JP2001134053A - トナー補給装置 - Google Patents

トナー補給装置

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JP2001134053A
JP2001134053A JP31360499A JP31360499A JP2001134053A JP 2001134053 A JP2001134053 A JP 2001134053A JP 31360499 A JP31360499 A JP 31360499A JP 31360499 A JP31360499 A JP 31360499A JP 2001134053 A JP2001134053 A JP 2001134053A
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toner
container
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rotation
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Hideki Okada
英樹 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】現像装置内のトナーの過不足に応じてトナーの
流動性を高めた状態で安定的に補給する。 【解決手段】トナー補給容器21から排出されたトナー
を一時的に貯留するトナー貯留容器22と、該トナー貯
留容器を回転させる回転駆動手段19とを備え、前記ト
ナー貯留容器22の回転軸中心に沿ってトナーを現像装
置4に補給する構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真法を用い
る複写機、プリンタ、ファックス等の画像形成装置にお
いて、現像装置に一定量のトナーを補給する技術分野に
属する。
【0002】
【従来の技術】上記画像形成装置においては、感光体等
の像担持体上に静電潜像を形成し、この静電潜像を現像
装置によりトナー像に現像した後、トナー像を記録媒体
上に転写し、この記録媒体上に転写されたトナー像を定
着装置により定着するようにしている。前記現像装置に
おいては、トナー消費量に応じて現像装置に一定量のト
ナーを供給する必要がある。例えば、特公昭63−60
387号公報、特許第2926756号公報、特公平5
−6194号公報においては、トナー排出口から排出さ
れたトナーを一時的に貯留するトナー貯留部を設けてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方式においては、現像装置のトナー消費量が少ない
場合に、トナー貯留部においてトナーが過剰に充填され
てしまうため、トナーの流動性が悪くなり現像装置への
トナー補給が困難になるとう問題を有している。
【0004】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
であって、現像装置内のトナーの過不足に応じてトナー
の流動性を高めた状態で安定的に補給することができる
トナー補給装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、トナー補給容器21から排
出されたトナーを一時的に貯留するトナー貯留容器22
と、該トナー貯留容器を回転させる回転駆動手段19と
を備え、前記トナー貯留容器22の回転軸中心に沿って
トナーを現像装置4に補給することを特徴とし、請求項
2記載の発明は、請求項1において、前記トナー貯留容
器22にはトナー流入口27が形成され、該トナー流入
口が回転軸15中心よりも下方向に位置するとき、トナ
ー補給容器21からトナー貯留容器22内へトナーが流
入し、トナー流入口27が回転軸15中心よりも上方向
に位置するとき、トナー貯留容器22内の過剰のトナー
は、トナー流入口27からトナー補給容器21に戻され
ることを特徴とし、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは2において、前記トナー貯留容器22が1回転する
間において、トナー流入口が回転軸中心よりも下方向に
位置するときトナー補給容器21からトナー貯留容器2
