JP2022170099A - 枝管止水工法 - Google Patents
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Abstract
【課題】本管に接続された枝管を簡便に止水する枝管止水工法を提供する。【解決手段】本管1に接続された枝管2を止水する枝管止水工法であって、枝管2から離間して形成された本管1の挿通孔11から収縮状態のバッグ4を本管2内に挿入する挿入工程と、バッグ4内に気体を供給してバッグ4に浮力を付与する浮力付与工程と、枝管2から水を排水して形成される水流によってバッグ4を枝管2に誘導して枝管2を止水する止水工程と、を含む。【選択図】図1
Description
本発明は、本管に接続された枝管を止水する枝管止水工法に関するものである。
地中のピットに収容された消火栓を交換する場合、補修弁を閉じて止水した後に、消火栓を取り外して新品の消火栓に交換する。しかしながら、補修弁が腐食等により閉じることができない場合や補修弁が設けられていない場合には、消火栓付近の本管を広範囲に亘って断水しなければならなかった。
このような広範囲の断水を回避するために、本管と消火栓とを連通させる枝管を局所的に止水する方法が知られている。
特許文献1には、連結フランジ部2A、3A間の隙間を通して管内流路を遮断する位置にまで差込み移動自在な薄板状の仕切板弁8と、この仕切板弁8を密封状態で流路遮断位置と流路開放位置とに摺動案内する摺動ガイド手段が設けられている管内流路遮断装置が開示されている。なお、符号は、特許文献1に記載されたものである。
また、特許文献2には、本管部10に流体Lが流れた状態で本管部10に接続された枝管部11内および/または枝管部11内に臨む本管部10内の一部の流体Lを凍結する凍結工程と、流体Lが凍結した状態で、枝管部11に設置された配管要素12を取り外す取外し工程と、を含む不断流工法が開示されている。なお、符号は、特許文献2に記載されたものである。
しかしながら、特許文献1に記載された装置を用いて枝管を遮断する場合は、煩雑な手順を踏む必要があり、施工コストが高いという問題があった。また、特許文献2に記載された工法は、流体Lの凍結に時間を要するため施工期間が長期化しがちであり、また、夏等の高温環境下では、凍結した流体Lが解凍させるため施工しにくく、さらに、漏水等で水が流動している場合には、凍結した流体Lが本管部10内を動く虞があるため施工できないという問題があった。
そこで、本管を断水させることなく、枝管を局所的に簡便に止水するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る枝管止水工法は、本管に接続された枝管を止水する枝管止水工法であって、前記枝管から離間して形成された前記本管の挿通孔から収縮状態のバッグを本管内に挿入する挿入工程と、前記バッグ内に気体を供給して前記バッグに浮力を付与する浮力付与工程と、前記枝管から水を排水して形成される水流によって前記バッグを前記枝管に誘導して前記枝管を止水する止水工程と、を含む。
この構成によれば、枝管から離間して形成された挿通孔からバッグを本管に導入し、バッグに浮力を付与してバッグを水流に乗せて枝管に誘導した後に、バッグが枝管を止水することにより、本管に接続された枝管のみを簡便に止水することができる。
本発明によれば、本管に接続された枝管のみを簡便に止水することができる。
以下、本発明に係る枝管止水工法について、図面に基づいて説明する。なお、以下では、構成要素の数、数値、量、範囲等に言及する場合、特に明示した場合及び原理的に明らかに特定の数に限定される場合を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも構わない。
また、構成要素等の形状、位置関係に言及するときは、特に明示した場合及び原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似又は類似するもの等を含む。
また、図面は、特徴を分かり易くするために特徴的な部分を拡大する等して誇張する場合があり、構成要素の寸法比率等が実際と同じであるとは限らない。また、断面図では、構成要素の断面構造を分かり易くするために、一部の構成要素のハッチングを省略することがある。なお、本実施例において、「上」、「下」の語は、上下方向における上方、下方に対応するものとする。
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態に係る枝管止水工法で用いる各種装置の構成を図1に示す。本管1の内部には、図1の紙面左から右に向かって上水が流れている。本管1は、断面略円形状に形成されており、その材質は、金属製、コンクリート製、塩化ビニール製、ポリエチレン製又はポリオレフィン製等である。または、本管1の内周面は、エポキシ樹脂やモルタル等で被覆されても良い。
