JP2023011086A - 筒状加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザーが好みのデザインのコイル状物品を自分で簡単に作成できるように、筒状物品を加工する筒状物品加工装置を提供する。【解決手段】筒状物品100を加工する筒状物品加工装置1は、筒状物品100の移動を案内するとともに、筒状物品100を挿入可能な入口4及び加工後の筒状物品が排出される出口5を有する通路10と、通路10内を移動する筒状物品100をコイル状に分離可能に切る切り部12と、通路10内の加工後の筒状物品100を出口5側に送る第1の送り部14と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、筒状物品を加工するための筒状加工装置に関する。
従来、例えば特許文献1に記載されるように、伸縮性コイル状の物品をリング状に形成して、ヘアーゴム輪や携帯ストラップ等の様々な物品として使用されることが行われている。
特開2016-163812号公報
しかしながら、このような伸縮性コイルリングは、所定の長さのコイル状の部材が予め用意されているものであり、ユーザーが色や長さなど好みのデザインのものを自分で用意することは難しく、ましてや自分でコイル状の部材を作成することはできない。特に例えば子供が遊びとしてコイルリングを用いる場合、様々なデザインの筒状部材から簡単な方法でコイル状の部材を作成できることが望まれている。
本発明の目的は、ユーザーが好みのデザインのコイル状物品を自分で簡単に作成できるように、筒状物品を加工する筒状物品加工装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の筒状物品加工装置は、筒状物品を加工する筒状物品加工装置であって、筒状物品の移動を案内するとともに、筒状物品を挿入可能な入口及び加工後の筒状物品が排出される出口を有する通路と、通路内を移動する筒状物品をコイル状に分離可能に切る切り部と、通路内の加工後の筒状物品を出口側に送る第1の送り部と、を備えた、ことを特徴としている。
ここで、「筒状物品をコイル状に分離可能に切る」とは、筒状物品をコイル状に完全に切り離して分離することはもちろん、筒状物品にコイル状の切れ目を入れて筒状物品を完全に切り離さないが分離可能になっている場合も含む。筒状物品にコイル状の切れ目を入れるように切る場合には、例えばユーザーが使用する際に切れ目に沿って筒状物品を切り離して分離することによってコイル状物品を形成すればよい。
本発明において好ましくは、切り部は、筒状物品を分離可能に切る切り刃と、切り刃を筒状物品の周りで回転させる回転部と、を有する。
本発明において好ましくは、回転部を回転させる操作部を更に有する。
本発明において好ましくは、通路内の筒状物品を切り部へ送る第2の送り部を更に有する。
本発明において好ましくは、操作部からの動力を、回転部と、第1の送り部と、通路内の筒状物品を切り部へ送る第2の送り部と、に伝達する動力伝達部を更に有する。
本発明において好ましくは、第1の送り部は、筒状物品を間に挟み外周に第1の突起を含む一対の第1のローラを有し、第2の送り部は、筒状物品を間に挟み外周に第2の突起を含む一対の第2のローラを有し、一対の第1のローラの各第1の突起の間の距離は、一対の第2のローラの各第2の突起の間の距離よりも小さく設定されている。
本発明において好ましくは、切り刃は、切り刃を含む面を通路の軸方向に垂直に且つ切り刃の延びる方向を通路の半径方向に配置した状態から、切り刃の延びる方向を軸に角度αだけ出口側に回転させ、切り刃の先端を通り且つ通路の軸方向に垂直且つ切り刃の延びる方向に垂直な方向を軸に角度βだけ出口側に回転させた位置に配置され、角度αは、角度βよりも大きく設定されている。
本発明において好ましくは、入口は、切り部に対して鉛直方向上側に位置し、出口は、切り部に対して鉛直方向下側に位置する。
本発明において好ましくは、分離可能に切った後の筒状物品を、通路の軸線方向とは異なる方向に案内する案内部を更に有する。
本発明によれば、ユーザーが好みのデザインのコイル状物品を自分で簡単に作成できるように、筒状物品を加工する筒状物品加工装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る筒状物品加工装置の全体を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る筒状物品加工装置の内部機構を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る筒状物品加工装置の内部機構を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係る筒状物品加工装置の内部機構を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る筒状物品加工装置の切り部を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