JP2022059341A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機 Download PDF

Info

Publication number
JP2022059341A
JP2022059341A JP2020167020A JP2020167020A JP2022059341A JP 2022059341 A JP2022059341 A JP 2022059341A JP 2020167020 A JP2020167020 A JP 2020167020A JP 2020167020 A JP2020167020 A JP 2020167020A JP 2022059341 A JP2022059341 A JP 2022059341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
liquid agent
liquid
detergent
softener
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020167020A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7466077B2 (ja
Inventor
尚希 川瀬
Naoki Kawase
徹 小立
Toru Kodachi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2020167020A priority Critical patent/JP7466077B2/ja
Priority to BR112023004244A priority patent/BR112023004244A2/pt
Priority to PCT/JP2021/032347 priority patent/WO2022070754A1/ja
Priority to CN202180065884.7A priority patent/CN116194631A/zh
Priority to TW110134422A priority patent/TW202217112A/zh
Publication of JP2022059341A publication Critical patent/JP2022059341A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7466077B2 publication Critical patent/JP7466077B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Abstract

【課題】本開示は、液剤を貯蔵する液剤タンクに液剤を補充し易くするとともに、液剤タンク周囲が汚れることを抑制する洗濯機を提供する。【解決手段】本開示における洗濯機は、洗濯物を収容する洗濯槽と、液体を貯蔵し、上面に開口部が設けられた液剤タンクと、液剤タンクに貯蔵された液体を槽に投入する液剤自動投入装置と、液剤タンクを収納し、液剤自動投入装置と接続させる液剤タンク収容部と、を備え、液剤タンクは、液剤自動投入装置から脱着可能に構成されるとともに、開口部が外部に開放される第1の位置でタンク収容部に係止される。【選択図】図19

