JP2006275108A - 既設流体管の不断水制水体設置装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 制水体が密封ケースの内面との間にスペースを確保しつつ挿入手段により挿入され、制水体が密封ケースの内面と当接して損傷することなく所定切除箇所に設置することができる既設流体管の不断水制水体設置装置を提供すること。
【解決手段】 制水体4の挿入手段34側には、密封ケース9の内面と摺接可能なスペーサ3、24を有する案内手段2が設けられていることており、制水体4が密封ケース9の内面との間にスペースを確保しつつ挿入手段34により挿入されるため、制水体4が密封ケース9の内面と当接して損傷することなく所定切除箇所に設置することができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、既設流体管の一部を密封ケースで水密的に密封して、所定箇所を不断水状態で切除して、密封ケースの内部を押動可能な挿入手段にて所定箇所に制水体を設置して、流路の遮断若しくは流路を形成する既設流体管の不断水制水体設置装置に関する。
従来の既設流体管の不断水制水体設置装置は、既設流体管の一部を密封した密封ケース内部の所定箇所に、密封ケース内を押動可能な挿入手段にて制水体を設置して、流路の遮断若しくは流路を形成している(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−17986号公報(第3頁、第9図)
しかしながら、特許文献1にあっては、密封ケース内において挿入手段により制水体を押動して所定箇所に設置する際に、制水体が密封ケース内で変動することにより密封ケースの内面と当接して、制水体や密封ケースが損傷することがあった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、制水体が密封ケースの内面との間にスペースを確保しつつ挿入手段により挿入され、制水体が密封ケースの内面と当接して損傷することなく所定切除箇所に設置することができる既設流体管の不断水制水体設置装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の既設流体管の不断水制水体設置装置は、既設流体管の一部を密封ケースで水密的に密封して、前記既設流体管の所定切除箇所を不断水状態で切除して、前記密封ケースの内部を押動可能な挿入手段にて前記所定切除箇所に制水体を設置して、流路の遮断若しくは流路を形成する既設流体管の不断水制水体設置装置であって、
前記制水体の前記挿入手段側には、前記密封ケースの内面と摺接可能なスペーサを有する案内手段が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、制水体の挿入手段側に密封ケースの内面と摺接可能なスペーサを有する案内手段が設けられており、制水体が密封ケースの内面との間にスペースを確保しつつ挿入手段により挿入されるため、制水体が密封ケースの内面と当接して損傷することなく所定切除箇所に設置することができる。
本発明の請求項2に記載の既設流体管の不断水制水体設置装置は、請求項1に記載の既設流体管の不断水制水体設置装置であって、前記挿入手段が、前記案内手段を介して前記制水体と接続されていることを特徴としている。
この特徴によれば、挿入手段が案内手段を介して制水体と接続されており、挿入手段と制水体とが直接に接続されることがないため、制水体の仕様形状に関わらず、予め仕様形状を定めた案内手段を介して挿入手段と制水体とを接続して、密封ケース内の所定切除箇所に設置できる。
本発明の請求項3に記載の既設流体管の不断水制水体設置装置は、請求項1または2に記載の既設流体管の不断水制水体設置装置であって、前記スペーサが、前記挿入手段による挿入方向に複数設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、スペーサが挿入手段による挿入方向に複数設けられており、制水体を挿入している間の制水体の3次元的な変動を拘束できるため、制水体が傾斜することにより密封ケースの内面と当接して損傷することなく所定切除箇所に設置することができる。
