JP2023008026A - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送部材の軸部と仕切り壁の貫通孔との間に形成された隙間を覆うシール部材の弾性変形の起点の位置精度の悪化を抑制することができる現像装置を提供する。【解決手段】現像装置4は、搬送スクリュー28の軸部28aの回転軸線方向から見たときに仕切り壁61の貫通孔61aと軸部28aとの間の隙間を覆うシール部材50を備え、シール部材50は、自由状態において軸部28aの直径よりも内径が小さく、軸部28aが挿通される円形状の貫通孔50a1を有する弾性シート50aと、前記回転軸線方向において弾性シート50aに隣接して配置され、弾性シート50aよりも弾性係数が高い材料で形成され、弾性シート50aが固定される台座シート50bであって、軸部28aの直径よりも内径が大きく、且つ、貫通孔50a1と略同心円状であり、軸部28aが挿通される貫通孔50b1を有する台座シート50bを有する。【選択図】図5

Description

本発明は、電子写真方式を用いてシートに画像を形成する画像形成装置に好適な現像装置と、現像装置を備える画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置で画像を形成する場合、まず感光体の表面に形成された静電潜像に対し、現像装置によって現像剤を付着させることにより現像剤像を形成する。その後、現像剤像をシートに転写することによって画像を形成する。
また現像装置において、現像剤の撹拌と現像スリーブへの現像剤の供給の両方を効率的に行うために、現像剤を収容する現像剤収容部に搬送スクリュー(搬送部材)を設ける構成が広く知られている。搬送スクリューは、回転軸となる軸部と、軸部の外周部に設けられた螺旋状の羽根(搬送部)を有し、軸部の回転に伴って羽根が現像剤を搬送する。
ここで一般的に、搬送スクリューの軸部は、現像装置の筐体における現像剤収容部の外部に設けられた軸受に支持されている。搬送スクリューの軸部を現像剤収容部の内部から外部へ露出させるために、現像剤収容部の内部と外部とを仕切る仕切り壁(壁部)には、軸部を挿通させるための貫通孔が形成される。
搬送スクリューの軸部と仕切り壁の貫通孔との間には、搬送スクリューの軸部を挿通させるための微小な隙間が存在する。この隙間から現像剤が漏れる場合、現像剤が軸受側に飛散して、軸部の回転性が悪化するおそれがある。これに対して特許文献1では、軸部の回転軸線方向から見たときに軸部と仕切り壁の貫通孔との間に形成された隙間を覆うシール部材を設け、当該隙間から現像剤が漏れることを抑制する構成が記載されている。
特開2000-250309号公報
特許文献1の構成において、シール部材は、弾性体で形成されており、軸部の外径よりも小さい内径の貫通孔を有する。シール部材は、軸部が当該貫通孔に挿通される際に弾性変形し、弾性変形の復元力によって軸部の外周部に圧接して現像剤の漏れを抑制する。
ここでシール部材の貫通孔に対する軸部の挿入方向において、シール部材の直ぐ下流側に仕切り壁が配置されている。従って、シール部材の上記弾性変形の起点は、仕切り壁の位置によって決められる。即ち、仕切り壁を形成する際の公差や、仕切り壁の貫通孔を形成する際の公差等による位置精度の悪化は、シール部材の弾性変形の起点の位置精度に悪影響を及ぼすことになる。
シール部材の弾性変形の起点の位置精度が悪化する場合、軸部に対するシール部材の接触の仕方が局所的に異なる事態を生じさせる。この場合、シール部材の接触の仕方によっては、現像剤の漏れを許しやすくなる可能性がある。またシール部材の摩耗が局所的に大きくなり、摩耗が大きい部分から現像剤が漏れやすくなる可能性がある。
そこで本発明は、搬送部材の軸部と仕切り壁の貫通孔との間に形成された隙間を覆うシール部材の弾性変形の起点の位置精度の悪化を抑制することができる現像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る現像装置の代表的な構成は、筐体と、前記筐体に設けられ、現像剤を収容する現像剤収容部と、前記筐体における前記現像剤収容部の外部に設けられた軸受と、前記現像剤収容部に収容されている現像剤を搬送する搬送部材であって、軸部と、前記軸部の外周部に設けられ、前記軸部の回転に伴って現像剤を搬送する搬送部とを有し、前記軸部が前記現像剤収容部の内部と外部とを仕切る壁部に形成された第1貫通孔を通って前記現像剤収容部の外部に露出し、前記軸受に回転自在に支持される搬送部材と、前記軸部の回転軸線方向から見たときに前記第1貫通孔と前記軸部との間の隙間を覆うシール部材と、を備え、前記シール部材は、弾性体で形成された弾性部であって、自由状態において前記軸部の直径よりも内径が小さく、前記軸部が挿通される円形状の第2貫通孔を有する弾性部と、前記回転軸線方向において前記弾性部に隣接して配置され、前記弾性部よりも弾性係数が高い材料で形成され、前記弾性部が固定される固定部であって、前記軸部の直径よりも内径が大きく、且つ、前記第2貫通孔と略同心円状であり、前記軸部が挿通される第3貫通孔を有する固定部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、現像装置において、搬送部材の軸部と仕切り壁の貫通孔との間に形成された隙間を覆うシール部材の弾性変形の起点の位置精度の悪化を抑制することができる。
