JP2022527387A - 軟質容器を充填するおよび/または空にするための方法および装置 - Google Patents

軟質容器を充填するおよび/または空にするための方法および装置 Download PDF

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Abstract

本発明の装置および方法は、開放された端部を有する充填および/または除去ネック(2)と、少なくとも1つの変形可能な使い捨て締結リング(9)とを備え、容器縁部(7)が締結リングの周囲で好ましくは径方向内側から外側に折り返されると、使い捨て締結リング(9)を充填および/または除去ネック(2)の端部に挿入、特には手動で挿入可能となり、そのため、使い捨て締結リング(9)は充填および/または除去ネック(2)と実質的に同心円状に配置され、容器縁部(7)の径方向外側折返部(8)は充填および/または除去ネック(2)の内面と径方向外面との間に配置されるおよび/または締め付けられるように、使い捨て締結リング(9)は、充填および/または除去ネック(2)の内径に関連して設計される。さらに、使い捨て締結リング(9)を、軸方向(A)の端部の後段に配置され好ましくは端部よりも内径が小さい充填および/または除去ネック(2)の封止部(15)に押し込む、特には機械的な手段で押し込むことが可能で、使い捨て締結リング(9)は径方向に好ましくは弾性変形され、このため充填および/または除去ネック(2)の内部への挿入および/または押し込みで、径方向の変形および反対方向の押圧力、好ましくは、弾性復元力が生じ、容器縁部(7)の外側折返部(8)を充填および/または除去ネック(2)の内面に押し付け、充填および/または除去ネック(2)に対して容器(5)を封止するように、使い捨て締結リング(9)は、充填および/または除去ネック(2)の内径に関連して設計される。

Description

本発明は、特には有害でばらばらの好ましくは粉末状の物質の、軟質容器、特に袋を、充填する(満たす)および/または空にするための方法に関する。さらに、本発明は、特には有害でばらばらの好ましくは粉末状の物質の、軟質容器、特に袋を、充填するおよび/または空にするための充填および/または除去装置に関する。
ばらばらの物質、特には有害なばらばらの物質を入れたまたはそれらのための袋、大型の袋、または他の軟質容器などの軟質容器を充填するおよび空にすることは、材料および物質を産業的に取り扱う種々の分野において必須である。これに関して、空にしたまたは充填した形での移送処理は、典型的には、処理や処置を完結させて、さらなる使用のために特には移送のために、生成物を包装および部分分割するために必要である。同様に、対応する移送処理が、例えば軟質容器が空になれば、典型的には、容器に収納または含有された物質を製造方法または他の処置へ供給するために必要となる。
ばらばらの物質は、例えば、健康に害のあるおよび/または有毒な物質のこともある。同様に、ばらばらの物質は、大気中においてある一定の濃度で爆発性の混合物を形成し得るという点で危険となり得る。業務上の安全および保安対策の理由で、このような物質もしくは材料を取引するまたはこのような物質もしくは材料を取り扱う業界では、容器を充填する過程または容器を空にする過程で放出できる物質または材料の分量、すなわち、特には大気中に放出できる分量を定める個別または共通の基準を策定している。この基準では、限界値は、典型的には、物質に関連するそれぞれの毒性または危険性に従って設定される。ここで、いわゆるOEL(職業暴露限界)またはOEB(職業暴露バンド)について概説する。前記限界値は、何マイクログラムの問題の物質が充填装置または除去装置の環境内で1立方メートルの大気中において測定または検出されてもよいかを規定する。例えば、OEBの分類4に指定されている材料または物質については、1立方メートルの大気中で1μmから10μmの問題の物質が限界値として設定される。したがって、OEBの分類5である物質については、1立方メートルの大気中でわずか0.1μmから1μmの物質が検出されるのみであろう。
取り扱う物質のまさに本質ならびに職業上の安全および製造上の安全に適用される要件は、そのため、必要な封じ込めが達成され、要求される限界値を超えないような態様で、このような物質の軟質容器を充填するおよび空にする設計を要求している。このため、容器を充填している間および空にしている間、確実にばらばらの物質が容器に充填されるまたは容器から取り出されるが、同時に、放出される材料または放出される物質の量が要求される限界値を超えないことを確実にする必要がある。
このために、最新技術からの種々の手法が既知である。例えば、独国特許出願公開第102017212510号明細書(特許文献1)は、筒状フィルムを装置に接続するための接続装置を開示しているが、この装置は比較的複雑な機構を有する。スイス国特許出願公開第708545号明細書(特許文献2)も、容器と貯蔵槽との間で処理材料を移動させるための方法およびこのための対応する装置を既に開示している。この装置は、比較的簡易な機構を有しているにもかかわらず複数の方法ステップを備える。結果として、最新技術からのこの装置および方法も、複雑な機構または複雑な方法の結果としてエラーを起こしやすい。加えて、このような装置の取得、操作、および維持には多大な手間がかかる。さらに、この既知の装置の洗浄は困難であるか、または多大な労力を必要とする。
さらに、膨張可能なシール材を使用して動作する装置および方法が最新技術から既知である。その短所は、可能ならばシール材を破損するべきではないので強力な洗浄剤の使用はできないため、可撓性のあるシール材の材料が装置の洗浄をさらに困難にするということである。
独国特許出願公開第102017212510号明細書 スイス国特許出願公開第708545号明細書
上述の最新技術から始まって、本発明の目的は、機構および方法の両方の観点から、ひとつには環境の汚染に対する厳しい限界値を満たすことができ、同時に充填および/または除去を容易にし、これにより誤り率を低減でき処理量を増やすことができる、軟質容器を充填するおよび/または空にするための、改良された充填および/または除去装置ならびに改良された方法を示すことである。
軟質容器を充填するおよび/または空にするための方法に関して、前記目的は、請求項1の特徴、すなわち、軟質容器を充填するおよび/または空にするための方法における以下の方法ステップによって達成される。
少なくとも部分的に、好ましくは弾性的に、径方向に変形可能な使い捨て締結リングで容器縁部を特には径方向内側から径方向外側に折り返すステップと、
充填および/または除去装置の充填および/または除去ネックの端部に前記使い捨て締結リングを挿入、特には手動で挿入するステップであって、これにより前記使い捨て締結リングが、前記充填および/または除去ネックと実質的に同心円状に配置され、前記容器縁部の径方向外側折返部が、前記充填および/または除去ネックの内面と前記使い捨て締結リングの径方向外面との間に配置されるおよび/または締め付けられるステップと、
