JP3251116B2 - 現像装置 - Google Patents
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Description
像形成装置に装備される乾式現像剤を用いる現像装置に
関し、特に、現像剤が現像装置外に飛散、漏洩するのを
防止する現像剤シール機構を具備した現像装置に関す
る。
る乾式現像方法には、トナーとキャリアを含む二成分系
現像剤を用いる方法と、キャリアを含まない一成分現像
剤を用いる方法とがある。
が得られるが、その反面、キャリアの劣化及びトナーと
キャリアとの混合比の変動等が発生し易く、装置の維持
管理性や小型化には難点がある。そこで、上述の如き欠
点を有しない一成分系現像剤を用いた装置が注目されて
いる。
性一成分現像剤とに大別される。磁性一成分現像剤を用
いた装置としては、例えば、特開昭54−43038号
公報に記載されるように、内部に磁石を配置した現像剤
担持体としての現像ローラ表面に、その磁界により磁性
現像剤を担持させ、該現像ローラ表面に圧接された現像
剤層規制部材により、現像ローラ上に現像剤の薄層を形
成し、潜像担持体としての感光体の表面に担持された静
電像を、接触又は非接触で現像するものが知られてい
る。
像剤を保持搬送するので、現像剤の搬送性、シール性に
優れている。しかし、上述の磁性一成分系現像剤を用い
るものにおいては、現像剤担持体内部に磁界発生手段と
してのマグネットを設ける必要があり、装置が高価なも
のになり、また、軽量化、小型化が困難である。更に、
磁性現像剤は非磁性現像剤に対し高価である上、現像剤
樹脂中に磁性粉を含有しているため、採色性、透過性が
悪く、カラー現像には不適当である。
型化の要望から、非磁性一成分系現像剤を用いた方法及
び装置が採用されている。非磁性一成分系現像剤を用い
た装置としては、例えば、特開昭61−42672号公
報に記載されるように、例えば、金属ローラの表面に絶
縁性、或は半絶縁性、導電性等の材料層を被着した現像
剤担持体としての現像ローラを用い、更に、発砲ポリウ
レタン等の弾性体からなる現像剤供給ローラを該現像ロ
ーラに圧接回動させることにより、現像剤を現像ローラ
上に帯電供給し、現像剤層規制部材により現像剤層を良
好な均一薄層を形成する装置が実用化されている。
は、磁性現像剤を用いたものに比べ、現像剤担持体上に
現像剤を保持する力が弱く、特に、現像剤担持体両端部
近傍から現像剤が飛散、漏洩して機内汚染を発生させた
り、また、複数の現像器を有するカラー画像形成装置等
では混色を発生させる。
する。図13(a)は現像装置の側面図、図13(b)
は正面図である。これらの図において、供給ローラ31
により現像ローラ23上に供給されたトナーは、現像剤
層規制部材としてのブレード32により所定の層圧に規
制されるが、その際に余剰のトナーは、現像ローラ23
の回転により、現像ローラ23と、ブレード32とで形
成される楔状部Qを横(軸)方向に移動せしめられる。
49に固定されたブレードホルダ36の裏側にその基端
部が固定されている。又、該ブレード32の自由端側の
揺動運動の自由を確保するため、現像ユニット側板49
と該ブレード32の端部との間に間隙tをおいている。
同じように、現像ローラ23の側部と現像ユニット側板
49間についても間隙t’をおいている。
移動せしめられたトナーが、該間隙t部及び現像ローラ
23部近傍から飛散、漏洩する原因となる。
飛散、漏洩を防止するものとして、例えば、実開昭60
−54148号公報等に記載されているように、現像剤
担持体両端にシート状のカバー部材を現像剤担持体周面
を覆うように配設したものや、実開昭62−13745
3号公報、及び特開昭62−192768号公報等に記
載されているように、現像ユニットの現像剤担持体端部
対向部に繊毛あるいは弾性体等からなるシール部材を周
面に沿って介在させ、現像剤担持体両端部での現像剤の
飛散、漏洩を防止しようとするものが提案されている。
