JP3765213B2 - トナー補給装置 - Google Patents
トナー補給装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3765213B2 JP3765213B2 JP31360699A JP31360699A JP3765213B2 JP 3765213 B2 JP3765213 B2 JP 3765213B2 JP 31360699 A JP31360699 A JP 31360699A JP 31360699 A JP31360699 A JP 31360699A JP 3765213 B2 JP3765213 B2 JP 3765213B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- container
- support member
- toner supply
- container support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真法を用いる複写機、プリンタ、ファックス等の画像形成装置において、現像装置に一定量のトナーを補給する技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
上記画像形成装置においては、感光体等の像担持体上に静電潜像を形成し、この静電潜像を現像装置によりトナー像に現像した後、トナー像を記録媒体上に転写し、この記録媒体上に転写されたトナー像を定着装置により定着するようにしている。前記現像装置においては、トナー消費量に応じて現像装置に一定量のトナーを供給する必要がある。
【0003】
例えば、特公昭63−60387号公報においては、現像装置の内部でトナー補給容器を回転させ一定量のトナーを供給するようにしている。しかしながら、この方式は、トナー補給容器を収納する分だけ現像装置が大型化し、コンパクトな画像形成装置には適用できないと共に、トナー補給容器をベアリングで支持しているため、容器の着脱が煩わしい作業となり、かつ、容器の交換時に容器周囲に付着したトナーにより現像装置周辺や手が汚れてしまうという欠点を有している。
【0004】
また、特開昭63−75769号公報においては、トナー補給容器をホルダーに支持させ、容器を回転する円筒部材に着脱自在にするようにしているが、着脱機構が容器側の突起と円筒部材側の溝およびホルダー側の切欠で構成されるため、トナー補給容器から漏れだしたトナーがホルダーの摺擦面に移動し、容器の周面を汚染してしまうという問題を有している。
【0005】
さらに、上記いずれの方式も、トナー補給容器を水平状態に載置するとき、容器の開口部からトナーが出ないように注意して作業しなければならず、また、そのために容器内部に充填するトナー量を減らしているため、トナーの充填効率が低いという問題を有している。
【0006】
本発明は、上記従来の問題を解決するものであって、簡単な作業でトナー補給容器を交換することができるとともに、トナー補給容器の周面の汚染を防止することができ、また、トナーの充填効率を上げることができるトナー補給装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、現像装置にトナーを供給する容器支持部材と、該容器支持部材に設けられた軸方向案内手段と、該軸方向案内手段から分岐する周方向案内手段と、前記容器支持部材に着脱自在に装着され、トナー排出穴を有するトナー補給容器と、該トナー補給容器に回動可能に装着され、トナー排出穴を有するトナー補給容器シャッタ部材と、前記トナー補給容器に設けられた第1の係合手段と、前記シャッタ部材に設けられた第2の係合手段を備え、前記第2の係合手段を前記軸方向案内手段に係合させ、前記第1の係合手段を前記周方向案内手段に係合し、前記容器支持部材に装着され、トナー排出穴を有する容器支持部材シャッタ部材と、該容器支持部材シャッタ部材とトナー補給容器を係合させる第3の係合手段とを備え、前記第3の係合手段とトナー補給容器の端面に設けられる凹部を係合することにより、前記排出穴を連通させることを特徴とし、請求項2記載の発明は、請求項1において、前記案内手段の終端には係合凹部が形成されていることを特徴とし、請求項3記載の発明は、請求項1または2において、前記容器支持部材側の容器支持部材シャッタ部材のトナー排出穴面積を、トナー補給容器側のトナー補給容器シャッタ部材のトナー排出穴面積より大きく設定したことを特徴とし、請求項4記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかにおいて、前記容器支持部材シャッタ部材のトナー排出穴をシールするシール材を設け、前記トナー排出穴近傍にシール材を押圧する環状リブを設けたことを特徴とし、請求項5記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかにおいて、前記容器支持部材およびトナー補給容器を回転させることを特徴とし、請求項6記載の発明は、請求項5において、前記容器支持部材の周面にトナー落下口を形成したことを特徴とし、請求項7記載の発明は、請求項5または6において、前記容器支持部材のトナー補給容器挿入側に弾性シール材を配設したことを特徴とし、請求項8記載の発明は、請求項5ないし7のいずれかにおいて、前記容器支持部材の下方にトナー受け部材を配設したことを特徴とし、請求項9記載の発明は、請求項5において、トナー補給装置が複数設置され、複数のトナー補給装置を一つの電動モータにより駆動させることを特徴とする。