軸方向において前記端部よりも下流に配置され、好ましくは前記端部よりも内径が小さい、前記充填および/または除去ネックの、封止部に前記使い捨て締結リングを押し込む、特には機械的に押し込むステップであって、このため、前記充填および/または除去ネックの内部への前記使い捨て締結リングの挿入および/または押し込みで、前記使い捨て締結リングの径方向の変形および反対方向の、好ましくは弾性的な、復元力を生じ、この力によって容器縁部の前記外側折返部を前記充填および/または除去ネックの内面に対して押し付け、これによって前記充填および/または除去ネックに対して前記容器を封止するステップと、
前記充填および/または除去ネックを通して物質を加えるまたは排出することで前記容器を充填または空にするステップと、
充填されたまたは空にされた前記容器を封止し取り外すステップと、前記折返部を封止し、前記使い捨て締結リングを前記折返部によって完全に包みまたは封入するステップ。
別途記載がない限り、以下で用いられる用語「ネック」は、充填および/または除去ネックのことを言う。
本発明による方法は複数の有利な効果を有する。第1の効果は、充填または除去処理時またはその最中において、容器とネックとの間の移行はネック内部であり、基本的には環境中に物質が流出する可能性を低減する。同時に、ネック、特にはネックの封止部との相互作用で使い捨て締結リングを使うことで、容器の径方向外側折返部をネックの内壁または内面に対して押し付け、これによって封止部の領域でネックに対して容器を封止する効果を奏する。
換言すれば、当業者なら、径方向に変形可能な使い捨て締結リングと充填および/または除去ネックの封止部との間の相互作用を理解し、それは容器の封止が押し込み方法ステップによって保障され得ることを意味すると理解する。
さらに、少ない個々の方法ステップを備える全体的に簡易な処理が実現され、誤り率と操作者によるエラーの機会、ひいては意図しない環境汚染のリスクを全体に低減させる。例えば、操作者は、容器または容器縁部を上述のように使い捨て締結リングで折り返し、折返部を十分にするとともに使い捨て締結リングをネックの端部に正しく挿入することを確実に行えばよいだけである。続いて、操作者は、例えば、対応する全自動または半自動の機構を起動して、使い捨て締結リングをネックの封止部内に軸方向に押し込み、容器を充填または空にした後容器を適切に封止し使い捨て締結リングを適切に封止することを確実に行えばよいだけである。
本発明の他の利点は、使い捨て締結リングが本発明による方法に従って適用されるならば、常に使い捨て締結リングが排出または充填される物質と接触しないということである。したがって、使い捨て締結リングによって物質を汚染するリスクを排除する。同時に、本発明では、使い捨て締結リングはこの方法では常にネックと直接接しない。したがって、使い捨て締結リングによるネックの汚染も排除される。概して、使い捨て締結リングは物質ともネックとも直接接しないため、使い捨て締結リングの材料と清浄性はこれにより、顕著に自由度を高めて選択でき制限されない。
原則として、充填および/または除去ネック、すなわち略してネックは、充填装置との接続または除去装置との接続を確立するどのようなネックでもよい。原則として、種々の形態および設計の充填プラントまたは充填装置および除去プラントまたは除去装置が可能である。これに関して、最も重要な局面は、可能ならば、ネックがプラントまたは装置の受け部に、潜在的な流出点が他にないように接続されるまたは接続可能であり、その結果、これによって全体の封止接続が達成されるということである。例えば、ステンレス鋼が材料として使用され得る。有利にも、本発明によるネックは、極めて簡易な態様で設計される。これは簡易なパイプソケットから基本的には形成され得る。使い捨て締結リングの設計によっては、この方法では、内径の変化も必要ないまたは最小限の変化が必要であればよい。ネックの簡易な設計のみで本発明による方法は大きな利点を示す。というのは、充填または除去装置の受け部に対して高度に複雑な結合または移行構造が最新技術の構成の中で使用されると、製造、維持、および操作性に対してこの結合または移行構造はこれによって不利になるからである。
本発明によって設けられるネックの端部に使い捨て締結リングを挿入する方法ステップでは、容器縁部が使い捨て締結リングで折り返されていることは言うまでもない。容器縁部の径方向外側折返部の大きさまたは長さ、すなわち、ネックの端部と使い捨て締結リングとの間に配置される、使い捨て締結リングで折り返される容器縁部の面積は、前記折返部が使い捨て締結リングで折り返されるだけでなくネックの端部から再び導出されネックの端部の縁部に置かれるまたは巻かれるような態様で、さらに選択できることが有利である。
本発明によれば、使い捨て締結リングを押し込む、特には機械的に押し込むことは、容器縁部が使い捨て締結リングで折り返された状態にある態様で、実行される必要がある。端部の縁部の周辺にある径方向外側折返部の一部が、使い捨て締結リングが押し込まれるときにそこにとどまることができる、すなわち、可能なら、使い捨て締結リングが封止部に押し込まれるときに前記折返部がネックの端部の縁部でネックの内部に引っ張られることがないのが有利である。
押し込み、特には機械的な押し込みを行うための手段を、特には本発明による装置について、以下に詳細に述べる。使い捨て締結リングを押し込むと、リングの径方向の圧縮または径方向の、好ましくは弾性的な、変形が、同じく径方向の対応する反対方向の復元力または接触力によって達成され、ネックと容器縁部との間の封止を支持するまたは生じさせさえする。このため、使い捨て締結リングは一方ではある一定の変形性を有する必要があり、また他方では適切な剛性も有する必要がある。その結果、この処理で使い捨て締結リングは封止部に押し込まれ変形可能であり、封止を支持する対応する反対方向の復元力、特には、容器縁部の径方向外側折返部への締め付け力を生じさせ得る。
容器を充填するまたは空にすること自体は既知の態様でなされ得る。充填されたまたは空になった容器の封止および取り外しも同様である。このため、例えば、それ自体既知の2重クリップが用いられ得る。使い捨て締結リングを封入する折返部の封止は、それ自体既知のクリップまたは他の封鎖手段によっても達成され得る。
本発明の第1の有利な変形例は、後続の使い捨て締結リングの挿入および/または押込みの結果、前記ネックの前記封止部に既に位置する、特には封止された使い捨て締結リングが、前記封止部の軸方向下流に配置され好ましくは前記封止部に比べて大きな内径を有する前記ネックの取出部に移動することを可能とする。この方法の変形例も複数の有利な効果を奏する。
第一に、封止または封入された使い捨て締結リングがまず封止部に置かれたままであることで、充填されたまたは空にされた容器の取り外し後にネックが外界に対してまたは環境に対して閉じられているまたは封止されていることが保証される。このことは、包まれたまたは封入された使い捨て締結リングが封止部にそのままあるということで、少なくとも封止部を超えて、外部からプラントが汚染されることを防ぐということを意味する。同時に、有利な方法の変形例では、包まれまたは封入された使い捨て締結リングを、その封入を行う取り外された容器の折返部とともに、取出位置に自動的に移動させる、または後続の容器の充填処理もしくは除去処理の過程で封入された使い捨て締結リングの取り出しを可能にする位置に、少なくとも自動的に移動させることが可能である。このように、後続の充填処理または除去処理を開始すると、同様に、ネックに残っている先行の充填または除去処理の残存物の取り除きまたは排出を、引き起こす、または少なくとも開始するため、個々の方法ステップの数が顕著に少なくなる。
