JP2009195890A - エアーカーテン付天井空気清浄機 - Google Patents

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Abstract

【課題】エアーカーテンで囲った空間内のエアーが外に漏れず、人がエアーカーテンを通過する際の不快感や各種の弊害を軽減するエアーカーテン付天井空気清浄機を提供する。
【解決手段】天井部3に設置した機体4にエアーカーテン吹出口5を設け、エアーカーテン吹出口5からのエアーカーテン6にて部屋2を一空間2aと他空間2bとに分けて、一空間2a側に臨むエアー吸込口7および他空間2b側に臨むエアー吹出口8を機体4に設け、さらに機体4内に空気清浄機9及び送風機10を設けてなり、エアー吹出口8からの吹出エアー量(Q1)をエアーカーテン6が他空間2b側から巻き込む空気量(Q2)よりも大(Q1>Q2)に設定して一空間2a内を負圧域にし、必要時に風量調整器11によりエアー吹出口8からの吹出エアー量(Q1)を変えて、エアーカーテン吹出口5からのエアーカーテン流速Vを変えることで、上記課題を達成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、部屋の天井部に設置し、エアーカーテンにて部屋を気流的に分けて、分けた部屋のいずれかの空間を選択的に清浄状態を常時保持しようとするエアーカーテン付天井空気清浄機に関する。
部屋の天井部にエアーカーテン装置を設置し、エアーカーテンを吹き下ろして部屋を気流的に分けることや、部屋の出入口上部にエアーカーテン装置を設置して、外部から部屋に汚染エアーを侵入させないようにしたり、逆に部屋から汚染エアーを出さないようにしたりすることが行われている。これらエアーカーテン装置は、扉などの障害物が無く人の往来が自在であり、しかも見通しも良いことから非常に多く使用されている。
しかしながら、前者の部屋の天井部にエアーカーテン装置を設置した場合で、例えば、エアーカーテンにて部屋を気流的に分けた一空間を喫煙室とし、他空間を非喫煙室とすると、エアーカーテン装置からのエアーカーテンは、喫煙室内および非喫煙室内の双方のエアーを巻き込み混合し、やがて床に衝突して喫煙室および非喫煙室の双方に流れる。この現象を解析すると、エアーカーテンが巻き込んだ喫煙室内のエアーは、その一部が非喫煙室内に流れ、逆に、エアーカーテンが巻き込んだ非喫煙室内のエアーは、その一部が喫煙室内に流れることになって、時間の経過と共に喫煙室内および非喫煙室内の双方のエアーが混合して、エアーカーテン装置を設置した意味がなくなってしまう。また、喫煙室および非喫煙室を行き来する人によっても誘引されて、上述の場合と同じ結果になる。
また、後者の部屋の出入口上部にエアーカーテン装置を設置した場合では、その遮断性を上げるためにエアーカーテンの流速を高めていることが多いが、人が出入口を通過する際髪の毛を乱したりして不快感を与えかねず、また、飲食店などで店員が部屋の出入口を通って料理を運ぶ際、料理上のトッピング、例えば、刻み海苔、カツ節、青のり、ごま、刻みネギなどが飛散してしまう虞がある。なお、この例は、前者についても同じことが起こる。
したがって、上記のエアーカーテン装置を実効があるようにするには、喫煙室内のエアーが非喫煙室内に流れ込まないようにすると共に、エアーカーテン装置が喫煙室内のエアーをそのままエアーカーテンとして、吹き出さないようにすることである。このような観点から、以下のような技術が知られている。
特開平6−126117号公報 実開平7−35927号公報
特許文献1のエアーカーテン付空気清浄機は、図4に示すように、下向きのエアーカーテン50を作るエアーカーテン吹出口51のある空気清浄機本体52を部屋の天井部53に1以上設置して、エアーカーテン50により部屋54を囲い空間55を作り、さらに、空気清浄機本体52に空間55内のエアーを吸い込むエアー吸込口56および空間55外にエアーを吹き出すエアー吹出口57を設け、エアー吸込口56とエアー吹出口57およびエアーカーテン吹出口51との間の機体52内に空気清浄機58および送風機59を設けてなり、エアー吹出口57からのエアー量をエアーカーテン50が空間55外側から巻き込むエアー量よりも大に設定して、空間55内を負圧域にし、空間55内のエアーが外に漏れないようにしたものである。