なお、上記構成に付加した番号は、本発明の理解を容易にするために図面と対比させるものであり、これにより本発明の構成が何ら限定されるものではない。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明が適用される画像形成装置の1例を示す全体構成図である。この画像形成装置は、4色のトナーによりフルカラー画像を形成することができるカラー電子写真プリンタであるが、本発明はこれに限定されるものではなく、電子写真法を用いる全ての画像形成装置に適用可能である。
【0009】
感光体1は、薄肉円筒状の導電性基材とその表面に形成された感光層とを有し、図示しない駆動手段によって図示矢印方向に回転駆動される。この感光体1の周囲には、その回転方向に沿って、感光体1を一様に帯電するための帯電装置2、感光体1上に静電潜像を形成するための露光装置3、静電潜像を現像するための回転式現像装置4、感光体1上に形成された単色のトナー像を転写するための中間転写ドラム5および一次転写装置6が配設され、また中間転写ドラム5の外周には、中間転写ドラム5に形成された4色フルカラー像を記録媒体(紙等)上に転写するための二次転写装置7、記録媒体上に転写されたトナー像を定着するための定着装置9が配設されている。なお、10は記録媒体を収納する給紙トレイ、11は記録媒体搬送路である。
【0010】
回転式現像装置4は、イエロー用現像器4Y、シアン用現像器4C、マゼンタ用現像器4Mおよびブラック用現像器4Kが回転可能に構成されており、これらの現像器4Y、4C、4M、4Kは、感光体1の1回転毎に選択的に一つの現像器の現像ローラのみが感光体1に当接可能にされている。なお、各現像器にはそれぞれのトナーが収納されたトナー補給装置12が接続されている。
【0011】
上記構成からなる画像形成装置の作用について説明する。図示しないコンピュータからの画像形成信号が入力されると、感光体1、現像装置4の現像ローラおよび中間転写ドラム5が回転駆動し、先ず、感光体1の外周面が帯電装置2によって一様に帯電され、一様に帯電された感光体1の外周面に、露光装置3によって第1色目(例えばイエロー)の画像情報に応じた選択的な露光がなされ、イエローの静電潜像が形成される。
【0012】
感光体1には、イエロー用現像器4Yが回動してその現像ローラが接触し、これによってイエローの静電潜像のトナー像が感光体1上に形成される。一次転写装置6には上記トナーの帯電極性と逆極性の一次転写電圧が印加され、感光体1上に形成されたトナー像が中間転写ドラム5上に転写される。このとき、二次転写装置7は中間転写ドラム5から離間されている。感光体1上に残留しているトナーは感光体クリーニング装置(図示せず)によって除去された後、感光体1の表面は除電手段(図示せず)により除電される。
【0013】
上記の処理が画像形成信号の第2色目、第3色目、第4色目に対応して、感光体1と中間転写ドラム5の1回転による潜像形成、現像、転写が繰り返され、前記画像形成信号の内容に応じた4色のトナー像が中間転写ドラム5上において重ねられて転写される。そして、このフルカラー画像が二次転写装置7に達するタイミングで、記録媒体(転写紙)が搬送路11から二次転写装置7に供給され、このとき、二次転写装置7が中間転写ドラム5に押圧されるとともに二次転写電圧が印加され、中間転写ドラム5上のフルカラートナー像が記録媒体上に転写される。そして、この記録媒体上に転写されたトナー像は定着装置9により加熱加圧され定着される。
【0014】
本発明は、上記トナー補給装置12に関わるものであり、図2〜図6は、本発明のトナー補給装置の1実施形態を示し、図2は全体構成を示す斜視図である。なお、以下の説明においては、各図面間で同一の構成には同一番号を付けて説明を省略する場合がある。
【0015】
図2において、回転式現像装置4は筒状の回転軸4aを有し、回転軸4aはリヤパネル13とフロントパネル14間に回転自在に支持され、図示しない電動モータにより回転駆動される。回転軸4a内には4つのトナー供給路4bが形成されている。回転式現像装置4の上部には、4色に対応する4つのトナー補給装置12が配設され、リヤパネル13とフロントパネル14間に回転自在に支持されている。なお、以下の説明では、その内の1つのトナー補給装置12について説明し、他のトナー補給装置については同一の構成であるので説明を省略する。
【0016】
トナー補給装置12は、回転軸15を有し、回転軸15は、被駆動ギヤ16および駆動ギヤ17を介して電動モータ19に連結され、トナー補給装置12が回転駆動される。なお、この電動モータ19により4つのトナー補給装置12をギヤ機構により回転駆動させる構成になっている。トナー補給装置12の回転軸15と回転式現像装置4の回転軸4aは、トナー供給管20により接続され、トナー補給装置12から回転式現像装置4にトナーが供給される構成になっている。トナー補給装置12は、トナー補給容器21、トナー貯留容器22および容器支持部材23からなっている。