Description

本開示は、洗濯機に関する。
特許文献1は、適量の洗濯処理液を自動で投入する洗濯処理液投入装置を備える洗濯機を開示する。
特許文献1における洗濯機は、洗濯処理液投入装置と、複数回分の洗濯処理液を収容するタンクと、タンクを収納するケースと、を備え、タンクは、上下方向に移動することによって、ケースに対して取り外し及び取り付けが可能な構造となっている。
特開2019-181023号公報
本開示は、液剤を貯蔵する液剤タンクに液剤を補充し易くするとともに、液剤タンク周囲が汚れることを抑制する洗濯機を提供する。
本開示における洗濯機は、洗濯物を収容する洗濯槽と、液体を貯蔵し、上面に開口部が設けられた液剤タンクと、液剤タンクに貯蔵された液体を槽に投入する液剤自動投入装置と、液剤タンクを収納し、液剤自動投入装置と接続させる液剤タンク収容部と、を備え、液剤タンクは、液剤自動投入装置から脱着可能に構成されるとともに、開口部が外部に開放される第1の位置でタンク収容部に係止される。
本開示における洗濯機は、液剤を貯蔵する液剤タンクに液剤を補充し易くするとともに、液剤タンク周囲が汚れることを抑制できる。
実施の形態1における洗濯機の蓋体が閉じた状態の外観斜視図 実施の形態1における洗濯機の蓋体が開いた状態の外観斜視図 実施の形態1における洗濯機の給水ユニット周辺の洗剤ケース、洗剤タンク、柔軟剤タンクが引き出された状態の外観斜視図 実施の形態1における洗濯機の給水ユニット周辺の背面図 実施の形態1における洗濯機の給水ユニット周辺の分解斜視図 実施の形態1における洗濯機の給水ユニットの流路蓋部を除いた上面図 実施の形態1における洗濯機の給水ユニットの流路蓋部を除くとともに、洗剤ケース、洗剤タンク、柔軟剤タンクが取り外された状態で、断面を図示するための上面図 図7に示される給水ユニットのF-F断面図 実施の形態1における洗濯機の給水ユニットの、洗剤ケース、洗剤タンク、柔軟剤タンクが引き出された状態の、流路蓋部を除いた上面図 図7に示される給水ユニットのB-B断面図 図7に示される給水ユニットのE-E断面図 図7に示される給水ユニットのC-C断面図 図7に示される給水ユニットのA-A断面図 図7に示される給水ユニットのD-D断面図 実施の形態1における洗濯機の給水ユニットの、洗剤ケース、洗剤タンク、柔軟剤タンクが取り外された状態の外観前面図 実施の形態1における洗濯機の洗剤タンクの外観斜視図 (a)実施の形態1における洗濯機の給水ユニットの流路蓋部を除くとともに、洗剤タンクが収納された状態で、断面を図示するための上面図、(b)実施の形態1における洗濯機の給水ユニットの流路蓋部を除くとともに、洗剤タンクが引き出された状態で、断面を図示するための上面図 図17(a)に示される給水ユニットのG-G断面図 図17(b)に示される給水ユニットのK-K断面図 図17(a)に示される給水ユニットのH-H断面図 図17(b)に示される給水ユニットのJ-J断面図 実施の形態1における洗濯機の流路下部の上面図
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施の形態1)
以下、図1~図22を用いて、実施の形態1を説明する。
[1-1.構成]
[1-1-1.洗濯機の構成]
図1、図2に示すように、洗濯機100は、筐体600と、蓋体700と、操作部800と、を備える。筐体600は、下筐体610と、上筐体620と、を含む。下筐体610内には、洗濯槽500が収容される。洗濯槽500は、上方が開口された円筒体であり、衣類を洗浄する洗浄動作を行う。洗浄動作は、既知の様々な洗濯機の洗濯槽が行う動作であってもよい。本実施形態の原理は、洗濯槽500によって実行される特定の洗浄動作に限定されない。
上筐体620は、下筐体610の上方に配置されており、洗濯槽500と連通する投入口621が形成されている。蓋体700は、上筐体620の後部に取り付けられており、投入口621を開閉自在に覆う。使用者が蓋体700を上方に回動すると、洗濯槽500は、投入口621を通じて露出する。使用者は、投入口621から洗濯物を洗濯槽500へ投入できる。
上筐体620の後部には、投入口621の後方となる位置に、操作部800が配設されている。使用者は、操作部800を操作し、洗濯槽500の様々な動作を設定することができる。
操作部800の後部には、給水口200が設けられ、給水口200には、水道栓からの水道水を導入するように給水ホース210が接続されている。
図2に示すように、洗剤タンク450、柔軟剤タンク460及び洗剤ケース400は、給水ユニット300に収納された状態で前面が面一となるように配置されている。
図3に示すように、洗剤タンク450及び柔軟剤タンク460は、複数回の運転を実施可能な量の剤を貯蔵可能に構成されており、液体を注入可能とするように上面が開口して
いる洗剤タンク投入部451及び柔軟剤タンク投入部461が形成されている。洗剤タンク450及び柔軟剤タンク460は、それぞれ透明材料で構成された洗剤タンク残量目盛450a及び柔軟剤タンク残量目盛460aが設けられており、使用者が目視で剤の量を確認することができる。
一方、洗剤ケース400は、一回の運転に必要な量の剤を使用者が投入するために用いられるものであり、粉洗剤、液体洗剤、及び柔軟剤をそれぞれ投入できるように粉洗剤手動投入部410、液体洗剤手動投入部420及び柔軟剤手動投入部430が設けられている。
蓋体700は、一部分が透明に構成されている。これにより、使用者は、蓋体700が閉じた状態であっても、洗剤タンク残量目盛450a及び柔軟剤タンク残量目盛460aを視認し、洗剤タンク450及び柔軟剤タンク460が貯蔵する剤の残量を確認できる。
[1-1-2.給水ユニット]
図5に示すように、給水ユニット300は、主に、略箱状に形成された給水ユニット筐体部320と、給水ユニット筐体部の上面を覆う流路蓋部340と、給水ユニット筐体部の下底部に取り付けられた流路下部370と、により構成されている。
図3、図4に示すように、給水ユニット筐体部320の背面から見て左部には、給水口200から導入された水を開閉自在に通過させる給水弁310が取り付けられている。給水弁310が開いた状態で、給水弁310から導入された水は、給水ユニット筐体部320に導入される。
給水ユニット筐体部320の背面中央部には、洗濯機100の外部からホース(図示せず)を介して水を吸引するバスポンプ314が配設されている。バスポンプ314は、流路蓋部340にビス止めで固定されており、バスポンプ用注水口333を介して、後述する第一導水経路321と直接接続されている。バスポンプ314は、第一導水経路321から給水されることにより、吸引、吐出動作を開始できる。
図5、図6に示すように、給水ユニット筐体部320は、前方に開口する略箱状に形成されている。給水ユニット筐体部320は、内部空間として、洗剤タンク収容部360と、柔軟剤タンク収容部365と、洗剤ケース収容部350と、を備えている。洗剤タンク収容部360は、洗剤タンク450を、柔軟剤タンク収容部365は、柔軟剤タンク460を、洗剤ケース収容部350は、洗剤ケース400を、それぞれ独立に引き出し可能に収納している。
洗剤ケース流路部330は、洗剤ケース収容部350の上面として配設されており、後述する第一導水経路321及び第二導水経路322が形成されている。
図3、図4に示すように、給水ユニット筐体部320の背面から見て右部には、液剤自動投入装置301が取り付けられている。液剤自動投入装置301については後述する。
