JP2022181911A - 電子決済方法、電子決済システム、プログラム、および電子決済アプリケーションプログラム - Google Patents

電子決済方法、電子決済システム、プログラム、および電子決済アプリケーションプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】より円滑な決済を行うこと。【解決手段】店舗の端末装置に読み取らせるために端末装置の表示部にユーザの識別情報がエンコードされたコード情報を表示させる処理、または端末装置が店舗の識別情報がエンコードされたコード情報を読み取る処理を実行して、決済を行うサーバ装置と連携して電子決済サービスを実行する電子決済サービスアプリケーションプログラム(以下、電子決済アプリ)を利用した電子決済方法であって、一以上のコンピュータが、電子決済アプリによる処理に応じて、ユーザの権限を特定するための権限情報およびユーザの識別情報を取得する取得し、権限情報に基づいて、決済対象の商品またはサービス(以下、商品等)に対する決済またはユーザが決済を行おうとしている店舗における決済に対する権限をユーザが有するか否かを判定し、判定の結果に応じた所定の処理を実行する電子決済方法である。【選択図】図1

Description

本発明は、電子決済方法、電子決済システム、プログラム、および電子決済アプリケーションプログラムに関する。
従来、年齢制限の課されていない商品と、年齢制限商品の双方を利便性良く決済するための決済システムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。この決済システムは、顧客の顔が撮像された画像を表示部に表示し、店員が画像に基づいて判定を行って、年齢制限商品の購入を承認するかを決定する。
特開2018-152136号公報
しかしながら、従来の技術では、店員の主観によって判断がされるため、決済が円滑に行われない場合があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、より円滑な決済を行うことができる電子決済方法、電子決済システム、プログラム、および電子決済アプリケーションプログラムを提供することを目的の一つとする。
本発明の一態様は、店舗の端末装置に読み取らせるために端末装置の表示部にユーザの識別情報がエンコードされたコード情報を表示させる処理、または前記端末装置が店舗の識別情報がエンコードされたコード情報を読み取る処理を実行して、決済を行うサーバ装置と連携して電子決済サービスを実行する電子決済サービスアプリケーションプログラム(以下、電子決済アプリ)を利用した電子決済方法であって、一以上のコンピュータが、前記電子決済アプリによる処理に応じて、前記ユーザの権限を特定するための権限情報およびユーザの識別情報を取得する取得し、前記権限情報に基づいて、決済対象の商品またはサービス(以下、商品等)に対する決済または前記ユーザが決済を行おうとしている店舗における決済に対する権限を前記ユーザが有するか否かを判定し、前記判定の結果に応じた所定の処理を実行する電子決済方法である。
本発明の一態様によれば、より決済を円滑に行うことができる。
電子決済システム1の構成の一例を示す図である。 決済サーバ20の機能構成の一例を示す図である。 決済サービスユーザ情報32の内容の一例を示す図である。 店舗端末装置40の機能構成の一例を示す図である。 電子決済サービスの決済手法の一例について説明するための図である。 電子決済サービスの決済手法の一例について説明するための図である。 電子決済システム1により実行される処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 店舗情報39の内容の一例を示す図である。 決済手法に関する処理の他の一例について説明するための図(その1)である。 決済手法に関する処理の他の一例について説明するための図(その2)である。 電子決済システム1により実行される処理の流れの一例を示すシーケンス図(その1)である。 商品等の決済の可否の判定について説明するための図である。 店舗端末装置40の表示部される画像の一例を示す図である。 店舗端末装置40の表示部される画像の他の一例を示す図である。 電子決済システム1により実行される処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 表示部に表示されるコード情報とユーザの年齢を示す情報とを含むインターフェース画像の一例を示す図である。 変形例1の処理について説明するための図である。 変形例2の商品等情報の一例を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の電子決済方法、電子決済システム、プログラム、および電子決済アプリケーションプログラムの実施形態について説明する。
本実施形態の電子決済方法は、店舗の端末装置に読み取らせるために端末装置の表示部にユーザの識別情報がエンコードされたコード情報(例えばバーコードなど)を表示させる処理、または端末装置に店舗の識別情報がエンコードされたコード情報を読み取らせる処理を実行して、決済を行うサーバ装置と連携して電子決済サービスを実行する電子決済サービスアプリケーションプログラム(以下、電子決済アプリ)を利用した電子決済方法である。
この電子決済方法は、一つのコンピュータ、または複数のコンピュータが協働して、電子決済アプリによる上述した処理に応じて、ユーザの権限を特定するための権限情報およびユーザの識別情報を取得する取得し、権限情報に基づいて、決済対象の商品またはサービス(以下、商品等)に対する決済またはユーザが決済を行おうとしている店舗における決済に対する権限をユーザが有するか否かを判定し、判定の結果に応じた所定の処理を実行する。
