JP2022186410A - コンプレッサ用斜板及び斜板式コンプレッサ - Google Patents

コンプレッサ用斜板及び斜板式コンプレッサ Download PDF

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Abstract

【課題】異常磨耗や焼付きの発生を抑制することができるコンプレッサ用斜板及び斜板式コンプレッサを提供する。【解決手段】斜板3は、略円形状に形成され、中央に回転軸2が挿通される基材31と、基材31の表面の少なくとも一部を被覆し、シュー5との摺動面を構成するコーティング層32と、を具備し、コーティング層32の前記摺動面は、シュー5から受ける面圧を分散させるための形状を有するように形成され、コーティング層32の前記摺動面は、面圧を分散させるための前記形状として、当該摺動面の外周側端部P1と内周側端部P2との間の点Pに近づくほど凹む凹面形状を有するように形成されている。【選択図】図5

Description

本発明は、基材の表面にコーティング層が形成されたコンプレッサ用斜板及び当該コンプレッサ用斜板を具備する斜板式コンプレッサの技術に関する。
従来、基材の表面にコーティング層が形成されたコンプレッサ用斜板の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1には、平板状の基材と、前記基材の表面に形成されてシューと摺動する樹脂コーティング層とを備えたコンプレッサ用斜板が記載されている。樹脂コーティング層には、周方向に延びる複数の同心状の溝が形成されている。これにより、初期なじみ性や摺動特性の向上を図ることができる。
また、一般的に、シューの摺動面は、その中央を頂点とした極めて曲率半径の大きな滑らかな凸曲面とされている。これにより、当該シューと斜板との間に、シューの摺動部の中央に向かうにつれて当該摺動部と斜板の表面とがなす角度が滑らかに減少するくさび状の隙間が形成される。このため、くさび効果により当該隙間に潤滑油を引き込んで油膜が形成され易くなる。
一方で、シューの摺動面が前述のような凸曲面状に形成されることにより、コンプレッサ用斜板の樹脂コーティング層のうち、シューの中央部と摺動する部分の面圧が高くなり易い。このため、高負荷時や貧潤滑環境下では、コンプレッサ用斜板とシューの中央部とが摺動する部分において、異常磨耗や焼付きが発生し易いという問題があった。
特許第4376519号公報
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、異常磨耗や焼付きの発生を抑制することができるコンプレッサ用斜板及び斜板式コンプレッサを提供するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、略円形状に形成され、中央に回転軸が挿通される基材と、前記基材の表面の少なくとも一部を被覆し、シューとの摺動面を構成するコーティング層と、を具備し、前記コーティング層の前記摺動面は、シューから受ける面圧を分散させるための形状を有するように形成されているものである。
請求項2においては、前記コーティング層の前記摺動面は、面圧を分散させるための前記形状として、当該摺動面の外周側端部と内周側端部との間の所定の部分に近づくほど凹む凹面形状を有するように形成されているものである。
請求項3においては、前記凹面形状は、前記コーティング層の厚みが前記所定の部分に近づくほど薄くなることにより形成されているものである。
請求項4においては、前記所定の部分は、厚さ方向視において、前記コンプレッサ用斜板の傾斜角度が最大のときのシューの中心の軌道に沿うように形成されているものである。
請求項5においては、前記コーティング層は、前記摺動面に周方向に延びるように形成されるとともに、径方向に間隔をおいて配置された複数の溝部を具備し、面圧を分散させるための前記形状として、最も外周側の前記溝部と最も内周側の前記溝部との間の所定の前記溝部の径方向の幅が、その他の部分の前記溝部の径方向の幅よりも狭くなるように形成されているものである。
請求項6においては、隣接する前記溝部の間に、複数の先尖状の山部が形成され、最も外周側の前記山部と最も内周側の前記山部との間の所定の前記山部の先端の角度が、その他の部分の前記山部の先端の角度よりも小さくなるように形成されているものである。
請求項7においては、前記溝部の径方向の幅が最も狭くなるように形成された部分は、厚さ方向視において、前記コンプレッサ用斜板の傾斜角度が最大のときのシューの中心の軌道に沿うように形成されているものである。
