JP2022166352A - 洗濯機 - Google Patents

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Daiki Sunada
尚希 川瀬
Naoki Kawase
徹 小立
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Abstract

Figure 2022166352000001
【課題】本開示は、毛細管現象による液剤タンク内の液体の漏出を抑制できる洗濯機を提供する。
【解決手段】本開示における洗濯機は、洗濯物を収容する洗濯槽と、液剤を貯留する液剤タンクと、液剤タンクに貯留された液剤を洗濯槽に投入する液剤自動投入装置と、を備える。液剤タンクは、略箱形状に形成され、上面に開口部を有するタンク本体と、開口部に挿入される挿入壁を有し、開口部を覆うタンク蓋と、を有する。挿入壁の外周面は、タンク蓋がタンク本体に装着された状態で、タンク本体の上部内周面と対向し、液剤タンクは、上部内周面および外周面の少なくとも一つを含む周面に、略水平方向に配設された溝部を有する。
【選択図】図9

Description

本開示は、洗濯機に関する。
特許文献1は、液剤を自動供給する液剤自動投入装置を備える洗濯機について開示する。
特許文献1における洗濯機は、開口を有し液剤を収容するタンクと、開口を開閉するタンク蓋と、液剤自動投入装置と、を備える。タンクは、パッキンを有する。
特開2019-37356号公報
本開示は、毛細管現象による液剤タンク内の液体の漏出を抑制できる洗濯機を提供する。
本開示における洗濯機は、洗濯物を収容する洗濯槽と、液剤を貯留する液剤タンクと、液剤タンクに貯留された液剤を洗濯槽に投入する液剤自動投入装置と、を備える。液剤タンクは、略箱形状に形成され、上面に開口部を有するタンク本体と、開口部に挿入される挿入壁を有し、開口部を覆うタンク蓋と、を有する。挿入壁の外周面は、タンク蓋がタンク本体に装着された状態で、タンク本体の上部内周面と対向し、液剤タンクは、上部内周面および外周面の少なくとも一つを含む周面に、略水平方向に配設された溝部を有する。
本開示における洗濯機は、毛細管現象による液剤タンク内の液体の漏出を抑制できる。
実施の形態1における洗濯機の蓋体が閉じた状態の外観斜視図 同洗濯機の蓋体が開いた状態の外観斜視図 同洗濯機の給水ユニット周辺の洗剤ケース、洗剤タンク、柔軟剤タンクが引き出された状態の外観斜視図 同洗濯機の給水ユニット周辺の背面図 同洗濯機の洗剤タンクの洗剤タンク蓋が装着された状態の外観斜視図 同洗濯機の洗剤タンクの洗剤タンク蓋が取り外された状態の外観斜視図 同洗濯機の洗剤タンクの上面図 同洗濯機の洗剤タンク蓋の裏面からみた外観斜視図 同洗濯機の洗剤タンクのA-A断面における断面図 同洗濯機の洗剤タンクのB-B断面における断面図 同洗濯機の洗剤タンクのC-C断面における断面図 実施の形態2における洗濯機の洗剤タンクの概略断面図
(本開示の基礎となった知見等)
従来の洗濯機では、洗剤を貯留する洗剤タンクにおいて、タンク本体とタンク蓋との間から洗剤タンク内の液剤が漏出することを防止するため、タンク本体またはタンク蓋にパッキンなどの水密部材を設けていた。しかし、従来の洗濯機では、パッキンなどの劣化により、液剤が漏出する可能性を有していた。
そこで、本開示は、パッキンなどの水密部材を有さず、液剤タンクから液剤が漏出することを抑制できる洗濯機を提供する。
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施の形態1)
以下、図1~図11を用いて、実施の形態1を説明する。
[1-1.構成]
[1-1-1.洗濯機の構成]
