JP3200973U - ルアー - Google Patents
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Abstract
【課題】魚の興味を十分に引くことができるルアーを提供する。【解決手段】魚の形状に似せて形成される魚釣り用のルアー1であって、ルアー頭部2と、ルアー頭部2に接続された、透過性を有する樹脂製のフラットなルアー本体3と、を備える。このように、樹脂製のフラットな部材でルアー本体3を構成することにより、水中での波動が柔らかくなり、より自然な魚の動きを実現することができる。このようなルアーの動きと合わせて、透過性を有する部分では、魚の興味を引き立てる光の反射及び屈折を実現することができる。【選択図】図1
Description
本考案は、魚釣りに使用されるルアーに関する。
従来、外形を魚の形状に似せた透過性の合成樹脂からなるルアーが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のルアーは、中空のルアー本体内部に透過性を有すると共に光を反射可能な半透明シートを備えている。
しかしながら、特許文献1に記載のルアーにおいては、魚の興味を十分に引くことができないという問題がある。
本考案は、上記問題を解決することであって、魚の興味を十分に引くことができるルアーを提供することを目的とする。
本考案の一態様のルアーは、魚の形状に似せて形成される魚釣り用のルアーであって、ルアー頭部と、前記ルアー頭部に接続された、透過性を有する樹脂製のフラットなルアー本体と、を備える。
本考案によれば、魚の興味を十分に引くことができるルアーを提供することができる。
本考案の第1態様に係るルアーは、魚の形状に似せて形成される魚釣り用のルアーであって、ルアー頭部と、前記ルアー頭部に接続された、透過性を有する樹脂製のフラットなルアー本体と、を備えてもよい。
このような構成により、魚の興味を十分に引くことができる。
本考案の第2態様に係るルアーにおいて、前記第1の態様における前記ルアー本体は、塗料が塗布されていてもよい。
このような構成により、透過性を有する樹脂製のフラットなルアー本体に塗料を塗布することによって、透過性を活かした自然な色合いを表現できるため、更に魚の興味を引くことができる。
本考案の第3態様に係るルアーにおいて、前記第1又は2の態様における前記ルアー頭部に貫通孔を設けており、前記ルアー本体は、前記貫通孔内へ突出する突起部を有していてもよい。
このような構成により、ルアー頭部とルアー本体を強固に固定して接続することができる。
以下、本発明に係る実施の形態について、添付の図面を参照しながら説明する。また、各図においては、説明を容易なものとするため、各要素を誇張して示している。
(実施の形態1)
[全体構成]
図1は、実施の形態1に係るルアー1の概略構成図を示す。図1に示すように、ルアー1は、ルアー頭部2と、ルアー本体3と、釣針4a、4bとを備える。
[全体構成]
図1は、実施の形態1に係るルアー1の概略構成図を示す。図1に示すように、ルアー1は、ルアー頭部2と、ルアー本体3と、釣針4a、4bとを備える。
ルアー頭部2は、魚の頭部に似せた形状を有している。実施の形態1において、ルアー頭部2は、魚の頭部に加えて下腹部分の一部も形成している。ルアー頭部2の後方部分には、ルアー本体3と接続される溝が設けられている。ルアー頭部2は、例えば、鉛で形成されている。ルアー頭部2は、実際の魚の頭部の色合いに似せて塗装されている。
ルアー本体3は、魚の本体部分に似せた形状を有しており、ルアー頭部2の後方部分に接続されている。ルアー本体3は、魚の腹部分を形成しており、透過性を有する樹脂製のフラットな部材で作られている。実施の形態1において、ルアー本体3は、例えば、厚さ約1mmのポリカーボネート板で形成されている。ルアー本体3の表面には、自然な色合いを表現するために塗料が塗布されている。実施の形態1において、ルアー本体3の全体には、紫の蛍光塗料が塗布されている。
ルアー本体3の上腹部分には、釣糸を取り付けるための釣糸用孔5が設けられている。実施の形態1において、釣糸用孔5は、上腹の形状に沿って複数設けられている。釣糸を取り付ける釣糸用孔5の位置によって、ルアー1の姿勢を調整することができる。また、ルアー本体3の下腹部分と尾ひれ側の部分には、釣針4aと4bを取り付けるための釣針用孔6aと6bがそれぞれ設けられている。