る筒状物品加工装置の切り刃の設置位置を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る筒状物品加工装置の切り刃の設置位置を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る筒状物品加工装置の第1の送り部の第1のローラを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る筒状物品加工装置の第1の送り部の第1のローラを示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る筒状物品加工装置の第2の送り部の第2のローラを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る筒状物品加工装置の縦断面図である。 本発明の一実施形態に係る筒状物品加工装置の第1のローラ及び第2のローラを示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る筒状物品加工装置の動作を説明するための図である。
以下、本発明の好ましい実施形態を添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る筒状物品加工装置1の全体を示す斜視図である。この図1に示すように、筒状物品加工装置1は、ドーム形の筐体2と、筐体2の上面に設けられ筒状物品100(図13参照)の入口4と、筐体2の側面下端に設けられ筒状物品100を取り出すための取出口6と、筐体2の側面略中央に設けられ筒状物品加工装置1の内部機構を操作するための操作部8と、を有する。
また、図2~図4は、筐体2を外して内部機構を示した図であり、図2は、本発明の一実施形態に係る筒状物品加工装置1の内部機構を示す斜視図であり、図3は、本発明の一実施形態に係る筒状物品加工装置1の内部機構を示す正面図であり、図4は、本発明の一実施形態に係る筒状物品加工装置1の内部機構を示す側面図である。これらの図1乃至4に示すように、筒状物品加工装置1は、筒状物品100の移動を案内するとともに筒状物品100を挿入可能な通路10と、通路10内を移動する筒状物品100をコイル状に分離可能に切る切り部12と、通路内の加工後の筒状物品100を筐体2の取出口6側に送る第1の送り部14と、入口4から入った筒状物品100を切り部12へ送る第2の送り部16と、操作部8からの動力を、切り部12,第1の送り部14,及び第2の送り部16に伝達する動力伝達部18と、を有する。
筐体2は、平らな底面を有する載置部20と、載置部20の上面に取り付けられたドーム形のカバー部22とを有し、図1乃至図4に示される配置が、載置部20を地面や机上等の水平面に載置することで安定して使用される通常の使用配置となっている。このとき、筒状物品100の入口4は、カバー部22の上面に設けられており、取出口6はカバー部22の下端に設けられているので、筒状物品100は筒状物品加工装置1の上方から下方に移動する構造となっている。
通路10には、筐体2の上面に取り付けられた第1円筒部24と、第1円筒部24の鉛直方向下方で切り部12の上面から上方に突出して設けられた第2円筒部26と、切り部12の内部まで延びる第3円筒部28とが設けられている。
第1円筒部24は、筐体2の上面に取り付けられ、筐体2の上面に開口している。これにより、第1円筒部24の内部空間の上端が、通路10の入口4になっている。第2円筒部26は、第2の送り部16の下方に第2の送り部16から所定距離をあけて配置されその下端は切り部12の上面に固定されている。第3円筒部28は、第1の送り部14の上方で第1の送り部14から所定距離をあけて配置され、切り部12に固定されている。第3円筒部28の上端は切り部12の内部で第2円筒部28の下端に接触している。したがって、第2円筒部26と第3円筒部28は連続して設けられている。第3円筒部28の下端は、切り部12の下面から突出して下方に延び、第1の送り部14の上方で所定距離をあけて配置されている。
第1円筒部24,第2円筒部26,第3円筒部28の内径は、筒状物品100が内部を通ることができるだけの寸法であればよく、筒状物品100が通りやすいように筒状物品100の想定最大直径に所定寸法の余裕をもった内径に設定されていてもよい。
第1の送り部14の下方には、切り部12でコイル状に切られた筒状物品100を取出口6に向かって案内する案内部30が設けられている。案内部30は、上面が略矩形状に開口した上面開口部32となっており、取出口6に対向する側面も矩形状に開口した側面開口部34になっている。取出口6から遠い方の側面及び底面は、上面開口部32と側面開口部34とを結ぶように円弧状に連続した曲面36となっている。
