JP2023012505A - 固定装置、固定システム、及び固定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】骨内アクセス器械のための固定装置を提供する。【解決手段】骨内アクセスシステム100が、患者の骨の中へ導入するためのカニューレ105へ連結されているハブと、開配向から閉配向へ移行されたときにハブと連結できる固定装置109と、を含むことができる。固定装置は、固定装置の開配向では互いから隔てられ固定装置の閉配向では互いに接近し固定される第1区分と第2区分を含むことができる。第1区分は、固定装置が閉配向でハブと連結されているときに、ハブの一部分をその中に受け入れ、ハブに接触して、ハブの固定装置に対する運動を拘束する第1受け口を含むことができる。第1区分は、更に、固定装置が閉配向でハブと連結されているときに第1受け口にハブへ向けてバイアスをかける第1腕部を含むことができる。【選択図】図1

Description

[0001](関連出願の相互参照)
本願は、2017年3月10日出願の「ハブ固定システム」(“HUB SECURE
MENT SYSTEM”)と題された米国仮特許出願第62/601,087号及び2
017年11月10日出願の「固定装置、固定システム、及び固定方法」(“SECUR
EMENT DEVICES, SYSTEMS, AND METHODS”)と題さ
れた米国仮特許出願第62/584,373号の、合衆国法典第35巻、第119条(e
)の下での恩典を主張し、それら仮出願各々の内容全体をこれにより参考文献としてここ
に援用する。
[0002]ここに記載されている特定の実施形態は、概して、医療器械を患者へ付着させる
ための固定装置に関しており、更なる実施形態は、より具体的に、骨内アクセス器械のた
めの固定装置に関している。
[0003]脈管アクセス装置の様な医療器械が患者の中へ導入された後に当該器械を患者へ
固定するために、様々な装置、システム、及び方法が開発されている。その様な装置、シ
ステム、及び方法は、医療装置が誤って患者から抜去されてしまうのを防ぐことができる
。とはいえ、既知の装置、システム、及び方法は、ここに記載されている特定の実施形態
によって解決、是正、改善、又は回避され得る1つ又はそれ以上の欠点に苦しんでいる。
[0035]本開示は、概して、医療器具を患者へ付着させるための固定装置、固定システム
、及び固定方法に関しており、より具体的には、骨内アクセス器械のための固定装置に関
している。説明上、ここでの開示の多くは、軟質骨髄へのアクセスを得るために硬質緻密
骨を穿孔する又はそれ以外のやり方で穿通するなどによって患者の骨構造の内部への導管
又は連絡通路が導入された後に、導管を患者へ固定するための及び/又は導管を患者に対
して安定させるための装置に関連している。軟質骨髄へのアクセスが実現されたら、例え
ば骨の骨髄又は他の成分の注入、吸引、又は摘出の様な、様々な種類の適切な処置の何れ
かが遂行されることになる。例えば、IV針で静脈にアクセスするという他の方法が困難
である場合や、心臓発作、火傷、薬物過量摂取、などの様な緊急事態において骨髄への早
急アクセスが所望される場合など、数多くの状況が、このやり式で骨髄へのアクセスを提
供することから恩恵を受けることができるだろう。
[0036]ここに開示されている固定装置及び固定システムの特定の実施形態は、特に、緊
急事態において有利である。例えば、一部の事例では、カニューレを患者の骨の中へ、近
位側に位置するカニューレハブが患者の外になるようにして導入し、次いで可能な限り速
やかにカニューレを介して骨の内部と連通することが望ましい場合がある。更なる事例で
は、何れかの適切な種類のコネクタ、例えば延長器組立体と共に含まれている様なコネク
タが、骨の内部との連絡を確立するやり方でカニューレと連結される。幾つかの実施形態
は、その様な連結する段階が、固定装置がカニューレハブへ連結されるより前に起こるこ
とを許容している。このやり方では、骨との流体連通が素早く、且つ固定装置のカニュー
レハブへの装着から生じかねない遅延無しに、確立されることができる。
[0037]ここに開示されている固定装置及び固定システムによって、更に、他の利点又は
更なる利点が実現され得る。例えば、幾つかの実施形態は、固定装置のカニューレハブへ
の装着中も延長器組立体又は他のコネクタ要素がカニューレハブと連結されたままである
ことを許容しており、装着処置を捗らせることができる。例えば、一部の既知の装置とは
違って、その様な実施形態は、固定装置をカニューレハブへ装着するために、コネクタ又
は延長器組立体のカニューレハブからの抜去を要求しないだろう。したがって、接続のた
めの要求される工程がより少なくなるだろうし、及び/又はカニューレハブとの不慮の接
触(例えば、カニューレハブを汚染しかねない接触、及び/又はカニューレが緩んだり外
れたりしかねない接触)のリスクが低減されるだろう。別の言い方をすれば、固定装置は
、最初に延長器組立体又は他のコネクタをカニューレハブから取り外さなくてもカニュー
レへ固定できるのである。
[0038]幾つかの実施形態は、例えば、固定装置及び/又はカニューレハブとの不注意に
よる接触(例えば、カニューレの汚染又は場合によってはカニューレの脱落の原因となり
かねない)の可能性を低減することのできる薄型外形を画定している。幾つかの実施形態
では、カニューレハブの最大横方向周囲はハブの長手方向軸からごく僅かな距離しか張り
出していない。例えば、幾つかの実施形態では、カニューレハブは、外方に延びるフラン
ジを欠いていることもあり、その場合、固定装置はハブの本体へ直接固定されることがで
きる。一部の事例では、固定装置は、ハブの最大横方向周囲を画定している部分に直接接
触し、それに密に近接することができるので、組み立てられたシステムの薄型外形に寄与
することができる。
[0039]幾つかの実施形態は、カニューレハブと固定装置の間の様々な異なる軸方向配向
を可能にすることができる。こうして、固定装置は、カニューレハブの刺入時点における
カニューレハブの患者の皮膚に対する様々な配向に適応することができる。
[0040]ここに開示されている様々な実施形態の上記利点の1つ又はそれ以上は、下記の
論考から明らかになるであろう。他の利点又は更なる利点も明らかになるであろう。
[0005]骨内アクセスシステムの或る実施形態を描いており、構成要素の幾つかは側面図に示され、別の構成要素は平面図に示されている。 [0006]図1の骨内アクセスシステムに適合するオブチュレータ組立体の或る実施形態の斜視図である。 [0007]オブチュレータ組立体の別の斜視図である。 [0008]図1の骨内アクセスシステムに適合するカニューレ組立体の或る実施形態の斜視図である。 [0009]図4の5-5視線に沿って取られたカニューレ組立体の断面図である。 [0010]図1の骨内アクセスシステムに適合する延長器組立体の或る実施形態の斜視図である。 [0011]図1の骨内アクセスシステムに適合する固定装置の或る実施形態の、開配向で描かれている斜視図である。 [0012]図7の固定装置のクランプ部分の或る実施形態の、開配向で描かれている斜視図である。 [0013]閉配向で描かれているクランプの平面図である。 [0014]閉配向にあるクランプの斜視図である。 [0015]図7の固定装置の、開配向で描かれている分解斜視図である。 [0016]或る実施形態のカニューレハブを周って閉じられた後の弓なりになっているクランプの或る実施形態の断面図である。 [0017]図8の13-13視線に沿って取られたクランプの断面図であり、クランプの分枝の内部を側面図に効果的に示している。 [0018]骨内アクセスシステムを使用する或る例示としての方法の初期段階にあるカニューレ組立体と連結されているオブチュレータ組立体の断面図である。 [0019]例示としての方法の、より後の段階にあるカニューレ組立体と連結されているオブチュレータ組立体の断面図であり、連結された組立体同士が患者の骨の中へ刺入されたところである。 [0020]例示としての方法の、より後の段階の斜視図であり、カニューレ組立体が患者の骨の所定場所に残されたままカニューレ組立体からオブチュレータ組立体が抜去されたところである。 [0021]例示としての方法の、より後の段階の斜視図であり、延長器組立体がカニューレ組立体へ連結されている。 [0022]例示としての方法の、より後の段階の斜視図であり、固定装置が開配向にあるままカニューレハブの周りに設置されている。 [0023]例示としての方法の、より後の段階の平面図であり、固定装置がカニューレハブを周って閉配向へ移行されたところである。 [0024]例示としての方法の、より後の段階の平面図であり、固定装置の接着性ドレッシング材部分からライナーが取り去られ、接着性ドレッシング材が患者の皮膚へ接着されたところである。 [0025]閉配向にあるクランプの別の実施形態の平面図である。 [0026]閉配向にあるクランプの別の実施形態の分解斜視図である。 [0027]組立状態にある図16のクランプの別の斜視図である。 [0028]開配向にある固定装置の別の実施形態の斜視図である。 [0029]開状態にある図18の固定装置の別の斜視図であり、固定装置のクランプ部分は破線で描かれている。 [0030]閉配向にある図18の固定装置の実施形態の斜視図である。 [0031]閉配向にあってカニューレハブへ連結されている図18の固定装置の斜視図である。 [0032]図21の22-22視線に沿って取られた、固定装置及びカニューレハブの断面図である。 [0033]固定装置及びカニューレハブの図22の様な断面図であり、カニューレハブは固定装置に対して異なる角度をなしている。 [0034]図1に描かれているシステムの様な骨内アクセスシステムの或る実施形態を含んでいるキットを描いている。
[0004]ここでの書面による開示は、非限定的あり非網羅的である例示としての実施形態
を記載している。図に描かれているその様な例示としての実施形態の幾つかを参照する。
[0041]図1は、或る実施形態の骨内アクセスシステム100を描いており、システムの
幾つかの構成要素は側面図で示され、システムの別の構成要素は平面図で示されている。
例示されているシステム100は、オブチュレータ組立体102と針組立体104を含ん
でおり、それら組立体は一体でアクセス組立体106又はアクセスシステム106と呼称
されることもある。
[0042]以下に更に論じられている様に、例示されている実施形態では、オブチュレータ
組立体102はオブチュレータ103を含んでいる。但し、様々な実施形態では、オブチ
ュレータ103は、例えば、トロカール、針、又はスタイレットの様な、異なる細長い医
療器具と置き換えられてもよく、及び/又は上記の例の1つ又はそれ以上の様な異なる名
で呼称されてもよい。したがって、オブチュレータ組立体102は、より一般的には、細
長い医療器具組立体と呼称されることもある。同様に、オブチュレータ103は、より一
般的には、細長い医療器具と呼称されることもある。
[0043]同様に、針組立体104は、ここでは便宜上その様に呼称されている。例示され
ている実施形態では、針組立体104は針105を含んでいる。但し、様々な他の実施形
態では、針105は、例えば、カニューレ、管、又はシースの様な異なる器具と置き換え
られることもでき、及び/又は上記の例の1つ又はそれ以上の様な異なる名で呼称される
こともできる。したがって、針組立体104は、より一般的には、カニューレ組立体又は
管組立体と呼称されてもよい。同様に、針105は、より一般的には、針105はカニュ
ーレと呼称されてもよい。
[0044]以下に更に論じられている様に、オブチュレータ組立体102と針組立体104
は、選択的に、一体に連結され患者の骨の中へ導入されることができる。アクセスシステ
ム106がこうして組み立てられたら、針105を骨の中へ導入するのに何れかの適切な
ドライバ(図示せず)が使用されることになる。例えば、ドライバは、使用者によって手
動で動作可能であるハンドルを含んでいてもよいし、又は何れかの適した種類の動力式ド
ライバ(例えば電気ドリル)を含んでいてもよい。
[0045]幾つかの実施形態では、骨内アクセスシステム100は、更に、延長器セット又
は延長器組立体107を含むことができる。以下に更に論じられている様に、延長器組立
体107は、針組立体104が患者の骨の中へ導入された後に針組立体104へ連結され
るように構成されることができる。延長器組立体107は、他の医療装置を針組立体10
4へ連結するための中継器として働くことができる。
[0046]他の又は更なる実施形態では、骨内アクセスシステム100は、針組立体104
と連結されるように構成されている固定組立体又は固定装置109を含むことができる。
例えば、固定装置109は、針組立体104が患者の骨の中へ導入された後に、及び/又
は延長器組立体107(存在する場合)が針組立体104へ装着された後に、針組立体1
04へ連結されることができる。他の又は更なる事例では、固定装置109は、延長器組
立体107を針組立体104と連結させる段階に先立って、針組立体104と連結される
ことができる。固定装置109は、針組立体104を患者へ固定するように及び/又は針
組立体104を患者に対して安定させるように構成されることができる。
[0047]図2及び図3を参照して、オブチュレータ組立体102は、何れかの適切なやり
方でオブチュレータ103へ付着されている連結ハブ110を含んでいる。連結ハブ11
0は、先に述べられている様に何れかの適切なドライバ101と接面するように構成され
ることができる。連結ハブ110は、代わりに、オブチュレータハブ110と呼称される
こともあり、より一般的には、細長い器具ハブ110と呼称されることもある。
[0048]例示されている実施形態では、オブチュレータハブ110は本体又はハウジング
112を含んでいる。ハウジング112の近位端は、ドライバの相補的な又はそれ以外に
適切な連結インターフェースとの連結用の連結インターフェース122と連結されること
ができる(例えば、連結インターフェース122へ付着されていてもよいし、又は近位端
自体が連結インターフェース122を画定していてもよい)。例示されている実施形態で
は、連結インターフェース122は、ドライバソケット内に受け入れられる構成のシャフ
ト123として形成されている。例えば、シャフト123はソケットと接面してそれによ
って回転させられるようになっていてもよい。何れかの他の適切なインターフェースも考
えられる。例えば、連結インターフェース122が代わりにソケットとして形成されてい
てもよい。
[0049]例示されている連結ハブ110は、ハウジング112の中央部分から遠位方向に
延びるスカート部130を含んでいる。スカート部130は、連結ハブ110を針組立体
104へ選択的に連結するように構成されている1つ又はそれ以上の機械的連結部材13
1を含むことができる。例示されている実施形態では、スカート部130はその対向する
側面に2つのその様な機械的連結部材131を含んでいる。具体的には、例示されている
実施形態は、横方向又は半径方向に弾性的に変形することのできる2つの弾性腕部又は突
出部132を含んでいる。各腕部は、その内面に、針組立体104と接面して連結構成を
実現することのできるスナップインターフェース、内方突起、又はキャッチ134を含む
ことができる。
[0050]図3を参照して、ハウジング112は、更に、連結ハブ110を針組立体104
と共に一斉に回転させるやり方で連結ハブ110を針組立体104へ連結する構成の連結
インターフェース137を画定することができる。例示されている実施形態では、連結イ
ンターフェース137は、針組立体104のシャフト部分が中へ受け入れられることので
きるソケット138として形成されている。ソケット138は、連結ハブ110が針組立
体104へたった1つの固有の回転配向又は角度配向でしか連結されることを許容しない
キー形状を画定していてもよい。具体的には、例示されている実施形態では、ソケット1
38は、細長い正八角柱を画定していて、正八角柱の5つの連続した側面は実質的に同一
の大きさであり、それら5つの連続した側面の端から延びる2つの広い側面は5つの連続
した側面に対比して長く、また2つの広い側面の間に延びる8つ目の短い側面は、5つの
連続した側面より短くなっている。何れかの他の適切なキーイング構成も考えられる。以
下に更に論じられている様に、まさに説明されている様なキー型インターフェースはオブ
チュレータ103と針105が互いへ所望されるやり方で連結されることを確約すること
ができ、つまり幾つかの実施形態では、確実に両構成要素の遠位面が実質的に互いに平行
であるように及び/又は確実にオブチュレータ104の遠位面が針104の遠位面に対し
て完全に引っ込んでいるように、オブチュレータ103と針105が連結されることを確
約する。
[0051]図4及び図5を参照して、針組立体104は何れかの適切なやり方で針105へ
付着されている針ハブ140を含むことができる。針ハブ140は、連結ハブ110と連
結するように構成されることができ、それによりドライバと連結されるようになっていて
もよい。針ハブ140は、代わりに、カニューレハブ140と呼称されてもよい。
[0052]例示されている実施形態では、針ハブ140は、針105へ連結されているハウ
ジング又は本体142を含んでいる。本体142は、連結ハブ102の連結インターフェ
ース137(図3参照)と連結する構成の連結インターフェース150を画定することが
できる。例えば、連結インターフェース150は、連結ハブ102のソケット138内に
受け入れられる構成のシャフト152として形成されることができる。幾つかの実施形態
では、シャフト152は、針ハブ140が連結ハブ110へたった1つの固有の回転配向
又は角度配向でしか連結されることを許容しないキー形状を画定していてもよい。具体的
には、例示されている実施形態では、シャフト152は細長い正八角柱を画定していて、
正八角柱の5つの連続した側面は実質的に同一の大きさであり、それら5つの連続した側
面の端から延びる2つの広い側面は5つの連続した側面に対比して長く、また2つの広い
側面の間に延びる8つ目の短い側面は、5つの連続した側面より短くなっており、ゆえに
ソケット138の構成に実質的に相補であるということになる。何れかの他の適切なキー
イング構成も考えられる。例示されている実施形態では、シャフト152は本体142の
肩部領域153から近位方向に延びている。
[0053]針ハブ140は、更に、何れかの適切な種類のコネクタ160、例えば医療用コ
ネクタ含むことができる。コネクタ160は、ハウジング142によって画定されていて
、シャフト152から近位方向に延びていてもよい。コネクタ160は、針105が骨の
中へ挿入された後に、流体を患者体内へ注入するための医療機器の様な何れかの適切な医
療機器と連結するように構成されていてもよい。例えば、例示されている実施形態では、
コネクタ160は、ルアーフィッティング161(即ち雌型ルアーフィッティング)とし
て形成されている。例示されているルアーフィッティング161は、空洞又はルーメン1
64を画定している側壁162を含んでいる。幾つかの実施形態では、針ハブ140の使
用時に雄型ルアーフィッティングの一部分がルーメン164内に受け入れられるようにな
っていてもよい。コネクタ160のルーメン164は、以下に更に論じられている針10
5のルーメン175と流体連通することができる。
[0054]例示されている実施形態では、側壁162は、針ハブ140を安全シールド16
7(図14A及び図14B参照)と選択的に連結させる構成の接続インターフェース16
6を画定している。例えば、例示されている実施形態では、接続インターフェース166
は、シールド167の外方突起をその中に受け入れることのできる環状溝として形成され
ている。安全シールド167の実施形態の更なる詳細は、2018年3月7日出願の同時
係属国際特許出願第PCT/US2018/021398号に提供されており、同国際特
許出願の内容全体をこれにより参考文献としてここに援用する。
[0055]ハウジング142は、更に、シャフト152から遠位方向に延びるスカート部1
68を画定していてもよい。スカート部168は更にシャフト152に対して外方に延び
ていてもよい。スカート部168は、固定装置109が固定される連結領域169を含ん
でいてもよい。例示されている実施形態では、連結領域169は例示されている実施形態
の全周囲を周って延びている。連結領域169は針ハブ140の近位端と遠位端のそれぞ
れから隔てられていてもよい。例示されている実施形態では、連結領域169は実質的に
凸状又は外方に弓なりになった領域の形状をしており、つまりそれは実質的に球根状をし
ているということになる。連結領域169はその最大横方向延長に環又は頂点170を画
定していてもよい。頂点170は更に、ハブ140の最大横断方向周囲と呼称されてもよ
い。例示されている実施形態では、最大横断方向周囲170は実質的に円形であるが、様
々な他の形状又は断面形も考えられる。最大横断方向周囲170は、針組立体104を上
又は下から見たときの又は別の言い方をすれば針組立体170の長手方向軸に沿って見た
ときの針組立体104の輪郭を表している。
[0056]以下に更に論じられている様に、固定装置109(図1参照)は、様々に異なる
角度構成の何れかで連結領域169へ固定されることができる。更なる実施形態では、固
定装置109は、それら角度構成の何れかで最大横断方向周囲170に接触するようにな
っていてもよい。幾つかの実施形態では、連結領域169は比較的細く又は絞られており
、或いは他の言い方をするなら薄型外形を画定している。例えば、様々な実施形態では、
最大横断方向周囲170の直径(例えば最大横断方向幅)は、ルーメン164の最大内径
のせいぜい約1.5倍、約2.0倍、約2.5倍、約3.0倍、約3.5倍、又は約4.
