JP2022173761A - 車両用テーブル - Google Patents

車両用テーブル Download PDF

Info

Publication number
JP2022173761A
JP2022173761A JP2021079665A JP2021079665A JP2022173761A JP 2022173761 A JP2022173761 A JP 2022173761A JP 2021079665 A JP2021079665 A JP 2021079665A JP 2021079665 A JP2021079665 A JP 2021079665A JP 2022173761 A JP2022173761 A JP 2022173761A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
width direction
holder
vehicle
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021079665A
Other languages
English (en)
Inventor
弘之 三田
Hiroyuki Mita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2021079665A priority Critical patent/JP2022173761A/ja
Publication of JP2022173761A publication Critical patent/JP2022173761A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Passenger Equipment (AREA)

Abstract

【課題】収納式のテーブルと端末保持部との両立が可能な車両用テーブルを得る。【解決手段】車両用テーブル10は、シートクッションのシート幅方向一方側の側部22からシートクッション側へ延出され、携帯端末を保持可能に形成された端末保持部36と、側部22に収納された収納位置と、側部22からシート幅方向他端側へ延在された展開位置との間で移動可能に構成されると共に、展開位置における端末保持部36と対応する部分に切欠部32Dが形成されたテーブル本体32と、を有する。【選択図】図7

Description

本発明は、車両用テーブルに関する。
特許文献1には、アームレストの前端部に電子機器(携帯端末)を保持するためのホルダが固定された構造が開示されている。一方、特許文献2には、アームレストの内部にテーブルが収納された構造が開示されている。
特開2018-075875号公報 特開2016-132288号公報
上記特許文献1に記載の構造のようにアームレストの上面の前端部に携帯端末を保持する場合、アームレストの上面に前腕を載せた状態で携帯端末を操作することとなり、携帯端末を操作しにくい。この対策として、アームレストよりもシート幅方向内側に携帯端末の保持部を設ける構造が考えられる。しかしながら、このような構造において上記特許文献2に開示された収納式のテーブルを採用した場合、展開位置のテーブルと携帯端末の保持部とが同じ位置に配置されることとなり、改善の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、収納式のテーブルと端末保持部との両立が可能な車両用テーブルを得ることを目的とする。
請求項1に係る車両用テーブルは、シートクッションのシート幅方向一方側の側部から該シートクッション側へ延出され、携帯端末を保持可能に形成された端末保持部と、前記側部に収納された収納位置と、前記側部からシート幅方向他端側へ延在された展開位置との間で移動可能に構成されると共に、前記展開位置における前記端末保持部と対応する部分に切欠部が形成されたテーブル本体と、を有する。
請求項1に係る車両用テーブルでは、シートクッションのシート幅方向一方側に側部が設けられており、側部からシートクッション側へ端末保持部が延出されている。端末保持部は、携帯端末を保持可能に形成されている。また、側部にはテーブル本体が収納可能とされており、このテーブル本体は、展開位置で側部からシート幅方向他端側へ延在される。ここで、テーブル本体は、展開位置におけるホルダと対応する部分に切欠部が形成されている。これにより、テーブル本体を展開位置へ移動させた場合であっても、テーブル本体と端末保持部とが干渉せずに済み、両方を同時に使用することができる。
請求項2に係る車両用テーブルは、請求項1において、前記端末保持部は、保持ベースと、該保持ベースに取り付けられて携帯端末が保持されるホルダとを含んで構成されており、前記ホルダは、前記保持ベースに対してシート幅方向を軸方向とする軸周りに回動可能とされている。
請求項2に係る車両用テーブルでは、保持ベースに対してホルダを軸周りにシート前後方向に回動させることで、乗員が携帯端末の表示画面の角度を任意の角度に調節することができる。
請求項3に係る車両用テーブルは、請求項2において、前記保持ベースがシート幅方向にスライド可能に構成されている。
請求項3に係る車両用テーブルでは、端末保持部を使用しない場合に保持ベースをシート幅方向にスライドさせることで、ホルダが乗員の邪魔になるのを抑制することができる。また、乗車時及び降車時にもホルダが邪魔にならない。
請求項4に係る車両用テーブルは、請求項1~3の何れか1項において、前記テーブル本体は、前記展開位置で前記シートクッションのシート幅方向他方側に設けられた支持部材に支持可能に構成されている。
請求項4に係る車両用テーブルでは、テーブル本体を支持部材に支持させることで、テーブル本体が側部及び支持部材の両側で支持された、所謂両持ちの状態となる。これにより、片持ちの場合と比較して、テーブル本体の耐荷重性能を向上させることができる。
請求項5に係る車両用テーブルは、請求項1~4の何れか1項において、前記端末保持部には、携帯端末へ給電するための送電用コイルが設けられている。
請求項5に係る車両用テーブルでは、ホルダに携帯端末を保持させた状態で、送電用コイルに電流を流すことによって、非接触で携帯端末の充電を行うことができる。この結果、ホルダに携帯端末を保持させた状態で容易に携帯端末を充電することができる。
請求項6に係る車両用テーブルは、請求項2において、前記ホルダは、磁石を含んで構成されている。
請求項6に係る車両用テーブルでは、携帯端末の一部又は携帯端末のケースに磁性体が用いられている場合に、磁石の磁力によって容易に携帯端末をホルダに保持させることができる。
請求項7に係る車両用テーブルは、請求項1~6の何れか1項において、前記側部は、アームレストである。
請求項7に係る車両用テーブルでは、テーブル本体を収納するために専用の部品を設ける必要がない。これにより、専用の部品を備えた構造と比較して、省スペース化を図ることができる。
以上説明したように、本発明に係る車両用テーブルによれば、収納式のテーブルと端末保持部とを両立することができる。
実施形態に係る車両用テーブルを備えた車両用シートを示す斜視図である。 実施形態に係る車両用テーブルを拡大して示す拡大斜視図であり、テーブル本体が収納位置に移動された状態が示されている。 図2の3-3線で切断した状態を示す断面図であり、端末保持部が収納された状態が示されている。 図2の3-3線で切断した状態を示す断面図であり、端末保持部が引出された状態が示されている。 図4の5-5線で切断した状態を示す断面図である。 テーブル本体が収納位置から展開位置へ移行する途中の状態を示す、車両前方側から見た断面図である。 テーブル本体が展開位置に移動された状態を示す斜視図である。 図7の8-8線で切断した状態を示す断面図である。
実施形態に係る車両用テーブル10について、図面を参照して説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP及び矢印RHは、車両用シート12のシート前方向、シート上方向及びシート幅方向の右側をそれぞれ示している。以下、単に前後、上下、左右の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、シート前後方向の前後、シート上下方向の上下、シート幅方向の左右を示すものとする。
図7に示されるように、本実施形態の車両用テーブル10は、車両用シート12に着座した乗員の前方に展開されるように構成されており、テーブル本体32と端末保持部36とを含んで構成されている。ここで、図7には、テーブル本体32が展開位置に移動された状態が図示されており、図1及び図2には、テーブル本体32が収納位置に移動された状態が図示されている。以下の説明では、初めに車両用シート12の全体構成を説明し、続いて車両用テーブル10を構成するテーブル本体32及び端末保持部36の詳細について説明する。
(車両用シート12の全体構成)
図1に示されるように、本実施形態の車両用テーブル10は、車両用シート12のシート右側に設けられている。車両用シート12は、シートクッション14、シートバック16及びヘッドレスト18を含んで構成されており、シートクッション14のシート左側(シート幅方向他方側)には、支持部材としての左側アームレスト20が設けられている。また、シートクッション14のシート右側(シート幅方向一方側)には、側部としての右側アームレスト22が設けられている。
左側アームレスト20は、シートクッション14のシート左側に上下に延在された左側立壁部21と、左側立壁部21の上端に設けられて車両用シート12に着座した乗員の左前腕を支持する左腕支持部23とを含んで構成されている。なお、左腕支持部23は、クッション材によって形成されている。
図8に示されるように、左側立壁部21におけるシート幅方向内側の面には、凹部21Aが形成されている。そして、凹部21Aには、テーブル受け部材30が収納されており、このテーブル受け部材30は、シート前後方向を軸方向とする回動軸31に回動可能に軸支されている。図8では、テーブル受け部材30が収納された状態が二点鎖線で示されており、テーブル受け部材30を回動軸31周りに回動させて開いた状態が実線で示されている。そして、このテーブル受け部材30を開くことで、テーブル本体32の被支持部32Cを下方から支持できるように構成されている。被支持部32Cの詳細については後述する。
図1に示されるように、右側アームレスト22は、シートクッション14のシート右側に上下に延在された右側立壁部24と、右側立壁部24の上端に設けられて車両用シート12に着座した乗員の右前腕を支持する右腕支持部26とを含んで構成されている。また、右側立壁部24の前面には前側フレーム部28が設けられている。
図2に示されるように、右側立壁部24におけるシートクッション14側の面の上部には、開口部24Aが形成されている。また、図3に示されるように、右側アームレスト22の内部には、開口部24Aと連通する収納空間が設けられており、この収納空間にテーブル本体32が収納されている。
右腕支持部26は、左腕支持部23と同様にクッション材によって形成されている。ここで、図6に示されるように、右腕支持部26は、シート右側端部に設けられたヒンジ部25によって右側立壁部24と連結されており、右側立壁部24の上端の開口を開閉可能に構成されている。
図2に示されるように、前側フレーム部28は、右側立壁部24の前面に沿って上下に延在されており、この前側フレーム部28には、テーブル本体32を移動可能に支持する図示しない移動機構等が設けられる。
(車両用テーブル10の構成)
次に、本実施形態に係る車両用テーブル10について説明する。開口部24Aにおけるシート後方側には、車両用テーブル10を構成する端末保持部36が設けられている。端末保持部36は、スマートフォンなどの携帯端末を保持するための保持部材であり、保持ベース40とホルダ42とを含んで構成されている。
図5に示されるように、保持ベース40は、シート幅方向から見て略矩形状に形成され、シート幅方向を板厚方向とする部材である。保持ベース40の中央部には、保持ベース40とホルダ42を連結するトルクヒンジ部44が取り付けられている。また、保持ベース40におけるトルクヒンジ部44との接続部よりも下方には、ワイヤハーネスWHが挿通されている。さらに、保持ベース40の下端部には係合部40Aが形成されている。
