JP2023001044A - 釣用ウキ - Google Patents
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Abstract
Description
ところでこのようなウキを用いて魚釣りをする場合、釣り針が接続される(取り付けられる)釣り糸であるハリスと道糸との結び部位(連結部位、結束部位)に、ウキを起立させるための錘を設けるのが一般的である。ところで魚は、大物になるほど警戒心が強くなって微妙な引き(食い込み)をする傾向が高く、例えば海釣りにおいて、黒鯛(チヌ)やメジナ(グレ)のような磯や防波堤等の沿岸でも大物が生息しているような魚を釣るような場合、前記結び部位にウキを起立させるための錘を取り付けたとき、該錘は重いもの(動きづらいもの)になって釣り針を含めたハリスの水中での動きに不自然さが生じて魚に警戒感を与え、大物ほど食いが悪くなる、といわれている。そこで前記結び部位に設ける錘の重量を軽くして餌が付いた釣り針の動きを可及的に自然に見せるようにすることが試みられるが、このようにした場合には錘が軽すぎてウキの起立性が損なわれ、場合によっては正常に起立しない(倒伏した、または傾斜した)状態になって敏感で精度の高い魚信伝達機能が損なわれてしまうという問題がある。
さらに前記錘とウキとを取り付けた仕掛けを遠投しようとしたときに、ウキ自体、軽いものであるため、錘が先頭となって飛び、その後を追随する状態でウキが飛んでいくことになるが、ウキが棒ウキのように長尺状である場合、ヒラヒラと空気抵抗を受ける不自然な状態で錘の後を飛んでいくことになって空気抵抗を大きく受けたものになる結果、どうしても飛距離が伸びず、遠投が難しいだけでなく、道糸やハリスが絡み合い易くなるという問題もある。
そこでウキ自体を、ウキ本体部の下端部に錘が設けられたものにして水面に投入されたときに自立する自立型にし、これによってハリス側の錘を小さくすることで、遠投したときにウキが弓矢のごとく整然とした姿勢で投げられるようにし、これによって飛距離を伸ばすと共に糸の絡み合い防止も図ることができるようにしたものが提唱され(例えば特許文献1~3参照)、今日においても好ましいものとして評価を受けている。
このため前記錘を、ウキ本体部の個々の材質性状に合わせて重量調節し、これによって所望の状態で自立させるよう構成することが提唱されるが、ウキ本体部の形成工程には、木材から切り出した本体素材を所望の形状に切削し、その表面に塗料を塗布する等の必要な加工処理を施すことになるが、この様な処理を施した場合の作業のバラツキもあって前記重量調節された錘とのあいだにどうしても誤差が生じ、所望の自立性が損なわれるという問題がある。
そこで前記ウキ本体部の下端部に設けられる錘を主錘として、該主錘を、ウキを取り敢えず自立させるための機能を持たせたものとし、そして前記主錘によって自立するウキの自立姿勢を所望のものにするため、さらに補助錘をウキ本体部に取り付けたものとすることが提唱される。
この様にウキに取り付けるための錘を、主錘、補助錘に分割した場合、補助錘の取り付け部位として、ウキ本体部の上端部にすることが提唱されるが、ウキ本体部の上端部にはトップ部が上方に突出する状態で取り付けられるものとなる結果、これらを取り付ける場合の配置に工夫が必要になる等の問題があり、これらに本発明の解決すべき課題がある。
請求項2の発明は、前記トップ部は、下端が開口した筒状に形成され、補助錘は、先端部が突出体の上端から上方に突出されたものであり、前記補助錘の先端部を、トップ部下端部に内嵌した構造にすることで該トップ部下端部部位の支持部材に構成したことを特徴とする釣用ウキである。
請求項3の発明は、補助錘先端部のトップ部下端部に対する内嵌は、隙間の有る遊嵌状の内嵌であることを特徴とする請求項2記載の釣用ウキである。
請求項4の発明は、補助錘先端部は、連結体の上端より上方に突出していることを特徴とする請求項2記載の釣用ウキである。