0倍しかない。
[0057]図5を参照して、針105はルーメン175を画定しているシャフト174を含
むことができる。シャフト174は、何れかの適切なやり方でハブ140へ連結される近
位端を含んでいる。針105のシャフト174は、更に、遠位先端172に終端する遠位
端171を含んでいる。遠位端171は、更に、何れかの適切なやり方でベベル加工され
ていてもよい遠位面177を画定することができる。幾つかの実施形態では、遠位面17
7は効率的に骨材料を切削するように構成されており、2017年10月18日出願の同
時係属米国特許出願第15/787,671号に更に論じられており、同特許出願の内容
全体をこれにより参考文献としてここに援用する。
[0058]以下に図14Aから図14Dに関して更に論じられている様に、オブチュレータ
組立体102は針組立体104と連結されることができる。この連結状態で、オブチュレ
ータ組立体102及び針組立体104は患者の骨の中へ導入(例えば穿孔)させることが
できる。オブチュレータ組立体102は、次いで、針組立体104の遠位先端が患者の骨
の中に留まったままの針組立体104から抜去されることができる。針組立体104は、
次いで、延長器組立体107と連結されるか、又は流体の吸引又は注入を目的としたよう
な何れかの他の適切な医療装置と連結されることができる。
[0059]図6を参照して、延長器組立体107の或る例示としての実施形態は、針ハブ1
40のコネクタ160と選択的に連結することのできる遠位コネクタ202を含むことが
できる。延長器組立体170は、更に、針組立体104を介しての流体の吸引又は注入を
実現するための医療装置の様な何れかの適切な医療装置と連結されることのできる近位コ
ネクタ204を含むことができる。遠位コネクタ202及び近位コネクタ204は、管と
も呼称され得る或る長さの可撓性管材206の様な何れかの適切な導管部材を介して互い
に流体連通することができる。
[0060]管材206の長さ及び/又は可撓性は、針ハブ140と針105の刺入部位の寸
断を阻止することができる。例えば、医療装置が針ハブ140のコネクタ160(図4及
び図5参照)へ直接連結されているというのではなく、医療装置が延長器組立体107を
介して間接的に針ハブ140へ連結されている場合には、針ハブ140が医療装置の運動
に起因する運動を起こす傾向は低い。管材206は、近位コネクタ204と遠位コネクタ
202の間に、ひいては医療装置と針ハブ140の間に、物理的な間隔を提供することが
できる。管材206の可撓性は、近位コネクタ204と遠位コネクタ202の間に、ひい
ては医療装置と針ハブ140の間に、或る範囲の運動を許容することができる。
[0061]例示されている実施形態では、遠位コネクタ202は、雄型ルアー212とねじ
の切られたカラー214を含む二部片ルアーロックコネクタ210である。近位コネクタ
204は雌型ルアー220である。こうして、医療装置は、針ハブ140の雌型ルアーコ
ネクタ160へ直接接続されるのではなく、代わりに雌型ルアーコネクタ204へ接続さ
れることができる。
[0062]幾つかの実施形態では、延長器組立体107はクランプ230を含むことができ
る。クランプ230は、何れの適切な種類であってもよく、遠位コネクタ202と近位コ
ネクタ204の間の流体連通を選択的に中断させるように可撓性管材206のルーメンを
選択的に閉じるようになっていてもよい。
[0063]図7は、開配向(換言すれば、開位置)にある固定装置109の斜視図である。
固定装置109は、固定装置109が開配向にあるときに互いに対して可動である第1区
分301と第2区分302を含むことができる。例示されている実施形態では、第1区分
301と第2区分302はヒンジ304にて互いへ接合されている。別の言い方をすれば
、第1区分301と第2区分302は互いに対してヒンジ304周りに回転するように構
成されている。
[0064]例示されている実施形態では、固定装置109は、第1分枝311と第2分枝3
12を画定しているハウジング、クリップ、又はクランプ310を含んでいる。第1分枝
311と第2分枝312はヒンジ304を介して互いへ接合されている。幾つかの実施形
態では、ヒンジ304はリビングヒンジである。例えば、幾つかの実施形態では、第1分
枝311と第2分枝312とヒンジ304は材料(例えば何れかの適切な種類のプラスチ
ック)の単一部片で単体に形成されており、ヒンジ304はクランプ310へ一体化され
ている。クランプ310は、更に、ヒンジ304とは反対の側に配置されているロック機
構又はロック320を画定することができる。ロック320は第1分枝311と第2分枝
312を互いに対して固定された関係へ選択的に固定することができる。固定装置109
は、その様なやり方で第1分枝311と第2分枝312が互いに対して固定されていると
きは閉配向(換言すれば、閉位置)にあると言うことができる。
[0065]固定装置109は1つ又はそれ以上の接着性ドレッシング材331、332を含
むことができる。例示されている実施形態では、固定装置109は、固定装置109が開
構成にあるときには互いに対して自由に動ける2つの別々の接着性ドレッシング材331
、332を含んでいる。接着性ドレッシング材331、332は、クランプ310の第1
分枝311及び第2分枝312へそれぞれ付着されることができ、それら分枝と共に一斉
に動くことができる。
[0066]幾つかの実施形態では、固定装置109が開配向にあるとき、接着性ドレッシン
グ材331、332のうち一方の少なくとも一部分は他方と重なり合うことができる。例
えば、図7では、固定装置109が開配向にあるときに第1の接着性ドレッシング材33
1の一隅が第2の接着性ドレッシング材332の一隅と重なり合っている。一方の接着性
ドレッシング材のもう一方の接着性ドレッシング材に対する重なり合いは、固定装置の運
用を容易にすることができ、及び/又は、そうでなければ(例えば、単一のドレッシング
材がクランプ310の両方の分枝311、312へ付着されている実施形態では)起こり
かねない接着性ドレッシング材331、332の1つ又はそれ以上の、クランプ310か
らの分離を低減することができるだろう。幾つかの実施形態では、固定装置109が閉配
向へ移行されたときには接着性ドレッシング材331、332のどちらのどの部分も他方
の接着性ドレッシング材331、332と重なり合っていない(図14F参照)。他の実
施形態では、固定装置109が閉配向にあるとき、一方の接着性ドレッシング材331、
332の少なくとも一部分は他方の接着性ドレッシング材331、332の少なくとも一
部分と重なり合うようになっていてもよい。
[0067]図8は、固定装置109の開配向に相当し得る開配向にある或る実施形態のクラ
ンプ310の斜視図である。例示されている実施形態では、第1分枝311と第2分枝3
12は互いに対する角度αを画定している。様々な実施形態では、角度αは、第1分枝3
11と第2分枝312がヒンジ304周りに互いに対して回転してゆく際に広い範囲に亘
って変化し得る。例えば、様々な実施形態では、角度αは、約0度から約360度の範囲
内、約0度から約270度の範囲内、約0度から約180度の範囲内、又は約0度から約
90度の範囲内にあり得る。
[0068]図8及び図9を参照して、幾つかの実施形態では、クランプ310を閉状態(図
9)へ移行させることは、角度αが0度又は約0度になるように、又は別の言い方をすれ
ば第1分枝311の内側腕部341と第2分枝312の内側腕部344が互いに平行又は
実質的に平行になるように、第1分枝311と第2分枝312を互いとの密な近接へ回転
させることを伴う。幾つかの実施形態では、クランプ310が閉配向にあるときに内側腕
部341、344の少なくとも一部分は互いに触れ合うことができるのに対し、他の実施
形態では、クランプ310が閉配向にあるときに内側腕部341、344は完全に離間さ
れたままであり互いに触れ合っていない。
[0069]第1分枝311は、内側腕部341、受け口342、及び外側腕部343を含む
ことができる。同様に、第2分枝312は、内側腕部344、受け口345、及び外側腕
部346を含むことができる。この文脈での使用に際し、「内側」及び「外側」という用
語は図8に描かれている配列をいう。これらの用語は、代わりに、ヒンジ304への近接
性(内側はヒンジ304により近い)又はクランプ310の伸長された中心軸(例えば図
9に描かれている伸長軸AE)への近接性を指すとしてもよい。図8の第1分枝311と
第2分枝312の角度的配列に因り、内側腕部341及び344はヒンジ304により近
く、結果として、それらは外側腕部343、346の相対位置と比べてクランプ310の
伸長された中心軸にもより近い。当該用語は制限的とされることを意図していない。例え
ば、他の実施形態はヒンジ304を含んでいいないかもしれず、そうするとヒンジへの近
接性は意味が無くなり、「内側」腕部及び「外側」腕部はときとして伸長された中心軸か
ら等距離であることもあり得る。例えば、幾つかの実施形態では、ヒンジ304は、完全
に解放可能とされる適切なロック機構(例えばロック320の複製など)と置き換えられ
ていて、第1分枝311と第2分枝312が互いから完全に分離可能になっていてもよい
[0070]例示されている実施形態では、内側腕部341、344は、それぞれ、その一端
がヒンジ304へ付着されている。内側腕部341、344のそれぞれは、ヒンジ304
から離れてそれぞれの反対側の端へ向かって延び、当該反対側の端が受け口342又は受
け口345へそれぞれ付着されている。
[0071]図8及び図9を参照して、例示されている実施形態では、受け口342、345
は、クランプ310が閉配向にあるときにクランプ310の伸長軸AEに対して外方に又
は凸状に弓なりになっている湾曲領域である。各受け口342、345は、針ハブ140
の少なくとも一部分がその中に受け入れられることのできる陥凹又は空洞347、348
をそれぞれ画定している。空洞347、348は、集合的に、クランプ310の空洞34
9(図9)を画定する。各受け口342、345は、クランプ310が閉配向にあるとき
に針ハブ140の一部分に接触する内側表面を含むことができる。例示されている実施形
態では、内側表面は、それぞれ、実質的に半円筒状である(図8参照)。他の適した形状
及び構成も考えられる(例えば、多角柱、楕円筒)。
[0072]引き続き図8及び図9を参照して、受け口342、345は、空洞347、34
8の上端に何れかの適切な内方突起(例えば、バリア、リッジ、リップ、又は肩部)の様
なストッパ351、352を含むことができる。例示されているストッパ351、352
は肩部であり、したがって肩部とも呼称される。肩部351、352は半径方向内方に延
びていてもよい。幾つかの実施形態では、肩部351、352は、クランプ310が閉配
向にあるときの針ハブ140の空洞349からの偶発的な抜去を防ぐことのできるバック
アップ的な又は二重の安全機構として働くことができる。例えば、肩部351、352は
、空洞349の上端に絞られた開口部353を画定するように内方351に延びていても
よい。例示されている実施形態では、開口部は実質的に円形である。開口部353の直径
は、針ハブ140の何れかの適切な領域の外径より小さくなっていて、クランプ310が
閉配向にあるときは針ハブ140が開口部353を通って近位方向に規定の領域までしか
引き込まれないようにしていてもよい。例えば、例示されている実施形態では、開口部3
53は針ハブ140の肩部領域153(図4及び図5)よりも僅かに小さい直径を画定し
ていてもよい。クランプ310の肩部351、352は、クランプ310が閉配向にある
とき(例えば、クランプ310が患者の皮膚へ固定されているとき)に、少なくとも、針
ハブ140の肩部領域153及びそれの遠位側の針ハブ140の部分が、偶発的に開口部
353を通って引き込まれるのを防止することができる。別の言い方をすれば、肩部35
1、352は、針ハブ140のクランプ310に対する近位方向運動の範囲を限定するこ
とができるのである。
[0073]引き続き図8及び図9を参照して、各外側腕部343、346は、その第一端を
受け口342、345へそれぞれ付着されている。外側腕部343、346は、受け口3
42、345から離れて延びていて、例示されている実施形態では反対側の端をロック3
20の一部分へ付着されている。
[0074]様々な実施形態では、1つ又はそれ以上の外側腕部343、346は、クランプ
310の開配向から閉配向への移行を支援することのできる把持部361、362を含む
ことができる。例示されている実施形態では、把持部361、362は、更に、部分的に
、受け口342、345によって画定されている。把持部361、362は、使用者によ
る容易な扱いに適する構成とすることができ、使用者がクランプ310を閉じるための押
圧又は内方の向きの力を加えることのできるクランプ310の好適部位であるとしてもよ
い。
[0075]例示されている実施形態では、各把持部361は、複数の横方向に延びるフィン
364を含んでおり、それらフィンの間には空隙365が画定されている。フィン364
は横断方向に伸長軸AEから離れて延びている。例示されている実施形態では、フィン3
64は、それらフィン364の自由先端が実質的に同一平面上にあるように、伸長軸AE
から固定距離にて終端している。他の実施形態では、フィン364は、伸長軸AEから異
なる距離を延びていてもよい。フィン364及び空隙365配列は、そうでなければ伸長
軸AEから隔てられた把持面を形成するのに使用されることになったはずの材料の量を削
減することができるのが好都合である。
[0076]幾つかの実施形態では、フィン364及び空隙365配列は、腕部343、34
6の可撓性を保全する。例えば、図9に見られる様に、フィン364の基底端での腕部3
43、346の厚さは腕部341、344の厚さと実質的に同じである。別の言い方をす
れば、腕部343、346の有効桁幅は腕部341、344の実際の桁幅と実質的に同じ
である。したがって、フィン364及び空隙365配列は、腕部341、344の撓みと
同様のやり方での腕部343、346の撓みを許容することができる。幾つかの実施形態
では、クランプ310の回転軸AR(図9)に平行な軸周りの腕部343、346の可撓
性(例えば撓みの強さ)は、腕部341、344の可撓性と実質的に同じであるだろう。
他の実施形態では、把持部361、362は代わりに中実になっており、したがって腕部
343、346の可撓性を適応させること無く腕部343、346の厚さを増加させてい
ることもある。その様な実施形態の幾つかでは、腕部343、346は腕部341、34
4より可撓性が有意に低い。
[0077]図8-図10を参照して、例示されている実施形態では、腕部343、346の
端のロック320は、ラッチ式腕部又はラッチ370とキャッチ371を含むラッチ機構
を備えている。ラッチ370は選択的にキャッチ371へ付着したり脱着したりするよう
に構成されることができる。例示されている実施形態では、ラッチ370は、クランプ3
10が開構成から閉構成へ移行されてゆくと自動的にキャッチ371へ固定される。具体
的には、キャッチ371は、角度の付けられた表面372を含んでおり、クランプ310
が閉じられてゆくと当該表面がラッチ370の先導縁と相互作用してラッチ370をヒン
ジ304に対して外方に偏向させ、又は図9に示されている配向では下向きに偏向させる
。ラッチ370は弾性的に可撓性であり、よってクランプ310が十分に閉じられ次第、
ラッチ370は内方に又は図9の配向では上向きにパチンと嵌り、保持表面373がキャ
ッチ371によってその場に保持されるようになっていてもよい。ロック320は、図9
に示されている構成にあるときには、ロックされている、係合されている、又は固定され
ているという言い方をされることができる。
[0078]例示されているロック320は選択的に解放可能である。具体的には、クランプ
310が図9及び図10の閉配向にあるとき、ラッチ370は外方に(図9では下向きに
)偏向されてラッチ370をキャッチ371から係合解除させ、それにより第1分枝31
1と第2分枝312が互いから分離されることを許容することができる。具体的には、例
示されている実施形態では、ラッチ370は、広くなった保持器部分374を含んでおり
、ラッチ370をキャッチ371からこじ開けるか引っ張り離してロック320を外すた
めに、この広くなった保持器部分374の下に施術者は指又は他の器具の一部分をあてが
うことができる。これは、一部の実施形態では望ましいであろう、というのも、クランプ
310を針組立体104から取り外せば、その後、直ちに針組立体104を患者から抜去
できるようになる、というのは好都合であるからだ。他の事例では、針組立体104の患
者からの抜去中もクランプ310は針組立体104と係合されたままであってもよい。例
えば、クランプ310がクランプ310へ係合された状態で、施術者はクランプ310を
把持し、近位方向に又は患者から離れるように引いて、針組立体104を患者から抜去す
るようにしてもよい。
[0079] ロック320については、選択的に解放可能な種類か永久的な種類かを問わず、
何れかの適切なロック機構が考えられる。例えば、幾つかの実施形態では、ロック320
は、選択的に解放可能なロックではなく、一方向ロックであって、クランプ310が開状
態から閉状態又はロック状態へ移行するのを許容するが、クランプ310がロック状態か
ら開状態へ移行されるのを妨げるロックである。例えば、幾つかの実施形態では、保持器
部分374はその容易操作を妨げるほど著しく小さくされていてもよいし、又は他のやり
方で、ロック320を解錠するのを防ぐ又は阻止するように構成されていてもよい。その
様な実施形態の幾つかでは、クランプ310及び針組立体104は、クランプ310を把
