JP2022162698A - ワイパブレードの連結構造 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022162698000001
【課題】ワイパブレードの連結構造において連結解除時の操作性を向上させる。
【解決手段】ワイパアーム10と、ワイパブレード12と、ワイパアーム10に設けられたフック部10aと、ワイパブレード12に設けられる連結部13と、を備えたワイパブレード12の連結構造である。フック部10aは、貫通孔10cが形成された先端側延在部10bを有し、連結部13は、互いに対向する一対の側壁13aと、一対の側壁13aに接合され、フック部10aと係合する筒状部13cと、筒状部13cに設けられたリリースレバー13dと、一対の側壁13aに接合された橋渡し部13gと、を有する。リリースレバー13dは、可撓性を有し、貫通孔10cに嵌合可能な突起部13fを備える。リリースレバー13dの先端部13eは、連結部13の外部に突出している。
【選択図】図2

Description

本発明は、ワイパブレードの連結構造に関する。
自動車等の車両にはワイパ装置が搭載されている。ワイパ装置は、駆動源であるワイパモータと、ワイパモータの駆動により揺動されるワイパアームと、ワイパアームの先端側に装着されるワイパブレードとを備えている。ワイパアームとワイパブレードとは、例えば特許文献1に記載されている連結構造によって連結される。上記特許文献1に記載されている連結構造では、ワイパアームのU字状のフック部がワイパブレードに設けられたコネクタに接続されることでワイパアームとワイパブレードとが連結される。
特表2012-532790号公報
上記特許文献1に記載されたワイパアームとワイパブレードの連結構造においては、連結されたワイパアームとワイパブレードに対して、ワイパブレード側のコネクタに設けられた連結解除用のリリースレバーを操作することで、ワイパアームとワイパブレードの連結が解除される。
しかしながら、リリースレバーの先端部がコネクタの内側に引っ込んで配置されているため、ワイパアームとワイパブレードの連結解除時の操作がしにくく、連結解除時の操作性が悪かった。
本発明の目的は、ワイパアームとワイパブレードの連結解除時の操作性が向上されたワイパブレードの連結構造を提供することにある。
本発明の一態様は、ワイパアームと、前記ワイパアームに連結されるワイパブレードと、前記ワイパアームに設けられたU字状の係合部と、前記ワイパブレードに設けられ、前記係合部と連結される連結部と、を備えたワイパブレードの連結構造であって、前記係合部は、貫通孔が形成された先端側延在部を有し、前記連結部は、互いに対向する一対の側壁と、前記一対の側壁に接合され、前記係合部と係合する筒状部と、前記筒状部に設けられ、前記一対の側壁に沿って延びるレバー部と、前記レバー部と対向して配置され、前記一対の側壁に接合された橋渡し部と、を有し、前記レバー部は、前記橋渡し部から遠ざかる方向に向けて撓む可撓性を有し、前記貫通孔に嵌合可能な突起部を備え、前記レバー部の先端部は、前記連結部の外部に突出している。
本発明によれば、ワイパアームとワイパブレードの連結構造において、連結解除時の操作性を向上させることができる。
本発明のワイパブレードの連結構造を示す外観図である。 図1に示すワイパブレードの連結構造の詳細構造を示す部分拡大断面図である。 図2に示すワイパブレードの連結部の構造を示す断面図である。 図2に示す連結部における突起部の構造を示す斜視図である。 図2に示すワイパブレードの連結部へのワイパアームの装着状態を示す部分断面図である。 図2に示す連結部のレバー部に設けられたリブの構造を示す部分破断図である。 図2に示す連結部における当て面を示す斜視図である。 図2に示すワイパアームの払拭時の連結部の状態を示す図であり、(a)は連結部の効果を示す模式図、(b)は連結部の不具合を示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1に示すワイパブレード12の連結構造は、例えば、自動車等の車両に設けられたガラス16(図8参照)を払拭するワイパ装置(図示せず)を形成する。ワイパブレード12の連結構造は、図2に示す細長いワイパアーム10と、ワイパアーム10に連結されるワイパブレード12と、ワイパアーム10に設けられたU字状のフック部(係合部)10aと、ワイパブレード12に設けられ、かつ、フック部10aと連結される連結部13と、を有している。なお、ワイパアーム10は、アームヘッド11によって回動自在に支持されている。
