JP2022522543A - 高温加熱炉のモジュール化囲い構造及び取付方法 - Google Patents
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Abstract
Description
1)熱放射係数が小さいため、炉内壁の放射伝熱効率が低い。
2)炉内の高温熱流環境における長期的な作用で、表面から内部まで晶析と粉化が発生し、炉壁の使用寿命が短縮されてしまう。
1)断熱性能が劣り、保温効果が悪く、炉壁の厚さを50%前後増大させなければ、セラミック繊維綿からなる炉壁と同じ保温効果を達成できず、さらに、炉の設置面積を増やし、建築の要求が高く且つ工数が多い。
2)炉壁の厚さが増大すれば、炉壁の総体積も増大するので、炉壁の熱容量が大きくなるため、炉の点火と昇温、運転停止と降温は、熱エネルギーを浪費するだけではなく、消費時間も増やし、炉の通常生産を遅延させてしまう。
3)一定の年限稼働した後に裂け目が発生し、炉室内の高温火炎は裂け目から逃げて、熱エネルギーの浪費をもたらしてしまう。
前記鋼桁骨組みは、山形鋼、角鋼、平鋼、管材などを用いて、安定した平面トラス構造としてリベット接合又は溶接され、ハウジング鋼板がその内側表面エリアに溶接又はリベット接合され、前記鋼桁骨組みの厚さ方向内端には前記第二コネクタの外端がアレイ状にリベット接合又は溶接され、前記第二コネクタの内端には対応する位置の前記セラミック繊維綿モジュールが固定的に接続され、
前記第二コネクタは具体的に、耐高温材からなるボルト又はスクリューであり、
前記炉壁メイントラスは具体的に、設計要求によって、U字鋼、H型鋼、山形鋼、角鋼、U字鋼、管材を用いて、安定したトラス構造としてリベット接合又は溶接され、前記炉壁メイントラスの炉内側には前記第一コネクタがアレイ状にリベット接合又は溶接され、前記炉壁メイントラスは高温加熱炉の四周壁体の外層骨組みであり、
前記炉頂部トラスは具体的に、設計要求によって、U字鋼、H型鋼、山形鋼、角鋼、U字鋼、管材を用いて、安定したトラス構造としてリベット接合又は溶接され、前記炉頂部トラスの底面は接続用H型鋼であり、前記炉頂部トラスは炉である高温加熱炉の頂部壁体の外層骨組みであり、
前記炉壁内側保護ライナーは具体的に、複合セラミックシートであり、前記複合セラミックシートはセルフロック式セラミック釘によって前記セラミック繊維綿モジュールに固定的に取り付けられ、
各前記セラミック繊維綿モジュールには案内取付孔が設けられ、前記案内取付孔の外側が小径貫通孔であり、前記案内取付孔の孔径が前記小径貫通孔より大きく、
セラミック繊維綿モジュールを側壁の取付に利用する場合、前記第二コネクタの内側凸端が前記小径貫通孔を貫通してから前記案内取付孔内に位置して、且つ雌ねじナットにねじ接続され、前記雌ねじナットの外径が前記小径貫通孔より大きく、
セラミック繊維綿モジュールを頂部壁の取付に利用する場合、前記吊り下げ雄ねじスクリューの下部ねじ柱体が前記小径貫通孔を貫通してから前記案内取付孔内に位置して、且つ雌ねじナットにねじ接続され、前記雌ねじナットの外径が前記小径貫通孔より大きいことにより、頂部壁を取り付けるためのセラミック繊維綿モジュールに上へ突出する吊り下げ雄ねじスクリューを設置しやすくし、
前記吊り下げ雄ねじスクリューの頂部係接構造は具体的に、対称的に配置された上へ突出した内向き折り曲げ付きの蟹足型構造であり、前記蟹足型構造の対となる内向き折り曲げは前記接続用H型鋼の下フランジの両側上面にそれぞれ支持され、吊り下げ雄ねじスクリューが接続用H型鋼の長さ方向に摺動するように設置され、具体的には、吊り下げ雄ねじスクリューの位置によって対応する位置を決め、
