JP2006078155A - 気流遮断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フロントドアを開いた時、室内に外気侵入を防ぐ安全で安心な気流遮断装置を提供する。
【解決手段】気流遮断装置は、左右の側壁2a,2b間の略中央に位置して放射状に突設した突出体1の適宜面適宜位置に空気導入口8を固着し、適宜面を吹出口3とし、この突出体1が放射位置で回転軸に軸着されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、出入口ドアの開閉による室内気と外気の流出入を防ぐ気流遮断装置に関する。
従来、出入口ドアの開閉による室内気と外気の流出入を防ぐ対策として、回転ドアの設置や、風除室を設けドアを二段に設置していた。又、ドアの上方にエアーカーテン装置を設置し、エアーカーテンの噴流を垂直に噴出させていた。
ところが、上記回転ドアは、非常時に緊急停止センサーが作動しても制動距離間での事故の危険性が非常に高かった。風除室を設け、外面と室内側とに二段構えにドアを設置した場合は、通行量が多くなると、両方のドアが同時に開放され目的を達成できなかった。このドアの同時開放を解決するには、ドアとドアの間隔を大きくとらなければならず、大きなスペースを必要とした。又、ドアの上方に設置したエアーカーテン装置の場合、エアーカーテンの噴流が通行人に当たり不快感を与えていた。この噴流速度を弱めるとエアーカーテンの噴流が側圧を受けて、曲げられたり破られたりして目的を果たせなかった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたもので、従来の前記問題を一挙に解決することが出来る気流遮断装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は、左右の側壁間略中央に位置して、放射状に突設した突出体の適宜面適宜位置に空気導入口を固着し、適宜面を吹出口とし、この突出体が放射位置で回転軸に軸着されていることを特徴としている。
この特徴によれば、吹出口よりの噴流が水平方向の場合、回転する放射状に突設した突出体の吹出口と、出入方向を除いた相対面間に間隔をもたせて、左右に側壁を設置し、その吹出口と側壁間を吹出口からの噴流により、室内気と外気の流出入を防ぐ。
噴流が垂直方向の場合は、吹出口は突出体の下面につき、吹出口と床面間に間隔がもたれ、その間隔間をエアーカーテンの噴流で膜を作り、室内気と外気の流出入を防ぐ。
噴流が水平方向の場合は、突出体下面と床面間には間隔をもたず、噴流が垂直方向の場合は、突出体垂直面と側壁間には間隔をもたない。
この放射状に突設された突出体の周囲を風導管とした枠で形成し、その枠内にガラスを嵌め込むことにより、左右側と床側の空間に合せ、更に開放感を感ずる。
噴流を水平方向及び垂直方向の2方向にした場合、突出体の下部コーナーより水平方向側壁迄と垂直方向床面迄の面がエアーカーテンの噴流を欠除するが、いずれかの方向に風導管を延長し噴流すれば、より一層の開放感と安全性が確保出来る。
突出体と突出体間に入る場合、噴流が垂直方向の場合は通行者の胸部より下方から吹出すため顔には噴流を受けないが、噴流が水平方向の場合は突出体と突出体間に入る場合、噴流を受けないで入る位置が限定される。
しかし、従来のエアーカーテン装置は高所に取り付けるため、エアーカーテンの噴流の到達距離が長く、速い風速を必要とするため通行者は強風を受けていたが、この場合は到達距離が短いため風速も必要とせず、通行者が噴流を受けた場合でも不快感を感じない。
各突出体の空気導入口に、開閉板を取り付けることにより、突出体の回転軌道上、所定位置で噴流量の調整が出来る。
これによると、回転する突出体が出入口側方向に位置する予め設定した区間は噴流を停止し、他の区間は噴流する。
このことにより、出入りする通行人が回転する突出体と突出体間に入る区間は噴流を停止するため、噴流を受けることはない。
又、これにより、風量を少なく設定出来、送風機の小型化及び電気の消費量も軽減出来る。
このような特徴のため、通行人に噴流が当たることもなく、挟み込まれることもなく、転倒しても非常に安全である。
尚、本発明において「放射状」とは、中心部より2方、3方に突出することも含む。又「放射位置」とは、中心位置を指す。
以上のように本発明によれば、回転する放射状に突設した突出体の吹出口と相対面である左右側壁間が離れていて、その離れ間を空気導入口より導入された空気が吹出口より吐出され、エアーカーテンの噴流となって室内気と外気との流出入を防ぐ。この吹出口と相対面間に間隔をもっていることにより、通行者が挟まれることもなく、転倒しても充分な空間があるため非常に安全である。又、突出体の回転軌道の所定区間を予め噴流区間と停止区間とに区分し、その区分域で空気導入口の開閉板が開閉することにより噴流を制御することが出来る。出入口側方向の区間を噴流停止にすることにより、通行人に風が当たらずドラフトを感ずることがない。
このような構造なので、従来のエアーカーテン装置より風量及び風速を押えることが出来、送風機の小型化や消費電気量の軽減を計ることが出来ると共に、挟み込まれることもなく、転倒しても安全な気流遮断装置を提供出来る。
本発明を実施するための最良の形態を、添付図面に例示した。本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説明する。
添付図面において、図1は本発明の一実施例に係る気流遮断装置の斜視図であって、aは突出体1が直方体状の場合を示し、bは突出体1の外周が風導管を兼ねた枠1aで形成し、その枠1aにガラス1bを嵌め込んだ状態を示す。図2は突出体1の一部を破断し、ドア14と左右側壁2a,2bの他例を示した平面図、図3は突出体1と左右側壁2a,2bの間隔を開けず、床面との間隔を開けた場合を示す平面図で、図4は図3の断面図(A−A矢視図)、図5は空気導入口8の開閉板9と突出体1の回転部を破断した拡大斜視図である。
先ず、図1のa,bにおいて、左側壁2aと右側壁2b間の略中央位置より放射状に空気導入口8と吹出口3を有した突出体1が突設されている。
この突出体1には、天井内に設置された送風機5で、天井面に取り付けた吸込グリル7よりダクト13を介してチャンバー6に送風され、空気導入口8を径て吹出口3より吹き出される。
突出体1の吹出口3と左右側壁2a,2b間は間隔がもたれているが、この間隔からの室内気と外気との流出入は、吹出口3より吹き出されたエアーカーテンの噴流で遮られる。
この突出体1の空気導入口8は放射側の天面コーナー部に固着され、その外周位置に回転軸10が固定され、突出体1が回転可能にチャンバー6に機密性をもって軸着されている。
回転する直方体状の突出体1と突出体1間に通行者が位置して回転速度と同速で歩行するため吹出口からの送風を受けない。
各突出体1の外周部を風導管とした枠1aを形成し、その枠1a内面にガラス1bを嵌め込むことにより歩行先が見え、より一層の開放感が感じられる。
図2は、吹出口3に可動羽根4を組込み、この向きを変えることにより、エアーの噴流角度を変えることが出来る。
この可動羽根4の操作は、空気導入口8の開閉羽根9の作動機構(図5参照)により、突出体1の回転軌道上所定位置での作動(図示せず)を設定出来る。
左右側壁2a,2bがそれぞれ掘折することにより、吹出口3より噴流の誘導が可能となる。又、ドア14を円弧型にすることによりドア14と吹出口3との距離が長くなり、非常に広いスペースを取ることが出来る。
図3,図4は左右側壁2a,2bと突出体1の垂直面とは間隔をとらず、突出体1の下面の吹出口3と床面に間隔をとり垂直方向のエアーカーテンの噴流としている。
この場合の吹出口3は突出体1の下面につき床面方向への噴流となっていて、吹出口3の高さは通行者の略胸部より下に位置するため、突出体1の回動軌道での噴流を停止をしなくても風を顔に受けることはない。
次に図5を参照して説明すると、放射状に突設した突出体1に固定された空気導入口8には、常に開状態に力が働いている開閉羽根9が係止され、この開閉羽根9が、回動軌道の予め設定された位置に係着された突設板に当たると閉になり、送風が停止され、外れると開放され送風状態となる。
この突設板12の長さ調整により開閉羽根9の開閉状態を調整出来、風量調整が出来る。
突出体1の回動軌道上の設定された範囲で開閉羽根9の開閉により、吹出口からの噴流及び停止を繰り返し、出入方向では噴流が停止するので、通行者に風が当たらない。
これにより、風送機の小型化、消エネを計ることが出来る。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はその実施例に限定されるこはなく、本発明の範囲内で種々の実施例が可能である。例えば、吸込口は天井面でなくても側面でも床面でも良く、送風機の設置は天井内でなくても外部であっても良い。
本発明の一実施例に係る斜視図で、aは突出体が直方体状を示す。bは突出体の外周が風道管を兼ねた枠で形成し、枠にガラスを嵌め込んだ状態を示す。 突出体の一部を波断し、掘折出来る側壁とした平面図 他例を示す平面図 図3の断面図(A−A矢視図) 破断した回転部と空気導入口を示し、突出体を破断した斜視図
符号の説明
1.....突出体
1a.....風導枠
1b.....ガラス
2a.....左側壁
2b.....右側壁
3.....吹出口
4.....可動羽根
5.....送風機
6.....チャンバー
7.....吸込グリル
8.....空気導入口
9.....開閉羽根
10.....回転軸
11.....ベアリング
12.....突設板
13.....ダクト
14.....ドア
15.....天井板

Claims (1)

  1. 左右の側壁2a,2b間略中央に位置して放射状に突設した突出体1の適宜面適宜位置に空気導入口8を固着し、適宜面を吹出口3とし、この突出体1が放射位置で回転軸に軸着されていることを特徴とする気流遮断装置。
JP2004295415A 2004-09-09 2004-09-09 気流遮断装置 Pending JP2006078155A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009121716A (ja) * 2007-11-13 2009-06-04 Kurifu Kk エアーカーテン機能付回転式自動扉装置
JP2009195890A (ja) * 2008-02-23 2009-09-03 Tornex Inc エアーカーテン付天井空気清浄機
KR101516272B1 (ko) * 2013-10-04 2015-05-04 삼성중공업 주식회사 회전문의 공기 흐름 제어 시스템 및 방법

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