JP2022545227A - 構成可能な針シールド係合構成要素を備えた薬物送達デバイス及び関連方法 - Google Patents

構成可能な針シールド係合構成要素を備えた薬物送達デバイス及び関連方法 Download PDF

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Abstract

内部空洞を画定するキャップハウジングと、キャップハウジングの内部空洞内に挿入可能に取り付けられるように構成されており、略環状構成を有する側壁を有するリムーバとを含む薬物送達デバイスのキャップアセンブリが記載されている。リムーバの複数の保持部は、複数の保持部が、キャップハウジングの内部空洞内にリムーバを通して挿入された針シールドを把持するように構成されるように、内部空洞内の側壁から半径方向内向きに延びる。第1リムーバ又は第2リムーバのうちの1つを互換的に受け入れるような大きさに作られた内部空洞を有するキャップハウジングを含むキャップアセンブリキットを含み、第1リムーバは、第1のタイプの針シールドを受け入れるように構成されており、第2リムーバは、第2のタイプの針シールドを受け入れるように構成されている薬物送達デバイスも記載されている。

Description

関連出願の相互参照
本願は、2019年8月23日に出願された米国仮特許出願第62/891,042号の利益を主張するものであり、その出願は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
本開示は、全般的に、薬物送達デバイスに関し、より具体的には、構成可能な針シールド係合構成要素を有する薬物送達デバイスに関する。
薬物は、オートインジェクタ又はオンボディ型インジェクタなどの薬物送達デバイスの使用によって投与され得る。オートインジェクタ及びオンボディ型インジェクタは、注入及び送達又は投与プロセスの自動化を補助するために使用することができ、これにより、生理的又は心理的障害、フォームファクタ、又は人間工学的な懸念の理由を問わず、シリンジ/バイアルの組み合わせ又はプレフィルドシリンジシステムの使用が不利益となる特定の患者群又は部分群に対するプロセスを簡略化する。
露出した針に対する嫌悪並びに関連し得る健康上及び安全性の問題のため、使用者から針を隠すための様々なインジェクタ及びシールドが開発されてきた。一例では、インジェクタのシリンジは、キャップにより係合される針シールドを備える場合がある。この構成により、使用者は、使用したいとき、キャップを把持して、引き、それにより針シールドをシリンジから取り外すことができ、インジェクタは注入を送達する準備ができる。現在のインジェクタは、様々なサイズ及び種類のシリンジを受け入れるように構成され得る。しかしながら、非剛性外壁を有する針シールドと剛性外壁を有する針シールドの両方が備えられ得る。したがって、非剛性外壁及び剛性外壁を有する針シールドに対応しつつ、インジェクタと共に使用するように構成された汎用のキャップが必要である。
第1の態様によれば、ハウジングと、注入アセンブリと、カセットと、カセット内に配置され、薬物を含む貯蔵部と貯蔵部に流体的に結合された針とを含むシリンジと、キャップアセンブリキットとを含む薬物送達デバイスが開示される。キャップアセンブリキットは、第1リムーバ又は第2リムーバのうちの1つを互換的に受け入れるような大きさに作られた内部空洞を有するキャップハウジングを含む。第1リムーバは、中央通路を画定し、第1のタイプの針シールドを受け入れるように構成された側壁を有し、第2リムーバは、中央通路を画定し、第2のタイプの針シールドを受け入れるように構成された側壁を有する。
いくつかの形態によれば、薬物送達デバイスは、以下の態様、即ち、第1のタイプの針シールドは非剛性外壁を有することができ、第2のタイプの針シールドは剛性外壁を有することができる;第1リムーバ及び第2リムーバはそれぞれ、キャップハウジングの内部空洞内に挿入可能に取り付けられるように構成され得る;又はキャップは、その長手方向軸線に沿って延びる複数のアームを含むことができ、アームはそれぞれ、弾性的に可撓性であり、リムーバが保持面を過ぎてキャップハウジングの内部空洞に挿入される際にリムーバに係合するための内向きに延びる保持面を有する、のうちの1つ以上を含み得る。
いくつかの形態によれば、第1リムーバは、第1リムーバの中央通路へと内向きに延びる複数の保持部を含み得る。いくつかの例では、複数の保持部は、キャップハウジング内で遠位に延びるように角度を成すことができ、遠位に向けられた先端部を有し得る、又は複数の保持部は、キャップハウジング内で遠位に延びるように角度を成すことができ、平坦遠位端を有し得る。更に別の例では、複数の保持部は、側壁の遠位縁部から延び得る。
更なる形態によれば、第2リムーバは、第2リムーバの中央通路へと内向きに延びる複数の保持部を含み得る。いくつかの例では、薬物送達デバイスは、以下の態様、即ち、第1リムーバの複数の保持部と第2リムーバの複数の保持部は互いに異なり得る;複数の保持部は、第2リムーバの長手方向軸線にほぼ平行に延びる係合縁部を含み得る;係合縁部は、鋭利でない構成を有し得る;複数の保持部は、第2リムーバの近位軸方向位置に配置され得る、又は側壁は、凹凸構成を含み得、複数の保持部が凹凸構成の一部分の長手方向縁部から半径方向内向きに延びる、のうちの1つ以上を含み得る。
第2の態様によれば、後方開口部を有する内部空洞を有するキャップハウジングを含むキャップアセンブリを用意することと、第1のタイプの針シールドを受け入れるように構成された第1リムーバ及び第2のタイプの針シールドを受け入れるように構成された第2リムーバのうちの1つを選択することと、第1リムーバ及び第2リムーバのうちの選択された1つを、キャップハウジングの長手方向軸線に一致するように方向付けることと、第1リムーバ及び第2リムーバのうちの選択された1つをキャップハウジングの内部空洞に挿入することと、を含む、薬物送達デバイスカセットを組み立てる方法が開示される。
いくつかの形態によれば、第1リムーバ及び第2リムーバのうちの1つを選択することは、第1リムーバ及び第2リムーバのうちの1つを薬物送達デバイスカセットの針シールドが剛性外壁又は非剛性外壁を有するかどうかに基づいて選択することを含み得る。更に、いくつかの形態では、第1リムーバ及び第2リムーバはそれぞれ、第1リムーバ及び第2リムーバそれぞれの環状側壁から半径方向内向きに延びる異なる複数の保持部を有することができ、第1リムーバ及び第2リムーバのうちの1つを選択することは、第1リムーバ及び第2リムーバの複数の保持部が、剛性外壁又は非剛性外壁を有する針シールドを把持するように構成されているかどうかに基づいて、第1リムーバ及び第2リムーバのうちの1つを選択することを含み得る。
更なる形態によれば、当該方法は、カセットと、カセット内に配置され、薬物を含む貯蔵部と貯蔵部に流体的に結合された針とを含むシリンジと、針を覆って配置された針シールドとを用意することと、針シールドが、キャップハウジングの内部空洞内に、第1リムーバ及び第2リムーバのうちの選択された1つを通して配置され、複数の保持部が針シールドの外壁を把持するように、キャップアセンブリをカセットに結合することと、を含み得る。所望であれば、当該方法はまた、任意選択的に、針シールドの直線及び回転運動をリムーバによって制限すること並びに/又はカセットからキャップアセンブリを取り出し、それによってシリンジ及び針から針シールドを分離することを含み得る。
第3の態様によれば、内部空洞を画定し、長手方向軸線に沿って針シールドを受け入れるための後方開口部を近位端に有するキャップハウジングと、キャップハウジングの内部空洞内に挿入可能に取り付けられ、略環状構成を有する側壁を有するリムーバとを含む薬物送達デバイスのキャップアセンブリが記載される。リムーバの複数の保持部は、複数の保持部が、キャップハウジングの内部空洞内にリムーバを通して挿入された針シールドを把持するように構成されるように、内部空洞内の側壁から半径方向内向きに延びる。
いくつかの形態によれば、複数の保持部は、キャップハウジング内で遠位に延びるように角度を成すことができる。保持部はまたそれぞれ、遠位に向けられた点を含み得る及び/又は側壁の遠位縁部から延び得る。更に、キャップアセンブリは、カセットと、カセット内に配置され、薬物を含む貯蔵部と貯蔵部に流体的に結合された針とを含むシリンジと、針を覆って配置された非剛性外壁を有する針シールドと組み合わせて提供することができ、キャップアセンブリは、カセットに結合されており、針シールドが、キャップハウジングの内部空洞内に、リムーバを通して配置され、カセットからキャップアセンブリを取り出すと針から針シールドが分離されるように、複数の保持部が非剛性外壁を把持する。
いくつかの形態によれば、側壁はその端部に凹凸構成を含むことができ、複数の保持部が凹凸構成の一部分の長手方向縁部から半径方向内向きに延びる。所望であれば、複数の保持部は、長手方向軸線を横断して、側壁から遠ざかる方に内向きに延びることができ、複数の保持部の内部係合縁部は、長手方向軸線にほぼ平行に延びる。更に、キャップアセンブリは、カセットと、カセット内に配置され、薬物を含む貯蔵部と貯蔵部に流体的に結合された針とを含むシリンジと、針を覆って配置された剛性外壁を有する針シールドと組み合わせて提供することができ、キャップアセンブリは、カセットに結合されており、針シールドが、キャップハウジングの内部空洞内に、リムーバを通して配置され、カセットからキャップアセンブリを取り出すと針から針シールドが分離されるように、複数の保持部が剛性外壁を把持する。
上記形態のいずれかによれば、キャップハウジングは、キャップハウジングの長手方向軸線に沿って間隔を空けて配置された対向する保持面を内部空洞内に画定することができ、保持面は、保持面の間にリムーバを取り外し可能に受け入れるために、ある距離を空けて配置されている。更なる形態において、キャップは、長手方向軸線に沿って延びる複数のアームを含むことができ、アームは、リムーバがキャップハウジングの内部空洞に挿入された際にリムーバに係合するための、内向きに延びる保持タブを有する。所望であれば、複数のアームは、リムーバをキャップハウジングの内部空洞に挿入すること及びキャップハウジングの内部空洞から取り外すことを可能にするために外向きに弾性的に曲がるように構成され得る。
上記形態のいずれかによれば、キャップハウジングとリムーバは異なる材料で構成され得る、及び/又は複数の保持部は、リムーバの周りに対称に配置された側壁の保持部のアレイにて配置され得る。
第2の態様によれば、カセットと、カセット内に配置され、薬物を含む貯蔵部と貯蔵部に流体的に結合された針とを含むシリンジと、針を覆って配置された針シールドとを含む薬物送達デバイスカセットアセンブリのキャップアセンブリキットが記載されている。キャップキットアセンブリは、中に少なくとも部分的に針シールドを受け入れるような大きさに作られた内部空洞を有するキャップハウジングと、キャップハウジングの内部空洞内に取り外し可能に取り付けられるように構成された第1リムーバであって、中央通路を画定する側壁と、中央通路へと内向きに延びる複数の保持部とを有する第1リムーバと、キャップハウジングの内部空洞内に取り外し可能に取り付けられるように構成された第2リムーバであって、中央通路を画定する側壁と、中央通路へと内向きに延びる複数の保持部とを有する第2リムーバとを含む。更に、第1リムーバの複数の保持部と第2リムーバの複数の保持部は異なる。
第4の態様によれば、後方開口部を有する内部空洞を有するキャップハウジングと略環状構成を有する側壁を有するリムーバとを含むキャップアセンブリを用意することと、リムーバをキャップハウジングの長手方向軸線に一致するように方向付けることと、リムーバの複数の保持部が、内部空洞内の側壁から半径方向内向きに延びるように、リムーバをキャップハウジングの内部空洞に挿入することと、を含む、薬物送達デバイスカセットを組み立てる方法が記載されている。
上記ニーズは、特に図面と併せて研究される、以下の詳細な説明に記載される実施形態の提供によって少なくとも一部満たされる。