2内へ流入するトナー量が、回転軸15中心に沿って現
像装置4に流れるトナー量よりも多く設定することを特
徴とし、請求項4記載の発明は、請求項1ないし3のい
ずれかにおいて、前記トナー流入口27の近傍に、トナ
ー流入口に対向してトナー流入空間Sを形成するための
トナー流入促進部材30を設けることを特徴とし、請求
項5記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかにおい
て、前記トナー貯留容器22の内周面に撹拌部材22a
を設けたことを特徴とする。なお、上記構成に付加した
番号は、本発明の理解を容易にするために図面と対比さ
せるものであり、これにより本発明の構成が何ら限定さ
れるものではない。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は、本発明が適用される画
像形成装置の1例を示す全体構成図である。この画像形
成装置は、4色のトナーによりフルカラー画像を形成す
ることができるカラー電子写真プリンタであるが、本発
明はこれに限定されるものではなく、電子写真法を用い
る全ての画像形成装置に適用可能である。
【0007】感光体1は、薄肉円筒状の導電性基材とそ
の表面に形成された感光層とを有し、図示しない駆動手
段によって図示矢印方向に回転駆動される。この感光体
1の周囲には、その回転方向に沿って、感光体1を一様
に帯電するための帯電装置2、感光体1上に静電潜像を
形成するための露光装置3、静電潜像を現像するための
回転式現像装置4、感光体1上に形成された単色のトナ
ー像を転写するための中間転写ドラム5および一次転写
装置6が配設され、また中間転写ドラム5の外周には、
中間転写ドラム5に形成された4色フルカラー像を記録
媒体(紙等)上に転写するための二次転写装置7、記録
媒体上に転写されたトナー像を定着するための定着装置
9が配設されている。なお、10は記録媒体を収納する
給紙トレイ、11は記録媒体搬送路、20は後述するト
ナー供給管である。
【0008】回転式現像装置4は、イエロー用現像器4
Y、シアン用現像器4C、マゼンタ用現像器4Mおよび
ブラック用現像器4Kが回転可能に構成されており、こ
れらの現像器4Y、4C、4M、4Kは、感光体1の1
回転毎に選択的に一つの現像器の現像ローラのみが感光
体1に当接可能にされている。なお、各現像器にはそれ
ぞれのトナーが収納されたトナー補給装置12が接続さ
れている。
【0009】上記構成からなる画像形成装置の作用につ
いて説明する。図示しないコンピュータからの画像形成
信号が入力されると、感光体1、現像装置4の現像ロー
ラおよび中間転写ドラム5が回転駆動し、先ず、感光体
1の外周面が帯電装置2によって一様に帯電され、一様
に帯電された感光体1の外周面に、露光装置3によって
第1色目(例えばイエロー)の画像情報に応じた選択的
な露光がなされ、イエローの静電潜像が形成される。
【0010】感光体1には、イエロー用現像器4Yが回
動してその現像ローラが接触し、これによってイエロー
の静電潜像のトナー像が感光体1上に形成される。一次
転写装置6には上記トナーの帯電極性と逆極性の一次転
写電圧が印加され、感光体1上に形成されたトナー像が
中間転写ドラム5上に転写される。このとき、二次転写
装置7は中間転写ドラム5から離間されている。感光体
1上に残留しているトナーは感光体クリーニング装置
(図示せず)によって除去された後、感光体1の表面は
除電手段(図示せず)により除電される。
【0011】上記の処理が画像形成信号の第2色目、第
3色目、第4色目に対応して、感光体1と中間転写ドラ
ム5の1回転による潜像形成、現像、転写が繰り返さ
れ、前記画像形成信号の内容に応じた4色のトナー像が
中間転写ドラム5上において重ねられて転写される。そ
して、このフルカラー画像が二次転写装置7に達するタ
イミングで、記録媒体(転写紙)が搬送路11から二次
転写装置7に供給され、このとき、二次転写装置7が中
間転写ドラム5に押圧されるとともに二次転写電圧が印
加され、中間転写ドラム5上のフルカラートナー像が記
録媒体上に転写される。そして、この記録媒体上に転写
されたトナー像は定着装置9により加熱加圧され定着さ
れる。
【0012】本発明は、上記トナー補給装置12に関わ