[1-1-3.導水経路]
図4、図5に示すように、給水弁310は、第一導水筒311、第二導水筒312及び第三導水筒313の三つの開閉弁を含み、それぞれの開閉弁を独立に開閉できるように構成されている。
図6~図10に示すように、給水ユニット筐体部320には、給水弁310から導入された水が流れる導水経路が形成されており、給水弁310と導水経路とは直接接続されて
いる。導水経路は、第一導水筒311、第二導水筒312及び第三導水筒313とそれぞれ独立に連通するように、分岐して形成されている。第一導水筒311と連通する流路を第一導水経路321、第二導水筒312と連通する流路を第二導水経路322、第三導水筒313と連通する流路を第三導水経路323と定義する。
[1-1-4.洗剤ケース、第一導水経路、第二導水経路]
図3、図6~図9に示すように、第一導水経路321及び第二導水経路322は、第一導水筒311及び第二導水筒312から供給された水を洗剤ケース流路部330に案内し、下方に位置する洗剤ケース400に注水するように構成されている。
洗剤ケース400の内部には、粉洗剤手動投入部410、液体洗剤手動投入部420及び柔軟剤手動投入部430が設けられており、使用者がそれぞれの剤を投入可能に構成されている。
第一導水経路321は、粉洗剤手動投入部410の上方において上下を連通させるために形成された粉洗剤用注水口331と、液体洗剤手動投入部420の上方において上下を連通させるために形成された液体洗剤用注水口332と、が設けられている。第二導水経路322は、柔軟剤用注水口334の上方において上下を連通させるために形成された柔軟剤用注水口334が設けられている。
粉洗剤手動投入部410、液体洗剤手動投入部420及び柔軟剤手動投入部430は、内部に溜まった液体を下部に排出する排出口(図示せず)がそれぞれ設けられている。排出口から排出された液体は、流路下部370へと落下する。流路下部370は、排出部として構成されており、洗濯槽500に液体を排出する。
[1-1-5.自動投入装置、第三導水経路]
図6、図10~図15に示すように、第三導水経路323は、給水ユニット筐体部320の背面に沿って略水平方向に亘って形成されており、洗浄経路導水口324において背面側に開口する。洗浄経路導水口324は、後述する自動投入装置内経路325と接続され、第三導水経路323と液剤自動投入装置301とを連通させる。液剤自動投入装置301は、洗剤タンク収容部360及び柔軟剤タンク収容部365の背面側に配置されており、後述するように、洗剤タンク収容部360及び柔軟剤タンク収容部365に収容された洗剤タンク450及び柔軟剤タンク460とそれぞれ接続されている。
洗剤タンク450の背面側には、洗剤タンク差込口302が設けられており、洗剤タンク差込口302の内部には、押し込まれることにより開放される洗剤タンク逆止弁302aが設けられている。同様に、柔軟剤タンク460の背面側には、柔軟剤タンク差込口303と、押し込まれることにより開放される柔軟剤タンク逆止弁303aと、が設けられている。洗剤タンク450は、洗剤タンク収容部360に取り付けられた状態で、後述する洗剤自動投入差込口452が挿入され、洗剤タンク逆止弁302aが開放されて液体洗剤が供給可能となるように構成されている。同様に、柔軟剤タンク460は、柔軟剤タンク収容部365に取り付けられた状態で、後述する柔軟剤自動投入差込口462が挿入され、柔軟剤タンク逆止弁303aが開放されて柔軟剤が供給可能となるように構成されている。
洗剤タンク収容部360及び柔軟剤タンク収容部365の内背面には、洗剤自動投入用接続部360aと、柔軟剤自動投入用接続部365aと、がそれぞれ設けられている。洗剤自動投入用接続部360a及び柔軟剤自動投入用接続部365aは、液剤自動投入装置301の、洗剤自動投入差込口452及び柔軟剤自動投入差込口462を囲うように構成されている。
液剤自動投入装置301は、洗剤自動投入差込口452及び柔軟剤自動投入差込口462と、液体洗剤、柔軟剤及び水の経路を切り替える三方弁380と、液体を吸引、吐出するポンプユニット390と、三方弁380とポンプユニット390とを繋ぐ自動投入装置内経路325と、を含む。
洗剤自動投入差込口452及び柔軟剤自動投入差込口462は、前方に突出して形成されており、洗剤タンク450及び柔軟剤タンク460が、それぞれ洗剤タンク収容部360及び柔軟剤タンク収容部365に収納された状態で、それぞれ洗剤タンク450及び柔軟剤タンク460と接続される。
三方弁380は、それぞれ独立に開閉制御可能に構成された洗剤三方弁381と柔軟剤三方弁382とを含む。洗剤三方弁381は、洗浄経路導水口324、洗剤自動投入差込口452、柔軟剤三方弁382と連通するように配設されており、柔軟剤三方弁382は、洗剤三方弁381、柔軟剤自動投入差込口462、自動投入装置内経路325と連通するように配設されている。三方弁380の下流側は、自動投入装置内経路325を介してポンプユニット390と接続されている。このように、三方弁380は、自動投入装置内経路325、洗剤自動投入差込口452、柔軟剤自動投入差込口462、ポンプユニット390、と接続されており、洗剤三方弁381及び/又は柔軟剤三方弁382の開閉を切り替えることにより、洗剤、柔軟剤及び水の流れを制御する。
ポンプユニット390は、ポンプユニット入口392aとポンプユニット出口392bとの間に設けられたポンプ内流路391と、ポンプ内流路391の途中に設けられたシリンダ397と、モータ(図示せず)の回転駆動力によって上下運動するピストン395と、を含む。
ポンプユニット入口392a及びポンプユニット出口392bには、入口逆止弁393及び出口逆止弁394がそれぞれ設けられている。
入口逆止弁393は、ピストン395の負圧動作で開くように構成されており、出口逆止弁394は、ピストン395の正圧動作で開くように構成されている。
自動投入装置内経路325は、ポンプユニット390の下流において、流路下部370と洗浄経路流出口326を介して接続されている。
[1-1-6.洗剤タンク、タンク収容部]
以下、液剤タンクの一例として、洗剤タンク450を例に説明する。柔軟剤タンク460は、洗剤タンク450と同様の構成を備える。
図16に示すように、洗剤タンク450は、略箱状に形成された洗剤タンク筐体456と、洗剤タンク筐体456の上部に設けられた洗剤タンク投入部451と、を含む。
洗剤タンク投入部451は、略中央が開口しており、前部、左右側部、後部に投入傾斜部464が設けられている。投入傾斜部464は、洗剤タンク投入部451の開口に向かって下方傾斜して形成されており、液剤を洗剤タンク投入部451まで案内して洗剤タンク筐体456の内部に流下させる。
図18に示すように、洗剤タンク筐体456の底部には、ロックレバー454が設けられている。ロックレバー454は、洗剤タンク450が洗剤タンク収容部360に収納された状態で、洗剤タンク収容部360の内底面に設けられた洗剤タンク収容部爪部361と係合する。ロックレバー454の手前側の端部には、ロックレバー把持部454aが設
けられている。ロックレバー把持部454aは、洗剤タンク筐体456の前面下部を延伸して形成された洗剤タンク筐体把持部456aと、近傍に配置されている。
図18~図21に示すように、洗剤タンク筐体456の背面側内部には、液体を濾過するフィルタ470が設けられている。フィルタ470は、洗剤タンク筐体456の内部側壁と当接するように略矩形状に形成されており、背面から前方にかけて下方傾斜するように設けられている。
