JP2022528593A - 壁面研磨経路計画方法、装置、機器及び媒体 - Google Patents
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Abstract
Description
研磨対象壁面の突出点を取得し、前記研磨対象壁面を少なくとも二つの領域に区画することと、
現在突出点が位置する前記領域の次の領域に候補突出点を特定することと、
前記現在突出点が位置する領域に未走査突出点が含まれる場合、第一距離と第二距離とを比較し、前記第一距離は前記未走査突出点と前記現在突出点との間の距離であり、前記第二距離は前記候補突出点と前記現在突出点との間の距離であることと、
前記第一距離および前記第二距離で距離の最小値に対応する前記突出点を前記現在突出点の次の作業点として特定することと、
前記現在突出点と前記現在突出点の前記次の作業点とに基づいて壁面研磨経路を特定することと、を含む。
研磨対象壁面の突出点を取得し、前記研磨対象壁面を少なくとも二つの領域に区画する領域区画モジュールと、
現在突出点が位置する前記領域の次の領域に候補突出点を特定する候補突出点特定モジュールと、
前記現在突出点が位置する領域に未走査突出点が含まれる場合、第一距離と第二距離を比較し、前記第一距離は前記未走査突出点と前記現在突出点との間の距離であり、前記第二距離は前記候補突出点と前記現在突出点との間の距離である、距離比較モジュールと、
前記第一距離および前記第二距離で距離の最小値に対応する前記突出点を前記現在突出点の次の作業点として特定する次の作業点特定モジュールと、
前記現在突出点と前記現在突出点の次の作業点とに基づいて壁面研磨経路を特定する研磨経路特定モジュールと、を含む。
一つまたは複数のプロセッサと。
一つまたは複数のプログラムを記憶する記憶ユニットと、を含み、
前記1つまたは複数のプログラムが前記一つまたは複数のプロセッサによって実行される時に、前記一つまたは複数のプロセッサが上記実施例のいずれか一項に記載の壁面研磨経路計画方法を実現する。
図1は本発明の実施例1で壁面研磨経路計画方法のフローチャートである。本実施例は壁面突出点の研磨状況に適用する。上記方法は、壁面研磨経路計画装置により実行されるものであり、具体的に以下のステップを含む。
S110、研磨対象壁面の突出点を取得し、前記研磨対象壁面を少なくとも二つの領域に区画する。
前記現在突出点が位置する領域の次の領域において、研磨経路で研磨開始点に経路が最も短い突出点を候補突出点として特定することを含む。例えば、図2に示すように、説明の便宜上、突出点を左下から右上へおよび横列と縦列の規則に基づいて番号を付ける。0点が研磨開始点であり、Nが研磨終了点であり、座標系を確立することによって各突出点の座標を取得する。突出点により区画された領域に基づいて、突出点の位置を図4に示すようなツリー図に簡略化する。該図から分かるように、同一の領域の突出点は同一の数列にある。突出点の座標に基づいて、各突出点と次の領域の突出点との間の距離をそれぞれ算出し、Dijkstraアルゴリズムに基づいて突出点の候補を特定する。その算出結果は図5に示すようである。開始点0が位置する領域の次の領域内には、番号2、6及び3の突出点が含まれるので、番号2、3及び6の突出点から候補突出点を特定する。図5から分かるように、開始点から番号2の突出点までの距離が最も短いので、番号2の突出点を候補突出点とする。その後、番号2の突出点の次の候補突出点を特定する。番号2が位置する領域の次の領域には、番号5、8及び1の突出点が含まれるので、開始点から番号5、8及び1の突出点までの最短経路をそれぞれ計算する。図5から分かるように、番号5、8及び1の突出点のうち開始点に経路が最も短いのは番号8の突出点である。従って、番号2の突出点の次の候補突出点は番号8の突出点である。終了点が位置する領域を見つけるまで、このプロセスを繰り返す。候補突出点の特定は研磨経路を計画する前提であり、候補突出点を基礎として研磨経路計画を行う。