昭60−54148号公報記載の現像装置においては、
現像剤担持体端部外周面をカバー部材が覆っているの
で、現像剤担持体とカバー部材とに段差が生じ、潜像担
持体と現像剤担持体を接触させて現像を行う接触現像方
法には使用する事ができない。
報、及び特開昭192768号公報に記載される現像装
置においては、現像剤担持体の対潜像担持体側に段差が
形成されないので、接触現像方法にも適用できるが、実
用に際しては、経時でシール部材内に現像剤が侵入し、
シール部での負荷(トルク)の上昇や、ロックを起こす
ことがある。また、現像剤層規制部材とシール部材の間
に間隙が発生し易く、シール性が不十分であった。
及び特開昭62−192768号公報に記載された現像
装置においては、予め現像ユニットの現像剤担持体端部
対向部に、繊毛或は弾性体等からなるシール部材を貼り
付けた状態で現像剤担持体としての現像ローラを、シー
ル部材を変形せしめて装着する必要があり、現像ローラ
の組み付けが困難であると同時に、組み付け時のシール
部材の残留変形や剥がれ等によるシール不良が発生す
る。
特に、現像剤担持体と現像剤層規制部材とで形成される
楔状部を横(軸)方向に移動し、現像剤担持体端部から
飛散、漏洩するトナーによる画像形成装置内の汚染や混
色を確実に防止することのできる現像装置を提供するこ
とを目的とする。
め、本発明は次の構成とした。 (1).潜像担持体に対向し、該潜像担持体に対し開口
を有するケースと、前記ケース内に備えられ、前記開口
部からその一部が露出する状態に配置された現像剤担持
体と、該現像剤担持体に現像剤を供給する供給部材と、
前記現像剤担持体に圧接された弾性を有する現像剤層規
制部材とを有する現像装置において、前記現像剤担持体
の回転軸と同心に、少なくとも前記開口部からの露出
部、及び前記現像剤層規制部材との当接部が前記現像剤
担持体の胴部と同一径、或はそれ以下の径を有する部位
および直線状の外形をもつ延長部で形成されたシール部
材を、前記現像剤担持体の軸方向端部に設けることによ
り、前記現像剤担持体と前記現像剤規制部材とで形成さ
れる空間部からなる楔形部を、前記供給部材が設けられ
た側を除き略密閉状とした(請求項1)。
低摩擦係数を有する摺動性材料で形成し、該シール部材
の一側面を前記現像剤担持体の胴部側面に密着摺動する
ように設けた(請求項2)。
側面を前記現像剤担持体の胴部側面に押圧する押圧部材
を設けた(請求項3)。
像装置を形成する現像ユニット側板と、シール部材との
間に介在させた軟弾性部材を以って構成した(請求項
4)。
弾性部材から形成されると共に、該シール部材の一側面
が前記現像材担持体の胴部側面に密着摺動するように設
けた(請求項5)。
ル部材、又は(3)乃至は(5)におけるシール部材及
び押圧部材は、現像剤担持体の回転軸に対し摺動回転可
能で、且つ、前記現像剤層規制部材に対し、現像剤担持
体の回転方向に不動であることとした(請求項6)。
ール部材には該シール部材を前記現像剤担持体の回転軸
の半径方向から装着、離脱可能なように、前記回転軸と
の嵌合部より外部に連通するスリット状の開口を形成し
た(請求項7)。
た剤侵入防止部材を有し、この剤侵入防止部材はその外
径部がシール部材の内径部に嵌合すると共に、内径部が
前記回転軸に回転自在に装着されていることとした(請
求項8)。
至は(8)において、シール部材は低摩擦係数を有する
摺動性材料から形成され、該シール部材の一側面が前記
現像剤担持体の胴部側面に密着摺動して該現像剤担持体
の端部での現像剤の飛散、漏洩の防止を図るものであっ
て、前記シール部材の、前記現像剤担持体の胴部側面と
の摺動面に、該摺動面に侵入した現像剤を搬出するため
の溝状搬出部を設けた(請求項9)。
現像剤規制部材の前記現像剤担持体軸方向端部が、現像
ユニット側板と僅かな間隙を有すると共に、前記軟弾性
部材上まで伸延されていることとした(請求項10)。
層規制部材の前記現像剤担持体軸方向端部近傍に、前記
現像剤層規制部材を前記現像剤担持体方向に押圧する押