画像形成装置の断面概略図である。 現像装置の断面概略図である。 現像装置における搬送スクリューの一端部の周囲の断面概略図である。 シール部材の斜視図である。 現像装置におけるシール部材の周囲の断面概略図である。 現像装置におけるシール部材の周囲の断面概略図である。 現像装置におけるシール部材の周囲の断面概略図である。 現像装置におけるシール部材の周囲の断面概略図である。 現像装置におけるシール部材の周囲の断面概略図である。
(第1実施形態)
<画像形成装置>
以下、まず本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の全体構成を画像形成時の動作とともに図面を参照しながら説明する。なお、以下に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
画像形成装置Aは、現像剤としてのイエローY、マゼンダM、シアンC、ブラックKの4色のトナーを中間転写ベルトに転写した後、シートに画像を転写して画像を形成する中間タンデム方式の画像形成装置である。なお、以下の説明において、上記各色のトナーを使用する部材には添え字としてY、M、C、Kを付するものの、各部材の構成や動作は使用するトナーの色が異なることを除いて実質的に同じであるため、区別を要する場合以外は添え字を適宜省略する。
図1は、画像形成装置Aの断面概略図である。図1に示す様に、画像形成装置Aは、シートSにトナー像を形成する画像形成部100を備える。画像形成部100は、感光体としての感光ドラム1(1Y、1M、1C、1K)、帯電ローラ30(30Y、30M、30C、30K)、現像スリーブ23(23Y、23M、23C、23K)を有する現像装置4(4Y、4M、4C、4K)を備える。また画像形成部100は、一次転写ローラ5(5Y、5M、5C、5K)、クリーニングブレード9(9Y、9M、9C、9K)、レーザスキャナユニット3(3Y、3M、3C、3K)、中間転写ベルト6、二次転写ローラ7、二次転写対向ローラ8を備える。
次に、画像形成装置Aの画像形成動作について説明する。まず不図示の制御部に画像形成ジョブ信号が入力されると、シートカセット10に収納されたシートSが、ピックアップローラ11、給送ローラ12、搬送ローラ13、14によってレジストローラ15に送られる。その後、レジストローラ15は、所定のタイミングで二次転写ローラ7と二次転写対向ローラ8から形成される二次転写部にシートSを搬送する。
一方、画像形成部100においては、まず帯電ローラ30Yに帯電バイアスが印加されることで、帯電ローラ30Yに接触する感光ドラム1Yの表面が帯電される。次に、不図示の画像読取部、又は、不図示の外部機器から送信された画像データに応じてレーザスキャナユニット3Yが感光ドラム1Yの表面にレーザ光を照射することで、感光ドラム1Yの表面に静電潜像が形成される。
次に、現像装置4Yの現像スリーブ23Yに現像バイアスが印加されることにより感光ドラム1Yの表面に形成された静電潜像にイエローのトナーが付着され、感光ドラム1Yの表面にイエローのトナー像が形成される。感光ドラム1Yの表面に形成されたトナー像は、一次転写ローラ5Yに一次転写バイアスが印加されることによって中間転写ベルト6に一次転写される。一次転写後に感光ドラム1Yに残留したトナーは、クリーニングブレード9Yによって掻き取られる。
同様のプロセスにより、感光ドラム1M、1C、1Kにも、各色の画像データに応じてレーザスキャナユニット3M、3C、3Kからレーザ光が照射されて静電潜像が形成される。そして現像装置4M、4C、4Kによってマゼンダ、シアン、ブラックのトナー像が形成される。その後、一次転写ローラ5M、5C、5Kに一次転写バイアスが印加されることで、これらのトナー像が中間転写ベルト6上のイエローのトナー像に対して重畳的に転写される。これにより中間転写ベルト6の表面に画像データに応じたフルカラーのトナー像が形成される。
その後、中間転写ベルト6が二次転写対向ローラ8から駆動力を受けて周回移動することで、フルカラーのトナー像が二次転写部に送られる。そして二次転写部において二次転写ローラ7に二次転写バイアスが印加されることで、中間転写ベルト6上のフルカラーのトナー像がシートSに転写される。
トナー像が転写されたシートSは、定着装置16に搬送され、定着装置16において加熱、加圧処理が施され、これによりシートS上のトナー像がシートSに定着される。その後、トナー像が定着されたシートSは、排出ローラ17によって排出トレイ18に排出される。
<現像装置>
次に、現像装置4の構成について説明する。
図2は、現像装置4の断面概略図である。図2に示す様に、現像装置4は、筐体としての現像容器20を備える。現像容器20は、現像剤を収容する現像剤収容部としての現像室21、及び、撹拌室22を有する。
現像室21と撹拌室22は、現像容器20の内部に設けられた隔壁25を境として区画されている。現像スリーブ23の回転軸線方向において、隔壁25の両端部は、現像容器20の内壁まで達しておらず、これにより現像室21と撹拌室22を連通させる連通部25a(図3)が形成されている。なお、本実施形態において、現像室21や撹拌室22に収容される現像剤は、非磁性トナーと磁性キャリアとを混合した二成分現像剤である。
また現像室21と撹拌室22には、現像剤を撹拌し搬送する搬送スクリュー28、29(搬送部材)がそれぞれ設けられている。搬送スクリュー28は、その軸部28aが現像スリーブ23の回転軸線方向に沿うように現像室21の底部に配置されている。搬送スクリュー28は、回転軸となる軸部28aの外周部に螺旋状の羽根28b(搬送部)が設けられたスクリュー構造となっている。搬送スクリュー28は、軸部28aが回転することにより羽根28bが現像室21内の現像剤を現像スリーブ23の回転軸線方向に沿って搬送する。なお、本実施形態では、軸部28aと羽根28bを別体で形成し、軸部28aに羽根28bを装着する構成である。しかし両者を一体成型する構成としてもよい。
撹拌室22に配置された搬送スクリュー29は、その軸部29aが現像スリーブ23の回転軸線方向に沿うように撹拌室22の底部に配置されている。搬送スクリュー29は、回転軸となる軸部29aの外周部に螺旋状の羽根29b(搬送部)が設けられたスクリュー構造となっている。搬送スクリュー29の軸部29aの直径と、搬送スクリュー28の軸部28aの直径は同じ径である。一方、搬送スクリュー29の羽根29bは、搬送スクリュー28の羽根28bとは逆向きに設けられている。これにより搬送スクリュー29は、軸部29aが搬送スクリュー28の軸部28aと同じ方向に回転することにより、羽根29bが撹拌室22内の現像剤を搬送スクリュー28による現像剤の搬送方向と反対方向に搬送する。このようにして現像室21と撹拌室22において現像剤が撹拌、搬送され、連通部25aを通じて現像室21と撹拌室22との間を現像剤が循環する。なお、本実施形態では、軸部29aと羽根29bを別体で形成し、軸部29aに羽根29bを装着する構成である。しかし両者を一体成型する構成としてもよい。
また搬送スクリュー28の軸部28aの一端部は、不図示のモータから駆動力を受けるため、現像室21の外部に露出する。同様に、搬送スクリュー29の軸部29aの一端部は、不図示のモータから駆動力を受けるため、撹拌室22の外部に露出する。また搬送スクリュー28の軸部28aの他端部と、搬送スクリュー29の軸部29aの他端部も、不図示の軸受に支持されるために現像室21や撹拌室22の外部に露出する。即ち、搬送スクリュー28、29の軸部28a、29aの両端部は、現像容器20の現像剤収容部から露出する。搬送スクリュー28、29における不図示のモータから駆動力を受ける駆動部の詳しい構成は後述する。なお、現像スリーブ23と搬送スクリュー28、29は、不図示のモータの駆動力が不図示のギア列を介して伝達されることで連結駆動される。
また現像室21は、感光ドラム1と対向する位置に開口が形成されており、この開口に感光ドラム1側に一部露出するように現像スリーブ23が設けられている。現像スリーブ23は、非磁性材料で形成されている。また現像スリーブ23は、マグネットロール24を非回転状態で内包する。マグネットロール24は、S1極、S2極、N1極、N2極、N3極の合計で5極の磁極を有する。
また現像室21において、現像スリーブ23と対向した位置には、現像ブレード26が設けられている。現像ブレード26は、現像スリーブ23に担持されるトナーに当接し、現像スリーブ23に担持されるトナーの量を規制する。
画像形成時において、現像スリーブ23が図2に示す矢印方向に回転すると、まずマグネットロール24のN1極の磁力によって現像剤が現像スリーブ23の表面に吸着される。次に、現像スリーブ23の表面でS1極によって穂立ちされられた現像剤は、現像ブレード26からせん断力を受けてその量が規制される。これにより現像スリーブ23上には所定の層厚の現像剤層が形成される。
次に、現像スリーブ23の回転により、現像スリーブ23上の現像剤層は感光ドラム1と対向する現像領域に搬送され、N2極によって磁気穂を形成した状態で、感光ドラム1の表面に形成された静電潜像に付着する。これにより感光ドラム1の表面に現像剤像が形成される。その後、現像スリーブ23の表面に残った現像剤は、N3極とN1極との間にある無磁力帯によって現像スリーブ23から剥離される。
<駆動部>
次に、搬送スクリュー28、29を駆動させる駆動部の構成について説明する。搬送スクリュー28、29の駆動部の構成は同様であるため、以下では搬送スクリュー28の駆動部の構成を代表的に説明する。
図3は、現像装置4における搬送スクリュー28の回転軸線方向の一端部の周囲の断面概略図である。図3に示す様に、現像容器20は、現像室21の内部と外部とを仕切る仕切り壁61(壁部)を有する。仕切り壁61には、搬送スクリュー28の軸部28aの直径よりも大きな径であり、軸部28aの回転軸線方向に貫通する貫通孔61a(第1貫通孔)が形成されている。
軸部28aの一端部は、貫通孔61aを通って現像室21の外部に露出する。また現像容器20における現像室21の外部には、軸受66が軸受ホルダ67を介して取り付けられている。搬送スクリュー28の軸部28aの一端部は、貫通孔61aを通って現像室21aの外部に露出し、軸受66によって回転自在に支持される。
また搬送スクリュー28の軸部28aの一端部には、駆動ギア65が取り付けられている。駆動ギア65は、不図示のモータの駆動力を伝達する不図示のギア列と噛合する。不図示のモータが駆動すると、この駆動力が不図示のギア列を介して、駆動ギア65に伝達される。これにより駆動ギア65が取り付けられた搬送スクリュー28の軸部28aが回転し、羽根28bによって現像剤が撹拌、搬送される。
また仕切り壁61の貫通孔61aの径は搬送スクリュー28の軸部28aの直径よりも大きいため、軸部28aと仕切り壁61との間には隙間が存在する。この隙間を封止しない場合、隙間から現像剤が現像室21の外部に飛散して、軸部28aと駆動ギア65との間の隙間や軸部28aと軸受66との間の隙間に入り込み、軸部28aの回転性が悪化するおそれがある。
そこで仕切り壁61には、貫通孔61aと軸部28aとの間に形成された隙間を封止するシール部材50が接着剤によって固定されている。シール部材50は、軸部28aの回転軸線方向から見た時に軸部28aと貫通孔61aとの間に形成された隙間を覆って隙間を封止し、現像室21の外部に現像剤が漏れることを抑制する。なお、仕切り壁61に対するシール部材50の固定方法は上記方法に限られず、例えば両面テープで固定する構成としてもよい。
なお、シール部材50は、軸部28aの回転軸線方向の一端部側だけでなく、他端部側にも設けられている。即ち、仕切り壁61と同様に、軸部28aの他端部側にも現像室21の内部と外部とを仕切る不図示の仕切り壁(他の壁部)が設けられている。不図示の仕切り壁には、搬送スクリュー28の軸部28aの直径よりも大きな径であり、軸部28aの回転軸線方向に貫通する不図示の貫通孔(第4貫通孔)が形成されている。軸部28aの他端部は、不図示の貫通孔を通って現像室21の外部に露出し、現像容器20における現像室21の外部に設けられた不図示の軸受(他の軸受)により回転自在に支持される。そして軸部28aの回転軸線方向から見た時に軸部28aと不図示の貫通孔との間に形成された隙間を覆うように他のシール部材50が設けられている。
<シール部材>
次に、シール部材50の構成について説明する。本実施形態では、シール部材50は、搬送スクリュー28の軸部28aの両端部と搬送スクリュー29の軸部29aの両端部にそれぞれ一つずつが設けられている。これらのシール部材50の構成は同じであるため、以下では、搬送スクリュー28の軸部28aの一端側に設けられたシール部材50を代表的に説明する。
図4は、シール部材50の斜視図である。図4に示す様に、シール部材50は、弾性シート50a(弾性部)と台座シート50b(固定部)が接着剤により接着固定されて構成されている。なお、弾性シート50aと台座シート50bの固定方法は上記方法に限られず、例えば両面テープなどで固定してもよい。
弾性シート50aは、弾性体で形成されている。本実施形態において、弾性シート50aは、ウレタン系のエラストマーで形成されている。この場合、弾性シート50aの厚さは0.1~0.3mm程度とするのが好ましい。弾性シート50aは、搬送スクリュー28の軸部28aが挿入されていない自由状態において軸部28aの直径よりも小さい内径の円形状の貫通孔50a1(第2貫通孔)を有する。ここでいう円形状の貫通孔50a1には、貫通孔50a1が完全な円形の構成だけでなく、完全な円形に対して円弧に若干の凸部や凹部がある構成も含まれる。
台座シート50bは、弾性シート50aより弾性係数が高く、弾性変形しにくい材料で形成されている。本実施形態において、台座シート50bは、ポリエステル系のプラスティックで形成されている。この場合、台座シート50bの厚さは0.1~0.3mm程度とするのが好ましい。台座シート50bは、弾性シート50aの貫通孔50a1の内径、及び、搬送スクリュー28の軸部28aの直径よりも大きい内径の円形状の貫通孔50b1(第3貫通孔)を有する。ここでいう円形状の貫通孔50b1には、貫通孔50b1が完全な円形の構成だけでなく、完全な円形に対して円弧に若干の凸部や凹部がある構成も含まれる。
弾性シート50aと台座シート50bは、貫通孔50a1と貫通孔50b1の中心位置が略一致するように相対位置が決められている。換言すれば、弾性シート50aと台座シート50bは、貫通孔50a1と貫通孔50b1が略同心円状となるように相対位置が決められている。ここで貫通孔50a1と貫通孔50b1の中心位置は、完全に同一ではなく公差の範囲程度にずれていてもよい。即ち弾性シート50aと台座シート50bは、貫通孔50a1と貫通孔50b1とが略同心円状となるように相対位置が決められており、この略同心円状には完全な同心円に対して0.5mm以下の範囲でずれている構成が含まれる。
なお、シール部材50の製造方法として、まず初めに弾性シート50aと台座シート50bとを両面テープや接着剤等で固定する。その後、抜き処理によって貫通孔50a1と貫通孔50b1を同時に形成する。これにより貫通孔50a1と貫通孔50b1の中心位置を容易に合わせることができる。
図5は、現像装置4におけるシール部材50の周囲の断面概略図である。図5に示す様に、搬送スクリュー28の軸部28aは、シール部材50の貫通孔50a1、50b1、及び、仕切り壁61の貫通孔61aに挿通されて、現像室21の外部に露出する。
ここで上述した通り、自由状態における弾性シート50aの貫通孔50a1の内径は、搬送スクリュー28の軸部28aの外径よりも小さい。このため、軸部28aは貫通孔50a1に対して圧入され、これに伴って貫通孔50a1が弾性変形する。弾性シート50aは、当該弾性変形の復元力によって軸部28aの外周部に圧接し、軸部28aと仕切り壁61との間の隙間を塞ぐ。
このようにシール部材50によって搬送スクリュー28の軸部28aと仕切り壁61の貫通孔61aとの間の隙間を塞ぐことにより、現像剤が貫通孔61aから現像室21の外部に漏れることを抑制することができる。従って、搬送スクリュー28の軸部28aの回転性の悪化を抑制することができる。また本実施形態において、シール部材50の厚みは0.2~0.6mm程度で小サイズであるため、現像容器20の大型化を抑制しつつ、現像剤の漏れを抑制することができる。
またシール部材50は、弾性シート50aと台座シート50bとが搬送スクリュー28の軸部28aの回転軸線方向に隣接するように配置される。具体的には、弾性シート50aの貫通孔50a1に対する軸部28aの挿入方向において、台座シート50bが弾性シート50aの下流側に配置される。本実施形態では、軸部28aは、弾性シート50aの貫通孔50a1に対し、現像室21の内部から外部に向かう方向に挿入されるため、台座シート50bが弾性シート50aよりも軸受66側に位置するようにシール部材50が配置される。
このような構成により、シール部材50の弾性変形の起点は、仕切り壁61の位置ではなく、台座シート50bの位置によって決められる。つまり弾性シート50aの弾性変形の起点は、仕切り壁61の位置精度や貫通孔61aの位置精度に依存しなくなる。一般的に、二つのシール状の部材を固定する際の両者の相対位置の精度は、仕切り壁61の位置精度や貫通孔61aの位置精度よりも高い。従って、本実施形態の構成によれば、弾性シート50aの弾性変形の起点を仕切り壁61の位置精度に依存させる構成と比較して、弾性シート50aの弾性変形の起点の位置精度の悪化を抑制することができる。このため、搬送スクリュー28の軸部28aに対するシール部材50の接触の仕方が局所的に異なる事態が生じることを抑制し、現像剤の漏れを抑制することができる。
なお、弾性シート50aにおける搬送スクリュー28の軸部28aと接触する側の表面にシボ加工を施す構成とするのが好ましい。これにより弾性シート50aと軸部28aとの間で発生する摩擦熱を低減し、現像剤が摩擦熱によって溶融することを抑制することができる。
またシール部材50は、仕切り壁61における現像室21側に固定しても、現像室21とは反対側に固定しても上記効果を得ることができるものの、本実施形態のように現像室21側に固定するのが好ましい。これにより現像剤圧がシール部材50にかかる方向がシール部材50を仕切り壁61に押し付ける方向となるため、仕切り壁61からシール部材50が剥離することを抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る現像装置の第2実施形態について図を用いて説明する。第1実施形態と説明の重複する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図6は、本実施形態に係る現像装置4におけるシール部材50の周囲の断面概略図である。図6に示す様に、本実施形態に係る現像装置4は、第1実施形態の構成に対し、シール部材50を仕切り壁61の側面に接着固定するのではなく、シール保持部61bに圧入して固定する構成である。本実施形態に係る現像装置4を含む画像形成装置Aのその他の構成は、第1実施形態に係る画像形成装置Aの構成と同様である。
シール保持部61bは、仕切り壁61において搬送スクリュー28の軸部28aの回転軸線方向に延存した部分である。シール保持部61bの下面には、シール部材50の台座シート50bが圧入される不図示の挿入口が設けられている。ここで台座シート50bを不図示の挿入口に圧入する際に台座シート50bに負荷がかかって貫通孔50b1の形状が変化する懸念がある。これを抑制するため、台座シート50bの材料を硬度の高い合成樹脂等とすることや、台座シート50bにかかる負荷に応じて台座シート50bの厚みを厚くするのが好ましい。
なお、本実施形態では、搬送スクリュー28の軸部28aの一端部に設けられたシール部材50を代表的に説明した。しかしながら、第1実施形態と同様に、シール部材50は搬送スクリュー28の軸部28aの両端部と、搬送スクリュー29の軸部29aの両端部にそれぞれ設けられている。
本実施形態の構成によれば、第1実施形態の構成と同様のメカニズムにより、弾性シート50aの弾性変形の起点を仕切り壁61の位置精度に依存させる構成と比較して、弾性シート50aの弾性変形の起点の位置精度の悪化を抑制することができる。このため、搬送スクリュー28の軸部28aに対するシール部材50の接触の仕方が局所的に異なる事態が生じることを抑制し、現像剤の漏れを抑制することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明に係る現像装置の第3実施形態について図を用いて説明する。第1実施形態と説明の重複する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図7は、本実施形態に係る現像装置4におけるシール部材50の周囲の断面概略図である。図7に示す様に、本実施形態に係る現像装置4は、第1実施形態の構成に対し、搬送スクリュー28の軸部28aの回転軸線方向においてシール部材50と隣接した位置にシール部材51を設ける構成である。本実施形態に係る現像装置4を含む画像形成装置Aのその他の構成は、第1実施形態に係る画像形成装置Aの構成と同様である。
シール部材51は、シール部材50と同製法、同形状の部材である。即ちシール部材51は、弾性体で形成された弾性シート51aと、弾性シート51aより弾性係数が高く、弾性変形しにくい材料で形成された台座シート51bが接着剤により接着固定されて構成されている。弾性シート51aに形成された貫通孔51a1のサイズや位置、及び、台座シート51bに形成された貫通孔51b1のサイズや位置も、シール部材50の貫通孔50a1、51b1と同じである。
シール部材51は、その貫通孔51a1、51b1の中心位置が、シール部材50の貫通孔50a1、50b1の中心位置と略一致するように、シール部材50に対して接着剤により接着固定される。ここでシール部材50、51を互いに接着させた後に両者を仕切り壁61に接着することで、組み立て工数を減らして組立性を向上させることができる。弾性シート51aは、弾性シート50aと同様に、弾性変形の復元力によって軸部28aの外周部に圧接し、軸部28aと仕切り壁61との間の隙間を塞ぐ。
本実施形態の構成によれば、二つのシール部材50、51によって搬送スクリュー28の軸部28aと仕切り壁61との間の隙間を封止するため、シール部材50のみで隙間を封止する構成と比較して、現像剤の封止能力を向上させることができる。なお、要求される封止性能に応じて、シール部材50、51の個数を増やしてもよい。
また二つのシール部材50、51によって現像剤の封止能力を向上させることができるため、例えば次の構成としてもよい。即ち、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、シール部材50は搬送スクリュー28の軸部28aの両端部と、搬送スクリュー29の軸部29aの両端部にそれぞれ設けられている。搬送スクリュー28、29による現像剤の搬送方向の下流側は、上流側と比較して現像剤の搬送圧が高くなる傾向にあるため、現像剤収容部の外部に現像剤が漏れやすい。そこで搬送スクリュー28、29による現像剤の搬送方向の下流側にシール部材50、51を設け、搬送方向の上流側にシール部材50のみを設ける構成としてもよい。つまり現像剤の搬送方向の下流側のシール部材の総数を、搬送方向の上流側のシール部材50の総数よりも大きくする構成としてもよい。これにより必要に応じて現像剤の封止能力を調整できるため、部品点数を減らして製造コストの削減を図りつつ、現像剤の封止能力を向上させることができる。
なお、本実施形態では、シール部材50に対してシール部材51を接着固定する構成について説明したものの、本発明はこれに限られるものではない。即ち、例えば第2実施形態のシール保持部61bにシール部材50、51の両方を保持させる構成など、搬送スクリュー28の軸部28aの回転軸線方向においてシール部材50、51が隣接して配置される構成であればよい。
(第4実施形態)
次に、本発明に係る現像装置の第4実施形態について図を用いて説明する。第3実施形態と説明の重複する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図8は、本実施形態に係る現像装置4におけるシール部材50の周囲の断面概略図である。図8に示す様に、本実施形態に係る現像装置4は、第3実施形態の構成に対し、シール部材51を仕切り壁61に対してシール部材50が配置された側と反対側に設ける構成である。本実施形態に係る現像装置4を含む画像形成装置Aのその他の構成は、第3実施形態に係る画像形成装置Aの構成と同様である。
シール部材51は、仕切り壁61に対して接着剤によって接着固定されている。なお、シール部材51の固定方法はこれに限られず、例えばシール部材51を仕切り壁61に対して両面テープで固定する構成としてもよい。また第2実施形態のシール保持部61bと同様のシール保持部を別途設けて、このシール保持部にシール部材51を保持させる構成としてもよい。
本実施形態の構成によれば、二つのシール部材50、51によって搬送スクリュー28の軸部28aと仕切り壁61との間の隙間を封止するため、シール部材50のみで隙間を封止する構成と比較して、現像剤の封止能力を向上させることができる。なお、要求される封止性能に応じて、シール部材50、51の個数を増やしてもよい。
また本実施形態のように、二つのシール部材50、51を分離して配置することで、搬送スクリュー28の軸部28aに対するシール部材50及びシール部材51の接触位置を分離させることができる。従って、軸部28aとシール部材50、51との間で発生する摩擦熱を分散させることができるため、摩擦熱によって軸部28aが高温となることを抑制し、現像剤が溶融することを抑制することができる。
また二つのシール部材50、51によって現像剤の封止能力を向上させることができるため、例えば次の構成としてもよい。即ち、本実施形態においても、第3実施形態と同様に、シール部材50は搬送スクリュー28の軸部28aの両端部と、搬送スクリュー29の軸部29aの両端部にそれぞれ設けられている。搬送スクリュー28、29による現像剤の搬送方向の下流側は、上流側と比較して現像剤の搬送圧が高くなる傾向にあるため、現像剤収容部の外部に現像剤が漏れやすい。そこで搬送スクリュー28、29による現像剤の搬送方向の下流側にシール部材50、51を設け、搬送方向の上流側にシール部材50のみを設ける構成としてもよい。つまり現像剤の搬送方向の下流側のシール部材の総数を、搬送方向の上流側のシール部材50の総数よりも大きくする構成としてもよい。これにより部品点数を減らして製造コストの削減を図りつつ、現像剤の封止能力を向上させることができる。