洗剤タンク筐体456の背面下部の略中央位置には、スプリング機構455が設けられている。スプリング機構455は、フィルタ470の下方位置に配設されたバネ455aを含む。バネ455aは、洗剤タンク筐体456を前方に向かって付勢する。スプリング機構455の後方には、洗剤タンク収容部当て面362が設けられている。洗剤タンク収容部当て面362は、スプリング機構455と当接し、バネ455aを縮めた状態で静止させる。なお、洗剤タンク差込口302は、スプリング機構455の側方に配置されている。
洗剤タンク収容部360の上面は、流路蓋部340で構成されている。流路蓋部340は、洗剤タンク投入部451の上方を覆っており、洗剤タンク投入部451から異物が混入することを抑制する蓋としての役割を有している。
図18、図19に示すように、洗剤タンク収容部360の内上面前部には、ストッパー368が設けられている。ストッパー368は、洗剤タンク450の上面に設けられたタンク凸部457と係合可能に構成されている。
洗剤タンク収容部360の底面には、流路下部370と連通する落下口364が形成されている。落下口364は、洗剤タンク450が洗剤タンク収容部360に収納された状態で洗剤タンク差込口302の下方となる位置に、配置されている。また、洗剤タンク収容部360の内底面には、貯留部363が設けられている。貯留部363は、液体を貯留可能な窪みであるとともに、洗剤タンク450の底面と洗剤タンク収容部360の内底面とを離間させる間隙として構成されている。
[1-1-7.流路下部]
図21、図22に示すように、流路下部370は、洗浄経路流出口326と連通する第一流路下部経路372と、落下口364の下方に設けられた洗浄経路319と、洗剤ケース400から排出された液体を通過させる第二流路下部経路373と、流路下部排出口371と、を含む。
洗浄経路319には、第一流路下部経路372から液体を導入する洗浄経路入口318と、第一流路下部経路372に液体を流出させる洗浄経路出口374と、が設けられている。洗浄経路入口318は、落下口364から落下する液体の落下地点よりも上流位置に設けられ、洗浄経路出口374は、落下口364から落下する液体の落下地点よりも下流位置に設けられている。洗浄経路入口318は、第一流路下部経路372の流路断面積よりも小さく構成されているため、洗浄経路319を通過する水の水量は比較的少量となっている。これにより、洗浄経路319を通過する水が、落下口364から上方に溢れ出し、洗剤タンク収容部360内に侵入することを抑制できる。
第一流路下部経路372は、合流部375において第二流路下部経路373と連通する。流路下部排出口371は、合流部375の下流に設けられ、液体を洗濯槽500に落下させるために下方に開口して形成されている。
[1-2.動作]
以上のように構成された洗濯機100について、その動作を以下説明する。
[1-2-1.洗剤タンクの液剤補充作業]
使用者は、洗剤タンク残量目盛450aを見て洗剤の残量を確認し、洗剤の残量が少ない場合に液剤補充作業を実施する。以下、ストッパー368とタンク凸部457とが係合する時の洗剤タンク450の位置を、位置P(図17(b)、図19の状態)(第1の位置)と定義する。
洗剤タンク450は、洗剤タンク収容部360に収納された状態(第2の位置)において、洗剤タンク差込口302に洗剤自動投入差込口452が挿入され、ロックレバー454と洗剤タンク収容部爪部361とが係合することにより洗剤タンク収容部360に固定されている。スプリング機構455は、洗剤タンク450を前面側に付勢する弾性力を有しているが、ロックレバー454と洗剤タンク収容部爪部361とが係合した状態においては静止している。
使用者がロックレバー把持部454a及び洗剤タンク筐体把持部456aを掴んでロックレバー454を上方へ持ち上げると、ロックレバー454と洗剤タンク収容部爪部361との係合が解除される。ロックレバー454と洗剤タンク収容部爪部361との係合が解除されると、洗剤タンク450は、スプリング機構455の弾性力により前方に向かって押し出される。洗剤タンク450は、スプリング機構455の弾性力によって位置Pまで移動してもよいし、位置Pよりも後方で静止してもよい。使用者は、静止した洗剤タンク450を位置Pまで引き出してもよい。
位置Pに到達した洗剤タンク450は、ストッパー368とタンク凸部457が当接することで、洗剤タンク収容部360に係止される。これにより、ストッパー368は、洗剤タンク450が洗濯槽500へ落下するのを抑制する。
洗剤タンク450が位置Pに位置する時、洗剤タンク450は、収納された状態の柔軟剤タンク460及び洗剤ケース400の前面が位置する平面から突出し、洗剤タンク投入部451及び洗剤タンク筐体456のタンク側面459は、外部に露出する。洗剤タンク投入部451は、洗剤タンク投入部451を覆う専用の蓋が設けられていないため、使用者は、洗剤タンク450を引き出して直ぐに洗剤を投入することができる。洗剤タンク筐体456は、透明材料で構成されているため、使用者は、露出した洗剤タンク筐体456のタンク側面459から内部の洗剤の液面を視認できる。
使用者は、市販の容器に入った洗剤を、投入傾斜部464に沿わせて洗剤タンク投入部451に投入する。使用者の身長が低い場合、洗剤タンク投入部451の前後左右に洗剤を溢す虞がある。本実施の形態における洗剤タンク投入部451は、前部、左右側部及び後部の四方全てを、投入傾斜部464により覆われているため、使用者が洗剤を溢すことを抑制できる。また、本実施の形態における投入傾斜部464は、前部、左右側部及び後部が略中央の開口に向かってそれぞれ下方傾斜している。これにより、投入傾斜部464は、前部、左右側部及び後部のいずれにおいても、注入された洗剤を洗剤タンク投入部451の開口に案内する。
[1-2-2.洗剤タンクと液剤自動投入装置との接続部位における液漏れ]
洗剤タンク450が前方に引き出される際、洗剤自動投入差込口452が洗剤タンク差込口302から引き抜かれるとともに、洗剤タンク逆止弁302aが閉塞し、洗剤タンク差込口302の内部に洗剤が取り残される。取り残された洗剤は、洗剤タンク差込口302から流れ落ち、洗剤タンク収容部360へ流下する。このように、洗剤タンク450が
前方に引き出される際、洗剤タンク450と液剤自動投入装置301との接続部位における液漏れが発生し、洗剤タンク収容部360が汚れる虞があった。
本実施の形態における洗剤タンク収容部360は、落下口364及び貯留部363を備えている。洗剤タンク差込口302から逆流した洗剤は、貯留部363に貯留されるため、洗剤タンク450の底面に付着しない。貯留部363に貯留された洗剤は、所定量を超えると落下口364から下方に排出され、流路下部370に形成された洗浄経路319に落下する。
また、洗剤タンク差込口302から洗剤自動投入差込口452が引き抜かれる際、洗剤自動投入差込口452側にも洗剤が残留する。残留した液剤は、落下口364を通って、流路下部370に形成された洗浄経路319に到達する。
洗浄経路319に到達した洗剤は、洗浄経路319を通過する水に溶解され、洗濯槽500に投入されて洗濯運転に使用される。流路下部370における水の流れについては、後述する。
洗濯機100においては、洗剤タンク収容部360の内部に給水して洗剤を洗い流す構成を採用すると、洗剤タンク収容部360の前面側の開口から水が流出する虞がある。洗濯機100は、落下口364及び貯留部363を設けることにより、洗剤タンク収容部360の内部に給水して洗剤を洗い流すことなく、洗剤自動投入差込口452及び洗剤タンク差込口302の液漏れにより洗剤タンク収容部360が汚れることを抑制できる。