複合セラミックシートを頂部壁に取り付ける場合、セルフロック式セラミック釘を先ず複合セラミックシートの取付孔から通して、そして、複合セラミックシートをセラミック繊維綿モジュールの下端面から挿入し、複合セラミックシートを取付案内孔の表面エリアを覆わせて、前記セルフロック式セラミック釘を上へセラミック繊維綿モジュールの厚さを貫通させてから釘先を外へ突出させ、U型クリップによって前記釘先の下端面を係着することで、頂部壁上のセルフロック式セラミック釘の脱落を防止し、
前記U型クリップは具体的に、金属ワイヤー又はセラミック材料を加工してなる平面U形であり、U形溝の幅はセルフロック式セラミック釘の直径と締まりばめを実現し、溝の深さがセルフロック式セラミック釘の直径より大きい、ことを特徴とする。
頂部炉壁は、吊り下げ雄ねじスクリューを炉頂部トラスの内側の接続用H型鋼の下端面から中へスライドさせて、セラミック繊維綿モジュールを吊り下げ雄ねじスクリューによって炉頂部トラスの下面に取り付けることで吊り下げを完成させ、そしてH型鋼の端面を処理し、H型鋼の上層にセラミック繊維綿モジュールフェルトを設置し、最後にセラミック繊維綿モジュールの炉内側に炉壁内側保護ライナーを取り付けることを特徴とし、
設計要求によって高温加熱炉の現場で炉壁メイントラスと炉頂部トラスの建造を完成させてから、壁体モジュールを取り付けて、セラミック繊維綿モジュールを吊り下げて、最後に炉壁内側ライナーを取り付ける。
前記炉壁内側保護ライナーは具体的に、特許文献CN106839777A、CN103292598A、CN206682111U、CN107726856Aに記載の一連の製品で、主に複合セラミックシートとセルフロック式セラミック釘からなり、前記炉壁内側保護ライナーは鎧のように壁体モジュールと頂部セラミック繊維綿モジュールの炉内側にそれぞれ取り付けられている。
四周にある各組の前記炉壁メイントラス1内には第一コネクタ11がアレイ状に配置され、前記第一コネクタ11の内側は対応する形状を有する壁体モジュール12の外面とそれぞれ固定的に接続され、前記壁体モジュール12の内面には炉壁内側保護ライナーが固定的に取り付けられ、前記壁体モジュール12は、外側から内側へ順に、ハウジング鋼板14、セラミック繊維綿フェルト3、セラミック繊維綿モジュール6になっている。
前記鋼桁骨組み13は、山形鋼、角鋼、平鋼、管材などを用いて、安定した平面トラス構造としてリベット接合又は溶接され、ハウジング鋼板14がその内側表面エリアに溶接又はリベット接合され、前記鋼桁骨組み13の厚さ方向内端には前記第二コネクタ15の外端がアレイ状にリベット接合又は溶接され、前記第二コネクタ15の内端には対応する位置の前記セラミック繊維綿モジュール6が固定的に接続され、
前記第二コネクタ15は具体的に、耐高温材からなるボルト又はスクリューであり、
前記炉壁メイントラス1は具体的に、設計要求によって、U字鋼、H型鋼、山形鋼、角鋼、U字鋼、管材を用いて、安定したトラス構造としてリベット接合又は溶接され、前記炉壁メイントラス1の炉内側には前記第一コネクタ11がアレイ状にリベット接合又は溶接され、前記炉壁メイントラス1は高温加熱炉の四周壁体の外層骨組みであり、
前記炉頂部トラス2は具体的に、設計要求によって、U字鋼、H型鋼、山形鋼、角鋼、U字鋼、管材を用いて、安定したトラス構造としてリベット接合又は溶接され、前記炉頂部トラス2の底面は接続用H型鋼4であり、前記炉頂部トラス2は炉である高温加熱炉の頂部壁体の外層骨組みであり、