筒状物品100が通る経路を確認すると、第1円筒部24、第2円筒部26、及び第3円筒部28の内部空間と、その間をつなぐ仮想円柱形空間と、第3円筒部28から第1の送り部14の下方で案内部30の上方までの仮想円柱形空間が、筒状物品100が移動する通路10となる。したがって、案内部30の直上の位置が、通路10の出口5となる。通路10の軸線Aの方向は、本実施形態では、鉛直方向に沿っている。また、案内部30は、切り部12で加工された筒状物品100が出口5から出てきたときに、筒状物品100を通路10の軸線Aの方向とは異なる方向に案内するように曲面36が設けられている。
図5は、本発明の一実施形態に係る筒状物品加工装置1の切り部12を示す斜視図である。この図5に示すように、切り部12は、中空ディスク状に形成され通路10の軸線Aを中心に回転可能な回転部38と、回転部38内部に配置された一対の切り刃40とを有する。
回転部38の内部には、中心に第3円筒部28が一体的に形成されている。第3円筒部28の外側には、切り刃40を取り付けるための取付台42が一対形成されている。取付台42は、軸線Aに対して半径方向反対側にそれぞれ設けられ、切り刃40が取付台42に取り付けられた時に軸線Aに対して所定角度となるように傾斜面44を有している。回転部38は、動力伝達部18によって伝達された操作部8の操作により、軸線Aを中心に回転可能に設けられている。
切り刃40は、取付台42に取り付けられた状態で、切り刃40の一部が第3円筒部28に形成された切欠46から第3円筒部28内部に突出するように配置される。なお、本実施形態では、第2円筒部26及び第3円筒部28は連続するように設けられているので、これらの第2円筒部26及び第3円筒部28を1つの円筒部としてみれば、切り刃40は、1つの円筒部に形成された開口部から円筒部内部に突出するように配置されていると考えることもできる。
図6及び図7は、本発明の一実施形態に係る筒状物品加工装置1の切り刃40の設置位置を説明するための図である。この図6及び図7に示すように、切り刃40を含む面を通路10の軸線Aの方向に垂直に、且つ切り刃40の延びる方向Xを通路10の半径方向に配置したとき、方向X及び軸線Aに垂直な方向を方向Yとする。この状態から、切り刃40を、図6に示すように方向Xを中心として下方に角度α回転させる。そしてその状態から更に、図7に示すように方向Yを中心に下方に角度β回転させる。切り刃40は、通路10に対して、この角度位置で配置されている。
ここで、本実施形態において、角度αは角度βよりも大きく設定されており、角度αは20°~40°、角度βは5°~15°に設定されることが好ましい。本実施形態では、角度αは、30°、角度βは10°に設定されている。
前述の図2乃至4に示されるように、第1の送り部14は、切り部12と案内部30との間の通路10上に配置され、通路10の両側に配置される一対の第1のローラ48を有する。
図8は、本発明の一実施形態に係る筒状物品加工装置1の第1の送り部14の第1のローラ48を示す斜視図であり、図9は、本発明の一実施形態に係る筒状物品加工装置1の第1の送り部14の第1のローラ48を示す断面図である。第1のローラ48は、回転軸50と、回転軸50上に所定間隔をあけて設けられた一対のフランジ52と、一対のフランジ52の間に形成された胴部54とを有し、胴部54の直径は、フランジ52の直径より小さく回転軸50の直径よりも小さくなっている。胴部54には、フランジ52の一方から胴部54を通って他方のフランジ52まで延びる複数の第1の突起56が形成されている。第1の突起56は、胴部54及びフランジ52から半径方向または半径方向に対して所定角を有して突出し、回転軸50の周りに等間隔に、回転軸50に平行に延びている。第1の突起56の断面は略矩形または略台形となっており、その先端は平らになっている。
第1のローラ48の回転軸50には、それぞれ連動用歯車58が一体的に形成されており、各連動用歯車58が互いに噛み合うことで、一方の第1のローラ48が回転すると、他方の第1のローラ48が一方の第1のローラ48とは反対方向に回転するようになっている。
前述の図2乃至図4に示されるように、第2の送り部16は、切り部12と第1円筒部24との間の通路10上に配置され、通路10の両側に配置される一対の第2のローラ60を有する。
図10は、本発明の一実施形態に係る筒状物品加工装置1の第2の送り部16の第2のローラ60を示す斜視図であり、図11は、本発明の一実施形態に係る筒状物品加工装置1の第2の送り部16の第2のローラ60を示す断面図である。第2のローラ60は、回転軸62と、回転軸62上に所定間隔をあけて設けられた一対のフランジ64と、一対のフランジ64の間に形成された胴部66とを有し、胴部66の直径は、フランジ64の直径より小さく回転軸62の直径よりも大きくなっている。胴部66には、胴部66から半径方向に突出する複数の第2の突起68が形成されている。第2の突起68は、胴部66のみから突出し、回転軸62方向にフランジ64までは延びていない。第2の突起68は、回転軸62の周りに等間隔に、回転軸62に平行に延びている。第2の突起68の断面は略三角形となっており、その先端は尖っている。