持し引くことによって、患者から同時に抜去されることができる。
[0080]図8から図11を参照して、クランプ310は、第1分枝311及び第2分枝31
2からそれぞれ横断方向に延びている1つ又はそれ以上のプラットフォーム又は横突起3
81、382を画定していてもよい。例えば、例示されている実施形態では、横突起38
1、382は第1分枝311及び第2分枝312の基底端からそれぞれ外方に延びている
。以下に更に論じられている様に、ドレッシング材331、332は横突起381、38
2へ固定されることができる。
[0081]図8、図9、及び図11に示されている様に、例示されている実施形態では、ク
ランプ310は把持部361と横突起381の間にギャップ383を画定していてもよい
。図11に示されている様に、クランプ310は同様に把持部362と横突起382の間
にギャップ384を画定していてもよい。幾つかの実施形態では、ギャップ383、38
4は、第1分枝及び第2分枝の外側腕部343、346を、把持部361、362の下端
が横突起381、382へ付着されて(例えば一体化されて)いた場合よりも可撓性に富
むものにする。別の言い方をすれば、ギャップ383、384は、外側腕部343、34
6の可撓性又は運動の自由度を高め、閉事象を容易にすることができる。他の又は更なる
事例では、ギャップ383、384は、ドレッシング材331、332を横突起381、
382へ固定させる接触面積を増加させるので有益であるだろう。
[0082]引き続き図11を参照して、ドレッシング材331、332は、それぞれ、複数
の構成要素を含むことができる。例示されている実施形態では、ドレッシング材331は
、1つ又はそれ以上の接着剤を介するという様な何れかの適切な様式で一体に固定されて
いる上層391と下層393とライナー395を含んでいる。同様に、ドレッシング材3
92は、何れかの適切な様式で一体に固定されている上層392と下層394とライナー
396を含んでいる。幾つかの実施形態では、様々な層391、392、393、394
は可撓性フィルムとして形成されている。ライナー395、396のそれぞれは、折られ
たシートとして形成されていて、その折目はシートの内部側に位置している。各ライナー
395、396は、折られたシートの下区域へ付着されているプルタブ397、398を
含むことができる。
[0083]例示されている実施形態では、各上層391、392は、その裏面に接着性被覆
を有し、各下層393、394はその上面と下面それぞれに接着性被覆を有している。上
層391、392と下層393、394は、クランプ310の横突起381、382を間
に挟んで互いへ貼り合わされることができる。上層391、392の一部分は、横突起3
81、392への接着に先立ってギャップ383、384の中へ差し入れられることがで
きる。ライナー395、396の上区域は下層393、394の接着性被覆へ解放可能に
接着させることができ、そのうえ、ライナー395、396の下区域はそれへ非固定であ
る。したがって、ライナー395、396は、プルタブを外方へ引いてライナーを下層3
93、394から剥がれさせることによって、下層393、394から除去されることが
できる。剥がしはライナー395、396の内側縁の、ライナー395、396が折られ
ている位置にて始まり、次いで外方へ進んでゆく。
[0084]例示されている実施形態では、ドレッシング材331、332のそれぞれが複数
の突出を含んでいて、ドレッシング材331、332が互いに接近したとき、それらは実
質的に星形状を形作るようになっている(図14F参照)。例示されている実施形態では
、各ドレッシング材331、332は、3本の腕又はプロングを含んでおり、したがって
固定装置109が閉配向にあるときそれらは6本腕の星形状を画定している。幾つかの事
例では、多腕型ドレッシング材配列は、ドレッシング材が患者の輪郭例えば肩や脚の皮膚
などに適応する又は沿うことを可能にする。ドレッシング材331、332にとっての他
の適切な形状も考えられる。
[0085]図12は、針ハブ140を周ってロックされた配向にあるクランプ310の断面
図である。クランプ310が針ハブ140へ固定されるとき、第1分枝311と第2分枝
312の一方又は両方の少なくとも一部分は曲げられることができる。例えば、第1分枝
311と第2分枝312の一方又は両方の少なくとも一部分は可撓性又は弾性的に可撓性
の材料(例えば、何れかの適切なプラスチック、一例としてポリプロピレン)で形成され
ていて、クランプ310が開配向から閉配向へ移行される際に第1分枝311及び第2分
枝312の当該部分と針ハブ140の間の相互作用又は干渉に因り変形することができる
ようになっていてもよい。別の言い方をすれば、様々な実施形態では、第1分枝311及
び/又は第2分枝312の少なくとも一部分は、クランプ310が針ハブ140を周って
閉じられてゆくと、弛緩状態から、変形状態、偏向状態、又は撓み状態へ移行する。弾性
的に可撓性である特定の実施形態では、第1分枝311及び/又は第2分枝312のこれ
らの部分は、クランプが開かれてゆくと、変形状態、偏向状態、又は撓み状態から、弛緩
状態へ自動的に移行し、もはや針ハブ140と相互作用しなくなる。
[0086]例示されている実施形態では、クランプ310が閉配向に移行されるとき、第1
分枝311及び第2分枝312の内側腕部341、344及び外側腕部343、346の
それぞれは変形され、偏向され、又は撓められる。具体的には、図8に見られる様に、ク
ランプ310が開配向にあるときは、内側腕部341、344及び外側腕部343、34
6のそれぞれは、実質的に平坦又は平面状である内側表面又は別の言い方をするなら実質
的に湾曲していない内側表面を含んでいる。しかも、内側腕部341、344の実質的に
全体は、クランプ310が開配向にあるときには直線状をしている又は湾曲しておらず、
更なる実施形態では図9に示されている様に針ハブ140が中に位置付けられていない状
態でクランプ310が閉じられたときも同じ形状を維持している。その様な事例では、内
側腕部341、344の内方に向いている表面の実質的に全体が、平坦又は平面状をして
いて、伸長軸AEに平行に又は同一線上にあり得る。同様に、各外側腕部343、346
の内側部分――具体的には外側腕部343、346の把持部361、362がそこから延
びている部分――も同じく、クランプ310が開配向にあるとき又は図9に示されている
様に針ハブ140が中に位置付けられていない状態での閉配向にあるときには、実質的に
直線状をしている又は実質的に湾曲していない。
[0087]クランプ310が針ハブ140を周って閉じられた配向へ移行されてしまうと、
内側腕部341、344及び外側腕部343、346の実質的に直線状であった部分は代
って湾曲状になる(図12参照)。例示されている実施形態では、実質的に直線状の様相
は低エネルギー状態又は弛緩状態に相当するのに対し、湾曲した状態は高エネルギー状態
、緊張状態、又は撓み状態に相当する。図12に描かれている腕部341、343、34
4、346の内側表面の曲率は、幾つかの実施形態で実際に存在する曲率の量に対比して
誇張されているかもしれない。
[0088]例示されている実施形態では全4つの腕部341、342、344、346が変
形するように構成されているが、他の実施形態では腕部341、343、344、346
のうち1つだけが、2つだけが、又は3つだけが変形するようになっていてもよい。例え
ば、幾つかの実施形態では、分枝311、312の一方は実質的に非可撓性の材料で形成
されている及び/又は変形を起こし難い構成を有しているのに対し、分枝311、312
の他方は可撓性である及び/又は有意に変形を起こし易い、というのであってもよい。し
たがって、クランプ310が針ハブ140を周って閉じられたときに、腕部341、34
4又は344、346の一方の組は曲がるように構成されているのに対し、腕部341、
344又は344、346の他方の組は曲がらないままであるように構成されていてもよ
い。更に他の実施形態では、クランプ310が針ハブ140を周って閉じられたときに、
腕部341、343、344、346の1つだけが又はその一部分だけが曲がるように又
はそれ以外のやり方で撓むように構成されていてもよい。
[0089]他の又は更なる実施形態では、受け口342、345の1つ又はそれ以上は、ク
ランプ310が閉配向へ移行されて針ハブ140に係合すると、変形し又は撓むようにな
っていてもよい。例えば、例示されている実施形態では、湾曲した受け口342、345
が針ハブ140へ押圧されると、受け口342、345によって画定される4つの接触領
域401、402、403、404が針ハブ140に接触する。より具体的には、接触領
域401、402、403、404は、針ハブ140の連結領域169に接触し、又はな
おいっそう詳しくは、針ハブ140の最大横断周囲170に接触する。例示されている実
施形態では、最大横断周囲170は、実質的に円形であり、空洞349(受け口342、
345の内面によって画定される)の直径より僅かに大きい直径を画定している。別の言
い方をすれば、最大横断方向周囲170の内面の曲率半径は、受け口342、345の内
面の曲率半径を超え得るということである。これは、受け口342、345と針ハブ14
0の間にギャップ405、406を現出させることになる。図12に描かれているギャッ
プ405、406は、幾つかの実施形態については、それの実際の大きさに対比して誇張
されているかもしれない。幾つかの実施形態では、クランプ310が針ハブ140を周っ
て閉じられると、第1分枝311の接触領域401、402は互いから僅かに隔たって広
がり、第2分枝312の接触領域403、404は互いから僅かに隔たって広がるように
なっていてもよい。受け口342、345は、こうして、各接触領域401、402、4
03、404を針ハブ140の内部へ向けて付勢しようとするやり方で弾性的に変形され
又は撓められることができる。例えば、図12に描かれている配向では、接触領域401
、403は実質的に下向きの方向にバイアスをかけられ、接触領域402、404は実質
的に上向きの方向にバイアスをかけられることになる。受け口342、345の弾性的変
形は、こうして針ハブ140への把持力を生み出すことができる。
[0090]他の実施形態では、針ハブ140の曲率半径は、受け口342、345のうちの
1つ又はそれ以上の曲率半径と同じかそれより小さい。例えば、幾つかの実施形態では、
受け口342、345は、最大横断方向周囲170に実質的に相補であってもよいし、又
は最大横断方向周囲170より大きくてもよく、そうするとギャップ405、406のそ
れぞれは無くなるか又は二股に分れることになるだろう。更に他の実施形態では、受け口
342、345は、何れかの他の適切な形状又は構成を画定していて、何れかの適切なや
り方で針ハブ140の何れかの適切な部分に接触するか又はそれ以外に相互作用するよう
になっていてもよい。
[0091]幾つかの実施形態では、クランプ310が針ハブ140を周って閉状態へ移行さ
れた際に、受け口342、345のみが弾性的に変形するのに対し、腕部341、343
、344、346は変形しない。他の実施形態では、クランプ310が閉状態へ移行され
た際に、受け口342、345の1つ又はそれ以上は弾性的に変形し、腕部341、34
3、344、346の1つ又はそれ以上は弾性的に変形する。更に他の実施形態では、ク
ランプ310が閉状態へ移行された際に受け口342、345のどちらも弾性的に変形し
ない。
[0092]様々な実施形態では、接触領域401、402、403、404は、針ハブ14
0の最大横断方向周囲170の図12に示されているよりも広い部分を覆って延びている
。例えば、様々な実施形態では、接触領域401、402、403、404は、共同で、
最大横断方向周囲170の約20パーセント以上、約25パーセント以上、約30パーセ
ント以上、約40パーセント以上、約50パーセント以上、約60パーセント以上、約7
5パーセント以上、又は約90パーセント以上に接触し又は覆っていてもよい。
[0093]幾つかの実施形態では、接触領域401、402、403、404によって加え
られる把持力の殆ど、実質的に全部、又は全部は、撓んだ腕部341、343、344、
346によってもたらされるバイアスに因る。別の言い方をすれば、幾つかの実施形態で
は、クランプ310によって提供される把持力で受け口342、345の1つ又はそれ以
上の変形によって生成される把持力は相対的に少ないか又は皆無であり、クランプ310
によって提供される把持力の殆ど又は全部は腕部341、343、344、346の1つ
又はそれ以上の撓みによって生成されている。先に論じられている様に、腕部341、3
43、344、346の1つ又はそれ以上は、クランプ310が針ハブ140へ装着され
ると弾性的に変形され得る。例示されている実施形態では、各腕部341、343、34
4、346は、図12に模式的に描かれている弓なり構成を呈する。腕部341、343
、344、346は、こうして、各接触領域401、402、403、404を針ハブ1
40の内部へ向けて付勢しようとするやり方で弾性的に変形されるように又は撓められる
ようになっていてもよい。例えば、接触領域401、403は、実質的に互いに向かって
、又は図12の配置向きでは実質的に左向き及び右向きの方向に、腕部341、344を
介してそれぞれバイアスをかけられることになる。同様に、接触領域402、404は、
実質的に互いに向かって、又は図12の配置向きでは実質的に左向き及び右向きの方向に
向かって、腕部341、344を介してそれぞれバイアスをかけられることになる。より
一般的には、撓んだ腕部341、343が受け口342に内方へ又は針ハブ140へ向け
てバイアスをかけ、撓んだ腕部344、346が受け口345に内方へ又は針ハブ140
へ向けてバイアスをかけるのである。こうして提供されるバイアスは継続的であり、その
間クランプ310は閉状態又はロック状態に留まる。腕部341、343、344、34
6による受け口の弾性的変形は、したがって、針ハブ140への把持力又は締め付け力を
生み出すことができる。
[0094]クランプ310は、こうして、クランプが閉配向にあるときには、針ハブ140
を把持して針ハブ140をクランプ310に対して固定された関係に維持することができ
る。したがって、ドレッシング材331、332が患者へ付着部位にて貼られると、固定
装置109は針組立体105を付着部位に対する固定された関係に定着させることができ
る。
[0095]引き続き図12を参照して、例示されている実施形態では、ロック320とヒン
ジ304はクランプ310の互いに反対側の端に配置されている。別の言い方をすれば、
ロック320はヒンジ304から角度的に180度隔てられている。更に別の言い方をす
れば、ロック320とヒンジ304は実質的に同一線上にあり及び/又はクランプ310
の伸長軸AEと整列している。針ハブ140が空洞349内に位置付けられ、クランプ3
10がロック配向又は閉配向に入ると、針ハブ140はロック320とヒンジ304の間
に位置付けられる。
[0096]例示されている実施形態では、各細長い腕部341、344は、ヒンジ304と
受け口342、345それぞれの間に、またより具体的にはヒンジ304と接触領域40
1、403の間に、有意なモーメントアームを提供できるのが好都合である。同様に、各
細長い腕部343、346は、受け口342、345それぞれとロック320の間に、ま
たより具体的には各接触領域402、4043とロック320の間に、有意なモーメント
アームを提供できるのが好都合である。クランプ310が閉じられる間、ヒンジ304が
ピボットとなってその周りに腕部342、344が回転し、接触領域401、403がピ
ボットとなってその周りに受け口342、345が回転し、接触領域402、404がピ
ボットとなってその周りに腕部343、346が回転する。第1分枝311及び第2分枝
312の無ヒンジ端での内方向きの力の継続的印加は、こうして、少なくとも腕部341
、343、344、346を例示されている弓なりの構成へ変形させ又は撓ませることが
できる。これらの無ヒンジ端をロック320を介して固定することは、第1分枝311及
び第2分枝312を撓み状態に維持して、針ハブ140を把持する継続的な内方バイアス
を提供することができる。別の言い方をすれば、クランプ310は、純粋に摩擦把持だけ
により針ハブ140へ固定されるということになる。更に別の言い方をすれば、クランプ
310は、第1分枝311及び第2分枝312に生じる梁応力で針ハブ140を封じ込む
のである。
[0097]クランプ310は、針ハブ140を周って閉状態にあるときには、図12に描か
れている様に細長く全体的に楕円状の形状を画定するように十分に伸展性であってもよい
。幾つかの実施形態では、把持部361、362(図9)を細長い第1分枝311及び第
2分枝312の、ヒンジ304とは反対の端に配置させていることは、クランプ310の
閉鎖を容易にする長いモーメントアームを提供していて好都合である。
[0098]上記に鑑み、様々な実施形態では、脚部341、343、344、346は、及
び/又は、第1分枝311及び第2分枝312の細長い構成は、クランプ310の閉鎖を
容易にすることができ、及び/又は針ハブ140に対する融通の利く又は適応型の摩擦ベ
ースの接続を許容するストレス力を生み出すことができる(以下で図13に関して更に論
じられている)。様々な実施形態では、内側脚部341、344は、外側脚部343、3
46とは、長さが、たった約0.5倍、約0.75倍、約1倍、約1.25倍、約1.5
倍、又は約2倍しか異なっていない。幾つかの実施形態では、内側脚部341、344の
1つ又はそれ以上は、クランプ310が図9に描かれている空いた閉配向にあるときに、
クランプ310の全体長さの約0.1倍以上、約0.2倍以上、約0.3倍以上、約0.
