とは、沿設板における一部分であって、局所的に突出している部分を指す。但し、その断面形状が円弧状であることに限定するものではない。
この発明により、側壁に対して沿設板に設けられた当接部が当接する。そのため、メス型端子の内部にオス型端子が挿入されると、押力が当接部を介して確実に側壁に作用し、その反力が当接部を介して確実にアームバネに作用する。したがって、オス型端子に対してアームバネを密着させてより安定的に導電することができる。
加えて、アームバネの基端部分に当接部が設けられた場合は、この部分における剛性を確保することができる。そのため、メス型端子の内部にオス型端子が挿入されても、アームバネの基端部分における曲げ形状を保ち、ひいてはアームバネの倒伏(沿設板から曲げ起こされたアームバネが寝てしまう変形)を抑制することができる。そのため、アームバネが基端部分から先端部分にかけて湾曲した状態となり、この先端部分にてオス型端子を押圧することができる。したがって、オス型端子に対してアームバネを密着させてより安定的に導電することができる。
またこの発明の態様として、前記当接部は、前記側壁に設けられた前記沿設板の側へ突出する凸形部分であってもよい。
なお、本発明における凸形部分とは、側壁における一部分であって、局所的に突出している部分を指す。但し、その断面形状が円弧状であることに限定するものではない。
この発明により、沿設板に対して側壁に設けられた当接部が当接する。そのため、メス型端子の内部にオス型端子が挿入されると、押力が当接部を介して確実に側壁に作用し、その反力が当接部を介して確実にアームバネに作用する。したがって、オス型端子に対してアームバネを密着させてより安定的に導電することができる。
加えて、アームバネの基端部分よりもやや先端側に当接するように当接部が設けられた場合は、アームバネに押力が作用してもこのアームバネを裏側から支えることができる。そのため、メス型端子の内部にオス型端子が挿入されても、アームバネの基端部分における曲げ形状を保ち、ひいてはアームバネの倒伏(沿設板から曲げ起こされたアームバネが寝てしまう変形)を抑制することができる。そのため、アームバネが基端部分から先端部分にかけて湾曲した状態となり、この先端部分にてオス型端子を押圧することができる。したがって、オス型端子に対してアームバネを密着させてより安定的に導電することができる。
またこの発明の態様として、前記当接部は、前記側壁と前記沿設板の間に挟まれる別部材で構成されてもよい。
なお、本発明における別部材とは、基台部やバネ部材のほかに端子本体を構成するものを指す。別部材は、導電体であることが好ましいが、これに限定するものではない。
この発明により、側壁に対して別部材が当接するとともに沿設板に対しても別部材が当接する。そのため、メス型端子の内部にオス型端子が挿入されると、押力が別部材を介して確実に側壁に作用し、その反力が別部材を介して確実にアームバネに作用する。したがって、オス型端子に対してアームバネを密着させてより安定的に導電することができる。
加えて、アームバネの基端部分よりもやや先端側に当接するように別部材が設けられた場合は、アームバネに押力が作用してもこのアームバネを裏側から支えることができる。そのため、メス型端子の内部にオス型端子が挿入されても、アームバネの基端部分における曲げ形状を保ち、ひいてはアームバネの倒伏(沿設板から曲げ起こされたアームバネが寝てしまう変形)を抑制することができる。そのため、アームバネが基端部分から先端部分にかけて湾曲した状態となり、この先端部分にてオス型端子を押圧することができる。したがって、オス型端子に対してアームバネを密着させてより安定的に導電することができる。
またこの発明の態様として、前記当接部に対向する位置に当該当接部が嵌合する凹形部分を設けてもよい。
なお、本発明における当接部に対向する位置とは、沿設板に当接部が設けられている場合にあっては側壁における対向する位置であり、側壁に当接部が設けられている場合にあっては沿設板における対向する位置である。また、別部材が配置されている場合にあっては沿設板及び側壁の少なくとも一方における対向する位置である。さらに、本発明における凹形部分とは、局所的に陥没している部分を指す。但し、その断面形状が円弧状であることに限定するものではない。
