JP2022165440A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】本開示は、液剤自動投入装置に異物が混入することを防止できる洗濯機を提供する。【解決手段】本開示における洗濯機は、筐体と、筐体内部に設けられ、洗濯物を収容する洗濯槽と、筐体内部に配設され、洗濯槽へ水を供給する給水ユニットと、内部に液剤を貯蔵する液剤タンクと、液剤タンクに貯蔵された液剤を洗濯槽に投入する液剤自動投入装置と、を備え、給水ユニットは、内部に液剤タンクを収容する略箱状に形成されるとともに、給水弁から導入された水を液剤自動投入装置に流通させる導水経路が形成されており、導水経路は、給水ユニットの下部を構成する給水ユニット筐体部と、給水ユニットの上部を構成する流路蓋部とを溶着して構成され、導水経路の内部には、給水ユニット筐体部側から突出する第1のリブが形成され、第1のリブの対応位置に流路蓋部側から突出する第2のリブが形成されている。【選択図】図16

Description

本開示は、洗濯機に関する。
特許文献1は、給水弁から液剤自動投入装置までの経路を複数の中継部品で接続する洗濯機を開示する。
特許文献1における洗濯機は、洗濯槽に水を供給する給水弁と、内部に液剤を貯蔵する液剤タンクと、液剤タンクに貯蔵された液剤を洗濯槽に投入する液剤自動投入装置と、を備える。給水弁と液剤自動投入装置との間は、ホース及び樹脂部品を介して接続されている。
特開2019-181023号公報
本開示は、液剤自動投入装置に異物が混入することを防止できる洗濯機を提供する。
本開示における洗濯機は、筐体と、筐体内部に設けられ、洗濯物を収容する洗濯槽と、筐体内部に配設され、洗濯槽へ水を供給する給水ユニットと、内部に液剤を貯蔵する液剤タンクと、液剤タンクに貯蔵された液剤を洗濯槽に投入する液剤自動投入装置と、を備え、給水ユニットは、内部に液剤タンクを収容する略箱状に形成されるとともに、給水弁から導入された水を液剤自動投入装置に流通させる導水経路が形成されており、導水経路は、給水ユニットの下部を構成する給水ユニット筐体部と、給水ユニットの上部を構成する流路蓋部とを溶着して構成され、導水経路の内部には、給水ユニット筐体部側から突出する第1のリブが形成され、第1のリブの対応位置に流路蓋部側から突出する第2のリブが形成されている。
本開示における洗濯機は、液剤自動投入装置に異物が混入することを防止できる。
実施の形態1における洗濯機の蓋体が閉じた状態の外観斜視図 実施の形態1における洗濯機の蓋体が開いた状態の外観斜視図 実施の形態1における洗濯機の給水ユニット周辺の洗剤ケース、洗剤タンク、柔軟剤タンクが引き出された状態の外観斜視図 実施の形態1における洗濯機の給水ユニット周辺の背面図 実施の形態1における洗濯機の給水ユニット周辺の分解斜視図 実施の形態1における洗濯機の給水ユニットの流路蓋部を除いた上面図 実施の形態1における洗濯機の給水ユニットの流路蓋部を除くとともに、洗剤ケース、洗剤タンク、柔軟剤タンクが取り外された状態で、断面を図示するための上面図 図7に示される給水ユニットのF-F断面図 実施の形態1における洗濯機の給水ユニットの、洗剤ケース、洗剤タンク、柔軟剤タンクが引き出された状態の、流路蓋部を除いた上面図 図7に示される給水ユニットのB-B断面図 図7に示される給水ユニットのE-E断面図 図7に示される給水ユニットのC-C断面図 図7に示される給水ユニットのA-A断面図 図7に示される給水ユニットのD-D断面図 実施の形態1における洗濯機の給水ユニットの、洗剤ケース、洗剤タンク、柔軟剤タンクが取り外された状態の外観前面図 図7に示される給水ユニットのG-G断面図
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。なお、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施の形態1)
以下、図1~図15を用いて、実施の形態1を説明する。
[1-1.構成]
[1-1-1.洗濯機の構成]
