JP2022176569A - V型エンジンの熱マネジメント構造 - Google Patents

V型エンジンの熱マネジメント構造 Download PDF

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【課題】両バンクの内側空間に収められた排気系装置による熱害を抑制するとともに、当該装置の放熱も効率よく行うことができるV型エンジンの熱マネジメント構造を提供する。【解決手段】エンジンカバー20には、中央よりも前側に開口部21が設けられている。インシュレータ30は、エンジンカバー20の開口部21から、その一部を露出しており、開口部21から露出したインシュレータ30の一部には、スリット31a~31c及びルーバ32a~32cが設けられている。ルーバ32a~32cは、車両の前方に向かって傾斜するように設けられている。開口部21に入った走行風は、次にルーバ32a~32cの傾斜面に当たることでその向きを変えて、スリット31a~31cを通り、両バンクの内側空間に入る。【選択図】図7

Description

本発明は、V型エンジンの排気マニホルド以降に接続されている排気系装置を両バンクの内側空間に収めたV型エンジンの熱マネジメント構造に関する。
従来、V型エンジンを搭載する車両においては、エンジンルームの空間を効率よく利用すべく、両バンクの間に吸気系装置または排気系装置を収めることが行われている。そして、防音対策や意匠性向上のため、その吸気系装置または排気系装置を覆うようにエンジンカバーが取り付けられる。このような構造上、両バンクの内側空間は熱がこもることになるため、その熱を効率よく逃がして熱害を防ぐ技術が考案されている。
例えば特許文献1では、V型エンジンの両バンクの間に吸気系装置を配置し、エンジンカバーに、ファンからの風を取り入れる風取入口や、取り入れた風を当てて上昇流にするヒートインシュレータを設け、上昇流を該カバー上面に設けられたルーバから逃がすことで、バンク内の熱気を、発生した上昇流とともにルーバから上後方に排出するようにしている。
特開平10-331636号公報
従来では、V型エンジンの両バンクの間に排気系装置を収めると熱がこもりやすいため、両バンクの間に吸気系装置を収めることが一般的であった。しかし、近年では、特に、ディーゼルエンジン車では、排気ガス浄化装置に使われる触媒を適温にして早期に活性化及び保温させる必要があり、熱がこもる両バンクの内側空間に、敢えてこれらを配置する試みが進められている。
つまり、排気熱を利用することで、エンジン始動時から触媒の効果的な昇温と保温を図る、というものである。しかし、熱がこもりやすい両バンクの内側空間に排気系装置を収めると、当然熱害による危険性も高まることになる。そのため、内側空間が触媒にとって適温になった以降は、一方では排気熱を利用しつつ、一方では内側空間の温度が必要以上に上がり過ぎないように排気系装置を放熱せしめて熱害を防ぐという、適切な熱マネジメントが必要となる。
その点、例えば、引用文献1のようなV型エンジンの構造では、両バンクの間に吸気系装置が収められているが、仮に、両バンクの間に排気系装置を収めた場合、エンジンカバーと熱源(排気系装置)を遮るものはないため、エンジンカバーに対する熱害が発生する可能性が高い。つまり、比較的高温の熱源を通過して熱を持った風が、ヒートインシュレータに当たってそのままエンジンカバーのルーバを通過することになる。エンジンカバーは樹脂製であり、熱害による危険性も高い。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、両バンクの内側空間に収められた排気系装置による熱害を抑制するとともに、当該装置の放熱も効率よく行うことができるV型エンジンの熱マネジメント構造を提供することを課題とする。
上記課題を達成するため、本発明の第1の発明は、V型エンジンの排気マニホルド以降に接続されている排気系装置を両バンクの内側空間に収めたV型エンジンの熱マネジメント構造であって、前記内側空間の上部を覆うように取り付けられたエンジンカバーと、前記エンジンカバーと前記排気系装置の間に配置されて、前記排気系装置から前記エンジンカバーに伝わる熱を遮断するインシュレータと、を有する、V型エンジンの熱マネジメント構造である。