請求項8においては、シューと、請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載のコンプレッサ用斜板と、を具備するものである。
請求項9においては、前記コーティング層の摺動面は、径方向断面視において、当該摺動面の曲率半径が前記シューの摺動面の曲率半径よりも大きい略円弧状に形成されているものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、異常磨耗や焼付きの発生を抑制することができる。
請求項2においては、シューから受ける面圧の局部的な増加を抑制することで、異常磨耗や焼付きの発生をより抑制することができる。
請求項3においては、製造を容易とすることができる。
請求項4においては、シューから斜板が受ける荷重が最大となる傾斜角度最大時に、シューの中心の軌道とコーティング層の摺動面の所定の部分(最も凹んでいる部分)の軌道とが同一となるため、シューから受ける面圧の局部的な増加をより抑制することができる。
請求項5においては、シューの中央部と対向する所定の部分においてシューに接触する面積が増加するので、シューから受ける面圧の局部的な増加をより抑制することができる。
請求項6においては、山部が弾性変形し易くなることで、シューの中央部と対向する所定の部分においてシューに接触する面積が増加するので、シューから受ける面圧の局部的な増加を抑制することができる。
請求項7においては、シューから斜板が受ける荷重が最大となる傾斜角度最大時に、シューの中心の軌道と溝部の径方向の幅が最も狭くなるように形成された部分の軌道とが同一となるため、シューから受ける面圧の局部的な増加をより抑制することができる。
請求項8においては、異常磨耗や焼付きの発生を抑制することができる。
請求項9においては、シューから受ける面圧の局部的な増加を抑制しつつ、摺動面に潤滑油を引き込むことができる。
第一実施形態に係るコンプレッサの概略構成を示す側面一部断面図。 (a)シューの側面図。(b)シューの底面図。 (a)低速時における斜板の傾斜角度を示した側面図。(b)高速時における斜板の傾斜角度を示した側面図。 (a)斜板及びシューの正面図。(b)A-A断面図。 B-B断面図。 別例におけるB-B断面図。 別例における斜板及びシューの正面図。 第二実施形態に係るコンプレッサの斜板及びシューの側面断面図。 別例における斜板及びシューの側面断面図。 別例における斜板及びシューの側面断面図。 別例における斜板及びシューの正面図。
以下の説明で用いる図は模式図であり、説明の便宜上、各部の寸法等を適宜誇張して示している。
以下では、図1及び図2を用いて、本発明の第一実施形態に係るコンプレッサ1の構成の概略について説明する。コンプレッサ1は、主として回転軸2、斜板3、ピストン4及びシュー5を具備する。
図1に示す回転軸2は、図示せぬハウジングに回転可能に支持される。回転軸2は、図示せぬ駆動源からの動力によって回転することができる。
斜板3は、円形平板状に形成される。斜板3の中央部分には、回転軸2が挿通される。斜板3は、回転軸2の軸線方向に対して傾斜した状態で、当該回転軸2の中途部に設けられる。
なお、斜板3の詳細な構成については後述する。
ピストン4は、前記ハウジングに形成された図示せぬ複数のシリンダボア内にそれぞれ配置される。ピストン4は、回転軸2の軸線方向に沿って摺動(往復動)可能に設けられる。ピストン4には凹部41が形成される。
凹部41は、ピストン4の内部に形成される。凹部41は略半球状に形成される。凹部41は、回転軸2の軸線方向に沿って対向するように、各ピストン4に一対ずつ形成される。
図1及び図2に示すシュー5は、略半球状に形成される。具体的には、シュー5は、主として第一摺動面51及び第二摺動面52を具備する。
第一摺動面51は、シュー5の一側の面であって、ピストン4の凹部41と摺動する面(図1参照)である。第一摺動面51は、一側へ膨出するように形成される。第一摺動面51は、ピストン4の凹部41に沿う半球面状に形成される。
第二摺動面52は、シュー5の他側の面であって、斜板3(より詳細には、後述するコーティング層32)と摺動する面(図1参照)である。第二摺動面52は他側へ、つまり第一摺動面51と反対側へ若干膨出するように形成される。第二摺動面52は、第一摺動面51と比べて膨出幅が小さい形状(平坦に近い形状)に形成される。第二摺動面52は、外周部52a及び中央部52bを具備する。
