JP2022059930A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022059930000001
【課題】本開示は、洗濯機を提供する。
【解決手段】本開示における洗濯機は、筐体と、筐体内部に設けられ、洗濯物を収容する洗濯槽と、洗濯槽を回転可能に内包する外槽と、給水弁から導入された水を洗濯槽又は外槽に供給する導水経路と、内部に液剤を貯蔵する液剤タンクと、液剤タンクに貯蔵された液剤を洗濯槽に注送する液剤自動投入装置と、制御部と、を備え、導水経路は、液剤自動投入装置を通らずに洗濯槽又は外槽に給水する第1の水路と、液剤自動投入装置を通って洗濯槽又は外槽に給水する第2の水路と、を含み、給水弁は、第1の水路に給水する第1の弁と、第2の水路に給水する第2の弁と、を含み、制御部は、第1の弁を開放駆動して所定時間が経過した後に、第2の弁を開放駆動させる。
【選択図】図16

Description

本開示は、洗濯機に関する。
特許文献1は、液剤自動投入装置を備えた洗濯機を開示する。
特許文献1における洗濯機は、液剤を収容する液剤タンクと、液剤タンク内の液剤を洗濯槽内へ自動供給する液剤自動投入装置と、水路を介して液剤自動投入装置と連通する給水弁と、を備え、液剤自動投入装置を駆動させて液剤を洗濯槽内へ供給した後に、給水弁を開放して液剤自動投入装置内に水を供給する。
国際公開第2019/039140号
本開示は、液剤自動投入装置への給水に伴う不具合の発生を抑制する洗濯機を提供する。
本開示における洗濯機は、筐体と、筐体内部に設けられ、洗濯物を収容する洗濯槽と、洗濯槽を回転可能に内包する外槽と、給水弁から導入された水を洗濯槽又は外槽に供給する導水経路と、内部に液剤を貯蔵する液剤タンクと、液剤タンクに貯蔵された液剤を洗濯槽に注送する液剤自動投入装置と、制御部と、を備え、導水経路は、液剤自動投入装置を通らずに洗濯槽又は外槽に給水する第1の水路と、液剤自動投入装置を通って洗濯槽又は外槽に給水する第2の水路と、を含み、給水弁は、第1の水路に給水する第1の弁と、第2の水路に給水する第2の弁と、を含み、制御部は、第1の弁を開放駆動して所定時間が経過した後に、第2の弁を開放駆動させる。
本開示における洗濯機は、液剤自動投入装置への給水に伴う不具合の発生を抑制できる。
実施の形態1における洗濯機の蓋体が閉じた状態の外観斜視図 実施の形態1における洗濯機の蓋体が開いた状態の外観斜視図 実施の形態1における洗濯機の給水ユニット周辺の洗剤ケース、洗剤タンク、柔軟剤タンクが引き出された状態の外観斜視図 実施の形態1における洗濯機の給水ユニット周辺の背面図 実施の形態1における洗濯機の給水ユニット周辺の分解斜視図 実施の形態1における洗濯機の給水ユニットの流路蓋部を除いた上面図 実施の形態1における洗濯機の給水ユニットの流路蓋部を除くとともに、洗剤ケース、洗剤タンク、柔軟剤タンクが取り外された状態で、断面を図示するための上面図 図7に示される給水ユニットのF-F断面図 実施の形態1における洗濯機の給水ユニットの、洗剤ケース、洗剤タンク、柔軟剤タンクが引き出された状態の、流路蓋部を除いた上面図 図7に示される給水ユニットのB-B断面図 図7に示される給水ユニットのE-E断面図 図7に示される給水ユニットのC-C断面図 図7に示される給水ユニットのA-A断面図 図7に示される給水ユニットのD-D断面図 実施の形態1における洗濯機の給水ユニットの、洗剤ケース、洗剤タンク、柔軟剤タンクが取り外された状態の外観前面図 実施の形態1における洗濯機の洗濯運転におけるタイミングチャート
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施の形態1)
以下、図1~図16を用いて、実施の形態1を説明する。
[1-1.構成]
[1-1-1.洗濯機の構成]