図1、図2に示すように、洗濯機100は、筐体600と、蓋体700と、操作部800と、を備える。筐体600は、下筐体610と、上筐体620と、を含む。下筐体610内には、洗濯槽500が収容される。洗濯槽500は、上方が開口された円筒体であり、衣類を洗浄する洗浄動作を行う。洗浄動作は、既知の様々な洗濯機の洗濯槽が行う動作であってもよい。本実施形態の原理は、洗濯槽500によって実行される特定の洗浄動作に限定されない。
上筐体620は、下筐体610の上方に配置されており、洗濯槽500と連通する投入口621が形成されている。蓋体700は、上筐体620の後部に取り付けられており、投入口621を開閉自在に覆う。使用者が蓋体700を上方に回動すると、洗濯槽500は、投入口621を通じて露出する。使用者は、投入口621から洗濯物を洗濯槽500へ投入できる。
上筐体620の後部には、投入口621の後方となる位置に、操作部800が配設されている。使用者は、操作部800を操作し、洗濯槽500の様々な動作を設定することができる。
操作部800の後部には、給水口200が設けられ、給水口200には、水道栓からの水道水を導入するように給水ホース210が接続されている。
図2に示すように、洗剤タンク450、柔軟剤タンク460、及び洗剤ケース400は、給水ユニット300に収納された状態で前面が面一となるように配置されている。
図3に示すように、洗剤タンク450及び柔軟剤タンク460は、複数回の運転を実施可能な量の剤を貯蔵可能に構成されており、液体を注入可能とするように上面が開口している洗剤タンク投入部451及び柔軟剤タンク投入部461が形成されている。洗剤タンク450及び柔軟剤タンク460は、それぞれ透明材料で構成された洗剤タンク残量目盛450a及び柔軟剤タンク残量目盛460aが設けられており、使用者が目視で剤の量を確認することができる。
一方、洗剤ケース400は、一回の運転に必要な量の剤を使用者が投入するために用い
られるものであり、粉洗剤、液体洗剤及び柔軟剤をそれぞれ投入できるように粉洗剤手動投入部410、液体洗剤手動投入部420及び柔軟剤手動投入部430が設けられている。
蓋体700は、一部分が透明に構成されている。これにより、使用者は、蓋体700が閉じた状態であっても、洗剤タンク残量目盛450a及び柔軟剤タンク残量目盛460aを視認し、洗剤タンク450及び柔軟剤タンク460が貯蔵する剤の残量を確認できる。
[1-1-2.給水ユニット]
図5に示すように、給水ユニット300は、主に、略箱状に形成された給水ユニット筐体部320と、給水ユニット筐体部の上面を覆う流路蓋部340と、給水ユニット筐体部の下底部に取り付けられた流路下部370と、により構成されている。
図3、図4に示すように、給水ユニット筐体部320の背面左部には、給水口200から導入された水を開閉自在に通過させる給水弁310が取り付けられている。給水弁310が開いた状態で、給水弁310から導入された水は、給水ユニット筐体部320に導入される。
給水ユニット筐体部320の背面中央部には、洗濯機100の外部からホース(図示せず)を介して水を吸引するバスポンプ314が配設されている。バスポンプ314は、給水ユニット筐体部320にビス止めで固定されており、バスポンプ用注水口333を介して、後述する第一導水経路321と直接接続されている。バスポンプ314は、第一導水経路321から給水されることにより、吸引、吐出動作を開始できる。
図3、図5に示すように、給水ユニット筐体部320は、前方に開口する略箱状に形成されている。給水ユニット筐体部320は、内部空間として、タンク収容部360と、洗剤ケース収容部350と、を備えている。タンク収容部360は、洗剤タンク450及び柔軟剤タンク460を、洗剤ケース収容部350は、洗剤ケース400を、それぞれ独立に引き出し可能に収納している。
洗剤ケース流路部330は、洗剤ケース収容部350の上面として一体で配設されており、流路蓋部340を溶着することで、後述する第一導水経路321及び第二導水経路322が形成されている。
図3、図4に示すように、給水ユニット筐体部320の背面右部には、液剤自動投入装置301が取り付けられている。液剤自動投入装置301については後述する。