係合部40Aは、シート幅方向から見て上下逆にした略T字状に形成されており、この係合部40Aがプレート34のスライド溝部34Aにスライド可能に係合されている。
図3及び図4に示されるように、プレート34は、右側アームレスト22の内側に配設されており、このプレート34には、シート幅方向に延在されたスライド溝部34Aが形成されている。スライド溝部34Aは、プレート34のシート幅方向内側の端部から右側立壁部24のシート幅方向中央部分まで形成されており、このスライド溝部34Aが形成された範囲で保持ベース40がシート幅方向にスライド可能となっている。
ここで、図3には、保持ベース40が最もシート右側(シート幅方向外側)までスライドされた状態が図示されている。この状態では、ホルダ42の全域が右腕支持部26によって上方から覆われた状態となる。一方、図4には、保持ベース40が最もシート左側(シート幅方向内側)までスライドされた状態が図示されている。この状態では、ホルダ42の全域が右側アームレスト22からシートクッション14側へ突出された状態となる。
図2及び図4に示されるように、ホルダ42は、シート上下方向を板厚方向とする略平板状に形成されており、本実施形態では一例として、少なくとも一部が磁石を含む材質で形成されている。このようにすることで、強磁性体を含む材質で形成された携帯端末をホルダ42に近づけるだけでホルダ42に携帯端末を固定することができる。また、強磁性体を含まない携帯端末であっても、携帯端末を保持するケースの少なくとも一部が強磁性体を含む材質で形成されていれば、携帯端末をホルダ42に容易に保持させることができる。
ホルダ42のシート右側端部は、トルクヒンジ部43に接続されている。トルクヒンジ部43は、シート前後方向を軸方向とする軸周りに回動可能に構成されており、図示しないストッパによって回動角度が所定の範囲に制限されている。例えば、水平方向に対して-70度から+70度の範囲で上下に回動できるように構成されている。
図5に示されるように、トルクヒンジ部44は、シート幅方向から見て略円形に形成されており、保持ベース40に形成された凹部40Bに入り込んだ状態で保持ベース40に取り付けられている。また、トルクヒンジ部44は、保持ベース40に対して、シート幅方向を軸方向とする軸周りに回動可能とされている。このため、ホルダ42は、トルクヒンジ部44によってシート前後方向に回動できるように構成されており、図示しないストッパによって回動角度が所定の範囲に制限されている。例えば、水平方向に対して-30度から+30度の範囲で前後に回動できるように構成されている。
図2に示されるように、ホルダ42の内部には、携帯端末へ給電するための送電用コイル45が設けられている。また、図3に示されるように、ホルダ42の下面にワイヤハーネスWHの一端部が接続されており、ワイヤハーネスWHの他端部は図示しない車両の電源に接続されている。このため、ワイヤハーネスWHを介して電源から送電用コイル45へ電力を供給できるように構成されている。なお、説明の便宜上、図2にのみ送電用コイル45を図示している。
次に、車両用テーブル10を構成するテーブル本体32について説明する。図3に示されるように、テーブル本体32は、収納位置でシート幅方向を厚み方向としてシート上下方向に延在された略平板状の部材によって構成されている。テーブル本体32の下側は、上側よりも厚みが薄い薄肉部32Aとなっている。
図8に示されるように、テーブル本体32は、収納位置から展開位置へ移動した展開状態では、シート上下方向を厚み方向として右側アームレスト22からシート左側へ延在されている。このとき、テーブル本体32の薄肉部32Aが右腕支持部26の下面に重ね合わされる。一方、テーブル本体32の薄肉部32Aよりもシート左側の部分は、薄肉部32Aよりも肉厚に形成されており、乗員が物を載置可能な載置部32Bとなっている。
テーブル本体32の先端部には、シート下側へ屈曲された被支持部32Cが形成されている。被支持部32Cは、テーブル本体32と一体的に形成されており、テーブル本体32の展開位置においてテーブル受け部材30に支持される。すなわち、被支持部32Cは、テーブル本体32の展開位置において、載置部32Bを水平にするために高さを調節している部分となる。
テーブル本体32は、カバー部材38を開くことで収納位置から展開位置へ移動できるように構成されている。図1及び図2に示されるように、右側立壁部24に形成された開口部24Aのシート前方側は、カバー部材38によって覆われている。カバー部材38は、図1及び図2に示される閉位置と、図8に示される開位置との間で移動可能に構成されており、閉位置ではカバー部材38のシート幅方向内側の面が右側立壁部24と略面一となっている。
図8に示されるように、カバー部材38には連結部材39の一端部が回動可能に取り付けられている。また、連結部材39の他端部は、右側アームレスト22の内側に設けられた軸部に掛けられている。このため、図1及び図2に図示された閉位置の状態からカバー部材38をシート幅方向内側へ引出すことで、図8に図示された開位置までカバー部材38が移動する。このとき、カバー部材38は、連結部材39によって右側アームレスト22に連結されているため、右側アームレスト22から外れない。
ここで、図7に示されるように、テーブル本体32には、切欠部32Dが形成されている。切欠部32Dは、展開位置におけるテーブル本体32のシート右側端部に形成されており、ホルダ42の位置と対応している。具体的には、切欠部32Dのシート前後方向の長さは、ホルダ42のシート前後方向の長さよりも若干長く、切欠部32Dのシート幅方向の長さは、ホルダ42のシート幅方向の長さよりも若干長く形成されている。このため、保持ベース40を最もシート左側までスライドさせた状態であっても、ホルダ42とテーブル本体32とが干渉しない。
(車両用テーブル10の使用方法)
次に、本実施形態に係る車両用テーブル10の使用方法について説明する。図4に示されるように、端末保持部36のホルダ42は、右側アームレスト22からシート左側へ突出された状態となっている。そして、この状態では、車両用シート12に着座した乗員が携帯端末をホルダ42に保持させることができるようになっている。