図6は本発明の実施例2で壁面研磨経路計画方法のフローチャートである。本実施例は上記実施例を基礎としてさらに最適化を行う。好ましくは、壁面研磨経路計画方法は、さらに、いずれかの突出点に対し、判定格子を確立し、前記判定格子に前記突出点の漸減拡散傾向を示す輪郭線が含まれ、突出点の拡散傾向を示す輪郭線が研磨方向の判定に根拠を提供することと、前記輪郭線に基づいて前記突出点のシングルポイント研磨経路を特定することとを含む。これにより、研磨で不均な状況を回避し、研磨後の壁面を検収基準により一致させることができる。図6に示すように、具体的には、以下のステップを含む。
S210、研磨対象壁面の突出点を取得し、前記研磨対象壁面を少なくとも二つの領域に区画する。
図9は本発明の実施例3で壁面研磨経路計画装置の構造図である。該装置は、領域区画モジュール310、候補突出点特定モジュール320、距離比較モジュール330、次の作業点特定モジュール340及び研磨経路特定モジュール350を含む。
前記研磨対象壁面のポイントクラウドデータを取得し、前記ポイントクラウドデータに前記研磨対象壁面における各格子点のパラメータ情報が含まれる、ポイントクラウドデータ取得ユニットと、
前記ポイントクラウドデータに基づいて突出点で区画するための目標壁面を特定する目標壁面特定ユニットと、
前記ポイントクラウドデータと前記目標壁面に基づいて前記目標壁面から突出する突出点を特定する、突出点特定ユニットとを含む。
前記ポイントクラウドデータに基づいて、前記研磨対象壁面における各格子点と基準壁面との突出距離を特定する、突出距離特定サブユニットと、
前記突出距離の最頻値に基づいて前記目標壁面を特定し、前記目標壁面と前記基準壁面との距離は前記突出距離の最頻値である、目標壁面特定サブユニットと、を含む。
前記現在突出点が位置する領域の次の領域において、研磨経路における研磨開始点から経路が最も短い突出点を候補突出点として特定することを含む。
上記実施例の技術案において、壁面研磨経路計画装置は、さらに、
予め設定された走査順序に基づいて、前記現在突出点が位置する領域の次の領域を特定する、次の領域特定モジュールと、
前記予め設定された走査順序に基づいて、前記現在突出点が位置する領域に次の領域が存在しないと特定する場合、前記予め設定された走査順序の反転順序に基づいて前記現在突出点が位置する領域の次の領域を特定する、反転順序次の領域特定モジュールことを含む。
いずれかの突出点に対して、判断格子を確立し、前記判断格子に前記突出点の漸減拡散傾向を示す輪郭線が含まれる、判断格子確立モジュールと、
前記輪郭線に基づいて、前記突出点のシングルポイント研磨経路を特定するシングルポイント研磨経路特定モジュールと、を含む。
前記輪郭線に基づいて前記突出点の現在の突出最大値の方向を特定し、前記現在の突出最大値の方向に基づいて前記突出点の現在の研磨方向を特定する研磨方向特定ユニットと、
前記判定格子から前記現在の突出最大値を削除して前記判定格子を更新し、更新後の判定格子に基づいて次の研磨方向を特定する次の研磨方向特定ユニットと、
前記現在の研磨方向と前記次の研磨方向とに基づいて、前記突出点のシングルポイント研磨経路を特定するシングルポイント研磨経路特定ユニットと、を含む。
図10は本発明の実施例4で提供する機器の構造概略図である。図10に示すように、該機器はプロセッサ410、メモリ420、入力装置430及び出力装置440を含む。該機器は、プロセッサ410の数が一つ又は複数であってもよく、図10において一つのプロセッサ410を例とする。該機器は、プロセッサ410、メモリ420、入力装置430及び出力装置440がバス又は他の方式によって接続されてもよく、図10においてバスで接続されることを例とする。
本発明の実施例5は、さらに、コンピュータ実行可能な命令を含む記憶媒体を提供し、前記コンピュータ実行可能な命令はコンピュータプロセッサで実行される時に壁面研磨経路計画方法を実行する。該方法は、
研磨対象壁面の突出点を取得し、前記研磨対象壁面を少なくとも二つの領域に区画することと、
現在突出点が位置する前記領域の次の領域に候補突出点を特定することと、