本発明の請求項4に記載の既設流体管の不断水制水体設置装置は、請求項1ないし3のいずれかに記載の既設流体管の不断水制水体設置装置であって、少なくとも一部の前記スペーサが、ローラであることを特徴としている。
この特徴によれば、案内手段が有する少なくとも一部のスペーサがローラであって、ローラが密封ケース内面と点接触で当接しつつ回転可能となっているため、ローラと密封ケース内面との摺接による摩擦抵抗が減少して、挿入手段の挿入負荷を軽減できる。
本発明の請求項5に記載の既設流体管の不断水制水体設置装置は、請求項1ないし4のいずれかに記載の既設流体管の不断水制水体設置装置であって、前記密封ケースの内面には、前記スペーサを案内するガイドレールが、前記挿入手段による挿入方向に設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、ガイドレールが、挿入手段による挿入方向に設けられており、制水体に設けられたスペーサを挿入方向に案内することができるため、制水体が密封ケース内で変動せずに、所定切除箇所から外れることなく設置される。
本発明の請求項6に記載の既設流体管の不断水制水体設置装置は、請求項5に記載の既設流体管の不断水制水体設置装置であって、前記スペーサが、前記密封ケースの内面に設けられた前記ガイドレールを両側方から挟む箇所に設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、スペーサが密封ケースの内面に設けられたガイドレールを両側方から挟む箇所に設けられており、制水体がガイドレールに沿って安定的に密封ケース内を挿入されるため、密封ケース内が傾斜を有していても、制水体が所定切除箇所から外れることなく設置される。
本発明の請求項7に記載の既設流体管の不断水制水体設置装置は、請求項1ないし6のいずれかに記載の既設流体管の不断水制水体設置装置であって、前記スペーサを有する前記案内手段が、前記制水体と取り外し可能に接続されていることを特徴としている。
この特徴によれば、スペーサを有する案内手段が制水体と取り外し可能に接続されており、制水体の設置後に案内手段を制水体から取り外すことができるため、制水体設置後の構造がシンプルになるばかりか、案内手段の再利用が可能となる。
本発明の実施例を以下に説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、先ず図1は、本発明の実施例における既設水道管にバタフライ弁が設けられた筐体を装着した配管の全体像を示す平面図である。(a)は、既設水道管に装着した状態及び管内流体の流下方向を示した平面図であり、(b)は、同じく既設水道管を切断した状態を示した平面図であり、(c)は、同じく筐体内部に設置されたバタフライ弁の開状態を示した平面図であり、(d)は、同じくバタフライ弁の閉状態を示した平面図である。図2(a)は、本発明におけるバタフライ弁を示す斜視図であり、(b)は筐体の全体像を示す斜視図である。図3(a)は、接続吊り具の全体を示した平面図であり、(b)は同じく正面図である。図4は、バタフライ弁が設置される状況を示した縦断面図である。図5は、図4のA−A断面図である。図6は、バタフライ弁が設置された筐体の状況を示した縦断面図である。図7(a)は、既設水道管の切断状況を示した図であり、(b)は同じく管片除去の状況を示した図である。
