JP2022163842A - テーブル用エアカーテン - Google Patents
テーブル用エアカーテン Download PDFInfo
- Publication number
- JP2022163842A JP2022163842A JP2021068914A JP2021068914A JP2022163842A JP 2022163842 A JP2022163842 A JP 2022163842A JP 2021068914 A JP2021068914 A JP 2021068914A JP 2021068914 A JP2021068914 A JP 2021068914A JP 2022163842 A JP2022163842 A JP 2022163842A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- suction
- blower
- swirling
- flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Ventilation (AREA)
Abstract
【解決手段】エアカーテンは送風部と吸入部と下部流路とで構成され、送風部はテーブル対面側の吸入部へ向けられた送風口と、該送風口より竜巻状のエア旋回流を横方向に放出可能な旋回流発生装置と、下部流路から流入されたエアを旋回流発生装置へ送気する送風路と、送風機とから成り、吸入部は枠体と該枠体正面に形成され送風部へ向けられた吸入口と、基端が枠体背面に軸支されると共に先端が枠体側周壁に沿って周回可能に形成され且つ先端が枠体正面に向けられた吸引ホースと、回転させる駆動装置と、吸引ホースの基端部若しくは駆動装置に内蔵された吸引装置とから成り、送風部からのエア旋回流が周囲空間中の飛沫を巻き込み捕捉した状態で吸入部により吸引され、下部流路を通じ再度送風部へ循環される。
【選択図】図1
Description
以下、本発明にかかるテーブル用エアカーテン1の実施形態を、図面に基づいて説明する。
本発明にかかるテーブル用エアカーテン1は、主に送風部10と、吸入部20と、下部流路30と、で構成されている。
送風口11は、旋回流発生装置12により生成されたエア旋回流Aを放出するための該旋回流発生装置12の先端面に形成された開口であって、所定の口径を有して形成されている。該送風口11の形状については、エア旋回流Aを放出するという機能上、略円形状とするのが好適であるが、旋回流を阻害しない範囲で楕円形状や多角形状などを採用することもできる。該送風口11の向きは、テーブルTの対面側に設置された後述する吸入部20へ向けられており、具体的には、横方乃至斜め上方に向けられている。
また、送風機14の具体的構造について、スパイラル状の回転体構造とすることも可能である。すなわち、送風路13内に送風機14としてスパイラル状の回転体を装備し、該回転体を回転させることで、下部流路30から送られてきたエアをスパイラル状に回転させながら旋回流発生装置12へ送風する態様である。かかる態様を採用することで、旋回流発生装置12の前段の送風路13内で既に旋回流が生成されることとなって、該旋回流発生装置12におけるエア旋回流Aの生成を容易にすることが期待できる。
該回転板11aの回転スピードについても、特に限定するものではなく、後述する吸引ホース22の回転スピードと同一に合わせるなど、エア旋回流Aの生成効率に鑑み適宜決定すればよい。
枠体20aの具体的な構造について、送風口11から幅広状に放出されたエア旋回流Aを余さずに取り込むという機能上、少なくとも送風部10側に向いた枠体20a正面の口径が、送風口11の口径より大径に形成されていることを要する。かかる枠体20aの形状については、円周状に拡がるエア旋回流Aを吸引すべく、例えば図示の様に、正面視略円形を成す器状若しくは皿状とする態様が好適である。
尚、かかる吸入口21について、図示の様に、取り込まれるエア旋回流A中に含まれる塵埃やオイルミストなどを補足し得るフィルタ21aを備える態様が好適である。
このように、吸引ホース22の基端が回転することで、実際に吸引力が働く吸引ホース22の先端22aは、周回状に旋回しながら吸引を行うこととなる。このとき、先端22aは吸入口21に向けられているため、吸入口21では吸引力が旋回しながら発生することとなり、すなわちエア旋回流Aに対し旋回状に吸引力を発揮しながら取り込まれることとなる。
尚、該駆動装置23による吸引ホース22の回転速度について特に限定はなく、エア旋回流Aの旋回力が維持される範囲で適宜決定すればよい。
下部流路30は、吸入部20から送気されたエアを送風部10へ送るための配管構造であり、図示の様に、送風部10と吸入部20との間で主にテーブルTの下方域を通過する様に配管される。かかる態様により、送風部10から放出されたエア旋回流Aが吸入部20にて吸引・回収された後、再び送風部10から放出されるエア旋回流Aの原料として再利用するための循環構造となっている。