[1-1-3.導水経路]
図4、図5に示すように、給水弁310は、第一導水筒311、第二導水筒312及び第三導水筒313の三つの開閉弁を含み、それぞれの開閉弁を独立に開閉できるように構成されている。
図6~図10に示すように、給水ユニット筐体部320には、給水弁310から導入された水が流れる導水経路が形成されており、給水弁310と導水経路とは直接接続されている。導水経路は、第一導水筒311、第二導水筒312及び第三導水筒313とそれぞれ独立に連通するように、分岐して形成されている。第一導水筒311と連通する流路を第一導水経路321、第二導水筒312と連通する流路を第二導水経路322、第三導水筒313と連通する流路を第三導水経路323と定義する。
[1-1-4.洗剤ケース、第一導水経路、第二導水経路]
図3、図6~図9に示すように、第一導水経路321及び第二導水経路322は、第一導水筒311及び第二導水筒312から供給された水を洗剤ケース流路部330に案内し、下方に位置する洗剤ケース400に注水するように構成されている。
洗剤ケース400の内部には、粉洗剤手動投入部410、液体洗剤手動投入部420及び柔軟剤手動投入部430が設けられており、使用者がそれぞれの剤を投入可能に構成されている。
第一導水経路321は、粉洗剤手動投入部410の上方において上下を連通させるために形成された粉洗剤用注水口331と、液体洗剤手動投入部420の上方において上下を連通させるために形成された液体洗剤用注水口332と、が設けられている。第二導水経路322は、柔軟剤用注水口334の上方において上下を連通させるために形成された柔軟剤用注水口334が設けられている。
粉洗剤手動投入部410、液体洗剤手動投入部420及び柔軟剤手動投入部430は、内部に溜まった液体を下部に排出する排出口(図示せず)がそれぞれ設けられている。排出口から排出された液体は、流路下部370へと落下する。流路下部370は、排出部として構成されており、洗濯槽500に液体を排出する。
[1-1-5.洗剤タンク、自動投入装置、第三導水経路]
図6、図10~図16に示すように、第三導水経路323は、給水ユニット筐体部320の背面に沿って略水平方向に亘って形成されており、洗浄経路導水口324において背面側に開口する。ここで、第三導水経路323の給水ユニット筐体部320の背面に沿って略水平方向に亘って形成されている経路を、特に、第三導水経路水平路323aと称す。
洗浄経路導水口324は、後述する自動投入装置内経路325と接続され、第三導水経路323と液剤自動投入装置301とを連通させる。液剤自動投入装置301は、タンク収容部360の背面側に配置されており、後述するように、タンク収容部360に収納された洗剤タンク450及び柔軟剤タンク460と接続されている。
洗剤タンク450の背面側には、洗剤タンク差込口302が設けられており、洗剤タンク差込口302の内部には、押し込まれることにより開放される洗剤タンク逆止弁(図示せず)が設けられている。同様に、柔軟剤タンク460の背面側には、柔軟剤タンク差込口303と、押し込まれることにより開放される柔軟剤タンク逆止弁(図示せず)と、が設けられている。洗剤タンク450は、タンク収容部360に取り付けられた状態で、後述する洗剤自動投入差込口452が挿入され、洗剤タンク逆止弁が開放されて液体洗剤が供給可能となるように構成されている。同様に、柔軟剤タンク460は、タンク収容部360に取り付けられた状態で、後述する柔軟剤自動投入差込口462が挿入され、柔軟剤タンク逆止弁が開放されて柔軟剤が供給可能となるように構成されている。
タンク収容部360の内背面には、洗剤自動投入用接続部360aと、柔軟剤自動投入用接続部360bと、が設けられている。洗剤自動投入用接続部360a及び柔軟剤自動投入用接続部360bは、液剤自動投入装置301の、洗剤自動投入差込口452及び柔軟剤自動投入差込口462を囲うように構成されている。
液剤自動投入装置301は、洗剤自動投入差込口452及び柔軟剤自動投入差込口462と、液体洗剤、柔軟剤及び水の経路を切り替える三方弁380と、液体を吸引、吐出するポンプユニット390と、三方弁380とポンプユニット390とを繋ぐ自動投入装置内経路325と、を含む。
洗剤自動投入差込口452及び柔軟剤自動投入差込口462は、前方に突出して形成されており、洗剤タンク450及び柔軟剤タンク460がタンク収容部360に収納された状態で、それぞれ洗剤タンク450及び柔軟剤タンク460と接続される。
三方弁380は、それぞれ独立に開閉制御可能に構成された洗剤三方弁381と柔軟剤三方弁382とを含む。洗剤三方弁381は、洗剤自動投入差込口452と連通するように配設されており、柔軟剤三方弁382は、柔軟剤自動投入差込口462と連通するように配設されている。三方弁380の下流側は、自動投入装置内経路325を介してポンプユニット390と接続されている。このように、三方弁380は、自動投入装置内経路325、洗剤自動投入差込口452、柔軟剤自動投入差込口462、ポンプユニット390、と接続されており、洗剤三方弁381及び/又は柔軟剤三方弁382の開閉を切り替えることにより、洗剤、柔軟剤及び水の流れを制御する。
ポンプユニット390は、ポンプユニット入口392aとポンプユニット出口392bとの間に設けられたポンプ内流路391と、ポンプ内流路391の途中に設けられたシリンダ397と、モータ(図示せず)の回転駆動力によって上下運動するピストン395と、を含む。
ポンプユニット入口392a及びポンプユニット出口392bには、入口逆止弁393及び出口逆止弁394がそれぞれ設けられている。
入口逆止弁393は、ピストン395の負圧動作で開くように構成されており、出口逆止弁394は、ピストン395の正圧動作で開くように構成されている。
自動投入装置内経路325は、ポンプユニット390の下流において、流路下部370と洗浄経路流出口326を介して接続されている。
ここで、第三導水経路水平路323aについて説明する。図9、図11、図16に示すように、この第三導水経路水平路323aは、給水ユニット筐体部320と流路蓋部340によって構成される。この給水ユニット筐体部320と流路蓋部340とを溶着することで、水漏れのない流水可能な流路構成となる。
第三導水経路水平路323a内において、給水ユニット筐体部320には、2本の給水ユニット筐体部異物侵入防止リブ327を設けている。また、流路蓋部340には、2本の給水ユニット筐体部異物侵入防止リブ327に対向する位置に、互いの先端が所定の間隔を有するように、2本の流路蓋部異物侵入防止リブ341を設けている。給水ユニット筐体部異物侵入防止リブ327及び流路蓋部異物侵入防止リブ341は、第三導水経路水平路323aに平行して設けられている。これにより、1本のメイン第三導水経路水平路323aaと2本のサブ第三導水経路水平路323abを形成している。
[1-2.動作]
以上のように構成された洗濯機100について、その動作を以下説明する。
[1-2-1.自動投入機能使用時の洗濯運転における水の流れ]
図6、図8、図10~図15において、第一導水筒311から供給される水の流れをX、第二導水筒312から供給される水の流れをY、第三導水筒313から供給される水の流れをZと定義する。
洗い運転開始時において、液剤自動投入装置301が駆動され、液剤の自動投入が実行
される。初めに、第三導水筒313が閉じた状態で、三方弁380の一部である洗剤三方弁381が開口され、洗剤タンク450とポンプユニット390の経路が連通する。ポンプユニット390は、モータ396を回転させるとともにピストン395を上下動作させ、適量の液体洗剤をポンプユニット入口392aから吸引し、ポンプユニット出口392bから吐出する。
次に、三方弁380及びポンプユニット390内の洗剤を洗い流す経路洗浄が実行される。洗剤三方弁381が閉じ、洗剤タンク450とポンプユニット390の経路が遮断されるとともに、第三導水筒313から液剤自動投入装置301までの経路が連通する。続いて、給水弁310の第三導水筒313が開放される。水の流れZのように、第三導水筒313から導入された水は、第三導水経路323、第三導水経路水平路323aを通過するとともに洗浄経路導水口324を介して自動投入装置内経路325に到達し、ポンプ内流路391に水を充填する。ポンプユニット390は、モータ396を回転させるとともにピストン395を上下動作させ、充填した水をポンプユニット出口392bから射出することで、ポンプ内流路391に存在する液体洗剤や異物を洗い流す。自動投入装置内経路325から流出した水は、洗浄経路流出口326を介して流路下部370へ流下し、流路下部370から洗濯槽500に投入される。この経路洗浄によって、残留した洗剤と、最終すすぎ工程において投入される柔軟剤とが混合することを防ぎ、洗剤と柔軟剤が混合した際に生じる異物の析出を抑制する。
液体洗剤の自動投入が終了した後、又は液体洗剤の自動投入と同時に、第一導水筒311が開放され、第一導水経路321に水が給水される。水の流れXのように、第一導水経路321に導入された水は、粉洗剤用注水口331、液体洗剤用注水口332及びバスポンプ用注水口333を通過し、粉洗剤手動投入部410、液体洗剤手動投入部420及びバスポンプ314に注水される。粉洗剤手動投入部410及び液体洗剤手動投入部420に注水された水は、排出口を通って流路下部370へ流下し、流路下部370内に溜まった液体洗剤を溶解させるとともに洗濯槽500に投入される。
最終すすぎ工程では、三方弁380の一部である柔軟剤三方弁382が開放され、柔軟剤タンク460とポンプユニット390の経路が連通する。ポンプユニット390は、モータ396を回転させるとともにピストン395を上下動作させ、適量の柔軟剤をポンプユニット入口392aから吸引し、ポンプユニット出口392bから吐出する。
次に、柔軟剤三方弁382が閉じ、柔軟剤タンク460とポンプユニット390の経路が遮断されるとともに、第三導水筒313から液剤自動投入装置301までの経路が連通する。その後、第三導水筒313が開放され、三方弁380及びポンプユニット390内の洗剤を洗い流す経路洗浄を実施する。この経路洗浄によって、残留した柔軟剤と、次回の洗濯運転において投入される洗剤とが混合することを防ぎ、洗剤と柔軟剤が混合した際に生じる異物の析出を抑制する。
適量の柔軟剤がポンプユニット出口392bより吐出され、給水ユニット筐体部320内、流路下部370へ流れた後、第二導水筒312が開放され、第二導水経路322に水が給水される。水の流れYのように、第二導水経路322に導入された水は、柔軟剤用注水口334を通過して柔軟剤手動投入部430に注水され、柔軟剤手動投入部430の排出口から流路下部370へ流下し、流路下部370内に溜まった柔軟剤を溶解させるとともに洗濯槽500に投入される。
ポンプユニット390内へ異物が混入した場合には、ポンプユニット390の動作不良が発生してしまう。この異物による不良に関しては、従来は、洗剤と柔軟剤混合による内部要因のみの想定で、外部要因に対しての異物対策は考えられてはいなかった。
本実施の形態では、洗剤と柔軟剤混合以外での異物侵入対策を主に考えており、経路洗浄用の水は、専用水路である第三導水経路323、第三導水経路水平路323aを通過し、三方弁380へ直接給水することで、給水経路外部からの異物混入の可能性はない。
一方、洗剤ケース400を通過して給水された場合は、使用者が洗剤及び柔軟剤を投入する際に、何らかの要因で外部から洗剤ケース400へ異物が混入する可能性があるが、本実施の形態では、経路洗浄用水の供給は、水栓から第三導水経路323、第三導水経路水平路323aの専用経路であるので、給水時に外部からの異物侵入する可能性はない。
また、専用給水経路内である第三導水経路323、第三導水経路水平路323aにおいては、水栓から直接の給水であるが、供給水が高圧であった場合に内部には、流速の高い水が流れる。このとき、図16に示すように、給水ユニット筐体部320と流路蓋部340との溶着部328からはみ出た溶着屑329が流水経路内の溶着部328付近に発生する場合が生じる。
本実施の形態では、第三導水経路水平路323aは、給水ユニット筐体部320に、2本の給水ユニット筐体部異物侵入防止リブ327を設け、流路蓋部340には、2本の給水ユニット筐体部異物侵入防止リブ327に対向する位置に、互いの先端が所定の間隔を有するように、2本の流路蓋部異物侵入防止リブ341を設けることで、1本のメイン第三導水経路水平路323aaと2本のサブ第三導水経路水平路323abを形成している。こうすることで、供給水が高圧であった場合でも、高圧な供給水は、メイン第三導水経路水平路323aaを流れ、サブ第三導水経路水平路323ab内は、低圧な供給水とすることができる。これにより、溶着屑329を■がれにくくすることができる。
また、経路洗浄時の給水により、溶着屑329が圧力を受け、溶着部328から剥がれた場合でも、給水ユニット筐体部異物侵入防止リブ327と流路蓋部異物侵入防止リブ341により、三方弁380へと接続する洗浄経路導水口324へ入る可能性が低くなる。これらの構成により三方弁380へと流れ込む経路洗浄水は限りなく異物が混入する可能性を低くすることができる。そして、簡便な構成にも関わらず、信頼性の高い自動投入装置を利用者に提供することができる。
また、流路蓋部異物侵入防止リブ341は、給水ユニット筐体部異物侵入防止リブ327よりも長く形成している。これは、溶着部328が、給水ユニット筐体部320の最上部にあり、第三導水経路水平路323aの底面および両側面を給水ユニット筐体部320で構成しているため、底部が非常に深くなり、金型の強度が弱くなるため、流路蓋部異物侵入防止リブ341を短くし、流路蓋部異物侵入防止リブ341を長くしている。
[1-3.作用等]
以上のように、実施の形態1における洗濯機100は、筐体600と、筐体600の内部に設けられ、洗濯物を収容する洗濯槽500と、筐体600の内部に配設され、洗濯槽500へ水を供給する給水ユニット300と、内部に洗剤を貯蔵する洗剤タンク450と、内部に柔軟剤を貯蔵する柔軟剤タンク460と、洗剤タンク450に貯蔵された洗剤及び柔軟剤タンク460に貯蔵された柔軟剤を洗濯槽500に投入する液剤自動投入装置301と、を備え、給水ユニット300は、内部に洗剤タンク450及び柔軟剤タンク460を収容する略箱状に形成されるとともに、給水弁310から導入された水を液剤自動投入装置301に流通させる第三導水経路水平路323aが形成されており、第三導水経路水平路323aは、給水ユニット300の下部を構成する給水ユニット筐体部320と、給水ユニット300の上部を構成する流路蓋部340とを溶着して構成され、第三導水経路水平路323aの内部には、給水ユニット筐体部320側から突出する給水ユニット筐
体部異物侵入防止リブ327が形成され、給水ユニット筐体部異物侵入防止リブ327の対応位置に流路蓋部340側から突出する流路蓋部異物侵入防止リブ341が形成されている。
これにより、第三導水経路水平路323aを、複数の経路に分割することができ、水圧を分割することができる。
そのため、溶着部328からはみ出た溶着屑329が剥がれて、三方弁380へ流れてしまうというのを防止することができる。
本実施の形態のように、給水ユニット筐体部異物侵入防止リブ327と流路蓋部異物侵入防止リブ341は、複数セット設けてもよい。
これにより、第三導水経路水平路323aを、3つ以上の経路に分割することができ、水圧を分割することができる。
そのため、溶着部328からはみ出た溶着屑329が剥がれて、三方弁380へ流れてしまうというのを防止することができる。
本実施の形態のように、給水ユニット筐体部異物侵入防止リブ327は、流路蓋部異物侵入防止リブ341より短く形成してもよい。
これにより、樹脂成型部品の制約として狭い流路形状の内部に、背の高いリブを作ることは困難なので、流路蓋部340に背の高いリブを設ける方が樹脂成型の観点より形状を作成しやすい。
本実施の形態のように、第三導水経路水平路323aは、液剤自動投入装置301へのみの専用の水路としてもよい。
これにより、液剤自動投入装置301への異物が混入する頻度を下げることができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されない。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
実施の形態1では、洗濯機の一例として、縦型洗濯機である洗濯機100を説明した。洗濯機は、縦型洗濯機に限定されず、ドラム式洗濯機であってもよいし、二槽式洗濯機であってもよい。
実施の形態1では、給水ユニットの側面に取り付けられた液剤自動投入装置、及び給水ユニットの側面に形成された洗浄経路の一例として、給水ユニット300の背面に設けられた液剤自動投入装置301及び第三導水経路323を説明した。給水ユニットの側面は、給水ユニットの背面に限定されず、給水ユニットの上面、下面、右側面、左側面、前面、背面のいずれかであればよい。
本開示は、液剤自動投入装置を備えた洗濯機に適用可能である。具体的には、縦型洗濯機、ドラム式洗濯機、二槽式洗濯機などに、本開示は適用可能である。
100 洗濯機
200 給水口
210 給水ホース
300 給水ユニット
301 液剤自動投入装置
302 洗剤タンク差込口
303 柔軟剤タンク差込口
310 給水弁
311 第一導水筒
312 第二導水筒
313 第三導水筒
314 バスポンプ
320 給水ユニット筐体部
321 第一導水経路
322 第二導水経路
323 第三導水経路
323a 第三導水経路水平路
323aa メイン第三導水経路水平路
323ab サブ第三導水経路水平路
324 洗浄経路導水口
325 自動投入装置内経路
326 洗浄経路流出口
327 給水ユニット筐体部異物侵入防止リブ(第1のリブ)
328 溶着部
329 溶着屑
330 洗剤ケース流路部
331 粉洗剤用注水口
332 液体洗剤用注水口
333 バスポンプ用注水口
334 柔軟剤用注水口
340 流路蓋部
341 流路蓋部異物侵入防止リブ(第2のリブ)
350 洗剤ケース収容部
360 タンク収容部
360a 洗剤自動投入用接続部
360b 柔軟剤自動投入用接続部
370 流路下部
380 三方弁
381 洗剤三方弁
382 柔軟剤三方弁
390 ポンプユニット
391 ポンプ内流路
392a ポンプユニット入口
392b ポンプユニット出口
393 入口逆止弁
394 出口逆止弁
395 ピストン
396 モータ
397 シリンダ
400 洗剤ケース
410 粉洗剤手動投入部
420 液体洗剤手動投入部
430 柔軟剤手動投入部
450 洗剤タンク
450a 洗剤タンク残量目盛
451 洗剤タンク投入部
452 洗剤自動投入差込口
460 柔軟剤タンク
460a 柔軟剤タンク残量目盛
461 柔軟剤タンク投入部
462 柔軟剤自動投入差込口
500 洗濯槽
600 筐体
610 下筐体
620 上筐体
621 投入口
700 蓋体
800 操作部

Claims (4)

  1. 筐体と、
    前記筐体内部に設けられ、洗濯物を収容する洗濯槽と、
    前記筐体内部に配設され、前記洗濯槽へ水を供給する給水ユニットと、
    内部に液剤を貯蔵する液剤タンクと、
    前記液剤タンクに貯蔵された液剤を前記洗濯槽に投入する液剤自動投入装置と、を備え、前記給水ユニットは、内部に前記液剤タンクを収容する略箱状に形成されるとともに、給水弁から導入された水を前記液剤自動投入装置に流通させる導水経路が形成されており、前記導水経路は、前記給水ユニットの下部を構成する給水ユニット筐体部と、前記給水ユニットの上部を構成する流路蓋部とを溶着して構成され、前記導水経路の内部には、前記給水ユニット筐体部側から突出する第1のリブが形成され、前記第1のリブの対応位置に前記流路蓋部側から突出する第2のリブが形成されている洗濯機。
  2. 前記第1のリブと第2のリブは、複数セット設けた請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記第1のリブは、前記第2のリブより短く形成した請求項1又は2に記載の洗濯機。
  4. 前記導水経路は、前記液剤自動投入装置へのみの専用の水路とした請求項1~3のいずれか1項に記載の洗濯機。
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