前記現在突出点が位置する領域に未走査突出点が含まれる場合、第一距離と第二距離とを比較し、前記第一距離は前記未走査突出点と前記現在突出点との間の距離であり、前記第二距離は前記候補突出点と前記現在突出点との間の距離であることと、
前記第一距離および前記第二距離で距離の最小値に対応する前記突出点を前記現在突出点の次の作業点として特定することと、
前記現在突出点と前記現在突出点の前記次の作業点とに基づいて壁面研磨経路を特定することと、を含む。
2 壁面突出点の突出距離
前記研磨対象壁面のポイントクラウドデータを取得し、前記ポイントクラウドデータに前記研磨対象壁面における各格子点のパラメータ情報が含まれる、ポイントクラウドデータ取得ユニットと、
前記ポイントクラウドデータに基づいて突出点を区画するための目標壁面を特定する目標壁面特定ユニットと、
前記ポイントクラウドデータと前記目標壁面に基づいて前記目標壁面から突出する突出点を特定する、突出点特定ユニットとを含む。
Claims (15)
- 研磨対象壁面の突出点を取得し、前記研磨対象壁面を少なくとも二つの領域に区画することと、
現在突出点が位置する前記領域の次の領域に候補突出点を特定することと、
前記現在突出点が位置する領域に未走査突出点が含まれる場合、第一距離と第二距離とを比較し、前記第一距離は前記未走査突出点と前記現在突出点との間の距離であり、前記第二距離は前記候補突出点と前記現在突出点との間の距離であることと、
前記第一距離および前記第二距離で距離の最小値に対応する前記突出点を前記現在突出点の次の作業点として特定することと、
前記現在突出点と前記現在突出点の前記次の作業点とに基づいて壁面研磨経路を特定することと、を含む
ことを特徴とする壁面研磨経路の計画方法。 - 研磨対象壁面の突出点を取得することは、
前記研磨対象壁面のポイントクラウドデータを取得し、前記ポイントクラウドデータに前記研磨対象壁面における各格子点のパラメータ情報が含まれることと、
前記ポイントクラウドデータに基づいて突出点で区画するための目標壁面を特定することと、
前記ポイントクラウドデータと前記目標壁面に基づいて前記目標壁面から突出する突出点を特定することと、を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記ポイントクラウドデータに基づいて前記突出点で区画するための目標壁面を特定することは、
前記ポイントクラウドデータに基づいて、前記研磨対象壁面における各格子点と基準壁面との突出距離を特定することと、
前記突出距離の最頻値に基づいて前記目標壁面を特定し、前記目標壁面と前記基準壁面との距離は前記突出距離の最頻値であることと、を含む
ことを特徴とする請求項2に記載の方法。 - 前記突出距離の最頻値に基づいて前記目標壁面を特定することは、
複数の最頻値で前記突出距離が最も大きい最頻値に基づいて前記目標壁面を特定すること、
又は、複数の最頻値で前記突出距離が最も小さい最頻値に基づいて前記目標壁面を特定すること、
又は、複数の最頻値の平均値に基づいて前記目標壁面を特定することを含む
ことを特徴とする請求項3に記載の方法。 - 前記研磨対象壁面を少なくとも二つの領域に区画することは、
研磨装置のサイズに基づいて、前記研磨対象壁面を少なくとも二つの領域に区画し、前記領域の幅が前記研磨装置の直径より大きいであることを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記現在突出点が位置する前記領域の次の領域において候補突出点を特定することは、
前記現在突出点が位置する前記領域の次の領域において、研磨経路における研磨開始点から経路が最も短い前記突出点を候補突出点として特定することを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記現在突出点が位置する領域に未走査突出点が含まれない場合、前記候補突出点を前記現在突出点の前記次の作業点として特定することを、さらに含む