本発明の実施例における不断水制水体設置装置の装着後の配管状況について説明すると、図1(a)に示すように、本発明の既設流体管としての上水管である既設水道管1の管内流体の流下方向に対して、例えば既設水道管1の一部に撤去や補修が必要な特定エリアEよりも上流側の管部分に、本発明の実施例における筐体10からなる不断水制水体設置装置を既設水道管1の外周面に水密的に装着し、筐体10内部の既設水道管1部分(所定切除箇所)を後述する方法にて切断して(図1(b))、当該切断箇所にバタフライ弁4(制水体)を装着し、図1(c)、(d)に示すように、既設水道管1の既設流路を開閉可能とする構成を有している。
このような制水体設置装置の配設により、既設水道管1の特定エリアEには管内流体が流下しないように操作できるため、特定エリアEに位置する管部分の撤去やあるいは補修等の作業が可能となる。
図2(a)、(b)に示すように、本実施例の制水体設置装置は、既設水道管の流路を変更する本発明の制水体としてのバタフライ弁4と筐体10とからなり、バタフライ弁4は、ほぼ中央部に開口Hを有する仕切壁6と、開閉軸40を中心に回動して開口Hを開閉可能である弁体7と、仕切壁6の上端部と一体的に連接される水平方向に備えられる円形の上蓋5と、上蓋5上面に設けられる減速ギア28とからなる。
弁体7の左右中心位置には、上下方向に延びる開閉軸40が設けられており、図2(a)に示されるように、弁体7の下部周縁より下方に延設された開閉軸40の下端部は、開口Hの下部に設けられた下軸受部41bに嵌挿され回動可能に軸支されている。同様に開閉軸40の上端部は、上蓋5の上面に設けられる上軸受部41aに嵌挿され回動可能に軸支されている。
また、開閉軸40は、開閉軸40と略同軸なる減速ギア28のギア部28aを介して操作軸29と噛合されているために、操作軸29を回動操作することにより、開閉軸40に該回動動作が伝達されて弁体7が開閉可能に回動できるようになっている。
したがって、弁体7は開閉軸40を中心に回動可能であり開口Hを開閉可能となっており、また弁体7は開口Hと略同一形状であって、弁体7の閉状態においては弁体7の全周縁がシール部材からなる弁座部42と密接するため、管内流体が開口Hを流通することが封止される。
また、減速ギア28はバタフライ弁4に着脱可能となっており、後述するバタフライ弁4の設置時において、上蓋5の上部に設けられる減速ギア28は、バタフライ弁4から取り外された状態にて所定切除箇所に設置され、筐体10内部が密封された後に、取り付けられるようになっている。
図2(b)に示すように、筐体10は上部筐体11と下部筐体12とからなる上下2部分に分割可能となっている。筐体10は、既設水道管1の外径よりも大なる内径を有する円筒形からなっており、上面に上向きに開口した円形の接続口10aが形成され、側面にも水平方向に開口した円形の側方開口部A、A’が2箇所形成されている。
また、水平方向の同一の中心軸Cを有し、筐体10の側面において互いの対面に位置する側方開口部A及び側方開口部A’の内径は、既設水道管1の外径よりもほぼ同一あるいは若干大きく形成されており、これら側方開口部A、A’の両端部近傍における内面には水密的なゴム輪14が備えられている。
また、図4及び図6に示されるように、筐体10側面下部には、筐体10の内部に設置されたバタフライ弁4を中心として上流側と下流側とに上流側口13a、下流側口13bが設けられている。後述する既設水道管1の切断時においては、上流側口13a、下流側口13bは筐体10の外部に開口可能となっている。
また、筐体10の外側面にから内面に向けて螺挿される固定プラグねじ23が、後述するバタフライ弁4の設置位置における、上蓋5の上面と当接する高さ位置に筐体10の平面視円周方向に略等間隔に6箇所配設されている。
筐体10の既設水道管1への装着について説明すると、上部筐体11及び下部筐体12を、それぞれ既設水道管1の上方及び下方から、中心軸Cと既設水道管1の中心軸とを合わせる位置で、既設水道管1の外周部に装着する。既設水道管1の外周部に装着した上部筐体11及び下部筐体12の突合せ部18は、溶接加工により接合を行う。また、開口部A及び開口部A’において、ゴム輪14を、筐体10側のフランジ17と分割構造の押し輪21との間に挟み込むことにより、筐体10と既設水道管1の外周面との接合を行う。