前記炉壁内側保護ライナーは具体的に複合セラミックシート10であり、前記複合セラミックシート10はセルフロック式セラミック釘9によって前記セラミック繊維綿モジュール6に固定的に取り付けられ、
各前記セラミック繊維綿モジュール6には案内取付孔8が設けられ、前記案内取付孔8の外側が小径貫通孔81であり、前記案内取付孔8の孔径が前記小径貫通孔81より大きく、
セラミック繊維綿モジュール6を側壁の取付に利用する場合、前記第二コネクタ15の内側凸端が前記小径貫通孔81を貫通してから前記案内取付孔8内に位置して、且つ雌ねじナット7にねじ接続され、前記雌ねじナット7の外径が前記小径貫通孔81より大きく、
セラミック繊維綿モジュール6を頂部壁の取付に利用する場合、前記吊り下げ雄ねじスクリュー5の下部ねじ柱体17が前記小径貫通孔81を貫通してから前記案内取付孔8内に位置して、且つ雌ねじナット7にねじ接続され、前記雌ねじナット7の外径が前記小径貫通孔81より大きいことにより、頂部壁を取り付けるためのセラミック繊維綿モジュール6に上へ突出する吊り下げ雄ねじスクリュー5を設置しやすくし、
前記吊り下げ雄ねじスクリュー5の頂部係接構造は具体的に、対称的に配置された上へ突出した内向き折り曲げ付きの蟹足型構造19であり、前記蟹足型構造19の対となる内向き折り曲げは前記接続用H型鋼4の下フランジの両側上面にそれぞれ支持され、吊り下げ雄ねじスクリュー5が接続用H型鋼4の長さ方向に摺動するように設置され、具体的には、吊り下げ雄ねじスクリュー5の位置によって対応する位置を決め、
前記吊り下げ雄ねじスクリュー5は上から下へ順に、蟹足型構造19、円柱体16、縮径移行部18、下部ねじ柱体17を含み、前記下部ねじ柱体17の外径が前記円柱体16より小さいことにより、小径貫通孔81に挿入装着しやすいことを確保し、
複合セラミックシート10を頂部壁に取り付ける場合、セルフロック式セラミック釘9を先ず複合セラミックシート10の取付孔から通して、そして、複合セラミックシート10をセラミック繊維綿モジュール6の下端面から挿入し、複合セラミックシート10を取付案内孔8の表面エリアを覆わせて、前記セルフロック式セラミック釘9を上へセラミック繊維綿モジュール6の厚さを貫通させてから釘先91を外へ突出させ、U型クリップ20によって前記釘先91の下端面を係着することで、頂部壁上のセルフロック式セラミック釘9の脱落を防止し、
前記U型クリップ20は具体的に、金属ワイヤー又はセラミック材料を加工してなる平面U形であり、U形溝の幅はセルフロック式セラミック釘9の直径と締まりばめを実現し、溝の深さがセルフロック式セラミック釘の直径より大きい。
頂部炉壁は、吊り下げ雄ねじスクリューを炉頂部トラスの内側の接続用H型鋼の下端面から中へスライドさせて、セラミック繊維綿モジュールを吊り下げ雄ねじスクリューによって炉頂部トラスの下面に取り付けることで吊り下げを完成させ、そしてH型鋼の端面を処理し、H型鋼の上層にセラミック繊維綿モジュールフェルトを設置し、最後にセラミック繊維綿モジュールの炉内側に炉壁内側保護ライナーを取り付けることを特徴とし、
設計要求によって高温加熱炉の現場で炉壁メイントラスと炉頂部トラスの建造を完成させてから、壁体モジュールを取り付けて、セラミック繊維綿モジュールを吊り下げて、最後に炉壁内側ライナーを取り付ける。
前記炉壁内側保護ライナーは具体的に、特許文献CN106839777A、CN103292598A、CN206682111U、CN107726856Aに記載の一連の製品で、主に複合セラミックシートとセルフロック式セラミック釘からなり、前記炉壁内側保護ライナーは鎧のように壁体モジュールと頂部セラミック繊維綿モジュールの炉内側にそれぞれ取り付けられている。
前記ハウジング鋼板の表面エリア範囲内にはさらにいくつかの鋼桁骨組みが均一に分布しており、隣り合う鋼桁骨組みの厚さ方向の内面には対応するハウジング鋼板が覆われて、各前記鋼桁骨組みの厚さ方向内端は第二コネクタによって対応する位置のセラミック繊維綿モジュールが固定的に接続され、前記セラミック繊維綿モジュールの外面と前記ハウジング鋼板の内面との間には前記セラミック繊維綿フェルトが充填され、前記セラミック繊維綿モジュールの内面には前記炉壁内側保護ライナーが固定的に取り付けられ、
前記鋼桁骨組みは、山形鋼、角鋼、平鋼、管材などを用いて、安定した平面トラス構造としてリベット接合又は溶接され、ハウジング鋼板がその内側表面エリアに溶接又はリベット接合され、前記鋼桁骨組みの厚さ方向内端には前記第二コネクタの外端がアレイ状にリベット接合又は溶接され、前記第二コネクタの内端には対応する位置の前記セラミック繊維綿モジュールが固定的に接続され、
前記第二コネクタは具体的に、耐高温材からなるボルト又はスクリューであり、
前記炉壁メイントラスは具体的に、設計要求によって、U字鋼、H型鋼、山形鋼、角鋼、管材を用いて、安定したトラス構造としてリベット接合又は溶接され、前記炉壁メイントラスの炉内側には前記第一コネクタがアレイ状にリベット接合又は溶接され、前記炉壁メイントラスは高温加熱炉の四周壁体の外層骨組みであり、
前記炉頂部トラスは具体的に、設計要求によって、U字鋼、H型鋼、山形鋼、角鋼、管 材を用いて、安定したトラス構造としてリベット接合又は溶接され、前記炉頂部トラスの底面は接続用H型鋼であり、前記炉頂部トラスは炉である高温加熱炉の頂部壁体の外層骨組みであり、
前記炉壁内側保護ライナーは具体的に、複合セラミックシートであり、前記複合セラミックシートはセルフロック式セラミック釘によって前記セラミック繊維綿モジュールに固定的に取り付けられ、
各前記セラミック繊維綿モジュールには案内取付孔が設けられ、前記案内取付孔の外側が小径貫通孔であり、前記案内取付孔の孔径が前記小径貫通孔より大きく、
セラミック繊維綿モジュールを側壁の取付に利用する場合、前記第二コネクタの内側凸端が前記小径貫通孔を貫通してから前記案内取付孔内に位置して、且つ雌ねじナットにねじ接続され、前記雌ねじナットの外径が前記小径貫通孔より大きく、
セラミック繊維綿モジュールを頂部壁の取付に利用する場合、前記吊り下げ雄ねじスクリューの下部ねじ柱体が前記小径貫通孔を貫通してから前記案内取付孔内に位置して、且つ雌ねじナットにねじ接続され、前記雌ねじナットの外径が前記小径貫通孔より大きいことにより、頂部壁を取り付けるためのセラミック繊維綿モジュールに上へ凸出する吊り下げ雄ねじスクリューを設置しやすくし、
前記吊り下げ雄ねじスクリューの頂部係接構造は具体的に、対称的に配置された上へ凸出した内向き折り曲げ付きの蟹足型構造であり、前記蟹足型構造の対となる内向き折り曲げは前記接続用H型鋼の下フランジの両側上面にそれぞれ支持され、吊り下げ雄ねじスクリューが接続用H型鋼の長さ方向に摺動するように設置され、具体的には、吊り下げ雄ねじスクリューの位置によって対応する位置を決め、
複合セラミックシートを頂部壁に取り付ける場合、セルフロック式セラミック釘を先ず複合セラミックシートの取付孔から通して、そして、複合セラミックシートをセラミック繊維綿モジュールの下端面から挿入し、複合セラミックシートを取付案内孔の表面エリアを覆わせて、前記セルフロック式セラミック釘を上へセラミック繊維綿モジュールの厚さを貫通させてから釘先を外へ凸出させ、U型クリップによって前記釘先の下端面を係着することで、頂部壁上のセルフロック式セラミック釘の脱落を防止し、
前記U型クリップは具体的に、金属ワイヤー又はセラミック材料を加工してなる平面U形であり、U形溝の幅はセルフロック式セラミック釘の直径と締まりばめを実現し、溝の深さがセルフロック式セラミック釘の直径より大きい、ことを特徴とする。
前記鋼桁骨組み13は、山形鋼、角鋼、平鋼、管材などを用いて、安定した平面トラス構造としてリベット接合又は溶接され、ハウジング鋼板14がその内側表面エリアに溶接又はリベット接合され、前記鋼桁骨組み13の厚さ方向内端には前記第二コネクタ15の外端がアレイ状にリベット接合又は溶接され、前記第二コネクタ15の内端には対応する位置の前記セラミック繊維綿モジュール6が固定的に接続され、
前記第二コネクタ15は具体的に、耐高温材からなるボルト又はスクリューであり、
前記炉壁メイントラス1は具体的に、設計要求によって、U字鋼、H型鋼、山形鋼、角鋼、管材を用いて、安定したトラス構造としてリベット接合又は溶接され、前記炉壁メイントラス1の炉内側には前記第一コネクタ11がアレイ状にリベット接合又は溶接され、前記炉壁メイントラス1は高温加熱炉の四周壁体の外層骨組みであり、
前記炉頂部トラス2は具体的に、設計要求によって、U字鋼、H型鋼、山形鋼、角鋼、管材を用いて、安定したトラス構造としてリベット接合又は溶接され、前記炉頂部トラス2の底面は接続用H型鋼4であり、前記炉頂部トラス2は炉である高温加熱炉の頂部壁体の外層骨組みであり、
前記炉壁内側保護ライナーは具体的に複合セラミックシート10であり、前記複合セラミックシート10はセルフロック式セラミック釘9によって前記セラミック繊維綿モジュール6に固定的に取り付けられ、
各前記セラミック繊維綿モジュール6には案内取付孔8が設けられ、前記案内取付孔8の外側が小径貫通孔81であり、前記案内取付孔8の孔径が前記小径貫通孔81より大きく、
セラミック繊維綿モジュール6を側壁の取付に利用する場合、前記第二コネクタ15の内側凸端が前記小径貫通孔81を貫通してから前記案内取付孔8内に位置して、且つ雌ねじナット7にねじ接続され、前記雌ねじナット7の外径が前記小径貫通孔81より大きく、
セラミック繊維綿モジュール6を頂部壁の取付に利用する場合、前記吊り下げ雄ねじスクリュー5の下部ねじ柱体17が前記小径貫通孔81を貫通してから前記案内取付孔8内に位置して、且つ雌ねじナット7にねじ接続され、前記雌ねじナット7の外径が前記小径貫通孔81より大きいことにより、頂部壁を取り付けるためのセラミック繊維綿モジュール6に上へ凸出する吊り下げ雄ねじスクリュー5を設置しやすくし、
前記吊り下げ雄ねじスクリュー5の頂部係接構造は具体的に、対称的に配置された上へ凸出した内向き折り曲げ付きの蟹足型構造19であり、蟹足型構造19は、基台と、前記 基台の対応する両側から鉛直方向に上向きに伸びてなる二つの側壁と、前記二つの側壁が それぞれ水平方向に内向きに伸びてなる二つの折り曲げ部と、を含み、前記二つの折り曲 げ部が前記接続用H型鋼4の下フランジの上面に支持され、前記吊り下げ雄ねじスクリュ ー5が接続用H型鋼4の長さ方向に摺動するように設置されている。前記蟹足型構造19の対となる内向き折り曲げは前記接続用H型鋼4の下フランジの両側上面にそれぞれ支持され、吊り下げ雄ねじスクリュー5が接続用H型鋼4の長さ方向に摺動するように設置され、具体的には、吊り下げ雄ねじスクリュー5の位置によって対応する位置を決め、
前記吊り下げ雄ねじスクリュー5は上から下へ順に、蟹足型構造19、円柱体16、縮径移行部18、下部ねじ柱体17を含み、前記下部ねじ柱体17の外径が前記円柱体16より小さいことにより、小径貫通孔81に挿入装着しやすいことを確保し、
複合セラミックシート10を頂部壁に取り付ける場合、セルフロック式セラミック釘9を先ず複合セラミックシート10の取付孔から通して、そして、複合セラミックシート10をセラミック繊維綿モジュール6の下端面から挿入し、複合セラミックシート10を取付案内孔8の表面エリアを覆わせて、前記セルフロック式セラミック釘9を上へセラミック繊維綿モジュール6の厚さを貫通させてから釘先91を外へ凸出させ、U型クリップ20によって前記釘先91の下端面を係着することで、頂部壁上のセルフロック式セラミック釘9の脱落を防止し、
前記U型クリップ20は具体的に、金属ワイヤー又はセラミック材料を加工してなる平面U形であり、U形溝の幅はセルフロック式セラミック釘9の直径と締まりばめを実現し、溝の深さがセルフロック式セラミック釘の直径より大きい。
Claims (10)
- 予め設置された炉壁メイントラス、炉頂部トラスを含む高温加熱炉のモジュール構造壁体であって、
前記炉頂部トラスの底面上には対応する接続用H型鋼がそれぞれ固設され、前記接続用H型鋼の底部には吊り下げ雄ねじスクリューの頂部係接構造が掛着接続され、前記セラミック繊維綿モジュールの上面には上へ突出する吊り下げ雄ねじスクリューが均一に分布しており、前記セラミック繊維綿モジュールは吊り下げ雄ねじスクリューによって前記炉頂部トラスの下面に取り付けられているとともに、前記接続用H型鋼の下面との間に隙間が残され、前記セラミック繊維綿フェルトは、前記セラミック繊維綿モジュールと接続用H型鋼の下面との間の隙間エリアに舗設され、前記セラミック繊維綿モジュールの下面には炉壁内側保護ライナーが固定的に取り付けられ、
四周にある各組の前記炉壁メイントラス内には第一コネクタがアレイ状に配置され、前記第一コネクタの内側は対応する形状を有する壁体モジュールの外面とそれぞれ固定的に接続され、前記壁体モジュールの内面には炉壁内側保護ライナーが固定的に取り付けられ、前記壁体モジュールは、外側から内側へ順に、ハウジング鋼板、セラミック繊維綿フェルト、セラミック繊維綿モジュールになっていることを特徴とする高温加熱炉のモジュール構造壁体。 - 前記ハウジング鋼板の表面エリア範囲内にはさらにいくつかの鋼桁骨組みが均一に分布しており、隣り合う鋼桁骨組みの厚さ方向の内面には対応するハウジング鋼板が覆われて、各前記鋼桁骨組みの厚さ方向内端は第二コネクタによって対応する位置のセラミック繊維綿モジュールが固定的に接続され、前記セラミック繊維綿モジュールの外面と前記ハウジング鋼板の内面との間には前記セラミック繊維綿フェルトが充填され、前記セラミック繊維綿モジュールの内面には前記炉壁内側保護ライナーが固定的に取り付けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の高温加熱炉のモジュール構造壁体。 - 前記鋼桁骨組みは、山形鋼、角鋼、平鋼、管材などを用いて、安定した平面トラス構造としてリベット接合又は溶接され、ハウジング鋼板がその内側表面エリアに溶接又はリベット接合され、前記鋼桁骨組みの厚さ方向内端には前記第二コネクタの外端がアレイ状にリベット接合又は溶接され、前記第二コネクタの内端には対応する位置の前記セラミック繊維綿モジュールが固定的に接続されている
ことを特徴とする請求項2に記載の高温加熱炉のモジュール構造壁体。 - 前記第二コネクタは具体的に、耐高温材からなるボルト又はスクリューである
ことを特徴とする請求項3に記載の高温加熱炉のモジュール構造壁体。 - 前記炉壁メイントラスは具体的に、設計要求によって、U字鋼、H型鋼、山形鋼、角鋼、U字鋼、管材を用いて、安定したトラス構造としてリベット接合又は溶接され、前記炉壁メイントラスの炉内側には前記第一コネクタがアレイ状にリベット接合又は溶接され、前記炉壁メイントラスは高温加熱炉の四周壁体の外層骨組みである
ことを特徴とする請求項1に記載の高温加熱炉のモジュール構造壁体。 - 前記炉頂部トラスは具体的に、設計要求によって、U字鋼、H型鋼、山形鋼、角鋼、U字鋼、管材を用いて、安定したトラス構造としてリベット接合又は溶接され、前記炉頂部トラスの底面は接続用H型鋼であり、前記炉頂部トラスは炉である高温加熱炉の頂部壁体の外層骨組みであることを特徴とする請求項1に記載の高温加熱炉のモジュール構造壁体。
- 前記炉壁内側保護ライナーは具体的に、複合セラミックシートであり、前記複合セラミックシートはセルフロック式セラミック釘によって前記セラミック繊維綿モジュールに固定的に取り付けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の高温加熱炉のモジュール構造壁体。 - 前記吊り下げ雄ねじスクリューの頂部係接構造は具体的に、対称的に配置された上へ突出した内向き折り曲げ付きの蟹足型構造であり、前記蟹足型構造の対となる内向き折り曲げは前記接続用H型鋼の下フランジの両側上面にそれぞれ支持され、吊り下げ雄ねじスクリューが接続用H型鋼の長さ方向に摺動するように設置され、具体的には、吊り下げ雄ねじスクリューの位置によって対応する位置を決める
ことを特徴とする請求項1に記載の高温加熱炉のモジュール構造壁体。 - 複合セラミックシートを頂部壁に取り付ける場合、セルフロック式セラミック釘を先ず複合セラミックシートの取付孔から通して、そして、複合セラミックシートをセラミック繊維綿モジュールの下端面から挿入し、複合セラミックシートを取付案内孔の表面エリアを覆わせて、前記セルフロック式セラミック釘を上へセラミック繊維綿モジュールの厚さを貫通させてから釘先を外へ突出させ、U型クリップによって前記釘先の下端面を係着する
ことを特徴とする請求項7に記載の高温加熱炉のモジュール構造壁体。 - 高温加熱炉のモジュール構造壁体の取付方法は、高温加熱炉の設計に要求される他の構造と、噴火口の位置及びその付近の硬質耐火構造とを変えることなく、その四周の炉壁及び頂部炉壁の材料と構造及び取付方式のみを変えて、四周の炉壁は伝統的な炉壁に用いられるキャスタブル又は耐火煉瓦を壁体モジュールに替えて、壁体モジュールを炉壁メイントラスの内側に固定的に取り付けて、且つ壁体モジュールの炉内側に炉壁内側保護ライナーを取り付けて、前記壁体モジュールは、外側から内側へ順に、ハウジング鋼板、セラミック繊維綿フェルト、セラミック繊維綿モジュールになっており、
頂部炉壁は、吊り下げ雄ねじスクリューを炉頂部トラスの内側の接続用H型鋼の下端面から中へスライドさせて、セラミック繊維綿モジュールを吊り下げ雄ねじスクリューによって炉頂部トラスの下面に取り付けることで吊り下げを完成させ、そしてH型鋼の端面を処理し、H型鋼の上層にセラミック繊維綿モジュールフェルトを設置し、最後にセラミック繊維綿モジュールの炉内側に炉壁内側保護ライナーを取り付けて、
設計要求によって高温加熱炉の現場で炉壁メイントラスと炉頂部トラスの建造を完成させてから、壁体モジュールを取り付けて、セラミック繊維綿モジュールを吊り下げて、最後に炉壁内側ライナーを取り付けることを特徴とする高温加熱炉のモジュール構造壁体の取付方法。
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