外周部52aは、第二摺動面52の外側部分を構成するものである。外周部52aは、第二摺動面52の外周に沿って設けられる。外周部52aは、第一摺動面51と比べて極めて大きな曲率半径を有する曲面状に形成される。
中央部52bは、第二摺動面52の内側部分を構成するものである。中央部52bは、円状に形成される。中央部52bは、外周部52aの内側に(第二摺動面52の中央に)当該外周部52aと連続して設けられる。中央部52bは、略平坦状に形成される。より詳細には、中央部52bは、平坦状、或いは外周部52aよりもさらに大きな曲率半径を有する曲面状に形成される。
シュー5は、鉄系、銅系、アルミニウム系材料のほか、焼結材料や樹脂材料等によって製造される。特に、シュー5はSUJ2に鍛造や転造を施して製造することが好ましい。
このように形成されたシュー5は、ピストン4の凹部41内にそれぞれ配置される。この際、シュー5の第一摺動面51と凹部41とが摺動(揺動)可能に接するように配置される。これによって、1つのピストン4に配置された2つのシュー5は、互いに第二摺動面52を対向させた状態で配置される。当該2つのシュー5の第二摺動面52の間に斜板3の外周部が挟持される。
このように構成されたコンプレッサ1において回転軸2が回転すると、当該回転軸2と共に斜板3も回転する。斜板3は回転軸2の軸線方向に対して傾いているため、当該斜板3はシュー5を介してピストン4を軸線方向に往復移動(摺動)させることになる。この際、シュー5の第二摺動面52は斜板3の表面を摺動する。このような第二摺動面52と斜板3の表面との間には、潤滑油が適宜供給される。
本実施形態に係るコンプレッサ1は、回転軸2(斜板3)の回転数に応じて斜板3の傾斜角度θが変化するように構成されている。なお、本実施形態において斜板3の傾斜角度θとは、回転軸2の軸線Xに垂直な面(図3に一点鎖線で示す符号Y参照)に対する傾斜角度を意味している。
具体的には、斜板3の回転数が低い(低速で回転している)場合、図3(a)に示すように、当該斜板3の傾斜角度θは小さくなる。また、斜板3の回転数が高い(高速で回転している)場合、図3(b)に示すように、当該斜板3の傾斜角度θは大きくなる。
ここで、図3に示すように、斜板3上におけるシュー5の位置は、斜板3の傾斜角度θに応じて変化する。具体的には、斜板3の傾斜角度θが小さい場合に比べて、斜板3の傾斜角度θが大きい場合のほうが、シュー5は相対的に斜板3の外周側に位置することになる。
以下では、図4及び図5を用いて、斜板3の詳細な構成について説明する。
斜板3は、主として基材31及びコーティング層32を具備する。なお、図5においては、基材31の両板面のうち一側の面のみを示しており、他側の面については図示を省略している。後述する図6、図8から図10についても同様である。
基材31は、円形平板状に形成される部材である。基材31は、公知の種々の材料を用いて製造することができる。具体的には、鉄系やアルミニウム系材料、アルミニウムを固着・接合した複合材料、鋼、ステンレス等の鉄系、銅合金等の銅系、アルミニウム合金等のアルミニウム系などの金属、あるいは樹脂等を挙げることができる。
コーティング層32は、基材31の表面(シュー5と対向する面)を被覆するように形成される。コーティング層32は、基材31の両板面に形成される。コーティング層32は、シュー5の第二摺動面52に対する摺動面を構成する。
コーティング層32は、固体潤滑剤を含有する皮膜であり、通常バインダーとして熱硬化性樹脂を含有する。コーティング層32に用いることのできる固体潤滑剤としては、特に限定されないが、二硫化モリブデン(MoS2)、グラファイト、h-BN、二硫化タングステン(WS2)、ポリ四フッ化エチレン(以下、PTFEと称する)、フッ素系樹脂、Pb、CF等を挙げることができる。
コーティング層32に用いることのできる樹脂バインダーとしては、例えば、ポリイミド系樹脂(PI)、ポリアミドイミド系樹脂(PAI)、エポキシ樹脂、フェノール樹脂等、ポリアミド(ナイロン)、フッ素樹脂(PTFE、FEP等)、エラストマー等が挙げられる。具体的には、芳香族ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリエステルイミド又は芳香族ポリアミドイミド、あるいはこれらのジイソシアネート変性、BPDA変性、スルホン変性樹脂のワニスなどの熱硬化性樹脂が好ましく用いられる。
