JP2023017212A - 電圧変換回路 - Google Patents

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義規 中津川
Yoshinori Nakatsugawa
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Abstract

【課題】リアルタイムに制御パラメータや制御条件を変更することが可能な電圧変換回路を提供する。【解決手段】電圧変換回路が、電圧が入力される入力端と、外部から入力される信号により抵抗値が変化するメモリスタと、前記入力端から入力された電圧の値に前記メモリスタの抵抗値またはコンダクタンス値を乗算して得られる値に比例する値の電圧を出力する出力端と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、電圧変換回路に関する。
メモリスタは、抵抗値が変化する素子である。例えば、特許文献1には、第1電源PS1に接続した第1電極P1、グランドに接続された第2電極P2、第2電源PS2に接続した第3電極P3が有するメモリスタ(第1磁気効果素子11)が開示されている。
特許文献1に開示されたメモリスタでは、第1電極P1から第2電極P2に流れる電流に対する抵抗値が、第3電極P3から第2電極P2に流れる電流により変化する。つまり、特許文献1には、外部から入力される信号により抵抗値(コンダクタンス値)が変化するメモリスタが開示されている。
また、非特許文献1には、メモリスタの抵抗値の書き込み回路が開示されている。非特許文献1に開示された書き込み回路は、パルス発生器と、パルス発生器の(-)端子がグランドに接続され、(+)端子がメモリスタに接続された第1の状態と、パルス発生器の(+)端子がグランドに接続され、(-)端子がメモリスタに接続された第2の状態と、の2つの状態の間での切り替えを行うスイッチと、を備えている。
非特許文献1に開示された書き込み回路では、第1の状態において、パルス発生器がパルスを発生すると、正電圧のパルスがメモリスタに入力され、メモリスタの抵抗値は、1つのパルスが入力されるごとに低下する。一方、第2の状態において、パルス発生器がパルスを発生すると、負電圧のパルスがメモリスタに入力され、メモリスタの抵抗値は、1つのパルスが入力されるごとに増加する。
特開2020-53532号公報
Siti Musliha Ajmal Mokhtar, et al. "Write and Read Circuit for Memristor Analog Resistance Switching" ,2017 IEEE 8th Control and System Graduate Research Colloquium (ICSGRC 2017), 13-16pp
従来の電圧変換回路において、制御パラメータや制御条件の変更は、マイコンにインストールされている制御プログラムの修正が必要であり、リアルタイムに行うことができなかった。
そこで、本発明は、リアルタイムに制御パラメータや制御条件を変更することが可能な電圧変換回路を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の電圧変換回路は、電圧が入力される入力端と、外部から入力される信号により抵抗値が変化するメモリスタと、前記入力端から入力された電圧の値に前記メモリスタの抵抗値またはコンダクタンス値を乗算して得られる値に比例する値の電圧を出力する出力端と、を有する。
本発明によれば、リアルタイムに制御パラメータや制御条件を変更することが可能な電圧変換回路を提供することが可能になる。
本発明の一実施形態に係る電圧変換回路100を示す図。 トランジスタのエミッタ接地電流帰還バイアス増幅回路の一例を示す図。 トランジスタのエミッタ接地電流帰還バイアス増幅回路のコレクタ抵抗がメモリスタである図。 トランジスタのエミッタ接地電流帰還バイアス増幅回路のエミッタ抵抗がメモリスタである図。 オペアンプの反転増幅回路の一例を示す図。 オペアンプの反転増幅回路の負帰還抵抗がメモリスタである図。 オペアンプの反転増幅回路の入力抵抗がメモリスタである図。
<電圧変換回路100>
図1は、本発明の一実施形態に係る電圧変換回路100を示す図である。電圧変換回路100は、入力端110と、出力端120と、メモリスタ130と、を有する。電圧変換回路100は、入力端110から入力された電圧を変換し、出力端120から出力する。
メモリスタ130は、外部から入力される信号により抵抗値が変化する素子である。