[1-2-3.自動投入機能使用時の洗濯運転における水の流れ]
図6、図8、図10~図15において、第一導水筒311から供給される水の流れをX、第二導水筒312から供給される水の流れをY、第三導水筒313から供給される水の流れをZと定義する。
洗い運転開始前において、液剤自動投入装置301が駆動され、液剤の自動投入が実行される。初めに、第三導水筒313が閉じた状態で、三方弁380の一部である洗剤三方弁381が開口され、洗剤タンク450とポンプユニット390の経路が連通する。ポンプユニット390は、モータ396を回転させるとともにピストン395を上下動作させ、適量の液体洗剤をポンプユニット入口392aから吸引し、ポンプユニット出口392bから吐出する。
次に、三方弁380及びポンプユニット390内の洗剤を洗い流す経路洗浄が実行される。洗剤三方弁381が閉じ、洗剤タンク450とポンプユニット390の経路が遮断されるとともに、第三導水筒313から液剤自動投入装置301までの経路が連通する。続いて、給水弁310の第三導水筒313が開放される。水の流れZのように、第三導水筒313から導入された水は、第三導水経路323を通過するとともに洗浄経路導水口324を介して自動投入装置内経路325に到達し、ポンプ内流路391に水を充填する。ポンプユニット390は、モータ396を回転させるとともにピストン395を上下動作させ、充填した水をポンプユニット出口392bから射出することで、ポンプ内流路391に存在する液体洗剤や異物を洗い流す。自動投入装置内経路325から流出した水は、洗浄経路流出口326を介して流路下部370に流下し、流路下部370から洗濯槽500に投入される。この経路洗浄によって、残留した洗剤と、最終すすぎ工程において投入される柔軟剤とが混合することを防ぎ、洗剤と柔軟剤が混合した際に生じる異物の析出を抑制する。
洗浄経路流出口326を通過した水は、第一流路下部経路372に流入する。第一流路
下部経路372に流入した水の一部は、洗浄経路入口318から洗浄経路319に流入し、洗浄経路319に付着した液体洗剤又は柔軟剤を洗い流す。洗浄経路319を通過した水は、洗浄経路出口374を通過して第一流路下部経路372と合流する。第一流路下部経路372を通過した水は、合流部で第二流路下部経路373と合流し、流路下部排出口371から洗濯槽500に投入される。
液体洗剤の自動投入が終了した後、又は液体洗剤の自動投入と同時に、第一導水筒311が開放され、第一導水経路321に水が給水される。水の流れXのように、第一導水経路321に導入された水は、粉洗剤用注水口331、液体洗剤用注水口332、及びバスポンプ用注水口333を通過し、粉洗剤手動投入部410、液体洗剤手動投入部420、及びバスポンプ314に注水される。粉洗剤手動投入部410及び液体洗剤手動投入部420に注水された水は、排出口を通って流路下部370へ流下し、流路下部370内に溜まった液体洗剤を溶解させるとともに洗濯槽500に投入される。
最終すすぎ工程では、三方弁380の一部である柔軟剤三方弁382が開放され、柔軟剤タンク460とポンプユニット390の経路が連通する。ポンプユニット390は、モータ396を回転させるとともにピストン395を上下動作させ、適量の柔軟剤をポンプユニット入口392aから吸引し、ポンプユニット出口392bから吐出する。
次に、柔軟剤三方弁382が閉じ、柔軟剤タンク460とポンプユニット390の経路が遮断されるとともに、第三導水筒313から液剤自動投入装置301までの経路が連通する。その後、第三導水筒313が開放され、三方弁380及びポンプユニット390内の洗剤を洗い流す経路洗浄を実施する。この経路洗浄によって、残留した柔軟剤と、次回の洗濯運転において投入される洗剤とが混合することを防ぎ、洗剤と柔軟剤が混合した際に生じる異物析出を抑制する。
適量の柔軟剤がポンプユニット出口392bより吐出され、給水ユニット筐体部320内、流路下部370へ流れた後、第二導水筒312が開放され、第二導水経路322に水が給水される。水の流れYのように、第二導水経路322に導入された水は、柔軟剤用注水口334を通過して柔軟剤手動投入部430に注水され、柔軟剤手動投入部430の排出口から流路下部370へ流下し、流路下部370内に溜まった柔軟剤を溶解させるとともに洗濯槽500に投入される。
[1-3.作用等]
以上のように、実施の形態1における洗濯機100は、洗濯物を収容する洗濯槽500と、液体を貯蔵し、上面に洗剤タンク投入部451又は柔軟剤タンク投入部461が設けられた洗剤タンク450又は柔軟剤タンク460と、洗剤タンク450又は柔軟剤タンク460に貯蔵された液体を槽に投入する液剤自動投入装置301と、洗剤タンク450又は柔軟剤タンク460を収納し、液剤自動投入装置301と接続させる洗剤タンク収容部360又は柔軟剤タンク収容部365と、を備える。洗剤タンク450又は柔軟剤タンク460は、液剤自動投入装置301から脱着可能に構成されるとともに、洗剤タンク投入部451又は柔軟剤タンク投入部461が外部に開放される位置P(第1の位置)において、洗剤タンク収容部360又は柔軟剤タンク収容部365に係止される。
これにより、使用者は、洗剤タンク450又は柔軟剤タンク460が、洗剤タンク収容部360又は柔軟剤タンク収容部365により保持された状態で、洗剤タンク投入部451又は柔軟剤タンク投入部461に対して液剤を注入できる。
そのため、使用者は、洗剤タンク450又は柔軟剤タンク460に対し、液体洗剤又は柔軟剤を容易に補充できる。
本実施の形態のように、洗剤タンク450又は柔軟剤タンク460は、洗剤タンク収容部360又は柔軟剤タンク収容部365に収納される位置(第2の位置)において、液剤自動投入装置301と連通するとともに洗剤タンク収容部360又は柔軟剤タンク収容部365と係合するように構成されてもよい。
これにより、洗剤タンク450又は柔軟剤タンク460は、洗剤タンク収容部360又は柔軟剤タンク収容部365に収納された状態において、液体洗剤又は柔軟剤を液剤自動投入装置301に供給する一方、前方に引き出された状態では、液体洗剤又は柔軟剤を液剤自動投入装置301に供給しない。
そのため、洗剤タンク450又は柔軟剤タンク460が引き出された状態で、洗剤タンク450又は柔軟剤タンク460に貯蔵された液体が外部に流出することを抑制できる。
本実地の形態のように、液剤自動投入装置301は、洗剤タンク450又は柔軟剤タンク460と接続し、洗剤タンク450又は柔軟剤タンク460の内部と液剤自動投入装置301とを連通させる洗剤自動投入差込口452又は柔軟剤自動投入差込口462と、洗剤タンク収容部360又は柔軟剤タンク収容部365の下方に配設され、液体を洗濯槽500に供給する流路下部370と、を備え、洗剤タンク収容部360又は柔軟剤タンク収容部365の内底面には、洗剤自動投入差込口452又は柔軟剤自動投入差込口462の下方位置に流路下部370と連通する落下口364が形成されてもよい。
これにより、洗剤自動投入差込口452又は柔軟剤自動投入差込口462から漏れた液体洗剤又は柔軟剤は、落下口364を通って流路下部370に設けられた洗浄経路319に落下し、洗浄経路319を通って洗濯槽500に投入される。
そのため、洗剤自動投入差込口452又は柔軟剤自動投入差込口462から漏れた液体洗剤又は柔軟剤が洗剤タンク収容部360又は柔軟剤タンク収容部365に付着することを抑制し、洗剤タンク収容部360又は柔軟剤タンク収容部365が汚れることを抑制できる。
本実施の形態のように、洗剤タンク収容部360又は柔軟剤タンク収容部365の内底面は、所定の量の液体を貯留し、所定の量を超えた液体を落下口364に落下させる貯留部363が形成されてもよい。
これにより、貯留部363と洗剤タンク450又は柔軟剤タンク460との間に隙間が存在するため、洗剤タンク450又は柔軟剤タンク460の底面に液体洗剤又は柔軟剤が付着しにくい。
本実施の形態のように、洗剤タンク450又は柔軟剤タンク460は、洗剤自動投入差込口452又は柔軟剤自動投入差込口462と接続する洗剤タンク差込口302又は柔軟剤タンク差込口303を含み、貯留部363は、落下口364から、洗剤タンク450又は柔軟剤タンク460が位置Pに係止された状態における洗剤タンク差込口302又は柔軟剤タンク差込口303の下方位置にかけて、形成されてもよい。
これにより、洗剤タンク差込口302又は柔軟剤タンク差込口303から漏れ出た液体洗剤又は柔軟剤を、貯留部363で受け止め、落下口364に落下させることができる。
本実施の形態のように、洗剤タンク450又は柔軟剤タンク460は、透明材料により形成されており、位置Pに引き出された状態でタンク側面459が露出してもよい。
これにより、使用者は、洗剤タンク450又は柔軟剤タンク460が引き出された状態で露出した側面から、洗剤タンク450又は柔軟剤タンク460の内部を視認できる。
本実施の形態のように、洗剤タンク450又は柔軟剤タンク460は、洗剤タンク差込口302又は柔軟剤タンク差込口303と、洗剤タンク差込口302又は柔軟剤タンク差込口303の内部に設けられた開閉弁である洗剤タンク逆止弁302a又は柔軟剤タンク逆止弁303aと、を有し、洗剤タンク逆止弁302a又は柔軟剤タンク逆止弁303aは、洗剤タンク差込口302又は柔軟剤タンク差込口303と液剤自動投入装置301とが接続した状態で開放されてもよい。
これにより、洗剤タンク差込口302又は柔軟剤タンク差込口303と液剤自動投入装置301とが接続した状態で、確実に液剤自動投入装置301に洗剤又は柔軟剤を供給することができる。
また、実施の形態1における洗濯機100は、下筐体610と、下筐体610の内部に設けられ、上方に開口する有底円筒状に形成された洗濯槽500と、下筐体610の上部に配設され、洗濯槽500と連通する投入口621が形成された上筐体620と、内部に液体を貯蔵し、上面に洗剤タンク投入部451又は柔軟剤タンク投入部461が設けられた洗剤タンク450又は柔軟剤タンク460と、洗剤タンク450又は柔軟剤タンク460に貯蔵された液体を洗濯槽500に投入する液剤自動投入装置301と、を備える。液剤自動投入装置301は、投入口621に向かって開口する略箱状に形成され、洗剤タンク450又は柔軟剤タンク460を収納する洗剤タンク収容部360又は柔軟剤タンク収容部365と、洗剤タンク450又は柔軟剤タンク460と着脱可能に接続する洗剤自動投入差込口452又は柔軟剤自動投入差込口462と、を有し、洗剤タンク450又は柔軟剤タンク460は、洗剤タンク投入部451又は柔軟剤タンク投入部461が外部に開放される位置Pで、ストッパー368と係合する第1の係合部であるタンク凸部457と、洗剤自動投入差込口452又は柔軟剤自動投入差込口462と接続した状態で、洗剤タンク収容部爪部361と係合する第2の係合部であるロックレバー454と、を含む。
これにより、洗剤タンク450又は柔軟剤タンク460は、投入口621に向かって突出した状態で静止し、洗剤タンク投入部451又は柔軟剤タンク投入部461が外部に露出する。
そのため、使用者は、洗剤タンク投入部451又は柔軟剤タンク投入部461の前方、右方、又は左方から液体洗剤又は柔軟剤を容易に注入できる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されない。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
実施の形態1では、洗濯機の一例として、縦型洗濯機である洗濯機100を説明した。洗濯機は、縦型洗濯機に限定されず、ドラム式洗濯機であってもよいし、二槽式洗濯機であってもよい。
実施の形態1では、接続部の液漏れによって液剤タンクが汚れることを抑制する落下口の一例として、下方に開口する落下口364を説明した。落下口は、液漏れした液剤を外部に排出する手段を備えればよいので、下方に開口する落下口364に限定されない。例
えば、落下口は、接続部の下方に設けられた溝であってもよい。溝は、下流側で液体供給経路と連通するとともに、溝の内部に給水される構成であってもよい。これにより、液漏れにより下方に落下した液体は、溝の内部を流れる流水により液体供給経路に排出され、洗濯槽に投入される。
本開示は、液剤自動投入装置を備えた洗濯機に適用可能である。具体的には、縦型洗濯機、ドラム式洗濯機、二槽式洗濯機などに、本開示は適用可能である。
100 洗濯機
200 給水口
300 給水ユニット
301 液剤自動投入装置
302 洗剤タンク差込口(タンク側接続部)
302a 洗剤タンク逆止弁(開閉弁)
303 柔軟剤タンク差込口(タンク側接続部)
303a 柔軟剤タンク逆止弁(開閉弁)
310 給水弁
311 第一導水筒
312 第二導水筒
313 第三導水筒
314 バスポンプ
318 洗浄経路入口
319 洗浄経路
320 給水ユニット筐体部
321 第一導水経路
322 第二導水経路
323 第三導水経路
324 洗浄経路導水口
325 自動投入装置内経路
326 洗浄経路流出口
330 洗剤ケース流路部
331 粉洗剤用注水口
332 液体洗剤用注水口
333 バスポンプ用注水口
334 柔軟剤用注水口
340 流路蓋部
350 洗剤ケース収容部
360 洗剤タンク収容部(液剤タンク収容部)
360a 洗剤自動投入用接続部
361 洗剤タンク収容部爪部
362 洗剤タンク収容部当て面
363 貯留部
364 落下口
365 柔軟剤タンク収容部(液剤タンク収容部)
365a 柔軟剤自動投入用接続部
368 ストッパー
370 流路下部(液体供給経路)
371 流路下部排出口
372 第一流路下部経路
373 第二流路下部経路
374 洗浄経路出口
375 合流部
380 三方弁
381 洗剤三方弁
382 柔軟剤三方弁
390 ポンプユニット
391 ポンプ内流路
392a ポンプユニット入口
392b ポンプユニット出口
393 入口逆止弁
394 出口逆止弁
395 ピストン
396 モータ
397 シリンダ
400 洗剤ケース
410 粉洗剤手動投入部
420 液体洗剤手動投入部
430 柔軟剤手動投入部
450 洗剤タンク(液剤タンク)
450a 洗剤タンク残量目盛
451 洗剤タンク投入部
452 洗剤自動投入差込口(接続部)
454 ロックレバー(第2の係合部)
454a ロックレバー把持部
455 スプリング機構
455a バネ
456 洗剤タンク筐体
456a 洗剤タンク筐体把持部
457 タンク凸部(第1の係合部)
459 タンク側面
460 柔軟剤タンク(液剤タンク)
460a 柔軟剤タンク残量目盛
461 柔軟剤タンク投入部
462 柔軟剤自動投入差込口(接続部)
464 投入傾斜部
470 フィルタ
500 洗濯槽
600 筐体
610 下筐体
620 上筐体
621 投入口
700 蓋体
800 操作部