特許文献2のエアーカーテン付空気清浄機は、図5に示すように、天井部60の周囲にエアーカーテン吹出口61があり、さらに、天井部60の中央部にエアー吸込口62があって、エアーカーテン吹出口61からのエアーカーテン63により床64、天井部60と相俟って空間65をつくり、この空間65内のエアーを天井部60のエアー吸込口62にて吸い込み排出して空間65内を一次的に負圧状態にし、部屋の他の空間に空間65内のエアーを流出しないようにして、天井部60内の空気清浄機により清浄化エアーとして再びエアーカーテン吹出口61から吹き出し、循環させているものである。
上記した特許文献1のエアーカーテン付空気清浄機は、空間55内が負圧域になり、空間55内を喫煙所とした場合たばこの煙が外に出ることがなく、エアー吹出口57およびエアーカーテン吹出口51からのエアーは空気清浄機58により清浄化している点で都合良い。しかしながら、負圧域になっている空間55を出入りする人は、必ずエアーカーテン50を通過するが、その際の不快感や店員が料理を運ぶ際の弊害を押さえることができない。
上記した特許文献2のエアーカーテン付空気清浄機は、空間65内を一次的に負圧状態にできるものの、天井部60のエアー吸込口62から吸い込んだエアーは空気清浄機により清浄化エアーとなり、再びエアーカーテン吹出口61からその全量がエアーカーテン63として吹き出されるから、結局空間65内を恒常的に負圧状態に保持できず、空間65内のエアーが外に流出してしまう。また、エアー吸込口62から吸い込んだエアーは、その全量がエアーカーテン63として吹き出されるから、人がエアーカーテン65を通過する際の不快感や店員が料理を運ぶ際の弊害を押さえることができない。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、エアーカーテンにて囲った空間内からエアーが外に漏れず、人がエアーカーテンを通過する際の不快感や各種の弊害を軽減することの出来るエアーカーテン付天井空気清浄機を提供することを課題とする。
本発明は、上記課題を達成するために提案されたものであって、下記の構成からなることを特徴とするものである。
すなわち、請求項1記載のエアーカーテン付天井空気清浄機は、部屋の天井部に設置した機体にエアーカーテン吹出口を設け、該エアーカーテン吹出口からのエアーカーテンにて前記部屋を一空間と他空間とに分けて、前記一空間側に臨む前記機体にエアー吸込口を設けると共に、前記他空間側に臨む前記機体にエアー吹出口を設け、さらに、前記エアー吸込口と前記エアーカーテン吹出口及び前記エアー吹出口との間に位置する前記機体内に空気清浄機及び送風機を設けてなり、前記エアー吹出口からのエアー量(Q1)をエアーカーテンが前記他空間側から巻き込む空気量(Q2)よりも大(Q1>Q2)に設定して、前記一空間内を負圧域にすると共に、前記エアーカーテン吹出口と前記エアー吹出口との間に風量調整器を設けて、必要時に前記風量調整器により前記エアー吹出口からの吹出エアー量を変えて、前記エアーカーテン吹出口からのエアーカーテン流速を変えることを特徴とする。
請求項2記載のエアーカーテン付天井空気清浄機は、前記風量調整器によるエアーカーテン流速を変えることは、前記機体に設けた人感知センサにより、エアーカーテンを通過して前記一空間および前記他空間の間を移動する人を感知し、エアーカーテン流速を変え、通過後に元のエアーカーテン流速に復帰させることを特徴とする。
請求項3記載のエアーカーテン付天井空気清浄機は、前記風量調整器によるエアーカーテン流速を変えることは、特定人にICタグを付け、且つ前記機体に前記ICタグの信号の受信器を取り付けてなり、前記特定人がエアーカーテンを通過して前記一空間および前記他空間の間を移動する際、前記特定人の前記ICタグからの信号を前記受信器が受信してエアーカーテン流速を変え、通過後に元のエアーカーテン流速に復帰させることを特徴とする。
請求項4記載のエアーカーテン付天井空気清浄機は、前記エアーカーテン吹出口からのエアーカーテンは、前記一空間側から前記他空間側にかけてその流速を順次速めて、エアーカーテンによる前記一空間内のエアーとの巻き込み混合を抑制し、前記一空間側から前記他空間側への一空間内エアーの漏れを防ぐことを特徴とする。