【0017】
図3は、図2のトナー補給容器21を示し、図3(A)は一部破断面を示す斜視図、図3(B)は図3(A)の部品分解図である。
【0018】
図3(A)において、トナー補給容器21は円筒状の樹脂製容器からなり、その内周面には螺旋状のリブ(トナー移動促進手段)21aが一体成形されている。トナー補給容器21の一側面には把手21bが設けられ、他側の面にはトナー排出穴21cと円錐状の係合凹部21dが形成されると共に、他側の面には、図3(B)に示すシール材21e、トナー補給容器シャッタ部材21fおよびシャッタ押さえ部材21gが回動可能に圧入されている。シール材21e、トナー補給容器シャッタ部材21fおよびシャッタ押さえ部材21gには、前記トナー排出穴21cに連通可能なトナー排出穴21hが形成されている。また、トナー補給容器21の外周面には突起状の第1の係合手段21iが形成され、トナー補給容器シャッタ部材21fの外周面にも突起状の第2の係合手段21jが形成されている。
【0019】
図4は、図2のトナー貯留容器22および容器支持部材23の斜視図である。筒状の容器支持部材23は、容器交換時に装着姿勢を確認し易くさせ、また、ガイドとして滑らかに容器を装着させるために、さらに、回転駆動時にガタツキが生じないように、容器支持部材23の軸方向長さが長い方が好ましい。容器支持部材23には、軸方向にスリット状の軸方向案内手段23bが形成され、容器支持部材23端部の少し手前で軸方向案内手段23bから分岐するように周方向にスリット状の周方向案内手段23cが形成されている。案内手段23b、23cの終端には、係合凹部23d、23eが形成されている。また、容器支持部材23の周囲には複数の円形状のトナー落下口23fが形成され、容器支持部材23の開口側に弾性シール部材23gが装着されている。この弾性シール部材23gは、回転駆動に伴うトナー補給容器21のガタツキを防止すると共に、トナー補給容器21を容器支持部材23から離脱する際に容器の外周面に付着するトナーをクリーニングする機能を有している。さらに、容器支持部材23の下方には、トナー受け部材24が配設され、画像形成装置の内部がトナーで汚染されるのを防止している。
【0020】
図5(A)は、図4のトナー貯留容器22および容器支持部材23を示す分解図、図5(B)は図5(A)のB部拡大断面図である。
【0021】
回転軸15の一端にはトナー貯留容器22が設けられ、他端には前記被駆動ギヤ16が連結されている。トナー貯留容器22の一側には、トナーレベル調整部材22aが嵌合され、他側には排出筒部25が設けられ、排出筒部25にはトナー排出穴25aが形成されている。排出筒部25の外周には一対のリブ状摺動部25bが形成されており、このリブ状摺動部25b間にトナー供給管20の貫通穴20aが嵌合されている。トナー供給管20の貫通穴20aの下方には、トナー供給管20の外周を覆うように容器状のトナー受け部材20bが設けられている。
【0022】
前記レベル調整部材22aは円板プレートからなり、その周面にトナー排出穴22cが形成され、その中心部には係合部22dが形成され、トナー排出穴22cには内側に突出する調整部材22eが設けられている。また、トナー貯留容器22の内周面には、羽根状のトナー撹拌部材22fが設けられている。
【0023】
容器支持部材23側には、容器支持部材シャッタ部材23h、シール材23iが嵌合、固定される。容器支持部材シャッタ部材23hおよびシール材23iには、前記レベル調整部材22aのトナー排出穴22cに連通するトナー排出穴23j、23kが形成されており(図5(B))、容器支持部材シャッタ部材23hの開口23jの周縁に形成された環状リブ23mが、シール材23iの開口23kの周囲を押圧しトナーの漏洩を防止している。なお、容器支持部材23側の容器支持部材シャッタ部材23hのトナー排出穴23jの面積を、トナー補給容器21側のトナー補給容器シャッタ部材21fのトナー排出穴21h面積より大きく設定し、これにより位置精度を高めることなく、トナー補給容器21に対して容器支持部材シャッタ部材23hを係合させることができる。
【0024】
また、容器支持部材シャッタ部材23hの中央部には円錐状に突出する第3の係合手段23nが形成され、この第3の係合手段23nはトナー補給容器21の係合凹部21dに係合され、第3の係合手段23nの内部にレベル調整部材22aの係合部22dが係合されるようになっている。そして、トナー貯留容器22の外周に形成された連結フランジ22nと容器支持部材23の外周に形成された連結フランジ23aが固定され、回転軸15の回転によりトナー貯留容器22および容器支持部材23が一体に回転する構成になっている。
【0025】
図6(A)は、図4の容器支持部材23に図3のトナー補給容器21を装着した状態を示す斜視図、図6(B)は図6(A)の要部拡大図である。
【0026】