一方、乗員が端末保持部36を使用しない場合には、端末保持部36のホルダ42をシート右側へ押し込むことで、図3に示されるように、保持ベース40がスライド溝部34Aに沿ってシート右側へスライドされる。そして、スライド溝部34Aの右側端部まで保持ベース40をスライドさせることで、ホルダ42が右側アームレスト22の内側に収納される。
テーブル本体32を使用する場合、図6に示されるように、ヒンジ部25を中心として右腕支持部26をシート右側へ開くことで、右側立壁部24の上端の開口が開放される。また、カバー部材38をシート左側へ引出すことで、開口部24Aの上側が開放される。
この状態でテーブル本体32を引き上げることで、テーブル本体32の下端部に連結されたレール部材48に沿ってテーブル本体32がシート上方へ移動する。図7に示されるように、テーブル本体32を引き上げた後、テーブル本体32の先端側を左側アームレスト20側へ倒すことで、展開位置に移動する。このとき、テーブル本体32の基端側は、図示しないロック機構によってロックされ、下がらないようになる。また、予め左側アームレスト20のテーブル受け部材30を開いておくことで、被支持部32Cがテーブル受け部材30に支持され、テーブル本体32が両端で支持される(図8参照)。
(作用)
次に、本実施形態の作用について説明する。
本実施形態の車両用テーブル10では、図1に示されるように、テーブル本体32が収納された状態では、右側アームレスト22からシートクッション14側へ端末保持部36が延出されている。そして、この端末保持部36は、携帯端末を保持可能に形成されている。これにより、車両用シート12に着座した乗員が端末保持部36のホルダ42に携帯端末を保持させることで、乗員は両手が自由な状態で携帯端末の画面を見ることができる。
また、右側アームレスト22の内部にテーブル本体32が収納されており、このテーブル本体32を展開位置まで移動させることで、図7及び図8に示されるように乗員の前方にテーブル本体32が展開される。これにより、テーブル本体32に物を置くことができる。
さらに、本実施形態では、テーブル本体32は、展開位置におけるホルダ42と対応する部分に切欠部32Dが形成されている。これにより、テーブル本体32を展開位置へ移動させた場合であっても、テーブル本体32と端末保持部36とが干渉せずに済む。この結果、収納式のテーブル本体32と端末保持部36とを両立することができる。すなわち、テーブル本体32と端末保持部36とを同時に使用することができる。
また、本実施形態では、端末保持部36のホルダ42は、保持ベース40に対してシート幅方向を軸方向とする軸周りに回動可能とされている。これにより、乗員がホルダ42を軸周りにシート前後方向に回動させることで、乗員が携帯端末の画面を見易くなるように携帯端末の角度を調節することができる。
さらに、本実施形態では、端末保持部36を使用しない場合に保持ベース40をシート幅方向にスライドさせることで図3の状態へ移行させることができ、ホルダ42が乗員の邪魔になるのを抑制することができる。
さらにまた、本実施形態では、図8に示されるように、左側アームレスト20のテーブル受け部材30にテーブル本体32を支持させることで両持ちの構成となる。これにより、片持ちの場合と比較して、テーブル本体32の耐荷重性能を向上させることができる。
また、本実施形態では、図2に示されるように、ホルダ42に送電用コイル35が設けられている。これにより、ホルダ42に携帯端末を保持させた状態で、送電用コイル35に電流を流すことによって、容易に携帯端末の充電を行うことができる。
さらに、本実施形態では、ホルダ42が磁石を含んで構成されているため、携帯端末の一部又は携帯端末のケースに磁性体が用いられている場合に、磁石の磁力によって容易に携帯端末をホルダに保持させることができる。
以上、実施形態に係る車両用テーブル10について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。例えば、上記実施形態では、端末保持部36をシート幅方向にスライド可能に構成したが、これに限定されない。端末保持部36の保持ベース40がプレート34にスライド不能に固定されている構成であっても、トルクヒンジ部43によってホルダ42を下方へ回動させることで、ホルダ42が右側立壁部24に沿って倒れた状態となるため、ホルダ42が乗員の邪魔になるのを抑制することができる。
また、上記実施形態では、図2に示されるように、開口部24Aの前側にカバー部材38が配設され、後側に端末保持部36が配設された構成としたが、これに限定されない。例えば、開口部24Aの前側に端末保持部36を配設し、後側にカバー部材38を配設してもよい。この場合、テーブル本体32の切欠部32Dの位置が端末保持部36に位置に合わせて変更される。
さらに、上記実施形態では、右側アームレスト22を側部としており、この右側アームレスト22にテーブル本体32を収納したが、これに限定されない。例えば、テーブル本体32を左側アームレスト20に収納した構成としてもよい。さらにまた、センタコンソールを側部としてもよい。すなわち、アームレストを備えていない車両用シートの場合、センタコンソールにテーブル本体32を収納し、センタコンソールから端末保持部を突出させることで、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
さらにまた、上記実施形態では、左側アームレスト20に設けたテーブル受け部材30に被支持部32Cを支持させる構成について説明したが、これに限定されない。例えば、左側アームレスト20の上面に被支持部32Cを支持させる構成としてもよい。この場合、左側アームレスト20のテーブル受け部材30が不要となる。また、左側アームレスト20の上面に被支持部32Cを支持させた状態でテーブル本体32が水平となるようにすれば、テーブル本体32の使用性が悪化するのを抑制することができる。
10 車両用テーブル
14 シートクッション
20 左側アームレスト(支持部材)
22 右側アームレスト(側部)
32 テーブル本体
32D 切欠部
36 端末保持部
40 保持ベース
42 ホルダ
45 送電用コイル