圧部材を設けた(請求項11)。
ることで、現像剤担持体と現像剤層規制部材と該シール
部材で囲まれた空間は、供給部材が設けられた側を除
き、略密閉状となる。
置の例 図8に、本発明の実施に適する現像装置を備えたフルカ
ラープリンタの一例を示す。図8に示すプリンタにおい
て、ベルト状の潜像担持体としての感光体1は帯電ロー
ラ2により一様に帯電された後、レーザー光学装置3に
より画像情報に基づき、走査露光されて表面に静電潜像
が担持される。
ラー画像をイエロー、マゼンタ、シアン、及び黒の色情
報に分解した単色の画像情報である。担持された静電潜
像は、後述の回転型現像装置4により各々所定のイエロ
ー、マゼンタ、シアン、及び黒トナーで現像され、感光
体1上に各色画像が形成される。
形成された各色画像は、感光体1と同期して図中矢印B
方向に回転する中間転写ベルト5上に、イエロー、マゼ
ンタ、シアン、及び黒の単色毎に順次重ね転写される。
中間転写ベルト5上に重ね合わされたイエロー、マゼン
タ、シアン、及び黒の画像は、給紙台8から給紙ローラ
9、レジストローラ10を経て転写部へ搬送された転写
紙P上に転写され、その後、定着装置7により定着され
てフルカラー画像が完成する。
構成を示す正面図、及び現像装置4の斜視図である。図
9に示すように、感光体1の斜め下方に本発明に係る現
像装置としての回転型(リボルバー型、ロータリー型と
もいう)の現像装置4が配置されている。
体としてのケーシング20が回転中心Oを中心に回転自
在に設けられ、該ケーシング20は図示を省略した駆動
機構により矢印C方向に回転される。また、上記ケーシ
ング20は現像装置を4分割するよう一体形状をなし、
これにより各色現像ユニット22−Y,M,C,Kが構
成されている。
−Yが現像位置にある状態を示している。各現像ユニッ
ト22−Y,M,C,Kには、現像剤担持体としての円
筒状の現像ローラ23−Y,M,C,Kが設けられてい
る。
Kは、上記ケーシング20に設けられた開口部22aか
らその一部が外部に露出するように配置され、色情報に
同期して図中矢印C方向に回転し、対応する静電潜像を
現像する。
用いた現像装置で、各ユニットには、イエロー、マゼン
タ、シアン及び黒トナーが収納され、回転中心Oを中心
に選択的に現像位置に回動して、順次感光体1上に担持
された静電潜像を現像し、上述のように各現像像を中間
転写ベルト5、及び転写紙P上に重ね合わせることによ
り、フルカラー画像が形成される。
ニット22−Yと感光体1のみを拡大して示した図11
に基づいて説明する。各色現像ユニット22−M,C,
Kは同一形態及び同一動作をとるので、ここでは一色の
現像ユニット22−Yについてのみ説明する。
潜像担持体としての感光体1の下方に配置され、現像ユ
ニット22−Yの上方に位置する感光体1に担持される
静電潜像に非磁性一成分現像剤としてのトナーを供給す
る。
ット22−Yの上方部には開口部22aが形成されてい
る。該開口部22aには、上記感光体1に対向するよう
に現像剤担持体としての現像ローラ23−Yが感光体1
と所定の周速比をもって感光体移動方向と同方向に回転
するように配設されている。
砲ポリウレタン等の弾性体からなるトナー供給部材とし
ての供給ローラ31−Yが現像ローラ23−Yと摺接
し、且つ、現像ローラ23−Yに対して所定の周速比を
もって、摺接部において現像ローラ23−Yと接触部に
おいて同方向に回転するように設けられている。
Yの移動方向下流側で、上記開孔部22a近傍にはウレ
タンゴム等の弾性体からなるブレード32が、その一端
部近傍が現像ローラ23−Yに接するように設けられて
いる。
ュウ状の第1のトナー搬送部材を示し、図面手前側から
奥側に向けてトナーを搬送する。現像装置22−Yの手
前側には、図10、図12に示したように、トナー収容
部40が設けられている。
収容部40から現像ユニット22−Yの他方側板まで上
述の現像ローラ23−Y、及び供給ローラ31−Yと並
行に配設され、図面手前側から奥側に向けてトナーを搬