Claims (8)

  1. 洗濯物を収容する洗濯槽と、
    液体を貯蔵し、上面に開口部が設けられた液剤タンクと、
    前記液剤タンクに貯蔵された液体を槽に投入する液剤自動投入装置と、
    前記液剤タンクを収納し、前記液剤自動投入装置と接続させる液剤タンク収容部と、を備え、
    前記液剤タンクは、
    前記液剤自動投入装置から脱着可能に構成されるとともに、前記開口部が外部に開放される第1の位置で前記タンク収容部に係止される洗濯機。
  2. 前記液剤タンクは、前記液剤タンク収容部に収納される第2の位置において、前記液剤自動投入装置と連通するとともに前記液剤タンク収容部と係合するように構成されている、請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記液剤自動投入装置は、
    前記液剤タンクと接続し、前記液剤タンクの内部と前記液剤自動投入装置とを連通させる接続部と、
    前記液剤タンク収容部の下方に配設され、液体を前記洗濯槽に供給する液体供給経路と、を備え、
    前記液剤タンク収容部の内底面には、前記接続部の下方に前記液体供給経路に連通する落下口が形成されている、
    請求項1又は2に記載の洗濯機。
  4. 前記液剤タンク収容部の内底面は、
    所定の量の液体を貯留し、前記所定の量を超えた液体を前記落下口に落下させる貯留部が形成されている、
    請求項3に記載の洗濯機。
  5. 前記液剤タンクは、前記接続部と接続するタンク側接続部を含み、
    前記貯留部は、前記落下口から、前記液剤タンクが前記第1の位置に係止された状態における前記液剤タンク側接続部の下方位置にかけて、形成されている、
    請求項4に記載の洗濯機。
  6. 前記液剤タンクは、透明材料により形成されており、
    前記第1の位置に引き出された状態で側面が露出する、
    請求項1~5のいずれか一項に記載の洗濯機。
  7. 前記液剤タンクは、タンク側接続部と、前記タンク側接続部の内部に設けられた開閉弁と、を有し、
    前記液剤自動投入装置は、前記液剤タンクが前記第2の位置に位置する場合に前記タンク側接続部と接続する接続部と、を有し、
    前記開閉弁は、前記タンク側接続部と前記接続部とが接続した状態で開放される、
    請求項2に記載の洗濯機。
  8. 下筐体と、
    前記下筐体の内部に設けられ、上方に開口する有底円筒状に形成された洗濯槽と、
    前記下筐体の上部に配設され、前記洗濯槽と連通する投入口が形成された上筐体と、
    内部に液体を貯蔵し、上面に開口部が設けられた液剤タンクと、
    前記液剤タンクに貯蔵された液体を前記洗濯槽に投入する液剤自動投入装置と、を備え、
    前記液剤自動投入装置は、
    前記投入口に向かって開口する略箱状に形成され、前記液剤タンクを収納する液剤タンク収容部と、前記液剤タンクと着脱可能に接続する接続部と、を有し、
    前記液剤タンクは、
    前記開口部が外部に開放される位置で前記液剤タンク収容部と係合する第1の係合部と、前記接続部と接続した状態で前記液剤タンク収容部と係合する第2の係合部と、
    を含む洗濯機。
JP2020167020A 2020-10-01 2020-10-01 洗濯機 Active JP7466077B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020167020A JP7466077B2 (ja) 2020-10-01 2020-10-01 洗濯機
BR112023004244A BR112023004244A2 (pt) 2020-10-01 2021-09-02 Máquina de lavar
PCT/JP2021/032347 WO2022070754A1 (ja) 2020-10-01 2021-09-02 洗濯機
CN202180065884.7A CN116194631A (zh) 2020-10-01 2021-09-02 洗衣机
TW110134422A TW202217112A (zh) 2020-10-01 2021-09-15 洗衣機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020167020A JP7466077B2 (ja) 2020-10-01 2020-10-01 洗濯機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022059341A true JP2022059341A (ja) 2022-04-13
JP7466077B2 JP7466077B2 (ja) 2024-04-12