出力端120は、入力端100から入力された入力電圧の値Viにメモリスタ130の抵抗値Rmemを乗算して得られる値(Rmem・Vi)、または入力電圧の値Viにメモリスタ130のコンダクタンス値Gmem(=1/Rmem)を乗算して得られる値(Gmem・Vi)に比例する値の電圧を出力する。
つまり、本実施形態では、出力端120から出力される出力電圧の値Voは、入力電圧の値Viとメモリスタの抵抗値Rmem、またはコンダクタンス値Gmemに比例している(Vo∝Rmem・Vi、またはVo∝Gmem・Vi)。このため、本実施形態では、入力電圧の値Viを変更することなく、メモリスタの抵抗値Rmem(コンダクタンス値Gmem)を変更することで、出力電圧の値Voを変更することが可能である。
本実施形態では、メモリスタ120に入力される信号をリアルタイムに変更することで、メモリスタ120の抵抗値Rmem(コンダクタンス値Gmem)をリアルタイムに変更することが可能である。よって、本実施形態では、メモリスタ120の抵抗値Rmem(コンダクタンス値Gmem)をリアルタイムに制御することで、出力電圧の値Voをリアルタイムに変更することが可能である。つまり、本実施形態では、制御パラメータや制御条件をリアルタイムに変更することが可能である。
また、本実施形態では、出力電圧の値Voは、入力電圧の値Viとメモリスタの抵抗値Rmem、またはコンダクタンス値Gmemに比例している。このため、本実施形態では、出力信号Voの物理的挙動により、入力信号Viの挙動解析を容易に行うことが可能である。
電圧変換回路100は、メモリスタ130に信号を入力することにより、メモリスタ130の抵抗値Rmem(コンダクタンス値Gmem)を制御する制御部140をさらに有するようにしても良い。
<トランジスタのエミッタ接地電流帰還バイアス増幅回路>
電圧変換回路100は、例えば、トランジスタのエミッタ接地電流帰還バイアス増幅回路を含むようにすると良い。図2は、トランジスタのエミッタ接地電流帰還バイアス増幅回路の一例を示す図である。
トランジスタのエミッタ接地電流帰還バイアス増幅回路は、トランジスタと直流電源を用いた増幅回路であり、トランジスタのエミッタ接地電流帰還バイアス増幅回路では、入力端から入力された電圧が入力コンデンサCを介してトランジスタのベースに入力され、トランジスタのコレクタ側の電圧が出力コンデンサCを介して出力端から出力される。そこで、電圧変換回路100がトランジスタのエミッタ接地電流帰還バイアス増幅回路を含むのであれば、入力端110は、トランジスタのエミッタ接地電流帰還バイアス増幅回路の入力端を電圧変換回路100の入力端110とし、トランジスタのエミッタ接地電流帰還バイアス増幅回路の出力端を電圧変換回路100の出力端120とすると良い。
トランジスタのエミッタ接地電流帰還バイアス増幅回路では、直流電源VCCの正極とトランジスタのベースの間にバイアス抵抗Rが接続され、直流電源VCCの負極とトランジスタのベースの間にバイアス抵抗Rが接続され、直流電源VCCの正極とトランジスタのコレクタの間にコレクタ抵抗Rが接続され、直流電源VCCの負極とトランジスタのエミッタの間にエミッタ抵抗Rが接続されている。直流電源VCCの負極とトランジスタのエミッタの間にエミッタコンデンサCをエミッタ抵抗Rと並列に接続するようにしても良い。
トランジスタのエミッタ接地電流帰還バイアス増幅回路における入力電圧の値Viと出力電圧の値Voと関係は、Vo=(Rc/Re)Viである。ここで、Rcは、コレクタ抵抗Rの抵抗値であり、Reは、エミッタ抵抗Rの抵抗値である。つまり、トランジスタのエミッタ接地電流帰還バイアス増幅回路において、出力電圧の値Voは、入力電圧の値Viにコレクタ抵抗Rの抵抗値Rcを乗算した値Rc・Viに比例しており、入力電圧の値Viにエミッタ抵抗Rのコンダクタンス値Ge(=1/Re)を乗算した値Ge・Viにも比例している。
そこで、電圧変換回路100は、例えば、図3に示すように、コレクタ抵抗Rがメモリスタ130であるトランジスタのエミッタ接地電流帰還バイアス増幅回路を含むようにすると良い。このようにすることで、コレクタ抵抗Rの抵抗値Rcをリアルタイムに制御し、出力電圧の値Voをリアルタイムに制御することが可能になる。
また、電圧変換回路100は、図4に示すように、エミッタ抵抗Rがメモリスタ130であるトランジスタのエミッタ接地電流帰還バイアス増幅回路を含むようにしても良い。このようにすることで、エミッタ抵抗Rのコンダクタンス値Ge(=1/Re)をリアルタイムに制御し、出力電圧の値Voをリアルタイムに制御することが可能になる。
<オペアンプの反転増幅回路>
電圧変換回路100は、オペアンプの反転増幅回路を含むようにしても良い。図5は、オペアンプの反転増幅回路の一例を示す図である。
オペアンプの反転増幅回路は、オペアンプを用いた増幅回路であり、オペアンプの反転増幅回路では、入力端から入力された電圧が入力抵抗RINを介してオペアンプの反転入力端子に入力され、オペアンプの出力端子の電圧が出力端から出力される。電圧変換回路100がオペアンプの反転増幅回路を含むのであれば、オペアンプの反転増幅回路の入力端を電圧変換回路100の入力端110とし、オペアンプの反転増幅回路の出力端を電圧変換回路100の出力端120とすると良い。
オペアンプの反転増幅回路では、入力端とオペアンプの反転端子との間に入力抵抗RINが接続され、出力端とオペアンプの反転端子との間に負帰還抵抗Rが接続されて、オペアンプの非反転端子は、グランドに接続されている。オペアンプの非反転端子は、補償抵抗Rを介して、グランドに接続されるようにしても良い。
オペアンプの反転増幅回路における入力電圧の値Viと出力電圧の値Voと関係は、Vo=-(Rf/Rin)Viである。ここで、Rfは、負帰還抵抗Rの抵抗値であり、Rinは、入力抵抗RINの抵抗値である。つまり、オペアンプの反転増幅回路において、出力電圧の値Voは、入力電圧の値Viに負帰還抵抗Rの抵抗値Rfを乗算した値Rf・Viに比例しており、入力電圧の値Viに入力抵抗RINのコンダクタンス値Gin(=1/Rin)を乗算した値Gin・Viにも比例している。
そこで、電圧変換回路100は、例えば、図6に示すように、負帰還抵抗Rがメモリスタ130であるオペアンプの反転増幅回路を含むようにすると良い。このようにすることで、負帰還抵抗Rの抵抗値Rfをリアルタイムに制御し、出力電圧の値Voをリアルタイムに制御することが可能になる。
また、電圧変換回路100は、図7に示すように、入力抵抗RINがメモリスタ130であるオペアンプの反転増幅回路を含むようにすると良い。このようにすることで、入力抵抗RINのコンダクタンス値Gin(1=1/Rin)をリアルタイムに制御し、出力電圧の値Voをリアルタイムに制御することが可能になる。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に記載した本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更が可能である。
100 電圧変換回路
110 入力端
120 出力端
130 メモリスタ
140 制御部

Claims (6)

  1. 電圧が入力される入力端と、
    外部から入力される信号により抵抗値が変化するメモリスタと、
    前記入力端から入力された電圧の値に前記メモリスタの抵抗値またはコンダクタンス値を乗算して得られる値に比例する値の電圧を出力する出力端と、を有する電圧変換回路。
  2. 前記メモリスタの抵抗値を制御する制御部をさらに有する、請求項1に記載の電圧変換回路。
  3. 前記電圧変換回路は、トランジスタのエミッタ接地電流帰還バイアス増幅回路を含み、
    前記入力端は、前記エミッタ接地電流帰還バイアス増幅回路の入力端であり、
    前記メモリスタは、前記エミッタ接地電流帰還バイアス増幅回路のコレクタ抵抗であり、
    前記出力端は、前記エミッタ接地電流帰還バイアス増幅回路の出力端である、請求項1または2に記載の電圧変換回路。
  4. 前記電圧変換回路は、トランジスタのエミッタ接地電流帰還バイアス増幅回路を含み、
    前記入力端は、前記エミッタ接地電流帰還バイアス増幅回路の入力端であり、
    前記メモリスタは、前記エミッタ接地電流帰還バイアス増幅回路のエミッタ抵抗であり、
    前記出力端は、前記エミッタ接地電流帰還バイアス増幅回路の出力端である、請求項1または2に記載の電圧変換回路。
  5. 前記電圧変換回路は、オペアンプの反転増幅回路を含み、
    前記入力端は、前記反転増幅回路の入力端であり、
    前記メモリスタは、前記反転増幅回路の負帰還抵抗であり、
    前記出力端は、前記反転増幅回路の出力端である、請求項1または2に記載の電圧変換回路。
  6. 前記電圧変換回路は、オペアンプの反転増幅回路を含み、
    前記入力端は、前記反転増幅回路の入力端であり、
    前記メモリスタは、前記反転増幅回路の入力抵抗であり、
    前記出力端は、前記反転増幅回路の出力端である、請求項1または2に記載の電圧変換回路。
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