送するように、現像ローラ23−Y及び供給ローラ31
−Yと連動し、所定の周速比をもって回転される。
1−Yに接するように配設されており、上記現像ローラ
23−Y、供給ローラ31−Y及び、ケーシング20に
より、トナー搬送部材33を取り巻くトナー搬送スペ−
スが形成されている。
−Yは、図面手前側から奥側に向けてトナーを搬送する
ように、現像ローラ23−Y及び供給ローラ31−Yと
連動し、所定の周速比をもって回転される。この回転に
より、第1のトナー搬送部材33−Yはトナー収容部4
0からトナー搬送スペース内にトナーを搬送し、供給ロ
ーラ31−Y上にトナーを供給する。
は、供給ローラ31−Yにより現像ローラ23−Y表面
に帯電されながら供給され、現像ローラ23−Y表面に
担持される。現像ローラ23−Y表面に担持されたトナ
ーは、現像剤層規制部材としてのブレード32−Yによ
り均一且つ、所定厚みのトナー薄層にされ、感光体1表
面に形成された静電潜像を接触或は、非接触現像にて可
視像化する。
たトナーは、第1のトナー搬送部材33−Yにより、ト
ナー収容部40と逆側の現像装置端部に搬送される。現
像ローラ23−Y及び供給ローラ31−Yの軸方向有効
径外側には、図12に示すようにトナー循環部34−Y
が設けられている。第1のトナー搬送部材33−Yでト
ナー循環部34−Yまで搬送されたトナーは、重力によ
り、現像ユニット22−Y下部に落下する。
スクリュウ状の第2のトナー搬送部材35−Yが上記現
像ローラ23−Y、供給ローラ31−Y、及び第1のト
ナー搬送部材33−Yと並行に配設され、上記第1のト
ナー搬送部材33−Yとは逆方向にトナーを搬送するよ
うに回動され、上記現像工程で使用されなかったトナー
をトナー収容部40(Y)に搬送する。
のトナー搬送部材35の搬送量を適切に設定すること
で、現像ユニット22−Y内のトナー量検知や、複雑な
供給量制御を行うことなく、供給ローラ31−Y上に供
給でき、レイアウト自由度が大きく、感光体に対する断
面占有率の小さな小型現像装置を提供できる。
(M),42(C),42(K)は、トナー収容部40
(Y),40(M),40(C),40(K)に着脱自
在に装着されたトナーカートリッジを示し、現像装置4
の新規装着時及び、トナーエンド時に装着、交換され、
常にトナー収容部40(Y),40(M),40
(C),40(K)内に必要量のトナーが収容される。
の場合には、各現像ユニット22−Y,M,C,Kにつ
いてそれぞれ本発明を適用でき、その場合は、これらの
個々の現像ユニットが本発明にいう現像装置に該当す
る。
を回転型の現像装置の一部として設けるのではなく、該
現像ユニット22−Yと同一構成の装置を現像装置とし
て単独に設けて、従って、この場合の現像装置は回転型
の場合のように回転中心Oを中心に回転するのではな
く、定位置に不動状に配置して、本発明にいう現像装置
として本発明を適用することもできる。
について説明するが、他の現像ユニット22−M,C,
Kについても現像ユニット22−Yの例に準じて本発明
を実施できるものとする。
の正面図をそれぞれ示す。これら図において、現像ロー
ラ23−Yの胴部側面に、その側面の一部が密着するよ
うにシールドブロック50が装着される。このシールド
ブロック50は、現像ローラ23−Yの軸に対し、少な
くとも現像ユニット22−Yからの露出部、及びブレー
ド32−Y当接部が現像ローラ23−Yの胴部と同一
径、或は、それ以下の曲面状に形成され、現像ローラ2
3の軸23Jに回動自在に装着されている。
23−Y胴部と逆側には、発砲ポリウレタン等からな
り、シールドブロック50と略同一外径をなす弾性シー
ル51(図1において、散点を施した部材)が、やは
り、現像ローラ23−Yの軸23Jに回動自在に装着さ
れている。
ト側板49とシールドブロック50との間隙幅よりわず
かに厚く形成されており、これにより、シールドブロッ
ク50の一側面は現像ローラ23−Yの胴部側面に押
圧、密着されている。
に際しての手順を説明したもので、図2(a)は弾性シ
