JP2022163908A - 車両用フレーム構造及び車両用フレームの製造方法 - Google Patents

車両用フレーム構造及び車両用フレームの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】組み立てた部品間に大きな隙間が形成されるのを防いだり、或いは、組み立てる部品同士が干渉するのを防ぐとともに、組立品の外形精度を高くすることができる車両用フレーム構造及び車両用フレームの製造方法を提供する。【解決手段】車両10後部のフレーム構造1は、第1金属体2の板状部20と第2金属体3との重合部分を板状部20側からセルフピアスリベット4を打ち込むことにより繋いで組み立てられる。板状部20の第2金属体3との重合部分で、且つ、板状部20におけるセルフピアスリベット4の打込開始側の面には、第2金属体3とは反対側に延出するとともに、セルフピアスリベット4の打込部2d周りに環状に延びる環状立壁部2bが設けられる。【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、複数のプレス部品をセルフピアスリベットにより繋いだ車両用フレーム構造及びセルフピアスリベットで繋ぐことにより複数のプレス部品を組み立てて車両用フレームを得る車両用フレームの製造方法に関する。
従来より、車両用フレームは、複数のプレス部品をセルフピアスリベットで繋ぐことにより組み立てられる場合がある。例えば、特許文献1に開示されている車両用フレームは、互いに対向する側に開放する断面略ハット形状をなす第1及び第2プレス部品と、断面略C字状をなす補強板材とを備え、該補強板材は、第1プレス部品の内側に沿う形状をなしている。第1プレス部品の長手方向略中央部分には、第2プレス部品側に段差ができるように張り出す座部が設けられ、該座部は、補強板材に重ね合わせる座面部と、該座面部を挟んで互いに対向するとともに第1プレス部品の長手方向と直交する方向に平行に延びる一対の立壁部とで構成されている。補強部材は、第1プレス部品の内側に沿わせた状態で第1プレス部品側から座面部に打ち込むセルフピアスリベットにより第1プレス部品に組み付けられている。そして、第1プレス部品と第2プレス部品とを各々の開放部分が互いに向き合うようにした状態で第1プレス部品の各縁部に設けられたフランジ部と第2プレス部品の各縁部に設けられたフランジ部とをそれぞれ接合することにより、閉断面構造の車両用フレームが組み立てられている。
特開2017-77758号公報(段落0017~0020欄、図1,2)
ところで、セルフピアスリベットの胴部は円筒状をなしているので、胴部を板状部に打ち込む際、胴部から板状部に対して荷重が環状に加わる。このとき、特許文献1のように、板状部におけるセルフピアスリベットの打込部周りにおいて互いに対向するとともに板面に沿って平行に延びる一対の立壁部が形成されているような場合、立壁部と打込部との間の距離が立壁部の領域毎に異なるので、セルフピアスリベットの胴部から板状部に対して加わる荷重によって板状部の打込部周りにおいて歪みが不均一に発生してしまう。そうすると、第1プレス体の板状部における打込部周りの変形がいびつなものになってしまい、第1プレス体と第2プレス体との間に大きな隙間が形成されたり、或いはその反対に第1プレス体と第2プレス体との間で干渉が発生したり、さらには、組立品の外形精度が低下してしまうおそれがある。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、組み立てた部品間に大きな隙間が形成されるのを防いだり、或いは、組み立てる部品同士が干渉するのを防ぐとともに、組立品の外形精度を高くすることができる車両用フレーム構造及び車両用フレームの製造方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、金属体におけるセルフピアスリベットを打ち込む打込部周りに環状に延びる環状立壁部を設けるようにしたことを特徴とする。
具体的には、第1金属体の板状部と第2金属体との重合部分を前記板状部側から打ち込むセルフピアスリベットにより繋いだ車両用フレーム構造において、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明では、前記板状部の第2金属体との重合部分で、且つ、前記板状部における前記セルフピアスリベットの打込開始側の面には、前記第2金属体とは反対側に延出するとともに、前記セルフピアスリベットの打込部周りに環状に延びる環状立壁部が設けられていることを特徴とする。
第2の発明では、第1の発明において、前記板状部における前記環状立壁部が取り囲む円形状をなす取囲み部は、前記セルフピアスリベットを前記重合部分に打ち込む前の状態において前記第2金属体の反対側に向かって球面状に張り出していることを特徴とする。