図1、図2に示すように、洗濯機100は、筐体600と、蓋体700と、操作部800と、を備える。筐体600は、下筐体610と、上筐体620と、を含む。下筐体610内には、洗濯槽500が収容される。洗濯槽500は、上方が開口された円筒体であり、衣類を洗浄する洗浄動作を行う。洗浄動作は、既知の様々な洗濯機の洗濯槽が行う動作であってもよい。本実施形態の原理は、洗濯槽500によって実行される特定の洗浄動作に限定されない。
上筐体620は、下筐体610の上方に配置されており、洗濯槽500と連通する投入口621が形成されている。蓋体700は、上筐体620の後部に取り付けられており、投入口621を開閉自在に覆う。使用者が蓋体700を上方に回動すると、洗濯槽500は、投入口621を通じて露出する。使用者は、投入口621から洗濯物を洗濯槽500へ投入できる。
上筐体620の後部には、投入口621の後方となる位置に、操作部800が配設されている。使用者は、操作部800を操作し、洗濯槽500の様々な動作を設定することができる。
操作部800の後部には、給水口200が設けられ、給水口200には、水道栓からの水道水を導入するように給水ホース210が接続されている。
図2に示すように、洗剤タンク450、柔軟剤タンク460、及び洗剤ケース400は、給水ユニット300に収納された状態で前面が面一となるように配置されている。
図3に示すように、洗剤タンク450及び柔軟剤タンク460は、複数回の運転を実施可能な量の剤を貯蔵可能に構成されており、液体を注入可能とするように上面が開口している洗剤タンク投入部451及び柔軟剤タンク投入部461が形成されている。洗剤タンク450及び柔軟剤タンク460は、それぞれ透明材料で構成された洗剤タンク残量目盛450a及び柔軟剤タンク残量目盛460aが設けられており、使用者が目視で剤の量を確認することができる。
一方、洗剤ケース400は、一回の運転に必要な量の剤を使用者が投入するために用い
られるものであり、粉洗剤、液体洗剤及び柔軟剤をそれぞれ投入できるように粉洗剤手動投入部410、液体洗剤手動投入部420及び柔軟剤手動投入部430が設けられている。
蓋体700は、一部分が透明に構成されている。これにより、使用者は、蓋体700が閉じた状態であっても、洗剤タンク残量目盛450a及び柔軟剤タンク残量目盛460aを視認し、洗剤タンク450柔軟剤タンク投入部461が貯蔵する剤の残量を確認できる。
[1-1-2.給水ユニット]
図5に示すように、給水ユニット300は、主に、略箱状に形成された給水ユニット筐体部320と、給水ユニット筐体部の上面を覆う流路蓋部340と、給水ユニット筐体部の下底部に取り付けられた流路下部370と、により構成されている。
図3、図4に示すように、給水ユニット筐体部320の背面から見て左部には、給水口200から導入された水を開閉自在に通過させる給水弁310が取り付けられている。給水弁310が開いた状態で、給水弁310から導入された水は、給水ユニット筐体部320に導入される。
給水ユニット筐体部320の背面中央部には、洗濯機100の外部からホース(図示せず)を介して水を吸引するバスポンプ314が配設されている。バスポンプ314は、流路蓋部340にビス止めで固定されており、バスポンプ用注水口333を介して、後述する第一導水経路321と直接接続されている。バスポンプ314は、第一導水経路321から給水されることにより、吸引、吐出動作を開始できる。
図5に示すように、給水ユニット筐体部320は、前方に開口する略箱状に形成されている。給水ユニット筐体部320は、内部空間として、タンク収容部360と、洗剤ケース収容部350と、を備えている。タンク収容部360は、洗剤タンク450及び柔軟剤タンク460を、洗剤ケース収容部350は、洗剤ケース400を、それぞれ独立に引き出し可能に収納している。
洗剤ケース流路部330は、洗剤ケース収容部350の上面として配設されており、後述する第一導水経路321及び第二導水経路322が形成されている。