様々な実施形態による、例示的なオートインジェクタ薬物送達デバイスの線図である。 オートインジェクタに取り付けられる前のカセットを示す、カセット及びオートインジェクタを含む例示的なオートインジェクタ装置の側面図である。 図1のオートインジェクタ装置のオートインジェクタの端部の端面図である。 図1のオートインジェクタ装置の例示的なカセットの分解斜視図である。 図4のカセット内に設けられ得る第1の例示的な薬物容器の側断面図である。 図4のカセット内に設けられ得る第2の例示的な薬物容器の側面図である。 図4のカセットの上から見下ろした正面斜視図である。 図6Aのカセットの側断面図である。 図4のカセットの例示的なカセットキャップの斜視背面図である。 カセット内に設けられた薬物容器の針シールドに結合されている図7Aのカセットキャップを示す、カセットの近位端の側断面図である。 図7Aのカセットキャップがカセットから取り外された、カセットの一部分の下から見上げた正面斜視図である。 図7Aのカセットキャップのカンチレバーロックアームの動作を示す、オートインジェクタ内に取り付けられたカセットの近位部分の側断面図である。 カセットキャップのキー部分を受け入れるためのスロットの一実施形態を示す、図7Aのカセットキャップが取り外された、図4のカセットの外部ハウジングの近位部分の上から見下ろした正面斜視図である。 外部ハウジングのスロットとカセットキャップのキーとによって形成される回転防止構造が、カセットキャップがカセット内にあるときに(針シールド除去前)図7Aのカセットキャップがその長手方向軸線Zの周りで回転する又は回ることをいかにして防止するか、ゆえに、針シールドの回転を防止するかを示す、図4のカセットの上から見下ろした正面斜視図である。 カセットキャップとリムーバとを含む第1の例示的なキャップアセンブリの分解斜視図である。 図9のキャップアセンブリの断面図である。 カセットキャップとリムーバとを含む第2の例示的なキャップアセンブリの分解斜視図である。 カセットキャップとリムーバとを含む第3の例示的なキャップアセンブリの分解斜視図である。 様々な実施形態によるオンボディ型インジェクタ薬物送達デバイスの線図である。
デバイスからキャップアセンブリを取り外すと針シールドも注入針から分離されるように、針シールドに係合し、針シールドを保持するように構成されているキャップアセンブリが本明細書に開示される。キャップアセンブリは、キャップハウジングと、キャップハウジングに挿入されるリムーバとを含み得る。選択可能なリムーバを有する単一キャップハウジングにより、オートインジェクタ及びオンボディ型インジェクタなどの再利用可能薬物送達デバイスが、剛性及び非剛性両方の針シールドを有するシリンジ又はその他の薬物容器を収容することを可能にする。換言すると、針シールドが剛性外壁か非剛性外壁を有するかを問わず、特定の針シールドに係合し、特定の針シールドを保持するリムーバが選択され得る。リムーバは、キャップハウジングと組み合わせることで、針シールドを保持し、その直線及び回転運動を制限するようにも構成され得る。
図1に示されるようないくつかの形態において、オートインジェクタなどの薬物送達デバイス10は、注入アセンブリを含むいくつか又は全ての薬物送達構成要素がデバイス10のハウジング11内に長手方向軸線Lに沿って積み重ねられた関係で配置されている、垂直に方向付けられた構成を有し得る。より具体的な例として、デバイス10は、デバイス10が使用者の皮膚表面にほぼ垂直に方向付けられた状態で動作し、使用者に注入するように構成され得る。薬物送達構成要素は、内部に薬物14が収容された貯蔵部12と、貯蔵部12内に配置され、貯蔵部12内で長手方向軸線Lに沿って摺動可能に移動可能なストッパ16と、長手方向軸線Lに沿って方向付けられた針20と、貯蔵部12を針20に流体的に結合する流路22とを含み得る。構成要素は、プランジャ19に結合され、貯蔵部12を通してストッパ16を駆動する駆動機構18と使用者内の所望の皮下深度まで針20を挿入するように構成されている針挿入機構24とを含む注入アセンブリを更に含み得る。ある手法では、針挿入機構24は、針20を露出させるために後退可能な針ガード又は針を長手方向に所望の距離移動させるための駆動機構であり得る。例えば、駆動機構18は、貯蔵部12、流路22、及び針20のいくつか又は全てを移動させることにより、ストッパ16及び針20両方の動きを駆動するように構成され得る。一般的に構成されるように、駆動機構18及び針挿入機構24などのデバイス10の構成要素の1つ以上は、ハウジング11の外側においてアクセス可能なユーザ入力デバイス26の作動に応じて作動することができる。適切な駆動機構としては、ばね、ガス源、相変化材料、モータ、又はその他の電気機械システムが挙げられるが、これらに限定されない。これに従って、デバイス10は、薬物送達構成要素のうちの1つ以上の動作を制御するための制御部28などの電子構成要素を含み得る。図1は、長手方向軸線Lに沿って中央に配置された構成要素を示すが、構成要素の1つ以上は、ハウジング11内において長手方向軸線Lから離心して配置することができ、それでもなお、積み重ねられた関係であるとみなされることは理解されるであろう。一例では、積み重ねられた関係の薬物送達構成要素を有するオートインジェクタ薬物送達デバイスは、針20と同軸に位置合わせされた貯蔵部12に対応する。以下で更に詳細に記載するように、デバイスは、キャップハウジング240とリムーバ402、403、404とを含むキャップアセンブリ400を含み得る。デバイス10は、保管状態において針20を覆って配置された針シールド266、266’を更に含み得、この場合、針シールド266、266’は、リムーバ402、403、404に係合し、これらによって保持されている。針シールド266、266’は、キャップアセンブリ400をデバイス10から取り外すことにより取り外し可能である。例示的なオートインジェクタデバイスは、参照により本明細書に組み込まれる、2017年1月17日に出願された米国特許出願第62/447,174号明細書に記載されている。
図2は、ある用量の医薬品(薬物)を患者に注入するために使用され得るオートインジェクタシステム又は装置100の一実施形態を示す。注入は、多くの場合、患者(使用者)によって自己投与される。或いは、薬物は医療提供者によって投与され得る。図示されるように、オートインジェクタシステム又は装置100は、取り外し可能なカセット200とオートインジェクタ300とを含んでもよい。カセット200の様々な実施形態は、オートインジェクタ300によって使用者に注入されるべき薬物を収容するように作製されてもよい。他の様々な実施形態では、カセット200は、使用者がオートインジェクタ300を操作するための訓練に用いるために作製されてもよい(トレーニングカセット)。オートインジェクタ300は、使用者又はそれ以外の人によって起動されると自動的に注入を送達するように作製されてもよい。オートインジェクタ300の様々な実施形態は、オートインジェクタ300へのカセット200の挿入を可能にするために開位置と閉位置との間で旋回するように作製され得るカセット扉308を有してもよい。いくつかの実施形態では、カセット扉308は、カセット200の挿入入口点を示す「カセット」アイコン(図示せず)を含んでもよい。
図3を参照すると、オートインジェクタ300の様々な実施形態は、ハンドル部304と、ハンドル部304と一列に並んだカセット受入部306とを有する、ケーシング302を含んでもよい。カセット受入部306は、カセット扉308を含む。カセット扉308は、開位置(図2)ではカセット200を受け入れ、カセット200を挿入及び排出ドライブと整合させ、閉位置ではオートインジェクタ300の他の構造及び構成要素と整合させる。ケーシング302のカセット受入部306とカセット扉308は、オートインジェクタ300の近位端壁318を形成してもよい。近位端壁318は、以下でより詳述するシールドリムーバ240(図6A)の取り外し後に又はオートインジェクタ300がカセット200を収容していないときにオートインジェクタ300を支持面上に容易に配置するための広く平らで安定した基部として構成されてもよい。カセット扉308によって形成される近位端壁318の部分は、カセット200がオートインジェクタ300内に設置されるときに、シールドリムーバ240をカセット200から取り外し、孔308Aを通して取り出すことを可能にするような大きさ及び形状に作られた孔308Aを含んでもよい。オートインジェクタ300の近位端壁は標的灯320を更に含んでもよい。標的灯320は、シールドリムーバ240がカセット200から取り外され、孔308Aを通して取り出されるとオンにされ、それによりシールドリムーバ240が取り外されたことを視覚的に示すように作製されてもよい。オンにされると、標的灯は使用者が注入部位を可視化し且つ選択するのを補助する。
ここで図4を参照すると、カセット200の様々な実施形態は、外部ハウジング210と、内部スリーブ220と、薬物を収容するための薬物容器260と、カセットキャップ240と、ロックキャップ230と、カバー250とを含んでもよい。カセット200のこのような実施形態は、オートインジェクタによる薬物の簡単な注入を容易にし且つ可能にし、単回の使い捨て使用用に作製することができる。様々な実施形態では、カセット200のロックキャップ230及びカバー250は、カセット200からの薬物容器260の取り外しを阻止するように作製されてもよく、それにより、カセット200の使用前及び使用後に針が突き出るのを防止し、また、薬物容器260がカセット200から取り出されること又は交換されることを防止する。加えて、ロックキャップ230及びカバー250は、配送及び輸送中に薬物容器260を保護する。様々な実施形態のカセットキャップ240は、薬物容器260と関連付けられた注入針を覆っている針シールド266を取り除くように作製されてもよい。他の様々な実施形態では、カセットキャップ240はまた、カセットキャップ240を回転させること又は回すことができないようにカセット200の外部ハウジング210に係合するように作製されてもよく、それにより、針シールド266によって注入針が損傷することを防止する。内部スリーブ220の様々な実施形態は、カセットハウジング210内の薬物容器260をオートインジェクタの注入サイクル中に針が隠れる位置又は針注入位置のいずれかに配置するように作製されてもよい。他の様々な実施形態では、カセット200の外部ハウジング210及び内部スリーブ220は、薬物容器260を保護し、意図しない針の露出又は損傷を防止する1つ以上のロック構成を含んでもよい。カセット200の他の様々な実施形態は、オートインジェクタ内のカセット200の取り付け及び/又はカセット200に関する情報を伝えるためにオートインジェクタと接続するカセット識別機構を含んでもよい。
図5A及び図5Bに示すように、薬物容器260は、流体チャンバ262を画定するバレル261を含む従来のガラス又はプラスチックシリンジを含んでもよい。流体チャンバ262には、所定用量の薬物267が治療のために充填されてもよい又は予め充填されていてもよい。薬物は製品の温度に依存する粘度を有し得る。シリンジ260は、バレル261の近位端に取り外し可能に又は固定的に配置された注入針265と、バレル261の遠位端に配置された外向きに延びるフランジ263とを更に含んでもよい。注入針265は、シリンジバレル261の流体チャンバ262から放出された所定用量の薬物267の投与を可能にするために、流体チャンバ262と連通してもよい。シリンジ260は、バレル260の流体チャンバ262内に配置された、所定用量の薬物267が注入針265を通して分注され得るように所定用量の薬物267をチャンバ261から排出するための、可動プランジャストッパ264を更に含んでもよい。図5Aに示される第1の形態において、非剛性材料で作製された保護用針シールド266が、注入針265を覆うために提供されてもよい。図示されるように、この形態の針シールド266は、側壁269が、注入針265とシリンジ260の針ハブ273の少なくとも一部分を中に受け入れるための空洞271を画定する一体型構成要素である。図5Bに示される第2の形態において、剛性材料又は構成要素を含む保護用針シールド266’が、注入針265を覆うために提供されてもよい。図示されるように、この形態の保護用針シールド266’は、図5Aに示される針シールド266と同様に構成された非剛性コア275を含み、側壁269’が、注入針265を受け入れるための空洞271’と針ハブ273の少なくとも一部分とを側壁269’内に画定する。更に、保護用針シールド266’は、非剛性コア275の周りに延びる側壁を有する剛性外部シェル又はケーシング277を含む。図示されるように、シェル又はケーシング277は非対称構成を有してもよい。非対称構成は、シェル又はケーシング277を通過する開口部の結果であり得る。
図6A~図6Bをまとめて参照すると、カセット200の外部ハウジング210の様々な実施形態は、頂壁210tと、底壁210bと、それぞれ頂壁210tと底壁210bとを接続する側壁210sと、正面又は近位端壁210peと、開放背面又は遠位端210deとを含んでもよい。外部ハウジング210の近位端壁210peは、カセットキャップ240を取り外し可能に受け入れるように作製された孔214を含んでもよい。外部ハウジング210は、カセットキャップ240の取り外し後に内部スリーブ220が外部ハウジング210内で摺動可能に自由に移動することを可能にしつつ、外部ハウジング210内に内部スリーブ220を保持するように作製されてもよい。外部ハウジング210のいくつかの実施形態は、その各側壁210sに細長い開口部又は窓212を含んでもよい。カセット200の外部ハウジング210はまた、ピン215(図6A)、又はカセット200がカセット扉内に誤った方向及び/若しくは向きで挿入されるのを防ぐ任意の他の適切な機械的構造体を含んでもよい。カセットをカセット扉内に挿入するための適切な方向及び向きを示すための「矢印」アイコンが外部ハウジング210上に提供されてもよい(図示せず)。
引き続き図6A~図6Bを参照すると、内部スリーブ220の様々な実施形態は、それぞれ近位端222及び遠位端224を含んでもよい。スリーブ220はその中に薬物容器260を固定的に、直接的又は間接的に保持するような大きさ及び寸法にされてもよい。内部スリーブ220の近位端222は、薬物容器260の注入針265がその中に延びることを可能にするように作製された孔222aを画定してもよい。内部スリーブ220は、オートインジェクタの注入サイクルの針挿入サイクル中にオートインジェクタの挿入ドライブによって駆動され得るドライブポスト268を更に含んでもよい。内部スリーブ220は、オートインジェクタの挿入ドライブによりカセット200の外部ハウジング210を介して駆動されることができ、その間、薬物容器260は外部ハウジング210内の遠位位置から外部ハウジング210内の近位位置へと移動し、その後、遠位位置に戻る。内部スリーブ220が遠位位置(針が隠れる位置)にあるとき、薬物容器260の注入針はカセット200の外部ハウジング210内に収容され、使用者の視界から隠れている。内部スリーブ220が近位位置(針注入位置)にあるとき、薬物容器260の注入針は、カセット200の外部ハウジング210の近位端壁210pe内の孔214及びオートインジェクタ(図示せず)を通って外に延びる。ロックキャップ230は内部スリーブ220の開放遠位端224を閉じ、それにより、オートインジェクタ300の挿入サイクル中に内部スリーブ220がオートインジェクタの挿入ドライブにより外部ハウジング210を介して前方又は後方に駆動される際に薬物容器260が内部スリーブ220と共に移動するように、内部スリーブ220内に薬物容器260を固定する。カバー250は外部ハウジング210の開放遠位端210deを閉じ、内部スリーブ220及び薬物容器260をカセット200の外部ハウジング210内に入れることにより薬物容器260の改ざんを防ぎ、また、カセット200の表面的外観を完全なものにする。内部スリーブ220は、外部ハウジング210の側壁210s内の窓212を通して薬物容器260を見ることを可能にするために、透明ポリカーボネートなどの透明剛性材料から作製してもよい。
図7A及び図7Bは、カセット200のカセットキャップ240の一実施形態をまとめて示す。カセットキャップ240は、オートインジェクタ300を動作させる前に使用者が薬物容器260から針シールド266を取り除くことを可能にするように、薬物容器260の針シールド266に係合し、把持することにより、針シールドリムーバとして機能してもよい。更に、カセットキャップ240は、カセット200がオートインジェクタ内に適切に取り付けられている場合を除いてカセット200から容易に外れることができないように、カセット外部ハウジング210に係止的に係合してもよい。これにより、例えば使用者がカセット200を取り扱っているときに、針シールド266が薬物容器260から意図せずに取り外されることを防止する。更に、シールドリムーバ240の存在により、カセット200が以前に使用されていない又は改ざんされていないという表示を提供する。
図7Aに示すように、カセットキャップ240の様々な実施形態は、略円筒状部分241cによって形成された中空体241と、円筒状部分241cの側方に、円筒状部分241cと結合して配置された略矩形のキー部分(キー)241kとを含んでもよい。カセットキャップ240は、本体241の円筒状部分241cから近位に延びるテーパ状部分242を更に含んでもよい。外向きに延びるフランジ244がテーパ状部分242を終端させ、その近位端240peにおいてカセットキャップ240を閉じる。フランジ244は、カセットがオートインジェクタ内に適切に取り付けられた後に針シールド266を薬物容器260から取り除くために使用者がカセットキャップ240を把持し、これをカセット200から引き出すことを可能にする指グリップ部材として機能してもよい。カセットキャップ240の把持及び引き出しを容易にするために、フランジ244は、器用さに難のある使用者により容易に把持される略長円形を有してもよい。カセットをオートインジェクタのカセット扉内に挿入するための適切な方向及び向きを示すために、「矢印」アイコン243がカセットキャップ240のテーパ状部分242に設けられてもよい。
円筒状部分241c及びキー241kはカセットキャップ240の遠位端240deにおいて開放している。円筒状部分241cの開放遠位端は、キー241kの開放遠位端と結合する拡張可能なカラー構造体245を画定する複数の可撓性の外側に広がった舌状部245tによって形成されてもよい。図7Cに示すように、拡張可能なカラー構造体245はカセットキャップ240がカセット内に再挿入されるのを防止する。円筒状部分241cは、円筒状部分241cが針シールドの係合及び把持を補助する金属インサート246(図7B)を受け入れることを可能にする可撓性部材241cfを含んでもよい。
再度図7Aを参照すると、キー241kはその近位端を閉じる終壁241keを含んでもよい。終壁241keはキー241kの底壁241kbをわずかに越えて延びてもよく、それにより停止部241ksを形成する。
図8Aに示すように、カセット外部ハウジング210の近位端壁210peは、孔214からハウジング210の底壁210bに向かって延びるスロット214sを含んでもよい。スロット214sは、カセットキャップ240がカセット200内にあるとき、外部ハウジング底壁210bの前縁部2101eがカセットキャップキー241kの停止部241ksに係合した状態で、カセットキャップ240のキー241kと嵌合するような大きさ及び形状にされてもよく、それによりカセットキャップ回転防止構造を形成する。図8Bに示すように、スロット214sとキー241kによって形成された回転防止構造は、カセットキャップ240がカセット200内にあるときに(針シールド除去前)カセットキャップ240がその長手方向軸線Zの周りで回転すること又は回ることを防止し、ゆえに、針シールドの回転を防止する。針シールドの回転は注入針の鋭利な端部による針シールドの切断又はコアリングを招くおそれがあるため、これは重要である。したがって、回転防止構造は、カセットキャップ240がカセット200内にあるときに針シールドを注入針による損傷から保護する。カセットキャップキー241kの停止部241ksは、カセットキャップ240が長手方向軸線Zに沿って遠位側にシリンジに向かって押されるのを制限することができ、これによりまた、注入針が針シールドを貫通し、それにより針シールドを損傷することを防止する。
図7A~図7Cを再度参照すると、キー241kの底壁241kbは、遠位に延びるカンチレバーばね部材247と、ばね部材247の自由端部に設けられた下向きに延びる突起又はロックタブ248とによって形成されたカセットキャップロック構造を画定してもよい。ロックタブ248は、ばね部材247の底面247bと鋭角0を画定する斜面248sによって形成されたアンダーカットを含んでもよい。
図7B及び図7Cに示すように、針シールド266をカセットキャップ240と共に引き出すことができるように針シールド266の外部表面を把持するために、金属管状インサート246が円筒状本体部分241cの内部表面241i上に提供されてもよい。他の様々な実施形態では、金属管状インサート246は、円筒状本体部分241cの内部表面241i上に形成された把持歯(図示せず)と置換されてもよい。カセットキャップ240は、カセット200の外部ハウジング210の近位端壁210pe内に形成された孔214内に延びてもよく、これによりカセットキャップ240のフランジ又は把持部材244をカセット200の外に配置する。カンチレバーばね部材247とロックタブ248とによって形成されたカセットキャップ240のロック構造は、カセットキャップ240をカセット200内の所定の位置に改ざんに耐える状態でロックするように、外部カセットハウジング210の辺縁近位部分内に配置されてもよい。ロックは、カセット200の外部ハウジング210の底壁210b内に画定され得るロック孔210a(図7C)内にタブ248を押し込む又は付勢するカンチレバーばね部材247によって容易になり得る。カセット外部ハウジング210のロック孔210aと係合したロックタブ248は、カセット200がオートインジェクタ内に適切に取り付けられている場合を除いて、カセット200からのカセットキャップ240の引き抜きを実質的に阻止する。カセットキャップ240は針シールド266に取り付けられ、カセット200内にロックされるため、オートインジェクタ内への適切な取り付けの前に針シールド266をシリンジ260から意図せずに取り外すことはできない。カセットキャップ240の存在はまた、カセット200が以前に使用されていない又は改ざんされていないという表示を提供する。
図7Cに示すように、カセットキャップ240が取り外されると、拡張可能な部分カラー構造体245の舌状部245tは外側に拡張し又は広がり、カセットキャップ240及びそれに取り付けられた針シールド266(不図示)がカセット外部ハウジング210の近位端壁210pe内の孔214に再挿入されることを防止する。したがって、カセットキャップ240の欠如により、使用者に対し、カセット200が既に使用済みである又は改ざんされているという表示を提供する。
図7Dは、オートインジェクタのアクセス扉(両方とも不図示)が閉じられた後のカセット200を示す。図示されるように、カセット200はオートインジェクタシャーシ301の支持面301s上に取り付けられている。シャーシ301は、信号又はデータをマイクロプロセッサに伝達することを可能にするようにオートインジェクタのマイクロプロセッサに結合されているピンスイッチPを含んでもよい。オートインジェクタカセット扉の閉鎖により、ピンスイッチPがロックタブ248を押してもよく(以下で説明するように、カセットに関する特定条件が満たされた場合)、それにより、カンチレバーばね部材247を上に曲げ、それをロックタブ248の、外部カセットハウジング210の底壁210b内のロックタブ受入孔210a(図7C)から解放し、それにより、カセットキャップ240をカセット200からロック解除する。ロッキングタブ248がロック解除されることにより、ここで、使用者はカセットキャップ240の把持部材244を把持し、それをカセット200及びオートインジェクタから取り出すことができ、それにより、針シールド266を除去し、注入針265の覆いを取る。ピンスイッチPがロックタブ248に係合しているときにオートインジェクタのマイクロプロセッサに信号を送ることもできるため、オートインジェクタはカセット200が取り付けられたことが分かる。
オートインジェクタ又はオンボディ型インジェクタデバイスなどの薬物送達デバイスのカセットと共に使用するのに適した1つの例示的なキャップアセンブリ400の詳細を図9~図12に示す。キャップアセンブリ400は、カセットキャップ240と1つ以上のリムーバ402、403、404とを含む。キャップ240は、上記形態で記載したように構成することができ、したがって、違いのみを図9~図12を参照して記載する。図示されるように、可撓性部材241cfは、円筒状部分241c中に延びる切り抜き部によって円筒状部分241cに形成された対向アームであり得る。各可撓性部材241cfの近位端406は、円筒状本体部分241cによって形成された空洞410へと半径方向内向きに延びる近位タブ408を含み得る。更に、円筒状本体部分241cは、本体部分241cに沿って近位タブ408から間隔を空けて配置され、且つ空洞410へと延びる1つ以上の遠位タブ412を含み得る。このように構成されることで、近位タブ408及び遠位タブ412は、空洞410内で互いに面し、且つリムーバ402、403、404のうちの1つをその間に受け入れるのに十分な距離互いから間隔を空けて配置された保持面414、416を画定する。近位タブ408が可撓性部材241cfに結合されている又は統合されていることで、キャップアセンブリ400を組み立てる医師又はその他の人は、リムーバ402、403、404のうちの1つを空洞410内に挿入し、リムーバ402、403、404を近位タブ408を越えて押すことができ、これにより可撓性部材241cfを外向きに曲げる。リムーバ402、403、404が近位タブ408を排除した後、可撓性部材241cfは、半径方向内向きに弾性的に戻り、近位タブ408をリムーバ402、403、404の出口路内に配置し、それによってリムーバ402、404がキャップ240から出て長手方向に移動することを阻止する。同様に、キャップアセンブリ400を組み立てる医師又はその他の人が、異なるリムーバ402、403、404に変更するなどのためにキャップ240からリムーバ402、403、404を取り出したい場合、使用者は、可撓性部材241cfを外向きに押し、キャップ240の後部開口部240oを通してリムーバ402、403、404を引くために長手方向路を空けることができる。遠位タブ412は、リムーバ402、403、404の長手方向路内で実質的に固定され、リムーバ402、403、404がキャップ240内に挿入され得る深さを制限することができる。いくつかの形態では、タブ408、412は、その間にリムーバ402、403、404を受け入れるための小さな隙間、例えば1~3mmを提供するために、互いに間隔を空けて配置され得る。