従って、溶接加工による上部筐体11及び下部筐体12の接合と、開口部A、A’の両端部及び既設水道管1の外周面との接合と、後述するバタフライ弁4の上蓋5及び筐体10の接続口10a近傍の内面の接合と、により筐体10の内部は水密的となっている。
次に本発明の案内手段としての接続吊り具2は、図3(a)、(b)に示されるように、正面視左右両側方に張り出した板状に形成されるブラケット25、25の夫々の側端部には、上下方向に平面視凹部に形成される本発明のスペーサとしての摺動部材24、24が設けられている。
また、夫々の摺動部材24、24(スペーサ)の上部及び下部には、水平方向の回転軸36周りに回転可能であって摺動部材24と同様に本発明のスペーサとしてのローラ3、3が設けられており、後述するバタフライ弁4の設置工程において、本発明の作業ケースとしての作業筒9の内面に設けられるガイドレール22と当接しつつ回転可能となっている。
また、図4に示されるように、ブラケット25の上部には本発明の挿入手段としての挿入機34の挿入ロッド35と接続可能な接続部材26が設けられ、下部にはバタフライ弁4の上蓋5上面と接続可能な接続板25aが設けられている。
次に、図7(a)、(b)を用いて既設水道管1の切断工程について説明すると、筐体10の接続口10aの上方には、接続口10aを開閉自在とし、閉状態においては筐体10内部の水密性を保持できる開閉弁30が配設されている。続いて、既設水道管1の外径よりも大なる内径及び高さを有し、下端周縁に下向きに配設された穿孔刃32aと、穿孔刃32aと同じ中心軸を有し穿孔刃32aよりも下方の位置に下向きに配設されたセンタードリル32bと、センタードリル32bの先方に設けられた掛止片32cとを有する内空円筒状の穿孔用カッタ32を、該切断工程に用いられる本発明の作業ケースとしての胴体31内部空間に設け、円筒状の穿孔用カッタ32の中心軸がほぼ鉛直方向を向き、かつ筐体10内の既設水道管1の中心軸とほぼ直交方向に交差する位置に配設するように、胴体31を開閉弁30の上方に水密的に連通接続する。
次に、開閉弁30を開状態とし、穿孔用カッタ32を回転動作させながら、穿孔刃32aが、既設水道管1の全断面を通過するように進退移動させるストローク33により、穿孔用カッタ32を下降動作させる。穿孔用カッタ32の回転動作及び下降動作により、既設水道管1は穿孔用カッタ32の下端周縁の直径寸法分離間した2箇所の切断面で、既設水道管1上面の外周面から下方に向かって徐々に切断され、穿孔刃32aが既設水道管1の全断面を通過するように下降動作した地点で、該2箇所の切断面で既設水道管1が切断され、該2箇所の切断面の間で管片1’が既設水道管1の管路から分断される。
上述の既設水道管1の切断動作において、既設水道管1は不断水状態であるため、既設水道管1内は水圧が加わった満水状態であり、穿孔用カッタ32による切断動作において、センタードリル32bが既設水道管1上面の外周面から既設水道管1の内部に達した時点で、既設水道管1の内部の流体が管外に漏出し、筐体10の内空間及び上方に連通接続した胴体31内部を満たすようになる。ただし、胴体31内部は水密的であるため、図1(a)に示すように、既設水道管1の内部から漏出した流体が、筐体10及び胴体31の外部に漏出することはない。したがって、既設水道管1内の流体を不断水状態のまま、切断動作が可能となる。
また、上流側口13a及び下流側口13bと筐体10外部とが排出路(図示略)により連通されており、前記切断動作は、既設水道管1の切断時に発生する切り粉を前記排出路より外部に排出させながら行われる。切り粉の排出後は、上流側口13a、下流側口13bも閉状態としておく。
次に、既設水道管1の切断動作後に、穿孔用カッタ32と、センタードリル32bの掛止片32cに掛止した切断後の管片1’とを、胴体31内部に引き上げ、開閉弁30を閉状態としてから外部に搬出する(図6(b))。
