JP2022512488A - 評価すべき複数の材料の湾曲表面と基準材料の湾曲表面との間の幾何学的な偏差を測定する方法 - Google Patents

評価すべき複数の材料の湾曲表面と基準材料の湾曲表面との間の幾何学的な偏差を測定する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】評価すべき複数の材料の湾曲表面と基準材料の湾曲表面との間の幾何学的レリーフ又は曲率の偏差を測定するための自動化された方法及びシステムの提供。【解決手段】本発明は、材料の湾曲表面、特に輸送手段、特に自動車業界に適合されるグレージングの湾曲表面のレリーフをチェックする分野に関する。本発明の主題は、評価すべき複数の材料の湾曲表面と、基準材料の湾曲表面との間の幾何学的な偏差を測定するための方法及びシステムである。【選択図】図1

Description

本発明は、材料の湾曲表面、特に輸送手段、特に自動車業界に適合されるグレージングの湾曲表面のレリーフをチェックする分野に関する。
本発明の主題は、評価すべき複数の材料の湾曲表面と基準材料の湾曲表面との間の幾何学的な偏差を測定するための方法及びシステムである。
材料の表面、特に湾曲表面の一般的なレリーフ及び曲率は、それらがそれらの用途又はそれらの使用のために導入された制約を満たさない場合、品質基準を妨げ得る。
例えば、ガラス業界において、自動車などの輸送手段の分野における用途のためのグレージングの製造は、しばしば、鉱物ガラスのシートを形成して、それらに特定の曲率を付与する工程を含む。この曲率(ガラスシートの表面に沿って全面的に変化させることができる曲率半径)は、ガラスシートで形成されたグレージングが車両の骨格に固定又は挿入され得るために必要である。これは、とりわけ、車両の製作業者によって求められる一般的な審美性に貢献し、骨格にグレージングを固定及び挿入する領域の機械的、熱的及び音響的な効率性、並びにそれがウィンドシールド又はサイドグレージングとして使用されるかに応じたグレージングの光学的な効率性に貢献する。
したがって、車両の製作業者、統合業者及び/又は転換業者などの顧客は、それらのレリーフに関して及び/又はそれらの曲率の幾何学的形状に関して、グレージングの表面状態の許容可能な公差に関する厳密な仕様を規定する。一般に、物理的又はデジタル的なモデルのグレージングは、車両の特定の用途、例えばウィンドシールドのために設けられ、そこに制御ポイントが規定される。これらの制御ポイントは、車両の骨格に固定される領域、又は運転手及び/若しくは乗客の視覚の領域にさえも対応することができる。
理想的には、これらの制御ポイントには表面レリーフ又は幾何学的形状の欠陥が存在しないべきであり、欠陥のほとんどの特性は、単独又は複数の顧客に受け入れられる公差内であるべきである。全ての場合において、欠陥は、もし存在すれば、グレージングの車両への固定を妨げたり、又は、運転者の視覚的な快適性を低下させるおそれがあったり、又は車両の運転を妨げたりする可能性があるものであってはならない。同様に、グレージングが、プラズマスクリーン又は液晶スクリーンなどのデジタル表示装置に使用されるか、又はそのような装置を含む場合、欠陥は表示をみだすべきではない。
グレージングの品質をチェックするための多くの方法は、光学的特性が意図する使用に不向きなものを分離し、排除できるように開発されてきた。これらの方法は、多くの場合、製造中又は製造後に実施される。それらは当該技術の論述において詳細に記載される。
例えば、欧州特許第0463940号及び欧州特許第0342127号には、自動化可能な光学グレージングの検査方法が記載され、ここでは、グレージングの光学的な変形のレベルが影像から決定され、次いで、前もって規定された閾値と比較される。国際公開第号98/17993号及び英国特許第2152210号、並びに欧州特許第1061357号は、シートによって反射又は透過された幾何学的パターンの画像の分析を通して透明シートの光学的異常を検出する方法を開示している。
しかしながら、これらの方法は、ガラスシートが表面上でモデルグレージングの表面との幾何学的レリーフ又は曲率の偏差を示すグレージングを、分離することはできない。
また、ガラスシートなどの物品の輪郭がテンプレートのものに対応するかどうかを決定することを可能にする接触ベースの装置又は方法もある。例えば、米国特許第3733704号には、周囲に複数の感知型電位差計が設けられている支持体が記載され、その上に、物体が配置されて、感知型電位差計がその輪郭を決定する。米国特許第4221053号には、検査すべきガラスシートに求められる形態を有する装置が記載され、その周囲に複数の感知型電位差計が設けられている。ガラスシートは、感知型電位差計が、ガラスシートの表面と接触することによって、その輪郭を決定して、装置のものに対応することをチェックするように、装置下に配置される。米国特許第4679331号は、単一の感知型電位差計が固定される関節アームを備える装置を開示している。関節アームは、テンプレートに配置されたガラスシートの周囲に位置する特定のポイントに移動し、感知型電位差計をガラスシートの表面に接触させる。ガラスの表面とテンプレートの表面との間の厚さの差が計算される。この差は、ガラスシートの輪郭がテンプレートのものに対応するかどうかを示す。
これらの接触ベースの方法及び装置には、いくつかの欠点がある。第一に、それらは、ガラスシートの形状ごとに、特別に適合されかつ設計されたテンプレートを必要とする。顧客の技術的なニーズの急激な変化を考慮すると、特定の順応性及び特定の応答性が必要とされる産業界では、それは、形状ごとのテンプレートの開発及びその維持に特に関連する、さらなる遅延及びコストの原因となる。それはまた、とりわけ、テンプレート及び接触ベースの表面検出手段が、それらの自然な摩耗の影響で劣化する場合に、ガラスシートの表面の引っかき傷若しくは擦り傷、及び/又は汚染などの劣化のリスクを引き起こす。そして、感知型電位差計などの接触ベースの表面検出手段の使用は、特定の物品には不適当である。一般に0.4mm~1.5mmの間にある厚さの薄い鉱物ガラスを含むグレージングの特定の場合が、特に実例となる。その厚さが小さいため、薄いガラスは任意の機械的な表面歪みに対して敏感である。その結果、特定の用途には不可避な光学的な変形が生じる可能性がある。したがって、接触ベースの表面検出手段は避けるべきである。最後に、これらの接触ベースの装置及び方法は、生産ラインのペースと一致する時間内に表面の任意のポイントにおける幾何学的な偏差を測定するには不適切である。接触ベースの装置及び方法を使用し、任意のポイントで幾何学的な偏差を測定するのは時間がかかる。表面全体の調査には時間がかかりすぎるため、連続した高速の生産ラインに効率的に組み込むことができない。
本発明は、これらの問題を解決する。その主題は、評価すべき複数の材料の湾曲表面と基準材料の湾曲表面との間の幾何学的レリーフ又は曲率の偏差を測定するための自動化された方法であり、該方法は、以下の工程を含む:
(a)規定された軌道に沿った選択された測定ポイントにおいて、非接触検出手段を用いて、基準材料の湾曲表面のレリーフ高さ又は曲率のプロファイルを測定する工程であって、前記非接触検出手段は、非接触検出手段によるレリーフ高さ又は曲率の測定に同期して前記軌道に沿って移動する自動変位手段に配置されている、工程;
(b)同一の軌道に沿った同一の選択された測定ポイントにおいて、自動変位手段による前記軌道に沿った同じ移動条件で、かつ、工程(a)の間の基準材料の湾曲表面についてのものと同じ測定ポイントにおける非接触検出手段による同一の取得角度に従って、評価すべき各材料の湾曲表面のレリーフ高さ又は曲率のプロファイルを測定する工程;
(c)選択されたポイントにおいて、工程(b)で得られた各評価材料の湾曲表面のレリーフ高さ又は曲率のプロファイルと、工程(a)で得られた基準材料の湾曲表面のレリーフ高さ又は曲率のプロファイルとの差を、コンピュータで実行して計算する工程。
本発明の方法を実行することを可能にするシステムもまた、本発明の主題である。このシステムは、評価すべき複数の材料の湾曲表面と、基準材料の湾曲表面との間の幾何学的レリーフ又は曲率の偏差を測定するための自動システムであり、該システムは、
- 湾曲表面に沿って規定された少なくとも1つの軌道に沿って移動するように適合された少なくとも1つの自動変位手段、及び
- 自動変位手段に配置され、該自動変位手段の動きと同期して、表面のレリーフの高さ又は曲率を測定するように適合された少なくとも1つの非接触検出手段;
によって形成されたアセンブリを含み、
前記システムは、以下のように構成されている:
- 規定された軌道に沿った選択された測定ポイントにおいて、材料の湾曲表面のレリーフ高さ又は曲率のプロファイルを、測定ポイントにおける前記湾曲表面の法線に対して測定する、及び
- 同一の軌道に沿った同一の選択された測定ポイントにおいて、自動変位手段による前記軌道に沿った同じ移動条件で、かつ、基準材料の湾曲表面についてのものと同じ測定ポイントにおける非接触検出手段による同一の取得角度に従って、評価すべき各材料の湾曲表面のレリーフ高さ又は曲率のプロファイルを測定する。
図1は、本発明による方法及びシステムの実施形態の模式図である。 図2は、本発明の方法による光学的な偏差の測定のために規定された軌道の例の図式表現である。 図3は、本発明による方法及びシステムを組み込んだ生産ラインの模式図である。 図4は、本発明による方法の第2の実施形態の模式図である。 図5は、本発明による方法の第3の実施形態の模式図である。
以下、本文中では、図の構成要素をそれらの異なる図において参照する。
図1は、本発明による方法の実施形態を表す。
本発明による方法は、評価すべき複数の材料1001の湾曲表面1001aと、基準材料1001(示されていない)の湾曲表面1001aとの間の幾何学的レリーフ又は曲率の偏差を測定するための自動化された方法1000である。図の簡略化のために、評価すべき材料及び基準材料は、図中では1つの同じ構成要素1001によって表されている。
本方法は、以下の工程を含む:
(a)規定された軌道1001bに沿った選択された測定ポイントにおいて、非接触検出手段1002を用いて、基準材料1001の湾曲表面1001aのレリーフ高さ又は曲率のプロファイルを測定する工程であって、前記非接触検出手段1002は、非接触検出手段1002によるレリーフ高さ又は曲率の測定に同期して前記軌道1001bに沿って移動する自動変位手段1003に配置されている、工程;
(b)同一の軌道1001bに沿った同一の選択された測定ポイントにおいて、自動変位手段1003による前記軌道1001bに沿った同じ移動条件で、かつ、工程(a)の間の基準材料の湾曲表面1001aについてのものと同じ測定ポイントにおける非接触検出手段1002による同一の取得角度に従って、評価すべき各材料1001の湾曲表面1001aのレリーフ高さ又は曲率のプロファイルを測定する工程;
(c)選択されたポイントにおいて、工程(b)で得られた各評価材料1001の湾曲表面1001aのレリーフ高さ又は曲率のプロファイルと、工程(a)で得られた基準材料1001の湾曲表面1001aのレリーフ高さ又は曲率のプロファイルとの差を、コンピュータ(示されていない)で実行して計算する工程。
非接触検出手段1002の取得軸の角度は、有利には、測定ポイントにおける前記湾曲表面に対する法線に対し、0~40°、好ましくは0~20°の間に存在し得る。このような角度は、例えば、湾曲表面の過度に大きな領域が非接触検出手段1002による測定の対象である場合に現れ得る測定の誤差(アーティファクト)を回避することを可能にする。
自動変位手段は、評価すべき材料及び基準材料の湾曲表面のポイントの全て又は一部に到達することができるように適合されかつ位置する固定支持体1005に配置され得る。支持体はまた、可動支持体であり得る。同様に、評価すべき材料及び基準材料は、固定支持体1004に配置され得る。支持体1004は可動性であってもよい。このようなものは、例えば、前記材料を搬送するコンベアであって、本発明の方法による幾何学的な偏差の測定にかかる時間の間、一時的に固定化されるコンベアの場合である。
いくつかの用途では、材料の湾曲表面のレリーフ又は曲率に関する要求される特性又は許容可能な公差は変化し得る。例えば、輸送車両に適用されるグレージングの場合、車両の骨格に固定されることが意図されるグレージングの領域における曲率又はレリーフに関する許容される公差は、車両の運転手のための視界領域として機能することを意図した領域のものとは異なる可能性がある。
この趣旨で、本発明による方法の一実施形態では、前記方法は、工程(c)の後に、選択された測定ポイントにおいて、工程(c)の間に計算された差の値と、前記ポイントの各々で予め規定された公差の値とを比較する工程(d)をさらに含むことができる。選択された測定ポイントはまた、同様に、軌道に沿ったいくつかのポイント、軌道を形成するポイントの集合とすることができ、また、前記軌道の外側の測定ポイントを含むことができる。
一例として、図2は、平面図における、基準材料又は評価材料1001の湾曲表面1001aを表している。この表面には、本発明による方法で、湾曲表面1001aのレリーフ高さ又は曲率のプロファイルを測定するように構成及び移動することが可能な軌道2001の例が表されている。測定ポイント2002、2003は、軌道2001の上又は外側で選択することができる。この図は、材料の種類及びその使用に応じて軌道1001b及び測定ポイントを適合させ、そのレリーフ値又は曲率値を、これらのポイントの各々について規定された公差と比較することを可能にするという点で、本発明の方法の順応性を例示する。
最近では、自動変位手段1003及び非接触検出手段1002の大部分は、それらを操作するために命令を処理することができる計算手段を含むコンピュータシステムを使用して制御及びインターフェースされている。このようなシステムが使用される場合、湾曲表面1001aのレリーフ又は曲率のプロファイルが測定される軌道1001bは、有利には、基準の湾曲表面のデジタルモデルを用いて規定され得る。このようなモデルは、例えば、コンピュータ支援設計ソフトウェアを使用して作成することができる。
本発明による方法は、レリーフ高さ又は曲率の測定が行われる軌道1001bのポイントの空間座標の使用を伴う。これらの座標は、材料の湾曲表面1001aに沿って、又は、自動変位手段及び非接触検出手段によって形成されたアセンブリの基準の基準フレーム内で移動し得る軌道1001bの空間内に位置する基準の基準座標系に従って規定され得る。自動変位手段1003及び非接触検出手段1002によって形成されたアセンブリの基準の基準フレームは、一般に、自動変位手段1003の基準の基準フレームである。
一般に、自動変位手段1003は、規定された軌道1001bに従ってこれらの自動手段を変位させるために、指示が伝達される1つ又は複数の制御装置を使用して制御される。次いで、この軌道1001bの空間座標は、自動変位手段1003に特有の基準の基準フレームにおいてしばしば規定される。現在、実際には、特に生産現場において、湾曲表面1001aのレリーフ高さ又は曲率の測定が行われる軌道1001bの空間座標が、生産現場のもの又は製造方法若しくは製造装置のもののような、別の、基準の外部基準フレームで規定される。したがって、これらの特定の場合には、前記アセンブリが正しい軌道1001bに沿って移動し、この移動が再現可能であることを確実にするために、自動変位手段1003及び非接触検出手段1002によって形成されたアセンブリの変位を、基準の外部基準フレーム内で較正することが有利である。
この趣旨で、本発明の方法は、工程(a)の前に、工程(a)において移動し得る軌道の空間における、自動変位手段1003及び非接触検出手段1002によって形成されたアセンブリの空間位置の再現性を較正する工程(a’)をさらに含むことが有利であり得、前記工程(a’)は、以下のサブ工程を含む:
(a’1)工程(a)において移動し得る軌道1001bを含む空間における、基準の第1の基準フレームにおける既知の空間座標の較正の複数のポイントを規定する工程;
(a’2)自動変位手段1003及び非接触検出手段1002によって形成された前記アセンブリの基準の基準フレーム内の前記較正ポイントの空間座標を、自動変位手段1003及び非接触検出手段1002によって形成されたアセンブリによって取得する工程;
(a’3)前記工程(a’1)で得られた空間座標と、前記工程(a’2)で得られた空間座標との間の統計的相関関数を、コンピュータで実行して計算する工程;
(a’4)自動変位手段及び非接触検出手段によって形成された前記アセンブリの動きを制御するための装置内に統計的相関関数を実装する工程。
統計的相関関数は、線形回帰関数又は多線形回帰関数であり得る。それはまた、統計的学習アルゴリズムを用いて計算することもできる。特に、統計的相関関数の計算は、最小二乗回帰法を用いて行われる。
本発明による方法は、連続的な材料製造方法に組み込むことができる。次いで、本方法の工程(b)及び(c)を、材料の湾曲表面で連続的かつ継続的に実行することができる。図3は、本発明の方法が組み込まれている製造ラインの一例を表す。ライン3000は、コンベア3001を備え、その上に、生産方法(示されていない)から生じるガラスシート3002が搬送される。湾曲表面を有するガラスシート3002は、把持手段を有する第1の自動装置3003に移り、ガラスシート3002aを固定支持体3004に移動する。非接触検出手段が固定された自動変位手段を備えるシステム3005は、本発明の方法を実行する。規定された軌道に沿った選択された測定ポイントにおいて、基準ガラスシートの湾曲表面のレリーフ高さ又は曲率のプロファイルの測定が、前もって行われている。
ガラスシート3002aの湾曲表面と、基準ガラスシートの湾曲表面との間の幾何学的レリーフ又は曲率の偏差が、求められる基準を満たさない場合、ガラスシート3002aは、その目的のために設けられた支持体3006上で格下げ又はスクラップされる。もしそれらが満足できるものであれば、ガラスシート3002aは、その目的のために、例えば、顧客に輸送されるように備えて設けられた支持体(示されていない)に保持されかつ積み重ねられる。コンベア3001によって運ばれてきた各ガラスシート3002は、このようにして連続的に処理される。
本発明による方法では、評価すべき材料及び基準材料、ひいてはそれらのそれぞれの湾曲表面は、水平に、又は特定の傾斜をもって配置される。図4は、グレージング1001が傾斜している本発明の方法の模式図である。
特に、評価材料1001及び基準材料1001の湾曲表面1001bは、それらの使用中に提供され得るものに対応する傾斜の角度に応じて空間的に方向づけることができる。このような配置は、例えば、材料の機械的変形、及びその使用条件において潜在的に生じ得るその湾曲表面の機械的変形を考慮することを可能にし得る。
一例として、輸送車両のウィンドシールドのような鉱物ガラスの積層グレージングは、一般に、車両に水平に配置されるのではなく、垂直方向に対して特定の傾斜を有している。また、このグレージングは、一般に、その周辺部によって車両のフレームに固定される。このような構成は、とりわけそれが大きなサイズでかなり薄い場合、その表面の曲率の変形を生じさせる可能性が高い。本発明の方法は、幾何学的な偏差の測定において、その使用に対応する傾斜角に応じた空間的配向に従ってグレージングを配置することによって、この曲率の変形を考慮に入れることを可能にし得る。また、車両の骨格に固定するこれらの条件を模擬した支持体にそれを配置することも可能である。
非接触検出手段1002は、クロマティック共焦点センサーとすることができる。クロマティック共焦点センサーの動作は、電磁ビームの出力目的物に対する距離の関数として、電磁ビームを異なる波長に分割することに依存する。それらは、高い横方向の分解能で表面のレリーフの高さを測定することを可能にする。クロマティック共焦点センサー、特にデジタルクロマティック共焦点センサーの使用は、このタイプのセンサーが、高い変位速度を有することができる自動変位手段と互換性のある取得周波数及び分解能を有する非接触測定を可能にする点で有利であり得る。このタイプのセンサーは、操作するために反射性の表面又は不透明な表面を必要とする光学センサーでは不十分である、鉱物ガラスのシートなどの透明材料にも特に適している。
自動変位手段1003は、6つの自由度を備えた関節式自動アームとすることができる。このようなアームの使用は、湾曲表面に沿った軌道の移動の再現性を確保し、特に高曲率の領域において、湾曲表面に対する検出手段の高さの変化量を制限するという利点を有する。
本発明の方法は、評価すべき複数の透明材料1001の湾曲表面1001aと、基準透明材料1001の湾曲表面1001aとの間のレリーフ又は曲率の偏差の測定に特に適している。より具体的には、製造を残したガラスシート、又は、例えば曲げ加工などによる、その成形後のガラスシートの湾曲表面の品質検査に適している。この趣旨で、基準材料及び評価材料は、それぞれ、基準ガラスシート及び評価ガラスシートとすることができる。また、基準ガラスシート及び評価ガラスシートは、それぞれ、輸送手段のための基準グレージング及び同じ輸送手段のための評価グレージングのガラスシートを形成する可能性があり得る。
図5に示される一実施形態では、本発明の方法は、第2の非接触検出手段(示されていない)が固定される第2の自動変位手段5001を備える第2のアセンブリを含む。この第2のアセンブリは、本発明の方法の工程(a)及び(b)の実行において、第1の自動変位手段1003及び第1の非接触検出手段1002を備える第1のアセンブリと同時に動作することができる。第1の利点は、本発明の方法をより迅速に実行することである。第2の利点は、単一の自動変位手段が不適切であり得る大きな寸法の湾曲表面1001aの幾何学的レリーフ又は曲率の偏差を測定することが可能であることである。第3の利点は、第1及び第2のアセンブリが、空間的な大きさを低減することができるので、スペースがほとんどない場所に適合し得ることである。
本発明による方法を実行するためのシステムもまた、本発明の主題である。本システムは、評価すべき複数の材料1001の湾曲表面1001aと、基準材料1001の湾曲表面1001aとの間の幾何学的レリーフ又は曲率の偏差を測定するための自動システムであり、前記システムは、
- 湾曲表面1001aに沿って規定された少なくとも1つの軌道1001bに沿って移動するように適合された少なくとも1つの自動変位手段1003、及び
- 湾曲表面1001aのレリーフ高さ又は曲率を測定するように適合され、自動変位手段1003に配置され、かつ、当該自動変位手段1003の動きと同期する、少なくとも1つの非接触検出手段1002;
によって形成されたアセンブリを含み、
前記システムは、以下のように構成されている:
- 規定された軌道1001bに沿った選択された測定ポイントにおいて、基準材料1001の湾曲表面1001aのレリーフ高さ又は曲率のプロファイルを測定する、及び
- 同一の軌道1001bに沿った同一の選択された測定ポイントにおいて、自動変位手段1003による前記軌道1001bに沿った同じ移動条件で、かつ、基準材料1001の湾曲表面1001aについてのものと同じ測定ポイントにおける非接触検出手段1002による同一の取得角度に従って、評価すべき各材料1001の湾曲表面1001aのレリーフ高さ又は曲率のプロファイルを測定する。
本発明によるシステムは、選択されたポイントにおいて、各評価材料1001の湾曲表面1001aのレリーフ高さ又は曲率のプロファイルと、基準材料1001の湾曲表面1001aのレリーフ高さ又は曲率のプロファイルとの間の差を計算するように構成された計算ユニットをさらに含むことができる。
非接触検出手段1002は、固定手段を用いて自動変位手段2003に固定される。任意の適当な固定手段を使用することができる。好ましくは、固定手段は、非接触式センサーの加熱に関連する熱を放出することを可能にする熱伝導性を有することができる。このような加熱は、特に電子的検出手段である場合には、その信号を乱す電子的ノイズの出現を通して、その動作を実際に中断する可能性が高い。このような加熱は、例えば、非接触検出手段を長期間使用することによって引き起こされる可能性がある。固定手段は、有利には、100W.K-1.m.-1超、好ましくは200W.K-1.m.-1超の熱伝導率を有することができる。固定手段に適した材料の一例はアルミニウムである。
自動変位手段1003は、6つの自由度を備えた関節式自動アームとすることができる。このような関節アームの使用は、湾曲表面の任意のタイプ及び任意の程度の曲率に適合するのに十分に柔軟であるという点で有利である。湾曲表面に対する非接触検出手段の位置決めが簡略化される。
先に示したように、非接触検出手段は、有利には、クロマティック共焦点センサーであり得る。
それらの使用中に提供され得るものに対応する傾斜角に従って湾曲表面の空間的配向を可能にするために、システムは、有利には、評価材料及び基準材料のための支持体をさらに含むことができ、評価材料及び基準材料の湾曲表面は、それらの使用中に提供され得るものに対応する傾斜角に従って空間的に配向される。
本発明による方法及びシステムは、以下の利点を提供する:
- それらは、任意の機械的表面歪みに敏感な材料の湾曲表面のレリーフ又は曲率の品質を検査するために使用することができ;
- それらは、連続的な製造ライン、設計ライン又はアセンブリラインに組み込むことができ;
- 評価すべき複数の材料の湾曲表面のレリーフ又は曲率の品質の検査は、自動化され、軌道全体に沿って、又はこの軌道の特定の規定されたポイントで全て行うことができ;
- レリーフ又は曲率の品質が検査される軌道は、材料の種類及びそれらの使用に従って適合させることができ;
- 湾曲表面のレリーフ又は曲率の品質の検査を行うために、先行技術に記載されたもののようなテンプレートは必要とせず;
- 湾曲表面の劣化及び/又は汚染のリスクが排除される。

Claims (17)

  1. 評価すべき複数の材料(1001)の湾曲表面(1001a)と、基準材料(1001)の湾曲表面との間の幾何学的な曲率の偏差を測定するための自動化された方法であって、以下の工程を含む、方法:
    (a)規定された軌道(1001b)に沿った選択された測定ポイントにおいて、非接触検出手段(1002)を用いて、前記基準材料(1001)の前記湾曲表面(1001a)の曲率のプロファイルを測定する工程であって、前記非接触検出手段(1002)は、該非接触検出手段(1002)によるレリーフ高さの測定に同期して前記軌道に沿って移動する自動変位手段(1003)に配置されている、工程;
    (b)同一の軌道(1001b)に沿った同一の選択された測定ポイントにおいて、前記自動変位手段(1003)による前記軌道(1001b)に沿った同じ移動条件で、かつ、前記工程(a)の間の前記基準材料(1001)の前記湾曲表面(1001a)についてのものと同じ測定ポイントにおける前記非接触検出手段(1002)による同一の取得角度に従って、評価すべき各材料(1001)の前記湾曲表面(1001a)の曲率のプロファイルを測定する工程;
    (c)前記選択されたポイントにおいて、前記工程(b)で得られた評価すべき各材料(1001)の前記湾曲表面(1001a)の曲率のプロファイルと、前記工程(a)で得られた前記基準材料(1001)の前記湾曲表面(1001a)のレリーフ高さ又は曲率のプロファイルとの差を、コンピュータで実行して計算する工程。
  2. 前記工程(c)の後に、選択された測定ポイントにおいて、前記工程(c)の間に計算された差の値と、前記ポイントの各々で予め規定された公差の値とを比較する工程(d)をさらに含む、請求項1に記載の、評価すべき複数の材料(1001)の湾曲表面(1001a)と、基準材料(1001)の湾曲表面(1001a)との間の幾何学的な曲率の偏差を測定するための前記自動化された方法。
  3. 前記工程(a)の前に、前記工程(a)において移動し得る軌道(1001a)の空間における、前記自動変位手段(1003)及び前記非接触検出手段(1002)によって形成されたアセンブリの空間位置の再現性を較正する工程(a’)をさらに含み、前記工程(a’)は、以下のサブ工程を含む、請求項1及び2のいずれか一項に記載の、評価すべき複数の材料(1001)の湾曲表面(1001a)と、基準材料(1001)の湾曲表面(1001a)との間の幾何学的な曲率の偏差を測定するための前記自動化された方法:
    (a’1)前記工程(a)において移動し得る前記軌道(1001a)の空間における、基準の第1の基準フレームにおける既知の空間座標の較正の複数のポイントを規定する工程;
    (a’2)前記自動変位手段(1003)及び前記非接触検出手段(1002)によって形成された前記アセンブリの基準の前記基準フレーム内の前記較正ポイントの前記空間座標を、前記自動変位手段(1003)及び前記非接触検出手段(1002)によって形成された前記アセンブリによって取得する工程;
    (a’3)前記工程(a’1)で得られた前記空間座標と、前記工程(a’2)で得られた前記空間座標との間の統計的相関関数を、コンピュータで実行して計算する工程;
    (a’4)前記自動変位手段(1003)及び前記非接触検出手段(1002)によって形成された前記アセンブリの動きを制御するための装置内に前記統計的相関関数を実装する工程。
  4. 統計的相関関数の前記計算は、最小二乗回帰法を用いて行われる、請求項3に記載の、評価すべき複数の材料(1001)の湾曲表面(1001a)と、基準材料(1001)の湾曲表面(1001a)との間の幾何学的な曲率の偏差を測定するための前記自動化された方法。
  5. 前記工程(b)及び(c)を、前記材料の前記湾曲表面で連続的かつ継続的に実行する、請求項1~4のいずれか一項に記載の、評価すべき複数の材料(1001)の湾曲表面(1001a)と、基準材料(1001)の湾曲表面(1001a)との間の幾何学的レリーフ又は曲率の偏差を測定するための前記自動化された方法。
  6. 前記軌道(1001b)は、前記基準の湾曲表面のデジタルモデルを用いて規定される、請求項1~5のいずれか一項に記載の、評価すべき複数の材料(1001)の湾曲表面(1001a)と、基準材料(1001)の湾曲表面(1001a)との間の幾何学的な曲率の偏差を測定するための前記自動化された方法。
  7. 前記評価材料(1001)及び前記基準材料(1001)の前記湾曲表面(1001a)は、それらの使用中に提供され得るものに対応する傾斜の角度に応じて空間的に方向づけられる、請求項1~6のいずれか一項に記載の、評価すべき複数の材料(1001)の湾曲表面(1001a)と、基準材料(1001)の湾曲表面(1001a)との間の幾何学的な曲率の偏差を測定するための前記自動化された方法。
  8. 前記非接触検出手段(1002)は、クロマティック共焦点センサーである、請求項1~7のいずれか一項に記載の、評価すべき複数の材料(1001)の湾曲表面(1001a)と、基準材料(1001)の湾曲表面(1001a)との間の幾何学的な曲率の偏差を測定するための前記自動化された方法。
  9. 前記自動変位手段(1003)は、6つの自由度を備えた関節式自動アームである、請求項1~8のいずれか一項に記載の、評価すべき複数の材料(1001)の湾曲表面(1001a)と、基準材料(1001)の湾曲表面(1001a)との間の幾何学的な曲率の偏差を測定するための前記自動化された方法。
  10. 前記基準材料(1001)及び前記評価材料(1001)は、それぞれ、基準ガラスシート及び評価ガラスシートである、請求項1~9のいずれか一項に記載の、評価すべき複数の材料(1001)の湾曲表面(1001a)と、基準材料(1001)の湾曲表面(1001a)との間の幾何学的な曲率の偏差を測定するための前記自動化された方法。
  11. 前記基準ガラスシート及び前記評価ガラスシートは、それぞれ、輸送手段のための基準グレージング及び同じ輸送手段のための評価グレージングのガラスシートを形成し得る、請求項10に記載の、評価すべき複数の材料(1001)の湾曲表面(1001a)と、基準材料(1001)の湾曲表面(1001a)との間の幾何学的な曲率の偏差を測定するための前記自動化された方法。
  12. 評価すべき複数の材料(1001)の湾曲表面(1001a)と、基準材料(1001)の湾曲表面(1001a)との間の幾何学的な曲率の偏差を測定するための自動システムであって、以下によって形成されたアセンブリを含む、システム:
    - 湾曲表面(1001a)に沿って規定された少なくとも1つの軌道(1001b)に沿って移動するように適合された少なくとも1つの自動変位手段(1003)、及び
    - 湾曲表面(1001a)のレリーフ高さ又は曲率を測定するように適合され、前記自動変位手段(1003)に配置され、かつ、当該自動変位手段(1003)の動きと同期する、少なくとも1つの非接触検出手段(1002);
    前記システムは、以下のように構成されている:
    - 規定された軌道(1001b)に沿った選択された測定ポイントにおいて、前記基準材料の前記湾曲表面(1001)のレリーフ高さ又は曲率のプロファイルを測定する、及び
    - 同一の軌道(1001b)に沿った同一の選択された測定ポイントにおいて、前記自動変位手段(1003)による前記軌道(1001b)に沿った同じ移動条件で、かつ、前記基準材料(1001)の前記湾曲表面(1001a)についてのものと同じ測定ポイントにおける前記非接触検出手段(1002)による同一の取得角度に従って、評価すべき各材料(1001)の前記湾曲表面(1001a)のレリーフ高さ又は曲率のプロファイルを測定する。
  13. 前記選択されたポイントにおいて、各評価材料(1001)の前記湾曲表面(1001a)のレリーフ高さ又は曲率のプロファイルと、前記基準材料の前記湾曲表面(1001a)のレリーフ高さ又は曲率のプロファイルとの間の差を計算するように構成された計算ユニットをさらに含む、請求項12に記載の、評価すべき複数の材料(1001)の湾曲表面(1001a)と、基準材料(1001)の湾曲表面(1001a)との間の幾何学的な曲率の偏差を測定するための前記自動システム。
  14. 前記非接触検出手段(1002)は、100W.K-1.m.-1超、好ましくは200W.K-1.m.-1超の熱伝導率を有する固定手段を用いて前記自動変位手段(1003)に配置される、請求項12及び13のいずれか一項に記載の、評価すべき複数の材料(1001)の湾曲表面(1001a)と、基準材料(1001)の湾曲表面(1001a)との間の幾何学的な曲率の偏差を測定するための前記自動システム。
  15. 前記自動変位手段(1003)は、6つの自由度を備えた関節式自動アームである、請求項12~14のいずれか一項に記載の、評価すべき複数の材料(1002)の湾曲表面(1001a)と、基準材料(1001)の湾曲表面(1001a)との間の幾何学的な曲率の偏差を測定するための前記自動システム。
  16. 前記非接触検出手段(1002)は、クロマティック共焦点センサーである、請求項12~15のいずれか一項に記載の、評価すべき複数の材料(1001)の湾曲表面(1001a)と、基準材料(1001)の湾曲表面(1001a)との間の幾何学的曲率の偏差を測定するための前記自動システム。
  17. 前記評価材料(1001)及び基準材料(1001)のための支持体をさらに含み、前記評価材料(1001)及び前記基準材料(1001)の前記湾曲表面(1001a)が、それらの使用中に提供され得るものに対応する傾斜角に従って空間的に配向される、請求項12~16のいずれか一項に記載の、評価すべき複数の材料(1001)の湾曲表面(1001a)と、基準材料(1001)の湾曲表面(1001a)との間の幾何学的レリーフ又は曲率の偏差を測定するための前記自動システム。
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