ール51を外した状態下での側面図、図2(b)は同正
面図、図2(c)はシールドブロックを現像ユニットか
ら外れた一にある時の正面図である。
ク50及び、弾性シール51には、各々直線状の外形を
もつ延長部50b、51bが形成されている。現像ロー
ラ23−Yが、図示を省略した駆動伝達系により、図1
中、矢印D方向に回動されると、シールドブロック5
0、及び弾性シール51も現像ローラ23−Yの軸23
Jを中心に矢印D方向に回動力を受けるが、上記シール
ドブロック50及び、弾性シール51の延長部50b,
51bがブレード32に当接することにより、その回転
は阻止される。
50を越えて弾性シール51まで及んでおり、現像ユニ
ット側板49に固定されたブレードホルダ36の裏側に
その基端部が固定されている。又、現像ユニット側板4
9に対し該ブレード32の端部が僅かに間隙を有するこ
とにより、該ブレード32の自由端側の揺動運動の自由
を確保している。該ブレード32は、弾性シール51に
その端部がかかるようにその長さが設定され、配設され
ている。
−Y上に供給されたトナーは、現像剤層規制部材として
のブレード32により所定の層圧に規制されるが、その
際に余剰のトナーは、現像ローラ23−Yの回転によ
り、現像ローラ23−Yと、ブレード32とで形成され
る楔状部を横(軸)方向に移動せしめられる。図13に
基づいて既に説明したように、このトナーが通常、ブレ
ード32、及び現像ローラ23部近傍から飛散、漏洩す
る原因となる。
述の構成をとると、楔状部を横(軸)方向に移動せしめ
られたトナーは、ブレード32に対し、実質上、不動と
なるシールドブロック50により横方向の移動を阻止さ
れ、現像ユニット22−Y内に落下せしめられる。
3−Y、ブレード32−Y、及び現像ユニット側板49
間の隙間t,t’(図13参照)は、完全に密封され、
トナーの飛散、漏洩が防止される。
ル部材としては、シールドブロック50単独の場合、
弾性シール51単独の場合、シールドブロック50
と弾性シール51との組み合わせの場合、の3ケースが
考えられる。
係数を有する摺動性材料としての、例えば、ポリアセタ
ールにより形成され、上記のケースが適用される。
れ、弾性シール51(後述する弾性シール51’)は発
砲ポリエチレン等で形成されて、第1押圧部材として機
能する。請求項5は上記,のケースに適用される。
も現像ユニット開口部からの露出部、及び前記現像剤層
規制部材当接部が現像剤担持体胴部と同一径、或はそれ
以下の径を有する部位で形成された現像剤シール部材
を、現像剤担持体回転軸に回動自在に装着したことで、
現像剤担持体径より突出することなく、現像剤担持体端
部からの現像剤の飛散、漏洩が防止でき、特に接触現像
を行う現像装置に有効なシール法を提供できる。
勿論、回転型の現像装置において上下関係が変動するの
でその際にも、密閉性が良好なので現像剤の外部への飛
散が良好に防止される利点がある。
材を低摩擦係数を有する摺動性材料で形成し、シール部
材一側面を現像剤担持体胴部側面に密着摺動することに
より、低負荷で、確実な現像剤シールを行うことができ
るとの利点がある。
ール部材の一側面を、現像剤担持体胴部側面に押圧する
押圧部材を設けたことで、シール部材と現像剤担持体胴
部側面との密着性の維持、向上を図れるとの利点があ
る。
を形成する現像ユニット側板と、現像剤シール部材との
間に軟弾性部材からなる弾性シールを介在させること
で、適正な押圧力を簡便に得ることができ、又、現像ユ
ニット、特に現像剤担持体回転軸の軸受部へのトナーの
侵入と、飛散を防止できる利点がある。
材を軟弾性体とすることで、現像剤担持体胴部側面の面
精度を上げることなく、容易に現像剤担持体胴部側面と
の密着性が向上でき、良好なシール性を得ることができ
る。特に、低速な画像形成装置の現像装置に適する。
材、及び第1押圧部材を現像剤担持体軸に対し摺動回転
可能で、且つ、実質的に、現像剤規制部材に対し、現像
剤担持体回転方向に不動とすることで、現像剤の横方向
