JP2017127218A - ルアー - Google Patents

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平原 研治
Kenji Hirahara
研治 平原
辰志 岡本
Tatsushi Okamoto
辰志 岡本
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Abstract

【課題】ヒット率の高いルアー2の提供。【解決手段】ルアー2は、ボディ12と着色層24とを備えている。ボディ12は、主部36と、この主部36の下方に位置する腹下部38とを有している。主部36と腹下部38との境界において、腹下部38の幅W1は、主部36の幅W2よりも小さい。主部36と腹下部38とによって形成される段差Dは、0.1mm以上である。着色層24は、主部36を覆っている。着色層24は、腹下部38を覆っていない。腹下部38は、中空である。この腹下部38に、重錘22が収容されている。腹下部38が無色透明なので、重錘22は外側から視認されうる。着色層24の色は、重錘22の色と異なる。着色層24と重錘22との色差ΔEは、20以上である。ボディ12の高さH1と主部36の高さH2との差(H1−H2)の、高さH1に対する比((H1−H2)/H1)は、0.10以上0.70以下である。【選択図】図3

Description

本発明は、釣りに用いられるルアーに関する。詳細には、本発明は、着色層を有するボディを備えたルアーに関する。
オオクチバス、ブリ及びその幼魚、スズキ等の大型の魚は、ベイトとして小魚を補食する。これら大型の魚は、フィッシュイーターと称されている。フィッシュイーターを捕獲する手段として、ルアーフィッシングが普及している。ルアーフィッシングでは、小魚等に疑似されたルアーが用いられる。ルアーは、キャストされることにより空中を飛行し、やがて着水する。ラインが巻かれることで、ルアーは水中を泳ぐ。このルアーをベイトと勘違いしたフィッシュイーターは、ルアーに食いつく。ルアーに取り付けられたフックがフィッシュイーターに刺さり、フィッシュイーターが釣り上げられる。フィッシュイーターがルアーに食いつく頻度は、ヒット率と称されている。
通常のルアーは、その表面に塗装層を有している。この塗装層により、ルアーは着色されている。フィッシュイーターへのアピールの観点から、ルアーの色は重要である。適切な着色は、ヒット率を高める。塗装が施されたルアーが、株式会社シマノ発行の「2015シマノフィッシングタックルカタログ」に開示されている。
ルアーは、ボディを有している。水中を泳ぐときのルアーのアクションは、このボディの形状及びサイズの影響を受ける。例えば、バイブレーションタイプのルアーでは、ボディの体高が、ルアーの振動に影響を与える。体高が十分に大きいルアーでは、振動の程度が大きい。振動は、フィッシュイーターに、ルアーの存在をアピールする。体高は、ヒット率に影響を与える。
フィッシュイーターは、大きすぎるルアーに食いつくことをためらう。さらにフィッシュイーターは、日頃捕食しているベイトの形状と異なる形状のルアーに食いつくことも、ためらう。フィッシュイーターの食い気を誘う形状及びサイズを有することが、ルアーにとって重要である。
株式会社シマノ発行の「2015シマノフィッシングタックルカタログ」
釣り人は、釣果の得られるルアーを望んでいる。本発明の目的は、ヒット率の高いルアーの提供にある。
本発明に係るルアーは、ボディと着色層とを備える。このボディは、主部と、この主部の上方又は下方に位置する細幅部とを有する。主部と細幅部との境界において、細幅部の幅は主部の幅よりも小さい。着色層は、主部の全部又は一部を覆っている。
好ましくは、細幅部は、透明である。好ましくは、細幅部は、無色である。
好ましくは、境界において主部と細幅部とによって形成される段差は、0.1mm以上である。
好ましくは、ボディの高さH1と主部の高さH2との差(H1−H2)の、ボディの高さH1に対する比((H1−H2)/H1)は、0.10以上0.70以下である。
細幅部が主部の下方に位置し、この細幅部が中空であってこの細幅部に重錘が収容されてもよい。好ましくは、細幅部を通して重錘が視認されうる。
好ましくは、着色層の色は、重錘の色と異なる。好ましくは、着色層と重錘との色差ΔEは、20以上である。
本発明に係るルアーは、細幅部を有するので、体高が大きい。この細幅部は、ルアーのアクションに寄与する。
このルアーでは、主部と細幅部との境界が、エッジとして認識される。しかも、着色層が主部を覆うので、このルアーでは、細幅部が目立たない。フィッシュイーターは、このルアーのシルエットを、実際のシルエットよりも小さいと勘違いする。