この方法の他の特に好ましい実施形態では、前記ネックの取出領域に位置する、特には封止された使い捨て締結リングを、好ましくは前記取出領域の軸方向下流に配置され前記ネックに開口する排出チャンネルを通して、特には手動で取り出すことも可能である。先行する容器を充填するまたは空にする結果として、ネックに残っている使い捨て締結リングおよび折返部の配列を取り除くことがこのように特に簡易な態様で実現され得ると同時に、後続の容器を充填するまたは空にする連続の処理と一体化され得るので、全体に簡易でコンパクトな処理設計が可能となる。これに関して、使い捨て締結リングが変形に反応して復元力の形で締め付け力をネックに与え続ける結果、使い捨て締結リングが、ネック、特にはネックの取出部で、その全体でまたは少なくとも自身の上以外で滑らない態様で取出部の内径の大きさを選択するならば特に有利であることがわかる。一方で、同時に、取出部で締め付けられたまたは保持された使い捨て締結リングの手動での取り出しを可能とする態様で、内径が選択されることが有利である。上述の使い捨て締結リングの部分的な変形性または部分的な弾性も、排出チャンネルを通した使い捨て締結リングの取り出しに役立っている。使い捨て締結リングの非破壊的な変形で使い捨て締結リングが排出チャンネルからまたは排出チャンネルを通して取り出され得る態様で、排出チャンネルの寸法が合わされる、すなわち、寸法が使い捨て締結リングの特性に合わせられるのが有利である。
本発明による方法の他の特に有利な実施形態では、前記使い捨て締結リングおよび前記折返部の、特にはさらなる封入は、前記使い捨て締結リングが取り出されるときに行われ得る。このため、基本的に既知の連続管容器(continuous pipe container)または一体ライナ(continuous liner)を使用でき、これは、排出チャンネルに適切に配置され、使い捨て締結リングの排出または取り外し中に使い捨て締結リングの上部および下部で封止または閉鎖されて、その後取り外される。有利なことに、これは、容器の折返部上にまだ存在する可能性のある物質の残存物または残留物が、安全に遮蔽され廃棄され得るという効果を奏する。
この方法の他の特に好ましい実施形態は、好ましくは前記封止部への押し込みも行うツールによって、前記使い捨て締結リングが前記封止部で軸方向に保持されるおよび/または前記封止部に径方向に押し付けられることを可能にする。このように、後述するような、方法の複雑さおよび対応する装置の複雑さがさらに低減される。折返部とともに使い捨て締結リングをネックの端部に、好ましくは手動で、挿入すること以外は、同じツールによって使い捨て締結リングの押込みおよび保持を行うことで、いずれにしても必要であるネックおよび単一の追加の装置構成、すなわち締結リングの押込みおよび保持を行うためのツールを主に使用して方法全体が行われ得る。
特には有害でばらばらの好ましくは粉末状の物質の、軟質容器(5)、特に袋を充填および/または空にするための、本発明による充填および/または除去装置については、前記充填および/または除去装置は、開放された端部を有する充填および/または除去ネックを備え、
上述の目的は以下の点で達成される、すなわち、
少なくとも1つの変形可能な使い捨て締結リングが設けられ、
前記使い捨て締結リングの前記充填および/または除去ネックの前記端部への挿入、特には手動による挿入が、容器縁部が好ましくは径方向内側から外側へ前記締結リングで折り返された後に可能となり、これにより前記使い捨て締結リングは前記充填および/または除去ネックと実質的に同心円状に配置され、前記容器縁部の径方向外側折返部は前記充填および/または除去ネックの内面と前記使い捨て締結リングの径方向外面との間に配置されるおよび/または締め付けられる態様であり、前記充填および/または除去ネックの内径に関連した態様で、前記使い捨て締結リングが実現され、
前記使い捨て締結リングが、軸方向において端部よりも下流に配置され、好ましくは前記端部よりも小さい内径を有する前記充填および/または除去ネックの封止部に押し込まれる、特には機械的に押し込まれることが可能で、前記使い捨て締結リングが径方向に、少なくとも部分的に、好ましくは弾性的に変形可能であり、このため前記充填および/または除去ネックの内部への挿入および/または押し込みで、径方向の変形および反対方向の接触力、特には弾性復元力を生じ、これによって前記容器縁部の前記外側折返部を前記充填および/または除去ネックの内面に押し付け前記充填および/または除去ネックに対して前記容器を封止する態様であり、前記充填および/または除去ネックの内径に関連した態様で前記使い捨て締結リングがさらに実現される。
最も広い意味において、本発明による装置は、前述の方法と同じ利点および効果を有する。この理由により、装置の特徴に対して、下記の装置の実施形態についても対応する方法ステップおよびその効果が参照される。逆に、必要に応じて、方法ステップおよび方法の特徴について装置の記述も参照され得る。
このため、顕著な簡素化およびそれによる簡易化、ならびに不適切な操作およびそれに伴う誤動作の回避が、本発明の装置による機械的、客観的レベルと方法レベルまたは操作レベルとの両方で、特には、使い捨て締結リングをネックの内径に合わせる、特には、異なる領域または部位でのネックの種々の内径に好ましくは合わせることで、達成される。同時に、特に高いレベルでの封止およびそれによって環境汚染を極めて低レベルにすることが、比較的簡単な方法およびその方法を実行するための対応する装置であっても非常に驚異的な態様でもたらされる。
本発明による装置の第1の実施形態は、前記充填および/または除去ネックは封止部より軸方向下流に配置される取出部を有し、前記取出部は好ましくは前記封止部と比べて内径が大きく、前記取出部はさらに好ましくは、後続の使い捨て締結リングの挿入および/または押し込みによって、前記封止部に位置する、特には封止された使い捨て締結リングを取出部に移動させる態様であり、前記封止部に関連した態様で実現されることを可能にする。
既に上述したように、封止部および取出部の配列、特に好ましくは、端部、封止部、およびその後段の取出部の実現は、充填処理または除去処理後にネックに残っている残存物、特には使い捨て締結リングおよび折返部の残存物が、まず外部に対してネックを封止することを確実にして、後続の除去または充填の過程で、自動的に取出位置または取出部に続いて移送され、ネックからの取り出しを引き起こすまたは少なくとも開始するという効果を有する。このため、後続の充填または除去処理によって開始されるネックの取出部への自動的な移動によって、この態様以外では別個に行われるであろう処理ステップは、もはや必要でなくなるか、むしろ自動的に実行されることが保証される。
この装置の他の好ましい実施形態は、好ましくは取出領域の軸方向下流に配置され前記充填および/または除去ネックに開口する排出チャンネルであって、前記充填および/または除去ネックの前記取出部に位置する、特には封止された使い捨て締結リングを前記排出チャンネルを通して特には手動で取り出し可能な態様であり、前記取出部に関連した態様で配置される排出チャンネルを提供できる。
