JP2015054754A - エレベータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】地震時に建物側からレールに過度の荷重がかかったときに、簡単な構成で変位の伝達を抑制することができるエレベータ装置を提供する。
【解決手段】レール側レールブラケット2と建屋側レールブラケット4とを連結するレール支持装置として、レール側レールブラケット2と建屋側レールブラケット4とを摩擦力によって相対的に位置保持する皿ばね3a,3bと、地震発生時における建屋側レールブラケット4の摩擦力に打ち勝った変位を遊びの範囲内で許すことによって建物7側からレール1側へ伝達されるのを抑制する遊びある連結構造とを設けた。
【選択図】図2

Description

本発明は、乗りかごを案内するレールを建屋に固定するために使用するレール支持装置を有したエレベータ装置に関する。
エレベータ装置において、乗りかごを案内するレールを建屋に固定するために使用するレール支持装置を備えた構成が知られている。レール支持装置の具体的な構成としては、ガイドレール側に固定したレールブラケットの対向部と、建屋壁側に固定したレールブラケットの対向部とを対向配置し、両対向部間に、防振材を介在すると共に、建屋壁側のレールブラケットの対向部に固定して樹立したストッパ部材と、ガイドレール側のレールブラケットの対向部にストッパ部材の頭部を挿入した挿入札とを有するストッパ部を構成し、このストッパ部によりガイドレールが通常走行時を超える一定以上変位することを抑制するようにした構成が知られている(特許文献1参照)。
特開2012−126509号公報
しかしながら、従来のエレベータ装置では、振動を建屋に伝播することを抑制するために防振材とストッパ部材を使用していたため、地震時に建物側からレールに過度の荷重がかかったとき、ゴムによる抑制効果の管理が難しく、しかも、劣化による防振材の交換ならびにストッパ部材の交換が必要となったときに、レールの位置が変動してしまうため、改めてレールの据付位置を確認する作業が必要となっていた。
本発明の目的は、地震時に建物側からレールに過度の荷重がかかったときに、簡単な構成で変位の伝達を抑制することができるエレベータ装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、乗りかごと、前記乗りかごを走行方向に案内するレールと、前記レール側に固定したレール側レールブラケットと、建物側に固定した建屋側レールブラケットと、前記レール側レールブラケットと前記建屋側レールブラケットを連結するレール支持装置とを備えたエレベータ装置において、前記レール支持装置は、前記レール側レールブラケットと前記建屋側レールブラケットとを摩擦力によって相対的に位置保持する皿ばねと、地震発生時における前記建屋側レールブラケットの前記摩擦力に打ち勝った変位を遊びの範囲内で許すことによって前記建物側から前記レール側へ伝達されるのを抑制する遊びある連結構造とを設けたことを特徴とする。
上記構成によれば、定常状態では、乗りかごが昇降しても、皿ばねによる摩擦力によって、レール側レールブラケットおよび建屋側レールブラケットと皿ばねの位置がずれることはない。一方、地震発生時には、建物が大きく振動して建物側からレールに過度な荷重がかかると、ボルトと大穴による遊びある連結構造が作動し、ボルトが大穴内に存在する遊びの範囲内で動くことになり、この遊びある連結構造内でのボルトの移動によって、建物側の変位がレール側に伝達されるのが抑制される。従って、レールの変位の発生、レールの変形、レールの接続部のずれも一定の範囲内で防止することができ、地震沈静後に改めてレールの据付位置を確認する作業が必要でなくなる。
また本発明は、上述の構成に加えて、前記皿ばねは、複数の前記皿ばねを用いて、その中央突出部を互いに付き合わせて配置したことを特徴とする。
上記構成によれば、皿ばねのばね特性の特徴を活用して、通常状態と地震発生時などを区別して変位の伝達を容易に制御することができる。しかも、皿ばねは、互いに中央突出部を付き合わせた一対の皿ばねの組合せとすることによって、簡単な構成で、ゴムを使用してレール支持装置を構成した場合のような劣化がなく、小型なレール支持装置とすることができる。
さらに本発明は、上述の構成に加えて、前記遊びある連結構造は、前記皿ばねの中央部に形成した貫通孔に挿入されると共に、前記レール側レールブラケットおよび前記建屋側レールブラケットの対向部にそれぞれ形成した大穴に挿入したボルトと、前記ボルトに螺合して前記レール側レールブラケットおよび前記建屋側レールブラケットへの摩擦力を与えるように前記皿ばねを付勢するナットとを備え、前記大穴は、前記ボルトとの間に遊びを有する大きさの径として前記遊びある連結構造を構成したことを特徴とする。
上記構成によれば、皿ばねの中心部にボルトを挿入して保持した構成を生かしながら、レール側レールブラケットおよび建屋側レールブラケットの対向部にそれぞれ形成した大穴内にボルトを挿入して遊びある連結構造を容易に構成することができる。従って、レール支持装置は、構成を簡略化して小型にすることができる。
本発明のエレベータ装置によれば、定常状態では、乗りかごが昇降しても、皿ばねによる摩擦力によって、レール側レールブラケットおよび建屋側レールブラケットと皿ばねの位置がずれることはない。一方、地震発生時には、建物が大きく振動して建物側からレールに過度な荷重がかかると、ボルトと大穴による遊びある連結構造が作動し、ボルトが大穴内に存在する遊びの範囲内で動くことになり、この遊びある連結構造内でのボルトの移動によって、建物側の変位がレール側に伝達されるのが抑制される。従って、レールの変位の発生、レールの変形、レールの接続部のずれも一定の範囲内で防止することができ、地震沈静後に改めてレールの据付位置を確認する作業が必要でなくなる。
本発明の一実施の形態によるエレベータ装置の要部を示す正面図である。 図1に示したエレベータ装置の要部拡大図である。 図2に示したレール支持装置の平面図である。 本発明の他の実施の形態によるエレベータ装置の要部拡大図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態によるエレベータ装置の要部を示す正面図である。
鉛直方向に配置したレール1は、その長手方向の複数箇所で、レール側レールブラケット2、皿ばね3a,3b、建屋側レールブラケット4等から構成したレール支持装置によって建物7に固定されている。乗りかご5にはレール1へ移動可能に係合させた複数のガイド装置6が取り付けられており、乗りかご5は、このガイド装置6を介してレール1に沿って昇降案内される。
図2および図3は、上述したレール支持装置を示す拡大図および平面図である。
レール1側では、レール1における建物7側の面に配置したレール側レールブラケット2と、レール1における反建物側の面に配置したレールクリップ11とによってレール1を挟み込んだ状態にし、両者の対向する位置に形成された貫通孔を用いてレールクリップ11側からボルト20を挿入し、建物7側からボルト20に嵌め込むようにナット21を締め付けている。この締め付けによって、レール1へレール側レールブラケット2が強固に固定されている。
一方、建物7側では、建物7内にアンカーボルト23が埋め込まれ、このアンカーボルト23に貫通孔を挿入しながら建屋側レールブラケット4を配置し、レール1側からアンカーボルト23に嵌め込んだナット22を締め付け、建物7に建屋側レールブラケット4が強固に固定されている。
レール側レールブラケット2はL字状に屈曲されており、また建屋側レールブラケット4もL字状に屈曲されており、両者間には所定距離隔てた対向部が形成され、この対向部間にレール支持装置が構成されている。レール側レールブラケット2と建屋側レールブラケット4の対向部には、ボルト8の外径よりも大きな内径を有してボルト8との間に遊びある連結構造を構成することになる大穴12a,12bがそれぞれ形成されている。ワッシャ10や皿ばね3a,3bには、その中心部にボルト8を挿入するための孔がそれぞれ形成されている。
ボルト8は、レール側レールブラケット2の上側から挿入され、ワッシャ10の中心部に形成された孔と、レール側レールブラケット2の対向部に形成した大穴12aと、レール側レールブラケット2と建屋側レールブラケット4との対向部に配置した皿ばね3a,3bの中心部に形成した貫通孔と、建屋側レールブラケット4の対向部に形成した大穴12bと、建屋側レールブラケット4の下面側に配置したワッシャ10の中心部に形成された孔とに挿入されている。上述したように大穴12a,12bの内径はボルト8の外径に対して十分大きく、両者の間に遊びが存在し、両者はこの遊びの範囲内で相対的に移動することができる遊びある連結構造となっている。
皿ばね3a,3bは、二枚重ね合わせた状態で皿状にした二組を使用し、その中央突出部側が互いに接するような向きで付き合わせて配置されている。ボルト8へ螺合したナット9の締め付けによって皿ばね3a,3bは付勢され、そのばね力によってレール側レールブラケット2と建屋側レールブラケット4に対して摩擦力が発生されるように互いに強く押し付けられている。
このとき、ボルト8は、レール側レールブラケット2と建屋側レールブラケット4との対向部に形成した大穴12a,12b内に存在する遊びの範囲内で、前後左右、その他の放射方向に移動可能である。しかし、レール支持装置を構成する皿ばね3a,3bのばね力によって摩擦力が発生しており、定常状態では、皿ばね3a,3bのばね特性の特徴を生かしながら、レール側レールブラケット2、建屋側レールブラケット4およびレール支持装置は一体的な連結構造となっている。従って、定常状態では、乗りかご5が昇降しても、皿ばね3a,3bによる摩擦力によって、レール側レールブラケット2および建屋側レールブラケット4と皿ばね3a,3bの位置がずれることはない。