図1~図3に示すように、洗濯機100は、筐体600と、蓋体700と、操作部800と、を備える。筐体600は、下筐体610と、上筐体620と、を含む。下筐体610内には、洗濯槽500が収容される。洗濯槽500は、上方が開口された円筒体であり、衣類を洗浄する洗浄動作を行う。洗浄動作は、既知の様々な洗濯機の洗濯槽が行う動作であってもよい。本実施形態の原理は、洗濯槽500によって実行される特定の洗浄動作に限定されない。
上筐体620は、下筐体610の上方に配置されており、洗濯槽500と連通する投入口621が形成されている。蓋体700は、上筐体620の後部に取り付けられており、投入口621を開閉自在に覆う。使用者が蓋体700を上方に回動すると、洗濯槽500は、投入口621を通じて露出する。使用者は、投入口621から洗濯物を洗濯槽500へ投入できる。
上筐体620の後部には、投入口621の後方となる位置に、操作部800が配設されている。使用者は、操作部800を操作し、洗濯槽500の様々な動作を設定することができる。
操作部800の後部には、給水口200が設けられ、給水口200には、水道栓からの水道水を導入するように給水ホース210が接続されている。
上筐体620には、洗剤タンク450、柔軟剤タンク480および洗剤ケース400は、給水ユニット300に収納された状態で前面が面一となるように配置されている。
蓋体700は、一部分が透明に構成されている。これにより、使用者は、蓋体700が閉じた状態であっても、洗剤タンク残量目盛450aおよび柔軟剤タンク残量目盛480aを視認し、洗剤タンク450および柔軟剤タンク480が貯蔵する剤の残量を確認できる。
[1-1-2.給水ユニット]
図3および図4に示すように、給水ユニット300は、主に、略箱状に形成された給水ユニット筐体部320と、給水ユニット筐体部の上面を覆う給水ユニット蓋部340と、により構成されている。
給水ユニット筐体部320の背面には、給水口200から導入された水を開閉自在に通過させる給水弁310が取り付けられている。給水弁310から導入された水は、給水ユニット筐体部320に導入される。
前述の通り、給水ユニット300には、洗剤ケース400、洗剤タンク450および柔軟剤タンク480が格納されており、それぞれ独立で引き出せるように配設されている。
洗剤ケース400は、一回の運転に必要な量の剤を使用者が投入するために用いられるものであり、粉洗剤、液体洗剤、および柔軟剤をそれぞれ投入できるように粉洗剤手動投入部410、液体洗剤手動投入部420および柔軟剤手動投入部430が設けられている。粉洗剤手動投入部410および液体洗剤手動投入部420は、給水弁310と接続された第一水路(図示せず)と接続されている。また、柔軟剤手動投入部430は、給水弁310と接続された第二水路(図示せず)と接続されている。
洗剤タンク450および柔軟剤タンク480は、液剤自動投入装置301と接続されている。液剤自動投入装置301は、洗剤タンク450と接続された洗剤三方弁381と、柔軟剤タンク480と接続された柔軟剤三方弁382と、洗剤三方弁381および柔軟剤三方弁382の下流側に配設され、水および液剤を射出するポンプユニット390と、を含む。液剤自動投入装置301は、給水弁310と接続された第三水路(図示せず)に接続されている。
流路下部370は、排出部として構成されており、第一水路、第二水路、および第三水路から流出した水および液剤を含んだ水が洗濯槽500に排出される。
[1-3.洗剤タンク]
以下、液剤タンク440の一例として、洗剤タンク450を例に説明する。柔軟剤タンク480は、洗剤タンク450と同様の構成を備えるため、説明を省略する。
図5~図7に示すように、洗剤タンク450は、略箱形状に形成された洗剤タンク本体451と、洗剤タンク蓋471と、を含む。洗剤タンク本体451は、上面に洗剤タンク本体開口部452を有する。
洗剤タンク蓋471は、第1ツメ部479aおよび第2ツメ部479bを有する。洗剤タンク蓋471は、第1ツメ部479aを洗剤タンク本体451の前面内側に差し込み、第2ツメ部479bを洗剤タンク本体451背面外側の係合部453に係合させることで、洗剤タンク本体451に装着できる。洗剤タンク蓋471は、洗剤タンク本体451に装着されることで、洗剤タンク本体開口部452を覆う。
