JP2022503848A - 新無線のアンライセンススペクトルにおけるサブバンドオペレーション - Google Patents

新無線のアンライセンススペクトルにおけるサブバンドオペレーション Download PDF

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Abstract

Figure 2022503848000001
サブバンド(SB)インジケーションとリッスンビフォートーク(LBT)結果を使用して、無線端末や基地局などのデバイス間の通信を調整することができる。例えば、無線端末は、基地局のSB構成およびLBT結果の少なくとも一方を含むSBインジケーション、および再マッピングされたコントロールリソースセット(CORESET)などの他の情報を受信することができる。同様に、端末は、PRBが保護帯域と重複するかどうかに少なくとも部分的に基づいて、物理リソースブロック(PRB)が無効であると判定することができる。端末は、受信したSBインジケーションに基づいて自身の探索および送信を調整し、基地局に端末のLBT結果を提供するように構成され得る。

Description

無線端末や基地局などのデバイス間の通信を調整するために、サブバンド(SB)インジケーションおよびリッスンビフォートーク(LBT)結果が使用され得る。例えば、ユーザ端末(UE)などの無線端末デバイスは、基地局のSB構成やLBT結果を含むSBインジケーションを受信した後、そのような情報を様々な方法で使用することができる。
例えば、UEは、再マッピングされたコントロールリソースセット(CORESET)を基地局から受信することができる。同様に、UEは、CORESET内の物理リソースブロック(PRB)のグループに属するPRBが保護帯域と重複するかどうかに基づいて、PRBが無効であると判定することができる。同様に、UEは、PRBが保護帯域と重複するかどうかに基づいて、PRBのグループが無効であると判定することができる。さらに、装置は、無効なPRBが物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)を運ばないと想定することができる。
装置は、ランダムアクセスチャネル(RACH)手順におけるMSG3の送信のための送信機会を選択するように構成されることができ、そのような送信機会は、周波数領域、時間領域、またはその両方において分離される。例えば、送信機会は、ランダムアクセス応答(RAR)に基づいて選択可能であり、RARは、MSG3のサブバンドまたは帯域幅パート(BWP)を示す。保護帯域に対してシフトを適用することにより、複数の送信機会を推測することができる。機会は、1つ以上のMSG2メッセージによって提供される複数のMSG3送信機会の中から、ランダムに選択することによるか、または装置の識別子(Identifier:ID)に基づいて決定され得る。
同様に、RACH MSG3の送信機会は、時間領域で選択され得る。例えば、送信機会は、ランダムアクセス応答(RAR)に基づいて選択され得る。
装置は、RACH手順のMSG3のLBTタイプのインジケーションを受信することができる。例えば、LBTタイプは、ランダムアクセス応答(RAR)をスケジュールする下りリンク制御情報(DCI)の中、またはRAR自体の中で示され得る。
装置は、利用可能なLBTサブバンドと利用不可能なLBTサブバンドの境界を通過するチャネル状態情報参照信号(Channel State Information Reference Signal:CSI-RS)について、CSI-RSサブバンドが完全に省かれるか、部分的に省かれるか、利用可能なサブバンド以内に収まるかを判定することができる。利用不可能なサブバンドは、例えば、基地局のLBT結果に基づいて利用できないことが示される保護帯域またはLBTサブバンドであり得る。
装置は、例えば、基地局がチャネルの取得に成功するよりも前に属する、CSI-RSを運ぶ1つ以上の直交周波数分割多重方式(OFDM)シンボルを省くことによって、またはCSI-RSを運ぶ1つ以上のOFDMシンボルを、基地局がいつチャネルの取得に成功したかに少なくとも部分的に基づいてシフトすることによって、CSI-RSの想定を調整することができる。
端末装置は、基地局に支援情報を提供することができ、支援情報は、装置のLBT結果に関係する。その後、装置は、例えば、調整されたSBインジケーションを基地局から受信することができる。1つ以上のSBインジケーションおよび支援情報は、最大チャネル占有時間(MCOT)の第1の部分の期間中に、装置と基地局との間で交換され得る。例えば、調整されたSBインジケーションは、MCOTの第2の部分の期間中に受信される。支援情報は、1つ以上の好適下りリンク(DL)サブバンドを含み得る。
SBインジケーションは、グループ通信で運ばれ得、例えば、1つ以上のSBインジケーションがグループ識別子を含む。
さらに、装置は、利用可能なサブバンドに少なくとも部分的に基づいて探索空間を調整し得る。
本概要は、以下の詳細な説明でさらに記述される概念の選択を簡略化された形式で紹介するために提供される。本概要は、特許請求される主題の主要な特徴または本質的な特徴を特定することを意図しておらず、特許請求された主題の範囲を制限するために使用されることも意図されていない。さらに、特許請求された主題は、本開示の任意の部分に記載された不利点のいずれかまたはすべてを解決する制限に限定されない。
添付の図面と共に例として示される以下の説明から、より詳細な理解を得ることができる。
図1は、帯域幅適応の例を示す。 図2Aおよび2Bは、例示的なランダムアクセス手順のコールフローを示す。 図3Aおよび3Bは、複数のサブバンドを有する例示的な帯域幅パートを示し、(A)では各サブバンドは等しい帯域幅を有し、(B)では各サブバンドは異なる帯域幅を有する。 図4Aおよび4Bは、2つの解決策カテゴリー間の違いの例を示す。図4Aは、LBTに依存しないサブバンド構成の例を示し、図4Bは、LBTに依存するサブバンド構成解決策の例を示す。 図5は、RRC+MAC-CEを使用してSBを半静的に構築する例を示す。 図6は、SB非アクティブタイマーを用いて構成されたときのUEの挙動の例を示す。 図7は、シグナリングサブバンド(SB)構成の例を示す。 図8は、他の利用可能なSBを介してSB-bitmapをシグナリングすることによって利用不可能なSBを示す例を示す。 図9は、RRCまたはRRC+MAC-CEによって提供されるサブバンド構成のうちの1つを選択するためのアクティブ化DCIを示す。 図10Aから10Eは、SB2が使用不可能であるため構成済みのCORESETの再マッピングが可能な異なる組み合わせの例を示す。 図11は、UEおよびgNBが、利用可能なサブバンドに基づいてCORESETの構成を調整するための例示的な手順のフローチャートである。 図12は、サブバンドLBTの結果に基づいて時間とともに進化するCORESET_xの例示的な構成を示す。 図13は、CORESETが単一のサブバンドを全面的に割り当てられている場合に、CORESETの周波数領域リソースを再マッピングする例を示す。 図14は、CORESETの周波数領域リソースを再マッピングする別の例を示す。 図15は、利用可能なサブバンドに基づいて、事前に規定された再マッピング規則および静的/半静的再マッピング構成を使用して、CORESETの構成を調整するための、UEおよびgNBの例示的な手順のフローチャートである。 図16は、複数のRARを構成する例であり、それぞれが特定のBWPに関連付けられている。 図17は、メッセージ3のためのリソースを生じさせる例を示す。 図18は、gNB側とUE側の両方で利用可能なサブバンド上でgNBおよびUEが動作し得るTDDにおける例の、時間とスペクトルの図である。 図19は、gNB側とUE側の両方において利用可能な単一または複数のサブバンドに対応するDLサブバンドおよびULサブバンドの上でgNBおよびUEが動作し得るTDDにおける例の、時間とスペクトルの図である。 図20は、DLサブバンドおよびULサブバンドが異なる周波数帯域を占めるFDDにおける例の、時間とスペクトルの図である。 図21は、UE支援サブバンドスイッチングの例を示すタイミング図である。 図22Aおよび22Bは、UE支援サブバンドスイッチングのシグナリングのための例示的な手順のコールフロー図である。 図23は、例示的なチャネル取得要求の時間とスペクトルの図である。 図24は、ULリソースを提供し、かつ、利用可能なDLサブバンドを示すgNBの例を示すタイミング図である。 図25は、DLサブバンドの利用可能性を示すための1対1の非競合ランダムアクセス(Contention Free Random Access:CFRA)送信の例の、時間とスペクトルの図である。 図26は、UE側で利用可能なDLサブバンドをSRSを使用して示す例の、時間とスペクトルの図である。 図27Aは、本明細書で説明および特許請求される方法および装置を具現化し得る例示的な通信システム100を示す。 図27Bは、本明細書に示す実施形態に従って無線通信用に構成された例示的な装置またはデバイスのブロック図である。 図27Cは、無線アクセスネットワークおよびコアネットワークの例のシステム図である。 図27Dは、無線アクセスネットワークおよびコアネットワークの別の例のシステム図である。 図27Eは、無線アクセスネットワークおよびコアネットワークの第3の例のシステム図である。 図27Fは、図18A、18C、18D、および18Eに示す通信ネットワークの1つ以上の装置を具現化することができる例示的なコンピューティングシステムのブロック図である。 図27Gは、本明細書で説明および特許請求される方法および装置を具現化し得る例示的な通信システム111を示す。 図28は、LBTサブバンド境界と交差するセル固有参照信号(Cell-Specific Reference Signal:CSRS)-SBの例を示す。 図29は、省かれる利用可能なLBTサブバンドに対して全面的または部分的に外側にあるCSRS-SBの例を示す。 図30Aは、利用可能および利用不可能なLBTサブバンドと重複する、縮小するCSRS-SBの例を示す。 図30Bは、利用可能なLBTサブバンド内の測定を制限する例を示す。 図31は、保護帯域と全面的または部分的に重複するCSRS-SBを省く例を示す。 図32は、利用可能なLBTサブバンドおよび保護帯域と重複する、縮小するCSRS-SBの例を示す。 図33は、最初および最後のCSRS-SBのサイズを計算する例を示す。 図34は、gNBがチャネルの取得に成功するよりも前に属するOFDMシンボル内のCSI-RSを省く例を示す。 図35は、CSI-RSを運ぶOFDMシンボルをシフトする例を示す。 図36は、UEの様々なグループのために利用可能なLBTサブバンドを示すグループ共通PDCCH(Group Common PDCCH:GC-PDCCH)ビットフィールドの例を示す。 図37は、利用可能なLBTサブバンドおよびグループIDを示すGC-PDCCHビットフィールドの例を示す。 図38は、保護帯域を構成する例を示す。 図39は、MSG2とMSG3の間の時間ギャップに基づいてチャネルアクセス手順タイプを推測するUEの例を示す。
本明細書で使用されるいくつかの頭字語を付録の表1に記載する。
「手順」という用語は、一般に、特定の目的を達成するための動作を実行する方法を指す。「手順」という用語は、マシンツーマシン(Machine-To-Machine:M2M)およびモノのインターネット(Internet-of-Things:IoT)アプリケーションのコンテキストにおける「方法」という用語の特別な意味との混同を避けるために、「方法」の代わりに使用される。手順に関して説明されるステップはオプションであることが多く、様々な方法および様々な順序で実行される可能性がある。したがって、本明細書では、「手順」という用語は、固定的なセットおよび一連のステップを指すものとして解釈されるべきではなく、むしろ、様々な方法で適合され得る結果を達成するための一般的な方法論を指すものとして解釈されるべきである。
(NRにおけるアンライセンススペクトル)
ミリ波には、6GHz未満の周波数帯域で動作することによって達成されるよりも高いデータレートを達成するためにさらに利用可能な、広範囲のアンライセンススペクトルが存在する。NRアンライセンスに関する以前の調査項目(Study Item :SI)および現在の作業項目(Work Item:WI)では、NR-Uと、例えばWiFiデバイス、LTEベースのLAAデバイス、他のNR-Uデバイスなどのアンライセンスで動作する他の技術との共存を強化し、規制要件を満たすための手順が、スループットおよび待ち時間の点でNR-Uデバイスを大幅に劣化させることなく、広範囲にわたって検討および規定されるであろう。
(NR帯域幅適応)
帯域幅適応(BA)によれば、UEの受信および送信帯域幅は、セルの帯域幅と同程度に大きくする必要はなく、調整可能である。すなわち、幅を変更するように(例えば、電力を節約するために低活動の期間に縮小するように)指示することができ、位置は周波数領域で(例えば、スケジューリングの柔軟性を高めるために)移動することができ、そしてサブキャリアの間隔を(例えば、異なるサービスを可能にするために)変更するように指示することができる。セルの合計セル帯域幅のサブセットは帯域幅パート(BWP)と呼ばれ、UEをBWPで構成し、構成されたBWPのうちのどれが現在アクティブであるかをUEに知らせることによってBAが実現される。サービングセルは、最大4つのBWPで構成することができ、アクティブ化されたサービングセルの場合、任意の時点で常に1つのアクティブなBWPが存在する。
図1は、3つの異なるBWPが構成されるシナリオを説明している。
・幅40MHz、サブキャリア間隔15kHzのBWP1。
・幅10MHz、サブキャリア間隔15kHzのBWP2。
・幅20MHz、サブキャリア間隔60kHzのBWP3。
(NRランダムアクセス手順)
ランダムアクセス手順は、例えば、3GPP TS38.300、NR、NRおよびNG-RAN概説、ステージ2(リリース15)、V15.0.0(3GPP TS 38.300, NR; NR and NG-RAN Overall Description; Stage 2 (Release 15), V15.0.0)および3GPP TS38.213、制御のための物理層手順(リリース15)、V15.1.0(3GPP TS 38.213, Physical layer procedures for control (Release 15), V15.1.0)に記載されているように、いくつかのイベントによってトリガーされる。
・RRCアイドル(RRC_IDLE)からの初期アクセス。
・RRC接続の再確立手順。
・ハンドオーバ。
・UL同期状態が「非同期」であるときの、RRC接続(RRC_CONNECTED)中のDLまたはULデータ着信。
・RRC非アクティブ(RRC_INACTIVE)からの遷移。
・他のSIの要求。
・ビーム障害の回復。
さらに、ランダムアクセス手順は、図2に示すように、競合ベースおよび競合のない、2つの異なる形態をとる。通常のDL/UL送信は、ランダムアクセス手順の後に行うことができる。
補助上りリンク(Supplementary Uplink:SUL)で構成されたセルにおける初期アクセスの場合、UEは、DLの測定された品質がブロードキャストしきい値よりも低い場合にのみ、SULキャリアを選択する。ランダムアクセス手順のすべての上りリンク送信は、開始されると、選択されたキャリアに残る。
(課題の例)
(課題1:サブバンドの構成とLBT結果のインジケーション)
NR-Uでは、チャネルにアクセスする可能性を高め、リッスンビフォートーク(LBT)がBWPに割り当てられた周波数帯域全体で実行され、この帯域の一部のみが他のノードによって占有された場合に経験された可能性があるチャネルの利用不能に対処するために、帯域幅パート(BWP)よりも小さい周波数粒度、すなわちサブバンドで動作することが有益である。したがって、BWP内でサブバンドを構成するための効率的な手順を説明することは興味深いことである。さらに、UEが、様々なシグナリングとチャネルを監視する際の自身の動作を調整できるように、BWP内のサブバンド全体にわたってLBTの結果を示す手順を開発することが重要である。
(課題2:サブバンドベースのLBTを実施中のCORESETの構成)
NRでは、コントロールリソースセット(CORESET)は、CORESETの周波数リソースを含むBWPに対して定義されている。サブバンドベースのLBTを採用すると、CORESETの周波数領域リソースとサブバンドの間の相対的な位置によっては、さらなる課題が生じる。例えば、CORESETの周波数領域リソースをすべて含むサブバンドは利用できないが、同じBWP内の他のサブバンドは利用できる場合がある。さらに、複数のサブバンドにまたがる周波数領域リソースを持つ大規模なCORESETでは、それらのサブバンドの一部が利用不可能である場合、UEは、関連する下りリンク制御情報(DCI)の復号化に失敗する可能性が非常に高い。次に、CORESETを、その送信機会を増やすように構成する方法、および適切にCORESETを監視するためにそれらの構成をUEに示す方法について述べる。
(課題3:RACHおよびビーム障害回復(Beam Failure Recovery:BFR)のための上りリンクBWPスイッチング)
動的UL BWPスイッチングを可能にすることは、UEがチャネルにアクセスする可能性を高め、LBT障害によるチャネルの利用不能の影響を軽減するためにも有益である。この目的を達成するために、ランダムアクセス手順中またはビーム障害回復手順中のUL BWPスイッチングの課題に対処する必要がある。さらに、ランダムアクセス手順中またはビーム障害回復手順中のUL BWPスイッチングをサポートする、MSG3送信またはビーム障害回復要求(BFRQ)の送信のためのUEへのULリソース割り当ての課題に対処する必要がある。
(サブバンド構成およびインジケーション手順)
(サブバンド構成)
NR-Uでは、チャネルアクセスは、展開されたチャネル検知手順の結果に依存し、そのため、gNBまたはUEが信号およびチャネルの少なくとも一方を送信することになっているときに、チャネルを正常に取得したかどうかに不確実性が生じる。サブバンド動作は、特に、割り当てられた周波数帯域動作BWPのごく一部が他のノードによって占有され、残りが利用可能である場合に、チャネルが利用できないことによる悪影響の軽減に役立つ。サブバンド動作では、BWPは、例えば図3Aおよび図3Bにそれぞれ示すように、均等な帯域幅または不均等な帯域幅に分割され得る。サブバンドを採用することの本質は、gNBまたはUEがチャネルを取得できる可能性を高めるために、BWPよりも細かい周波数粒度で動作することである。
サブバンドを構成するために開発された解決策は、2つの主要なカテゴリーに含まれる。第1の解決策のセットでは、アクティブなDL BWP内のサブバンドのセットがUEに構成される。UEは、gNBにおけるLBT結果に基づいて、アクティブなDL BWP内で最初に構成されたサブバンドのセット内の利用可能なサブバンド(成功したLBTに関連付けられている)を監視する。UEは、この構成が更新されるまで、アクティブなDL BWP内の構成されたサブバンドのセットの外側にある他のサブバンドを監視できない。したがって、このカテゴリーの解決策を、LBTに依存しないサブバンド構成と呼ぶ。第2のカテゴリーにおいて、本明細書では、別の解決策のセットを提案する。そこでは、gNBは、gNBにおけるLBT結果に基づくサブバンド構成のセットのうち、アクティブなDL BWP内の利用可能なサブバンドのみを示し得る。したがって、アクティブなDL BWP内のサブバンドの特定のセットが利用可能であることが示されると、UEがそれらすべてを監視することが期待される。このカテゴリーの解決策を、LBTに依存するサブバンド構成と呼ぶ。2つのカテゴリーの主な違いは、前者の解決策のセットでは構成済みのサブバンドの一部がLBT障害のために利用できない可能性があるのに対し、後者の解決策のセットでは示されたすべてのサブバンドが常に利用可能であるということである。さらに、前者の解決策のセットでは、gNBは、一部のサブバンドが常に放棄されていることをUEに明示的に示すことができるが、後者の解決策のセットでは、そのようなインジケーションは、本文で説明するように、暗黙的に達成される。
両方の解決策カテゴリーに加えて採用され得る可能性のある別の解決策のセットは、UE支援サブバンド選択と呼ばれ、そこでは、UEは、好適下りリンクサブバンドを決定する際にgNBを支援する。そのような支援は、それらの一部がUEの観点からは利用不可能で、それらの選択されたサブバンドを示す場合に、UEが提供された下りリンクサブバンドをさらに絞り込む可能性がある隠れノードの問題を回避するために有益であり得る。さらに、時分割複信(TDD)または周波数分割複信(FDD)の動作において、UEは、下りリンクサブバンドがUEの観点から利用可能である(UEにおけるLBTが成功した)場合のみ、それらの下りリンクサブバンドを監視できる。代替的または追加的に、UEは、下りリンクサブバンドがUEの観点から利用可能であり(UEにおけるLBTが成功した)、LBTに成功しているULサブバンドが少なくとも1つある場合、それらの下りリンクサブバンドを監視できる。同様に、UEが利用可能なULサブバンドを持たない場合、下りリンクサブバンドが利用可能であっても、UEはそれらの下りリンクサブバンドを監視しない可能性がある。
図4は、2つの解決策カテゴリー間の主な違いを示す。図4Aでは、UEは、アクティブなDL BWP内にSB0、SB2、SB3を割り当てる、LBTに依存しないサブバンド構成を受信する。この場合、UEはこれらのサブバンドだけを監視する。それらのうちのいずれかが利用不可能の場合、gNBは利用できないサブバンドを示すことができ、UEは最初に構成されたもののうち利用可能なサブバンドだけを監視する。新しいサブバンドを監視するには、UEは、新しい構成を受信する必要がある。一方、図4Bは、第2のカテゴリーの解決策、例えば、LBTに依存するサブバンド構成の概要を示す。そこでは、gNBは、gNBにおいてLBTが成功するたびに、以後UEが監視できるサブバンドを示す。
図4は、2つの解決策のカテゴリー間の違いの概要図である。図4AはLBTに依存しないサブバンド構成を示し、図4BはLBTに依存するサブバンド構成解決策を示す。
(サブバンドの静的構成)
(LBTに依存しないサブバンド構成)
サブバンド(SB)が等しい帯域幅を有する場合、UEは、構成済みのBWPごとに、例えば、NumEqSBおよびBandwidthSBなどの上位層パラメータを介して、等しいSBの数および関連するSB帯域幅を用いて構成され得る。UEは、最小のサブバンドインデックスを有するSBが、サブバンドを含むBWP内の最下位の物理リソースブロック(PRB)を占有し、次のサブバンドインデックスが、漸増的に次のPRBのセットを占有すると想定することができる。SBのインデックスは、例えば図3Aに示すように、占有されているPRBに対して昇順で並べられる。
あるいは、本明細書では、SB情報要素(Information Element:IE)などの上位層構成メッセージを提案し、一例を付録の情報要素1に挙げる。これは、例えば、図3Bに示すように、不均等な帯域幅および不均一な周波数領域位置を用いて各SBを別々に構成するために使用され得る。各BWPは、複数の情報要素を介して構成された複数のSBから構成され得る。
付録の情報要素1、SB情報要素の例を参照されたい。
表2は、SB IEパラメータの説明を含む。
不連続サブバンドを適用可能であれば、それを許容するために、本明細書では、locationAndBandwidthの代わりに、frequencyDomainResources、RRCパラメータなどの上位層パラメータを介してそれらの周波数領域リソースを構成することを提案する。例えば、このパラメータは、45ビットサイズのビット列であってもよく、各ビットは、サブバンドを含むBWPに完全に含まれるPRB0から始まってグループ化された6つのPRBのグループに対応し得る。さらに、最上位ビットは、サブバンドが構成されているBWPに完全に含まれる最低周波数のグループに対応し得、後続の下位ビットがあれば、その各々は、サブバンドが構成されているBWPに完全に含まれるその次に低い周波数のグループに対応する。サブバンドが構成されているBWPに完全には含まれていないグループに対応するビットはゼロに設定される。さらに、パラメータfrequencyDomainResourcesは、BWPおよびそのサブバンドを含む実際のコンポーネントキャリアに対するものであり得る。
さらに、本明細書では、1回で複数のサブバンドを構成するために使用することができるSB-Listなどのコンパクトな上位層メッセージ、例えば、RRC IEを提案する。メッセージSB-Listは、上記のSB IEの複数のブロックから構成され得、それぞれが単一のサブバンドを構成する。
付録の情報要素例1、SB-List情報要素の例を参照されたい。
(LBTに依存するサブバンド構成)
本明細書では、この解決策では、上位層メッセージを使用して、BWPを持つ潜在的なサブバンドの構成のリストを用いてUEを構成することを提案する。すると、LBT結果に基づいて、1つの構成が選択される。提案されたメッセージは、構成ごとに、周波数領域リソース、サブキャリア間隔、サイクリックプレフィックスなどに関する情報を運び得る。例えば、表3は、様々な構成インデックスがサブバンドである方法を示す。構成インデックス0は、図3のSB0が占める周波数領域リソースと同じ周波数領域リソースを示し、構成のインデックス5は、同図のSB0およびSB3が占める周波数領域リソースと同じ周波数領域リソースを示す。
この目的を達成するために、例えば、上位層メッセージは、付録の情報要素3のように、BWP_SB_Configs、例えば、RRC IEと呼ばれ得る。パラメータSB-Config-Idは、表3のように構成のインデックスを表し、他のパラメータは上記のSB IEの場合と同様に定義される。
付録の情報要素例3の、BWP_SB_Config情報要素を参照されたい。
(SB半静的構成)
(LBTに依存しないサブバンド構成)
別の実施形態として、UEは、BWPごとに複数のSB構成を備えた、上位層、例えば、SB-ConfigListsなどのRRCメッセージによって構成され得る。例えば、SB-ConfigListsは複数のSB-List-Idを運び得る。次に、メディアアクセス制御要素(MAC-CE)メッセージを展開して、SB-ConfigLists内の適切なインデックスを選択することにより、特定の構成を半静的にアクティブ化することができる。例えば、図5は、UEがMAC-CEによってアクティブ化されるSBの上位層構成を受信することを示す。次に、UEは、SBを均等な帯域幅から不均等な帯域幅のSBに変更する別のアクティブ化MAC-CEを受信する。その後、別のMAC-CEは異なるSB構成を選択して、BWPを4つのSBではなく3つのSBに分割する。したがって、MAC-CEを使用して、最初に構成されたSBに対してSBを半静的に追加または削除することができる。
さらに、UEは、デフォルトのSB構成で構成され得る。それは、SB-ConfigLists中でインデックスが最も低いSB構成であるか、あるいは上位層シグナリングによって個別に構成されたものであり得る。UEは、アクティブ化MAC-CEがない場合、またはSB-InactivityTimerなどの上位層パラメータによって構成されたSB非アクティブタイマーの満了後に、デフォルトのSB構成をフォールバック状態として使用できる。SB非アクティブタイマーは、アクティブ化MAC-CEまたはその他の信号またはチャネルを受信するとリセットされ、信号またはチャネルが受信されない場合はデクリメントされ得る。SB非アクティブタイマー満了の場合、UEは、gNBがデフォルトのSB構成に切り替わったと想定し得る。例えば、図6では、UEはアクティブ化MAC-CEを受信すると、SB非アクティブタイマーをセットする。その後、UEは他の信号/チャネルまたは他のMAC-CEを受信し、次に、UEはSB非アクティブタイマーをリセットする。SB非アクティブタイマーが満了するまでの十分に長い期間、信号/チャネルを受信しなかった場合、UEはデフォルトのSB構成にフォールバックし得る。
(LBTに依存するサブバンド構成)
このカテゴリーの解決策では、上記のBWP_SB_Configs情報要素のような上位層パラメータが、UEに非常に多くの構成を提供し得る。したがって、本明細書では、例えばパラメータSB-Config-IdのIDによって識別できるこれらの構成のサブセットを選択するために、MAC-CEを展開することを提案する。
(NR-Uでのサブバンド構成のシグナリング)
本節では、これらの構成がLBTに依存しないサブバンド構成に属する解決策用であるか、LBTに依存するサブバンド構成に属する解決策用であるかに関係なく、サブバンド構成をシグナリングするためのいくつかの手順を提案する。
(ブロードキャストサブバンド構成)
RRCまたはRRC+MAC-CEを介したSB構成は、システム情報無線ネットワーク一時識別子(SI-RNTI)によってスクランブルされた巡回冗長チェックサム(Cyclic Redundancy Checksum:CRC)を持つDCIフォーマットのタイプ0-PDCCH共通探索空間によってスケジュールされた残存最小システム情報(Remaining Minimum System Information:RMSI)を運ぶ物理下りリンク共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel:PDSCH)でシグナリングされ得る。また、SB構成は、SI-RNTIによってスクランブルされたCRCを使用したDCIフォーマットを持つタイプ0A-PDCCH共通探索空間によってスケジュールされた他システム情報(Other System Information:OSI)を運ぶPDSCHでシグナリングされ得る。
(ユニキャストサブバンド構成)
あるいは、SB構成は、セル無線ネットワーク一時識別子(C_RNTI)によってスクランブルされたDCIフォーマット1_0またはDCIフォーマット1_1を持つUE固有の探索空間においてPDCCHによってスケジュールされたRRCまたはRRC+MAC-CEのいずれかを運ぶPDSCHで信号を送ることができる。RRC+MAC-CEを介したSB構成の場合、RRCメッセージは共通探索空間内のDCIによってスケジュールされ得、MAC-CEはUE固有の探索空間内のDCIを用いてスケジュールされる(専用UEメッセージ)。
チャネルを取得する可能性を高めるために、探索空間は、図7に示すように、異なる帯域幅を有するいくつかのコントロールリソースセット(CORESET)を合成したものであり得る。能力の低いUEには狭帯域幅のCORESETがより適しており、アグリゲーションレベルの高いPDCCHには広帯域幅のCORESETがより適している。RRCまたはRRC+MAC-CEを運ぶPDSCHは、CORESETがまたがる同じSBに割り当てることができ、CORESETが複数のSBにまたがる場合は、RRCまたはRRC+MACの構成を運ぶ関連するPDSCHも、例えば図7に示すように、複数のSBにまたがる可能性がある。
チャネルアクセスの柔軟性をさらに高め、LBTによる不確実性を軽減するために、gNBは、特定のUEに対してSBのセットを、CORESETが、このセットに属するかまたは属さない可能性のある1つまたは複数のサブバンドにわたっている場合でも、構成することができる。
(LBT結果のインジケーション)
(LBTに依存しないサブバンド構成)
NR-Uでは、チャネルにアクセスする前にリッスンビフォートーク(LBT)を実施した結果、構成されたサブバンドの一部が利用できない場合があり、gNBはそれらの最初に構成されたSBを取得できない。最初に構成されたサブバンドのうち、どのサブバンドかを動的に示すことは有益である。
本明細書では、gNBが取得に成功したSBを示すために、DCIを使用することを提案する。この目的を達成するために、以下の代替案のいずれかを採用することができる。
・UE固有のインジケーション:DCIは、例えば、SB-bitmapフィールドと呼ばれるビットマップフィールドを持つセル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)などのUE固有のRNTIを使用して、UE固有の探索空間内で送信され得る。SB-bitmapのサイズは、構成済みのSBの数に等しく、最上位ビットは最高のSBインデックスに対応する。例えば、UEは、対応するものが1に設定されている場合、SBが利用可能であることを期待することができる。このDCIは、構成済みの各サブバンド上で構成され得る。
例えば、図8は、UEが3つのサブバンドSB1、SB2、およびSB3を用いて構成されたことを示す。さらに、UEは、各SBにUE固有の探索空間を構成して、C_RNTIによってスクランブルされたCRCを使用してDCIを監視し、SB-bitmapフィールドを復号化する。DCIのロバスト性を強化するために、gNBは、異なる時間インスタンスで、異なるSBにわたって、DCIを送信することができる。最初の送信機会ではSB-bitmapは101に等しく、2回目の送信機会ではSB-bitmapは110に等しい。
さらに、可変のDCIサイズを回避するために、SB-bitmapのサイズは、BWP当たりの最大サブバンド数などの固定値に設定され得、そのビットは、特定の規則に従ってマッピングされたサブバンドである。例えば、最上位ビットは最高のインデックスを持つサブバンドに対応し得、後続の下位ビットの各々は、次の後続のより小さいインデックスを持つサブバンドに対応する。サブバンドインデックスにマッピングされていない残りのビットはゼロに設定される。
・グループキャスト/ブロードキャストUEのインジケーション:同じサブバンドが複数のUEに対して構成されている場合、gNBは、同じ構成を共有するすべてのUEに利用可能なサブバンドを示し得る。この目的を達成するために、共通の探索空間内で送信されるDCIのCRCをスクランブルするために使用できるサブバンドインジケーション無線ネットワーク一時識別子(SBI-RNTI)を導入する。このDCIは、送信に利用できるSBを示すSB-bitmapフィールドを運ぶ。
UE固有またはグループ/ブロードキャストインジケーションのいずれかのために、DCIは、利用可能なサブバンドの任意の変化を示すように構成された周期で送信され得る。異なるサブバンドにわたって送信されるDCIは、1つのサブバンドから別のサブバンドに時間的にシフトされ得る。例えば、図8のように、最高のインデックスを持つサブバンド上のDCIが先頭に来て、より低いインデックスを持つサブバンドのDCIが続くことができる。UE側での電力消費を削減するために、UEが特定のサブバンドで1つのDCIの復号化に成功した場合、UEは、次の監視機会まで他のサブバンドから送信されたDCIを無視することができる。DCI送信は、例えば、スロットの始めに発生するように、特定の時間位置に制限され得る。設定されたサブバンドの利用可能性に変化がない場合でも、DCIは周期的に送信され得る。
いくつかのサブバンドは、どのサブバンドが利用可能であるかを示すDCI、例えば、SB-bitmapを常に運ぶことができるデフォルトのサブバンドとして構成され得る。例えば、最小のインデックスを持つサブバンドがデフォルトのサブバンドになり得る。また、本明細書では、デフォルトのサブバンドを示すために使用できるDefault_SB、RRCメッセージなどの上位層パラメータを提案する。
(LBTに依存するサブバンド構成)
このカテゴリーの解決策において、本明細書では、例えば表3のインデックスの1つなどのサブバンド構成インデックスを示すDCIを、RRCまたはRRC+MAC-CEのいずれかの上位層パラメータによって構成されたものから送信することを提案する。言い換えれば、本明細書では、RRCメッセージが複数のサブバンド構成を提供し、DCIがそれらのうちの1つを選択するRRC+DCI手順を提案する。もう1つの手順はRRC+MAC-CE+DCIである。その手順では、RRCは複数のサブバンド構成を提供し、次にMAC-CEはこれらの構成からサブセットを提供し、続いてDCIがLBT結果に基づいて1つの構成を選択する。DCIは、どの構成が選択されるかを示すビットマップを有することができ、そのサイズは、例えば、サブバンド構成の最大数に等しく固定され得る。
この目的を達成するために、gNBは、アクティブ化DCIを送信するためにgNBが使用することができる複数のCORESETを構成することができる。これらのCORESETは、単一のSBに含まれる場合と、図9に示すように、複数のサブバンドにまたがって含まれる場合がある。
図9の例では、アクティブ化DCIは、C-RNTIによってスクランブルされたそのCRCを用いて、UE固有の探索空間で送信され得る。あるいは、DCIは、共通検索空間で、または一時的に識別されたSB_act無線ネットワーク一時識別子(SB_act-RNTI)を持つグループ共通PDCCHを介して送信され得る。
さらに、gNBは、いくつかのサブバンドが使用されないことを暗黙的に示すことができ、したがって、UEは、それらの監視を回避することができる。これは、それらのサブバンド内のいかなるCORESETも放棄するように構成しないことで実現できる。
いくつかのサブバンドは、常にアクティブ化DCIを運ぶことができるデフォルトのサブバンドとして構成され得る。例えば、最小のインデックスを持つサブバンドがデフォルトのサブバンドになり得る。また、本明細書では、デフォルトのサブバンドを示すために使用できるDefault_SB、RRCメッセージなどの上位層パラメータを提案する。
キャリアアグリゲーションモードでは、いずれの解決策カテゴリーの場合も、アクティブ化/インジケーションDCIは、任意の特定のインスタンスでアクティブなサブバンドを示すために、ライセンスセル中で送信され得る。
双方の解決策カテゴリーに加えて使用可能な別の実施形態として、本明細書では、gNBが下りリンク送信のために取得できるサブバンドを決定する際に、UEがgNBを支援できることを提案する。このようなUE支援は、隠れノードの問題を軽減するのに非常に役立ち得る。時分割複信(TDD)の場合、DL送信とUL送信の両方が同じ周波数帯域を占有する。したがって、LBT障害のためにUEが取得できないULサブバンドがいくつかある場合、gNBは、それらのサブバンドをgNBの観点からは利用可能であっても取得しない可能性があり、UEは、UEの観点から利用可能なサブバンドのみを監視する。UEは、いくつかの方法で利用可能なサブバンドを示し得る。例えば、ハンドシェイクのような手順がサポートされている場合、UEはその応答の中で好適サブバンドを明示的に示し得る。さらに、UEは、この帯域でUL送信を行うことにより、好適DLサブバンドを暗黙的に示し得る。例えば、gNBは、異なるサブバンドにまたがる複数のULリソースを使用してUEを構成またはスケジュールすることができる。次に、UEは、好適DLサブバンドに関連付けられたULサブバンド上で送信を行うことを選択することができる。これらのリソースは、サウンディング参照信号(SRS)、物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)、物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)、ランダムアクセスチャネル(RACH)のプリアンブルなどの様々な目的に使用することができる。
周波数分割複信(FDD)では、DLおよびUL送信の両方が、異なる周波数帯域を占有する。この場合、UEは、DLサブバンド上でLBTを実行し、UL送信によってそれらのサブバンドを示すことができる。UL送信用のチャネルが利用可能である場合、それを使用して、好適DLサブバンドのインデックスを示すことができる。また、ハンドシェイクのような手順がサポートされている場合は、そのような情報を伝えるのに役立ち得る。また、ULサブバンドとDLサブバンドとの間の何らかの関連を、UEが任意の特定のULサブバンド上でUL送信を実行するときに、gNBがどのDLサブバンドが好適であるかを判断できるように定義し得る。
(UE支援サブバンドスイッチング)
隠れノードの問題のために、gNBによってDL送信用に選択されたBWP/サブバンドは、このDLを受信するためにUE側で常に利用可能であるとは限らず、その逆に、UEによってUL送信用に選択されたBWP/サブバンドも、gNB側でUL送信を受信するために利用できない場合があるため、このULを受信するためにgNB側で常に利用可能であるとは限らない。UE側でDL送信に利用できないBWP/サブバンドや、gNB側でUL送信に利用できないBWP/サブバンドが選択されることを回避する手順が必要である。
この課題に対処するために、本明細書では、UEが、隠れノードの問題に直面しないサブバンド/BWPの選択に際してgNBを支援することができるようにすることを提案する。図18は、gNB側とUE側の両方で利用可能なサブバンド上でgNBおよびUEが動作し得るTDDにおける例の、時間とスペクトルの図である。図18の例では、いくつかのDLサブバンドはgNB側で利用可能であるが、UEは、それらすべてで受信することはできない場合がある。特に、図18は、gNB側で利用可能なDLサブバンドがSB0、SB1、およびSB2であり、UE側で利用可能なUL用のサブバンドがSB0、SB2、およびSB3であることを示している。TDD動作モードでは、DLとULの両方に同じ周波数帯域が使用されるため、任意の成功した送信および受信において、選択されたサブバンドは、gNBとUEの観点から同時に利用可能である必要がある。
この例では、DL SB1はgNB側から利用可能であるが、SB1はUL送信に利用できないため、このサブバンドはDLに使用できない可能性があり、これは、gNBが検出できないUEの周囲の隠れノードの存在を意味する。同様に、UL SB3はUE側で利用可能であるが、SB3はDL送信用に利用できないことから、SB3をUL用に利用できないため、このサブバンドは使用できない可能性がある。これは、gNBの周囲にUEが検出できない隠れノードが存在することを意味する。
そのようなUE支援は、UEの周囲の隠れノードを回避するために有用であるだけでなく、UEによって示される利用可能なサブバンド上のULリソースをUEに提供するためにgNBによって使用され得る。
DL BWPおよびUL BWPが、異なる数のサブバンドまたは異なる帯域幅を有する同じ数のサブバンドからなる場合、DLサブバンドまたはULサブバンドは、それが利用可能なULサブバンドまたはDLサブバンドとそれぞれ重複する場合にのみ選択され得る。図19は、gNB側とUE側の両方において利用可能な単一または複数のサブバンドに対応するDLサブバンドおよびULサブバンドの上でgNBおよびUEが動作し得るTDDにおける例の、時間とスペクトルの図である。図19の例では、DL SB1は、gNB側で利用可能であるが、2つのULサブバンドとオーバーラップし、そのうちの1つがUE側のSB1で利用できないため、使用できない可能性がある。同様に、UL SB3は、gNBで利用できないDL SB3と重複するため、使用できない可能性がある。さらに、TDDの場合、DLサブバンドとULサブバンドの数が異なる場合があり、各DLサブバンドが複数のULサブバンドに関連付けられているか、または各ULサブバンドが複数のDLサブバンドに関連付けられている場合がある。さらに、DL BWPとUL BWPの帯域幅が異なる可能性があるため、関連するDLサブバンドとULバンドが重複することさえしない可能性がある。この場合、本明細書では、UE側で利用可能なDLサブバンドを明示的に示すことを提案し、FDDの場合に対して提案された手順を展開することもできる。
FDD動作では、送信と受信は異なる周波数帯域で発生し、したがって、DLまたはULにおける特定のサブバンドが利用可能であるか利用不可能であるかは、関連するULまたはDLサブバンドが利用可能であるか否かを必ずしも意味しない。そこで、UEは、隠れノードの影響を受けないDLサブバンドを、利用可能なULサブバンドに加えて、明示的に示すことができる。図20は、4つのDLおよびULサブバンドを使用したFDDシナリオの例を示す。FDDでは、DLサブバンドとULサブバンドは異なる周波数帯域を占有する。ULサブバンドが利用可能であることは、関連するDLサブバンドに隠れノードがないことを必ずしも意味せず、例えば、UE側で利用可能であることを、明示的に示す必要がある。TDDの場合に反して、UL SB1をUE側でのUL送信に利用できなくても、UL SB1とDL SB1は異なる周波数帯域を占有するため、DL SB1が隠れノードの問題を被っていることを必ずしも意味しない。さらに、FDDの場合、DLサブバンドとULサブバンドの数が等しくない可能性がある。この場合、単一のDLサブバンドを複数のULサブバンドに関連付けることができ、単一のULサブバンドを複数のDLサブバンドに関連付けることもできる。そのため、本明細書では、UEがUE側で利用可能なDLサブバンドを明示的に示すべきであることを提案する。
(UE支援サブバンド/BWPスイッチングの手順)
MCOT期間は、2つの部分に分割することができる(等しくなくてもよい)。第1の部分は支援ウィンドウと呼ばれ、主に、gNBおよびUE側で利用可能なDLおよびULサブバンド/BWPに関する情報を交換するために使用されるが、それに限定されない。次に、gNBはこの情報を使用して、DLサブバンド/BWPを調整し、利用可能なULサブバンド/BWPでのUL送信をスケジュールすることができる。例えば、DL/UL送信ウィンドウと呼ばれるMCOTの第2の部分は、データ、信号、または制御で構成される実際のDLおよびUL送信に利用することができる。DL/UL送信ウィンドウは、単一または複数のDL-ULスイッチングポイントを含むことができる。さらに、支援ウィンドウは、MCOTの開始時にあってもよく、MCOTの途中でサブバンド/BWPスイッチングの場合などに、数回繰り返されてもよい。
図21は、gNBが、gNBで利用できる可能性のあるDLサブバンドのリストを検知してUEに提供する、UE支援サブバンドスイッチング手順の例を示す。UEは、それらのDLサブバンドを評価して、隠れノードを検知する。次に、UEは、UE側で利用可能なサブバンドにシグナリングする。FDDでは、これは、UEにおいてDL送信を受信するために使用できるDLサブバンドを明示的に示すことによって実現できる。TDDでは、UEはUE側で利用可能なULサブバンドにシグナリングすることができ、gNBはUE側で利用可能なULサブバンドとオーバーラップするDLサブバンドを選択することができる。同様の手順をBWPスイッチングに使用することができる。
図22Aは、デュアル接続(DC)およびスタンドアロン(Stand-Alone:SA)NR-Uに適する同じアンライセンスセル上でシグナリングが発生する、UE支援サブバンドスイッチング手順のハイレベル手順を示す。あるいは、キャリアアグリゲーション(CA)モードでは、図22Bに示すように、シグナリングがPcellで発生し得る。4つの主要なステップがある。
第1は、利用可能なDLサブバンドにシグナリングすることである。この信号は、成功したLBTに関連付けられているgNB側で利用可能なDLサブバンドを運ぶことができる。
第2は、隠れノードのないDLサブバンドにシグナリングすることである。この信号を送信する前に、UEは、前回の信号中に示されたDLサブバンド上のチャネルを評価して、UEがそれらのサブバンドで受信できるかどうかを判定することができる。同様に、gNBが検出できない隠れノードが存在するため、それらの一部は利用できない場合がある。すると、UEは、UE側で利用可能なDLサブバンドをgNBに示すことができる。
第3は、選択されたDLサブバンドにシグナリングすることである。この信号は、どのサブバンドが選択されるかを示すために使用でき、UEとgNBの間のいかなるあいまいさも回避するために、gNBがDLを選択するために使用できる、事前定義された規則付きのオプションになり得る。
第4に、gNBは、データ、制御、または信号のいずれかのDL送信を開始することができる。さらに、gNBは、MCOT内に単一または複数のスイッチポイントを含み得る。
上記の手順と類似の手順を、UE支援BWPスイッチング手順のハイレベル手順として採用することができる。
UEが複数のBWPを使用して構成され、DL BWP全体が利用可能である場合に任意の特定の時間に単一のBWPのみがアクティブ化される場合、本明細書では、このDL BWP上の隠れノードの存在を決定する際に、UEがgNBを支援し得ることを提案する。一対のDL BWP(iDL)およびUL BWP(iUL)が同じ周波数帯域を占めるTDDの場合、gNBが、iDL番目のDL BWPの利用可能性をシグナリングすると、UEは、このDL BWPを検知して、このBWPを占有する隠れノードがない場合、その利用可能性を示す信号を送信する。UEのインジケーションは、Scell中のiDL番目のDL BWPと対を成すiUL番目のUL BWP上で送信され得る。さらに、UEは、このインジケーションを、gNBによって構成され得るScellまたはPcell上の他の任意の(iDL番目のDL BWPと対を成さない)UL BWP上で送信することができる。このような構成がない場合、事前定義された規則/順序を持ついくつかのUL BWPを使用して、例えばScellまたはPCellの初期またはデフォルトのUL BWPなどのUL BWPを決定することができる。一対のDL BWP iDLおよびUL BWP iULが異なる周波数帯域を占めるFDDの場合、対を成すUL BWPが利用不可能の場合でも、DL BWPは隠れノードなしで利用でき得る。したがって、本明細書では、gNBが特定のDL BWPの利用可能性を示す場合、gNBは、DL BWPに隠れノードがあるかどうかを示すためにUEが使用できる単一または複数のUL BWPを示すことができることを提案する。UEは、DL BWPまたは追加のUL BWP(例えば、最初のUL BWP、またはScellまたはPcell内のデフォルトUL BWP)と対を成すUL BWP上で、(LBTに合格した場合)インジケーションの送信を試みることができる。さらに、UEは、特定の規則/順序に従って、UL BWPを選択することができる。例えば、UEは、DL BWP iDLと対を成すUL BWP iULの使用を試みることができ、次に、例えば、利用可能であればデフォルトUL BWP上で、続いて、最初のUL BWP上で、インジケーションの送信を試みることができる。
UEが複数のDL BWPを使用して構成され、それらのDL BWPのうちの複数が一度にアクティブ化される場合、アクティブ化されたDL BWPのそれぞれが単一のUL BWPと1対1の対を成すならば、上記手順を採用することができる。DLとULのBWP同士のペアリングが多対1の関係に近い場合、すなわち、複数のアクティブ化されたDL BWPが単一のUL BWPと対を成す場合でも、上記手順を採用することができるが、UEは、DL BWPが隠れノードを持たない追加情報を示すことができる。例えば、UEは、DL BWP IDを提供することができる。
次節では、上記信号に関するいくつかの可能な代替案を提案する。
(利用可能なDLサブバンド/BWPのシグナリング)
利用可能なDLサブバンドがMCOTごとに動的に変化する場合、動的なPHYインジケーションが採用され得る。利用可能なサブバンドが長期間利用可能であり続ける半静的または静的チャネルの場合、より上位の層のインジケーションが展開され得る。
(チャネル取得要求)
本明細書では、gNBが、gNBにおけるどのサブバンドかを示すために、チャネル取得要求(Channel Acquisition Request:CAR)を送信することができることを提案する。例えば、図23に示すように、CAR信号は、CARを小さく保つために、CAR信号を運ぶサブバンドがgNBで利用可能であることを示すために、それぞれの利用可能なDLサブバンド上で送信され得る。
あるいは、CAR信号は、例えば、Avai_SBsという名称のビットマップフィールドを備えたgNBで利用可能な1つのサブバンド上でのみ送信されることができ、各ビットは、1つのサブバンドの利用可能性を表す。最上位ビットは最高のIDを持つサブバンドに対応し得、後続の下位ビットは次のサブバンドIDに対応する。Avai_SBsのサイズは、DL BWPごとのDLサブバンドの最大数と同じであり得る。
別の実施形態として、CAR信号は、CAモードのためのPcell上で送信され得る。この場合、本明細書では、DLサブバンドを含む、例えば、ScellIDと呼ばれ得るScell IDを示す追加のパラメータまたはフィールドを提案する。UEが複数のアンライセンスScellを使用して構成されている場合、そのようなパラメータにより、gNBは、利用可能なDLサブバンドがどのScellに属しているかを示すことができる。パラメータまたはフィールドScellIDのサイズは、log(UEに対して構成可能なScellの最大数)であり得る。
CAR信号は、C-RNTIによってスクランブルされたUE固有の探索空間で送信されたDCI、または、例えば、CAR-RNTIなどの事前定義されたRNTIによってスクランブルされたDCIフォーマットを有する共通探索空間で運ばれ得る。gNBは複数のUEで利用可能なサブバンドを同時にブロードキャストする可能性があるため、共通探索空間を使用することは有益である。PDCCHを運ぶCORESETは、各サブバンド内に構成することも、複数のサブバンドにまたがるように構成することもできる。さらに、DCIは、UEからのフィードバックを送信するためのUL認可をUEに提供することができる。様々なUEは、事前定義された規則に基づいてUL認可を導出できる。例えば、UEは、衝突の可能性を低減するために、受信されたDCIおよびUE IDの機能に関して特定の時間および周波数シフトを適用することができる。さらに、UEが複数のグラントフリー(認可不要)ULリソースを使用して構成されている場合、UEは、どのグラントフリーULリソースIDを、UEがフィードバックを送信するために使用できるかを導出することができる。
gNBで利用可能なDLサブバンド/BWPにシグナリングし、様々なUEの隠れノードの存在の評価を収集するオーバーヘッドを低減するために、本明細書では、gNBが、gNBで利用可能なDLサブバンド/BWPを示す信号/チャネルの空間疑似コロケーション(QCL)を示すために使用されるソース信号に基づいて、UEをグルーピングし得ることを提案する。UEが同じグループに属している場合、それらのUEは同じビーム上にあり、隠れノードが存在する場合は、同じ隠れノードの影響を受ける。この場合、gNBは、1つのUEからフィードバックを取得するだけで、使用するDLサブバンド/BWPを決定することができる。UEをグループ化する他の方法も採用することができる。この目的を達成するために、本明細書では、利用可能なDLを示す信号/チャネルがUE専用であること、例えば、UE固有の探索空間で送信されることを提案する。
UEが複数のBWPを使用して構成され、DL BWP全体が利用可能である場合に任意の特定の時間に単一のBWPのみがアクティブ化される場合、本明細書では、CAR信号が、DCおよびSA NR-U用のScell上のアクティブ化されたBWP上で送信され得ることを提案する。あるいは、CAR信号は、アクティブ化されたBWPのIDを運ぶPcell上で送信され得る。これはCAの場合に有益である。1つの可能性として、gNBは、どのDL BWPがgNBで利用可能であるかを示すビットマップを送信することができ、ビットマップのサイズは、構成済みのBWPの数と同じであり得る。アクティブなDL BWPが1つしかない場合、UEは複数のビットが1に設定されることを期待しない。
UEが複数のDL BWPを使用して構成され、それらのDL BWPのうちの複数が一度にアクティブ化される場合、CAR信号は、gNBで利用可能なDL BWPを示すビットマップを使用して1つのBWP上で送信され得る。この場合、UEは、複数のビットが1に設定されることを期待することができる。CAR信号を運ぶBWPは、UEが隠れノードの存在を確認する必要があるDL BWPの1つであり得る。それは、異なるBWP、例えば、Pcell内の初期またはデフォルトのBWPであり得る。あるいは、CAR信号は、gNBが取得しようとするそれぞれのDL BWP上で送信され得る。
(利用可能なDLサブバンドの暗黙的なインジケーション)
また、本明細書では、gNBが、例えば、検出するために低複雑度相関器を必要とする復号複雑度の低い信号を送信することによって、gNBで利用可能なDLサブバンドを暗黙的に示すことができることを提案する。そのような信号は、PSS、セカンダリ同期信号(Secondary Synchronization Signal:SSS)、プリアンブルなどであり得、UEは、それを使用して、シーケンスベースの信号と呼ばれるこの信号を運ぶサブバンドの利用可能性を推測することができる。
利用可能な各サブバンド上で復号複雑度が低い信号を送信する代わりに、シーケンスベースの信号によって、gNBで利用可能なDLサブバンドにビットマップを示すことができる。例えば、シーケンスベースの信号の初期値を、ビットマップ内の特定のコードポイントにマッピングすることができる。
UEが複数のBWPを使用して構成され、DL BWP全体が利用可能である場合に任意の特定の時間に単一のみまたは複数のBWPがアクティブ化される場合、本明細書では、シーケンスベースの信号を使用して、gNBが取得しようとしているDL BWPを示し得ることも提案する。シーケンスベースの信号は、利用可能なDLサブバンドを示すために使用されるシーケンスベースの信号に類似したものであり得る。
(隠れノードのないDLサブバンド/BWPのシグナリング)
本節では、UEが、隠れノードの影響を受けない好適なDLサブバンド/BWP、例えば、UE側で利用可能なDLサブバンドを示すことを可能にするいくつかの手順を提案する。TDDの場合、UEは、UE側で利用可能なULサブバンド/BWPを示すことができ、次に、gNBは隠れノードのないDLサブバンド/BWPを推測できる。FDDの場合、UEは、UE側で利用可能なDLサブバンド/BWPを明示的に示すことができる。
一実施形態として、本明細書では、gNBが、gNB側で利用可能なDLサブバンド/BWPにシグナリングし得るだけでなく、この信号は、UEがインジケーションを隠れノードのないDLサブバンド/BWP、例えば、UE側で利用可能なDLサブバンド/BWPに送信するために使用できるULリソースを提供することもできることを提案する。例えば、gNBがDCIを使用してgNBで利用可能なDLサブバンド/BWPを示す場合、gNBはこのDCIを使用して、例えば図24のように、PUCCHまたはPUSCHにULリソースを提供することができる。利用可能なDLサブバンド/BWPが、例えば、シーケンスベースの信号などのULリソースを提供できない信号によって示される場合、UEは構成済みの認可を使用して送信することができる。また、gNBがDCIを使用してgNBで利用可能なDLサブバンド/BWPを示す場合、それによって、ULチャネルが利用できないことに対処するためにUEが使用することができる複数のUL機会をUEに提供する、構成済みの認可をアクティブ化することができる。さらに、本明細書では、gNBで利用可能なDLサブバンド/BWPのインジケーションを受信したときから事前定義された期間が(DCIをアクティブ化せずに)経過した後に、構成済みの認可がアクティブ化され得ることを提案する。
UEは、PUCCH上またはPUSCH上のいずれかで、隠れノードのない利用可能なDLサブバンド/BWP、例えば、UE側で利用可能なDLサブバンド/BWPを示すビットマップを送信することができる。最上位ビットは、最高のIDを持つサブバンド/BWPに対応し得、次の後続の下位ビットはそれぞれ、次のサブバンドIDに対応する。ビットマップのサイズは、DL BWP当たりのDLサブバンドの最大数、またはコンポーネントキャリア(Component Carrier:CC)当たりのDL BWPの最大数と同じであり得る。さらに、別々のPUCCHまたはPUSCHを使用して、各DLサブバンド/BWPの有用性を示す場合、DLサブバンドが隠れノードを持つかどうか、例えば、UE側でDLサブバンド/BWPが利用不可能であるかどうかを示すためには、1ビットで十分であり得る。
PUCCH/PUSCHがPcell上でスケジュールまたは構成されている場合、それらのPUCCH/PUSCHリソースが、隠れノードを持つDLサブバンド/BWP、例えば、UE側で利用できないDLサブバンド/BWPに関連付けられている場合、UEは、省電力のために、隠れノードのインジケーションの送信を放棄することができる。
あるいは、gNBがDCIを使用して、gNBで利用可能なDLサブバンド/BWPを示す場合、それはまた、PRACH送信、例えば、PDCCH命令を開始し得る。異なるサブバンド/BWPは、異なる時間周波数リソースまたは異なるプリアンブルのいずれかで、異なるPRACHリソースに関連付けられ得る。この目的を達成するために、本明細書では、RACH送信のための時間および周波数リソースとプリアンブルを含み得る(しかしそれに限定されない)サブバンド/BWP選択のための非競合ランダムアクセス機会を構成するために、この関連が、例えば、rach-ConfigSBsなどのRRC IEを例とする上位層パラメータを介して構成されることを提案する。このRRCパラメータは、サブバンド/BWP構成の一部として送信され得る。1対1のマッピング手順または1対多のマッピング手順を使用することができる。
1対1のマッピング手順の場合、UEは、隠れノードのない各DLサブバンドのための関連するリソース上でPRACHプリアンブルを送信することができる。例えば、DLサブバンドは、UE側で利用可能である。図25に、4つのDLサブバンドとそれらに関連するULサブバンドの例を示す。gNBは、利用可能なDLサブバンドごとに、関連するULサブバンド上でRACH送信を開始できる。UEは、例えば、DLサブバンドがUE側で利用可能である場合のように、DLサブバンドが隠れノードの影響を受けない場合のみ、RACHプリアンブルを送信することができる。これは、TDDおよびFDDの場合に適用可能であり得る。
図25は、TDDの場合のDLサブバンドの利用可能性を示すための1対1のCFRA送信の使用の例を示す。図25の例では、gNBは、利用できないDL SB3に関連付けられているUL SB3上で非競合RACH (CFRA)を開始できない。また、gNBは、gNB側で利用可能なDL SB1に関連付けられているUL SB1でCFRAを開始することができる。しかし、SB1に隠れノードが存在するため、UEはRACHプリアンブルを送信しない。gNBが特定のサブバンド上でCFRAを開始するたびに、gNBは、例えばSB_switchingTimerと呼ばれるタイマーをトリガーしてRACHプリアンブルを監視することができる。RACHプリアンブルが受信されることなくこのタイマーが満了すると、gNBは、UEの周辺のこのDLサブバンドに隠れノードが存在し、例えば、UE側でDLサブバンドを利用できないと推測することができる。
本明細書では、C-RNTIによってスクランブルされたPDCCH命令に加えて、PDCCH命令が、例えば、DL_SB_check-RNTIなどの新しいRNTIによってスクランブルされた共通検索空間で送信され得ることも提案する。これは、複数のUEのために使用することを目的としたDLサブバンドがある場合に有益であり得る。この場合、gNBは、このサブバンド上の隠れノードの評価を取得するために、対象とするUEのグループにPDCCH命令を送信することができる。
UEが複数のBWPを使用して構成され、DL BWP全体が利用可能である場合に任意の特定の時間に単一のBWPだけまたは複数のBWPがアクティブ化される場合、およびTDD動作モードにおいて、PRACH時間周波数リソースは、対を成すUL BWP上とする。しかし、FDDの場合、UE側でのLBT障害のために、評価中のDL BWPと対を成すUL BWPが利用できない場合、この評価中のDL BWPは、隠れノードの影響を受けない、例えば、DL BWPはUE側で利用可能である可能性がある。したがって、本明細書では、UEがアクティブなUL BWPを別の利用可能なUL BWPに切り替えることができることを提案する。この目的を達成するために、gNBは、様々なUL BWPにわたってRACHリソースを提供することができる。さらに、gNB上でPRACHプリアンブルを検出する負担を軽減するために、各UL BWPに対して構成されたタイマー、例えば、BWP_access_timerの満了後、UEは、様々なUL BWPにわたってPRACHプリアンブルの送信を特定の順序で試みることができる。例えば、UEは、タイマーBWP_access_timerが満了するまで、評価中のDL BWPと対を成すUL BWPへのアクセスを試みることができる。このタイマーが満了すると、UEは、事前定義された順序に従って別のUL BWPに切り替えることができる。次に、UEは、新しいUL BWPへのアクセスを、それに関連付けられたタイマーが満了するまで、試み続けることができる。
1対多のマッピング手順の場合、隠れノードのない利用可能な各DLサブバンド/BWP、例えば、UE側で利用可能なDLサブバンド/BWPのPRACHプリアンブルを送信する代わりに、UEは、例えばUE側で利用可能な、隠れノードのない複数のサブバンド/BWPを示す、特定の時間周波数リソースまたはプリアンブルを使用することができる。例えば、UEは、UE側で1つの利用可能なDLサブバンド/BWPに関連付けられたCFRAリソース上で1つのPRACHプリアンブルを送信することができる。ただし、UE側で利用可能なDLサブバンド/BWPの異なる組み合わせに対して、異なったプリアンブルを使用することができる。したがって、gNBがRACHプリアンブルを受信すると、gNBは、DLサブバンド/BWPのどの組み合わせが隠れノードの影響を受けないかを推測することができる。
本明細書では、例えば、UE側で利用可能な、隠れノードのないDLサブバンド/BWPへのインジケータとして、サウンディング参照信号(SRS)を採用することも提案する。この目的を達成するために、本明細書では、SB_indication/BWP_indicationなどのSRS上位層パラメータ使用法に、さらにユースケースを追加することを提案する。このSRS使用法の主な特徴は、UEは、DLサブバンドに関連付けられたSRSを送信しないことを選択できるということである。例えば、利用可能なDLサブバンドごとに、gNBは、各SRSが特定のDLサブバンド/BWPに関連付けられるように、図26に示すようなSB_indicationの使用法でSRSをアクティブ化することができる。UEは、例えばUE側で利用可能な、隠れノードのないDLサブバンドに関連付けられたSRSのみを送信することができる。gNBは、例えば、SRS_SB-timerと呼ばれるタイマーを設定して、SRSを受信することができる。このタイマーが満了し、gNBがSRS送信を検出しなかったら、gNBはDLサブバンドがUE側で利用できないと推測し得る。ULサブバンドがDLサブバンドとオーバーラップしない場合は、FDDに使用される手順と同様の手順を採用することができる。
FDDの場合、DLサブバンド/BWPに隠しノードがないが、UEが、SRSを運ぶことになっているULサブバンド/BWPにアクセスできない場合、gNBが別のULサブバンド/BWPのためのリソースを提供した場合は、UEは、別のULサブバンド/BWPを試みることができる。UEは、サブバンド/BWP IDなどの別のULサブバンド/BWP上でSRSを送信しようするとき、特定の命令に従うことができる。UEは、特定の期間、各ULサブバンド/BWPへのアクセスを試行し続けることができる。この目的を達成するために、本明細書では、満了時にUEが他のULサブバンド/BWPに切り替えるために使用できるタイマーを提案する。
(選択されたDLサブバンド/BWPのシグナリング)
UEと情報を交換した後、gNBは、UEによって隠れノードを持たないと示されたサブバンドから1つまたは複数を選択する必要があり得る。1つの可能な解決策は、前述の解決策を採用してサブバンド構成をシグナリングし、LBT結果を示すことである。別の解決策のセットとして、選択されたDLサブバンドは、gNBとUEの両方が、どのDLサブバンドが送信に使用されるかについて同じ理解を持つように、特定の規則に従って選択され得る。例えば、最低のIDを持つDLサブバンドは、gNBが使用できるサブバンドである。
UEとgNBとの間で情報を交換した後、単一のDL BWPが隠れノードの影響を受けず、いつでも1つのアクティブなDL BWPだけがアクティブ化可能である場合、UEはこのDL BWPに切り替えることができる。一方、複数のDL BWPが隠れノードの影響を受けず、いつでも1つのアクティブなDL BWPだけがアクティブ化可能である場合、UEはCAモードで使用できるPCell上でBWPアクティブ化を受信することを期待することができる。DLまたはSA NR-Uの場合、UEは特定の規則に従ってIDを用いてBWPを監視することができる。例えば、UEは、隠れノードがないと示されたものの中で最小のIDを有するBWPを監視することができる。
UEとgNBとの間で情報を交換した後、UEが複数のDL BWPを使用して構成され、DL BWP全体が利用可能である場合に任意の特定の時間に複数のDL BWPがアクティブ化され得る場合、UEは、それらのDL BWPを、それらが隠れノードを持たなければ、監視する。最初にアクティブ化されたDL BWPのサブセットに隠れノードがない場合、UEは、DL BWPのこのサブセットを監視する。また、本明細書では、UEは、SCell上の複数のBWPをアクティブ化するDCIをPcell上で受信することができることを提案する。このDCIには、どのDL BWPが、Scell上でアクティブ化(「ワンショット複数DL BWPアクティブ化」と呼ぶことができる)をされているかを示すビットマップフィールドが含まれ得る。
さらに、本明細書では、gNBが複数のDCIを送信して、それらの複数のDL BWPを順次活性化する(例えば、1つのDCIが1つのDL BWPを活性化する)ことができることを提案する。ここでは、1ビットフィールドを提案する。このインジケーションビットフィールドは、それが切り替えられない場合、UEが、以前にアクティブ化されたDL BWPに加えて、新しくアクティブ化されたDL BWPを監視すべきであることを示す。このビットフィールドが切り替えられると、UEは、DCIアクティブ化コマンドをDL BWPスイッチングコマンドとして解釈し、UEは古いアクティブなBWPを非アクティブ化し、示された新しいBWPをアクティブ化することができる。
DCまたはSA NR-Uでは、UEは、隠れノードのない1つのDL BWPだけを監視することができる。このDL BWPは、例えば、IDが最小のDL BWPや、隠れノードがない場合は最初のDL BWPなど、特定の規則に従って選択することができる。次に、上記と同様の手順を使用して、DCIがこの特別なDL BWPのScell上で送信されるときに、複数のDL BWPを追加することができる。
(サブバンドインジケーションの強化)
利用可能または利用不可能なDLサブバンドを示すために、明示的または暗黙的なインジケーションを使用することができる。利用可能なサブバンドに関する異なる情報を異なるUEグループに示すことは有益であり得る。例えば、gNBは、特定のBWPのLBTサブバンド全体の取得に成功し、そのような情報をUEのグループに示し、一方、それらの利用可能なLBTサブバンドのサブセットをUEの別のグループに示すことができる。
各UEは、それらの能力、省電力要件、チャネル品質、UE位置などのいくつかの基準に基づいてグループ化することができ、同じグループに属するすべてのUEは、利用可能なサブバンドの同じインジケーションを受信することが期待される。UEの1つまたは複数のグループインデックスは、上位層シグナリング、SBgroupIDなどのRRCパラメータによって示され得る。また、複数のグループIDを上位層シグナリングによってUEに構成し、MAC-CEを使用して、IDを示すことにより、UEを単一または複数のグループに半静的に割り当てることができる。追加的または代替的に、DCIを使用して、例えばグループIDを示すためのUL/DL認可を提供する新しいフィールドをDCIに導入することによって、UEを特定のグループに動的に割り当てることができる。そのようなフィールドは、例えば、UEが属するグループを示すビットマップであり得る。
GC-PDCCHを使用して、利用可能なLBTサブバンドを様々なUEまたはUEのグループに示すことができる。GC-PDCCHは、利用可能なサブバンドを各UEまたはUEの各グループに示すために、それらへの専用ビットフィールドを含み得る。例えば、gNBが、それぞれG、…、Gで表されるUEのNグループを構築したと仮定する。一例として、Mを4ビットに設定して、図36に示すように、UEまたはUEグループごとにMビットを使用して、利用可能なLBTサブバンドを示すことができる。利用可能なLBTサブバンドを示すために必要な構築されたグループの総数およびビット数、すなわち、それぞれNおよびMは、上位層シグナリングを介して示され得る。これにより、GC-PDCCHのサイズが固定され、GC-PDCCHを受信するように構成されたすべてのUEと、任意のグループに属するすべてのUEがそれを認識し、どのLBTサブバンドインジケーションビットを読み取るべきかを知ることができる。例えば、G1 UEは最下位4ビットを読み取り、G2 UEは次の4ビットを読み取り、以下同様となる。GC-PDCCHは、すべてのUEに共通であるか、またはいくつかのUEグループのみに専用化された他の情報を運ぶ他のフィールドを含み得る。例えば、単一のMCOT値がすべてのUEに示され得るか、または各フィールドをUEの各グループに専用化することによって、異なるMCOT値を異なるUEのグループに示され得る。
あるいは、GC-PDCCHは、2つのフィールドを含み得る。例えば、図37に示すように、第1のフィールドは、利用可能なLBTサブバンドを示し得、例えば、SBインジケーションフィールドと呼ばれ、第2のフィールドは、このGC-PDCCHによってどのUEまたはUEグループがアドレス指定されるかを示し得、例えば、グループインジケーションフィールドと呼ばれる。グループインジケーションフィールドは、GC-PDCCHが利用可能なLBTサブバンドを単一のUEまたはUEのグループに示すことを可能にするグループIDを運ぶことができ、log(グループの数)ビットから構成される。このGC-PDCCHをグループ固有PDCCHと呼ぶことができる。グループインジケーションフィールドは、UEまたはUEグループの数に等しい長さのビットストリングであり得、各ビットは、特定のUEまたはUEのグループを示し得、例えば、最上位ビットはGを表し、最下位ビットはGを表し得る。これにより、gNBは、該当する場合はいつでも、同じ利用可能なLBTサブバンドを複数のUEまたはUEのグループにシグナリングすることができる。GC-PDCCHの第1のフィールドと第2のフィールドのサイズは、上位層シグナリングによって構成され得る。GC-PDCCHは、すべてのUEまたはUEグループや、一部のUEまたはUEグループのみに情報を運ぶ他のフィールドを含み得る。例えば、単一のMCOT値は、すべてのUEまたはUEのグループに示され得るか、あるいは、単一のMCOT値は、適用可能であるときはいつでも、グループインジケーションフィールドによって示されるUEまたはUEグループのサブセットに示され得る。
別の可能な解決策は、gNBが、複数の、グループIDおよびUEが利用可能であると想定し得る利用可能なサブバンドのIDの2タプル、例えば、(グループID、利用可能サブバンドID)を構成し得、そしてgNBは、GC-PDCCH、参照信号などを介して単一または複数のタプルをアクティブ化またはトリガーできることである。例えば、表4は、K個の異なるタプル、およびグループIDを特定の利用可能なLBTサブバンドに関連付け得る方法を示す。このような構成は、上位層シグナリングを介してシグナリングされ得る。次に、LBTの結果に基づいて、単一または複数の行がUEに示され得る。例えば、GC-PDCCHには、各ビットが特定の構成に対応するKビットのビットフィールドが含まれ得る。次に、GC-PDCCHは、同時にアクティブ化される複数の構成を示し得る。あるいは、GC-PDCCHは、Kビットのビットマップを使用するのではなく、log(K)ビットのフィールドを使用して、タプルIDを示し得る。単一または複数のタプルIDを運ぶために他の信号またはチャネルが展開されている場合は、同じ手法を採用することができる。例えば、初期化シーケンス、パターンなどの、これらの参照信号(例えば、DMRS、CSI-RS、SSS、PSSSなど)の特徴は、特定のタプルIDにマッピングされる。このマッピングは、上位層シグナリングによって示され得る。
Figure 2022503848000002
他の可能な解決策は、各UEまたはUEグループを、例えば、専用RNTI、サブバンドグループRNTI(Sub-Band Group RNTI:SBG-RNTI)と関連付けることである。グループIDとそれに関連するSBG-RNTIは、上位層シグナリングによって構成され得る。さらに、いくつかのグループIDおよびそれらに関連するSBG-RNTIは、上位層シグナリングによって構成され得、それらのMAC-CEおよびDCIの少なくとも一方は、UEが属するグループを半静的/動的に選択するために使用され得る。あるいは、UEは、そのグループIDからSBG-RNTIを推測でき得る。例えば、SBG-RNTIは、グループID+共通参照RNTI(例えば、SI-RNTI、ページングRNTI(Paging RNTI:P-RNTI)など)に等しい可能性がある。また、それらのRNTIの切り捨てられたバージョンのいずれかを使用して、SI-RNTI、P-RNTIなどからいくつかのビットを削除したSBG-RNTIを計算することができる。例えば、最上位/最下位のKビットを切り捨てて、残りのビットの長さが通常のRNTIの長さと同じになるようにする。共通参照RNTIも、すべてのUEのための上位層シグナリングによって設定され得るか、または指定され得る。UEは、そのグループに関連付けられたRNTIによってスクランブルされたGC-PDCCHの復号化だけを試みることができる。
UEは、同時に複数のグループに属することができ、それらのUEまたはUEのグループのために示された利用可能なLBTサブバンドは、異なっていてもよい。そのとき、UEは、異なるグループのために示されたLBTサブバンドの特定の組み合わせが利用可能であると想定することができる。例えば、UEは、すべてのインジケーションにおける共通のLBTサブバンドが利用可能であると仮定することができるか、あるいは、UEは、示されたLBTサブバンドを結合したものが利用可能であると仮定することができる。
さらに別の解決策として、本明細書では、2段階のサブバンドインジケーションを展開することを提案する。第1のステップでは、gNBは、GC-PDCCH、DMRS、および他の参照信号のうち少なくとも1つを介して、例えばすべてのUEに対して、利用可能なすべてのLBTサブバンドを明示的または暗黙的に示すことができる。次に、第2のステップでは、gNBは、利用可能なLBTサブバンドのサブセットを個々のUEまたはUEのグループに示し、それらのUEが、COTの残りの時間のみそれらのLBTサブバンドを監視できるようにすることができる。例えば、UEは、第1のDL送信、信号、およびチャネルのうち少なくとも1つを運ぶ利用可能なLBTサブバンドのサブセットが、COTの残りの時間にUEが監視する必要があり得るLBTサブバンドのサブセットであると想定することができる。
あるいは、例えばフォーマット1-1 DCIなどのDCIのBWP IDフィールドは、LBTサブバンドIDとして解釈され得、BWP IDフィールドがBWPスイッチングに使用されるか、利用可能なサブバンドのサブセットを示すために使用されるかを区別するために、追加の1ビットフィールドが導入され得る。さらに、利用可能なLBTサブバンドの選択されたサブセットを示す新しいフィールドを導入することができ、そのサイズは、上位層シグナリングによって構成するか、アクティブ化されたBWP内のサブバンドの数と等しくなるように設定することができる。このビットフィールドは、利用可能なLBTサブバンドのインデックスを示しているだけであってもよい。このビットフィールドは、複数のLBTサブバンドを示し得るビットマップであってもよい。
DMRS、CSI-RS、SSS、PSSなどの他の参照信号が利用可能なLBTサブバンドを示すために使用される場合、上記の実施形態における同様のアイデアを展開することができる。例えば、各UEまたはUEのグループは、特定の初期化シーケンス、アンテナポート、またはパターンに関連付けられ得る。
(CORESET監視)
NRでは、CORESET0を除くCORESETは、例えば、RRC IE、ControlResourceSetなどの上位層パラメータを介して構成される。ControlResourceSetは、CORESETが構成されているBWP内の周波数領域リソースを構成するパラメータfrequencyDomainResourcesを含む。パラメータfrequencyDomainResourcesは、45ビットに等しいサイズのビット文字列であり、その各ビットは、6つのPRBのグループに対応し、グループ化はPRB0から始まり、CORESETが構成されている帯域幅パートに完全に含まれている。最上位ビットは、CORESETが構成されている帯域幅パートに完全に含まれている最低周波数のグループに対応し、後続の下位ビットがあれば、その各々は、CORESETが構成されている帯域幅パートに完全に含まれるその次に低い周波数のグループに対応する。CORESETが構成されている帯域幅パートに完全には含まれていないグループに対応するビットはゼロに設定される。
NR-Uでは、LBTがBWP内のサブバンドで行われる場合、そのような構成は適切でない可能性がある。CORESETの一部として構成されたPRBが、LBT障害のために利用できないサブバンドに含まれている場合、このCORESETはパンクチャされる。CORESET時間/周波数リソースを利用可能なサブバンドのみにマッピングする方法が分からなければ、PDCCHの復号化が成功する確率が大幅に低下する。
上記の実施形態では、LBTに依存しないサブバンド構成またはLBTに依存するサブバンド構成について、構成済みのBWP内のどのサブバンドが利用可能であり、どのサブバンドが利用不可能であるかをgNBが示すことを可能にする様々な解決策を提案した。しかし、様々な構成済みのCORESETを監視するUEの動作を定義するには、別の解決策と手順のセットが必要になる可能性がある。例えば、図10Aは、CORESETが3つの連続するサブバンド、SB1、SB2、およびSB3にまたがるように構成されていることを示す。SB2でチャネルが利用できないため、このCORESETは他の利用可能なSBに再マッピングされる可能性がある。1つの解決策は、新しいCORESETの期間を維持することである。例えば、CORESETのシンボル数、周波数領域リソースの数などを固定する。例えば、図10Bに示すように、新しいCORESETの期間を元のCORESETの期間と同じにしながら、利用可能なサブバンドにわたってCORESETの周波数領域リソースを再マッピングして、元のCORESETと新しいCORESETの両方が同じ数の周波数領域リソースを持つようにする。別の可能な解決策は、CORESETの期間と周波数領域リソースの数の両方を変更することである。例えば、図10Cおよび図10Dでは、新しいCORESETは、元のCORESETよりも期間が長く、元のCORESETよりも周波数領域リソースが少なくなり得る。図10Cと図10Dの両方で、周波数領域リソースは不連続サブバンド上に分布している。あるいは、周波数領域リソースを、例えば図10Eに示すように、不連続サブバンド上に分布させることができる。
新しいCORESETの別の構成は、元のCORESETと同じであるか、または新しいCORESETに対して異なる構成のセットが必要になる可能性がある。そのような構成は、例えば、1)制御チャネル要素(CCE)のリソースエレメントグループ(REG)へのマッピング方法、2)REGバンドル内のREGの数、3)インターリーバ関連パラメータ、4)疑似コロケーションされた(QCL)構成、5)PDCCH復調用参照信号(DMRS)スクランブルの初期化などである。
変更する必要があり得る他の構成に加えて、古いCORESETの時間および周波数領域リソースを新しいCORESETに再マッピングする可能性が非常に多く存在する。したがって、gNBとUEの両方が、サブバンドLBTの結果に基づいて、CORESETの再マッピングとその構成について同じ理解をしている必要があるものとする。次に、gNBとUEの間のそのような理解を成立させるためのいくつかの手順を提案する。
(構成ベースのCORESET再マッピング)
UEは、CORESET再マッピングに関する情報を使用して構成されるか、または情報をシグナリングされ得る。この目的を達成するために、本明細書では以下の方法を提案する。
・静的構成:この場合、RRC IEなどの上位層パラメータ、例えば、付録の情報要素4に記載されているControlResourceSetReMappingを使用して、OldSB-Idによって識別されるサブバンドIDに最初に割り当てられたcontrolResourceSetIdによって識別されるCORESETの再マッピング情報を構成することができる。サブバンドベースのLBTを実行しているため、OldSB-Idによって識別されるそれらのサブバンドが常に利用できるとは限らず、gNBは、サブバンドLBTの結果に基づいて、controlResourceSetIdによって識別されるCORESETを、NewSB-IDによって識別されるサブバンドに再マッピングする場合がある。
パラメータOldSB-IdおよびNewSB-Idは、CORESETの周波数領域リソースが複数のサブバンドにわたって分布されている場合に使用できる単一のサブバンドIDまたは複数のサブバンドIDから構成される。
新しいサブバンドをカバーするCORESET構成には、新しいサブバンドをカバーするCORESETの周波数領域リソースを構成可能なfrequencyDomainResourcesなどのパラメータが含まれ得る。パラメータfrequencyDomainResourcesも、ControlResourceSetIEにおける類似のパラメータと同様に、45ビットのビット文字列を使用し得る。各ビットは6つのPRBのグループに対応し、BWPに属するPRB0から始まるグルーピングにはサブセットが含まれる。最上位ビットは、CORESETが構成されているサブバンドを含むBWPに完全に含まれている最低周波数のグループに対応し、後続の下位ビットがあれば、その各々は、CORESETが構成されているサブバンドを含むBWPに完全に含まれるその次に低い周波数のグループに対応する。CORESETが構成されているサブバンドを含むBWPに完全には含まれていないグループに対応するビットはゼロに設定される。さらに、パラメータfrequencyDomainResourcesは、CORESETを含むBWPに対するもの、またはこのCORESETを運ぶコンポーネントキャリアに対する絶対的なものであり得る。
パラメータdurationを使用して、新しいサブバンドをカバーするCORESETの期間を構成することができる。
残りのパラメータは、ControlResourceSetIEにおける対応するパラメータと同様に解釈され得る。ただし、ControlResourceSetReMappingIEでは、これらのパラメータはすべてオプションであり、パラメータがない場合、UEは、ControlResourceSetIdによって識別されるCORESETに対応するControlResourceSetIEにおける値を使用することができる。付録の情報要素例4、ControlResourceSetReMapping情報要素を参照されたい。
あるいは、本明細書では、CORESETの周波数領域リソースを最初に含んでいた古いサブバンドのインデックスを含めるのではなく、利用可能なサブバンドのみに基づいてCORESET再マッピング規則を定義することを提案する。基本的に、この解決策では、最初にCORESETの周波数領域リソースを含んでいた古いサブバンドのインデックスへの依存関係を取り除く。再マッピング構成を設定するControlResourceSetReMappingV2のような上位層パラメータ、例えば、RRC IEは、例えば表3に示す、関連するBWP内のすべてのサブバンド構成をカバーすることができる。本明細書では、RRC IEのコンパクトなバージョンを提案する。付録の情報要素例5の、ControlResourceSetReMappingV2情報要素を参照されたい。
サブバンドが構成され、CORESET再マッピング情報がUEによって受信されると、UEは、gNBでのサブバンドベースのLBTの結果に適応することができ、UEが監視することになっている様々なCORESETの構成を調整し得る。図11は、このCORESETの構成を調整するための手順を示す。
SB2上で送信するように構成されたCORESET_xの例を図12に示す。その後、LBT障害のため、SB2は利用不可能となる。UEが、OldSB-IdとNewSB-Idがそれぞれ{0、1、2、3}と{0、1、3}に設定されたControlResourceSetReMappingIE、またはインデックスがSB0+SB1+SB3に関連付けられたBWP-SB-Confis-Idを伴うControlResourceSetReMappingV2IEを受信したと仮定する。次に、SB2が利用不可能で他のサブバンドが利用可能であることをUEが認識すると、UEは、どのサブバンド上でCORESET_xを送信できるか、および関連する構成を直ちに認識する。この例では、それはSB0である。UEは、このサブバンドが利用できなくなるまで、SB0でCORESET_xを監視し続ける。これが発生した場合、UEは、OldSB-IdとNewSB-Idがそれぞれ{0、1、3}と{1、2、3}に設定されたControlResourceSetReMappingIE、またはインデックスがSB1+SB2+SB3に関連付けられたBWP-SB-Confis-Idを伴うControlResourceSetReMappingV2IEを使用することができる。すると、UEは、直ちに、どのサブバンド上でCORESET_xを送信できるか、および関連する構成を直ちに認識する。この例では、それはSB1である。
いかなるあいまいさも回避するために、CORESET Idから構成される任意のタプル、ControlResourceSetReMappingIE中で使用される新旧のサブバンドのインデックス、例えば、(controlResourceSetId、OldSB-Id、NewSB-Id)に関して、controlResourceSetIdによって識別され、CORESETのマッピングを定義する構成の一意的なセットがあり、割り当てられたサブバンドはOldSB-Idによってインデックスされ、利用可能なサブバンドはNewSB-Idによってインデックスされる。同様に、ControlResourceSetReMappingV2IEの場合、BWP-SB-Confis-Idに関連付けられたサブバンドにマッピングされた場合にcontrolResourceSetIdによって識別され、CORESETのマッピングを定義する構成の一意的なセットがある。
・半静的構成:さらに柔軟性を高め、CORESET Idから構成される同じタプル、ControlResourceSetReMappingIE中で使用される新旧のサブバンドのインデックス、例えば、(controlResourceSetId、OldSB-Id、NewSB-Id)またはCORESET Idと、BWP-SB-Confis-Idに関連付けられたサブバンドが複数のCORESET再マッピング構成に関連付けられることを可能にするために、本明細書では、MAC-CEを使用して、それら構成の選択範囲を絞ることを提案する。言い換えれば、上位層パラメータControlResourceSetReMappingまたはControlResourceSetReMappingV2は、同じタプル(controlResourceSetId、OldSB-Id、NewSB-Id)またはBWP-SB-Confis-Idの複数のCORESET再マッピング情報をUEに提供し、次に、MAC-CEは、例えば、ControlResourceSetReMappingIdまたはCORESET_Remapping-Idのうちいずれの構成にUEが従い得るかを選択することができる。MAC-CEがない場合、UEは、最小のIDを持つ構成、例えば、ControlResourceSetReMappingIdまたはCORESET_Remapping-Idを使用することができる。
・構成をスケジュールするためのDCI:RRCおよびRRC+MAC-CEを介した、それぞれ、静的構成および半静的構成の両方について、RRCおよびMAC-CEを運ぶPDSCHをスケジュールするDCIは、C-RNTIを使用してUE固有の探索空間でシグナリングされるか、例えば、CORESET_Remapping_RNTIなどの専用のRNTIを使用して、共通検索空間またはグループ共通PDCCHでシグナリングされ得る。
(事前指定に基づくCORESET再マッピング)
あるいは、CORESET再マッピング情報は、事前に指定され得、事前に定義された規則に従って実行されて、シグナリングオーバーヘッドを低減する。本明細書では、以下の規則を提案する。
・CORESETが、単一のサブバンドですべて割り当てられる:UEは、周波数領域リソースを除くすべてのCORESETの構成が変更されないままであると想定し得る。SB-Id yによって識別されるサブバンドに割り当てられたCORESET xのPRB、およびこのサブバンドが利用できなくなった場合、UEは、CORESETのPRBが、CORESET xを運ぶように最初に構成されたサブバンドに最も近いサブバンドの中心を中心としていると想定することができる。利用できないサブバンドの周囲に2つの利用可能なサブバンドがある場合、CORESETは最小のIDを持つサブバンドに再マッピングされ得る。例えば、図13では、CORESET xは、最初に、LBT障害のために利用できないSB2に割り当てられるように構成されている。SB0、SB2、およびSB3が利用可能であり、SB2に最も近いサブバンドがSB1およびSB3であると仮定すると、CORESET xはSB1の中心付近に再マッピングされ得る。
他のサブバンド順序を使用して、利用できないサブバンド上で最初に構成されたCORESETを再マッピングすることができる。例えば、CORESETを最初に構成されたサブバンドに最も近いサブバンドの中心に再マッピングするのではなく、CORESETを最小のIDを持つ利用可能なサブバンドの中心に再マッピングすることができる。図13の例では、CORESET xはSB1ではなくSB0に再マッピングされる。さらに、CORESETを新しいサブバンドに再マッピングする際、サブバンドの中心付近に再マッピングする必要はない。任意の他の点を基準にしてもよい。例えば、CORESETの周波数領域リソースは、選択したサブバンドの最低PRBから開始してもよい。CORESETの周波数領域リソースは、例えば、選択したサブバンドで最高のPRBで終了してもよい。
・CORESETが複数のサブバンドにまたがる:CORESETの周波数領域リソースが複数のサブバンドにまたがり、それらのサブバンドの一部が利用不可能である場合、CORESETの周波数領域は、利用可能なすべてのサブバンドの中央に再マッピングされ得る。例えば、図14では、CORESET xの周波数リソースは最初にSB2とSB3にまたがってマッピングされるが、SB2はLBT障害のため利用できない。SB0、SB1、およびSB3は利用可能であるため、図示のように、最初にCORESET xに構成されたと同数が、利用可能なすべてのサブバンドの中心付近に均等に再マッピングされ得る。
利用可能なすべてのサブバンドにわたってCORESETを再マッピングする代わりに、特定の規則に従って、CORESETを利用可能なサブバンドのサブセットに再マッピングすることができる。例えば、CORESETが2つのサブバンドにまたがってマッピングされている場合、最小のIDを持つ2つの利用可能なサブバンドの中心に再マッピングされ得る。上記の例では、SB0とSB1がそれに該当する。さらに、CORESETは、選択されたサブバンド内の特定の基準点から始まる連続した周波数領域リソースに再マッピングされ得る。一般に、基準点は、選択されたサブバンドの内側または外側の任意のPRBまたは周波数点であり得る。例えば、選択したサブバンド内の最低または最高のPRBであり得る。
別の実施形態として、本明細書では、RRCまたはRRC+MAC-CEを介したCORESET再マッピング構成のシグナリングを組み合わせるか、またはいかなるシグナリングもせず、事前に指定された規則を展開することを提案する。例えば、CORESET再マッピング構成がない場合は、事前に指定されたCORESET再マッピング規則を使用することができる。図15は、両方の手法を組み合わせる手順を示す。サブバンドの変更のインジケーションを受信すると、静的または半静的CORESET再マッピング構成が、controlResoruceSetIdによって識別される特定のCORESETに関してUEによって受信された場合、gNBとUEの両方がシグナリングされた構成を使用する。しかし、再マッピング構成がない場合、gNBとUEは事前に指定された規則を使用することができる。
(保護帯域のインジケーションとそのCORESET構成への影響)
隣接する周波数帯域への電力漏洩を低減するために、利用可能なサブバンドの端に保護帯域が必要となる場合がある。利用可能なLBTサブバンドに基づいてNR-Uで動作するUEに保護帯域を示すための、いくつかの手法を提案する。
保護帯域のサイズは、例えば、LGB PRBが利用可能なLBTサブバンドの端で予約され、連続する利用可能なLBTサブバンド間に保護帯域がないと想定され得るように指定され得る。図38は、SB0、SB1、SB2、およびSB3の4つのサブバンドに分割されたBWPの例を示す。そこでは、内側のサブバンドSB1とSB2は利用できるが、外側のサブバンドSB0とSB3は利用できない。この場合、LGB保護帯域PRBが(SB0とSB1)の間および(SB2とSB3)の間に予約される。また、連続する利用可能なサブバンド(SB1とSB2)の間には保護帯域はない。いかなる利用可能なサブバンドに関しても、例えばLGB,UPで示される上端の保護帯域幅は、このサブバンドの例えばLGB,Downで示される下端の保護帯域幅とは異なり得る。そしてLGB,UPとLGB,Downを両方とも指定することができる。利用可能なLBTサブバンドがアクティブなBWPの上端または下端にある場合、このサブバンドの上端または下端には保護帯域が不要であり得る。
あるいは、保護帯域サイズは、上位層シグナリング、例えば、UpperGBおよびLowerGB、または上端および下端の両方のGB、例えば、RRCパラメータによって構成され得る。1つのパラメータだけがUEに示される場合、UEは、利用可能なLBTサブバンドの上端および下端での保護帯域サイズが等しく、両方が、示されたサイズに等しくなるように設定されると想定することができる。
保護帯域の始点は、キャリア内の最初のPRB、BWP、または利用可能なサブバンドなどの特定のPRBに関する上位層シグナリングによって示され得る。
いくつかのCORESETのPRBが保護帯域と重複する可能性がある。新無線リリース15で指定されているように、CORESETはPRBの連続または非連続グループから構成され得、各グループは6つの連続PRBから構成され、変更可能である。したがって、本明細書では、いずれかの6つのPRBのグループがCORESET用に構成され、それが保護帯域と完全に重複している場合、UEは、この6つのPRBのグループが無効であり、PDCCHを運ばないと想定し得ることを提案する。これは、PRBのグループに関連付けられたビットを1ではなくゼロに設定することにより、CORESETの周波数領域リソースを構成する、構成済みのfrequencyDomainResources、RRCパラメータを変更することに相当する。
さらに、いずれかの6つのPRBのグループがCORESET用に構成され、それが部分的に保護帯域と重複している場合、UEは、6つのPRBのグループ全体が無効であり、PDCCHを運ばないと想定し得るか、あるいは、UEは、保護帯域と完全または部分的に重複するPRBのみが無効であり、PDCCHを運ばないが、保護帯域と重複しない他のPRBは、PDCCHを運ぶために使用できると想定し得る。
CORESETは複数のサブバンドにまたがるように構成され得るが、PDCCHは利用可能なサブバンド内のCORESET部分内でのみ送信され得る。PDCCHは、サブバンド内に完全に制限されても、複数のサブバンドにまたがってインターリーブされてもよい。
PDCCHがサブバンド内に限定されている場合、UEは、gNB側でのLBT障害のためにこのサブバンドが利用できないことが示されていれば、PDCCHが送信されないと見なすことができる。あるいは、UEは、構成済みのCORESET内の他の利用可能なサブバンド内で、PDCCHの復号化を試みることができる。
UEは、上位層シグナリングによって、PDCCHが、例えば、SB_Confined_PDCCHなどのRRCパラメータによってサブバンド内に限定されているというインジケーションを受信することができる。また、RRCパラメータなどの上位層シグナリングは、PDCCHを含むサブバンドインデックスをUEに提供することができる。さらに、UEは、PDCCHのサブバンドが利用できない場合にPDCCHが送信されないと見なすか、またはそれがCORESET内の他の利用可能なサブバンドで送信され得ると見なすかどうかを、例えば、上位層シグナリングによって示され得る。
PDCCHがいくつかのサブバンドにわたってインターリーブされ、それらの一部が利用できない場合、UEは、それらのサブバンド内のPDCCHのインターリーブされた部分が送信されないと想定し得る。上位層シグナリングによって、PDCCHのインターリーブされた部分を運ぶサブバンドを示し得る。代替的または追加的に、UEは、CORESETが及んでいるすべてのサブバンドが、インターリーブされたPDCCHの一部を運ぶことができると想定し得る。
(サブバンド探索空間)
CORESETは、利用可能なサブバンドに基づいて変化し得るため、このCORESETに関連する探索空間もまた変化し得る。例えば、LBTの結果に基づいて利用可能なサブバンドが変化するにつれて、監視スロット、周期性、オフセット、アグリゲーションレベルなどが変化し得る。そこで、本明細書では、この課題に対処するために以下の実施形態を提案する。
探索空間(SS)構成をCORESET IdだけでなくサブバンドIDにも関連付けることを提案する。この目的を達成するために、付録の情報要素例6のRRCSearchSpaceSBIEなどの上位層パラメータを使用して、ControlResourceSetIdによって識別されるCORESETの周波数領域リソースを含むサブバンドを含めることができる。例えば、これを、CORESETの周波数領域リソースを含む単一または複数のサブバンドIDを運ぶパラメータSB-Id中に取り込むことができる。
例えば、情報要素例6、SearchSpaceSB情報要素を参照されたい。
NRリリース15では、探索空間は上位層シグナリングを介してCORESETに関連付けられる。チャネルアクセスの不確実性により、CORESETの一部または全部は利用可能ではないかもしれない。したがって、異なるIDを持つ複数のCORESETをUEに構成し得る。次に、gNBでのLBTの結果に基づいて、検索空間を適切なCORESET IDに関連付け得る。
UEは、gNBでのそれぞれの可能な結果についての上位層シグナリングによって、探索空間に関連付けられた適切なCORESET IDを使用して構成され得る。例えば、特定の探索空間が、サブバンド0が利用可能な場合はCORESET1に関連付けられ、サブバンド3が利用可能な場合はCORESET2に関連付けられるケースである。この目的を達成するために、例えば、BWPがM個のサブバンドから構成されていると仮定すると、以下のRRCパラメータが導入され得る。SB_0、SB_1、…、SB_M-1。ただし、それぞれは、このサブバンドが利用可能である場合、適切なCORESET IDを示す。
あるいは、UEは、検索空間ID、利用可能なサブバンドIDなどのいくつかのパラメータに応じて、特定の規則に基づいて、検索空間に関連付けられたCORESET IDを推測することができる。
(RACHおよびBFRのための上りリンクBWP/サブバンドスイッチング)
(RACHのための上りリンクBWP/サブバンドスイッチング)
NRでは、初期アクセスプロセスが、特に、メッセージ1(Msg1)として一般に知られている物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)プリアンブル送信を伴うUL BWPにおいて開始されると、RACH手順のメッセージ3(Msg3)が、Msg1送信に使用されるUL BWPと同じUL BWP上で送信されると想定される。Msg3の時間および周波数リソースは、ランダムアクセス応答(RAR)として知られ、メッセージ2(Msg2)と称される、Msg1へのgNB応答において示される。特に、Msg2では、gNBはRACH-RNTI(RA-RNTI)によってスクランブルされたDCIフォーマット1_0を送信し、UEはRARウィンドウと呼ばれる時間ウィンドウ内でそれを復号化する必要がある。DCIが正しく復号化されると、UEは、続けて、Msg3の時間/周波数リソースを示すRARを運ぶPDSCHの復号化をすることができる。Msg3の周波数領域リソースは、アクティブなUL BWP内でスケジュールされたUEにリソースを示す上りリンクリソース割り当てタイプ1を使って割り当てられる。
NR-Uでは、Msg1の送信とMsg3の送信の間の時間は、周波数領域リソースを含むUL BWP/サブバンドが利用できなくなり得るチャネルを他のノードが取得する可能性のある限度に達するほど、十分に長い可能性がある。この課題に対処するために、本明細書では以下の実施形態を提案する。
UEは、RARウィンドウ内で複数のRARを受信することができ、これを拡張することもできる。各RARは、特定のBWP内で時間および周波数リソースを提供することができる。RAR内の予約ビットを、BWPインデックスを示すために使用することができ、あるいは、この目的を達成するために新しいビットを導入することもできる。図16は、様々なBWP/サブバンド上で周波数および時間領域のリソースを提供する複数のRARの例を示す。次に、LBT結果に応じて、UEは、関連する上りリンク認可上で利用可能なBWP/サブバンドでMsg3を送信することができる。
各UEが複数のMsg3リソースを有することによるオーバーヘッドを抑制し、Msg3衝突のリスクおよびそれによるgNBでの検出失敗のリスクを抑制するために、本明細書では、以下を提案する。
1.UEは、複数の利用可能なUL BWP/サブバンドがある場合にMsg3送信に使用されるリソースを、複数のMsg3リソース(例えば、BWPまたはサブバンド)の中からランダムに選択することができる。
2.Msg3リソースは、UE IDに基づいて確定的に選択され得る。例えば、K個のMsg3リソースがUEにシグナリングされ、Msg3リソースは0、1、2、…、K-1のインデックスを持つと仮定する。UEは、以下を満たすリソースインデックスを選択する:選択されたリソースインデックス=UE_ID Mod K。
別の実施形態として、本明細書では、別のUL BWP/サブバンド上で提供されるリソースに基づいて、他のBWP/サブバンド上の時間および周波数領域リソースを示し得るリソース再マッピング規則を定義することを提案する。例えば、UEは、特定のUL BWP/サブバンド上で構成されたリソースを単にシフトすることによって、UL BWP/サブバンド上でMsg3用の周波数領域リソースを誘導することができる。図17は、RARがBWP0上のMsg3用の周波数および時間領域リソースを明示的に提供する例を示す。このことから、UEは、周波数領域リソースを、同じ時間位置を維持しながらBWP0上の位置と同じ位置にシフトすることによって、他のBWP上にリソースを誘導することができる。明示的な構成を持つBWP以外のBWP上でMsg3用のリソースを暗黙的に提供するために、様々なルールが適用され得る。例えば、周波数領域リソースを、他のBWP/サブバンドの中心にシフトすることができる。時間領域リソースは、すべてのBWPにわたって同じであり得るが、例えば、BWP/サブバンドIDに基づく何らかのシフトによって異なることもあり得る。
あるいは、本明細書では、gNBは、単一のRARのみを送信できるが、複数のBWP/サブバンド上で、Msg3用の周波数および時間領域リソースを運ぶRARの元のサイズよりも大きいサイズで送信できることを提案する。ここでは、単一のRARが、様々なBWP/サブバンドのための時間および周波数リソースを運ぶことができることを提案する。
Msg4に関して、UEがMsg1送信で最初に使用されたBWP以外のBWPを選択する場合、これは、UEが、このBWPに対応する周波数領域を使用している他のノードによって囲まれ得ることを意味する。したがって、Msg4は、UEがMsg3送信用に選択したUL BWPに関連付けられたDL BWP上で送信される方がよい場合がある。
(MSG3の強化)
チャネルにアクセスする可能性を高めるために、時間および周波数領域の少なくとも一方において、MSG3の複数の送信機会を提供することが有益であり得る。複数の時間領域を提供するために、本明細書では、以下の手順またはそれらの組み合わせを提案する。
RAR内のMSG3 PUSCH時間リソース割り当てフィールド、すなわち、MACプロトコルデータユニット(Protocol Data Unit:PDU)は拡張され得る。新無線リリース15に対する指定内容とは異なり、このフィールドを使用して、上位層シグナリングによって提供される時間領域割り当てリストTimeDomainAllocationListまたはデフォルトで指定されたリストの単一の行を示す代わりに、本明細書では、このフィールドを例えば16ビットに拡張し、それを使用して時間領域割り当てリストの複数の行を示すことを提案する。言い換えれば、このフィールドはビットマップと見なすことができ、その長さは、例えば、時間領域割り当てリストの行数と等しくなるように設定され得る。各ビットは、単一の行または複数の行に対応し得る。UEは、示された行同士を互いの代替と見なすことができ、LBT結果に基づいて1つの候補開始位置だけを選択することができる。
例えば、表5は、時間リソース割り当てビットマップフィールドが16ビットに拡張される例を示す。各ビットは、特定のスロットオフセットK、開始シンボルS、および割り当て長さLに対応する。例えば、1行目と2行目のセットアップに対応するビットが1に設定されている場合、UEは、2つの候補開始位置がOFDMシンボル0と1に示されていると見なすことができ、UEは、LBT結果に基づいてそれらのうちの1つを選択することができる。
Figure 2022503848000003
あるいは、RAR内の時間リソース割り当てビットフィールドのサイズは、新無線リリース15に対する指定内容と同じに保たれ得るが、ビットマップは異なって解釈され得る。具体的には、各ビットは、時間領域割り当てリストの複数の行に対応し得る。例えば、表6は、時間リソース割り当てビットフィールドが4であり、各ビットがMSG3の4つの異なるPUSCH構成に対応していることを示す。UEは、LBT結果に基づいて最良のPUSCH構成を選択することができる。
Figure 2022503848000004
さらに、PUSCHの新しい構成を表す行を追加して、構成済みまたはデフォルトの時間領域割り当てリストのサイズを拡大することができる。PUSCH構成は、各行が複数の構成を表すようにグループ化され得る。この場合、時間リソース割り当てビットフィールドは引き続き、行インデックスを示すが、各行はPUSCHの複数の開始位置を提供する。例えば、時間リソース割り当てビットフィールドの4ビットが16行のインデックスを示すことができ、各行は複数の構成を運ぶことができる。
さらに別の可能な解決策として、時間ドメイン割り当てリストのパラメータの一部に限り、さらに行を追加したり、時間リソース割り当てビットフィールドを再解釈したり、そのサイズを拡大したりすることなく変更可能である。いくつかの行では、複数のK値を使用して、様々なスロットにわたって複数の候補開始位置を提供することができる。例えば、表7のいくつかの行で、K及びK+βは2つの異なるスロットオフセット値であり、UEは、LBT結果に基づいて適切なスロットオフセットを選択できる。同様に、複数の開始シンボルがいくつかの行に提供され得る。表7は、可能な開始OFDMシンボルとしてSおよびS+αを提供する例を示し、UEは、LBT結果に基づいて適切な開始シンボルを選択できる。パラメータβおよびαは、上位層シグナリングによって構成され得る。それらが構成されていない場合、パラメータβおよびαを指定することができ、それらはヌメロロジーなどの他のシステムパラメータの関数であり得る。
Figure 2022503848000005
あるいは、RARは、複数のスロットオフセットまたは開始シンボル値を示し得る。この目的を達成するために、新しいフィールドが導入され得る。このフィールドは、例えばδで表され得る候補開始位置の周期性を示し得る。具体的には、示されたスロットオフセットがKである場合、UEは、MSG3 PUSCHがK、K+δ、K+2δ、…、またはKmaxだけシフトされたスロットで送信され得ると想定することができる。ただし、Kmaxは、上位層シグナリングによって示されるか、特定の規則に従って導出されるか、あるいは指定される最大許容スロットオフセットである。示された開始シンボルがSである場合、UEは、MSG3 PUSCHがシンボルS、S+δ、S+2δ、…、またはSmaxで送信され得ると想定することができる。ただし、Smaxは、上位層シグナリングによって示されるか、Smax=14-Lなどの特定の規則に従って導出されるか、あるいは指定される最大許容開始シンボルインデックスである。δを示すフィールドは、Log(δの可能値の数)ビットを有している。スロットオフセットと開始シンボルの様々な周期性の値は、例えば、それぞれδとδによって展開および提供され得る。この場合、δとδを示すために2つの予備フィールドが必要になり得る。
複数の候補開始位置を提供するために、RAR内の追加フィールドを使用してスロットオフセットまたはMSG3 PUSCHの開始シンボルの周期性を示すのではなく、δ、δ、δのうち少なくとも1つの周期性を、上位層シグナリング、または上位層シグナリングがない場合は指定によって、構成することができる。
RARがMSG3のPUSCHに対する複数の候補開始位置を提供する場合、提供されたPUSCH構成のそれぞれまたはいくつかについて、複数の変調および符号化スキーム(Modulation and Coding Scheme:MCS)をUEに示す必要があり得る。RAR内の複数のMCSフィールドは、それぞれが特定の開始位置に関連している可能性がある。UEは、候補開始位置と、MSG3を運ぶPUSCHの長さとに応じて、いくつかの規則を使用して新しいMCSを導出することができる。例えば、候補開始位置のMSG3 PUSCHの長さが元の開始位置のMSG3 PUSCHの長さと同じである場合、UEは、元の開始位置に対して提供されたものと同じMCSを使用することができる。別の例では、候補開始位置のMSG3 PUSCHの長さが元の開始位置のMSG3 PUSCHの長さの半分である場合、UEは、元の開始位置に対して提供された二重のMCSを用いることができる。例えば、候補開始位置に対するMCSを以下の数式1ように表すことができる。
Figure 2022503848000006
ただし、LoldおよびMCSoldは、MSG3 PUSCHの元の開始位置の長さと示されたMCSであり、Lnewは、その新しい開始位置に依存するMSG3 PUSCHの長さである。
MSG2によって、RACH手順におけるMSG3に関するチャネルアクセス手順タイプを示すことは有益である。場合によっては、MSG3のすべての候補開始位置に対して同じチャネルアクセス手順タイプが展開され得る。その他の場合、チャネルアクセス手順タイプは、MSG3の候補開始位置に依存し得る。
MSG3に対して同じチャネルアクセス手順を展開する単一の開始位置または複数の候補開始位置のいずれかについて、例えば、RA RNTIによってスクランブルされたDCIフォーマット1_0などのRAR PDSCHをスケジュールするDCIのフィールドを使用して、MSG3に対するチャネルアクセス手順を示すことができる。フィールドのサイズは、log(チャネルアクセス手順の数)と等しくなり得る。
UEが、RARに示された第1の開始位置に従って送信するためのチャネルにアクセスできない場合、いくつかの選択肢がある。UEは、チャネルにアクセスし、他の候補開始位置でPUSCHの送信を試みることができる。同様に、あるいはチャネルアクセス手順は、例えば、RAR MAC PDUのLog(チャネルアクセス手順の数)フィールドをそのために使用して、RAR自体の中に示され得る。あるいは、チャネルアクセス手順のインジケーションは、DCIまたはRARにこのインジケーションを単独で運ぶのに十分なビット数がない場合に、RAR PDSCHをスケジューリングするDCIとRARの間で分割され得る。
チャネルアクセス手順が候補開始位置ごとに異なり得る場合、本明細書では、時間領域割り当てリストにさらに列を追加して、示された候補開始位置ごとに、関連するチャネルアクセス手順タイプが示されるようにすることを提案する。この手法を、候補開始位置を示すための前述の手順と組み合わせることができる。例えば、表8では、チャネルアクセスタイプを示す新しい列が追加されている。
Figure 2022503848000007
さらに、UEは、MSG3を運ぶ最初のシンボルとRARを運ぶ最後のシンボルとの間の時間間隔、MSG3の長さ、ヌメロロジーなどのいくつかの要因に応じた特定の規則に基づいて、チャネルアクセス手順のタイプを推測することができる。例えば、MSG3を運ぶ最初のシンボルとRARを運ぶ最後のシンボルの間の時間間隔が特定のしきい値よりも小さいか大きい場合、特定のタイプのチャネルアクセス手順を適用することができる。図39は、MSG2がMSG3の4つの候補開始位置を提供する例を示す。UEがチャネルへのアクセスに成功して、第1または第2の候補開始位置でPUSCHを送信する場合、タイプ1チャネルアクセス手順が展開され得る。UEがチャネルへのアクセスに成功して、第3または第4の候補開始位置でPUSCHを送信する場合、タイプ2チャネルアクセス手順が展開され得る。しきい値および関連するチャネルアクセスタイプ手順は、上位層シグナリングによって構成することも、指定することもできる。
BFRのための上りリンクBWPスイッチング
BFRにおいて、本明細書では、gNBが、異なるBWP/サブバンドにわたってPRACHリソースを使用してUEを構成して、UEがビーム障害回復要求(BFRQ)を送信するためのチャネルを取得する可能性を高めることができることを提案する。これらのPRACHリソースの一部は、非競合PRACHに関連付けられており、他のリソースは競合ベースのPRACHに関連付けられている可能性がある。
さらに、本明細書では、gNB応答が、BFRQ送信に使用されるBWPとは異なるIDを持つBWP上で送信され得ることを提案する。gNBの応答を監視する間のUEでの電力消費を削減するために、上記の実施形態のいくつかを採用して、recoverySearchSpaceIdに関連付けられたCORESETを構成し、異なるBWP/サブバンドの各IDにわたってgNB応答を監視することができる。
別の実施形態として、本明細書では、UEが、異なるBWP/サブバンド上のrecoverySearchSpaceIdに関連付けられたCORESETを特定の順序で監視することができることを提案する。例えば、UEは、最初に構成されたBWP/サブバンド上でこのCORESETの監視を開始することができる。次に、UEは、BWP上でこのCORESETを、以下の順序で監視することができる。デフォルトBWP→初期BWP→BWP→BWP→…など。同様に、UEは、サブバンド上でこのCORESETを、以下の順序で監視することができる。SB0→SB1→SB2→…など。
(CSI-RSの強化)
CSI-RSを、チャネル取得、ビーム管理、ビーム障害回復、無線リンク監視、無線リソース管理などを含む複数の目的のために構成することができる。これらの使用例のいずれについても、CSI-RSは、全帯域幅、またはUE用に構成されたBWPの一部だけを占有するように構成され得る。広帯域動作によって、gNBはCSI-RSを運ぶ周波数帯域全体に常にアクセスできるとは限らない。すなわち、gNBは、このBWPを構成するサブバンドのセット上でLBTに成功する。したがって、CSI-RSが複数のサブバンドにまたがるように構成されている場合、それらすべてのサブバンドが常に同時に利用可能であることは保証されていない。そこで、本明細書では、そのような課題に対処するためにいくつかのCSI-RS強化策を提案する。
UEに、その受信フィルタを調整させるために、チャネル取得インジケーションを使用することができる。明示的または暗黙的なチャネル取得インジケーションは、gNBによって取得されたサブバンドを示すことができる。この場合、UEは、利用可能なサブバンド内のリソース要素(Resource Element:RE)のみが構成済みのCSI-RSを運んでおり、利用できないサブバンド内の他のREは送信されず、測定プロセス内で考慮されるべきではないと見なすことができる。例えば、UEは、利用できないサブバンド内のREを平均化するべきではない。
新無線リリース15の場合、CSI-RSは、DL BWPの一部上で送信されるように構成され得る。具体的には、BWPは連続するPRBのCSI-RSサブバンド(CSRS-SB)に分割され、このCSRS-SBのサイズは表9に示すようにBWPのサイズに依存し、様々なサイズのCSRS-SBが導入され得る。BWPサイズごとに、2つの可能なCSRS-SBサイズがあり、選択されたサイズが、上位層シグナリングによって構成され得る。
Figure 2022503848000008
CSRS-SBは、例えば、図28に示すように、LBTサブバンド境界をまたぐことができる。構成済みのCSRS-SBをUEに運ぶLBTサブバンドの1つ、例えば、図28のSB3が利用できない場合、UEは以下の選択肢のいずれかを想定することができる。
第1の代替案では、CSRS-SBのいずれかが2つのLBTサブバンドにまたがり、その1つが利用不可能である場合、UEは、このCSRS-SBで送信されるCSI-RSはないと想定することができる。すなわち、このCSRS-SB上の測定を省き、このCSRS-SBについての報告を不要とする。これは図29に例示されており、そこでは、利用可能なサブバンドから全面的または部分的に外側にあるすべての構成済みCSRS-SBが測定から除外され、報告は不要とされる。さらに、測定値がUEのDL BWP内のすべてのサブバンドにわたって平均化される場合、平均値の破損を回避するために、UEは、利用できないSBを平均化に含めない可能性がある。
別の代替案では、2つのLBTサブバンドにまたがる構成済みのCSRS-SBは、それらのLBTサブバンドのいずれかが利用できない場合、完全には省かれない可能性がある。代わりに、利用不可能なLBTサブバンドに全面的または部分的に含まれるCSRS-SB PRBは省かれ、同じCSRS-SB内の他のPRBは引き続きCSI-RSを運び、測定に寄与する可能性がある。これは、最後のCSRS-SBを縮小して、サブバンド境界から遠く離れた他のCSRS-SBよりも少数のPRBを含むようにすることに相当する。例えば、図30Aは、SB3が利用できないため、SB2とSB3にまたがるCSRS-SBが部分的に省かれていることを示す。この場合、CSI-RSは、完全にSB2内にあるPRB上でのみ送信され得る。
さらに、複数の連続するLBTサブバンドが利用可能である場合でも、本明細書では、測定をLBTサブバンド内に限定するように制限することを提案する。構成済みのCSRS-SBが2つの連続する利用可能なサブバンドにまたがる場合、このCSRS-SBは2つのCSRS-SBに分割され、それぞれが1つのLBTサブバンドに完全に含まれる。任意の連続するLBTサブバンド間の境界をまたぐPRBがある場合、このPRBは省かれる可能性があり、UEは、このPRBで送信されるCSI-RSはないと想定することができる。図30Bは、(SB0、SB1)にまたがるCSRS-SBと(SB1、SB2)にまたがる別のCSRS-SBの例を示しており、次に、これらのCSRS-SBの各々は、2つのCSRS-SBに分割され、利用可能な各LBTサブバンドに付き1つずつとなる。UEが、2つの連続するLBTサブバンドにまたがるCSRS-SB、すなわち、親CSRS-SBに関するCSIを報告するように構成されている場合、UEは、CSI報告は、子CSRS-SB、すなわち、親CSRS-SBを分割して得られる新しいCSRS-SBに対して構成されるものと想定することができる。
アンライセンススペクトルへの新無線(NR)ベースのアクセスでは、隣接チャネルへの干渉を回避するために保護帯域を採用することができる。その結果、いくつかのCSRS-SBは、例えば図31に示すように、保護帯域と完全または部分的に重複する可能性がある。これらのCSRS-SBのいずれかが、UEが測定を実施するように構成されている場合、UEは、例えば、これらのCSRS-SB上でCSI-RS REが送信されていないと想定することができる。言い換えれば、UEは、構成された測定値からこれらのCSRS-SBを省くことができる。また、利用できないサブバンドに含まれるCSI-RS REを運ぶようにCSRS-SBが構成されている場合、UEは、それらのCSRS-SBで測定を実施すべきではないと想定することができる。
あるいは、CSRS-SBが保護帯域と完全に重複する場合、またはそれが利用不可能なLBTサブバンドと保護帯域にまたがっている場合、すなわち、CSRS-SBが利用不可能なLBTサブバンドと保護帯域との境界にある場合、UEは、それらに対して測定を実施すべきではないと想定することができ、CSRS-SB全体を省く。しかし、利用可能なLBTサブバンドと保護帯域にまたがるCSRS-SBの場合、UEは、保護帯域に完全にまたは部分的に含まれるPRBはCSI-RSを運んでいない可能性があり、それらに関する測定を行わないと想定することができ、それらの測定を実施しない。一方、UEは、利用可能なLBTサブバンドに完全に含まれるPRBはCSI-RSを運んでいる可能性があると想定し、測定を実施することができる。図32は、CSRS-SBが、利用不可能なLBTサブバンドまたは保護帯域と完全に重複しているか、両方にまたがっている例を示しており、次に、UEはそれらを省くことができる。一方、利用可能なサブバンドと保護帯域にまたがるCSRS-SBの場合、UEは、利用可能なサブバンド内にあるそのPRBがCSI-RSを運び、それらのPRBで測定を実施できると想定することができる。言い換えれば、UEは、これらのCSRS-SBのサイズが保護帯域から離れた他のCSRS-SBよりも小さいと想定することができる。
最初および最後のCSRS-SBのサイズは、LBTサブバンドの位置、保護帯域サイズ、BWPの位置などの関数として与えられ得る。例えば、BWP内の最低位置の利用可能なLBTサブバンド内に位置する最初のCSRS-SBのサイズは下記の数式2で与えられ得る。ただし、下記の数式3は、CSRS-SBのサイズ、下記の数式4は、基準PRBからBWP内の最初のPRBまでのPRB数、下記の数式5は、BWP内の最初のPRBから最初の利用可能なLBTサブバンド内の最初のPRBまでのPRB数、そして下記の数式6は、LBTサブバンド内の保護帯域として用いられるPRBの数である。図33はこれらの項を例示している。保護帯域PRBを必要としない場合、下記の数式6をゼロに設定することができる。
Figure 2022503848000009
Figure 2022503848000010
Figure 2022503848000011
Figure 2022503848000012
Figure 2022503848000013
下記の数式7が成り立つ場合、BWP内の最高位置の利用可能なLBTサブバンド内に位置する最後のCSR-SBのサイズは、下記の数式8で与えられ得る。ただし、Mは、連続する利用可能なLBTサブバンドの数、下記の数式9は、PRBで表したLBTサブバンドのサイズ、そして下記の数式10は、LBTサブバンド内の保護帯域として使用されるPRBの数である。下記の数式11が成り立つ場合、BWP内の最高位置の利用可能なLBTサブバンド内に位置する最後のCSR-SBのサイズは、下記の数式12で与えられ得る。利用可能なLBTサブバンドが異なるサイズを有する場合、下記の数式13の項は、下記の数式14に交換され得る。ただし、下記の数式15は、q番目の利用可能なLBTサブバンドのサイズである。
Figure 2022503848000014
Figure 2022503848000015
Figure 2022503848000016
Figure 2022503848000017
Figure 2022503848000018
Figure 2022503848000019
Figure 2022503848000020
Figure 2022503848000021
Figure 2022503848000022
不連続な利用可能なLBTサブバンドの場合、利用可能なLBTサブバンドを別々に扱うことによって上記の例を適用することができる。
新無線リリース15では、CSI-RSは、スロット内の複数のOFDMシンボルを占有するように構成することができる。チャネルアクセスの不確実性により、gNBは構成済みの時間領域位置でチャネルにアクセスできない可能性がある。このような課題に対処するために、以下の代替案または任意のそれらの組み合わせを採用することができる。
第1の代替案では、UEは、gNBがチャネルの取得に成功するよりも前に属するOFDMシンボル内のCSI-RSは省かれると想定することができる。言い換えれば、UEは、gNBが、CSI-RSを運ぶOFDMシンボルの前にチャネルの取得に失敗した場合、そのOFDMシンボルがパンクチャされていると見なすことができる。例えば、図34は、OFDMシンボル3および9で送信されるように構成されたCSI-RSの例を示す。この例では、gNBは、OFDMシンボル6でチャネルを取得する。したがって、UEは、CSI-RSを運ぶOFDMシンボル3はパンクチャされているが、OFDMシンボル9は、引き続き、最初に構成されたようにCSI-RSを運んでいると見なすことができる。
他の可能な解決策として、CSI-RSを運ぶシンボルのどれかがパンクチャされている場合、UEは、CSI-RSを運ぶ他のOFDMシンボルも、たとえgNBのCOT内に含まれていても、同様にパンクチャされると想定し得る。注意すべき点は、本明細書で、CSI-RSを運ぶOFDMシンボルがパンクチャされていることを提案する場合、このOFDMシンボルは他のDL送信を伝える可能性があるということである。このOFDMシンボルでCSI-RSを運ぶように構成されているREのみがパンクチャされる。これらのREは、このUEまたは他の任意のUEへのDL送信を伝えることができる。この解決策は、特にCSI-RSが時間領域で符号分割多重化(Code Division Multiplex:CDM)されている場合に興味深い。
あるいは、UEは、CSI-RSを運ぶOFDMシンボルがシフトされ得ると想定することができる。シフト値は、例えば、動的にUE固有のDCIまたはグループ共通DCIで、UEに明示的に示すことができる。UE固有のDCIはC-RNITによってスクランブルされ得、グループ共通DCIはスロットフォーマットインジケータ(Slot Format Indicator:SFI)のようなRNTIによってスクランブルされ得る。シフト値は、MAC-CEによっても示され得る。シフト値は、以前に受信されるはずだった信号/チャネル、例えば、DMRS、PSS、SSS、同期信号ブロック(Synchronization Signal Block:SSB)などの時間シフトがこの目的を果たすことができる場合、時間シフトを通知することによってUEに暗黙的に示すことができる。CSI-RSを運ぶOFDMシンボルがシフトされてgNB MCOTを超える場合、UEは、それらのOFDMシンボルがパンクチャされていると見なすことができる。図35は、CSI-RSがOFDMシンボル3および9で送信されるように構成され、gNBがLBT障害のためにチャネルへのアクセスに失敗した例を示す。そのため、gNBがチャネルを取得すると、OFDMシンボル3つ分のシフトを示す可能性があり、UEは、OFDMシンボル3および9で送信されるはずのCSI-RSが、それぞれOFDMシンボル6および12で送信されると想定することができる。
さらに、CSI-RSの初期シーケンスジェネレータにおける時間依存性を除去することが有益であり得る。例えば、初期化シーケンスは下記の数式16で与えられ得る。
Figure 2022503848000023
Figure 2022503848000024
Figure 2022503848000025
ただし、上記の数式17は、COTの先頭に対する相対的スロット番号であり得る。gNBがスロットの中央でチャネルを取得した場合、この部分的なスロットはgNBのCOTの最初のスロットとしてカウントされ得る。パラメータlはスロット内のOFDMシンボル番号であり、gNBのCOTの最初のスロットの場合、lはgNBのCOTの最初のOFDMシンボルのインデックスより小さくない可能性がある。パラメータnIDおよび上記の数式18は、それぞれ、スロット内の上位層パラメータとOFDMシンボル数に等しい。
あるいは、上記の数式17は、無線フレーム内のスロット番号であり得、lは、gNBのCOTの開始に対する相対的OFDMシンボル番号であり得る。等式の他のパラメータは変わらない。
新無線リリース15では、BWP内のCSRS-SBの数に等しいサイズを持つビットマップを運ぶ上位層シグナリングによって、報告をするCSRS-SBを構成することができる。上記の解決策において、CSRS-SBが、利用可能なLBTサブバンドと別の利用不可能なLBTサブバンドにまたがるために、そのサイズが削減される場合、元のCSRS-SBに対応するインジケーションビットを使用して、変更されたCSRS-SBのサイズを示すことができる。また、利用可能なLBTサブバンドにまたがるために2つの子CSRS-SBに分割された親CSRS-SBの場合、元のCSRS-SBに対応する同じインジケーションビットを使用して両方の子CSRS-SBを示すことができる。
第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)では、無線アクセス、コアトランスポートネットワーク、および、コーデック、セキュリティ、およびサービスの質に関する取り組みを含むサービス能力を含む、セルラー通信ネットワーク技術の技術規格を開発する。最近の無線アクセス技術(RAT)規格には、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access:WCDMA(登録商標))(一般に3Gと呼ばれる)、LTE(一般に4Gと呼ばれる)、およびLTEアドバンスト(LTE-Advanced)規格が含まれる。3GPPは、新無線(NR)と呼ばれ、「5G」とも呼ばれる次世代セルラー技術の標準化に取り組み始めた。3GPP NR規格の開発には、次世代無線アクセス技術(新しいRAT)の定義が含まれると予想され、これには、6GHz未満の新しいフレキシブル無線アクセスの規定、および6GHzを超える新しいウルトラモバイルブロードバンド無線アクセスの規定が含まれると予想される。フレキシブル無線アクセスは、6GHz未満の新しいスペクトルでの、新しい、後方互換性のない無線アクセスで構成されると予想され、要件の多様な広範囲の3GPP NRのユースケースに対処するために、同一スペクトル内で多重化可能な異なる動作モードを含むと予想される。ウルトラモバイルブロードバンドは、例えば、屋内用途やホットスポットのためのウルトラモバイルブロードバンドアクセスの機会を提供するセンチ波およびミリ波スペクトルを含むと予想される。特に、ウルトラモバイルブロードバンドは、センチ波およびミリ波に特有の設計最適化を施した共通設計枠組みを、6GHz未満のフレキシブル無線アクセスと共有すると予想される。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project:3GPP)では、無線アクセス、コアトランスポートネットワーク、および、コーデック、セキュリティ、およびサービスの質に関する取り組みを含むサービス能力を含む、セルラー通信ネットワーク技術の技術規格を開発する。最近の無線アクセス技術(Radio Access Technology:RAT)規格には、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)(一般に3Gと呼ばれる)、LTE(一般に4Gと呼ばれる)、およびLTEアドバンスト(LTE-Advanced)規格が含まれる。3GPPは、新無線(NR)と呼ばれ、「5G」とも呼ばれる次世代セルラー技術の標準化に取り組み始めた。3GPP NR規格の開発には、次世代無線アクセス技術(新しいRAT)の定義が含まれると予想され、これには、6GHz未満の新しいフレキシブル無線アクセスの規定、および6GHzを超える新しいウルトラモバイルブロードバンド無線アクセスの規定が含まれると予想される。フレキシブル無線アクセスは、6GHz未満の新しいスペクトルでの、新しい、後方互換性のない無線アクセスで構成されると予想され、要件の多様な広範囲の3GPP NRのユースケースに対処するために、同一スペクトル内で多重化可能な異なる動作モードを含むと予想される。ウルトラモバイルブロードバンドは、例えば、屋内用途やホットスポットのためのウルトラモバイルブロードバンドアクセスの機会を提供するセンチ波およびミリ波スペクトルを含むと予想される。特に、ウルトラモバイルブロードバンドは、センチ波およびミリ波に特有の設計最適化を施した共通設計枠組みを、6GHz未満のフレキシブル無線アクセスと共有すると予想される。
3GPPは、NRがサポートすると予想される様々なユースケースを特定し、その結果、データ転送速度や待ち時間やモビリティに対する多様なユーザエクスペリエンス要件を定めた。ユースケースには、以下の一般的カテゴリーが含まれる。すなわち、拡張モバイルブロードバンド(例えば、密集エリア内のブロードバンドアクセス、屋内超高ブロードバンドアクセス、人混みでのブロードバンドアクセス、あらゆる場所での50Mbps以上、超低コストブロードバンドアクセス、車内モバイルブロードバンド)、クリティカル通信、大規模マシンタイプ通信、ネットワークオペレーション(例えば、ネットワークスライシング、ルーティング、マイグレーションとインターワーキング、および省エネルギー)、および、高度化ビークル・ツー・エブリシング(Enhanced Vehicle-to-Everything:eV2X)通信。eV2X通信は、ビークルツービークル(Vehicle-to-Vehicle:V2V)通信、ビークルツーインフラストラクチャ(Vehicle-to-Infrastructure:V2I)通信、ビークルツーネットワーク(Vehicle-to-Network:V2N)通信、ビークルツーペデストリアン(Vehicle-to-Pedestrian:V2P)通信、および車両と他のエンティティ間の通信のうち任意のものを含み得る。これらのカテゴリー内の具体的なサービスおよびアプリケーションには、いくつか例を挙げると、監視およびセンサネットワーク、デバイスの遠隔制御、双方向遠隔制御、パーソナルクラウドコンピューティング、ビデオストリーミング、無線クラウドベースのオフィス、ファーストレスポンダへの接続性、自動車用eCall、災害警報、リアルタイムゲーム、多人数ビデオ通話、自律走行、拡張現実、タッチインターネット、仮想現実などが含まれる。本明細書は、これらすべてのユースケースおよびその他を想定している。
図27Aは、本明細書で説明され特許請求される方法および装置を具現化し得る例示的な通信システム100の一実施形態を示す。図示のように、通信システム100の例は、無線送受信ユニット(Wireless Transmit/Receive Unit:WTRU)102a、102b、102c、102d、102e、102f、および102gのうち、少なくとも1つ(一般的に、あるいは総称して、WTRU102と呼ばれることもある)と、無線アクセスネットワーク(RAN)103/104/105/103b/104b/105bと、コアネットワーク106/107/109と、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)108と、インターネット110と、その他のネットワーク112と、V2Xサーバ(または近接サービス(Proximity-based Services:ProSe)機能およびサーバ)113とを含み得るが、開示された実施形態は任意の数のWTRUや、基地局や、ネットワークや、ネットワーク要素を想定していることは理解されるであろう。WTRU102a、102b、102c、102d、102e、102f、102gの各々は、無線環境下で動作や通信を行うように構成された任意の種類の装置またはデバイスであってよい。WTRU102a、102b、102c、102d、102e、102f、102gの各々はハンドヘルド無線通信装置として図1A~1Eに図示されているが、5G無線通信に対する多様なユースケースを想定すれば、WTRUの各々は、ほんの一例として、ユーザ端末(UE)、モバイル局、固定または移動加入者ユニット、無線呼び出し装置、携帯電話、携帯情報端末(Personal Digital Assistant:PDA)、スマートフォン、ラップトップ、タブレット、ネットブック、ノートブックコンピュータ、パーソナルコンピュータ、無線センサ、家庭用電化製品、スマートウォッチやスマートクロージングなどのウェアラブルデバイス、医療機器やeHealthデバイス、ロボット、産業機器、ドローン、乗用車やトラックや列車や航空機などの輸送機器などを含む、無線信号を送信や受信するように構成された任意の装置またはデバイスを含むか、または、その中に具現化されてもよいことが理解される。
通信システム100は、基地局114aと基地局114bをさらに含むことができる。基地局114aは、WTRU102a、102b、および102cのうちの少なくとも1つと無線でインターフェースして、コアネットワーク106/107/109やインターネット110やその他のネットワーク112などの1つ以上の通信ネットワークへのアクセスを円滑にするように構成された任意の種類のデバイスであり得る。基地局114bは、遠隔無線ヘッド(Remote Radio Head:RRH)118a、118b、送受信ポイント(Transmission and Reception Point:TRP)119a、119b、および路側機(Roadside Unit:RSU)120a、120bのうち、少なくとも1つと有線や無線でインターフェースして、コアネットワーク106/107/109やインターネット110やその他のネットワーク112やV2Xサーバ(またはProSe機能およびサーバ)113などの1つ以上の通信ネットワークへのアクセスを円滑にするように構成された任意の種類のデバイスであり得る。RRH118a、118bは、WTRU102cの少なくとも1つと無線でインターフェースして、コアネットワーク106/107/109やインターネット110やその他のネットワーク112などの1つ以上の通信ネットワークへのアクセスを円滑にするように構成された任意の種類のデバイスであり得る。TRP119a、119bは、WTRU102dの少なくとも1つと無線でインターフェースして、コアネットワーク106/107/109やインターネット110やその他のネットワーク112などの1つ以上の通信ネットワークへのアクセスを円滑にするように構成された任意の種類のデバイスであり得る。RSU120a、120bは、WTRU102e、102fの少なくとも1つと無線でインターフェースして、コアネットワーク106/107/109やインターネット110やその他のネットワーク112やV2Xサーバ(またはProSe機能およびサーバ)113などの1つ以上の通信ネットワークへのアクセスを円滑にするように構成された任意の種類のデバイスであり得る。一例として、基地局114a、114bは、ベーストランシーバ基地局(Base Transceiver Station:BTS)、ノードB、eノードB、ホームノードB、ホームeノードB、サイトコントローラ、アクセスポイント(Access Point:AP)、無線ルータなどであり得る。基地局114a、114bはそれぞれ単一要素として図示されているが、基地局114a、114bは任意の数の相互接続された基地局やネットワーク要素を含むことができることは理解されるであろう。
基地局114aはRAN103/104/105の一部であってもよく、RAN103/104/105は、また、基地局コントローラ(Base Station Controller:BSC)、無線ネットワークコントローラ(Radio Network Controller:RNC)、中継ノードなどの他の基地局やネットワーク要素(図示せず)を含んでもよい。基地局114bはRAN103b/104b/105bの一部であってもよく、RAN103b/104b/105bは、また、基地局コントローラ(BSC)、無線ネットワークコントローラ(RNC)、中継ノードなどの他の基地局やネットワーク要素(図示せず)を含んでもよい。基地局114aは、セル(図示せず)と称することもある特定の地理的領域の中の無線信号を送信や受信するように構成され得る。基地局114bは、セル(図示せず)と称することもある特定の地理的領域内の有線や無線の信号を送受信するように構成され得る。セルは、さらにセルセクタに分割することができる。例えば、基地局114aに関連するセルを3つのセクタに分割することができる。一実施形態においては、基地局114aは、そのように、例えば、セルのセクタごとに1つとなる、3つのトランシーバを含むことができる。一実施形態においては、基地局114aは、多入力多出力(Multiple Input Multiple Output:MIMO)技術を採用することができ、したがって、セルの各セクタ当たり複数のトランシーバを利用することができる。
基地局114aは、WTRU102a、102b、102cのうちの1つ以上と、エアインターフェース115/116/117を介して通信してもよく、エアインターフェース115/116/117は、任意の適切な無線通信リンク(例えば、無線周波数(Radio Frequency:RF)、マイクロ波、赤外線(Infrared:IR)、紫外線(Ultraviolet:UV)、可視光、センチ波、ミリ波など)であってもよい。エアインターフェース115/116/117は、任意の適切な無線アクセス技術(RAT)を用いて構築することができる。
基地局114bは、RRH118a、118bやTRP119a、119bやRSU120a、120bのうち1つ以上と、有線またはエアインターフェース115b/116b/117bを介して通信してもよく、有線またはエアインターフェース115b/116b/117bは、任意の適切な有線(例えば、ケーブルや光ファイバなど)または無線通信リンク(例えば、無線周波数(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光、センチ波、ミリ波など)であってもよい。エアインターフェース115b/116b/117bは、任意の適切な無線アクセス技術(RAT)を使って構築することができる。
RRH118a、118bやTRP119a、119bやRSU120a、120bは、WTRU102c、102d、102e、102fのうち1つ以上と、エアインターフェース115c/116c/117cを介して通信してもよく、エアインターフェース115c/116c/117cは、任意の適切な無線通信リンク(例えば、無線周波数(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光、センチ波、ミリ波など)であってもよい。エアインターフェース115c/116c/117cは、任意の適切な無線アクセス技術(RAT)を使って構築することができる。
WTRU102a、102b、102c、102d、102e、102f、および102gの少なくとも一部は、エアインターフェース115d/116d/117d(図示せず)を介して相互に通信可能である。エアインターフェース115d/116d/117dは、任意の適切な無線通信リンク(例えば、無線周波数(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光、センチ波、ミリ波など)であり得る。エアインターフェース115d/116d/117dは、任意の適切な無線アクセス技術(RAT)を用いて構築することができる。
より具体的には、上記のように、通信システム100は多重アクセスシステムでもよく、例えば、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access:CDMA)、時分割多元接続(Time Division Multiple Access:TDMA)、周波数分割多元接続(Frequency Division Multiple Access:FDMA)、直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access:OFDMA)、シングルキャリア周波数分割多元接続(Single Carrier Frequency Division Multiple Access:SC-FDMA)などの、1つ以上のチャネルアクセス方式を採用することができる。例えば、RAN103/104/105内の基地局114aとWTRU102a、102b、102c、またはRAN103b/104b/105b内のRRH118a、118b、TRP119a、119b、RSU120a、120bとWTRU102c、102d、102e、102fは、ユニバーサルモバイル通信システム(Universal Mobile Telecommunications System:UMTS)地上無線アクセス(Terrestrial Radio Access:UTRA)などの無線技術を実装してもよく、その技術によって、広帯域CDMA(WCDMA)を使ったエアインターフェース115/116/117または115c/116c/117cをそれぞれ構築してもよい。WCDMAは、高速パケットアクセス(High-Speed Packet Access:HSPA)や発展型HSPA(HSPA+)などの通信プロトコルを含むことができる。HSPAは、高速下りリンクパケットアクセス(High-Speed Downlink Packet Access:HSDPA)や高速上りリンクパケットアクセス(High-Speed Uplink Packet Access:HSUPA)を含むことができる。
一実施形態においては、基地局114aとWTRU102a、102b、102c、またはRAN103b/104b/105b内のRRH118a、118bや、TRP119a、119bや、RSU120a、120bとWTRU102c、102dは、発展型UMTS地上無線アクセス(E-UTRA)などの無線技術を実装してもよく、その技術によって、ロングタームエボリューション(LTE)やLTEアドバンスト(LTE-A)を使ったエアインターフェース115/116/117または115c/116c/117cをそれぞれ構築してもよい。将来は、エアインターフェース115/116/117は3GPP NR技術を実装し得る。LTEおよびLTE-A技術には、LTEデバイス間(Device-to-Device:D2D)およびV2X技術とインターフェース(サイドリンク通信など)が含まれる。3GPP NR技術には、NR V2X技術とインターフェース(サイドリンク通信など)が含まれる。
一実施形態においては、RAN103/104/105内の基地局114aとWTRU102a、102b、102c、またはRAN103b/104b/105b内のRRH118a、118b、TRP119a、119b、RSU120a、120bとWTRU102c、102d、102e、102fは、IEEE 802.16(例えば、ワールドワイド・インターオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブ・アクセス(Worldwide Interoperability for Microwave Access:WiMAX))、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000進化データ最適化(Evolution-Data Optimized:EV-DO)、暫定規格(Interim Standard:IS)2000(IS-2000)、暫定規格95(IS-95)、暫定規格856(IS-856)、モバイル通信用グローバルシステム(Global System for Mobile Communications:GSM(登録商標))、GSM進化型高速データレート(Enhanced Data Rates for GSM Evolution:EDGE)、GSM EDGE(GSM EDGE無線アクセスネットワーク(GSM EDGE Radio Access Network:GERAN))などの無線技術を実装してもよい。
図27Aの基地局114cは、例えば、無線ルータ、ホームノードB、ホームeノードB、またはアクセスポイントでもよく、事業所、家庭、車両、キャンパスなどの局所的領域における無線接続性を円滑にするための任意の適切なRATを利用してもよい。一実施形態においては、基地局114cとWTRU102eは、IEEE 802.11などの無線技術を実装して、無線ローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Network:WLAN)を構築してもよい。一実施形態においては、基地局114cとWTRU102dは、IEEE 802.15などの無線技術を実装して、無線パーソナルエリアネットワーク(Wireless Personal Area Network:WPAN)を構築してもよい。さらに別の実施形態においては、基地局114cとWTRU102eは、セルラーベースのRAT(例えば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE-Aなど)を利用してピコセルまたはフェムトセルを構築してもよい。図27Aに示すように、基地局114bはインターネット110と直接接続されてもよい。このように、基地局114cは、インターネット110にアクセスするためにコアネットワーク106/107/109を介する必要はない。
RAN103/104/105やRAN103b/104b/105bはコアネットワーク106/107/109と通信可能であり、コアネットワーク106/107/109は、音声、データ、アプリケーション、ボイスオーバーインターネットプロトコル(Voice Over Internet Protocol:VoIP)などサービスを、WTRU102a、102b、102c、102dのうち1つ以上に提供するように構成された任意の種類のネットワークであり得る。例えば、コアネットワーク106/107/109は、呼制御、ビリングサービス、モバイル位置情報サービス、プリペイドコーリング、インターネット接続性、ビデオ配信などを提供したり、ユーザ認証などの高度セキュリティ機能を実行したりすることができる。
図27Aには図示しないが、RAN103/104/105やRAN103b/104b/105bやコアネットワーク106/107/109は、RAN103/104/105やRAN103b/104b/105bと同一のRATまたは異なるRATを用いている他のRANと直接的または間接的に通信し得ることは理解されるであろう。例えば、コアネットワーク106/107/109は、E-UTRA無線技術を利用し得るRAN103/104/105やRAN103b/104b/105bと接続されているだけでなく、GSM無線技術を採用している別のRAN(図示せず)とも通信することができる。
コアネットワーク106/107/109は、WTRU102a、102b、102c、102d、102eがPSTN108やインターネット110やその他のネットワーク112にアクセスするためのゲートウェイとして機能することもできる。PSTN108は、基本電話サービス(Plain Old Telephone Service:POTS)を提供する回路交換電話網を含み得る。インターネット110は、TCP/IPインターネットプロトコルスイートの中の伝送制御プロトコル(Transmission Control Protocol:TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(User Datagram Protocol:UDP)、インターネットプロトコル(Internet Protocol:IP)などの共通通信プロトコルを使用する相互接続されたコンピュータネットワークとデバイスのグローバルシステムを含み得る。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダが所有や運用する有線または無線通信ネットワークを含むことができる。例えば、ネットワーク112は、RAN103/104/105やRAN103b/104b/105bと同一のRATまたは異なるRATを使用し得る1つ以上のRANと接続された別のコアネットワークを含むことができる。
通信システム100におけるWTRU102a、102b、102c、102dの一部または全部はマルチモード能力を有し得る。例えば、WTRU102a、102b、102c、102d、および102eは、異なる無線リンクを介して異なる無線ネットワークと通信するための複数のトランシーバを有し得る。例えば、図27Aに示すWTRU102eは、セルラーベースの無線技術を採用できる基地局114a、およびIEEE 802無線技術を採用できる基地局114cと通信するように構成され得る。
図27Bは、本明細書に示す実施形態に従って無線通信用に構成された、例えば、WTRU102などの装置またはデバイスの例のブロック図である。図27Bに示すように、例となるWTRU102は、プロセッサ118と、トランシーバ120と、送受信要素122と、スピーカ/マイクロフォン124と、キーパッド126と、ディスプレイ/タッチパッド/インジケータ128と、非取り外し可能メモリ130と、取り外し可能メモリ132と、電源134と、グローバルポジショニングシステム(Global Positioning System:GPS)チップセット136と、その他の周辺機器138とを含むことができる。WTRU102は、一実施形態との整合性を維持しながら、上述の要素の任意のサブコンビネーションを含むことができることは理解されるであろう。また、各実施形態では、基地局114a、114bや、基地局114a、114bが代表し得るノード(とりわけ、例えば、トランシーバ基地局(BTS)、ノードB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、ホームノードB、発展型ホームノードB(Evolved Home Node-B:eNodeB)、ホーム発展型ノードB(Home Evolved Node-B:HeNB)、ホーム発展型ノードBゲートウェイ、およびプロキシノードなどであるが、これらに限らない)は、図27Bに示し本明細書で述べる要素の一部または全部を含むことができるということを想定している。
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来型プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(Digital Signal Processor:DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連する1つ以上のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA)回路、任意の他の種類の集積回路(Integrated Circuit:IC)、状態機械などであってもよい。プロセッサ118は、WTRU102の無線環境下での動作を可能にする信号符号化や、データ処理や、電源制御や、入出力処理や、任意のその他の機能などを実行することができる。プロセッサ118はトランシーバ120に接続されてもよく、トランシーバ120は送受信要素122に接続されてもよい。図27Bはプロセッサ118とトランシーバ120を別々の構成要素として図示しているが、プロセッサ118とトランシーバ120を1つの電子パッケージまたはチップに一体化してもよいことは理解されるであろう。
送受信要素122は、エアインターフェース115/116/117を介して基地局(例えば、基地局114a)と信号の送受信を行うように構成され得る。例えば、一実施形態においては、送受信要素122はRF信号を送信や受信するように構成されたアンテナであってもよい。一実施形態においては、送受信要素122は、例えば、IRやUVや可視光の信号を送信や受信するように構成されたエミッタ/検出器であってもよい。さらに1つの実施形態においては、送受信要素122はRFと光信号のどちらも送受信するように構成されてもよい。送受信要素122は無線信号の任意の組み合わせを送信や受信するように構成され得ることは理解されるであろう。
さらに、図27Bには、送受信要素122は単一要素として図示されているが、WTRU102は任意の数の送受信要素122を含んでもよい。より具体的には、WTRU102はMIMO技術を採用してもよい。そのように、一実施形態においては、WTRU102は、無線信号をエアインターフェース115/116/117を介して送受信用の2つ以上の送受信要素122(例えば、複数のアンテナ)を含んでもよい。
トランシーバ120は送受信要素122が送信する信号を変調し、送受信要素122が受信した信号を復調するように構成され得る。上述のように、WTRU102はマルチモード能力を有し得る。したがって、トランシーバ120は、WTRU102が、例えば、UTRAやIEEE 802.11などの複数のRATを介して通信できるように、複数のトランシーバを含むことができる。
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124やキーパッド126やディスプレイ/タッチパッド/インジケータ128(例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display:LCD)表示ユニットまたは有機発光ダイオード(Organic Light-Emitting Diode:OLED)表示ユニット)に接続されかつ、そこからユーザ入力データを受信することができる。プロセッサ118は、ユーザデータをスピーカ/マイクロフォン124やキーパッド126やディスプレイ/タッチパッド/インジケータ128に出力することもできる。さらに、プロセッサ118は、非取り外し可能メモリ130や取り外し可能メモリ132などの任意の種類の適切なメモリからの情報にアクセスし、そこにデータを保存することもできる。非取り外し可能メモリ130はランダムアクセスメモリ(Random-Access Memory:RAM)、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory:ROM)、ハードディスク、または任意のその他の種類の記憶装置を含み得る。取り外し可能メモリ132は加入者識別モジュール(Subscriber Identity Module:SIM)カード、メモリスティック、セキュアデジタル(Secure Digital:SD)メモリカードなどを含み得る。一実施形態においては、プロセッサ118は、例えば、サーバまたはホームコンピュータ(図示せず)上の、WTRU102上に物理的に位置しないメモリからの情報にアクセスし、そこにデータを保存してもよい。
プロセッサ118は電源134から電力を受け取ることができ、WTRU102内の他の構成要素に対して電力を分配したり制御したりするように構成され得る。電源134は、WTRU102に電力を供給するための任意の適切なデバイスであり得る。例えば、電源134は、1つ以上の乾電池、太陽電池、燃料電池などを含むことができる。
プロセッサ118は、WTRU102の現在の位置に関する位置情報(例えば、経度と緯度)を提供するように構成され得るGPSチップセット136に接続されることもできる。WTRU102は、GPSチップセット136からの情報に加えて、またはそれに代えて、基地局(例えば、基地局114a、114b)からエアインターフェース115/116/117を介して位置情報を受信したり、2つ以上の近隣の基地局から受信中の信号のタイミングに基づいて自身の位置を決定したりすることができる。WTRU102は、一実施形態との整合性を維持しながら、任意の適切な位置決定方法によって位置情報を取得してもよいことは理解されるであろう。
プロセッサ118は、その他の周辺機器138にさらに接続されてもよく、その他の周辺機器138は、追加的特徴や機能性や、有線または無線接続性を提供する1つ以上のソフトウェアやハードウェアのモジュールを含むことができる。例えば、周辺機器138は、加速度計や生体計測(例えば、指紋)センサなどの各種センサ、電子コンパス(e-Compass)、衛星トランシーバ、(写真またはビデオ用)デジタルカメラ、ユニバーサルシリアルバス(Universal Serial Bus:USB)ポートまたはその他の相互接続インターフェース、振動デバイス、テレビジョントランシーバ、ハンズフリーヘッドセット、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))モジュール、周波数変調(Frequency Modulated:FM)無線ユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザなどを含むことができる。
WTRU102は、センサ、家庭用電化製品、スマートウォッチやスマートクロージングのようなウェアラブルデバイス、医療機器やeHealthデバイス、ロボット、産業機器、ドローン、乗用車、トラック、列車、航空機などの輸送機器などの、他の装置またはデバイスの中に具現化されてもよい。WTRU102は、そのような装置またはデバイスのその他の構成要素、モジュール、またはシステムに、周辺機器138の1つを含み得る相互接続インターフェースなどの1つ以上の相互接続インターフェースを介して接続されてもよい。
図27Cは、一実施形態に係るRAN103およびコアネットワーク106のシステム図である。上述のように、RAN103は、UTRA無線技術を採用して、エアインターフェース115を介してWTRU102a、102b、102cと通信することができる。RAN103はコアネットワーク106と通信することもできる。図27Cに示すように、RAN103は、ノードB140a、140b、140cを含むことができ、ノードB140a、140b、140cは、それぞれ、WTRU102a、102b、102cとエアインターフェース115を介して通信するための1つ以上のトランシーバを含むことができる。ノードB140a、140b、140cは、それぞれ、RAN103内の特定のセル(図示せず)と関連付けられてもよい。RAN103はRNC142a、142bをさらに含むことができる。RAN103は、一実施形態との整合性を維持しながら、任意の数のノードBやRNCを含み得ることは理解されるであろう。
図27Cに示すように、ノードB140a、140bはRNC142aと通信可能である。さらに、ノードB140cはRNC142bと通信可能である。ノードB140a、140b、140cは、Iubインターフェースを介して、RNC142a、142bのそれぞれと通信可能である。RNC142a、142bは、Iurインターフェースを介して相互に通信可能である。RNC142a、142bの各々は、それが接続されているノードB140a、140b、140cのそれぞれを制御するように構成され得る。さらに、RNC142a、142bの各々は、外部ループ電源制御、負荷制御、承認制御、パケットスケジューリング、ハンドオーバ制御、マクロダイバーシティ、セキュリティ機能、データ暗号化などの、他の機能を実行またはサポートするように構成され得る。
図27Cに示すコアネットワーク106は、メディアゲートウェイ(Media Gateway:MGW)144と、モバイルスイッチングセンタ(Mobile Switching Center:MSC)146と、サービング汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service:GPRS)サポートノード(Serving GPRS Support Node:SGSN)148と、ゲートウェイGPRSサポートノード(Gateway GPRS Support Node:GGSN)150のうち、少なくとも1つを含むことができる。上記要素の各々はコアネットワーク106の部分として図示されているが、これらの要素のうちのいずれも、コアネットワークオペレータ以外の事業体によって所有や運用されてもよいことは理解されるであろう。
RAN103内のRNC142aは、IuCSインターフェースを介して、コアネットワーク106内のMSC146に接続されてもよい。MSC146はMGW144に接続されてもよい。MSC146とMGW144は、PSTN108などの回線交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cと従来の固定有線通信デバイスの間の通信を円滑にすることができる。
RAN103内のRNC142aは、IuPSインターフェースを介して、コアネットワーク106内のSGSN148にさらに接続されてもよい。SGSN148はGGSN150に接続されてもよい。SGSN148とGGSN150は、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスの間の通信を円滑にすることができる。
上述のように、コアネットワーク106は、他のサービスプロバイダが所有や運用をする有線または無線ネットワークを含み得るネットワーク112にさらに接続されてもよい。
図27Dは、一実施形態に係るRAN104およびコアネットワーク107のシステム図である。上述のように、RAN104は、E-UTRA無線技術を採用して、エアインターフェース116を介して、WTRU102a、102b、102cと通信することができる。RAN104は、コアネットワーク107と通信することもできる。
RAN104は、eノードB160a、160b、160cを含み得るが、RAN104は、一実施形態との整合性を維持しながら、任意の数のeノードBを含み得ることは理解されるであろう。eノードB160a、160b、160cは、それぞれ、WTRU102a、102b、102cとエアインターフェース116を介して通信するための1つ以上のトランシーバを含むことができる。一実施形態においては、eノードB160a、160b、160cはMIMO技術を実装してもよい。そのようにして、eノードB160aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信し、そこから無線信号を受信することができる。
eノードB160a、160b、160cの各々は、特定のセル(図示せず)に関連付けられてもよく、無線リソース管理上の決定、ハンドオーバの決定、上りリンクや下りリンクにおけるユーザのスケジューリングなどの処理をするように構成されてもよい。図27Dに示すように、eノードB160a、160b、160cは、X2インターフェースを介して、相互に通信可能である。
図27Dに示すコアネットワーク107は、モビリティ管理ゲートウェイ(MME)162と、サービングゲートウェイ164と、パケットデータネットワーク(Packet Data Network:PDN)ゲートウェイ166を含むことができる。上記要素の各々はコアネットワーク107の部分として図示されているが、これらの要素のうちのいずれも、コアネットワークオペレータ以外の事業体によって所有や運用されてもよいことは理解されるであろう。
MME162は、S1インターフェースを介してRAN104内のeノードB160a、160b、160cの各々に接続されてもよく、制御ノードとして機能してもよい。例えば、MME162は、WTRU102a、102b、102cのユーザの認証、ベアラのアクティブ化/非アクティブ化、WTRU102a、102b、102cの初期アタッチ中における特定のサービングゲートウェイの選択などを司ってもよい。MME162は、さらに、RAN104と、GSMやWCDMAなどの他の無線技術を用いる他のRAN(図示せず)との間で切り替えるための、制御プレーン機能を提供してもよい。
サービングゲートウェイ164は、S1インターフェースを介して、RAN104内のeノードB160a、160b、160cの各々に接続されてもよい。サービングゲートウェイ164は、一般に、ユーザデータパケットをWTRU102a、102b、102cへ、またはそこからルーティングおよびフォワーディングすることができる。サービングゲートウェイ164は、さらに、eノードB間のハンドオーバ中におけるユーザプレーンのアンカリング、WTRU102a、102b、102cが下りリンクデータを利用可能な場合のページングのトリガリング、WTRU102a、102b、102cのコンテキストの管理および記憶などの、他の機能を実行することができる。
サービングゲートウェイ164は、さらに、PDNゲートウェイ166に接続されてもよく、PDNゲートウェイ166は、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスの間の通信を円滑にすることができる。
コアネットワーク107は、他のネットワークとの通信を円滑にすることができる。例えば、コアネットワーク107は、PSTN108などの回線交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cと従来の固定有線通信デバイスの間の通信を円滑にすることができる。例えば、コアネットワーク107は、コアネットワーク107とPSTN108の間のインターフェースとして機能するIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IP Multimedia Subsystem:IMS)サーバ)を含むか、またはそれと通信してもよい。さらに、コアネットワーク107は、他のサービスプロバイダが所有や運用する有線または無線通信ネットワークを含み得るネットワーク112へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができる。
図27Eは、一実施形態に係るRAN105およびコアネットワーク109のシステム図である。RAN105は、IEEE 802.16無線技術を採用して、エアインターフェース117を介して、WTRU102a、102b、102cと通信するアクセスサービスネットワーク(Access Service Network:ASN)であってもよい。後にさらに論じるように、WTRU102a、102b、102cと、RAN105と、コアネットワーク109との異なる機能エンティティ間の通信リンクを、基準点として定義することができる。
図27Eに示すように、RAN105は基地局180a、180b、180cとASNゲートウェイ182を含み得るが、RAN105は、一実施形態との整合性を維持しながら、任意の数の基地局とASNゲートウェイを含み得ることは理解されるであろう。基地局180a、180b、180cは、それぞれ、RAN105内の特定のセルに関連付けられてもよく、エアインターフェース117を介してWTRU102a、102b、102cと通信するための1つ以上のトランシーバを含んでもよい。一実施形態においては、基地局180a、180b、180cはMIMO技術を実装してもよい。そのようにして、基地局180aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信し、そこから無線信号を受信することができる。基地局180a、180b、180cは、さらに、ハンドオフトリガリング、トンネル確立、無線リソース管理、トラフィック分類、サービスの質(QoS)ポリシーの施行などのモビリティ管理機能を提供することができる。ASNゲートウェイ182は、トラフィック集約点として機能することができ、ページング、加入者プロファイルのキャッシング、コアネットワーク109へのルーティングなどを司ることができる。
WTRU102a、102b、102cとRAN105の間のエアインターフェース117を、IEEE 802.16仕様を実装したR1基準点と定義することができる。さらに、WTRU102a、102b、102cの各々は、コアネットワーク109との論理インターフェース(図示せず)を構築することができる。WTRU102a、102b、102cとコアネットワーク109の間の論理インターフェースを、認証や、認可や、IPホスト構成管理や、モビリティ管理のために使用され得るR2基準点として定義することができる。
基地局180a、180b、180cの各々の間の通信リンクを、基地局間のWTRUハンドオーバおよびデータ転送を円滑にするためのプロトコルを含むR8基準点として定義することができる。基地局180a、180b、180cとASNゲートウェイ182の間の通信リンクをR6基準点として定義することができる。R6基準点は、WTRU102a、102b、102cの各々に関連付けられたモビリティイベントに基づくモビリティ管理を円滑にするためのプロトコルを含むことができる。
図27Eに示すように、RAN105はコアネットワーク109に接続され得る。RAN105とコアネットワーク109の間の通信リンクを、例えば、データ転送およびモビリティ管理能力を促進するためのプロトコルを含むR3基準点として定義することができる。コアネットワーク109は、モバイルIPホームエージェント(Mobile IP Home Agent:MIP-HA)184と、認証、認可、アカウンティング(Authentication, Authorization, Accounting:AAA)サーバ186と、ゲートウェイ188を含むことができる。上記要素の各々はコアネットワーク109の部分として図示されているが、これらの要素のうちのいずれも、コアネットワークオペレータ以外の事業体によって所有や運用されてもよいことは理解されるであろう。
MIP-HAはIPアドレス管理を司ることができ、WTRU102a、102b、102cが異なるASNや異なるコアネットワークの間をローミングできるようにすることができる。MIP-HA184は、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスの間の通信を円滑にすることができる。AAAサーバ186は、ユーザ認証およびユーザサービスのサポートを司ることができる。ゲートウェイ188は、他のネットワークとのインターワーキングを円滑にすることができる。例えば、ゲートウェイ188は、PSTN108などの回線交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cと従来の固定有線通信デバイスの間の通信を円滑にすることができる。さらに、ゲートウェイ188は、他のサービスプロバイダが所有や運用する有線または無線通信ネットワークを含み得るネットワーク112へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができる。
図27Eには図示しないが、RAN105は他のASNに接続されてもよく、コアネットワーク109は他のコアネットワークと接続されてもよいことは理解されるであろう。RAN105と他のASNとの間の通信リンクをR4基準点として定義することができ、R4基準点は、RAN105と他のASNとの間のWTRU102a、102b、102cのモビリティを調整するためのプロトコルを含むことができる。コアネットワーク109と他のコアネットワークの間の通信リンクを、R5基準として定義することができ、R5基準は、ホームコアネットワークと訪問先コアネットワークの間のインターワーキングを円滑にするためのプロトコルを含むことができる。
本明細書で説明され、図1A、1C、1D、1Eに示されたコアネットワークエンティティは、特定の既存の3GPP仕様においてそれらのエンティティに付けられた名前で識別されるが、それらのエンティティや機能性は、将来は、他の名前で識別される可能性があり、特定のエンティティまたは機能性は、3GPPが発行する、3GPP NR仕様を含む将来の仕様において組み合わされる可能性があることが理解される。したがって、説明され、図1A、1B、1C、1D、1Eに示される特定のネットワークエンティティおよび機能性は、単に例として提示されたものであり、本明細書に開示され、特許請求される主題は、現在定義されているかまたは将来定義される任意の類似の通信システムの中に具現化または実装してもよいことが理解される。
図27Fは、例えば、RAN103/104/105内の特定のノードまたは機能エンティティ、コアネットワーク106/107/109、PSTN108、インターネット110、またはその他のネットワーク112などの、図1A、1C、1D、1Eに示す通信ネットワークの1つ以上の装置を具現化し得る、例示的なコンピューティングシステム90のブロック図である。コンピューティングシステム90は、コンピュータまたはサーバを含むことができ、主としてコンピュータ読み取り可能な命令によって制御されてもよく、命令はソフトウェアの形態であってもよく、ソフトウェアは任意の場所に、あるいは任意の手段によって保存またはアクセスされてもよい。そのようなコンピュータ読み取り可能な命令は、プロセッサ91内で実行されて、コンピューティングシステム90を作動させてもよい。プロセッサ91は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来型プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連する1つ以上のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、任意の他の種類の集積回路(IC)、状態機械などであってもよい。プロセッサ91は、コンピューティングシステム90の通信ネットワーク内での動作を可能にする信号符号化や、データ処理や、電源制御や、入出力処理や、任意のその他の機能などを実行することができる。コプロセッサ81は、メインプロセッサ91と別個の、追加的機能を実行するか、もしくはプロセッサ91をアシストするオプショナルプロセッサである。プロセッサ91とコプロセッサ81のうち、少なくとも一方は、本明細書に開示の方法と装置に関連するデータを受信、生成、および処理することができる。
動作中、プロセッサ91は命令をフェッチし、解読し、実行して、コンピューティングシステムの主要データ転送経路であるシステムバス80を介して、他のリソースとの間で情報を転送する。そのようなシステムバスは、コンピューティングシステム90内の構成要素を接続し、データ交換の媒介を規定する。システムバス80は、通常、データを送信するためのデータラインと、アドレスを送信するためのアドレスラインと、割り込みを送信するためとシステムバスを動作させるための制御ラインを含む。そのようなシステムバス80の一例が、周辺コンポーネント相互接続(Peripheral Component Interconnect:PCI)バスである。
システムバス80に接続されるメモリには、ランダムアクセスメモリ(RAM)82と読み出し専用メモリ(ROM)93が含まれる。そのようなメモリは、情報を保存し、読み出すことを可能にする回路を含む。ROM93は、一般に、容易に修正できない保存データを収納する。RAM82内に保存されたデータは、プロセッサ91または他のハードウェアデバイスによって読み取られるか、もしくは変更され得る。RAM82とROM93のうち、少なくとも一方へのアクセスは、メモリコントローラ92によって制御され得る。メモリコントローラ92は、命令が実行されるに従って仮想アドレスを物理アドレスに変換するアドレス変換機能を提供することができる。メモリコントローラ92は、さらに、システム内の各プロセスを隔離し、システムプロセスをユーザプロセスから隔離するメモリ保護機能を提供することができる。したがって、第1モードで実行中のプログラムは、それ自身のプロセス仮想アドレス空間によってマッピングされるメモリのみにアクセスすることができ、プロセス間のメモリ共有が設定されていない限り、別のプロセスの仮想アドレス空間内のメモリにアクセスすることはできない。
さらに、コンピューティングシステム90は、プロセッサ91からの命令の、プリンタ94、キーボード84、マウス95、およびディスクドライブ85などの周辺機器への伝達を司る周辺機器コントローラ83を含むことができる。
ディスプレイコントローラ96によって制御されるディスプレイ86は、コンピューティングシステム90によって生成される視覚的出力を表示するために使用される。そのような視覚的出力は、テキスト、グラフィックス、動画グラフィックス、およびビデオを含み得る。視覚的出力は、グラフィカルユーザインターフェース(Graphical User Interface:GUI)の形で提示され得る。ディスプレイ86は、ブラウン管(Cathode-Ray Tube:CRT)ベースのビデオディスプレイ、LCDベースのフラットパネルディスプレイ、ガスプラズマベースのフラットパネルディスプレイ、またはタッチパネルを用いて実装され得る。ディスプレイコントローラ96は、ディスプレイ86に送信されるビデオ信号を生成するために必要な電子部品を含む。
さらに、コンピューティングシステム90は、図1A、1B、1C、1D、1EのRAN103/104/105、コアネットワーク106/107/109、PSTN108、インターネット110、またはその他のネットワーク112などの外部通信ネットワークにコンピューティングシステム90を接続するために使用され得る、例えば、ネットワークアダプタ97などの通信回路を含むことができ、それによって、コンピューティングシステム90がそれらのネットワークの他のノードまたは機能エンティティと通信できるようにすることができる。通信回路を、単独に、またはプロセッサ91と共に使用して、本明細書に記載された特定の装置、ノード、または機能エンティティの送信および受信ステップを実行することができる。
図27Gは、本明細書で説明され特許請求される方法および装置を具現化し得る例示的な通信システム111の一実施形態を示す。図示のように、通信システム111の例は、無線送受信ユニット(WTRU)A、B、C、D、E、F、基地局、V2Xサーバ、およびRSU AおよびBを含み得るが、開示された実施形態は任意の数のWTRUや、基地局や、ネットワークや、ネットワーク要素を想定していることは理解されるであろう。WTRU A、B、C、D、Eのうち1つ、いくつか、またはすべてがネットワークの範囲外(例えば、破線で示されているセルカバレッジの境界外の図の中)にある可能性がある。WTRU A、B、CはV2Xグループを形成し、そのうち、WTRU Aはグループリーダーであり、WTRU BおよびCはグループメンバーである。WTRU A、B、C、D、E、およびFは、Uuインターフェースまたはサイドリンク(PC5)インターフェースを介して通信することができる。
本明細書に記載の装置、システム、方法、およびプロセスのいずれかまたはすべては、命令がプロセッサ118または91などのプロセッサによって実行されると、本明細書に記載のシステム、方法、およびプロセスをプロセッサに実行や実装させるコンピュータ可読記憶媒体に格納されたコンピュータ実行可能命令(例えば、プログラムコード)の形で具現化され得ることが理解される。具体的には、本明細書に記載のステップ、動作、または機能のいずれかは、無線および有線ネットワーク通信の少なくとも一方用に構成された装置またはコンピューティングシステムのプロセッサ上で実行される、そのようなコンピュータ実行可能命令の形で実装され得る。コンピュータ可読記憶媒体には、情報を記憶するための任意の非一時的(例えば、有形または物理的)方法または技術で実装された揮発性および不揮発性、リムーバブルおよび非リムーバブルメディアが含まれるが、そのようなコンピュータ可読記憶媒体には信号は含まれない。コンピュータ可読記憶媒体には、RAM、ROM、電気的消去可能ROM(Electrically Erasable Programmable ROM:EEPROM)、フラッシュメモリまたは他のメモリ技術、コンパクトディスクROM(Compact Disc ROM:CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(Digital Versatile Disc:DVD)または他の光ディスクストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージ、または他の磁気ストレージデバイス、または所望の情報を記憶するために使用することができ、コンピューティングシステムによってアクセスすることができる他の任意の有形または物理的媒体が含まれるが、これらに限定されない。
(付録)
Figure 2022503848000026
Figure 2022503848000027
Figure 2022503848000028
Figure 2022503848000029
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Claims (23)

  1. プロセッサ、メモリ、および通信回路を備える装置であって、前記装置は、前記通信回路を介してネットワークに接続され、前記装置は、前記メモリに格納され、前記プロセッサによって実行されたときに、前記装置に
    基地局から、1つまたは複数のサブバンド(SB)構成を含む1つまたは複数のサブバンド(SB)インジケーション、または前記基地局のリッスンビフォートーク(LBT)結果を受信すること
    を実行させる、コンピュータ実行可能命令をさらに備える、装置。
  2. 前記命令は、前記基地局から、再マッピングされたコントロールリソースセット(CORESET)を受信することをさらに前記装置に実行させる、請求項1に記載の装置。
  3. 前記命令は、コントロールリソースセット(CORESET)内の物理リソースブロック(PRB)のグループに属するPRBが保護帯域と重複するかどうかに少なくとも部分的に基づいて、前記PRBが無効であると判定することをさらに前記装置に実行させる、請求項1に記載の装置。
  4. 前記命令は、前記PRBが前記保護帯域と重複するかどうかに少なくとも部分的に基づいて、前記PRBグループが無効であると判定することをさらに前記装置に実行させる、請求項3に記載の装置。
  5. 前記命令は、いかなる無効なPRBも物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)を運ばないという想定の下に、前記PDCCHのブラインド検出をさらに前記装置に実行させる、請求項3に記載の装置。
  6. 前記命令は、ランダムアクセスチャネル(RACH)手順におけるMSG3送信のための周波数領域での複数の送信機会を決定することをさらに前記装置に実行させる、請求項1に記載の装置。
  7. 前記複数の送信機会は、MSG3のためのサブバンドまたは帯域幅パート(BWP)を示すランダムアクセス応答(RAR)に少なくとも部分的に基づいて決定される、請求項6に記載の装置。
  8. 前記複数の送信機会は、1つまたは複数の構成済みサブバンドに少なくとも部分的に基づくシフトを適用することによって推測される、請求項6に記載の装置。
  9. 1つまたは複数のMSG2メッセージによって提供される複数のMSG3送信機会からのランダムな選択に少なくとも部分的に基づいて、送信機会が決定される、請求項6に記載の装置。
  10. 前記装置の識別子(Identifier:ID)に少なくとも部分的に基づいて送信機会が決定され、1つまたは複数のMSG2メッセージによって提供される複数のMSG3送信機会から選択される、請求項6に記載の装置。
  11. 前記命令は、時間領域での複数の送信機会であって、ランダムアクセスチャネル(RACH)手順におけるMSG3送信のための複数の送信機会を、決定することをさらに前記装置に実行させる、請求項1に記載の装置。
  12. 前記複数の送信機会は、MSG3の1つまたは複数の開始位置を示すランダムアクセス応答(RAR)に少なくとも部分的に基づいて決定される、請求項11に記載の装置。
  13. 前記命令は、RACH手順のMSG3であるLBTタイプを決定することをさらに前記装置に実行させる、請求項11に記載の装置。
  14. 前記命令は、ランダムアクセス応答(RAR)をスケジュールする下りリンク制御情報(DCI)から、または前記RARから、前記LBTタイプを決定することをさらに前記装置に実行させる、請求項13に記載の装置。
  15. 前記命令は、チャネル状態情報参照信号(Channel State Information Reference Signal:CSI-RS)サブバンドが利用可能なLBTサブバンドと利用不可能なLBTサブバンドの境界をまたぐかどうかに少なくとも部分的に基づいて、前記CSI-RSサブバンドが完全に省かれるか、部分的に省かれるか、前記利用可能なサブバンド以内に収まるかを決定することをさらに前記装置に実行させる、請求項1に記載の装置。
  16. 前記利用不可能なLBTサブバンドは、保護帯域か、または前記基地局の前記LBTの結果に基づいて利用できないと示されたLBTサブバンドである、請求項15に記載の装置。
  17. 前記命令は、前記基地局がチャネルの取得に成功するよりも前に属する、チャネル状態情報参照信号(Channel State Information Reference Signal:CSI-RS)を運ぶ1つまたは複数の直交周波数分割多重方式(OFDM)シンボルを省くことによって、前記装置における前記CSI-RSの想定を調整することをさらに前記装置に実行させる、請求項1に記載の装置。
  18. 前記命令は、前記基地局がいつチャネルの取得に成功したかに少なくとも部分的に基づいて、チャネル状態情報参照信号(Channel State Information Reference Signal:CSI-RS)を運ぶ1つまたは複数の直交周波数分割多重方式(OFDM)シンボルをシフトすることによって、前記装置における前記CSI-RSの想定を調整することをさらに前記装置に実行させる、請求項1に記載の装置。
  19. 前記命令は、
    前記装置のLBT結果に関係する支援情報を前記基地局に提供することと、
    調整されたSBインジケーションを前記基地局から受信することと、
    をさらに前記装置に実行させる、請求項1に記載の装置。
  20. 前記1つまたは複数のSBインジケーションおよび前記支援情報は、最大チャネル占有時間(MCOT)の第1の部分の期間中に、前記装置と前記基地局の間で交換され、
    前記調整されたSBインジケーションは前記MCOTの第2の部分の期間中に受信される、請求項19に記載の装置。
  21. 前記支援情報は、1つまたは複数の好適な下りリンク(DL)サブバンドを含む、請求項19に記載の装置。
  22. 前記1つまたは複数のSBインジケーションはグループ識別子を含む、請求項1に記載の装置。
  23. 前記命令は、利用可能なサブバンドに少なくとも部分的に基づいて探索空間を調整することをさらに前記装置に実行させる、請求項1に記載の装置。
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