コーティング層32は、基材31の表面の全域でなく、所定の範囲に形成される。コーティング層32は、斜板3の外周端部から、径方向内側に向かって所定の幅となるように形成されている。本実施形態においては、コーティング層32は、シュー5に対する摺動範囲Sの全域に形成されるものとする。これにより、コーティング層32は、基材31の厚さ方向視において円環状に形成される(図4(a)参照)。
なお、前述の如く、斜板3上におけるシュー5の位置は、斜板3の傾斜角度θが小さい場合に比べて、斜板3の傾斜角度θが大きい場合のほうが、相対的に斜板3の外周側に位置することになる(図3参照)。よって、摺動範囲Sは、傾斜角度θが最も小さい場合においてシュー5(第二摺動面52)と対向する部分の内周側端部(図5の符号P2参照)から、斜板3の外周側端部までの間の範囲となる。
コーティング層32の表面には、複数の円環状の溝が形成される。各溝は、互いに径の異なる同心円として形成される。各溝は、互いに等間隔に形成される。このように複数の円環状の溝が形成されることにより、コーティング層32には、山部32a及び谷部32bが形成される。
図5に示す山部32aは、コーティング層32の表面において外側(シュー5側)に突出するように形成される部分である。山部32aの先端部(頂部)は、径方向断面視(斜板3の径方向に沿って切断した断面視、図5参照)において先尖状に形成される。山部32aは、径方向に間隔をおいて複数形成される。なお、山部32a同士の径方向の間隔(ピッチ)は実際には非常に微小に形成されるものであるが、説明の便宜上、実際よりも大きなピッチで図示している。
図5に示す谷部32bは、コーティング層32の表面において内側に窪むように形成される部分である。谷部32bは、径方向断面視(図5参照)において円弧状に形成される。谷部32bは、山部32aに対して径方向に連続するように形成される。
このようにして、コーティング層32の表面には、山部32a及び谷部32bが径方向に交互に並ぶように形成される。これにより、コーティング層32の表面が平坦に形成される場合と比べて、コーティング層32の表面に潤滑油を保持し易くすることができる。
以下、コーティング層32の表面の形状について、さらに詳細に説明する。コーティング層32の当該表面は、シュー5の第二摺動面52に対する摺動面であり、以下単に「摺動面」ということもある。コーティング層32の摺動面は、山部32aの先端によって形成される。
図5に示すように、コーティング層32の摺動面は、完全な平面ではなく、基材31側に凹む凹面形状を有するように形成されている。ここで、図5において、符号P1は、コーティング層32の摺動面の外周側端部を示しており、符号P2は、コーティング層32の摺動面の内周側端部を示している。コーティング層32の摺動面は、径方向断面視(図5参照)において、外周側端部P1と内周側端部P2との間の点Pに近づくにつれて徐々に凹む(点Pが最も凹んだ)円弧状となるように形成されている。換言すれば、コーティング層32の摺動面は、径方向断面視において、点Pが最も低い位置となる円弧状に形成されている。この円弧状の曲面(凹面形状)は、コーティング層32の厚みが点Pに近づくほど薄くなることにより形成される。
本実施形態においては、点Pは、外周側端部P1と内周側端部P2との中間点(外周側端部P1及び内周側端部P2から径方向において等距離に位置する点)に形成される。また、点Pは、斜板3の傾斜角度θが最も小さいときの、シュー5の第二摺動面52(中央部52b)の中心と対向する位置に形成される。コーティング層32の摺動面は、点Pが外周側端部P1及び内周側端部P2よりも高さhだけ低い位置となるように形成される。換言すれば、コーティング層32の摺動面は、外周側端部P1及び内周側端部P2から高さhだけ凹むように形成される。高さhは、任意の値に設定することができ、好ましくは0~10μm、より好ましくは0~5μmに設定される。
また、コーティング層32の摺動面は、径方向断面視において、当該摺動面の曲率半径r1が、シュー5の第二摺動面52の中央部52bの曲率半径r2よりも大きくなるように形成されている。
このように形成されるコンプレッサ1において、回転軸2の回転に伴って斜板3が回転すると、シュー5は、斜板3と摺動する。より詳細には、シュー5の第二摺動面52は、斜板3のコーティング層32と摺動する。