第2のローラ60の回転軸62には、それぞれ連動用歯車70が一体的に形成されており、各連動用歯車70が互いに噛み合うことで、一方の第2のローラ60が回転すると、他方の第2のローラ60が一方の第2のローラ60とは反対方向に回転するようになっている。
図12は、本発明の一実施形態に係る筒状物品加工装置1の縦断面図である。この図12及び前述の図8乃至図11を参照すると、第1のローラ48の回転軸50間の距離D1と第2のローラ60の回転軸62間の距離D2は同じに設定されている。また、第1のローラ48の第1の突起56の回転軸50方向の長さL1は、第2のローラ60の第2の突起68の回転軸62方向の長さL2より大きく設定されている。第1のローラ48の第1の突起56の先端部の幅W11,W12は、第2のローラ60の第2の突起68の先端部の幅W2よりも大きく設定されている。第1のローラ48の第1の突起56の数と第2のローラ60の第2の突起68の数は第1のローラ48の方が多い。第1の突起56の胴部54から突出量P1は、第2の突起68の胴部66からの突出量P2より大きく設定されている。なお、図9において突出量P1は、断面略矩形の第1の突起56の突出量として図示されているが、断面略台形の第1の突起56においても突出量P1は同じである。そして、一対の第1のローラ48の第1の突起56の先端の間の距離G1は、一対の第2のローラ60の第2の突起68の先端の間の距離G2よりも小さく設定されている。
前述の図2乃至図4に示すように、動力伝達部18は、操作部8からの回転動力を切り部12に伝達する第1伝達部72と、操作部8からの回転動力を第1の送り部14に伝達する第2伝達部74と、操作部8からの回転動力を第1伝達部72を介して第2の送り部16に伝達する第3伝達部76と、を有する。
第1伝達部72は、操作部8の回転軸78に固定された第1かさ歯車80と、第1かさ歯車80に噛み合うとともに切り部12の回転部38の上方に配置された第2かさ歯車82と、第2かさ歯車82の内面に形成された内歯84と、内歯84と噛み合う複数(本実施形態では3つ)の遊星歯車86と、複数の遊星歯車86と噛み合うとともに第2円筒部26に固定された第1歯車88と、を有する。本実施形態では通常の使用状態では筒状物品加工装置1は、通路10が鉛直方向に配置されているから、切り部12の回転部38の回転軸線も鉛直方向となり、第2かさ歯車82の回転軸線も通路10の軸線Aと一致する。操作部8の回転軸78は水平方向に延びるので、第1かさ歯車80の回転軸線は、通路10の軸線Aと直交する方向に延びる。
第2伝達部74は、操作部8の回転軸78において第1かさ歯車80よりも先端側に固定された第2歯車89と、第2歯車89と噛み合うとともに一対の第1のローラ48の一方の回転軸50に固定された第3歯車90とを有する。
第3伝達部76は、第2円筒部26において第1歯車88よりも上方に固定された第3かさ歯車92と、第3かさ歯車92に噛み合うとともにその回転軸94が軸線Aと垂直になるように配置された第4かさ歯車96と、第4かさ歯車96と同軸に固定された第4歯車98と、第4歯車98に噛み合うととともに一対の第2のローラ60の一方の回転軸62に固定された第5歯車99と、を有する。
動力伝達部18の歯車は、第2かさ歯車82及び遊星歯車86を除き、その回転軸が図示しない支持部に回転可能に支持されている。
操作部8の回転軸78は、第1かさ歯車80及び第2歯車89が固定された第1回転軸78Aと、第1回転軸78Aよりも操作部8側に位置して操作部8が固定された第2回転軸78Bとを有する。第2回転軸78Bの端部は第1回転軸78Aの端部に挿入されている。第1回転軸78Aにおいて第2回転軸78B側の端部及び第2回転軸78Bにおいて第1回転軸78A側の端部には、それぞれ、軸方向に歯が形成されこれらの歯が互いに噛み合う一対の円筒部75A,75Bが設けられている。第1回転軸78A側の円筒部75Aは、第1回転軸78Aに固定されている。一方第2回転軸78Bの円筒部75Bは第2回転軸78Bに対して軸方向にスライド可能であるが第2回転軸78Bに対して回転は不可能に設けられている。円筒部75Bと操作部8との間にはばね79が設けられており、円筒部75Bを円筒部75Aに向かって付勢している。
このように構成された本実施形態の筒状物品加工装置1では、以下のように動作する。
図13は、本発明の一実施形態に係る筒状物品加工装置1の動作を説明するための図である。筒状物品100を入口4から第1円筒部24に挿入する。そして操作部8を手で回転させると、回転動力は円筒部75B及び円筒部75Aを介して第1かさ歯車80に伝達され、この回転動力は第2かさ歯車82で直交する方向の回転動力に変換され、その後内歯84及び遊星歯車86を介して第1歯車88に伝達される。第1歯車88は第2円筒部26に固定されているので、第2円筒部26を回転させる。このとき、第2円筒部26の回転方向は、第2かさ歯車82の回転方向と反対になる。