請求項5の発明は、補助錘は、先端部の突出体からの突出量を規定するべく突出体に対する嵌入量が調整されることを特徴とする請求項2乃至4の何れか1記載の釣用ウキである。
請求項2の発明とすることにより、補助錘の突出体から突出する先端部が、トップ部下端部に内嵌したものとなってトップ部下端部の骨材として機能する結果、該トップ部下端部は、内嵌する補助錘先端部によって内部に骨材がある状態で好適に支持されたものとなって補強錘がトップ部の支持部材に兼用化されたものとなる。
請求項3の発明とすることにより、骨材として機能する補助錘先端部のトップ部に対する外嵌が遊嵌である結果、トップ部が何らかの負荷を受けて湾曲したような場合に、該トップ部下端部部位は、補助錘とのあいだにある隙間分、湾曲に沿った変形ができることになって湾曲変形に対する追従性、柔軟性が向上し、不用意に曲がったり折れたりしてしまうことを有効に回避できることになる。
請求項4の発明とすることにより、補助錘先端部が、連結体の上端から突出していることにより、トップ部下端部を、補助錘先端部に先行して挿入した後、連結体に内嵌することになる結果、トップ部下端部の連結体への内嵌操作が、先行して挿入した補助錘先端部に誘導される状態でできることになって操作性が向上する。
請求項5の発明とすることにより、補助錘の長さがウキ本体部の性状によって異なっていたとしても、補助錘の突出体に対する嵌入量を調整して先端部の突出体からの突出量をほぼ一定となるよう規定されたものにでき、釣用ウキとしての商品管理が整理されたものとなる。
そしてウキ1は、ウキ本体部2の下端に弧状に湾曲形成された連結部6が、釣り竿(図示せず)側からの釣り糸である道糸(テグス、ライン)7に連結されることになるが、この場合の道糸7に対する連結部6の連結は、道糸7に対して上下動自在になる所謂誘導式の連結であって、図示するように道糸7を連結部6に直接遊嵌状に貫通する場合だけでなく、道糸7に一端側が遊嵌状に貫通するスイベルジョイント等の市販(公知)の連結金具(図示せず)の他端側に連結部6を着脱自在な状態で連結する場合があり、後者の場合には、ウキ1を交換したい場合に、連結金具を道糸に連結したままの状態でウキ1の交換ができるという利点がある。
主錘4は、支持部4cが錘本体部4aの頂点部4fから挿入部4bの中途部位まで埋設される状態で設けられるが、該支持部4cの前記埋設される部位の先端部4dは平板状に加工されている。そして主錘4は、支持部4cを鋳型に組み込んだ状態で溶融金属を流しむことで金型成形(鋳造)されることになり、このようにして形成された主錘4は、先端部4dが平板状に加工(潰し加工)されていることにより、支持部4cが錘本体部4aに対して回り止めかつ抜け止めされた状態で設けられたものとなっている。
このように重量調節された主錘4は、挿入部4bを下側取り付け孔8aに挿入し接着材にて固着することで本体素材8の下部に、上面4eが本体素材8の下面8cに当接する状態で取り付けられることになる。
因みに本実施の形態においては、ウキ1が適正姿勢で自立したときの吃水位置Hを、図6に示すようにウキ本体部2の上端位置となるように設定している。
因みに筒体9は、突出部9aの本体素材上端8dからの突出量を製品間において一定となるよう揃えることが要求されるが、この場合に、筒体9を上側取り付け孔8bに挿入する際の誤差があることによって突出部9aの突出量を一定になるよう挿入することが難しい場合があり、そこで筒体9を所定寸法よりも長いものとし、該長い筒体9を、上側取り付け孔8bに挿入組み込みした後、本体素材8から突出している部位を、突出部9aの突出量が揃うよう切断するようにし、このようにして作業性の向上を図ることができる。
この場合に、突出部9aについては上端まで塗布する必要はなく、後述するように水密性の観点から中途部位までで良い。また主錘4の支持部4cの素材本体部8から突出している部位については塗料10の塗布がないようにすることが好ましいが、塗料が塗布されてしまった場合、該塗布された塗料について必要において剥離する等の除去作業が要求されることがある。