例示的なリムーバ402、403、404を図9~図12に示す。図9~図12に示す各リムーバ402、403、404は、環状側壁418を有する管状構成を有するが、他の構成も適切である。側壁418は、所望のように連続的又は不連続的であり得る。例えば、側壁418は、例えば、一片の材料がリング又はその他の形状に形成される場合、側壁418に沿って長手方向に延びるスロット開口部を有し得る。図示される形態の環状側壁418は、そこを通過する円筒状の長手方向通路420を画定する。図示されるように、各リムーバ402、403、404は、側壁418から通路420へと内向きに延びる1つ以上の保持部422を含む。いくつかの形態では、保持部422は、側壁418と一体に形成され得る及び/又は側壁418の周りに対称に配置され得る。例えば、リムーバ402、403、404は、1つ、2つ、3つ、4つ、8つ、又はこれより多い保持部422などの任意の数の保持部422を含み得る。
図9及び図10に示される第1の形態において、リムーバ402は、針シールド266の非剛性外壁をキャップ240内に把持し且つ保持するように構成され得る。この形態において、保持部422は、側壁418と一体の、通路420内に角度を成したタブであり得る。例えば、タブ422は、通路420内へと側壁418の直径の約4分の1まで角度を成して延び得る。一例では、タブ422は、側壁418の周囲に沿って、その長手方向軸線にほぼ垂直に延びる縁部にて側壁418に接続することができる。そのため、タブ422は、通路420内に遠位方向に延びる。図示されるように、タブ422は、側壁418の湾曲に類似する湾曲構成を有し得る。所望であれば、タブ422は、針シールド266をより良好に把持するための先端部424を含み得る。先端部424は、リムーバ402が凹設されること又は針シールド266の非剛性外壁を貫通し、それによって針シールド266をキャップ240内に保持することを可能にする。いくつかの形態では、タブ422は薄い断面を有し得る、又はタブ422の縁部は、リムーバ402の把持効果を高めるために鋭利にされ得る。図示されるように、タブ422は、リムーバ402の軸方向長さに沿った中間位置に配置され、その先端部424は、リムーバ402の遠位側半分に配置されている。この位置決めにより、タブ422の先端部424が凹設され、針シールド266を把持し始める前に、針シールド266の端部がリムーバ402の大部分を通して挿入されることを可能にする。その後、針シールド266は、キャップ240内の所望の端部位置に押しやることができ、タブ422は、最終位置を確立する前に、針シールド266の非剛性外壁に沿って引きずられる。更に、タブ422は、リムーバ402の軸方向長さの3分の1を超える遠位長さを有し得る。図示される形態では、リムーバ402は、側壁418の周囲の、リムーバ402の長手方向軸線に垂直な単一平面内に対称に配列された3つのタブ422を含む。
図11に示される第2の形態において、リムーバ403は、針シールド266の非剛性外壁をキャップ240内に把持し且つ保持するように構成され得る。この形態において、保持部422は、側壁418と一体の、側壁418の遠位縁部426から延びるタブであり得る。図示されるように、タブ422は、半径方向内向きに角度を成して、側壁418の通路420を通して挿入される物体の経路に遠位方向に延び得る。図示されるように、タブ422は、側壁418の湾曲に類似する湾曲構成を有し得る。所望であれば、タブ422は、針シールド266をより良好に把持するための先端部424を含み得る。上記形態と同様に、先端部424は、リムーバ402が凹設されること又は針シールド266の非剛性外壁を貫通し、それによって針シールド266をキャップ240内に保持することを可能にする。代替的な形態において、タブ422は、平坦な遠位縁部を有し得る。いくつかの形態では、タブ422は薄い断面を有し得る、又はタブ422の縁部は、リムーバ402の把持効果を高めるために鋭利にされ得る。タブ422の遠位位置決めにより、タブ422の先端部424が凹設され、針シールド266を把持し始める前に、針シールド266の端部がリムーバ402を通して挿入されることを可能にする。その後、針シールド266は、キャップ240内の所望の端部位置に押しやることができ、タブ422は、最終位置を確立する前に、針シールド266の非剛性外壁に沿って引きずられる。更に、タブ422は、リムーバ403の軸方向長さの3分の1を超える遠位長さを有し得る。図示される形態では、リムーバ402は、側壁418の周囲の、リムーバ402の長手方向軸線Lに垂直な単一平面内に対称に配列された3つのタブ422を含む。
図12に示される第3の形態において、リムーバ404は、針シールド266’の剛性外壁をキャップ240内に把持し且つ保持するように構成され得る。この形態において、保持部422は、側壁418と一体の、通路420へと長手方向軸線にほぼ直交する方向に延びるタブであり得る。例えば、タブ422は、リムーバ403の長手方向軸線とほぼ平行に延びる内側縁部438を有する略矩形構成を有し得る。一例では、タブ422は、側壁418の周囲の、リムーバ404の長手方向軸線Lに垂直な単一平面内に対称に配列され得る。タブ422の内側縁部438は、針シールド266’の剛性外壁の外径よりもわずかに、例えば約0.1~1.0mm小さい内径を形成することができる。この構成によって、針シールド266’がリムーバ404を通して挿入されると、縁部438は、内側縁部438の延在する軸方向長さにわたって分散される圧縮力を針シールド266’に与える。図示されるように、リムーバ404は8つのタブ422を含み、これにより、圧縮力を針シールド266’の周囲に更に分散させる。この配置は、作用点に依存することなく針シールド266’の剛性外壁を有利に保持する。図示される形態において、タブ422は、側壁418の直立部分432の間に延びる空間430の繰り返しパターンを有する凹凸構成428によってリムーバ404上に設けられている。図示されるように、凹凸構成428は側壁418の近位端434に形成されており、そのため、タブ422は、針シールド266’がリムーバ404に挿入される際に針シールド266’に係合する。1つの手法では、タブ422は、凹凸構成428の空間430の材料が、半径方向内向きに延びる構成に曲がるように操作することによって形成され得る。この構成により、タブ422は、直立部分432の長手方向縁部436のうちの1つから延びる。凹凸パターン428は、8つの空間430及び突出部432のパターンで示されるが、より多数又は少数を所望のように用いることができる。更に、タブ422は、リムーバ402の軸方向長さの4分の1を超える軸方向長さを有し得る。
この構成によって、使用者は、オートインジェクタシステム100用の特定の針シールド266、266’のために構成された所望のリムーバ402、403、404を選択することができ、キャップ240がカセット200から取り外されたときに保持部422がキャップ240内に針シールド266、266’を保持するように構成されるような向きでリムーバ402、403、404を挿入することができる。その後、キャップ240は、針シールド266、266’がリムーバ402、403、404を通して挿入されるように、上述のようにカセット200に結合され得る。針シールド266、266’がリムーバ402、403、404を通して挿入される際、保持部422は、剛性であるか非剛性であるかを問わず、針シールド266、266’の外壁に係合し、これを把持する。したがって、オートインジェクタシステム100の動作が望まれる場合、使用者はキャップ240を取り外し、それによって針シールド266、266’をシリンジ260から分離し、注入針265を露出させることができる。
上記形態の全てにおいて、リムーバ402、403、404及びキャップ240は、異なる材料から作製され得る。例えば、リムーバ402、403、404は金属であり得、キャップ240はプラスチックであり得る。更に、いくつかの形態では、キャップアセンブリ400を組み立てる医師又はその他の人が、オートインジェクタシステム100を剛性外壁及び非剛性外壁を有する針シールド266、266’に所望のように適応させることができるように、複数のリムーバ402、403、404がキット内に提供され得る。
上記構成要素のいずれも、特定の方法で組み立てることができる。例えば、後方開口部240oを有する内部空洞410を有するキャップハウジング240と、略環状構成の側壁418を有するリムーバ402、403、404とを含むキャップアセンブリ400が提供され得る。その後、キャップアセンブリ400を組み立てる医師又はその他の人は、キャップハウジング240の長手方向軸線に一致するようにリムーバ402、403、404を方向付け、リムーバ402、403、404の複数の保持部422が内部空洞410内において側壁418から半径方向内向きに延びるように、リムーバ402、403、404をキャップハウジング240の内部空洞410に挿入することができる。リムーバ402、403、404を挿入することは、リムーバ402、403、404をキャップハウジング240のアーム241cfの間に挿入することを含み得、アーム241cfは、外向きに曲がり、弾性的に内向きに戻って、リムーバ402、403、404を内部空洞410内に保持するように構成され得る。所望であれば、組み立てる方法は、リムーバ402、403、404のうちの1つを、キャップアセンブリ400と共に使用することが意図された針シールド266、266’の外壁に少なくとも部分的に基づいて選択することを含み得、リムーバ402、403、404はそれぞれ、上述のように異なる複数の保持部422を有する。いくつかの形態では、当該方法は、針シールド266、266’の直線及び回転運動をリムーバ402、403、404によって制限すること、及び/又はカセット200と、カセット200内に配置され、薬物267を含む貯蔵部262と貯蔵部262に流体的に結合された針265とを含むシリンジ260と、針265を覆って配置された針シールド266、266’を用意することと、針シールド266、266’が、キャップハウジング240の内部空洞410内に、リムーバ402、403、404を通して配置され、複数の保持部422が針シールド266、266’の外壁を把持するように、キャップアセンブリ400をカセット200に結合することと、を含み得る。更に、当該方法は、キャップアセンブリ400をカセット200から取り外し、それによって針シールド266、266’をシリンジ260から分離し、針265を露出させることを含み得る。
上記開示は、オートインジェクタ薬物送達デバイスの構造及び動作を参照して記載してきたが、本開示は、オンボディ型薬物送達デバイスにも適しており、且つオンボディ型薬物送達デバイス内に組み込むことができる。図13に示されるように、オンボディ型インジェクタ400は、水平に方向付けられた構成を有することができ、薬物送達構成要素はデバイス400のハウジング401内にほぼ水平面Pに沿って配置されている。これらのデバイス400においては、ハウジング401は、幅が高さよりも大きい薄型であるため、使用者がハウジング401を皮膚に配置すると、構成要素は、上記実施形態のように積み重ねられるのではなく皮膚のある領域にわたって広がる。薬物送達構成要素は、ハウジング401内に取り外し可能に配置され得る、内部に収容された薬物404を有する貯蔵部402と、貯蔵部402内に配置され、その内部で水平面Pに沿って摺動可能に移動可能なストッパ406と、貯蔵部402内においてストッパ406を駆動するためにプランジャ410に結合された駆動機構408と、水平面Pにほぼ垂直に延びる軸線Xに沿って方向付けられた針412と、貯蔵部402を針412に流体的に結合する流路414と、針412を使用者内の所望の皮下深度まで挿入するように構成されている針挿入機構416とを含み得る。一般的に構成されるように、駆動機構408及び針挿入機構416などのデバイス400の構成要素の1つ以上は、ハウジング401の外側においてアクセス可能なユーザ入力デバイス418の作動に応じて作動することができる。これに従って、デバイス400は、薬物送達構成要素のうちの1つ以上の動作を制御するための制御部419などの電子構成要素を含み得る。上述のように、この形態のデバイス400はまた、キャップハウジング240とリムーバ402、403、404とを含むキャップアセンブリ400を含み得る。デバイス400は、保管状態において針412を覆って配置された針シールド266、266’を更に含み得、この場合、針シールド266、266’は、リムーバ402、403、404に係合し、これらによって保持されている。針シールド266、266’は、キャップアセンブリ400をデバイス400から取り外すことにより取り外し可能である。当然ながら、いくつかの構成要素は、部分的に又は全体的に、ハウジング401のほぼ中心に延びる水平面Pよりも上又は下に配置することができ、それでもなお、水平に方向付けられた構成を有するものとみなすことができることは理解されるであろう。適切な駆動機構としては、ばね、ガス源、相変化材料、モータ、又はその他の電気機械システムが挙げられるが、これらに限定されない。オンボディ型インジェクタデバイスの例は、参照により本明細書に組み込まれる、2017年7月25日に出願された米国特許出願第62/536,911号明細書に記載されている。
上記の説明では、薬物送達デバイスの様々な構成要素並びに薬物送達デバイスと関連する使用及び/又は組み立て方法について説明している。薬物送達デバイス又は方法は、後述の薬剤の使用を更に含むことができる点を明確にすべきであるが、以下のリストは網羅的でも限定的でもないと考えるべきではないことに留意されたい。薬剤は、リザーバ内に入れられる。いくつかの場合、リザーバは、治療のために薬剤が充填又は事前充填された一次容器である。一次容器は、カートリッジ又はプレフィルドシリンジであり得る。
例えば、薬物送達デバイス、又はより具体的には、デバイスのリザーバには、顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)などのコロニー刺激因子が充填されてもよい。このようなG-CSF剤には、Neupogen(登録商標)(フィルグラスチム)及びNeulasta(登録商標)(ペグフィルグラスチム)が含まれるが、これらに限定されない。他の各種実施形態において、薬物送達デバイスは、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)などの様々な医薬品と共に使用されてもよく、これらは液体又は凍結乾燥形態であってもよい。ESAは、Epogen(登録商標)(エポエチンアルファ)、Aranesp(登録商標)(ダルベポエチンアルファ)、Dynepo(登録商標)(エポエチンデルタ)、Mircera(登録商標)(メチオキシ(methyoxy)ポリエチレングリコールエポエチンベータ)、Hematide(登録商標)、MRK-2578、INS-22、Retacrit(登録商標)(エポエチンゼータ)、Neorecormon(登録商標)(エポエチンベータ)、Silapo(登録商標)(エポエチンゼータ)、Binocrit(登録商標)(エポエチンアルファ)、エポエチンアルファHexal、Abseamed(登録商標)(エポエチンアルファ)、Ratioepo(登録商標)(エポエチンシータ)、Eporatio(登録商標)(エポエチンシータ)、Biopoin(登録商標)(エポエチンシータ)、エポエチンアルファ、エポエチンベータ、エポエチンゼータ、エポエチンシータ及びエポエチンデルタなどの赤血球生成を刺激する任意の分子並びにその各々の全体が参照により本明細書に組み込まれる以下の特許又は特許出願:米国特許第4,703,008号明細書、米国特許第5,441,868号明細書、米国特許第5,547,933号明細書、米国特許第5,618,698号明細書、米国特許第5,621,080号明細書、米国特許第5,756,349号明細書、米国特許第5,767,078号明細書、米国特許第5,773,569号明細書、米国特許第5,955,422号明細書、米国特許第5,986,047号明細書、米国特許第6,583,272号明細書、米国特許第7,084,245号明細書及び米国特許第7,271,689号明細書並びにPCT国際公開第91/05867号パンフレット、国際公開第95/05465号パンフレット、国際公開第96/40772号パンフレット、国際公開第00/24893号パンフレット、国際公開第01/81405号パンフレット及び国際公開第2007/136752号パンフレットに開示される分子又はその変異体若しくは類似体である。
ESAは、赤血球産生刺激タンパク質であり得る。本明細書で使用する場合、「赤血球産生刺激タンパク質」とは、例えば、受容体に結合し、受容体の二量化を引き起こすことによってエリスロポエチン受容体の活性化を直接的又は間接的に引き起こす任意のタンパク質を意味する。赤血球産生刺激タンパク質としては、エリスロポエチン受容体に結合し、これを活性化させるエリスロポエチン及びその変異体、類似体、若しくは誘導体、エリスロポエチン受容体に結合し、この受容体を活性化させる抗体、又はエリスロポエチン受容体に結合し、これを活性化させるペプチドが挙げられる。赤血球産生刺激タンパク質としては、エポエチンアルファ、エポエチンベータ、エポエチンデルタ、エポエチンオメガ、エポエチンイオタ、エポエチンゼータ、及びそれらの類似体、PEG化エリスロポエチン、カルバミル化エリスロポエチン、模倣ペプチド(EMP1/hematideを含む)、及び模倣抗体が挙げられるが、これらに限定されない。例示的な赤血球産生刺激タンパク質としては、エリスロポエチン受容体に結合し、これを活性化させるエリスロポエチン、ダルベポエチン、エリスロポエチン作動薬変異体及びペプチド又は抗体(並びに各開示の内容全体が参照により本明細書に組み込まれる米国特許出願公開第2003/0215444号明細書及び米国特許出願公開第2006/0040858号明細書に報告されている化合物が挙げられる)並びに各開示の内容全体が参照により本明細書に組み込まれる以下の特許又は特許出願:米国特許第4,703,008号明細書、米国特許第5,441,868号明細書、米国特許第5,547,933号明細書、米国特許第5,618,698号明細書、米国特許第5,621,080号明細書、米国特許第5,756,349号明細書、米国特許第5,767,078号明細書、米国特許第5,773,569号明細書、米国特許第5,955,422号明細書、米国特許第5,830,851号明細書、米国特許第5,856,298号明細書、米国特許第5,986,047号明細書、米国特許第6,030,086号明細書、米国特許第6,310,078号明細書、米国特許第6,391,633号明細書、米国特許第6,583,272号明細書、米国特許第6,586,398号明細書、米国特許第6,900,292号明細書、米国特許第6,750,369号明細書、米国特許第7,030,226号明細書、米国特許第7,084,245号明細書及び米国特許第7,217,689号明細書、米国特許出願公開第2002/0155998号明細書、米国特許出願公開第2003/0077753号明細書、米国特許出願公開第2003/0082749号明細書、米国特許出願公開第2003/0143202号明細書、米国特許出願公開第2004/0009902号明細書、米国特許出願公開第2004/0071694号明細書、米国特許出願公開第2004/0091961号明細書、米国特許出願公開第2004/0143857号明細書、米国特許出願公開第2004/0157293号明細書、米国特許出願公開第2004/0175379号明細書、米国特許出願公開第2004/0175824号明細書、米国特許出願公開第2004/0229318号明細書、米国特許出願公開第2004/0248815号明細書、米国特許出願公開第2004/0266690号明細書、米国特許出願公開第2005/0019914号明細書、米国特許出願公開第2005/0026834号明細書、米国特許出願公開第2005/0096461号明細書、米国特許出願公開第2005/0107297号明細書、米国特許出願公開第2005/0107591号明細書、米国特許出願公開第2005/0124045号明細書、米国特許出願公開第2005/0124564号明細書、米国特許出願公開第2005/0137329号明細書、米国特許出願公開第2005/0142642号明細書、米国特許出願公開第2005/0143292号明細書、米国特許出願公開第2005/0153879号明細書、米国特許出願公開第2005/0158822号明細書、米国特許出願公開第2005/0158832号明細書、米国特許出願公開第2005/0170457号明細書、米国特許出願公開第2005/0181359号明細書、米国特許出願公開第2005/0181482号明細書、米国特許出願公開第2005/0192211号明細書、米国特許出願公開第2005/0202538号明細書、米国特許出願公開第2005/0227289号明細書、米国特許出願公開第2005/0244409号明細書、米国特許出願公開第2006/0088906号明細書及び米国特許出願公開第2006/0111279号明細書並びにPCT国際公開第91/05867号パンフレット、国際公開第95/05465号パンフレット、国際公開第99/66054号パンフレット、国際公開第00/24893号パンフレット、国際公開第01/81405号パンフレット、国際公開第00/61637号パンフレット、国際公開第01/36489号パンフレット、国際公開第02/014356号パンフレット、国際公開第02/19963号パンフレット、国際公開第02/20034号パンフレット、国際公開第02/49673号パンフレット、国際公開第02/085940号パンフレット、国際公開第03/029291号パンフレット、国際公開第2003/055526号パンフレット、国際公開第2003/084477号パンフレット、国際公開第2003/094858号パンフレット、国際公開第2004/002417号パンフレット、国際公開第2004/002424号パンフレット、国際公開第2004/009627号パンフレット、国際公開第2004/024761号パンフレット、国際公開第2004/033651号パンフレット、国際公開第2004/035603号パンフレット、国際公開第2004/043382号パンフレット、国際公開第2004/101600号パンフレット、国際公開第2004/101606号パンフレット、国際公開第2004/101611号パンフレット、国際公開第2004/106373号パンフレット、国際公開第2004/018667号パンフレット、国際公開第2005/001025号パンフレット、国際公開第2005/001136号パンフレット、国際公開第2005/021579号パンフレット、国際公開第2005/025606号パンフレット、国際公開第2005/032460号パンフレット、国際公開第2005/051327号パンフレット、国際公開第2005/063808号パンフレット、国際公開第2005/063809号パンフレット、国際公開第2005/070451号パンフレット、国際公開第2005/081687号パンフレット、国際公開第2005/084711号パンフレット、国際公開第2005/103076号パンフレット、国際公開第2005/100403号パンフレット、国際公開第2005/092369号パンフレット、国際公開第2006/50959号パンフレット、国際公開第2006/02646号パンフレット及び国際公開第2006/29094号パンフレットに開示されるエリスロポエチン分子又はその変異体若しくは類似体が挙げられる。
本デバイスと共に使用するための他の医薬品の例としては、Vectibix(登録商標)(パニツムマブ)、Xgeva(商標)(デノスマブ)及びProlia(商標)(デノサマブ)などの抗体;Enbrel(登録商標)(エタネルセプト、TNF受容体/Fc融合タンパク質、TNF遮断薬)、Neulasta(登録商標)(ペグフィルグラスチム、PEG化フィルガストリム、PEG化G-CSF、PEG化hu-Met-G-CSF)、Neupogen(登録商標)(フィルグラスチム、G-CSF、hu-MetG-CSF)及びNplate(登録商標)(ロミプロスチム)などの他の生物学的製剤;Sensipar(登録商標)(シナカルセト)などの小分子薬物が挙げられ得るが、これらに限定されない。本デバイスは、治療用抗体、ポリペプチド、タンパク質、又は鉄、例えば、フェルモキシトール、鉄デキストラン、グルコン酸第二鉄、及び含糖酸化鉄などの他の化学物質と共に使用されてもよい。医薬品は、液体形態であってもよい、又は凍結乾燥形態から再構成されてもよい。
特定の例示的なタンパク質の中には、その融合物、断片、類似体、変異体、又は誘導体を含む、以下で説明する特定のタンパク質がある。
PCT国際公開第03/002713号パンフレットに開示されるように各々の全体が参照により完全に本明細書に個々に且つ具体的に組み込まれる、上記公報の図2に記載されている配列番号2の軽鎖及び/又は上記公報の図4に記載されている配列番号4の重鎖のいずれかを有するOPGL特異抗体を含み、OPGL特異抗体及び抗体関連タンパク質に関して、特に、上記公報中に記載される配列を有するもので、具体的に、上記中に示されるもの(9H7、18B2、2D8、2E11、16E1、及び22B3)であるが、それらに限定されず、本明細書にその全体が組み込まれる上記公報に記載される抗体を含むが、それに限定されず、完全ヒト化及びヒトOPGL特異抗体、特に、完全ヒト化モノクローナル抗体を含む、(RANKL特異抗体、ペプチボディ等とも称される)OPGL特異抗体、ペプチボディ、及び関連タンパク質等、