この処理において、排出チャンネルに固定および/または配置された一体ライナは、一方ではネックの内部へのアクセスまたは進入を許容するために、他方では使い捨て締結リングのさらなる封入を達成するために用いられ得る。あるいは、またはさらに、少なくとも1つのグローブアクセス装置がネックに設けられ、使い捨て締結リングおよび/またはそこに残存している容器縁部を取り扱うために、グローブアクセス装置は、それ以外の場合はネックの内部に対して封止されるグローブを介して、ネックの内部へのアクセスを可能にする。この取り扱いは、取出部からの取り出しおよび/またはさらなる封入に関連し得る。
好ましくは、少なくとも1つのグローブアクセス装置が、排出チャンネルと同じ高さまたは軸方向において排出チャンネルと取出部との間に配置される。これによりネックの前記領域へのアクセスが容易になる。
グローブアクセス装置は、ネックとは別の装置によって設けられてもよい。例えば、本発明による装置は、グローブボックスもしくは同様のグローブアクセス装置を備えるアイソレーターまたはそれに相当する装置と組み合わせることができる。ネックが他の装置との関連で適切に配置されると、ネックの内部へのアクセスが、閉じられたまたは封止された使い捨て締結リングを取り出すために可能になる。この場合、好ましくは、グローブアクセス装置を備える別の装置の排出装置が、排出チャンネルとして用いられ得る。
この装置の他の有利な実施形態は、前記使い捨て締結リングを前記端部から前記ネックの前記封止部に移動させるためのツールを設けることを可能にし、その目的のために前記ツールは前記軸方向において開放位置から封止位置に軸方向に変位可能である。使い捨て締結リングの移送中、容器の折返部は言うまでもなく、並行して運ばれるまたは同様に移送される。原則として、ツールは、開放位置と封止位置との間の変位のために別の駆動部または機構を有することができる。例として空気圧駆動式の駆動部が挙げられる。ツールは、局部的、部分的、または全体的な使い捨て締結リングとの接触が確立するような態様で設計され得る。しかし、ツールの設計は、使い捨て締結リングが滑らかにかつネックの端部の挿入位置からネックの封止部における封止位置にかけて破損を受けることなく移送され得ることが、いずれの場合にも保証される必要がある。例えば、容器縁部の折返部とともに使い捨て締結リングがネックの端部に正しく挿入されて、損傷または他の危険のリスクがない場合のみ、ツールが起動されることを確かなものとするように、ツールの起動は、対応する安全起動装置を介して操作者によって引き起こされ得る。
他の有利な実施形態では、前記ツールは接触部を有し、前記接触部によって、前記使い捨て締結リングを前記封止部で軸方向に保持するおよび/または前記ツールの封止位置において前記封止部に対して径方向に押し付けることを可能とする。接触部は、ネックの端部からネックの封止部への使い捨て締結リングの移送を引き起こすまたはその移送に効果を奏するツールの一部であることが好ましい。使い捨て締結リングの軸方向の保持および/または径方向の押し付けが、有利な実施形態によって、接触部によって達成されると、装置の全体の設計、同時に方法の実行は、前記実施形態により、さらに簡素化されさらに効果的になる。結局、これにより、同じひとつのツール、特にはツールの接触部は、使い捨て締結リングの押し込みだけなく、軸方向の保持および、適応可能なら、追加でまたは選択的に径方向の押し付けを達成するために使用され、さらに容器とネックとの間の封止を支持し得ることを保証する。このため、例えば、ツールの接触部は、径方向の力を発生させるまたは強めるために、適切な伸長手段または折返し手段を有することができる。軸方向に延びるツールの接触部の径方向の拡張は、また、使い捨て締結リングが容器縁部の折返部とともに封止部で軸方向に保持されるおよび/または封止部に対して径方向に押し付けられることを保証するのを助け得る。
装置の他の有利な実施形態では、前記ツールは静止部を有し、前記静止部は、前記ツールの前記封止位置において、前記充填および/または除去ネックの前記端部の軸方向縁部に静止し得る。ツールのこのような静止部は、ネックと容器、特には容器内部との間に別の防壁をさらに作り、これによって充填または除去の過程での環境または外界からの容器の封止遮蔽をさらに向上させる。
結局、既に上述したように、径方向外側折返部は、内部からネックに押し付けられるだけでなく、ネックから導出されネックの端部の縁部に置かれるまたは巻かれる。ツールが封止位置に到達すると、ツールの静止部が少なくとも非直接的にネックの端部の縁部に接触し、これはツールの静止部がさらに端部の縁部の領域で径方向外側折返部をネックに対して締め付けるまたは押し付けることを意味する。これにより、ネックと容器との間で、すなわちネックの端部の領域で、ネックの内部に位置する封止部に加えて、さらなる封止が生じる。
特に好ましくは、封止手段をツールの静止部の領域および/または対向するネックの表面、例えば、ネックの縁部の領域に設けることができる。そしてこの封止手段は、ツールの封止位置に到達すると、ネックと容器縁部との間の封止をもたらし、適用可能ならば、さらには、容器縁部を例えば封止手段との間で締め付ける。
この装置の他の有利な実施形態では、少なくとも1つの前記使い捨て締結リングはポリマー材料、特には、ポリアミドまたはポリウレタンで形成され得る。このような材料は、変形可能および/または弾性材料特性と剛性材料特性との間で高い自由度での調整を可能にする。そして、使い捨て締結リングの部分的な変形性がこれにより、必要とされる調整性で、ネックの各領域または部位に、および、必要に応じて排出チャンネルの寸法または特性に適応可能となる。
他の有利な実施形態では、前記使い捨て締結リングは、ある角度で相互に配置された少なくとも2つの接続された脚部をもつ断面プロファイルを有することができる。多脚構造を備える使い捨て締結リングの設計は、例えば、VまたはW形状であり、使い捨て締結リングが、それ自身でまたはツールとの相互作用において、内側から外側へ径方向外側折返部およびネックの封止部に適切な接触力を付加するという有利な効果をもつ。同様に、使い捨て締結リングのこのような断面プロファイルによって材料が節約され得る。同様に、このような断面プロファイルは、排出チャンネルから取り出されるとき、簡単な態様で、例えば、さらには可塑的に使い捨て締結リングを変形させるのに有用であり得る。
さらに、この装置の他の特に好ましい実施形態では、前記使い捨て締結リングは径方向外面、好ましくは径方向外側脚部に表面プロファイルを有することができる。このプロファイルは、残存の使い捨て締結リングと一体的に実現され得る。このプロファイルは封止効果と保持効果を向上させ、これにより、使い捨て締結リングは封止部および/または取外部において端部で安全に保持され、ネックと容器縁部との間、特には封止部でのすぐれた封止を実現することを保証できる。例えば、使い捨て締結リングは一体的な射出成形品として実現され、これによって断面プロファイルを備える、特に好ましくは多脚プロファイルの形式での設計が実現され、好ましくは径方向外側脚部で径方向外面のプロファイルが同時に実現され得る。