因みに、支持部4cまたは突出部9aは、塗布作業時や塗料の乾燥時において本体素材8をクランプ等の保持部材を介して保持される保持部材として利用することができる。そしてこのように塗料10を塗布することで、主錘4の上面4eと本体素材8の下面8cとのあいだの隙間、本体素材8の上端8dから筒体9が突出する部位の隙間が塗料10によつて塞がれることになって水が本体素材8に入らないよう水密状に形成される。因みに塗料10は、一度のみの塗布ではなく、複数回の塗布を繰り返すことで、釣り現場においては太陽光が直射する状態の海水に浸漬する、という厳しい使用条件下において繰り返し使用した場合においても、塗料10の剥離防止を図ることができ、長期に亘る使用が可能となる。
さらにこの場合に前駆体11としては、素材本体8の上端縁から突出する筒体9の突出部9aに、筒状の連結体12の下側部(連結体12は下側部と上側部とが正確に二分されたものでなくて良いことは勿論である。)が外嵌組み込みされ、接着により筒体9の上側部に固定されたものとなっている。そして連結体12の筒体突出部9aから突出する上側部に、トップ部3の下端部を、前記突出部9aの上端縁に当接する位置を最大嵌入量として抜き差し自在に嵌入できるよう構成されており、このようにすることでトップ部3のウキ本体部2に対する着脱自在な取り付けができるよう構成されている。この場合に、連結体12は、ゴム質弾性を有した摩擦係数の高い樹脂材で形成され、嵌入したトップ部3の不用意な抜け出し防止ができるよう配慮されている。
因みに、第二の実施の形態のものが本発明を実施したものとなっている。
因みに、一般に提供されている自立ウキとしては、前記主錘4に相当する錘が設けられるだけで、補助錘5に相当する錘が設けられていないものが通常であり、このようなウキであっても自立する構成にはできるが、このような自立ウキは、後述するように吃水位置Hに水面が位置するよう調節された状態での自立ではなく未調節状態での自立であって、本発明が実施されたウキ1の本来目的とする吃水位置Hに水面が位置する自立とはいえない。
因みにこのようなウキを用いた釣り(一般に「ウキ釣り」と言うが、「フカセ釣り」と言うこともある。)に使用される錘Yとしては「カミツブシ」、「ガン玉」、「割ビシ」等の軽いものが一般であり、何れの錘Yについても、例えば錘Yがガン玉である場合に、サイズ(号)としてB、2B、3B、・・・があり、これらサイズのガン玉の重さは、B=0.55g、2B=0.80g、3B=1.00g、・・・のように基準化されている。
そして本発明が実施されたウキ1は、前記錘Yとして、どの種類の錘のどのサイズのものが適合錘14を取り付けた場合に吃水位置Hが水面となる自立をするもの、つまりこの適合錘14をウキ1に取り付けた状態で、該ウキ1は前記吃水位置Hが水面になる状態の自立をするよう設定されている。具体的には、ウキ本体部2の表面に適合錘14の種類が記号として明示されている。そして釣り人は、到着した釣りのポイント(釣り場)に対応して例えば「2B」と明示されているウキを選択し、仕掛けに該対応するウキ1を取り付けると共に、ウキ下の道糸7に錘Yとして「ガン玉の2B」を取り付けることで、ウキ1は、前記吃水位置Hが水面に位置する自立になるよう補助錘5の重量設定される。勿論、釣り人は、このように所定のウキ1を取り付けた状態でも、実際のポイントの状況、変化に応じて錘Yの増減をする場合があることは言うまでもなく、このようなことは釣り人に技量、経験に応じて適宜なされるものである。
因みにウキ1を、吃水位置Hに水面が位置する所望姿勢に自立させるには、トップ部3の重量も加味する必要があり、この場合に、トップ部3を前駆体11に粘着テープ13により取り付けた状態で補助錘5の重量調節をしても良いが、トップ部3は予め重量測定がなされた定量のものであり、そこでトップ部3の重量に相当する錘を別途前駆体11に取り付けた状態で補助錘5の重量調節をすることもできる。