次に、本発明の第2の発明は、上記第1の発明に係るV型エンジンの熱マネジメント構造であって、前記エンジンカバーの上面の一部には開口部が設けられており、当該開口部から前記インシュレータの一部が露出されている、V型エンジンの熱マネジメント構造である。
次に、本発明の第3の発明は、上記第2の発明に係るV型エンジンの熱マネジメント構造であって、前記開口部から露出した前記インシュレータの一部には、前記V型エンジンが車両に搭載された際の前記車両の進行方向に直交する方向が長手方向となるスリットが設けられている、V型エンジンの熱マネジメント構造である。
次に、本発明の第4の発明は、上記第3の発明に係るV型エンジンの熱マネジメント構造であって、前記スリットにおける前記車両の後方の側の長辺には、前記スリットの長手方向に延びる板状のルーバが、前記車両の前方に向かって傾斜するように設けられている、V型エンジンの熱マネジメント構造である。
次に、本発明の第5の発明は、上記第1の発明~上記第4の発明のいずれか1つに係るV型エンジンの熱マネジメント構造であって、前記V型エンジンは、前記排気系装置としてのタービンを備える過給機を有しており、前記インシュレータは、少なくとも前記タービンを覆うように配置されている、V型エンジンの熱マネジメント構造である。
次に、本発明の第6の発明は、上記第1の発明~上記第5の発明のいずれか1つに係るV型エンジンの熱マネジメント構造であって、前記エンジンカバーは、前記V型エンジンが車両に搭載された際、前記車両の前方の側よりも後方の側のほうが高くなるように傾斜されている、V型エンジンの熱マネジメント構造である。
第1の発明によれば、エンジンカバーと排気系装置の間にインシュレータを介在させる位置関係であるので、インシュレータは、排気系装置から発せられる熱を直接受ける場所に位置し、排気系装置からエンジンカバーへの熱の伝わりを遮断する。また、両バンクの内側空間に入り、排気系装置の間を流れる走行風や冷却ファン等による冷却風に対し、インシュレータがその空気の流れを遮る(あるいは、変える)ように機能することはなく、排気系装置の放熱は適宜なされることになる。したがって、両バンクの内側空間に収められた排気系装置による熱害を抑制するとともに、当該装置の放熱も効率よく行うことができる。
第2の発明によれば、車両走行時には、開口部から両バンクの内側空間へ走行風が入り込み、両バンクの内側空間の空気がかき混ぜられるので、排気系装置の放熱がより促進されることになる。また、エンジン停止時には、両バンクの内側空間にこもった熱気はエンジンカバー側へ上昇するので、開口部をその上昇する熱気の排出口として機能させることもできる。
第3の発明によれば、車両走行時には、開口部からインシュレータのスリットを通って両バンクの内側空間へ走行風が入り込み、インシュレータの下方に位置する排気系装置の間を走行風が流れるので、排気系装置の放熱がより促進されることになる。また、エンジン停止時には、両バンクの内側空間にこもった熱気はエンジンカバー側へ上昇するので、スリット及び開口部をその上昇する熱気の排出口として機能させることができる。
第4の発明によれば、ルーバの傾斜面に当たった走行風は、向きを変えてスリットを通り、両バンクの内側空間へと入り込む。よって、インシュレータの下方に位置する排気系装置の間を流れる走行風の流量を多くすることができ、排気系装置の放熱がより促進されることになる。
第5の発明によれば、過給機は、他の排気系装置と比較してよりエンジンカバーに近い位置に設定されるのが通常であるうえ、タービンは排気の上流側であり高温である。このような特徴を有する過給機とエンジンカバーの間にインシュレータが介在されるため、エンジンカバーの熱害を防ぐことができる。
第6の発明によれば、エンジンカバーに傾斜を設けない場合はエンジンカバーを進行方向から見た際に現れる開口部の面積は0であるのに対し、傾斜を持たせた場合はその面積が大きくなる。面積が増えた分だけ、より両バンクの内側空間に走行風を呼び込むことができるので、排気系装置の放熱がより促進されることになる。
本実施形態に係るV型エンジンを車両に搭載した状態を示す図である。 本実施形態に係るV型エンジンの概要を説明するための分解斜視図である。 インシュレータの斜視図である。 本実施形態に係るV型エンジンの正面図である。 図4におけるV-V断面図である。 本実施形態に係るV型エンジンの平面図である。 車両走行時の本実施形態に係るV型エンジンの作用・効果を説明するための図である。 本実施形態に係るV型エンジンが停止した場合の作用・効果を説明するための図である。
●[V型エンジンの概要(図1~図3)]
以下に本発明を実施するための実施形態を図面を用いて説明する。まず、図1~図3を用いて、車両1に搭載されるV型エンジン10の概要を説明する。なお、図中に「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」が示されている場合、「前」、は車両1の前方向を指し、「後」は車両1の後方向を指す。また、「左」は車両1の左方向を指し、「右」は車両1の右方向を指す。「上」は車両1の上方向を指し、「下」は車両1の下方向を指す。
図1に示すように、V型エンジン10は、車両1におけるエンジンルーム2に例えば縦置きされている。つまり、V型エンジン10のクランクケース50に収められたクランクシャフト(図示せず)の回転軸11は、車両1の前後方向を向いている。なお、エンジンルーム2には、V型エンジン10以外にもラジエータ、冷却ファン、バッテリ、エアクリーナ、その他配管や配線等が配置されるが図1では図示を省略している。
図2に示すように、V型エンジン10は、複数のシリンダが形成された右バンク51と左バンク52(両バンクに相当する)を有しており、右バンク51と左バンク52には所定のバンク角が設定されている。右バンク51と左バンク52の間には内側空間53が形成されており、エンジンルーム2のスペースを有効に活用するため、内側空間53にはエンジン補機が収められている。エンジン補機としては、主に排気系装置が収められており、例えば排気ガス浄化装置、排気系装置としてのタービンを備える過給機等である。なお、更なるスペース有効活用のため、内側空間53には排気系装置のほかに吸気系装置の一部が収められていてもよい。
図2に示すように、エンジンカバー20は、内側空間53の上部を覆うように取り付けられている。エンジンカバー20は、例えば樹脂製で、表面には所定のデザインが型取られており、ユーザがエンジンルーム2の内部におけるV型エンジン10を見た場合に、その見栄えを良くしている。つまり、V型エンジン10からエンジンカバー20を取り外さない限り、エンジンルーム2を開けた際に、内側空間53に収められたエンジン補機が視認されることはなく、これが内側空間53に熱がこもる一つの要因となっている。
また、図2に示すように、エンジンカバー20は、上面の一部に開口部21が設けられている。車両1が走行した際、エンジンルーム2にはフロントグリル(図示せず)から走行風3(図1参照)が入ってくるが、開口部21は、走行風3をV型エンジン10の内側空間53へ導くための導入口となる。また、高負荷運転によりV型エンジン10が高温となった直後に、アイドリング等の低負荷運転を経ることなくV型エンジン10を停止させた場合(デッドソーク)、排気系装置が発する熱気はエンジンカバー20の側へ上昇するが、開口部21は、その上昇する熱気の排出口としても機能する。
インシュレータ30、40は、エンジンカバー20と排気系装置の間に配置される。インシュレータ30、40は、それぞれ別体であり、インシュレータ30は内側空間53の前側に、インシュレータ30は内側空間53の後側に配置される。言い換えれば、エンジンカバー20の下側にインシュレータ30、40が配置され、さらにインシュレータ30、40の下側に排気系装置が配置される。インシュレータ30、40は、例えばアルミ等の金属製で、排気系装置からエンジンカバー20に伝わる熱を遮断する。
また、図3に示すように、インシュレータ30は、スリット31a~31c及びルーバ32a~32cを有する。スリット31a~31cは、車両1の進行方向(前後方向)に直交する方向が長手方向となっており、インシュレータ30において例えば3つ形成されている。ルーバ32a~32cは、各スリット31a~31cの長手方向に延びる板状のもので、スリット31a~31cにおける車両1の後方の側の長辺33に、車両1の前方に向かって傾斜するように設けられている(図6参照)。
●[エンジンカバーとインシュレータの構造及び特徴(図4~図6)]
図5、6に示すように、エンジンカバー20には、中央よりも前側に開口部21が設けられている。また、エンジンカバー20は、車両1の前方の側よりも後方の側のほうが高くなるように傾斜して取り付けられており、水平面に対して所定の角度θを有している。したがって、図4に示すように、車両1の前方からV型エンジン10を見た正面視においては、エンジンカバー20の上面が現れる結果、上面に設けられた開口部21も現れることとなり、走行風3が開口部21から入り易くしている。
また、インシュレータ30は、エンジンカバー20の開口部21から、その一部が露出されている。また、開口部21から露出されたインシュレータ30の一部には、スリット31a~31c及びルーバ32a~32cが設けられている。ルーバ32a~32cは、上述したように、車両1の前方に向かって傾斜するように設けられている。
ここで、V型エンジン10の場合、過給機が2つ設けられる(ツインターボ61)ことが多い。過給機のタービンは、排気マニホルドのすぐ下流側に接続されるため、排気系装置のなかで特に高温となるので、走行風3(図1参照)による冷却を期待するならば開口部21に近いほうがよい。また、右バンク51と左バンク52には所定のバンク角が設定されているため、内側空間53は、下側から上側に向かって広がる空間であるので、ツインターボ61の収納には、必然的に内側空間53の上側まで場所が取られる。その結果、ツインターボ61は、よりエンジンカバー20に接近する。インシュレータ30は、主に、エンジンカバー20の下面に近接するこのようなツインターボ61を覆うように取り付けられている。
一方、インシュレータ40は、前端部41がインシュレータ30の後端部34に重ねられたうえで、インシュレータ30と比較してエンジンカバー20とは距離が取られて、主に排気ガス浄化装置62を覆うように取り付けられている。また、インシュレータ40は、排気ガス浄化装置62が上述したツインターボ61ほど収納スペースを必要とするものではないため、後方に向かうほどエンジンカバー20と距離が離れるように取り付けられている。なお、インシュレータ40とエンジンカバー20の間に確保できたスペースには、例えば吸気系装置であるインタークーラ等を配置してもよい。
●[エンジンカバーの開口部とインシュレータのスリット及びルーバの作用・効果(図7、図8)]
図7に示すように、車両1が走行した際、走行風3は、開口部21に入り込む。この際、エンジンカバー20が所定の角度θだけ傾斜しており、開口部21(開口面)に対する走行風3の法線ベクトル成分が増えるため、傾斜させない場合(法線ベクトル成分は0である)と比較してより多くの走行風3を取り込むことができる。
開口部21に入った走行風3は、次にルーバ32a~32cの傾斜面に当たることでその向きを変えて、スリット31a~31cを通り、内側空間53に入る。このように、ルーバ32a~32cが設けられていることで、スリット31a~31cのみが設けられる構造と比較してより多くの走行風3を内側空間53に導くことができる。
内側空間53に導かれた走行風3は、排気系装置(ツインターボ61、排気ガス浄化装置62)とインシュレータ30の間を通って、排気系装置の熱を下げつつインシュレータ30の後端部34へ到達し、引き続き、排気系装置とインシュレータ40の間を通って、同様に排気系装置の熱を下げつつ内側空間53を通り抜ける。
また、図8に示すように、車両1のエンジン停止時、走行風3が発生しないのはもちろんであるが、エンジン停止後に冷却ファンを回すような仕様でない限り、排気系装置とインシュレータ30、40の間を空気が流れることはない。そのため、特にデッドソーク時においては、排気系装置から大量の熱が発生する。しかし、内側空間53にこもった熱気はエンジンカバー側へと上昇すると、インシュレータ40の下面に沿って、インシュレータ30の側へ流れ、最終的にスリット31a~31cや開口部21から排出される。
本発明のV型エンジンの熱マネジメント構造は、本実施の形態で説明した外観、構成、構造等に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、本実施形態において、スリットとルーバがそれぞれ3つ設けられた構成としたが、走行風を内側空間に導く、あるいは、エンジン停止後に内側空間にこもった熱気を逃がすことができるものであればよく、例えば2つであっても良いし、4つであっても良い。
また、本実施形態において、インシュレータ30とは別にインシュレータ40が設けられる構成としたが、それぞれを一体にして一つのインシュレータとしても良い。逆に、インシュレータ40をさらに2以上のインシュレータに分けても良い。
また、本実施形態において、V型エンジンが車両におけるエンジンルームに縦置きされるものとして説明したが、横置きであっても良い。つまり、横置きの場合であっても、車両の進行方向に直交する方向が長手方向となるスリットが設けられるとともに、スリットの長手方向に延びる板状のルーバが、車両の前方に向かって傾斜するように設けられれば、走行風を内側空間に導くことができる。
また、本実施形態において、過給機が2つ設けられる(ツインターボ)ものとして説明したが、1つの過給機が設けられるものであっても良い。
1 車両
2 エンジンルーム
3 走行風
10 V型エンジン
11 回転軸
20 エンジンカバー
21 開口部
30 インシュレータ
31a~31c スリット
32a~32c ルーバ
33 長辺
34 後端部
40 インシュレータ
41 前端部
50 クランクケース
51 右バンク
52 左バンク
53 内側空間
61 ツインターボ
62 排気ガス浄化装置
θ 角度

Claims (6)

  1. V型エンジンの排気マニホルド以降に接続されている排気系装置を両バンクの内側空間に収めたV型エンジンの熱マネジメント構造であって、
    前記内側空間の上部を覆うように取り付けられたエンジンカバーと、
    前記エンジンカバーと前記排気系装置の間に配置されて、前記排気系装置から前記エンジンカバーに伝わる熱を遮断するインシュレータと、
    を有する、
    V型エンジンの熱マネジメント構造。
  2. 請求項1に記載のV型エンジンの熱マネジメント構造であって、
    前記エンジンカバーの上面の一部には開口部が設けられており、当該開口部から前記インシュレータの一部が露出されている、
    V型エンジンの熱マネジメント構造。
  3. 請求項2に記載のV型エンジンの熱マネジメント構造であって、
    前記開口部から露出した前記インシュレータの一部には、前記V型エンジンが車両に搭載された際の前記車両の進行方向に直交する方向が長手方向となるスリットが設けられている、
    V型エンジンの熱マネジメント構造。
  4. 請求項3に記載のV型エンジンの熱マネジメント構造であって、
    前記スリットにおける前記車両の後方の側の長辺には、前記スリットの長手方向に延びる板状のルーバが、前記車両の前方に向かって傾斜するように設けられている、
    V型エンジンの熱マネジメント構造。
  5. 請求項1~4のいずれか1項に記載のV型エンジンの熱マネジメント構造であって、
    前記V型エンジンは、前記排気系装置としてのタービンを備える過給機を有しており、
    前記インシュレータは、少なくとも前記タービンを覆うように配置されている、
    V型エンジンの熱マネジメント構造。
  6. 請求項1~5のいずれか1項に記載のV型エンジンの熱マネジメント構造であって、
    前記エンジンカバーは、前記V型エンジンが車両に搭載された際、前記車両の前方の側よりも後方の側のほうが高くなるように傾斜されている、
    V型エンジンの熱マネジメント構造。
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