トナー補給容器21を容器支持部材23に装着する場合には、トナー補給容器21の把手21bを持って、容器21の第1の係合手段22iおよびトナー補給容器シャッタ部材21fの第2の係合手段21jを軸方向案内手段23bに挿入、押し進め、図6(B)に示すように、第2の係合手段21jが係合凹部23dに係合されると、容器21を図で時計方向に回動させ、第1の係合手段21iが周方向案内手段23cに沿って移動し係合凹部23eに係合される。同時に、トナー補給容器21の回動により、係合凹部21d、第3の係合手段23nを介して容器支持部材シャッタ部材23hが回動される。その結果、容器21が容器支持部材23に固定されるとともに、容器21のトナー排出穴21cとトナー補給用シャッタ部材21f、容器支持部材シャッタ部材23hのトナー排出穴21h、23jが連通され、トナー補給容器21内のトナーがトナー貯留容器22に移動可能になる。
【0027】
以上のように、トナー補給容器21の着脱は、軸方向の挿入操作と周方向の回動操作によるダブルアクションで完了し、容器21の回動操作と連動して、第1の係合手段21iが係合凹部23eに係合されたときのみ、容器21および容器支持部材23側のトナー補給容器シャッタ部材21f、容器支持部材シャッタ部材23hが同時に開閉し、双方のトナー排出穴21c、23jが連通しトナーの排出が可能になる。従って、トナー補給容器21は、容器支持部材23に対する係合を解除しない限り脱落することはなく、支持固定を解除する同時にトナー排出穴はトナー補給容器シャッタ部材21f、容器支持部材シャッタ部材23hにより閉鎖されてトナーの漏洩が防止される。また、トナー補給容器21の離脱時に漏洩する若干のトナーは容器外周に付着するが、トナー補給容器21の引き抜き時に、トナー落下口23fから落下し、また、弾性シール部材23gによりクリーニングされ、トナー受け部材24に収納される。
【0028】
上記構成からなる本発明の作用について説明する。電動モータ19が駆動すると、駆動ギヤ17、被駆動ギヤ16を介して回転軸15が回転し、トナー貯留容器22、容器支持部材23およびトナー補給容器21が一体となって回動される。これにより、トナー補給容器21内のトナーは、螺旋状のリブ(トナー移動促進手段)21aによりトナー排出穴21cに向けて搬送され、トナー排出穴21c、21h、23j、22cを経てトナー貯留容器22内に供給される。トナー貯留容器22内の過剰のトナーは、トナー排出穴22cが上方にきたとき、調整部材22eを乗り越えてトナー排出穴22cからトナー補給容器21に戻される。そして、トナー貯留容器22内のトナーは、排出筒部25のトナー排出穴25aからトナー供給管20を経て、回転式現像装置4の回転軸4a内に形成されたトナー供給路4bに供給される。
【0029】
図7は、本発明に係わる容器支持部材23の変形例を示す斜視図である。なお、前記実施形態と同一の構成については同一番号を付けて説明を省略する。図7(A)の例は、容器支持部材23の下面(停止位置で)に周方向に一つの長孔状のトナー落下口23fを設けている。図7(B)の例は、容器支持部材23の軸方向に図7(A)と同様のトナー落下口23fを設けている。図7(C)の例は、図7(B)と同様のトナー落下口23fを外周面軸方向に複数設けている。
【0030】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態においては、回転式現像装置に適用した例について説明したが、これに限定されるものではなく、固定式の現像装置に適用してもよい。
【0031】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1記載の発明によれば、トナー補給容器の容器支持部材への着脱と連動してトナー補給容器シャッタ部材が開閉するので、簡単な作業でトナー補給容器を交換することができるとともに、トナー補給容器の周面の汚染を防止することができ、また、トナーの充填効率を上げることができ、請求項2記載の発明によれば、係合凹部により確実にトナー補給容器を固定することができ、ユーザによる容器の交換作業が簡単になり、請求項3記載の発明によれば、トナー補給容器の離脱時に更に効果的にトナーの漏洩を防止することができ、請求項4、5記載の発明によれば、トナー補給容器の容器支持部材シャッタ部材に対する係合を位置精度を高めることなく行うことができ、請求項6記載の発明によれば、容器支持部材シャッタ部材の開閉時に容器支持部材シャッタ部材とシール材との間にトナーが侵入することがなく、請求項7記載の発明によれば、トナー補給容器の回転時に容器の外周面とトナーが擦れ合う箇所が存在しなくなり、容器の外周面にトナーが付着する場合においてもトナー付着面積の拡大を防止することができ、トナー漏洩による容器外面のトナー汚染を回避することができ、請求項8記載の発明によれば、容器支持部材シャッタ部材から漏洩したトナーをトナー補給容器と容器支持部材との間隙に蓄積することなしに、漏洩トナーを速やかに外部に放出させることができ、また、トナー補給容器と容器支持部材との摺擦によるキズやそれによって生じる騒音を防止することができ、請求項9記載の発明によれば、回転駆動に伴うトナー補給容器のガタツキを防止すると共に、トナー補給容器を容器支持部材から離脱する際に容器の外周面に付着するトナーをクリーニングすることができ、また、ユーザによる容器の交換作業が簡単になり、請求項10記載の発明によれば、画像形成装置の内部がトナーで汚染されるのを防止することができ、請求項11記載の発明によれば、カラー画像形成装置に適用した場合に装置の駆動系を簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される画像形成装置の1例を示す全体構成図である。