図3、図4に示すように、給水ユニット筐体部320の背面から見て右部には、液剤自動投入装置301が取り付けられている。液剤自動投入装置301については後述する。
[1-1-3.導水経路]
図4、図5に示すように、給水弁310は、第一導水筒311、第二導水筒312及び第三導水筒313の三つの開閉弁を含み、それぞれの開閉弁を独立に開閉できるように構成されている。
図6~図10に示すように、給水ユニット筐体部320には、給水弁310から導入された水が流れる導水経路が形成されており、給水弁310と導水経路とは直接接続されている。導水経路は、第一導水筒311、第二導水筒312及び第三導水筒313とそれぞれ独立に連通するように、分岐して形成されている。第一導水筒311と連通する流路を第一導水経路321、第二導水筒312と連通する流路を第二導水経路322、第三導水筒313と連通する流路を第三導水経路323と定義する。
[1-1-4.洗剤ケース、第一導水経路、第二導水経路]
図3、図6~図9に示すように、第一導水経路321及び第二導水経路322は、第一導水筒311及び第二導水筒312から供給された水を洗剤ケース流路部330に案内し、下方に位置する洗剤ケース400に注水するように構成されている。
洗剤ケース400の内部には、粉洗剤手動投入部410、液体洗剤手動投入部420及び柔軟剤手動投入部430が設けられており、使用者がそれぞれの剤を投入可能に構成されている。
第一導水経路321は、粉洗剤手動投入部410の上方において上下を連通させるために形成された粉洗剤用注水口331と、液体洗剤手動投入部420の上方において上下を連通させるために形成された液体洗剤用注水口332と、が設けられている。第二導水経路322は、柔軟剤用注水口334の上方において上下を連通させるために形成された柔軟剤用注水口334が設けられている。
粉洗剤手動投入部410、液体洗剤手動投入部420及び柔軟剤手動投入部430は、内部に溜まった液体を下部に排出する排出口(図示せず)がそれぞれ設けられている。排出口から排出された液体は、流路下部370へと落下する。流路下部370は、排出部として構成されており、洗濯槽500に液体を投入する。
[1-1-5.洗剤タンク、自動投入装置、第三導水経路]
図6、図10~図15に示すように、第三導水経路323は、給水ユニット筐体部320の背面に沿って略水平方向に亘って形成されており、洗浄経路導水口324において背面側に開口する。洗浄経路導水口324は、後述する自動投入装置内経路325と接続され、第三導水経路323と液剤自動投入装置301とを連通させる。液剤自動投入装置301は、タンク収容部360の背面側に配置されており、後述するように、タンク収容部360に収納された洗剤タンク450及び柔軟剤タンク460と接続されている。
洗剤タンク450の背面側には、洗剤タンク差込口302が設けられており、洗剤タンク差込口302の内部には、押し込まれることにより開放される洗剤タンク逆止弁(図示せず)が設けられている。同様に、柔軟剤タンク460の背面側には、柔軟剤タンク差込口303と、押し込まれることにより開放される柔軟剤タンク逆止弁(図示せず)と、が設けられている。洗剤タンク450は、タンク収容部360に取り付けられた状態で、後述する洗剤自動投入差込口452が挿入され、洗剤タンク逆止弁が開放されて液体洗剤が供給可能となるように構成されている。同様に、柔軟剤タンク460は、タンク収容部360に取り付けられた状態で、後述する柔軟剤自動投入差込口462が挿入され、柔軟剤タンク逆止弁が開放されて柔軟剤が供給可能となるように構成されている。
タンク収容部360の内背面には、洗剤自動投入用接続部360aと、柔軟剤自動投入用接続部360bと、が設けられている。洗剤自動投入用接続部360a及び柔軟剤自動投入用接続部360bは、液剤自動投入装置301の、洗剤自動投入差込口452及び柔軟剤自動投入差込口462を囲うように構成されている。
液剤自動投入装置301は、洗剤自動投入差込口452及び柔軟剤自動投入差込口462と、液体洗剤、柔軟剤及び水の経路を切り替える三方弁380と、液体を吸引、吐出するポンプユニット390と、三方弁380とポンプユニット390とを繋ぐ自動投入装置内経路325と、を含む。
洗剤自動投入差込口452及び柔軟剤自動投入差込口462は、前方に突出して形成されており、洗剤タンク450及び柔軟剤タンク460がタンク収容部360に収納された状態で、それぞれ洗剤タンク450及び柔軟剤タンク460と接続される。
三方弁380は、それぞれ独立に開閉制御可能に構成された洗剤三方弁381と柔軟剤三方弁382とを含む。洗剤三方弁381は、洗剤自動投入差込口452と連通するように配設されており、柔軟剤三方弁382は、柔軟剤自動投入差込口462と連通するように配設されている。三方弁380の下流側は、自動投入装置内経路325を介してポンプユニット390と接続されている。このように、三方弁380は、自動投入装置内経路325、洗剤自動投入差込口452、柔軟剤自動投入差込口462、ポンプユニット390、と接続されており、洗剤三方弁381及び/又は柔軟剤三方弁382の開閉を切り替えることにより、洗剤、柔軟剤及び水の流れを制御する。
ポンプユニット390は、ポンプユニット入口392aとポンプユニット出口392bとの間に設けられたポンプ内流路391と、ポンプ内流路391の途中に設けられたシリンダ397と、モータ(図示せず)の回転駆動力によって上下運動するピストン395と、を含む。
ポンプユニット入口392a及びポンプユニット出口392bには、入口逆止弁393及び出口逆止弁394がそれぞれ設けられている。
入口逆止弁393は、ピストン395の負圧動作で開くように構成されており、出口逆止弁394は、ピストン395の正圧動作で開くように構成されている。
自動投入装置内経路325は、ポンプユニット390の下流において、流路下部370と洗浄経路流出口326を介して接続されている。
[1-2.動作]
以上のように構成された洗濯機100について、その動作を以下説明する。
[1-2-1.自動投入機能使用時の洗濯運転における水の流れ]
図6、図8、図10~図15において、第一導水筒311から供給される水の流れをX、第二導水筒312から供給される水の流れをY、第三導水筒313から供給される水の流れをZと定義する。
図16に示すように、洗い行程開始時において、液剤自動投入装置301が駆動される。初めに、第三導水筒313が閉じた状態で、三方弁380の一部である洗剤三方弁381が開口され、洗剤タンク450とポンプユニット390の経路が連通する。ポンプユニット390は、モータ396を回転させるとともにピストン395を上下動作させ、液体洗剤をポンプユニット入口392aから吸引し、ポンプユニット出口392bから吐出する。吐出された洗剤は、流路下部370に到達する。
ピストン395が駆動している間に、第一導水筒311が開放され、第一導水経路321への給水が開始される。水の流れXのように、第一導水経路321に導入された水は、粉洗剤用注水口331、液体洗剤用注水口332及びバスポンプ用注水口333を通過し、粉洗剤手動投入部410、液体洗剤手動投入部420及びバスポンプ314に注水される。粉洗剤手動投入部410及び液体洗剤手動投入部420に注水された水は、排出口を通って流路下部370へ流下し、流路下部370内の液体洗剤を溶解させるとともに洗濯槽500に投入される。第一導水経路321への給水は、後述する経路洗浄の開始まで、継続して実施される。これにより、洗剤の自動投入を実施しながら洗濯槽500への給水を行うことができるので、洗い工程初期における給水動作に要する時間を短くできる。なお、第一導水経路321への給水は間欠的に実施されてもよい。
ポンプユニット390による液剤の吸引、吐出は、間欠的に実施される。ピストン395が駆動を停止している間に、洗剤送り出し動作が実施される。