第3の発明では、第2の発明において、前記板状部は、前記第2金属体側に円形盆状に張り出す座部を有し、該座部は、前記第2金属体に重ね合わせる前記取囲み部と、該取囲み部の外周縁部に連続する前記環状立壁部とで構成され、前記板状部と前記第2金属体との間の隙間は、ウェルドボンドで埋められていることを特徴とする。
また、本発明は、車両用フレームの製造方法をも対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第4の発明では、環状立壁部が形成された板状部を有する第1金属体の前記板状部における前記環状立壁部が形成された領域を第2金属体にあてがった後、前記板状部と前記第2金属体との重合部分にセルフピアスリベットを前記環状立壁部の内側において前記板状部側から打ち込んで当該板状部と前記第2金属体とを繋ぐことにより前記第1金属体と前記第2金属体とを組み立てることを特徴とする。
第1及び第4の発明では、セルフピアスリベットを第1金属体の板状部に打ち込む際、板状部に対してセルフピアスリベットの胴部が打ち込まれる領域を環状立壁部がその各領域において打込部からの距離が略同じになるように取り囲むようになる。したがって、セルフピアスリベットの胴部が板状部に加える環状の荷重により引き起こされる板状部の歪みが環状立壁部によって均等に抑制されるようになるので、組み立てた第1金属体と第2金属体との間に大きな隙間が形成されるのを防いだり、或いは、組み立てる第1金属体と第2金属体とが干渉するのを防ぐとともに、第1金属体及び第2金属体の組立品の外形精度を高めることができる。
第2の発明では、セルフピアスリベットを第1金属体の板状部に打ち込む際、取囲み部がセルフピアスリベットの打込側に張り出す球面状をなしているので、取囲み部におけるセルフピアスリベットの胴部の接する部分において当該胴部に対して発生する反力に抗して取囲み部の外周部分に第2金属体側への力が作用するようになる。したがって、例えば、セルフピアスリベットを第1金属体の板状部に打ち込んだ際に取囲み部の外周部分が第2金属体から離れる側に反るように変形して第2金属体との間に大きな隙間を発生させてしまうといった現象が起こるのを防ぐことができ、組み立てた第1金属体と第2金属体との間に大きな隙間を形成させないようにすることができる。
第3の発明では、第1金属体に設けた座部を第2金属体にあてがうと、座部を除く第1金属体と第2金属体との間に所定の隙間が形成されるようになる。したがって、第1金属体と第2金属体との間にウェルドボンドを満たした状態でセルフピアスリベットを用いたリベット接合を行うと、座部に対応する領域に位置するウェルドボンドがスムーズに座部周りの第1金属体と第2金属体との間の隙間に移動するようになり、例えば、行き場を失ったウェルドボンドがセルフピアスリベット周りに溜まって第1金属体及び第2金属体のセルフピアスリベット周りを変形させてしまって組立品の外観形状を大きく変化させてしまうといったことを防ぐことができる。
本発明の実施形態1に係る車両用フレーム構造を備えた車両後部を示す概略斜視図である。 図1のII-II線における断面図である。 図2のIII矢視図である。 リベット接合用金型に第1及び第2金属体を搬入して重ね合わせた直後の状態を示す概略断面図である。 図4の後、パッドを下降させてダイとの間で第1及び第2金属体を挟持した直後の状態を示す図である。 図5の後、パンチを下降させてセルフピアスリベットを第1及び第2金属体に打ち込んだ直後の状態を示す図である。 本発明の実施形態2の図2相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎない。
《発明の実施形態1》
図1は、本発明の実施形態1に係るフレーム構造1と、当該フレーム構造1が適用された車両10とを示す。フレーム構造1は、車両10後部におけるサスペンションタワー11周りを構成する構造の一部であり、ブレース部材である第1金属体2と、リアダンパを支持する領域を補強する補強部材としての第2金属体3とからなり、第1金属体2と第2金属体3とは、複数のセルフピアスリベット4により一体に繋がれている。
第1金属体2は、鋼板をプレス成形して得られたものであり、その板状部20には、図2に示すように、板厚方向の一側(第2金属体3側)に円形盆状に張り出す複数の座部2aが形成されている。
座部2aは、板厚方向の一側に向かって次第に縮径しながら延びる環状立壁部2bと、該環状立壁部2bの延出端を塞ぐ円板状をなす底面部2c(取囲み部)とを備え、該底面部2cの中央には、セルフピアスリベット4を打ち込む打込部2dが設定されている。