るものであり、図2〜図6は、本発明のトナー補給装置
の1実施形態を示し、図2は全体構成を示す斜視図であ
る。なお、以下の説明においては、各図面間で同一の構
成には同一番号を付けて説明を省略する場合がある。
【0013】図2において、回転式現像装置4は筒状の
回転軸4aを有し、回転軸4aはリヤパネル13とフロ
ントパネル14間に回転自在に支持され、図示しない電
動モータにより回転駆動される。回転軸4a内には4つ
のトナー供給路4bが形成されている。回転式現像装置
4の上部には、4色に対応する4つのトナー補給装置1
2が配設され、リヤパネル13とフロントパネル14間
に回転自在に支持されている。なお、以下の説明では、
その内の1つのトナー補給装置12について説明し、他
のトナー補給装置については同一の構成であるので説明
を省略する。
【0014】トナー補給装置12は、回転軸15を有
し、回転軸15は、被駆動ギヤ16および駆動ギヤ17
を介して回転駆動手段である電動モータ19に連結さ
れ、トナー補給装置12が回転駆動される。なお、この
電動モータ19により4つのトナー補給装置12をギヤ
機構により回転駆動させる構成になっている。トナー補
給装置12の回転軸15と回転式現像装置4の回転軸4
aは、パイプ状のトナー供給部材20により接続され、
トナー補給装置12から回転式現像装置4にトナーが供
給される構成になっている。トナー補給装置12は、ト
ナー補給容器21、トナー貯留容器22および容器支持
部材23からなっている。
【0015】図3は、図2のトナー補給容器21を示
し、図3(A)は一部破断面を示す斜視図、図3(B)
は図3(A)の部品分解図である。
【0016】図3(A)において、トナー補給容器21
は円筒状の樹脂製容器からなり、その内周面には螺旋状
のリブ(トナー移動促進手段)21aが一体成形されて
いる。トナー補給容器21の一側面には把手21bが設
けられ、他側の面にはトナー排出穴21cと円錐状の係
合凹部21dが形成されると共に、他側の面には、図3
(B)に示すシール材21e、シャッタ部材21fおよ
びシャッタ押さえ部材21gが回動可能に圧入されてい
る。シール材21e、シャッタ部材21fおよびシャッ
タ押さえ部材21gには、前記トナー排出穴21cに連
通可能なトナー排出穴21hが形成されている。また、
トナー補給容器21の外周面には突起状の第1の係合手
段21iが形成され、シャッタ部材21fの外周面にも
突起状の第2の係合手段21jが形成されている。
【0017】図4は、図2のトナー貯留容器22および
容器支持部材23の斜視図である。トナー貯留容器22
は容器支持部材23に連結された一体構造とされてい
る。筒状の容器支持部材23は、容器交換時に装着姿勢
を確認し易くさせ、また、ガイドとして滑らかに容器を
装着させるために、さらに、回転駆動時にガタツキが生
じないように、容器支持部材23の軸方向長さが長い方
が好ましい。容器支持部材23には、軸方向にスリット
状の軸方向案内手段23bが形成され、容器支持部材2
3端部の少し手前で軸方向案内手段23bから分岐する
ように周方向にスリット状の周方向案内手段23cが形
成されている。案内手段23b、23cの終端には、係
合凹部23d、23eが形成されている。また、容器支
持部材23の周囲には複数の円形状のトナー落下口23
fが形成され、容器支持部材23の開口側に弾性シール
部材23gが装着されている。この弾性シール部材23
gは、回転駆動に伴うトナー補給容器21のガタツキを
防止すると共に、トナー補給容器21を容器支持部材2
3から離脱する際に容器の外周面に付着するトナーをク
リーニングする機能を有している。さらに、容器支持部
材23の下方には、トナー受け部材24が配設され、画
像形成装置の内部がトナーで汚染されるのを防止してい
る。
【0018】図5(A)は、図4のトナー貯留容器22
および容器支持部材23を示す分解図、図5(B)は図
5(A)のB部拡大断面図である。
【0019】回転軸15の一端にはトナー貯留容器22
が設けられ、他端には前記被駆動ギヤ16が連結されて
いる。トナー貯留容器22の一側には、トナー流入促進
手段26が嵌合され、他側には筒状のトナー排出部25
が設けられ回転軸15に連結されている。トナー排出部
25にはトナー排出穴25aが形成され、トナー排出穴