この発明により、当接部が凸形部分である場合にあっては、この凸形部分と凹形部分が嵌合するので、接触面積を広く確保できる。したがって、これら端子における電気抵抗を確実に低く抑えることができる。また、当接部が別部材で構成されている場合にあっても、この別部材と凹形部分が嵌合するので、接触面積を広く確保できる。したがって、別部材が導電体であることを条件に、これら端子における電気抵抗を確実に低く抑えることができる。
加えて、かかるメス型端子の生産工程においては、作業者がバネ部材を一対の側壁の間に嵌め込むところ、凸形部分と凹形部分あるいは別部材と凹形部分が嵌合することによって適度な節度感を得られる。そのため、作業者は、バネ部材が適切に嵌め込まれたことを認識できる。したがって、いわゆる誤組を減らし、生産性を向上させることが可能となる。さらには、凸形部分と凹形部分あるいは別部材と凹形部分が嵌合するので、バネ部材がズレたり外れてしまったりすることも防止できる。したがって、ズレたり外れてしまったバネ部材を再び嵌め込む作業が生じないため、生産性を向上させることが可能となる。
またこの発明の態様として、前記側壁と前記沿設板とが前記当接部と異なる位置で溶接されてもよい。
なお、本発明における当接部と異なる位置とは、溶接部の周囲に形成される熱影響領域(溶接熱によって母材組織に変化が生じた部分)が当接部に重ならない程に離間した位置を示す。また、当接部の当接対象である側壁の内側面とは異なる面(側壁の外側面又は先端面)にて溶接が行われることが好ましい。
この発明により、溶接熱に起因した当接部の剛性の低下を防止できる。そのため、メス型端子の内部にオス型端子が挿入されても、アームバネの基端部分における曲げ形状を保ち、ひいてはアームバネの倒伏(沿設板から曲げ起こされたアームバネが寝てしまう変形)を抑制することができる。そのため、アームバネが基端部分から先端部分にかけて湾曲した状態となり、この先端部分にてオス型端子を押圧することができる。したがって、オス型端子に対してアームバネを密着させてより安定的に導電することができる。
加えて、溶接部においては側壁と沿設板とが一体となることから、当接部を介して電流が流れにくい場合において、電流が流れる経路を保障することができる。すなわち、オス型端子からメス型端子に電流が流れる場合にあっては、オス型端子に当接したアームバネの先端部分からアームバネの基端部分を経由し、溶接部を通って側壁に電流が流れることとなる。反対に、メス型端子からオス型端子に電流が流れる場合にあっては、側壁から溶接部を通り、アームバネの基端部分を経由してアームバネの先端部分に当接したオス型端子に電流が流れることとなる。したがって、電流が確実に流れることとなる。かかる構造は、大電流が流れる電気回路に特に適した構造といえる。
またこの発明の態様として、前記バネ部材は、一対の前記沿設板を有しており、一対の前記沿設板が一対の前記側壁の間に圧入嵌合されて前記当接部を構成してもよい。
なお、本発明における当接部とは、側壁と沿設板とが接触している部分を指す。すなわち、前述の当接部(凸形部分等)によって当接している部分に限定することなく、広く側壁の内側面と沿設板の外側面とが接触している部分を指す。
この発明により、バネ部材のガタつきを抑え、接触が不安定になることを防止できる。また、当接部の形態に関わらず接触箇所を広く確保できる。したがって、これら端子における電気抵抗をより確実に低く抑えることができる。
コネクタを示す全体斜視図。 メス型端子の分解斜視図。 メス型端子の斜視図。 メス型端子の側面図。 メス型端子の正面図。 メス型端子の平面図。 図6におけるA-A矢視断面図。 図6におけるB-B矢視断面図及びC-C矢視断面図。 メス型端子の内側にオス型端子を挿入した状態の断面図。 メス型端子の組立説明図。 他の実施形態に係るメス型端子の分解斜視図。 他の実施形態に係るメス型端子の一部断面図。 他の実施形態に係るメス型端子の組立説明図。
この発明の一実施形態を図面に基づいて詳述する。
図1はコネクタ1を示す全体斜視図である。図1においては、メス型端子10を収容するコネクタハウジング4を破線にて表している。
図2はメス型端子10の分解斜視図である。図3はメス型端子10の斜視図である。図4はメス型端子10の側面図であり、図5はメス型端子10の正面図であり、図6はメス型端子10の平面図である。また、図7は図6におけるA-A矢視断面図であり、図8は図6におけるB-B矢視断面図及びC-C矢視断面図である。さらに、図9はメス型端子10の内側にオス型端子5を挿入した状態の断面図であり、図10はメス型端子10の組立説明図である。