アクションが良好であることと、見かけ上のシルエットが小さいこととの両立により、このルアーでは、高いヒット率が達成されうる。
図1は、本発明の一実施形態に係るルアーが示された正面図である。 図2は、図1のルアーが示された断面図である。 図3は、図1のIII−III線に沿った拡大断面図である。 図4は、本発明の他の実施形態に係るルアーが示された断面図である。 図5は、本発明のさらに他の実施形態に係るルアーが示された断面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1−3には、本発明の一実施形態に係るルアー2が示されている。図1−3には、ヘッド4を前に、テール6を後に、背8を上に、そして腹10を下に向けた状態のルアー2が示されている。このルアー2は、ボディ12、ラインアイ14、第一フックアイ16、第二フックアイ18、複数のボール20、重錘22及び着色層24を備えている。
ボディ12は、ベイトである小魚に類似の外形を有する。ボディ12は、硬質樹脂を基材とする樹脂組成物から形成されている。本実施形態では、ボディ12は、無色透明である。ボディ12が、有色透明であってもよい。図2に示されるように、ボディ12は中空である。ボディ12は、複数のセパレータ26を有している。これらのセパレータ26により、ボディ12には、第一チャンバー28、第二チャンバー30、第三チャンバー32及び第四チャンバー34が形成されている。
ボディ12は、主部36と、細幅部としての腹下部38とを有している。腹下部38は、主部36の下方に位置する。図1において符号40で示されている線は、主部36と腹下部38との境界である。図3から明らかなように、境界40において、腹下部38の幅W1は主部36の幅W2よりも小さい。従って、境界40には、段差Dが形成されている。段差Dは、下記の数式によって算出されうる。
D = (W2 − W1) / 2
段差Dを有する境界40は、エッジとして認識される。この境界40は、正面視における、主部36の輪郭の一部である。腹下部38は、第四チャンバー34の一部を含んでいる。
ラインアイ14は、金属線が曲げられることによって形成されている。金属線の一部は、ボディ12に埋設されている。この埋設により、ラインアイ14がボディ12の背8に取り付けられている。ラインアイ14には、直接に、又はスプリットリング等を介して、ラインが連結される。ラインが引かれることにより、ルアー2が水中を泳ぐ。
第一フックアイ16は、金属線が曲げられることによって形成されている。金属線の一部は、ボディ12に埋設されている。この埋設により、第一フックアイ16がボディ12の腹10に取り付けられている。第一フックアイ16には、スプリットリングを介して、フックが連結される。
第二フックアイ18は、金属線が曲げられることによって形成されている。金属線の一部は、ボディ12に埋設されている。この埋設により、第二フックアイ18がボディ12のテール6に取り付けられている。第二フックアイ18には、スプリットリングを介して、フックが連結される。水中を泳ぐルアー2をベイトであると勘違いしたフィッシュイーターは、第一フックアイ16又は第二フックアイ18に取り付けられたフックに引っかかり、釣り上げられる。
ボール20は、第三チャンバー32に収容されている。本実施形態では、ルアー2は、2つの大きなボール20と、2つの小さなボール20とを有する。ボール20の合計数は、4である。ボール20の材質として、スチール、ステンレススチール、鉛、鉛合金、タングステン合金、モリブデン合金等が例示される。ボール20が、硬質な合成樹脂から形成されてもよい。ルアー2が水中でアクションを起こすと、ボール20同士が衝突する。ボール20はさらに、第三チャンバー32の壁面とも衝突する。これら衝突により、音が発生する。この音は、フィッシュイーターにアピールする。このボール20は、ルアー2のヒット率を高める。
重錘22は、第四チャンバー34に収容されている。重錘22は、ボディ12に固定されている。重錘22の密度は、ボディ12の密度よりも大きい。重錘22の材質として、スチール、ステンレススチール、鉛、鉛合金、タングステン合金、モリブデン合金等が例示される。重錘22により、ルアー2の重心が調整され、水中でのルアー2の姿勢が適正化される。重錘22は、ルアー2の短時間での沈降にも寄与する。さらに重錘22は、ルアー2の慣性を高め、このルアー2がキャストされたときの飛距離を高める。
着色層24の色は、ボディ12の色とは異なる。着色層24は、主部36の全体を覆っている。着色層24は、腹下部38を覆ってはいない。着色層24は、主部36にペイントが塗布されることで形成されている。この着色層24により、主部36が着色されている。着色は、フィッシュイーターにアピールする。着色層24は、ルアー2のヒット率を高める。主部36の一部が、着色層24に覆われなくてもよい。ペイントの塗布に先立ち、主部36にプライマーが塗布されてもよい。主部36の表面にシート(例えば転写シート)が貼られることで、着色層24が形成されてもよい。このシートには、いわゆるホログラムシートが含まれる。
図3において、矢印H1で示されているのはボディ12の高さであり、矢印H2で示されているのは主部36の高さである。高さH1は、高さH2よりも大きい。両者の差(H1−H2)は、腹下部38の高さである。
高さH1は、大きい。従って、このルアー2の側面の面積は、十分に大きい。この側面が水圧を受けることにより、ルアー2が十分にアクションを起こす。本実施形態では、典型的なアクションは、バイブレーションである。アクションが十分なので、このルアー2のヒット率は高い。高さH1が大きいことの効果は、ヘッド4ではなく背8にラインアイ14が存在するルアー2において、特に顕著である。
前述の通り、ボディ12は無色透明である。さらに、腹下部38は、着色層24に覆われていない。従って、腹下部38では、この腹下部38に収容された重錘22が視認される。重錘22の材質が鉛合金である場合、その色は、銀色に近い。一方、主部36は着色層24で覆われている。このルアー2では、色目により、主部36と腹下部38とが区別されうる。
このルアー2では、
(1)境界40に段差が存在すること
及び
(2)主部36と腹下部38との色目が異なること
の、2つの理由により、主部36と腹下部38とが区別されうる。フィッシュイーターは、主部36に着目する。フィッシュイーターは、主部36の高さH2をボディ12の高さであると勘違いする。換言すれば、フィッシュイーターは、ルアー2のシルエットを、実際のシルエットよりも小さいものと勘違いする。そしてフィッシュイーターは、ルアー2に食いつく。このルアー2のヒット率は、高い。
前述の通り、重錘22の色は銀色である。フィッシュイーターが勘違いしやすいとの観点から、着色層24の色が重錘22の色と異なることが好ましい。着色層24の好ましい色は、金色、赤色、青色、緑色又は黄色である。
好ましくは、着色層24と重錘22との色差ΔEは、20以上が好ましく、30以上がより好ましく、40以上が特に好ましい。
色差ΔEは、下記の数式に基づいて算出される。
ΔE=((ΔL+(Δa+(Δb1/2
この数式において、ΔLは重錘22の指数Lと着色層24の指数Lとの差であり、Δaは重錘22の指数aと着色層24の指数aとの差であり、Δbは重錘22の指数bと着色層24の指数bとの差である。L、a及びbは、CIELAB表示系における指数である。指数L、a及びbは、下記数式によって算出される。
= 116(Y/Yn)1/3 − 16
= 500((X/Xn)1/3 − (Y/Yn)1/3
= 200((Y/Yn)1/3 − (Z/Zn)1/3
これら数式において、X、Y及びZはXYZ表示系における三刺激値であり、Xn、Yn及びZnは完全拡散反射面の三刺激値である。CIELAB表示系は、国際照明委員会(CIE)によって1976年に決定された規格である。日本では、「JIS Z 8729」において、CIELAB表示系が採用されている。Lは、明度の指数である。a及びbは、色相及び彩度と相関する指数である。aのマイナス方向は緑方向であり、プラス方向は赤方向である。bのマイナス方向は青方向であり、プラス方向は黄方向である。指数の測定は、ミノルタ社の色彩色差計「CM−3500d」によってなされる。受光部が重錘22又は着色層24の表面に当てられ、測定がなされる。光源には、「標準の光D65」が採用される。この光源の色温度は、6504kである。分光感度としては、「2°視野」が採用される。孔径として、8mmが採用される。
着色層24が2以上の色目を有する場合、境界40に最も近いゾーンにおいて、着色層24の色目が測定される。
ヒット率の観点から、段差Dは0.1mm以上が好ましく、0.2mm以上が特に好ましい。腹下部38の強度の観点から、段差Dは1.0mm以下が好ましく、0.8mm以下が特に好ましい。
ヒット率の観点から、ボディ12の高さH1と主部36の高さH2との差(H1−H2)の、ボディ12の高さH1に対する比((H1−H2)/H1)は、0.10以上0.70以下が好ましく、0.15以上0.50以下が特に好ましい。比((H1−H2)/H1)は、差(H1−H2)が最も大きい断面にて測定される。
図4は、本発明の他の実施形態に係るルアー50が示された断面図である。このルアー50は、ボディ52、複数のボール54、重錘56及び着色層58を備えている。図示されていないが、このルアー50は、図1に示されたルアー2と同様、ラインアイ及びフックアイを有している。
ボディ52は、主部60と、細幅部としての背上部62とを有している。背上部62は、主部60の上方に位置する。図4から明らかなように、主部60と背上部62との境界において、背上部62の幅W1は主部60の幅W2よりも小さい。従って、境界には、段差Dが形成されている。段差Dは、下記の数式によって算出されうる。
D = (W2 − W1) / 2
段差Dを有する境界は、エッジとして認識される。この境界は、正面視における、主部60の輪郭の一部である。
着色層58は、主部60の全体を覆っている。着色層58は、背上部62を覆ってはいない。着色層58は、主部60にペイントが塗布されることで形成されている。この着色層58により、主部60が着色されている。着色は、フィッシュイーターにアピールする。着色層58は、ルアー50のヒット率を高める。主部60の一部が、着色層58に覆われなくてもよい。ペイントの塗布に先立ち、主部60にプライマーが塗布されてもよい。主部60の表面にシート(例えば転写シート)が貼られることで、着色層58が形成されてもよい。このシートには、いわゆるホログラムシートが含まれる。
図4において、矢印H1で示されているのはボディ52の高さであり、矢印H2で示されているのは主部60の高さである。高さH1は、高さH2よりも大きい。両者の差(H1−H2)は、背上部62の高さである。高さH1は、大きい。従って、このルアー50の側面の面積は、十分に大きい。この側面が水圧を受けることにより、ルアー50が十分にアクションを起こす。
ボディ52は無色透明である。背上部62は、着色層58に覆われていない。一方、主部60は着色層58で覆われている。このルアー50では、色目により、主部60と背上部62とが区別されうる。
このルアー50では、
(1)境界に段差が存在すること
及び
(2)主部60と背上部62との色目が異なること
の、2つの理由により、主部60と背上部62とが区別されうる。フィッシュイーターは、主部60に着目する。フィッシュイーターは、主部60の高さH2をボディ52の高さであると勘違いする。換言すれば、フィッシュイーターは、ルアー50のシルエットを、実際のシルエットよりも小さいものと勘違いする。そしてフィッシュイーターは、ルアー50に食いつく。このルアー50のヒット率は、高い。
ヒット率の観点から、段差Dは0.1mm以上が好ましく、0.2mm以上が特に好ましい。背上部62の強度の観点から、段差Dは1.0mm以下が好ましく、0.8mm以下が特に好ましい。
ヒット率の観点から、ボディ52の高さH1と主部60の高さH2との差(H1−H2)の、ボディ52の高さH1に対する比((H1−H2)/H1)は、0.10以上0.70以下が好ましく、0.15以上0.50以下が特に好ましい。比((H1−H2)/H1)は、差(H1−H2)が最も大きい断面にて測定される。
図5は、本発明のさらに他の実施形態に係るルアー70が示された断面図である。このルアー70は、ボディ72、複数のボール74、重錘76及び着色層78を備えている。図示されていないが、このルアー70は、図1に示されたルアー2と同様、ラインアイ及びフックアイを有している。
ボディ72は、主部80と、細幅部としての腹下部82及び背上部84とを有している。腹下部82は、主部80の下方に位置する。背上部84は、主部80の上方に位置する。図5から明らかなように、主部80と腹下部82との境界において、腹下部82の幅W1は主部80の幅W2よりも小さい。従って、境界には、段差Dが形成されている。主部80と背上部84との境界においても、背上部84の幅W1は主部80の幅W2よりも小さい。従って、境界には、段差Dが形成されている。段差Dは、下記の数式によって算出されうる。
D = (W2 − W1) / 2
段差Dを有する境界は、エッジとして認識される。この境界は、正面視における、主部80の輪郭の一部である。
着色層78は、主部80の全体を覆っている。着色層78は、腹下部82及び背上部84を覆ってはいない。着色層78は、主部80にペイントが塗布されることで形成されている。この着色層78により、主部80が着色されている。着色は、フィッシュイーターにアピールする。着色層78は、ルアー70のヒット率を高める。主部80の一部が、着色層78に覆われなくてもよい。ペイントの塗布に先立ち、主部80にプライマーが塗布されてもよい。主部80の表面にシート(例えば転写シート)が貼られることで、着色層78が形成されてもよい。このシートには、いわゆるホログラムシートが含まれる。
図5において、矢印H1で示されているのはボディ72の高さであり、矢印H2で示されているのは主部80の高さである。高さH1は、高さH2よりも大きい。両者の差(H1−H2)は、腹下部82の高さと背上部84の高さとの合計である。高さH1は、大きい。従って、このルアー70の側面の面積は、十分に大きい。この側面が水圧を受けることにより、ルアー70が十分にアクションを起こす。
ボディ72は無色透明である。さらに、腹下部82は、着色層78に覆われていない。従って、腹下部82では、この腹下部82に収容された重錘76が視認される。重錘76の材質が鉛合金である場合、その色は、銀色に近い。一方、主部80は着色層78で覆われている。このルアー70では、色目により、主部80と背上部84とが区別されうる。背上部84も、着色層78に覆われていない。このルアー70では、色目により、主部80と背上部84とも区別されうる。
このルアー70では、
(1)境界に段差が存在すること
(2)主部80と腹下部82との色目が異なること
及び
(3)主部80と背上部84との色目が異なること
の、3つの理由により、フィッシュイーターが、主部80の高さH2をボディ72の高さであると勘違いする。換言すれば、フィッシュイーターは、ルアー70のシルエットを、実際のシルエットよりも小さいものと勘違いする。そしてフィッシュイーターは、ルアー70に食いつく。このルアー70のヒット率は、高い。
前述の通り、重錘76の色は銀色である。フィッシュイーターが勘違いしやすいとの観点から、着色層78の色が重錘76の色と異なることが好ましい。着色層78の好ましい色は、金色、赤色、青色、緑色又は黄色である。
好ましくは、着色層78と重錘76との色差ΔEは、20以上が好ましく、30以上がより好ましく、40以上が特に好ましい。
着色層78が2以上の色目を有する場合、境界に最も近いゾーンにおいて、着色層78の色目が測定される。
ヒット率の観点から、段差Dは0.1mm以上が好ましく、0.2mm以上が特に好ましい。背上部84の強度の観点から、段差Dは1.0mm以下が好ましく、0.8mm以下が特に好ましい。
ヒット率の観点から、ボディ72の高さH1と主部80の高さH2との差(H1−H2)の、ボディ72の高さH1に対する比((H1−H2)/H1)は、0.10以上0.70以下が好ましく、0.15以上0.50以下が特に好ましい。比((H1−H2)/H1)は、差(H1−H2)が最も大きい断面にて測定される。
本発明に係るルアーは、湖沼、池、ダム、川、海等の種々のフィールドでの釣りに適している。
2、50、70・・・ルアー
12、52、72・・・ボディ
20、54、74・・・ボール
22、56、76・・・重錘
24、58、78・・・着色層
26・・・セパレータ
28・・・第一チャンバー
30・・・第二チャンバー
32・・・第三チャンバー
34・・・第四チャンバー
36、60、80・・・主部
38、82・・・腹下部
40・・・境界
62、84・・・背上部

Claims (8)

  1. ボディと着色層とを備えており、
    上記ボディが、主部と、この主部の上方又は下方に位置する細幅部とを有しており、
    上記主部と上記細幅部との境界において、上記細幅部の幅が上記主部の幅よりも小さく、
    上記着色層が上記主部の全部又は一部を覆っているルアー。
  2. 上記細幅部が透明である請求項1に記載のルアー。
  3. 上記細幅部が無色である請求項2に記載のルアー。
  4. 上記境界において主部と上記細幅部とによって形成される段差が、0.1mm以上である請求項1から3のいずれかに記載のルアー。
  5. 上記ボディの高さH1と上記主部の高さH2との差(H1−H2)の、上記ボディの高さH1に対する比((H1−H2)/H1)が、0.10以上0.70以下である請求項1から7のいずれかに記載のルアー。
  6. 上記細幅部が上記主部の下方に位置しており、
    上記細幅部が中空であってこの細幅部に重錘が収容されており、
    上記細幅部を通して上記重錘が視認されうる請求項1から5のいずれかに記載のルアー。
  7. 上記着色層の色が、上記重錘の色と異なる請求項6に記載のルアー。
  8. 上記着色層と上記重錘との色差ΔEが20以上である請求項7に記載のルアー。
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