JPS6030421Y2 - 過給機付内燃機関の過給空気冷却装置 - Google Patents

過給機付内燃機関の過給空気冷却装置

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JPS6030421Y2
JPS6030421Y2 JP7757681U JP7757681U JPS6030421Y2 JP S6030421 Y2 JPS6030421 Y2 JP S6030421Y2 JP 7757681 U JP7757681 U JP 7757681U JP 7757681 U JP7757681 U JP 7757681U JP S6030421 Y2 JPS6030421 Y2 JP S6030421Y2
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JP
Japan
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supercharged air
heat exchange
air cooling
internal combustion
supercharger
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JP7757681U
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JPS57193028U (ja
Inventor
喜夫 岩佐
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は過給付内燃機関の過給空気冷却装置に関する。
過給付内燃機関において、吸気コンプレッサによって機
関に供給される過給空気があまり高温になると、ノッキ
ングが発生し、機関の出力が低下するので、これを防止
するために吸気通路に過給空気冷却装置(以下インター
クーラという)を設けている。
ところが、従来では第1図及び第2図に示すように熱交
換部Bに開口を持つ略四角形状のインタークーラAを機
関本体Cの冷却水用のラジェータDより下流側に配置し
である(実開昭50−70307号)。
従って、ラジェータDを通過した後の車両両走行風を利
用することになり、高温の過給空気を十分に冷却できず
、過給空気に対る冷却効果を上げようとすれば、インタ
ークーラAの熱交換部Bの車両走行風流通方向幅を増大
しなければならという問題を生じる。
本考案は上記の実情に鑑みてなされたもので、過給空気
冷却装置の熱交換部を車両走行風が直接当たるラジェー
タ前方の空間部に配置すると共に、熱交換部の車両走行
風流通方向幅を狭く、かつ熱交換部の開口全断面積を吸
気コンプレッサ入口部の断面積より大きくすることによ
り、従来の問題点を解決することを目的とする。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
本実施例を示す第3図及び第5図において、機関本体1
の吸気マニホールド2に接続する吸気通路3には、排気
通路4内の排気により駆動される過給機5の排気タービ
ン5Aと一体に回転する過給機5の吸気コンプレッサ5
Bが設けられている06は排気バイパス弁、7はウォー
タジャケットである。
機関本体1からの排気により排気タービン5Aが駆動さ
れると吸気コンプレッサ5Bが一体に回転駆動し、エア
クリーナ8から吸入した空気がエアフロメータ9を通り
吸気コンプレッサ5Bで加圧され過給空気として吸気絞
弁10を介して吸気マニホールド2を通過する。
この際、燃料噴射弁11から機関運転条件に応じて電子
制御された燃料量が噴射されて過給空気と混合し適正混
合気が生皮されて機関本体1に供給される。
前記過給空気があまり高温になり過ぎると、機関本体1
で7ツキングが発生するので、これを防止するために吸
気コンプレッサ5Bより下流の吸気通路3に過給空気冷
却装置としての空冷式インタークーラ12が介装されて
いる。
このインタークーラ12は第4図示の如<、車両走行風
が直接当たるようにグリル13の下方部でバンパ14と
第1クロスメンバ15との間に配置されている。
そして、その形状は車幅方向に長く、車両走行風と過給
空気との熱交換を行なう熱交換部としてのコア部12A
の車両走行風流通方向幅Wが吸気コンプレッサ5Bの入
口部5Cの内径dよりも狭く、かつ前記コア部12Aの
開口断面積が吸気コンプレッサ入口部5Cの開口断面積
より約2倍〜4倍程度大きい。
そして、その開口部としての入口部12a及び出口部1
2bが第5図示の如く長円形状に形成されている。
12Cはインタークーラ12に設けた取付用ブラケット
である。
インタークーラ12の下方には、障害物或いは路面から
の飛石等からインタークーラ12を防護する防護板16
がグリル13の取付板(図示せず)或いは第1クロスメ
ンバ15等に固定されて設けられている。
尚、17はカークーラ用ラジェータ、18は機関冷却水
用ラジェータ、19はラジェータサポート、20はクー
リングファン、21はエンジンフード、22はアンダー
カバーである。
次に作用を説明する。
車両走行時、グリル13及びバンパ14と防護板16の
隙間から車両走行風X及びYが車両前部に流入する。
車両走行風Xの大部分はカークーラ用ラジェータ17、
機関冷却水用ラジェータ18及びクーリングファン20
を介して機関本体1側へ流れる。
一方、車両走行風Yはインタークーラ12に直接当たり
、そのコア部12Aの周囲を通過する。
この時に、インタークーラ12のコア部12A内を流通
する過給空気と熱交換して過給空気を冷却する。
このように、車両走行風がコア部12Aに直接当たるの
で、インタークーラ12の冷却効率は向上する。
また、コア部12Aの開口断面積が機関最高出力時にエ
アクリーナ8から吸気コンプレッサ5Bに至る吸気通路
3の最小開口断面となる吸気コンプレッサ5Bの入口部
5Cの断面積よりも大きいため、コア部12Aに流入す
る過給空気の流速が遅く、滞留時間がながくなり、更に
は、コア912Aの幅Wを、吸気コンプレッサ5Bの略
円形な入口部5Cの内径dよりも狭くすることにより、
コア部12Aと吸気コンプレッサ5Bの入口部5Cの両
開口断面面積の関係から、コア部12Aの入口部12a
及び出口部12bが縦長の大きな長円形状となり、過給
空気をコア部12A全体に均一に分流し易くできるので
、熱交換率が大幅に向上し、インタークーラ12の冷却
効率がより一層向上すると共に、過給空気の通気抵抗も
低減でき機関の出力性能を確保できる。
このため、従来と同じ冷却能力を得る場合には、インタ
ークーラ12を小型にすることができる。
インタークーラ12を通過した車両走行風Yはアンダー
カバー22の下方とカークーラ用及び機関冷却水用の各
ラジェータ17及び18の下部に分流する。
従って、各ラジェータ17.18の下部とインタークー
ラ12が重なっていても各ラジェータ17.18の冷却
作用を損うことはない。
そして、防護板16により路上の障害物或いは飛石等か
らインタークーラ12を防護でき、コア部12A等の損
傷による冷却作用の低下及び通気抵抗の増大等を未然に
防ぐことができる。
尚、防護板はバンパ又はグリル取付板を延長して形成し
てもよく、また、防護板に小孔を設は通気性を持たせる
ようにしてもよい。
以上述べたように本考案によれば、過給空気冷却装置の
熱交換部を車両走行風が直接当たるラジェータ前方空間
部に配置したので、冷たい外気により高温の過給空気を
十分に冷却でき、熱交換部を小型軽量にすることができ
る。
また、熱交換部の車両走行風流通方向の幅を吸気通路の
最小開口断面となる吸気コンプレッサ入口部の内径より
狭くしたので、コア部の開口部が縦長となり過給空気を
コア部全体に均一に分流し易く冷却効率が向上する。
しかも、極めて薄幅で通気抵抗の少ない熱交換部が形成
でき、その下流に位置するラジェータ等に十分車速風を
供給することができる。
また、熱交換部の過給空気の開口部全断面積を吸気コン
プレッサ入口部断面積より大きくしたので、コア部に流
入する過給空気の流速を遅くして滞留時間を長くでき、
冷却効率を高くできる。
更に、これらのことが相撲って、冷却効率の大巾向上、
ノッキングの防止、出力性能の向上、インタークーラの
小型化等を総合的に改善できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の取付状態図、第2図は従来装置の説
明図、第3図は本考案の過給空気冷却装置の1実施例を
取り付けた内燃機関の構成国、第4図は同上装置の取付
状態図、第5図は同上装置の説明図、である。 1・・・・・・機関本体、3・・・・・・吸気通路、4
・・・・・・排気通路、5A・・・・・・排気タービン
、5B・・・・・・吸気コンプレッサ、5C・・・・・
・吸気コンプレッサ入口部、12・・・・・・インター
クーラ、12A・曲・コア部(熱交換部)12a・・・
・・・入口部、12b・・・・・・出口部、14・・・
・・・バンパ、、15・曲・第1クロスメンバ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機関排気により回転駆動される排気タービンと、この排
    気タービンと一体に回転駆動して過給空気を機関に供給
    する吸気コンプレッサと、からなる過給機を備えると共
    に、前記コンプレッサより下流の吸気通路に過給空気冷
    却装置を設けた過給機付内燃機関において、前記過給空
    気冷却装置の熱交換部を車両走行風が直接当たるラジェ
    ータ前方空間部に配置すると共に、前記熱交換部の車両
    走行風流通方向の幅を前記吸気コンプレッサ入口部の内
    径より狭くかつ熱交換部の開口部全断面積を吸気コンプ
    レッサ入口部断面積より大きくなるよう熱交換部を形成
    したことを特徴とする過給機付内燃機関の過給空気冷却
    装置。
JP7757681U 1981-05-29 1981-05-29 過給機付内燃機関の過給空気冷却装置 Expired JPS6030421Y2 (ja)

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JPS57193028U JPS57193028U (ja) 1982-12-07
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6015928U (ja) * 1983-07-12 1985-02-02 本田技研工業株式会社 自動車用タ−ボ過給機付エンジンのインタク−ラ取付装置
DE3825071C1 (ja) * 1988-07-23 1989-10-05 Daimler-Benz Aktiengesellschaft, 7000 Stuttgart, De
KR101241188B1 (ko) * 2006-07-05 2013-03-13 현대자동차주식회사 에어댐 인터 쿨러 장착구조

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