続いて筐体10の内部において、既設水道管1を切断時に既設水道管1の切断面から発生し、上流側口13a、下流側口13bから排出されずに筐体10内に残存した切り粉を、図示しない排出装置により接続口10aから排出して開閉弁30を閉状態としておく。
次に、バタフライ弁4の設置工程について説明すると、図4に示されるように、管片1’及び切り粉を排出した後の筐体10の上方には、該設置工程で用いられる作業筒9(作業ケース)が、接続口9aと筐体10の接続口10aとが水密的に連通した状態で接続されている。作業筒9内部には、後述するローラ3及び摺動部材24が取り付けられる接続吊り具2と、バタフライ弁4とが、接続吊り具2の接続板25に設けられるボルト孔25aを介してバタフライ弁4の上蓋5上面に設けられるタップ孔5aに螺挿されたボルト27にて、一体的に接続されて配設されており、さらに接続吊り具2とバタフライ弁4とは、挿入ロッド35を介して作業筒9の上部に設けられた挿入機34と接続されている。
このようにすることで、挿入機34が接続吊り具2(案内手段)を介してバタフライ弁4と接続されており、挿入機34とバタフライ弁4とが直接に接続されることがないため、バタフライ弁4の仕様形状に関わらず、予め仕様形状を定めた接続吊り具2を介して挿入機34とバタフライ弁4とを接続して、作業筒9内の所定切除箇所に設置できる。
尚、本実施例において作業ケースとは、バタフライ弁4の設置工程に用いられ開閉弁30を有して筐体10と接続される作業筒9と、前記した既設水道管1の切断工程に用いられ同様に筐体10と接続される胴体31とを示すものであり、筐体10とで密封ケースを構成している。
次に、開閉弁30を開状態とした後に、接続吊り具2とバタフライ弁4とは、挿入機34により作業筒9内部を上方から下方に向かって押圧され、図4の右半分に示された状態から、左半分に示されるように、筐体10内部の既設水道管1の所定切除箇所に設置される。
開閉弁30を開状態とした時に、筐体10内の流体が作業筒9内部を満たすようになる。ただし、作業筒9内部は水密的であるため、図1(a)に示すように、既設水道管1の内部から漏出した流体が、作業筒9の外部に漏出することはない。したがって、既設水道管1内の流体を不断水状態のまま、バタフライ弁4の設置動作が可能となる。
また、バタフライ弁4が挿入機34により押圧される際には、接続吊り具2のブラケット25の左右両端部に設けられるローラ3が、作業筒9の内面において対向する箇所に設けられるガイドレール22と当接して、回転しながらバタフライ弁4を筐体10内部の所定切除箇所に案内するようになっている。
このようにすることで、バタフライ弁4の挿入機34側に作業筒9の内面と摺接可能なローラ3及び摺動部材24を有する接続吊り具2が設けられており、バタフライ弁4が作業筒9の内面との間にスペースを確保しつつ挿入機34により挿入されるため、バタフライ弁4が作業筒9の内面と当接して損傷することなく所定切除箇所に設置することができる。
このようにすることで、ガイドレール22が、挿入機34による挿入方向に設けられており、バタフライ弁4と接続された接続吊り具2に設けられたローラ3を挿入方向に案内することができるため、バタフライ弁4が作業筒9内で変動せずに、所定切除箇所から外れることなく設置される。
このガイドレール22は、図5に示されるように、平面視角形状に形成されており、作業筒9内部の上下方向に沿って、作業筒9側面に設けられた掛止孔37を介して作業筒9外側方から螺挿可能な掛止ボルト38によって、作業筒9内面と当接した状態で固着されている。
ガイドレール22を固着した掛止ボルト38は、作業筒9外面にてプラグ39により水密的に被覆されているために、バタフライ弁4設置時において作業筒9内部の流体が、掛止孔37から外部に漏洩することはない。
また、ガイドレール22は、作業筒9内面において内方に膨出するように平面視凸部に形成されており、ガイドレール22により案内される接続部材2は、ガイドレール22の端面22aと当接する箇所に回転可能なローラ3(スペーサ)が形成され、且つガイドレール22の両側面22b、22bを両側方から挟むように摺動部材24(スペーサ)が形成されている。
