JP2022157759A - トリガー式液体噴出器 - Google Patents
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Abstract
Description
この構成によれば、トリガー部を後方に引くと、主シリンダ内に収容されていた液体が貯留シリンダ内に向けて流れる。貯留シリンダ内への液体の流入によって貯留シリンダ内の圧力が高まると、貯留シリンダ内の液体が噴出孔を通じて吐出される。一方、トリガー部から手を離し、トリガー部が前方に復帰すると、容器体内の液体が縦供給筒部内に吸い上げられる。縦供給筒部内に吸い上げられた液体は、主シリンダ内に流入する。
トリガー式液体噴出器では、上述した操作を繰り返すことで、継続的に液体が噴出される。
本開示の一態様に係るトリガー式液体噴出器は、液体を収容する容器体に装着される噴出器本体と、前記噴出器本体の前端部に装着され、液体を前方に向けて噴出する噴出孔が形成されたノズル部材と、を備え、前記噴出器本体は、上下方向に延びる縦供給筒部と、前記縦供給筒部の前方に前方付勢状態で後方に移動可能に設けられたトリガー部を有し、前記トリガー部の後方への移動によって、液体を前記縦供給筒部内から前記噴出孔側に向けて流通させるトリガー機構と、前記縦供給筒部の上方に設けられ、前記トリガー部の後方への移動に伴い前記縦供給筒部内を通過した液体が流入する貯留シリンダと、前記貯留シリンダ内に設けられ、前記貯留シリンダの軸線に沿う軸方向の一方側に向けて付勢された状態で、前記貯留シリンダ内への液体の供給に伴って前記軸方向の他方側に移動可能な貯留プランジャと、を備え、前記貯留プランジャには、前記貯留シリンダの内側空間のうち、前記縦供給筒部内に連通可能な第1空間、及び前記噴出孔に連通可能な第2空間を連通させる連通路が形成され、前記連通路内には、前記第1空間及び前記第2空間の連通及び遮断を切り替える弁部材が設けられている。
本態様によれば、弁部材が軸線に交差する方向に変位する構成に比べ、軸線に交差する方向(例えば、上下方向)でのトリガー式液体噴出器の小型化を図ることができる。
本態様によれば、第2空間と噴出孔とが開放口を通じて直接連通する。これにより、トリガー式液体噴出器の軸方向での小型化を図ることができる。この場合、例えばトリガー式液体噴出器に落下衝撃等が作用した場合において、縦供給筒部と貯留ポンプ部との接続部分を起点にしてトリガー式液体噴出器に作用するモーメントを軽減できる。
図1に示されるように、本実施形態のトリガー式液体噴出器1は、容器体A内に収容される液体を連続噴出可能とするものである。トリガー式液体噴出器1は、噴出器本体10と、ノズル部材11と、カバー13と、を備えている。
なお、トリガー式液体噴出器1の各構成部品は、特に記載がなければ、合成樹脂を用いた成形品とされている。
小径部20a内の上端部には、ボール弁28が設けられている。ボール弁28は、小径部20a内に突出する弁座部20eに上方から接離する。ボール弁28は、小径部20a内において、縦供給筒部20を通じた容器体A内と主ポンプ部23や貯留ポンプ部25との連通及び遮断を切り替える。具体的に、ボール弁28は、弁座部20eから上方に離れた状態において容器体A内から主ポンプ部23や貯留ポンプ部25への縦供給筒部20を通じた液体の流通を許容する。ボール弁28は、弁座部20eに着座した状態において、主ポンプ部23や貯留ポンプ部25から容器体A内への縦供給筒部20を通じた液体の流通を規制する。なお、ボール弁28は、金属や合成樹脂等によって形成されている。
主ポンプ部23は、トリガー部30の牽引操作(後方に引く操作)に応じて容器体A内の液体の貯留及び圧送を行う。主ポンプ部23は、主シリンダ31と、主ピストン32と、連通筒33と、主付勢部材34と、を備えている。
主シリンダ31は、縦供給筒部20のうち小径部20aの前方に設けられている。主シリンダ31は、前方に向けて開口する有底筒状に形成されている。
主ピストン32は、主シリンダ31に対して前後動可能に設けられている。主ピストン32は、後方に開口する有頂筒状に形成されている。主ピストン32は、主シリンダ31に対する前後動に伴い、主シリンダ31の内周面上を摺動する。主シリンダ31内は、主ピストン32の後方への移動に伴い加圧され、主ピストン32の前方への移動に伴い減圧される。
貯留シリンダ51は、軸線O2を前後方向(軸方向)に一致させた状態で、前方に開口する二重筒状に形成されている。具体的に、貯留シリンダ51は、横供給筒部55と、シリンダ本体筒56と、を備えている。
縮径部60は、周壁55aの後端部(周壁55aのうち縦供給筒部20との接続部分よりも後方に位置する部分)を構成する。
拡径部61は、縮径部60の前端から前方に向けて延びている。拡径部61の内径は、縮径部60よりも大きくなっている。
後側摺動部材71は、全体として前後方向の中央部が仕切られた筒状に形成されている。後側摺動部材71は、基筒部81と、弁収容部82と、貫通筒83と、後側リップ部84と、を備えている。
内フランジ部82aは、基筒部81の前部において、基筒部81から第2径方向の内側に向けて張り出している。
囲繞筒82bは、内フランジ部82aにおける第2径方向の内側端縁から後方に向けて延びている。囲繞筒82bは、軸線O2と同軸に配置されている。
仕切底82cは、囲繞筒82bの後端開口部を閉塞している。
受圧部92は、嵌合筒91の前端縁から第2径方向の内側に張り出す環状に形成されている。受圧部92の後面には、基筒部81の前端開口縁が後方から近接又は当接している。
前側リップ部93は、受圧部92から第2径方向の外側に延びている。前側リップ部93の外周縁は、シリンダ本体筒56の内周面に密接している。前側リップ部93は、貯留プランジャ52の前後動に伴い、シリンダ本体筒56の内周面上を前後方向に摺動する。前側摺動部材72のうち、嵌合筒91の外側であって、前側リップ部93の後方に位置する部分には、ガイドリブ97が設けられている。ガイドリブ97は、嵌合筒91の外周面から第2径方向の外側に突出するとともに、前後方向に延びている。ガイドリブ97の外周縁は、シリンダ本体筒56の内周面に近接している。
噴出器本体10において、主シリンダ31と貯留シリンダ51との間に位置する部分には、主シリンダ31と貯留シリンダ51との間を接続するシリンダ上リブ86が設けられている。シリンダ上リブ86は、横供給筒部55の下部から下方に突出するとともに、前後方向に延びている。シリンダ上リブ86の下端縁は、主シリンダ31の上部に連なっている。シリンダ上リブ86の後端縁は、小径部20aに連なっている。
噴出器本体10において、縦供給筒部20と貯留シリンダ51との間に位置する部分には、縦供給筒部20と貯留シリンダ51との間を接続する上リブ88が設けられている。上リブ88は、小径部20aのうち下リブ87よりも上方に位置する部分から後方に向けて突出するとともに、上方に延びている。上リブ88は、側面視において、上方に向かうに従い前後方向の寸法が大きくなる三角形状に形成されている。上リブ88の上端縁は、横供給筒部55の縮径部60に連なっている。
連結環101は、装着筒100の前端縁から第2径方向の内側に張り出している。連結環101における第2径方向の内側端縁は、シリンダ本体筒56よりも第2径方向の内側に位置している。
閉塞部104は、内シール筒103の後端開口縁から第2径方向の内側に張り出している。
ノズルチップ106は、軸線O2と同軸に配置された有頂筒状に形成されている。ノズルチップ106は、ノズル軸105に嵌め込まれている。ノズルチップ106の頂部において、軸線O2上に位置する部分には、噴出孔106aが形成されている。
貯留空間130bは、シリンダ本体筒56の内側空間であって、ノズル部材11と前側摺動部材72とに囲まれた空間である。貯留空間130bはノズル軸105を通じて噴出孔106aに連通可能に構成されている。すなわち、ノズル軸105の後端開口部は、貯留空間130bに向けて開口する開放口105aとして機能する。
下流空間140bは、基筒部81の前端部から突出筒94の内側を通じて通過孔94aに至る空間である。下流空間140bは、貯留空間130bに常時連通している(下流空間140b及び貯留空間130bは同圧力になっている。)。
変形部132は、基筒部81内を固定部131から後方に向けて延びている。変形部132は、前後方向に弾性変形可能に構成されている。
なお、トリガー部30の複数回の操作によって、トリガー式液体噴出器1の各部内に液体が充填され、縦供給筒部20内に液体を吸い上げることができる状態になっているものとする。
この構成によれば、供給空間130a及び貯留空間130bを連通させる連通路140内に弁部材54が設けられていることで、縦供給筒部20に弁部材を設ける場合に比べ、縦供給筒部20の上下方向の寸法を縮小できる。これにより、トリガー式液体噴出器1の上下方向での小型化を図ることができる。
この構成によれば、弁部材54が軸線O2に交差する方向に変位する構成に比べ、軸線O2に交差する方向(上下方向)でのトリガー式液体噴出器1の小型化を図ることができる。
この構成によれば、貯留空間130bと噴出孔106aとが開放口105aを通じて直接連通する。これにより、トリガー式液体噴出器1の前後方向での小型化を図ることができる。この場合、例えばトリガー式液体噴出器1に落下衝撃等が作用した場合において、縦供給筒部20と貯留ポンプ部25との接続部分を起点にしてトリガー式液体噴出器1に作用するモーメントを軽減できる。
本実施形態では、貯留シリンダ51の軸線O2が前後方向に対して交差して配置されている点で上述した第1実施形態と相違している。
図3に示すトリガー式液体噴出器1において、貯留シリンダ200は、シリンダ本体筒200aと、仕切壁200bと、を備えている。
シリンダ本体筒200aの軸線O2は、前方に向かうに従い上方に延びている。シリンダ本体筒200aは、前端部において縦供給筒部20の上端部に接続されている。シリンダ本体筒200aの内側空間において、後側リップ部84及び前側リップ部93に囲まれた部分は、供給空間130aを構成している。
すなわち、軸線O2が前後方向に交差する方向に貯留ポンプ部25を設けることで、軸線O2が前後方向に一致する場合に比べトリガー式液体噴出器1の前後方向での小型化を図ることができる。これにより、ハンドリング性を向上させることができる。
トリガー部30及び主ピストン32を前方に付勢する部材として、コイルばねに代えて、例えば、貯留ポンプ部25を左右方向に挟む両側に設けられ、トリガー部30に連結された一対の樹脂ばね等を採用してもよい。トリガー部30は、前後方向にスライド移動可能であってもよい。
上述した実施形態では、貯留ポンプ部25(貯留シリンダ)の軸線O2が前後方向の成分をもって延びる構成について説明したが、この構成に限られない。
10:噴出器本体
11:ノズル部材
20:縦供給筒部
24:トリガー機構
30:トリガー部
51:貯留シリンダ
52:貯留プランジャ
54:弁部材
95:栓部
105a:開放口
106a:噴出孔
140:連通路
200:貯留シリンダ
A:容器体
O2:軸線
Claims (3)
- 液体を収容する容器体に装着される噴出器本体と、
前記噴出器本体の前端部に装着され、液体を前方に向けて噴出する噴出孔が形成されたノズル部材と、を備え、
前記噴出器本体は、
上下方向に延びる縦供給筒部と、
前記縦供給筒部の前方に前方付勢状態で後方に移動可能に設けられたトリガー部を有し、前記トリガー部の後方への移動によって、液体を前記縦供給筒部内から前記噴出孔側に向けて流通させるトリガー機構と、
前記縦供給筒部の上方に設けられ、前記トリガー部の後方への移動に伴い前記縦供給筒部内を通過した液体が流入する貯留シリンダと、
前記貯留シリンダ内に設けられ、前記貯留シリンダの軸線に沿う軸方向の一方側に向けて付勢された状態で、前記貯留シリンダ内への液体の供給に伴って前記軸方向の他方側に移動可能な貯留プランジャと、を備え、
前記貯留プランジャには、前記貯留シリンダの内側空間のうち、前記縦供給筒部内に連通可能な第1空間、及び前記噴出孔に連通可能な第2空間を連通させる連通路が形成され、
前記連通路内には、前記第1空間及び前記第2空間の連通及び遮断を切り替える弁部材が設けられているトリガー式液体噴出器。 - 前記弁部材は、前記軸方向に変位可能に設けられている請求項1に記載のトリガー式液体噴出器。
- 前記ノズル部材には、前記第2空間に開口する開放口が形成され、
前記貯留プランジャは、前記貯留シリンダ内での前記軸方向の移動に伴い、前記開放口の開口縁に接離することで、前記開放口を通じた前記第2空間と前記噴出孔との連通及び遮断を切り替える栓部を備えている請求項1又は請求項2に記載のトリガー式液体噴出器。
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