他の有利な実施形態では、前記端部の前記内径は、前記封止部の前記内径よりも0.2%から1.5%大きくできる。これは、例えば、使い捨て締結リングを折り返された容器縁部とともに、特に強い力を与えなくても手で端部に挿入し得ることを保証する。さらに、本実施形態は、封止部に向けて内径を小さくすることで、使い捨て締結リングの対応する径方向変形を起こし、それにより使い捨て締結リングと容器縁部とを封止部に安全に締め付けるという効果を奏し得る。使い捨て締結リングをこれに従って設計する、特には、使い捨て締結リングのために適切な材料を選択するならば、端部から封止部に使い捨て締結リングを軸方向変位させるのに伴って必要とされる強さの力には、内径を0.2%から1.5%小さくすることは既に十分であり得る。したがって、好ましくは、空気圧駆動式のツールが、使い捨て締結リングを封止部に押し込むのに使用され得る。
さらに、他の特に好ましい実施形態では、前記取出部の前記内径は、前記封止部の前記内径よりも0.2%から1.5%大きくできる。これは、特には、取り外された折返部とともに使い捨て締結リングを取出部に移送させるときに取出部から使い捨て締結リングを取り出すことができることを保証する方法であり、取り出しは手動で行われることがさらにいっそう特に好ましい。使い捨て締結リングの封止部から取出部への移送は、好ましくは、非直接的にはツールを介して、直接的には折返部とともに後続の使い捨て締結リングを介して行われる。これに関しても、封止部から取出部にかけて内径を広げることで、移行性と、取出部への移行に必要な力とを支援する。
この装置の他の特に有利な実施形態でも、前記封止部は、好ましくは、外側から前記充填および/または除去ネック内に導かれるビード(bead)によって形成され得る。ビードは好ましくは、ネックの全周にわたって延在できる。あるいは、ビードはネックの複数の部分で形成され得る。この部分は、全周にわたって、好ましくは均等および/または対称的に、分布している。これは、好ましくは封止部で変化するネックの内径の形状、特には封止部の領域での内径の縮小が、外部から導入されるまたは形作られるネックの変形によって可能となるまたは与えられることを意味する。これは、変形処理が外側および内側で滑らかな円筒状のネック上で行われる、例えば、この変形処理が全周または周縁の複数個所で軸方向領域において外径を先細りにすることを意味する。例えば、変形処理は、適用可能であれば、機械プレスで外側からその領域に作用する押圧力を用いることができる。外面の変形および/または外径は、ネック内部に抵抗がないならばその変形はネックの内側およびネックの内面にも作用するまたは影響を与えるという効果を有する。外部から導入されるネックの内面の前記変形により、ネックの封止部の形成が可能となる。
しかし、別の実施形態では、特にはネックの封止部の形成のための内径の変化は外部から導入されるまたは形作られるが、上述の実施形態とは対照的に、これは一回の恒久的な処理ではなく、その時の可逆的な処理であってもよい。このため、ある一定の径方向の基本的な弾性を有する適切なネックを設けることができる。このネックの外側では、好ましくは封止部の形成領域において、変形手段、例えば、ネックを周方向に封鎖する伸長可能な、好ましくは膨張可能なスリーブを設けることができ、該スリーブは、内径を小さくする態様で径方向内側への膨張によってネックに力を付加し、可逆的にネックを変形させる。これにより、使い捨て締結リングのネックへの押さえ付けがさらに向上され得る。特には、個々の押さえ付けは順番に行われ、例えば、使い捨て締結リングの公差、または使い捨て締結リングでの容器縁部の折り返しもしくは巻きつけによる差異を補償することができる。
好ましくは、内径の静的で恒久的な変形が、動的で可逆的な変形と組み合わされてもよい。
本発明のさらなる利点、特徴、および詳細は、好ましい例示的実施形態の以下の説明および図面から明らかになる。
第1の方法状態における本発明による装置の断面の概略図を示す。 本発明による方法の第2の方法状況における、本発明による装置の断面の概略図を示す。 本発明による方法の他の方法ステップにおける、本発明による装置の概略断面図を示す。 本発明による方法の他の方法ステップにおける、本発明による装置の概略断面図を示す。 本発明による方法の他の方法ステップにおける、本発明による装置の概略断面図を示す。 本発明による方法の他の方法ステップにおける、本発明による装置の概略断面図を示す。 本発明による方法の他の方法ステップにおける、本発明による装置の概略断面図を示す。 第1の実施形態による使い捨て締結リングの概略図を示す。 図8の図示による使い捨て締結リングの断面図を示す。 第2の実施形態における本発明による装置の概略図を示す。
図1は、充填および/または除去装置1を示す。この充填および/または除去装置1を以下装置1と呼ぶ。装置1の主な構成要素は、充填および/または除去ネック2を含む。この充填および/または除去ネック2を、以下略してネック2と呼ぶ。さらに、この装置は、側部に配置される排出チャンネル3と、軸方向Aに変位可能で開放位置と封止位置との間で軸方向に調整可能なツール4とを備える。図1では、ツール4はネック2の方向に変位しているところであり、そのため開放位置から図2の状況に達する封止位置に移動する。これについて以下にさらに詳細に述べる。
図1は、また、図1の方法段階において封止材6によって閉じられた、充填された容器5を示す。一方、封止材6を超えて配置される容器縁部7は、径方向内側から径方向外側へ使い捨て締結リング9で折り返されて折返部8となり、径方向外側折返部8は使い捨て締結リング9の径方向外側でネック2の縁部10上を通る。
図1では、使い捨て締結リング9はネック2の端部11に挿入される。
連続容器または一体ライナ12は、容器残存物および/または使い捨て締結リングを排出するために用いられ、側部に配置される排出チャンネル3上に配置される。
図2の方法段階において、ツール4は封止位置に移動されている。封止位置では、ツール4の静止部13がネックの端部11の軸方向縁部10上に置かれ、前記縁部におけるネック2の端部11の縁と、ツール、特には静止部13との間で容器縁部7の径方向外側折返部8を締め付ける。この処理において、縁部10にさらに配置されるシール材29が封止手段として用いられ、シール材29がツール4の封止位置において、容器縁部7の折返部8とネック2または縁部10との間の封止を向上させ得る。さらに、使い捨て締結リング9は、容器縁部7の折返部8とともに、ツール4の封止位置におけるツール4の接触部14によって、ネックの封止部15に押し込まれる。好ましくは、例えば、ネック2の封止部15における内径は、端部11での内径よりも小さくてもよく、ツール4の接触部14による使い捨て締結リング9の押し込みによって、使い捨て締結リング9が径方向に変形し、好ましくは同時に反対方向の特には弾性の接触力を容器縁部7の折返部8に加えることで、ネック2に対して容器縁部7を封止する。
しかし、使い捨て締結リング9の形状を有利に選択すると、ネックの内径を狭めることなく、すなわち封止部15の領域の内径を縮小することもなく前記封止が達成され得る。このため、例えば、使い捨て締結リング9の変形、特には径方向の圧縮のみがなされ得る。しかし、特に好ましくは、内径の適切な縮小は、封止部15における使い捨て締結リング9の軸方向の保持およびネック2に対する折返部8の径方向の押し込みの両方を向上させ得る。
そのため、図2は、ネック2と容器縁部7との間の2重封止が生成されることを示す。一方では、ネック2の封止部において使い捨て締結リング9を締め付けることによって、他方ではネック2の縁部10上の、特にはネック2の端部11の、ツール4の静止部13によって生成される。このような有利な封止がなされると、封止材6は問題なく容器から取り外され得る、そして方向矢印Rに示すように容器5を空にできる。