ここで、第二摺動面52と斜板3のコーティング層32との間には、くさび状の隙間が形成される。これにより、くさび状の隙間へと潤滑油を引き込み易くすることができ、ひいては、第二摺動面52とコーティング層32との間に油膜を形成し易くすることができる。
一方で、シュー5の第二摺動面52は、第一摺動面51と反対側へ若干膨出する凸曲面状に形成されるため、斜板3のコーティング層32のうち、シュー5の第二摺動面52(中央部52b)の中心と摺動する部分の面圧が高くなり易い。このため、高負荷時や貧潤滑環境下では、シュー5の第二摺動面52(中央部52b)の中心が摺動する部分において、異常磨耗や焼付きが発生し易くなる傾向がある。
ここで、本実施形態においては、コーティング層32の摺動面は、前述の如く、完全な平面ではなく、点Pに近づくにつれて凹む凹面形状を有するように形成されている。このように、本実施形態に係る斜板3においては、コーティング層32の摺動面がシュー5の第二摺動面52と近い曲面状に形成されることにより、コーティング層32の摺動面が完全な平面である場合と比べて、第二摺動面52とコーティング層32との局部的な当たりを抑制し、第二摺動面52とコーティング層32との接触面積を大きく確保することができる。
このため、コーティング層32の摺動面が完全な平面状に形成された場合と比べて、点P及び当該点Pの周囲(シュー5の第二摺動面52(中央部52b)の中心と対向する部分及びその周囲)に面圧が集中するのを抑制することができ、すなわち、面圧の分散を図ることができる。このように、コーティング層32がシュー5から受ける面圧の分散を図ることにより、高負荷時や貧潤滑環境下において、異常磨耗や焼付きの発生を抑制することができる。
また、コーティング層32の摺動面は、シュー5の第二摺動面52と完全に同じ曲面状に形成されるのではなく、前述の如く、径方向断面視において、コーティング層32の摺動面の曲率半径r1が、シュー5の第二摺動面52の曲率半径r2よりも大きい略円弧状に形成される。すなわち、コーティング層32の摺動面は、シュー5の第二摺動面52よりも緩やかな曲面状に形成される。このため、前述の如く、第二摺動面52とコーティング層32との間に潤滑油を引き込み、油膜を形成し易くすることができる。
以上の如く、本実施形態に係る斜板3(コンプレッサ用斜板)は、
略円形状に形成され、中央に回転軸2が挿通される基材31と、
前記基材31の表面の少なくとも一部を被覆し、シュー5との摺動面を構成するコーティング層32と、
を具備し、
前記コーティング層32の前記摺動面は、
シュー5から受ける面圧を分散させるための形状を有するように形成されているものである。
このように構成することにより、異常磨耗や焼付きの発生を抑制することができる。
また、前記コーティング層32の前記摺動面は、
面圧を分散させるための前記形状として、当該摺動面の外周側端部P1と内周側端部P2との間の点P(所定の部分)に近づくほど凹む凹面形状を有するように形成されているものである。
このように構成することにより、シュー5から受ける面圧の局部的な増加を抑制することで、異常磨耗や焼付きの発生をより抑制することができる。
また、前記凹面形状は、
前記コーティング層32の厚みが前記所定の部分Pに近づくほど薄くなることにより形成されているされているものである。
このように構成することにより、製造を容易とすることができる。具体的には、平板状の基材31とすることができるので、基材31を複雑な形状に加工することなく、斜板3を製造することができる。
また、本実施形態に係るコンプレッサ1(斜板式コンプレッサ)は、
シュー5と、
斜板3と、
を具備するものである。
このように構成することにより、異常磨耗や焼付きの発生を抑制することができる。
また、本実施形態に係るコンプレッサ1においては、
前記コーティング層32の摺動面は、
径方向断面視において、当該摺動面の曲率半径r1が前記シュー5の第二摺動面52(摺動面)の曲率半径r2よりも大きい略円弧状に形成されているものである。
このように構成することにより、シュー5から受ける面圧の局部的な増加を抑制しつつ、摺動面に潤滑油を引き込むことができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、コンプレッサ1は、回転軸2の回転数に応じて斜板3の傾斜角度θが変化するものとしたが、当該斜板3の傾斜角度θは、その他任意の方法で変化させるように構成することも可能である。
また、コンプレッサ1は斜板3の傾斜角度θを変更可能なもの(いわゆる、可変容量型)として説明したが、斜板3の傾斜角度θを変更不能なもの(いわゆる、固定容量型)であってもよい。
また、傾斜角度θが最も小さい場合及び最も大きい場合におけるシュー5の位置は、本実施形態に限定されるものではなく、斜板3の外径や傾斜角度θの範囲等に応じて適宜変更してもよい。
また、コーティング層32に用いられる樹脂バインダーの種類は、本実施形態に限定されるものではなく、例えば、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリアミド(ナイロン)、ふっ素樹脂(PTFE、FEP等)、エラストマー等であってもよい。
また、本実施形態においては、コーティング層32に溝(山部32a及び谷部32b)が形成されるものとしたが、必ずしも、当該溝(山部32a及び谷部32b)が形成されていなくてもよい。
また、本実施形態においては、コーティング層32の摺動面の最も凹む部分(点P)は、斜板3の傾斜角度θが最も小さいときの、シュー5の第二摺動面52(中央部52b)の中心と対向する位置(外周側端部P1と内周側端部P2との中間点)に形成されるものとしたが、コーティング層32の摺動面の最も凹む点Pの位置はこれに限定されるものではない。例えば、図6に示すように、コーティング層32の摺動面は、内周側端部P2よりも外周側端部P1に近い位置が最も凹むように形成されるようにしてもよい。すなわち、コーティング層32の摺動面の最も凹む部分(点P)は、斜板3の傾斜角度θがある程度大きいときの、シュー5の第二摺動面52(中央部52b)の中心と対向する位置に形成されるものとしてもよい。
或いは、コーティング層32の摺動面は、斜板3の傾斜角度θが最も大きいときの、シュー5の第二摺動面52の中心と対向する位置に形成される点Pが最も凹むように形成されるものとしてもよい。すなわち、図7に示すように、コーティング層32の摺動面の最も凹んでいる部分(点P)は、平面視(斜板3の厚さ方向視)において、斜板3の傾斜角度θが最大のときの、シュー5の第二摺動面52の中心の軌道に沿う楕円状に形成されるものとしてもよい。なお、図7においては、溝(山部32a及び谷部32b)の図示を省略しているが、この場合、各溝は、平面視において、点Pが描く楕円と同心の楕円状に形成される。
ここで、斜板3の傾斜角度θが最大のときに、シュー5から斜板3が受ける荷重は最大となる。よって、斜板3の傾斜角度θの最大時に、シュー5の第二摺動面52の中心の軌道と、コーティング層32の摺動面の最も凹んでいる部分(点P)の軌道とを同一とすることにより、斜板3がシュー5から受ける面圧の局部的な増加をより抑制することができる。
以上の如く、本実施形態の別例に係る斜板3(コンプレッサ用斜板)においては、前記凹面形状の最も凹んでいる点P(所定の部分)は、厚さ方向視において、前記斜板3の傾斜角度θが最大のときのシュー5の中央部の軌道に沿うように形成されているものである。
このように構成することにより、シュー5から斜板3が受ける荷重が最大となる傾斜角度θ最大時に、シュー5の中央部の軌道とコーティング層32の摺動面の最も凹んでいる部分(点P)の軌道とが同一となるため、シュー5から受ける面圧の局部的な増加をより抑制することができる。
次に、図8を用いて、本発明の第二実施形態に係る斜板6について説明する。第二実施形態に係る斜板6が第一実施形態に係る斜板3と異なる点は、コーティング層32に代えてコーティング層62を具備する点である。よって以下では、第一実施形態と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
コーティング層62は、基材31の表面(シュー5と対向する面)を被覆するように形成される。コーティング層62は、基材31の両板面に形成される。コーティング層62は、シュー5の第二摺動面52に対する摺動面を構成する。
コーティング層62が形成される範囲は、第一実施形態に係る斜板3のコーティング層32と同様である。コーティング層62を構成する材料もまた、第一実施形態に係る斜板3のコーティング層32と同様である。
コーティング層62の表面には、複数の円環状の溝が形成される。各溝は、互いに径の異なる同心円として形成される。第一実施形態においては、各溝は互いに等間隔に形成されるものであったが、第二実施形態においては、後述するように、各溝の間隔は一部異なるように形成される。このように複数の円環状の溝が形成されることにより、コーティング層62には、山部62a及び谷部62bが形成される。