請求項5記載のエアーカーテン付天井空気清浄機は、前記空気清浄機よりも下流で前記エアーカーテン吹出口及び前記エアー吹出口よりも上流に位置する前記機体内に、除菌イオン発生器を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、以下のような効果がある。
請求項1記載のエアーカーテン付天井空気清浄機は、送風機を駆動させ一空間側に臨むエアー吸込口からエアーを吸い込み、空気清浄機により清浄化エアーにしてから、その清浄化エアーを風量調整器により調整して、他空間側に臨むエアー吹出口からエアーを吹き出すと共に、エアーカーテン吹出口からエアーカーテンを吹き下ろして、部屋を一空間と他空間とに分け、エアー吹出口からの吹出エアー量(Q1)をエアーカーテンの外部巻込空気量(Q2)よりも大(Q1>Q2)に設定してあるから、一空間側が負圧域となり、さらに、エアーカーテン風速を変える必要があるとき、風量調整器を操作し、エアー吹出口からの吹出エアー量(Q1)を変えて、エアーカーテン吹出口からのエアーカーテン流速を変える。したがって、部屋の一空間内のエアーが他空間側に漏れず、人がエアーカーテンを通過する際の不快感や各種の弊害を軽減することができる効果がある。
請求項2記載のエアーカーテン付天井空気清浄機は、エアーカーテンを通過して一空間および他空間の間を移動する人を人感知センサにより感知し、その感知信号に基づき風量調整器によりエアー吹出口からの吹出エアー量(Q1)を変えて、エアーカーテン吹出口からのエアーカーテン流速を変え、人感知センサが人を感知しなくなったら、その無感知信号に基づいて風量調整器によりエアー吹出口からの吹出エアー量(Q1)を変えて、元のエアーカーテン流速に復帰させる。したがって、上記効果に加えて、確実に、人がエアーカーテンを通過する際の不快感や各種の弊害を軽減することができる効果がある。
請求項3記載のエアーカーテン付天井空気清浄機は、ITタグを付けた特定人がエアーカーテンを通過して一空間および他空間の間を移動する際、機体の受信機がITタグからの信号を受信し、その受信信号基づき風量調整器によリエアー吹出口からの吹出エアー量(Q1)を変えて、エアーカーテン吹出口からのエアーカーテン流速を変え、受信機がITタグからの信号を受信しなくなったら、その無受信信号に基づいて風量調整器によりエアー吹出口からの吹出エアー量(Q1)を変えて、元のエアーカーテン流速に復帰させる。したがって、上記効果に加えて、確実に、特定人がエアーカーテンを通過する際の不快感や各種の弊害を軽減することができる効果がある。
請求項4記載のエアーカーテン付天井空気清浄機は、一空間内のエアーに接するエアーカーテン流速は遅いから、巻き込み混合する一空間内のエアー量も少なく、その分一空間内エアーの他空間側への漏れを防ぐ。したがって、上記効果に加えて、より一層、一空間内のエアーが他空間側へ漏れなくなる効果がある。
請求項5記載のエアーカーテン付天井空気清浄機は、除菌イオン発生器により機体内の清浄化エアーに除菌イオンを放出し、除菌イオン含有の清浄化エアーとして、エアー吹出口およびエアーカーテン吹出口から吹き出す。したがって、上記の効果に加えて、除菌イオンによる効果も期待できる。
以下に、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は本発明の実施の形態を示すエアーカーテン付天井空気清浄機を天井部に設置した状態の断面図、図2は図1のエアーカーテン付天井空気清浄機の断面図である。図面において、エアーカーテン付天井空気清浄機1は、部屋2の天井部3に設置した機体4にエアーカーテン吹出口5を設け、このエアーカーテン吹出口5からのエアーカーテン6にて部屋2を一空間2aと他空間2bとに分けて、一空間2a側に臨む機体4にエアー吸込口7を設けると共に、他空間2b側に臨む機体4にエアー吹出口8を設け、さらに、エアー吸込口7とエアーカーテン吹出口5及びエアー吹出口8との間に位置する機体4内に空気清浄機9及び送風機10を設けてなり、エアー吹出口8からのエアー量(Q1)をエアーカーテン6が他空間2b側から巻き込む空気量(Q2)よりも大(Q1>Q2)に設定して、一空間2a内を負圧域にすると共に、エアーカーテン吹出口5とエアー吹出口8との間に風量調整器11を設けて、必要時に風量調整器11によりエアー吹出口8からの吹出エアー量(Q1)を変えて、エアーカーテン吹出口5からのエアーカーテン流速Vを変えるものである。
