JP2022153130A - 棒材供給装置 - Google Patents

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Mitsuhiro Owaki
克幸 桝家
Katsuyuki Masuya
秀幸 鈴木
Hideyuki Suzuki
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Abstract

【課題】相互に並列状態の長尺の棒材群から、確実に1本ずつ分離して所定の移送位置へ供給する棒材供給装置を提供する。【解決手段】水平棒材搬送装置により搬送されてきた複数本の棒材Rは傾斜支持部材16によって支持され、傾斜支持部材16により支持された複数本の棒材Rは、リフタ18の棒材受部18aによってすくい上げられる。リフタ18の棒材受部18aは、ストッパ部材20により、リフタ18の上昇位置における棒材Rを受ける有効長さELがリフタ18の上昇に応じて短くなって棒材Rを1本だけ載置する寸法となる。これにより、リフタ18の上昇途中でリフタ18の棒材受部18aから落下した棒材Rの衝撃によって棒材R同士の絡み合いが解け、リフタ18の上昇位置では1本の棒材Rが棒材受部18aにより支持されるので、相互に並列状態の棒材R群から1本ずつ分離した棒材Rが、確実に所定の移送位置へ供給される。【選択図】図4

Description

本発明は、たとえば結束が解かれて並列状態とされた棒材群から、1本ずつ分離して所定の移送位置へ供給する棒材供給装置に関するものである。
鉄筋や棒鋼等の相互に並列状態の長尺の棒材群から、1本ずつ分離して所定の移送位置へ供給する棒材供給装置が知られている。たとえば、特許文献1および特許文献2に記載された棒材供給装置がそれである。
上記特許文献1および2に記載の棒材供給装置では、下から上へ順に幅が狭くなる複数の棒材受部を同一段差で有する階段形状の送りステップが形成された固定板と、下から上へ順に幅が狭くなる複数の棒材受部を同一段差で有する階段形状の送りステップが形成され、固定板よりも棒材群側にずらして位置する可動板とを、繰り返し相対的に上下駆動させることで、棒材受部で受けられる棒材の本数が上へゆく程減少させられて、1本の棒材が分離されるようになっている。
特開2004-168551号公報 特開2014-159330号公報
ところで、棒材は、たとえば直径が10mmから51mm程度で10m程度の長尺であるため、棒材の絡みが発生しやすく、相互に絡まった棒材のうちの一本を分離しようとすると、その一本の棒材に絡まった他の棒材によりその一本の棒材が引き落とされるため、一本の棒材のみを分離できない場合があった。
本発明は以上の事情を背景としてなされたものであり、その目的とするところは、相互に並列状態の長尺の棒材群から、確実に1本ずつ分離して所定の移送位置へ供給する棒材供給装置を提供することにある。
第1発明の要旨とするところは、(a)棒材の長手方向に交差する方向に並列する複数本の前記棒材から、1本の前記棒材を分離して所定の移送位置へ供給する棒材供給装置であって、(b)前記棒材の長手方向に交差する搬送方向の下流側が低くなるように傾斜し、搬送された複数本の前記棒材を支持する傾斜支持部材と、(c)前記傾斜支持部材により支持された複数本の前記棒材をすくい上げるための所定幅の棒材受部と前記棒材受部の外端を通る円弧状部とが形成され、前記円弧状部が前記傾斜支持部材により支持された前記棒材と摺接する状態で前記円弧状部の曲率中心線まわりに上昇位置と下降位置との間で往復回動させられるリフタと、(d)前記棒材受部に受けられた前記棒材が前記曲率中心線側へ移動することを阻止する位置に固定され、前記リフタの前記上昇位置における前記棒材を受ける前記棒材受部の有効長さが前記リフタの上昇に応じて短くなって前記棒材を1本だけ載置するように、高くなるほど前記傾斜支持部材から離れるように傾斜したストッパ部材と、を含むことにある。
第2発明の要旨とするところは、第1発明において、位置固定に設けられ、前記リフタが前記上昇位置に位置させられたときの前記棒材受部からすべり落ちた前記棒材を受けて前記移送位置側へ案内する前記移送位置側ほど低くなる傾斜台を、含むことにある。
第3発明の要旨とするところは、第2発明において、前記傾斜台とは反対に傾斜した傾斜戻し部が上端部に形成され、前記傾斜戻し部が前記傾斜台の上端部よりも低い位置と高い位置となるように上下駆動される材料戻し板を、含むことにある。
第4発明の要旨とするところは、第1発明から第3発明のいずれか1の発明において、前記ストッパ部材は、前記棒材の径に対応する厚みを有し、前記リフタの前記上昇位置における前記棒材受部の有効長さを決定する複数の板材から選択され、着脱可能に固定されていることにある。
第5発明の要旨とするところは、第1発明から第3発明のいずれか1の発明において、前記ストッパ部材は、下端部を中心に複数段階の回動が可能に設けられ、前記リフタの前記上昇位置における前記棒材受部の有効長さを決定する回動角度に設定されていることにある。
第6発明の要旨とするところは、第2発明において、(a)前記傾斜台上をすべり落ちる前記棒材を止める第1ストッパ部および前記第1ストッパ部により止められた前記棒材を前記第1ストッパ部の上下動作の後で受ける第1傾斜受部が形成された第1段部と、前記第1傾斜受部上をすべり落ちる前記棒材を止める第2ストッパ部および前記第2ストッパ部により止められた前記棒材を前記第2ストッパ部の上下動作の後で受ける第2傾斜受部が形成された第2段部と、前記第2傾斜受部に続いて水平に形成された水平受部と、が形成され、前記第1傾斜受部が前記傾斜台よりも低い下位置と前記傾斜台よりも高い上位置となるように上下駆動される棒材制御板と、(b)前記傾斜台上をすべり落ちる前記棒材を止める第3ストッパ部および前記第3ストッパ部により止められた前記棒材を前記第1ストッパ部の上下動作の後で受ける第3傾斜受部が形成された第3段部と、前記第3傾斜受部上をすべり落ちる棒材を止める第4ストッパ部を含む第4段部とが形成された、位置固定の固定傾斜板と、を含み、(c)前記棒材制御板が前記上位置に位置したときには前記第3傾斜受部が前記第1傾斜受部よりも低く、且つ前記第4ストッパ部の高さが前記第2傾斜受部よりも低くなり、前記棒材制御板が前記下位置に位置したときには前記第3傾斜受部が前記第1傾斜受部よりも高く、且つ前記第4ストッパ部の高さが前記第2傾斜受部よりも高くなることにある。
第7発明の要旨とするところは、第1発明から第6発明のいずれか1の発明において、複数本の前記棒材を前記棒材の長手方向に交差する方向へ水平に搬送し、前記傾斜支持部材へ送り込む水平棒材搬送装置を、含むことにある。
第1発明の棒材供給装置によれば、前記棒材受部に受けられた前記棒材が前記曲率中心線側へ移動することを阻止する位置に固定され、前記リフタの前記上昇位置における前記棒材を受ける前記棒材受部の有効長さが前記リフタの上昇に応じて短くなって前記棒材を1本だけ載置するように、高くなるほど前記傾斜支持部材から離れるように傾斜したストッパ部材と、を含む。これにより、リフタの上昇途中でリフタの棒材受部から落下した棒材の衝撃によって棒材同士の絡み合いが解け、リフタの上昇位置では1本の棒材が棒材受部により支持されるので、相互に並列状態の棒材群から1本ずつ分離した棒材が、確実に所定の移送位置へ供給される。
第2発明の棒材供給装置によれば、位置固定に設けられ、前記リフタが前記上昇位置に位置させられたときの前記棒材受部からすべり落ちた前記棒材を受けて前記移送位置側へ案内する前記移送位置側ほど低くなる傾斜台を、含む。これにより、リフタの棒材受部からすべり落ちた棒材は傾斜台上に受けられて、傾斜台の傾斜により移送位置側へ移動させられる。
第3発明の棒材供給装置によれば、前記傾斜台とは反対に傾斜した傾斜戻し部が上端部に形成され、前記傾斜戻し部が前記傾斜台の上端部よりも低い位置と高い位置となるように上下駆動される材料戻し板を、含む。これにより、傾斜台上に受けられ棒材が、他の棒材との絡みによって、傾斜台の傾斜により移送位置側へ移動させられない場合には、材料戻し板が上昇させられたときに傾斜戻し部の逆傾斜の作用により、傾斜台上に受けられ棒材が傾斜支持部材上へ落下させられる。この落下の衝撃により、棒材相互の絡みが解消される。
第4発明の棒材供給装置によれば、前記ストッパ部材は、前記棒材の径に対応する厚みを有し、前記リフタの前記上昇位置における前記棒材受部の有効長さを決定する複数の板材から選択され、着脱可能に固定されている。棒材の径に応じた厚みを有するストッパ部材が固定されると、リフタの棒材受部のリフタの上昇位置における有効長さが、棒材の径に応じたものとなって、棒材が1本のみ載置されるようになる。これにより、複数種類の径の棒材に対してそれぞれ対応することができる。
第5発明の棒材供給装置によれば、前記ストッパ部材は、下端部を中心に複数段階の回動が可能に設けられ、前記リフタの前記上昇位置における前記棒材受部の有効長さを決定する回動角度に設定されている。前記ストッパ部材が棒材の径に応じた回動角度に設定されて固定されると、リフタの棒材受部のリフタの上昇位置における有効長さが、棒材の径に応じたものとなって、棒材が1本のみ載置されるようになる。これにより、複数種類の径の棒材に対してそれぞれ対応することができる。また、径の異なる棒材に対して、部品交換の手間がかからない利点がある。
第6発明の棒材供給装置によれば、前記傾斜台上をすべり落ちる前記棒材を止める第1ストッパ部および前記第1ストッパ部により止められた前記棒材を前記第1ストッパ部の上下動作の後で受ける第1傾斜受部が形成された第1段部と、前記第1傾斜受部上をすべり落ちる前記棒材を止める第2ストッパ部および前記第2ストッパ部により止められた前記棒材を前記第2ストッパ部の上下動作の後で受ける第2傾斜受部が形成された第2段部と、前記第2傾斜受部に続いて水平に形成された水平受部と、が形成され、前記第1傾斜受部が前記傾斜台よりも低い下位置と前記傾斜台よりも高い上位置となるように上下駆動される棒材制御板と、前記傾斜台上をすべり落ちる前記棒材を止める第3ストッパ部および前記第3ストッパ部により止められた前記棒材を前記第1ストッパ部の上下動作の後で受ける第3傾斜受部が形成された第3段部と、前記第3傾斜受部上をすべり落ちる棒材を止める第4ストッパ部を含む第4段部とが形成された、位置固定の固定傾斜板と、を含み、前記棒材制御板が前記上位置に位置したときには前記第3傾斜受部が前記第1傾斜受部よりも低く、且つ前記第4ストッパ部の高さが前記第2傾斜受部よりも低くなり、前記棒材制御板が前記下位置に位置したときには前記第3傾斜受部が前記第1傾斜受部よりも高く、且つ前記第4ストッパ部の高さが前記第2傾斜受部よりも高くなる。これにより、棒材制御板が上位置であるときには、第1ストッパ部、第2ストッパ部、水平受部により棒材が受けられ、棒材制御板が下位置であるときには、第3ストッパ部、第4ストッパ部により棒材が受けられ、水平受部により受けられていた棒材は、移送位置へ降下させられる。このため、傾斜台上をすべり落ちる棒材が1本ずつ確実に移送位置へ降下させられる。
第7発明の棒材供給装置によれば、前記複数本の棒材を前記棒材の長手方向に交差する方向へ水平に搬送し、前記傾斜支持部材へ送り込む水平棒材搬送装置を、含む。これにより、結束が解かれた複数本の棒材Rを載置して多量の棒材を保管しつつ、棒材を送り出すことができる。
本発明の一実施例の棒材供給装置を示す正面図である。 図1の棒材供給装置を示す平面図である。 図1の棒材供給装置を示す側面図である。 図1の棒材供給装置の正面図であって、棒材搬送装置を除いて示す拡大図である。 図1の棒材供給装置のリフタの作動を説明する図であって、リフタが下降位置にある状態を示す図である。 図1の棒材供給装置のリフタの作動を説明する図であって、リフタが上昇位置にある状態を示す図である。 図1および図4に示される、材料戻し板と、その材料戻し板を上下駆動する戻し板上下駆動装置とを詳しく示す図である。 本発明の他の実施例のストッパ部材を説明する図である。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施例において図は適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比および形状等は必ずしも正確に描かれていない。
図1は、本発明の一実施例の棒材供給装置10を示す正面図である。図2は、棒材搬送装置12を除く棒材供給装置10の平面図、図3は側面図である。図1、図2、図3において、棒材供給装置10は、棒材Rを搬送する棒材搬送装置12を支持する第1機枠(フレーム)14と、傾斜支持部材16、リフタ18、ストッパ部材20、傾斜台22、材料戻し板24、棒材制御板26、固定傾斜板38、移送コンベア30等を支持する第2機枠(フレーム)32とを備えている。第1機枠14および第2機枠32は、棒材Rの長さに対応する幅寸法を備えている。また、第2機枠32において、傾斜支持部材16、リフタ18、ストッパ部材20、傾斜台22、材料戻し板24、棒材制御板26、固定傾斜板38は、棒材Rの長手方向において所定間隔でそれぞれ複数個配設されている。
棒材Rは、鉄筋コンクリート用棒鋼(JISG3112:2020)、棒鋼(JISG0203:2009)、丸鋼、異型棒鋼等であって、例えば炭素鋼などの一般鋼、合金鋼、ステンレス鋼、アルミ合金、銅合金などの金属から成り、直径が10~51mm、長さが10mの程度の長尺の棒材である。棒材Rは、複数本が棒材Rの長手方向に交差する方向に並列して棒材搬送装置12に載置されて搬送される。
図2に示すように、移送コンベア30は、第2機枠32の側縁部において水平な回転中心線まわりに回転可能に支持された複数個の水平ローラ30aと、第2機枠32に回転可能に立設され、水平ローラ30aから外れないように棒材Rを案内する複数個のガイドローラ30bとを備えている。移送コンベア30は、図示しない棒材切断装置へ棒材Rを棒材Rの長手方向にすなわち棒材Rの縦方向に搬送し、図示しないスイング式棒材切断装置、スライド式棒材切断装置等の棒材加工装置へ棒材Rの一端から供給する。移送コンベア30の複数の水平ローラ30aの頂上を結ぶ面が、棒材Rの移送位置すなわち図3に示す移送面Fである。
図1に示すように、棒材搬送装置12は、水平面内に回転中心線を有する複数対のスプロケット12aと、複数対のスプロケット12aにそれぞれ巻き掛けられた搬送チェーン12bと、搬送チェーン12bのうちの上側を水平に支持するチェーンレール12cと、一対のスプロケット12aのうちの搬送方向A1の下流側に位置する駆動側のスプロケット12aを駆動チェーン12dを介して回転駆動する減速機付電動機12eとを備える水平棒材搬送装置である。棒材搬送装置12は、たとえば結束バンドが外されてばらけた相互に並列状態の長尺の複数本の棒材Rを棒材Rの長手方向に交差する搬送方向A1(図1の左方向)へ水平に搬送する。
傾斜支持部材16は、搬送方向A1の下流側の一端が低くなるように傾斜した状態で第2機枠32に設けられ、棒材搬送装置12により搬送された複数本の棒材Rを受けて下流側の一端上において複数本の棒材Rを滞留させる。
図4は、棒材供給装置10の正面図であって、棒材搬送装置12を除いて示す拡大図である。リフタ18には、傾斜支持部材16により支持された複数本の棒材Rをすくい上げるための所定幅の棒材受部18aと、棒材受部18aの外端を通る円弧状部18bと、アーム部18cとが一体に形成されている。リフタ18は、円弧状部18bが傾斜支持部材16により支持された棒材Rと摺接する状態で円弧状部18bの曲率中心線C1まわりに上昇位置と図4に示す下降位置との間で周期的に往復回動させられる。アーム部18cの基端部は曲率中心線C1まわりに回転可能に第2機枠32に支持された回動軸18dに固定されており、回動軸18dは、回動駆動シリンダ18eによって曲率中心線C1まわりに上昇位置と下降位置との間で往復駆動される駆動アーム18fが連結されている。
図5に示すように、リフタ18が下降位置にあるときは、リフタ18のアーム部18cは水平であるが、棒材受部18aは外周側に向かうほど低くなるように傾斜している。しかし、図6に示すように、リフタ18が上昇位置にあるときは、棒材受部18aは外周側に向かうほど高くなるように傾斜しており、棒材受部18aにすくい上げられた1本の棒材Rがストッパ部材20の上端を超えて、移送コンベア30側へ転動させられるように、棒材受部18aの有効長さELが、1本の棒材Rが載置されるように設定されている。棒材受部18aの有効長さELとは、リフタ18が上昇位置にあるときに、棒材受部18aの長さのうち、ストッパ部材20から棒材搬送装置12側へ突き出した部分の長さである。
ストッパ部材20は、棒材受部18aにすくい上げられた棒材Rと摺接して棒材が曲率中心線C1側へ落下しないように、高くなるほど傾斜支持部材16から離れるように傾斜した状態で、図示しないねじにより第2機枠32に着脱可能に固定されている。また、ストッパ部材20は、リフタ18の上昇位置における棒材受部18aの棒材Rを受ける有効長さELがリフタ18の上昇に応じて短くなって棒材Rを1本だけ載置させるように、高くなるほど傾斜支持部材16から離れるように傾斜した状態で、棒材Rの径に応じた厚みT1を備えている。すなわち、ストッパ部材20は、棒材Rの径の種類に対応する厚みT1を備えた複数種類のものが用意されている。
図5に示すリフタ18の下降位置において、棒材受部18aにすくい上げられた複数本の棒材Rのうち、リフタ18が図6に示す上昇位置に到達する過程では、ストッパ部材20に摺接する1本の棒材Rを除く残りの棒材R、或いは全部の棒材Rが棒材受部18aから傾斜支持部材16上に落下させられる。この落下の衝撃により、棒材Rの相互の絡まりがあった場合には、その絡まりが好適に解消される。全部の棒材Rが棒材受部18aから落下させられる場合は、ストッパ部材20に摺接する1本の棒材Rも他の棒材Rに絡まっている場合である。
傾斜台22は、リフタ18が上昇位置に位置させられたときに、ストッパ部材20の上端を超えて棒材受部18aから移送コンベア30側へすべり落ちた棒材Rを受けて前記移送位置側すなわち移送コンベア30側へ案内するために、移送コンベア30側(移送位置側)ほど低くなるように、第2機枠32に位置固定に設けられている。
図4及び図7に示すように、材料戻し板24は、傾斜台22の上端部において、傾斜台22とは反対に傾斜した傾斜戻し部24aが上端に形成され、第2機枠32に固定された戻し板上下駆動装置25により、傾斜戻し部24aが傾斜台22の上端部よりも低い位置と高い位置とにそれぞれ位置するように上下駆動されるようになっている。図4の実線で示される材料戻し板24は、高い位置を示し、図4の破線で示される材料戻し板24は低い位置を示している。
戻し板上下駆動装置25は、材料戻し板24の下端部に固定された上下部材25aと、上下部材25aに上端部が連結されて一対の上下ブッシュ25bにより上下方向に案内される一対の上下ロッド25cと、上下部材25aを上下方向に駆動する上下シリンダ25dとを備えている。戻し板上下駆動装置25により、材料戻し板24は、リフタ18が下降位置へ移動しようとしたときは上方へ駆動され、上昇位置へ移動しようとしたときには下方へ駆動される。これにより、材料戻し板24は、リフタ18が下降位置へ移動しようとしても傾斜台22の上端部に1本の棒材Rが残っている場合は、その1本の棒材Rは絡まりによって移送コンベア30側へすべり落ちないので、その1本の棒材Rを傾斜支持部材16上に落下させて絡まりを解消するようにする。
図2、図3に詳しく示すように、第2機枠32には、移送コンベア30の長手方向に平行な方向に配設された複数の棒材制御板26が互いに平行な水平な回動中心線まわりに回動可能に設けられている。棒材制御板26には、固定アーム26aがそれぞれ設けられており、それら固定アーム26aの先端は連結部材26bによって相互に連結されている。連結部材26bは、シリンダ34を含む棒材制御板駆動装置36によって長手方向に往復駆動されるようになっており、固定アーム26aを介して連結部材26bに連結されている複数の棒材制御板26は、その上端縁が上昇した上位置と下降した下位置との間で相互に同期して回動駆動されるようになっている。
図4に示すように、棒材制御板26は、第1段部27と、第2段部28と、第2段部28の第2傾斜受部28bに続いて水平に形成された水平受部29とを備えている。第1段部27には、傾斜台22上をすべり落ちる棒材Rを止める第1ストッパ部27a、および第1ストッパ部27aにより止められた棒材Rを棒材制御板26の上下動作すなわち第1ストッパ部27aの上下動作の後で受ける第1傾斜受部27bが、形成されている。第2段部28には、第1傾斜受部27b上をすべり落ちる棒材Rを止める第2ストッパ部28a、および第2ストッパ部28aにより止められた棒材Rを棒材制御板26の上下動作すなわち第2ストッパ部28aの上下動作の後で受ける第2傾斜受部28bが、形成されている。水平受部29は、棒材制御板26が下位置とされた状態では、移送コンベア30の移送面Fよりも下に位置するように形成されている。
棒材制御板26は、棒材制御板駆動装置36によって、第1段部27の第1傾斜受部27bが傾斜台22よりも低い下位置と、第1傾斜受部27bが第3傾斜受部40bよりも高い上位置との間で、たとえば、移送コンベア30の移送面F上に棒材Rがなくなる毎に往復回動駆動される。図2および図3では、棒材制御板26の下位置が実線で示され、図3では棒材制御板26の上位置が破線で示されている。図1および図4では、棒材制御板26は上位置にある状態を示している。
第2機枠32には、図4に示す固定傾斜板38が固定されている。固定傾斜板38には、第3段部40と、第4段部42とを備えている。第3段部40は、傾斜台22上をすべり落ちる棒材Rを止める第3ストッパ部40aと、第3ストッパ部40aにより止められた棒材Rを第1ストッパ部27aの上下動作の後で受ける第3傾斜受部40bとが形成されている。第4段部42には、棒材制御板26が上位置にあるときには第2傾斜受部28bよりも低い高さを有し、第3傾斜受部40b上をすべり落ちる棒材Rを止める第4ストッパ部42aが形成されている。
棒材制御板26は、以下に説明するように、固定傾斜板38との関連において、その上下動作により棒材Rを1本ずつ移送コンベア30上へ供給する。まず、リフタ18によって傾斜台22上へすくい上げられた棒材Rは、傾斜台22上を転動或いは摺動させられて棒材制御板26の第1ストッパ部27aにより止められる。この状態において棒材制御板26が下位置とされると、棒材Rは更に転動或いは摺動して固定傾斜板38の第3ストッパ部40aに止められる。
次いで、棒材制御板26が上位置とされると、第3ストッパ部40aに止められていた棒材Rは、棒材制御板26が上位置とされるに伴って棒材制御板26の第1傾斜受部27bにより持ち上げられ、さらに第1傾斜受部27bの傾斜によって転動或いは摺動させられ、第2ストッパ部28aに止められる。
棒材制御板26の次の上下動作が開始されて、棒材制御板26が下位置とされると、第2ストッパ部28aに止められた第1傾斜受部27b上の棒材Rは第1傾斜受部27bと共に下降する過程で、固定傾斜板38の第3傾斜受部40bにより受けられるとともに、第3傾斜受部40bに傾斜によって転動或いは摺動させられ、第4ストッパ部42aに止められる。
棒材制御板26が上位置とされると、第4ストッパ部42aに止められた第3傾斜受部40b上の棒材Rは、棒材制御板26の第2傾斜受部28bにより持ち上げられ、第4ストッパ部42aよりも高い第2傾斜受部28bの傾斜によって水平受部29まで転動或いは摺動させられ、水平受部29までに受けられる。
次の棒材制御板26の上下動作において、棒材制御板26が下位置とされると、水平受部29上の棒材Rは、移送コンベア30の移送面F上に載置される。この移送コンベア30による棒材Rの移送が完了するまで、棒材制御板26が下位置に保持される。
上述のように、本実施例の棒材供給装置10によれば、棒材搬送装置12により搬送された複数本の棒材Rは傾斜支持部材16によって支持され、傾斜支持部材16により支持された複数本の棒材Rは、リフタ18の棒材受部18aによってすくい上げられる。リフタ18の棒材受部18aは、ストッパ部材20により、リフタ18の上昇位置における棒材Rを受ける有効長さELがリフタ18の上昇に応じて短くなって棒材Rを1本だけ載置する寸法となる。すなわち、棒材受部18aに受けられた棒材Rが曲率中心線C1側へ移動することを阻止する位置に固定され、棒材受部18aのリフタ18の上昇位置における棒材Rを受ける有効長さELがリフタ18の上昇に応じて短くなって棒材Rを1本だけ載置するように、高くなるほど傾斜支持部材16から離れるように傾斜したストッパ部材20を含む。これにより、リフタ18の上昇途中でリフタ18の棒材受部18aから落下した棒材Rの衝撃によって棒材R同士の絡み合いが解け、リフタ18の上昇位置では1本の棒材Rが棒材受部18aにより支持されるので、相互に並列状態の棒材R群から1本ずつ分離した棒材Rが、確実に所定の移送位置へ供給される。
また、本実施例の棒材供給装置10によれば、リフタ18がその上昇位置に位置させられたときの棒材受部18aからすべり落ちた棒材Rを受けて移送位置側へ案内する、移送位置側ほど低くなる傾斜台22が、位置固定に設けられている。これにより、リフタ18の棒材受部18aからすべり落ちた棒材は傾斜台22上に受けられて、傾斜台22の傾斜により移送位置側へ移動させられる。
また、本実施例の棒材供給装置10によれば、傾斜台22とは反対に逆傾斜した傾斜戻し部24aが上端に形成され、傾斜戻し部24aが傾斜台22の上端部よりも低い位置と高い位置となるように上下駆動される材料戻し板24が、設けられている。これにより、傾斜台22上に受けられた棒材Rが、他の棒材Rとの絡みによって、傾斜台22の傾斜により移送位置側へ移動させられない場合には、材料戻し板24が上昇させられたときに傾斜戻し部24aの逆傾斜の作用により、傾斜台22上に受けられ棒材Rが傾斜支持部材16上へ落下させられる。この落下の衝撃により、棒材Rの相互の絡みが解消される。
また、本実施例の棒材供給装置10によれば、ストッパ部材20は、棒材Rの径に対応する厚みT1を有し、リフタ18の上昇位置における棒材受部18aの有効長さELを決定する複数種類の板材から選択され、着脱可能に固定されたものである。棒材Rの径に応じた厚みT1を有するストッパ部材20が固定されると、リフタ18の棒材受部18aのリフタの上昇位置における有効長さELが、棒材Rの径に応じたものとなって、棒材Rが1本のみ載置されるようになる。これにより、複数種類の径の棒材Rに対してそれぞれ対応することができる。
また、本実施例の棒材供給装置10によれば、(a)傾斜台22上をすべり落ちる棒材Rを止める第1ストッパ部27aおよび第1ストッパ部27aにより止められた棒材Rを第1ストッパ部27aの上下動作の後で受ける第1傾斜受部27bが形成された第1段部27と、第1傾斜受部27b上をすべり落ちる棒材Rを止める第2ストッパ部28aおよび前記第2ストッパ部28aにより止められた棒材Rを第2ストッパ部28aの上下動作の後で受ける第2傾斜受部28bが形成された第2段部28と、第2傾斜受部28bに続いて水平に形成された水平受部29と、が形成され、第1段部27の第1傾斜受部27bが傾斜台22よりも低い位置と高い位置となるように上下駆動される棒材制御板26と、(b)傾斜台22上をすべり落ちる棒材Rを止める第3ストッパ部40aおよび第3ストッパ部40aにより止められた棒材Rを第1ストッパ部27aの上下動作の後で受ける第3傾斜受部40bが形成された第3段部40と、第3傾斜受部40b上をすべり落ちる棒材Rを止める第4ストッパ部42aが生成された第4段部42とが形成された、位置固定の固定傾斜板38を、含み、(c)棒材制御板26が上位置に位置したときには、固定傾斜板38の第3傾斜受部40bは、第1傾斜受部27bよりも低く、第4ストッパ部42aの高さは第2傾斜受部28bよりも低くなり、棒材制御板26が下位置に位置したときには、第3傾斜受部40bは、第1傾斜受部27bよりも高く、第4ストッパ部42aの高さが第2傾斜受部28bよりも高くなる。
これにより、棒材制御板26が上位置であるときには、第1ストッパ部27aにより傾斜台22上をすべり落ちる棒材Rが止められるとともに、前回のサイクルにおいて第1ストッパ部27aに止められていた棒材Rが第2ストッパ部28aにより止められ、前回のサイクルにおいて第2ストッパ部28aに止められていた棒材Rが水平受部29上へ移動させられる。この状態では、棒材Rは、第1ストッパ部27a、第2ストッパ部28a、水平受部29上にある。次に、棒材制御板26が上位置から下位置へ駆動されると、第1ストッパ部27aにより止められていた棒材Rが第3ストッパ部40aにより止められ、第2ストッパ部28aにより止められていた棒材Rが第4ストッパ部42aにより止められるとともに、水平受部29により受けられていた棒材Rが移送コンベア30の水平ローラ30a上の移送位置(移送面F)へ降下させられる。次に、棒材制御板26が下位置から上位置へ駆動されると、第3ストッパ部40a、第4ストッパ部42aにより止められていた棒材Rは、それぞれ、第2ストッパ部28a、水平受部29により受けられる。この棒材制御板26の上下移動により、傾斜台22上をすべり落ちる棒材がR1本ずつ確実に移送位置へ降下させられる。
また、本実施例の棒材供給装置10によれば、複数本の棒材Rを棒材Rの長手方向に交差する方向へ水平に搬送し、傾斜支持部材16へ送り込む棒材搬送装置12を、含む。これにより、結束が解かれた複数本の棒材Rを載置して多量の棒材Rを保管しつつ、棒材Rを必要に応じて送り出すことができる。
図8は、厚みT1の異なる複数種類のストッパ部材20に替えて、1種類のストッパ部材44を用いる例を示している。ストッパ部材44は、ストッパ部材44の下端部において第2機枠32に位置固定の回動軸46まわりに回動可能に設けられている。また、第2機枠32には、複数の係合凹部48が形成された角度調節部材50が固定されている。そして、ストッパ部材44に回動可能に設けられた基端部と、角度調節部材50の複数の係合凹部48のいずれかに選択的に係合させられる先端部とを有する角度調節リンク52が設けられている。たとえば、角度調節リンク52の先端部が複数の係合凹部48のうちのストッパ部材44側の係合凹部48に係合させられると、ストッパ部材44は、実線に示す位置から2点鎖線に示す位置へ回動位置が変化させられて、リフタ18の棒材受部18aの有効長さELが小さくされるようになっている。
本実施例によれば、ストッパ部材44は、下端部を中心に複数段階の回動が可能に設けられ、リフタ18の上昇位置における棒材受部18aの有効長さELを決定する回動角度θsのいずれかに設定される。これにより、リフタ18の棒材受部18aのリフタ18の上昇位置における有効長さELが、棒材Rの径に応じたものとなるので、複数種類の径の棒材Rに対してそれぞれ対応することができる。また、径の異なる棒材Rに対して、ストッパ部材の部品交換の手間がかからない利点がある。
以上、本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説明したが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、別の態様でも実施され得る。
たとえば、前述の実施例において、棒材制御板26およびそれを駆動する棒材制御板駆動装置36が設けられていたが、必ずしも設けられていなくてもよい。
また、前述の実施例において、搬送チェーン12bを用いて複数本の棒材Rを搬送する水平棒材搬送装置12が設けられていたが、それに替えて、傾斜支持部材16の延長線上に、傾斜式棒材支持装置が設けられてもよい。
また、前述の実施例において、棒材Rを傾斜台22から落下させる材料戻し板24が設けられていたが、棒材Rの絡みが少ない場合には、必ずしも設けられていなくてもよい。
なお、上述したのはあくまでも一実施形態であり、その他一々例示はしないが、本発明は、その主旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づいて種々変更、改良を加えた態様で実施することができる。
10:棒材供給装置
12:棒材搬送装置(水平棒材搬送装置)
16:傾斜支持部材
18:リフタ
18a:棒材受部
18b:円弧状部
20:ストッパ部材
22:傾斜台
24:材料戻し板
24a:傾斜戻し部
26:棒材制御板
27:第1段部
27a:第1ストッパ部
27b:第1傾斜受部
28:第2段部
28a:第2ストッパ部
28b:第2傾斜受部
29:水平受部
38:固定傾斜板
40:第3段部
40a:第3ストッパ部
40b:第3傾斜受部
42:第4段部
42a:第4ストッパ部
44:ストッパ部材
A1:搬送方向
C1:曲率中心線
R:棒材

Claims (7)

  1. 棒材の長手方向に交差する方向に並列する複数本の前記棒材から、1本の前記棒材を分離して所定の移送位置へ供給する棒材供給装置であって、
    前記棒材の長手方向に交差する搬送方向の下流側が低くなるように傾斜し、搬送された複数本の前記棒材を支持する傾斜支持部材と、
    前記傾斜支持部材により支持された複数本の前記棒材をすくい上げるための所定幅の棒材受部と前記棒材受部の外端を通る円弧状部とが形成され、前記円弧状部が前記傾斜支持部材により支持された前記棒材と摺接する状態で前記円弧状部の曲率中心線まわりに上昇位置と下降位置との間で往復回動させられるリフタと、
    前記棒材受部に受けられた前記棒材が前記曲率中心線側へ移動することを阻止する位置に固定され、前記リフタの前記上昇位置における前記棒材を受ける前記棒材受部の有効長さが前記リフタの上昇に応じて短くなって前記棒材を1本だけ載置するように、高くなるほど前記傾斜支持部材から離れるように傾斜したストッパ部材と、を含む
    ことを特徴とする棒材供給装置。
  2. 位置固定に設けられ、前記リフタが前記上昇位置に位置させられたときの前記棒材受部からすべり落ちた前記棒材を受けて前記移送位置側へ案内する前記移送位置側ほど低くなる傾斜台を、含む
    ことを特徴とする請求項1の棒材供給装置。
  3. 前記傾斜台とは反対に傾斜した傾斜戻し部が上端部に形成されて前記傾斜戻し部が前記傾斜台の上端部よりも低い位置と高い位置となるように上下駆動される材料戻し板を含む
    ことを特徴とする請求項2の棒材供給装置。
  4. 前記ストッパ部材は、前記棒材の径に対応する厚みを有し、前記リフタの前記上昇位置における前記棒材受部の有効長さを決定する複数の板材から選択され、着脱可能に固定されている
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1の棒材供給装置。
  5. 前記ストッパ部材は、下端部を中心に複数段階の回動が可能に設けられ、前記リフタの前記上昇位置における前記棒材受部の有効長さを決定する回動角度に設定されている
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1の棒材供給装置。
  6. 前記傾斜台上をすべり落ちる前記棒材を止める第1ストッパ部および前記第1ストッパ部により止められた前記棒材を前記第1ストッパ部の上下動作の後で受ける第1傾斜受部が形成された第1段部と、前記第1傾斜受部上をすべり落ちる前記棒材を止める第2ストッパ部および前記第2ストッパ部により止められた前記棒材を前記第2ストッパ部の上下動作の後で受ける第2傾斜受部が形成された第2段部と、前記第2傾斜受部に続いて水平に形成された水平受部と、が形成され、前記第1傾斜受部が前記傾斜台よりも低い下位置と前記傾斜台よりも高い上位置となるように上下駆動される棒材制御板と、
    前記傾斜台上をすべり落ちる前記棒材を止める第3ストッパ部および前記第3ストッパ部により止められた前記棒材を前記第1ストッパ部の上下動作の後で受ける第3傾斜受部が形成された第3段部と、前記第3傾斜受部上をすべり落ちる前記棒材を止める第4ストッパ部を含む第4段部とが形成された、位置固定の固定傾斜板と、を含み、
    前記棒材制御板が前記上位置に位置したときには前記第3傾斜受部が前記第1傾斜受部よりも低く、且つ前記第4ストッパ部の高さが前記第2傾斜受部よりも低くなり、前記棒材制御板が前記下位置に位置したときには前記第3傾斜受部が前記第1傾斜受部よりも高く、且つ前記第4ストッパ部の高さが前記第2傾斜受部よりも高くなる
    ことを特徴とする請求項2の棒材供給装置。
  7. 複数本の前記棒材を前記棒材の長手方向に交差する方向へ水平に搬送し、前記傾斜支持部材へ送り込む水平棒材搬送装置を、含む
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1の棒材供給装置。
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