この手法は、埋め込み式の第一補助錘5aの場合であっても、連結部12を筒体9に仮保持状に外嵌取り付けすることでできることは言うまでもない。
そこで第一補助錘5aの重量調節をする手法として、仮のトップ部3を用意し、該仮のトップ部3に重量調節された錘を組み込んだものを前駆体11に取り付け、このものを水中に自立させたときの自立状態を観測し、錘重量に過不足があった場合に、錘重量を変更した仮のトップ部3を組み付けたものを水中に自立させる作業を適宜繰り返すことで適正な錘重量を割り出し、該割り出された適正な錘重量に調節された第一補助錘5aを筒体9に挿入組み込みをする、という手法もある。勿論、この手法は、第二補助錘5bの場合においても採用することができる。
また、第一補助錘5aが鉛材のように軟質金属である場合、該第一補助錘5aを筒体9に嵌入した後、該第一補助錘5aの上端縁部を筒体9に挿入した工具によって打ち込み加工することで、第一補助錘5aの上端縁部が周方向に拡開状に変形して筒体9に密接することになって抜け止めされることになり、この場合には接着剤による接着が不要になる。
因みに第二補助錘5bの先端部5cとして、前記実施の形態のように連結体12の上端から上方に突出した構成とすることなく、連結体12の上端と同一高さまで突出したもの、さらには筒体9の上端からは突出しているが連結体12の上端からは突出しないものとしても実施できることはいうまでもない。
しかも第二補助錘5bが取り付けられたものである場合に、先端部5cの先端を先鋭状に加工することもでき、このようにすることでトップ部3の外嵌が容易になる。またこのものでは、トップ部3は、第二補助錘5bに対して隙間がある遊嵌状の外嵌となっている。そしてこの様にトップ部3の下端部に先端部5cが内嵌した構成とすることで、該第二補助錘5bの先端部5cが、トップ部3の外嵌する下端部部位の骨材として機能するよう構成されて
これに対し第二補助錘5bである場合には、トップ部3の下端部を、補助錘5bの連結体12から突出する先端部5cに外嵌する状態で連結体12に無理嵌め状に挿入することでトップ部3の抜き差し自在の取り付けができることになり、このようにしてウキ1の釣り現場での組み立て、分解が容易にできることになるが、ウキ1自体をさらに錘を追加して重くしたい場合には、釣り人自らが、錘をトップ部3の筒内に挿入したり、第一補助錘5aが取り付けられるものである場合には、筒体9の上端から錘を挿入したりして調節できるものである。
トップ部3は、黒色部3aをあいだに挟む状態で、赤色(朱色)、黄色、緑色等の適宜の色彩が施されたものとなっているが、本実施の形態のものは、中央部3bが赤色となっており、その上下が黒色部3aを介して黄色部3c、さらにその上下が黒色部3aを介して緑色部3d、さらにその上下が黒色部3aを介してオレンジ色部3e等の黒色以外の有色の色分けがなされているが、本実施の形態のトップ部3は、黒色部3aが単純に色彩部位を色分け(区分け)するために幅狭なものとなっているものではなく、色彩部と同等前後の幅を有したものになっている。
勿論、吃水位置H直上となる連結部12の色彩としては、黒色に限定されず、オレンジ、黄色、緑等、適宜の色を採用することができ、またこれらを蛍光色とすることも勿論できることは言うまでもない。
前述したようにウキ1を自立させたときに吃水位置Hに水面が来るように調節される錘全重量(実際には適合錘14の重量を減じた重量)に対し、主錘4の重量割合を95%に設定した場合、補助錘5は残りの5%に設定されることになるが、このような主錘4と補助錘5との重量割合の設定は、ウキ1が取り付けられた状態の仕掛けを実際に飛ばした時の飛距離および飛び姿勢、起立安定性に大きく影響する。