すなわち、底面部2cを取り囲む環状立壁部2bは、底面部2cの外周縁部に連続し、且つ、当該底面部2cの外周縁部から第1金属体2の板厚方向の他側(第2金属体3の反対側)に延出するとともに、セルフピアスリベット4の打込部2d周りに環状に延びている。
また、底面部2cは、第2金属体3に重ね合わされるようになっていて、セルフピアスリベット4を第1金属体2と第2金属体3との重合部分に打ち込む前の状態において、図4に示すように、板厚方向の他側に向かって球面状に張り出している。
第2金属体3は、アルミニウム合金材をプレス成形して得られたものであり、その板厚は、図2に示すように、第1金属体2よりも厚く設定されている。
第1金属体2に第2金属体3を重ね合わせた際、第1金属体2と第2金属体3との間に形成される隙間S1は、ウェルドボンド5で埋められている。
セルフピアスリベット4は、円盤形状をなす頭部4aと、該頭部4aに連続する円筒状をなす胴部4bとで構成されている。
そして、図4乃至図6に示すように、第1金属体2の板状部20における底面部2cを第2金属体3に重ねるとともに当該重合部分に板状部20側からセルフピアスリベット4を打ち込むと、当該セルフピアスリベット4の胴部4bが第1金属体2を通過するとともに胴部4bの先端側が拡がりながら第2金属体3に入り込んで第1金属体2と第2金属体3とを繋ぐようになっている。
フレーム構造1は、図4乃至図6に示すように、リベット接合用金型6が装着されたセルフピアスリベット接合装置(図示せず)を用いて組み立てられる。
リベット接合用金型6は、上方に開口する凹部7aが形成されたダイ7と、該ダイ7の上方に対向配置された筒中心線が上下方向に向く円筒状をなすパッド8とを備え、該パッド8は、図示しない昇降台により昇降可能になっている。
パッド8の内側には、中心線が上下方向に向く略円柱状をなすパンチ9が上下動可能に配設され、パンチ9の下端にセルフピアスリベット4をセット可能になっている。
次に、フレーム構造1の製造について詳述する。
まず、図4に示すように、リベット接合用金型6のパッド8が上昇した状態において、上面(第1金属体2を重ねる面)にウェルドボンド5が塗布された第2金属体3をダイ7にセットする。
次に、座部2aが下方を向く姿勢で打込部2dが凹部7aに対応する位置となるように第1金属体2を第2金属体3に載せる。すなわち、第1金属体2における環状立壁部2bが形成された領域を第2金属体3にあてがう。
その後、パッド8を下降させて当該パッド8により第1金属体2の座部2aを第2金属体3に押し付ける。すると、図5に示すように、球面状をなす底面部2cが平坦な形状となるように変形するとともに、座部2aと第2金属体3との間に位置するウェルドボンド5が第1金属体2と第2金属体3との間に形成される隙間S1に移動する。
しかる後、パンチ9を下動させる。すると、第1金属体2の底面部2cと第2金属体3との重合部分にセルフピアスリベット4が打ち込まれて第1金属体2と第2金属体3とが繋がる。
そして、同様に、第1金属体2と第2金属体3との間の複数個所をセルフピアスリベット4で繋ぐことにより第1金属体2と第2金属体3とを組み立てる。
このように、本発明の実施形態1によると、セルフピアスリベット4を第1金属体2の板状部20に打ち込む際、板状部20に対してセルフピアスリベット4の胴部4bが打ち込まれる領域を環状立壁部2bがその各領域において打込部2dからの距離が略同じになるように取り囲むようになる。したがって、セルフピアスリベット4の胴部4bが板状部20に加える環状の荷重により引き起こされる板状部20の歪みが環状立壁部2bによって均等に抑制されるようになるので、組み立てた第1金属体2と第2金属体3との間に大きな隙間が形成されるのを防いだり、或いは、組み立てる第1金属体2と第2金属体3とが干渉するのを防ぐとともに、第1金属体2及び第2金属体3の組立品の外形精度を高めることができる。
また、セルフピアスリベット4を第1金属体2の板状部20に打ち込む際、底面部2cがセルフピアスリベット4の打込側に張り出す球面状をなしているので、底面部2cにおけるセルフピアスリベット4の胴部4bの接する部分において当該胴部4bに対して発生する反力に抗して底面部2cの外周部分に第2金属体3側への力(図5のF1参照)が作用するようになる。したがって、例えば、セルフピアスリベット4を第1金属体2の板状部20に打ち込んだ際に底面部2cの外周部分が第2金属体3から離れる側に反るように変形して第2金属体3との間に大きな隙間を発生させてしまうといった現象が起こるのを防ぐことができ、組み立てた第1金属体2と第2金属体3との間に大きな隙間を形成させないようにすることができる。