洗剤タンク蓋471の表側には、投入傾斜部473を含む洗剤タンク投入部472が配設されている。洗剤タンク投入部472は、略中央が開口しており、前部、左右側部、後部に投入傾斜部473が設けられている。投入傾斜部473は、洗剤タンク投入部472の開口に向かって下方傾斜して形成されており、液剤を洗剤タンク投入部472まで案内して、洗剤タンク本体451の内部に流下させる。
図8~図11に示すように、洗剤タンク蓋471の裏側には、下方に延伸して形成された挿入壁474が配設されている。挿入壁474は、洗剤タンク本体開口部452に挿入される。挿入壁474の外周面である挿入壁外周面474aは、洗剤タンク蓋471が洗剤タンク本体451に装着された状態で、洗剤タンク本体上部内周面451aと対向している。本実施の形態においては、洗剤タンク本体上部内周面451aおよび挿入壁外周面474aを、洗剤タンク450の周面と定義する。
図8および図9に示すように、洗剤タンク蓋471の裏側には、中央リブ477が設けられている。中央リブ477は、挿入壁474と垂直に交差し、挿入壁474から洗剤タンク蓋471の中央に向かって延伸している。中央リブ477は、洗剤タンク蓋471が洗剤タンク本体451に装着された状態で、洗剤タンク本体内周面451aと当接する。中央リブ477は、挿入壁474を洗剤タンク蓋471の中央から支持しており、洗剤タンク蓋471が洗剤タンク本体451に装着されている状態で、挿入壁474および洗剤タンク本体開口部452が変形することを抑制する。
図8および図10に示すように、洗剤タンク蓋471の挿入壁外周面474aには、上下方向に配設された縦リブ478が設けられている。縦リブ478は、挿入壁外周面474aにおいて、後述する横リブ476と垂直に交差しており、挿入壁474の強度を上げている。縦リブ478は、洗剤タンク蓋471が洗剤タンク本体451に装着された状態で、洗剤タンク本体内周面451aと当接する。これにより、縦リブ478は、洗剤タンク蓋471が洗剤タンク本体451に装着されたとき、洗剤タンク蓋471ががたつくことを抑制する。
図9~図11に示すように、洗剤タンク蓋471の挿入壁外周面474aには、略水平方向に、溝部475および横リブ476が設けられている。
横リブ476は、第1の横リブ476aと、第2の横リブ476bと、第3の横リブ476cと、を含む。第3の横リブ476cは、横リブ476のうち最も上側に設けられている。第3の横リブ476cは、洗剤タンク蓋471が洗剤タンク本体451に装着された状態で、洗剤タンク本体内周面451aと当接せず、わずかに隙間が生じるように構成されている。第2の横リブ476bは、第3の横リブ476cよりも下側に設けられており、第2の横リブ476bの高さは、第3の横リブ476cの高さよりも低くなるように構成されている。第1の横リブ476aは、第2の横リブ476bよりも下側に設けられており、第1の横リブ476aの高さは、第2の横リブ476bの高さよりも低くなるように構成されている。洗剤タンク蓋471を洗剤タンク本体451に装着するとき、横リブ476のうち、初めに洗剤タンク本体451内に挿入される第1の横リブ476aの高さが最も低く形成されていることで、使用者が、洗剤タンク蓋471を洗剤タンク本体451に装着しやすくなる。
溝部475は、第1の溝部475aおよび第2の溝部475bを含む。第1の溝部475aは、第1の横リブ476aと第2の横リブ476bとの間に位置しており、また、第2の溝部475bは、第2の横リブ476bと第3の横リブ476cとの間に位置している。
[1-2.動作]
以上のように構成された洗濯機100について、以下、その動作を説明する。
[1-2-1.洗剤タンクの液剤補充作業]