の移動を確実に阻止し、現像ユニット内に落下せしめる
ことができ、現像材担持体端部からの現像剤の飛散、漏
洩を防止できる利点がある。
0及び弾性シール51には、軸23Jと嵌合する穴部、
つまり内径部50a(図2参照)、51a(図3参照)
より外部に連通するスリット状の開口50f,51fが
形成されている。
ドブロック50及び弾性シール51の軸23Jへの取り
付けの便宜のために形成されているものである。以下、
これらの取り付け方法について説明する。
への取り付けについてであるが、シールドブロック50
は、現像ローラの軸23Jに摺動可能な最小径を有する
内径部50aと、上述のように、軸23Jに対し少なく
とも現像ユニット22−Yからの露出部、及びブレード
当接部が現像ローラ23−Y胴部と同一径、或はそれ以
下に形成された外形部50cと、直線状の外形をもつ延
長部50b、及び突起部50dをもつ。
2−Yに予め装着された軸23Jに対し、開口50dを
合わせ、外部方向からシールドブロック50を押し込む
と、シールドブロック50は弾性変形により軸23Jに
フィットし、突起部50dにより、外れの防止がなされ
る。
り付けについてであるが、弾性シール51は、スリット
51fを設けないで、予め23Jにその軸端より挿入さ
せて装着することも、或は、図8に示すように、スリッ
ト51fを形成しておいて、前記シールドブロック50
の場合と同様に外部方向から装着することも可能であ
る。
片側のみについて説明したが軸23Jの他の片側につい
ても同様なシール方法が採用される。
来のシール部材のように接着や、貼り付けといった作業
がなく、装着が容易な上、分解性や、リサイクル性に優
れる。
ば、現像材担持体を現像ユニットに装着した状態で、シ
ール部材を現像剤担持体回転軸半径方向から装着、離脱
可能に形成したことで、従来のシール部材等のように接
着や、貼り付けといった作業がなく、装着が容易な上、
組み付け時のシールの変形や破損がない、又、分解性や
メンテナンス性、リサイクル性に優れたシール部材、及
び現像装置を提供できる利点がある。
最小内径を有するスリーブ状をした剤侵入防止部材53
が装着されている。この剤侵入防止部材53の外形部に
は、前記のシールドブロック50と同様なシールドブロ
ック52が係合されている。
擦係数を有する樹脂部材で形成されており、軸23Jは
剤侵入防止部材53の内径部と摺動回転する。
在により、軸23Jに直接トナーが付着するのが防止さ
れる。つまり、シール部材としてのシールドブロック5
0と軸23Jとの摺動部にトナーが侵入し、長期使用時
にトナーの固着により現像ローラ23−Yの回動トルク
が上昇したり、軸23Jがロックしたりすることが防止
される。
ば、シール部材の摺動部内に現像剤が侵入するのを防止
する部材を、現像剤担持体軸に装着したことで、現像剤
担持体軸に直接トナーが付着するのを防止でき、シール
部材と現像剤担持体軸との摺動部にトナーが侵入し、長
期使用時にトナーの固着により現像剤担持体の回動トル
クが上昇したり、軸がロックしたりすることが防止され
るとの利点がある。
と同様なシールドブロック54がある。なお、このシー
ルドブロック54は、説明の便宜上、軸23Jの右側の
ものを示し、これに基づいて説明する。
Y胴部側面との摺動部にには、その外形に倣った、溝状
搬出部としての溝54aが形成されている。現像ローラ
23−Yが回転時、或は、現像装置4が回動する時等に
誤って、現像ローラ23−Y胴部側面に付着したトナー
は、現像ローラ23−Y回転時にシールドブロック54
の摺動面エッジ部(稜線部分)で掻き落される。
り性が向上すると同時に、摺動面内に侵入したトナーを
該溝を介して効果的に摺動面から排出することができ
る。これによって、摺動面へのトナーの固着を防止で
き、長期的に優れたシール性を維持することができる。
ば、シール部材の、現像剤担持体胴部側面との摺動面
に、摺動面に侵入した現像剤を搬出するための溝状搬出
部を設けたことで、摺動面に侵入した現像剤を摺動面か