さらに、第1金属体2に設けた座部2aを第2金属体3にあてがうと、座部2aを除く第1金属体2と第2金属体3との間に所定の隙間S1が形成されるようになる。したがって、第1金属体2と第2金属体3との間にウェルドボンド5を満たした状態でセルフピアスリベット4を用いたリベット接合を行うと、座部2aに対応する領域に位置するウェルドボンド5がスムーズに座部2a周りの第1金属体2と第2金属体3との間の隙間S1に移動するようになり、例えば、行き場を失ったウェルドボンド5がセルフピアスリベット4周りに溜まって第1金属体2及び第2金属体3のセルフピアスリベット4周りを変形させてしまって組立品の外観形状を大きく変化させてしまうといったことを防ぐことができる。
《発明の実施形態2》
図7は、本発明の実施形態2のフレーム構造1を示す。この実施形態2では、第1金属体2の構造と、第1金属体2及び第2金属体3の間にウェルドボンド5が介在していない点とが実施形態1と異なっている以外は実施形態1と同様であるので、実施形態1と同様の部分には同じ符号を付し、その他、異なる部分のみを説明する。
実施形態2における第1金属体2の板厚方向の他側(第2金属体3の反対側)には、断面略山形状に張り出すとともに打込部2d周りに環状に延びる環状突条部2eが形成され、該環状突条部2eの内側略半分が本発明の環状立壁部2bを構成している。
尚、実施形態2のフレーム構造1の製造は、第1金属体2の一部構造が異なる以外は、実施形態1と同じ手順で行うので、詳細な説明を割愛する。
以上、本発明の実施形態2によると、環状立壁部2bが第1金属体2の第2金属体3側に飛び出していないような構造の場合であっても、実施形態1と同様の効果を得ることができる。
尚、本発明の実施形態1では、第1金属体2の座部2aにおける底面部2cが球面状に張り出した形状をなしているが、平坦な形状であってもよい。
また、本発明の実施形態1では、第1金属体2と第2金属体3との間にウェルドボンド5を介在させているが、ウェルドボンド5を介在させるのは必須ではない。
また、本発明の実施形態2では、第1金属体2と第2金属体3との間にウェルドボンド5を介在させていないが、ウェルドボンド5を介在させてもよい。
また、本発明の実施形態1,2では、アルミニウム合金材をプレス成形することにより得た第2金属体3にセルフピアスリベット4を用いて第1金属体2を組み付けているが、アルミダイキャスト製の第2金属体3やその他の素材で形成された第2金属体3に第1金属体2を組み付けるようにしてもよい。
また、本発明の実施形態1,2のフレーム構造1は、車両10後部のサスペンションタワー11の一部構造に適用しているが、車両10におけるその他の領域の構造に適用することも可能である。
本発明は、例えば、複数のプレス部品をセルフピアスリベットにより繋いだ車両用フレーム構造及びセルフピアスリベットで繋ぐことにより複数のプレス部品を組み立てて車両用フレームを得る車両用フレームの製造方法に適している。
1 フレーム構造
2 第1金属体
2a 座部
2b 環状立壁部
2c 底面部(取囲み部)
2d 打込部
3 第2金属体
4 セルフピアスリベット
5 ウェルドボンド
10 車両
20 板状部
S1 隙間

Claims (4)

  1. 第1金属体の板状部と第2金属体との重合部分を前記板状部側から打ち込むセルフピアスリベットにより繋いだ車両用フレーム構造であって、
    前記板状部の第2金属体との重合部分で、且つ、前記板状部における前記セルフピアスリベットの打込開始側の面には、前記第2金属体とは反対側に延出するとともに、前記セルフピアスリベットの打込部周りに環状に延びる環状立壁部が設けられていることを特徴とする車両用フレーム構造。
  2. 請求項1に記載の車両用フレーム構造において、
    前記板状部における前記環状立壁部が取り囲む円形状をなす取囲み部は、前記セルフピアスリベットを前記重合部分に打ち込む前の状態において前記第2金属体の反対側に向かって球面状に張り出していることを特徴とする車両用フレーム構造。
  3. 請求項2に記載の車両用フレーム構造において、
    前記板状部は、前記第2金属体側に円形盆状に張り出す座部を有し、該座部は、前記第2金属体に重ね合わせる前記取囲み部と、該取囲み部の外周縁部に連続する前記環状立壁部とで構成され、
    前記板状部と前記第2金属体との間の隙間は、ウェルドボンドで埋められていることを特徴とする車両用フレーム構造。
  4. 環状立壁部が形成された板状部を有する第1金属体の前記板状部における前記環状立壁部が形成された領域を第2金属体にあてがった後、前記板状部と前記第2金属体との重合部分にセルフピアスリベットを前記環状立壁部の内側において前記板状部側から打ち込んで当該板状部と前記第2金属体とを繋ぐことにより前記第1金属体と前記第2金属体とを組み立てることを特徴とする車両用フレームの製造方法。
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