Family

ID=81124139

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020167020A Active JP7466077B2 (ja) 2020-10-01 2020-10-01 洗濯機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7466077B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8196441B2 (en) 2008-07-01 2012-06-12 Whirlpool Corporation Household cleaning appliance with a dispensing system operable between a single use dispensing system and a bulk dispensing system
KR20110083833A (ko) 2010-01-15 2011-07-21 삼성전자주식회사 세탁기
CN104652098B (zh) 2013-11-25 2018-10-12 青岛海尔滚筒洗衣机有限公司 一种自动投放添加剂的洗衣机及方法
PL3551971T3 (pl) 2016-12-12 2022-08-16 Illinois Tool Works, Inc. Optyczny czujnik poziomu dla wyjmowanego pojemnika na środek piorący
JP2020074971A (ja) 2018-11-08 2020-05-21 東芝ライフスタイル株式会社 衣類処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP7466077B2 (ja) 2024-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6626679B2 (ja) 洗濯機
KR20120053579A (ko) 세제공급장치 및 이를 가지는 세탁기
CN109957936B (zh) 洗衣机
CN109957906B (zh) 洗衣机
JP2010104775A (ja) 洗濯機
JP2009056264A (ja) ドラム式洗濯機
KR101544759B1 (ko) 세제공급장치 및 이를 포함하는 세탁기
WO2022071176A1 (ja) 洗濯機
JP2022059341A (ja) 洗濯機
JP2022059342A (ja) 洗濯機
WO2022070754A1 (ja) 洗濯機
JP7285400B2 (ja) 洗濯機
JP2022059931A (ja) 洗濯機
JP7236607B2 (ja) 洗濯機
JP7466078B2 (ja) 洗濯機
JP2022059929A (ja) 洗濯機
JP7507347B2 (ja) 洗濯機
WO2022070753A1 (ja) 洗濯機
JP7507352B2 (ja) 洗濯機
JP2022059930A (ja) 洗濯機
JP7507346B2 (ja) 洗濯機
KR101544760B1 (ko) 세제공급장치 및 이를 포함하는 세탁기
JP2022166354A (ja) 洗濯機
KR101256143B1 (ko) 전자동 세탁기의 듀얼세제 투입장치
EP2239362B1 (en) Method for the production of a drawer for the load of washing and/or rinsing products, particularly for a washing machine

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20221021

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230912

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240304

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7466077

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150