また、図1に示すように、ワイパブレード12は、該ワイパブレード12の長手方向Lにおいて、ワイパアーム10の先端部付近の箇所に回動自在に連結されている。一方、ワイパアーム10の基端側には、上記ワイパ装置を形成するワイパモータの出力軸(図示せず)が固定されている。
そして、車室内等に設けたワイパスイッチをオン操作することで、上記ワイパモータの出力軸が正逆方向に回転してワイパアーム10が揺動する。これにより、図2に示すワイパブレード12が備えるブレードラバー14がガラス16上の所定の範囲を往復払拭動作し、その結果、ガラス16の払拭面に付着した雨水等が払拭される。
ワイパアーム10とワイパブレード12は、ワイパアーム10のフック部10aとワイパブレード12の連結部13とが係合することで連結されている。具体的には、ワイパアーム10のフック部10aの先端側延在部10bに設けられた貫通孔10cに、ワイパブレード12の連結部13のリリースレバー(レバー部)13dに設けられた突起部13fが嵌合することで、ワイパアーム10とワイパブレード12とが連結される。
まず、ワイパアーム10のフック部10aについて説明する。図2に示すように、ワイパアーム10の係合部であるフック部10aは、U字状に形成されているとともに、その先端側に先端側延在部10bを有している。先端側延在部10bは、その上面10dが平坦面となっている。そして、先端側延在部10bの上面10dが形成された領域に貫通孔10cが設けられている。
一方、ワイパブレード12に設けられた連結部13は、図3及び図4に示すように、互いに対向する一対の側壁13a,13bと、一対の側壁13a,13bに接合され、フック部10aと係合する筒状部13cと、を有している。この筒状部13cの内部には、図2に示す軸部13sが配置されており、側壁13a,13bは、軸受部である。また、連結部13は、筒状部13cに設けられ、一対の側壁13a,13bに沿って延びるリリースレバー13dと、リリースレバー13dの一部と対向して配置され、一対の側壁13a,13bに接合された板状の橋渡し部13gと、を有している。そして、連結部13は、図2に示すように、カバー15によって覆われている。
また、リリースレバー13dは、橋渡し部13gから遠ざかる方向(撓み方向P)に向けて撓む可撓性を有している。さらに、リリースレバー13dは、ワイパアーム10の先端側延在部10bの貫通孔10cに嵌合可能な突起部13fを備えている。なお、突起部13fは、リリースレバー13dの橋渡し部13g側の面である下面13kに設けられている。
ここで、リリースレバー13dは、ワイパアーム10とワイパブレード12との連結を解除するために操作する部材であり、リリースレバー13dを撓み方向Pに向けて撓ませる操作を行うことで、リリースレバー13dの突起部13fがワイパアーム10の貫通孔10cから外れてワイパアーム10が解放される。これにより、ワイパアーム10とワイパブレード12の連結が解除される。
なお、連結部13においては、リリースレバー13dの先端部13eは、連結部13の外部に突出している。具体的には、リリースレバー13dの先端部13eは、連結部13の側壁13a,13bや橋渡し部13gより外側に突出している。
したがって、ワイパアーム10とワイパブレード12の連結を解除する際に、リリースレバー13dの先端部13eの操作が行い易く、連結解除時のリリースレバー13dの操作性を向上させることができる。
また、橋渡し部13gは、側壁13a,13bの両方に接合する部材であり、連結部13の軸受部である側壁13a,13bの剛性を高めるものである。なお、図3に示すように、橋渡し部13gは、リリースレバー13dのストロークSを阻害しないように薄い板状に設けられることが好ましいが、板状に限定されるものではない。
また、リリースレバー13dは、筒状部13cに設けられた根元部13mと、根元部13mと繋がり、筒状部13c側に配置された第1部分13hと、筒状部13c側とは反対側の先端側に配置され、第1部分13hと繋がる第2部分13iと、を有している。すなわち、リリースレバー13dは、根元部13mと第1部分13hと第2部分13iとから構成され、先端部13eは、第2部分13iに含まれる。言い換えると、リリースレバー13dにおける連結部13の外側に突出する部分は、先端部13eを含む第2部分13iの一部である。詳細には、リリースレバー13dの第2部分13iの連結部13内に配置される部分は、橋渡し部13gと対向しており、第2部分13iのその他の部分は、連結部13から外側に突出している。
