JP2022157877A - 直動案内装置用のストッパー - Google Patents

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敏之 島村
Toshiyuki Shimamura
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Abstract

【課題】案内レールに対する取付および案内レールからの取外しを容易なものとする直動案内装置用のストッパーを提供する。【解決手段】直動案内装置用のストッパー10は、案内レール1およびスライダ2の一方が他方に対して相対的に直線運動する直動案内装置において、スライダ2が案内レール1から脱落することを防止する。ストッパー10は、案内レール1の両側に配置され、案内レール1の両側面の転動溝3に係合する溝係合部22を有する一対の側方部21と、一対の側方部21を案内レール1の上面において連結する連結部23と、を有する本体20と、一方の側方部21と、連結部23と、他方の側方部21とに渡って形成された係合溝25に係合し、本体20を案内レール1に付勢する弾性部材30と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、産業機械等に用いられる直動案内装置の案内レールから、スライダが脱落することを防止する直動案内装置用のストッパーに関する。
従来のこの種の直動案内装置としては、例えば図4に示すように、軸方向に延びる案内レール1と、該案内レール1上に軸方向に移動可能に跨架されたスライダ2とを備えたものが知られている。案内レール1の両側面にはそれぞれ軸方向に延びる直線状の転動体転動溝3が形成され、また、案内レール1の上面には下面まで貫通する取付穴4が軸方向に所定の間隔で複数箇所形成されており、スライダ2のスライダ本体2Aには、その両袖部2Bの内側面に、それぞれ転動体転動溝3に対向する直線状の転動体転動溝9が形成されている。
そして、これらの向き合った両転動体転動溝3,9の間には転動体としての多数の鋼球Bが転動自在に装填され、その鋼球Bの転動を介してスライダ2が案内レール1上を軸方向に沿って移動できるようになっている。この移動につれて、案内レール1とスライダ2との間に介在する鋼球Bは転動してスライダ2のスライダ本体2Aの端部に移動するが、スライダ2を軸方向に継続して移動させていくためには、これらの鋼球Bを無限に循環させる必要がある。
そこで、スライダ本体2Aの袖部2B内に更に軸方向に貫通する直線状の転動体通路8を形成すると共に、スライダ本体2Aの前後両端にそれぞれ転動体循環部品としてのエンドキャップ5を固定し、このエンドキャップ5に上記両転動体転動溝3,9間と上記転動体通路8を連通する半円弧状に湾曲した転動体方向転換路6を形成することにより、転動体無限循環軌道を構成している。直動案内装置の基台等への取り付けは、案内レール1の取付穴4に図示せぬボルトを挿入し、該ボルトのねじ部を基台のねじ穴に螺合することにより行われる。また、直動案内装置は、スライダ2が案内レール1上を移動する装置であるが、案内レール1およびスライダ2の一方が他方に対して相対的に直線運動する装置であるということができる。
このような直動案内装置では、搬送時や取り付け時に、スライダ2が案内レール1から外れることを防止する必要がある。特許文献1には、そのために使用されるストッパーが記載されている。
特許文献1のストッパーは、本体とスペーサとで構成される。スペーサは一端が楔状の板状部材である。本体を案内レールに取り付けた後に、本体の凹部と案内レールの上面との隙間にスペーサを圧入することにより、本体が案内レールから脱落するのを防いでいる。
特開2010-190247号公報
特許文献1の構成においては、スペーサの圧入の程度によっては、ストッパーを案内レールから外すことが困難となり、作業性を損なうおそれがある。
本発明は、案内レールに対する取付および案内レールからの取外しを容易なものとする直動案内装置用のストッパーを提供する。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1)案内レールおよびスライダの一方が他方に対して相対的に直線運動する直動案内装置において、前記スライダが前記案内レールから脱落することを防止する直動案内装置用のストッパーであって、
前記案内レールの両側に配置され、前記案内レールの両側面の転動溝に係合する溝係合部を有する一対の側方部と、当該一対の側方部を前記案内レールの上面において連結する連結部と、を有する本体と、
一方の側方部と、前記連結部と、他方の側方部とに渡って形成された係合溝に係合し、前記本体を前記案内レールに付勢する弾性部材と、
を備える直動案内装置用のストッパー。
(2)前記係合溝は、前記スライダの移動方向に直交する面において略U字形状を呈する、(1)に記載の直動案内装置用のストッパー。
(3)前記弾性部材は、閉じた環状形状を有し、
前記弾性部材を架けまわすための突起が、前記一対の側方部の各々に設けられる、(1)に記載の直動案内装置用のストッパー。
本発明によれば、本体を弾性部材により付勢することにより、ストッパーの案内レールに対する取付および案内レールからの取外しを容易なものとすることができる。
図1は、本発明の実施形態に係るストッパーの分解斜視図を示す。 図2は、実施形態に係るストッパーの正面図を示す。 図3は、実施形態に係るストッパーの側面図を示す。 図4は、一般的な直動案内装置であって、当該装置の一部切除した全体斜視図を示す。
以下、本発明に係る直動案内装置用のストッパーの実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。図1~図3に示すように、実施形態のストッパー10は、本体20と弾性部材30とを備える。ストッパー10は、図4に示すような、案内レール1およびスライダ2の一方が他方に対して相対的に直線運動する直動案内装置において、スライダ2が案内レール1から脱落することを防止する直動案内装置用のストッパーである。
図2に示すように、本体20は、案内レール1上にスライド可能に載置される合成樹脂製の部材である。本体20は、案内レール1の両側に配置され、案内レール1の両側面の転動溝11に係合する溝係合部22を有する一対の側方部21と、一対の側方部21を案内レール1の上面において連結する連結部23と、を有する。
また、本体20は、スライダの移動方向(図2の紙面に垂直な方向または図3の左右方向)に沿った順で、第1の端面部20A、中間部20B、第2の端面部20Cが一体的に形成されている。第1の端面部20Aと第2の端面部20Cは、同一形状を有し、スライダの移動方向に直交する面において略U字形状を呈する。中間部20Bは、第1の端面部20Aと第2の端面部20Cより小さい外形を有する。これにより、係合溝25が、第1の端面部20Aと第2の端面部20Cとの間であって、中間部20Bの上面に形成されている。
また、係合溝25は、一方の側方部21と、連結部23と、他方の側方部21とに渡って形成されている。本実施形態においては、係合溝25は、スライダの移動方向に直交する面において略U字形状を呈する。略U字形状を呈する係合溝25は、中間部20Bの上面に沿った形状であり、容易に形成することができる。
弾性部材30は、係合溝25に係合するとともに、弾性部材30自身が有する弾性力(付勢力)によって、本体20を案内レール1に付勢する。本実施形態においては、弾性部材30は、閉じた環状形状(ループ形状)を有するバネ部材やゴム等である。そして、弾性部材30を架けまわすための突起27が、中間部20B上であって、一対の側方部21の各々に設けられている。弾性部材30の係合溝25への係合時には、弾性部材30の両端部31,32が、突起27に架けまわされる。
ストッパー10を案内レール1に取り付ける際には、先ず、利用者が一対の側方部21を開いて、溝係合部22を案内レール1の転動溝11に係合させることにより、本体20を案内レール1に取り付ける。その後、利用者が、弾性部材30の一端部31を一方の突起27に引っ掛け、弾性部材30の弾性力に逆らいながら他端部32を他方の突起27に引っ掛けることにより、弾性部材30を係合溝25に係合させる。これにより、弾性部材30の弾性力によって、本体20の一対の側方部21が互いに近づくようにして案内レール1の両側面を付勢し、ストッパー10を案内レール1上に容易に固定することができる。
図3の状態で、図4のスライダ2が案内レール1上を、ストッパー10に向けて移動した場合、スライダ2は、本体20の端面20aに当たる。これにより、ストッパー10は、案内レール1の端部側(図3の左側)に押されるが、ストッパー10は案内レール1上に弾性力により付勢され、固定されており、移動が抑制される。ストッパー10を案内レール1から取り外す必要がある場合においては、利用者が、弾性部材30の弾性力以上の力をもって、一対の側方部21を開くか、本体20から弾性部材30を取り出して一対の側方部21を開くことにより、ストッパー10を案内レール1から容易に取り外すことができる。
特に本実施形態において、環状形状の弾性部材30の両端部31,32は、弾性部材30のなかで下方に位置しており、下方に存在する突起27に架けまわされる。このため、弾性部材30の弾性力は溝係合部22を上方に引き上げるように付勢する役割をも果たす。これにより、ストッパー10を案内レール1上により強固に固定することができる。
本実施形態では、本体20と弾性部材30とを備えるストッパー10が、案内レール1に取り付けられていることで、直動案内装置の搬送時に衝撃や振動が生じた場合でも、スライダ2が案内レール1から脱落することを防止することができる。また、弾性部材30の作用により、ストッパー10の案内レール1への取付および案内レール1からの取外しを容易なものとすることができる。また、ボルトやスペーサの様な部材を用いることもないため、案内レール1を傷付けることを抑制することができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
1 案内レール
2 スライダ
3 転動溝
10 ストッパー
20 本体
21 側方部
22 溝係合部
23 連結部
25 係合溝
27 突起
30 弾性部材

Claims (3)

  1. 案内レールおよびスライダの一方が他方に対して相対的に直線運動する直動案内装置において、前記スライダが前記案内レールから脱落することを防止する直動案内装置用のストッパーであって、
    前記案内レールの両側に配置され、前記案内レールの両側面の転動溝に係合する溝係合部を有する一対の側方部と、当該一対の側方部を前記案内レールの上面において連結する連結部と、を有する本体と、
    一方の側方部と、前記連結部と、他方の側方部とに渡って形成された係合溝に係合し、前記本体を前記案内レールに付勢する弾性部材と、
    を備える直動案内装置用のストッパー。
  2. 前記係合溝は、前記スライダの移動方向に直交する面において略U字形状を呈する、請求項1に記載の直動案内装置用のストッパー。
  3. 前記弾性部材は、閉じた環状形状を有し、
    前記弾性部材を架けまわすための突起が、前記一対の側方部の各々に設けられる、請求項1に記載の直動案内装置用のストッパー。
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