下部流路30を流れる清浄なエアは、送風部10に送られる。該送風部10でエアは、送風路13を通過しつつ送風機14により加速され、旋回流発生装置12へ流入する。そして、該旋回流発生装置12の内部流路12aにて回転され旋回流が生成され、送風口11からエア旋回流AとしてテーブルTの上方へ放出される。この放出されたエア旋回流Aが、テーブルTにおいて対面する相手との間を遮断する分断流(エアカーテン)として機能する。
10 送風部
11 送風口
11a 回転板
11b 送風孔
12 旋回流発生装置
12a 内部流路
13 送風路
14 送風機
20 吸入部
20a 枠体
21 吸入口
21a フィルタ
22 吸引ホース
22a 先端
23 駆動装置
24 吸引装置
30 下部流路
31 塵埃フィルタ
32 殺菌ユニット
A エア旋回流
T テーブル
L 中心線
尚、かかる吸入口21について、図示の様に、取り込まれるエア旋回流A中に含まれる塵埃やオイルミストなどを捕捉し得るフィルタ21aを備える態様となっている。
Claims (3)
- テーブルに設置され、該テーブル上方をエアの層により分断し得るエアカーテンであって、
送風部と吸入部と下部流路とで構成され、
送風部は、テーブル対面側の吸入部へ向けられた送風口と、該送風口より竜巻状のエア旋回流を横方向に放出可能な旋回流発生装置と、下部流路から流入されたエアを旋回流発生装置へ送気する送風路と、該送風路内に内蔵される送風機と、から成り、
吸入部は、所定形状の枠体と、該枠体正面に形成されテーブル対面側の送風部へ向けられた吸入口と、基端が枠体背面に軸支されると共に先端が枠体側周壁に沿って周回可能に形成され且つ先端が枠体正面に向けられた吸引ホースと、該吸引ホースを回転させるための駆動装置と、吸引ホースの基端部若しくは駆動装置に内蔵された吸引装置と、から成り、
送風部から放出されたエア旋回流が周囲空間中の飛沫を巻き込み捕捉した状態で吸入部により吸引され、下部流路を通じ再度送風部へ循環されることを特徴とするテーブル用エアカーテン。 - 前記吸入部における枠体正面の口径が、前記送風口の口径より大径であることを特徴とする請求項1に記載のテーブル用エアカーテン。
- 前記下部流路における所定中間箇所に、塵埃フィルタ又は/及び殺菌ユニットが装備されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のテーブル用エアカーテン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021068914A JP7219501B2 (ja) | 2021-04-15 | 2021-04-15 | テーブル用エアカーテン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021068914A JP7219501B2 (ja) | 2021-04-15 | 2021-04-15 | テーブル用エアカーテン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022163842A true JP2022163842A (ja) | 2022-10-27 |
JP7219501B2 JP7219501B2 (ja) | 2023-02-08 |
Family
ID=83743170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021068914A Active JP7219501B2 (ja) | 2021-04-15 | 2021-04-15 | テーブル用エアカーテン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7219501B2 (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63243646A (ja) * | 1986-12-02 | 1988-10-11 | Nippon Air Curtain Kk | 人工竜巻発生機構とその利用法 |
JPH01168316A (ja) * | 1987-12-23 | 1989-07-03 | Matsushita Electric Works Ltd | 空気清浄装置 |
JPH02290453A (ja) * | 1989-04-28 | 1990-11-30 | Japan Air Curtain Corp | 人工竜巻式の局所排気装置 |
JP2002031355A (ja) * | 2000-07-21 | 2002-01-31 | Osamu Yamamoto | 油煙飛散防止装置 |
JP2017025472A (ja) * | 2015-07-15 | 2017-02-02 | 秋山錠剤株式会社 | トイレユニット |
WO2017221976A1 (ja) * | 2016-06-22 | 2017-12-28 | 国立大学法人名古屋工業大学 | 吸引装置および駆動装置 |
JP6892547B1 (ja) * | 2020-11-24 | 2021-06-23 | 功憲 末次 | エアカーテン装置 |
-
2021
- 2021-04-15 JP JP2021068914A patent/JP7219501B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63243646A (ja) * | 1986-12-02 | 1988-10-11 | Nippon Air Curtain Kk | 人工竜巻発生機構とその利用法 |
