JP2004184496A - 現像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像装置において、攪拌部材と軸受との距離を常に一定に保つとともに、トナーが軸受に回り込むことがないようにする。
【解決手段】攪拌部材23,24の回転軸端部と軸受25,26との間には、回転軸と軸受との間へ現像剤が侵入することを防止するシール部材32,41が配置されている。回転軸の先端部には外側方向に延びる爪部23c,24cが形成され、回転軸を軸受に挿入した際、爪部が押されて縮み、回転軸が軸受を通過すると、爪部が広がって元に戻り、軸受が回転軸に保持される。これによって、攪拌部材と軸受との距離を所定の距離に保って、トナーの軸受への回り込みを防止するとともにシール部材によってトナーの侵入を防止する。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式を用いた複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機等の画像形成装置で用いられる現像装置に関し、特に、現像装置において現像剤を攪拌するための攪拌部材と軸受との摺動部分に回り込むことを防止するための機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電子写真方式を用いた画像形成装置で用いられる現像装置においては、現像装置ケース内に現像剤(以下単にトナーと呼ぶ)を攪拌するための攪拌部材が備えられており、この攪拌部材は現像装置ケースに軸受を介して回転可能に配置されている。この攪拌部材は、例えば、スパイラル軸を有しており、スパイラル軸には、スパイラルラップがトナーを現像装置ケースの側壁に向かって押圧移動するように設けられている。そして、スパイラル軸は軸受を介して側壁間に回転可能に保持されている。このスパイラル軸は現像装置ケースの外壁面に設けられたギヤを介してメインモータに連結されている。
【0003】
ところで、上述のような現像装置においては、攪拌部材と軸受との間にトナーが入り込む(回り込む)ことを防止するため、軸受にシール部材を設けて、トナーの回り込みを防止するようにしている。ところが、シール部材を設けても、攪拌部材とシール部材との僅かな隙間をすり抜けて、トナーが軸受に侵入してしまい、シール性を向上させるためには、シール部材の内径を攪拌部材の外径(スパイラル軸の軸外径)よりも小さくする必要がある。
【0004】
ところが、シール部材の内径を攪拌部材の軸外径よりも小さくすると、現像装置ケースへの組み付けがきつくなってしまい、装着が困難になることがあるばかりでなく、稼働時のトルクが上昇してしまうことになる。
【0005】
このため、シール部材の内径を、攪拌部材の軸外径よりも小径として、現像装置ケースのシール部材側の嵌合孔周辺に段差を形成して、シール部材がスラスト方向に逃げるスペースを設けるようにしている。つまり、シール部材がスラスト方向に逃げられるようにして、稼働時においてシール部材のトルクを上げることなく、現像装置ケースと攪拌部材とのシール性を向上させている(特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−54495号公報(第4ページ、第2図及び第5図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、攪拌部材の回転を良好にするためには、攪拌部材と軸受との距離(攪拌部材の端面と軸受との距離)を一定にすることが必要であり、このためには、攪拌部材の軸を軸受から貫通させて、この攪拌部材の軸を保持部材で抜け止めをして、攪拌部材と軸受との距離を一定としている。このような構造にあっては、攪拌部材の軸は現像装置ケースを貫通することになるが、このような構造をとると、現像装置ケースからトナーが漏れてしまうという不具合が発生することがある。
【0008】
一方、特許文献1に記載された現像装置では、上述のように、シール部材が攪拌部材と軸受との間に位置して、圧縮されることによって、トナーの軸受への回り込みを防止しており、しかもスラスト方向にシール部材が逃げられるようにしているから、シール性を良好にしてトルクの上昇を防止できるものの、攪拌部材と軸受との距離を一定に保つことが難しいという課題がある。
【0009】
本発明の目的は、攪拌部材と軸受との距離を常に一定に保って、トナーが軸受に回り込むことがない現像装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、現像装置ケース内に軸受によって前記現像装置ケースの壁面に回転可能に支持されて現像剤を攪拌するための攪拌部材を備え、像担持体に形成された静電潜像を前記現像剤によって現像して画像を形成する現像装置において、前記回転軸の端部には前記軸受に嵌合して前記攪拌部材と前記軸受との距離を所定の距離に維持するための間隔保持部材が形成されていることを特徴とする現像装置が得られる。また、前記攪拌部材の回転軸端部と前記軸受との間には、前記回転軸と前記軸受との間への前記現像剤の侵入を防止するシール部材が配置される。
【0011】
このようにして、回転軸の端部に軸受に嵌合して攪拌部材と軸受との距離を所定の距離に維持するための間隔保持部材を形成しておくようにすれば、攪拌部材と軸受との距離を常に一定に保って、攪拌部材の回転が良好になるとともに、現像剤が軸受に回り込むことがない。また、攪拌部材の回転軸端部と軸受との間にシール部材を配置しておけば、回転軸と軸受との間へ現像剤が侵入することを防止することができる。
【0012】
また、前記攪拌部材の回転軸と前記軸受との距離を所定の距離に維持する前記間隔保持部材は、爪状の間隔保持部材であり、該間隔保持部材は、前記軸受に挿入時に前記回転軸の中心に向けて押し縮み、前記軸受を通過すると(軸受から飛び出した状態で)再び広がって前記回転軸と前記軸受を所定の間隔に維持する。
【0013】
このようにして、攪拌部材の回転軸と前記軸受との距離を所定の距離に維持する間隔保持部材として、爪状の間隔保持部材を用いて、この間隔保持部材を軸受に挿入すると、回転軸の中心に向けて押し縮み、軸受から飛び出した状態で再び広がって回転軸と軸受を所定の間隔に維持する。このため、極めて容易に攪拌部材と軸受との距離を常に一定に保って、現像剤が軸受に回り込むことがないようにすることができる。
【0014】
なお、前記現像装置ケースの壁面には前記軸受を回転不能に収納する凹部が形成される。このように、現像装置ケースの壁面に、軸受を回転不能に収納する凹部を形成すれば、現像装置ケースに貫通孔が形成されることがなく、現像剤が現像剤ケース外に漏れることがない。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を例示的に詳しく説明する。但し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りはこの発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
【0016】
図1は本発明による現像装置の一例を用いた画像形成装置を示す図であり、図1を参照すると、各画像形成装置本体1内には、複数(図示の例では4つ)の現像ユニット11〜14が搬送ベルト5に沿って配置されている。例えば、現像ユニット11はイエロー現像ユニット、現像ユニット12はシアン現像ユニット、現像ユニット13はマゼンタ現像ユニット、現像ユニット14はブラック現像ユニットであり、各現像ユニット11〜14には、それぞれ現像装置(現像器)2、潜像担持体(感光体ドラム)3、露光ユニット4、現像剤容器(以下単にトナー容器と呼ぶ)6、及びクリーニングユニット7、帯電器(帯電ローラ)8が備えられている。
【0017】
そして、給紙カセット10には記録媒体(記録用紙)が収納されている。各現像ユニット11〜14において、感光体ドラム3は帯電器8によって均一に帯電された後、画像データに応じて露光ユニット4によって露光されて静電潜像が形成される。
【0018】
現像剤容器6には、例えば、トナーとキャリアとからなる2成分現像剤が収納されており、感光体ドラム3上の静電潜像は、後述するようにして、現像装置2によって現像されてトナー像となる。感光体ドラム3上のトナー像は、給紙カセット10から搬送ベルト5に送られた記録用紙に順次に転写されて、記録用紙上にカラー転写像が形成される。その後、記録用紙は定着ローラ対9に送られて、ここで、カラー転写像が記録用紙に定着された後、排紙される。
【0019】
ここで、図2〜図4を参照して、現像器2は現像剤ケース(以下単にケースと呼ぶ)21を有しており、ケース21は、磁性一成分トナーが収納される収納室21a、21b、及び現像ローラ22が配設される現像ローラ室21cを有し、現像ローラ22の表面は感光体ドラム3の表面と所定の間隔離間している。この現像ローラ22は、例えば、回転可能な非磁性体の現像スリーブ22aと、その内部に固定された複数の磁極を有する磁石22bとを備えている。
【0020】
ケース21の中央部分には長手方向に沿って収納室21a、21bを隔離する壁部21dが設けられ、収納室21a及び21bの中央部にはそれぞれ第1及び第2のスパイラル軸23及び24のそれぞれが、スパイラルラップを、現像剤が側壁21e又はその反対側の側壁に向かって押圧移動するように設けられ、第1及び第2のスパイラル軸23及び24の一端部はそれぞれ軸受け25及び26を介して壁面21eに回転可能に保持されている。これらのスパイラル軸23及び24の他端部(壁面21eと反対側の端部)にはそれぞれ駆動ギア27及び28が装着されている。なお、第1及び第2のスパイラル軸23及び24には、それぞれ螺旋(スパイラル羽根)231及び241が形成されている。
【0021】
さらに、現像ローラ22の一端部は側壁21eから延在する支持部211に回転可能に支持されるとともに、その他端部には駆動ギア29が装着されている。図示のように、駆動ギア29及び28には駆動ギア30がかみ合って、駆動ギア30の回転軸に連結されたモータを駆動することによって、駆動ギア27及び28に回転力が伝達されて、第1及び第2のスパイラル軸23及び24が回転駆動するとともに、現像ローラ22が回転する。なお、現像ローラ22に対向してケース21には現像ブレード31が設けられ、この現像ブレード31によって現像ローラ22上のトナー層厚が規制される。
【0022】
ここで、図5及び図6を参照して、第1のスパイラル軸23の一端部は、リング状のシール部材(例えば、NBRゴム製)32を介して軸受25に挿入されており、この軸受25は、ケース21の側壁21eに設けられた凹部33に挿入される。第1のスパイラル軸23の一端部には、軸径より大径の円盤体34が形成されており、この円盤体34は大径部34aと小径部34bとを有しており、シール部材32の内径は小径部34bの外径とほぼ一致する。
【0023】
この円盤体34から第1のスパイラル軸23の軸体23aが外方向に延在している。軸体23aには先端部にはテーパー状に径方向外側に広がる斜面を有する円盤状の先端部23dが形成されている。この先端部23dの外径は軸受25の内径とほぼ同一である。この先端部23dの中央部には外側方向に延びる爪部23cが一対形成されている。この爪部23cに対応する先端部23dの端部には、第1のスパイラル軸23を軸受25に挿入するときに爪部23cが先端部23dの外径より広がらずに、スムーズに軸受25に挿入できるように、切り込み部23bが形成されている(この爪部23cの先端と円盤体34の大径部34aとの距離が、軸受25が第1のスパイラル軸23の長さ方向に移動しないように設定されている)。
【0024】
一方、軸受25の一端面は開口されており、この一端面からシール部材32及び第1のスパイラル軸23の軸体23aが挿入される。軸受25の他端面には、軸方向に突出する円筒部25aが形成されており、この円筒部25aの軸心は軸受25の軸心に一致する。円筒部25aの側面からは径方向に延びる一対の突起部25bが、例えば、180°の位置関係をもって形成されている。そして、前述のケース21の側壁21eに形成された凹部33は上述の円筒部25a及び突起部25bを収納する空間である。つまり、凹部33は円筒部25a及び突起部25bと同一の形状である。
【0025】
同様にして、第2のスパイラル軸24の一端部は、リング状のシール部材(例えば、NBRゴム製)41を介して軸受26に挿入されており、この軸受26は、ケース21の側壁21eに設けられた凹部42(図5には示さず、図7参照)に挿入される。第2のスパイラル軸24の一端部には、軸径より大径の円盤体43が形成されており、この円盤体43は大径部43aと小径部43bとを有しており、シール部材41の内径は小径部43bの外径とほぼ一致する。
【0026】
この円盤体43から第1のスパイラル軸24の軸体24aが外方向に延在している。軸体24aには先端部にはテーパー状に径方向外側に広がる斜面を有する円盤状の先端部24dが形成されている。この先端部24dの外径は軸受26の内径とほぼ同一である。この先端部24dの中央部には外側方向に延びる爪部24cが一対形成されている。この爪部24cに対応する先端部24dの端部には、第2のスパイラル軸24を軸受26に挿入する際に、爪部24cが先端部24dの外径より広がらずに、スムーズに軸受26に挿入できるように、切り込み部24bが形成されている(この爪部24cの先端と円盤体43の大径部43aとの距離が、軸受26が第2のスパイラル軸24の長さ方向に移動しないように設定されている)。
【0027】
一方、軸受26の一端面は開口されており、この一端面からシール部材41及び第2のスパイラル軸24の軸体24aが挿入される。軸受26の他端面には、軸方向に突出する円筒部26aが形成されており、この円筒部26aの軸心は軸受26の軸心に一致する。円筒部26aの側面からは径方向に延びる一対の突起部26bが、例えば、180°の位置関係をもって形成されている。そして、前述のケース21の側壁21eに形成された凹部42は上述の円筒部26a及び突起部26bを収納する空間である。つまり、凹部42は円筒部26a及び突起部26bと同一の形状である。
【0028】
上述の凹部33及び42をケース21の側壁21eに形成する際には、例えば、図7及に示すように、側壁21eを前述の形状に打ち抜いた後、図8に示すようにして、ケース21と一体に閉塞カバー51及び52を設けるようにすればよい。この閉塞カバー51及び52はケース21と同一の材質であり、ケース21の外側から凹部33及び42を塞ぐ形状であればどのような形状でもよいが、凹部33及び42よりも大きく、しかも側壁21eの外面から外側に突出する形状とする。図示の例では、凹部33及び42と相似する形状の閉塞カバー51及び52を用いている。
【0029】
再び、図5及び図6を参照して、第1のスパイラル軸23を軸受25に装着する際には、シール部材32を小径部34bに押し込んだ後、軸体23aを軸受25内に挿入する。前述のように、軸体23aの先端はテーパー状の先端部23dとなっているから、容易に軸体23aを軸受25に挿入することができる。爪部23cは弾性体として作用するので、軸受25の内壁で押されて、爪部23cは内側方向に縮むことになる。この時、爪部23cは切り込み部23bに入り込み、先端部23dの外径よりはみ出さないようになっているため、軸体23aを軸受25にスムーズに挿入できる。
【0030】
軸体23aの先端が軸受25を通り抜けると、弾性体である爪部23cは外側へと広がり、これによって、軸体23aに軸受25が保持されることになる。つまり、爪部23cが外側へ広がる結果、軸体23aから軸受25が抜けることがなくなる。そして、軸受25の位置は大径部34aと爪部23c(つまり、先端部23d)によって決定されることになる。
【0031】
同様にして、第2のスパイラル軸24を軸受26に装着する際には、シール部材41を小径部43bに押し込んだ後、軸体24aを軸受26内に挿入する。前述のように、軸体24aの先端はテーパー状の先端部24dとなっているから、容易に軸体24aを軸受26に挿入することができる。爪部24cは弾性体として作用するので、軸受26の内壁で押されて、爪部24cは内側方向に縮むことになる。この際、爪部24cは切り込み部24bに入り込み、先端部24dの外径よりはみ出さないようになっているため、軸体24aを軸受26にスムーズに挿入できる。
【0032】
軸体24aの先端が軸受26を通り抜けると、弾性体である爪部24cは外側へと広がり、これによって、軸体24aに軸受26が保持されることになる。つまり、爪部24cが外側へ広がる結果、軸体24aから軸受26が抜けることがなくなる。そして、軸受26の位置は大径部43aと爪部24cによって決定されることになる。
【0033】
このようにして、軸受25と第1のスパイラル軸23との間(つまり、軸受25と円盤体34と間)及び軸受26と第2のスパイラル軸24との間(つまり、軸受26と円盤体43と間)にそれぞれシール部材32及び41が装着された状態では、前述の爪部23c及び24cによってそれぞれ軸受25及び26が軸体23a及び24aに保持されている結果、爪部23c及び24cによって所謂スラスト方向に第1及び第2のスパイラル軸23及び24が動くことがなくなり、抜け止めの機能を発揮する。
【0034】
しかも、円盤体34(つまり、第1のスパイラル軸23)と軸受25との距離及び円盤体43(つまり、第2のスパイラル軸24)と軸受26との距離は前述の爪部23c及び24cによって決定される結果、軸受と攪拌部材との距離を常に一定に保つことができ、しかも良好なシール性を得ることができる。その結果、トナーが軸受側に回り込むことがなく、しかも攪拌部材の回転を良好に保つことができる。