図2に示す容器5を空にすることに続いて、容器5を両側で特には2重クリップを使うことで閉じて、容器5の容器縁部7からの取り外しが達成され得る。まず、容器5を容器縁部7から分離し、両端部をクリップ16.1および16.2を備える2重クリップによって封止できる。単一のクリップ16.3を用いた第2の封止ステップでは、特には、例えば、封止位置から図3に示す開放位置にツール4を移動させた後に、例えば、静止部13によってネック2の縁部10であらかじめ保持された径方向外側折返部8を内側に折り返すことができる。容器縁部7の2重封止は、このように、ネックの封止部15にまだ位置する使い捨て締結リング9を、取り外された容器縁部7によって完全に封入するという効果を奏する。
封止され取り外された容器5は、これで簡易で安全な態様で環境を汚染することなく処分され得る。容器縁部7およびこの中に密閉または封入された使い捨て締結リング9については、以下の図4から図7を参照して述べる。
以下、図4において、例えば大型の袋の形態の別の容器5の対応する容器縁部7が、閉じられた状態で、径方向内側から径方向外側へ別の使い捨て締結リング9で折り返され、再び、折返部8の径方向外側領域が、端部11におけるネック2の縁部10上に導かれるまたは巻かれる。この状態で、2つ目または後続の使い捨て締結リング9が、ネック2の端部11に導入、特には挿入される。
図1および図2と同様に、図5に示すツール4が次に図4に示す開放位置から図5に示す封止位置に移動され、再び、接触部14すなわちツール4の複数の接触部14が使い捨て締結リング9、この場合、後続または2番目の使い捨て締結リング9を、ネック2の端部11からネック2の封止部15に移動させる。このように、ネック2に対する容器縁部7の別の封止、特には2重封止が実現され、このため、容器5は安全に確実に空にされる。しかし、ネック2の縁部10内での第2の封止は使い捨て締結リングを使うことによって省略してもよく、この場合も等しく確実な封止が行える。
図5は、また、2番目の使い捨て締結リング9を封止部15に押し込むことで、1番目または先行する使い捨て締結リング9を、さらに軸方向に変位させるため、非直接的にはツール4によって直接的には後続の使い捨て締結リング9を介して、ネック2の取出部17に移動させるという効果が奏されることを示している。取出部17におけるネック2の内径は、封止部15における内径よりもわずかに大きいことが好ましい。
図6に示されるように、例えば、先行する容器取出し処理または容器除去処理の使い捨て締結リング9は、使い捨て締結リング9の周辺に残っている容器縁部7とともに、軸方向においてネック2の取出部17よりも下流側に配置された排出チャンネル3を介して取り出され、一体ライナ12によって再び封止または封入され得る。先行して容器を空にするのに用いられた使い捨て締結リング9は、例えば、排出チャンネル3に手でアクセスすることで取り出すことができ、一体ライナ12はユーザが使い捨て締結リング9と容器縁部7とに手で接触することから事前に保護している。容器縁部7とともに使い捨て締結リング9を図6に示す排出チャンネル3から取り出すことは、図2で既に示したように、後続の容器5を開封するおよび/または空にする前またはその最中に行うことが好ましい。
最後に、図7は1番目の使い捨て締結リング9を対応する容器縁部7とともにどのように再度被覆または封入し、一体ライナ12から、有利には2重クリップ16.1および16.2を再び用いて分離するのかを示す。この方法段階において、2番目または後続の使い捨て締結リング9はネック2の封止部15にまだ位置する。後続の容器5を空にした後、すなわち、図7の方法ステップに続いて、この方法は、容器5を分離して後続の容器5を取り出すために図3から図7による方法ステップを繰り返し行うことで継続され得る。
本発明の装置および対応する方法の前述の説明は、この方法および装置が非常に簡易な態様で実現および実行され得ることを示しているが、同時にこの方法および装置は、特に高レベルでの清浄性、逆に言えば、環境汚染の特段の低レベル化を可能にする/もたらす。比較すると、容器縁部を封止するために膨張可能なシール材または他の調整可能もしくは修正可能なシール材を用いた装置および方法は、例えば、非常に複雑で、関連する方法も同様に複雑である。
簡易な方法および装置の簡易な設計は、前記図1から図7に示すように、誤り率とエラーの確率を顕著に低減する。さらに、装置の簡易な設計は装置の洗浄を非常に容易にする。ネック2はステンレス鋼で形成することができ、基本的に化学的に安定な表面をもつので、例えば、非常に多量のまたは制限なく多数の洗浄剤を使うことができ、これも、一般的な装置ゆえの複雑な構造をもつ一般的な装置では可能ではない。
図3および図4に示すように、例えば、容器縁部7は、容器5から取り外された後には、ネック2の2重壁封止を、特には端部11を超えて、使い捨て締結リング9と、ネック2の封止部15での使い捨て締結リング9の締め付けとの相互作用で形成する。しかし、逆に、これは容器5または容器縁部7への第1の接続が可能である以外は、ネック2の閉鎖および封止が継続され、その結果、不純物がネック2の内部を特には充填処理の合間または除去処理の合間に通り抜けることができないことも意味する。同様に、材料または物質の残留物、特には粉末の残留物は、ネック2の内部から環境内に流出することができない。驚くべきことに、容器5から取り外した後の容器縁部7に基づく2重壁封止は、大変安定した性質であるので過圧力さえネック2内部で維持され得る。例えば、0.5バールまでの過圧力が、ネック2からのその過圧力の目立った漏れもなく発生および維持され得る。
図1から図7による装置および方法の他の特に有利な局面は、複数の容器5と装置1、特にはネック2との接続が、特に迅速および簡易な態様で確立され得るということである。これも、容器を充填および/または空にするための全処理時間に有利である。
図1から図7において、装置および方法は除去処理の形態で述べられた。しかし、充填処理を行うときにも同一の装置構成およびほぼ同一の方法ステップを用いることができる。このためには、例えば、物質または粉末を重力により容器5に充填させるときには装置を180°回転するだけでよい。他の違いは、言うまでもなく、容器5と容器縁部7との間の移行部は封止材6によって最初は閉じられずむしろ開放されて、容器5が充填された後に容器縁部7から取り外されて両側で封止されればよいということである。適用可能ならば、装置は充填処理と除去処理との両方にも使用でき、これも簡易な構造によって容易になされる。
図8は、使い捨て締結リング9の概略図を示す。この使い捨て締結リング9は2つの脚部18を有し、この2つの脚部18はある角度で、特には鋭角で、互いに接続されている。例えば、使い捨て締結リング9はポリマー材料で、特には、ポリアミドまたはポリウレタンで形成され得る。使い捨て締結リング9は、径方向外面19で、特には径方向外側脚部18で、表面プロファイル20を有し、この表面プロファイル20はさらに使い捨て締結リング9の封止効果を向上させる。
使い捨て締結リング9の設計も図9の断面図に示される。図9では、2つの脚部18が、実質的に、対応する移行領域19を備えるU字形状を形成していることを示す。径方向外側脚部18は径方向外側にプロファイル20を有する。
