JP2022184026A - シート構造体、シート包装体、及び外装体 - Google Patents

シート構造体、シート包装体、及び外装体 Download PDF

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Abstract

Figure 2022184026000001
【課題】複数積層されたシート積層体からシートを一枚ずつ取り出し易いシート構造体、シート包装体、及び外装体を提供する。
【解決手段】シート構造体(1)は、第1方向(D1)に沿う折り目を基点に折り畳まれたシートが厚み方向に複数積層されたシート積層体(4)と、シート積層体を収容し、シートの取出口となる包装開口(22)を有する収容部(23)と、を有するシート包装体(2)と、包装開口を覆う覆い部(31)を有する外装体(3)と、を有する。覆い部は、包装開口の少なくとも一部と重なるように配置され、シートの取出口となる外装開口(31)と、外装開口の平面視における外端縁である開口外縁から内側に向けて突出し、シート同士の分離を誘導する分離誘導部(34)と、を有する。包装開口の第1方向の長さ(W22)は、シート積層体内のシートの第1方向の長さよりも短く、かつ外装開口の第1方向の長さ(W32)よりも短い。
【選択図】図2

Description

本発明は、ウェットティッシュ等のシートを積層したシート積層体を収容したシート包装体、外装体及びシート構造体に関する。
厚み方向に複数積層されたシート積層体を有するシート包装体が提供されている(例えば、特許文献1参照)。シート包装体には、シートの取出口となる包装開口が形成されている。使用者は、包装開口を介してシートを取り出す。当該シート包装体は、当該シート包装体の状態で使用されたり、外装体(例えば、特許文献2)に収容された状態で使用されたりする。外装体には、シートの取出口となる外装開口が形成されている。使用者は、外装体内にシート包装体を収容した状態で使用する場合には、包装開口及び外装開口を介してシートを取り出す。使用者は、通常、シート積層体から一枚ずつシートを取り出す。特許文献2の外装開口には、外装開口の内側に向けて膨出部が設けられており、シートを押さえつつ取り出し、一枚ずつシートを取り出しやすいように構成されている。
特開2018-33560号公報 特開2020-196517号公報
しかし、シート積層体の状態や外装開口の形状等によっては、シートを一枚ずつ取り出し難く、複数枚一度に取り出されてしまうことがあった。特に、ウェットティッシュ等湿潤したシートにあっては、シート同士が表面張力によって剥離し難く、シートを一枚ずつ取り出し難いことがあった。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされてものであり、複数積層されたシート積層体からシートを一枚ずつ取り出し易いシート構造体、シート包装体、及び外装体を提供することを目的とする。
一態様にかかるシート構造体は、第1方向に沿う折り目を基点に折り畳まれたシートが厚み方向に複数積層されたシート積層体と、前記シート積層体を収容し、前記シートの取出口となる包装開口を有する収容部と、を有するシート包装体と、前記包装開口を覆う覆い部を有する外装体と、を有する。前記覆い部は、前記包装開口の少なくとも一部と重なるように配置され、前記シートの取出口となる外装開口と、前記外装開口の平面視における外端縁である開口外縁から内側に向けて突出し、前記シート同士の分離を誘導する分離誘導部と、を有する。前記包装開口の前記第1方向の長さは、前記シート積層体内の前記シートの前記第1方向の長さよりも短く、かつ前記外装開口の前記第1方向の長さよりも短い。
一態様にかかるシート包装体は、第1方向に沿う折り目を基点に折り畳まれたシートが厚み方向に複数積層されたシート積層体と、前記シート積層体を収容し、前記シートの取出口となる包装開口を有する収容部と、を有する。シート包装体は、前記包装開口の少なくとも一部と重なるように配置される外装開口を有する外装体に取り付けられて使用される。前記包装開口の前記第1方向の長さは、前記外装開口の前記第1方向の長さよりも短い。
一態様にかかる外装体は、第1方向に沿う折り目を基点に折り畳まれたシートの取出口となる包装開口を有するシート包装体に取り付けられて使用され、前記包装開口の少なくとも一部と重なり、かつ前記シートの取出口となる外装開口を有する。前記外装開口の前記第1方向の長さは、前記シートの前記第1方向の長さよりも短く 、かつ前記包装開口の前記第1方向の長さよりも長い。
図1は、実施形態にかかるシート構造体の斜視図である。 図2は、図1のA部分の部分拡大図である。 図3は、シートを取り出す態様を説明するための模式斜視図である。 図4は、図3に示すB-B線を基準とした模式断面図である。 図5は、図3に示すC-C線を基準とした模式断面図である。
(1)実施形態の概要
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
一態様にかかるシート構造体は、第1方向に沿う折り目を基点に折り畳まれたシートが厚み方向に複数積層されたシート積層体と、前記シート積層体を収容し、前記シートの取出口となる包装開口を有する収容部と、を有するシート包装体と、前記包装開口を覆う覆い部を有する外装体と、を有する。前記覆い部は、前記包装開口の少なくとも一部と重なるように配置され、前記シートの取出口となる外装開口と、前記外装開口の平面視における外端縁である開口外縁から内側に向けて突出し、前記シート同士の分離を誘導する分離誘導部と、を有する。前記包装開口の前記第1方向の長さは、前記シート積層体内の前記シートの前記第1方向の長さよりも短く、かつ前記外装開口の前記第1方向の長さよりも短い。包装開口の第1方向の長さがシートの第1方向の長さよりも短いため、シートは、包装開口を通過する過程で、折り目に沿う第1方向にたくれる。次いで、包装開口を通過したシートは、外装開口を通過する。このとき、外装開口の第1方向の長さが包装開口の第1方向の長さよりも長いため、一旦第1方向にたくれたシートが第1方向に広がる。このシートのたくれ及び広がりの過程においてシートが変形し、シート同士に空間が形成され、互いに剥離し易くなる。シート同士が剥離し易い状態で分離誘導部によってシート同士を剥離させ、一枚ずつシートを取り出すことができる。
好ましい態様によれば、前記包装開口の前記第1方向と直交する第2方向の長さは、前記外装開口の前記第2方向の長さよりも長い。本態様によれば、包装開口を介して第1方向にたくれたシートを外装開口に向けて広げつつ導くための第2方向の距離を確保でき、シートを無理なく広げるように展開できる。よって、シートの破れ等の不具合を抑制しつつシートを一枚ずつ取り出すことができる。
好ましい態様によれば、前記分離誘導部は、前記外装開口の前記開口外縁から、前記第1方向と直交する第2方向の内側に向けて突出している。本態様によれば、分離誘導部が第2方向に延びているため、シートを折り目から離れる方向に向かって引っ張ることにより、分離誘導部によってシート同士を分離させることができる。
好ましい態様によれば、前記分離誘導部の前記第1方向の長さは、前記包装開口の前記第1方向の長さよりも長い。本態様によれば、包装開口を通ったシートの第1方向の全体を分離誘導部に対して当て易くなり、分離誘導部によってシート同士をより分離させやすくなる。
好ましい態様によれば、前記分離誘導部は、前記外装開口の前記第1方向の中央に配置されている。本態様によれば、外装開口を通るシートの第1方向の中央に分離誘導部を当て、当該シートの第1方向の中央から第1方向の全域に向けての広い範囲に亘ってシート同士を分離させ易くなる。
好ましい態様によれば、前記分離誘導部は、前記開口外縁が内側に向けて突出した部分であって前記開口外縁と一体化している。前記開口外縁には、前記厚み方向に隆起するリブが形成されている。本態様によれば、開口外縁と分離誘導部が一体化しているため、包装開口を通る過程で分離誘導部にシートを当てることができる。また、リブが形成されていることにより、開口外縁にシートや指が当たった際の当たりを和らげ、シートの破損や指への違和感等の不具合を抑制できる。
好ましい態様によれば、前記包装開口の前記第1方向の長さは、前記シート積層体内の前記シートの前記第1方向の長さに対する30%以下である。前記外装開口の前記第1方向の長さは、前記包装開口の前記第1方向の長さに対する150%以上である。本態様によれば、包装開口をシートが通過する過程で、シートを第1方向に十分たくらせてシートに皺を形成し、シート間に空間を形成できる。また、十分にたくらせたシートを、150%程度に広げることでシートが変形し、シート同士がより分離し易くなる。
一態様にかかるシート包装体は、第1方向に沿う折り目を基点に折り畳まれたシートが厚み方向に複数積層されたシート積層体と、前記シート積層体を収容し、前記シートの取出口となる包装開口を有する収容部と、を有する。シート包装体は、前記包装開口の少なくとも一部と重なるように配置される外装開口を有する外装体に取り付けられて使用される。前記包装開口の前記第1方向の長さは、前記外装開口の前記第1方向の長さよりも短い。本態様に係るシート包装体によれば、外装体とともに使用されることで、一枚ずつシートを取り出すことができる。
一態様にかかる外装体は、第1方向に沿う折り目を基点に折り畳まれたシートの取出口となる包装開口を有するシート包装体に取り付けられて使用され、前記包装開口の少なくとも一部と重なり、かつ前記シートの取出口となる外装開口を有する。前記包装開口の前記第1方向の長さは、前記シートの前記第1方向の長さよりも短く 、かつ前記外装開口の前記第1方向の長さよりも短い。本態様に係る外装体によれば、シート包装体とともに使用されることで、一枚ずつシートを取り出すことができる。
(1)実施形態に係るシート構造体、シート包装体、及び外装体の全体概略構成
以下、図面を参照して、実施形態に係るシート構造体、シート包装体、及び外装体について説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法等は、以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。
図1は、実施形態にかかるシート構造体の上面側から見た分解斜視図である。図2は、図1のA部分の部分拡大図である。シート構造体1は、シート包装体2と、外装体3と、を有する。シート包装体2は、シート積層体4を収容し、個々のシートの取出口となる包装開口22を有する。外装体3は、シート包装体2の包装開口22を覆う覆い部31を少なくとも有する。シート構造体1は、外装開口32が配置される上面11と、上面11と対向する底面12と、シート積層体の側面を覆う左側面15、右側面16、正面13及び背面14と、を有している。シート構造体1は、シート積層体4内のシートの積層方向に沿う厚み方向D3と、シートの平面方向に延び、互いに直交する第1方向D1及び第2方向D2を有する。第1方向D1は、シート積層体4の折り目FLに沿う方向である。
シート積層体4のシート41は、乾いたシートであってもよいし、湿潤したシート(例えば、ウェットティッシュ)であってもよい。本実施の形態に係るシート積層体4は、一枚ずつシート41を分離し易く構成されており、湿潤シートにおいて好適に用いることができる。シート積層体4は、第1方向D1に沿う折り目FLを基点に少なくとも折り畳まれている。折り畳まれた状態で、厚み方向D3に隣接するシート41同士が交互に配置されている。より詳細には、シート41は、折り目FLを基点に折り畳まれた状態で、底面側に位置する底面領域42と、上面側に位置する上面領域43と、を有する(図3参照)。上面領域43と底面領域42は、折り目FLを境界として隣接する領域である。ここで、シートの折り目FLは、上面領域43と底面領域42の境界となる折り目FLである。シート積層体4は、当該折り目FL以外の折り目によって、折り目FLよりも前に折り畳まれていてもよい。すなわち、シート41は、第2方向D2に沿う折り目を基点に折り畳まれた後に、第1方向D1に沿う折り目を基点に折り畳まれていてもよい。本発明の第1方向D1に沿う折り目FLは、シート積層体4からシート41が展開する際に基点となる折り目である。
一のシート41Xの底面領域42と上面領域43の間に、当該一のシート41Xよりも底面側に位置するシート41Yの上面領域43と、当該一のシートよりも上面側に位置するシート41Zの底面領域と、が挟まれている。一のシートの折り目と、該一のシートよりも上面側(底面側)に位置するシートの折り目と、は、第2方向D2に離間している。当該構成によれば、一のシート41Xよりも上面側に位置するシート41Zが引き出されると、上面側に位置するシート41Zの底面領域42によって一のシート41Xの上面領域43が引き出される。また、一のシート41Xが引き出されると、一のシート41Xの底面領域42によって底面側のシート41Yの上面領域43が引き出される。よって、順々シートが引き出される。
シート包装体2は、シート積層体4の全体を内包する収容部23と、シート41の取出口となる包装開口22と、を有する。シート包装体2の収容部23は、フィルムによって構成されてよい。フィルムの素材は、特に制限されないが、例えば、ポリプロピレンにポリエチレンを混合したものであってよい。シート包装体2の包装開口22は、上面11側に配置されてよい。包装開口22は、シート包装体2の包装開口22が外装体3の覆い部31によって覆われる前に、剥離可能なシール(図示せず)によって覆われていてよい。使用者は、シート包装体2に覆い部31を取り付ける際に、シールを剥離し、包装開口22を露出させ、包装開口22を覆い部31によって覆ってよい。
包装開口22の寸法は、各シート41を引き出し可能な寸法であればよい。包装開口22の形状は、平面視にて、楕円形であってもよいし、横長(縦長)の円形であってもよいし、正円形であってもよいし、その形状は限定されない。好適には、シート41の引っかかりを抑制するため、曲線状であって、尖った角部を有していなくてよい。本実施の形態の包装開口22は、第2方向D2の長さが第1方向D1の長さよりも長い縦長形状である。包装開口22は、シート包装体2の第1方向D1の中央及び第2方向D2の中央に配置されてよい。
外装体3は、覆い部31を有する。覆い部31は、外装開口32と、分離誘導部34と、を少なくとも有する。外装開口32は、包装開口22の少なくとも一部と重なるように配置され、シート41の取出口となる。分離誘導部34は、後述にて詳細に説明する。覆い部31は、外装開口32を開閉自在に覆う蓋部36と、外装開口32の周囲に配置されたベース部37と、ベース部37に対する蓋部36の開閉基点となるヒンジ部38と、を更に有してよい。使用者は、シート41の取り出しを行う際に、ヒンジ部38を基点に蓋部36を開く操作を行い、シート41の取り出しを行わない際に、蓋部36を閉めて外装開口32を覆う操作を行う。
外装体3は、覆い部31のみによって構成され、覆い部31をシート包装体2に対して着脱可能に取り付けてもよいし、覆い部31と一体化し、シート包装体2の全体を囲む囲み部39と、を有してもよい。本実施の形態の外装体3は、囲み部39を有している。囲み部39は、上面11において覆い部31から外側に延びる領域と、底面12に配置された底面領域と、左側面15、右側面16、正面13及び背面14に配置された側面領域と、を有している。底面領域は、側面領域に対して着脱可能に構成されており、側面領域に対して外された状態で、シート積層体4をシート包装体2に対して出し入れ可能に構成されている。外装体3が覆い部31のみによって構成された形態にあっては、覆い部は、粘着部を配置し、当該粘着部を介してシート包装体2の外面に取り付けられてよい。
本実施の形態のシート構造体1は、複数積層されたシート積層体4からシートを一枚ずつ取り出し易く構成されている。次いで、シート41を一枚ずつ取り出し易くするための構成について詳細に説明する。シート包装体2の包装開口22の第1方向D1の長さW22は、シート積層体4内のシート41の第1方向D1の長さW41よりも短く、かつ外装開口32の第1方向の長さW32よりも短い。シート包装体2の包装開口22の第1方向の長さW22は、包装開口22の第1方向D1の最大長さであってよい。シート積層体4内のシート41の第1方向の長さW41は、シート41が積層された状態におけるシート41の第1方向D1の長さであり、シート41の折り目FLの長さであってよい。外装開口32の第1方向D1の長さW32は、外装開口32の第1方向D1の最大長さであってよい。
図3は、シート41を取り出す態様を説明するための模式斜視図である。図3の斜視図は、説明の便宜上、シート積層体4と、シート包装体の包装開口22と、外装体3の外装開口32と、を示しており、その他の構成については、省略している。図4は、図3に示すB-B線を基準とした模式断面図である。図5は、図3に示すC-C線を基準とした模式断面図である。使用者は、シート41を取り出す際に、最も上面側に配置されたシート41を引っ張る。当該シート41は、シート包装体2の包装開口22を介して引き出され、次いで、外装体3の外装開口32を介して引き出される。このとき、包装開口22の第1方向D1の長さW22が、シート41の第1方向D1の長さW41よりも短いため、シート41は、折り目FLに沿う第1方向D1にたくれる。このとき、シート41の第1方向D1の長さW41は、折り目FL側から折り目FLから離れる方向(上面11側)に向かって徐々に短くなり、包装開口22を通過する。次いで、包装開口22を通過したシート41は、外装開口32を通過する。このとき、外装開口32の第1方向D1の長さW32が包装開口22の第1方向D1の長さW22よりも長いため、第1方向D1に一旦たくれたシート41が第1方向D1に広がる。このシート41のたくれ及び広がりの過程においてシート41が変形し、重なり合うシート41同士に空間が形成され、互いに剥離しやすくなる。シート同士が剥離し易い状態で分離誘導部34にあたることで、シート41同士が剥離し易い。よって、シート41は、一枚ずつ取り出され易くなる。
好適には、外装開口32と重なる領域における包装開口22の第1方向D1の長さが、外装開口32の第1方向D1の長さW32よりも短くてよい。また、外装開口32の第1方向D1の最大長さの位置は、外装開口32の第2方向D2のいずれの位置であってもよいが、好適には、外装開口32の第2方向D2の中央に位置してよい。シート積層体4の任意のシートは、第2方向D2の一方側の端縁に位置する折り目FLを基点に引き出され、次のシートは、第2方向D2の他方側の端縁に位置する折り目FLを基点に引き出される。外装開口32の第2方向D2の中央に外装開口32の第1方向D1の最大長さが位置するため、順々に取り出されるシートが外装開口32の第1方向D1の最大長さの位置を介して引き出され易く、順々にシートを引き出す際にスムーズに取り出し続けることができる。
図5に示すように、包装開口22の第2方向D2の長さL22は、外装開口32の第2方向D2の長さL32よりも長くてよい。包装開口22の第2方向D2の長さL22は、包装開口22の第2方向D2の最大長さであってよい。外装開口32の第2方向D2の長さL32は、外装開口32の第2方向D2の最大長さであってよい。本態様によれば、包装開口22の第2方向D2の長さL22が比較的長いため、包装開口22を介して第1方向D1にたくれたシートを外装開口32に向けて広げつつ導くための第2方向D2の距離を確保でき、シート41を無理なく広げるように展開でき、シート41の破れ等の不具合を抑制しつつシート41を一枚ずつ取り出すことができる。
外装体3の覆い部31は、分離誘導部34を有する。分離誘導部34は、外装開口32の平面視における外端縁である開口外縁33から内側に向けて突出し、シート41同士の分離を誘導するように構成されている。分離誘導部34は、外装開口32の第2方向D2の外側縁よりも第2方向D2の内側に向けて突出した部分であってよい。なお、変形例において、分離誘導部34は、外装開口32の第1方向D1の外側縁よりも第1方向D1の内側に向けて突出した部分であってもよい。使用者は、包装開口22と外装開口32を介してシート構造体1の外側にシート41を引っ張り出す。このとき、分離誘導部34は、シート41に当たり、取り出す対象のシートと、その次(底面側に位置する)シート41と、が共に引き出されそうな場合に、取り出す対象のシートのみが引き出されるように機能する。
分離誘導部34は、外装開口32の開口外縁33から、第2方向D2の内側に向けて突出している。分離誘導部34が第2方向D2に延びているため、シート41を折り目から離れる方向に向かって引っ張ることにより、シート41をたくれさせた後に広げつつシート41同士を分離させることができる。分離誘導部34の第1方向の長さW34は、包装開口22の第1方向D1の長さW22よりも長くてよい。当該構成によれば、包装開口22を通ったシート41の第1方向D1の全体を分離誘導部34に対して当てやすくなり、分離誘導部34によってシート同士をより分離させやすくなる。
分離誘導部34は、外装開口32の第1方向D1の中央に配置されてよい。シート41は、シート積層体4から包装開口22を通過する過程で、第1方向D1の内側に向かってたくれ、次いで、外装開口32を通過する過程で第1方向D1の外側に向かって広がる。シートは、包装開口22において第1方向D1の内側に向かってたくれており、分離誘導部34に当たりやすくなる。そのため、外装開口32を通るシート41の第1方向D1の中央に分離誘導部34を当て、当該シート41の第1方向D1の中央から第1方向D1の全域に向けての広い範囲に亘ってシート41同士を分離させ易くなる。
分離誘導部34は、開口外縁33が内側に向けて突出した部分であって開口外縁32と一体化してよい。分離誘導部34が外装開口32と一体化していることにより、両者の境界による段差等が形成されず、シート41が引っかからずに引き出され易くなる。また、開口外縁には、厚み方向に隆起するリブ35が形成されてよい。開口外縁32と分離誘導部34が一体化しているため、包装開口22を通る過程で分離誘導部にシートを当てることができる。また、リブ35が形成されていることにより、開口外縁32にシート41や指が当たった際の当たりを和らげ、シート41の破損や指への違和感等の不具合を抑制できる。好適には、リブ35の断面形状は、曲線状(例えば、半円形、円弧状)であってよい。開口外縁33におけるシート41の引っかかりをより抑制できる。
なお、変形例において、分離誘導部34は、外装開口32と別体で設けられていてよい。例えば、分離誘導部34は、外装開口32を囲むベース部37と別の資材によって構成されてよい。好適には、分離誘導部34の曲げ剛性は、ベース部37の曲げ剛性よりも低くてよい。当該構成によれば、シートの取出をより円滑に行うように構成することもできる。
包装開口22の第1方向D1の長さW22は、シート積層体4内のシートの第1方向の長さW41に対する30%以下であってよい。また、外装開口32の第1方向D1の長さW32は、包装開口22の第1方向D1の長さW22に対する150%以上であってよい。本態様によれば、包装開口22をシート41が通過する過程で、シート41を第1方向D1に十分たくらせてシート41に皺を形成し、シート41間に空間を形成できる。また、十分にたくらせたシートを、150%程度に広げることでシートが変形し、シート同士がより分離し易くなる。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。上述の実施形態では、シート構造体1を説明したが、本発明は、外装体3と共に使用されるシート包装体2のみによって構成されていてもよいし、シート包装体2と共に使用される外装体3のみによって構成されていてもよい。
1:シート構造体
2:シート包装体
22:包装開口
23:収容部
3:外装体
31:覆い部
32:外装開口
33:開口外縁
34:分離誘導部
35:リブ
4:シート積層体
41:シート
D1:第1方向
D2:第2方向

Claims (9)

  1. 第1方向に沿う折り目を基点に折り畳まれたシートが厚み方向に複数積層されたシート積層体と、前記シート積層体を収容し、かつ前記シートの取出口となる包装開口を有する収容部と、を有するシート包装体と、
    前記包装開口を覆う覆い部を有する外装体と、を有するシート構造体であって、
    前記覆い部は、前記包装開口の少なくとも一部と重なるように配置され、前記シートの取出口となる外装開口と、前記外装開口の平面視における外端縁である開口外縁から内側に向けて突出し、前記シート同士の分離を誘導する分離誘導部と、を有し、
    前記包装開口の前記第1方向の長さは、前記シート積層体内の前記シートの前記第1方向の長さよりも短く、かつ前記外装開口の前記第1方向の長さよりも短い、シート構造体。
  2. 前記包装開口の前記第1方向と直交する第2方向の長さは、前記外装開口の前記第2方向の長さよりも長い、請求項1に記載のシート構造体。
  3. 前記分離誘導部は、前記外装開口の前記開口外縁から、前記第1方向と直交する第2方向の内側に向けて突出している、請求項1又は請求項2に記載のシート構造体。
  4. 前記分離誘導部の前記第1方向の長さは、前記包装開口の前記第1方向の長さよりも長い、請求項3に記載のシート構造体。
  5. 前記分離誘導部は、前記外装開口の前記第1方向の中央に配置されている、請求項3又は請求項4に記載のシート構造体。
  6. 前記分離誘導部は、前記開口外縁が内側に向けて突出した部分であって前記開口外縁と一体化しており、
    前記開口外縁には、前記厚み方向に隆起するリブが形成されている、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のシート構造体。
  7. 前記包装開口の前記第1方向の長さは、前記シート積層体内の前記シートの前記第1方向の長さに対する30%以下であり、
    前記外装開口の前記第1方向の長さは、前記包装開口の前記第1方向の長さに対する150%以上である、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のシート構造体。
  8. 第1方向に沿う折り目を基点に折り畳まれたシートが厚み方向に複数積層されたシート積層体と、
    前記シート積層体を収容し、前記シートの取出口となる包装開口を有する収容部と、を有し、
    前記包装開口の少なくとも一部と重なるように配置される外装開口を有する外装体に格納されて使用されるシート包装体であって、
    前記包装開口の前記第1方向の長さは、前記外装開口の前記第1方向の長さよりも短い、シート包装体。
  9. 第1方向に沿う折り目を基点に折り畳まれたシートの取出口となる包装開口を有するシート包装体に取り付けられて使用され、前記包装開口の少なくとも一部と重なり、かつ前記シートの取出口となる外装開口を有する外装体であって、
    前記外装開口の前記第1方向の長さも長前記シートの前記第1方向の長さよりも短く、かつ前記包装開口の前記第1方向の長さよりも長い、外装体。
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