25aの外周には一対のリブ状摺動部25bが形成され
ており、このリブ状摺動部25b間にトナー供給部材2
0の軸受部20aが嵌合され、リブ状摺動部25bとト
ナー供給部材20間に摺擦面を形成している。このよう
に、トナー貯留容器22の回転軸中心に沿ってトナーを
現像装置4に補給するようにしている。
【0020】トナー供給部材20の軸受部20aの下方
には、トナー供給部材20の外周を覆うように容器状の
トナー受け部材20bが設けられ、トナー排出穴25a
とリブ状摺動部25bから漏れるトナーを収容するよう
にしている。このように、トナー補給容器21とこれを
支持する容器支持部材23が一体回転し、回転側(トナ
ー排出部25)と固定側(トナー供給部材20)との摺
擦面は、トナー補給容器21のトナー排出穴21cの下
流側に位置するため、トナー補給容器21の回転時に容
器の外周面とトナーが擦れ合う箇所が存在しなくなり、
トナー漏洩による容器外周面のトナー汚染を回避するこ
とができる。
【0021】前記トナー流入促進手段26は円板プレー
トからなり、その周面にトナー流入口27が形成され、
その中心部には外方に突出する係合部29が形成され、
トナー流入口27の近傍には内側に突出する庇状の流入
促進部材30が設けられている。また、トナー貯留容器
22の内周面には、羽根状のトナー撹拌部材22aが設
けられている。
【0022】容器支持部材23側には、シャッタ部材2
3h、シール材23iが嵌合、固定される。シャッタ部
材23hおよびシール材23iには、前記トナー流入促
進部材26のトナー流入口27に連通するトナー排出穴
23j、23kが形成されており(図5(B))、シャ
ッタ部材23hの開口23jの周縁に形成された環状リ
ブ23mが、シール材23iの開口23kの周囲を押圧
し、これによりシャッタ部材23hの開閉時にシャッタ
部材23hとシール材23jとの間にトナーが侵入する
ことがなくトナーの漏洩を防止している。
【0023】また、シャッタ部材23hの中央部には円
錐状に突出する第3の係合手段23nが形成され、この
第3の係合手段23nはトナー補給容器21の係合凹部
21dに係合され、かつ、第3の係合手段23nの内部
にトナー補給促進手段26の係合部29が係合されるよ
うになっている。そして、トナー貯留容器22の外周に
形成された連結フランジ22bと容器支持部材23の外
周に形成された連結フランジ23aが固定され、回転軸
15の回転によりトナー貯留容器22および容器支持部
材23が一体構造となって回転する構成になっている。
【0024】図6(A)は、図4の容器支持部材23に
図3のトナー補給容器21を装着した状態を示す斜視
図、図6(B)は図6(A)の要部拡大図である。
【0025】トナー補給容器21を容器支持部材23に
装着する場合には、トナー補給容器21の把手21bを
持って、容器21の第1の係合手段22iおよびシャッ
タ部材21fの第2の係合手段21jを軸方向案内手段
23bに挿入、押し進め、図6(B)に示すように、第
2の係合手段21jが係合凹部23dに係合されると、
容器21を図で時計方向に回動させ、第1の係合手段2
1iが周方向案内手段23cに沿って移動し係合凹部2
3eに係合される。同時に、トナー補給容器21の回動
により、係合凹部21d、第3の係合手段23nを介し
てシャッタ部材23hが回動される。その結果、容器2
1が容器支持部材23に固定されるとともに、容器21
のトナー排出穴21cとシャッタ部材21f、23hの
トナー排出穴21h、23jが連通され、トナー補給容
器21内のトナーがトナー貯留容器22に移動可能にな
る。
【0026】以上のように、トナー補給容器21の着脱
は、軸方向の挿入操作と周方向の回動操作によるダブル
アクションで完了し、容器21の回動操作と連動して、
第1の係合手段21iが係合凹部23eに係合されたと
きのみ、容器21および容器支持部材23側のシャッタ
部材21f、23hが同時に開閉し、双方のトナー排出
穴21c、23jが連通しトナーの排出が可能になる。
従って、トナー補給容器21は、容器支持部材23に対
する係合を解除しない限り脱落することはなく、支持固
定を解除する同時にトナー排出穴はシャッタ部材21
f、23hにより閉鎖されてトナーの漏洩が防止され
る。また、トナー補給容器21の離脱時に漏洩する若干