また、リリースレバー13dの第1部分13hは、図2に示すように、第1部分13hの橋渡し部13g側の面である下面13kが、ワイパアーム10の先端側延在部10bに当接可能となっている。具体的には、ワイパアーム10とワイパブレード12とが連結部13において連結された際に、リリースレバー13dの第1部分13hの下面13kは、ワイパアーム10の先端側延在部10bの上面10dに当接するようになっている。詳細には、リリースレバー13dの第1部分13hの下面13kは、水平面に対して、リリースレバー13dの先端に向かうにつれて角度θ傾斜している。例えば、図3に示すように、リリースレバー13dの第1部分13hの下面13kは、水平面と平行な面である第2部分13iの上面13jに対して、リリースレバー13dの先端側に向かうにつれて角度θ傾斜している。一例として、角度θは、1°である。つまり、第1部分13hの下面13kは、リリースレバー13dの先端に向かうにつれて撓み方向Pと反対の方向に向かって1°傾いている。これにより、ワイパアーム10とワイパブレード12とが連結される際には、図2に示すように、リリースレバー13dの第1部分13hの突起部13fをワイパアーム10の先端側延在部10bの貫通孔10cに嵌合させることができる。さらに、リリースレバー13dの第1部分13hの下面13kを、ワイパアーム10の先端側延在部10bの上面10dに当接させることができる。
また、図3及び図4に示すように、リリースレバー13dの第2部分13iは、リリースレバー13dの撓み方向Pに平行な第1方向Qにおいて、第1部分13hより橋渡し部13g側に配置されている。言い換えると、第2部分13iは、第1部分13hより橋渡し部13gに近づく方向に配置されている。さらに、別の表現で述べると、第2部分13iは、第1部分13hより撓み方向Pと反対の方向に配置されている。つまり、第2部分13iは、第1部分13hより撓み方向Pと反対の方向への段差となるように設けられている。
以上のようなリリースレバー13dの形状を採用することで、図2に示すワイパアーム10とワイパブレード12とが連結された構造において、ワイパアーム10の先端側延在部10bとリリースレバー13dの第2部分13iとは、第1方向Qと交差する第2方向Rにおいて、少なくとも互いの一部が重なった状態となる。詳細には、第2方向Rにおいて、ワイパアーム10の先端側延在部10bの厚さ部分の少なくとも一部と、リリースレバー13dの第2部分13iの厚さ部分の少なくとも一部とが重なった状態となる。これにより、第1部分13hと第2部分13iとの段差から形成される下面13k側のスペースに、ワイパアーム10の先端側延在部10bを配置させることができる。その結果、リリースレバー13dの第1部分13hの下面13kを、ワイパアーム10の先端側延在部10bの上面10dに当接させることができるとともに、図3に示すリリースレバー13dの撓み方向PへのストロークSを確保することができる。
なお、ワイパアーム10とワイパブレード12とを連結させる際には、図5に示すように、ワイパブレード12に設けられた連結部13に対して、挿入方向Mからワイパアーム10を挿入し、図2に示すように、ワイパアーム10とワイパブレード12とを連結させる。このとき、リリースレバー13dの第1部分13hの下面13kが、撓み方向Pと反対の方向に向かって傾斜しているため、第1部分13hの突起部13fをワイパアーム10の貫通孔10cに嵌合させる際に、リリースレバー13dの第1部分13hの下面13kをワイパアーム10の先端側延在部10bの上面10dに当接させ、該当接によるクリック音を生じさせることができる。これにより、ワイパアーム10とワイパブレード12とを連結させる際の操作感を向上させることができる。
また、図6に示すように、リリースレバー13dの第1部分13hと第2部分13iのそれぞれの両側部には、第2方向Rに沿って延びるリブ13nが設けられている。具体的には、リリースレバー13dの第1部分13h及び第2部分13iのそれぞれの幅方向における両側端部に、第1方向Qに沿って起立したリブ13nが設けられている。なお、リブ13nは、第1部分13h及び第2部分13iのみの両側部に設けられており、根元部13mには設けられていない。
本実施の形態のリリースレバー13dは、該リリースレバー13dの先端部13e付近が連結部13から外側に突出するように設けられており、リリースレバー13dの長さが長くなっている。また、リリースレバー13dの長さが長いため、ワイパアーム10とワイパブレード12の連結を解除する際に、リリースレバー13dを撓み方向Pに向けて押し上げる操作を行っても、突起部13fが追従しない可能性がある。さらに、リリースレバー13dでは、第1部分13hと第2部分13iとで段差を付けているため、リリースレバー13dそのものの強度が低下する虞がある。
そこで、本実施の形態のリリースレバー13dでは、第1部分13h及び第2部分13iのみの両側部(両側端部)にリブ13nを設けており、根元部13mにはリブ13nは設けていない。すなわち、リブ13nによって第1部分13h及び第2部分13iのみの剛性を高くし、根元部13mの剛性は高くならないようにしている。これにより、リリースレバー13dを撓み方向Pに向けて押し上げる操作を行った際に、リリースレバー13dを確実に撓み方向Pに向けて撓ますことができるとともに、第1部分13h及び第2部分13iの剛性が高められているため、突起部13fを追従させることができる。
詳細に説明すると、本実施の形態のリリースレバー13dは、操作性を向上させるために連結部13の外側に先端部13eが突出され、根元部13mから先端部13eまでの長さが長くなっている。一方で、連結部13には、軸受部である側壁13a,13bの剛性を高めるために、側壁13aと側壁13bとを繋ぐ橋渡し部13gがリリースレバー13dの一部(第2部分13iの一部)と対向して設けられている。したがって、橋渡し部13gが設けられたことで、リリースレバー13dの先端部13eを含む第2部分13iの撓み方向Pへの十分なストロークSの確保が困難となった。リリースレバー13dの撓み方向Pへのストローク量が不十分であると、ワイパアーム10とワイパブレード12の連結解除時にワイパブレード12の貫通孔10cから突起部13fが外れにくくなる。そこで、リリースレバー13dでは、第1部分13hと第2部分13iとに段差を付けることでリリースレバー13dの撓み方向Pへのストローク量を確保するとともに、第1部分13hと第2部分13iの両側部(両側端部)にリブ13nを設けて第1部分13hと第2部分13iの剛性を高めている。ただし、リリースレバー13dの根元部13mにはリブ13nは設けられていないため、根元部13mの剛性は低く、リリースレバー13dを根元部13mで撓ませることが可能である。以上により、ワイパアーム10とワイパブレード12の連結解除時にリリースレバー13dを撓み方向Pへ撓ませた際、第1部分13h及び第2部分13iの剛性が高いことで突起部13fを追従させて動かすことができ、突起部13fが貫通孔10cから外れてワイパアーム10とワイパブレード12の連結を解除することができる。したがって、本実施の形態のリリースレバー13dを採用することで、ワイパアーム10とワイパブレード12の連結を解除する際のリリースレバー13dの操作性を向上しつつ、ワイパアーム10とワイパブレード12の連結解除を確実に行うことができる。
また、図7に示すように、連結部13の一対の側壁13a,13bのそれぞれの対向面13p,13qに、この対向面13p,13qそれぞれより突出した当て面13r(突出部)が設けられている。具体的には、側壁13aの対向面13pには該対向面13pより突出した複数の当て面13rが設けられており、一方、側壁13bの対向面13qにも該対向面13qより突出した複数の当て面13rが設けられている。
これにより、ワイパアーム10を連結部13に連結した際に、ワイパアーム10の側部を当て面13rに当接させることができ、ワイパアーム10がガラス16(図8参照)を払拭する際のワイパアーム10の振動を抑制することができる。これにより、ワイパアーム10や連結部13の損傷を低減することができる。
本実施の形態のワイパブレード12の連結構造では、図8(a)に示すように、連結部13において、対向する一対の側壁13a,13bのそれぞれに接続された橋渡し部13gが設けられている。これにより、軸受部である側壁13a,13bの剛性を高くすることができる。
ここで、ワイパアーム10の払拭動作では、図8(b)に示すように、ワイパアーム10がガラス16の払拭面に沿ってアーム進行方向Tに移動する時、上記払拭面との摩擦力Fや上記払拭面への押付力Uによる負荷Nが発生し、アーム進行方向T側の側壁13aに大きな応力Vが付与される。なお、連結部13は、内部に比較的空洞が多く、その結果、側壁13a,13bの剛性が低い。したがって、側壁13aに大きな応力Vが付与されると、側壁13aが倒れてワイパアーム10の払拭性が低下するという課題が生じる。
しかしながら、本実施の形態の連結部13では、図8(a)に示すように、側壁13aと側壁13bとに接続する橋渡し部13gが設けられたことにより、側壁13a,13bの剛性が高くなっている。これにより、ワイパアーム10の払拭動作において、側壁13aまたは側壁13bに図8(b)に示すような大きな応力Vが付与されたとしても、側壁13a及び側壁13bが倒れたり、損傷することはなく、ワイパアーム10の払拭性が損なわれることはない。
したがって、本実施の形態のワイパアーム10とワイパブレード12の連結構造では、連結部13の強度を高めつつ、リリースレバー13dの先端部13eを連結部13の外部に突出させたことで、ワイパアーム10とワイパブレード12の連結を解除する際の操作性を向上させることができる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、上記実施の形態においては、ワイパブレード12の連結構造は、自動車等の車両のリヤガラスを払拭するリヤワイパ装置に適用してもよく、あるいは自動車等の車両のフロント側に搭載されるワイパ装置に適用してもよい。さらに、船舶、航空機、鉄道車両等に搭載されるワイパ装置にも適用することも可能である。また、上記実施の形態におけるワイパアーム10は、樹脂材料により成形してもよいし、あるいは金属材料により成形してもよい。
10:ワイパアーム,10a:フック部(係合部),10b:先端側延在部,10c:貫通孔,10d:上面,11:アームヘッド,12:ワイパブレード,13:連結部,13a,13b:側壁,13c:筒状部,13d:リリースレバー(レバー部),13e:先端部,13f:突起部,13g:橋渡し部,13h:第1部分,13i:第2部分,13j:上面,13k:下面(橋渡し部側の面),13m:根元部,13n:リブ,13p,13q:対向面,13r:当て面(突出部),13s:軸部,14:ブレードラバー,15:カバー,16:ガラス

Claims (5)

  1. ワイパアームと、
    前記ワイパアームに連結されるワイパブレードと、
    前記ワイパアームに設けられたU字状の係合部と、
    前記ワイパブレードに設けられ、前記係合部と連結される連結部と、
    を備えたワイパブレードの連結構造であって、
    前記係合部は、貫通孔が形成された先端側延在部を有し、
    前記連結部は、互いに対向する一対の側壁と、前記一対の側壁に接合され、前記係合部と係合する筒状部と、前記筒状部に設けられ、前記一対の側壁に沿って延びるレバー部と、前記レバー部と対向して配置され、前記一対の側壁に接合された橋渡し部と、を有し、
    前記レバー部は、前記橋渡し部から遠ざかる方向に向けて撓む可撓性を有し、前記貫通孔に嵌合可能な突起部を備え、
    前記レバー部の先端部は、前記連結部の外部に突出していることを特徴とするワイパブレードの連結構造。
  2. 前記レバー部は、前記筒状部側に配置された第1部分と、前記筒状部側とは反対側に配置され、前記第1部分と繋がる第2部分と、を有し、
    前記第1部分は、該第1部分の前記橋渡し部側の面が前記先端側延在部に当接可能であり、
    前記第2部分は、前記レバー部の撓み方向に平行な第1方向において、前記第1部分より前記橋渡し部側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のワイパブレードの連結構造。
  3. 前記先端側延在部と前記第2部分とは、前記第1方向と交差する第2方向において、少なくとも互いの一部が重なることを特徴とする請求項2に記載のワイパブレードの連結構造。
  4. 前記第1部分と前記第2部分のそれぞれの幅方向における両側端部に、前記第2方向に沿ってリブが設けられていることを特徴とする請求項3に記載のワイパブレードの連結構造。
  5. 前記一対の側壁のそれぞれの対向面に、該対向面より突出した突出部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のワイパブレードの連結構造。
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