【0035】
また、上述のように、ケース21の側壁21eに設けた凹部33及び42にそれぞれ軸受25及び26の他面側を収納すれば、軸受25及び26を所定の位置に保持することができるばかりでなく、軸受25及び26自体の回転も防止でき、ケース21の側壁21eには貫通孔が形成されていないから、ケースからトナーが外部に漏れることがない。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、回転軸の端部に軸受に嵌合して攪拌部材と軸受との距離を所定の距離に維持するための間隔保持部材を形成しておくようにしたから、攪拌部材と軸受との距離を常に一定に保って、攪拌部材の回転が良好になるとともに、現像剤が軸受に回り込むことがないという効果がある。また、攪拌部材の回転軸端部と軸受との間にシール部材を配置したから、回転軸と軸受との間へ現像剤が侵入することを防止することができる。
【0037】
また、本発明では、攪拌部材の回転軸と軸受との距離を所定の距離に維持する間隔保持部材として、爪状の間隔保持部材を用いて、間隔保持部材を、軸受に挿入した際に、間隔保持部材が回転軸の中心に向けて押し縮み、軸受から飛び出した状態(軸受を通過した状態)で、再び広がって回転軸と軸受を所定の間隔に維持するようにしたから、極めて容易に攪拌部材と軸受との距離を常に一定に保って、現像剤が軸受に回り込むことがないようにすることができるという効果がある。
【0038】
さらに、本発明では、現像装置ケースの壁面に、軸受を回転不能に収納する凹部を形成されているから、現像装置ケースに貫通孔が形成されることがなく、現像剤が現像剤ケース外に漏れることがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による現像装置を用いた画像形成装置の一例であるタンデム型画像形成装置を示す図である。
【図2】本発明による現像装置の一例を示す斜視図である。
【図3】図2に示す現像装置を上方からみた図である。
【図4】図2に示す現像装置の側面側からみた断面図である。
【図5】図2に示す現像装置において、軸受、シール部材、及び攪拌部材を分解して示す図である。
【図6】図2に示す現像装置において、軸受、シール部材、及び攪拌部材の端部を拡大して示す図である。
【図7】図2に示す現像装置において、軸受が収納される凹部を示す図である。
【図8】図2に示す現像装置において、凹部が形成された壁面を外側から示す図である。
【符号の説明】
11〜14 現像ユニット
2 現像装置(現像器)
3 潜像担持体(感光体ドラム)
4 露光ユニット
5 搬送ベルト
6 現像剤容器
7 クリーニングユニット
8 帯電器
10 給紙カセット1
21 現像剤ケース
22 現像ローラ
23,24 スパイラル軸(攪拌部材)
25,26 軸受
32,41 シール部材

Claims (5)

  1. 現像装置ケース内に軸受によって前記現像装置ケースの壁面に回転可能に支持されて現像剤を攪拌するための攪拌部材を備え、像担持体に形成された静電潜像を前記現像剤によって現像して画像を形成する現像装置において、
    前記回転軸の端部には前記軸受に嵌合して前記攪拌部材と前記軸受との距離を所定の距離に維持するための間隔保持部材が形成されていることを特徴とする現像装置。
  2. 前記攪拌部材の回転軸端部と前記軸受との間に配置され、前記回転軸と前記軸受との間への前記現像剤の侵入を防止するシール部材を有することを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記攪拌部材の回転軸と前記軸受との距離を所定の距離に維持する前記間隔保持部材は、爪状の間隔保持部材であることを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記間隔保持部材は、前記軸受に挿入時に前記回転軸の中心に向けて押し縮み、前記軸受を通過すると再び広がって前記回転軸と前記軸受を所定の間隔に維持することを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  5. 前記現像装置ケースの壁面には前記軸受を回転不能に収納する凹部が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の現像装置。
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