図8に示す山部62aは、コーティング層62の表面において外側(シュー5側)に突出するように形成される部分である。山部62aの先端部(頂部)は、径方向断面視(図8参照)において先尖状に形成される。山部62aは、径方向に間隔をおいて複数形成される。
図8に示す谷部62bは、コーティング層62の表面において内側窪むように形成される部分である。谷部62bは、径方向断面視(図8参照)において円弧状に形成される。谷部62bは、山部62aに対して径方向に連続するように形成される。
このようにして、コーティング層62の表面には、山部62a及び谷部62bが径方向に交互に並ぶように形成される。
ここで、シュー5の第二摺動面52の中心及びその周囲と対向する範囲A(外周側端部P1と内周側端部P2との中間点である中心Qを中心とする所定の範囲)の谷部62bの径方向の幅b1は、その外周側及び内周側の谷部62bの径方向の幅b2と比べて狭くなるように形成されている。
このように構成されることにより、谷部62bの径方向の幅が一定である場合と比べて、範囲Aにおいて、第二摺動面52に接触する単位面積当たりの山部62aの数が増加する。これにより、第二摺動面52に接触するコーティング層62の摺動面の面積が増加するので、コーティング層62がシュー5から受ける面圧の局部的な増加を抑制することができる。
さらに、幅b1が幅b2より狭くなるように形成されることで、範囲A内の山部62aの先端は、範囲A外の山部62aの先端よりもより尖った形状となる。換言すれば、範囲A内の山部62aの先端の角度は、範囲Aより内周側及び外周側の山部62aの先端の角度よりも小さくなる。これにより、斜板3とシュー5とが摺動するときに、範囲A内の山部62aの先端が弾性変形し易くなる。そうすると、第二摺動面52に接触するコーティング層62の摺動面の面積が増加するので、コーティング層62がシュー5から受ける面圧の局部的な増加を抑制することができる。
以上の如く、第二実施形態に係る斜板3(コンプレッサ用斜板)においては、
前記コーティング層62は、
当該コーティング層62の摺動面に周方向に延びるように形成されるとともに、径方向に間隔をおいて配置された複数の谷部62b(溝部)を具備し、
面圧を分散させるための前記形状として、最も外周側の前記谷部62bと最も内周側の前記谷部62bとの間の所定の前記谷部62bの径方向の幅b1が、その他の部分の前記谷部62bの径方向の幅b2よりも狭くなるように形成されているものである。
このように構成することにより、シュー5の中央部と対向する所定の部分においてシュー5に接触する面積が増加するので、シュー5から受ける面圧の局部的な増加をより抑制することができる。
また、第二実施形態に係る斜板6(コンプレッサ用斜板)においては、
隣接する前記谷部62bの間に、複数の先尖状の山部62aが形成され、
最も外周側の前記山部62aと最も内周側の前記山部62aとの間の所定の前記山部62aの先端の角度が、その他の部分の前記山部62aの先端の角度よりも小さくなるように形成されているものである。
このように構成することにより、山部62aが弾性変形し易くなることで、シュー5の中央部と対向する所定の部分においてシュー5に接触する面積が増加するので、シュー5から受ける面圧の局部的な増加を抑制することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、第二実施形態においては、範囲A内の谷部62bの径方向の幅がb1となるように形成され、その他の谷部62bの径方向の幅がb1よりも広いb2となるように形成されるものとしたが、図9に示すように、谷部62bは、外周側端部P1及び内周側端部P2から、外周側端部P1と内周側端部P2との中間点(中心Q)に近づくにつれて、徐々に幅が狭くなるように形成されるようにしてもよい。
また、第二実施形態においては、谷部62bの幅が狭く形成される範囲Aの中心Qは、斜板3の傾斜角度θが最も小さいときの、シュー5の第二摺動面52(中央部52b)の中心と対向する位置(外周側端部P1と内周側端部P2との中間点)に形成されるものとしたが、範囲Aの中心Qの位置はこれに限定されるものではない。例えば、図10に示すように、範囲Aの中心Qは、内周側端部P2よりも外周側端部P1に近い位置に形成されるようにしてもよい。すなわち、範囲Aの中心Qは、斜板3の傾斜角度θがある程度大きいときの、シュー5の第二摺動面52(中央部52b)の中心と対向する位置に形成されるものとしてもよい。
或いは、谷部62bの幅が狭く形成される範囲Aの中心Qは、斜板3の傾斜角度θが最も大きいときの、シュー5の第二摺動面52(中央部52b)の中心と対向する位置に形成されるものとしてもよい。すなわち、図11に示すように、範囲Aの中心Qは、平面視(斜板3の厚さ方向視)において、斜板3の傾斜角度θが最大のときの、シュー5の第二摺動面52の中心の軌道に沿う楕円状に形成されるものとしてもよい。なお、図11においては、溝(山部62a及び谷部62b)の図示を省略しているが、この場合、各溝は、平面視において、中心Qが描く楕円と同心の楕円状に形成される。
ここで、斜板3の傾斜角度θが最大のときに、シュー5から斜板3が受ける荷重は最大となる。よって、斜板3の傾斜角度θの最大時に、シュー5の中央部の軌道と、谷部62bの幅が狭く形成される範囲Aの中心Qの軌道とが同一とすることにより、斜板3がシュー5から受ける面圧の局部的な増加をより抑制することができる。
以上の如く、第二実施形態に係る斜板6(コンプレッサ用斜板)においては、
前記谷部62b(溝部)の径方向の幅が最も狭くなるように形成された部分は、
厚さ方向視において、前記斜板3の傾斜角度θが最大のときのシュー5の中心の軌道に沿うように形成されているものである。
このように構成することにより、シュー5から斜板6が受ける荷重が最大となる傾斜角度θ最大時に、シュー5の中心の軌道と谷部62b(溝部)の径方向の幅が最も狭くなるように形成された部分(中心Q)の軌道とが同一となるため、シュー5から受ける面圧の局部的な増加をより抑制することができる。
1 コンプレッサ
2 回転軸
3,6 斜板
5 シュー
31 基材
32,62 コーティング層
32a,62a 山部
32b,62b 谷部
52 第二摺動面

Claims (9)

  1. 略円形状に形成され、中央に回転軸が挿通される基材と、
    前記基材の表面の少なくとも一部を被覆し、シューとの摺動面を構成するコーティング層と、
    を具備し、
    前記コーティング層の前記摺動面は、
    シューから受ける面圧を分散させるための形状を有するように形成されている、
    コンプレッサ用斜板。
  2. 前記コーティング層の前記摺動面は、
    面圧を分散させるための前記形状として、当該摺動面の外周側端部と内周側端部との間の所定の部分に近づくほど凹む凹面形状を有するように形成されている、
    請求項1に記載のコンプレッサ用斜板。
  3. 前記凹面形状は、
    前記コーティング層の厚みが前記所定の部分に近づくほど薄くなることにより形成されている、
    請求項2に記載のコンプレッサ用斜板。
  4. 前記所定の部分は、
    厚さ方向視において、前記コンプレッサ用斜板の傾斜角度が最大のときのシューの中心の軌道に沿うように形成されている、
    請求項2又は請求項3に記載のコンプレッサ用斜板。
  5. 前記コーティング層は、
    前記摺動面に周方向に延びるように形成されるとともに、径方向に間隔をおいて配置された複数の溝部を具備し、
    面圧を分散させるための前記形状として、最も外周側の前記溝部と最も内周側の前記溝部との間の所定の前記溝部の径方向の幅が、その他の部分の前記溝部の径方向の幅よりも狭くなるように形成されている、
    請求項1から請求項4までのいずれかに記載のコンプレッサ用斜板。
  6. 隣接する前記溝部の間に、複数の先尖状の山部が形成され、
    最も外周側の前記山部と最も内周側の前記山部との間の所定の前記山部の先端の角度が、その他の部分の前記山部の先端の角度よりも小さくなるように形成されている、
    請求項5に記載のコンプレッサ用斜板。
  7. 前記溝部の径方向の幅が最も狭くなるように形成された部分は、
    厚さ方向視において、前記コンプレッサ用斜板の傾斜角度が最大のときのシューの中心の軌道に沿うように形成されている、
    請求項5又は請求項6に記載のコンプレッサ用斜板。
  8. シューと、
    請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載のコンプレッサ用斜板と、
    を具備する、
    斜板式コンプレッサ。
  9. 前記コーティング層の摺動面は、
    径方向断面視において、当該摺動面の曲率半径が前記シューの摺動面の曲率半径よりも大きい略円弧状に形成されている、
    請求項8に記載の斜板式コンプレッサ。
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