本発明の第1の実施形態に係る枝管止水工法で用いる各種装置の構成を図1に示す。本管1の内部には、図1の紙面左から右に向かって上水が流れている。本管1は、断面略円形状に形成されており、その材質は、金属製、コンクリート製、塩化ビニール製、ポリエチレン製又はポリオレフィン製等である。または、本管1の内周面は、エポキシ樹脂やモルタル等で被覆されても良い。
本管1には、本管1から分岐して本管1の径方向に沿って延伸された枝管2が接続されている。枝管2の上端には、後述する消火栓5が取り外し可能に設置されている。
枝管2に対して本管1の上流側には、挿入機3が着脱自在に取り付けられている。挿入機3の取り付け位置は、例えば枝管2から上流側に約1mに設定される。挿入機3は、シリンダー31と、ガイドパイプ32と、スライド管33と、を備えている。
シリンダー31は、略円筒状に形成されており、下部に開口部31aが形成され、シリンダー31は、開口部31aを除いて水密構造である。シリンダー31の下端が、サドル34を介して本管1に接続され、シリンダー31の開口部31aが、本管1に穿孔された挿通孔11に対応して配置されることにより、シリンダー31が、本管1に連通されている。
ガイドパイプ32は、シリンダー31内に収容されており、シリンダー31内を上下に進退移動(昇降)可能に設けられている。ガイドパイプ32は、略円筒状に形成されている。
ガイドパイプ32の周面には、図1の紙面垂直方向に向かってハンドル35が立設されている。ハンドル35は、シリンダー31の周面に形成されたスリット31bを介してシリンダー31の外部まで延伸されている。
ガイドパイプ32の下端には、半割の切欠部36が形成されている。切欠部36の長さは、任意に設定可能であり、本管1の直径と略同一かそれより短く設定されている。切欠部36は、ガイドパイプ32が本管1内に導入された際に、本管1内の上水の流れの下流側を向くように配置されている。なお、切欠部36の形状は、略垂直なものに限定されるものではなく、ガイドパイプ32を本管1から退避させる際にスライド管33に干渉しない形状であれば、如何なるものであっても構わない。
スライド管33は、ガイドパイプ32内に挿通されている。スライド管33は、略円筒状に形成されて、ガイドパイプ32内を上下に進退移動(昇降)可能に設けられている。なお、ガイドパイプ32とスライド管33とは、それぞれ独立して移動可能である。スライド管33の上部には、周面から図1の紙面垂直方向に向かってハンドル37が立設されている。
スライド管33の内部には、図示しない圧空ラインが設けられている。圧空ラインの下端は、ホース38を介してバッグ4に接続され、圧空ラインの上端は、吸込口39を介して図示しない流体源に接続されている。ホース38は、可撓性を有する所定長さのゴム管等である。ホース38の長さは、消火栓5に干渉しないように、枝管2内に進入したバッグ4が消火栓5に到達しないように調整される。
バッグ4は、ホース38を介して流体源から供給される圧縮空気が送入される。なお、バッグ4を膨張させる流体は、本管1内でバッグ4に浮力を付与可能なものであれば如何なるものであっても構わない。また、バッグ4の形状は、略長球状に形成されたに限定されず、如何なるものであっても構わないが、バッグ4が膨張した際にバッグ4の外周面が枝管2の内周面と広範囲で接触するものが好ましい。
枝管2の上端には、地下式消火栓(以下、「消火栓5」という)が装着されている。消火栓5の内部には通水路が形成されており、枝管2から消火栓5に流入した上水は、通水路を通って流出口51から消火栓5外に排水される。消火栓5は、補修弁箱部52と、消火栓箱部53と、を備えている。
補修弁箱部52の内部には、図示しない補修弁が収容されている。ハンドル54の回転操作により、補修弁は開閉可能である。補修弁箱部52は、継ぎ足し管55を介して枝管2に接続されている。なお、本管1と枝管2との合流口2aから消火栓5までの距離(立上り距離D)は、バッグ4の長さ寸法より長く設定されている。
消火栓箱部53は、補修弁箱部52上に連結されている。消火栓箱部53は、内部を上下に貫通する図示しない弁棒が収容されている。弁棒の上端に設けられたキャップ56にキーハンドルが差し込まれて、キャップ56が外部から手動で回転することにより、弁棒の下端に設けられて通水路を開閉可能な主弁を上下動させることができる。
消火栓箱部53は、側方に分岐する立ち上り管部57を備えている。立ち上り管部57の上端には、流出口51が設けられている。流出口51には、図示しない消防用ホースが接続される。
次に、枝管2を止水して消火栓5を交換する手順について、図面に基づいて説明する。
<挿入工程>
まず、図2に示すように、本管1の所定位置に穿孔された挿通孔11に開口部31aが対応するように、挿入機3がサドル34を介して本管1に取り付けられる。このとき、バッグ4は、圧縮された状態でガイドパイプ32内に収容されている。
