JP2022182276A - 飛行体制御システムおよび荷物管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】倉庫内においても高い飛行安定性を有する飛行体制御システムを提供する。【解決手段】本発明の飛行体制御システム10は、地上を移動する搬送車50と、地上から空中に浮揚して飛行する飛行体40を備え、飛行体40は、地上方向に光を照射し、照射する光量を変更可能に構成された照明部48を備え、搬送車50は、照明部48が照射した光を照射元に向けて反射する反射部57を備え、飛行体40は、反射部57の画像を撮像する撮像部41を備え、照明部48が照射する光量を飛行体40の高度に応じて変更し、撮像部41が撮像した反射部57の画像を用いて、飛行体40が搬送車50の真上あるいは真上の近傍に位置するように、飛行体40を飛行制御する制御部を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、倉庫内を飛行する飛行体を備えた飛行体制御システムおよびこの飛行体制御システムを用いて倉庫内の荷物を管理する荷物管理システムに関する。
倉庫における荷物を管理する技術として、荷物に付与した識別コードを読み取ることにより、倉庫内の荷物の有無や設置場所を管理する方法が提案されている。最近では、倉庫内を飛行する飛行体(ドローン)を用いて、倉庫内の高いラック上に保管された荷物の情報を取得することにより、倉庫内の荷物の点検や棚卸作業の負荷を低減する技術も提案されている。
例えば、特許文献1、2では、倉庫内の荷物の画像を撮影するカメラが搭載されたドローンと、ドローンとケーブルで接続され倉庫内を移動する移動機とを備えた荷物管理システムが提案されている。移動機との間のケーブルを用いてドローンを駆動するための電源の充電を行うので、ドローンのカメラによる長時間に渡っての画像取得が可能となる。
特開2017-218325号公報 特開2019-167177号公報
ここで、ドローンのカメラで撮影した画像を用いて荷物を管理する場合には、荷物に付与されたバーコード等の識別コードを正確に読み取る必要があるため、識別コードを撮影するドローンに対しては安定したホバリング制御が要求される。GPS信号が受信できない倉庫内において、オプティカルフローセンサーを用いてホバリング制御を行うドローンもあるが、夜間の倉庫等のように地上の画像の取得が困難な場合や地上の移動機が大きく移動した場合等には、オプティカルフローセンサーを用いたドローンのホバリング制御が不安定になる場合があり、その結果、識別コードの読み取りが不正確になり、識別コードの読み取りに時間がかかるという問題があった。
本発明は、以上のような問題を解消するためになされたものであり、倉庫内においても高い飛行安定性を有する飛行体制御システムを提供し、その飛行体制御システムを用いた荷物管理システムを提供することを目的とする。
上述したような課題を解決するために、本発明の飛行体制御システムは、地上を移動する搬送車と、地上から空中に浮揚して飛行する飛行体を備え、前記飛行体は、地上方向に光を照射する照明部であって、照射する光量を変更可能に構成された照明部を備え、前記搬送車は、前記照明部が照射した光を反射する反射部であって、照射された光を照射元に向けて反射する反射部を備え、前記飛行体は、前記反射部の画像を撮像する第1の撮像部を備え、前記照明部が照射する光量を前記飛行体の高度に応じて変更し、前記第1の撮像部が撮像した前記反射部の画像を用いて、前記飛行体が前記搬送車の真上あるいは真上の近傍に位置するように、前記飛行体を飛行制御する制御部を備える。
上述したような課題を解決するために、本発明の飛行体制御システムは、地上を移動する搬送車と、地上から空中に浮揚して飛行する飛行体を備え、前記飛行体は、地上方向に光を照射する照明部であって、照射する光量を変更可能に構成された照明部を備え、前記搬送車は、前記照明部が照射した光を反射する反射部であって、照射された光を照射元に向けて反射する反射部を備え、前記飛行体は、前記反射部の画像を撮像する第1の撮像部を備え、前記照明部が照射する光量を所定の範囲内で変更し、前記第1の撮像部が撮像した前記反射部の画像を用いて、前記飛行体が前記搬送車の真上あるいは真上の近傍に位置するように、前記飛行体を飛行制御する制御部を備える。
また、本発明の荷物管理システムは、上記飛行体制御システムを備え、倉庫内に載置された複数の荷物のそれぞれに付与された識別コードと、前記複数の荷物を管理する荷物管理装置とを備え、前記飛行体は、前記識別コードを撮像する第2の撮像部と、前記第2の撮像部で撮像した画像情報、または前記第2の撮像部で撮像した画像から読み取った前記識別コードの情報を前記搬送車に送信する送信部を備え、前記搬送車は、前記飛行体から受信した情報と、当該受信した情報の受信時間情報を関連付けて前記荷物管理装置に送信する送信部を備え、前記荷物管理装置は、前記倉庫内の前記搬送車の位置、及び前記受信時間情報に基づいて、前記倉庫内の前記荷物の位置を管理するように構成されている。
本発明によれば、倉庫内においても高い飛行安定性を有する飛行体制御システムを提供し、その飛行体制御システムを用いた荷物管理システムを提供することが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態における飛行体制御システムおよび荷物管理システムの構成の一例である。 図2は、本発明の実施の形態における飛行体制御システムを構成する飛行体及び搬送車の機能ブロックの一例である。 図3は、本発明の実施の形態における飛行体の移動を説明するための図である。 図4は、本発明の実施の形態における搬送車の移動を説明するための図である。 図5は、本発明の実施の形態における荷物管理システムの動作シーケンスの一例である。 図6は、本発明の実施の形態における荷物管理データの一例である。 図7は、本発明の実施の形態における飛行体制御システムおよび荷物管理システムの構成の他の例である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。尚、本発明は、様々な実施の形態で実施することが可能であり、以下に説明する発明の実施の形態に限定されるものではない。
<飛行体制御システム、荷物管理システムの構成>
図1は、本発明の実施の形態における飛行体制御システムおよび荷物管理システムの構成の一例である。図1の飛行体制御システム10は、地上を移動する搬送車50と地上から空中に浮揚して飛行する飛行体40とから構成されている。荷物管理システム20は、飛行体制御システム10で取得した情報を用いて、倉庫1内の多段ラック3に複数段積載されている荷物4を管理するように構成されている。
荷物4には、それぞれ荷物を識別するための固有の識別コード5が付与されており、飛行体40が搭載するカメラ部41(第1の撮像部)により撮像した画像から読み取った識別コード5により各荷物4が識別できるように構成されている。荷物管理システム20では、倉庫1内を飛行する飛行体40に搭載されたカメラ部41により撮像した画像から読み取った識別コード5を用いて、倉庫1内の荷物4の有無や設置位置の管理を行う。
搬送車50は、ターゲット2に向かって倉庫1内を移動し、飛行体40は、搬送車50の上をホバリングしながら倉庫1内を飛行する。飛行体40は、照明部48とカメラ部41を備えており、照明部48から地上方向に向けて光を照射し、搬送車50に備えられたレトロリフレクタ57(反射部)で反射された光を用いてオプティカルフローを用いたホバリング制御を行う。搬送車50に備えられたレトロリフレクタ57は、照射された光を所定の反射率で照射元に向けて反射する反射部である。
飛行体40は、搬送車50の真上あるいは真上の近傍に位置するように飛行体40の位置及び姿勢を自律制御し、搬送車50に追随しながら倉庫1内を移動する。本実施の形態では、飛行体40は、レトロリフレクタ57で反射された画像を用いて、飛行体40の位置及び姿勢を自律制御するので、夜間の倉庫等のように地上の画像の取得が困難な場合や地上の移動機が大きく移動した場合においても、オプティカルフローを用いて飛行体40の安定したホバリング制御を行うことができる。
荷物管理システム20は、倉庫1内を飛行する飛行体40に搭載されたカメラ部41により撮像した画像から読み取った識別コード5の情報により、倉庫1内の荷物4の有無や設置位置を管理する。倉庫1内の荷物4の有無は、識別コード5を把握することに管理することができ、荷物4の位置は、搬送車50の倉庫1内における位置と関連付けることにより管理することができる。
図1の荷物管理システムは、荷物4が多段ラック3に収容されている多段ラック倉庫を対象としているが、これに限定されず、本発明は、荷物4が複数段積載されている平置き倉庫等の他の形態の倉庫に対しても適用することができる。
<飛行体、搬送車の構成>
図2は、本発明の実施の形態における飛行体制御システムを構成する飛行体及び搬送車の機能ブロックの一例である。
搬送車50は、倉庫1内を自走するための走行機能を備え、ターゲット2の画像情報を取得するためのカメラ部51(第2の撮像部)、駆動部53の制御や情報の送受信等の処理を行うための中央処理部52、倉庫1内を走行するための駆動部53、飛行体40及び荷物管理装置60と信号を送受信するための無線部54、各種情報等を保存するためのメモリ55、各部を動作させるための電池56、飛行体40の照明部48から照射された照射光を照明部48の方向に反射するためのレトロリフレクタ57を備える。搬送車50は、搭載されたカメラ部51により取得したターゲット2の画像情報に基づいて倉庫1内の所定の経路を自走することができる。
飛行体40は、荷物4の識別コードの画像情報を取得すると共に、レトロリフレクタ57で反射された画像を取得するためのカメラ部41、画像情報からの識別コード5の読み取りや識別コード5の送信等の処理を行うための中央処理部42、プロペラ47を駆動制御して飛行体40を飛行制御するための制御部43、撮像した画像情報または撮像した画像から読み取った識別コード5の情報を送信する送信部として機能する無線部44、各種情報等を保存するためのメモリ45、各部を動作させるための電池46、飛行体40を飛行させるためのプロペラ47、及び地上方向に向けた照明部48を備える。照明部48は、照射する光量を変更可能に構成されており、飛行体40の高度等に応じて、光量を変更(増加/減少)させることができる。
飛行体40の制御部43によるプロペラ47の駆動制御は、レトロリフレクタ57で反射された画像を用いて、オプティカルフローにより飛行体40の位置及び姿勢を自律制御する。オプティカルフローにおいて、レトロリフレクタ57で反射された画像を用いることで、夜間の倉庫等のように地上の画像の取得が困難な場合や地上の移動機が大きく移動した場合においても、オプティカルフローを用いて飛行体40の安定したホバリング制御を行うことができる。
飛行体40の搬送車50に対する相対的な位置は、カメラ部41で取得した画像におけるレトロリフレクタ57の位置により制御することができ、飛行体40の高さはレトロリフレクタ57の画像の大きさにより制御することができる。飛行体40の高度が高い場合には、レトロリフレクタ57の画像の特徴量情報が不足することにより、レトロリフレクタ57の画像の認識精度が低下し、オプティカルフローの性能が低下する可能性がある。その場合には、照明部48の光量を増加させることで、オプティカルフローの性能が低下を防止することができる。
ここで、飛行体40の高度が高く、照明部48の光量を増加しても、レトロリフレクタ57の画像の認識精度が向上しない場合には、カメラ部41の露出を増大させることで、レトロリフレクタ57の画像の認識精度を向上させるようにしてもよい。また、照明部48の光量の制御は、飛行体40の高度に応じてフィードバック制御を行ってもよいが、照明部48の光量を所定の範囲内において自動的に変化させるオープン制御を行ってもよい。照明部48の光量のオープン制御を行った場合には、光量の大きさによっては、レトロリフレクタ57の画像の認識精度が低い場合もあるので、レトロリフレクタ57の画像のうち認識精度の高い画像を用いて、飛行体40のオプティカルフロー制御を行えばよい。
<飛行体のホバリング制御>
図3は、本発明の実施の形態における飛行体の移動を説明するための図である。図3に示すように、飛行体40は、地上に向けて照射光を照射し、レトロリフレクタ57で反射された照射光の画像を用いて、オプティカルフローにより飛行体40の位置及び姿勢を自律制御し、搬送車50の上をホバリングしながら、搬送車50の移動に追随して倉庫1内を移動する。
図3の(1)の段階では、搬送車50は静止しており、飛行体40は、搬送車50の上をホバリングするように制御される。飛行体40は、地上に向けて照射光を照射し、レトロリフレクタ57で反射された照射光の画像の位置が、カメラ部41の画像の中心部の近傍に位置するように制御される。
図3の(2)の段階では、搬送車50はターゲット2に向けて移動し、搬送車50の移動距離に応じて、飛行体40の位置が移動前と比べて搬送車50の上空からスライドするので、飛行体40は、搬送車50の真上あるいは真上の近傍に位置するように、飛行体40の位置を自律制御する。飛行体40の搬送車50に対する相対的な位置は、カメラ部41で取得した画像におけるレトロリフレクタ57の位置により制御することができ、飛行体40の高さはレトロリフレクタ57の画像の大きさにより制御することができる。
具体的には、レトロリフレクタ57の画像の位置が、画像の中心部からスライドしたので、レトロリフレクタ57で反射された照射光の画像の位置が、カメラ部41の画像の中心部に位置するように、レトロリフレクタ57の画像の位置をスライドさせるように飛行体40を飛行制御することで、飛行体40を搬送車50の真上あるいは真上の近傍に移動させることができる。
図3の(3)の段階は、(2)における飛行体40のオプティカルフローによる自律制御により、レトロリフレクタ57の画像がカメラ部41の画像の中心部の近傍に位置させるように飛行体40を制御することができた状態である。(3)では、(1)と同様にして、飛行体40は、搬送車50の上をホバリングするように制御される。
本実施の形態では、基準となるカメラ部41の画像におけるレトロリフレクタ57の位置を、画像の中心部の場合を例示したが、基準位置は画像の中心部に限定されるものではなく、画像における任意の所定の位置を基準位置として適宜設定することができる。また、レトロリフレクタ57の数や配置についても上述した形態に限定されるものではない。例えば、様々な搬送車50の形態に応じて、レトロリフレクタ57の数や配置位置を変えて、そのレトロリフレクタ57の形態に応じた飛行体40の制御アルゴリズムを採用することができる。
本実施の形態では、搬送車50を倉庫1内の所定の移動経路に沿って移動させて、飛行体40を搬送車50の上空をホバリングするように制御することで、飛行体40を搬送車50に追随させて移動させることができる。飛行体40のホバリング制御を、飛行体40の照明部が照射した光を反射するレトロリフレクタ57の画像を用いたオプティカルフロー制御を行うことで、夜間の倉庫等のように地上の画像の取得が困難な場合や地上の移動機が大きく移動した場合においても、オプティカルフローを用いて飛行体40の安定したホバリング制御を行うことができる。
本実施の形態によれば、識別コード5を読み取る飛行体40のホバリング制御を安定させることで、飛行体40のカメラ部41で撮像した画像を用いた識別コード5の読み取りを安全かつ確実に行うことができ、このような飛行体40で識別コード5の読み取りを行うことで、倉庫1内の荷物の管理を安全かつ確実に行うことができる荷物管理システムを提供することができる。
<倉庫内における搬送車の移動>
図4は、本発明の実施の形態における搬送車の移動を説明するための図である。図4では、出発点において静止した状態からターゲット2に向けて移動し、ターゲット2に到着するまでの搬送車50の移動動作を説明する。尚、図4では、搬送車50に追随して飛行する飛行体40の飛行制御の説明については省略する。
図4の(1)の段階では、カメラ部51により周囲の画像を取得して、取得された画像を用いてターゲット2を探索する。搬送車50は、探索の結果、補足されたターゲット2の画像の方向に向けて移動を開始する。
図4の(2)の段階では、ターゲット2の画像を捕捉できたので、搬送車50は、ターゲット2の画像の大きさがより大きくなる方向に向けて移動する。搬送車50がターゲット2に接近するにつれて、ターゲット2の画像が大きくなるので、搬送車50は、ターゲット2に向けて移動していることを確認することができる。
図4の(3)の段階では、ターゲット2の大きさが所定の大きさを超えたので、搬送車50は、ターゲット2の付近に到達したと判断し移動を停止する。
図4では、円形のターゲット2を用いた場合を説明したが、ターゲット2としては、他の形のものを用いてもよく、バーコードや照明等の他の形態のターゲットを用いてもよい。また、搬送車50を移動させる方法として他の方法を用いることもできる。例えば、倉庫1の床に配置された線の画像を取得し、その画像に沿って搬送車50を移動させてもよい。
<荷物管理システムの動作シーケンス>
図5を用いて、荷物管理システムにおける動作シーケンスを説明する。図5は、本発明の実施の形態における荷物管理システムの動作シーケンスの一例である。
識別コード5が付与された荷物4が倉庫1内に搬入され、所定の位置に載置されると、飛行体40は、搭載されたカメラ部41により、識別コード5を含む荷物4の画像を取得し、取得した画像情報から識別コード5を読み取り、読み取ったコード情報を搬送車50に送信する。飛行体40は、倉庫1内を所定の移動経路に沿って飛行しながら、コード情報を送信する。
搬送車50は、識別コード5の情報を受信すると、識別コード5のコード情報とともに、コード情報の受信時間情報を保存する。ここで、飛行体40が、取得した画像情報を搬送車50に送信し、搬送車50において、取得した画像情報から識別コード5の情報を読み取るようにしてもよい。
搬送車50は、飛行体40からコード信号や画像情報を受信しながら、コード情報等の受信時間情報を収集し、移動終了時に、コード情報や画像情報及びそれらの受信時間情報を関連付けて、荷物管理装置60に送信する。
荷物管理装置60には、荷物4と対応する識別コード5のコード情報が予め登録されており、搬送車50から受信した情報を用いて、荷物4毎に、コード情報、及びコード情報の受信時間情報を管理する荷物管理データが構成される。
ここで、搬送車50を、所定の時間における倉庫1内の位置が特定できるように倉庫1内の予め定めた移動経路に沿って移動させ、搬送車50におけるコード信号の受信時間情報に基づいて、その受信時間における搬送車50の倉庫1内の位置を特定し、その特定された搬送車50の位置に基づいて荷物4の倉庫1内における位置を特定することができる。
飛行体40が搬送車50の上空で安定的にホバリングしている際に、識別コード5の画像情報を取得するようにすれば、より正確な荷物4の倉庫1内における位置を特定することが可能となる。
<荷物管理データ>
図6は、本発明の実施の形態における荷物管理データの一例である。この荷物管理データは、荷物管理装置60に保存されている。
荷物管理装置60では、搬送車50から受信するコード情報に基づき、識別コード5が付与された荷物4の有無と倉庫1内における位置を管理する。この荷物管理データでは、荷物毎に、荷物情報とコード情報、及びコード情報の受信時間情報を管理している。これらの情報に加えて倉庫1内における荷物4の位置を示す情報を登録するようにしてもよい。
<他の実施の形態>
図7は、本発明の実施の形態における飛行体制御システムおよび荷物管理システムの構成の他の例である。図7の構成では、図1の構成と比較して、搬送車50が複数のレトロリフレクタ57を備えており、飛行体40は、カメラ部41で複数のレトロリフレクタ57の画像を取得し、この画像を用いてオプティカルフローによる自律的なホバリング制御を行うものである。
このように、本実施の形態によれば、夜間の倉庫等のように地上の画像の取得が困難な場合や地上の移動機が大きく移動した場合においても、オプティカルフローを用いて飛行体40の安定したホバリング制御を行うことができ、この高い飛行安定性を有する飛行体制御システムを用いて荷物の状態を管理することで、安全かつ確実に倉庫内の荷物の有無や位置を管理する荷物管理システムを提供することが可能となる。
1…倉庫、2…ターゲット、3…多段ラック、4…荷物、5…識別コード、10…飛行体制御システム、20…荷物管理システム、40…飛行体、41…カメラ部(第1の撮像部)、42…中央処理部、43…制御部、44…無線部、45…メモリ、46…電池、47…プロペラ、48…照明部、50…搬送車、51…カメラ部(第2の撮像部)、52…中央処理部、53…駆動部、54…無線部、55…メモリ、56…電池、57…レトロリフレクタ(反射部)、60…荷物管理装置。

Claims (4)

  1. 地上を移動する搬送車と、地上から空中に浮揚して飛行する飛行体を備え、
    前記飛行体は、地上方向に光を照射する照明部であって、照射する光量を変更可能に構成された照明部を備え、
    前記搬送車は、前記照明部が照射した光を反射する反射部であって、照射された光を照射元に向けて反射する反射部を備え、
    前記飛行体は、前記反射部の画像を撮像する第1の撮像部を備え、前記照明部が照射する光量を前記飛行体の高度に応じて変更し、前記第1の撮像部が撮像した前記反射部の画像を用いて、前記飛行体が前記搬送車の真上あるいは真上の近傍に位置するように、前記飛行体を飛行制御する制御部を備える
    飛行体制御システム。
  2. 地上を移動する搬送車と、地上から空中に浮揚して飛行する飛行体を備え、
    前記飛行体は、地上方向に光を照射する照明部であって、照射する光量を変更可能に構成された照明部を備え、
    前記搬送車は、前記照明部が照射した光を反射する反射部であって、照射された光を照射元に向けて反射する反射部を備え、
    前記飛行体は、前記反射部の画像を撮像する第1の撮像部を備え、前記照明部が照射する光量を所定の範囲内で変更し、前記第1の撮像部が撮像した前記反射部の画像を用いて、前記飛行体が前記搬送車の真上あるいは真上の近傍に位置するように、前記飛行体を飛行制御する制御部を備える
    飛行体制御システム。
  3. 前記制御部は、前記反射部の画像を認識できるように、前記第1の撮像部の露出を制御する
    請求項1または2に記載の飛行体制御システム。
  4. 請求項1~3の何れか1項に記載の飛行体制御システムを備えた荷物管理システムであって、
    倉庫内に載置された複数の荷物のそれぞれに付与された識別コードと、前記複数の荷物を管理する荷物管理装置とを備え、
    前記飛行体は、
    前記識別コードを撮像する第2の撮像部と、前記第2の撮像部で撮像した画像情報、または前記第2の撮像部で撮像した画像から読み取った前記識別コードの情報を前記搬送車に送信する送信部を備え、
    前記搬送車は、
    前記飛行体から受信した情報と、当該受信した情報の受信時間情報を関連付けて前記荷物管理装置に送信する送信部を備え、
    前記荷物管理装置は、
    前記倉庫内の前記搬送車の位置、及び前記受信時間情報に基づいて、前記倉庫内の前記荷物の位置を管理するように構成されている
    荷物管理システム。
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