図10は、例えば、装置をアイソレーターに接続することで、例えば、アイソレーター内に向けて容器を空にするまたはアイソレーターから容器を充填するために使用可能な装置の別の実施形態を示す。図10の例では、装置1をアイソレーターの下部に配列可能な変形例を示す。このために、アイソレーター(図示せず)への封止接続を確立するために軸方向端部でフランジとして実現される接続手段21を備えるネック2を装置が有する。接続手段21は、アイソレーターまた同等の装置への封止接続を可能とするために追加のシール材を有することができる。
ネック2は、図1から図7の概略図とは異なり、端部11、封止部15、および取出部17が内側ネック部22に配置され、内側ネック部22が外側ネック部23内で該外側ネック部23と同軸に延在し、閉止板24を介して、特には物理的結合によって、外側ネック部23に接続される。内側ネック部22はこのため外側ネック部と比べて断面または内径が小さい。
一方、排出チャンネル3は、外側ネック部に配置またはネック2に接続され、排出される使い捨て締結リングの取り扱いを容易にする。取り扱いのために利用できるスペースが大きくなるからである。その他の、装置1の機能、特には、容器5、使い捨て締結リング9、およびネック2の機能または相互作用は、図1から図7の実施形態と同一である。例えば、取り外した容器縁部とともに封止部15に位置する使い捨て締結リング9は、ネックの2重壁封止を保証することがわかるであろう、これも使い捨て締結リングが、封止部15でのネックへの容器または容器縁部の押し付けを保証するからである。
ツール4のガイド26の支持および/または通過のために用いられる突起25が、閉止板24の少なくとも一部に設けられる。例えば、ガイドはネック2の、径方向に対向する両側に配置され、各側に1つまたはいくつかのロッド27を有する。ツール4のガイド26自体は、図10には図示しないが、駆動部に接続され得る。しかし、ガイド26および駆動部はまた、突起(複数可)25を通過するまたは突起(複数可)25内に支持されることなく使用され得る。例えば、単一または複数の駆動部をネック2の側部に、特には外面に、配置または固定できる。ガイド(複数可)26および/または駆動部(複数可)は図1から図7の実施形態でも使用できる。
ツール4は、駆動部およびガイド26を介して開放位置と封止位置との間で変位する。図10において、ツール4は開放位置に配置されている。図1から図7で既に述べたように、ツール4を開放位置から封止位置へ移動させることで、使い捨て締結リング9を内側ネック部22のネック2の端部11から封止部15へ直接的に移動させ、使い捨て締結リング9を封止部15から取出部17へ非直接的に別の使い捨て締結リング9を介して移動させるという効果を、ツール4の接触部14が奏する。封止位置に到達すると、ツール4の静止部13が縁部10で、特にはネック2の閉止板24においても静止し、封止装置によって、ネック2の封止部15内での封止に加えて閉止板の領域で容器縁部7を封止できる(詳細は図示せず)。
図10の例では、また、2つのグローブアクセス装置28が、軸方向においてほぼ排出チャンネル3の高さで設けられており、この2つのグローブアクセス装置28は、例えば、取出部17に位置する使い捨て締結リング9を取り出すためのネック2の外側から内側への手によるアクセスを保護できる。
充填または空にする容器を受け取り、支持することができる支持装置を、図10による装置の下部または図1から図7による装置1の上部に設けることができる。支持装置はケージ、例えば、バーケージとして設計できる。
図10の実施形態の代替となる実施形態として、この場合、図1から図7に図示されたものと本質的に相応する装置を、グローブアクセス装置および/または排出チャンネルを備える別の装置と組み合わせることもできる。このような装置として、例えば、アイソレーターを用いることができる。この組み合わされた装置も本発明の主題の一部である。
1 充填および/または除去装置
2 充填および/または除去ネック
3 排出チャンネル
4 ツール
5 容器
6 封止材
7 容器縁部
8 折返部
9 使い捨て締結リング
10 ネックの縁部
11 ネックの端部
12 連続容器/一体ライナ
13 静止部
14 ツールの接触部
15 ネックの封止部
16.1 2重クリップ
16.2 2重クリップ
16.3 単一のクリップ
17 ネックの取出部
18 脚部
19 移行領域
20 表面プロファイル
21 接続手段
22 内側ネック部
23 外側ネック部
24 閉止板
25 突起
26 ガイド
27 ロッド/複数のロッド
28 グローブアクセス装置
29 シール材
A 軸方向
R 方向矢印

Claims (17)

  1. 特には有害でばらばらの好ましくは粉末状の物質の、軟質容器(5)、特に袋を充填および/または空にするための方法であって、前記方法は以下の方法ステップ:
    径方向に変形可能な使い捨て締結リング(9)で容器縁部(7)を特には径方向内側から外側に折り返すステップと、
    充填および/または除去装置(1)の充填および/または除去ネック(2)の端部に前記使い捨て締結リング(9)を挿入、特には手動で挿入するステップであって、これにより前記使い捨て締結リング(9)が前記充填および/または除去ネック(2)と実質的に同心円状に配置され、前記容器縁部(7)の径方向外側折返部(8)が、前記充填および/または除去ネック(2)の内面と径方向外面との間に配置され、および/または締め付けられ、外側折返部(8)が前記端部の縁部で折り返されるステップと、
    軸方向(A)において前記端部よりも下流に配置された前記充填および/または除去ネック(2)の封止部(15)に前記使い捨て締結リング(9)を押し込む、特には機械的に押し込むステップであって、前記容器の径方向外側折返部が、前記充填および/または除去ネック(2)の前記封止部(15)に対して押し付けられることで、好ましくは前記端部よりも内径が小さい前記封止部(15)の領域で前記充填および/または除去ネックに対して前記容器を封止し、前記充填および/または除去ネック(2)の内部への前記使い捨て締結リング(9)の挿入および/または押し込みで、径方向の変形および反対方向の接触力、特には弾性復元力を生じ、これによって前記容器縁部(7)の前記外側折返部(8)を前記充填および/または除去ネック(2)の内面に対して押し付け、この処理で前記充填および/または除去ネック(2)に対して前記容器(5)を封止するステップと、
    前記充填および/または除去ネック(2)を通して物質を加えるまたは排出することで前記容器(5)を充填または空にするステップと、
    充填されたまたは空にされた前記容器(5)を封止し取り外すステップと、
    前記折返部を封止し、好ましくは前記使い捨て締結リング(9)を前記折返部によって完全に包み、封入するステップと、を備える方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、
    後続の使い捨て締結リング(9)の挿入および/または押込みの結果、前記封止部(15)に位置する、特には封止された使い捨て締結リング(9)が、前記充填および/または除去ネック(2)の取出部(17)に移動され、前記取出部(17)が、前記封止部(15)よりも軸方向下流に配置され、好ましくは前記封止部(15)に比べて大きな内径を有することを特徴とする、方法。