使用者は、洗剤タンク残量目盛450aを見て液剤の残量を確認し、液剤の残量が少ない場合に液剤補充作業を実施する。使用者は、洗剤タンク450が収納された状態(図2の状態)において、洗剤タンク450下部のロックレバー(図示せず)を持ち上げ、洗剤タンク450を引き出す。このとき、洗剤タンク450は、収納された状態の柔軟剤タンク480および洗剤ケース400の前面が位置する平面から突出し、洗剤タンク投入部472および洗剤タンク本体451の側面は、外部に露出する。洗剤タンク投入部472は、洗剤タンク投入部472を覆う専用の蓋が設けられていないため、使用者は、洗剤タンク450を引き出して直ぐに洗剤を投入することができる。洗剤タンク本体451は、透
明材料で構成されているため、使用者は、露出した洗剤タンク本体451の側面から内部の洗剤の液面を視認できる。
使用者は、市販の容器に入った洗剤を、投入傾斜部473に沿わせて洗剤タンク投入部472に投入する。使用者の身長が低い場合、洗剤タンク投入部472の前後左右に洗剤を溢す虞がある。本実施の形態における洗剤タンク投入部472は、前部、左右側部および後部の四方全てを、投入傾斜部473により覆われているため、使用者が洗剤を溢すことを抑制できる。また、本実施の形態における投入傾斜部473は、前部、左右側部および後部が略中央の開口に向かってそれぞれ下方傾斜している。これにより、投入傾斜部473は、前部、左右側部および後部のいずれにおいても、注入された洗剤を洗剤タンク投入部472の開口に案内する。
使用者は、液剤補充作業が完了すると、洗剤タンク450を背面側に押し込んで図2の状態に戻す。
[1-2-2.自動投入機能使用時の洗濯運転]
洗濯運転において、液剤自動投入装置301が駆動され、液剤の自動投入が実行される。
まず、洗い運転において、給水弁310の開閉と、洗剤三方弁381の向きと、ポンプユニット390の動作を切り替えることで、洗剤タンク450内の液剤が第三水路および流路下部370を経由し、洗濯槽500に自動投入される。液体洗剤の自動投入の終了後、または液体洗剤の自動投入と同時に、給水弁310から流出した水は、第一水路、粉洗剤手動投入部410、および、液体洗剤手動投入部420を経由して、流路下部370に溜まった液体洗剤を溶解させるとともに洗濯槽500に投入される。
最終すすぎ行程では、給水弁310の開閉と、柔軟剤三方弁382の向きと、ポンプユニット390の動作を切り替えることで、柔軟剤タンク480内の液剤が第三水路および流路下部370を経由し、洗濯槽500に自動投入される。柔軟剤の自動投入の終了後、給水弁310から流出した水は、第二水路および柔軟剤手動投入部430を経由して、流路下部370に溜まった柔軟剤を溶解させるとともに洗濯槽500に投入される。
[1-2-3.毛細管現象の抑制]
洗剤タンク450において、洗剤タンク本体451と洗剤タンク蓋471との間の間隙が広い場合、洗濯運転中に発生する振動などによって、洗剤タンク450内に充填された液剤の液面が揺れ、液剤が洗剤タンク本体451と洗剤タンク蓋471との間の間隙から漏出する虞がある。そのため、洗剤タンク本体451と洗剤タンク蓋471との間の間隙を狭め、洗剤タンク450内の液剤の漏出を抑制する必要がある。
洗剤タンク蓋471が洗剤タンク本体451に装着された状態において、洗剤タンク本体内周面451aと横リブ476との間の間隙が狭くなるように構成されている。これにより、洗剤タンク450内の液剤が漏出することを抑制できる。
一方で、洗剤タンク本体451と洗剤タンク蓋471との間の間隙を狭くした場合、毛細管現象が発生し、洗剤タンク本体451と洗剤タンク蓋471との間の間隙を液剤が上昇する虞がある。そこで、洗剤タンク450は、第1の横リブ476aと第2の横リブ476bとの間に第1の溝部475aを、第2の横リブ476bと第3の横リブ476cとの間に第2の溝部475bを設け、洗剤タンク本体451と洗剤タンク蓋471との間の間隙の幅を部分的に広げている。これにより、第1の溝部475aおよび第2の溝部475bにおいて、毛細管現象の発生を抑制することができる。そのため、洗剤タンク450