Claims (7)

  1. シートクッションのシート幅方向一方側の側部から該シートクッション側へ延出され、携帯端末を保持可能に形成された端末保持部と、
    前記側部に収納された収納位置と、前記側部からシート幅方向他端側へ延在された展開位置との間で移動可能に構成されると共に、前記展開位置における前記端末保持部と対応する部分に切欠部が形成されたテーブル本体と、
    を有する車両用テーブル。
  2. 前記端末保持部は、保持ベースと、該保持ベースに取り付けられて携帯端末が保持されるホルダとを含んで構成されており、
    前記ホルダは、前記保持ベースに対してシート幅方向を軸方向とする軸周りに回動可能とされている請求項1に記載の車両用テーブル。
  3. 前記保持ベースがシート幅方向にスライド可能に構成された請求項2に記載の車両用テーブル。
  4. 前記テーブル本体は、前記展開位置で前記シートクッションのシート幅方向他方側に設けられた支持部材に支持可能に構成された請求項1~3の何れか1項に記載の車両用テーブル。
  5. 前記端末保持部には、携帯端末へ給電するための送電用コイルが設けられている請求項1~4の何れか1項に記載の車両用テーブル。
  6. 前記ホルダは、磁石を含んで構成されている請求項2に記載の車両用テーブル。
  7. 前記側部は、アームレストである請求項1~6の何れか1項に記載の車両用テーブル。
JP2021079665A 2021-05-10 2021-05-10 車両用テーブル Pending JP2022173761A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021079665A JP2022173761A (ja) 2021-05-10 2021-05-10 車両用テーブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021079665A JP2022173761A (ja) 2021-05-10 2021-05-10 車両用テーブル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022173761A true JP2022173761A (ja) 2022-11-22

Family

ID=84144345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021079665A Pending JP2022173761A (ja) 2021-05-10 2021-05-10 車両用テーブル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2022173761A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8827341B2 (en) Vehicle portable device holding system
KR102647350B1 (ko) 차량용 러기지박스 장치
WO2016200942A1 (en) Vehicle interior component
US9358929B1 (en) Interior trim electronic device holder
JP2002506765A5 (ja)
JP2022173761A (ja) 車両用テーブル
JP7280222B2 (ja) 車両用携帯端末保持装置
JP2010179794A (ja) スライド式サンバイザ
JP4375215B2 (ja) シートバック
KR101969661B1 (ko) 음료 용기 보유 장치
JP6485319B2 (ja) アームレスト装置
JP4082847B2 (ja) 車載用表示装置
JPH0777862B2 (ja) 自動車用座席
JP3557897B2 (ja) 車両用カップホルダ
JP4435936B2 (ja) 乗物用引出式ホルダー
JP2020066262A (ja) 乗物用サンバイザ装置
JP2019156014A (ja) 乗物用サンバイザ装置
JP2021116008A (ja) 乗物用テーブル
JP2018176890A (ja) リヤアームレスト装置
JP7271271B2 (ja) テーブル装置
KR20020015403A (ko) 각도조정식 자동차 테이블
JP5729216B2 (ja) 車両用シート
CN111247036B (zh) 车辆用收纳结构
JP2008221907A (ja) 車両用シート装置
JP2005088745A (ja) 収容構造体