第2円筒部26の回転により第3かさ歯車92が回転すると、この回転が第4かさ歯車96によって直交する方向の回転動力に変換され、この第4かさ歯車96と同軸に固定された第4歯車98を回転させる。第4歯車89は第2のローラ60の一方の回転軸62に固定された第5歯車99と噛み合っているので、この第5歯車99を回転させる。これにより、第2のローラ60の一方は回転し、ここで、第2のローラ60の一方は他方と連動用歯車70で噛み合っているので、第2のローラ60の一方が回転すると、第2のローラ60の他方が反対方向に回転する。一対の第2のローラ60が回転すると、第2の突起68がその間に挿入された筒状物品100を挟んで下方に移動させる。このように筒状物品100は第2のローラ60によって切り部12へ送られる。
第2のローラ60の間を通った筒状物品100は、回転する第2円筒部26に挿入され、そして更に切り部12の回転部38内の第3円筒部28に挿入される。ここで、回転部38には第2円筒部26が固定されているので、第2円筒部26の回転とともに回転部38も回転する。第3円筒部28の外周には、2つの切り刃40が突出しているから、筒状物品100が第2のローラ60によって下方に送られるにつれて、切り刃40が回転しながら筒状物品100を切る。この動作により、筒状物品100はらせん状又はコイル状に切られる。
切られた筒状物品100は、第3円筒部28を出る。ここで、操作部8からの回転動力は、第2歯車89へ伝達される。第2歯車89は、第1のローラ48の一方の回転軸50に固定された第3歯車90と噛み合っているので、第1のローラ48の一方が来唖テンすると、第1のローラ48の他方が反対方向に回転する。一対の第1のローラ48が回転すると、第1の突起56がその間を通る筒状物品100を挟んで下方に移動させる。このようにコイル状に切られた筒状物品100は第1のローラ48によって出口5へ送られる。
なお、第1のローラ48は、コイル状に切られた筒状物品100を出口5へ送る機能を有すると同時に、第2のローラ60に対して切り部12の反対側から筒状物品100を切り部12へ引っ張る役割も果たしている。
コイル状に切られた筒状物品100は、案内部30に入る。案内部30には、曲面36が形成されているので、筒状物品100はこの曲面36にそって通路10の軸線Aである鉛直方向から、これに直交する水平方向に向かって向きを変える。
向きを変えた筒状物品100は、筐体2の取出口6から出てくる。ユーザーは、取出口6から出た筒状物品100を取り出す。この実施形態では、筐体2から取り出された筒状物品100は、コイル状に完全に切断されて切り離されて(分離されて)いるので、ユーザーはこの筒状物品100をほぐして2つのコイル状物品を作成する。
例えば筒状物品100が途中で詰まる等なんらかの不具合により動力伝達部18に大きな負荷がかかった場合には、操作部8を回転させても円筒部75Bが回りにくくなり、円筒部75Bの回転力がばね79の付勢力に打ち勝ち、円筒部75Bが操作部8側にスライドすることにより円筒部75Aと噛み合わなくなり、操作部8の回転が動力伝達部18に伝達されなくなる。このような円筒形75A,75B及びばね79による構造で操作部8からの回転動力を伝達しないようにすることで、操作部8の操作で動力伝達機構18等の内部機構が壊れるのが防止される。
このように構成された本実施形態によれば、次のような優れた効果を得ることができる。
筒状物品加工装置1が通路10と、切り部12と、第1の送り部14と、を備えているので、通路10内で移動する筒状物品100を切り部12がコイル状に切ることができる。これにより、切られた筒状物品100からコイル状物品を作成することができる。ユーザーが自分の好みの色や模様、長さの筒状物品100を選んでコイル状物品を自分で簡単に作成することができる。
また第1の送り部14で筒状物品100を出口5側に送ることができるので、筒状物品100が通路10内で詰まることなく、良好に取出口6から排出される。第1の送り部14は切られた筒状物品100を出口5側に送ることによって、まだ切られていない筒状物品100を出口5側から引っ張って切り部12に送る役割も果たしているから、筒状物品100が切り部12で詰まる等の不具合も防止することができる。
切り部12が切り刃40と切り刃40を回転させる回転部38とを有しているので、通路を移動する筒状物品を切り刃40が筒状物品100の周りで回転しながら切ることにより、筒状物品100をコイル状に切ることができる。筒状物品100を切り刃40に対して回転させるのではなく回転部38によって切り刃40を筒状物品100に対して回転させるので、コイル状に筒状物品100を通路10内で移動させる機構等を設けたり機構を複雑化させることなく簡単な構造で筒状物品100をコイル状に切ることができる。
筒状物品加工装置1が操作部8を有し、ユーザーが操作部8を操作することによって回転部38を回転させるので、簡単な操作で筒状物品100をコイル状に切ることができる。また、ユーザーが実際に操作することで筒状物品100を切るので、筒状物品100を加工している実感を得ることができ、ユーザーに筒状物品100を加工する楽しみを提供することができる。