図1に示すように、コネクタ1は、ワイヤーハーネス2を構成する電線3の先端部分に取り付けられている。コネクタ1は、コネクタハウジング4に二つのメス型端子10を平行に収容したものである。
ワイヤーハーネス2は、複数の電線3を束ねることで構成されている。電線3は、電導体である芯線3aを絶縁被覆3bで覆ったものであり、その先端部分にて露出した芯線3aがメス型端子10の基台部20に接続されている。
コネクタハウジング4は、電線3が挿通される電線挿通部41と、メス型端子10を収容する端子収容部42とを有している。メス型端子10が収容される収容空間4Sは、略四角形状に開口されており、この開口にオス型端子5(図9参照)を収容するコネクタハウジングの突出部分が嵌合される。その際、メス型端子10の内側にオス型端子5が挿入され、端子同士が電気的に接続されることとなる。
図2から図9に示すように、メス型端子10は、電線接続部11と端子接続部12とで構成されている。電線接続部11と端子接続部12は、電線3の延長線上に直列に設けられている。本願においては、かかる方向を長手方向Lとして説明する。また、オス型端子5(図9参照)を挿入する方向に対して平行となる方向を高さ方向Hとし、長手方向L及び高さ方向Hに対して直行する方向を幅方向Wとして説明する。
電線接続部11には、幅方向Wに対して垂直となる接続板111が設けられている。また、接続板111の上方側端部ならびに下方側端部が折り曲げられて案内片112が設けられている。それぞれの案内片112は、接続板111に対して接続される芯線3aの広がりを抑える役割を有している。
端子接続部12には、オス型端子5と電気的に接続される端子本体13が設けられている。本実施形態に係るメス型端子10において、端子本体13は、電線接続部11を含んで一体的に形成された基台部20と、基台部20に取り付けられるバネ部材30とで構成されている。以下に、基台部20とバネ部材30について詳しく説明するものとする。
基台部20は、オス型端子5が挿入可能な所定間隔を隔てて配置された一対の側壁21を有している。より詳しく説明すると、基台部20は、それぞれが幅方向Wに対して垂直となる所定間隔を隔てた一対の側壁21を有している。また、基台部20は、それぞれの側壁21における下方側端部をつなぐ底壁22を有している。そのため、基台部20は、長手方向Lから視て略U字状となっている(図4参照)。
また、基台部20における一方側の側壁21は、接続板111を長手方向Lに延出することによって形成されている。他方側の側壁21は、案内片112が形成された側に板材(基台部20の基材)を折り返すことで形成されている。そのため、基台部20は、高さ方向Hから視て略矩形状となっている(図6参照)。このように、基台部20は、案内片112が形成された側に他方側の側壁21を形成することで、メス型端子10のコンパクト化を実現している。
さらに、基台部20における上方側の案内片112は、接続板111の上方側端部を折り曲げることによって形成されているところ、かかる案内片112を形成する際に側壁21が歪まないよう切欠部11aが設けられている。同様に、基台部20における下方側の案内片112も、接続板111の下方側端部を折り曲げることによって形成されているところ、かかる案内片112を形成する際に側壁21が歪まないよう切欠部11bが設けられている。なお、切欠部11bにてバネ部材30の一部が露出しており、バネ部材30を下方側から押し出して取り外すことを可能としている(図5参照)。
加えて、基台部20は、銅合金やアルミ合金等の導電性を有する板材から切り出され、かつ折り曲げられることによって形成されている。基台部20は、その表面にメッキ処理を施したものではないが、これに限定するものではない。そのため、その表面に導電性を向上させる銀メッキ又は錫メッキ等のメッキ処理を施したものであってもよい。あるいは部分的にメッキ処理を施したものであってもよい。部分的にメッキ処理を施したものとは、例えば、電線接続部11や端子接続部12の一面にメッキ処理を施したものが考えられる。あるいは電線接続部11にのみメッキ処理を施したものや端子接続部12にのみメッキ処理を施したものが考えられる。