ところが、乗りかご5が急停止したり、地震が発生した場合、ガイド装置6を介してレール1により大きな荷重がかかるようになると、事態は変化する。つまり、レール側レールブラケット2および建屋側レールブラケット4と皿ばね3a,3bとの間の摩擦力よりもレール1にかかる荷重が大きくなると、ボルト8が大穴12a,12b内に存在する遊びの範囲内で動くことになり、レール側レールブラケット2と建屋側レールブラケット4と間での変位の伝達が抑制される。
特に、地震発生時に、建物7が大きく振動して建物7側からレール1に過度な荷重がかかると、ボルト8と大穴12a,12bによる遊びある連結構造が作動し、ボルト8が大穴12a,12b内に存在する遊びの範囲内で動くことになる。この遊びある連結構造内でのボルト8の移動によって、建物7側の変位がレール1側に伝達されるのが抑制される。従って、レール1の変位の発生、レール1の変形、レール1の接続部のずれも一定の範囲内で防止することができ、地震沈静後に改めてレール1の据付位置を確認する作業が必要でなくなる。
このように皿ばね3a,3bのばね特性の特徴を活用して、通常状態と地震発生時などを区別して変位の伝達を容易に制御することができる。しかも、皿ばね3a,3bは、互いに中央突出部を付き合わせた一対の皿ばねの組合せとすることによって、簡単な構成のレール支持装置とすることができる。さらに、皿ばね3a,3bは、従来のようなゴムを使用してレール支持装置を構成した場合のような劣化がなく、小型なレール支持装置とすることができる。
また、皿ばね3a,3bの中心部にボルト8を挿入して保持した構成を生かしながら、レール側レールブラケット2および建屋側レールブラケット4の対向部にそれぞれ形成した大穴12a,12b内にボルト8を挿入して遊びある連結構造を容易に構成することができるので、レール支持装置は、構成を簡略化して小型にすることができる。
図4は、本発明の他の実施の形態によるエレベータ装置の要部を示す拡大図である。
先の実施の形態では、レール側レールブラケット2の対向部と、建屋側レールブラケット4の対向部との間に、皿ばね3a,3bを配置してレール支持装置を構成したが、この実施の形態では皿ばね3a,3bの配置を変更している。
レール1側に固定されたレール側レールブラケット2は、その対向部を建物7側に固定された建屋側レールブラケット4の対向部に近接して、またはほぼ接触して配置されている。レール側レールブラケット2と建屋側レールブラケット4の各対向部には、ボルト8の外径よりも大きな内径を有する大穴12a,12bがそれぞれ形成されている。レール側レールブラケット2の上面側には、図2の場合と同様に互いの中央突出部を付き合わせた一対の皿ばね3a,3bが配置され、さらに上方部にワッシャ10が配置されている。
ボルト8はワッシャ10の上方側から挿入され、ワッシャ10の中心部に形成された孔と、皿ばね3a,3bの中心部に形成した貫通孔と、レール側レールブラケット2の対向部に形成した大穴12aと、建屋側レールブラケット4の対向部に形成した大穴12bと、建屋側レールブラケット4の下面側に配置したワッシャ10の中心部に形成された孔とに挿入され、ボルト8の下端側にはナット9が締め付けられている。
皿ばね3a,3bは、レール側レールブラケット2と建屋側レールブラケット4の対向部間ではなく、それらの一方の反対向側、ここではレール側レールブラケット2の反対向側に偏って配置されている。このような配置でも、皿ばね3a,3bのばね力はレール側レールブラケット2および建屋側レールブラケット4間の連結状態を保持するように摩擦力を発生させており、定常状態ではレール側レールブラケット2と、建屋側レールブラケット4と、皿ばね3a,3bとが一体的な構成に保持されている。また、ボルト8は、レール側レールブラケット2および建屋側レールブラケット4の対向部に形成した大穴12a,12b内に存在する遊びの範囲内で前後左右、その他の放射方向に移動可能な遊びある連結構造となっている。
従って、定常状態で、乗りかご5が昇降しても、レール側レールブラケット2および建屋側レールブラケット4と皿ばね3とは一体的な連結関係を保持し、相対的な位置関係がずれることはない。しかし、乗りかご5が急停止したり、地震が発生してより大きな荷重がかかると事態は変化する。
例えば、地震が発生して建物7側が揺れて、皿ばね3a,3bによるレール側レールブラケット2と建屋側レールブラケット4間の摩擦力よりも大きな荷重が加わると、ボルト8が大穴12a,12b内に存在する遊びの範囲内で動かされる。このため、地震によって建屋側レールブラケット4が揺れても、その変位がレール側レールブラケット2側へ伝達されるのが抑制される。従って、レール1の変位の発生や変形、またはレール1の接続部のずれが防止される。
尚、本発明は、レール側レールブラケット2や建屋側レールブラケット4の取り付け構造、形状、また皿ばね3a,3bを配置する位置や枚数など、上述した実施の形態に限らず、必要とされる強度や配置される装置の大きさなどとの兼ね合いを考慮して他の構成を採用することもできる。
以上説明したように本発明のエレベータ装置は、レール支持装置としては、レール側レールブラケット2と建屋側レールブラケット4とを摩擦力によって相対的に位置保持する皿ばね3a,3bと、地震発生時における建屋側レールブラケット4の摩擦力に打ち勝った変位を遊びの範囲内で許すことによって建物7側からレール1側へ伝達されるのを抑制する遊びある連結構造とを設けたことを特徴とする。
このような構成によれば、定常状態では、乗りかご5が昇降しても、皿ばね3a,3bによる摩擦力によって、レール側レールブラケット2および建屋側レールブラケット4と皿ばね3a,3bの位置がずれることはない。一方、地震発生時には、建物7が大きく振動して建物7側からレール1に過度な荷重がかかると、ボルト8と大穴12a,12bによる遊びある連結構造が作動し、ボルト8が大穴12a,12b内に存在する遊びの範囲内で動くことになり、この遊びある連結構造内でのボルト8の移動によって、建物7側の変位がレール1側に伝達されるのが抑制される。従って、レール1の変位の発生、レール1の変形、レール1の接続部のずれも一定の範囲内で防止することができ、地震沈静後に改めてレール1の据付位置を確認する作業が必要でなくなる。
また本発明は、上記構成に加えて、皿ばね3a,3bは、複数の前記皿ばねを用いて、その中央突出部を互いに付き合わせて配置したことを特徴とする。
このような構成によれば、皿ばね3a,3bのばね特性の特徴を活用して、通常状態と地震発生時などを区別して変位の伝達を容易に制御することができる。しかも、皿ばね3a,3bは、互いに中央突出部を付き合わせた一対の皿ばねの組合せとすることによって、簡単な構成で、ゴムを使用してレール支持装置を構成した場合のような劣化がなく、小型なレール支持装置とすることができる。
さらに本発明は、上記構成に加えて、遊びある連結構造は、皿ばね3a,3bの中央部に形成した貫通孔に挿入されると共に、レール側レールブラケット2および建屋側レールブラケット4の対向部にそれぞれ形成した大穴12a,12bに挿入したボルト8と、ボルト8に螺合してレール側レールブラケット2および建屋側レールブラケット4への摩擦力を与えるように皿ばね3a,3bを付勢するナット9とを備え、大穴12a,12bは、ボルト8との間に遊びを有する大きさの径として遊びある連結構造を構成したことを特徴とする。
このような構成によれば、皿ばね3a,3bの中心部にボルト8を挿入して保持した構成を生かしながら、レール側レールブラケット2および建屋側レールブラケット4の対向部にそれぞれ形成した大穴12a,12b内にボルト8を挿入して遊びある連結構造を容易に構成することができる。従って、レール支持装置は、構成を簡略化して小型にすることができる。
1 レール
2 レール側レールブラケット
3a,3b 皿ばね
4 建屋側レールブラケット
5 乗りかご
7 建物
8 ボルト
9 ナット
12a,12b 大穴

Claims (3)

  1. 乗りかごと、前記乗りかごを走行方向に案内するレールと、前記レール側に固定したレール側レールブラケットと、建物側に固定した建屋側レールブラケットと、前記レール側レールブラケットと前記建屋側レールブラケット間にレール支持装置とを備えたエレベータ装置において、
    前記レール支持装置は、前記レール側レールブラケットと前記建屋側レールブラケットとを摩擦力によって相対的に位置保持する皿ばねと、地震発生時における前記建屋側レールブラケットの前記摩擦力に打ち勝った変位を遊びの範囲内で許すことによって前記建物側から前記レール側へ伝達されるのを抑制する遊びある連結構造とを設けたことを特徴とするエレベータ装置。
  2. 前記皿ばねは、複数の前記皿ばねを用いて、その中央突出部を互いに付き合わせて配置したことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  3. 前記遊びある連結構造は、前記皿ばねの中央部に形成した貫通孔に挿入されると共に、前記レール側レールブラケットおよび前記建屋側レールブラケットの対向部にそれぞれ形成した大穴に挿入したボルトと、前記ボルトに螺合して前記レール側レールブラケットおよび前記建屋側レールブラケットへの摩擦力を与えるように前記皿ばねを付勢するナットとを備え、前記大穴は、前記ボルトとの間に遊びを有する大きさの径として前記遊びある連結構造を構成したことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
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