つまり、作業筒9内面において平面視凸部に形成されるガイドレール22を、ローラ3と摺動部材24とによって平面視凹部に形成されるスペーサが係合しつつ摺動可能となっている。
このようにすることで、接続吊り具2が有する少なくとも一部のスペーサがローラ3であって、ローラ3がガイドレール22の端面22aと点接触で当接しつつ回転可能となっているため、ローラ3と該端面22aとの摺接による摩擦抵抗が減少して、挿入機34の挿入負荷を軽減できる。
また、このようにすることで、バタフライ弁4が、ガイドレール22に沿って安定的に作業筒9内を挿入されるため、作業筒9内が傾斜を有していても、バタフライ弁4が所定切除箇所から外れることなく設置される。
さらに摺動部材24は、上下方向に所定長さを有しており、摺動部材24の上部及び下部にローラ3、3が形成されている。
このようにすることで、ローラ3が上下方向(挿入機34による挿入方向)に複数設けられており、バタフライ弁4を挿入している間におけるバタフライ弁4の3次元的な変動を拘束できるため、バタフライ弁4が傾斜することにより作業筒9の内面と当接して損傷することなく所定切除箇所に設置することができる。
さらにバタフライ弁4の所定の設置箇所となる筐体10の接続口10a近傍の内部には、バタフライ弁4の上蓋5の周面に沿って設けられるシール材8aと当接可能となるように、段部19が設けられている。同様にバタフライ弁4の仕切壁6の周面に沿って設けられるシール材8bと当接可能となるように、側面段部15、底面段部16が設けられており、さらに側面段部15の両側部には、案内片20、20が上下方向に設けられ、下方に降下する仕切壁6を所定の設置箇所に案内可能としている。
そして、バタフライ弁4が筐体10内部の所定の設置箇所に設置されるのと略同時に、上蓋5の周面に設けられたシール材8aが、筐体10内側面に設けられた段部19と当接することにより、上蓋5が筐体10の接続口10a近傍を閉塞して、筐体10内部が密封される。同様に、仕切壁6の周面に沿って設けられるシール材8bが側面段部15、底面段部16と当接することにより、仕切壁6の周面において筐体10内部の流体の流れが遮断される。
バタフライ弁4の設置位置において、固定プラグねじ23が筐体10の外側面から螺挿されることにより、固定プラグねじ23の先端部が、上蓋5の上面を摺接しながら筐体10内部中心に向かって進入するため、バタフライ弁4を下方に押圧した状態での固定が可能となる。
したがって、仕切壁6の側面及び底面に備えたシール材8bが、均等に下方に荷重されるため、水密性を確保することができる。
このように、バタフライ弁4設置の後、流下流体に面する仕切壁6が筐体10内部にて流体力を受けた場合においても、バタフライ弁4の仕切壁6を表裏両側から挟む位置に配設された案内片20、20が流体力を受け止めてバタフライ弁4を確実に固定保持する。
そして、図6に示されるように、作業筒9内に残存した流体を排水した後に、作業筒9及び挿入機34を取り外し、ボルト27を取り除いて接続吊り具2を上蓋5から取り外す。接続吊り具2を取り外した後に、減速ギア28及び操作軸29を上蓋5の上面に取り付け、操作軸29を操作することで弁体7が開閉操作され、図1(c)、(d)に示されるように、流体の遮断状態若しくは流下状態が操作可能となる。
このようにすることで、バタフライ弁4の設置の際に密封する密封ケースが、分割可能に接続される作業筒9と筐体10とからなり、所定の切除箇所が筐体10の内部に設けられていることにより、筐体10の内部を水密的に密封した後に、接続吊り具2と共に作業筒9を取り外すことができるため、バタフライ弁4設置後の装置の構造がシンプルになるばかりか、接続吊り具2や作業筒9の再利用が可能となる。