  3. 請求項2に記載の方法において、
    前記充填および/または除去ネック(2)の前記取出部(17)に位置する、特には封止された使い捨て締結リング(9)が、好ましくは前記取出部(17)の軸方向下流に配置され前記充填および/または除去ネック(2)に開口する排出チャンネル(3)を通して、特には手動で取り出されることを特徴とする、方法。
  4. 請求項2または3に記載の方法において、
    前記使い捨て締結リング(9)および前記折返部(8)の、特にはさらなる封入が、前記使い捨て締結リング(9)が取り出されるときに行われることを特徴とする、方法。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の方法において、
    好ましくは前記封止部(15)への押し込みも行うツール(4)によって、前記使い捨て締結リング(9)が、前記封止部(15)で軸方向に保持されるおよび/または前記封止部(15)に径方向に押し付けられることを特徴とする、方法。
  6. 特には有害でばらばらの好ましくは粉末状の物質の、軟質容器(5)、特に袋を充填および/または空にするための充填および/または除去装置(1)であって、前記充填および/または除去装置(1)は、
    開放された端部を有する充填および/または除去ネック(2)と、少なくとも1つの変形可能な使い捨て締結リング(9)とを備え、
    前記使い捨て締結リング(9)の前記充填および/または除去ネック(2)の端部への挿入、特には手動による挿入が、容器縁部(7)が好ましくは径方向内側から外側へ前記締結リングで折り返された後に可能となり、これにより前記使い捨て締結リング(9)が前記充填および/または除去ネック(2)と実質的に同心円状に配置され、前記容器縁部(7)の径方向外側折返部(8)が、前記充填および/または除去ネック(2)の内面と径方向外面との間に配置されるおよび/または締め付けられる態様であり、前記充填および/または除去ネック(2)の内径に関連した態様で、前記使い捨て締結リング(9)が実現され、
    前記使い捨て締結リング(9)が、軸方向(A)において前記端部よりも下流に配置され、好ましくは前記端部よりも小さい内径を有する前記充填および/または除去ネック(2)の封止部に押し込まれる、特には機械的に押し込まれることが可能で、前記使い捨て締結リング(9)が径方向に好ましくは弾性的に変形可能であり、このため前記充填および/または除去ネック(2)の内部への挿入および/または押し込みで、径方向の変形および反対方向の接触力、好ましくは弾性復元力を生じ、これによって前記容器縁部(7)の前記外側折返部(8)を前記充填および/または除去ネック(2)の内面に押し付け、この処理で前記充填および/または除去ネック(2)に対して前記容器(5)を封止する態様であり、前記充填および/または除去ネック(2)の内径に関連した態様で前記使い捨て締結リング(9)がさらに実現される、充填および/または除去装置(1)。
  7. 請求項6に記載の充填および/または除去装置(1)において、
    前記充填および/または除去ネック(2)が、前記封止部(15)よりも軸方向下流に配置される取出部(17)を有し、前記取出部(17)が、好ましくは前記封止部(15)と比べて内径が大きく、
    前記取出部(17)が、さらに好ましくは、後続の使い捨て締結リング(9)の挿入および/または押し込みによって、前記封止部(15)に位置する、特には封止された使い捨て締結リング(9)を取出部(17)に移動させる態様であり、前記封止部(15)に関連した態様で実現されることを特徴とする、充填および/または除去装置(1)。
  8. 請求項6または7に記載の充填および/または除去装置(1)において、
    好ましくは前記取出部(17)の軸方向下流に配置され前記充填および/または除去ネック(2)に開口する排出チャンネル(3)であって、前記充填および/または除去ネック(2)の前記取出部(17)に位置する、特には封止された使い捨て締結リング(9)を前記排出チャンネル(3)を通して特には手動で取り出し可能な態様であり、前記取出部(17)に関連した態様で配置される排出チャンネル(3)を特徴とする、充填および/または除去装置(1)。
  9. 請求項6から8のいずれか一項に記載の充填および/または除去装置(1)において、
    前記使い捨て締結リング(9)を前記端部から前記封止部(15)に移動させるためのツール(4)が、その目的のために前記軸方向(A)において開放位置から封止位置に軸方向に変位可能であることを特徴とする、充填および/または除去装置(1)。
  10. 請求項6から9のいずれか一項に記載の充填および/または除去装置(1)において、
    前記ツール(4)が接触部(14)を有し、前記接触部(14)によって、前記使い捨て締結リング(9)を前記封止部(15)で軸方向に保持するおよび/または前記ツール(4)の封止位置において前記封止部(15)に対して径方向に押し付けることを特徴とする、充填および/または除去装置(1)。
  11. 請求項6から10のいずれか一項に記載の充填および/または除去装置(1)において、
    前記ツール(4)が静止部(13)を有し、前記静止部(13)が、前記ツール(4)の前記封止位置において前記充填および/または除去ネック(2)の前記端部の軸方向縁部(10)に静止することを特徴とする、充填および/または除去装置(1)。
  12. 請求項6から11のいずれか一項に記載の充填および/または除去装置(1)において、
    前記使い捨て締結リング(9)がポリマー材料、特には、ポリアミドまたはポリウレタンで形成されることを特徴とする、充填および/または除去装置(1)。
  13. 請求項6から12のいずれか一項に記載の充填および/または除去装置(1)において、
    前記使い捨て締結リング(9)が、ある角度で相互に接続された少なくとも2つの脚部(18)をもつ断面プロファイルを有することを特徴とする、充填および/または除去装置(1)。
  14. 請求項6から13のいずれか一項に記載の充填および/または除去装置(1)において、
    前記使い捨て締結リング(9)が、径方向外面、好ましくは径方向外側脚部(18)に表面プロファイル(20)を有することを特徴とする、充填および/または除去装置(1)。
  15. 請求項6から14のいずれか一項に記載の充填および/または除去装置(1)において、
    前記端部の前記内径が、前記封止部(15)の前記内径よりも0.2%から1.5%大きいことを特徴とする、充填および/または除去装置(1)。
  16. 請求項6から15のいずれか一項に記載の充填および/または除去装置(1)において、
    前記取出部(17)の前記内径が、前記封止部(15)の前記内径よりも0.2%から1.5%大きいことを特徴とする、充填および/または除去装置(1)。
  17. 請求項6から16のいずれか一項に記載の充填および/または除去装置(1)において、
    前記封止部(15)が、好ましくは、外側から前記充填および/または除去ネック(2)内に導かれるビードによって実現されることを特徴とする、充填および/または除去装置(1)。
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