前記エアーカーテン付天井空気清浄機1は、部屋2の天井部3に設置するが、図1のように、エアーカーテン吹出口5及びエアー吹出口8のみが天井部3から裸出して設置しても、また、機体4全体が天井部3から裸出していても良い。この設置状況は部屋2、例えば、飲食店舗の条件により決まるもので、図1に限定されない。
前記機体4は、偏平な箱体をなし、箱体の一端部にエアー吸込口7が設けられ、他端部の凸部12にエアーカーテン吹出口5およびエアー吹出口8が設けられて、エアーカーテン吹出口5からのエアーカーテン6にて、部屋2を一空間2aと他空間2bとに分け、一端部のエアー吸込口7は一空間2a側に臨み、他端部の凸部12にあるエアー吹出口8は他空間2b側に臨んでいる。なお、エアーカーテン吹出口5およびエアー吹出口8の出口端部にはハニカムコア(不図示)などが嵌め込まれて、それらの整流および方向性が担保されたものとなっている。
そして、この機体4内には、前記空気清浄機9及び前記送風機10が設けられ、空気清浄機9は、ある一定の清浄化性能を有すれば特に限定がないが、エアー吸込口7に取り付け比較的大きな粒子を除去するプレフィルター20と、このプレフィルター20を通過した微粒子を除去する電気集塵機21と、臭気などの汚染ガスを吸着する吸着フィルタ22とからなる。なお、電気集塵機21の代わりに、高性能のメカニカルフィルターを用いても良い。
送風機10は、エアー吹出口8からの吹出エアー量(Q1)、並びにエアーカーテン吹出口5からのエアーカーテン6量及び外部巻込み空気量(Q2)を、エアー吸込口7から吸い込みでき、且つ、エアー吹出口8およびエアーカーテン吹出口5からの吹出エアー量(Q1)及びエアーカーテン6量を吹き出すことが出来るのに必要な、風量と風圧とを発生可能なものであれば、特に限定がない。
前記風量調整器11は、前記機体4の凸部12にあるエアーカーテン吹出口5およびエアー吹出口8の仕切板13の端部に設けられ、回転軸14に翼15が固定されてなり、この回転軸14が正逆回転されることで、エアー吹出口8からの吹出エアー量(Q1)が増減され、それに対応してエアーカーテン吹出口5からのエアーカーテン流速Vが増減される。すなわち、風量調整器11の回転軸14により翼15をA方向に回転させると、エアー吹出口8からの吹出エアー量(Q1)が増え、相対的にエアーカーテン吹出口5からのエアーカーテン6量が減り、エアーカーテン吹出口5自体の吹出断面積は一定であるから、エアーカーテン流速Vが遅くなる。したがって、人がエアーカーテン6を通過する際の不快感やその他の弊害が軽減される。但し、部屋2の一空間2a内の負圧強度は弱くなっていしまう。
逆に、風量調整器11の翼15をB方向に回転させると、エアー吹出口8からの吹出エアー量(Q1)が減り、相対的にエアーカーテン吹出口5からのエアーカーテン6量が増え、エアーカーテン吹出口5自体の吹出断面積は一定であるから、エアーカーテン流速Vが速くなる。したがって、人がエアーカーテン6を通過する際の不快感やその他の弊害が増幅されるが、部屋2の一空間2a内の負圧強度は強くなる。
上記した風量調整器11の制御は、次のようにしてなされる。すなわち、機体4に人感知センサ23が取り付けられ、人が前記一空間2aおよび前記他空間2bのいずれかから移動して、予め定めた距離までエアーカーテン6に近づくと、換言すれば、人感知センサ23の感知範囲に人が入ると、人感知センサ23により人を感知し、この感知信号により風量調整器11の翼15をA方向に回転させ、エアーカーテン流速Vを遅くして、人がエアーカーテン6を通過する際の不快感やその他の弊害を軽減する。そして、人が人感知センサ23の感知範囲外に出ると、無感知信号により風量調整器11の翼15をB方向に回転させ、元のエアーカーテン流速Vに復帰させる。