以下の公報に開示されるように各々の全体が参照により完全に本明細書に個々に且つ具体的に組み込まれる、TN8-19-1~TN8-19-40、TN8-19 con1、及びTN8-19 con2を含む、配列番号305~351のものを含む、mTN8-19ファミリーのペプチボディ、配列番号357~383のmL2ファミリー、配列番号384~409のmL15ファミリー、配列番号410~438のmL17ファミリー、配列番号439~446のmL20ファミリー、配列番号447~452のmL21ファミリー、配列番号453~454のmL24ファミリー、及び配列番号615~631ペプチボディを含むがそれに限定されない、特に、ミオスタチン特異的ペプチボディに特に部分的に関連して参照により全体が本明細書に組み込まれる米国特許出願公開第2004/0181033号明細書及びPCT国際公開第2004/058988号パンフレットに記載されている、ミオスタチン特異的ペプチボディを含む、ミオスタチン結合タンパク質、ペプチボディ、及び関連タンパク質等、
以下の公報に開示されるように各々の全体が参照により完全に本明細書に個々に且つ具体的に組み込まれる、L1H1、L1H2、L1H3、L1H4、L1H5、L1H6、L1H7、L1H8、L1H9、L1H10、L1H11、L2H1、L2H2、L2H3、L2H4、L2H5、L2H6、L2H7、L2H8、L2H9、L2H10、L2H11、L2H12、L2H13、L2H14、L3H1、L4H1、L5H1、L6H1であるが、これらに限定されず、IL-4受容体特異抗体、特に以下の公報に記載されるような抗体等、特に、以下の公報に示されるものに特に部分的に関連して、参照によりその全体が本明細書に組み込まれるPCT国際公開第2005/047331号パンフレット又は国際出願PCT/US2004/37242号明細書及び米国特許出願公開第2005/112694号明細書に記載されているものを含む、特にIL-4及び/又はIL-13の受容体への結合によって媒介される活動を抑制するもので、IL-4受容体特異抗体、ペプチボディ、及び関連タンパク質等、
米国特許出願公開第2004/097712号明細書に開示されるように各々の全体が参照により完全に本明細書に個々に且つ具体的に組み込まれる、上記公報に示されているもの、即ち、15CA、26F5、27F2、24E12、及び10H7であるが、これに限定されない、部分的にIL1-R1特異結合タンパク質、特にとりわけモノクローナル抗体に関連して参照によりその全体が本明細書に組み込まれる上記公報に記載されているものを含むが、これに限定されない、インターロイキン1-受容体1(「IL1-R1」)特異抗体、ペプチボディ、及び関連タンパク質等、
以下の公報に開示されるように各々の全体が参照により完全に本明細書に個々に且つ具体的に組み込まれる、特に以下の公報に記載される配列のもので、L1(N)、L1(N)WT、L1(N)1K WT、2xL1(N)、2xL1(N)WT、Con4(N)、Con4(N)1K WT、2xCon4(N)1K、L1C、L1C 1K、2xL1C、Con4C、Con4C 1K、2xCon4C 1K、Con4-L1(N)、Con4-L1C、TN-12-9(N)、C17(N)、TN8-8(N)、TN8-14(N)、Con1(N)を含むがこれらに限定されない、Ang2特異抗体及びペプチボディ等に特に部分的に関連して参照によりその各々の全体が本明細書に組み込まれるPCT国際公開第03/057134号パンフレット及び米国特許出願公開第2003/0229023号明細書に記載されているものを含むがこれに限定されず、また、抗Ang2抗体及び製剤に関して、特に、以下の公報に記載される様々な順列のAb526、Ab528、Ab531、Ab533、Ab535、Ab536、Ab537、Ab540、Ab543、Ab544、Ab545、Ab546、A551、Ab553、Ab555、Ab558、Ab559、Ab565、AbF1AbFD、AbFE、AbFJ、AbFK、AbG1D4、AbGC1E8、AbH1C12、AblA1、AblF、AblK、AblP、及びAblPに関連して参照によりその全体が本明細書に組み込まれるPCT国際公開第2003/030833号パンフレットに記載されているもの等の抗Ang2抗体及び製剤を含む、Ang2特異抗体、ペプチボディ、及び関連タンパク質等、
米国特許出願公開第2005/0074821号明細書及び米国特許第6,919,426号明細書に開示されるように各々の全体が参照により完全に本明細書に個々に且つ具体的に組み込まれる、具体的に、上記公報に示されるNGF-特異抗体である4D4、4G6、6H9、7H2、14D10及び14D11を含むがそれに限定されない、NGF-特異抗体及びこれに関連するタンパク質に関して参照によりその全体が本明細書に組み込まれる上記公報に記載されているものを特に含むが、それに限定されない、NGF特異抗体、ペプチボディ、及び関連タンパク質等、
例えば、エプラツズマブ(CAS登録番号501423-23-0)のヒトCD22特異完全ヒト化抗体を含むがそれに限定されない、例えば、ヒト-マウスモノクローナルhLL2κ鎖に結合したヒト-マウスモノクローナルhLL2γ鎖二硫化物の二量体等の、特にヒトCD22特異IgG抗体を含むがそれに限定されない、ヒト化及び完全ヒトモノクローナル抗体を含むがそれに限定されない、ヒト化及び完全ヒト抗体等であるが、それに限定されず、具体的には、ヒトCD22特異抗体である、CD22特異抗体及び関連タンパク質に関して参照によりその全体が本明細書に組み込まれる米国特許第5,789,554号明細書に記載されているものなどの、CD22特異抗体、ペプチボディ、及び関連タンパク質等、
PCT国際公開第06/069202号パンフレットに開示される各々の全体が参照により完全に本明細書に個々に且つ具体的に組み込まれる、上記公報に示されるIGF-1特異抗体であるL1H1、L2H2、L3H3、L4H4、L5H5、L6H6、L7H7、L8H8、L9H9、L10H10、L11H11、L12H12、L13H13、L14H14、L15H15、L16H16、L17H17、L18H18、L19H19、L20H20、L21H21、L22H22、L23H23、L24H24、L25H25、L26H26、L27H27、L28H28、L29H29、L30H30、L31H31、L32H32、L33H33、L34H34、L35H35、L36H36、L37H37、L38H38、L39H39、L40H40、L41H41、L42H42、L43H43、L44H44、L45H45、L46H46、L47H47、L48H48、L49H49、L50H50、L51H51、L52H52、及びIGF-1R-結合フラグメント及びその誘導体を含むがそれに限定されず、IGF-1受容体特異抗体及び関連タンパク質に関して参照によりその全体が本明細書に組み込まれる上記公報に記載されているものなどの、IGF-1受容体特異抗体、ペプチボディ、及び関連タンパク質等、
また、本発明の方法及び組成物で使用するための抗IGF-1R抗体の非限定的例の中には、以下に記載されているものの各々がある。
米国特許出願公開第2006/0040358号明細書(2006年2月23日公開)、米国特許出願公開第2005/0008642号明細書(2005年1月13日公開)、米国特許出願公開第2004/0228859号明細書(2004年11月18日公開)(例えば、上記の公報に記載される抗体1A(DSMZ寄託番号DSM ACC 2586)、抗体8(DSMZ寄託番号DSM ACC 2589)、抗体23(DSMZ寄託番号DSM ACC 2588)、及び抗体18が挙げられるが、これらに限定されない)、
PCT国際公開第06/138729号パンフレット(2006年12月28日公開)及び同第05/016970号パンフレット(2005年2月24日公開)、並びにLu et al.(2004),J.Biol.Chem.279:2856-2865に記載されている抗体2F8、A12及びIMC-A12を含むが、これらに限定されない、
PCT国際公開第07/012614号パンフレット(2007年2月1日公開)、国際公開第07/000328号パンフレット(2007年1月4日公開)、国際公開第06/013472号パンフレット(2006年2月9日公開)、国際公開第05/058967号パンフレット(2005年6月30日公開)及び国際公開第03/059951号パンフレット(2003年7月24日公開)、
米国特許出願公開第2005/0084906号明細書(2005年4月21日公開)に記載される抗体7C10、キメラ抗体C7C10、抗体h7C10、抗体7H2M、キメラ抗体*7C10、抗体GM 607、ヒト化抗体7C10バージョン1、ヒト化抗体7C10バージョン2、ヒト化抗体7C10バージョン3、及び抗体7H2HMを含むが、これらに限定されない、
米国特許出願公開第2005/0249728号明細書(2005年11月10日公開)、米国特許出願公開第2005/0186203号明細書(2005年8月25日公開)、米国特許出願公開第2004/0265307号明細書(2004年12月30日公開)及び米国特許出願公開第2003/0235582号明細書(2003年12月25日公開)、並びにMaloney et al.(2003),Cancer Res.63:5073-5083(この中に記載される抗体EM164、表面再構成(resurfaced)EM164、ヒト化EM164、huEM164 v1.0、huEM164 v1.1、huEM164 v1.2、及びhuEM164 v1.3が挙げられるがこれらに限定されない)、
米国特許第7,037,498号明細書(2006年5月2日発行)、米国特許出願公開第2005/0244408号明細書(2005年11月30日公開)及び米国特許出願公開第2004/0086503号明細書(2004年5月6日公開)、並びにCohen,et al.(2005),Clinical Cancer Res.11:2063-2073に記載されている、ATCC寄託番号PTA-2792、PTA-2788、PTA-2790、PTA-2791、PTA-2789、PTA-2793、及び抗体2.12.1、2.13.2、2.14.3、3.1.1、4.9.2及び4.17.3を有するハイブリドーマによって産生される抗体の各々を含むが、これらに限定されない、例えば抗体CP-751,871、
米国特許出願公開第2005/0136063号明細書(2005年6月23日公開)及び米国特許出願公開第2004/0018191号明細書(2004年1月29日公開)に記載されている抗体19D12と、ATCCに寄託番号PTA-5214で寄託されているプラスミド15H12/19D12 HCA(γ4)のポリヌクレオチドによってコードされる重鎖及びATCCに寄託番号PTA-5220で寄託されているプラスミド15H12/19D12 LCF(κ)のポリヌクレオチドによってコードされる軽鎖を含む抗体とを含むが、これらに限定されない、
特にIGF-1受容体を標的とする前述の抗体、ペプチボディ、及び関連タンパク質等に関して参照により各々の全体が本明細書に組み込まれる米国特許出願公開第2004/0202655号明細書(2004年10月14日公開)に記載されている抗体PINT-6A1、PINT-7A2、PINT-7A4、PINT-7A5、PINT-7A6、PINT-8A1、PINT-9A2、PINT-11A1、PINT-11A2、PINT-11A3、PINT-11A4、PINT-11A5、PINT-11A7、PINT-11A12、PINT-12A1、PINT-12A2、PINT-12A3、PINT-12A4、及びPINT-12A5を含むがこれらに限定されない、
B-7関連タンパク質1特異抗体、ペプチボディ、関連タンパク質等(文献中でB7H2、ICOSL、B7h、及びCD275とも称される「B7RP-1」)、特にB7RP特異完全ヒトモノクローナルIgG2抗体、特にB7RP-1の最初の免疫グロブリン様ドメインのエピトープと結合する完全ヒトIgG2モノクローナル抗体、特にB7RP-1と特に活性化T細胞上のB7RP-1の自然受容体であるICOSとの相互作用を抑制するもの、特に、以下の公開に開示されているように各々の全体が参照により完全に本明細書に個々に且つ具体的に組み込まれる、16H(その中にそれぞれ、軽鎖可変領域配列及び重鎖可変領域配列の配列番号1及び配列番号7を有する)、5D(その中にそれぞれ、軽鎖可変領域配列及び重鎖可変領域配列の配列番号2及び配列番号9を有する)、2H(その中にそれぞれ、軽鎖可変領域配列及び重鎖可変領域配列の配列番号3及び配列番号10を有する)、43H(その中にそれぞれ、軽鎖可変領域配列及び重鎖可変領域配列の配列番号6及び配列番号14を有する)、41H(その中にそれぞれ、軽鎖可変領域配列及び重鎖可変領域配列の配列番号5及び配列番号13を有する)、並びに15H(その中にそれぞれ、軽鎖可変領域配列及び重鎖可変領域配列の配列番号4及び配列番号12を有する)以下の公報に示される抗体を含むがそれらに限定されない、このような抗体及び関連タンパク質に関して参照によりその全体が本明細書に組み込まれる米国特許公開第2008/0166352号明細書及びPCT国際公開第07/011941号パンフレットに開示されているもの、