第2の送り部16が設けられているので、第2の送り部16によって筒状物品100を切り部12へ送ることができる。これにより、筒状物品100が切り部12に入らずうまく筒状物品100を切ることができない等の不具合を防止して確実に筒状物品100を切ることができる。
動力伝達部18が、操作部8からの動力を回転部38、第1の送り部14、及び第2の送り部16に伝達するので、1つの操作部8を操作することによって回転部38、第1の送り部14及び第2の送り部16を同時に且つ簡単に作動させることができる。本実施形態では動力伝達部18は歯車を利用して動力を伝達しているので、回転部38、第1の送り部14、及び第2の送り部16の動作を互いにリンクさせて作動させることができ、各機構を連携させた所望の動作を確実に行うことができる。
第1の送り部14が第1のローラ48を有し、第2の送り部16が第2のローラ60を有するので、切り部12の上流側及び下流側の両方で筒状物品100を下流側に送ることができるから、筒状物品100が通路10内で詰まる等の不具合を防止して確実に筒状物品100を下流側に送ることができる。
第1のローラ48には第1の突起56が形成され、第2のローラ60には第2の突起68が形成されており、第1の突起56と第2の突起68の配置条件が異なっている。具体的には、一対の第1のローラ48に設けられた第1の突起56の間の距離G1は、一対の第2のローラ60に設けられた第2の突起68の間の距離G2よりも小さく設定されている。ここで、第1のローラ48は、コイル状に切られた後の筒状物品100を出口5に送る一方第2のローラ60は、コイル状に切られる前の筒状物品100を切り部12に送るので、第1のローラ48が挟む筒状物品100は第2のローラ60が挟む筒状物品100よりもより撓みやすく(変形しやすく)なっている。本実施形態では、第1のローラ48の第1の突起56の間の距離G1は、第2のローラ60の第2の突起68の間の距離G2よりも小さく設定されているので、コイル状に切られた撓みやすい筒状物品100をより間の距離G1が小さい第1のローラ48の第1の突起56で確実に挟むことができ、且つまだ切られていない筒状物品100をより間の距離G2が大きい第2のローラ60の第2の突起68で過度に潰すことなく確実に挟むことができる。これによりコイル状に切られた前後の両方において筒状物品100を良好且つ確実に移動させることができる。
切り刃40を、切り刃40の延びる方向Xを軸に角度αだけ出口5側に回転させ、切り刃40の先端を通り且つ通路10の軸方向Aに垂直且つ切り刃40の延びる方向に垂直な方向Yを軸に角度βだけ出口5側に回転させた位置に配置し、このとき角度αを、角度βよりも大きく設定した。これにより、切り刃40を通路10の軸方向Aに対して適切な角度で配置することができ、通路10を移動する筒状物品100が切り刃40で切れずに通路10に詰まったり筒状物品100が捻れたりすることなく、筒状物品100を良好にコイル状に切ることができる。
筒状物品加工装置1を安定した使用位置に配置したとき、通路10が鉛直方向に配置され、入口4が切り部12に対して鉛直方向上側に位置し、出口5が切り部12に対して鉛直方向下側に位置する。これにより、筒状物品100が通路10内を移動しやすくなり、筒状物品100が通路10内で詰まる等の不具合を防止することができ、筒状物品100を確実にコイル状に切ることができる。
通路10の下流側に案内部30を設けたので、切った後の筒状物品100を案内部30で通路10の軸線方向Aとは異なる方向に移動させることができる。これにより、切り部12で筒状物品100を切る際には通路10を鉛直方向に配置しつつ、切った後の筒状物品100を取り出す際には筐体2のカバー部22の側面に設けられた取出口6から取り出すことができるから、ユーザーが筒状物品100を簡単に取り出すことができる。
また、案内部30によって切った後の筒状物品100が通路10の軸線方向Aとは異なる水平方向に案内されるので、通路10の出口5から出た筒状物品100を移動させるためのスペースを通路10の軸線方向A上に確保する必要がなく、その結果、筒状物品加工装置1のカバー部22の頂点から載置部20までの寸法を小さくすることができ、筒状物品加工装置1の小型化に寄与することができる。
第2の突起68は、らせん状に切られていない筒状物品100を挟んで切り部12に向かって送る役割を果たす。このとき、筒状物品100はまだ切り部12によって切られていないので、変形しにくい。また、切り部12によって筒状物品100を切る際に、第2のローラ60による抵抗が大きいと筒状物品100を良好に切ることができない。そこで本実施形態では、第2の突起68の突出量P2を出口5側の第1の突起56の突出量P1よりも小さく設定し且つ第2の突起68の先端間の距離G2を出口5側の第1の突起56の先端間の距離G1よりも大きく設定したので、第2の突起68で筒状物品100を挟み、切り部12での抵抗が大きい場合には必要に応じて第2の突起68で筒状物品100が滑るようになっており、これにより筒状物品100を送りやすく且つ切り部12で筒状物品100を切りやすくできる。