「一つのコンピュータ」は、例えば、店舗の端末装置または決済を行うサーバ装置である。「複数のコンピュータが協働して」とは、店舗の端末装置と決済を行うサーバ装置とが協働することである。「処理に応じて」とは、「処理されたことを契機として」、「処理されたことを起点として」、または「処理された後に」など、処理が実行されて、以降の処理が実行されることである。
「権限情報」とは、ユーザが決済可能な金額とは異なる権限であって、決済対象の商品等の決済に関する権限(購入の可否や優待の適用の可否などの権限)を示す情報である。権限情報は、例えば、ユーザの属性に基づいて設定されている。属性とは、例えば、年齢が○○歳以上であることや、男性、女性、過去に電子決済サービスを〇回以上利用したこと、所定の商品等を購入したことなど任意に設定される。以下の実施形態では、権限情報は、ユーザの年齢であり、「権限を有するユーザ」は、20歳以上であることとして説明する。例えば、20歳以上のユーザはお酒に対して決済する権限を有し、20歳未満のユーザはお酒に対して決済する権限を有しない。
「所定の処理」とは、例えば、決済を実行する処理や、決済が行えないことを示す情報を提供する処理、決済対象の商品等を決済する権限を有さないことを示す情報を提供する処理等である。
[電子決済システム]
図1は、電子決済システム1の構成の一例を示す図である。電子決済システム1は、例えば、一以上の端末装置10と、決済サーバ20と、一以上の店舗端末装置40とを備える。
端末装置10と決済サーバ20、または店舗端末装置40と決済サーバ20とは、ネットワークNWを介して通信する。ネットワークNWは、WAN(Wide Area Network)やLAN(Local Area Network)、インターネット、セルラー網などを含む。
端末装置10は、スマートフォンやパーソナルコンピュータ、タブレット端末などの通信機能と表示機能を有するコンピュータ装置である。端末装置10では、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサと、ブラウザや電子決済アプリなどのUA(User Agent)とが協働して動作することで、端末装置10の表示部にコンテンツを表示させたり、各種処理を実行したりする。
[決済サーバ]
決済サーバ20は、例えば、端末装置10により送信されたリクエストに応じたコンテンツを端末装置10に提供したり、端末装置10にインストールされた電子決済アプリが起動して、起動した電子決済アプリと通信を行って各種情報の送受信を行ってコンテンツを提供したりする。また、決済サーバ20は、例えば、店舗端末装置40と通信して各種処理を実行する。各種処理とは、例えば、電子マネーを用いた決済処理や決済に関する情報を提供する処理などである。決済サーバ20の処理の詳細については後述する。
図2は、決済サーバ20の機能構成の一例を示す図である。決済サーバ20は、電子決済アプリと連携して電子決済サービスを提供する。決済サーバ20は、例えば、取得部22と、決済管理部24と、決済処理部26と、記憶部30とを備える。取得部22と、決済管理部24と、決済処理部26とは、例えば、CPUなどのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることで記憶装置にインストールされてもよい。上記の全ての構成要素が一つのプロセッサにより実現される必要はなく、適宜、複数のプロセッサによる分散処理などがなされてもよい。記憶部30には、例えば、決済サービスユーザ情報32、決済情報34と、店舗情報39が記憶されている。
図3は、決済サービスユーザ情報32の内容の一例を示す図である。決済サービスユーザ情報32は、例えば、ユーザの識別情報に対して、ユーザの氏名や、電話番号、メールアドレス、国籍、生年月日(または年齢)、性別、住所などが対応付けられた情報である。このうちの一部の情報は、省略されてもよい。例えば、ユーザは、決済サービスユーザ情報32を決済サーバに提供して、登録することで、電子決済サービスの利用が可能となる。生年月日(または年齢)は、「ユーザの権限を特定するための権限情報」の一例である。
決済情報34は、例えば、支払い情報36と、入金情報38とを含む。支払い情報36は、例えば、ユーザが電子決済サービスを使用して決済を行った履歴を含む情報である。支払い情報36は、例えば、ユーザの識別情報に対して、店舗の識別情報や、決済が行われた日付、店舗名、店舗のジャンル(例えばスーパー、居酒屋、家電量販店など)、店舗の位置情報などが対応付けられた情報である。
入金情報38は、例えば、ユーザが電子決済サービスを利用するための金額の入金に関する情報である。入金情報38は、例えば、入金が行われた日付と、入金方法と、入金元と、金額とが対応付けられた情報である。入金方法は、例えば、コンビニエンスストアのATM(Automatic Teller Machine)を用いた入金、ユーザの銀行口座との連携によって行われた入金、他のユーザから送金された入金などである。送金は、例えば、電子決済サービスに実装されているユーザ間の送金サービスを利用したものである。店舗情報39については後述する。