また、上記した風量調整器11の制御は、次のようにしても良い。すなわち、店員などの特定人24にICタグ25を取り付け、機体4にICタグ25からの信号を受信する受信器26を取り付けて、特定人24が一空間2aおよび他空間2bのいずれかから移動して、予め定めた距離までエアーカーテン6に近づくと、換言すれば、受信器26の受信範囲に特定人24が入ると、受信器26により特定人24のICタグ25からの信号を受信し、この受信信号により風量調整器11の翼15をA方向に回転させ、エアーカーテン流速Vを遅くして、特定人24がエアーカーテン6を通過する際の不快感やその他の弊害を軽減する。そして、特定人24が受信器26の受信範囲外に出ると、無受信信号により風量調整器11の翼15をB方向に回転させ、元のエアーカーテン流速Vに復帰させる。
また、除菌イオン発生器27は、図1、2に示すように、前記空気清浄機9よりも下流でエアーカーテン吹出口5及びエアー吹出口8よりも上流に位置する機体4内に設けられている。したがって、除菌イオン発生器27により機体4内の清浄化エアーに除菌イオンRを放出し、除菌イオン含有の清浄化エアーとして、エアー吹出口5およびエアーカーテン吹出口8から吹き出し、除菌イオンRの効果を享受できる。
前記した除菌イオン発生器27としては、例えば、両イオン発生電極の間に誘電体を挟み、一方のイオン発生電極に電圧1.5KV〜3.0KV、周波数15KHz〜2.5KHzの交流を印加し、他方のイオン発生電極をアースした形態のものがある。この形態では、それぞれのイオン発生電極で正のイオンであるH(HO)、あるいは負のイオンであるO (HO)(m、nは整数)の構造を持つものが発生する。これらの正・負のイオンは、それぞれクラスター状をなして除菌イオンRを構成する。この除菌イオンRは、空気中に浮遊している菌やウイルスを取り囲み、これらの菌やウイルスの表面でこれらの正・負のクラスターイオンの反応により、ヒドロキシラジカル・OHまたは過酸化水素Hを生成し、これらにより菌やウィルスを不活化、すなわち死滅させるのである。
また、除菌イオン発生器27は、例えば、水に6.0KVの高電圧をかけると、水は大きなエネルギーを得て表面張力を越えて次々とレイリー分裂(静電霧化)し、20nm(ナノメートル)前後の水に包まれた除菌イオンRである超微細なイオンが発生する形態のものでも良い。この形態のものにより発生した超微細なイオンは、ヒドロキシラジカル・OHを含みしかも水により囲まれているため長持ちし、菌やウイルスを包み込んでヒドロキシラジカル・OHにより菌やウイルスを死滅させるのである。なお、上記のいずれの形態のものによる除菌イオンRでも、菌やウイルス以外に臭気成分なども分解することが可能である。
次に、上記構成になるエアーカーテン付天井空気清浄機1の作動を説明する。
エアーカーテン付天井空気清浄機1の起動スイッチをオンして、送風機10、空気清浄機9、風量調整器11及び除菌イオン発生器27に作動信号を送りこれらを作動させる。まず、送風機10の駆動により、エアー吸込口7から一空間2aのエアーを吸い込み、空気清浄機9のプレフィルター20により、吸込エアー中のゴミや灰などの比較的大きな粒子を除去し、このプレフィルター20にて除去出来なかった微粒子を電気集塵機21により除去し、さらに、臭気成分や有害ガスなどを吸着フィルタ22により除去する。
清浄化された吸込エアーは、さらに、除菌イオン発生器27から放出している除菌イオンRと混ざり、直ちに除菌作用が開始される。除菌イオンR含有の清浄化エアーは、エアー吹出口8からの吹出エアーと、エアーカーテン吹出口5からのエアーカーテンとに分かれて、除菌イオンRの効果を享受する。なお、これらの吹出エアーおよびエアーカーテンは、エアー吹出口8およびエアーカーテン吹出口5に嵌め込まれたハニカムコアなどにより、それらの整流および方向性が担保されている。
そして、風量調整器11の翼15をA方向あるいはB方向に回転することにより、エアー吹出口8からの吹出エアー量(Q1)を調整して、この吹出エアー量(Q1)をエアーカーテンの外部巻込み空気量(Q2)よりも大(Q1>Q2)にする設定を実行し、前記一空間2a内を安定した負圧域、すなわち、若干の外乱では一空間2a内のエアーが他空間2B側に流れない状態の負圧域にする。この状態の負圧域における風量調整器11の翼15の位置が定常状態であり、その時のエアーカーテン吹出口5からのエアーカーテン流速Vが定常流速である。一般的に、エアーカーテン流速Vが速ければ遮断性が高まるが、エアーカーテン風量およびエアーカーテンに伴う外部巻込み空気量(Q2)も多くなり、逆に、エアー吹出口8からの吹出エアー量(Q1)が減少するので、一空間2a内を負圧域にする条件(Q1>Q2)を満たすことが困難となって、エアーカーテン流速Vには限界がある。