図2は、ルアー1の分解図を示す。図2において、ルアー頭部2及びルアー本体3は、塗装する前の状態を表している。図2に示すように、ルアー頭部2には、複数の貫通孔7a、7bが設けられている。実施の形態1において、貫通孔7aは、ルアー頭部2の目の部分に設けられており、貫通孔7bは、下腹部分に設けられている。また、ルアー本体3は、両主面に、それぞれの主面から離れる方向に突出する複数の突起部8a、8bを有している。突起部8a、8bは、ルアー本体3と一体で形成されている。ルアー1は、貫通孔7a、7bの内部に突起部8a、8bを突出させるように設けることによって、ルアー頭部2とルアー本体3とを接続し、固定している。
[製造方法]
ルアー1の製造方法について説明する。
まず、ルアー頭部2を作製する。ルアー頭部2は、例えば、ダイカスト成型方法などによって作製する。次に、作製されたルアー頭部2を金型の中に配置する。ルアー頭部2が配置された金型の中に、軟化する温度に加熱した射出成型用樹脂を、射出圧を加えて押込み、型に充填する。加熱された射出成型用樹脂は、ルアー頭部2の後方部分の溝に流入し、貫通孔7a、7bの内部に流れ込む。その後、射出成型用樹脂が硬化することによって、貫通孔7a、7bの内部に突起部8a、8bを突出させたルアー本体3が成型される。このように、ルアー本体3と一体成型される突起部8a、8bを、ルアー頭部2の貫通孔7a、7b内にそれぞれ設けることによって、ルアー頭部2とルアー本体3を接続し、強固に固定することができる。その後、ルアー頭部2とルアー本体3のそれぞれに塗料が塗布され、所望のデザインのルアー1に仕上げられる。
ルアー1の製造方法について説明する。
まず、ルアー頭部2を作製する。ルアー頭部2は、例えば、ダイカスト成型方法などによって作製する。次に、作製されたルアー頭部2を金型の中に配置する。ルアー頭部2が配置された金型の中に、軟化する温度に加熱した射出成型用樹脂を、射出圧を加えて押込み、型に充填する。加熱された射出成型用樹脂は、ルアー頭部2の後方部分の溝に流入し、貫通孔7a、7bの内部に流れ込む。その後、射出成型用樹脂が硬化することによって、貫通孔7a、7bの内部に突起部8a、8bを突出させたルアー本体3が成型される。このように、ルアー本体3と一体成型される突起部8a、8bを、ルアー頭部2の貫通孔7a、7b内にそれぞれ設けることによって、ルアー頭部2とルアー本体3を接続し、強固に固定することができる。その後、ルアー頭部2とルアー本体3のそれぞれに塗料が塗布され、所望のデザインのルアー1に仕上げられる。
[効果]
実施の形態1に係るルアー1によれば、以下の効果を奏することができる。
実施の形態1に係るルアー1によれば、以下の効果を奏することができる。
ルアー1は、ルアー頭部2に接続された、透過性を有する樹脂製のフラットなルアー本体3を備える。このように、樹脂製のフラットな部材でルアー本体3を構成することにより、水中での波動が柔らかくなり、より自然な魚の動きを実現することができる。このようなルアー1の動きと合わせて、透過性を有する部分では、魚の興味を引き立てる光の反射及び屈折を実現することができる。したがって、ルアー1においては、フラットな部材を透過させることによって、ターゲットとなる魚の興味を十分に引くことができる。
ルアー1においては、ルアー頭部2の貫通孔7a、7bの内部にルアー本体3の両主面から突出した突起部8a、8bを一体成型により設けることによって、ルアー頭部2とルアー本体3とを接続し、強固に固定することができる。
実施の形態1の製造方法によれば、貫通孔7a、7bにピンなどを圧入しなくても、ルアー頭部2とルアー本体3とを接続することができる。そのため、ルアー1においては、部品点数を減らし、容易にかつ低コストで製造することができる。
ルアー1において、ルアー本体3の透過性を有する部分に塗料が塗布されている。このように、透過性を有する部分を塗料によってカラーリングすることによって、透過性を活かした自然な色合いを表現できるため、更に魚の興味を引くことができる。また、カラーリングによってルアー本体3の透過度合いを調整することによって、ターゲットとなる魚に対してルアー1を大きく見せたり、小さく見せたりすることができる、