JPH01168316A (ja) * | 1987-12-23 | 1989-07-03 | Matsushita Electric Works Ltd | 空気清浄装置 |
JPH02290453A (ja) * | 1989-04-28 | 1990-11-30 | Japan Air Curtain Corp | 人工竜巻式の局所排気装置 |
JP2002031355A (ja) * | 2000-07-21 | 2002-01-31 | Osamu Yamamoto | 油煙飛散防止装置 |
JP2017025472A (ja) * | 2015-07-15 | 2017-02-02 | 秋山錠剤株式会社 | トイレユニット |
WO2017221976A1 (ja) * | 2016-06-22 | 2017-12-28 | 国立大学法人名古屋工業大学 | 吸引装置および駆動装置 |
JP6892547B1 (ja) * | 2020-11-24 | 2021-06-23 | 功憲 末次 | エアカーテン装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7219501B2 (ja) | 2023-02-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
ES2605467T3 (es) | Ventilador | |
JP2005110703A (ja) | 空気清浄化装置 | |
JP2011083305A (ja) | 多重モジュラー式飛沫感染防止装置 | |
US11226122B1 (en) | Modular recycling air curtain device to replace personal protection equipment (PPE) for reduction in the spread of viruses such as Covid-19 | |
JP2011137588A (ja) | 飛沫物移動防止方法および飛沫物遮断用エアカーテン装置 | |
US20080057854A1 (en) | Patient isolation module and use thereof | |
JP2022013577A (ja) | 室内空気浄化構造、空気浄化装置、及び、室内空気浄化方法 | |
JP7219501B2 (ja) | テーブル用エアカーテン | |
JP6908313B1 (ja) | 空気清浄機 | |
JP2009195890A (ja) | エアーカーテン付天井空気清浄機 | |
JP6527079B2 (ja) | 空気浄化室を備えた喫煙ブース | |
KR102551526B1 (ko) | 싸이클론을 활용한 이동형 음압기 | |
US20220096990A1 (en) | Patient aerosol protection | |
KR102237686B1 (ko) | 공기 살균 장치 | |
JP2015014381A (ja) | エアシャワー装置 | |
JP3236909U (ja) | 飛沫防止装置 | |
CN201042408Y (zh) | 蒸汽吸尘器 | |
JP7094586B1 (ja) | 飛沫捕集装置 | |
KR20210018684A (ko) | 물분사식 공기 청정기 | |
JP2022018621A (ja) | 解剖台及び解剖施設 | |
KR102628720B1 (ko) | 비말 차단 테이블 | |
KR102598399B1 (ko) | 이중 에어커튼 방출이 가능한 공기정화 기능을 갖는 빌트인 구조의 가구 | |
KR101615257B1 (ko) | 공기조화기 | |
KR102538582B1 (ko) | 감염병의 공기전파 차단 기능을 갖는 테이블 | |
KR102529749B1 (ko) | 휴대용 선풍기 겸용 공기 청정기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210419 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220524 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20220725 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220926 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230110 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230120 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7219501 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |