JP2017141709A - コンプレッサー用斜板および斜板式コンプレッサー - Google Patents

コンプレッサー用斜板および斜板式コンプレッサー Download PDF

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直樹 堀部
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直樹 堀部
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Abstract

【課題】コンプレッサー用斜板の摺動面の破損を抑制する。
【解決手段】斜板3は、シリンダ内を往復運動するピストン4を移動させるためのシュー5と摺動する摺動面を有する基材31と、摺動面上に形成されたコーティング層32と、樹脂コーティング層32に形成された、同心円または渦巻き形状の溝Gとを有し、同心円または渦巻きの中心が、シリンダ内の流体の圧縮率が最大となるときにシュー5と対向する位置Pmaxから、最小となるときにシュー5と対向する位置Pminまでの間にある。
【選択図】図6

Description

本発明は、コンプレッサーにおいて用いられる斜板に関する。
いわゆる斜板式のコンプレッサー(圧縮機)が知られている。この種のコンプレッサーにおいては、斜板の摺動特性を改善するため、摺動面に樹脂コーティング層が形成されたものがある。ところが、耐摩耗性の高い材料を樹脂コーティング層に用いると、初期なじみ性が悪くなるという問題があった。これに対し、例えば特許文献1には、初期なじみ性と耐摩耗性とを両立するため、樹脂コーティング層に同心円状または螺旋状の溝を形成する技術が記載されている(特に図1)。
特許第4376519号公報
ある種の斜板式コンプレッサーにおいては、斜板上の特定の位置においてシューが斜板と接触し、斜板の摺動面が損傷してしまうという問題があった。
これに対し本発明は、斜板の損傷を抑制する技術を提供する。
本発明は、シリンダ内を往復運動するピストンを移動させるためのシューと摺動する摺動面を有する基材と、前記摺動面上に形成された樹脂コーティング層と、前記樹脂コーティング層に形成された、同心円または渦巻き形状の溝とを有し、前記同心円または渦巻きの中心が、前記シリンダ内の流体の圧縮率が最大となるときに前記シューと対向する第1位置から、最小となるときに当該シューと対向する第2位置までの間にあるコンプレッサー用斜板を提供する。
前記第1位置を0°、前記第2位置を180°と定義したとき、前記中心が90°±45°の位置にあってもよい。
前記溝は、第1中心を有する同心円または渦巻き形状の溝および当該第1中心と異なる第2中心を有する同心円または渦巻き形状の溝を有してもよい。
前記第1位置を0°、前記第2位置を180°と定義したとき、前記第1中心が90°±5°の位置にあり、前記第2中心が45°±5°の位置にあってもよい。
また、本発明は、シリンダ内を往復運動するピストンを移動させるためのシューと摺動する摺動面を有する基材と、前記摺動面上に形成された樹脂コーティング層と、前記樹脂コーティング層に形成された、前記シューの底面より小さい第1閉領域を形成する溝とを有し、前記第1閉領域が、前記シリンダ内の流体の圧縮率が最大となるときに前記シューと対向する第1位置から、最小となるときに当該シューと対向する第2位置までの間にあるコンプレッサー用斜板を提供する。
前記第1位置を0°、前記第2位置を180°と定義したとき、前記第1閉領域が90°±45°の位置にあってもよい。
前記溝は、前記第1閉領域と異なる位置において、前記シューの底面より小さい第2閉領域を有してもよい。
前記第1位置を0°、前記第2位置を180°と定義したとき、前記第1閉領域が90°±5°の位置にあり、前記第2閉領域が45°±5°の位置にあってもよい。
さらに、本発明は、上記いずれかのコンプレッサー用斜板を有する斜板式コンプレッサーを提供する。
本発明によれば、斜板の破損を抑制することができる。
一実施形態に係るコンプレッサー1の構造を示す断面模式図。 斜板3とシュー5との位置関係を例示する図。 従来技術に係る斜板9の破損メカニズムを例示する図。 斜板9とシュー5との位置関係を例示する図。 斜板3の断面構造を例示する図。 コーティング層32の表面構造を例示する模式図。 溝Gの構造を例示する図。 位置Pcにおける潤滑油の流れと溝Gとの関係を例示する図。 溝Gの形状の別の例を示す図。 溝Gの形状のさらに別の例を示す図。 溝Gの形状のさらに別の例を示す図。 溝Gの形状のさらに別の例を示す図。 溝Gの断面形状の別の例を示す図。
図1は、一実施形態に係るコンプレッサー1の構造を示す断面模式図である。コンプレッサー1は、いわゆる斜板式コンプレッサーである。コンプレッサー1は、シャフト2、斜板3、ピストン4、およびシュー5を有する。シャフト2は、ハウジング(図示略)に対して回転可能に支持されている。斜板3は、シャフト2の回転軸に対して斜めに固定されている。斜板3は、本発明に係る摺動部材の一例である。ピストン4は、ハウジングに設けられたシリンダボア(図示略)内を往復運動する。シュー5は、斜板3とピストン4との間に設けられており、斜板3およびピストン4とそれぞれ摺動する。シュー5において、斜板3と摺動する面はほぼ平坦であり、ピストン4と摺動する面はドーム状(半球状)の形状を有している。シュー5は、本発明に係る摺動部材と摺動する相手材の一例である。シャフト2の回転は、斜板3によりピストン4の往復運動に変換される。
図2は、斜板3とシュー5との位置関係を例示する図である。図2は、摺動面に垂直な方向から見た図である。斜板3は、全体として中央部に孔を有する円板形状を有する。斜板3から見ると、シュー5は、摺動面上を回転運動している。ここで回転運動とは、斜板3に対してシュー5が点Cs(円板の中心とほぼ等しい)を中心とする円弧状または円状の軌跡tを描く運動をいう。例えば圧縮室側の摺動面を考えたとき、ピストン4が最も引き出された位置(圧縮率最小)から最も押し込まれた位置(圧縮率最高)までは圧縮室に向かって力がかかるので、シュー5は斜板3と摺動している。しかし、ピストン4が最も押し込まれた位置から最も引き出された位置に向かうときには圧縮室と反対側に力がかかるので、シュー5が斜板3の摺動面から浮き上がる場合がある。軌跡を円弧状というのはこのためである。
本願発明者らの研究によれば、ある種のコンプレッサーにおいては、斜板上の特定の位置が破損しやすい場合があることがわかった。そのメカニズムは以下のとおりであると推測される。
図3は、従来技術に係る斜板9の破損メカニズムを例示する図である。この図を参照して斜板9とシュー5との詳細な位置関係を説明する。いま、ピストン4による圧縮率が最高となる状態(図5(A))においてシュー5と対向する斜板9の摺動面上の位置を、0°と定義する。すなわち、この状態における斜板3の回転角を0°と定義する。図では0°の位置に目印を示している。また、圧縮率が最小となる状態(図5(C))においてシュー5と対向する斜板9の摺動面上の位置を、180°と定義する。これは、図5(A)の状態から斜板3が180°回転した状態に相当する。
斜板9の回転角が0°のとき、圧縮率は最大である。この状態から斜板9が回転すると、圧力が解放される方向に向かう。このとき、ピストン4の移動が斜板9の回転に対して遅れ、瞬間的にシュー5と斜板9との距離が大きくなる(図5(B)。この図ではシュー5と斜板9との距離を誇張している)。その後、ある回転角(この例では90°)でピストン4の移動が斜板9の回転に追いつくと、摺動面上にシュー5が着地する形になり、このときシュー5との接触により斜板9の摺動面が破損する。
図4は、斜板9とシュー5との位置関係を例示する図である。この例では、回転角が0°のときにシュー5は圧縮率が最大となる位置Pmaxから、斜板9の回転方向に沿って圧縮率が最小となる位置Pmin(回転角180°)に達するまでの間の位置Pc(この例では回転角90°)においてシュー5と斜板9との接触が発生し、斜板9の摺動面が破損する。本実施形態に係る斜板3はこの問題に対処する。なお、位置Pcは、例えば、回転角が90°±45°の範囲に発生しやすい結果が本願発明者らの研究により得られている。
図5は、斜板3の断面構造を例示する図である。図5は、シュー5との摺動面に垂直な断面における構造を示す模式図である。斜板3は、基材31、コーティング層32、およびコーティング層33を有する。コーティング層32およびコーティング層33はいずれもシュー5と摺動する。コーティング層32およびコーティング層33は、いずれも、本発明に係る樹脂コーティング層の一例である。基材31は、中央部に孔を有する円板形状を有しており、要求される特性を満たす金属、例えば、鉄系、銅系、またはアルミニウム系の合金により形成される。シュー5との凝着を防ぐ観点から、斜板3はシュー5とは異なる材料で形成されることが好ましい。
コーティング層32は、斜板3の摺動面の特性を改善するために設けられている。コーティング層32は、少なくともバインダー樹脂を含む。バインダー樹脂は、例えば熱硬化性樹脂により形成される。熱硬化性樹脂としては、例えば、ポリアミドイミド(PAI)、ポリアミド(PA)、およびポリイミド(PI)、エポキシ、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、およびフェノールの少なくとも1種が用いられる。コーティング層32は、添加剤として個体潤滑剤を含んでもよい。個体潤滑剤は、潤滑特性を改善するため、すなわち摩擦係数を低減するために添加される。コーティング層32は、例えば、20〜70vol%の固体潤滑材を含む。固体潤滑剤としては、例えば、MoS2、グラファイト(Gr)、カーボン、フッ素系樹脂(ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等)、軟質金属(Sn,Bi等)、WS2、およびh−BNの少なくとも1種が用いられる。コーティング層32は、添加剤として硬質粒子を含んでもよい。硬質粒子としては、例えば、酸化物、窒化物、炭化物、および硫化物の少なくとも1種が用いられる。
コーティング層32の摩滅を防止する観点から、コーティング層32の厚さは10μm以上であることが好ましく、15μm以上であることがより好ましく、20μm以上であることがさらに好ましい。例えば、コーティング層32の厚さが5μm未満であると、コーティング層32が摩耗して基材31が露出してしまう場合がある。基材31が露出すると、摩擦係数が増大したり、シュー5と凝着したりする問題が発生する。また、コーティング層32の膜厚が厚すぎるとかえって耐焼付き性が低下する場合があることから、50μm以下であることが好ましい。コーティング層33についても同様である。
図6は、コーティング層32の表面構造を例示する模式図である。この図も、図2と同様、摺動面に垂直な方向から見た図である。この例で、コーティング層32の表面には複数の溝Gが形成されている。摺動面に垂直な方向から見て、複数の溝Gは、それぞれ円または円弧の形状を有している。これらの円および円弧は、同心円である。この同心円の中心Ccは、図4で説明した、回転角90°に対応するシュー5の位置Pcに位置する。なお図中の矢印は、斜板3に帯するシュー5の相対的な回転方向を示している。
図7は、溝Gの構造を例示する図である。この図は、溝Gが延びている方向と垂直な断面における溝Gの形状を示している。溝Gは、断面において壁面が描く曲線が円弧または楕円弧となる形状を有している。溝Gの深さd(頂部から底部までの長さ)は、例えば、1μm以上、20μm以下である。効果的な油膜形成の観点からは、深さdは5μm以上であることがより好ましく、10μm以下であることがより好ましい。また、溝Gのピッチp(隣り合う2つの溝Gの底部の中心間の間隔)は、例えば、50μm以上、1mm以下である。効果的な油膜形成の観点からは、ピッチpは、100μm以上であることがより好ましく、500μm以下であることがより好ましい。なお図5では深さ方向のスケールを強調して図示している。
なお、基材31において、摺動面となる面、すなわちコーティング層32が形成される面およびコーティング層33が形成される面はいずれもほぼ平坦である。コーティング層32との接着力を強化するため、基材31の表面は粗面化されていてもよい。また、基材31とコーティング層32との間に中間層が形成されてもよい。溝Gは、例えば、基材31の表面上に均一な厚さのコーティング層を形成した後、コーティング層の表面を円形の刃で切削することにより形成される。なおコーティング層33にも同様の溝が形成されている。
図8は、位置Pcにおける潤滑油の流れと溝Gとの関係を例示する図である。位置Pcにおいては、シュー5と斜板3の摺動面との距離が縮まる。このとき、シュー5の底面の中心から外側に向かう潤滑油の流れが生じる。すなわち、溝Gを横切る方向に潤滑油の流れが生じる。溝Gの頂部に向かう潤滑油の流れによりくさび効果が生じ、効果的に油膜圧力が発生する。この油膜圧力によりシュー5と斜板3との直接接触が抑制され、摺動面の破損が抑制される。
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。以下、変形例をいくつか説明する。以下の変形例のうち2つ以上のものが組み合わせて用いられてもよい。
図9は、溝Gの形状の別の例を示す図である。この例で、複数の溝Gは、渦巻き形状(螺旋を摺動面に射影した形状)の一部を構成している。この例では、渦巻きの中心が位置Pcに位置する。渦巻き形状の溝Gにおいても、位置Pcにおける潤滑油の流れは溝Gを横切る形になるので、くさび効果による油膜圧力が発生する。図4のような同心円状の溝Gを形成する場合、円形の刃を、描く円の径を変えてコーティング層の表面を切削し、また径を変えてはコーティング層の表面を切削するということが繰り返し行われる。しかし、この例のような螺旋形状の溝であれば、刃の位置を徐々に変えながら一筆書きのように溝を形成することができる。
図10は、溝Gの形状のさらに別の例を示す図である。この例では、複数の溝Gは、重心が共通で大きさの異なる複数の正方形(以下「同心方形」という)の一部の形状を有している。正方形の重心が位置Pcに位置する。位置Pcにおける潤滑油の流れは溝Gを横切る形になるので、くさび効果による油膜圧力が発生する。
図11は、溝Gの形状のさらに別の例を示す図である。この例では、複数の溝Gは、位置Pcにおいてシュー5の底面より小さい閉領域を形成している。ここで、閉領域とは、少なくとも1本の溝Gが閉曲線を有し、その閉曲線で囲まれる領域をいう。この閉領域がシュー5の底面より小さいので、潤滑油の流れは溝Gを横切る形になる。この形状でも、くさび効果による油膜圧力が発生する。なお、この例では、位置Pcの近傍以外では、溝Gは同心円の形状を有する。なお、図6の同心円形の溝および図10の同心方形の溝も、位置Pcにおいてシュー5の底面より小さい閉領域を有する形状であるといえる。
図12は、溝Gの形状のさらに別の例を示す図である。この例では、溝Gは、回転角90°に相当する位置PC1に中心を有する同心円に加え、回転角30°に相当する位置PC2に中心を有する同心円を合わせた形状を有する。コンプレッサーの構造によっては、シュー5の摺動面の2箇所において破損が発生しやすい場合がある。この例は、そのようなコンプレッサーに対応するため、異なる2箇所に中心を有する2つの同心円を組み合わせた形状の溝Gを設けている。なお、2つの同心円の組み合わせに代えて、2つの渦巻きの組み合わせ、2つの同心方形の組み合わせ、または2つの閉領域を有する形状が用いられてもよい。
同心円または渦巻きの中心の位置、もしくは閉領域が形成される位置は、回転角90°に相当する位置に限定されない。例えばこの位置は、コンプレッサーの構造に応じて実験的に決められる。このとき、実験的に決められた位置に対して所定のマージン(例えば±5°)が許容されてもよい。いずれにしても位置Pcは、シリンダ内の流体の圧縮率が最大となるときにシュー5と対向する位置Pmax(第1位置)から、最小となるときにシュー5と対向する位置Pmin(第2位置)までの間のどこかにあればよい。
図13は、溝Gの断面形状の別の例を示す図である。溝Gの断面形状は、図5で例示した壁面が描く曲線が円弧形状のものに限定されない。溝Gの断面形状は、矩形(図13(A))またはV字型(図13(B))などどのようなものであってもよい。また、溝Gの頂部は、平面となっていてもよい(図13(C))。
コンプレッサー1の具体的構成は図1で例示したものに限定されない。例えば、ピストン4は斜板3の片側(圧縮室側)のみに設けられていてもよい。この場合、シュー5は斜板3の片面のみと摺動するので、基材31の片面のみにコーティング層が形成されていればよい。
斜板3を構成する材料および各構成要素のサイズはあくまで例示であり、本発明はこれに限定されるものではない。
1…コンプレッサー
2…シャフト
3…斜板
31…基材
32…コーティング層
33…コーティング層
4…ピストン
5…シュー

Claims (9)

  1. シリンダ内を往復運動するピストンを移動させるためのシューと摺動する摺動面を有する基材と、
    前記摺動面上に形成された樹脂コーティング層と、
    前記樹脂コーティング層に形成された、同心円または渦巻き形状の溝と
    を有し、
    前記同心円または渦巻きの中心が、前記シリンダ内の流体の圧縮率が最大となるときに前記シューと対向する第1位置から、最小となるときに当該シューと対向する第2位置までの間にある
    コンプレッサー用斜板。
  2. 前記第1位置を0°、前記第2位置を180°と定義したとき、前記中心が90°±45°の位置にある
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンプレッサー用斜板。
  3. 前記溝は、第1中心を有する同心円または渦巻き形状の溝および当該第1中心と異なる第2中心を有する同心円または渦巻き形状の溝を有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のコンプレッサー用斜板。
  4. 前記第1位置を0°、前記第2位置を180°と定義したとき、前記第1中心が90°±5°の位置にあり、前記第2中心が30°±5°の位置にある
    ことを特徴とする請求項3に記載のコンプレッサー用斜板。
  5. シリンダ内を往復運動するピストンを移動させるためのシューと摺動する摺動面を有する基材と、
    前記摺動面上に形成された樹脂コーティング層と、
    前記樹脂コーティング層に形成された、前記シューの底面より小さい第1閉領域を形成する溝と
    を有し、
    前記第1閉領域が、前記シリンダ内の流体の圧縮率が最大となるときに前記シューと対向する第1位置から、最小となるときに当該シューと対向する第2位置までの間にある
    コンプレッサー用斜板。
  6. 前記第1位置を0°、前記第2位置を180°と定義したとき、前記第1閉領域が90°±45°の位置にある
    ことを特徴とする請求項5に記載のコンプレッサー用斜板。
  7. 前記溝は、前記第1閉領域と異なる位置において、前記シューの底面より小さい第2閉領域を有する
    ことを特徴とする請求項5または6に記載のコンプレッサー用斜板。
  8. 前記第1位置を0°、前記第2位置を180°と定義したとき、前記第1閉領域が90°±5°の位置にあり、前記第2閉領域が30°±5°の位置にある
    ことを特徴とする請求項7に記載のコンプレッサー用斜板。
  9. 請求項1ないし8のいずれか一項に記載のコンプレッサー用斜板を有する斜板式コンプレッサー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020202687A1 (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 大豊工業株式会社 コンプレッサ用斜板

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