なお、実施の形態1において、ルアー頭部2は、鉛で作られている例を説明したが、これに限定されない。ルアー頭部2は、例えば、鉄等の他の金属で作られていてもよい。また、実施の形態1において、ルアー本体3は、ポリカーボネート板で形成されている例を説明したが、これに限定されない。ルアー本体3は、水中での波動が柔らかくなるフラットな部材であればよく、他の樹脂製の板状部材であってもよい。
実施の形態1において、ルアー本体3は、全体に紫の蛍光塗料を塗布している例を説明したが、これに限定されない。ターゲットとなる魚の興味を引くために、ルアー本体3の少なくとも一部に光学的影響を与える塗料が塗布されていればよい。ルアー本体3は、ターゲットとなる魚に応じて、様々な色の塗料によるカラーリングを行ってもよい。図3は、変形例のルアー1Aを示す。図3に示すように、ルアー本体3aの上腹部分を黒又は青等の色から下腹部分に向かって、透明になっていくようなグラデーション模様としてもよい。ルアー1Aでは、透過性の高い下腹部分で光を透過し易いため、ターゲットとなる魚に対してルアー1Aを小さく見せることができる。この他にも、ルアー本体3の腹部分を透明、赤、青、黄等の縦縞模様としてもよい。また、ルアー本体3に夜光塗料を塗布していてもよい。
本考案は、添付図面を参照しながら好ましい実施形態に関連して充分に記載されているが、この技術の熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した実用新案登録請求の範囲による本考案の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。
本考案は、魚釣り用のルアーに適用することができる。
1 ルアー
2 ルアー頭部
3 ルアー本体
4a、4b 釣針
5 釣糸用孔
6a、6b 釣針用孔
7a、7b 貫通孔
8a、8b 突起部
2 ルアー頭部
3 ルアー本体
4a、4b 釣針
5 釣糸用孔
6a、6b 釣針用孔
7a、7b 貫通孔
8a、8b 突起部
Claims (3)
- 魚の形状に似せて形成される魚釣り用のルアーであって、
ルアー頭部と、
前記ルアー頭部に接続された、透過性を有する樹脂製のフラットなルアー本体と、
を備える、ルアー。 - 前記ルアー本体の少なくとも一部に、塗料が塗布されている、請求項1に記載のルアー。
- 前記ルアー頭部に貫通孔を設けており、
前記ルアー本体は、前記貫通孔内へ突出する突起部を有する、請求項1または2に記載のルアー。
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JP2015004474U JP3200973U (ja) | 2015-09-03 | 2015-09-03 | ルアー |
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JP2015004474U JP3200973U (ja) | 2015-09-03 | 2015-09-03 | ルアー |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017127218A (ja) * | 2016-01-19 | 2017-07-27 | 株式会社シマノ | ルアー |
CN112118735A (zh) * | 2018-05-17 | 2020-12-22 | 株式会社Duel | 诱饵 |
JP7161804B1 (ja) * | 2022-03-28 | 2022-10-27 | 晋 山田 | ルアー |
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US20210235677A1 (en) * | 2018-05-17 | 2021-08-05 | Duel Co., Inc. | Lure |
US11877568B2 (en) * | 2018-05-17 | 2024-01-23 | Duel Co., Inc. | Lure |
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