のトナーは容器外周に付着するが、トナー補給容器21
の引き抜き時に、トナー落下口23fから落下し、ま
た、弾性シール部材23gによりクリーニングされ、ト
ナー受け部材24に収納される。
【0027】上記構成からなる本発明の作用について説
明する。電動モータ19が駆動すると、駆動ギヤ17、
被駆動ギヤ16を介して回転軸15が回転し、トナー貯
留容器22、容器支持部材23およびトナー補給容器2
1が一体となって回動される。これにより、トナー補給
容器21内のトナーは、螺旋状のリブ(トナー移動促進
手段)21aによりトナー排出穴21cに向けて搬送さ
れ、トナー排出穴21c、21h、23j、トナー流入
口27を経てトナー貯留容器22内に供給される。すな
わち、トナー流入口27が回転軸中心よりも下方向に位
置するとき、トナー補給容器21からトナー貯留容器2
2内へトナーが流入し、トナー流入口27が回転軸中心
よりも上方向に位置するとき、トナー貯留容器22内の
過剰のトナーは、トナー流入口27からトナー補給容器
21に戻される。そして、トナー貯留容器22内のトナ
ーは、トナー排出部25に送られトナー排出穴25aか
らトナー供給部材20を経て、回転式現像装置4の回転
軸4a内に形成されたトナー供給路4bに供給される。
【0028】この場合、トナー補給容器21が1回転す
る間において、トナー流入口27が回転軸中心よりも下
方向に位置するとき、トナー補給容器21からトナー貯
留容器22内へ流入するトナー量が、回転軸中心に沿っ
てトナー排出部25に流れるトナー量よりも多く設定す
るようにし、現像装置4には常に必要なトナー量を補給
し、過剰なトナーはトナー補給容器21に戻すようにし
ている。
【0029】本発明は、図5で説明したトナー貯留容器
22およびトナー流入促進手段26に特徴を有してい
る。以下、これについて説明する。図7(A)は図5の
トナー流入促進手段26の正面図、図7(B)は図7
(A)のB−B線で切断し矢印方向に見た断面図、図7
(C)は図7(A)のC−C線で切断し矢印方向に見た
断面図である。
【0030】図7には、図5で説明したトナー流入促進
手段26のトナー流入口27およびその周囲に内側に突
出する壁状の流入促進部材30が示されている。この流
入促進部材30を、以下に説明する変形例との関係で第
1の壁30aとすると、第1の壁30aは、トナー流入
促進手段26の回転方向をRとしたとき、トナー流入口
27に対して回転方向下流側に回転方向に直角に突出す
るように形成されている。
【0031】その作用について説明すると、トナー流入
促進手段26が図示Rの如く回転しトナー流入口27が
下方にくる位置において、トナーを押し退けてトナー
流入口27に対向する部位にトナー流入空間Sを形成
し、トナー補給容器21内のトナーを図(B)の点線矢
印に示す如く、トナー流入口27からトナー貯留容器2
2側へトナーの流入を促進させる機能(以下、機能xと
いう)を有し、また、位置において重力方向のトナー
の粉圧を低減させる機能(以下、機能yという)を有
し、位置においてトナーの解砕作用を促進させてトナ
ー流入口27からトナーをトナー補給容器21側に戻り
やすくさせる機能(以下機能zという)を有している。
【0032】図8〜図15は、流入促進部材30の変形
例を示し、それぞれ図(A)はトナー流入促進手段26
の一部正面図、図(B)は図(A)のB−B線で切断し
矢印方向に見た断面図、図(C)は図(A)のC−C線
で切断し矢印方向に見た断面図である。
【0033】図8の例は、第1の壁30aに直角方向に
トナー流入促進部材26の中心P側に第2の壁30bを
形成している。この第2の壁30bは、トナー流入促進
手段26が図7の位置において重力方向のトナーの粉
圧を低減させる機能y、位置においてトナーの解砕作
用を促進させる機能zを有している。
【0034】図9の例は、第1の壁30aに対向してト
ナー流入口27の反対側に第3の壁30cを形成してい
る。この第3の壁30cは、位置でのトナーの集積作
用を増大させる機能(以下、機能wという)を有し、ま
た、位置での重力方向のトナーの粉圧を低減させる機
能yを有している。
【0035】図10の例は、第1の壁30aの突出端部
からトナー流入口27を覆うように第4の壁30dを形