第1の突起56は、筒状物品100を出口5側に強制的に排出する役割を果たす。このとき、筒状物品100は切り刃40でらせん状に切られているので変形しやすくなっているから、第1の突起56の突出量P1を入口4側の第2の突起68の突出量P2よりも大きく設定し且つ第1の突起56の先端間の距離G2を第2の突起68の先端間の距離G2よりも小さくすることにより、筒状物品100を確実につかんで出口5側に送りやすくしている。
第1の突起56の先端部の幅W11,W12が第2の突起68の先端部の幅W2よりも大きく設定されている。よって、第1の突起56の先端部の面積の方が、第2の突起68の先端部の面積よりも大きくなり、第1の突起56と筒状物品100との接触面積がより大きくなる。これにより、第1の突起56と筒状物品100との摩擦力を第2の突起68よりも大きくすることができ、第1の突起56で筒状物品100をより確実に出口5側に送り出すことができる。なお、第1の突起56の先端部の長さL1が第2の突起68の先端部の長さL2よりも大きいことも、第1の突起56と筒上物品100との接触面積を増やすことに貢献している。
第2伝達部74が、操作部8の回転軸78に固定された第2歯車89と第1のローラ48の一方の回転軸50に固定された第3歯車90とを有するので、操作部8の回転が直接第1のローラ48に伝達される。ここで、第1のローラ48は、らせん状に切られた筒状物品100を出口5側に排出する機能を有するが、筒状物品100がらせん状に切られて最下流端が第2のローラ68から外れた後は、第1のローラ48のみで、まだ切られていない筒状物品100を切り部12に引っ張るとともに既に切られた筒状物品100を出口5側に送ることになる。本実施形態では、第2伝達部74の伝達機構が少ない構成部品で構成され、操作部8の回転が直接第1のローラ48に伝達されるように構成されているので、操作部8からの回転力を良好に第1のローラ48に伝達することができ、より小さな力で第1のローラ48に必要な回転力を得ることができる。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、例えば、以下のような態様であってもよい。
前述の実施形態では、筒状物品100は切り刃40によってコイル状に切断されて完全に切り離されていたが、これに限らず、例えば切り刃40で筒状物品100の厚みの一部に切れ目を入れ、筒状物品100の一部または全部が切り離されていない状態に切ってもよい。そのような切り方も本発明では「コイル状に切る」ことに含まれる。筒状物品100が完全に切り離されていない場合には、切れ目に沿ってユーザーが手でコイル状物品に切り離してもよいし、後工程の装置を設けて自動で切り離してもよい。要するに、切り部は、筒状物品をコイル状に分離可能に切るものであればよい。
通路の向きは前述の実施形態では安定する使用位置において鉛直方向であったが、これに限らず、水平方向や、斜め方向、下から上の鉛直方向であってもよいし、筒状物品が移動できるのであれば湾曲していてもよい。
操作部は、前述の実施形態ではユーザーが手動で回転部を駆動するよう操作するものであったが、これに限らず例えばモータ等の駆動力によって自動で回転部を駆動するように操作するものであってもよい。この場合には操作部は例えばモータ等のオンオフを切り替えるのスイッチとして設けられればよい。
前述の実施形態では、コイル状に切られた筒状物品は案内部で通路とは異なる方向に案内されていたが、案内部は必ずしも設けられていなくてもよい。
前述の実施形態では、切り刃は筒状物品に対して所定角度α及びβで規定されていたが、これに限らず、切り刃の筒状物品に対する設置位置は、筒状物品の形状や材質等、筒状物品の移動速度等の諸条件を勘案して任意に設定することができる。
前述の実施形態では、一対の第1のローラの第1の突起の間の距離は、一対の第2のローラの第2の突起の間の距離よりも小さく設定されていたが、これに限らず、筒状物品の材質や寸法等に応じて各ローラの形状やローラ間の距離、突起の有無、突起の形状、突起の寸法等、任意に設定することができる。
前述の実施形態では、動力伝達部は、操作部からの動力を回転部、第1の送り部、及び第2の送り部に動力を伝達していたが、これに限らず、例えば回転部のみ、第1の送り部のみ、または第2の送り部のみに動力を伝達するものであってもよく、これらの各機構の少なくとも一つに動力を伝達するものであればよい。
前述の実施形態では切り刃は回転部によって筒状物品の周りで回転して筒状物品をコイル状に切っていたが、これに限らず例えば筒状物品を回転させて切り刃を固定することによって筒状物品を切ってもよい。
1 筒状物品加工装置
4 入口
5 出口
6 取出口
8 操作部
10 通路
12 切り部
14 第1の送り部
16 第2の送り部
18 動力伝達部
30 案内部
38 回転部
40 切り刃
48 第1のローラ
56 第1の突起
60 第2のローラ
68 第2の突起
G1,G2 距離
α,β 角度
100 筒状物品
上記の目的を達成するために、本発明の筒状物品加工装置は、筒状物品を加工する筒状物品加工装置であって、筒状物品の移動を案内するとともに、筒状物品を挿入可能な入口及び加工後の筒状物品が排出される出口を有する通路と、通路内を移動する筒状物品をコイル状に分離可能に切る切り部と、通路内の加工後の筒状物品を出口側に送る第1の送り部と、通路内の前記筒状物品を切り部へ送る第2の送り部と、を備え、第1の送り部は、筒状物品を間に挟む一対の第1のローラを有し、第2の送り部は、筒状物品を間に挟む一対の第2のローラを有し、一対の第1のローラの間の距離は、一対の第2のローラの間の距離よりも小さく設定されている、ことを特徴としている。
本発明において好ましくは、第1のローラは、外周に第1の突起を含み、第2のローラは、外周に第2の突起を含み、一対の第1のローラの各第1の突起の間の距離は、一対の第2のローラの第2の突起の間の距離よりも小さく設定されている。
本発明の筒状物加工装置は、筒状物品を加工する筒状物品加工装置であって、筒状物品の移動を案内するとともに、筒状物品を挿入可能な入口及び加工後の筒状物品が排出される出口を有する通路と、通路内を移動する筒状物品をコイル状に分離可能に切る切り部と、通路内の加工後の筒状物品を出口側に送る第1の送り部と、を備えたことを特徴としている。また、本発明の筒状物品加工装置は、筒状物品を加工する筒状物品加工装置であって、筒状物品の移動を案内するとともに、筒状物品を挿入可能な入口及び加工後の筒状物品が排出される出口を有する通路と、通路内を移動する筒状物品をコイル状に分離可能に切る切り部と、通路内の加工後の筒状物品を出口側に送る第1の送り部と、通路内の筒状物品を前記切り部へ送る第2の送り部と、を備え、第1の送り部は、筒状物品を間に挟み外周に第1の突起を含む一対の第1のローラを有し、第2の送り部は、筒状物品を間に挟み外周に第2の突起を含む一対の第2のローラを有し、一対の第1のローラの各第1の突起の間の距離は、一対の第2のローラの各第2の突起の間の距離よりも小さく設定されている、ことを特徴としている。
本発明において好ましくは、通路内の筒状物品を切り部へ送る第2の送り部を更に有する。
本発明において好ましくは、第1の送り部は、筒状物品を間に挟み外周に第1の突起を含む一対の第1のローラを有し、第2の送り部は、筒状物品を間に挟み外周に第2の突起を含む一対の第2のローラを有し、一対の第1のローラの各第1の突起の間の距離は、一対の第2のローラの各第2の突起の間の距離よりも小さく設定されている。

Claims (9)

  1. 筒状物品を加工する筒状物品加工装置であって、
    前記筒状物品の移動を案内するとともに、前記筒状物品を挿入可能な入口及び加工後の前記筒状物品が排出される出口を有する通路と、
    前記通路内を移動する前記筒状物品をコイル状に分離可能に切る切り部と、
    前記通路内の加工後の前記筒状物品を前記出口側に送る第1の送り部と、を備えた
    ことを特徴とする筒状物品加工装置。
  2. 前記切り部は、前記筒状物品を分離可能に切る切り刃と、前記切り刃を前記筒状物品の周りで回転させる回転部と、を有する、
    請求項1に記載の筒状物品加工装置。
  3. 前記回転部を回転させる操作部を更に有する、
    請求項2に記載の筒状物品加工装置。
  4. 前記通路内の前記筒状物品を前記切り部へ送る第2の送り部を更に有する、
    請求項1から3の何れか1項に記載の筒状物品加工装置。
  5. 前記操作部からの動力を、前記回転部と、前記第1の送り部と、前記通路内の前記筒状物品を前記切り部へ送る第2の送り部と、に伝達する動力伝達部を更に有する、
    請求項3の記載の筒状物品加工装置。
  6. 前記第1の送り部は、前記筒状物品を間に挟み外周に第1の突起を含む一対の第1のローラを有し、前記第2の送り部は、前記筒状物品を間に挟み外周に第2の突起を含む一対の第2のローラを有し、前記一対の第1のローラの各前記第1の突起の間の距離は、前記一対の第2のローラの各前記第2の突起の間の距離よりも小さく設定されている、
    請求項4に記載の筒状物品加工装置。
  7. 前記切り刃は、前記切り刃を含む面を前記通路の軸方向に垂直に且つ前記切り刃の延びる方向を前記通路の半径方向に配置した状態から、前記切り刃の延びる方向を軸に角度αだけ前記出口側に回転させ、前記切り刃の先端を通り且つ前記通路の軸方向に垂直且つ前記切り刃の延びる方向に垂直な方向を軸に角度βだけ前記出口側に回転させた位置に配置され、前記角度αは、前記角度βよりも大きく設定されている、
    請求項2に記載の筒状物品加工装置。
  8. 前記入口は、前記切り部に対して鉛直方向上側に位置し、前記出口は、前記切り部に対して鉛直方向下側に位置する、
    請求項1から7の何れか1項に記載の筒状物品加工装置。
  9. 分離可能に切った後の前記筒状物品を、前記通路の軸線方向とは異なる方向に案内する案内部を更に有する、
    請求項1から8の何れか1項に記載の筒状物品加工装置。
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