また、このようにすることで、密封ケースが、分割可能に接続される作業筒9と筐体10とからなり、筐体10の近傍において上蓋5により筐体10の内部を密封した後に、接続吊り具2と作業筒9とを取り外すことにより、既設水道管1を密封して残置される筐体10が小型化できるため、筐体10の既設水道管1への密封作業がし易くなる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、上記実施例では、バタフライ弁4(制水体)と挿入機34(挿入手段)との間に接続吊り具2(案内手段)が介在しており、接続吊り具2に本発明のスペーサである摺動部材24及びローラ3が設けられていたが、本発明の案内手段の構成は必ずしも上記実施例に限らず、例えばバタフライ弁4(制水体)と挿入機34(挿入手段)とが直接に接続されており、バタフライ弁4の上蓋5上面に取り付けられたブラケット(案内手段)にスペーサが形成されていても構わない。
また、上記実施例では、接続吊り具2のブラケット25の側端部に、平面視凹部に形成される摺動部材24(スペーサ)が設けられ、ローラ3(スペーサ)が摺動部材24の該凹部内に設けられ、作業筒9内面に平面視凸部に形成されるガイドレール22を挟み込むように形成されていたが、本発明のスペーサの構成は必ずしも上記実施例に限らず、バタフライ弁4(制水体)が作業筒9内面との間にスペースを確保しつつ挿入機34により挿入される構成であれば、摺動部材のみが作業筒9内面と摺接可能に形成されていてもよいし、同様にローラのみが形成されていてもよい。
また、上記実施例では、本発明のスペーサである摺動部材24及びローラ3が、作業筒9内面の対向した2箇所において摺接可能に形成されていたが、スペーサは、作業筒9内面において摺接可能に形成される箇所は1箇所でも構わないし、3箇所以上であっても構わない。
また、上記実施例では、ローラ3は、接続吊り具2のブラケット25、25の両側端部に上下2段に計4個形成されていたが、ローラ3の配設される位置、個数、段数は上記に限らない。
また、上記実施例では、本発明のスペーサである摺動部材24及びローラ3が摺接する作業筒9内面にガイドレール22が形成されていたが、作業筒9内面には必ずしもガイドレール22が形成されていなくとも構わない。
さらに、上記実施例では、制水体としてバタフライ弁4が形成されているが、既設流路の遮断若しくは流路を形成すれば必ずしもバタフライ弁4である必要はなく、例えば筐体10内部に設置した仕切壁に対してスライド動により開閉可能なスルース弁体を有するスルース弁でもよいし、同様に設置した仕切壁に対して回動により開閉可能なボール弁体を有するボール弁であってもよい。さらに既設流路を遮断する仕切体であっても構わない。
また、上記実施例では、作業ケースは、バタフライ弁4の設置工程で用いられる作業筒9と、既設水道管1の切断工程で用いられる胴体31とに目的別に分けて使用されているが、作業ケースは、既設水道管1の切断工程からバタフライ弁4の設置工程に亘って同一の作業ケースであっても構わない。
また、上記実施例では、密封ケースは分割可能に接続される作業ケース(作業筒9及び胴体31)と筐体10とからなっていたが、密封ケースはこのような構造に限定されるものではなく、特に分割構造を有しない密封ケースであってもよい。
また、上記実施例では、垂直方向に配設された密封ケースの内部を制水体が挿入され所定切除箇所に設置されていたが、密封ケースは必ずしも垂直方向に配設されるものとは限らず、所定角度を有する斜方向に配設された密封ケースの内部を制水体が挿入され所定切除箇所に設置されてもよいし、同様に水平方向に配設された密封ケースの内部を制水体が挿入され所定切除箇所に設置されてもよい。
このような場合においても、特に鉛直方向下側に位置する密封ケース内面と当接する所定箇所にスペーサを配設することで、密封ケース内部における制水体の移動により、制水体が密封ケース内面と当接して損傷することなく所定切除箇所に設置される。
また、上記実施例では、既設水道管1の管内流体は上水であるが、管内流体は下水でもよいし、ガスでもよい。
また、上記実施例では、筐体10の内部における既設水道管1の切断手段は、内空円筒状の穿孔用カッタ32であったが、密封ケース内にて不断水状態で既設水道管1を切断できれば切断手段は穿孔用カッタ32に限らない。
本発明の実施例における既設水道管にバタフライ弁が設けられた筐体を装着した配管の全体像を示す平面図である。(a)は、既設水道管に装着した状態及び管内流体の流下方向を示した平面図であり、(b)は、同じく既設水道管を切断した状態を示した平面図であり、(c)は、同じく筐体内部に設置されたバタフライ弁の開状態を示した平面図であり、(d)は、同じくバタフライ弁の閉状態を示した平面図である。 (a)は、本発明におけるバタフライ弁を示す斜視図であり、(b)は筐体の全体像を示す斜視図である。 (a)は、接続吊り具の全体を示した平面図であり、(b)は同じく正面図である。 バタフライ弁が設置される状況を示した縦断面図である。 図4のA−A断面図である。 バタフライ弁が設置された筐体の状況を示した縦断面図である。 (a)は、既設水道管の切断状況を示した図であり、(b)は同じく管片除去の状況を示した図である。
符号の説明
1 既設水道管(既設流体管)
2 接続吊り具(案内手段)
3 ローラ(スペーサ)
4 バタフライ弁(制水体)
5 上蓋
5a タップ孔
6 仕切壁
7 弁体
8a、8b、8c シール材
9 作業筒(作業ケース)
9a 接続口
9b 作業口
10 筐体
10a 接続口
11 上部筐体
12 下部筐体
13a 上流側口
13b 下流側口
14 ゴム輪
15 側面段部
16 底面段部
17 フランジ
18 突合せ部
19 段部
20 案内片
21 押し輪
22 ガイドレール
22a 端面
22b 側面
23 固定プラグねじ
24 摺動部材(スペーサ)
25 ブラケット
25a 接続板
25b ボルト孔
26 接続部材
27 ボルト
28 減速ギア
28a ギア部
29 操作軸
30 開閉弁
31 胴体(作業ケース)
32 穿孔用カッタ
33 ストローク
34 挿入機(挿入手段)
35 挿入ロッド
36 回転軸
37 掛止孔
38 掛止ボルト
39 プラグ
40 開閉軸
41a 上軸受部
41b 下軸受部
42 弁座部
A、A’ 側方開口部
E 特定エリア
H 開口

Claims (7)

  1. 既設流体管の一部を密封ケースで水密的に密封して、前記既設流体管の所定切除箇所を不断水状態で切除して、前記密封ケースの内部を押動可能な挿入手段にて前記所定切除箇所に制水体を設置して、流路の遮断若しくは流路を形成する既設流体管の不断水制水体設置装置であって、
    前記制水体の前記挿入手段側には、前記密封ケースの内面と摺接可能なスペーサを有する案内手段が設けられていることを特徴とする既設流体管の不断水制水体設置装置。
  2. 前記挿入手段が、前記案内手段を介して前記制水体と接続されている請求項1に記載の既設流体管の不断水制水体設置装置。
  3. 前記スペーサが、前記挿入手段による挿入方向に複数設けられている請求項1または2に記載の既設流体管の不断水制水体設置装置。
  4. 少なくとも一部の前記スペーサが、ローラである請求項1ないし3のいずれかに記載の既設流体管の不断水制水体設置装置。
  5. 前記密封ケースの内面には、前記スペーサを案内するガイドレールが、前記挿入手段による挿入方向に設けられている請求項1ないし4のいずれかに記載の既設流体管の不断水制水体設置装置。
  6. 前記スペーサが、前記密封ケースの内面に設けられた前記ガイドレールを両側方から挟む箇所に設けられている請求項5に記載の既設流体管の不断水制水体設置装置。
  7. 前記スペーサを有する前記案内手段が、前記制水体と取り外し可能に接続されている請求項1ないし6のいずれかに記載の既設流体管の不断水制水体設置装置。
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