成している。この第4の壁30dは、、、位置に
おいてトナー流入口27の軸方向Qの粉圧を低減させる
機能(以下、機能vという)を有している。
【0036】図11の例は、前記第1の壁30a、第2
の壁30bおよび第3の壁30cを組み合わせた例を示
し、前記それぞれの機能を有している。図12の例は、
前記第1の壁30a、第2の壁30bおよび第4の壁3
0dを組み合わせた例を示し、前記それぞれの機能を有
している。図13の例は、前記第1の壁30a、第3の
壁30cおよび第4の壁30dを組み合わせた例を示
し、前記それぞれの機能を有している。図14の例は、
前記第1の壁30a、第2の壁30b、第3の壁30c
および第4の壁30dを組み合わせた例を示し、前記そ
れぞれの機能を有している。
【0037】図15の例は、図7の第1の壁30aを回
転方向上流側に傾斜させている。この場合には壁面に沿
ってトナーが流れ易くなる。なお、回転方向下流側に傾
斜させてもよい。
【0038】図16および図17は、流入促進部材30
の変形例を示し、それぞれ図(A)はトナー流入促進手
段26の一部正面図、図(B)は図(A)のB方向から
見た図、図(C)は図(A)のC方向から見た図であ
る。
【0039】図16の例は、1/4球からなる球状壁3
0eでナー排出穴27を覆い、その開口30fをトナー
流入促進部材26の径方向外側に向けるようにし、デッ
ドスペースを形成せずにトナーを壁面に沿って流れやす
くすることができる。図17の例は、球状壁30eの開
口30fを回転方向下流側に傾斜させるようにし、図1
6の効果に加えて、トナーの入り込みが少なく空間形成
がより確実になるという効果を奏する。
【0040】以上、種々の変形例について説明したが、
本発明において最低限必要な機能は、第1の壁30aや
球状壁30eに示すように、トナー流入促進手段26の
回転方向をRとしたとき、トナー流入口27に対して回
転方向下流側に回転方向に直角に突出する壁が形成され
ることであり、トナー流入促進部材26が図7に示す
位置から位置に移動するとき、トナーを押し退けてト
ナー流入口27に対向する部位に空間Sを形成し、トナ
ー補給容器21内のトナーをトナー流入口27からトナ
ー貯留容器22側へトナーの流入を促進させる機能xで
ある。
【0041】図18は、本発明のトナー補給装置の他の
実施形態を示す斜視図である。図3の実施形態において
は、トナー補給容器21の内周面には螺旋状のリブ(ト
ナー移動促進手段)21aを設け、トナー補給容器21
を回転するようにしているが、本実施形態においては、
トナー補給容器21は固定するとともに、トナー補給容
器21内にトナー搬送オーガ(トナー移動促進手段)3
1を設け、トナー搬送オーガ31を駆動ギヤ32により
回転させるようにしている。
【0042】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく種々の変
更が可能である。例えば、上記実施形態においては、回
転式現像装置に適用した例について説明したが、これに
限定されるものではなく、固定式の現像装置に適用して
もよい。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、トナー貯留容器内のトナーを機
械的トナー搬送手段を用いることなく、トナーの流動性
を高めた状態で現像装置に補給することができ、請求項
2記載の発明によれば、トナー貯留容器に一時的に溜ま
るトナーを過充填させることなく所定のレベルに調整す
ることができ、請求項3記載の発明によれば、現像装置
が連続的に多量のトナーを消費する場合に、現像装置が
必要とするトナーを安定して補給することができ、請求
項4記載の発明によれば、トナー補給容器からトナー貯
留容器へのトナーの流入と、トナー貯留容器からトナー
補給容器へのトナーの逆流が促進されて、現像装置でト
ナーが消費されずにトナー補給容器21のトナーレベル
を維持する必要がある場合に、その調整を容易に行うこ
とができ、請求項5記載の発明によれば、トナー補給容
器の回転動作によってトナーの流動性をより高めた状態
でレベルを調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される画像形成装置の1例を示す
全体構成図である。
【図2】本発明のトナー補給装置の1実施形態を示す斜