したがって、一空間2a内のエアーが若干の外乱では他空間2b側に流れないような、安定した負圧域の状態を保持することが目的であるから、この時の風量調整器11の翼15の位置α、すなわち、その時のエアーカーテン吹出口5からのエアーカーテン流速Vは上記したように定常流速であるが、最大流速に設定する。一方、最大流速時のエアーカーテンでは人の通過時に不快感や他の弊害があるので、その際エアーカーテンを止めるのが最も良いが、それでは上記した目的を全うすることが出来ない。そこで、一空間2a内を僅かながらの負圧域、すなわち、僅かな外乱では一空間2a内のエアーが他空間2b側にかろうじて流れない状態の負圧域にする。この状態の負圧域における風量調整器11の翼15の位置β、その時のエアーカーテン吹出口5からのエアーカーテン流速Vを最小流速に設定する。以上の説明から、風量調整器11の翼15は、位置αから位置βの間で制御されることになる。なお、上記の説明は、風量調整器11の翼15が位置αおよび位置βから逸脱して回転することを、特に規制するものではない。
風量調整器11の翼15が位置αにある状態で、エアーカーテン吹出口5から定常流速で吹き出されているエアーカーテン6を、他空間2b側から人が近づき人感知センサ23の感知範囲に入ると、人を感知しこの感知信号により、風量調整器11の翼15がA方向に位置βまで回転し、エアーカーテン流速Vを遅くし人の通過時における不快感や他の弊害を抑制する。人がエアーカーテン6を通過し一空間2a側に入り人感知センサ23の感知範囲から外れると、人の無感知信号により、風量調整器11の翼15がB方向に位置αまで回転し、元のエアーカーテン流速Vに復帰させる。なお、一空間2a側からエアーカーテン6を通過し他空間2b側に入る場合も、上記と同様であるので説明を省略する。
ICタグ24付の特定人24がエアーカーテン6を通過する場合も上記の場合とほぼ同様である。すなわち、特定人24が他空間2b側からエアーカーテン6に近づき受信器26の受信範囲に入ると、ICタグ25からの受信信号により風量調整器11を操作して、エアーカーテン流速Vを遅くし、特定人24がエアーカーテン6を通過する際の不快感やその他の弊害を軽減する。特定人24が受信器26の受信範囲外に出ると、ICタグ25からの無受信信号により風量調整器11を操作して、元のエアーカーテン流速Vに復帰させる。なお、一空間2a側からエアーカーテン6を通過し他空間2b側に入る場合も、上記と同様であるので説明を省略する。
以後、上記の繰り返しとなり、一空間2a内を喫煙空間とした場合には、若干の外乱ではたばこの煙が非喫煙空間である他空間2b側に流れず、たばこの煙を除去しつつ、且つ除菌イオンR含有の清浄化エアーにより除菌や脱臭もして、たばこの煙による喫煙空間内の汚れなどの弊害を除去し、喫煙空間は無論、部屋2全体の環境をも改善することが出来る。加えて、エアーカーテン6を通過する際の不快感やその他の弊害を軽減することが出来る。
図3は本発明の他の実施の形態を示すエアーカーテン付天井空気清浄機におけるエアーカーテン吹出口及びエアー吹出口部分の断面図であり、このエアーカーテン付天井空気清浄機1Aと図1、2のエアーカーテン付天井空気清浄機1との相違点は、エアーカーテン吹出口5Aが主吹出口30と副吹出口31とに分かれ、副吹出口31には傾斜板32に各小孔33を開けて、各小孔33から副吹出口31の吹出端31aまでの距離を変えている。これにより、副吹出口31の各小孔33からの各エアーカーテン6Aが一空間2a側から他空間2b側にかけてその流速が初めは遅く順次早くなり、すなわち、一空間2a内のエアーに接しているエアーカーテン流速が遅く順次速くなっているから、その分、各エアーカーテン6Aによる一空間2a内のエアーとの巻き込み混合を抑制することが出来、より確実に一空間2a側から他空間2b側への一空間2a内エアーの漏れを防ぐことが出来るものである。その他の構成、作用は図1、2のエアーカーテン付天井空気清浄機1と同様なので、図面に符号を付してその説明を省略する。
以上、本発明の実施例1、2を説明したが、具体的な構成はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲での変更・追加、各請求項における他の組み合わせにかかるものも、適宜可能であることが理解されるべきである。
本発明は、エアーカーテンにて囲った空間内からエアーが外に漏れず、人がエアーカーテンを通過する際の不快感や各種の弊害を軽減したいような場合に、その利用可能性が極めて高くなる。
本発明の実施の形態を示すエアーカーテン付天井空気清浄機を天井部に設置した状態の断面図である(実施例1)。 図1のエアーカーテン付天井空気清浄機の断面図である(実施例1)。 本発明の他の実施の形態を示すエアーカーテン付天井空気清浄機におけるエアーカーテン吹出口及びエアー吹出口部分の断面図である(実施例1)。 従来例を示す断面図である。 従来例を示す斜視図である。
符号の説明
1、1A エアーカーテン付天井空気清浄機
2 部屋
2a 一空間
2b 他空間
3 天井部
4 機体
5 エアーカーテン吹出口
6、6A エアーカーテン
7 エアー吸込口
8 エアー吹出口
9 空気清浄機
10 送風機
11 風量調整器
12 凸部
13 仕切板
14 回転軸
15 翼
20 プレフィルタ
21 電気集塵機
22 吸着フィルタ
23 人感知センサ
24 特定人
25 ICタグ
26 受信器
27 除菌イオン発生器
30 主吹出口
31 副吹出口
31a 吹出端
32 傾斜板
33 小孔
Q1 吹出エアー量
Q2 外部巻込空気量
R 除菌イオン
α、β 風量調整器の翼の位置

Claims (5)

  1. 部屋の天井部に設置した機体にエアーカーテン吹出口を設け、該エアーカーテン吹出口からのエアーカーテンにて前記部屋を一空間と他空間とに分けて、前記一空間側に臨む前記機体にエアー吸込口を設けると共に、前記他空間側に臨む前記機体にエアー吹出口を設け、さらに、前記エアー吸込口と前記エアーカーテン吹出口及び前記エアー吹出口との間に位置する前記機体内に空気清浄機及び送風機を設けてなり、前記エアー吹出口からのエアー量(Q1)をエアーカーテンが前記他空間側から巻き込む空気量(Q2)よりも大(Q1>Q2)に設定して、前記一空間内を負圧域にすると共に、前記エアーカーテン吹出口と前記エアー吹出口との間に風量調整器を設けて、必要時に前記風量調整器により前記エアー吹出口からの吹出エアー量を変えて、前記エアーカーテン吹出口からのエアーカーテン流速を変えることを特徴とするエアーカーテン付天井空気清浄機。
  2. 前記風量調整器によるエアーカーテン流速を変えることは、前記機体に設けた人感知センサにより、エアーカーテンを通過して前記一空間および前記他空間の間を移動する人を感知し、エアーカーテン流速を変え、通過後に元のエアーカーテン流速に復帰させる請求項1記載のエアーカーテン付天井空気清浄機。
  3. 前記風量調整器によるエアーカーテン流速を変えることは、特定人にICタグを付け、且つ前記機体に前記ICタグの信号の受信器を取り付けてなり、前記特定人がエアーカーテンを通過して前記一空間および前記他空間の間を移動する際、前記特定人の前記Iタグからの信号を前記受信器が受信してエアーカーテン流速を変え、通過後に元のエアーカーテン流速に復帰させる請求項1記載のエアーカーテン付天井空気清浄機。
  4. 前記エアーカーテン吹出口からのエアーカーテンは、前記一空間側から前記他空間側にかけてその流速を順次速めて、エアーカーテンによる前記一空間内のエアーとの巻き込み混合を抑制し、前記一空間側から前記他空間側への一空間内エアーの漏れを防ぐ請求項1記載のエアーカーテン付天井空気清浄機。
  5. 前記空気清浄機よりも下流で前記エアーカーテン吹出口及び前記エアー吹出口よりも上流に位置する前記機体内に、除菌イオン発生器を設けた請求項1、2、3または4記載のエアーカーテン付天井空気清浄機。
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