は、洗剤タンク本体451と洗剤タンク蓋471との間の間隙を狭く構成した上で、毛細管現象による洗剤タンク450内の液剤の漏出を抑制できる。
[1-3.効果]
以上のように、実施の形態1における洗濯機100は、洗濯物を収容する洗濯槽500と、液剤を貯留する洗剤タンク450と、洗剤タンク450に貯留された液剤を洗濯槽500に投入する液剤自動投入装置301と、を備える。洗剤タンク450は、略箱形状に形成され、上面に洗剤タンク本体開口部452を有する洗剤タンク本体451と、洗剤タンク本体開口部452に挿入される挿入壁474を有し、洗剤タンク本体開口部452を覆う洗剤タンク蓋471と、を有する。挿入壁外周面474aは、洗剤タンク蓋471が洗剤タンク本体451に装着された状態で、タンク本体上部内周面451aと対向し、洗剤タンク450は、挿入壁外周面474aに、略水平方向に配設された溝部475を有する。
これにより、洗剤タンク450は、溝部475において、洗剤タンク本体上部内周面451aと挿入壁外周面474aとの間に、相対的に広い間隙を有することにより、毛細管現象を抑制できる。そのため、洗剤タンク450は、毛細管現象による洗剤タンク450内の液体の漏出を抑制できる。
本実施の形態のように、洗剤タンク450は、挿入壁外周面474aに凸形状の第1の横リブ476aおよび第2の横リブ476bを有し、第1の溝部475aは、第1の横リブ476aと第2の横リブ476bとの間に位置してもよい。
これにより、洗剤タンク450は、洗剤タンク本体上部内周面451aと第1の横リブ476aとの間隙および洗剤タンク本体内部外周面451aと第2の横リブ476bとの間隙を狭く構成できる。そのため、洗剤タンク450内の液剤が漏出することを抑制できる。
本実施の形態のように、第1の横リブ476a、第2の横リブ476b、および第1の溝部475aは挿入壁外周面474aに設けられ、第1の横リブ476aは、第2の横リブ476bよりも下側に設けられ、第1の横リブ476aの高さは、第2の横リブ476bの高さよりも低く形成されてもよい。
これにより、使用者が洗剤タンク蓋471を洗剤タンク本体451に装着するとき、横リブ476のうち、初めに洗剤タンク本体451内に挿入される第1の横リブ476aと、洗剤タンク本体内周面451aとの間の間隙を広くすることができる。そのため、使用者が、洗剤タンク蓋471を洗剤タンク本体451に装着しやすくなる。
本実施の形態のように、洗剤タンク蓋471は、挿入壁外周面474aに上下方向に配設された縦リブ478を有し、縦リブ478は、洗剤タンク蓋471が洗剤タンク本体451に装着された状態で、洗剤タンク本体内周面451aと当接してもよい。
これにより、縦リブ478は、洗剤タンク蓋471と洗剤タンク本体451との間の間隙をなくす。そのため、洗剤タンク蓋471が洗剤タンク本体451に装着された状態で、洗剤タンク蓋471ががたつくことを抑制する。
本実施の形態のように、洗剤タンク蓋471は、挿入壁474と交差し、挿入壁474から洗剤タンク蓋471の中央に向かって延伸する中央リブ477を有し、中央リブ477は、洗剤タンク蓋471が洗剤タンク本体451に装着された状態で、洗剤タンク本体内周面451aと当接してもよい。
これにより、中央リブ477は、洗剤タンク蓋471が洗剤タンク本体451に装着された状態で、挿入壁474および洗剤タンク本体開口部452を押し広げる。そのため、挿入壁474および洗剤タンク本体開口部452が変形することを抑制できる。
(実施の形態2)
以下、図12を用いて、実施の形態2を説明する。
[2-1.構成]
実施の形態2おいて、洗濯機100は、洗剤タンク1450を備える。洗剤タンク1450の洗剤タンク蓋1471は、挿入壁1474に横リブを有していない点で、実施の形態1における洗剤タンク450の洗剤タンク蓋471とは異なる。
図12に示すように、実施の形態2において、洗剤タンク1450は、洗剤タンク本体451と、洗剤タンク蓋1471と、を含む。
洗剤タンク蓋1471が洗剤タンク本体451に装着された状態で、洗剤タンク蓋1471は、洗剤タンク本体開口部452を覆う。洗剤タンク蓋1471の裏側には、下方に延伸して形成された挿入壁1474が配設されている。挿入壁1474の外周面を、挿入壁外周面1474aと定義する。洗剤タンク蓋1471が洗剤タンク本体451に装着された状態で、洗剤タンク本体上部内周面451aと挿入壁外周面1474aとは互いに対向している。
洗剤タンク蓋1471は、挿入壁外周面1474aに、略水平方向に配設された溝部1475を有する。実施の形態2において、洗剤タンク蓋1471は、挿入壁外周面に凸形状の横リブを有さない。
[2-2.動作]
以上のように構成された洗濯機100について、以下、その動作を説明する。
[2-2-1.毛細管現象の発生の抑制]
洗剤タンク1450において、洗濯運転時の振動などによる洗剤タンク1450内の液剤の漏出を抑制するため、洗剤タンク本体451と洗剤タンク蓋1471との間の間隙が狭く構成されている。
しかしながら、洗剤タンク本体451と洗剤タンク蓋1471との間の間隙を狭くした場合、毛細管現象が発生し、洗剤タンク本体451と洗剤タンク蓋1471との間の間隙を液剤が上昇する虞がある。そこで、洗剤タンク1450は、挿入壁外周面1474aに溝部1475を設け、洗剤タンク本体451と洗剤タンク蓋1471との間の間隙の幅を部分的に広げている。これにより、溝部1475において、毛細管現象の発生を抑制することができる。そのため、洗剤タンク1450は、洗剤タンク本体451と洗剤タンク蓋1471との間の間隙を狭く構成した上で、毛細管現象による洗剤タンク1450内の液剤の漏出を抑制できる。
[2-3.効果]
以上のように、実施の形態2における洗剤タンク1450は、略箱形状に形成され、上面に洗剤タンク本体開口部452を有する洗剤タンク本体451と、洗剤タンク本体開口部452に挿入される挿入壁1474を有し、洗剤タンク本体開口部452を覆う洗剤タンク蓋1471と、を有する。挿入壁外周面1474aは、洗剤タンク蓋1471が洗剤タンク本体451に装着された状態で、タンク本体上部内周面451aと対向し、洗剤タ
ンク1450は、挿入壁外周面1474aに、略水平方向に配設された溝部475を有する。
これにより、洗剤タンク1450は、溝部475において、洗剤タンク本体上部内周面451aと挿入壁外周面1474aとの間に、相対的に広い間隙を有することにより、毛細管現象を抑制できる。そのため、洗剤タンク1450は、毛細管現象による洗剤タンク1450内の液体の漏出を抑制できる。
(他の実施の形態)
□以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1および2を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。また、上記実施の形態1および2で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
□そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
実施の形態1および2では、洗濯機の一例として、縦型洗濯機である洗濯機100を説明した。洗濯機は、縦型洗濯機に限定されず、ドラム式洗濯機であってもよいし、二槽式洗濯機であってもよい。
実施の形態1および2では、液剤タンクの一例として、洗剤タンク450および洗剤タンク1450を説明した。液剤タンクは、タンク内に液剤を貯留するものであればよく、柔軟剤タンク480でもよい。なお、柔軟剤タンク480は洗剤タンク450または洗剤タンク1450と同様の構成をしており、柔軟剤タンク480においても同様の説明がされる。
実施の形態1および2では、溝部の一例として、挿入壁外周面474aに設けられた溝部475および挿入壁外周面1474aに設けられた溝部1475を説明した。溝部は、タンク本体の上部内周面および/またはタンク蓋の挿入壁の外周面に設けられたものであればよく、溝部475または溝部1475に限定されない。溝部は、洗剤タンク本体上部外周面に設けられてもよいし、挿入壁外周面および洗剤タンク本体上部外周面の両方に設けられてもよい。溝部は、複数設けられてもよいし、1つのみ設けられてもよい。
本開示は、液剤自動投入装置を備えた洗濯機に適用可能である。具体的には、縦型洗濯機、ドラム式洗濯機、二槽式洗濯機などに、本開示は適用可能である。
100 洗濯機
200 給水口
300 給水ユニット
301 液剤自動投入装置
310 給水弁
320 給水ユニット筐体部
340 給水ユニット蓋部
370 流路下部
381 洗剤三方弁
382 柔軟剤三方弁
390 ポンプユニット
400 洗剤ケース
410 粉洗剤手動投入部
420 液体洗剤手動投入部
430 柔軟剤手動投入部
440 液剤タンク
450 洗剤タンク
450a 洗剤タンク残量目盛
451 洗剤タンク本体
452 洗剤タンク本体開口部
453 係合部
471 洗剤タンク蓋
472 洗剤タンク投入部
473 投入傾斜部
474 挿入壁
474a 挿入壁外周面
475 溝部
475a 第1の溝部
475b 第2の溝部
476 横リブ
476a 第1の横リブ
476b 第2の横リブ
476c 第3の横リブ
477 中央リブ
478 縦リブ
480 柔軟剤タンク
480a 柔軟剤タンク残量目盛
500 洗濯槽
600 筐体
610 下筐体
620 上筐体
621 投入口
700 蓋体
800 操作部
1450 洗剤タンク
1471 洗剤タンク蓋
1474 挿入壁
1474a 挿入壁外周面
1475 溝部

Claims (5)

  1. 洗濯物を収容する洗濯槽と、
    液剤を貯留する液剤タンクと、
    前記液剤タンクに貯留された液剤を前記洗濯槽に投入する液剤自動投入装置と、
    を備え、
    前記液剤タンクは、
    略箱形状に形成され、上面に開口部を有するタンク本体と、
    前記開口部に挿入される挿入壁を有し、前記開口部を覆うタンク蓋と、
    を有し、
    前記挿入壁の外周面は、前記タンク蓋が前記タンク本体に装着された状態で、前記タンク本体の上部内周面と対向し、
    前記液剤タンクは、前記上部内周面および前記外周面の少なくとも一つを含む周面に、略水平方向に配設された溝部を有する洗濯機。
  2. 前記液剤タンクは、前記周面に第1の横リブおよび第2の横リブを有し、
    前記溝部は、前記第1の横リブと前記第2の横リブとの間に位置する、
    請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記第1の横リブ、前記第2の横リブ、および前記溝部は、前記外周面に設けられ、
    前記第1の横リブは、前記第2の横リブよりも下側に設けられ、
    前記第1の横リブの高さは、前記第2の横リブの高さよりも低く形成された、
    請求項2に記載の洗濯機。
  4. 前記タンク蓋は、前記外周面に上下方向に配設された縦リブを有し、
    前記縦リブは、前記タンク蓋が前記タンク本体に装着された状態で、前記上部内周面と当接する、
    請求項3に記載の洗濯機。
  5. 前記タンク蓋は、前記挿入壁と交差し、前記挿入壁から前記タンク蓋の中央に向かって延伸する中央リブを有し、
    前記中央リブは、前記タンク蓋が前記タンク本体に装着された状態で、前記本体内周面と当接する、
    請求項1~4のいずれか1項に記載の洗濯機。
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