視図である。
【図3】図2のトナー補給容器21を示し、図3(A)
は一部破断面を示す斜視図、図3(B)は図3(A)の
部品分解図である。
【図4】図2のトナー貯留容器22および容器支持部材
23の斜視図である。
【図5】図5(A)は、図4のトナー貯留容器22およ
び容器支持部材23を示す分解図、図5(B)は図5
(A)のB部拡大断面図である。
【図6】図6(A)は、図4の容器支持部材23に図3
のトナー補給容器21を装着した状態を示す斜視図、図
6(B)は図6(A)の要部拡大図である。
【図7】図7(A)は図5のトナー流入促進手段26の
正面図、図7(B)は図7(A)のB−B線で切断し矢
印方向に見た断面図、図7(C)は図7(A)のC−C
線で切断し矢印方向に見た断面図である。
【図8】流入促進部材30の変形例を示し、図8(A)
はトナー流入促進手段26の一部正面図、図8(B)は
図8(A)のB−B線で切断し矢印方向に見た断面図、
図8(C)は図8(A)のC−C線で切断し矢印方向に
見た断面図である。
【図9】流入促進部材30の変形例を示し、図8と同様
の図である。
【図10】流入促進部材30の変形例を示し、図8と同
様の図である。
【図11】流入促進部材30の変形例を示し、図8と同
様の図である。
【図12】流入促進部材30の変形例を示し、図8と同
様の図である。
【図13】流入促進部材30の変形例を示し、図8と同
様の図である。
【図14】流入促進部材30の変形例を示し、図8と同
様の図である。
【図15】流入促進部材30の変形例を示し、図8と同
様の図である。
【図16】流入促進部材30の変形例を示し、図9
(A)はトナー流入促進手段26の一部正面図、図9
(B)は図9(A)のB方向から見た図、図9(C)は
図9(A)のC方向から見た図である。
【図17】流入促進部材30の変形例を示し、図16と
同様の図である
【図18】本発明のトナー補給装置の他の実施形態を示
す斜視図である。
【符号の説明】
4…現像装置 19…回転駆動手段 21…トナー補給容器 22…トナー貯留容器 27…トナー流入口 30…トナー流入促進部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナー補給容器から排出されたトナーを一
    時的に貯留するトナー貯留容器と、該トナー貯留容器を
    回転させる回転駆動手段とを備え、前記トナー貯留容器
    の回転軸中心に沿ってトナーを現像装置に補給すること
    を特徴とするトナー補給装置。
  2. 【請求項2】前記トナー貯留容器にはトナー流入口が形
    成され、該トナー流入口が回転軸中心よりも下方向に位
    置するとき、トナー補給容器からトナー貯留容器内へト
    ナーが流入し、トナー流入口が回転軸中心よりも上方向
    に位置するとき、トナー貯留容器内の過剰のトナーは、
    トナー流入口からトナー補給容に戻されることを特徴と
    する請求項1記載のトナー補給装置。
  3. 【請求項3】前記トナー貯留容器が1回転する間におい
    て、トナー流入口が回転軸中心よりも下方向に位置する
    ときトナー補給容器からトナー貯留容器内へ流入するト
    ナー量が、回転軸中心に沿って現像装置に流れるトナー
    量よりも多く設定することを特徴とする請求項1または
    2記載のトナー補給装置。
  4. 【請求項4】前記トナー流入口の近傍に、トナー流入口
    に対向してトナー流入空間を形成するためのトナー流入
    促進部材を設けることを特徴とする請求項1ないし3の
    いずれかに記載のトナー補給装置。
  5. 【請求項5】前記トナー貯留容器の内周面に撹拌部材を
    設けたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに
    記載のトナー補給装置。
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JP2016170322A (ja) * 2015-03-13 2016-09-23 コニカミノルタ株式会社 トナー補給装置および画像形成装置

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