洗剤送り出し動作の開始時においては、洗剤三方弁381が閉じ、洗剤タンク450とポンプユニット390の経路が遮断されるとともに、第三導水筒313から液剤自動投入装置301までの経路が連通する。続いて、給水弁310の第三導水筒313が開放される。水の流れZのように、第三導水筒313から導入された水は、第三導水経路323を通過するとともに洗浄経路導水口324を介して自動投入装置内経路325に到達し、ポンプ内流路391を通過する。このように、洗剤送り出し動作においては、三方弁380及びポンプユニット390に水が供給され、三方弁380及びポンプユニット390の内部に残留した洗剤が流路下部370に送り出される。
ピストン395の駆動と、洗剤送り出し動作と、は交互に実施される。これにより、洗濯機100は、所定範囲内の希釈濃度で洗剤を希釈し、希釈された洗剤液を洗濯槽500内の衣類に供給できる。
図16に示すように、ピストン395の駆動及び洗剤送り出し動作が所定回数実施された後に、第一導水筒311による単独給水が実施される。洗剤三方弁381が閉じられるとともに第三導水筒313が閉じられる。第一導水経路321に導入された水は、洗剤ケース400の排出口を通って流路下部370へ流下し、洗濯槽500に投入される。所定の給水が終了すると、第一導水筒311は閉じられる。なお、本実施の形態では、後述のように、第三導水筒313が開かれた後に第一導水筒311が閉じられる。
続いて、経路洗浄が実施される。経路洗浄においては、第三導水筒313単独の給水が実施される。これにより、給水弁310から導入される水は、第一導水経路321と、第三導水経路323と、に分流されず、第三導水経路323のみに供給される。そのため、経路洗浄において第三導水経路323を通過する水量は、洗剤送り出し動作において第三導水経路323を通過する水量よりも多い。自動投入装置内経路325を通過した水は、洗浄経路流出口326を介して流路下部370へ流下し、流路下部370から洗濯槽500に投入される。
経路洗浄は、液剤自動投入装置301内及び流路下部370に残留した洗剤を確実に洗い流し、洗濯槽500に送り出す。これにより、残留した洗剤と、最終すすぎ工程において投入される柔軟剤とが混合することを防ぎ、洗剤と柔軟剤が混合した際に生じる異物の析出を抑制することができる。更に、経路洗浄は、異物が存在した場合でも、強い水流により異物を取り除くことができる。
最終すすぎ工程では、三方弁380の一部である柔軟剤三方弁382が開放され、柔軟剤タンク460とポンプユニット390の経路が連通する。ポンプユニット390は、モータ396を回転させるとともにピストン395を上下動作させ、適量の柔軟剤をポンプユニット入口392aから吸引し、ポンプユニット出口392bから吐出する。ポンプユニット出口392bから吐出された柔軟剤は、流路下部370へ到達する。
ピストン395が駆動する前、又は駆動している間に、第二導水筒312が開放され、第二導水経路322への給水が開始される。水の流れYのように、第二導水経路322に導入された水は、柔軟剤用注水口334を通過して柔軟剤手動投入部430に注水され、柔軟剤手動投入部430の排出口から流路下部370へ流下し、流路下部370内に溜まった柔軟剤を溶解させるとともに洗濯槽500に投入される。
ピストン395が駆動する前、又は駆動している間に、第二導水筒312が開放され、第二導水経路322への給水が開始される。
次に、柔軟剤三方弁382が閉じ、柔軟剤タンク460とポンプユニット390の経路が遮断されるとともに、第三導水筒313から液剤自動投入装置301までの経路が連通する。その後、第三導水筒313が開放され、三方弁380及びポンプユニット390内の柔軟剤を洗い流す経路洗浄が実施される。この経路洗浄によって、残留した柔軟剤と、次回の洗濯運転において投入される洗剤とが混合することを防ぎ、洗剤と柔軟剤が混合した際に生じる異物の析出を抑制する。
[1-2-2.負荷軽減動作]
導水経路は、第一導水筒311により開閉される第一導水経路321と、第二導水筒312により開閉される第二導水経路322と、第三導水筒313により開閉される第三導水経路323に分岐している。従って、給水弁310の開閉弁が全て閉じた状態から一つ又は複数の開閉弁を開放した場合、開放した開閉弁に一時的に大きな水圧が掛かり、開放した開閉弁の位置する導水経路に大きな負荷が掛かる。
本実施の形態における洗濯機100は、第三導水筒313の開閉に伴って生じる第三導水経路323及び液剤自動投入装置301の負荷を軽減させるため、負荷軽減動作を実施する。
図16に示すように、洗剤送り出し動作において、制御部は、第一導水筒311を開放した状態で、第三導水筒313を開放駆動させている。前もって第一導水筒311を開放しておくことにより、第三導水経路323に大きな負荷がかかることを抑制できる。これにより、第三導水経路323と連通している液剤自動投入装置301についても、自動投入装置内経路325に大きな負荷がかかることを抑制できる。そのため、液剤自動投入装置301の部品が損傷によって水漏れや動作不良を発生することを抑制できる。
また、制御部は、第一導水筒311を開放状態に維持したまま、所定時間が経過した後に、第三導水筒313を閉塞させている。これにより、第三導水筒313を閉塞した際に、一時的に発生した負圧によって、第三導水経路323又は自動投入装置内経路325で汚染された水が、給水口200に逆流することを抑制できる。
経路洗浄において、制御部は、第三導水筒313を開放して所定時間が経過した後に、第一導水筒311を閉塞させている。これにより、経路洗浄において、第三導水経路323及び自動投入装置内経路325に大きな負荷がかかることを抑制できる。
また、経路洗浄において、制御部は、第一導水筒311を開放して所定時間が経過した後に、第三導水筒313を閉塞させている。これにより、第三導水筒313を閉塞した際に、一時的に発生した負圧によって給水口200に水が逆流することを抑制し、液剤自動投入装置301で汚染された水が、給水口200の上水に流入することを抑制できる。
[1-3.作用等]
以上のように、実施の形態1における洗濯機100は、筐体600と、筐体600内部に設けられ、洗濯物を収容する洗濯槽500と、洗濯槽500を回転可能に内包する外槽(図示せず)と、給水弁310から導入された水を洗濯槽500又は外槽に供給する導水経路と、内部に液剤を貯蔵する洗剤タンク450及び柔軟剤タンク460と、洗剤タンク450及び柔軟剤タンク460に貯蔵された液剤を洗濯槽500に注送する液剤自動投入装置301と、給水弁310及び液剤自動投入装置301を制御する制御部(図示せず)と、を備える。導水経路は、液剤自動投入装置301を通らずに洗濯槽500又は外槽に給水する第一導水経路321及び第二導水経路322と、液剤自動投入装置301を通って洗濯槽500又は外槽に給水する第三導水経路323と、を含む。給水弁310は、第
一導水経路321又は第二導水経路322に給水する第一導水筒311又は第二導水筒312と、第三導水経路323に給水する第三導水筒313と、を含む。制御部は、第一導水筒311を開放駆動して所定時間が経過した後に、第三導水筒313を開放駆動させる。
これにより、前もって第一導水筒311を開放しておくことにより、第三導水経路323に大きな負荷がかかることを抑制できる。
そのため、液剤自動投入装置への給水に伴う不具合の発生を抑制できる。
本実施の形態のように、制御部は、第三導水筒313を開放して所定時間が経過した後に、第一導水筒311を閉塞させてもよい。
本実施の形態のように、制御部は、第一導水筒311を開放駆動して所定時間が経過した後に、第三導水筒313を閉塞させてもよい。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されない。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
実施の形態1では、洗濯機の一例として、縦型洗濯機である洗濯機100を説明した。洗濯機は、縦型洗濯機に限定されず、ドラム式洗濯機であってもよいし、二槽式洗濯機であってもよい。
実施の形態1では、第1の弁の一例として、第一導水筒311を説明した。第1の弁は、液剤自動投入装置を通らずに洗濯槽又は外槽に給水する第1の水路を開閉する弁であればよいので、第一導水筒311に限定されない。第1の弁は、第二導水筒312単独であってもよいし、第一導水筒311及び第二導水筒312を同時に開閉駆動させてもよい。
本開示は、液剤自動投入装置を備えた装置に適用可能である。具体的には、縦型洗濯機、ドラム式洗濯機、二槽式洗濯機、食器洗浄機、などに、本開示は適用可能である。
100 洗濯機
200 給水口
210 給水ホース
300 給水ユニット
301 液剤自動投入装置
302 洗剤タンク差込口
303 柔軟剤タンク差込口
310 給水弁
311 第一導水筒
312 第二導水筒
313 第三導水筒
314 バスポンプ
320 給水ユニット筐体部
321 第一導水経路
322 第二導水経路
323 第三導水経路
324 洗浄経路導水口
325 自動投入装置内経路
326 洗浄経路流出口
330 洗剤ケース流路部
331 粉洗剤用注水口
332 液体洗剤用注水口
333 バスポンプ用注水口
334 柔軟剤用注水口
340 流路蓋部
350 洗剤ケース収容部
360 タンク収容部
360a 洗剤自動投入用接続部
360b 柔軟剤自動投入用接続部
370 流路下部
380 三方弁
381 洗剤三方弁
382 柔軟剤三方弁
390 ポンプユニット
391 ポンプ内流路
392a ポンプユニット入口
392b ポンプユニット出口
393 入口逆止弁
394 出口逆止弁
395 ピストン
396 モータ
397 シリンダ
400 洗剤ケース
410 粉洗剤手動投入部
420 液体洗剤手動投入部
430 柔軟剤手動投入部
450 洗剤タンク
450a 洗剤タンク残量目盛
451 洗剤タンク投入部
452 洗剤自動投入差込口
460 柔軟剤タンク
460a 柔軟剤タンク残量目盛
461 柔軟剤タンク投入部
462 柔軟剤自動投入差込口
500 洗濯槽
600 筐体
610 下筐体
620 上筐体
621 投入口
700 蓋体
800 操作部

Claims (3)

  1. 筐体と、
    前記筐体内部に設けられ、洗濯物を収容する洗濯槽と、
    前記洗濯槽を回転可能に内包する外槽と、
    給水弁から導入された水を前記洗濯槽又は前記外槽に供給する導水経路と、
    内部に液剤を貯蔵する液剤タンクと、
    前記液剤タンクに貯蔵された液剤を前記洗濯槽に注送する液剤自動投入装置と、
    制御部と、
    を備え、
    前記導水経路は、前記液剤自動投入装置を通らずに前記洗濯槽又は前記外槽に給水する第1の水路と、前記液剤自動投入装置を通って前記洗濯槽又は前記外槽に給水する第2の水路と、を含み、
    前記給水弁は、前記第1の水路に給水する第1の弁と、前記第2の水路に給水する第2の弁と、を含み、
    前記制御部は、前記第1の弁を開放駆動して所定時間が経過した後に、前記第2の弁を開放駆動させる洗濯機。
  2. 前記制御部は、前記第2の弁を開放して所定時間が経過した後に、前記第1の弁を閉塞させる、
    請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記制御部は、前記第1の弁を開放駆動して所定時間が経過した後に、前記第2の弁を閉塞させる、
    請求項1又は2に記載の洗濯機。
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