JP5729216B2 - 車両用シート - Google Patents
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Description
本発明は、このような問題に鑑み、テーブルの位置保持をテーブル周辺の部材で兼ねさせることにより、専用のテーブル位置保持機構を設ける必要をなくし、テーブル装置の構成を簡略化することを課題とする。
第1発明によれば、テーブルの格納状態においてこのテーブルを覆い隠す第1の蓋体は、テーブルの展開状態においてはこのテーブルを支持する部材として用いられる。これにより、専用のテーブル位置保持機構を設ける必要をなくし、テーブル装置全体の構成を簡略化することができる。
第2発明によれば、第1の蓋体に切欠部が形成されているため、テーブルの展開状態において第1の蓋体を閉めて、この第1の蓋体にテーブルの支柱部を支持させながら格納部材の内部を覆い隠すことができる。また、テーブルの格納状態においては、第2の蓋体を閉めることにより上記切欠部から格納部材の内部が見えないようにすることができる。これにより、テーブルの展開状態および格納状態の両方の状態において、テーブル装置の見栄えの悪化を低減させることができる。
第3発明によれば、テーブルを展開状態として第1の蓋体を閉めるだけで、第1の蓋体はテーブルを格納状態に戻らないように受け止めて支持することができる。
第4発明によれば、第1の蓋体を開けてテーブルを展開状態とした後で、この第1の蓋体が第1の付勢部材の付勢力により自動的に閉められる。これにより、テーブルを展開状態としたときに、このテーブルを第1の蓋体に自動的に支持させることができる。
第5発明によれば、第1の蓋体が格納部材の開口部を閉めるときにテーブルが展開状態である場合は、第2の蓋体はテーブルの支柱部と干渉して自動的に開いた状態となる。また、第1の蓋体が格納部材の開口部を閉めるときにテーブルが格納状態である場合は、第2の蓋体は第2の付勢部材の付勢力により自動的に閉められる。これにより、第2の蓋体を直接操作しなくても切欠部を開閉することができる。
上記格納スペース12Bには、図1ないし図3に示すように、テーブル11が格納されるようになっている(以下、この状態を「格納状態」ともいう。)。このテーブル11は、図1に示すように、上記格納スペース12Bから引き出して展開することで使用可能となる(以下、この状態を「展開状態」ともいう。)ように構成されている。すなわち、ボックス10は本発明における「格納部材」として機能する。
上記ヒンジサポート12Cは本発明における「構造体」に相当し、テーブル11の支柱部11Aを回動軸11B(図3参照)を中心として垂直方向に回動可能に連結している。また、ボックス10は、上記展開状態および格納状態において図示しないロック機構によりテーブル11の回動をロックし、このロックを解除することでテーブル11の回動を許容するように構成されている。
また、テーブル11を展開状態から格納状態に移行させる際には、まずテーブル11の天板部11Cを垂直に折り畳んで格納スペース12Bに格納可能な状態とする。ついで、テーブル11を上記回動軸11Bを中心として押し下げる方向(図3で見て反時計回り方向)に回動させる。これにより、テーブル11は、図1および図2に示すように、その天板部11Cを垂直に立てた状態で上記格納スペース12Bに格納した格納状態に移行する。
すなわち、第1の蓋体13は、その蓋体フレーム13E(図5参照)に複数(本実施形態では3個)形成された係止孔13G(図5参照)のそれぞれに、図示しない係止部材を介してカバー部13F(図2参照)を係止させて組み付けることにより形成される。そして、第1の蓋体13は、図3ないし図5に示すように、上記蓋体フレーム13Eが複数個(本実施形態では2個)のヒンジ12Eを介してサブフレーム12に連結されることにより、回動軸13Dを中心に水平方向に回動するようになっている。
すなわち、第1の蓋体13には切欠部13Aが形成されているため、テーブル11の展開状態において第1の蓋体13を閉めることで、この第1の蓋体13にテーブル11の支柱部11Aを支持させながらボックス10の内部を覆い隠すことができる。これにより、テーブル11の展開状態において、ボックス10の見栄えの悪化を低減させることができる。
また、上記切欠部13Aは第2の蓋体13Bにより第1の蓋体13とは独立して開閉されるため、テーブル11の格納状態においては、第2の蓋体13Bを閉めることにより切欠部13Aからボックス10の内部が見えないようにすることができる。これにより、テーブル11の格納状態において、ボックス10の見栄えの悪化を低減させることができる。
そして、テーブル11が展開状態における位置に引き上げられて第1の蓋体13が閉められた状態では、図5に示すように、テーブル11の支柱部11Aが第1の蓋体13の切欠部13Aに臨んで設けられた台座部13Hに載置される。このため、第1の蓋体13は、テーブル11を下側の格納スペース12B(図4参照)に向かって回動させないように支持する。これにより、テーブル11を展開状態として第1の蓋体13を閉めるだけで、第1の蓋体13はテーブル11の支柱部11Aを格納状態に戻らないように受け止めてこの支柱部11Aを支持することができる。
すなわち、第1の蓋体13は、この第1の蓋体13を開けてテーブル11を展開状態とした後で、コイルばね13Cの付勢力によりボックス10の開口部12Aを自動的に閉めるようになっている。これにより、テーブル11を展開状態としたときに、このテーブル11を第1の蓋体13に自動的に支持させることができる。
このため、第1の蓋体13がボックス10の開口部12Aを閉めるときにテーブル11が展開状態である場合は、図1および図2に示すように、第2の蓋体13Bはテーブル11の支柱部11Aと干渉して自動的に外側に向かって開いた状態となる。また、第1の蓋体13がボックス10の開口部12Aを閉めるときにテーブル11が格納状態である場合は、第2の蓋体13Bは上記第2の付勢部材の付勢力により上述した切欠部13Aを自動的に閉める。これにより、第2の蓋体13Bを直接操作しなくても切欠部13Aを開閉することができる。
1.テーブルの展開状態において第1の蓋体が開いた状態でテーブルを支持する構成を用いることができる。ただし、この場合はテーブルの展開状態においてボックスの開口部が覆われず、ボックスの見栄えが悪くなるおそれがある。
2.第1の蓋体および第2の蓋体の移動は回動に限定されず、スライドなど適宜設定することができる。
3.第1の蓋体または第2の蓋体が脱着可能に取り付けられている構成を用いることができる。
4.第1の蓋体から切欠部と第2の蓋体とを省略することができる。
5.テーブルをボックスの格納スペースから引き出す構成は回動に限定されず、スライドなど適宜設定することができる。
10 ボックス(格納部材)
11 テーブル
11A 支柱部
11B 回動軸
11C 天板部
12 サブフレーム
12A 開口部
12B 格納スペース
12C ヒンジサポート(構造体)
12D フレームサポート
12E ヒンジ
13 第1の蓋体
13A 切欠部
13B 第2の蓋体
13C コイルばね
13D 回動軸
13E 蓋体フレーム
13F カバー部
13G 係止孔
13H 台座部
14 アームレスト
20 シートバック
21 シートクッション
Claims (1)
- 格納状態と展開状態とに切り替えることができるテーブルを備えた車両用シートであって、
前記テーブルの前記格納状態において前記テーブルを内部に格納するための格納部材を備え、
前記格納部材には、前記テーブルを前記格納部材の内部に出し入れするための開口部が形成され、かつ、当該開口部を開閉するように第1の蓋体が設けられ、
前記第1の蓋体は、前記テーブルの前記展開状態において前記テーブルの下側に位置して当該テーブルを支持するように構成され、
前記テーブルは、当該テーブルの支柱部を介して前記格納部材の内部の構造体に連結され、前記第1の蓋体には、前記テーブルの前記展開状態において前記テーブルの前記支柱部に対応する位置に切欠部が形成され、かつ、当該切欠部を前記開口部の開閉とは独立して開閉するように第2の蓋体が設けられ、前記テーブルの前記展開状態において、前記第2の蓋体を開けて前記第1の蓋体を閉めた状態で、当該第1の蓋体に設けられた台座部に前記テーブルの前記支柱部を載置させて支持させ、
前記台座部は、前記第1の蓋体において前記切欠部に臨む位置であって、前記第1の蓋体を閉めた状態において前記格納部材の内部側となる位置に設けられている、
車両用シート。
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- 2011-08-23 JP JP2011181311A patent/JP5729216B2/ja not_active Expired - Fee Related
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