例えば、146B7などの、とりわけ、例えば、HuMax IL-15抗体及び関連タンパク質を含むがそれらに限定されないペプチボディを含む、IL-15特異抗体及び関連タンパク質に関して参照により各々の全体が本明細書に組み込まれる、米国特許出願公開第2003/0138421号明細書、米国特許出願公開第2003/023586号明細書、及び米国特許出願公開第2004/0071702号明細書、並びに米国特許第7,153,507号明細書に開示されるもの等の、特に抗体、具体的にはヒト化モノクローナル抗体などの、IL-15特異抗体、ペプチボディ、及び関連タンパク質等、
IFNγ特異抗体、ペプチボディ、及び関連タンパク質等、特にヒトIFNγ特異抗体、特に、例えば、IFNγ特異抗体、特に、例えば、次の特許公開において1118、1118*、1119、1121、及び1121*と示されている抗体に関して参照によりその全体が本明細書に組み込まれる米国特許出願公開第2005/0004353号明細書に記載されているもの等の完全ヒト抗IFNγ抗体。これら抗体の各々の重鎖及び軽鎖の配列全体と、これらの重鎖及び軽鎖可変領域並びに相補性決定領域の配列とは、それぞれ前述の公開及びThakur et al.(1999),Mol.Immunol.36:1107-1115に開示されるようにその全体が参照により完全に本明細書に個々に且つ具体的に組み込まれる。それに加えて、上記の公開文献において提供されるこれらの抗体の特性の説明もまた、その全体が参照によって本願に援用される。特異抗体には、前述の公開で開示されているように、配列番号17の重鎖及び配列番号18の軽鎖を有するもの、配列番号6の重鎖可変領域及び配列番号8の軽鎖可変領域を有するもの、配列番号19の重鎖及び配列番号20の軽鎖を有するもの、配列番号10の重鎖可変領域及び配列番号12の軽鎖可変領域を有するもの、配列番号32の重鎖及び配列番号20の軽鎖を有するもの、配列番号30の重鎖可変領域及び配列番号12の軽鎖可変領域を有するもの、配列番号21の重鎖配列及び配列番号22の軽鎖配列を有するもの、配列番号14の重鎖可変領域及び配列番号16の軽鎖可変領域を有するもの、配列番号21の重鎖及び配列番号33の軽鎖を有するもの、並びに配列番号14の重鎖可変領域及び配列番号31の軽鎖可変領域を有するものが含まれる。企図される特異抗体は、前述の米国特許出願公開に開示されている配列番号17の完全重鎖を有し、前述の米国特許出願公開に開示されている配列番号18の完全軽鎖を有する、前述の米国特許出願公開に開示されている抗体1119である、
米国特許出願公開第2003/0195156号明細書及び同第2006/0135431号明細書に記載されるものなどの、TALL-1特異抗体、ペプチボディ、及び関連タンパク質など、並びに他のTALL特異結合タンパク質(上記の公報はそのそれぞれの全体が参照により、TALL-1結合タンパク質、特に表4及び表5Bの分子に関して本明細書に組み込まれ、そのそれぞれの全体が参照により完全に上記の公報に開示されている通り個々に且つ具体的に本明細書に組み込まれる)、
PTHと結合するタンパク質に特に部分的に関連して参照によりその全体が本明細書に組み込まれる米国特許第6,756,480号明細書に記載されているもの等の、副甲状腺ホルモン(「PTH」)特異抗体、ペプチボディ、及び関連タンパク質等、
TPO-Rと結合するタンパク質に特に部分的に関連して参照によりその全体が本明細書に組み込まれる米国特許第6,835,809号明細書に記載されているもの等の、トロンボポエチン受容体(「TPO-R」)特異抗体、ペプチボディ、及び関連タンパク質等、
HGFと結合するタンパク質に特に部分的に関連して参照により各々の全体が本明細書に組み込まれる、米国特許出願公開第2005/0118643号明細書及びPCT国際公開第2005/017107号パンフレットに記載されている肝細胞増殖因子/分散(HGF/SF)と、米国特許第7,220,410号明細書に記載されているhuL2G7と、米国特許第5,686,292号明細書及び米国特許第6,468,529号明細書並びにPCT国際公開第96/38557号パンフレットに記載されているOA-5d5と、を中和する完全ヒトモノクローナル抗体等のHGF/SF:cMet軸(HGF/SF:c-Met)を標的にするものを含む、肝細胞増殖因子(「HGF」)特異抗体、ペプチボディ、及び関連タンパク質等、
TRAIL-R2と結合するタンパク質に特に部分的に関連して参照により全体が本明細書に組み込まれる、米国特許第7,521,048号明細書に記載されているものなどの、TRAIL-R2特異抗体、ペプチボディ、関連タンパク質等、
アクチビンAと結合するタンパク質に特に部分的に関連して参照によりその全体が本明細書に組み込まれる米国特許出願公開第2009/0234106号明細書に記載されているものを含むが、それらに限定されない、アクチビンA特異抗体、ペプチボディ、関連タンパク質等、
TGF-βと結合するタンパク質に特に部分的に関連して参照により各々の全体が本明細書に組み込まれる米国特許第6,803,453号明細書及び米国特許出願公開第2007/0110747号明細書に記載されているものを含むが、それらに限定されない、TGF-β特異抗体、ペプチボディ、関連タンパク質等、
アミロイドβタンパク質と結合するタンパク質に特に部分的に関連して参照によりその全体が本明細書に組み込まれるPCT国際公開第2006/081171号パンフレットに記載されているものを含むが、それらに限定されない、アミロイドβタンパク質特異抗体、ペプチボディ、関連タンパク質等。考えられる1つの抗体は、上記の公開文献において開示されている配列番号8を含む重鎖可変領域と配列番号6を有する軽鎖可変領域を有する抗体である。
c-Kit及び/又は他の幹細胞因子受容体と結合するタンパク質に特に部分的に関連して参照によりその全体が本明細書に組み込まれる米国特許出願公開第2007/0253951号明細書に記載されているものを含むが、それらに限定されない、c-Kit特異抗体、ペプチボディ、関連タンパク質等、
OX40L及び/又はOX40受容体の他のリガンドと結合するタンパク質に特に部分的に関連して参照によりその全体が本明細書に組み込まれる米国特許出願公開第2006/0002929号明細書に記載されているものを含むが、それらに限定されない、OX40L特異抗体、ペプチボディ、関連タンパク質等、並びに
Activase(登録商標)(アルテプラーゼ、tPA)、Aranesp(登録商標)(ダルベポエチンα)、Epogen(登録商標)(エポエチンアルファ、又はエリスロポエチン)、GLP-1、Avonex(登録商標)(インターフェロンベータ-1a)、Bexxar(登録商標)(トシツモマブ、抗CD22モノクローナル抗体)、Betaseron(登録商標)(インターフェロン-ベータ)、Campath(登録商標)(アレムツズマブ、抗CD52モノクローナル抗体)、Dynepo(登録商標)(エポエチンデルタ)、Velcade(登録商標)(ボルテゾミブ)、MLN0002(抗α4β7 mAb)、MLN1202(抗CCR2ケモカイン受容体mAb)、Enbrel(登録商標)(エタネルセプト、TNF受容体/Fc融合タンパク質、TNF遮断薬)、Eprex(登録商標)(エポエチンアルファ)、Erbitux(登録商標)(セツキシマブ、抗EGFR/HER1/c-ErbB-1)、Genotropin(登録商標)(ソマトロピン、ヒト成長ホルモン)、Herceptin(登録商標)(トラスツズマブ、抗HER2/neu(erbB2)受容体mAb)、Humatrope(登録商標)(ソマトロピン、ヒト成長ホルモン)、Humira(登録商標)(アダリムマブ)、溶液中のインスリン、Infergen(登録商標)(インターフェロンアルファコン-1)、Natrecor(登録商標)(ネシリチド、遺伝子組換え型ヒトB型ナトリウム利尿ペプチド(hBNP)、Kineret(登録商標)(アナキンラ)、Leukine(登録商標)(サルガモスチム、rhuGM-CSF)、LymphoCide(登録商標)(エプラツズマブ、抗CD22 mAb)、Benlysta(商標)(リンフォスタットB、ベリムマブ、抗BlyS mAb)、Metalyse(登録商標)(テネクテプラーゼ、t-PA類似体)、Mircera(登録商標)(メトキシポリエチレングリコール-エポエチンベータ)、Mylotarg(登録商標)(ゲムツズマブオゾガマイシン)、Raptiva(登録商標)(エファリズマブ)、Cimzia(登録商標)(セルトリズマブペゴル、CDP 870)、Soliris(商標)(エクリズマブ)、パキセリズマブ(抗補体C5)、Numax(登録商標)(MEDI-524)、Lucentis(登録商標)(ラニビズマブ)、Panorex(登録商標)(17-1A、エドレコロマブ)、Trabio(登録商標)(レルデリムマブ)、TheraCim hR3(ニモツズマブ)、Omnitarg(ペルツズマブ、2C4)、Osidem(登録商標)(IDM-1)、OvaRex(登録商標)(B43.13)、Nuvion(登録商標)(ビジリズマブ)、カンツズマブメルタンシン(huC242-DM1)、NeoRecormon(登録商標)(エポエチンベータ)、Neumega(登録商標)(オプレルベキン、ヒトインターロイキン-11)、Neulasta(登録商標)(PEG化フィルガストリム、PEG化G-CSF、PEG化hu-Met-G-CSF)、Neupogen(登録商標)(フィルグラスチム、G-CSF、hu-MetG-CSF)、Orthoclone OKT3(登録商標)(ムロモナブ-CD3、抗CD3モノクローナル抗体)、Procrit(登録商標)(エポエチンアルファ)、Remicade(登録商標)(インフリキシマブ、抗TNFαモノクローナル抗体)、Reopro(登録商標)(アブシキシマブ、抗GP lIb/Ilia受容体モノクローナル抗体)、Actemra(登録商標)(抗IL6受容体mAb)、Avastin(登録商標)(ベバシズマブ)、HuMax-CD4(ザノリムマブ)、Rituxan(登録商標)(リツキシマブ、抗CD20 mAb)、Tarceva(登録商標)(エルロチニブ)、Roferon-A(登録商標)(インターフェロンアルファ-2a)、Simulect(登録商標)(バシリキシマブ)、Prexige(登録商標)(ルミラコキシブ)、Synagis(登録商標)(パリビズマブ)、146B7-CHO(抗IL15抗体、米国特許第7,153,507号明細書を参照)、Tysabri(登録商標)(ナタリズマブ、抗α4インテグリンmAb)、Valortim(登録商標)(MDX-1303、抗炭疽菌防御抗原mAb)、ABthrax(商標)、Vectibix(登録商標)(パニツムマブ)、Xolair(登録商標)(オマリズマブ)、ETI211(抗MRSA mAb)、IL-1 trap(ヒトIgG1のFc部分及び両IL-1受容体成分(I型受容体及び受容体補助タンパク質)の細胞外ドメイン)、VEGF trap(IgG1 Fcと融合したVEGFR1のIgドメイン)、Zenapax(登録商標)(ダクリズマブ)、Zenapax(登録商標)(ダクリズマブ、抗IL-2Rα mAb)、Zevalin(登録商標)(イブリツモマブチウキセタン)、Zetia(登録商標)(エゼチマイブ)、Orencia(登録商標)(アタシセプト、TACI-Ig)、抗CD80モノクローナル抗体(ガリキシマブ)、抗CD23 mAb(ルミリキシマブ)、BR2-Fc(huBR3/huFc融合タンパク質、可溶性BAFF拮抗薬)、CNTO 148(ゴリムマブ、抗TNFα mAb)、HGS-ETR1(マパツズマブ、ヒト抗TRAIL受容体-1 mAb)、HuMax-CD20(オクレリズマブ、抗CD20ヒトmAb)、HuMax-EGFR(ザルツムマブ)、M200(ボロシキシマブ、抗α5β1インテグリンmAb)、MDX-010(イピリムマブ、抗CTLA-4 mAb、及びVEGFR-1(IMC-18F1)、抗BR3mAb、抗C.ディフィシル(C.difficile)毒素A並びに毒素B C mAb MDX-066(CDA-1)及びMDX-1388)、抗CD22 dsFv-PE38抱合体(CAT-3888及びCAT-8015)、抗CD25 mAb(HuMax-TAC)、抗CD3 mAb(NI-0401)、アデカツムマブ、抗CD30 mAb(MDX-060)、MDX-1333(抗IFNAR)、抗CD38 mAb(HuMax CD38)、抗CD40L mAb、抗Cripto mAb、抗CTGF特発性肺線維症第1期フィブロゲン(FG-3019)、抗CTLA4 mAb、抗エオタキシン1 mAb(CAT-213)、抗FGF8 mAb、抗ガングリオシドGD2 mAb、抗ガングリオシドGM2 mAb、抗GDF-8ヒトmAb(MYO-029)、抗GM-CSF受容体mAb(CAM-3001)、抗HepC mAb(HuMax HepC)、抗IFNα mAb(MEDI-545、MDX-1103)、抗IGF1R mAb、抗IGF-1R mAb(HuMax-Inflam)、抗IL12 mAb(ABT-874)、抗IL12/IL23 mAb(CNTO 1275)、抗IL13 mAb(CAT-354)、抗IL2Ra mAb(HuMax-TAC)、抗IL5受容体mAb、抗インテグリン受容体mAb(MDX-018、CNTO 95)、抗IP10潰瘍性大腸炎mAb(MDX-1100)、抗LLY抗体、BMS-66513、抗マンノース受容体/hCGβ mAb(MDX-1307)、抗メソテリンdsFv-PE38抱合体(CAT-5001)、抗PD1mAb(MDX-1106(ONO-4538))、抗PDGFRα抗体(IMC-3G3)、抗TGFβ mAb(GC-1008)、抗TRAIL受容体-2ヒトmAb(HGS-ETR2)、抗TWEAK mAb、抗VEGFR/Flt-1 mAb、抗ZP3 mAb(HuMax-ZP3)、NVS抗体第1番、及びNVS抗体第2番を含む、他の例示的なタンパク質。
ロモソズマブ、ブロソズマブ、又はBPS804(Novartis)などであるがこれらに限定されないスクレロスチン抗体もまた、含まれ得る。リロツムマブ、ビキサロマー、トレバナニブ、ガニツマブ、コナツムマブ、モテサニブ二リン酸塩、ブロダルマブ、ヴィデュピプラント、パニツムマブ、デノスマブ、NPLATE、PROLIA、VECTIBIX又はXGEVAなどの治療薬が更に含まれ得る。更に、ヒトプロタンパク転換酵素サブチリシン/ケキシン9型(PCSK9)に結合するモノクローナル抗体(IgG)をデバイスに含めることができる。このようなPCSK9特異抗体としては、あらゆる目的において各々の全体が参照により本明細書に組み込まれる以下の特許又は特許出願、米国特許第8,030,547号明細書、米国特許出願公開第2013/0064825号明細書、国際公開第2008/057457号パンフレット、国際公開第2008/057458号パンフレット、国際公開第2008/057459号パンフレット、国際公開第2008/063382号パンフレット、国際公開第2008/133647号パンフレット、国際公開第2009/100297号パンフレット、国際公開第2009/100318号パンフレット、国際公開第2011/037791号パンフレット、国際公開第2011/053759号パンフレット、国際公開第2011/053783号パンフレット、国際公開第2008/125623号パンフレット、国際公開第2011/072263号パンフレット、国際公開第2009/055783号パンフレット、国際公開第2012/0544438号パンフレット、国際公開第2010/029513号パンフレット、国際公開第2011/111007号パンフレット、国際公開第2010/077854号パンフレット、国際公開第2012/088313号パンフレット、国際公開第2012/101251号パンフレット、国際公開第2012/101252号パンフレット、国際公開第2012/101253号パンフレット、国際公開第2012/109530号パンフレット及び国際公開第2001/031007号パンフレットに開示されているようなRepatha(登録商標)(エボロクマブ)及びPraluent(登録商標)(アリロクマブ)並びにその分子、変異体、類似体、又は誘導体が挙げられるが、これらに限定されない。
黒色腫又は他の癌の治療用のタリモジーンラハーパレプベック又は別の腫瘍溶解性HSVもまた含めることができる。腫瘍溶解性HSVの例としては、タリモジーンラハーパレプベック(米国特許第7,223,593号明細書及び米国特許第7,537,924号明細書)、OncoVEXGALV/CD(米国特許第7,981,669号明細書)、OrienX010(Lei et al.(2013),World J. Gastroenterol.,19:5138-5143)、G207、1716、NV1020、NV12023、NV1034、及びNV1042(Vargehes et al.(2002),Cancer Gene Ther.,9(12):967-978)が挙げられるが、これらに限定されない。
TIMPも含まれる。TIMPは、メタロプロテイナーゼの内在性組織阻害剤(TIMP)であり、多くの自然過程において重要である。TIMP-3は、様々な細胞により発現される、又は及び細胞外基質内に存在し、主要なあらゆる軟骨分解メタロプロテアーゼを抑制し、リウマチ様関節炎及び変形性関節症を含む結合組織の多くの分解疾患における役割、並びに癌及び心臓血管状態において役割を果たし得る。TIMP-3のアミノ酸配列及びTIMP-3をコード化するDNAの拡散配列は、2003年5月13日に発行された米国特許第6,562,596号明細書において開示されており、その開示を参照によって本願に援用する。TIMP変異の説明は、米国特許出願公開第2014/0274874号明細書及びPCT国際公開第2014/152012号パンフレットに見ることができる。
ヒトカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)受容体の拮抗的抗体並びにCGRP受容体及び他の頭痛標的を標的とする二重特異性抗体分子もまた含まれる。これらの分子に関するより詳しい情報は、PCT出願国際公開第2010/075238号パンフレットに見ることができる。
更に、二重特異性T細胞誘導(BiTE(登録商標))抗体、例えば、BLINCYTO(登録商標)(ブリナツモマブ)を、デバイスにおいて使用することができる。或いは、APJ巨大分子作動薬、例えば、アペリン又はその類似体をデバイスに含めることができる。このような分子に関する情報は、PCT国際公開第2014/099984号パンフレットに見ることができる。
ある実施形態において、薬剤は、治療的有効量の抗胸腺間質性リンパ球新生因子(TSLP)又はTSLP受容体抗体を含む。このような実施形態に使用してもよい抗TSLP抗体の例としては、米国特許第7,982,016号明細書及び米国特許第8,232,372号明細書、並びに米国特許出願公開第2009/0186022号明細書に記載されているものが挙げられるが、これらに限定されない。抗TSLP受容体抗体の例としては、米国特許第8,101,182号明細書に記載されているものが挙げられるが、これに限定されない。特に好ましい実施形態において、薬剤は、治療的有効量の、米国特許第7,982,016号明細書内でA5と指定されている抗TSLP抗体を含む。
薬物送達デバイス、方法及びそれらの要素を例示的実施形態の観点から説明してきたが、薬物送達デバイス、方法及びそれらの要素は、これらに限定されるものではない。詳細な説明は、例としてのみ解釈されものとし、考え得る全ての実施形態を説明することは、不可能ではないとしても非現実的であることから、本発明の考え得る全ての実施形態を説明しているわけではない。現在の技術又は本特許の申請日以降に開発された技術のいずれかを使用して、多くの代替的な実施形態を実施することができるが、このような実施形態はなおも、本発明を定義する請求項の範囲内に含まれる。例えば、オンボディ型インジェクタ薬物送達デバイスなどの特定の種類の薬物送達デバイス又は他の種類の薬物送達デバイスを参照して本明細書に記載される構成要素は、オートインジェクタ薬物送達デバイスなどの他の種類の薬物送達デバイスにも利用することができる。
当業者であれば、本発明の範囲から逸脱することなく上記の実施形態に対する多様な修正形態、変更形態及び組み合わせがなされ得、そうした修正形態、変更形態及び組み合わせは、本発明の概念の範囲であると解釈されることを理解するであろう。

Claims (20)

  1. ハウジングと、注入アセンブリと、カセットと、前記カセット内に配置され、薬物を含む貯蔵部と前記貯蔵部に流体的に結合された針とを含むシリンジと、キャップアセンブリキットとを含む薬物送達デバイスであって、
    前記キャップアセンブリキットは、
    第1リムーバ又は第2リムーバのうちの1つを互換的に受け入れるような大きさに作られた内部空洞を有するキャップハウジングと、
    中央通路を画定し、第1のタイプの針シールドを受け入れるように構成された側壁を有する前記第1リムーバと、
    中央通路を画定し、第2のタイプの針シールドを受け入れるように構成された側壁を有する前記第2リムーバと、
    を含む、薬物送達デバイス。
  2. 前記第1のタイプの針シールドは非剛性外壁を有し、前記第2のタイプの針シールドは剛性外壁を有する、請求項1に記載の薬物送達デバイス。
  3. 前記第1リムーバ及び前記第2リムーバはそれぞれ、前記キャップハウジングの前記内部空洞内に挿入可能に取り付けられるように構成されている、請求項1又は2に記載の薬物送達デバイス。
  4. 前記第1リムーバは、前記第1リムーバの前記中央通路へと内向きに延びる複数の保持部を含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の薬物送達デバイス。
  5. 前記複数の保持部は、前記キャップハウジング内で遠位に延びるように角度を成しており、遠位に向けられた先端部を有する、請求項4に記載の薬物送達デバイス。
  6. 前記複数の保持部は、前記キャップハウジング内で遠位に延びるように角度を成しており、平坦遠位端を有する、請求項4に記載の薬物送達デバイス。
  7. 前記複数の保持部は、前記側壁の遠位縁部から延びる、請求項4~6のいずれか一項に記載の薬物送達デバイス。
  8. 前記第2リムーバは、前記第2リムーバの前記中央通路へと内向きに延びる複数の保持部を含む、請求項4~7のいずれか一項に記載の薬物送達デバイス。
  9. 前記第1リムーバの前記複数の保持部と前記第2リムーバの前記複数の保持部は互いに異なる、請求項8に記載の薬物送達デバイス。
  10. 前記複数の保持部は、前記第2リムーバの長手方向軸線にほぼ平行に延びる係合縁部を含む、請求項8又は9に記載の薬物送達デバイス。
  11. 前記係合縁部は、鋭利でない構成を有する、請求項10に記載の薬物送達デバイス。
  12. 前記複数の保持部は、前記第2リムーバの近位軸方向位置に配置されている、請求項8~11のいずれか一項に記載の薬物送達デバイス。
  13. 前記側壁は凹凸構成を含み、前記複数の保持部が前記凹凸構成の一部分の長手方向縁部から半径方向内向きに延びる、請求項8~12のいずれか一項に記載の薬物送達デバイス。
  14. キャップは、前記キャップの長手方向軸線に沿って延びる複数のアームを含み、前記アームはそれぞれ、弾性的に可撓性であり、前記リムーバが保持面を過ぎて前記キャップハウジングの前記内部空洞に挿入される際に前記リムーバに係合するための内向きに延びる前記保持面を有する、請求項1~13のいずれか一項に記載のキャップアセンブリ。
  15. 薬物送達デバイスカセットを組み立てる方法であって、
    後方開口部を有する内部空洞を有するキャップハウジングを含むキャップアセンブリを用意することと、
    第1のタイプの針シールドを受け入れるように構成された第1リムーバ及び第2のタイプの針シールドを受け入れるように構成された第2リムーバのうちの1つを選択することと、
    前記第1リムーバ及び前記第2リムーバのうちの前記選択された1つを、前記キャップハウジングの長手方向軸線に一致するように方向付けることと、
    前記第1リムーバ及び前記第2リムーバのうちの前記選択された1つを前記キャップハウジングの前記内部空洞に挿入することと、
    を含む、方法。
  16. 前記第1リムーバ及び前記第2リムーバのうちの前記1つを選択することは、前記第1リムーバ及び前記第2リムーバのうちの前記1つを、前記薬物送達デバイスカセットの針シールドが剛性外壁又は非剛性外壁を有するかどうかに基づいて選択することを含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記第1リムーバ及び前記第2リムーバはそれぞれ、前記第1リムーバ及び前記第2リムーバそれぞれの環状側壁から半径方向内向きに延びる異なる複数の保持部を有し、前記第1リムーバ及び前記第2リムーバのうちの前記1つを選択することは、前記第1リムーバ及び前記第2リムーバの前記複数の保持部が、剛性外壁又は非剛性外壁を有する針シールドを把持するように構成されているかどうかに基づいて、前記第1リムーバ及び前記第2リムーバのうちの前記1つを選択することを含む、請求項16に記載の方法。
  18. カセットと、前記カセット内に配置され、薬物を含む貯蔵部と前記貯蔵部に流体的に結合された針とを含むシリンジと、前記針を覆って配置された針シールドとを用意することと、
    前記針シールドが、前記キャップハウジングの前記内部空洞内に、前記第1リムーバ及び前記第2リムーバのうちの前記選択された1つを通して配置され、前記複数の保持部が前記針シールドの外壁を把持するように、前記キャップアセンブリを前記カセットに結合することと、
    を更に含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記針シールドの直線及び回転運動を前記リムーバによって制限することを更に含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記カセットから前記キャップアセンブリを取り出し、それによって前記シリンジ及び前記針から前記針シールドを分離することを更に含む、請求項18又は19に記載の方法。
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