JP2022059342A - 洗濯機 - Google Patents

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裕 曵野
Yutaka Hikino
尚希 川瀬
Naoki Kawase
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Abstract

Figure 2022059342000001
【課題】本開示は、液剤自動投入装置に対して液剤タンクを信頼性高く装着できる洗濯機を提供する。
【解決手段】本開示における洗濯機は、洗濯物を収容する洗濯槽と、液体を貯蔵する液剤タンクと、略箱状に形成され、液剤タンクを収納する液剤タンク収容部と、液剤タンクに貯蔵された液体を洗濯槽に投入する洗剤自動投入装置と、を備える。液剤タンクは、液剤タンク収容部に収納される第2の位置において、洗剤自動投入装置と接続し、ロック部により液剤タンク収容部に固定され、ロック部による固定が解除された状態で、第2の位置よりも手前の第1の位置において、液剤タンク収容部に係止される。
【選択図】図18

Description

本開示は、洗濯機に関する。
特許文献1は、適量の洗濯処理液を自動で投入する洗濯処理液投入装置を備える洗濯機を開示する。
特許文献1における洗濯機は、洗濯処理液投入装置と、複数回分の洗濯処理液を収容するタンクと、タンクを収納するケースと、を備え、タンクは、上下方向に移動することによって、ケースに対して取り外し及び取り付けが可能な構造となっている。
特開2019-181023号公報
本開示は、液剤自動投入装置に対して液剤タンクを信頼性高く装着できる洗濯機を提供する。
本開示における洗濯機は、洗濯物を収容する洗濯槽と、液体を貯蔵する液剤タンクと、略箱状に形成され、液剤タンクを収納する液剤タンク収容部と、液剤タンクに貯蔵された液体を洗濯槽に投入する洗剤自動投入装置と、を備える。液剤タンクは、液剤タンク収容部に収納される第2の位置において、洗剤自動投入装置と接続し、ロック部により液剤タンク収容部に固定され、ロック部による固定が解除された状態で、第2の位置よりも手前の第1の位置において、液剤タンク収容部に係止される。
本開示における洗濯機は、液剤自動投入装置に対して液剤タンクを信頼性高く装着できる。
実施の形態1における洗濯機の蓋体が閉じた状態の外観斜視図 実施の形態1における洗濯機の蓋体が開いた状態の外観斜視図 実施の形態1における洗濯機の給水ユニット周辺の洗剤ケース、洗剤タンク、柔軟剤タンクが引き出された状態の外観斜視図 実施の形態1における洗濯機の給水ユニット周辺の背面図 実施の形態1における洗濯機の給水ユニット周辺の分解斜視図 実施の形態1における洗濯機の給水ユニットの流路蓋部を除いた上面図 実施の形態1における洗濯機の給水ユニットの流路蓋部を除くとともに、洗剤ケース、洗剤タンク、柔軟剤タンクが取り外された状態で、断面を図示するための上面図 図7に示される給水ユニットのF-F断面図 実施の形態1における洗濯機の給水ユニットの、洗剤ケース、洗剤タンク、柔軟剤タンクが引き出された状態の、流路蓋部を除いた上面図 図7に示される給水ユニットのB-B断面図 図7に示される給水ユニットのE-E断面図 図7に示される給水ユニットのC-C断面図 図7に示される給水ユニットのA-A断面図 図7に示される給水ユニットのD-D断面図 実施の形態1における洗濯機の給水ユニットの、洗剤ケース、洗剤タンク、柔軟剤タンクが取り外された状態の外観前面図 実施の形態1における洗濯機の洗剤タンクの外観斜視図 (a)実施の形態1における洗濯機の給水ユニットの流路蓋部を除くとともに、洗剤タンクが収納された状態で、断面を図示するための上面図、(b)実施の形態1における洗濯機の給水ユニットの流路蓋部を除くとともに、洗剤タンクが引き出された状態で、断面を図示するための上面図 図17(a)に示される給水ユニットのG-G断面図 図17(b)に示される給水ユニットのK-K断面図 図17(a)に示される給水ユニットのH-H断面図 図17(b)に示される給水ユニットのJ-J断面図 実施の形態1における洗濯機の流路下部の上面図
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施の形態1)
以下、図1~図22を用いて、実施の形態1を説明する。
[1-1.構成]
[1-1-1.洗濯機の構成]
図1、図2に示すように、洗濯機100は、筐体600と、蓋体700と、操作部800と、を備える。筐体600は、下筐体610と、上筐体620と、を含む。下筐体610内には、洗濯槽500が収容される。洗濯槽500は、上方が開口された円筒体であり、衣類を洗浄する洗浄動作を行う。洗浄動作は、既知の様々な洗濯機の洗濯槽が行う動作であってもよい。本実施形態の原理は、洗濯槽500によって実行される特定の洗浄動作に限定されない。
上筐体620は、下筐体610の上方に配置されており、洗濯槽500と連通する投入口621が形成されている。蓋体700は、上筐体620の後部に取り付けられており、投入口621を開閉自在に覆う。使用者が蓋体700を上方に回動すると、洗濯槽500は、投入口621を通じて露出する。使用者は、投入口621から洗濯物を洗濯槽500へ投入できる。
上筐体620の後部には、投入口621の後方となる位置に、操作部800が配設されている。使用者は、操作部800を操作し、洗濯槽500の様々な動作を設定することができる。
操作部800の後部には、給水口200が設けられ、給水口200には、水道栓からの水道水を導入するように給水ホース210が接続されている。
図2に示すように、洗剤タンク450、柔軟剤タンク460及び洗剤ケース400は、給水ユニット300に収納された状態で前面が面一となるように配置されている。
図3に示すように、洗剤タンク450及び柔軟剤タンク460は、複数回の運転を実施
可能な量の剤を貯蔵可能に構成されており、液体を注入可能とするように上面が開口している洗剤タンク投入部451及び柔軟剤タンク投入部461が形成されている。洗剤タンク450及び柔軟剤タンク460は、それぞれ透明材料で構成された洗剤タンク残量目盛450a及び柔軟剤タンク残量目盛460aが設けられており、使用者が目視で剤の量を確認することができる。
一方、洗剤ケース400は、一回の運転に必要な量の剤を使用者が投入するために用いられるものであり、粉洗剤、液体洗剤、及び柔軟剤をそれぞれ投入できるように粉洗剤手動投入部410、液体洗剤手動投入部420及び柔軟剤手動投入部430が設けられている。
蓋体700は、一部分が透明に構成されている。これにより、使用者は、蓋体700が閉じた状態であっても、洗剤タンク残量目盛450a及び柔軟剤タンク残量目盛460aを視認し、洗剤タンク450及び柔軟剤タンク460が貯蔵する剤の残量を確認できる。
[1-1-2.給水ユニット]
図5に示すように、給水ユニット300は、主に、略箱状に形成された給水ユニット筐体部320と、給水ユニット筐体部の上面を覆う流路蓋部340と、給水ユニット筐体部の下底部に取り付けられた流路下部370と、により構成されている。
図3、図4に示すように、給水ユニット筐体部320の背面から見て左部には、給水口200から導入された水を開閉自在に通過させる給水弁310が取り付けられている。給水弁310が開いた状態で、給水弁310から導入された水は、給水ユニット筐体部320に導入される。
給水ユニット筐体部320の背面中央部には、洗濯機100の外部からホース(図示せず)を介して水を吸引するバスポンプ314が配設されている。バスポンプ314は、流路蓋部340にビス止めで固定されており、バスポンプ用注水口333を介して、後述する第一導水経路321と直接接続されている。バスポンプ314は、第一導水経路321から給水されることにより、吸引、吐出動作を開始できる。
図5、図6に示すように、給水ユニット筐体部320は、前方に開口する略箱状に形成されている。給水ユニット筐体部320は、内部空間として、洗剤タンク収容部360と、柔軟剤タンク収容部365と、洗剤ケース収容部350と、を備えている。洗剤タンク収容部360は、洗剤タンク450を、柔軟剤タンク収容部365は、柔軟剤タンク460を、洗剤ケース収容部350は、洗剤ケース400を、それぞれ独立に引き出し可能に収納している。
洗剤ケース流路部330は、洗剤ケース収容部350の上面として配設されており、後述する第一導水経路321及び第二導水経路322が形成されている。
図3、図4に示すように、給水ユニット筐体部320の背面から見て右部には、液剤自動投入装置301が取り付けられている。液剤自動投入装置301については後述する。
[1-1-3.導水経路]
図4、図5に示すように、給水弁310は、第一導水筒311、第二導水筒312及び第三導水筒313の三つの開閉弁を含み、それぞれの開閉弁を独立に開閉できるように構成されている。
図6~図10に示すように、給水ユニット筐体部320には、給水弁310から導入さ
れた水が流れる導水経路が形成されており、給水弁310と導水経路とは直接接続されている。導水経路は、第一導水筒311、第二導水筒312及び第三導水筒313とそれぞれ独立に連通するように、分岐して形成されている。第一導水筒311と連通する流路を第一導水経路321、第二導水筒312と連通する流路を第二導水経路322、第三導水筒313と連通する流路を第三導水経路323と定義する。
[1-1-4.洗剤ケース、第一導水経路、第二導水経路]
図3、図6~図9に示すように、第一導水経路321及び第二導水経路322は、第一導水筒311及び第二導水筒312から供給された水を洗剤ケース流路部330に案内し、下方に位置する洗剤ケース400に注水するように構成されている。
洗剤ケース400の内部には、粉洗剤手動投入部410、液体洗剤手動投入部420及び柔軟剤手動投入部430が設けられており、使用者がそれぞれの剤を投入可能に構成されている。
第一導水経路321は、粉洗剤手動投入部410の上方において上下を連通させるために形成された粉洗剤用注水口331と、液体洗剤手動投入部420の上方において上下を連通させるために形成された液体洗剤用注水口332と、が設けられている。第二導水経路322は、柔軟剤用注水口334の上方において上下を連通させるために形成された柔軟剤用注水口334が設けられている。
粉洗剤手動投入部410、液体洗剤手動投入部420及び柔軟剤手動投入部430は、内部に溜まった液体を下部に排出する排出口(図示せず)がそれぞれ設けられている。排出口から排出された液体は、流路下部370へと落下する。流路下部370は、排出部として構成されており、洗濯槽500に液体を排出する。
[1-1-5.自動投入装置、第三導水経路]
図6、図10~図15に示すように、第三導水経路323は、給水ユニット筐体部320の背面に沿って略水平方向に亘って形成されており、洗浄経路導水口324において背面側に開口する。洗浄経路導水口324は、後述する自動投入装置内経路325と接続され、第三導水経路323と液剤自動投入装置301とを連通させる。液剤自動投入装置301は、洗剤タンク収容部360及び柔軟剤タンク収容部365の背面側に配置されており、後述するように、洗剤タンク収容部360及び柔軟剤タンク収容部365に収容された洗剤タンク450及び柔軟剤タンク460とそれぞれ接続されている。
洗剤タンク450の背面側には、洗剤タンク差込口302が設けられており、洗剤タンク差込口302の内部には、押し込まれることにより開放される洗剤タンク逆止弁302aが設けられている。同様に、柔軟剤タンク460の背面側には、柔軟剤タンク差込口303と、押し込まれることにより開放される柔軟剤タンク逆止弁303aと、が設けられている。洗剤タンク450は、洗剤タンク収容部360に取り付けられた状態で、後述する洗剤自動投入差込口452が挿入され、洗剤タンク逆止弁302aが開放されて液体洗剤が供給可能となるように構成されている。同様に、柔軟剤タンク460は、柔軟剤タンク収容部365に取り付けられた状態で、後述する柔軟剤自動投入差込口462が挿入され、柔軟剤タンク逆止弁303aが開放されて柔軟剤が供給可能となるように構成されている。
洗剤タンク収容部360及び柔軟剤タンク収容部365の内背面には、洗剤自動投入用接続部360aと、柔軟剤自動投入用接続部365aと、がそれぞれ設けられている。洗剤自動投入用接続部360a及び柔軟剤自動投入用接続部365aは、液剤自動投入装置301の、洗剤自動投入差込口452及び柔軟剤自動投入差込口462を囲うように構成されている。
液剤自動投入装置301は、洗剤自動投入差込口452及び柔軟剤自動投入差込口462と、液体洗剤、柔軟剤及び水の経路を切り替える三方弁380と、液体を吸引、吐出するポンプユニット390と、三方弁380とポンプユニット390とを繋ぐ自動投入装置内経路325と、を含む。
洗剤自動投入差込口452及び柔軟剤自動投入差込口462は、前方に突出して形成されており、洗剤タンク450及び柔軟剤タンク460が、それぞれ洗剤タンク収容部360及び柔軟剤タンク収容部365に収納された状態で、それぞれ洗剤タンク450及び柔軟剤タンク460と接続される。
三方弁380は、それぞれ独立に開閉制御可能に構成された洗剤三方弁381と柔軟剤三方弁382とを含む。洗剤三方弁381は、洗浄経路導水口324、洗剤自動投入差込口452、柔軟剤三方弁382と連通するように配設されており、柔軟剤三方弁382は、洗剤三方弁381、柔軟剤自動投入差込口462、自動投入装置内経路325と連通するように配設されている。三方弁380の下流側は、自動投入装置内経路325を介してポンプユニット390と接続されている。このように、三方弁380は、自動投入装置内経路325、洗剤自動投入差込口452、柔軟剤自動投入差込口462、ポンプユニット390、と接続されており、洗剤三方弁381及び/又は柔軟剤三方弁382の開閉を切り替えることにより、洗剤、柔軟剤及び水の流れを制御する。
ポンプユニット390は、ポンプユニット入口392aとポンプユニット出口392bとの間に設けられたポンプ内流路391と、ポンプ内流路391の途中に設けられたシリンダ397と、モータ(図示せず)の回転駆動力によって上下運動するピストン395と、を含む。
ポンプユニット入口392a及びポンプユニット出口392bには、入口逆止弁393及び出口逆止弁394がそれぞれ設けられている。
入口逆止弁393は、ピストン395の負圧動作で開くように構成されており、出口逆止弁394は、ピストン395の正圧動作で開くように構成されている。
自動投入装置内経路325は、ポンプユニット390の下流において、流路下部370と洗浄経路流出口326を介して接続されている。
[1-1-6.洗剤タンク、タンク収容部]
以下、液剤タンクの一例として、洗剤タンク450を例に説明する。柔軟剤タンク460は、洗剤タンク450と同様の構成を備える。
図16に示すように、洗剤タンク450は、略箱状に形成された洗剤タンク筐体456と、洗剤タンク筐体456の上部に設けられた洗剤タンク投入部451と、を含む。
洗剤タンク投入部451は、略中央が開口しており、前部、左右側部、後部に投入傾斜部464が設けられている。投入傾斜部464は、洗剤タンク投入部451の開口に向かって下方傾斜して形成されており、液剤を洗剤タンク投入部451まで案内して洗剤タンク筐体456の内部に流下させる。
図18に示すように、洗剤タンク筐体456の底部には、ロックレバー454が設けられている。ロックレバー454は、洗剤タンク450が洗剤タンク収容部360に収納された状態で、洗剤タンク収容部360の内底面に設けられた洗剤タンク収容部爪部361
と係合する。ロックレバー454の手前側の端部には、ロックレバー把持部454aが設けられている。ロックレバー把持部454aは、洗剤タンク筐体456の前面下部を延伸して形成された洗剤タンク筐体把持部456aと、近傍に配置されている。
図18~図21に示すように、洗剤タンク筐体456の背面側内部には、液体を濾過するフィルタ470が設けられている。フィルタ470は、洗剤タンク筐体456の内部側壁と当接するように略矩形状に形成されており、背面から前方にかけて下方傾斜するように設けられている。
洗剤タンク筐体456の背面下部の略中央位置には、スプリング機構455が設けられている。スプリング機構455は、フィルタ470の下方位置に配設されたバネ455aを含む。バネ455aは、洗剤タンク筐体456を前方に向かって付勢する。スプリング機構455の後方には、洗剤タンク収容部当て面362が設けられている。洗剤タンク収容部当て面362は、スプリング機構455と当接し、バネ455aを縮めた状態で静止させる。なお、洗剤タンク差込口302は、スプリング機構455の側方に配置されている。
洗剤タンク収容部360の上面は、流路蓋部340で構成されている。流路蓋部340は、洗剤タンク投入部451の上方を覆っており、洗剤タンク投入部451から異物が混入することを抑制する蓋としての役割を有している。
図18、図19に示すように、洗剤タンク収容部360の内上面前部には、ストッパー368が設けられている。ストッパー368は、洗剤タンク450の上面に設けられたタンク凸部457と係合可能に構成されている。
洗剤タンク収容部360の底面には、流路下部370と連通する落下口364が形成されている。落下口364は、洗剤タンク450が洗剤タンク収容部360に収納された状態で洗剤タンク差込口302の下方となる位置に、配置されている。また、洗剤タンク収容部360の内底面には、貯留部363が設けられている。貯留部363は、液体を貯留可能な窪みであるとともに、洗剤タンク450の底面と洗剤タンク収容部360の内底面とを離間させる間隙として構成されている。
[1-1-7.流路下部]
図21、図22に示すように、流路下部370は、洗浄経路流出口326と連通する第一流路下部経路372と、落下口364の下方に設けられた洗浄経路319と、洗剤ケース400から排出された液体を通過させる第二流路下部経路373と、流路下部排出口371と、を含む。
洗浄経路319には、第一流路下部経路372から液体を導入する洗浄経路入口318と、第一流路下部経路372に液体を流出させる洗浄経路出口374と、が設けられている。洗浄経路入口318は、落下口364から落下する液体の落下地点よりも上流位置に設けられ、洗浄経路出口374は、落下口364から落下する液体の落下地点よりも下流位置に設けられている。洗浄経路入口318は、第一流路下部経路372の流路断面積よりも小さく構成されているため、洗浄経路319を通過する水の水量は比較的少量となっている。これにより、洗浄経路319を通過する水が、落下口364から上方に溢れ出し、洗剤タンク収容部360内に侵入することを抑制できる。
第一流路下部経路372は、合流部375において第二流路下部経路373と連通する。流路下部排出口371は、合流部375の下流に設けられ、液体を洗濯槽500に落下させるために下方に開口して形成されている。
[1-2.動作]
以上のように構成された洗濯機100について、その動作を以下説明する。
[1-2-1.洗剤タンクの液剤補充作業]
使用者は、洗剤タンク残量目盛450aを見て洗剤の残量を確認し、洗剤の残量が少ない場合に液剤補充作業を実施する。以下、ストッパー368とタンク凸部457とが係合する時の洗剤タンク450の位置を、位置P(図17(b)、図19の状態)(第1の位置)と定義する。
洗剤タンク450は、洗剤タンク収容部360に収納された状態(第2の位置)において、洗剤タンク差込口302に洗剤自動投入差込口452が挿入され、ロックレバー454と洗剤タンク収容部爪部361とが係合することにより洗剤タンク収容部360に固定されている。スプリング機構455は、洗剤タンク450を前面側に付勢する弾性力を有しているが、ロックレバー454と洗剤タンク収容部爪部361とが係合した状態においては静止している。
使用者がロックレバー把持部454a及び洗剤タンク筐体把持部456aを掴んでロックレバー454を上方へ持ち上げると、ロックレバー454と洗剤タンク収容部爪部361との係合が解除される。ロックレバー454と洗剤タンク収容部爪部361との係合が解除されると、洗剤タンク450は、スプリング機構455の弾性力により前方に向かって押し出される。洗剤タンク450は、スプリング機構455の弾性力によって位置Pまで移動してもよいし、位置Pよりも後方で静止してもよい。使用者は、静止した洗剤タンク450を位置Pまで引き出してもよい。
位置Pに到達した洗剤タンク450は、ストッパー368とタンク凸部457が当接することで、洗剤タンク収容部360に係止される。これにより、ストッパー368は、洗剤タンク450が洗濯槽500へ落下するのを抑制する。
洗剤タンク450が位置Pに位置する時、洗剤タンク450は、収納された状態の柔軟剤タンク460及び洗剤ケース400の前面が位置する平面から突出し、洗剤タンク投入部451及び洗剤タンク筐体456のタンク側面459は、外部に露出する。洗剤タンク投入部451は、洗剤タンク投入部451を覆う専用の蓋が設けられていないため、使用者は、洗剤タンク450を引き出して直ぐに洗剤を投入することができる。洗剤タンク筐体456は、透明材料で構成されているため、使用者は、露出した洗剤タンク筐体456のタンク側面459から内部の洗剤の液面を視認できる。
使用者は、市販の容器に入った洗剤を、投入傾斜部464に沿わせて洗剤タンク投入部451に投入する。使用者の身長が低い場合、洗剤タンク投入部451の前後左右に洗剤を溢す虞がある。本実施の形態における洗剤タンク投入部451は、前部、左右側部及び後部の四方全てを、投入傾斜部464により覆われているため、使用者が洗剤を溢すことを抑制できる。また、本実施の形態における投入傾斜部464は、前部、左右側部及び後部が略中央の開口に向かってそれぞれ下方傾斜している。これにより、投入傾斜部464は、前部、左右側部及び後部のいずれにおいても、注入された洗剤を洗剤タンク投入部451の開口に案内する。
使用者は、液剤補充作業が完了すると、洗剤タンク450を背面側に押し込んで洗剤タンク収容部360に収納する。洗剤タンク450は、洗剤タンク差込口302に洗剤自動投入差込口452が完全に挿入された状態で、ロックレバー454と洗剤タンク収容部爪部361との係合により洗剤タンク収容部360に固定される。使用者が、洗剤タンク差
込口302に洗剤自動投入差込口452を完全に挿入する前に、洗剤タンク450を背面側に押し込むことを止めた場合、洗剤タンク450は、スプリング機構455の弾性力により前方に押し出され、収納された状態の柔軟剤タンク460及び洗剤ケース400の前面が位置する平面から突出する。これにより、使用者は、洗剤タンク差込口302と洗剤自動投入差込口452との接続が完了していないことを認識し、洗剤タンク450が正しく取り付けられない状態で液剤自動投入装置301を使用することを防止できる。
[1-2-2.自動投入機能使用時の洗濯運転における水の流れ]
図6、図8、図10~図15において、第一導水筒311から供給される水の流れをX、第二導水筒312から供給される水の流れをY、第三導水筒313から供給される水の流れをZと定義する。
洗い運転開始前において、液剤自動投入装置301が駆動され、液剤の自動投入が実行される。初めに、第三導水筒313が閉じた状態で、三方弁380の一部である洗剤三方弁381が開口され、洗剤タンク450とポンプユニット390の経路が連通する。ポンプユニット390は、モータ396を回転させるとともにピストン395を上下動作させ、適量の液体洗剤をポンプユニット入口392aから吸引し、ポンプユニット出口392bから吐出する。
次に、三方弁380及びポンプユニット390内の洗剤を洗い流す経路洗浄が実行される。洗剤三方弁381が閉じ、洗剤タンク450とポンプユニット390の経路が遮断されるとともに、第三導水筒313から液剤自動投入装置301までの経路が連通する。続いて、給水弁310の第三導水筒313が開放される。水の流れZのように、第三導水筒313から導入された水は、第三導水経路323を通過するとともに洗浄経路導水口324を介して自動投入装置内経路325に到達し、ポンプ内流路391に水を充填する。ポンプユニット390は、モータ396を回転させるとともにピストン395を上下動作させ、充填した水をポンプユニット出口392bから射出することで、ポンプ内流路391に存在する液体洗剤や異物を洗い流す。自動投入装置内経路325から流出した水は、洗浄経路流出口326を介して流路下部370に流下し、流路下部370から洗濯槽500に投入される。この経路洗浄によって、残留した洗剤と、最終すすぎ工程において投入される柔軟剤とが混合することを防ぎ、洗剤と柔軟剤が混合した際に生じる異物の析出を抑制する。
洗浄経路流出口326を通過した水は、第一流路下部経路372に流入する。第一流路下部経路372に流入した水の一部は、洗浄経路入口318から洗浄経路319に流入し、洗浄経路319に付着した液体洗剤又は柔軟剤を洗い流す。洗浄経路319を通過した水は、洗浄経路出口374を通過して第一流路下部経路372と合流する。第一流路下部経路372を通過した水は、合流部で第二流路下部経路373と合流し、流路下部排出口371から洗濯槽500に投入される。
液体洗剤の自動投入が終了した後、又は液体洗剤の自動投入と同時に、第一導水筒311が開放され、第一導水経路321に水が給水される。水の流れXのように、第一導水経路321に導入された水は、粉洗剤用注水口331、液体洗剤用注水口332、及びバスポンプ用注水口333を通過し、粉洗剤手動投入部410、液体洗剤手動投入部420、及びバスポンプ314に注水される。粉洗剤手動投入部410及び液体洗剤手動投入部420に注水された水は、排出口を通って流路下部370へ流下し、流路下部370内に溜まった液体洗剤を溶解させるとともに洗濯槽500に投入される。
最終すすぎ工程では、三方弁380の一部である柔軟剤三方弁382が開放され、柔軟剤タンク460とポンプユニット390の経路が連通する。ポンプユニット390は、モ
ータ396を回転させるとともにピストン395を上下動作させ、適量の柔軟剤をポンプユニット入口392aから吸引し、ポンプユニット出口392bから吐出する。
次に、柔軟剤三方弁382が閉じ、柔軟剤タンク460とポンプユニット390の経路が遮断されるとともに、第三導水筒313から液剤自動投入装置301までの経路が連通する。その後、第三導水筒313が開放され、三方弁380及びポンプユニット390内の洗剤を洗い流す経路洗浄を実施する。この経路洗浄によって、残留した柔軟剤と、次回の洗濯運転において投入される洗剤とが混合することを防ぎ、洗剤と柔軟剤が混合した際に生じる異物析出を抑制する。
適量の柔軟剤がポンプユニット出口392bより吐出され、給水ユニット筐体部320内、流路下部370へ流れた後、第二導水筒312が開放され、第二導水経路322に水が給水される。水の流れYのように、第二導水経路322に導入された水は、柔軟剤用注水口334を通過して柔軟剤手動投入部430に注水され、柔軟剤手動投入部430の排出口から流路下部370へ流下し、流路下部370内に溜まった柔軟剤を溶解させるとともに洗濯槽500に投入される。
[1-3.作用等]
以上のように、実施の形態1における洗濯機100は、洗濯物を収容する洗濯槽500と、液体を貯蔵する洗剤タンク450及び/又は柔軟剤タンク460と、略箱状に形成され、洗剤タンク450及び/又は柔軟剤タンク460を収納する洗剤タンク収容部360及び/又は柔軟剤タンク収容部365と、洗剤タンク450及び/又は柔軟剤タンク460に貯蔵された液体を洗濯槽500に投入する液剤自動投入装置301と、を備える。洗剤タンク450及び/又は柔軟剤タンク460は、洗剤タンク収容部360及び/又は柔軟剤タンク収容部365に収納される収納位置(第2の位置)において、液剤自動投入装置301と接続し、ロックレバー454及び洗剤タンク収容部爪部361により洗剤タンク収容部360及び/又は柔軟剤タンク収容部365に固定され、ロックレバー454及び洗剤タンク収容部爪部361による固定が解除された状態で、収納位置よりも手前の位置P(第1の位置)において、洗剤タンク収容部360及び/又は柔軟剤タンク収容部365に係止される。
これにより、洗剤タンク収容部360及び/又は柔軟剤タンク収容部365に収納される位置(第2の位置)で収納された洗剤タンク450及び/又は柔軟剤タンク460は、液剤自動投入装置301と接続した状態で固定され、位置P(第1の位置)まで引き出された洗剤タンク450及び/又は柔軟剤タンク460は、洗剤タンク収容部360及び/又は柔軟剤タンク収容部365に保持される。
そのため、使用者は、液剤タンク収容部から安全にタンクを引き出すことができるとともに、剤投入ユニットとタンクとを確実に接続できる。
本実施の形態のように、洗剤タンク450及び/又は柔軟剤タンク460は、位置P(第1の位置)に向かって洗剤タンク450及び/又は柔軟剤タンク460を付勢するスプリング機構455が設けられてもよい。
これにより、洗剤タンク450及び/又は柔軟剤タンク460は、ロックレバー454及び洗剤タンク収容部爪部361による固定が解除された場合、スプリング機構455により位置Pに向かって付勢される。
そのため、使用者は、容易に、洗剤タンク450及び/又は柔軟剤タンク460を位置Pまで引き出すことができる。
本実施の形態のように、ロック部は、洗剤タンク収容部360及び/又は柔軟剤タンク収容部365に設けられた洗剤タンク収容部爪部361と、洗剤タンク450及び/又は柔軟剤タンク460に設けられ、洗剤タンク収容部爪部361と係合可能に構成されたロックレバー454と、を含んでもよい。
これにより、位置P(第1の位置)まで引き出された洗剤タンク450及び/又は柔軟剤タンク460は、洗剤タンク収容部360及び/又は柔軟剤タンク収容部365に保持される。
そのため、ロックレバー454と洗剤タンク収容部爪部361との係合により洗剤タンク収容部360及び/又は柔軟剤タンク収容部365に係止されているので、強固に接続させることができる。
本実施の形態のように、ロック部であるロックレバー454及び洗剤タンク収容部爪部361は、スプリング機構455が付勢する弾性力の作用線上の近傍に配置されていてもよい。
これにより、洗剤タンク450及び/又は柔軟剤タンク460は、ロックレバー454及び洗剤タンク収容部爪部361による固定が解除された際に、引出方向に向かって付勢される。
そのため、使用者は、ロックレバー454及び洗剤タンク収容部爪部361による固定を解除した際に、ガタツキなく洗剤タンク450若しくは柔軟剤タンク460を引き出すことが出来る。また、洗剤タンク450若しくは柔軟剤タンク460は、洗剤タンク収容部360又は柔軟剤タンク収容部365に収納された状態で、スプリング機構455の付勢によって傾くことを抑制する。
本実施の形態のように、ロックレバー454及びスプリング機構455は、脱着方向に平行であって、且つ、洗剤タンク450及び/又は柔軟剤タンク460を左右に略二分割する中央線である、仮想の線上に配置されてもよい。
これにより、洗剤タンク450若しくは柔軟剤タンク460は、ロックレバー454及び洗剤タンク収容部爪部361による固定が解除された際に、引出方向に向かって付勢されるため、回転モーメントが発生しない。
そのため、使用者は、ロックレバー454及び洗剤タンク収容部爪部361による固定を解除した際に、ガタツキなく洗剤タンク450及び/又は柔軟剤タンク460を引き出すことが出来る。また、使用者が洗剤タンク450及び/又は柔軟剤タンク460を取り付ける際に、スプリング機構455の付勢によって洗剤タンク450若しくは柔軟剤タンク460が傾いて正しく収納されないことを抑制できる。
本実施の形態のように、洗剤タンク450及び/又は柔軟剤タンク460は、洗剤タンク筐体把持部456aを含み、ロックレバー把持部454aは、洗剤タンク筐体把持部456aの近傍に配置されてもよい。
これにより、使用者は、洗剤タンク筐体把持部456aを掴むとともにロックレバー把持部454aを掴み、ロックレバー454を操作できる。
そのため、使用者は、一動作で、ロックレバー454及び洗剤タンク収容部爪部361
による固定を解除するとともに洗剤タンク450若しくは柔軟剤タンク460を引き出すことができる。
本実施の形態のように、洗剤タンク450及び/又は柔軟剤タンク460は、底部に設けられたスプリング機構455と、底部に設けられ、液剤自動投入装置301と接続する洗剤タンク差込口302及び/又は柔軟剤タンク差込口303と、洗剤タンク差込口302及び/又は柔軟剤タンク差込口303の内部に設けられ、洗剤タンク差込口302及び/又は柔軟剤タンク差込口303と液剤自動投入装置301とが接続した場合のみ開放される洗剤タンク逆止弁302a及び/又は柔軟剤タンク逆止弁303aと、を含み、洗剤タンク差込口302及び/又は柔軟剤タンク差込口303は、スプリング機構455の側方に配置されていてもよい。
これにより、スプリング機構455を洗剤タンク450及び/又は柔軟剤タンク460の底部に設けた場合でも、洗剤タンク差込口302及び/又は柔軟剤タンク差込口303を、洗剤タンク450及び/又は柔軟剤タンク460の底部に設けることができる。
本実施の形態のように、洗剤タンク450及び/又は柔軟剤タンク460を備え、洗剤タンク450及び/又は柔軟剤タンク460の洗剤タンク差込口302及び/又は柔軟剤タンク差込口303は、近傍となるように配置されてもよい。
これにより、洗剤タンク450及び/又は柔軟剤タンク460のように、複数の液剤タンクを隣り合うように配置した場合でも、液剤自動投入装置301をコンパクトに構成できる。
また、実施の形態1における洗濯機100は、下筐体610と、下筐体610の内部に設けられ、上方に開口する有底円筒状に形成された洗濯槽500と、下筐体610の上部に配設され、洗濯槽500と連通する投入口621が形成された上筐体620と、内部に液体を貯蔵し、上面に洗剤タンク投入部451又は柔軟剤タンク投入部461が設けられた洗剤タンク450又は柔軟剤タンク460と、洗剤タンク450又は柔軟剤タンク460に貯蔵された液体を洗濯槽500に投入する液剤自動投入装置301と、を備える。液剤自動投入装置301は、投入口621に向かって開口する略箱状に形成され、洗剤タンク450又は柔軟剤タンク460を収納する洗剤タンク収容部360及び/又は柔軟剤タンク収容部365と、洗剤タンク450及び/又は柔軟剤タンク460と着脱可能に接続する洗剤自動投入差込口452及び/又は柔軟剤自動投入差込口462と、を有し、洗剤タンク450又は柔軟剤タンク460は、洗剤自動投入差込口452及び/又は柔軟剤自動投入差込口462と接続した状態で、洗剤タンク収容部爪部361と係合する第2の係合部であるロックレバー454、を含む。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されない。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
実施の形態1では、洗濯機の一例として、縦型洗濯機である洗濯機100を説明した。洗濯機は、縦型洗濯機に限定されず、ドラム式洗濯機であってもよいし、二槽式洗濯機であってもよい。
実施の形態1では、付勢部の一例として、洗剤タンク筐体456に設けられたスプリング機構455を説明した。付勢部は、第1の位置に向かってタンクを付勢すればよいので
、洗剤タンク筐体456に設けられる構成に限定されない。付勢部は、洗剤タンク収容部350に設けられてもよい。
実施の形態1では、付勢部の一例として、洗剤タンク筐体456の背面下部に設けられたスプリング機構455を説明した。付勢部は、脱着方向における略中央線上に配置されればよいので、洗剤タンク筐体456の背面下部に設けられる構成に限定されず、液剤タンクの背面上部に設けられてもよい。また、付勢部を液剤タンクの背面上部に設ける場合は、ロックレバーの把持部を液剤タンクの前面上部に設けるとよい。
実施の形態1では、レバーの一例として、洗剤タンク450及び柔軟剤タンク460に設けられたロックレバー454を説明した。レバーは、係合部と係合可能で設けられていればよいので、液剤タンク側に設けられる構成に限定されず、液剤タンク収容部側に設けられてもよい。
実施の形態1では、タンク接続部の一例として、スプリング機構455の側方に配置された洗剤タンク差込口302及び柔軟剤タンク差込口303を説明した。タンク接続部は、付勢部の側方に配置される構成に限定されず、複数の液剤タンクのタンク接続部同士が近傍となる配置であればよい。例えば、二つの液剤タンクが上下に配置された場合、上に配置された液剤タンクのタンク接続部は、液剤タンクの背面下部に設けられ、下に配置された液剤タンクのタンク接続部は、液剤タンクの背面上部に設けられるとよい。また、隣り合う二つの液剤タンクが上下に配置された四つの液剤タンクの場合、上に配置された隣り合う二つの液剤タンクのタンク接続部は、液剤タンクの背面下部に設けられ、下に配置された隣り合う二つの液剤タンクのタンク接続部は、液剤タンクの背面上部に設けられるとよい。この場合、隣り合う二つの液剤タンクのタンク接続部は、タンク接続部同士が近傍となるように配置されるとよい。実施の形態1のように、二つの隣り合う液剤タンクを備えるとともにタンク把持部とスプリング機構が液剤タンクの下部中央に設けられている場合、タンク差し込み口がスプリング機構の側方に配置される配置が好適となる。
本開示は、液剤自動投入装置を備えた洗濯機に適用可能である。具体的には、縦型洗濯機、ドラム式洗濯機、二槽式洗濯機などに、本開示は適用可能である。
100 洗濯機
200 給水口
300 給水ユニット
301 液剤自動投入装置
302 洗剤タンク差込口
302a 洗剤タンク逆止弁(開閉弁)
303 柔軟剤タンク差込口
303a 柔軟剤タンク逆止弁(開閉弁)
310 給水弁
311 第一導水筒
312 第二導水筒
313 第三導水筒
314 バスポンプ
318 洗浄経路入口
319 洗浄経路
320 給水ユニット筐体部
321 第一導水経路
322 第二導水経路
323 第三導水経路
324 洗浄経路導水口
325 自動投入装置内経路
326 洗浄経路流出口
330 洗剤ケース流路部
331 粉洗剤用注水口
332 液体洗剤用注水口
333 バスポンプ用注水口
334 柔軟剤用注水口
340 流路蓋部
350 洗剤ケース収容部
360 洗剤タンク収容部(液剤タンク収容部)
360a 洗剤自動投入用接続部(タンク接続部)
361 洗剤タンク収容部爪部(ロック部)(係合部)
362 洗剤タンク収容部当て面(付勢部)
363 貯留部
364 落下口
365 柔軟剤タンク収容部(液剤タンク収容部)
365a 柔軟剤自動投入用接続部(タンク接続部)
368 ストッパー
370 流路下部
371 流路下部排出口
372 第一流路下部経路
373 第二流路下部経路
374 洗浄経路出口
375 合流部
380 三方弁
381 洗剤三方弁
382 柔軟剤三方弁
390 ポンプユニット
391 ポンプ内流路
392a ポンプユニット入口
392b ポンプユニット出口
393 入口逆止弁
394 出口逆止弁
395 ピストン
396 モータ
397 シリンダ
400 洗剤ケース
410 粉洗剤手動投入部
420 液体洗剤手動投入部
430 柔軟剤手動投入部
450 洗剤タンク(液剤タンク)
450a 洗剤タンク残量目盛
451 洗剤タンク投入部
452 洗剤自動投入差込口(タンク接続部)
454 ロックレバー(ロック部)(レバー)
454a ロックレバー把持部(レバーの端部)
455 スプリング機構(付勢部)
455a バネ
456 洗剤タンク筐体
456a 洗剤タンク筐体把持部(把持部)
457 タンク凸部
459 タンク側面
460 柔軟剤タンク(液剤タンク)
460a 柔軟剤タンク残量目盛
461 柔軟剤タンク投入部
462 柔軟剤自動投入差込口(タンク接続部)
464 投入傾斜部
470 フィルタ
500 洗濯槽
600 筐体
610 下筐体
620 上筐体
621 投入口
700 蓋体
800 操作部

Claims (9)

  1. 洗濯物を収容する洗濯槽と、
    液体を貯蔵する液剤タンクと、
    略箱状に形成され、前記液剤タンクを収納する液剤タンク収容部と、
    前記液剤タンクに貯蔵された液体を前記洗濯槽に投入する洗剤自動投入装置と、を備え、前記液剤タンクは、
    前記液剤タンク収容部に収納される第2の位置において、前記洗剤自動投入装置と接続し、ロック部により前記液剤タンク収容部に固定され、
    前記ロック部による固定が解除された状態で、前記第2の位置よりも手前の第1の位置において、前記液剤タンク収容部に係止される洗濯機。
  2. 前記液剤タンク又は前記液剤タンク収容部は、
    前記第1の位置に向かって前記液剤タンクを付勢する付勢部が設けられている、
    請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記ロック部は、
    前記液剤タンク収容部に設けられた係合部と、
    前記液剤タンクに設けられ、前記係合部と係合可能に構成されたレバーと、を含む、
    請求項1又は2に記載の洗濯機。
  4. 前記ロック部は、前記付勢部が付勢する力の作用線上の近傍に配置されている、
    請求項2又は3に記載の洗濯機。
  5. 前記レバー及び前記付勢部は、脱着方向に平行、且つ前記タンクを略二分割する中央線上に配置される、
    請求項3又は4に記載の洗濯機。
  6. 前記液剤タンクは、
    前記液剤タンクを把持可能とする把持部を含み、
    前記レバーの端部は、前記把持部の近傍に配置される、
    請求項3~5のいずれか一項に記載の洗濯機。
  7. 前記液剤タンクは、
    前記液剤タンクの底部に設けられた前記付勢部と、
    前記液剤タンクの底部に設けられ、前記洗剤自動投入装置と接続するタンク接続部と、
    前記タンク接続部の内部に設けられ、前記タンク接続部と前記洗剤自動投入装置とが接続した場合のみ開放される開閉弁と、を含み、
    前記タンク接続部は、前記付勢部の側方に配置されている、
    請求項2~6のいずれか一項に記載の洗濯機。
  8. 前記タンクを二つ備え、
    二つの前記タンクの前記タンク接続部は、近傍となるように配置されている、
    請求項7に記載の洗濯機。
  9. 下筐体と、
    前記下筐体の内部に設けられ、上方に開口する有底円筒状に形成された洗濯槽と、
    前記下筐体の上部に配設され、前記洗濯槽と連通する投入口が形成された上筐体と、
    内部に液体を貯蔵し、上面に開口部が設けられた液剤タンクと、
    前記液剤タンクに貯蔵された液体を前記洗濯槽に投入する液剤自動投入装置と、を備え、
    前記液剤自動投入装置は、
    前記投入口に向かって開口する略箱状に形成され、前記液剤タンクを収納する液剤タンク収容部と、前記液剤タンクと着脱可能に接続する接続部と、を有し、
    前記液剤タンクは、
    前記接続部と接続した状態で前記液剤タンク収容部と係合するロック部、を含む洗濯機。
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