まず、図2に示すように、本管1の所定位置に穿孔された挿通孔11に開口部31aが対応するように、挿入機3がサドル34を介して本管1に取り付けられる。このとき、バッグ4は、圧縮された状態でガイドパイプ32内に収容されている。
次に、スライド管33を静止させた状態で、ガイドパイプ32を降下させる。具体的には、作業員がハンドル35を把持してガイドパイプ32を降下させることにより、ガイドパイプ32の先端が本管1内に導入される。
次に、図1に示すように、バッグ4を本管1の内部に導入する。具体的には、作業員が、ハンドル37を把持してスライド管33を降下させることにより、バッグ4が、切欠部36を介して本管1内に導入される。なお、本管1内において、ガイドパイプ32の先端が、バッグ4に対して上水の上流側に位置することにより、ホース38が湾曲して、バッグ4が本管1の下流側に導入される。
<浮力付与工程>
次に、図3に示すように、ガイドパイプ32を本管1から退避させた状態で、バッグ4を膨張させてバッグ4に浮力を付与する。
次に、図3に示すように、ガイドパイプ32を本管1から退避させた状態で、バッグ4を膨張させてバッグ4に浮力を付与する。
具体的には、まず、作業員が、ハンドル35を把持してガイドパイプ32を上昇させることにより、スライド管33が降下した状態で、ガイドパイプ32の先端が本管1から退避する。
次に、流体源を起動し、圧空ライン及びホース38を介してバッグ4に圧縮空気が供給されると、バッグ4が膨張して本管1内を浮遊する。このとき、バッグ4は、枝管2の内径より小さく枝管2内に進入可能な不完全状態で膨張している。また、消火栓5の流出口51を開放することにより、バッグ4は、図3中の矢印に示すような本管1から枝管2に向かう水流に乗って枝管2に向かう。
<止水工程>
次に、図4に示すように、バッグ4は、水流に乗って枝管2内に進入する。このとき、ホース38の長さは、バッグ4が消火栓5に達しない程度に設定されていることにより、バッグ4は、枝管2内の適当な位置まで進入する。
次に、図4に示すように、バッグ4は、水流に乗って枝管2内に進入する。このとき、ホース38の長さは、バッグ4が消火栓5に達しない程度に設定されていることにより、バッグ4は、枝管2内の適当な位置まで進入する。
次に、図5に示すように、バッグ4を加圧してさらに膨張させることにより、バッグ4が枝管2を止水する。このとき、膨張したバッグ4は、枝管2に対して広範囲で接触するため、枝管2を効率良く止水することができる。
そして、枝管2がバッグ4で止水された後に、古い消火栓5を枝管2から取り外し、新たな消火栓5を枝管2に取り付ける。その後、バッグ4を脱気して圧縮させて枝管2の止水を解除し、スライド管33を昇降させてバッグ4を回収する。さらに、挿入機3を撤去した後に、サドル34に図示しない止水キャップを取り付けることにより、消火栓5の交換が完了する。
このようにして、本実施形態に係る枝管止水工法は、本管1に接続された枝管2を止水する枝管止水工法であって、枝管2から離間して形成された本管1の挿通孔11から収縮状態のバッグ4を本管1内に挿入する挿入工程と、バッグ4内に気体を供給してバッグ4に浮力を付与する浮力付与工程と、枝管2から水を排水して形成される水流によってバッグ4を枝管2に誘導して枝管2を止水する止水工程と、を含む構成とした。
この構成によれば、枝管2から離間して形成された挿通孔11からバッグ4を本管1に導入し、バッグ4に浮力を付与してバッグ4を水流に乗せて枝管2に誘導した後に、バッグ4が枝管2を止水することにより、本管1に接続された枝管2のみを簡便に止水することができる。
また、本実施形態に係る枝管止水工法は、浮力付与工程では、バッグ4が枝管2内に進入可能な不完全状態でバッグ4を膨張させ、止水工程では、不完全状態で膨張したバッグ4を枝管2内に進入させた後に、バッグ4をさらに膨張させて枝管2を止水する構成とした。
この構成によれば、バッグ4を不完全状態で膨張させて浮力を付与し、バッグ4が枝管2内に進入した後に、バッグ4を加圧して枝管2を止水することにより、枝管2のみを効率良く止水することができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態に係る枝管止水工法について、図面に基づいて説明する。なお、本実施形態は、上述した実施形態と比べて、後述するバッグ4に浮力を付与して枝管2を止水する工程が相違し、その他の工程は共通するため、共通する工程については重複する説明を省略する。
次に、本発明の第2の実施形態に係る枝管止水工法について、図面に基づいて説明する。なお、本実施形態は、上述した実施形態と比べて、後述するバッグ4に浮力を付与して枝管2を止水する工程が相違し、その他の工程は共通するため、共通する工程については重複する説明を省略する。