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 予め設定された走査順序に基づいて、前記現在突出点が位置する前記領域の次の領域を特定することと、
前記予め設定された走査順序に基づいて、前記現在突出点が位置する前記領域に次の領域が存在しないと特定する場合、前記予め設定された走査順序の反転順序に基づいて前記現在突出点が位置する前記領域の次の領域を特定することと、を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - いずれかの前記突出点に対して、判断格子を確立し、前記判断格子に前記突出点の漸減拡散傾向を示す輪郭線が含まれることと、
前記輪郭線に基づいて、前記突出点のシングルポイント研磨経路を特定することとを、さらに含む
ことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。 - 前記輪郭線に基づいて前記突出点のシングルポイント研磨経路を特定することは、
前記輪郭線に基づいて前記突出点の現在の突出最大値の方向を特定し、前記現在の突出最大値の方向に基づいて前記突出点の現在の研磨方向を特定することと、
前記判定格子から前記現在の突出最大値を削除して前記判定格子を更新し、更新後の前記判定格子に基づいて次の研磨方向を特定することと、
前記現在の研磨方向と前記次の研磨方向とに基づいて、前記突出点のシングルポイント研磨経路を特定することと、を含む
ことを特徴とする請求項9に記載の方法。 - 研磨対象壁面の突出点を取得し、前記研磨対象壁面を少なくとも二つの領域に区画する領域区画モジュールと、
現在突出点が位置する前記領域の次の領域に候補突出点を特定する候補突出点特定モジュールと、
前記現在突出点が位置する領域に未走査突出点が含まれる場合、第一距離と第二距離を比較し、前記第一距離は前記未走査突出点と前記現在突出点との間の距離であり、前記第二距離は前記候補突出点と前記現在突出点との間の距離である、距離比較モジュールと、
前記第一距離および前記第二距離で距離の最小値に対応する前記突出点を前記現在突出点の次の作業点として特定する次の作業点特定モジュールと、
前記現在突出点と前記現在突出点の次の作業点とに基づいて壁面研磨経路を特定する研磨経路特定モジュールと、を含む
ことを特徴とする壁面研磨経路計画装置。 - 前記領域区画モジュールは、
前記研磨対象壁面のポイントクラウドデータを取得し、前記ポイントクラウドデータに前記研磨対象壁面における各格子点のパラメータ情報が含まれる、ポイントクラウドデータ取得ユニットと、
前記ポイントクラウドデータに基づいて突出点で区画するための目標壁面を特定する目標壁面特定ユニットと、
前記ポイントクラウドデータと前記目標壁面に基づいて前記目標壁面から突出する突出点を特定する、突出点特定ユニットとを、含む
ことを特徴とする請求項11に記載の装置。 - 前記目標壁面特定ユニットは、
前記ポイントクラウドデータに基づいて、前記研磨対象壁面における各格子点と基準壁面との突出距離を特定する、突出距離特定サブユニットと、
前記突出距離の最頻値に基づいて前記目標壁面を特定し、前記目標壁面と前記基準壁面との距離は前記突出距離の最頻値である、目標壁面特定サブユニットと、を含む
ことを特徴とする請求項12に記載の装置。 - 一つまたは複数のプロセッサと。
一つまたは複数のプログラムを記憶する記憶ユニットと、を含み、
前記1つまたは複数のプログラムが前記一つまたは複数のプロセッサによって実行される時に、前記一つまたは複数のプロセッサが請求項1から10のいずれか一項に記載の壁面研磨経路計画方法を実現する
ことを特徴とする機器。 - コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
該プログラムがプロセッサによって実行される時に、請求項1から10のいずれか一項に記載の壁面研磨経路計画方法を実現する
ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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