ら掻き取る掻き取り性が向上すると同時に、摺動面内に
侵入したトナーを効率的に摺動面から排出できる。これ
によって、摺動面へのトナーの固着を防止でき、長期的
に優れたシール性を維持できるとの利点がある。
側面に、発砲ポリウレタン等からなる、弾性シール5
1’を密着摺動させたものである。この弾性シール5
1’は請求項1にいうシール部材に相当し、前記シール
ドブロック50に準じた形態をしており、トナが外部へ
飛散するのを防止する。
動きの自由を奪わないために、その端部が現像ユニット
側板49と僅かな間隙tを有するものの、弾性シール5
1’上まで延伸されている。
ール51’は現像ユニット側板49に密着しており、該
ブレード32−Yはこの弾性シール51’にオーバーラ
ップしているので、現像ローラ23−Ydと供給ローラ
31−Yとの間の楔状の隙間は密閉状になり、トナーの
飛散が防止される。
ールドブロック50等と同様に現像ローラ23−Yに対
して回転可能であるが、既に説明したように、不動のブ
レードホルダ36に固定されたブレード32−Yにより
回転の自由を奪われているので、実質的に現像ユニット
22及びブレード32に対して回動しない。
と現像ローラ23−Yとの間に介在させて密着摺動させ
ることにより、現像ローラ23−Yの胴部側面との密着
性が向上し、良好なシール性を呈するが、現像ローラ2
3−Yの胴部側面との間の摺動抵抗が大きくなるので、
現像ローラ23−Yの回転速度が大きい場合や、弾性シ
ール51’の厚みが厚い場合には、当該弾性シールの変
形が起きる場合があるので、本例の場合、比較的低速の
画像形成装置についての現像装置のシールに適する。
れば、現像材層規制部材の現像剤担持体軸方向端部が、
現像ユニット側板と僅かな間隙を有すると共に、弾性シ
ールたる軟弾性部材上まで伸延されているので、弾性部
材の変形により、現像剤担持体、現像剤規制部材、及び
現像ユニット側板間の隙間は完全に密閉され、トナーの
飛散、漏洩が確実に防止される。
ルドブロック50をサンドイッチ状に挾むようにして、
2つの弾性シールが設けられている。これらの弾性シー
ルは現像ユニット側板49側に設けられた弾性シール5
1と、現像ローラ23−Y側に設けられた弾性シール5
1’である。
圧部材を示し、基端部がブレードホルダ36に貼り付け
られていて、その自由端側の先端部がブレード32を現
像ローラ23−Y方向に押圧している。
央部に比べて、現像ローラ23−Y方向への押圧力は弱
くなり、現像ローラ23−Yの端部付近でのトナーの飛
散、漏洩の一原因をなしている。
から弾性シール51等に渡った、つまり、両方にかかっ
ているブレード32に対し、不動のシール部材部に配設
される。これにより、現像ローラ23−Yの軸方向幅の
全域に渡り、均一なトナー層が形成されると同時に、端
部でのシール性がより向上する。
例によれば、現像剤規制部材の現像剤担持体軸方向端部
近傍に、現像剤規制部材を現像剤担持体方向に押圧する
第2押圧部材を設けたことで、現像剤担持体軸方向全域
に均一な現像剤層が形成されると同時に、端部でのシー
ル性がより向上するとの利点がある。
規制部材とで形成される楔状部を移動して現像剤担持体
端部から飛散するトナー漏れを防止することができる。
(b)は現像ユニット要部の正面図をそれぞれ示す。
ット要部の側面図、図2(b)は同正面図、図2(c)
はシールドブロックを現像ユニットに装着する前或は後
の離間位置にあるときの状態を説明した図である。
した図である。
を説明した図である。
であり、図5(a)は斜視図、図5(b)は正面図であ
る。
現像ユニット要部の正面図である。
ト要部の正面図である。
明した概略構成図である。
た図である。
説明した断面図である。
制部材端部からの現像剤の漏洩について説明した現像ユ
ニット要部の側面図であり、図13(b)は図13
(a)の左側面図である。
Claims (11)
- 【請求項1】潜像担持体に対向し、該潜像担持体に対し
開口を有するケースと、前記ケース内に備えられ、前記
開口部からその一部が露出する状態に配置された現像剤
担持体と、該現像剤担持体に現像剤を供給する供給部材
と、前記現像剤担持体に圧接された弾性を有する現像剤
層規制部材とを有する現像装置において、 前記現像剤担持体の回転軸と同心に、少なくとも前記開
口部からの露出部、及び前記現像剤層規制部材との当接
部が前記現像剤担持体の胴部と同一径、或はそれ以下の
径を有する部位および直線状の外形をもつ延長部で形成
されたシール部材を、前記現像剤担持体の軸方向端部に
設けることにより、 前記現像剤担持体と前記現像剤規制部材とで形成される
空間部からなる楔形部を、前記供給部材が設けられた側
を除き略密閉状とした ことを特徴とする現像装置。 - 【請求項2】請求項1において、シール部材を、低摩擦
係数を有する摺動性材料で形成し、該シール部材の一側
面を前記現像剤担持体の胴部側面に密着摺動するように
設けたことを特徴とする現像装置。 - 【請求項3】請求項2において、シール部材の一側面を
前記現像剤担持体の胴部側面に押圧する第1押圧部材を
設けたことを特徴とする現像装置。 - 【請求項4】請求項3において、第1押圧部材を、現像
装置を形成する現像ユニット側板と、シール部材との間
に介在させた軟弾性部材を以って構成したことを特徴と
する現像装置。 - 【請求項5】請求項1において、シール部材は軟弾性部
材から形成されると共に、該シール部材の一側面が前記
現像材担持体の胴部側面に密着摺動するように設けたこ
とを特徴とする現像装置。 - 【請求項6】請求項1乃至は請求項2におけるシール部
材、又は請求項3乃至は請求項5におけるシール部材及
び第1押圧部材は、現像剤担持体の回転軸に対し摺動回
転可能で、且つ、前記現像剤層規制部材に対し、現像剤
担持体の回転方向に不動であることを特徴とする現像装
置。 - 【請求項7】請求項1乃至は請求項6において、シール
部材には該シール部材を前記現像剤担持体の回転軸の半
径方向から装着、離脱可能なように、前記回転軸との嵌
合部より外部に連通するスリット状の開口を形成したこ
とを特徴とする現像装置。 - 【請求項8】請求項7において、スリーブ状をした剤侵
入防止部材を有し、この剤侵入防止部材はその外径部が
シール部材の内径部に嵌合すると共に、内径部が前記回
転軸に回転自在に装着されていることを特徴とする現像
装置。 - 【請求項9】請求項1乃至は請求項4又は請求項6乃至
は請求項8において、シール部材は低摩擦係数を有する
摺動性材料から形成され、該シール部材の一側面が前記
現像剤担持体の胴部側面に密着摺動して該現像剤担持体
の端部での現像剤の飛散、漏洩の防止を図るものであっ
て、 前記シール部材の、前記現像剤担持体の胴部側面との摺
動面に、該摺動面に侵入した現像剤を搬出するための溝
状搬出部を設けたことを特徴とする現像装置。 - 【請求項10】請求項6乃至は請求項8において、現像
剤規制部材の前記現像剤担持体軸方向端部が、現像ユニ
ット側板と僅かな間隙を有すると共に、前記軟弾性部材
上まで伸延されていることを特徴とする現像装置。 - 【請求項11】請求項10において、前記現像剤層規制
部材の前記現像剤担持体軸方向端部近傍に、前記現像剤
層規制部材を前記現像剤担持体方向に押圧する第2押圧
部材を設けたことを特徴とする現像装置。
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JP01284494A JP3251116B2 (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | 現像装置 |
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1994
- 1994-02-04 JP JP01284494A patent/JP3251116B2/ja not_active Expired - Fee Related
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