本実施形態に係る枝管止水工法に用いるバッグ4は、図6に示すように、略円盤状に形成された本体部41と、本体部41の略中央に凸設された凸部42と、を備えている。なお、バッグ4の形状はこれに限定されるものではない。
本実施形態に係る枝管止水工法は、枝管2の立ち上がり距離Dが比較的短い場合に、バッグ4を枝管2内に進入させることなく、枝管2を止水するものである。
具体的には、挿入工程を終えた後に、作業員が、ハンドル35を把持してガイドパイプ32を上昇させることにより、スライド管33が降下した状態で、ガイドパイプ32の先端が本管1から退避する。
次に、流体源と吸込口39とを接続した上で流体源を起動し、圧空ライン及びホース38を介してバッグ4に圧縮空気が供給されると、バッグ4が膨張して浮力が付与されることにより、バッグ4が本管1内を浮遊する。このとき、バッグ4は、凸部42が枝管2の内径より僅かに大きく、且つ本体部41が水流に伴う引込力に抗して合流口2a付近の本管1の内周面に係止できる程度に膨張している。
そして、消火栓5の流出口51を開放して、本管1から枝管2への水流を生じさせることにより、バッグ4は、図6中の矢印に示すような本管1から枝管2に向かう水流に乗って枝管2に向かう。
次に、凸部42が枝管2内に進入することにより、図7に示すように、本体部41が合流口2a付近の本管1の内周面に接触するとともに、凸部42が枝管2の内周面を閉塞するため、バッグ4が枝管2を止水する。このとき、ホース38の長さは、バッグ4が合流口2aに誘導されやすいように、挿通孔11と合流口2aとの距離より僅かに長い程度に設定されている。
このようにして、本実施形態に係る枝管止水工法は、止水工程では、バッグ4が本管1と枝管2との合流口2aを塞いで枝管2を止水する構成とした。
この構成によれば、枝管2の立ち上がり距離Dが短い場合であっても、枝管2を簡便に止水することができる。
また、本発明は上記で説明した以外にも、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
例えば、上述した各実施形態では、挿通孔11が枝管2に対して上流側に形成され、バッグ4が枝管2の上流側から本管1内に挿入される場合を例に説明したが、挿通孔11は枝管2に対して下流側に形成されても構わない。この場合、バッグ4は、ホース38に押し出されて、本管1内を流れる上水の流れに逆らいながら合流口2a付近まで接近される。
また、枝管2に接続される装置は、消火栓5に限定されるものではなく、如何なるものであっても構わない。
1 :本管
11 :挿通孔
2 :枝管
2a :合流口
3 :挿入機
31 :シリンダー
31a:開口部
31b:スリット
32 :ガイドパイプ
33 :スライド管
34 :サドル
35 :ハンドル
36 :切欠部
37 :ハンドル
38 :ホース
39 :吸込口
4 :バッグ
41 :本体部
42 :凸部
5 :消火栓
51 :流出口
52 :補修弁箱部
53 :消火栓箱部
54 :ハンドル
55 :継ぎ足し管
56 :キャップ
57 :立ち上り管部
11 :挿通孔
2 :枝管
2a :合流口
3 :挿入機
31 :シリンダー
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33 :スライド管
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39 :吸込口
4 :バッグ
41 :本体部
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5 :消火栓
51 :流出口
52 :補修弁箱部
53 :消火栓箱部
54 :ハンドル
55 :継ぎ足し管
56 :キャップ
57 :立ち上り管部
Claims (3)
- 本管に接続された枝管を止水する枝管止水工法であって、
前記枝管から離間して形成された前記本管の挿通孔から収縮状態のバッグを本管内に挿入する挿入工程と、
前記バッグ内に気体を供給して前記バッグに浮力を付与する浮力付与工程と、
前記枝管から水を排水して形成される水流によって前記バッグを前記枝管に誘導して前記枝管を止水する止水工程と、
を含むことを特徴とする枝管止水工法。 - 前記浮力付与工程では、前記バッグが前記枝管内に進入可能な不完全状態で前記バッグを膨張させ、
前記止水工程では、前記不完全状態で膨張したバッグを前記枝管内に進入させた後に、前記バッグをさらに膨張させて枝管を止水することを特徴とする請求項1に記載の枝管止水工法。 - 前記止水工程では、前記バッグが前記本管と前記枝管との合流口を塞いで前記枝管を止水することを特徴とする請求項1に記載の枝管止水工法。
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