4倍以上、約0.5倍以上、又は約0.6倍以上の長さを画定している。幾つかの実施形
態では、外側脚部343、346の1つ又はそれ以上は、クランプ310が空いた閉配向
にあるときに、クランプ310の全体長さの約0.1倍以上、約0.2倍以上、約0.3
倍以上、約0.4倍以上、約0.5倍以上、又は約0.6倍以上の長さを画定している。
様々な実施形態では、内側脚部341、344の1つ又はそれ以上は、受け口342、3
45によって画定される空洞349の直径D(図13参照)の長さの約0.25倍以上、
約0.5倍以上、約0.75倍以上、約1倍以上、約1.25倍以上、約1.5倍以上、
約1.75倍以上、又は約2.0倍以上の長さを画定している。様々な実施形態では、外
側脚部343、346の1つ又はそれ以上は、受け口342、345によって画定される
空洞349の直径D(図13参照)の長さの約0.25倍以上、約0.5倍以上、約0.
75倍以上、約1倍以上、約1.25倍以上、約1.5倍以上、約1.75倍以上、又は
約2.0倍以上の長さを画定している。
[0099]幾つかの実施形態では、クランプ310は、受け口342、345の様な専用の
又は湾曲した受け口を欠いていてもよい。例えば、クランプ310は、自然状態又は弛緩
状態にあるときには針ハブ140の一部分が受け入れられることのできる窪んだ領域を画
定していない第1分枝及び第2分枝を含んでいてもよい。それどころか、第1分枝及び第
2分枝の一部分は、第1分枝と第2分枝が針ハブ140を周って閉じられてゆく際に針ハ
ブ140の外面の一部分に沿うようになっていてもよい。例えば、幾つかの実施形態では
、第1分枝311及び第2分枝312は、平坦な内面を有する実質的に直線状の要素であ
り、クランプ310が閉じられてゆくと第1分枝312及び第2分枝312の接触領域が
針ハブ140の外側輪郭の少なくとも一部分に整合するべく湾曲するようになっていても
よい。これらの湾曲接触領域は、先に説明されている様にその様な閉鎖中に第1分枝31
1及び第2分枝312に生じるストレス力によって針ハブ140へ向けてバイアスをかけ
られることになる。
[0100]図9及び図12を参照して、例示されている実施形態では、腕部343、346
の内側面は、クランプ310の閉鎖とロック320の固定を容易にすることのできるギャ
ップ420を画定している。図8及び図9に示されている様に針ハブ140の不存在時、
腕部343、346の内側面は実質的に平面状になり得るので、クランプ310が閉じら
れたとき平面状の面は実質的に互いに平行である。しかし、図12に示されている様に、
針ハブ140を周ってクランプ310が閉じられたとき、これらの平面状の面は、腕部3
43、346のロック端同士が針ハブ140に隣接している端同士よりも近づき合うよう
な具合に弓なりになる。ギャプ420は、閉事象時にアーム343のロック端同士が互い
と接触に至らせられるのを許容し、クランプ310の閉鎖とロックを容易にすることがで
きる。例えば、ロック機構がラッチ370とキャッチ371(図8参照)を備えている特
定の実施形態では、ギャップ420によってもたらされる割増空間は、ラッチ370がキ
ャッチ371の上を過ぎ越した後に非偏向状態へパチンと戻るのを確約するための十分な
クリアランスを提供することができる。
[0101]図13を参照して、クランプ310は、様々に異なる相対配向の何れかで針ハブ
140と連結することができる。具体的には、クランプ310と針ハブ140の間の摩擦
相互作用又は把持相互作用は、先に説明されている様に、針ハブ140が患者の皮膚の刺
入部位に対して様々に異なる高さで及び/又は様々に異なる角度で位置付けられることを
許容することができる。
[0102]クランプ310によって画定されている空洞349は、高さHを有することがで
き、中心長手方向軸ALを画定することができる。例示されている実施形態では、クラン
プ310の底面は実質的に平坦で、長手方向軸ALに実質的に直交する平面に沿って延び
ている。したがって、クランプ310の底面が平らに置かれていれば、又は実質的に平面
状の皮膚表面と良好な接触にあれば、長手方向軸ALは皮膚表面に垂直な表面と実質的に
整列するはずである。クランプ310は、皮膚表面に対する高さの或る範囲内で、及び/
又は長手方向軸ALに対する様々な角度で、針ハブ140としっかり連結されることがで
きる。
[0103]皮膚表面に対する適切な高さの完全範囲が図13にスパンRで描かれている。様
々な実施形態では、スパンRは、約0.1インチ(2.54mm)以上、約0.25イン
チ(6.35mm)以上、約0.5インチ(12.7mm)以上、約0.75インチ(1
9.05mm)以上、又は約1インチ(25.4mm)以上である。他の又は更なる実施
形態では、スパンRはチャンバ349の全高Hの約25パーセント以上、約50パーセン
ト以上、約75パーセント以上、又は約90パーセント以上である。
[0104]長手方向軸ALに対する適切な角度の完全範囲が図13にスパンβで描かれてい
る。様々な実施形態では、スパンβは、約15度以上、約30度以上、約45度以上、又
は約60度以上である。
[0105]引き続き図13を参照して、先に論じられている様に、幾つかの実施形態では、
空洞329の直径Dは、針ハブ140の最大横方向周囲170の直径より僅かに小さい。
様々な実施形態では、直径Dは最大横方向周囲170の直径の80パーセント以下、85
パーセント以下、90パーセント以下、又は95パーセント以下であってもよい。
[0106]幾つかの実施形態では、クランプ310は単純であり及び/又は製造が安価であ
るだろう。例えば、幾つかの実施形態では、クランプ310は、射出成形されていてもよ
いとされる材料の単一単体部片から形成されている。各種プラスチック類(例えばポリプ
ロピレン)を含む様々な材料の何れかが考えられる。幾つかの実施形態ではヒンジ304
はリビングヒンジである。
[0107]図14A-図14Gは、図1の骨内アクセスシステム100を使用する或る例示
としての方法の様々な段階を描いている。例示されている方法は、図14A-図14Gで
は連続した順序で描かれている。描かれている段階の幾つかに関して、他の方法が異なる
シーケンスで進められることもできる。また、他の又は更なる方法では、描かれている段
階の1つ又はそれ以上が省略されることもあり、及び/又は描かれていない1つ又はそれ
以上の追加の段階が含まれることもあるだろう。
[0108]図14Aは、組立状態にあるアクセス組立体106を描いている。一部の事例で
は、アクセスシステム106は、図14Aに描かれている段階に先行する段階で施術者又
は使用者によって組み立てられる。他の事例では、アクセス組立体106は事前組立され
ていることもある。組立状態では、オブチュレータ組立体102は針組立体104へ連結
されている。
[0109]先に論じられている様に、例示されている実施形態では、連結ハブ110と針ハ
ブ140それぞれのキー型連結インターフェース137と150は、オブチュレータ10
3と針105の間の所定の関係が実現されることを確約するために協働することができる
。別の言い方をすれば、キー型連結インターフェース137、150は、オブチュレータ
103が針105に対する固定された角度配向を画定することを確約することができる。
連結インターフェース137、150は、同じく、刺入事象時のアクセス組立体106の
回転の間中、例えばドライバ(例えばドリル)を介してのアクセス組立体106の回転の
間中、固定された角度配向を維持することができる。
[0110]引き続き図14Aを参照して、アクセス組立体106の組立中、腕部又は突出部
132は針ハブ140のスカート部168の上を進められることができる。突出部132
のスナップインターフェース又は内方突起134は、スカート部168の下面を把持して
連結ハブ110と針ハブ140を連結状態に維持することができる。例示されている実施
形態では、スカート部168は実質的に外方突起の形状をしており、腕部132の内側表
面は実質的に突起が受け入れられる陥凹を画定している。他の実施形態では、突起/陥凹
インターフェースは入れ換わっていてもよい。例えば、腕部132が突起を画定していて
、突起がオブチュレータハブ110を針ハブ140と連結するべくスカート部168によ
って画定されている陥凹の中へ受け入れられるというのであってもよい。
[0111]突出部132とハブ168は集合的に解放可能係合機構262と呼称されてもよ
い。解放可能係合機構262は、包装からの取り出し時及び/又はドリル又は他のドライ
バとの連結時の様なアクセス組立体106の一般的な扱い中にオブチュレータハブ110
と針ハブ140を一体に連結させたまま保つように構成されていてもよい。但し、解放可
能係合機構262は、連結ハブ110へ針ハブ140に対して近位方向に十分な抜去力が
加えられれば解放され得る比較的弱い連結を提供するものであってもよい。例えば、解放
可能係合機構262は、連結ハブ110を針ハブ140と係合されたまま保とうとする連
結力を提供していてもよい。近位方向の向きの力が解放可能係合機構262の連結力を超
えると、解放可能係合機構262は連結ハブ110を係合解除して連結ハブ110が針ハ
ブ140から引き出されることを許容することができる。様々な実施形態では、連結力(
即ち、連結ハブ110への近位方向の向きの力を打ち消す力)は、約0.25ポンド(1
13.398グラム)以下、約0.5ポンド(226.796グラム)以下、約0.75
ポンド(340.194グラム)以下、約1.0ポンド(453.592グラム)以下、
約1.5ポンド(680.388グラム)以下、又は約2.0ポンド(907.184グ
ラム)以下であり得る。
[0112]特定の実施形態では、解放可能係合機構262は、針105と針105が刺入さ
れる骨の間の包埋力より有意に低い連結力を提供している。別の言い方をすれば、解放可
能係合機構は、カニューレハブ140が骨の中へ導入された後、骨内に位置付けられたカ
ニューレ204を維持する骨によってカニューレ204側へ与えられる力より規模の小さ
い近位方向の向きの力を連結ハブ110へ与えることによって、連結ハブ110がカニュ
ーレハブ140から連結解除されることを許容するように構成されることができる。
[0113]したがって、幾つかの実施形態では、アクセス組立体106を骨の中へ導入した
後、使用者が解放可能係合機構262の連結力を超える任意の量の力でオブチュレータハ
ブ110を後方へ又は近位方向に引きさえすれば、オブチュレータハブ110は針ハブ1
40から自動的に係合解除されるはずである。更に、オブチュレータハブ110は針ハブ
140及び患者から引き出され、針ハブ140は骨内に留まることができる。一部の事例
では、使用者は、アクセス組立体106が骨の中へ導入された後に片手を使ってハブ11
0を針ハブ140から抜去することができる。解放可能係合機構262の他の適切な配設
も考えられる。
[0114]引き続き図14Aを参照して、アクセス組立体106が組立状態にあるとき、シ
ールド167はオブチュレータ103と針ハブ140のそれぞれとロック解除状態で連結
されることができる。具体的には、オブチュレータ103の近位端は陥凹415より大き
い直径を画定し得る。オブチュレータ103のこの大直径領域は、使用者がオブチュレー
タハブ110を針ハブ140から抜去することを所望したときに、シールド167をロッ
ク解除状態に維持してオブチュレータ103がシールド167に対して近位方向に並進す
るのを許容することができる。
[0115]シールド167がロック解除状態にあるとき、腕部は外方に偏向されていて、シ
ールド167の弾性腕部の外方突起421、422を針ハブ140の溝166内に着座さ
せるか又はそれ以外のやり方で位置付けることができる。こうして外方突起421、42
2は、シールド167を通ってのオブチュレータ103の引き出しの初期段階の間はシー
ルド167を針ハブ140に対して固定された長手方向位置に維持するべく溝166と協
働することができる。他の実施形態では、溝166と外方突起421、422は入れ換わ
っていてもよい。
[0116]幾つかの実施形態では、針ハブ140は、薄型半径方向外形を画定することがで
き、そのことは好都合であるだろう。例えば、最大横断方向周囲170はオブチュレータ
ハブ110に対して内部側に位置付けられることができる。また針ハブ140のこの同じ
部分は、以下で更に論じられている様に、方法のより後の段階にて固定装置109へ接続
される。こうして、針ハブ140は、針105が患者の中へ刺入された後に、患者にとっ
て邪魔になりにくく且つ針105を断裂させかねない偶発的接触を被りにくい薄型外形を
画定することができる。針ハブ140の最大横断方向周囲170を画定し得る針ハブ14
0の接続領域169は、こうして、方法の初期段階の間はオブチュレータハブ110と個
別に又は順次に接続することができ、方法のより後の段階では、固定装置109と個別に
又は順次に接続することができる。例示されている実施形態では、針ハブ140の何れの
部分も最大横断方向周囲170を越えて横方向外方に延びていない。別の言い方をすれば
、システム回転軸AROTに沿って見た際に、針ハブ140の何れの部分も、回転軸AR
OTから離れて針ハブ140の最大横断方向周囲170より大きい距離を延びていない。
[0117]図14Bは、患者Pの骨Bの内部へのアクセスを提供するために使用された後の
アクセス組立体106の断面図である。例えば、描かれている段階に先立って、アクセス
組立体106は何れかの適切なドライバと連結されることができ、次いで使用者はドライ
バを作動させ、針105及びオブチュレータ103を下へ押しながら骨Bの中へと穿孔し
てゆくことができる。ドライバは、その後、図示の様にアクセス組立体106をその場に
残してアクセス組立体106から取り外されることができる。
[0118]図14Cは、針組立体104を患者Pの骨B内に留まる針105と共にその場に
残してオブチュレータ組立体102が針組立体104から抜去された後の段階を描いてい
る。例示されている実施形態では、オブチュレータ組立体102は近位方向に引かれるこ
とによって抜去されることができる。幾つかの実施形態では、オブチュレータ102の抜
去は、オブチュレータ先端との不注意による接触を防止するために、シールド167に、
オブチュレータ103に沿って遠位方向に滑動しオブチュレータ103の遠位端上へクラ
ンプするよう仕向ける(例えば、図14Aに示されている様にばね押し腕部が陥凹415
の中へパチンと入る)。
[0119]図14Dは、例示としての方法のより後の段階であって、延長器組立体107が
針組立体104へ連結される段階の斜視図である。具体的には、延長器組立体107のコ
ネクタ202が針組立体104のコネクタ160へ連結される。一部の事例では、針組立
体104が骨Bの中へ刺入された後に素早く延長器組立体107を針組立体104へ接続
するのが望ましいことがある。そうすることで、例えば緊急事態での重要な薬物及び/又
は他の流体の患者Pへの速やかな送達を可能にすることができる。したがって、一部の事
例では、固定装置109を針ハブ140へ連結する前に、延長器組立体107を介するな
どして骨Bの内部との流体連通を実現するのが望ましいかもしれない。
「0120」図14Eは例示としての方法のより後の段階であって、固定装置109が開配
向にあるまま針ハブ140の周りに設置される段階の斜視図である。延長器組立体107
は、固定装置109の針ハブ140への連結中も中断無く針ハブ140へ連結されたまま
の状態に留まることができる。
[0121]図14Fは、例示としての方法のより後の段階であって、固定装置109が、描
かれている視点では視認できない針ハブ140を周って閉配向へ移行されたところの平面
図である。固定装置109の第1区分301及び第2区分302は互いに接近してロック
320を介して一体に固定される。例示されている実施形態では、第1ドレッシング材3
31及び第2ドレッシング材332は、図14Eに描かれている様に固定装置109が開
いているときの重なり合った状態から、固定装置190が閉じられたときの重なり合って
いない状態へ移る。例示されている実施形態では、固定装置109が閉じられているとき
、第1ドレッシング材331と第2ドレッシング材332は、互いから隔てられていて、
どの部分も重なり合った状態にない。
[0122]例示されている実施形態では、固定装置109は患者Pの腕へ連結されようとし
ている。プルタブ397、398が外方に引かれて各ドレッシング材331、332の接
着性の層を露出させると、当該接着性の層が患者の皮膚Sに押し当てられて、針ハブ14
0を患者Pに対して、より具体的には患者Pの刺入部位又はアクセス部位に対して、所定
位置に定着させることになる。
[0123]図14Gは、例示としての方法のより後の段階であって、ライナー395、39
6(図11)がドレッシング材331、332から除去され、ドレッシング材331、3
32の接着性の層が患者Pの皮膚Sへ押し当てられる段階の平面図である。各ドレッシン
グ材331、332の腕部が確実な付着と薄型外形を実現するように腕の周りに巻かれた
ところである。
[0124]図15は閉配向にある別の実施形態のクランプ510の平面図である。クランプ
510は上述のクランプ310に幾つかの点で似ている。したがって、同様の特徴は、先
頭の桁を「5」に増分して同様の符号で表されている。類似していると識別される特徴に
関し以上に述べられている関連した開示は、したがって、以下では繰り返されない。また
、クランプ510の具体的な特徴は、図面中に符号によって図示又は識別されてもいなけ
れば下記の書面による説明の中で特に論じられてもいないかもしれない。しかしながら、
その様な特徴は、他の実施形態に描かれている及び/又はその様な実施形態に関して説明
されている特徴と明らかに同じか又は実質的に同じということもある。したがって、その
様な特徴の関連する説明はクランプ510の特徴に等しく適用される。クランプ310に
関して説明されている特徴及び同特徴の変形型の何れかの適した組合せがクランプ510
と共に採用されることもでき、その逆もしかりである。開示のこのパターンは、以降の図
に描かれ以下に説明される更なる実施形態にも等しく適用され、先頭の桁は更に増分され
ることになる。また、クランプ510は、骨内アクセスシステム100と共に使用されて
もよいし、又は本明細書のどこか他の箇所で説明されている様な何れかの他の適切なシス
テムと共に使用されてもよい。
[0125]クランプ510は、クランプ510が閉配向にあるときに、その長さに沿って互
いに接触する外側腕部543、546を含んでいる。別の言い方をすれば、クランプ31
0とは違って、クランプ510はそれの外側腕部543と546の間にギャップを含んで
いない。外側腕部543、546の内側面と一組の内側腕部541、543は、クランプ
510の伸長軸AEに沿って整列されることができる。
[0126]図16は、閉配向にある別の実施形態のクランプ610の分解斜視図である。ク
ランプ610は、本体613と、第1摩擦強化(換言すれば、摩擦促進)用又は把持用イ
ンサート614と、第2摩擦強化用又は把持用インサート615と、を含むことができる
。インサート614、615は、クランプ610の空洞649内に配置させることができ
、クランプ610が針ハブ140へ固定されるときに針ハブ140へ接触するように位置
付けられるものである。把持用インサート614、615は、針ハブ140との強化され
た摩擦係合を提供することができる。把持用インサート614、615は、エラストマー
材料(例えばシリコン)の様な何れかの適切な材料で形成されることができる。
[0127]インサート614、615は、何れの適切なやり方で本体613と連結されても
よい。例示されている実施形態では、本体613は複数の開口部616を画定していて、
インサート614、615は、図17に示されている様に開口部616を外方の向きに通
り抜けて本体613の外側表面に係合する構成の複数のタブ617を画定している。
[0128]図18から図23は、別の実施形態の固定装置709の運用の様々な局面での様
々な図である。図18は開状態又は開条件にある固定装置709を描いている。図19は
、開条件にある固定装置709の別の斜視図であり、固定装置のクランプ部分は破線で描
かれている。図20は、閉状態又は閉条件にある固定装置709の斜視図である。図21
は、閉配向にあって針ハブ740へ連結されている固定装置709の斜視図である。図2
2は、固定装置709及び針ハブ740の断面図であって、針ハブ740の固定装置70
9に対する軸不整合条件を描いている。図23は、針ハブ740が固定装置709に対し
て軸整合条件にある固定装置709及び針ハブ740の別の断面図である。
[0129]引き続き図18から図23を参照して、固定装置709は、針ハブ740(図2
2参照)を複数の角度のうちの何れかの角度で捕捉するためのヒンジ804とロック82
0(例えばスナップ又はラッチ)を含むことができる。固定装置709は、針ハブ740
のフランジ又は円盤部分741(図22参照)の捕捉を可能にさせる内方に突き出た突起
809を含んでいる。突起809は、針ハブ740が固定装置709の内部に複数の角度
のうちの何れかの角度で設置されることができるように設置され大きさを定められている
。固定装置709は、針(針ハブ740と連結されている)が患者の中へ刺入された後の
固定装置709の設置を許容することのできる二枚貝構成を備えることができる。更なる
事例では、二枚貝構成は、針ハブ740が延長器管材又は流体アクセス用の他の装置例え
ば延長器セット107(図1参照)などのねじの切られたルアー接続部へ装着された後の
、針ハブ740への固定装置709の連結を許容することができる。ここに説明されてい
る他の実施形態の場合の様に、固定装置709は、針ハブ740を捕捉し、針ハブ740
を患者に対して固定して、針ハブの不測の脱落の制止又は防止を図るために使用すること
ができる。
[0130]固定装置709は、固定装置709が開条件にあるときには互いに対して可動又
は回転可能であって、固定装置709をロック条件又は閉条件に維持するべく互いへ固定
されることのできる、第1区分801と第2区分802を含むことができる。固定装置7
09は、ハウジング又はクランプ810と、2つの区分に形成されていてもよい接着性ド
レッシング材(換言すれば、創傷被覆材)と、を含むことができる。具体的には、接着性
ドレッシング材は、接着性ドレッシング材831ともう一方の接着性ドレッシング材83
2を含んでいる。クランプ810はヒンジ804を含むことができる。クランプ810は
、それの表面806が実質的にそれの表面807と接触を果たすように閉じられることが
できる。
[0131]クランプ810は、ラッチ870とキャッチ871を組み入れているロック機構
又はロック820のおかげで閉状態に維持されることができる。ラッチ870とキャッチ
871の特徴又は表面は、閉構成を維持するように互いと係合することができる。具体的
には、ラッチ870はキャッチの表面875に係合する表面873を含むことができる。
[0132]ドレッシング材831、832はクランプ810へ結合されることができる。ド
レッシング材は、身体部分(例えば、腕、脚)へ、クランプ810が身体部分に対して同
様に付着され実質的に定着されるように、適用されることができる。
[0133]クランプ810の内側は複数の内方に張り出す(換言すれば、突出する)突出部
又は突起809を含んでいる。例示されている実施形態では、3組の突起809がクラン
プ810の内側を周って互いから角度的に離間されている。突起の各組は4つの突起80
9を含んでいて、それらは垂直方向に整列されている。突起の組同士は互いから角度的に
120度離間されており又はオフセットされている。他の又は更なる実施形態は、より大
きな又はより小さい突起809、異なる幾何学的構成の突起809、より多くの又はより
少ない突起809、より多くの又はより少ない突起の組、及び/又は、突起の組間の異な
る間隔、を有していてもよい。
[0134]例示されている実施形態は、外方に延びる円盤又はフランジ741(図22参照
)を含んでいる針ハブ740に係合するのにとりわけ適している。クランプ810がハブ
740を周って閉じられたとき、突起809のサブセットがフランジ741に係合するこ
とができる。これは、ハブ740が既に別体のアクセス装置へ固定された後に、まずアク
セス装置をハブ740から取り外す必要なしに、固定装置709をハブ740へ固定させ
られるようにする。
[0135]多くの事例では、ハブ740が患者の身体の中へ設置された後、流体を吸引する
か又は注入するかのどちらかのためにアクセス装置をハブ740へ接続するのが望ましい
こともある。一部の事例では、アクセス装置は、以上の論じられている延長器セット10
7の様な延長器セットを介してハブ740へ接続されるようになっていることもある。ま
た、アクセス装置又は延長器セットをその場に留置させるのが望ましいこともあるだろう
。例示されている実施形態では、固定装置709は、実質的に、クランプ810を開条件
にしたままハブ740の周りに設置されることができる。これは、吸引接続又は注入接続
がその場に留まることを可能にさせる。次いで、クランプ810は、突起809がハブフ
ランジ741に係合するようにしてハブ740の周りに閉じられ、こうしてハブ740の
クランプ810に対する位置を固定させる。次いで、ドレッシング材831、832が患
者の身体へあてがわれて実質的に固定装置709を患者の身体へ定着させる。
[0136]クランプ810は、ハブ740が、クランプ810によって画定される空洞の長
手方向軸に対して、様々な異なる配向のうちの何れかにて軸不整合になるのを許容するこ
とができる。突起809は、ハブフランジ741が垂直方向に隣接する突起809の間に
保持されることができるような、高さ、幅、又は長さの、及び/又は、隣接する突起80
9に対する間隔の、突起であってもよい。また、角度的に隣接する突起間の間隔は、ハブ
フランジ741がクランプ810の長手方向軸に対して或る角度に位置付けられるのを許
容するような間隔であってもよい。フランジ741の厚さ及び/又は直径も同じく、ハブ
740が軸整合の配向にあるときにフランジ741が突起809のサブセットによって保
持されることを可能にするように、及びハブ740が軸不整合の配向にあるときにフラン
ジ741が突起809の異なるサブセットによって保持されることを可能にするように、
突起809の大きさ、形状、及び/又は配向を考慮に入れることができる。
[0137]一部の事例では、突起809があまりに小さい及び/又はあまりに間隔が開いて
いる(例えば垂直方向に又は角度的に)場合、突起809はハブフランジ741にしっか
り係合しない。一部の事例では、突起809があまりに大きい及び/又はあまりに間隔が
詰まっている(例えば垂直方向に又は角度的に)場合、フランジ741は、突起809の
間に進入して突起によって係合されることが許容されず、及び/又は、患者の皮膚又は解
剖学的構造の非平面状の表面により広く適合するように角度の付いた又は軸不整合の構成
を実現することを阻まれる。
[0138]ロック820は、以上に説明されているようなやり方で、自動的に閉じられるこ
とができる。同様に、例示されているロック820は選択的に係合解除されることができ
る。具体的には、例示されている実施形態では、ロック820は、表面821(図18及
び図20)へ力を加えて、ラッチ870を回転させてキャッチ871から浮かせることに
よって、又は別の言い方をすれば表面873と表面875を係合解除させることによって
、解放される。
[0139]例示されている実施形態では、クランプ810は円筒形であり、ハブフランジ7
41は円盤形状又は円筒形である。他の実施形態では、クランプ810は、突起809が
ハブフランジ741に係合するのを許容する様々な他の形状又は構成の何れかとすること
ができる。更に他の又は更なる実施形態では、フランジ741は突起809が様々な配向
でフランジ741に係合するのを許容する何れかの形状であってもよい。フランジ741
は、示されている様に連続であってもよいし、又は非連続であってもよい。
[0140]例示されている実施形態では、ヒンジ804は、何れかの適したプラスチックか
ら製造されるようなリビングヒンジである。他の実施形態では、ヒンジ804は、何れか
の適切な設計であってよく、第1区分802と第2区分802が互いに対して開配向と閉
配向の間で回転することを許容することができる。
[0141]クランプ810は、プラスチック、金属、木、又は他の剛性材料の様な、何れか
の適切な材料から製造されることができる。突起809は、クランプ810の他の部分と
同じ材料又は異なる材料で形成されることができる。
[0142]図24は、或る実施形態の骨内アクセスシステム100を含んでいるキット90
0を描いている。キット900は、患者の骨の内部との流体連通を実現するためにアクセ
ス組立体106と連結されることのできる手動ドライバ902を含むことができる。キッ
ト900の構成要素は、ここに論じられている様々な方法で使用されることができる。
[0143]キット900は、骨内アクセスシステム100の構成要素の何れかの適切な組合
せを含むことができる。キット900には、更に、アクセス組立体106を患者へ刺入す
る前にアクセス部位を前処理するのに使用されることのできる消毒用又は部位前処理用パ
ッド(図示せず)の様な他の構成要素も含められることができる。幾つかの実施形態では
、キット900は説明書904を含んでいる。説明書904は、以上に論じられている処
置の何れかの様な、骨の内部へのアクセスを実現するための方法の諸工程の何れか又は全
てを遂行するための指示を含むことができる。例えば、幾つかの実施形態では、説明書9
04はアクセスシステム100についての使用のための説明書である。他の又は更なる実
施形態では、説明書904はその様な指示にアクセスするための指示を提供していてもよ
い。例えば、説明書904は、アクセスシステム100を使用するための説明書を見つけ
るために使用できるウェブアドレス、メーリングアドレス、及び/又は電話番号を掲載し
ていてもよい。上記項目の1つ又はそれ以上が、何れかの適切な包装906の中及び/又
は上(例えば説明書のケース)に含まれていてもよい。
[0144]「患者」という用語は、ここでは広範的に用いられていて、限定的とされること
を意図していない。患者は、例えば、病院か応急処置現場か他の環境かを問わず、ここに
論じられている方法又は治療の何れかを受ける何れかの個体、とすることができる。「患
者」という用語は、ヒト、哺乳類、又はここに説明されている実施形態に適合する解剖学
的構造を持つ何れかの他の動物を含む。
[0145]上記詳細な説明は、例示を目的に多くの明細事項を包含しているが、当業者には
認識される様に、付随の詳細事項に対する多くの変形型及び修正型がなされる余地があり
、それらはここに含まれるものと考えられる。したがって、上記実施形態は、示されてい
る特許請求の範囲の何れの請求項に対しても一般性を失うこと無く、且つ限定を課すこと
無く示されている。更に理解しておくべきこととして、ここで使用されている用語法は、
専ら特定の実施形態を説明することが目的であり、限定的とされることを意図していない
。別途定義されていない限り、ここに使用されている全ての技術用語及び科学用語は、こ
の開示が属する分野の当業者によって普通に理解されているのと同じ意味を有する。
[0146]ここに開示されている方法は何れも、説明されている方法を遂行するための1つ
又はそれ以上の工程又は行為を備えている。方法の工程及び/又は行為は互いに入れ替え
られてもよい。言い換えれば、実施形態の適正な運用について工程又は行為の特定の順序
が要求されていない限り、特定の工程及び/又は行為の順序及び/又は使用は修正され得
るということである。
[0147]本明細書及び付随の特許請求の範囲での使用に際し、原文の単数を表す冠詞「a
」、「an」、及び「the」の対訳である「或る」、「一」、及び「当該」は、文脈上
明白に別段の指示のない限り、複数の言及対象物を含む。ゆえに、例えば「或る層」とい
う言い方は複数のその様な層を含む。
[0148]本開示では、原文の「comprises」、「comprising」、「c
ontaining」、及び「having」などの対訳である「備える」、「備えてい
る」、「包含している」、及び「有している」などは、米国特許法においてそれらへ与え
られる意味を有し得るものとし、原文「include」、「including」など
の対訳である「含む」、「含んでいる」などを意味し得るものであり、概して開放型の用
語であると解釈される。原文の「consisting of」又は「consists
of」の対訳である「○○からなっている」又は「○○からなる」という用語は閉鎖型
の用語であり、その様な用語と関連付けて特定的に挙げられている構成要素構造、工程、
など、しか含まず、やはり同じく米国特許法に従う。「Consisting esse
ntially of」又は「consists essentially of」の対
訳である「本質的に○○からなっている」又は「本質的に○○からなる」は、概して米国
特許法によってそれらへ与えられる意味を有する。具体的には、その様な用語は、概して
閉鎖型の用語であるが、但し、それと関連して用いられている(単数又は複数の)品目の
基本的な又は新規性のある特性又は機能に実質的に影響を及ぼさない追加の品目、材料、
構成要素、工程、又は要素の包含を許容するという例外が付く。例えば、組成物中に存在
しているが組成物の性質又は特性に影響を及ぼさない極微量要素は、「本質的に○○から
なっている」という言葉の下に存在しているなら、その様な用語法に従った品目の一覧に
明確に記載されていなくても許容され得るということになる。「備えている」又は「含ん
でいる」の様な開放型の用語を明細書の中で使用するにあたり、「本質的に○○から成っ
ている」という言葉並びに「本質的に○○からなる」という言葉に対しても、明示的に表
明されているかの様に直接支援が与えられるべきあり、逆もまた然りである、と理解して
いる。
[0149]説明の中に、及び特許請求の範囲の中に、「第1」、「第2」、「第3」、「第
4」、などの用語がある場合、それらは、類似の要素同士を区別するために用いられてい
るのであって、必ずしも特定の配列的又は時系列的な順序を記述するために用いられてい
るとは限らない。その様に使用されている用語は、ここに説明されている実施形態が例え
ばここに例示されているか又は別のやり方で説明されている以外のシーケンスでの運用が
可能であるという様な、適切な状況下に入れ替え可能であるものと理解されたい。同じく
、ここで方法が一連の工程を備えていると記述されている場合、ここで提示されているそ
の様な工程の順序は、必ずしも、その様な工程が遂行される唯一の順序であるとは限らず
、述べられている工程の幾つかは場合により省略される余地があり、及び/又はここに説
明されていない幾つかの他の工程が場合により方法へ追加される余地がある。
[0150]説明の中に、及び特許請求の範囲の中に、「左」、「右」、「前」、「後」、「
頂部」、「底部」、「上」、「下」、などの用語がある場合、それらは、説明目的で用い
られているのであって、必ずしも永久的相対位置を記述するために用いられているとは限
らない。その様に使用されている用語は、ここに説明されている実施形態が例えばここに
例示されているか又は別のやり方で説明されている以外の配向での運用が可能であるとい
う様な、適切な状況下に入れ替え可能であるものと理解されたい。「連結されている」と
いう用語は、ここでの使用に際し、何れかの適切なやり方で直接的又は間接的に接続され
ている、と定義される。ここで、互いに「隣接している」と記述されている物体は、当該
語句が用いられている文脈に応じて適宜に、互いに物理的に接触している、互いに密に近
接している、又は互いに同じ全体的領域又は区域にある、とされ得る。ここでの「1つの
実施形態では」又は「1つの態様では」という語句の出現は、必ずしも全てが同じ実施形
態又は同じ態様を指しているとは限らない。
[0151]ここでの使用に際し、「実質的に」という用語は、作用、特徴、特質、状態、構
造、品目、又は結果の完全又はほぼ完全な範囲又は程度をいう。例えば、「実質的に」取
り囲まれているとされる物体は、物体が完全に取り囲まれている又はほぼ完全に取り囲ま
れている、のどちらかを意味することになる。絶対完全からのずれの厳密な許容され得る
程度は、場合により、個々の文脈に依存し得る。しかしながら、一般的に言えば、完全に
近いということは、あたかも絶対的且つ全面的な完全が得られたのと同じ総体的結果を有
することになるであろう。「実質的に」の使用は、作用、特徴、特質、状態、構造、品目
、又は結果の完全又はほぼ完全な欠如をいうのに否定的な含意で用いられる場合も等しく
適用される。例えば、「実質的に」粒子が無いとされる組成物は、粒子を完全に欠いてい
るか、又はほぼ完全に欠いているので効果はあたかも粒子を完全に欠いた場合と同じにな
るはず、のどちらかということになる。言い換えれば、「実質的に」或る成分又は要素が
無いとされる組成物は、なおも実際にはその様な品目を、その測定可能な効果が何もない
限りにおいて、包含し得るのである。
[0152]ここでの使用に際し、「約」という用語は、所与の値が数的範囲の終点よりも「
僅かに上」又は「僅かに下」であり得ることを前提として当該数的範囲の終点に対する柔
軟性を提供するのに用いられている。また、「約」又は「大凡」という用語又は他の用語
を使用するなどしての近似値への言及(本明細書全体を通してなされている)に関し、幾
つかの実施形態では、値、特徴、又特性は、近似値無しに特定されることもできるものと
理解されたい。例えば、「約」、「実質的に」、及び「概ね」の様な修飾語が使用されて
いる場合、これらの用語はそれらの範囲の内に、それぞれの修飾語を欠く場合の被修飾語
を含める。例えば「実質的に垂直」という用語が特徴に関して記載されている場合、更な
る実施形態では、特徴は厳密に垂直な配向を有し得るものと理解している。
[0153]ここでの使用に際し、複数の品目、構造的要素、組成的要素、及び/又は材料は
、便宜上、共通の一覧に提示されているかもしれない。しかしながら、これらの一覧は、
一覧の各要素が別々で固有の要素として個別に識別されているかのごとくに解釈されるべ
きである。したがって、その様な一覧の個々の要素は何れも、それとは反対の示唆無しに
共通の群の中にそれらが表現されていることだけを根拠に、同じ一覧の何れかの他の要素
の事実上の等価物であると解釈されてはならない。
[0154]ここには、濃度、数量、及び他の数的データが範囲形式で表され又は提示されて
いるかもしれない。理解しておくべきこととして、その様な範囲形式は、もっぱら便宜さ
と簡潔さために使用されており、したがって、範囲の限界として明示的に記載されている
数値を含むのみならず、当該範囲の内に網羅される個々の数値全て又は部分範囲をも、そ
れら各数値及び部分範囲が明示的に記載されているかのごとくに含むべく、柔軟に解釈さ
れるものとする。例示として、「約1から約5」の数的範囲は、明示的に記載されている
約1から約5までという値のみならず、指示されている範囲の内の個々の値及び部分範囲
をも含むものと解釈されるべきである。よって、この数的範囲の内には、2と3と4の様
な個別の値及び1から3、2から4、及び3から5などの様な部分範囲、並びに単独での
1、2、3、4、及び5が含まれる。
[0155]この同じ原理は、たった1つの数値を最小値又は最大値として記載している範囲
に適用される。更に、その様な解釈は、記述されている範囲の広がり又は特性の広がりに
関係なく適用されるものとする。
[0156]本明細書全体を通して、「或る実施例」という言及があれば、それは、実施例に
関連して説明されている特定の特徴、構造、又は特性が少なくとも1つの実施形態に含ま
れていることを意味する。ゆえに、本明細書全体を通して様々な場所に「或る実施例では
」という語句が登場しているからといって、必ずしもどれもが同じ実施形態を指している
とは限らない。
[0157]本明細書全体を通しての「或る実施形態」又は「当該実施形態」への言及は、当
該の実施形態に関連して説明されている特定の特徴、構造、又は特性が少なくとも1つの
実施形態に含まれていることを意味する。ゆえに、本明細書全体を通して記載されている
引用句又はその変化形は、必ずしもどれもが同じ実施形態を指しているとは限らない。
[0158]同様に、実施形態の以上の説明では、開示を合理化することを目的に、様々な特
徴がときには単一の実施形態、図、又はその説明の中で群にまとめられていることもある
ことを認識されたい。しかしながら、この開示方法は、特許請求の範囲の何れかの請求項
が当該請求項に明確に記載されているより多くの特徴を要求するとの意図を反映するもの
であると解釈されてはならない。むしろ、付随の特許請求の範囲が反映している様に、進
歩的な態様は、何れかの単一の上記の開示されている実施形態の全ての特徴より少数の特
徴の組合せに存する。
[0159]この書面による開示の次に続く特許請求の範囲は、これにより、特許請求の範囲
の各請求項が別々の実施形態として自立しているものとして、明確に本開示書面の中へ組
み入れられる。この開示は、独立請求項とそれらの従属請求項との全ての並び替えを含む
。また、独立請求項及びそれに付随する従属請求項からの導出の可能な追加の実施形態も
明確に本記載書面に組み入れられる。これらの追加の実施形態は、所与の従属請求項の従
属性を「請求項[x]までの且つ請求項[x]を含む上記請求項の何れか一項」という語
句と置き換えることによって確定され、ここに、括弧でくくられた用語[x]は、直近に
記載されている独立請求項の番号と置き換えられる。例えば、独立請求項1で始まる第1
の請求項セットについて、請求項3は請求項1と請求項2のどちらかに従属し、これらの
別々の従属性は2通りの相異なる実施形態を現出させることができ、請求項4は請求項1
、請求項2、又は請求項3の何れか一項に従属し、これらの別々の従属性は3通りの相異
なる実施形態を現出させることができ、請求項5は請求項1、請求項2、請求項3、又は
請求項4の何れか一項に従属し、これらの別々の従属性は4通りの相異なる実施形態を現
出させ、以下同様である。
[0160]特許請求の範囲の請求項での、特徴又は要素に関する「第1」という用語の記載は、必ずしも第2の又は追加のその様な特徴又は要素の存在を示唆しているとは限らない。特に手段プラス機能形式で記載されている要素があれば、それは合衆国法典第35巻、第112条(f)に従って解釈されるものとする。必須の手段プラス機能形式で提示されていない要素は、合衆国法典第35巻、第112条(f)に従って解釈されないものとする。独占的所有権又は特権が請求される発明の実施形態は付随の特許請求の範囲にある通りに定義される。
本発明は、以下の態様を含む。
(態様1)
ハブと、
前記ハブへ連結されているカニューレであって、患者の骨の中へ導入されて前記骨の内部と前記ハブの間に流体連通を提供するように構成されている遠位端を備えるカニューレと、
開配向から閉配向へ移行されたときに前記ハブと連結するように構成されている固定装置であって、当該固定装置は、当該固定装置が前記開配向にあるときには互いから隔てられるように構成されていて且つ当該固定装置が前記閉配向にあるときには互いに接近し及び互いへ固定されるように構成されている第1区分と第2区分、を備えており、前記第1区分は、
当該固定装置が前記閉配向で前記ハブと連結されているときに、前記ハブの一部分をその中に受け入れ、前記ハブに接触して、前記ハブの当該固定装置に対する運動を拘束するように構成されている第1受け口、及び、
前記第1受け口へ連結されている第1腕部であって、当該固定装置が前記閉配向で前記ハブと連結されているときに、前記第1受け口に前記ハブへ向けてバイアスをかけるように構成されている第1腕部、を備えている、
固定装置と、
を備えているシステム。
(態様2)
前記第1腕部は、前記固定装置が前記閉配向に入ると撓み状態になるように構成されている、態様1のシステム。
(態様3)
前記第1腕部は、前記固定装置が前記閉配向にある間は前記撓み状態に留まって前記第1受け口に前記ハブへ向けて継続的にバイアスをかけるように構成されている、態様2のシステム。
(態様4)
前記第1腕部の少なくとも一部分は、前記固定装置が前記開配向にあるときの弛緩状態から、前記固定装置が前記閉配向へ移行されるにつれて変形状態へ移行するように構成されている、態様1のシステム。
(態様5)
前記第1腕部の前記少なくとも一部分は、前記固定装置が前記閉配向にある間は前記変形状態に留まって前記第1受け口に前記ハブへ向けて継続的にバイアスをかけるように構成されている、態様4のシステム。
(態様6)
前記第2区分は、
前記固定装置が前記閉配向で前記ハブと連結されているときに、前記ハブの一部分をその中に受け入れ、前記ハブに接触して、前記ハブの前記固定装置に対する運動を拘束するように構成されている第2受け口、及び、
前記第2受け口へ連結されている第2腕部であって、前記固定装置が前記閉配向で前記ハブと連結されているときに、前記第2受け口に前記ハブへ向けてバイアスをかけるように構成されている第2腕部、
を備えている、態様1のシステム。
(態様7)
前記第2腕部は、前記固定装置が前記閉配向に入ると撓み状態になるように構成されている、態様6のシステム。
(態様8)
前記第2腕部は、前記固定装置が前記閉配向にある間は前記撓み状態に留まって前記第2受け口に前記ハブへ向けて継続的にバイアスをかけるように構成されている、態様7のシステム。
(態様9)
前記第2腕部の少なくとも一部分は、前記固定装置が前記開配向にあるときの弛緩状態から、前記固定装置が前記閉配向へ移行されるにつれて変形状態へ移行するように構成されている、態様6のシステム。
(態様10)
前記第2腕部の前記少なくとも一部分は、前記固定装置が前記閉配向にある間は前記変形状態に留まって前記第2受け口に前記ハブへ向けて継続的にバイアスをかけるように構成されている、態様9のシステム。
(態様11)
前記固定装置は、当該固定装置を前記閉配向に維持するように構成されているロックを備えており、前記第1腕部は前記第1受け口と前記ロックの間を延びており、前記第2腕部は前記第2受け口と前記ロックの間を延びている、態様6のシステム。
(態様12)
前記固定装置は、当該固定装置が前記開配向から前記閉配向へ移行するときに前記第1区分と前記第2区分が互いに対してその周りを回転するヒンジ、を更に備えている、態様11のシステム。
(態様13)
前記ヒンジと前記ロックは、前記固定装置が前記ハブと連結されているときの当該ハブの互いに反対側にある、態様12のシステム。
(態様14)
前記第1区分は、前記第1受け口へ連結されていて前記第1受け口と前記ヒンジの間を延びている第3腕部を更に備え、前記第2区分は、前記第2受け口へ連結されていて前記第2受け口と前記ヒンジの間を延びている第4腕部を更に備えている、態様12のシステム。
(態様15)
前記第3腕部と前記第4腕部のそれぞれは、前記固定装置が前記閉配向に入ると撓み状態になるように構成されている、態様14のシステム。
(態様16)
前記第3腕部と前記第4腕部のそれぞれは、前記固定装置が前記閉配向にある間は前記撓み状態に留まって前記第1受け口及び前記第2受け口に前記ハブへ向けてそれぞれ継続的にバイアスをかけるように構成されている、態様15のシステム。
(態様17)
前記第3腕部と前記第4腕部のそれぞれの少なくとも一部分は、前記固定装置が前記開配向にあるときの弛緩状態から、前記固定装置が前記閉配向へ移行されるにつれて変形状態へ移行するように構成されている、態様14のシステム。
(態様18)
前記第3腕部と前記第4腕部のそれぞれの前記少なくとも一部分は、前記固定装置が前記閉配向にある間は前記変形状態に留まって前記第1受け口及び前記第2受け口に前記ハブへ向けてそれぞれ継続的にバイアスをかけるように構成されている、態様17のシステム。
(態様19)
前記第1区分は前記第1受け口へ連結されている第3腕部を更に備え、前記第2区分は前記第2受け口へ連結されている第4腕部を更に備え、前記第1腕部、前記第2腕部、前記第3腕部、及び前記第4腕部は、前記固定装置が前記閉配向で前記ハブへ連結されているときは前記第1受け口と前記第2受け口に互いへ向けてバイアスをかけるように構成されている、態様6のシステム。
(態様20)
前記第1腕部は、前記第1受け口のその外部から離れて延びている、態様1のシステム。
(態様21)
前記第1腕部は、前記固定装置が前記閉配向で前記ハブと連結されているときに前記ハブと接触していない、態様1のシステム。
(態様22)
前記固定装置は前記第1区分と前記第2区分のそれぞれの少なくとも一部分を画定しているクランプを備えており、前記クランプは、前記固定装置が前記開配向から前記閉配向へ移行されるときに前記第1区分と前記第2区分がその周りを回転するヒンジ、を備えている、態様1のシステム。
(態様23)
前記ヒンジはリビングヒンジを備えている、態様22のシステム。
(態様24)
前記ヒンジは回転軸を画定しており、前記クランプは前記回転軸に実質的に直交する伸長軸を画定しており、前記第1腕部は、前記固定装置が前記開配向にあるときには前記伸長軸と実質的に同一線上か又は実質的に平行である方向に伸長されている、態様22のシステム。
(態様25)
前記クランプは、前記第1区分と前記第2区分がそれを介して互いへ固定されるロック、を更に備えている、態様22のシステム。
(態様26)
前記ロックと前記ヒンジは前記クランプの互いに反対側の端部に配置されている、態様25のシステム。
(態様27)
前記ロックと前記ヒンジは、前記固定装置が前記ハブの周りで前記閉配向にあるときには、前記ハブに対して大凡180度だけ互いから回転方向に隔てられている、態様25のシステム。
(態様28)
前記第1腕部は、前記固定装置が前記閉配向にあるときには前記第1受け口と前記ロックの間に位置付けられている、態様25のシステム。
(態様29)
前記ロックはラッチ機構を備えている、態様25のシステム。
(態様30)
前記ロックは、前記固定装置が前記閉配向から前記開配向へ移行するのを許容するために選択的に開かれるように構成されている、態様25のシステム。
(態様31)
前記第2区分は、前記第2受け口へ連結されている第2腕部を備えており、前記クランプは第1腕部及び第2腕部を備えている、態様22のシステム。
(態様32)
前記第1腕部及び前記第2腕部は、前記固定装置が前記閉配向へ移行すると、弛緩状態から撓み状態へ移行するように構成されている、態様31のシステム。
(態様33)
前記固定装置が前記閉配向へ移行される際の前記ハブと前記第1受け口及び前記第2受け口それぞれとの間の干渉が前記第1腕部及び前記第2腕部を撓ませる、態様32のシステム。
(態様34)
前記第1腕部及び前記第2腕部は弾性的に可撓性であり、前記第1腕部及び前記第2腕部は、前記固定装置が前記閉配向から前記開開口へ戻ると前記弛緩状態へ戻るように構成されている、態様32のシステム。
(態様35)
前記第1腕部及び前記第2腕部のそれぞれの少なくとも一部分は、前記固定装置が前記閉配向へ移行されるにつれて変形するように構成されている、態様31のシステム。
(態様36)
前記固定装置が前記閉配向へ移行される際の前記ハブと前記第1受け口及び前記第2受け口それぞれとの間の干渉が前記第1腕部及び前記第2腕部のそれぞれの前記少なくとも一部分を変形させる、態様35のシステム。
(態様37)
前記第1腕部と前記第2腕部のそれぞれは、当該第1腕部と当該第2腕部のそれぞれの前記少なくとも一部分が変形したときに前記ハブへ内方の向きの力を加えて前記ハブの前記固定装置に対する運動を拘束する、態様35のシステム。
(態様38)
前記第1腕部及び前記第2腕部は弾性的に可撓性であり、前記第1腕部及び前記第2腕部は前記固定装置が前記閉配向から前記開配向へ戻されると前記弛緩状態へ戻るように構成されている、態様35のシステム。
(態様39)
前記クランプは、前記固定装置を前記開配向から前記閉配向へ移行させるために使用者によって操作される少なくとも1つの把持部を備えている、態様22のシステム。
(態様40)
前記少なくとも1つの把持部と前記ヒンジは、前記固定装置が前記閉配向にあるときには前記ハブの互いに反対側に位置付けられている、態様39のシステム。
(態様41)
前記少なくとも1つの把持部は第1把持部及び第2把持部を備ており、前記第1区分は前記第1把持部を備え、前記第2区分は前記第2把持部を備え、前記第1把持部と前記第2把持部は、前記固定装置を前記開配向から前記閉配向へ移行させるために互いへ向けて付勢される、態様39に記載のシステム。
(態様42)
前記固定装置は、前記クランプの内部に、前記固定装置が前記閉配向にあるときに前記ハブに接触するように位置付けられる1つ又はそれ以上の摩擦強化用ライナーを更に備えている、態様22のシステム。
(態様43)
前記第1区分と前記第2区分のそれぞれは別々の摩擦強化用インサートを備えている、態様42のシステム。
(態様44)
前記1つ又はそれ以上の摩擦強化用インサートはエラストマー材料を備えている、態様42のシステム。
(態様45)
前記固定装置は、当該固定装置を前記患者の皮膚へ付着させるように構成されている接着性ドレッシング材を備えている、態様1のシステム。
(態様46)
前記第1区分は前記接着性ドレッシング材を備えており、前記第2区分は、前記固定装置を前記患者の前記皮膚へ付着させるように構成されている別体の追加の接着性ドレッシング材を備えている、態様45のシステム。
(態様47)
前記固定装置が前記開配向にあるときには、前記接着性ドレッシング材の一方は他方の接着性ドレッシング材の一部分に重なり合う、態様46のシステム。
(態様48)
前記固定装置が前記閉配向にあるときには、どちらのドレッシング材のどの部分も他方の接着性ドレッシング材に重なり合わない、態様47のシステム。
(態様49)
前記固定装置は、前記第1区分と前記第2区分のそれぞれの少なくとも一部分を画定しているクランプを更に備えており、前記クランプは、前記固定装置が前記開配向から前記閉配向へ移行される際に前記第1区分と前記第2区分がその周りに回転するヒンジを備えている、態様46のシステム。
(態様50)
前記接着性ドレッシング材は前記ヒンジの互いに反対側に配置されている、態様49のシステム。
(態様51)
前記固定装置はクランプを備えており、前記クランプは前記接着性ドレッシング材が固定される横突起を画定している、態様45のシステム。
(態様52)
前記ハブは、近位面、遠位面、及び前記近位面と前記遠位面のそれぞれから隔てられている接触表面を備えており、前記第1受け口は前記ハブの前記接触表面に接触するように構成されている、態様1のシステム。
(態様53)
前記ハブは外方に延びるフランジを欠いている、態様52のシステム。
(態様54)
前記接触表面は、長手方向に伸長されていて、凸状外形を画定している、態様52のシステム。
(態様55)
前記ハブのコネクタ部分と連結するように構成されているコネクタ、を更に備えている態様1のシステム。
(態様56)
前記コネクタと前記ハブの前記コネクタ部分は、それぞれ、相補的なルアーインターフェースを画定している、態様55のシステム。
(態様57)
前記固定装置は、前記コネクタが前記ハブの前記コネクタ部分と連結される前でも連結された後でも前記ハブと連結するように構成されている、態様55のシステム。
(態様58)
前記ハブの前記コネクタ部分と連結するように構成されている前記コネクタ、
その第1端を前記コネクタへ連結されている管、及び、
前記管の第2端へ連結されている追加のコネクタ、
を備えている延長器組立体、を更に備えている態様55のシステム。
(態様59)
前記固定装置は、前記延長器組立体が前記ハブの前記コネクタ部分と連結される前でも連結された後でも前記ハブと連結されるように構成されている、態様58のシステム。
(態様60)
前記カニューレは針を備えている、態様1のシステム。
(態様61)
前記第1受け口は、前記ハブの少なくとも一部分がその中へ受け入れられる空洞を、少なくとも部分的に画定しており、前記第1受け口は前記空洞の上端に内方に張り出すストッパを画定している、態様1のシステム。
(態様62)
態様1の前記システムと、
前記システムを使用するための説明書であって、
前記カニューレの前記遠位端を前記患者の前記骨の中へ導入するための指示、及び、
前記固定装置を前記ハブと連結するための指示、を備えている説明書と、
を備えているキット。
(態様63)
ハブと、
前記ハブへ連結されているカニューレであって、患者の骨の中へ導入されて前記骨の内部と前記ハブの間に流体連通を提供するように構成されている遠位端を備えるカニューレと、
開配向から閉配向へ移行するように構成されているクランプであって、当該クランプは、
第1端、第2端、及び前記第1端及び前記第2端から隔てられている受け口、を備えている細長い第1分枝、
第1端及び第2端を備えている細長い第2分枝、及び、
前記第1分枝の前記第1端及び前記第2分枝の前記第1端へ連結されているヒンジ、を備えていて、
前記第1分枝は、前記ハブの少なくとも一部分が前記第1分枝と前記第2分枝の間に位置付けられ前記第1分枝の前記受け口内に位置付けられた状態で当該クランプが前記閉配向へ移行されると、弛緩状態から撓み状態へ移行し、
前記第1分枝は、当該クランプが前記閉配向に維持されている間は前記撓み状態に留まる、
クランプと、
を備えているシステム。
(態様64)
前記第1分枝は、当該第1分枝が前記撓み状態にあるときには前記第1分枝の前記受け口に前記ハブの前記少なくとも一部分へ向けて継続的にバイアスをかける、態様63のシステム。
(態様65)
前記第2分枝は、前記クランプが前記閉配向にあるときに前記ハブの少なくとも更なる部分がその中へ受け入れられる受け口を更に備えている、態様63のシステム。
(態様66)
前記第2分枝の前記受け口は、当該第2分枝の前記第1端と前記第2端のそれぞれから隔てられている、態様65のシステム。
(態様67)
前記ヒンジはリビングヒンジを備えている、態様63のシステム。
(態様68)
材料の単一単体部片が、前記第1分枝と前記第2分枝と前記ヒンジを画定している、態様63のシステム。
(態様69)
前記第1分枝の前記第2端及び前記第2分枝の前記第2端へ連結されているロック、を更に備えている態様63のシステム。
(態様70)
前記第1分枝と前記第2分枝のそれぞれは弾性的に可撓性の材料で形成されている、態様63のシステム。
(態様71)
前記第1分枝の前記受け口は、前記第1分枝が前記撓み状態へ移行すると撓む、態様63のシステム。
(態様72)
前記第1分枝の前記受け口は、前記第1分枝が前記撓み状態へ移行したときに撓まない、態様63のシステム。
(態様73)
前記第1分枝は、前記第1端と前記受け口の間を延びている第1腕部を備え、前記受け口と前記第2端の間を延びている第2腕部を更に備えており、前記第1腕部又は前記第2腕部の1つ又はそれ以上は前記第1分枝が前記撓み状態へ移行するにつれて撓む、態様63のシステム。
(態様74)
前記ハブは前記カニューレと流体接続する流体コネクタを備えている、態様63のシステム。
(態様75)
前記システムは、前記ハブの前記流体コネクタと連結するように構成されている追加のコネクタを更に備えており、前記クランプは、前記コネクタ同士が一体に連結された後に且つ当該コネクタ同士を連結解除させること無しに前記ハブと連結するように構成されている、態様74のシステム。
(態様76)
前記システムは、前記ハブの前記流体コネクタと連結するように構成されている延長器組立体を更に備えており、前記クランプは、前記延長器組立体が前記ハブの前記流体コネクタと連結された後に且つ前記延長器組立体を前記流体コネクタから連結解除すること無しに前記ハブと連結するように構成されている、態様74のシステム。
(態様77)
ハブと、
前記ハブへ連結されているカニューレであって、患者の骨の中へ導入されて前記骨の内部と前記ハブの間に流体連通を提供するように構成されている遠位端を備えるカニューレと、
開配向から閉配向へ移行するように構成されているクランプであって、当該クランプは、
第1端及び第2端を備えている細長い第1分枝、
第1端及び第2端を備えている細長い第2分枝
前記第1分枝の前記第1端及び前記第2分枝の前記第1端へ連結されているヒンジ、及び、
前記第1分枝の前記第2端及び前記第2分枝の前記第2端へ連結されているロック、を備えていて、
前記第1分枝と前記第2分枝のそれぞれは、前記ハブの少なくとも一部分が前記第1分枝と前記第2分枝の間に位置付けられた状態で当該クランプが前記閉配向へ移行されると、弛緩状態から撓み状態へ移行し、
前記ロックは、前記ハブの前記少なくとも一部分が前記第1分枝と前記第2分枝の間に位置付けられた状態で固定され、前記第1分枝と前記第2分枝のそれぞれは前記撓み状態に留まる、
クランプと、
を備えているシステム。
(態様78)
前記第1腕部及び前記第2腕部の撓みが、当該第1腕部及び当該第2腕部を前記ハブへ向けて内方に付勢するバイアスを生み出す、態様77のシステム。
(態様79)
前記第1分枝又は前記第2分枝の1つ又はそれ以上は、前記ハブの少なくとも一部分をその中に受け入れるように構成されている陥凹を備えている、態様77のシステム。
(態様80)
前記ロックはラッチ機構を備えている、態様77のシステム。
(態様81)
前記ヒンジはリビングヒンジを備えている、態様77のシステム。
(態様82)
前記クランプは、前記ヒンジと前記第1分枝と前記第2分枝と前記ロックのそれぞれを画定している材料の単一単体部片で形成されている、態様77のシステム。
(態様83)
患者の骨の中へ導入されて前記骨の内部とハブの間に流体連通を提供するように構成されている遠位端を備えるカニューレへ連結されている前記ハブと共に使用されるように構成されている固定装置であって、当該固定装置は、
開配向から閉配向へ移行されたときに前記ハブと連結するように構成されており、及び、
当該固定装置が前記開配向にあるときには互いから隔てられるように構成されていて且つ当該固定装置が前記閉配向にあるときには互いに接近し及び互いへ固定されるように構成されている第1区分と第2区分、を備えており、前記第1区分は、
当該固定装置が前記閉配向で前記ハブと連結されているときに、前記ハブの一部分をその中に受け入れ、前記ハブに接触して、前記ハブの当該固定装置に対する運動を拘束するように構成されている第1受け口、及び、
前記第1受け口へ連結されている第1腕部であって、当該固定装置が前記閉配向で前記ハブと連結されているときに、前記第1受け口に前記ハブへ向けてバイアスをかけるように構成されている第1腕部、を備えている、
固定装置。
(態様84)
前記第1腕部は、前記固定装置が前記閉配向に入ると撓み状態になるように構成されている、態様83の固定装置。
(態様85)
前記第1腕部は、前記固定装置が前記閉配向にある間は前記撓み状態に留まって前記第1受け口に前記ハブへ向けて継続的にバイアスをかけるように構成されている、態様84の固定装置。
(態様86)
前記第1腕部の少なくとも一部分は、前記固定装置が前記開配向にあるときの弛緩状態から、前記固定装置が前記閉配向へ移行されるにつれて変形状態へ移行するように構成されている、態様83の固定装置。
(態様87)
前記第1腕部の前記少なくとも一部分は、前記固定装置が前記閉配向にある間は前記変形状態に留まって前記第1受け口に前記ハブへ向けて継続的にバイアスをかけるように構成されている、態様86の固定装置。
(態様88)
前記第2区分は、
前記固定装置が前記閉配向で前記ハブと連結されているときに、前記ハブの一部分をその中に受け入れ、前記ハブに接触して、前記ハブの当該固定装置に対する運動を拘束するように構成されている第2受け口、及び、
前記第2受け口へ連結されている第2腕部であって、前記固定装置が前記閉配向で前記ハブと連結されているときに、前記第2受け口に前記ハブへ向けてバイアスをかけるように構成されている第2腕部、
を備えている、態様83の固定装置。
(態様89)
前記第2腕部は、前記固定装置が前記閉配向に入ると撓み状態になるように構成されている、態様88の固定装置。
(態様90)
前記第2腕部は、前記固定装置が前記閉配向にある間は前記撓み状態に留まって前記第2受け口に前記ハブへ向けて継続的にバイアスをかけるように構成されている、態様89の固定装置。
(態様91)
前記第2腕部の少なくとも一部分は、前記固定装置が前記開配向にあるときの弛緩状態から、前記固定装置が前記閉配向へ移行されるにつれて変形状態へ移行するように構成されている、態様88の固定装置。
(態様92)
前記第2腕部の前記少なくとも一部分は、前記固定装置が前記閉配向にある間は前記変形状態に留まって前記第2受け口に前記ハブへ向けて継続的にバイアスをかけるように構成されている、態様91の固定装置。
(態様93)
前記固定装置は、当該固定装置を前記閉配向に維持するように構成されているロックを備えており、前記第1腕部は前記第1受け口と前記ロックの間を延びており、前記第2腕部は前記第2受け口と前記ロックの間を延びている、態様88の固定装置。
(態様94)
前記固定装置は、当該固定装置が前記開配向から前記閉配向へ移行するときに前記第1区分と前記第2区分が互いに対してその周りを回転するヒンジ、を更に備えている、態様93の固定装置。
(態様95)
前記ヒンジと前記ロックは、前記固定装置が前記ハブと連結されているときの当該ハブの互いに反対側にある、態様94の固定装置。
(態様96)
前記第1区分は、前記第1受け口へ連結されていて前記第1受け口と前記ヒンジの間を延びている第3腕部を更に備え、前記第2区分は、前記第2受け口へ連結されていて前記第2受け口と前記ヒンジの間を延びている第4腕部を更に備えている、態様94の固定装置。
(態様97)
前記第3腕部と前記第4腕部のそれぞれは、前記固定装置が前記閉配向に入ると撓み状態になるように構成されている、態様96の固定装置。
(態様98)
前記第3腕部と前記第4腕部のそれぞれは、前記固定装置が前記閉配向にある間は前記撓み状態に留まって前記第1受け口及び前記第2受け口に前記ハブへ向けてそれぞれ継続的にバイアスをかけるように構成されている、態様97の固定装置。
(態様99)
前記第3腕部と前記第4腕部のそれぞれの少なくとも一部分は、前記固定装置が前記開配向にあるときの弛緩状態から、前記固定装置が前記閉配向へ移行されるにつれて変形状態へ移行するように構成されている、態様96の固定装置。
(態様100)
前記第3腕部と前記第4腕部のそれぞれの前記少なくとも一部分は、前記固定装置が前記閉配向にある間は前記変形状態に留まって前記第1受け口及び前記第2受け口に前記ハブへ向けてそれぞれ継続的にバイアスをかけるように構成されている、態様99の固定装置。
(態様101)
前記第1区分は前記第1受け口へ連結されている第3腕部を更に備え、前記第2区分は前記第2受け口へ連結されている第4腕部を更に備え、前記第1腕部、前記第2腕部、前記第3腕部、及び前記第4腕部は、前記固定装置が前記閉配向で前記ハブへ連結されているときは前記第1受け口と前記第2受け口に互いへ向けてバイアスをかけるように構成されている、態様88の固定装置。
(態様102)
患者の骨の中へ導入されて前記骨の内部とハブの間に流体連通を提供するように構成されている遠位端を備えるカニューレへ連結されている前記ハブと共に使用されるように構成されている固定装置であって、当該固定装置は、
第1端、第2端、及び前記第1端及び前記第2端から隔てられている受け口、を備えている細長い第1分枝と、
第1端及び第2端を備えている細長い第2分枝と、
前記第1分枝の前記第1端及び前記第2分枝の前記第1端へ連結されているヒンジと、
を備えており、
前記第1分枝は、前記ハブの少なくとも一部分が前記第1分枝と前記第2分枝の間に位置付けられ前記第1分枝の前記受け口内に位置付けられた状態で当該クランプが前記閉配向へ移行されると、弛緩状態から撓み状態へ移行し、
前記第1分枝は、当該クランプが前記閉配向に維持されている間は前記撓み状態に留まる、
固定装置。
(態様103)
前記第1分枝は、当該第1分枝が前記撓み状態にあるときには前記第1分枝の前記受け口に前記ハブの前記少なくとも一部分へ向けて継続的にバイアスをかける、態様102の固定装置。
(態様104)
前記第2分枝は、前記クランプが前記閉配向にあるときに前記ハブの少なくとも更なる部分がその中へ受け入れられる受け口を更に備えている、態様102の固定装置。
(態様105)
前記第2分枝の前記受け口は、当該第2分枝の前記第1端と前記第2端のそれぞれから隔てられている、態様104の固定装置。
(態様106)
前記ヒンジはリビングヒンジを備えている、態様102の固定装置。
(態様107)
材料の単一単体部片が、前記第1分枝と前記第2分枝と前記ヒンジを画定している、態様102の固定装置。
(態様108)
前記第1分枝の前記第2端及び前記第2分枝の前記第2端へ連結されているロック、を更に備えている態様102の固定装置。
(態様109)
前記第1分枝と前記第2分枝のそれぞれは弾性的に可撓性の材料で形成されている、態様102の固定装置。
(態様110)
フランジを備えているハブと、
前記ハブへ連結されているカニューレであって、患者の骨の中へ導入されて前記骨の内部と前記ハブの間に流体連通を提供するように構成されている遠位端を備えるカニューレと、
固定装置であって、
前記ハブの前記フランジの少なくとも一部分がその内部に受け入れられる空洞を画定しているハウジング要素、及び、
前記空洞の中へ突き出ている複数の突起であって、前記ハブを当該固定装置に対して固定された関係に維持するために前記フランジと協働するように構成されている突起、を備えている固定装置と、
を備えているシステム。
(態様111)
前記ハウジング要素と前記突起は、材料の単一部片で単体に形成されている、態様110のシステム。
(態様112)
前記固定装置は追加のハウジング要素を更に備えており、前記ハウジング要素同士はヒンジを介して回転式に互いへ連結されている、態様110のシステム。
(態様113)
前記固定装置は、前記ハウジング要素を互いへ選択的に固定するように構成されているロックを更に備えている、態様112のシステム。
(態様114)
前記ロックはラッチ機構を備えている、態様113のシステム。
(態様115)
前記ヒンジと前記ロックは互いから大凡180度だけ角度的に隔てられている、態様113のシステム。
(態様116)
前記ハウジング要素は、開配向から閉配向へ移行するように構成されており、前記ハウジング要素が前記開配向にあるときは前記突起と前記フランジの間の干渉は存在せず、前記ハウジング要素が閉配向にあるときには前記ハウジングの前記突起と前記フランジの間の干渉が前記ハブを前記固定装置に対する前記固定された関係に維持する、態様112のシステム。
(態様117)
前記ハウジング要素は前記閉配向にあるときに長手方向軸を画定しており、前記突起の少なくとも幾つかは複数の配向の何れかで前記フランジと相互作用して前記カニューレハブを前記固定装置に対して前記固定関係に維持するように構成されており、前記カニューレハブの長手方向軸は前記複数の配向のぞれぞれにて前記ハウジング要素の前記長手方向軸に対して異なる角度を画定する、態様116の固定装置。
(態様118)
各ハウジング要素は別々の接着性ドレッシング材へ結合されている、態様112のシステム。
(態様119)
前記別々の接着性ドレッシング材は前記ヒンジの互いに反対側に位置付けられている、態様118のシステム。
(態様120)
前記ハブの前記フランジは外方に突き出ており、前記複数の突起は前記ハウジングの内側表面から内方に突き出ている、態様110の固定装置。
(態様121)
前記ハウジング要素へ結合されている接着性ドレッシング材、を更に備えている態様110の固定装置。
100 骨内アクセスシステム
101 ドライバ
102 オブチュレータ組立体
103 オブチュレータ
104 針組立体
105 針
106 アクセス組立体、アクセスシステム
107 延長器組立体、延長器セット
109 固定組立体、固定装置
110 連結ハブ
112 本体又はハウジング
122 連結インターフェース
123 シャフト
130 スカート部
131 機械的連結部材
132 弾性腕部又は突出部
134 キャッチ
137 連結インターフェース
138 ソケット
140 針ハブ
142 ハウジング又は本体
150 連結インターフェース
152 シャフト
153 肩部領域
160 コネクタ
161 ルアーフィッティング
162 側壁
164 ルーメン
166 接続インターフェース、溝
167 安全シールド
168 スカート部
169 連結領域
170 最大横断方向周囲、頂点
171 遠位端
172 遠位先端
174 シャフト
175 ルーメン
177 遠位面
202 遠位コネクタ
204 近位コネクタ
204 カニューレ(図14A)
206 可撓性管材
210 二部片ルアーロックコネクタ
212 雄型ルアー
214 ねじの切られたカラー
220 雌型ルアー
230 クランプ
262 解放可能係合機構
301 第1区分
302 第2区分
304 ヒンジ
310 ハウジング、クリップ、又はクランプ
311 第1分枝
312 第2分枝
320 ロック機構、ロック
331、332 接着性ドレッシング材
341、344 内側腕部、内側脚部
342、345 受け口
343、346 外側腕部、外側脚部
347、348 陥凹、空洞
349 空洞、チャンバ
351、352 ストッパ、肩部
353 制限された開口部
361、362 把持部
364 フィン
365 空隙
370 ラッチ
371 キャッチ
372 角度の付けられた表面
373 保持表面
374 広くなった保持器部分
381、382 横突起
383、384 ギャップ
391、392 ドレッシング材の上層
393、394 ドレッシング材の下層
395、396 ライナー
397、398 プルタブ
401、402、403、404 接触領域
405、406 ギャップ
415 陥凹
420 ギャップ
421、422 外方突起
510 クランプ
541、543 内側腕部
543、456 外側腕部
610 クランプ
613 本体
614 第1摩擦強化用又は把持用インサート
615 第2摩擦強化用又は把持用インサート
616 開口部
617 タブ
649 空洞
709 固定装置
740 針ハブ
741 フランジ又は円盤部分
801 第1区分
802 第2区分
804 ヒンジ
806、807 クランプの表面
809 突起
810 クランプ
820 ロック
821 表面
831、832 接着性ドレッシング材
870 ラッチ
871 キャッチ
873 ラッチの表面
875 キャッチの表面
900 キット
902 手動ドライバ
904 説明書
906 包装
α 分枝の互いに対する角度
AE 伸長軸
AR 回転軸
AROT システム回転軸
AL 空洞349の中心長手方向軸
D 空洞349の直径
H 空洞349の高さ
R 皮膚に対する適切な高さの完全範囲
β 長手方向軸ALに対する適切な角度の完全範囲
P 患者
B 骨
S 皮膚

Claims (28)

  1. ハブと、
    前記ハブへ連結されているカニューレであって、患者の骨の中へ導入されて前記骨の内部と前記ハブの間に流体連通を提供するように構成されている遠位端を備えるカニューレと、
    開配向から閉配向へ移行するように構成されているクランプであって、当該クランプは、
    第1端、第2端、及び前記第1端及び前記第2端から隔てられている受け口、を備えている細長い第1分枝、
    第1端及び第2端を備えている細長い第2分枝、及び、
    前記第1分枝の前記第1端及び前記第2分枝の前記第1端へ連結されているヒンジ、を備えていて、
    前記第1分枝は、前記ハブの少なくとも一部分が前記第1分枝と前記第2分枝の間に位置付けられ前記第1分枝の前記受け口内に位置付けられた状態で当該クランプが前記閉配向へ移行されると、弛緩状態から撓み状態へ移行し、
    前記第1分枝は、当該クランプが前記閉配向に維持されている間は前記撓み状態に留まる、
    クランプと、
    を備えているシステム。
  2. 前記第1分枝は、当該第1分枝が前記撓み状態にあるときには前記第1分枝の前記受け口に前記ハブの前記少なくとも一部分へ向けて継続的にバイアスをかける、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記第2分枝は、前記クランプが前記閉配向にあるときに前記ハブの少なくとも更なる部分がその中へ受け入れられる受け口を更に備えている、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記第2分枝の前記受け口は、当該第2分枝の前記第1端と前記第2端のそれぞれから隔てられている、請求項3に記載のシステム。
  5. 前記ヒンジはリビングヒンジを備えている、請求項1に記載のシステム。
  6. 材料の単一単体部片が、前記第1分枝と前記第2分枝と前記ヒンジを画定している、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記第1分枝の前記第2端及び前記第2分枝の前記第2端へ連結されているロック、を更に備えている請求項1に記載のシステム。
  8. 前記第1分枝と前記第2分枝のそれぞれは弾性的に可撓性の材料で形成されている、請求項1に記載のシステム。
  9. 前記第1分枝の前記受け口は、前記第1分枝が前記撓み状態へ移行すると撓む、請求項1に記載のシステム。
  10. 前記第1分枝の前記受け口は、前記第1分枝が前記撓み状態へ移行したときに撓まない、請求項1に記載のシステム。
  11. 前記第1分枝は、前記第1端と前記受け口の間を延びている第1腕部を備え、前記受け口と前記第2端の間を延びている第2腕部を更に備えており、前記第1腕部又は前記第2腕部の1つ又はそれ以上は前記第1分枝が前記撓み状態へ移行するにつれて撓む、請求項1に記載のシステム。
  12. 前記ハブは前記カニューレと流体接続する流体コネクタを備えている、請求項1に記載のシステム。
  13. 前記システムは、前記ハブの前記流体コネクタと連結するように構成されている追加のコネクタを更に備えており、前記クランプは、前記コネクタ同士が一体に連結された後に且つ当該コネクタ同士を連結解除させること無しに前記ハブと連結するように構成されている、請求項12に記載のシステム。
  14. 前記システムは、前記ハブの前記流体コネクタと連結するように構成されている延長器組立体を更に備えており、前記クランプは、前記延長器組立体が前記ハブの前記流体コネクタと連結された後に且つ前記延長器組立体を前記流体コネクタから連結解除すること無しに前記ハブと連結するように構成されている、請求項12に記載のシステム。
  15. ハブと、
    前記ハブへ連結されているカニューレであって、患者の骨の中へ導入されて前記骨の内部と前記ハブの間に流体連通を提供するように構成されている遠位端を備えるカニューレと、
    開配向から閉配向へ移行するように構成されているクランプであって、当該クランプは、
    第1端及び第2端を備えている細長い第1分枝、
    第1端及び第2端を備えている細長い第2分枝
    前記第1分枝の前記第1端及び前記第2分枝の前記第1端へ連結されているヒンジ、及び、
    前記第1分枝の前記第2端及び前記第2分枝の前記第2端へ連結されているロック、を備えていて、
    前記第1分枝と前記第2分枝のそれぞれは、前記ハブの少なくとも一部分が前記第1分枝と前記第2分枝の間に位置付けられた状態で当該クランプが前記閉配向へ移行されると、弛緩状態から撓み状態へ移行し、
    前記ロックは、前記ハブの前記少なくとも一部分が前記第1分枝と前記第2分枝の間に位置付けられた状態で固定され、前記第1分枝と前記第2分枝のそれぞれは前記撓み状態に留まる、
    クランプと、
    を備えているシステム。
  16. 前記第1腕部及び前記第2腕部の撓みが、当該第1腕部及び当該第2腕部を前記ハブへ向けて内方に付勢するバイアスを生み出す、請求項15に記載のシステム。
  17. 前記第1分枝又は前記第2分枝の1つ又はそれ以上は、前記ハブの少なくとも一部分をその中に受け入れるように構成されている陥凹を備えている、請求項15に記載のシステム。
  18. 前記ロックはラッチ機構を備えている、請求項15に記載のシステム。
  19. 前記ヒンジはリビングヒンジを備えている、請求項15に記載のシステム。
  20. 前記クランプは、前記ヒンジと前記第1分枝と前記第2分枝と前記ロックのそれぞれを画定している材料の単一単体部片で形成されている、請求項15に記載のシステム。
  21. 患者の骨の中へ導入されて前記骨の内部とハブの間に流体連通を提供するように構成されている遠位端を備えるカニューレへ連結されている前記ハブと共に使用されるように構成されている固定装置であって、当該固定装置は、開配向から閉配向へ移行されたときに前記ハブと連結するように構成されており、
    第1端、第2端、及び前記第1端及び前記第2端から隔てられている受け口、を備えている細長い第1分枝と、
    第1端及び第2端を備えている細長い第2分枝と、
    前記第1分枝の前記第1端及び前記第2分枝の前記第1端へ連結されているヒンジと、
    を備えており、
    前記第1分枝は、前記ハブの少なくとも一部分が前記第1分枝と前記第2分枝の間に位置付けられ前記第1分枝の前記受け口内に位置付けられた状態で当該固定装置が前記閉配向へ移行されると、弛緩状態から撓み状態へ移行し、
    前記第1分枝は、当該固定装置が前記閉配向に維持されている間は前記撓み状態に留まる、
    固定装置。
  22. 前記第1分枝は、当該第1分枝が前記撓み状態にあるときには前記第1分枝の前記受け口に前記ハブの前記少なくとも一部分へ向けて継続的にバイアスをかける、請求項21に記載の固定装置。
  23. 前記第2分枝は、前記固定装置が前記閉配向にあるときに前記ハブの少なくとも更なる部分がその中へ受け入れられる受け口を更に備えている、請求項21に記載の固定装置。
  24. 前記第2分枝の前記受け口は、当該第2分枝の前記第1端と前記第2端のそれぞれから隔てられている、請求項23に記載の固定装置。
  25. 前記ヒンジはリビングヒンジを備えている、請求項21に記載の固定装置。
  26. 材料の単一単体部片が、前記第1分枝と前記第2分枝と前記ヒンジを画定している、請求項21に記載の固定装置。
  27. 前記第1分枝の前記第2端及び前記第2分枝の前記第2端へ連結されているロック、を更に備えている請求項21に記載の固定装置。
  28. 前記第1分枝と前記第2分枝のそれぞれは弾性的に可撓性の材料で形成されている、請求項21に記載の固定装置。
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