【図2】本発明のトナー補給装置の1実施形態を示す斜視図である。
【図3】図2のトナー補給容器21を示し、図3(A)は一部破断面を示す斜視図、図3(B)は図3(A)の部品分解図である。
【図4】図2のトナー貯留容器22および容器支持部材23の斜視図である。
【図5】図5(A)は、図4のトナー貯留容器22および容器支持部材23を示す分解図、図5(B)は図5(A)のB部拡大断面図である。
【図6】図6(A)は、図4の容器支持部材23に図3のトナー補給容器21を装着した状態を示す斜視図、図6(B)は図6(A)の要部拡大図である。
【図7】本発明に係わる容器支持部材23の変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
4:現像装置、21:トナー補給容器、21c、21h、23j:トナー排出穴、21f:トナー補給容器シャッタ部材、23h:容器支持部材シャッタ部材、21i:第1の係合手段、21j:第2の係合手段、23:容器支持部材、23b:軸方向案内手段、23c:周方向案内手段、23d、23e:係合凹部、23f:トナー落下口、23g:弾性シール材、23i:シール材、23m:環状リブ、23n:第3の係合手段、24:トナー受け部材
以上
Claims (9)
- 現像装置にトナーを供給する容器支持部材と、該容器支持部材に設けられた軸方向案内手段と、該軸方向案内手段から分岐する周方向案内手段と、前記容器支持部材に着脱自在に装着され、トナー排出穴を有するトナー補給容器と、該トナー補給容器に回動可能に装着され、トナー排出穴を有するトナー補給容器シャッタ部材と、前記トナー補給容器に設けられた第1の係合手段と、前記シャッタ部材に設けられた第2の係合手段を備え、前記第2の係合手段を前記軸方向案内手段に係合させ、前記第1の係合手段を前記周方向案内手段に係合し、前記容器支持部材に装着され、トナー排出穴を有する容器支持部材シャッタ部材と、該容器支持部材シャッタ部材とトナー補給容器を係合させる第3の係合手段とを備え、前記第3の係合手段とトナー補給容器の端面に設けられる凹部を係合することにより、前記排出穴を連通させることを特徴とするトナー補給装置。
- 前記案内手段の終端には係合凹部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のトナー補給装置。
- 前記容器支持部材側の容器支持部材シャッタ部材のトナー排出穴面積を、トナー補給容器側のトナー補給容器シャッタ部材のトナー排出穴面積より大きく設定したことを特徴とする請求項1または2記載のトナー補給装置。
- 前記容器支持部材シャッタ部材のトナー排出穴をシールするシール材を設け、前記トナー排出穴近傍にシール材を押圧する環状リブを設けたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のトナー補給装置。
- 前記容器支持部材およびトナー補給容器を回転させることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のトナー補給装置。
- 前記容器支持部材の周面にトナー落下口を形成したことを特徴とする請求項5記載のトナー補給装置。
- 前記容器支持部材のトナー補給容器挿入側に弾性シール材を配設したことを特徴とする請求項5または6記載のトナー補給装置。
- 前記容器支持部材の下方にトナー受け部材を配設したことを特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載のトナー補給装置。
- 請求項5記載のトナー補給装置が複数設置され、複数のトナー補給装置を一つの電動モータにより駆動させることを特徴とするトナー補給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31360699A JP3765213B2 (ja) | 1999-11-04 | 1999-11-04 | トナー補給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31360699A JP3765213B2 (ja) | 1999-11-04 | 1999-11-04 | トナー補給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001134055A JP2001134055A (ja) | 2001-05-18 |
JP3765213B2 true JP3765213B2 (ja) | 2006-04-12 |
Family
ID=18043353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31360699A Expired - Fee Related JP3765213B2 (ja) | 1999-11-04 | 1999-11-04 | トナー補給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3765213B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4376852B2 (ja) | 2005-10-07 | 2009-12-02 | シャープ株式会社 | 現像剤補給装置 |
JP4376851B2 (ja) | 2005-10-07 | 2009-12-02 | シャープ株式会社 | 現像剤補給装置 |
JP4376853B2 (ja) | 2005-10-07 | 2009-12-02 | シャープ株式会社 | 現像剤補給装置 |
JP5106372B2 (ja) * | 2008-12-17 | 2012-12-26 | キヤノン株式会社 | 現像剤補給容器 |
-
1999
- 1999-11-04 JP JP31360699A patent/JP3765213B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001134055A (ja) | 2001-05-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8155569B2 (en) | Toner cartridge and image forming apparatus | |
US7493070B2 (en) | Developer and color image forming apparatus using the same | |
JP4769465B2 (ja) | 粉体収納容器及び画像形成装置 | |
JP2005128541A (ja) | 電子写真方式の画像形成装置のトナーカートリッジ | |
JP3765213B2 (ja) | トナー補給装置 | |
JP2001255741A (ja) | 仕切り部材及びシール部品及び現像装置及びプロセスカートリッジ | |
JP4058582B2 (ja) | トナー補給装置 | |
JP3765214B2 (ja) | トナー補給装置 | |
KR101099498B1 (ko) | 현상기 및 이를 구비하는 화상형성장치 | |
JP3061711B2 (ja) | カラー画像記録装置 | |
JP3170500B2 (ja) | カラー画像記録装置 | |
JP3170501B1 (ja) | カラー画像記録装置 | |
JP2001134053A (ja) | トナー補給装置 | |
JP3295416B2 (ja) | カラー画像記録装置 | |
JP3146213B2 (ja) | カラー画像記録装置 | |
JP3693096B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3136148B1 (ja) | カラー画像記録装置 | |
JP3254444B2 (ja) | カラー画像記録装置 | |
JP2001209229A (ja) | カラー画像記録装置 | |
JP3300332B2 (ja) | カラー画像記録装置 | |
JP3885752B2 (ja) | 画像形成装置、及び、画像形成システム | |
JP3203243B2 (ja) | カラー画像記録装置 | |
JP3170399B2 (ja) | カラー画像記録装置 | |
JP3103559B1 (ja) | カラー画像記録装置 | |
JP2001209230A (ja) | カラー画像記録装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050714 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050810 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050916 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050916 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060104 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060117 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090203 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100203 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110203 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110203 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120203 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |