JP2022500451A - 水不溶性固体有機化合物を含むパーソナルケア組成物 - Google Patents

水不溶性固体有機化合物を含むパーソナルケア組成物 Download PDF

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Abstract

パーソナルケア組成物であって、(a)カチオン性又は非イオン性界面活性剤系と、(b)25℃〜60℃の融点を有する高融点脂肪族化合物と、(c)水1リットル当たり25g未満の水溶解度を有し、60℃を超える融点を有し、かつ特定のAlogPも有する固体有機化合物と、(d)第2の液体油性化合物以外の第1の液体油性化合物であって、水1リットル当たり10g以下の水溶解度を有し、当該組成物中に含まれる全ての当該第1の液体油性化合物の混合物が約5〜約10の誘電定数を有し、当該固体有機化合物の当該第1の液体油性化合物に対する重量比が約1:1〜約1:10である、第1の液体油性化合物と、(e)水性キャリアと、を含み、当該組成物が、7.0以上のより高いAlogPを有する第2の液体油性化合物を0.1%以下含む、パーソナルケア組成物が開示される。本発明の組成物は、固体有機化合物の付着の改善及び/又は組成物中における固体有機化合物の結晶化の低減を提供する。

Description

本発明は、パーソナルケア組成物であって、(a)カチオン性又は非イオン性界面活性剤系と、(b)25℃〜60℃の融点を有する高融点脂肪族化合物と、(c)水1リットル当たり25g未満の水溶解度を有し、60℃を超える融点を有し、かつ特定のAlogPも有する固体有機化合物と、(d)第2の液体油性化合物以外の第1の液体油性化合物であって、水1リットル当たり10g以下の水溶解度を有し、当該組成物中に含まれる全ての当該第1の液体油性化合物の混合物が約5〜約10の誘電定数を有し、当該固体有機化合物の当該第1の液体油性化合物に対する重量比が約1:1〜約1:10である、第1の液体油性化合物と、(e)水性キャリアと、を含み、当該組成物が、7.0以上のより高いAlogPを有する第2の液体油性化合物を0.1%以下含む、パーソナルケア組成物に関する。本発明の組成物は、固体有機化合物の付着の改善及び/又は組成物中における固体有機化合物の結晶化の低減を提供する。
毛髪のコンディショニングのために、様々な手法が開発されている。コンディショニング効果を提供する一般的な方法は、カチオン性界面活性剤及びポリマー、高融点脂肪族化合物、低融点油、シリコーン化合物、並びにこれらの混合物などのコンディショニング剤の使用によるものである。これらのコンディショニング剤のほとんどは、様々なコンディショニング効果を提供することが知られている。更に、このようなコンディショニング効果に加えて、有益剤による他の効果を提供するために、様々なアプローチが開発されてきた。
このような有益剤のいくつかは、固体有機化合物であり、水への溶解度が低いため、多くの場合、上記コンディショニング剤を含む水性コンディショニング組成物中に溶解することが困難である。このような固体有益剤は、このような水性コンディショニング組成物中で結晶を形成する傾向があり、このことは、製品の外観、製品の質感、及び/又はヒトの安全性に悪影響を及ぼす恐れがある。
例えば、ピロクトン、及びピロクトンオラミンなどのピロクトンの塩は、抗ふけ効果を提供することが知られている。ピロクトンオラミンは、多くの場合、結晶粉末として供給され、非常に限定された水への溶解度を有するが、エタノール/水混合物、プロピレングリコールなどにはある程度の溶解度を有することも知られている。しかしながら、本発明者らは、驚くべきことに、ピロクトンオラミンを溶解させるこのようなエタノール/水混合物をカチオン性界面活性剤及び高融点脂肪族化合物を含む水性ヘアコンディショニング組成物に添加したとき、特にピロクトンオラミンがより多量に含有される場合にピロクトンオラミンが結晶を形成することを見出した。
本発明者らは、このような固体有機化合物の結晶化を低減するために、有益剤として固体有機化合物を含有するパーソナルケア組成物の必要性を見出した。既存の技術のいずれも、本発明の有利点及び利益の全てを提供するものではない。
本発明は、パーソナルケア組成物であって、
(a)約0.1重量%〜約10重量%のカチオン性又は非イオン性界面活性剤と、
(b)約0.1重量%〜約20重量%の、25℃〜60℃の融点を有する高融点脂肪族化合物と、
(c)約0.1重量%〜約2.0重量%の、水1リットル当たり25g未満の水溶解度を有し、60℃を超える融点を有し、かつ以下の計算方法:
AlogP≧−1.14 log WS+1.99
(式中、WSは、水溶解度(25℃における水1リットル当たりのg)を意味する)を満たすAlogPも有する固体有機化合物と、
(d)第2の液体油性化合物以外の第1の液体油性化合物であって、水1リットル当たり10g以下の水溶解度を有し、当該組成物中に含まれる全ての当該第1の液体油性化合物の混合物が約5〜約10の誘電定数を有し、当該固体有機化合物の当該第1の液体油性化合物に対する重量比が約1:1〜約1:10である、第1の液体油性化合物と、
(e)水性キャリアと、を含み、
当該組成物が、7.0以上のより高いAlogPを有する第2の液体油性化合物を0.1%以下含む、パーソナルケア組成物を目的とする。
本発明の組成物は、固体有機化合物の付着の改善及び/又は組成物中における固体有機化合物の結晶化の低減を提供する。
本発明のこれら及び他の特徴、態様、並びに利点は、以下の説明及び添付の特許請求の範囲を読むことで、よりよく理解されるであろう。
以下の計算方法: AlogP≧−1.14 log WS+1.99 (式中、WSは、水溶解度(25℃における水1リットル当たりのg)を意味する)と共に、本発明で使用される固体有機化合物のうちのいくつか及びいくつかの他の固体化合物についてAlogP及びWSを示す。
本明細書は、本発明を具体的に指摘し、かつ明確に請求する、「特許請求の範囲」をもって結論とするが、本発明は、以下の記載からよりよく理解されるものと考えられる。
本明細書において、「含む」とは、最終結果に影響しない他の工程及び他の成分も加えられる可能性があることを意味する。この用語には、「〜からなる」及び「〜から本質的になる」という用語が包含される。
全ての百分率、部及び比率は、別途指定されない限り、本発明の組成物の総重量に基づく。全てのこのような重量は、提示された成分に関する場合、活性成分の濃度に基づき、したがって市販材料に含まれ得るキャリア又は副生成物を含まない。
本明細書において、「混合物」は、物質の単純な組み合わせと、結果としてそのような組み合わせから生じる場合があるあらゆる化合物と、を含むことを意味する。
用語「分子量」又は「M.Wt.」は、本明細書で使用するとき、特に記述のない限り、重量平均分子量を指す。
パーソナルケア組成物
本発明のパーソナルケア組成物は、
(a)約0.1重量%〜約10重量%のカチオン性又は非イオン性界面活性剤と、
(b)約0.1重量%〜約20重量%の、25℃〜60℃の融点を有する高融点脂肪族化合物と、
(c)約0.1重量%〜約2.0重量%の、水1リットル当たり25g未満の水溶解度を有し、60℃を超える融点を有し、かつ以下の計算方法:
AlogP≧−1.14 log WS+1.99
(式中、WSは、水溶解度(25℃における水1リットル当たりのg)を意味する)を満たすAlogPも有する固体有機化合物と、
(d)第2の液体油性化合物以外の第1の液体油性化合物であって、水1リットル当たり10g以下の水溶解度を有し、当該組成物中に含まれる全ての当該第1の液体油性化合物の混合物が約5〜約10の誘電定数を有し、当該固体有機化合物の当該第1の液体油性化合物に対する重量比が約1:1〜約1:10である、第1の液体油性化合物と、
(e)水性キャリアと、を含み、
当該組成物が、7.0以上のより高いAlogPを有する第2の液体油性化合物を0.1%以下含む。
本発明者らは、固体有機化合物、特にピロクトン及び/又はその塩が以下の条件で結晶化する傾向があることを見出した:
−水性組成物がカチオン性界面活性剤及び高融点脂肪族化合物を含むとき、
−固体有機化合物の量が組成物中で増加したとき、特に0.2%以上であるとき、
−界面活性剤の高融点脂肪族化合物に対する重量比が、好ましくは約1:1〜約1:4、より好ましくは約1:1.5〜約1:3.5の範囲内であるとき、並びに/又は
−組成物が約3.5〜約6のpHを有するとき。
本発明者らは、特定の誘電定数を有する第1の液体油性化合物を、固体有機化合物に対する特定の重量比で使用することにより、組成物が、より高濃度の固体有機化合物を含有しながら、固体有機化合物の結晶化が低減されたことも見出した。したがって、本発明の組成物は、固体有機化合物の頭皮への付着を改善する。
これらの成分及び特徴について以下に詳細に説明する。
パーソナルケア組成物は、好ましくは、ヘアケア組成物、ボディケア組成物、フェイシャルスキンケア組成物、及びこれらの混合物からなる群から選択され、より好ましくは、ヘアケア組成物である。
好ましくは、カチオン性界面活性剤との望ましくない相互作用の回避を考慮して及び/又はゲルマトリックスの安定性を考慮して、本発明の組成物は、アニオン性界面活性剤を実質的に含まない。本発明では、「アニオン性界面活性剤を実質的に含まない組成物」とは、組成物がアニオン性界面活性剤を含まない、あるいは、組成物がアニオン性界面活性剤を含む場合は、そのようなアニオン性界面活性剤の濃度が非常に低いことを意味する。本発明では、そのようなアニオン性界面活性剤の合計濃度は、含まれる場合でも、組成物の1重量%以下、好ましくは0.5重量%以下、より好ましくは0.1重量%以下、更に好ましくは0重量%である。
好ましくは、本発明の組成物は、限定された量、例えば、組成物の約10重量%以下、より好ましくは約5重量%以下、更により好ましくは約1重量%以下の濃度のエタノールを含有し、なおより好ましくは0%、すなわち、組成物はエタノールを含まない。
固体有機化合物
本発明の組成物は、以下を有する固体有機化合物を含む:
水1リットル当たり25g未満、好ましくは水1リットル当たり10g未満、より好ましくは水1リットル当たり5g未満、更により好ましくは水1リットル当たり2g未満の水溶解度、及び
60℃を超える(60℃を含まない)、好ましくは80℃以上、より好ましくは90℃以上、更により好ましくは95℃以上の融点。
本明細書における水溶解度は、25℃で測定される。
固体有機化合物は、以下の計算方法:
AlogP≧−1.14 log WS+1.99
(式中、WSは、水溶解度(25℃における水1リットル当たりのg)を意味する)を満たすAlogPを有する。
好ましくは、固体有機化合物は、以下の計算方法:
AlogP≧−1.14 log WS+2.99
を満たすAlogPを有する
固体有機化合物は、0以上、好ましくは1以上、より好ましくは2以上のAlogPを有し得る。本明細書で使用するとき、「AlogP」とは、活性物質のオクタノール/水分配係数の指標である。Ghose及びCrippenは、この原子ベースの方法を用いて、オクタノール/水分配係数(logP)、及び流入分子のモル屈折率(MR)を計算している。LogPが分子の疎水性の尺度を与えるのに対して、MRは分子体積及び分極率に関する情報を含有している。AlogPは、本明細書では、Pipeline Pilotソフトウェア(Biovia(商標))ver 9.2を使用して計算される。
固体有機化合物は、組成物の約0.1重量%〜約2.0重量%、好ましくは約0.2重量%〜約1.0重量%、より好ましくは約0.22重量%〜約1.0重量%の濃度で組成物中に含有される。
このような固体有機化合物としては、例えば、以下の表のものが挙げられる。
Figure 2022500451
ピロクトンオラミン及びシクロピロクスオラミンは、それぞれ、ピロクトン及びシクロピロクスのモノエタノールアミンとの塩である。酸性pHを有する組成物では、これらはプロトン化されて、それぞれ、ピロクトン及びクロピロクスとなる。本発明では、組成物は、好ましくは酸性pHを有し、より好ましくは約2〜約6、更により好ましくは約3.5〜約6、更により好ましくは約3.5〜約5のpHを有する。
このような固体有機化合物の多様な分類内において、好ましいのはピロクトン及びその塩並びにシクロピロン及びその塩であり、より好ましいのはピロクトン及びその塩であり、この塩は、例えば、ピロクトン及びモノエタノールアミンの塩であるピロクトンオラミンを含む。
第1の液体油性化合物
本発明の組成物は、第2の液体油性化合物以外の第1の液体油性化合物を含み、当該第1の液体油性化合物は、
水1リットル当たり10g以下、好ましくは水1リットル当たり5g以下、より好ましくは水1リットル当たり2g以下の水溶解度を有し、
当該組成物に含まれる全ての第1の液体油性化合物の混合物は、約5〜約10、好ましくは約6〜約9、より好ましくは約7〜約9の誘電定数(DC)を有する。
誘電定数は、BI−870 Liquid Dielectric Constant Meter(Brookhaven Instruments,Corp.,New York)を使用して、室温(23.1〜23.4℃)で測定される。
第1の液体油性化合物は、約1〜6.0、好ましくは約1.5〜6.0、より好ましくは約2.0〜5.5のより低いAlogPを有し得る。
固体有機化合物の第1の液体油性化合物に対する重量比は、約1:1〜約1:10、好ましくは約1:1.2〜約1:10、より好ましくは約1:1.5〜約1:10である。
第1の液体油性化合物は、組成物の好ましくは約0.2重量%〜約5重量%、より好ましくは約0.2重量%〜約3重量%、更により好ましくは約0.3重量%〜約2重量%の濃度で組成物中に含有され得る。
このような第1の液体油性化合物は、好ましくは、液体シリコーン化合物とは異なり、例えば、以下の表のものが挙げられる。
Figure 2022500451
第2の液体油性化合物
本発明の組成物は、7.0以上、好ましくは6.7以上、より好ましくは6.1以上、更により好ましくは5.6以上のAlogPを有する第2の液体油性化合物を0.1%以下含む。毛髪、顔、身体及び/又は手への油っぽい感触の低減をもたらすことを考慮して、好ましくは、組成物は、第2の液体油性化合物を0.05%以下含み、より好ましくは、組成物は、第2の液体油性化合物を0.01%以下含み、更により好ましくは、組成物は、第2の液体油性化合物を含まない。
このような第2の液体油性化合物は、液体シリコーン化合物とは異なる。このような第2の液体油性化合物のうちのいくつか、及び第1の液体油性化合物と比較して比較的高いAlogPを有するいくつかの他の液体化合物を、以下の表に例示する。
Figure 2022500451
本発明者らは、より高いAlogPを有する第2の液体油性化合物のうちのいくつかが、組成物中の固体有機化合物の結晶化の低減に役立ち得ることを見出したが、これらは、このような固体有機化合物の結晶化を低減するために組成物中により高濃度で含まれる傾向があり、また、毛髪、顔、身体及び/又は手に油っぽい感触を与える傾向がある。毛髪への油っぽい感触はまた、例えば、毛髪の自由流動(free flowing)が低減したとも知覚され得る。
第3の液体化合物
好ましくは、組成物は、約1〜6.0のAlogP、及び水1リットル当たり10gを超えて(10gを含まない)、水1リットル当たり50gまでの水溶解度を有する第3の液体化合物を更に含む。
このような第3の液体化合物は、組成物の好ましくは約0.1重量%〜約2重量%、より好ましくは約0.2重量%〜約1.6重量%の濃度で組成物に含有され得る。
このような第3の液体化合物は、液体シリコーン化合物とは異なり、例えば、以下の表のものが挙げられる。
Figure 2022500451
カチオン性又は非イオン性界面活性剤
本発明の組成物は、カチオン性又は非イオン性界面活性剤、好ましくはカチオン性界面活性剤を含む。
界面活性剤は、好ましくは約0.1重量%〜約10重量%、より好ましくは約0.5重量%〜約8重量%、更に好ましくは約0.8重量%〜約5重量%、なおより好ましくは約1.0重量%〜約4重量%の濃度で組成物中に含まれる。
カチオン性界面活性剤
カチオン性界面活性剤は、1つのカチオン性界面活性剤であってもよく、あるいは2つ以上のカチオン性界面活性剤の混合物であってよい。好ましくは、カチオン性界面活性剤系は、モノ長鎖アルキル四級化アンモニウム塩;モノ長鎖アルキル四級化アンモニウム塩とジ長鎖アルキル四級化アンモニウム塩との組み合わせ;モノ長鎖アルキルアミドアミン塩;モノ長鎖アルキルアミドアミン塩とジ長鎖アルキル四級化アンモニウム塩との組み合わせから選択される。より好ましくは、カチオン性界面活性剤系は、モノ長鎖アルキル四級化アンモニウム塩とジ長鎖アルキル四級化アンモニウム塩との混合物である。
モノ長鎖アルキル四級化アンモニウム塩
本明細書で有用なモノアルキル四級化アンモニウム塩カチオン性界面活性剤は、12〜30個の炭素原子、好ましくは16〜24個の炭素原子、より好ましくはC18〜22アルキル基を有する1つのアルキル長鎖を有するものである。窒素に結合している残りの基は、独立して、1〜約4個の炭素原子のアルキル基、又は最大約4個の炭素原子を有するアルコキシ基、ポリオキシアルキレン基、アルキルアミド基、ヒドロキシアルキル基、アリール基、若しくはアルキルアリール基から選択される。
本明細書において有用なモノ長鎖アルキル四級化アンモニウム塩は、以下の式(I):
Figure 2022500451
式中、R75、R76、R77、及びR78のうちの1つは、12〜30個の炭素原子のアルキル基、又は、最大約30個の炭素原子を有する芳香族基、アルコキシ基、ポリオキシアルキレン基、アルキルアミド基、ヒドロキシアルキル基、アリール基、若しくはアルキルアリール基から選択され、R75、R76、R77、及びR78のうちの残りは、独立して、1〜約4個の炭素原子のアルキル基、又は、最大約4個の炭素原子を有するアルコキシ基、ポリオキシアルキレン基、アルキルアミド基、ヒドロキシアルキル基、アリール基、若しくはアルキルアリール基から選択され、Xは、塩形成アニオン、例えば、ハロゲン(例えば、塩化物、臭化物)ラジカル、酢酸ラジカル、クエン酸ラジカル、乳酸ラジカル、グリコール酸ラジカル、リン酸ラジカル、硝酸ラジカル、スルホン酸ラジカル、硫酸ラジカル、アルキル硫酸ラジカル、及びアルキルスルホン酸ラジカルから選択されるものである)を有するものである。アルキル基は、炭素原子及び水素原子に加えて、エーテル及び/又はエステル結合、並びにアミノ基などの他の基を含有し得る。より長鎖のアルキル基、例えば、炭素数が約12個以上のものは、飽和又は不飽和であってよい。好ましくは、R75、R76、R77、及びR78のうち1つは、12〜30個の炭素原子、より好ましくは16〜24個の炭素原子、更により好ましくは18〜22個の炭素原子、なおより好ましくは22個の炭素原子のアルキル基から選択され、R75、R76、R77、及びR78のうちの残りは、独立して、CH、C、COH、及びこれらの混合物から選択され、Xは、Cl、Br、CHOSO、COSO、及びこれらの混合物からなる群から選択される。
かかるモノ長鎖アルキル四級化アンモニウム塩カチオン性界面活性剤の非限定的な例としては、ベヘニルトリメチルアンモニウム塩、ステアリルトリメチルアンモニウム塩、セチルトリメチルアンモニウム塩、及び水素添加タローアルキルトリメチルアンモニウム塩が挙げられる。
モノ長鎖アルキルアミドアミン塩
モノ長鎖アルキルアミンも、カチオン性界面活性剤として好適である。第一級、第二級、及び第三級脂肪族アミンが有用である。約12〜約22個の炭素のアルキル基を有する第三級アミドアミンが特に有用である。例示的な第三級アミドアミンとしては、ステアラミドプロピルジメチルアミン、ステアラミドプロピルジエチルアミン、ステアラミドエチルジエチルアミン、ステアラミドエチルジメチルアミン、パルミタミドプロピルジメチルアミン、パルミタミドプロピルジエチルアミン、パルミタミドエチルジエチルアミン、パルミタミドエチルジメチルアミン、ベヘンアミドプロピルジメチルアミン、ベヘンアミドプロピルジエチルアミン、ベヘンアミドエチルジエチルアミン、ベヘンアミドエチルジメチルアミン、アラキダミドプロピルジメチルアミン、アラキダミドプロピルジエチルアミン、アラキダミドエチルジエチルアミン、アラキダミドエチルジメチルアミン、ジエチルアミノエチルステアラミドが挙げられる。本発明で有用なアミンは、米国特許第4,275,055号(Nachtigalら)に開示されている。これらのアミンは、l−グルタミン酸、乳酸、塩酸、リンゴ酸、コハク酸、酢酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、l−グルタミン酸塩酸塩、マレイン酸、及びこれらの混合物などの酸と組み合わせて使用することもでき、より好ましくはl−グルタミン酸、乳酸、クエン酸と組み合わせて使用することもできる。本明細書におけるアミンは、好ましくは、アミンの酸に対するモル比約1:0.3〜約1:2、より好ましくは、約1:0.4〜約1:1で、いずれかの酸によって部分的に中和される。
ジ長鎖アルキル四級化アンモニウム塩
ジ長鎖アルキル四級化アンモニウム塩は、好ましくは、モノ長鎖アルキル四級化アンモニウム塩又はモノ長鎖アルキルアミドアミン塩と組み合わされる。このような組み合わせは、モノアルキル四級化アンモニウム塩又はモノ長鎖アルキルアミドアミン塩の単一使用と比べて、すすぎが容易であるという感触をもたらすことができると考えられる。モノ長鎖アルキル四級化アンモニウム塩又はモノ長鎖アルキルアミドアミン塩とのこのような組み合わせでは、ジ長鎖アルキル四級化アンモニウム塩は、カチオン性界面活性剤系中のジアルキル四級化アンモニウム塩の重量%が、好ましくは約10%〜約50%、より好ましくは約30%〜約45%の範囲であるような濃度で用いられる。
本明細書で有用なジアルキル四級化アンモニウム塩カチオン性界面活性剤は、12〜30個の炭素原子、好ましくは16〜24個の炭素原子、より好ましくは18〜22個の炭素原子を有する2つの長いアルキル鎖を有するものである。窒素に結合している残りの基は、独立して、1〜約4個の炭素原子のアルキル基、又は最大約4個の炭素原子を有するアルコキシ基、ポリオキシアルキレン基、アルキルアミド基、ヒドロキシアルキル基、アリール基、若しくはアルキルアリール基から選択される。
本明細書において有用なジ長鎖アルキル四級化アンモニウム塩は、以下の式(II):
Figure 2022500451
式中、R75、R76、R77及びR78のうちの2つは、12〜30個の炭素原子のアルキル基、又は、最大約30個の炭素原子を有する芳香族基、アルコキシ基、ポリオキシアルキレン基、アルキルアミド基、ヒドロキシアルキル基、アリール基、若しくはアルキルアリール基から選択され、R75、R76、R77、及びR78のうちの残りは、独立して、1〜約4個の炭素原子のアルキル基、又は、最大約4個の炭素原子を有するアルコキシ基、ポリオキシアルキレン基、アルキルアミド基、ヒドロキシアルキル基、アリール基、若しくはアルキルアリール基から選択され、Xは、塩形成アニオン、例えば、ハロゲン(例えば、塩化物、臭化物)ラジカル、酢酸ラジカル、クエン酸ラジカル、乳酸ラジカル、グリコール酸ラジカル、リン酸ラジカル、硝酸ラジカル、スルホン酸ラジカル、硫酸ラジカル、アルキル硫酸ラジカル、及びアルキルスルホン酸ラジカルから選択されるものである)を有するものである。アルキル基は、炭素原子及び水素原子に加えて、エーテル及び/又はエステル結合、並びにアミノ基などの他の基を含有し得る。より長鎖のアルキル基、例えば、炭素数が約12個以上のものは、飽和又は不飽和であってよい。好ましくは、R75、R76、R77、及びR78のうち1つは、12〜30個の炭素原子、より好ましくは16〜24個の炭素原子、更により好ましくは18〜22個の炭素原子、なおより好ましくは22個の炭素原子のアルキル基から選択され、R75、R76、R77、及びR78のうちの残りは、独立して、CH、C、COH、及びこれらの混合物から選択され、Xは、Cl、Br、CHOSO、COSO、及びこれらの混合物からなる群から選択される。
このようなジアルキル四級化アンモニウム塩カチオン性界面活性剤としては、例えば、ジアルキル(14〜18)ジメチルアンモニウムクロリド、ジタローアルキルジメチルアンモニウムクロリド、二水素添加タローアルキルジメチルアンモニウムクロリド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド、及びジセチルジメチルアンモニウムクロリドが挙げられる。また、かかるジアルキル四級化アンモニウム塩カチオン性界面活性剤としては、例えば、不斉ジアルキル四級化アンモニウム塩カチオン性界面活性剤が挙げられる。
高融点脂肪族化合物
本発明の組成物は、高融点脂肪族化合物を含む。高融点脂肪族化合物は、組成物の好ましくは約0.1重量%〜約20重量%、より好ましくは約1重量%〜約15重量%、更により好ましくは約1.5重量%〜約8重量%の濃度で組成物中に含まれる。
本明細書で有用な高融点脂肪族化合物は、25℃以上〜60℃の融点、好ましくは30℃〜60℃の融点を有し、脂肪族アルコール、脂肪酸、脂肪族アルコール誘導体、脂肪酸誘導体、及びこれらの混合物からなる群から選択される。本明細書のこの項に開示されている化合物が、場合によっては2つ以上の分類に属し得る(例えば、いくつかの脂肪族アルコール誘導体は、脂肪酸誘導体としても分類され得る)ということが当業者には理解される。しかしながら、所与の分類は、その特定の化合物を限定することを意図するものではなく、分類及び命名法の便宜上そのようになされている。更に、二重結合の数及び位置、並びに分枝の長さ及び位置に依存して、特定の必須炭素原子を有する特定の化合物の融点が25℃未満であり得ることも当業者には理解される。低融点のそのような化合物は、この章に含まれないと意図される。高融点化合物の非限定的な例は、International Cosmetic Ingredient Dictionary,Fifth Edition,1993、及びCTFA Cosmetic Ingredient Handbook,Second Edition,1992に見出される。
様々な高融点脂肪族化合物のうち、好ましくは、脂肪族アルコールが本発明の組成物において使用される。本明細書で有用な脂肪族アルコールは、約14〜約30個の炭素原子、好ましくは約16〜約22個の炭素原子を有するものである。これらの脂肪族アルコールは飽和しており、直鎖又は分枝鎖アルコールであってもよい。好ましい脂肪族アルコールとしては、例えば、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、及びこれらの混合物が挙げられる。
高純度の単一化合物の高融点脂肪族化合物が好ましい。純粋なセチルアルコール、ステアリルアルコール、及びベヘニルアルコールの群から選択される、純粋な脂肪族アルコールの単一化合物が非常に好ましい。「純粋な」とは、本明細書において、化合物が、少なくとも約90%、好ましくは少なくとも約95%の純度を有することを意味する。これらの高純度の単一化合物は、消費者が組成物を洗い流すときに、優れたすすぎ易さをもたらす。
水性キャリア
本発明のコンディショニング組成物は水性キャリアを含む。このキャリアのレベル及び種類は、他の構成成分との相溶性及び製品の他の所望の特性に従って選択される。
本発明で有用なキャリアとしては、水、並びに低級アルキルアルコール及び多価アルコールの水溶液が挙げられる。本明細書で有用な低級アルキルアルコールは、1〜6個の炭素を有する一価アルコールであり、より好ましくは、エタノール及びイソプロパノールである。本明細書で有用な多価アルコールとしては、プロピレングリコール、ヘキシレングリコール、グリセリン、及びプロパンジオールが挙げられる。
好ましくは、水性キャリアは、実質的に水である。好ましくは、脱イオン水が使用される。ミネラルカチオンを含む天然供給源からの水もまた、製品の所望の特性に応じて使用することができる。一般的に、本発明の組成物は、約20%〜約99%、好ましくは約30%〜約95%、より好ましくは約80%〜約95%の水を含む。
ゲルマトリックス
好ましくは、本発明の組成物では、カチオン性界面活性剤、高融点脂肪族化合物、及び水性キャリアが、ゲルマトリックスを形成する。
ゲルマトリックスは、濡れた毛髪に塗布している間の滑らかな感触並びに乾いた毛髪における柔らかさ及びしっとりとした感触などの様々なコンディショニング効果、例えば、ヘアコンディショニング効果をもたらすのに好適である。上記のゲルマトリックスを提供することを考慮すると、カチオン性界面活性剤及び高融点脂肪族化合物は、カチオン性界面活性剤の高融点脂肪族化合物に対する重量比が、好ましくは約1:1〜約1:10、より好ましくは約1:1〜約1:6の範囲になるような濃度で含有される。毛髪、顔、身体、及び/又は頭皮に対する固体有機化合物の付着を改善するために、カチオン性界面活性剤の高融点脂肪族化合物に対する重量比は、好ましくは約1:1〜約1:4、より好ましくは約1:1.5〜約1:3.5の範囲内であることが好ましい場合がある。
シリコーン化合物
本発明の組成物は、シリコーン化合物を含み得る。シリコーン化合物は、組成物の約0.05重量%〜約15重量%、好ましくは約0.1重量%〜約10重量%、より好ましくは約0.15重量%〜約5重量%、なおより好ましくは約0.2重量%〜約4重量%の濃度で組成物中に含有され得る。
第四級アンモニウム基を含有するシリコーンポリマー
本明細書で有用なこのようなシリコーン化合物は、アミン基又は四級アンモニウム基を有するもの、並びにアルキレンオキシド基、例えば、トリデセス−9−アモジメチコン、シリコーンクオタニウム−22、及び以下に詳細に記載するものであってよい。
本明細書で有用なシリコーン化合物は、例えば、末端エステル基を含み、最大100,000mPa・sの粘度及びD単位200超のDブロック長さを有する、第四級基を含有するシリコーンポリマーを含む。理論に束縛されるものではないが、この低粘度シリコーンポリマーは、滑らかな感触、摩擦の低減、及びヘアダメージの防止などの改善されたコンディショニング効果、例えば、ヘアコンディシニング効果を提供すると同時に、シリコーンブレンドの必要性を排除する。
構造的に、シリコーンポリマーは、1つ以上の第四級アンモニウム基、200個を超えるシロキサン単位を含む少なくとも1つのシリコーンブロック、少なくとも1つのポリアルキレンオキシド構造ユニット、及び少なくとも1つの末端エステル基を含むポリオルガノシロキサン化合物である。1つ以上の実施形態では、シリコーンブロックは、300〜500個のシロキサン単位を含む場合がある。
好ましい実施形態では、ポリオルガノシロキサン化合物は、次の一般式(Ia)及び(Ib):
M−Y−[−(N−T−N)−Y−]−[−(NR−A−E−A’−NR)−Y−]−M (Ia)
M−Y−[−(N−T−N)−Y−]−[−(N −A−E−A’−N )−Y−]−M (Ib)
を有し、式中、
mは、0超、好ましくは0.01〜100、より好ましくは0.1〜100、なおより好ましくは1〜100、具体的には1〜50、より具体的には1〜20、なおより具体的には1〜10であり、
kは0であるか、又は平均値0超〜50、又は好ましくは1〜20、又はなおより好ましくは1〜10であり、
Mは、以下から選択される末端エステル基を含む末端基を表し、
−OC(O)−Z
−OS(O)−Z
−OS(O)O−Z
−OP(O)(O−Z)OH
−OP(O)(O−Z)
式中、Zは、最大40個の炭素原子を有する一価の有機残基から選択され、1つ以上のヘテロ原子を任意に含む。
A及びA’は、それぞれ互いに独立して、単結合、又は最大10個の炭素原子及び1つ以上のヘテロ原子を有する二価有機基から選択され、
Eは、次の一般式:
−[CHCHO]−[CHCH(CH)O]−[CHCH(C)O]
(式中、qは0〜200であり、rは0〜200であり、sは0〜200であり、q+r+sは1〜600である)のポリアルキレンオキシド基である。
は、水素又はRから選択され、
Rは、最大22個の炭素原子と、任意に1つ以上のヘテロ原子とを有する一価の有機基から選択され、窒素原子における遊離原子価は炭素原子に結合され、
Yは、式:
−K−S−K−及び−A−E−A’−又は−A’−E−A−、
(式中、Sは、
Figure 2022500451
であり、
R1は、C〜C22アルキル、C〜C22フルオロアルキル又はアリールであり、nは、200〜1000であり、ポリオルガノシロキサン化合物中に複数のS基が存在する場合、これらは同一であっても又は異なっていてもよい)の基である。
Kは、二価又は三価の直鎖、環状、及び/又は分枝状のC〜C40炭化水素残基であり、これは、−O−、−NH−、三価のN、−NR−、−C(O)−、−C(S)−によって任意に中断され、かつ−OHで任意に置換され、Rは、上記のとおりに定義され、
Tは、最大20個の炭素原子及び1つ以上のヘテロ原子を有する二価の有機基から選択される。
残基Kは、互いに同一であっても又は異なっていてもよい。−K−S−K−部分中、残基Kは、C−Si−結合を介して残基Sのケイ素原子に結合される。
ポリオルガノシロキサン化合物中にはアミン基(−(NR−A−E−A’−NR)−)が存在する可能性があることに起因し、これらは、有機又は無機酸によるそのようなアミン基のプロトン化によりもたらされる、プロトン化アンモニウム基を有する場合がある。そのような化合物は、ポリオルガノシロキサン化合物の酸付加塩と称されることもある。
好ましい実施形態では、第四級アンモニウム基b)と末端エステル基c)とのモル比は、100:20未満であり、更により好ましくは100:30未満であり、最も好ましくは100:50未満である。この比は、13C−NMRによって決定することができる。
更なる実施形態では、ポリオルガノシロキサン組成物は、
A)a)少なくとも1つのポリオルガノシロキサン基、b)少なくとも1つの第四級アンモニウム基、c)少なくとも1つの末端エステル基、及びd)少なくとも1つのポリアルキレンオキシド基(上で定義したとおり)を含む、少なくとも1つのポリオルガノシロキサン化合物と、
B)化合物A)とは異なる少なくとも1つの末端エステル基を含む、少なくとも1つのポリオルガノシロキサン化合物と、を含む場合がある。
成分A)の定義において、本発明のポリオルガノシロキサン化合物の記述を参照することができる。ポリオルガノシロキサン化合物B)は、ポリオルガノシロキサン化合物A)とは異なり、好ましくは、ポリオルガノシロキサン化合物B)は第四級アンモニウム基を含まない。好ましいポリオルガノシロキサン化合物B)は、一官能性有機酸、特にカルボン酸と、ビスエポキシドを含有するポリオルガノシロキサンとの反応から生じる。
ポリオルガノシロキサン組成物において、化合物B)に対する化合物A)の重量比は好ましくは90:10未満である。すなわち換言すれば、成分B)の含量は少なくとも10重量%である。化合物A)中のポリオルガノシロキサン組成物の更に好ましい実施形態では、末端エステル基c)に対する第四級アンモニウム基b)のモル比は100:10未満であり、なおより好ましくは100:15未満であり、かつ最も好ましくは100:20未満である。
シリコーンポリマーは、20℃及び剪断速度0.1s−1(プレート−プレートシステム、プレート直径40mm、間隙幅0.5mm)において、100,000mPa・s(100Pa・s)未満の粘度を有する。更なる実施形態では、未希釈のシリコーンポリマーの粘度は、500〜100,000mPa・s、又は好ましくは500〜70,000mPa・s、又はより好ましくは500〜50,000mPa・s、又はなおより好ましくは500〜20,000mPa・sの範囲であってよい。更なる実施形態では、未希釈ポリマーの粘度は、20℃及び剪断速度0.1s−1で測定したとき、500〜10,000mPa・s、又は好ましくは500〜5000mPa・sの範囲であってよい。
上で列挙したシリコーンポリマーに加え、以下の好ましい組成物が以下に提供される。例えば、次の一般式:
−[CHCHO]−[CHCH(CH)O]−[CHCH(C)O]
(式中、q、r、及びsは、以下のように定義される場合があり、すなわち
qは0〜200であり、又は好ましくは0〜100、又はより好ましくは0〜50、又はなおより好ましくは0〜20であり、
rは0〜200であり、又は好ましくは0〜100、又はより好ましくは0〜50、又はなおより好ましくは0〜20であり、
sは0〜200であり、又は好ましくは0〜100、又はより好ましくは0〜50、又はなおより好ましくは0〜20であり、
並びにq+r+sは1〜600であり、又は好ましくは1〜100、又はより好ましくは1〜50、又はなおより好ましくは1〜40である。
次の一般式Sを有するポリオルガノシロキサン構造単位では、
Figure 2022500451
は、C〜C22アルキル、C〜C22フルオロアルキル又はアリールであり、nは200〜1000であり、又は好ましくは300〜500であり、K(−K−S−K−基中)は、好ましくは二価又は三価の直鎖、環状、又は分岐状C〜C20炭化水素残基であり、−O−、−NH−、三価のN、−NR−、−C(O)−、−C(S)−により任意に中断され、かつ−OHで任意に置換される。
具体的な実施形態では、Rは、C〜C18アルキル、C〜C18フルオロアルキル及びアリールである。更に、Rは、好ましくはC〜C18アルキル、C〜Cフルオロアルキル、及びアリールである。更に、Rは、より好ましくはC〜Cアルキル、C〜Cフルオロアルキルであり、なおより好ましくはC〜Cフルオロアルキル、及びフェニルである。最も好ましくは、Rは、メチル、エチル、トリフルオロプロピル、及びフェニルである。
本明細書で使用するとき、「C〜C22アルキル」という用語は、直鎖又は分枝状であってもよい、1〜22個の炭素原子を有する脂肪族炭化水素基を意味する。メチル、エチル、プロピル、n−ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、ノニル、デシル、ウンデシル、イソプロピル、ネオペンチル、及び1,2,3−トリメチルヘキシル部分が例として機能する。
更に、本明細書で使用するとき、「C〜C22フルオロアルキル」という用語は、直鎖又は分枝状であってもよく、かつ少なくとも1つのフッ素原子で置換された、1〜22個の炭素原子を有する脂肪族炭化水素化合物を意味する。モノフルオロメチル(Monofluormethyl)、モノフルオロエチル、1,1,1−トリフルオロエチル(trifluorethyl)、ペルフルオロエチル、1,1,1−トリフルオロプロピル、1,2,2−トリフルオロブチルが好適な例である。
更に、「アリール」という用語は、置換されていない、又はOH、F、Cl、CF、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cシクロアルキル、C〜Cアルケニル若しくはフェニルで1回又は数回フェニル置換されたものを意味する。アリールは、ナフチルも意味する場合がある。
ポリオルガノシロキサンの実施形態については、アンモニウム基に由来する正電荷は、塩化物、臭化物、硫酸水素塩、硫酸塩などの無機アニオン、又は、C〜C30カルボン酸に由来するカルボキシレート、例えば、アセテート、プロピオネート、オクタノエート、特に、C10〜C18カルボン酸に由来するカルボキシレート、例えば、デカノエート、ドデカノエート、テトラデカノエート、ヘキサデカノエート、オクタデカノエート、及びオレアート、アルキルポリエーテルカルボキシレート、アルキルスルホネート、アリールスルホネート、アルキルアリールスルホネート、アルキルスルフェート、アルキルポリエーテルスルフェート、リン酸モノアルキル/アリールエステル及びリン酸ジアルキル/アリールエステル由来のリン酸塩などの有機アニオンにより中和される。ポリオルガノシロキサン化合物の特性を、特に使用する酸の選択に基づいて修正することができる。
第四級アンモニウム基は、通常、モノカルボン酸及び二官能性ジハロゲンアルキル化合物の存在下で、第三級ジアミンと、特にジエポキシド(ビスエポキシドと称される場合もある)から選択されるアルキル化剤とを反応させることにより生成される。
好ましい実施形態では、ポリオルガノシロキサン化合物は、次の一般式(Ia)及び(Ib):
M−Y−[−(N−T−N)−Y−]−[−(NR−A−E−A’−NR)−Y−]−M (Ia)
M−Y−[−(N−T−N)−Y−]−[−(N −A−E−A’−N )−Y−]−M (Ib)
(式中、各基は上で定義したとおりである)のものであり得る。しかしながら、繰返し単位は、統計的配列である(すなわち、ブロック様配列ではない)。
更に好ましい一実施形態では、ポリオルガノシロキサン化合物は、一般式(IIa)又は(IIb):
M−Y−[−N−Y−]−[−(NR−A−E−A’−NR)−Y−]−M (IIa)
M−Y−[−N−Y−]−[−(N −A−E−A’−N )−Y−]−M (IIb)
(式中、各基は上で定義したとおりである)のものであり得る。また、このような式中、繰返し単位は、通常、統計的配列である(すなわち、ブロック様配列ではない)。
式中、上で定義したとおり、Mは、
−OC(O)−Z、
−OS(O)−Z
−OS(O)O−Z
−OP(O)(O−Z)OH
−OP(O)(O−Z)であり、
Zは、直鎖、環状、又は分岐状の飽和若しくは不飽和のC〜C20、又は好ましくはC〜C18であり、又はなおより好ましくは、1つ以上の−O−若しくは−C(O)−により中断され、かつ−OHで置換されている場合がある炭化水素ラジカルである。具体的な実施形態では、Mは、標準的なカルボン酸から生じる−OC(O)−Zであり、特に、例えば、ドデカン酸などのように10個超の炭素原子を有する。
更なる実施形態では、ポリオルガノシロキサン含有反復基−K−S−K−とポリアルキレン反復基−A−E−A’−又は−A’−E−A−とのモル比は、100:1〜1:100、又は好ましくは20:1〜1:20、又はより好ましくは10:1〜1:10である。
−(N−T−N)−基中、Rは、1つ以上の−O−、−C(O)−により中断されている可能性があり、かつ−OHにより置換されている可能性がある、一価の直鎖、環状、又は分岐状C〜C20炭化水素ラジカルを表す場合があり、Tは、−O−、−C(O)−により中断されている可能性があり、かつヒドロキシルにより置換されている可能性がある二価の直鎖、環状、又は分岐状C〜C20炭化水素ラジカルを表す場合がある。
第四級アンモニウム官能基及びエステル官能基を含む上記のポリオルガノシロキサン化合物はまた、1)第四級アンモニウム官能基を含み、エステル官能基を含まない個々の分子、2)第四級アンモニウム官能基及びエステル官能基を含む分子、並びに3)エステル官能基を含み、第四級アンモニウム官能基を含まない分子も含み得る。構造に限定されはしないものの、第四級アンモニウム官能基及びエステル官能基を含む、上記のポリオルガノシロキサン化合物は、両方の部分についてある特定の平均量及び比を含む、分子の混合物として理解される。
エステルを得るために様々な一官能性有機酸を使用することができる。例示的な実施形態としては、C〜C30カルボン酸、例えば、C、C、C酸、C10〜C18カルボン酸、例えば、C12、C14、C16酸、飽和、不飽和、及びヒドロキシル官能化C18酸、アルキルポリエーテルカルボン酸、アルキルスルホン酸、アリールスルホン酸、アルキルアリールスルホン酸、アルキル硫酸、アルキルポリエーテル硫酸、リン酸モノアルキル/アリールエステル及びリン酸ジアルキル/アリールエステルが挙げられる。
他のシリコーン
本明細書で有用なこのような他のシリコーンは、例えば、環状シリコーンなどの揮発性シリコーン、ジメチルポリシロキサン流体、ジメチルポリシロキサンガム、アミノシリコーン、及びシリコーンコポリオールであり得る。好ましいアミノシリコーンとしては、例えば、次の一般式(I):
(R3−a−Si−(−OSiG−(−OSiG(R2−b−O−SiG3−a(R
(式中、Gは、水素、フェニル、ヒドロキシ、又はC〜Cアルキル、好ましくはメチルであり、aは、0、又は1〜3の値を有する整数、好ましくは1であり、bは、0、1、又は2、好ましくは1であり、nは、0〜1,999の数であり、mは、0〜1,999の整数であり、nとmとの合計は、1〜2,000の数であり、a及びmはいずれも0ではなく、Rは、一般式CqH2qLに従う一価ラジカルであり、式中、qは、2〜8の値を有する整数であり、Lは、−N(R)CH−CH−N(R、−N(R、−N(R、−N(R)CH−CH−NR、の基から選択され、ここで、Rは、水素、フェニル、ベンジル、又は飽和炭化水素ラジカル、好ましくは約C〜約C20のアルキルラジカルであり、Aは、ハロゲン化物イオンである)に一致するものが挙げられる。
極めて好ましいアミノシリコーンは、式(I)(式中、m=0、a=1、q=3、G=メチルであり、nは、好ましくは約1500〜約1700、より好ましくは約1600であり、Lは、−N(CH又は−NH、より好ましくは−NHである)に対応するものである。別の極めて好ましいアミノシリコーンは、式(I)(式中、m=0、a=1、q=3、G=メチルであり、nは、好ましくは約400〜約600、より好ましくは約500であり、Lは、−N(CH又は−NH、より好ましくは−NHである)に対応するものである。シリコーン鎖の一端又は両端が、窒素含有基によって末端処理されているため、このような極めて好ましいアミノシリコーンを、末端アミノシリコーンと呼ぶことができる。
追加構成成分
本発明の組成物は、他の追加成分を含んでもよく、これは最終製品の所望の特性によって当業者により選択されてもよく、また組成物をより美容的若しくは審美的に許容可能なものにするか、又は付加的な使用による効果を組成物にもたらすために好適なものである。こうした他の追加成分は、一般に、組成物の約0.001重量%〜約10重量%、好ましくは約5重量%以下の濃度で個々に用いられる。
多種多様な他の追加成分を本発明の組成物に配合することができる。これには、他のコンディショニング剤(例えば、Hormelから入手可能な商標名「Peptein 2000」の加水分解コラーゲン、Eisaiから入手可能な商標名「Emix−d」のビタミンE、Rocheから入手可能なパンテノール、Rocheから入手可能なパントテニルエチルエーテル、加水分解ケラチン、タンパク質、植物抽出物、及び栄養素など)、防腐剤(例えば、ベンジルアルコール、メチルパラベン、プロピルパラベン、及びイミダゾリジニル尿素など)、pH調節剤(例えば、クエン酸、クエン酸ナトリウム、コハク酸、リン酸、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウムなど)、塩全般(例えば、酢酸カリウム及び塩化ナトリウムなど)、着色剤(例えば、FD&C又はD&C顔料の任意のものなど)、香料、並びに金属イオン封鎖剤(例えば、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウムなど)、並びに、紫外線及び赤外線のスクリーニング及び吸収剤(例えば、サリチル酸オクチル)が挙げられる。
製品形態
本発明の組成物は、リンスオフ製品又はリーブオン製品の形態であってもよく、これらに制限されないが、クリーム、ゲル、エマルション、ムース、及びスプレーなどの多種多様な製品形態で配合されてもよい。
本発明のコンディショニング組成物は、洗い流すヘアーコンディショナに特に好適である。このような組成物は、好ましくは、
(i)毛髪をシャンプーした後、毛髪をコンディショニングするために有効量のコンディショニング組成物を毛髪に塗布する工程、及び
(ii)その後、毛髪をすすぐ工程、によって使用される。
以下の実施例は、本発明の範囲内にある実施形態を更に説明及び実証する。これらの実施例は、例示目的のためにのみ提供され、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなくそれらの多くの変更が可能であることから、本発明を限定するものとして解釈されるべきではない。適用可能な場合には、成分を、化学名又はCTFA名で特定し、そうでない場合は、以下で定義する。
組成物(重量%)
Figure 2022500451
Figure 2022500451
Figure 2022500451
成分の定義
1 粘度10,000Pa・sを有するポリジメチルシロキサン
2 Momentiveから入手可能、10,000mPa・sの粘度を有し、以下の式(I):
(R3−a−Si−(−OSiG−(−OSiG(R2−b−O−SiG3−a(R (I)
(式中、Gは、メチルであり、aは、整数の1であり、bは、0、1、又は2、好ましくは1であり、nは、400〜約600の数であり、mは、整数の0であり、Rは、一般式C2qLに適合する一価のラジカルであり、式中、qは整数の3であり、Lは−NHである)を有する。
調製方法
本発明の「実施例1」〜「実施例9」及び比較例としての「比較例.i」〜「比較例.vii」の上記ヘアケア組成物は、当該技術分野において周知の任意の従来の方法によって調製することができる。
特性及び効果
組成物の一部について、いくつかの効果を以下の方法により評価する。評価の結果を上の表に示す。
実施例1〜9は、リンスオフ用途に特に有用な本発明のヘアコンディショニング組成物である。前述の「実施例1」〜「実施例9」によって開示及び表現された実施形態は、多くの利点を有する。例えば、これらは、固体有機化合物の結晶化を低減させた。また、「実施例1」及び「比較例.i」の比較、並びに「実施例2」及び「比較例.ii」の別の比較は、いずれも、本発明の組成物「実施例1」及び「実施例2」が、固体有機化合物の付着を改善したことを示す。更に、「実施例1」及び「比較例.iii及び/又は比較例.iv」の比較は、本発明の組成物「実施例1」が、固体有機化合物の結晶化を低減すると同時に、自由流動を低下させないことを示す。
付着試験
抗ふけ活性物質の頭皮への付着は、個人の毛髪及び頭皮を洗浄することによって測定される。まず、シャンプーを毛髪及び頭皮に塗布し、洗い流す。次いで、上記実施例の組成物のうちの1つを塗布し、すすぎ落とす。頭皮の領域上で毛髪を分けて、表面に開放端ガラスシリンダを保持しながら、抽出溶液のアリコートを添加し、撹拌した後、ピロクトンオラミンの内容物を回収し、HPLCなどの従来の方法によって分析測定を行う。
自由流動−振子
自由流動は、毛髪の揺動度(degree of swinging)を検出する振子測定によって測定される。より多くの揺動は、より自由に流動することを意味する。処理された毛髪を配置し、揺動度を測定するためのセンサも配置する。処理された毛髪が揺動を開始するように、処理された毛髪に同じ程度の開始力を与える。揺動中に揺動度を測定し、「振子面積負荷」として示す。
(i)ヘアピースの調製
振子測定には、長さ10インチのヘアピース20グラムを使用する。ヘアピースは以下の工程により準備する。
(1)ヘアピースを漂白し、櫛で同じ方向にすく。次に、非コンディショニングシャンプーをヘアピース1つ当たり1.0cc塗布し、ヘアピースを泡立たせ、すすぎ、乾燥させ、
(2)非コンディショニングシャンプーをヘアピース1つ当たり1.0ccの濃度で塗布し、ヘアピースを泡立たせ、ヘアピースをすすぎ、及び1
(3)コンディショナーについてはヘアピース1つ当たり4.0ccの濃度でコンディショナーを塗布し、ヘアピースを処理し、そして、
(4)ヘアピースをすすぎ、
(5)次いで、ヘアピースを23℃及び低湿度(45%)環境で一晩乾燥させ、そして、
(6)ヘアピースの振子測定の準備が整う。
(ii)評価
コンディショナー1つ当たり工程(i)によって調製した少なくとも3つの異なるヘアピースに対して、工程(ii)における上記測定を実施し、次いで、平均を計算する。
本明細書に開示される寸法及び値は、列挙された正確な数値に厳密に限定されるものとして理解されるべきではない。その代わりに、特に指示がない限り、このような寸法はそれぞれ、列挙された値とその値を囲む機能的に同等な範囲との両方を意味することが意図されている。例えば、「40mm」と開示された寸法は、「約40mm」を意味することが意図される。
相互参照される又は関連する任意の特許又は特許出願、及び本願が優先権又はその利益を主張する任意の特許出願又は特許を含む、本明細書に引用される全ての文書は、除外又は限定することを明言しない限りにおいて、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。いかなる文献の引用も、本明細書中で開示又は特許請求される任意の発明に対する先行技術であるとはみなされず、あるいはそれを単独で又は他の任意の参考文献(単数又は複数)と組み合わせたときに、そのようないかなる発明も教示、示唆又は開示するとはみなされない。更に、本文書における用語の任意の意味又は定義が、参照により組み込まれた文書内の同じ用語の任意の意味又は定義と矛盾する場合、本文書においてその用語に与えられた意味又は定義が適用されるものとする。
本発明の特定の実施形態を例示及び説明してきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく様々な他の変更及び修正を行うことができる点は当業者には明白であろう。したがって、本発明の範囲内にある全てのそのような変更及び修正を添付の特許請求の範囲に網羅することが意図されている。

Claims (17)

  1. パーソナルケア組成物であって、
    (a)約0.1重量%〜約10重量%のカチオン性又は非イオン性界面活性剤と、
    (b)約0.1重量%〜約20重量%の、25℃〜60℃の融点を有する高融点脂肪族化合物と、
    (c)約0.1重量%〜約2.0重量%の、水1リットル当たり25g未満の水溶解度を有し、60℃を超える融点を有し、かつ以下の計算方法:
    AlogP≧−1.14 log WS+1.99
    (式中、WSは、水溶解度(25℃における水1リットル当たりのg)を意味する)を満たすAlogPも有する固体有機化合物と、
    (d)第2の液体油性化合物以外の第1の液体油性化合物であって、水1リットル当たり10g以下の水溶解度を有し、前記組成物中に含まれる全ての前記第1の液体油性化合物の混合物が約5〜約10の誘電定数を有し、前記固体有機化合物の前記第1の液体油性化合物に対する重量比が約1:1〜約1:10である、第1の液体油性化合物と、
    (e)水性キャリアと、を含み、
    前記組成物が、7.0以上のより高いAlogPを有する第2の液体油性化合物を0.1%以下含む、パーソナルケア組成物。
  2. 前記第2の液体油性化合物が、6.7以上、好ましくは6.1以上、より好ましくは5.6以上のより高いAlogPを有する、請求項1に記載の組成物。
  3. 前記組成物が、0.05%以下の前記第2の液体油性化合物を含み、好ましくは、前記組成物が、0.01%以下の前記第2の液体油性化合物を含み、より好ましくは、前記組成物が前記第2の液体油性化合物を含まない、請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 前記組成物中に含まれる全ての前記第1の液体油性化合物の前記混合物が、好ましくは約6〜約9、より好ましくは約7〜約9の誘電定数を有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. 前記界面活性剤の前記高融点脂肪族化合物に対する重量比が、好ましくは約1:1〜約1:4、より好ましくは約1:1.5〜約1:3.5の範囲内である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. 前記界面活性剤が、カチオン性界面活性剤である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. 前記第1の液体油性化合物が、好ましくは水1リットル当たり5g以下、より好ましくは水1リットル当たり2g以下の水溶解度を有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の組成物。
  8. 前記組成物が、好ましくは約0.2%〜約1.0%、より好ましくは約0.22%〜約1.0%の前記固体有機化合物を含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の組成物。
  9. 前記固体有機化合物の前記第1の液体油性化合物に対する重量比が、好ましくは約1:1.2〜約1:10、より好ましくは約1:1.5〜約1:10である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物。
  10. 前記組成物が、好ましくは約0.2%〜約5%、より好ましくは約0.2%〜約3%、更により好ましくは約0.3%〜約2%の前記第1の液体油性化合物を含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の組成物。
  11. 前記組成物が、約1〜約6.0のAlogPと、水1リットル当たり10gを超えて、水1リットル当たり約50gまでの水溶解度とを有する第3の液体化合物を更に含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の組成物。
  12. 前記組成物が、好ましくは約0.1%〜約2%、より好ましくは約0.2%〜約1.6%の前記第3の液体化合物を更に含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載の組成物。
  13. 前記固体有機化合物が、好ましくは水1リットル当たり10g未満、より好ましくは水1リットル当たり5g未満、更により好ましくは水1リットル当たり2g未満の水溶解度を有する、請求項1〜12のいずれか一項に記載の組成物。
  14. 前記固体有機化合物が、以下の計算方法:
    AlogP≧−1.14 log WS+2.99
    を満たすAlogPを有する、請求項1〜13のいずれか一項に記載の組成物。
  15. 前記固体有機化合物が、好ましくは80℃以上、より好ましくは90℃以上、更により好ましくは95℃以上の融点を有する、請求項1〜14のいずれか一項に記載の組成物。
  16. 前記組成物が、約3.5〜約6のpHを有する、請求項1〜15のいずれか一項に記載の組成物。
  17. 前記固体有機化合物が、ピロクトン及びその塩からなる群から選択される、請求項1〜16のいずれか一項に記載の組成物。
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