図2の説明に戻る。取得部22は、端末装置10にインストールされた電子決済アプリにより送信された情報を取得する。決済管理部24は、取得部22により取得された情報を管理する。例えば、決済管理部24は、取得された情報を決済情報34として管理する。決済処理部26は、電子決済アプリや、決済サーバ20が提供している決済サービスを利用可能な店舗端末(不図示)などと連携して、電子的な決済処理を行う。決済サーバ20は、例えば、取引対象の店舗やユーザにサービスを提供するサービス提供者の口座を管理し、ユーザや店舗からの決済のリクエストに従って、口座間における電子マネーの送金等を行うことで、各種決済を実現する。
[店舗端末装置]
図4は、店舗端末装置40の機能構成の一例を示す図である。店舗端末装置40は、店舗における商品等の販売で生じる金銭のやり取りを支援する端末装置である。店舗端末装置40は、例えば、販売した商品等を集計および管理したり、売り上げを集計および管理したりするPOS(Point Of Sales)レジである。店舗端末装置40は、例えば、不図示のバーコードスキャナと、取得部42と、情報処理部44と、情報提供部46と、記憶部50とを備える。取得部42、情報処理部44、および情報提供部46は、CPUなどのハードウェアプロセッサが記憶装置に記憶されたプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。決済サーバ20の一部の機能は、店舗端末装置40に搭載され、店舗端末装置40の一部の機能は、決済サーバ20に搭載されてもよい。記憶部50には、例えば、商品等の識別情報と商品等の決済条件(例えば決済が可能な年齢)とが対応付けられた商品等情報52が記憶されている。
バーコードスキャナは、例えば、バーコードを読み取る。取得部42は、読み取ったバーコードにエンコードされた情報を取得する。例えば、取得部42は、ユーザの識別情報や、ユーザの年齢を特定するための情報(権限情報)を取得する。情報処理部44は、取得部42が取得した情報、および商品等情報52に記憶された情報に基づいて、各種処理を実行する(詳細は後述)。商品等情報52は、例えば、商品等の識別情報に対して、商品等の種別や、商品等を購入することができる年齢などの情報が対応付けられた情報である。例えば、お酒に対しては20歳以上の年齢制限を示す情報が対応付けられている。
[決済手法1]
図5は、電子決済サービスの決済手法の一例について説明するための図である。この処理は、電子決済アプリが、端末装置10に設けられたカメラを起動させ、店舗の識別情報がエンコードされたコード情報(例えばバーコードやQRコード(登録商標)など)をカメラに撮像させ、撮像させた画像から取得した店舗の識別情報を取得する。次に、電子決済アプリが、ユーザに決済の金額を入力させるためのインターフェース画像を端末装置10の表示部に表示させ、店舗の識別情報およびインターフェース画像にユーザの操作によって入力された決済する金額を示す情報を、決済を行う決済サーバ20に送信する。
決済サーバ20は、上記の処理に応じた送信された店舗の識別情報、およびユーザの識別情報を取得する。そして、決済サーバ20は、送信された金額を、チャージされたユーザの残高から差し引き、差し引いた金額のうち所定金額を店舗の識別情報に対応付けることで決済を行う。電子決済アプリは、決済サーバ20から、決済に関する情報(決済に関する設定された条件を権限情報が満たし且つ決済が完了したことを示す情報)を取得し、取得した情報を、端末装置10の表示部に表示させる。ユーザが決済しようとしている商品等を決済できない場合、端末装置10は、その情報を決済サーバ20から取得して、決済ができないことを示す情報を表示部に表示させる。
[決済手法2]
図6は、電子決済サービスの決済手法の一例について説明するための図である。例えば、ユーザが電子決済アプリにより生成されたコード情報が表示された画面を、店舗の店員に提示し、店舗端末装置40がコード情報をスキャナなどで読み取ると、店舗端末装置40に設定された決済の金額(または金額および商品等の識別情報)、店舗の識別情報、およびコード情報から取得した情報が決済サーバ20に送信される。コード情報には、例えば、ユーザの識別情報、或いはユーザの識別情報および権限情報がエンコードされ、この情報が取得される。
決済サーバ20は、送信された情報を取得して、店舗端末装置40から送信された金額を、チャージされたユーザの残高から差し引き、差し引いた金額のうち所定金額を店舗の識別情報に対応付けることで決済を行う。店舗端末装置40(または電子決済アプリ)は、決済サーバ20から、決済に関する情報を取得し、取得した情報を、店舗端末装置40(または端末装置10)の表示部に表示させる。ユーザが決済しようとしている商品等を決済できない場合、店舗端末装置40は、その情報を決済サーバ20から取得して、決済ができないことを示す情報を表示部に表示させる。
[決済手法1に関するシーケンス図]
決済サーバ20の取得部22がユーザの識別情報および電子決済アプリが店舗に設けられたコード情報から取得した店舗の識別情報を、電子決済アプリから取得する。決済サーバ20の決済管理部24が、ユーザの識別情報をキーとして、ユーザの識別情報と権限情報とが対応付けられた決済サービスユーザ情報32を検索して、ユーザの権限情報(例えば年齢)を取得し、更に、店舗の識別情報をキーとして、店舗の識別情報と店舗で決済を行う決済条件とが対応付けられた店舗情報39を検索して、店舗に対応する決済条件(例えば年齢制限の情報)を取得する。次に、決済処理部26が、ユーザの権限情報が決済条件を満たすか否かを判定し、決済条件を満たす場合、ユーザの識別情報に対応付けられたチャージ金額から商品等の価格を差し引いて決済を行い、決済条件を満たさない場合、決済ができないことを示す情報を電子決済アプリに提供する。
図7は、電子決済システム1により実行される処理の流れの一例を示すシーケンス図である。まず、端末装置10が、ユーザの操作に応じて、店舗が指定したコード情報を読み取り、更に、ユーザが決済の金額を入力し(S100)、ユーザの識別情報、決済の金額、および読み取ったコード情報にエンコードされた店舗の識別情報を決済サーバ20に送信する(S102)。
次に、決済サーバ20は、S102で送信された情報に基づいて、決済の可否を判定し(S104)、判定の結果を端末装置10に送信する(S106)。例えば、決済サーバ20は、店舗情報39と決済サービスユーザ情報32を検索して、決済を行おうとしている店舗でユーザが決済を行うことができるか否かを判定する。
図8は、店舗情報39の内容の一例を示す図である。店舗情報39は、例えば、店舗の識別情報に対して、店舗の種別および年齢の制限を示す情報(決済の条件)が対応付けられた情報である。例えば、たばこ店、または酒店では、20歳以上のユーザは決済可能であり、20歳未満のユーザは、決済ができない。洋服店では、年齢制限は設けられていない。例えば、決済サーバ20は、決済サービスユーザ情報32を検索してユーザの年齢を取得し、決済しようとしている店舗の識別情報に対応付けられた年齢制限の条件を満たすか否かを判定する。年齢制限の条件を満たす場合、決済サーバ20は、決済を行い、年齢制限の条件を満たさない場合、決済サーバ20は、決済を行わない。
なお、店舗情報39において、年齢制限を示す情報は省略され、店舗の種別に基づいて年齢制限の有無が判定されてもよい。例えば、決済サーバ20は、たばこ店や酒店での決済は、20歳以上のユーザに限定してもよい。なお、上記処理において、ユーザのチャージ金額が決済しようとしている金額以上であることが、決済が完了する条件である。
上記のように、電子決済システム1は、電子決済アプリと、決済サーバ20とが協働して、決済の権限を有するユーザの商品等に対して決済を行い、決済の権限を有さないユーザの商品等に対しては決済を行いため、より決済を円滑に行うことができる。例えば、店舗は、ユーザに年齢確認を求めたり、店舗の店員が主観によってユーザの年齢を推測したりすることを行う煩雑さが解消され、ユーザも身分証明書の提示や、年齢が20歳以上であることを宣言するための行為(所定のボタンをタッチするなどの行為)を行う煩雑さが解消される。このように、電子決済システム1は、店舗およびユーザの利便性を向上させると共に、より決済を円滑に行うことができる。
[決済手法1に関する処理の他の一例]
図9は、決済手法に関する処理の他の一例について説明するための図(その1)である。例えば、店舗には、複数の種類のコード情報が用意されていてもよい。例えば、年齢確認が必要な商品等を購入するユーザ用のコード情報Aと、年齢確認が不要な商品等を購入するユーザ用のコード情報Bとが用意されてもよい。
図10は、決済手法に関する処理の他の一例について説明するための図(その2)である。このコード情報Aには、店舗の識別情報と、年齢確認フラグがエンコードされている。例えば、酒屋などでユーザがお酒を購入する場合、ユーザは、端末装置10を用いてコード情報Aを読み取る。端末装置10は、ユーザの識別情報と、決済予定の金額を示す情報と、店舗の識別情報と、年齢確認フラグ(年齢を確認する必要があることを示すフラグ)とを、決済サーバ20に送信する(S200)。次に、決済サーバ20は、S200に送信された情報に基づいて、ユーザの年齢を確認して、ユーザの年齢が所定の年齢以上(例えば20歳以上)であるか否を判定する(S202)。
ユーザの年齢が所定の年齢以上の場合は、決済サーバ20は、決済を行う。ユーザの年齢が所定の年齢未満である場合、決済サーバ20は、決済をできないことを示す情報を端末装置10に送信する(S204)。端末装置10は、S204の情報を取得すると、自装置の表示部に決済ができないことを示す情報を送信する(S206)。これにより、表示部には「お客様の年齢で購入できない商品等が決済されようとしています」と表示され、更に支払いを取り消すためのボタンが表示される。
上記のように、電子決済システム1は、決済対象の商品等に、権限を有さないユーザが購入できない商品等が含まれている場合と、決済対象の商品等に、権限を有するユーザが購入できる商品等が含まれている場合とにおいて、より決済を円滑に行うことができる。例えば、酒店で、20歳未満のユーザがお酒を購入しようとした場合は、決済が行われずに、酒店で、20歳未満のユーザがお菓子を購入しようとした場合は、決済が行われる。このように、電子決済システム1は、店舗およびユーザの利便性を向上させると共に、より決済を円滑に行うことができる。
[決済手法2に関する処理(その1)]
店舗端末装置40の取得部42が、電子決済アプリが端末装置10の表示部に表示させたコード情報からユーザの識別情報および権限情報を取得する。店舗端末装置40の情報処理部44が、決済対象の商品等の識別情報をキーとして、商品等の識別情報と決済条件とが対応付けられた商品等情報52を検索して、決済対象の商品等の識別情報に対応付けられた決済条件(例えば年齢制限の情報)を取得し、ユーザの権限情報が決済条件を満たすか否かを判定する。
店舗端末装置40の情報処理部44は、決済条件を満たす場合、ユーザの識別情報に対応付けられたチャージ金額から商品等の価格を差し引いて決済を行う。店舗端末装置40の情報提供部46は、決済条件を満たさない場合、決済ができないことを示す情報をユーザに提供する。ユーザとは、例えば、店舗端末装置40を操作するユーザである。情報提供部46は、例えば、店舗端末装置40の表示部に決済ができないことを示す情報を表示させる。店舗端末装置40が、店員が操作する端末装置である場合、店員は決済条件を満たさないことを認識でき、店舗端末装置40が、商品等を購入するユーザが操作する端末装置(セルフレジ)である場合、ユーザは決済条件を満たさないことを認識できる。
図11は、電子決済システム1により実行される処理の流れの一例を示すシーケンス図(その1)である。まず、端末装置10が、ユーザの操作に応じて、ユーザの識別情報およびユーザの年齢を示す年齢情報がエンコードされたコード情報を表示部に表示する(S200)。次に、店舗端末装置40は、コード情報にエンコードされたユーザの識別情報および年齢情報を取得する(S204)。次に、店舗端末装置40は、取得した年齢情報と、店舗端末装置40の記憶装置に記憶された商品等情報52とに基づいて、商品等の決済の可否を判定する(S204)。次に、店舗端末装置40は、決済が可能と判定した場合、決済サーバ20に決済を依頼する(S206)。次に、決済サーバ20は、依頼に応じて決済を行う(S208)。
図12は、商品等の決済の可否の判定について説明するための図である。店舗端末装置40は、例えば、ユーザID「001」のユーザの年齢が20歳未満であることをコード情報から取得し、決済しようとしている商品等「P001」、「P002」に対して年齢制限フラグが対応付けられている場合、ユーザは、商品等「P001」、「P002」を決済できないと判定する。年齢制限フラグは、所定の年齢以上のユーザが決済できる商品等であることを示すフラグである。
例えば、店舗端末装置40は、決済ができない商品等が含まれている場合、店舗端末装置40の表示部に、図13に示すように、決済ができない商品等が含まれていることや、その理由、商品等の名称などを表示する。例えば、P001のビール、P002のたばこは、20歳未満のユーザに販売できないことを示す情報が表示される。
上記のように、電子決済システム1は、ユーザの権限情報が、商品等の識別情報に対応付けられた決済条件を満たすか否かを判定して、ユーザの決済を許可するか否かを判定することにより、店舗およびユーザの利便性を向上させると共に、より決済を円滑に行うことができる。
なお、上記の例では、店舗端末装置40が、商品等の識別情報に対応付けられた年齢制限フラグと、コード情報から取得したユーザの年齢とを比較して、決済が可能であるか否かを判定したが、これに代えて、店舗端末装置40は、決済が可能であるか否かの判定を行わずに、コード情報から取得したユーザの年齢を店舗端末装置40の表示部に表示させてもよい。例えば、店舗端末装置40が、端末装置10の表示部に表示されたコード情報を読み取り、読み取ったコード情報から取得した年齢情報を、図14に示すように、店舗端末装置40の表示部に表示させてもよい。
例えば、表示部には、決済サービスを利用しようとしているユーザは、20歳未満であること、ビールなどのお酒や、たばこの販売はできないことを示す情報、決済サービスを利用しようとしているユーザは、20歳以上であること、ビールなどのお酒や、たばこの販売はできることを示す情報が表示される。店舗の店員は、この情報を参照して、お酒やたばこをユーザに販売することができるかを判断することができる。
上記のように、電子決済システム1は、コード情報にエンコードされたユーザの年齢などの権限情報を、表示部に表示させることで、店員は、商品等の決済の権限を有するかを容易に認識することができ、店舗およびユーザの利便性を向上させると共に、より円滑な決済を実現することができる。
[決済手法2に関する処理(その2)]
店舗端末装置40が、電子決済アプリが端末装置10の表示部に表示させたコード情報からユーザの識別情報を取得する。決済サーバ20の取得部22が、決済対象の商品等の識別情報に対応付けられた決済条件を取得する。決済サーバ20の決済管理部24が、ユーザの識別情報をキーとして、ユーザの識別情報と権限情報とが対応付けられた決済サービスユーザ情報32を検索して、ユーザの権限情報を取得し、ユーザの権限情報が決済条件を満たす否かを判定する。決済サーバ20の決済管理部24は、決済条件を満たす場合、ユーザの識別情報に対応付けられたチャージ金額から商品等の価格を差し引いて決済を行う。決済サーバ20の決済処理部26は、決済条件を満たさない場合、決済ができないことを示す情報をユーザに提供する。ユーザとは、例えば、店舗端末装置40を操作するユーザまたは端末装置10のユーザである。
決済サーバ20の決済処理部26は、例えば、決済ができないことを示す情報を店舗端末装置40に提供し、店舗端末装置40の表示部に決済ができないことを示す情報を表示させる。また、決済サーバ20の決済処理部26は、端末装置10に決済ができないことを示す情報を提供し、端末装置10の表示部に決済ができないことを示す情報を表示させてもよい。店舗端末装置40が、店員が操作する端末装置である場合、店員は決済条件を満たさないことを認識でき、店舗端末装置40が、商品等を購入するユーザが操作する端末装置(セルフレジ)である場合、ユーザは決済条件を満たさないことを認識できる。
図15は、電子決済システム1により実行される処理の流れの一例を示すシーケンス図である。本処理では、決済サーバ20の記憶部30には、商品等の識別情報と商品等の決済条件(決済が可能な年齢)とが対応付けられた商品等情報が記憶されている。
まず、端末装置10が、ユーザの操作に応じて、ユーザの識別情報がエンコードされたコード情報を表示部に表示する(S300)。次に、店舗端末装置40は、コード情報にエンコードされたユーザの識別情報を取得する(S302)。次に、店舗端末装置40は、取得したユーザの識別情報と、決済対象の商品等の情報と、店舗の識別情報とを決済サーバ20に送信する(S304)。
決済サーバ20は、S304で送信された情報と、商品等情報の商品等の識別情報に対応付けられた年齢と、ユーザの識別情報に対応付けられた年齢とを比較して、商品等の決済が可能であるか否かを判定する(S306)。決済サーバ20は、決済の可否を示す判定の結果を端末装置10および店舗端末装置40に送信する(S308、S310)。決済ができない場合、端末装置10または店舗端末装置40の表示部には、前述した図13や図14に示したような年齢制限により決済ができないことを示す情報が表示される。
上記のように、電子決済システム1は、ユーザの権限情報が、商品等の識別情報に対応付けられた決済条件を満たすか否かを判定して、ユーザの決済を許可するか否かを判定することにより、店舗およびユーザの利便性を向上させると共に、より決済を円滑に行うことができる。
[その他1]
端末装置10は、ユーザの操作に応じて、ユーザの年齢を示す情報を端末装置10の表示部に表示させてもよい。例えば、端末装置10は、電子決済アプリを起動させて、コード情報を表示部に表示させる操作を行った場合、コード情報と共にユーザの年齢を示す情報を表示部に表示させる。図16は、表示部に表示されるコード情報とユーザの年齢を示す情報とを含むインターフェース画像の一例を示す図である。例えば、この年齢を示す情報は、決済サーバ20が、決済サービスユーザ情報32に基づいて電子決済アプリに生成させた情報である。例えば、決済サーバ20は、電子決済サービスの利用の申し込みの際に、身分証明書の提供をユーザに求め、身分証明書を確認したことを条件に、ユーザの年齢を示す情報を登録してもよい。
例えば、ユーザが、端末装置10に年齢を示す情報を表示部に表示させて、店員に提示することで、店員はユーザの年齢を確認することができる。
[その他2]
電子決済システム1は、テーブルオーダサービスにおいて、ユーザの権限情報に基づいて決済に対する権限をユーザが有するか否かを判定し、判定の結果に応じた所定の処理を実行してもよい。テーブルオーダでは、ユーザが店舗の座席等で電子決済アプリを利用して料理の注文を行うと、注文に応じて店舗のスタッフが座席まで料理を配膳する。そして、ユーザが料理を受け取り、電子決済アプリを介して、料理を受け取ったことを決済サーバ20に通知すると決済が完了する。これにより、ユーザは、例えば、レストランでスタッフに料理を注文することに代えて、電子決済アプリを利用して料理を注文して、レストランで食事をすることができ、更に電子決済アプリを利用して決済を行うことができる。
テーブルオーダにおいて、例えば、20歳未満のユーザがお酒を注文した場合、電子決済システム1は、この注文を受け付けることを拒否したり、この注文を受け付けられないことをユーザに通知したりしてもよい。例えば、テーブルオーダにおいて、ユーザが、電子決済アプリが表示部に表示させたレストランのメニューのうちお酒を注文する操作を行った場合、この情報は決済サーバ20に送信される。決済サーバ20は、注文を行ったユーザの権限情報に基づいて、ユーザが20歳以上であるか否かを判定する。ユーザが20歳未満である場合、決済サーバ20は、電子決済アプリに注文を受け付けられないことを通知し、電子決済アプリは、表示部に注文を受け付けられないことを示す情報を表示する。ユーザが20歳以上である場合、決済サーバ20は、注文を受け付け、受け付けた注文を店舗端末装置40に送信する。これにより、店舗端末装置40が受け付けた注文に応じて、レストランのスタッフがお酒をユーザに配膳する。このように、テーブルオーダサービスにおいて、電子決済システム1は、例えば、より円滑に注文の受付や配膳を行うと共に、より円滑な決済を行うことができる。
[変形例1]
変形例1では、決済サーバ20が、権限情報が過去に電子決済サービスを5回以上利用したことである場合、過去に電子決済サービスを5回以上利用したユーザは、所定の商品等を割引きで決済(購入)できる権限が付与される。図17は、変形例1の処理について説明するための図である。決済サービスユーザ情報32に記憶された商品等ID「P001」を過去に5回購入した情報が記憶されている。決済サーバ20の商品等情報には、商品等の識別情報に対して優待情報が対応付けられている。図17の例では、優待情報は、例えば、商品等「P001」を、電子決済サービスを利用して5回購入済で、6回目の購入の際に、○○%の割引が行われることである。決済サーバ20は、商品等「P001」の6回目の購入がされる際に、商品等「P001」について○○%の割引きを行って決済を行う。
上記のように、電子決済システム1は、条件を満たすユーザや、指定された商品等に対して、割引きを行うことができるため、ユーザの満足度や、ユーザの割引き対象の商品等の購買意欲を向上させることができる。
[変形例2]
変形例1では、購入回数に応じて割引きが適用されるものとしたが、変形例2では、購入回数に関わらず、対象の商品等が決済される際に割引きが適用されてもよい。図18は、変形例2の商品等情報の一例を示す図である。商品等情報には、例えば、商品等ID「P001」の決済に対して○○%の割引きが適用されることを示す情報が記憶されている。決済サーバ20は、商品等「P001」の購入がされる際に、商品等「P001」について○○%の割引きを行って決済を行う。
上記のように、電子決済システム1は、指定された商品等に対して、割引きを行うことができるため、ユーザの満足度や、ユーザの割引き対象の商品等の購買意欲を向上させることができる。
なお、上記の処理において、特定のユーザ(予め設定されたユーザや所定の属性のユーザ)が、優待情報が対応付けられた商品等を購入する際の決済において、優待が行われてもよい。
また、上述した各処理は重畳して行われてもよい。例えば、所定の店舗では、決済サーバ20が権限情報が決済条件を満たすか否かを判定し、他の店舗では、店舗端末装置40が権限情報が決済条件を満たすか否かを判定してもよい。
以上説明した実施形態の電子決済システム1は、電子決済サービスアプリケーションプログラム(以下、電子決済アプリ)を利用した電子決済方法であって、一以上のコンピュータが、電子決済アプリによる処理に応じて、ユーザの権限を特定するための権限情報およびユーザの識別情報を取得する取得し、権限情報に基づいて、決済対象の商品またはサービス(以下、商品等)に対する決済またはユーザが決済を行おうとしている店舗における決済に対する権限を前記ユーザが有するか否かを判定し、判定の結果に応じた所定の処理を実行することにより、より円滑な決済を行うことができる。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
1‥電子決済システム、10‥端末装置、20‥決済サーバ、22‥取得部、24‥決済管理部、26‥決済処理部、30‥記憶部、32‥決済サービスユーザ情報、34‥決済情報、36‥支払い情報、38‥入金情報、39‥店舗情報、40‥店舗端末装置、42‥取得部、44‥情報処理部、46‥情報提供部、50‥記憶部、52‥商品等情報

Claims (15)

  1. 店舗の端末装置に読み取らせるために端末装置の表示部にユーザの識別情報がエンコードされたコード情報を表示させる処理、または前記端末装置に店舗の識別情報がエンコードされたコード情報を読み取らせる処理を実行して、決済を行うサーバ装置と連携して電子決済サービスを実行する電子決済サービスアプリケーションプログラム(以下、電子決済アプリ)を利用した電子決済方法であって、
    一以上のコンピュータが、
    前記電子決済アプリによる前記処理に応じて、前記ユーザの権限を特定するための権限情報およびユーザの識別情報を取得する取得し、
    前記権限情報に基づいて、決済対象の商品またはサービス(以下、商品等)に対する決済または前記ユーザが決済を行おうとしている店舗における決済に対する権限を前記ユーザが有するか否かを判定し、
    前記判定の結果に応じた所定の処理を実行する、
    を備える電子決済方法。
  2. 一以上のコンピュータが、
    前記電子決済アプリが前記端末装置の表示部に表示させたコード情報から前記ユーザの識別情報を取得し、
    決済対象の商品等の識別情報に対応付けられた決済条件を取得し、
    前記ユーザの識別情報をキーとして、記憶装置に記憶されたユーザの識別情報と前記権限情報とが対応付けられた対応情報を検索して、前記ユーザの権限情報を取得し、
    前記ユーザの前記権限情報が前記決済条件を満たす否かを判定し、
    前記決済条件を満たす場合、前記ユーザの識別情報に対応付けられたチャージ金額から商品等の価格を差し引いて決済を行い、
    前記決済条件を満たさない場合、決済ができないことを示す情報を提供する、
    請求項1に記載の電子決済方法。
  3. 一以上のコンピュータが、
    前記決済対象の商品等を提供している店舗の端末装置から前記決済対象の商品等の識別情報を取得し、
    前記商品等の識別情報をキーとして、前記商品等の識別情報と前記決済条件とが対応付けられた対応情報を検索して、前記商品等の識別情報に対応付けられた決済条件を取得する、
    請求項2に記載の電子決済方法。
  4. 一以上のコンピュータが、
    決済対象の商品等の識別情報をキーとして、前記商品等の識別情報と優待情報とが対応付けられた対応情報を検索し、前記決済対象の商品等の識別情報に対応付けられた優待情報を取得し、
    前記決済対象の商品等の決済において優待情報を利用して決済を行う、
    請求項2または3に記載の電子決済方法。
  5. 一以上のコンピュータが、
    前記ユーザの識別情報および前記電子決済アプリが前記店舗に設けられたコード情報から取得した店舗の識別情報を、前記電子決済アプリから取得し、
    前記ユーザの識別情報をキーとして、前記ユーザの識別情報と前記権限情報とが対応付けられた対応情報を検索して、前記ユーザの権限情報を取得し、
    前記店舗の識別情報をキーとして、前記店舗の識別情報と前記店舗で決済を行う決済条件とが対応付けられた対応情報を検索して、前記店舗に対応する決済条件を取得し、
    前記ユーザの権限情報が前記決済条件を満たすか否かを判定し、
    前記決済条件を満たす場合、前記ユーザの識別情報に対応付けられたチャージ金額から商品等の価格を差し引いて決済を行い、
    前記決済条件を満たさない場合、決済ができないことを示す情報を前記電子決済アプリに提供する、
    請求項1から4のうちいずれか1項に記載の電子決済方法。
  6. 一以上のコンピュータが、
    前記電子決済アプリが前記端末装置の表示部に表示させたコード情報から前記ユーザの識別情報および前記権限情報を取得し、
    決済対象の商品等の識別情報をキーとして、記憶装置に記憶された前記商品等の識別情報と決済条件とが対応付けられた条件情報を検索して、前記決済対象の商品等の識別情報に対応付けられた決済条件を取得し、
    前記ユーザの前記権限情報が前記決済条件を満たすか否かを判定し、
    前記決済条件を満たす場合、前記ユーザの識別情報に対応付けられたチャージ金額から前記商品等の価格を差し引いて決済を行い、
    前記決済条件を満たさない場合、決済ができないことを示す情報をユーザに提供する、
    請求項1から5のうちいずれか1項に記載の電子決済方法。
  7. 前記決済条件は、前記ユーザの年齢が所定の年齢以上であることであり、
    前記権限情報は、ユーザの年齢または前記年齢を特定するための情報である、
    請求項2から6のうちいずれか1項に記載の電子決済方法。
  8. 一以上のコンピュータが、
    前記権限情報に基づいて、決済対象のたばこ、または酒に対する決済に対する権限を前記ユーザが有するか否かを判定する、
    請求項7に記載の電子決済方法。
  9. 一以上のコンピュータが、
    前記権限情報に基づいて、決済に関して年齢制限が設けられた前記店舗で決済を行う権限を有するか否かを判定する、
    請求項7または8に記載の電子決済方法。
  10. 店舗の端末装置に読み取らせるために端末装置の表示部にユーザの識別情報がエンコードされたコード情報を表示させる処理、または前記端末装置に店舗の識別情報がエンコードされたコード情報を読み取らせる処理を実行して、決済を行うサーバ装置と連携して電子決済サービスを実行する電子決済サービスアプリケーションプログラム(以下、電子決済アプリ)を利用した電子決済システムであって、
    前記電子決済アプリによる処理に応じて、前記ユーザの権限を特定するための権限情報およびユーザの識別情報を取得部と、
    前記権限情報に基づいて、決済対象の商品またはサービス(以下、商品等)に対する決済または前記ユーザが決済を行おうとしている店舗における決済に対する権限を前記ユーザが有するか否かを判定する判定部と、
    前記判定の結果に応じた所定の処理を実行する処理部と、
    を備える電子決済システム。
  11. 店舗の端末装置に読み取らせるために端末装置の表示部にユーザの識別情報がエンコードされたコード情報を表示させる処理、または前記端末装置に店舗の識別情報がエンコードされたコード情報を読み取らせる処理を実行して、決済を行うサーバ装置と連携して電子決済サービスを実行する電子決済サービスアプリケーションプログラム(以下、電子決済アプリ)と、
    前記電子決済アプリによる処理に応じて、前記ユーザの権限を特定するための権限情報およびユーザの識別情報を取得する取得部と、
    前記権限情報に基づいて、決済対象の商品またはサービス(以下、商品等)に対する決済または前記ユーザが決済を行おうとしている店舗における決済に対する権限を前記ユーザが有するか否かを判定する判定部と、
    前記判定の結果に応じた所定の処理を実行する処理部と、
    を備える電子決済システム。
  12. 店舗の端末装置に読み取らせるために端末装置の表示部にユーザの識別情報がエンコードされたコード情報を表示させる処理、または前記端末装置に店舗の識別情報がエンコードされたコード情報を読み取らせる処理を実行して、決済を行うサーバ装置と連携して電子決済サービスを実行する電子決済サービスアプリケーションプログラム(以下、電子決済アプリ)を利用した電子決済を行うためのプログラムであって、
    一以上のコンピュータに、
    前記電子決済アプリによる処理に応じて、前記ユーザの権限を特定するための権限情報およびユーザの識別情報を取得させ、
    前記権限情報に基づいて、決済対象の商品またはサービス(以下、商品等)に対する決済または前記ユーザが決済を行おうとしている店舗における決済に対する権限を前記ユーザが有するか否かを判定させ、
    前記判定の結果に応じた所定の処理を実行させる、
    プログラム。
  13. コンピュータに、
    端末装置の表示部にユーザの識別情報および決済に関する権限情報がエンコードされたコード情報を表示させ、
    前記コード情報を前記表示部に表示させた後に、前記コード情報が店舗の端末装置に読み取られたことに応じて、電子決済サービスを提供する決済サーバ装置から、前記ユーザが決済しようとしている商品またはサービス(以下、商品等)に設定された条件を前記権限情報が満たさないことを示す情報、或いは前記設定された条件を前記権限情報が満たし且つ決済が完了したことを示す情報を取得させ、
    前記取得させた情報を、前記表示部に表示させる、
    電子決済アプリケーションプログラム。
  14. コンピュータに、
    端末装置に設けられたカメラを起動させ、
    店舗の識別情報がエンコードされたコード情報を前記カメラに撮像させ、
    前記撮像させた画像から取得した前記店舗の識別情報を取得させ、
    ユーザに決済の金額を入力させるためのインターフェース画像を表示部に表示させ、
    前記店舗の識別情報および前記インターフェース画像に入力された金額を示す情報を、決済を行う決済サーバに送信させた後、
    前記決済サーバから、前記ユーザが決済しようとしている商品またはサービス(以下、商品等)に設定された条件を決済に関する権限情報が満たさないことを示す情報、或いは前記設定された条件を前記権限情報が満たし且つ決済が完了したことを示す情報を取得させ、
    前記取得させた情報を、前記表示部に表示させる、
    電子決済アプリケーションプログラム。
  15. 前記設定された条件は、年齢制限であり、
    前記権限情報は、前記ユーザの年齢である、
    請求項13または14に記載の電子決済アプリケーションプログラム。
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