バネ部材30は、一対の側壁21の間に嵌め込まれた状態において側壁21の内側面21aに沿う内板31を有している。また、側壁21の外側面21bに沿う外板32を有している。さらに、内板31と外板32における上方側端部をつなぐ鍔板33を有している。そして、それぞれの内板31における下方側端部をつなぐ底板34を有している。そのため、バネ部材30は、長手方向Lから視て略M字状となっている(図4参照)。
また、バネ部材30における一方側の内板31は、側壁21の開口端縁に沿って長手方向Lに延びており、この内板31から対向する側壁21に向かって六つのアームバネ35が延出されている(図7参照)。これらアームバネ35は、全て同じ形状とされており、具体的には、長手方向Lから視て対向する側壁21に近づくように斜め下方側に延び、かつその先端縁を含む一部が折り返された形状となっている(図8参照)。なお、アームバネ35の基端部分35Pは、側壁21の開口端縁に沿って延びる内板31の下端部に設けられている(図9参照)。
さらに、バネ部材30における他方側の内板31も、側壁21の開口端縁に沿って長手方向Lに延びており、この内板31から対向する側壁21に向かって六つのアームバネ35が延出されている(図7参照)。これらアームバネ35は、全て同じ形状とされており、具体的には、長手方向Lから視て対向する側壁21に近づくように斜め下方側に延び、かつその先端縁を含む一部が折り返された形状となっている(図8参照)。なお、アームバネ35の基端部分35Pは、側壁21の開口端縁に沿って延びる内板31の下端部に設けられている(図9参照)。
加えて、バネ部材30は、内板31に側壁21側へ突出する当接部36が設けられている。より詳しく説明すると、内板31におけるアームバネ35の基端部分35Pに側壁21側(幅方向外側)へ突出する当接部36が設けられている。当接部36は、幅方向Wから見て円形状かつ断面形状が円弧状の凸形部分(当接部36)であり、その頂点が側壁21の内側面21aに当接している。そのため、メス型端子10の内部にオス型端子5が挿入されると、押力が当接部36を介して側壁21に作用し、その反力が当接部36を介してアームバネ35に作用することとなる。
さらに加えて、アームバネ35の基端部分35Pに当接部36が設けられているため、この基端部分35Pにおける剛性を確保することができる。より詳しく説明すると、アームバネ35の基端部分35Pにおける曲げ線上に当接部36が設けられているため、この曲げ線部分における剛性を確保することができる。こうして、基端部分35Pにおける曲げ形状を保ち、ひいてはアームバネ35の倒伏(内板31から曲げ起こされたアームバネ35が寝てしまう変形)を抑制することができる。そのため、アームバネ35が基端部分35Pから先端部分35Tにかけて湾曲した状態となり(図9における二点鎖線D参照)、この先端部分35Tにてオス型端子5を押圧することができる(図9における矢印F参照)。
さらに加えて、当接部36は、アームバネ35の基端部分35Pにおける板材を押し出して形成したものであるから、当然に導電性を有している。そのため、当接部36は、アームバネ35と側壁21を電気的に接続する機能を果たす。すると、オス型端子5からメス型端子10に電流が流れる場合にあっては、オス型端子5に当接したアームバネ35の先端部分35Tからアームバネ35の基端部分35Pに当接した側壁21に電流が流れることとなる(図9における矢印A参照)。反対に、メス型端子10からオス型端子5に電流が流れる場合にあっては、側壁21に当接したアームバネ35の基端部分35Pからアームバネ35の先端部分35Tに当接したオス型端子5に電流が流れることとなる(図9における矢印A参照)。
ところで、かかるメス型端子10は、以下のように組み立てられる。すなわち、図10に示すように、基台部20の上方側にバネ部材30を配置し(図10(a)参照)、内板31及び底板34を一対の側壁21の間に嵌め込んで(図10(b)参照)、側壁21の先端面21cに鍔板33を溶接して組み立てられる(図10(c)参照)。なお、本実施形態に係るメス型端子10においては、側壁21の先端面21cに鍔板33を当接させた状態で溶接することで、鍔板33に溶接部Pwが形成された構成となっている。但し、側壁21の内側面21aに内板31を当接させた状態で溶接することで、内板31に溶接部Pwが形成された構成であってもよいし、側壁21の外側面21bに外板32を当接させた状態で溶接することで、外板32に溶接部Pwが形成された構成であってもよい。
また、本実施形態に係るメス型端子10においては、当接部36に対向する位置に当接部36が嵌合する凹形部分37を設けてもよい(図10参照)。このような構成とすれば、凸形部分(当接部36)と凹形部分37が嵌合するので、接触面積を広く確保できる。その上、かかるメス型端子10の生産工程においては、作業者がバネ部材30を一対の側壁21の間に嵌め込むところ、凸形部分(当接部36)と凹形部分37が嵌合することによって適度な節度感を得られる。そのため、作業者は、バネ部材30が適切に嵌め込まれたことを認識できる。さらには、凸形部分(当接部36)と凹形部分37が嵌合するので、バネ部材30がズレたり外れてしまったりすることも防止できる。
また、本実施形態に係るメス型端子10においては、一対の側壁21が上方側に向かうにつれて僅かに開いており、一対の内板31も上方側に向かうにつれて僅かに開いているため、一方側の側壁21における開口端縁から他方側の側壁21における開口端縁までの幅寸法をdとし、一方側の内板31における開口端縁から他方側の内板31における開口端縁までの幅寸法をDとした場合、d≦Dの関係が成り立つように構成されている(図10参照)。このような構成とすれば、バネ部材30のガタつきを抑え、接触が不安定になることを防止できる。また、当接部36の形態に関わらず接触箇所を広く確保できる。なお、このような圧入嵌合とした場合は、基台部20からバネ部材30が抜け出すおそれが生じるため、前述の凹形部分37を設けることが好ましい。
以上のように、本実施形態に係るメス型端子10は、電線3に接続される基台部20と、基台部20に取り付けられるバネ部材30とで端子本体13が設けられている。基台部20は、オス型端子5が挿入可能な所定間隔を隔てて配置された一対の側壁21を有し、バネ部材30は、側壁21の内側面21aに沿設された内板31と内板31から対向する側壁21に向かって延出されたアームバネ35とを有している。そして、側壁21とアームバネ35の基端部分35Pとを当接させる当接部36が設けられている。
このようなメス型端子10によれば、オス型端子5に対してアームバネ35を密着させて安定的に導電することができる。
詳述すると、本願発明に係るメス型端子10においては、側壁21とアームバネ35の基端部分35Pとが当接部36によって当接している。そのため、メス型端子10の内部にオス型端子5が挿入されると、押力が当接部36を介して側壁21に作用し、その反力が当接部36を介してアームバネ35に作用する。したがって、オス型端子5に対してアームバネ35を密着させて安定的に導電することができる。
加えて、基台部20の側壁21に対してアームバネ35の基端部分35Pが確実に当接するため、最も短い経路を通って電流が流れることとなる。すなわち、オス型端子5からメス型端子10に電流が流れる場合にあっては、オス型端子5に当接したアームバネ35の先端部分35Tからアームバネ35の基端部分35Pに当接した側壁21に電流が流れることとなる。反対に、メス型端子10からオス型端子5に電流が流れる場合にあっては、側壁21に当接したアームバネ35の基端部分35Pからアームバネ35の先端部分に当接したオス型端子5に電流が流れることとなる。したがって、これら端子(メス型端子10及びオス型端子5)における電気抵抗を低く抑えることができる。
また、かかるメス型端子10において、当接部36は、内板31に設けられた側壁21の側(幅方向外側)へ突出する凸形部分である。凸形部分(当接部36)とは、内板31における一部分であって、局所的に突出している部分である。
このようなメス型端子10によれば、側壁21に対して内板31に設けられた当接部36が当接する。そのため、メス型端子10の内部にオス型端子5が挿入されると、押力が当接部36を介して確実に側壁21に作用し、その反力が当接部36を介して確実にアームバネ35に作用する。したがって、オス型端子5に対してアームバネ35を密着させてより安定的に導電することができる。
加えて、アームバネ35の基端部分35Pに当接部36が設けられた場合は、この部分における剛性を確保することができる。そのため、メス型端子10の内部にオス型端子5が挿入されても、アームバネ35の基端部分35Pにおける曲げ形状を保ち、ひいてはアームバネ35の倒伏(内板31から曲げ起こされたアームバネ35が寝てしまう変形)を抑制することができる。そのため、アームバネ35が基端部分35Pから先端部分35Tにかけて湾曲した状態となり、この先端部分35Tにてオス型端子5を押圧することができる。したがって、オス型端子5に対してアームバネ35を密着させてより安定的に導電することができる。
また、かかるメス型端子10において、当接部36に対向する位置に当接部36が嵌合する凹形部分37を設けてもよい。当接部36に対向する位置とは、側壁21における対向する位置である。凹形部分37とは、局所的に陥没している部分である。但し、その断面形状が円弧状であることに限定するものではない。
このようなメス型端子10によれば、当接部36が凸形部分である場合にあっては、この凸形部分(当接部36)と凹形部分37が嵌合するので、接触面積を広く確保できる。したがって、これら端子における電気抵抗を確実に低く抑えることができる。
加えて、かかるメス型端子10の生産工程においては、作業者がバネ部材30を一対の側壁21の間に嵌め込むところ、凸形部分(当接部36)と凹形部分37が嵌合することによって適度な節度感を得られる。そのため、作業者は、バネ部材30が適切に嵌め込まれたことを認識できる。したがって、いわゆる誤組を減らし、生産性を向上させることが可能となる。さらには、凸形部分(当接部36)と凹形部分37が嵌合するので、バネ部材30がズレたり外れてしまったりすることも防止できる。したがって、ズレたり外れてしまったバネ部材30を再び嵌め込む作業が生じないため、生産性を向上させることが可能となる。
また、かかるメス型端子10においては、側壁21と鍔板33とが当接部36と異なる位置で溶接されている。当接部36と異なる位置とは、溶接部Pwの周囲に形成される熱影響領域(溶接熱によって母材組織に変化が生じた部分)が当接部36に重ならない程に離間した位置である。また、当接部36の当接対象である側壁21の内側面21aとは異なる面(側壁21の先端面21c)にて溶接が行われている。
このようなメス型端子10によれば、溶接熱に起因した当接部36の剛性の低下を防止できる。そのため、メス型端子10の内部にオス型端子5が挿入されても、アームバネ35の基端部分35Pにおける曲げ形状を保ち、ひいてはアームバネ35の倒伏(内板31から曲げ起こされたアームバネ35が寝てしまう変形)を抑制することができる。そのため、アームバネ35が基端部分35Pから先端部分35Tにかけて湾曲した状態となり、この先端部分35Tにてオス型端子5を押圧することができる。したがって、オス型端子5に対してアームバネ35を密着させてより安定的に導電することができる。
加えて、溶接部Pwにおいては側壁21と鍔板33とが一体となることから、当接部36を介して電流が流れにくい場合において、電流が流れる経路を保障することができる。すなわち、オス型端子5からメス型端子10に電流が流れる場合にあっては、オス型端子5に当接したアームバネ35の先端部分35Tからアームバネ35の基端部分35Pを経由し、溶接部Pwを通って側壁21に電流が流れることとなる。反対に、メス型端子10からオス型端子5に電流が流れる場合にあっては、側壁21から溶接部Pwを通り、アームバネ35の基端部分35Pを経由してアームバネ35の先端部分35Tに当接したオス型端子5に電流が流れることとなる。したがって、電流が確実に流れることとなる。かかる構造は、大電流が流れる電気回路に特に適した構造といえる。
また、かかるメス型端子10において、バネ部材30は、一対の内板31を有しており、一対の内板31が一対の側壁21の間に圧入嵌合されて当接部36を構成している。ここでいう当接部36とは、側壁21と内板31とが接触している部分である。すなわち、前述の当接部36(凸形部分等)によって当接している部分に限定することなく、広く側壁21の内側面21aと内板31の外側面とが接触している部分である。
このようなメス型端子10によれば、バネ部材30のガタつきを抑え、接触が不安定になることを防止できる。また、当接部36の形態に関わらず接触箇所を広く確保できる。したがって、これら端子(メス型端子10及びオス型端子5)における電気抵抗をより確実に低く抑えることができる。
なお、本実施形態に係るメス型端子10においては、ファイバーレーザー溶接機を用いて側壁21と鍔板33の溶接を行うものとしているが、アーク溶接機等を用いて溶接を行うとしてもよい。また、超音波溶接や抵抗溶接、摩擦溶接、その他の溶接を可能とする溶接機を用いて溶接を行うとしてもよい。さらに、ろう付けやはんだ付け等のろう接も溶接の概念に含むものとする。
この発明の構成と前述の実施形態との対応において、この発明のコネクタはコネクタ1に対応し、
以下同様に、
ワイヤーハーネスはワイヤーハーネス2に対応し、
電線は電線3に対応し、
コネクタハウジングはコネクタハウジング4に対応し、
オス型端子はオス型端子5に対応し、
メス型端子はメス型端子10に対応し、
端子本体は端子本体13に対応し、
基台部は基台部20に対応し、
側壁は側壁21に対応し、
バネ部材はバネ部材30に対応し、
沿設板は内板31及び外板32及び鍔板33に対応し、
アームバネはアームバネ35に対応し、
当接部は当接部36に対応するも、この発明は、前述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施形態を得ることができる。
例えば、本願に開示するメス型端子10においては、バネ部材30の内板31に幅方向Wから視て円形状の側壁21側(幅方向外側)へ突出する当接部36が設けられている。しかし、図11に示すように、アームバネ35の基端部分35Pに長手方向Lに対して平行となる直線状の側壁21側(幅方向外側)へ突出する当接部36が設けられていてもよい。このようなメス型端子10であったとしても、同様の効果を奏するものと考えられる。
また、図12(a)に示すように、当接部36は、側壁21に設けられた内板31側(幅方向内側)へ突出する凸形部分であってもよい。凸形部分(当接部36)とは、側壁21における一部分であって、局所的に突出している部分である。但し、その断面形状が円弧状であることに限定するものではない。
このようなメス型端子10によれば、内板31に対して側壁21に設けられた当接部36が当接する。そのため、メス型端子10の内部にオス型端子5が挿入されると、押力が当接部36を介して確実に側壁21に作用し、その反力が当接部36を介して確実にアームバネ35に作用する。したがって、オス型端子5に対してアームバネ35を密着させてより安定的に導電することができる。
加えて、図12(b)に示すように、アームバネ35の基端部分35Pよりもやや先端側に当接するように当接部36が設けられた場合は、アームバネ35に押力が作用してもこのアームバネ35を裏側から支えることができる。そのため、メス型端子10の内部にオス型端子5が挿入されても、アームバネ35の基端部分35Pにおける曲げ形状を保ち、ひいてはアームバネ35の倒伏(内板31から曲げ起こされたアームバネ35が寝てしまう変形)を抑制することができる。そのため、アームバネ35が基端部分35Pから先端部分35Tにかけて湾曲した状態となり、この先端部分35Tにてオス型端子5を押圧することができる。したがって、オス型端子5に対してアームバネ35を密着させてより安定的に導電することができる。
さらに、図13に示すように、当接部36は、側壁21と内板31の間に挟まれる別部材38で構成されてもよい。別部材38とは、基台部20やバネ部材30のほかに端子本体13を構成するものである。別部材38は、導電体であることが好ましいが、これに限定するものではない。
このようなメス型端子10によれば、側壁21に対して別部材38が当接するとともに内板31に対しても別部材38が当接する。そのため、メス型端子10の内部にオス型端子5が挿入されると、押力が別部材38を介して確実に側壁21に作用し、その反力が別部材38を介して確実にアームバネ35に作用する。したがって、オス型端子5に対してアームバネ35を密着させてより安定的に導電することができる。
加えて、アームバネ35の基端部分35Pよりもやや先端側に当接するように別部材38が設けられた場合は、アームバネ35に押力が作用してもこのアームバネ35を裏側から支えることができる。そのため、メス型端子10の内部にオス型端子5が挿入されても、アームバネ35の基端部分35Pにおける曲げ形状を保ち、ひいてはアームバネ35の倒伏(内板31から曲げ起こされたアームバネ35が寝てしまう変形)を抑制することができる。そのため、アームバネ35が基端部分35Pから先端部分35Tにかけて湾曲した状態となり、この先端部分35Tにてオス型端子5を押圧することができる。したがって、オス型端子5に対してアームバネ35を密着させてより安定的に導電することができる。
最後に、本願の発明に、前述のメス型端子10と、メス型端子10を収容するコネクタハウジング4とが備えられたコネクタ1(図1参照)、ならびに前述のメス型端子10と、メス型端子10の基台部20に接続される電線3とが備えられた端子付き電線6(図1参照)を含めるものとする。
さらには、本願の発明に、前述の端子付き電線6と、端子付き電線6を収容するコネクタハウジング4とが備えられたコネクタ付き電線7(図1参照)、ならびに前述の端子付き電線6及び前述のコネクタ付き電線7のうち少なくとも一方が備えられたワイヤーハーネス2(図1参照)を含めるものとする。
これらにおいても、本願発明に係るメス型端子10と同様の効果を奏する。すなわち、オス型端子5に対してアームバネ35を密着させて安定的に導電することができる。また、これら端子(メス型端子10及びオス型端子5)における電気抵抗を低く抑えることができる。その他にも、メス型端子10の実施形態に応じた効果を得ることができる。
1…コネクタ
2…ワイヤーハーネス
3…電線
4…コネクタハウジング
5…オス型端子
6…端子付き電線
7…コネクタ付き電線
10…メス型端子
13…端子本体
20…基台部
21…側壁
30…バネ部材
31…内板
32…外板
33…鍔板
35…アームバネ
36…当接部

Claims (11)

  1. 電線に接続される基台部と、
    前記基台部に取り付けられるバネ部材とで端子本体が設けられ、
    前記基台部は、オス型端子が挿入可能な所定間隔を隔てて配置された一対の側壁を有し、
    前記バネ部材は、少なくとも前記側壁の内側面に沿設された沿設板と当該沿設板から対向する前記側壁に向かって延出されたアームバネとを有しており、
    前記側壁と前記アームバネの基端部分とを当接させる当接部が設けられた
    メス型端子。
  2. 前記当接部は、前記沿設板に設けられた前記側壁の側へ突出する凸形部分である
    請求項1に記載のメス型端子。
  3. 前記当接部は、前記側壁に設けられた前記沿設板の側へ突出する凸形部分である
    請求項1又は請求項2に記載のメス型端子。
  4. 前記当接部は、前記側壁と前記沿設板の間に挟まれる別部材で構成されている
    請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のメス型端子。
  5. 前記当接部に対向する位置に当該当接部が嵌合する凹形部分を設けた
    請求項2乃至請求項4のいずれかに記載のメス型端子。
  6. 前記側壁と前記沿設板とが前記当接部と異なる位置で溶接された
    請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のメス型端子。
  7. 前記バネ部材は、一対の前記沿設板を有しており、一対の前記沿設板が一対の前記側壁の間に圧入嵌合されて前記当接部を構成している
    請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のメス型端子。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のメス型端子と、
    前記メス型端子を収容するコネクタハウジングとが備えられた
    コネクタ。
  9. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のメス型端子と、
    前記メス型端子の前記基台部に接続される前記電線とが備えられた
    端子付き電線。
  10. 請求項9に記載の端子付き電線と、
    前記端子付き電線を収容するコネクタハウジングとが備えられた
    コネクタ付き電線。
  11. 請求項9に記載の端子付き電線及び請求項10に記載のコネクタ付き電線のうち少なくとも一方が備えられた
    ワイヤーハーネス。
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