(第5実施形態)
次に、本発明に係る現像装置の第5実施形態について図を用いて説明する。第1実施形態と説明の重複する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図9は、本実施形態に係る現像装置4におけるシール部材50の周囲の断面概略図である。図9に示す様に、本実施形態に係る現像装置4は、第1実施形態の構成に対し、搬送スクリュー28の軸部28aの回転軸線方向において、仕切り壁61に対するシール部材50が配置された側と反対側に汎用品のオイルシール53を設ける構成である。本実施形態に係る現像装置4を含む画像形成装置Aのその他の構成は、第1実施形態に係る画像形成装置Aの構成と同様である。
オイルシール53は、合成ゴムで形成されており、本実施形態ではNOK株式会社製のものを使用している。オイルシール53は、仕切り壁61に形成された嵌合部61cに嵌合して保持されている。嵌合部61cは、仕切り壁61において搬送スクリュー28の軸部28aの回転軸線方向に延存した部分である。なお、オイルシール53の固定方法は本実施形態の構成に限られず、他の方法であってもよい。
本実施形態の構成によれば、シール部材50とオイルシール53によって搬送スクリュー28の軸部28aと仕切り壁61との間の隙間を封止するため、シール部材50のみで封止する構成と比較して、現像剤の封止能力を向上させることができる。また要求される封止性能に応じて、シール部材50やオイルシール53の個数を増やしてもよい。
また本実施形態では、オイルシール53を、仕切り壁61に対してシール部材50と反対側に配置する構成について説明したものの、本発明はこれに限られるものではない。即ち、オイルシール53を仕切り壁61に対してシール部材50が配置された側と同じ側に配置して、オイルシール53とシール部材50を隣接させる構成としてもよい。
またシール部材50とオイルシール53によって現像剤の封止能力を向上させることができるため、例えば次の構成としてもよい。即ち、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、シール部材50は、搬送スクリュー28の軸部28aの両端部と、搬送スクリュー29の軸部29aの両端部にそれぞれ設けられている。搬送スクリュー28、29による現像剤の搬送方向の下流側は、上流側と比較して現像剤の搬送圧が高くなる傾向にあるため、現像剤収容部の外部に現像剤が漏れやすい。そこで搬送スクリュー28、29による現像剤の搬送方向の下流側にシール部材50とオイルシール53を設け、搬送方向の上流側にシール部材50のみを設ける構成としてもよい。これにより部品点数を減らして製造コストの削減を図りつつ、現像剤の封止能力を向上させることができる。
1…感光ドラム(感光体)
4…現像装置
20…現像容器(筐体)
21…現像室(現像剤収容部)
22…撹拌室(現像剤収容部)
28…搬送スクリュー(搬送部材)
28a…軸部
28b…羽根(搬送部)
29…搬送スクリュー(搬送部材)
29a…軸部
29b…羽根(搬送部)
50…シール部材
50a…弾性シート(弾性部)
50a1…貫通孔(第2貫通孔)
50b…台座シート(固定部)
50b1…貫通孔(第3貫通孔)
61…仕切り壁(壁部)
61a…貫通孔(第1貫通孔)
66…軸受
A…画像形成装置

Claims (22)

  1. 筐体と、
    前記筐体に設けられ、現像剤を収容する現像剤収容部と、
    前記筐体における前記現像剤収容部の外部に設けられた軸受と、
    前記現像剤収容部に収容されている現像剤を搬送する搬送部材であって、軸部と、前記軸部の外周部に設けられ、前記軸部の回転に伴って現像剤を搬送する搬送部とを有し、前記軸部が前記現像剤収容部の内部と外部とを仕切る壁部に形成された第1貫通孔を通って前記現像剤収容部の外部に露出し、前記軸受に回転自在に支持される搬送部材と、
    前記軸部の回転軸線方向から見たときに前記第1貫通孔と前記軸部との間の隙間を覆うシール部材と、
    を備え、
    前記シール部材は、
    弾性体で形成された弾性部であって、自由状態において前記軸部の直径よりも内径が小さく、前記軸部が挿通される円形状の第2貫通孔を有する弾性部と、
    前記回転軸線方向において前記弾性部に隣接して配置され、前記弾性部よりも弾性係数が高い材料で形成され、前記弾性部が固定される固定部であって、前記軸部の直径よりも内径が大きく、且つ、前記第2貫通孔と略同心円状であり、前記軸部が挿通される第3貫通孔を有する固定部と、
    を備えることを特徴とする現像装置。
  2. 前記固定部は、前記回転軸線方向において前記弾性部に対して前記軸受側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記弾性部と前記固定部は、接着剤によって固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の現像装置。
  4. 前記弾性部と前記固定部は、両面テープによって固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の現像装置。
  5. 前記弾性部の表面には、しぼ加工が施されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の現像装置。
  6. 前記シール部材は、前記壁部に固定されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の現像装置。
  7. 前記シール部材は、前記現像剤収容部の内部に設けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の現像装置。
  8. 前記シール部材は、前記現像剤収容部の外部に設けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の現像装置。
  9. 前記現像装置は、複数の前記シール部材を備え、
    前記シール部材は、前記現像剤収容部の内部と外部にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の現像装置。
  10. 前記現像装置は、複数の前記シール部材を備え、
    該複数の前記シール部材は、前記回転軸線方向に隣接して配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の現像装置。
  11. 前記筐体において前記現像剤収容部の外部に設けられた他の軸受であって、前記軸受が前記軸部の一端部を支持する場合、前記軸部の他端部を支持する他の軸受と、
    前記現像剤収容部の内部と外部とを仕切る他の壁部であって、前記回転軸線方向に貫通する第4貫通孔を有し、前記軸部が前記第4貫通孔を通って前記現像剤収容部の外部に露出して前記他の軸受に回転自在に支持される他の壁部と、
    前記軸部の回転軸線方向から見たときに前記第4貫通孔と前記軸部との間の隙間を覆う他のシール部材と、
    をさらに備え、
    前記他のシール部材は、
    弾性体で形成された他の弾性部であって、自由状態において前記軸部の直径よりも内径が小さく、前記軸部が挿通される円形状の第5貫通孔を有する他の弾性部と、
    前記回転軸線方向において前記他の弾性部に隣接して配置され、前記他の弾性部よりも弾性係数が高い材料で形成され、前記他の弾性部が固定される他の固定部であって、前記軸部の直径よりも内径が大きく、且つ、前記第5貫通孔と略同心円状であり、前記軸部が挿通される第6貫通孔を有する他の固定部と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の現像装置。
  12. 前記他の固定部は、前記回転軸線方向において前記他の弾性部に対して前記他の軸受側に配置されていることを特徴とする請求項11に記載の現像装置
  13. 前記他の弾性部と前記他の固定部は、接着剤によって固定されていることを特徴とする請求項11又は12に記載の現像装置。
  14. 前記他の弾性部と前記他の固定部は、両面テープによって固定されていることを特徴とする請求項11又は12に記載の現像装置。
  15. 前記他の弾性部の表面には、しぼ加工が施されていることを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に記載の現像装置。
  16. 前記他のシール部材は、前記他の壁部に固定されていることを特徴とする請求項11乃至15のいずれか1項に記載の現像装置。
  17. 前記他のシール部材は、前記現像剤収容部の内部に設けられていることを特徴とする請求項11乃至16のいずれか1項に記載の現像装置。
  18. 前記他のシール部材は、前記現像剤収容部の外部に設けられていることを特徴とする請求項11乃至16のいずれか1項に記載の現像装置。
  19. 前記現像装置は、複数の前記他のシール部材を備え、
    前記他のシール部材は、前記現像剤収容部の内部と外部にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項11乃至16のいずれか1項に記載の現像装置。
  20. 前記現像装置は、複数の前記他のシール部材を備え、
    該複数の前記他のシール部材は、前記回転軸線方向に隣接して配置されていることを特徴とする請求項11乃至15のいずれか1項に記載の現像装置。
  21. 前記現像装置は、複数の前記シール部材と、複数の前記他のシール部材を備え、
    前記軸部の前記一端部が前記搬送部材による現像剤の搬送方向の下流側の端部の場合、前記シール部材の総数は前記他のシール部材の総数よりも大きいことを特徴とする請求項11乃至20のいずれか1項に記載の現像装置。
  22. 感光体と、
    前記感光体の表面に形成された静電潜像を現像する請求項1乃至21のいずれか1項に記載の現像装置と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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