主錘4としては、重量割合を100%とすることで、弓矢の場合と同様、正面に向けて一直線状に飛んでいく理想的な飛び姿勢となり、距離が優れ、自立時の安定性の高いものとなるが、それでは本体素材8の比重のバラツキ等に対応した所望の重量の錘が組み込まれた自立性の優れたウキ1とすることができず、補助錘5による重量調節が必要になる。このような観点から主錘4の重量割合の高値を検討したところ、98.5%が高値であり、これ以上主錘4の割合が高くなると、補助錘5による吃水位置Hでの自立調節ができない製品が発生することにもなってウキ1の生産性だけでなく信頼性に支障を来すことになる。
そしてこのように設定された主錘4の重量割合98.5%~65%としたものにおいて、さらにウキ1が横風や横波を受けて倒伏した姿勢から起立姿勢に復帰(復元)する安定性についても検討したところ、75%以上のものは倒伏後、起立した自立姿勢に復帰する時間が短く、実釣りに支障を来す恐れも少ないが、70%以下のものは復帰に時間がかかり、実釣りに支障を来す恐れがあると考えられ、そこで主錘4の重量割合について98.5%~75%とすることが好ましいといえる。ただし、横風や横波によるウキ1の倒伏は、釣り現場において常に発生ものではなく、70%以下のものであっても横風や横波のない凪の状態で使用する分においては問題がないと判断される。
前記事実を確認したことに基づく観点からウキ1として好ましい主錘4と補助錘5との重量配分として、主錘4の重量割合が98.5%~65%の範囲であり、好ましくは97%~75%の範囲であることがウキ1として好ましい主錘4と補助錘5との重量配分であると結論した。
この結果、補助錘5は、ウキ本体部2とトップ部3とを連結するための連結体12の下側部が外嵌する筒状の突出体9を有効に利用してウキ本体部2に対する嵌入取り付けできることになって、補助錘5の取り付け構造の簡略化が図れると共に、ウキ本体部2に、補助錘9を取り付けるための専用の取り付け孔を穿設する必要もなく簡単な取り付けができることになる。
そのうえ補助錘先端部5cがトップ部3の下端部への内嵌は、隙間の有る遊嵌状の内嵌であるため、トップ部3が何らかの負荷を受けて湾曲したような場合に、該トップ部3の下端部部位は、補助錘5とのあいだにある隙間分、湾曲に沿った変形ができることになって湾曲変形に対する追従性、柔軟性が向上し、不用意に曲がったり折れたりしてしまうことを有効に回避できることになる。
2 ウキ本体部
3 トップ部
4 主錘
5 補助錘
5a 第一補助錘
5b 第二補助錘
6 連結部
9筒体(突出体)
12 連結体
Claims (5)
- 釣り竿から延びる道糸に下端部が連結される長尺状のウキ本体部と、該ウキ本体部の上端から上方に延出するトップ部とを備え、
前記ウキ本体部に、
釣用ウキを自立させるため下端部に取り付けられる主錘と、
該主錘が取り付けられた釣用ウキの自立を所定の自立姿勢にするため取り付けられる補助錘と、が備えられた釣用ウキにおいて、
前記ウキ本体部とトップ部とを連結するための連結体を、該連結体の下側部がウキ本体部の上端から上方に突出する突出体に外嵌し、連結体の上側部にトップ部下端部が抜き差し自在に内嵌するよう構成にするにあたり、
前記突出体は、上端が開口した筒状で、下側部がウキ本体部の上端部に埋設され、
前記補助錘は、突出体の上端開口から挿入取り付けされることを特徴とする釣用ウキ。 - 前記トップ部は、下端が開口した筒状に形成され、
補助錘は、先端部が突出体の上端から上方に突出されたものであり、
前記補助錘の先端部を、トップ部下端部に内嵌した構造にすることで該トップ部下端部部位の支持部材に構成したことを特徴とする釣用ウキ。 - 補助錘先端部のトップ部下端部に対する内嵌は、隙間の有る遊嵌状の内嵌であることを特徴とする請求項2記載の釣用ウキ。
- 補助錘先端部は、連結体の上端より上方に突出していることを特徴とする請求項2記載の釣用ウキ。
- 補助錘は、先端部の突出体からの突出量を規定するべく突出体に対する嵌入量が調整されることを特徴とする請求項2乃至4の何れか1記載の釣用ウキ。
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